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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[942]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2021/05/03(月) 22:58:02 ID:???
二人が火花を飛ばす間、ヨールカが部屋へと来た。
ヨールカ「あなた達…何してるの…」
アナマリア「泥棒と…戦ってた…」
サシャ「失礼…」
ヨールカはそう、と言うと顔にクリームを塗りぺしぺしと頬を叩く。
サシャ「それは…?」
ヨールカ「ソルスキアに…貰った。彼の故郷の会社のクリーム…」
日焼けなどで肌のケアはこまめにしろ、と言われたのだ。
同じ物をたっぷり買い込み、ヨールカの棚の一角を独占している。
彼女の部屋は爽やかな北欧スタイル。壁紙などにも拘り家具にも拘っている。
ハルファス「騒がしい…早く寝て…」
ハルファスもまた活性炭を顔に塗っている。
アナマリア「ハルファス、それは…?」
ハルファス「ナチュラシベリカのクレンジング…」
ヨールカ「あなたのも…とてもいい香り…」
アナマリア「守伊くんの実家の化粧品…」
ハルファス「ラベンダーの香り…。私のは松の実とか…サジーの成分…」
ヨールカ「私のも…いい香り…」
アナマリア「うん…」
三人で自分の持つ化粧品の話をする三人。そこに取り残されるサシャ。
アナマリア「好きな人の故郷の香り…」
ヨールカ「分かる…」
ハルファス「身に付けてると…何かポカポカする…」
それぞれに思い人は違えど自我が芽生えそれぞれに乙女心を有しているらしい。
サシャ「……」
取り残されしはサシャ。
花の香りのする三人に対し自分がするのはせいぜい汗の匂いだ。
オルランドは別にそうしたものに関心は無くナチュラル好みである。が。
周りがそうしているならば自分もそうしたいのが乙女心だ。
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0ch BBS 2007-01-24