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1- レス

【挑戦者】キャプテン岬U【岬】


[49]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:05:53 ID:U0/f/Pis
リブタ「いてえよ〜〜〜〜〜!!」
シューマッハ「でええ〜〜〜〜!こ、こっちこないでえ〜〜〜!!
      (なんで!なんでこうなるのぉ〜〜〜!?)」

地響きを上げながらシューマッハ目掛け襲いかかるリブタ。

マリーニョ「わわっ、こっちにくるッ!」
トリノ「バカッ、逃げるな!通行人にヤツが向かったら大惨事だぞ!」
バサレロ「俺達で食い止めるんだ!」
ゴルバテ「ボールだ!思いっきりボールをぶつけて、気をそらさせろ!」

岬「ボッシ、ギャロス、伏せて!」 省22

[50]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:08:26 ID:U0/f/Pis
マリーニョ「な、なにィ!」
トリノ「バカな、ボールがあっさり…!」
バサレロ「ま、まともにボールをくらったのに…!」
ゴルバテ「オレ達の全力が、それも至近距離で…!」


リブタ「俺の肉体は特異体質!髄に衝撃が伝わる前に、脂肪で柔らかく包み込み無力化する!だ〜か〜ら〜〜〜〜〜」


肉にめり込んだボールが弾み返される。投げ出した以上のスピードで投擲者の元へ送り返され、

マリーニョ「あろ!」
トリノ「あわびゅ!」
バサレロ「あべし!」
省10

[51]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:10:58 ID:U0/f/Pis
ゴルバテ「えひゃい!」

3つのボールは主人を打ち上げた後に止まったが、残り1人のボールは
当たり所が悪かったか、斜め空中へと跳ね飛んでしまった。

メラン「いかん、あのままでは!」

ボールの飛ぶ先には大勢の通行客が行きかっている。
あそこにボールがぶちこまれたら、どれだけケガ人が出るかわからない。

岬「(この距離なら、間に合う)とるっ!」

僕は急いで跳躍し、ボールに向かう。

岬「(ひねりを加えて、一回転!)」

バシイッ!
省7

[52]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:13:01 ID:U0/f/Pis
ギャロス「ヒョオ!やるなあミサキ!」
ボッシ「く、空中であんなにも、軽やかに…!」
メラン「(あの動きはムーンサルトか……空中でも身軽に、正確な動きができるとはな)」
岬「(よし、うまい具合にチームメイトと監督にアピールができた。だけど)」

リブタ「よくもこの俺に血を、血を〜〜〜〜〜〜〜〜!」
シューマッハ「ひえ〜〜〜!お、おたすけ〜〜〜〜〜!」

岬「(こっちはちっとも、解決してない!)」
省23

[53]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:18:11 ID:U0/f/Pis
下を見ると先程まで空中にあったリブタの右手は見知らぬ少年によってつかまれ、
そのまま片手一本で巨体が持ち上げられていたのだ。

リブタ「だ、だれだこんなフザけた…」
????「落ち着け……死に急ぐこともあるまい」

なにを。リブタがそう言ったか、言おうとしたときだった。

ギン!

空気全体が突然に張りつめた。
軽薄な気分を許さぬ、獣が戦闘直前に発するであろう闘いの気迫が、あの少年からビンビンと発せられていた。
省13

[54]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:20:07 ID:U0/f/Pis
一睨みでリブタが元通りになった。皆はリブタの変貌を、次に制止した少年を見やる。

背丈は僕よりは高く、リブタを除く他のヨーロッパメンバーと同じくらい。
太々とした眉に彫りの深い顔、何より丸太のように筋肉で隆々としながら
引き締まった肉体が、僕達の目をくぎ付けにさせずにはおかなかった。

コイツは一体誰なのか?皆が思ったこの疑問は、不意の進入者によって明かされることとなった。


?????「ひょ〜ッ!さっすがアルゴス!」




[55]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/11(日) 17:26:51 ID:U0/f/Pis
謎の少年アルゴスと、更に謎な少年が現れたところで、今日はここまでといたします。


さて、キャプつばアニメを見ねば……

[56]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/18(日) 17:08:38 ID:smiBSF32
?????「いきなり飛び出してどうしたかと思ったら、ひとにらみでデカブツを黙らせるなんてよ!
    さすがこのオレが見込んだだけあるぜ!オレたちイベリジュモ(※1)コンビがいればスパルタキアーダ、いただいたも同じよお!」

アルゴスという少年を追いかける形で、もう一人の少年が現れた。今度の少年はアルゴスやリブタはおろか、
僕と比べても小さいように思われた。

岬「(イガグリのように丸い顔と刈り上げた頭…南葛にいた頃の、石崎に似てるな)」
省17

[57]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/18(日) 17:11:00 ID:smiBSF32
シャラーナ「へえ、監督のおっちゃんも知ってんの?」
メラン「スペインから送られた資料からな。
    なんでも二千年前に中国で誕生した、一子相伝の暗殺拳の流れをくむ拳法を修練していると……
    シルクロードを通じてヨーロッパに伝来し、今では末裔が
    ピレネー山脈に隠れ住みながら、拳法の修行に明け暮れている。
    ……書類を見ても信じられなかったが、実在していたとは」

シャラーナ「へええ、マジで?そりゃあ強いワケだ、そうか……ハハハ」
省34

[58]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2024/02/18(日) 17:14:03 ID:smiBSF32
岬「い…いったい、何を?」
アルゴス「ズセツという秘…ツボを押した。正気に戻った後も、今の一瞬の記憶は消えている」



アルゴス「西ベルリンにはどれ位で着く」
スチュワーデス「西ベルリンのテーゲル空港までの飛行時間は1時間50分を予定しております」
アルゴス「そうか。頼みがあるんだが、連れを起こさないであげてくれ、死ぬほど疲れている」

アルゴスは窓際の座席に押し込まれたように座るシャラーナを指して、スチュワーデスに言づけた。
省25


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0ch BBS 2007-01-24