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[5]森崎名無しさん:2024/02/23(金) 19:28:40 ID:???
誰?(書き込み)もしくは 誰?→! morosaki
[6]森崎名無しさん:2024/02/23(金) 19:40:53 ID:???
誰?(書き込み)もしくは 誰?→
アーサー
[7]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 20:52:22 ID:???
誰?→ アーサー
主人公はアーサーに決定
198?年 ?月?日
_とある無人島_
ドシュッ!!
カルロス「ふぅ……これでなんとか今晩の食糧は確保できたな」
粗く先端を尖らせただけの流木の先に一匹の魚を突き刺したままで、
一人の少年が海から砂浜へと上がってくる。
彼の名はカルロス・サンターナ。本来ならこんな寂しい場所でなく、熱狂に沸くスタジアムで
サッカー選手として輝かしい栄光を掴んでいるはずの少年である。
省22
[8]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 20:54:04 ID:???
流木をベースに大型のヤシ科の植物の葉を天井に組み上げて作った簡易的な拠点に戻ってきた彼は留守番をしていた同居人に笑顔を向ける。
アーサー「……」
その視線の先には物言わぬサッカーボールが一つ佇んでいた。
このボールこそがこの物語の主人公を務める「アーサー」。
カルロスの唯一無二の親友にして、彼の生涯の恩人であるただの普通のサッカーボール。
カルロス「待っててくれ、アーサー。今火を焚くからな」
省33
[9]森崎名無しさん:2024/02/23(金) 21:07:17 ID:???
E 大変だ!海岸にサルサノが流れ着いてきた!なんか気絶しているようだけど……
[10]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 21:28:48 ID:???
E 大変だ!海岸にサルサノが流れ着いてきた!なんか気絶しているようだけど……
ゴゴゴゴッッッザッバーン!!!
カルロス「うおぉ!?凄い大波だな…………うん?あれは人か?!」
沖で嵐でも発生したのだろうか?
一際大きな高波が浜辺に打ち付けられ、カルロスが思わずそちらに視線をやると波打ち際に人影らしきものがその目に映った。
慌ててアーサーを小脇を抱えて近づくと、その人影の正体は彼と同じ南米人らしき同世代の少年であった。
サルサノ「…カハッ……ケホッ……」
省19
[11]森崎名無しさん:2024/02/23(金) 21:36:06 ID:???
サルサノの運命→
クラブJ
[12]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 22:10:32 ID:???
サルサノの運命→ クラブJ
クラブ→所詮はサッカーボール。何もしない
アーサーが選んだ答えは……沈黙。
今は自分がしゃしゃり出る場面ではないと考えたのだろうか?
とにかく少年が漂着した件に関してはアーサーを自ら行動を起こすことはなかった。
カルロス「…と、とにかく……火の側まで連れていこう。体温が下がっているかもしれないからな」
未だ意識を取り戻さない少年を肩に担ぐとカルロスは拠点に戻っていった。無論、アーサーをドリブルしながらである。
省4
[13]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 22:12:15 ID:???
サルサノ「……っつぅ…!…………うん?ここは?」
カルロス「起きたか。まずは水を飲むといい」
サルサノ「あ、ありがとう……」
漂着物の計量カップに煮沸した雨水を注ぐと、カルロスは少年に微笑みながら手渡す。
少し困惑しながらも少年はそれを素直に受け取るとちびちびと口をつけた。
サルサノ「あ、あのさ!俺、浜辺でサッカーのトレーニングをしてたはずなんだけど……」
カルロス「そうか、君もサッカー選手なのか…実は俺も……」
省27
[14]絞ってもいないカス:2024/02/23(金) 22:15:38 ID:???
カルロス「ああ、紹介しよう。俺の親友で恩人の頼れるアーサーだ」
快活に笑って手を差し向ける先には薄汚れたサッカーボールが一つ。
へばり付いた海藻と砂が何となく人の笑い顔に見えなくもない。
カルロスの瞳は深淵をたたえるかのように淀んでいた。
SANチェック→! numnum
!とnumnumの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。
0〜10→洞察力に優れたサルサノはカルロスの過去を瞬時に理解した
省12
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0ch BBS 2007-01-24