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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】


[906]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2021/04/05(月) 20:50:54 ID:???
理性と獣性のせめぎ合い。それがアモロの本質だ。そして本質的に彼は戦いを好んでいない。
強さの引き出しを無理に開けてしまえばそれこそ戦いに取り憑かれたバーサーカーを生む事になる。
故に荒業を積み心を鍛えているのだろう。
人間は脆い。楽な方へ流れたがる生き物だ。
アモロが暴力…獣性を肯定してしまえば、個人としては強力になれるだろう。だが、一人の人間としては弱くなる。
心の強さあっての強さがアモロの強さだ。
自分のように生活の為に人間を殺す事は彼には出来ない。

桃白白「世界一の殺し屋を相手にここまでやり合う男もそうはいないぞ。」
桃白白は大の字になったアモロに水を分ける。
アモロ「ありがとうございます…」
くい、と水を飲む彼を見て桃白白は弟弟子である天津飯達を思い出していた。
桃白白「(こやつの心根はまっすぐだ。天津飯のようにな。)」
今は袂を分かれたとはいえ、桃白白は弟弟子を可愛いと思う事に変わりは無い。
ピッコロ「次はミスターポポとの修行だな。」
悟飯「ありがとうございました、桃白白さん。」
約束のお金を受け取り、桃白白は彼らを見送った。

久々に弟弟子と会いたい、と寂寥さを感じながら神殿へと向かう彼らを見送る。

アモロ「こ、怖えー…落ちたら死ぬな…」
悟飯の背中にしがみつくアモロ。
悟飯「気のコントロールさえ出来ていたら死にはしませんよ、物凄く痛いだけで。」
ゾッとするような事をさらっと言う悟飯にアモロは背筋を冷やしたのであった。


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