キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【テーマソング】TSUBASA DUNK 8【作りました】

1 :TSUBASA DUNK:2009/01/25(日) 15:21:07 ID:a3V7kV4k
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界を背景に翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。

※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

おかげさまで8スレ目に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。

〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
4月から、海南大付属高校に入学し、バスケ部でレギュラーを目指し猛練習の日々を送っていた。
県大会も近づき、いよいよレギュラーが発表される。果たして、翼はレギュラーになれるのか?

〜番外編のあらすじ〜
舘嶋は麻雀で八崎さんとのサシウマ勝負に勝利し5万円を手にした。しかし、半荘のトップは
黒沢さんにもっていかれた。

そして、凉子は妄想カマキリに負けた。

737 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 13:39:31 ID:nxuf3rAI
>御子柴のパス→  ハートJ +(パス)53=64
>神のパスカット→  ダイヤ10 +(パスカット)50=60
>横島のパスカット→  ハート5 +(パスカット)45+(煩解)10=60
>(攻撃側の数値)64−MAX(守備側の数値)60が≧2→攻撃側のパスが通る!

御子柴(来留間へのパスが警戒されていることくらい分かってらぁ!)

パスのために大きく振りかぶった右腕とボールを、左手を使い顔の横で止める。

神「しまった!」

最初の動きに反応していた神は見事につられ、パスカットのためにジャンプしてしまう。

御子柴(もうひとりいるな)

遠くに横島の姿を確認した御子柴は予定していたコースとは異なるところにパスを出す。

御子柴「来留間、走ってくれ!」

来留間「了解!」

御子柴の意図を理解した来留間が大きく方向転換する。

横島「ゲェッ!バレてる!?(あれは美神さんのケツ、あれは美神さんのケツ……)」

ボールを美神のお尻と思い込むことで、限界を超えた集中力でボールに食らいつこうとするが
さすがに距離が遠すぎた。懸命に跳びついたものの、届かずに床にダイブする。

ズザザー!

横島「あ、熱い!床の摩擦が皮膚を溶かす!!」

738 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 13:40:43 ID:nxuf3rAI
来留間にパスが通ってしまうが、パスコースが変わったことで出来たタイムロスで、なんとか
牧が追いつく。

牧「ここは決めさせん(これを決められたら試合が決まっちまう)」

来留間「いいや、決めさせてもらうよ(牧くんもここが最後の勝負どころって分かってるんだ)」

先着2名で
(攻撃側)
来留間のドリブル→ ! card+(ドリブル)55
(守備側)
牧のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)56+(スロースターター)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(加納がフォロー)(せりあい)(横島がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
来留間のマークがダイヤの時、イールドリブルが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
接触プレーで両方のマークがスペードだった場合、攻撃側の反則になります。

739 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 13:55:17 ID:???
来留間のドリブル→  スペード8 +(ドリブル)55

740 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 13:57:24 ID:???
牧のディフェンス→  クラブA +(ディフェンス)56+(スロースターター)2

741 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:00:59 ID:???
ヲワタ…

742 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:04:29 ID:???
牧は練習より先にお祓いを

743 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:50:45 ID:???
凄くね?これ。どうなってるんだ

744 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 14:54:30 ID:nxuf3rAI
牧関連で4連続クラブAとか……確かにお祓いレベルですねぇ。
***
>来留間のドリブル→  スペード8 +(ドリブル)55=63
>牧のディフェンス→  クラブA +(ディフェンス)56+(スロースターター)2=59
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側が守備側を抜く!

牧(さあ、どこからでもこい!)

来留間の攻め方を観察しようとする牧。

来留間(全てを見透かされそうな、嫌な目をしているね。でも、見ているだけじゃボールは
    取れないよ。さっきもそれで加納にやられそうになったでしょ)

牧の悪い癖。それは相手の出方を窺う時に、一瞬だが膝が固まることである。県大会レベルでは
それが目立つことはないが、来留間や加納といった全国で活躍するプレーヤーが相手だと弱点に
なってしまう。

来留間(キミの弱点は待ち過ぎること。そして、その時に膝が固まることだよ!)

牧の存在を無視するように、来留間はドリブルで突っ切る。駆け引きには滅法強い牧であるが、
実はいきなり仕掛けられることに弱い。並のプレーヤーであれば、駆け引きの強い牧を相手に
頭を悩ませ、牧に主導権を握らせてしまうところであるが、このように何も考えずスピードで
押し切ることが牧を攻略する最良の方法である。それもある程度のレベルが必要ではあるが。

牧「くっ!(こいつも真っ直ぐにきやがった)」

この時、牧は初めて気付く。膝を固めてしまう癖に。

牧(そういうことか。何度も同じように抜かれたことがなかったから気付かなかったが、俺の
  膝にはそんな癖が染みついていたのか)

745 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 14:55:22 ID:nxuf3rAI
あっさりと牧を抜き去った来留間はそのままレイアップシュートを決める。

パシュッ!

来留間(あ〜あ、これで試合は決まっちゃったかな。まあ、十分暴れられたし、いっか)

来留間の予想どおり、あとは常誠の一方的な展開になった。自身の守備に疑問を持ってしまった
牧が調子を悪くしたことで、海南は攻守に渡りリズムを崩す。

そんな中、残り5分で投入された1年生コンビは……

先着1名で
馬場の活躍→ ! card
横島の活躍→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(馬場)カードのマークが
ダイヤ→先輩を引っ張るように活躍する!
ハート→最低限の仕事はしたものの、特に評価されるようなことはなかった。
スペード→何も出来なかった。
クラブ→足を引っ張り、さらに流れを悪くした。
JOKER→大活躍でクレイジーホースの名が常誠の選手たちに覚えられる!

(横島)カードのマークが
ハート→奇跡的に活躍する!
ダイヤ→何も出来なかった。
スペード→何も出来なかった。
クラブ→足を引っ張り、さらに流れを悪くした。
JOKER→哀川に引き続き、来留間にも認められる!

746 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:56:41 ID:???
馬場の活躍→  ダイヤQ

747 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:56:42 ID:???
馬場の活躍→  クラブ10

748 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 14:57:04 ID:???
横島の活躍→  スペード10

749 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 15:48:07 ID:nxuf3rAI
>馬場の活躍→  ダイヤQ →先輩を引っ張るように活躍する!
>横島の活躍→  スペード10 →何も出来なかった。

試合は一方的な展開になっていたが、それでも展開ほど点差が広がらなかったのはディフェンス
リバウンドを馬場が確実にキープしていたからである。

喜多川(ちっ、試合はとっくに決まっているだろうが!)

馬場(僕は僕に出来ることを全力でし続ける。それが何かに繋がっているはずだから!)

高頭(入部してきた時は気が弱くて心配だった馬場だが、精神的にもだいぶ成長したようだ。
   部内戦のチームメイトに恵まれたな)

もう1人の1年生、横島は……

横島(くっそー、何も出来ん!)

来留間(全くの初心者だな。なんでこんなのにユニフォームを着せておくんだろう?)

来留間を相手に何もさせてもらえなかった。そして……

ピーッ!

審判が笛を吹き、試合終了を告げる。

750 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 15:49:00 ID:nxuf3rAI
【練習試合 海南 対 常誠】
海南  牧 横島 神 武藤 馬場 (チーム得点力 100)
常誠  宮崎 来留間 御子柴 関 喜多川 (チーム得点力 102)

流れ 海南 7 : 13 常誠

時間 試合終了

得点 海南 105 − 122 常誠
得点者 牧21 神21 田辺5 翼16 武藤8 小菅13 高砂14 ドルジ2 宮益5

***
整列後、最後にコートにいたメンバーがベンチに戻ってくる。皆、一様に暗い顔をしている。

高頭「そう暗い顔をするな。今日の試合は勝ち負けを意識したものではないんだ。向こうだって
   そのつもりだ。その証拠に、常誠のベンチを見ろ。そんなに喜んでいないだろう?」

高頭監督の言うとおり、試合に勝った常誠ベンチも特に喜んでいるようには見えない。

高頭「今日の試合は収穫があった。今後の課題が色々見えたんだ、それでいいじゃないか」

常誠の選手たちがベンチ周りの片づけを終え、更衣室に戻るまで高頭監督から慰めのような
言葉がかけられ続けたが、部員たちは気のない返事をするのが精一杯だった。

牧(俺は……なんのために個別行動をしてきたんだ。これじゃ、ただの大馬鹿野郎だ!)

神(もう、誰にも負けないって決めたのに……手も足も出なかった)

武藤(俺が翼の代わりに出るまでは同点だったんだ。それなのに……)

高頭(こいつは重症だ。県大会までに立ち直ってくれるかのう……)

751 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 15:49:50 ID:nxuf3rAI
着替えを済ませた常誠部員がバスに荷物を入れたあと、出発までの短い時間で両校の部員たちは
会話をしていた。翼は面識のあった三溝や宮崎、永田、杉といっしょにいた。

永田「後半の10分間はすごい活躍だったじゃないの。正直、コート上で一番目立ってたわよ」

いつの間にかオカマ言葉(?)に戻った永田が気になり、杉に小声で尋ねる。

翼「(ヒソヒソ)いつの間に性格が戻ったの?」

杉「(ヒソヒソ)クシャミすると戻るんだわ。汗が冷えたおかげで更衣室の中でしてくれたんだ」

永田「ねえ、聞いてるの?」

翼「ああ、聞いてるよ。ありがとう」

宮崎「確かにすごかったな。あの加納さんと来留間さんを立て続けに抜いちまったんだからよ」

三溝「そのあとのダンクもすごかったよ。俺より10cmも小さいとは思えないほど豪快だった」

翼「みんなだって上手くなってたじゃないか。俺もびっくりしたよ」

杉「俺は出てないけどな」

一同「ぷっ、……ははは」

杉「いや、そこは笑うところじゃないから」

一同「あははは」

杉「ちぇっ、覚えてろよ」

752 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 15:50:31 ID:nxuf3rAI
その輪に入ってくる人物がいた。常誠の……

先着1名で
話に加わってきたのは?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが
ダイヤ→藤田だった
ハート→加納だった
スペード→来留間だった
クラブ→御子柴だった
JOKER→マネージャー?静岡?……さ、さな……!?

753 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 15:51:29 ID:???
またまた自分の首をしめるJOKER用意しとるのう。

話に加わってきたのは?→  クラブ4

754 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/02/18(水) 15:53:33 ID:???
話に加わってきたのは?→  ハートA

755 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 16:05:28 ID:nxuf3rAI
>>753 別スレでJOKERが出たばっかりだから大丈夫かと思って……よかった。

***
>話に加わってきたのは?→  クラブ4
>クラブ→御子柴だった

御子柴「おう。そこの問題児ども、そろそろ出発するからバスに乗れ」

キャプテンの御子柴が後輩たちに声をかける。宮崎たちがバスに乗るために動くと、その輪に
翼がいたことに気付く。

御子柴「お前はPFの……翼って言ったな」

翼「はい。今日はありがとうございました」

御子柴「来留間と加納が残念がってたぜ。もっと戦いたかったってよ」

翼「……」

A 「続きは全国で、必ず」再戦を約束する。
B 「俺はもう勘弁です。あの人たち上手いんだもん」下手に出てみる。
C 「伝えておいてください。首を洗って待ってろ、と」挑発しておく。
D 「バス……出発してますよ」
E その他(自由にお書きください。誰かに同意する時ははっきりと分かるようにお願いします)
先に2票入った選択肢で続行します。投票はageでお願いします。

756 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 16:08:18 ID:INh7XZkk
D

757 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 16:22:41 ID:KGre/iCI
A

758 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 16:35:26 ID:hQ4ochTg
A

759 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 17:11:46 ID:nxuf3rAI
>A 「続きは全国で、必ず」再戦を約束する。

翼「続きは全国で、必ず」

翼は強い意思を込めた声で、御子柴に言った。

御子柴「ああ。俺もお前と全国で戦う時を楽しみにしてるぜ。チームメイトには不安があるが」

翼「海南の本当の力はこんなもんじゃないですよ。次に戦う時を楽しみにしていてください」

御子柴「お前がそう言うなら信じるさ。来留間や加納にもそう伝えておく」

翼「よろしくお願いします」

バスに乗るために背を向けた御子柴だったが、再び翼の方に向き直る。

御子柴「本当に全国に出てこいよ。約束だぜ」

そう言って右手を差し出す。

翼「ええ。次はもっと熱い試合をしましょう」

翼もその手を握り返す。

御子柴「いーや、ウチの圧勝だな」

翼「絶対にさせませんよ。……あはは」

「またな」と言って御子柴はバスに乗った。間もなくバスは発車し、すぐにその姿は見えなく
なった。

牧(あれ、すっかり翼がキャプテンみたいになっていないか!?)

760 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 17:18:02 ID:nxuf3rAI
そして、全ての片付けが終わった後の体育館で、明日から始まる県大会について高頭監督が
話を始めた。

高頭「明日は朝から開会式がある。会場となる体育館で試合がある学校と、我々シード校が
   出席することになる。レギュラーの12人は8時30分に会場に集合するように」

舘嶋を除くレギュラーの11人が返事をする。

高頭「よその学校も来ているからな。喧嘩などしないように」

牧「ところで監督、組合せは決まっているんですよね?そろそろ教えてもらえませんか?」

高頭「そうだな。もったいぶっても仕方ないし……」

そう言ってバインダーから1組の書類を取り出す。

761 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 17:33:34 ID:nxuf3rAI
ここで決勝リーグの対戦チームと、予選トーナメント決勝の相手を決めていただきます。
まずは決勝リーグの相手3校を決めます。

※なお、考えていただくための時間を取るので投票は本日18:00からとさせていただきます。

下記の選択肢のうち、1人につき3校まで選んでもらい、「3票」入ったチームから決定して
いきます。組合せが違っても、それぞれの学校に1票入ります。

(シード校:決勝リーグ以外で戦う可能性がない学校。ここで選ばれないとかませ犬になります)
翔陽 陵南 武里

(普通の強豪:予選リーグ決勝でも戦える学校のうち、この時点で結構強いチーム)
湘北 瑞穂(DEAR BOYS) 葉山崎(I’ll)

(普通の学校:予選リーグ決勝でも戦える学校)
九頭龍(あひるの空) 国府津(I’ll) その他、各バスケ漫画に出てきた学校なら可です

(弱小?:登場するなら何かしらのテコ入れがあるであろう学校)
三浦台

上記の中から1人3つまで選択してください。1〜2校だけ選んだ場合も有効とします。
投票はageでお願いします。なお、携帯等で変換が面倒でしたら平仮名でも構いません。

各順番は第1希望、第2希望、第3希望の順に書いてください。3校目が同時に決まった時は
その投票で希望順位が高い方が選ばれます。また、その時に外れた学校を予選リーグ決勝の
相手とはしません。理由はいくつかありますが、一番大きな理由としてはシード校が選ばれる
可能性があるためです。

質問等があればお書きください。出来るだけ答えさせていただきます。

762 : :2009/02/18(水) 17:35:16 ID:KGre/iCI
翔陽 陵南 湘北

763 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 17:35:36 ID:JgJsAZDw
三浦台 陵南 武里


764 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 17:36:30 ID:???
お手数ですが、投票は18:00からでお願いします。
ルール等をご理解していただくための時間です。ご理解ください。

765 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:16:01 ID:mtNc3WvA
陵南 湘北 翔陽

766 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:17:05 ID:KGre/iCI
翔陽 陵南 湘北


767 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:19:49 ID:MU+l/0G6
湘北 翔陽 陵南 

768 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 18:28:05 ID:nxuf3rAI
>陵南 湘北 翔陽

次に海南が予選トーナメント決勝で戦う相手を選んでもらいます。

(普通の強豪:予選リーグ決勝でも戦える学校のうち、この時点で結構強いチーム)
瑞穂(DEAR BOYS) 葉山崎(I’ll)

(普通の学校:予選リーグ決勝でも戦える学校)
九頭龍(あひるの空) 国府津(I’ll) その他、各バスケ漫画に出てきた学校なら可です

(弱小?:登場するなら何かしらのテコ入れがあるであろう学校)
三浦台

先に「3票」入った選択肢で続行します。投票はageでお願いします。
今回はすぐに投票いただいて大丈夫です。

769 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:33:52 ID:mtNc3WvA
九頭龍 国府津 三浦台 

770 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 18:35:53 ID:???
>>768に明記するのを忘れましたが、予選「トーナメント」決勝なので
1チームを選んでくださいね。お願いしまーす。


771 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:40:49 ID:B+Vr3RDE
瑞穂

772 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:45:15 ID:MU+l/0G6
武里

773 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 18:46:06 ID:JgJsAZDw
三浦台

774 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 19:01:50 ID:lh3mT5Og
三浦台

775 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 19:37:07 ID:B/yL7WWI
瑞穂

776 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 20:04:50 ID:JnfWgayU
三浦台

777 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 20:27:36 ID:nxuf3rAI
>三浦台

次に陵南、湘北、翔陽の予選トーナメント決勝の試合を見るか決めてもらいます。
それぞれについて見る、見ないを選択してもらいます。
なお、1つの試合につき2〜4シーン程度にする予定です。能力が分かる程度の利点があります。
見ると決まった試合については後で、前の選択肢から対戦相手を決めてもらいます。
(湘北の相手は武里で固定、見ない試合はこちらで適当に選びます)

では、まず陵南の予選トーナメント決勝を見ますか?

A 見る
B 見ない
先に2票入った選択肢で続行。sageではカウントできません。

※原作とは異なり(?)同じ会場で順次試合が行われるため、全ての試合を見ることが可能です。
 たぶん、翔陽対湘北の隣で同時に武里の予選トーナメント決勝をやっていたんだと思うんです。
 その後で海南や陵南の試合を行ったと推測。

778 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 20:34:54 ID:B/yL7WWI


779 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 20:36:32 ID:97W4dRAw


780 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 20:47:30 ID:nxuf3rAI
>A 見る

※対戦相手は後で選んでいただきます。

次に湘北の予選トーナメント決勝を見ますか?

A 見る
B 見ない
先に2票入った選択肢で続行。sageではカウントできません。

781 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 20:51:10 ID:MU+l/0G6
A

782 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 20:54:21 ID:97W4dRAw
A

783 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 21:02:42 ID:nxuf3rAI
>A 見る

湘北の対戦相手は武里に決定です。

次に翔陽の予選トーナメント決勝を見ますか?

A 見る
B 見ない
先に2票入った選択肢で続行。sageではカウントできません。

784 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 21:05:58 ID:MU+l/0G6
B

785 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 21:13:24 ID:Ofx69E3s
B

786 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 21:18:05 ID:nxuf3rAI
>B 見ない

それでは、最後に陵南の予選トーナメント決勝の相手を決めてください。

A 瑞穂(DEAR BOYS)
B 葉山崎(I’ll)
C 九頭龍(あひるの空)
D 国府津(I’ll)
E その他、各バスケ漫画に出てきた学校
F A〜Dからカードで決める
先に2票入った選択肢で続行。sageではカウントできません。

787 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 21:23:35 ID:B/yL7WWI


788 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 21:32:03 ID:+/LOOtX6
A

789 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 22:08:20 ID:nxuf3rAI
>A 瑞穂(DEAR BOYS)
陵南の予選トーナメント決勝の相手は瑞穂に決まりました。

***
高頭監督が部員に県大会の組合せ表を見せる。

牧「俺たちAブロックは……あまり面白い相手がいないですね。去年と同じ三浦台あたりが
  順当に来そうですね」

高砂「Bブロックは順当にシードの翔陽が来るだろうな」

武藤「Cブロックには瑞穂がいるぜ。陵南対瑞穂……面白そうじゃねえか」

翼(そうか、この前の借りを返したい瑞穂と中山のいる陵南……どちらかとしか戦えないのか)

小菅「Dブロックは武里で決まりかな?」

神「いや、湘北あたりも面白いと思いますよ。去年までは赤木のワンマンチームだったけど、
  今年は流川も入ったし、俺と同じ年で宮城っていいガードも復帰したらしいですから」

牧「予選の決勝はDからAの順番でやるから、アップの関係でBブロックだけは見られないな」

組合せ表を見ながら、ああでもないこうでもないと言い合っているうちにだいぶ時間が過ぎた。

高頭「今日はここまでだ。早く帰りなさい。明日の開会式に遅れたのでは洒落にならんからな」

居残り練習を禁じられた部員たちは、帰路についた。

思い思いの方角に散っていく部員達の胸には、今日の練習試合の屈辱が深く刻まれていたのだった。

790 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 22:09:00 ID:nxuf3rAI
寮に着いた翼はさっさと風呂に入って寝たかったが、舘嶋に明日の連絡をするよう高頭監督に
言われていたため、寮内に設置されたくすんだピンク色の公衆電話に向かう。10円玉を数枚
入れる。

翼(よく考えたら、俺が自腹を切らされることないんじゃないのか?自宅の奴がかければタダ
  なのに……)

頭の中で悪態をつくが、それでも舘嶋のことが心配でもあったので大人しく番号を押した。

プルルル……ガチャ

コール数回で電話が繋がる。舘嶋の母らしい人物が出たので、部活の仲間であることを告げる。

舘嶋母「ああ、翼くんね。息子がよく話してるわ。ちょっと待ててね」

と言うと電話の向こうからアイネ・クライネ・ナハトムジークが聞こえてくる。どうやら保留に
なったようだ。

翼(俺の話って……どんなこと話してんだよ)

舘嶋母の言葉に何やら照れくさくなる翼。間もなくして電話が再び繋がる。受話器の向こうから
舘嶋の声が聞こえる。

舘嶋「よう……」

バツが悪そうに出る舘嶋に、翼は事務的に明日のことと、今日の練習試合の結果を告げた。

舘嶋「そうか、負けちまったか」

翼「ああ」

791 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 22:09:55 ID:nxuf3rAI
翼「で、今日はいなくなってから何をやってたんだ?」

舘嶋「ああ……」

先着1名で
舘嶋の修行?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが
ダイヤ→クラシックのコンサートを聴いてきた。
ハート→舞台を観てきた。
スペード→ジャズのライブを聴いてきた。
クラブ→公園で風を感じてきた。
JOKER→芸術は爆発だって知ってるか?

792 :森崎名無しさん:2009/02/18(水) 22:10:53 ID:???
舘嶋の修行?→  クラブ4

793 :TSUBASA DUNK:2009/02/18(水) 22:19:59 ID:nxuf3rAI
>舘嶋の修行?→  クラブ4
>クラブ→公園で風を感じてきた。

舘嶋「公園で風を感じてきたよ」

翼「それで?」

舘嶋「いや、それだけだが?あえて言うなら、気持ちがスッキリしたかな」

翼「そ、そうか。それはよかった(駄目だ、こいつ……早く何とかしないと)」

これ以上は話すこともないと電話を切り、翼は大きくため息をついたのだった。

翼(はぁ。明日は開会式、か。他のシード校も来るってことは翔陽の花形さんや武里の今村さん
  なんかも来るんだよな、きっと。……そして、陵南の中山も)

疲れていた翼は風呂から上がると、旧友との再会を楽しみに思う時間もほとんどなく、その晩は
すぐに寝てしまったのだった。

***
今日はここまでです。

794 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/19(木) 01:33:36 ID:???
「公園で風(の鼓動と息吹を)を感じてきた。」にするだけで、
なんか凄い人っぽい感じになる不思議。…失礼。

795 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 11:45:23 ID:QBjoe/DE
>>794 なんとなく格闘家の須○元気を思い出しました(笑)
***
そして日曜日の朝、県内で最も大きな体育館に、いくつものバスケ部員が集まっていた。

翼「おお、結構人がいるな。体育館がこんなに混んでるのを見るのは初めてだ」

馬場「神奈川はバスケ人口が多いからね。これでも県内のバスケ部のほんの一部だよ」

舘嶋「他にもいくつも会場があって、そっちで試合がある学校はここには来ていないからな」

横島「なんだろう、気のせいかな?周りの連中、なんだか俺たちのこと見てないか?」

それは気のせいではなかった。確かに、ロビー内は彼らを囲むように人の輪が出来ており、周囲の
者は無遠慮な視線を横島たちに投げていた。

舘嶋「そりゃあそうさ。俺たちが来ているのは海南のジャージだぜ。ここにいる連中にとって
   昔は憧れの、今では対抗意識の対象だからな。嫌でも目立つさ」

横島「なんだか、場違いな気がしてきた……」

馬場「じ、自信を持ちなよ、横島くん。ぼ、僕たちは実力で海南のレギュラーを勝ち取ったんだ」

そう横島に話しかける馬場の足もまた震えていた。

翼「先輩たちがいないね。まだ来てないのかな?」

??「お前らの先輩や、他のシード校の連中なら上の階にいるぜ」

翼たちを囲んでいた輪から出てきて、声をかける者がいた。

翼「あ……!?」

796 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 11:45:44 ID:QBjoe/DE
先着1名で
そうです、私が変なオジサンです→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが
ダイヤ・ハート→陵南の中山ぁ!
スペード→翔陽の花形さん!
クラブ→武里の昔村さん、だっけ?
JOKER→日に焼けた肌、特徴あるモヒカン、そして裸の上半身に腰ミノ。まさに変なオジサンだ!

797 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 11:54:33 ID:???
そうです、私が変なオジサンです→  ハート5

798 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:50:24 ID:QBjoe/DE
>そうです、私が変なオジサンです→  ハート5
>ダイヤ・ハート→陵南の中山ぁ!

声の方を振り返った翼の前には見知った顔があった。

翼「中山!」

中山「よう」

そう、翼たちに声をかけてきたのは、あの中山だった。小学生時代はチームメイトとして、中学では
県の代表を争ったライバルとして翼のサッカー人生に深くかかわった人物である。そして、現在は
神奈川bRの強豪、陵南のバスケ部員でもある。

中山「シード校の人たちは2階の方のロビーに集まってるぜ。下にいると変な奴らに絡まれることが
   あるからってさ。先輩に言われなかったか?」

翼「全然言ってなかったよ(試合のショックでそれどころじゃなかったんだろうな)」

中山「それよりも、ここにいるってことは……」

翼「ああ、海南のレギュラーに選ばれたぜ。そう言う中山も……」

中山「ああ、陵南のレギュラーさ」

親しげに会話する2人を見て、馬場が翼に尋ねる。

馬場「翼くんの知り合いなの?」

翼「ああ……(必要最低限の情報でいいよな。中山も色々事情がある奴だし)」

チームメイトの3人に中山を、小学校からのサッカー仲間で陵南のバスケ部員と紹介した。

799 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:51:48 ID:QBjoe/DE
中山「……ってことで、よろしくな」

全員と簡単に会話を済ませると、すぐに打ち解けた雰囲気になった。昔から中山は人の輪の中心で
目立つような人物ではなかったが、それでも人を引きつけて離さない、特別な何かを持っていた。

翼(あの変人、森崎とも普通に接してたもんな)

なんとなく針のむしろのように感じていた環境で急に友達が出来たことで、一気に世界が広がり、
居心地がよくなったように、海南の1年生たちは感じていた。しかし、県下bPの海南の部員と、
bRの陵南の部員が仲良く話をしている、そんな光景を面白く思わない者たちもいた。

??「海南と陵南が仲良くなんの相談だ?決勝リーグで八百長でもしようってか?」

翼「!?」

中山「なんですか?」

ちょっかいを出してきた集団のジャージには三浦台と書いてあるのが確認できた。

翼(三浦台……もしかしたら予選トーナメント決勝で戦うかもしれない相手!?)

??「俺は三浦台の村雨ってモンだ。牧に伝えておけ。決勝リーグに行くのは海南じゃねえ。
   俺たち三浦台だってよ」

翼「伝えておきますね……春雨さん(ニコッ)」

村雨「あぁ!?」

翼「あれ、春巻きさん、でしたっけ?(ニコニコ)」

中山「違うぞ、翼。酢豚、さんだ(ニヤッ)」

800 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:53:05 ID:QBjoe/DE
翼「あ〜、そういう顔してますよね、酢豚さん」

酢豚……もとい村雨の顔を見ながら翼も中山の言葉に乗る。

村雨「て、てめえら!」

我慢の限界を迎えた村雨が翼のジャージの襟元を掴みにかかる。

??「やめな!」

その時、翼と村雨の間に割って入った者がいた。金色の髪をリーゼントにまとめた体格のいい
少年だった。背中に大きく「龍球」と書かれたTシャツを着ていた。

??「何をもめてるのか知らねえが、バスケ選手だったら、バスケで勝負をつけろよ」

??「百春、それがそうもいかんぞ。そちらの酢豚さんは今日の1回戦で俺たちと戦う三浦台の
   選手だ。海南と戦うには俺たちが負けなくてはいけないんだ」

百春と呼ばれた少年「千秋……そうか、じゃあコイツらには喧嘩してもらうか」

千秋「怪我でもしてくれれば俺たちの試合が楽になるしな。わっはっは」

村雨「1回戦……そうか、お前ら九頭龍か」

千秋「そのとおり」

百春「ということで、思う存分喧嘩してくれよな」

村雨「……ちっ、しらけちまったぜ。お前ら、行くぞ」

千秋と百春コンビにガンをつけながら、三浦台の選手たちは去っていった。

801 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:20:37 ID:QBjoe/DE
負けじと三浦台のメンバーをにらみ返した後、翼たちの方を向き直り、百春が尋ねる。

百春「おう、大丈夫か?怪我とかしてねえか?」

翼「ええ、どうもありがとうございました」

百春「いい度胸してるぜ。でも、あんまり無茶はするなよ。不要な喧嘩で怪我しちまったら
   馬鹿みたいだからよ」

千秋「それを言うなら、関係ないのに仲裁に入ったお前もだがな」

百春「まあ、俺は頑丈だからよ」

翼「2人は九頭龍高校のバスケ部なんですよね」

百春「そうだ」

翼(なんだっけ、九頭龍高校……どこかで聞いた覚えが)

そこに他の九頭龍のバスケ部員がやってくる。

黒髪リーゼント「いやあ、混雑してるな」

天パのヒゲ「なんだか緊張してきたぜ」

茶髪メガネ「ん?なんだ、百春の知り合いか?」

翼「ああ!!あんたたちは!?」

その3人は以前、Red barnsに併設されたコートで3on3を戦った不良たちだった。

翼(そうか、九頭龍高校バスケ部って言ってたっけ)

802 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:21:55 ID:QBjoe/DE
翼「えっと、ヤスさんとナベさんとチャッキーさんでしたっけ?」

去年の秋にRed barnsで3on3した者です、と付け加える。

ヤス「ああ、あの時の下手くそか」

ナベ「まあ、俺らも人のことは言えないけどな」

チャッキー「だけど、今の俺たちの実力はあの時と比べものにならねえぜ」

不本意な覚えられ方ではあったが、とりあえず思い出してくれたことにほっとする。

千秋「お前ら、この少年が来ているジャージについている学校名が読めるか?」

ヤス「うみ……」

ナベ「みなみ」

チャッキー「うみみなみ、だな!」

百春「海南だ。神奈川県で最も強い高校だよ」

ヤス・ナベ・チャッキー「な、なんだってー!でも、部員ってだけで上手いとは限らんだろ」

千秋「海南のような大所帯は、開会式に出るのはレギュラーだけだ。つまり、この少年は県内
   トップクラスの実力を持っているってことだ」

ヤス「だって、つい数か月前は全くの初心者だったんだぜ」

ナベ「俺たちとほとんど変わらなかったのに」

チャッキー「こいつ、すごいの?」

803 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:22:50 ID:QBjoe/DE
百春「予選トーナメントの決勝まで行けば確かめられるさ」

千秋「そう言うことだ。そのためにも今日の相手、三浦台をやっつけるぞ」

そこでまたひとり九頭龍の部員が話に加わる。

??「千秋くん、早くアップに行きましょうよ!開会式のあと、すぐに僕たちの試合なんですよ」

千秋「おー、いくいく。じゃあ、海南の少年、またな」

百春「顔を洗ってまってろよ」

千秋「馬鹿モン、洗って待つのは首だ」

ヤス・ナベ・チャッキー「またな」

翼「はい、予選トーナメント決勝で」

九頭龍高校のバスケ部員の背中が見えなくなるまで翼は見送った。

馬場「翼くんって顔が広いんだね」

舘嶋「俺たちより知り合いが多いんじゃないのか?」

中山「これ以上、トラブルに巻き込まれるのも嫌だし、さっさと2階に上がろうぜ」

翼「ああ」

海南の4人に中山を加えた集団は、階段を上り、先輩たちの待つ2階のロビーへと向かった。

804 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 18:20:21 ID:QBjoe/DE
2階に上がるとすぐに広いスペースがあり、背もたれのないイスとテーブル、観葉植物などが
あった。そこには海南の先輩たちや、翔陽で世話になった人たち、他に武里の今村といった
翼の知った顔も多かったが、さすがに知らない人間も少なくなかった。とりあえず、自分の
学校の先輩たちに「チューッス」と言いながら会釈をする。

中山「ウチの先輩を紹介してやるから陵南のとこに来いよ。魚住さんや仙道さんを紹介するよ。
   それに南葛中の先輩、池上さんもいるぜ」

翼「そっか、陵南には池上先輩もいるんだよな」

中山の申し出を受けようと考えた翼だったが、もうひとつ挨拶しておきたい学校があった。

翼(あっちにも挨拶しておいた方がいいよな……)

A やっぱり翔陽には挨拶しておきたい
B 陵南の人に挨拶しておくか。初めてだし
C 武里の……なんとかさんに挨拶しておくか。決勝リーグには来られないかもしれないし
D 海南のメンバーといっしょにいよう
先に2票入った選択肢で続行します。投票はageでお願いします。sageではカウントできません。

※間もなく開会式が始まるので、交流できる学校は1つだけです。

805 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:26:27 ID:???
AかBかスゲー迷う・・・

806 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:39:38 ID:6TGU24lM
A

807 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:45:46 ID:eFbp6/rk


808 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:56:31 ID:QBjoe/DE
>A やっぱり翔陽には挨拶しておきたい

翼(やっぱり翔陽には挨拶しておきたい。いや、しなくちゃいけないよな)

高校進学の直前までお世話になった花形たち翔陽のメンバーに挨拶をするため、中山の申し出を
断り、ひとり翔陽の輪に入っていく。

翼「こんちわっす。その節はお世話になりました」

翼に気付き、花形が真っ先に言葉を返す。

花形「おう、翼じゃないか。久しぶりだな。ここにいるってことは……」

翼「はい、なんとか海南のレギュラーになれました」

その言葉に翔陽の部員たちが驚愕の声を上げる。

高野「マジかよ!お前、この間まで本当に素人同然だったじゃないかよ」

伊藤「そっか、努力したんだねえ」

長谷川「だが、努力だけで初心者が海南のレギュラーを勝ち取れるとは思えん。やはり、何か
    光る物があったんだろう(花形もそれに気付いていたからあんなにこだわったのか?)」

藤真「まあ、何にしてもよくここまで上がってきたね」

花形「覚えているな。お前も海南もこの大会で徹底的に叩くと言ったことを」

翼「はい。……望むところです。だけど、俺も決して負けませんよ」

花形「ああ、それも聞いたさ」

809 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:57:54 ID:QBjoe/DE
花形がいつになく好戦的な視線を送る。翼も負けじと睨み返す。

花形「ふっ。覚悟は出来ているって顔だな。安心したぜ。これで俺たちに気を使って本気を
   出せないなんて、つまらないことにはならなそうだな」

急に柔らかくなる花形の顔に、翼は拍子抜けする。

翼「え?」

花形「前にも言ったが、お前がどこの高校に行こうが、俺たちには関係ないさ。ただ、お前が
   海南のレギュラーだというなら、お互いに全力でいいゲームがしたい。そして、勝ちたい。
   それだけさ」

翼「花形さん……」

藤真(よく言うよ。本当は誰よりも翼の翔陽入りを望んでいたくせに)

花形「決勝リーグでお前に会うのを、翔陽レギュラー全員で楽しみにしてるぜ」

そう言うと、昨日の御子柴と同じように右手を差し出す。翼もその手を握り返す。

翼「俺も皆さんと試合できるのを楽しみにしています。ところで、レギュラー全員って言うけど
  永野さんは?」

姿の見えない永野のことが気になった翼は思い切ってきいてみる。

花形「ああ。永野は自主練している。スタメンを落とされた今、開会式に出ている暇などないと」

翼「えっ!?永野さんがスタメン落ち……」

810 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:58:47 ID:QBjoe/DE
花形「そういうことだ。あそこで武里の奴と話しているのが新しいフォワードのスタメンの
   塔矢だ。2年だが、実力は確かだぜ」

翼「塔矢さんですか」

そんな翼を海南の1年生部員たちは驚きながら見ていた。

馬場「(ヒソヒソ)今度は翔陽の選手たちと話してるよ!」

舘嶋「(ヒソヒソ)あれって、藤真さんと花形さんだろ!?なんで、翼と話してんの!?」

横島「(ヒソヒソ)なんで、あんなに顔が広いんだよ!?バスケやってたお前らよりすごいぞ」

馬場「(ヒソヒソ)分からないよ。分からないけど……」

舘嶋「(ヒソヒソ)翼がスタメンを奪ったのはマグレじゃないってことだろう」

馬場「(ヒソヒソ)たぶん、バスケを始めてから色々なことをやってきたんだろうね」

一同(俺たちなんて雰囲気に呑まれて肩身の狭い思いをしているのに……)

そして、間もなく開会式が始まるというアナウンスが流れる。

牧「よし、行くか」

海南一同「おう!」

811 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:00:02 ID:QBjoe/DE
退屈な開会式が終わると、陵南の部員たちは急いで会場を後にした。事前に中山に聞いていた
話によると、同じグループの瑞穂の試合が別の会場で行われるのを見に行くらしい。

翼(瑞穂か……もう一度戦いたいけど、陵南とも戦いたいんだよなぁ)

しばらく頭を抱えていたが、いくら悩んでもどうしようもないと気付く。

翼(そうだ。当たったチームと全力で戦うことが今の俺に出来るたったひとつのことだ)

開き直って、観戦席からコートを見つめる。コートでは先ほどトラブルを起こしそうになった
三浦台と九頭龍が試合前のアップを行っていた。これが大会のオープニングゲームになるらしい。

村雨(海南が見てやがる……今日は『秘密兵器』は使わないようにしておきたいな)

翼はコート上の異常に気付く。

翼「三浦台は選手の数が足りないですね。10人しかいない……でも、補欠もいるし部員が
  足りないって訳でもなさそうですね」

小菅「俺の聞いた話だと、なにやら『秘密兵器』って呼ばれてる選手がいるらしい。それを
   隠してるんじゃないか?」

武藤「あっちの九頭龍の方は本当に部員が足りないみたいだけどな。8人か……」

田辺「でも、あの選手は背が高いですね。2m近くありそう」

馬場「あれは僕と同じ学年の茂吉くんです。ウチの学年ではトップレベルの選手でした」

812 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:01:25 ID:QBjoe/DE
神「あのアフロは俺と同じ学年で、PGとしてはやはりトップレベルだと思います。金髪の奴が
  双子の弟だったと思うんですが、試合にはほとんど出てなかったですね」

武藤「じゃあ、それなりにいい選手はいるってことか」

牧「だが、このコートで一番いい動きをしているのは九頭龍のあのコーンロウの奴だな」

蛭川「あれは夏目くん、1年生ですね」

いつの間にか合流していたマネージャー蛭川が牧に応える。

翼「あれ、蛭川!?(存在をしばらく忘れていたよ)あいつのこと、知ってるの?」

蛭川「へへ、みんなが部内戦に夢中の間に、僕なりに各学校のデータを集めていたんだよ」

牧「その夏目って奴が九頭龍のエースだな」

蛭川「はい。中でも外でも活躍できるユーティリティー・プレーヤーです。鋭いドライブと
   幅広いシュートレンジは守る方に大きな負担となりますね」

牧「翼、舘嶋。お前たちのライバルになるかもな。よく見ておけよ」

翼・舘嶋「はい」

813 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:02:20 ID:QBjoe/DE
舘嶋「蛭川、あの小さい奴も選手なのか?誰かの弟とかじゃなくて……」

蛭川「うん。彼は車谷くん。背は低いけど、それを武器にしたドリブルと、驚異的な確率を
   誇る3Pシュートの持ち主だよ。ナメてかかったら痛い目見るかもね」

舘嶋「へえ。150cmくらいしかないんじゃないか」

なんとなく九頭龍を応援するような雰囲気で海南がまとまったところで試合が始まる。九頭龍の
ジャンパーは先ほど百春と呼ばれていた金髪のリーゼントだった。

蛭川「彼は花園百春。キャプテンですね。ジャンプ力がすごいです」

蛭川のデータどおり、まるで重力を無視するようにジャンプすると、三浦台のセンターを全く
寄せ付けずボールを弾く。そして、そのボールはアフロの千秋がキープする。

蛭川「PGの花園千秋。神さんの話にあったとおり、百春とは双子の兄弟です」

千秋がドリブルで数歩進んだところで三浦台のディフェンスがつく。

千秋「夏目!」

前方を走っていたSFの夏目の方を向きながら、しかし、ボールを持つ手は体の後ろをとおり
真横にいた車谷へのパスが出される。

蛭川「千秋さんはああ言ったトリッキーなパスが持ち味ですね」

パスを受けた車谷が落ち着いて3Pシュートを決める。

814 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:04:08 ID:???
>>813
宮益が舘嶋にカンカンなようです

815 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:22:32 ID:QBjoe/DE
>>813
宮益は試合が始まる前にとトイレに行っていたようです。だからこそ、言えた発言でしょうね。
体育会系の上下関係は厳しいから……

***
これで勢いに乗った九頭龍は効果的に得点を重ねる。前半9分で24−8とトリプルスコアを
つけていた。ここで堪らず三浦台のベンチが動く。1分後、頭をタオルで隠した背の高い選手が
2人、どこからかベンチにやってくる。そして、前半10分、CとSGの交代が告げられる。

??「ケッ、28−8だってヨ」

??「まあ、そう言うな。彼らもクズなりに頑張ったんだ」

??「チームメイトを『クズ』呼ばわりとは、ヒデェ奴だぜ。ケケケ」

??「どうせ彼らには分からんよ、我々の『英語』はな」

頭のタオルを取った2人の姿に会場がざわめく。

武藤「外人!?」

そう、2人は白人だった。スキンヘッドで長身の男と、やや癖のある髪をした男。

村雨「頼むぞ、スペック、ドリアン!」

スペック「アイアイサー。任せろよ、キャプテン村雨」

ドリアン「まあ、これくらいの相手なら楽勝だろう」

今度は日本語で答える。

816 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:26:06 ID:QBjoe/DE
試合が再開すると、すぐにドリアンにパスが出される。

千秋「フォローするぞ、空坊!」

車谷「よろしくお願いします、千秋くん!」

得体の知れない外国人選手に、まずはダブルチームをかけて様子を見ようとする九頭龍メンバー。

ドリアン(君たちは私に敗北を教えてくれるかい?いや、望むまい……)

先着2名で
(攻撃側)
ドリアンのドリブル→ ! card+(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4
(守備側)
車谷のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)45
千秋のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)48
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(村雨がフォロー)(せりあい)(夏目がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
接触プレーで両方のマークがスペードだった場合、攻撃側の反則になります。

***
ちなみにスペックとドリアンはもしも高校生だったらくらいのイメージで書いているので基本的に
ツッコミはなしでお願いします。しゃべり方とかもかなり適当なので。

817 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:27:05 ID:???
ドリアンのドリブル→  ハート9 +(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4

818 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:28:12 ID:???
死刑囚?すげえマイルド
車谷のディフェンス→  クラブ10 +(ディフェンス)45

819 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:28:25 ID:???
車谷のディフェンス→  ダイヤ8 +(ディフェンス)45

820 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:28:39 ID:???
千秋のディフェンス→  ハート4 +(ディフェンス)48


821 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:28:40 ID:???
千秋のディフェンス→  スペードJ +(ディフェンス)48

822 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:46:13 ID:QBjoe/DE
>>818
昨日の今日で追加するのに適したキャラが思いつくはずもなく、知ってるアメリカ人キャラを
適当に入れてみました。うん?アメリカ人……だよな。さすがにこれ以上強くするとバランスが
おかしくなるので、かな〜りマイルドです。
***
>ドリアンのドリブル→  ハート9 +(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4=57
>車谷のディフェンス→  クラブ10 +(ディフェンス)45=55
>千秋のディフェンス→  ハート4 +(ディフェンス)48=52
>(攻撃側の数値)57−MAX(守備側の数値)55が≧2→攻撃側が守備側を抜く!

ドリアン(ここに本当のバスケットボールはない……こんな球遊びに本気を出すまでもないサ)

車谷と千秋の間を歩きながらドリブルで抜けようとするドリアン。

車谷「千秋くん、僕たちナメられてません!?(ムカッ)」

千秋「ああ、こいつはナメてるぞ(ムカッ)」

ドリアン「きなさい、黄色いおサルさん」

ボールを突いていない方の手の人差し指を曲げ伸ばしして、「カモーン」とジェスチャーする。

車谷・千秋「ウキャ−!」

頭に血が上ったまま突っ込んだ2人をドリアンは冷静にかわすと、そのままゴール下にボールを
投げ入れる。かなり適当に。

スペック「オイオイ、だいぶ根性の悪いパスじゃねえか」

しかし、スペックは簡単にセンターの茂吉をかわし、高い位置でボールを受け取るとそのまま
ゴールにねじ込もうとする。

823 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:48:28 ID:QBjoe/DE
千秋「百春!アリウープなんてナメた真似させるな!」

百春「当たり前だ!」

PFの百春がブロックに向かう。

スペック「ムダなあがきだゼ」

先着2名で
(攻撃側)
スペックのシュート→ ! card+(シュート)54
(守備側)
百春のブロック→ ! card+(ブロック)50
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧0→シュートがブロックを越える(今回は無条件でゴールします)
=−1→こぼれ球になりせりあいに
≦−2→守備側がブロックに成功

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
接触プレーで両方のマークがスペードだった場合、攻撃側の反則になります。
スペック、ドリアンが反則を行った時、受けた相手は高確率で怪我をします。

***
ここまで。今日は判定もあまりなく、書きたいことをダラダラと書かせてもらいました。
三浦台が本当に選ばれると思ってはいなかったので色々と焦った……。

824 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:49:08 ID:???
スペックのシュート→  ハートA +(シュート)54

825 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 20:49:26 ID:???
百春のブロック→  クラブ10 +(ブロック)50


826 :森崎名無しさん:2009/02/19(木) 21:02:13 ID:???
m9

827 :TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 21:03:38 ID:???
おーい、スペックぅ!!
カードの神様はいつも意地悪だ!書き手に都合のいい展開には決してさせてくれない。
三浦台、本当に勝てるのかな……

828 :森崎名無しさん:2009/02/20(金) 00:44:30 ID:???
大口叩きはの法則が…!

829 :森崎名無しさん:2009/02/20(金) 01:04:15 ID:???
あと補強はの法則も…!

830 :森崎名無しさん:2009/02/20(金) 07:50:35 ID:???
勝てないなら勝てないでいいと思う

831 :TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 10:41:50 ID:njW+kKJY
>スペックのシュート→  ハートA +(シュート)54=55
>百春のブロック→  クラブ10 +(ブロック)50=60
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がブロックに成功

百春「おらァ!」

スペック「なにィ!?」

ドリアン(オイオイ、スペック……朝飯が足りなかったのかい?)

空中でパスを受け、そのままダンクに向かうスペックの手から、百春は強引にボールを奪い取る。

茂吉(さすが百春先輩。跳躍力とパワーでは敵わないな。でも、僕は僕に出来ることをするんだ)

百春が弾いたボールはセンターの茂吉が拾い、三浦台の宮本(PF)をかわして前線にパスを送る。
そこに走り込んでいたのは牧が九頭龍のエースと評価した夏目である。しかし、三浦台のキャプテン、
村雨も追いついていた。

村雨「これ以上、お前にやらせるかァ!」

「これ以上」と村雨が言うとおり、ここまでの九頭龍の得点のほとんどをこの夏目が稼いでいた。
その夏目のマークは村雨であり、そのことが村雨のプライドをひどく傷つけていた。

夏目「何べんやれば分かるんじゃ。アンタじゃワシを止められん」

村雨「(この……1年ボウズの分際で!)今度こそ止める!」

832 :TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 10:42:26 ID:njW+kKJY
先着2名で
(攻撃側)
夏目のドリブル→ ! card+(ドリブル)50
(守備側)
村雨のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)47
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(車谷がフォロー)(せりあい)(ドリアンがフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
接触プレーで両方のマークがスペードだった場合、攻撃側の反則になります。

833 :森崎名無しさん:2009/02/21(土) 10:44:10 ID:???
夏目のドリブル→  ハート7 +(ドリブル)50

834 :森崎名無しさん:2009/02/21(土) 10:47:25 ID:???
村雨のディフェンス→  ハート6 +(ディフェンス)47

835 :TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 11:59:46 ID:njW+kKJY
>夏目のドリブル→  ハート7 +(ドリブル)50=57
>村雨のディフェンス→  ハート6 +(ディフェンス)47=53
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側が守備側を抜く!

ヒュッ!

村雨「ぐっ!(なんて速さだ……まるで突風だ!)」

夏目は最小限の動きと持ち前のスピードで村雨をかわす。そのままゴール下までドリブルで進み、
レイアップシュートを決める。

夏目(へっ。高校の試合、去年の神奈川ベスト8って言ってもレベルはこんなモンか)

順調に得点を重ねる九頭龍高校バスケ部だったが、まだ目に見えないところで少しずつ歯車が
狂ってきていることに気付いている者は少なかった。そして、三浦台では2人の外国人選手が
怪しく目を輝かせていた。

ドリアン「あいつがエースだな……」

スペック「ああ、間違いないゼ」

村雨「お前ら、いったい何を……」

スペック「いやぁ、ちょっとマークをキツクしなくちゃなって言ってただけサ。ケケケッ」

村雨「まさか、変なことを考えているんじゃないだろうな!ぐっ!?」

村雨の首をドリアンが掴む。人差し指だけ曲げられ、ノドボトケのすぐ下に軽く触れられている。

ドリアン「大きな声を出すな。ビックリするじゃないか。何も企んでいないから安心しな」

836 :TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 12:00:45 ID:njW+kKJY
九頭龍に起こりつつあるトラブルに、千秋は気付いていた。そしてセンターの茂吉に声をかける。

千秋「モキチ。体力は大丈夫か?」

茂吉「ええ、まだなんとか」

1つ目のトラブル要因。それは茂吉のスタミナ不足である。2m近い身長と高い技術で活躍する
彼だが、極端にスタミナが少ない。当初の予定では、前半10分までに交代するはずだったが
三浦台の選手交代を受け、引っ込める機会を失う。

千秋「相手の外人は百春がマッチアップしてくれるが、その分、ゴール下の守りが手薄になる。
   今、お前を代える訳にはいかんのだ。さすがにヤスでは不安だからな」

茂吉「ええ、分かってます。このいい流れを崩したくないし。もう少し、頑張れます」

千秋「うむ、頼んだぞ」

この交代の遅れが後々大きく響いてくるのだが、それを分かっていながらもなお、千秋は交代を
選択できなかった。

千秋(たぶん、大丈夫だろう……)

安易な希望的観測に判断を委ねてしまった。いや、初めて公式戦を経験する若いチームが勢いを
殺さないためには、それに委ねるしかなかったのだ。

再び、三浦台ボールで試合が始まる。ボールを持つドリアンに今度は車谷がひとりでつく。

ドリアン「OH!ベイビーちゃん、どこから紛れ込んだんデスカ?早く幼稚園に帰りナサーイ」

車谷「高校生です!」

837 :TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 12:01:13 ID:njW+kKJY
先着2名で
(攻撃側)
ドリアンのドリブル→ ! card+(ドリブル)52
(守備側)
車谷のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)45
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(村雨がフォロー)(せりあい)(夏目がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
奇数の時は攻撃側の反則になります。

***
反則が多く、テンポが悪くなりがちなので反則の判定を変更しました。
しばらくこれで様子を見ます。

ひとまずここまでです。

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0ch BBS 2007-01-24