キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ん…】森崎が幻想入り 7話目【間違えたかしら?】

1 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/17(火) 21:21:48 ID:X8NcZxOA
このスレは3番煎じな東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
森崎くんを主人公にROMしている人が選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
筆者が登場人物のキャラを把握しきれていない可能性がありますので、
森崎やその他キャラのキャラブレイクがお嫌いな方は視聴は自己責任でお願いします。
あ、あと他の人の選択肢にも文句とかは言わないようにお願いしますね。
私への批判、意見は大歓迎です。あとスレでの雑談も。

【あらすじ】
いきなり幻想郷に召喚された「サッカーで幻想郷を救ってくれ」とメリーに頼まれる。
これを承諾した森崎は元の世界の友人である中山・中里と共に幻想郷の危機を救うべく奮闘する。
でも危機がなんなのかとか具体的にどうすれば良いのかとかあんまり知らない。
幻想郷に来て最初の大会、決勝戦でルナダイアルズを3-1で下して優勝を飾ったがんばりフォーレスツ。
輝夜の出した条件をクリアした今、いよいよ中山の足が治るのか……? という所まで話は進んでいます。


540 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:04:06 ID:???
まあこれで全メンバーが決まるわけでもないし気楽に考えて良いんでは

541 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 00:13:08 ID:1kFDBRRQ
A 扱いやすさ重視で

森崎「別にトッププレイヤーでなくても良いから、出来れば扱いやすいほうが良いな」

レティ「扱いやすい人ね……(確かに、前のチームにもアリス以外にはトッププレイヤーと呼ばれる選手は居なかったし。
    彼なりのスタイルなのかしら?)」

蓮子「確かに、幻想郷の住人は皆一癖も二癖もあるからね。その選択が正解かもしれないわ」

そういって、蓮子も何事かを考え始める。どうやら、心当たりのある選手を探しているらしい。

咲夜「(……まさか、本当に秘密の育成術でもあるのかしら)」

-------------------------------------------------------------------------

フォーレスツメンバーの情報網→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

ダイヤ→蓮子「あの生真面目な庭師なんてどうかしら?」 半霊の庭師の情報を獲得
ハート→レティ「チルノとよく一緒に遊んでる子なんだけど……」 蛍の妖怪の情報を獲得
スペード→咲夜「そういえば、よく屋敷の近くを野良妖怪が飛んでたわね」 闇の妖怪の情報を獲得
クラブ→全員、特に誰も思いつかなかった……。

542 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:14:14 ID:???
フォーレスツメンバーの情報網→ クラブ9
本気を出せばこんなもんよ

543 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:18:41 ID:???
これは入団希望者を募っていいレベル

544 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:19:44 ID:???
なんかこの展開、最初のスレとすごく重なるんですが

545 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 00:20:04 ID:???
今日はここまで。いやぁ、幻想郷には扱いやすいキャラが居なさすぎる。
そして引きがまた。これは自分の足で探せってことですね!
イベントは、とりあえず中山が帰ってくるあたりから動き出すんじゃないかなぁと。

546 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:21:33 ID:???
乙でしたー
MFなら扱いやすい妖精はいるかもしれない

547 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:31:13 ID:???
乙でした
人里に来るキャラとか空気扱いだったメイドロボとか探せば色々見つかるかもね

548 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 00:49:34 ID:???
また名無し加えて覚醒狙えばいいじゃない

それか早苗さん

549 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 17:08:20 ID:???
勧誘じゃなくて募集ってのもいいな
とりあえず名は売ってるんだし名無しの子やちょっとした選手なら来てくれそうだ

550 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 19:07:46 ID:???
ルーミアくればコンビプレイも可能だろうか

551 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:18:57 ID:???
もう一度あのダイスの魔女を勧誘に行くしかないなw

552 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 22:41:29 ID:1kFDBRRQ
フォーレスツメンバーの情報網→ クラブ9
クラブ→全員、特に誰も思いつかなかった……。

蓮子「……居ないわね。いくら考えても性格に問題があるヤツしか思い浮かばないわ」

レティ「(チルノ……はDFだからダメね)やっぱり私も思いつかないわ」

咲夜「私もよ。フリーの選手っていうのがそもそも珍しいし」

ひとしきり悩んだ後に三人が出した答えは、『幻想郷に扱いやすくてフリーな選手など居ない』ということだった。

森崎「(役に立たねぇな……というか、俺が勧誘とかに行っている間、こいつらは一体何してるんだ……?)」

メリー「個性的な人ばかりだからね。やっぱりある程度は目を瞑るしかないんじゃないかしら?」

それまで輪の外に居たメリーがおずおずと発言する。

蓮子「ま、まぁとりあえず食べちゃいましょうよ! お腹空くと良い考えも浮かばないだろうし……ね?」

一瞬、食卓を暗い空気が覆うが、蓮子が無理やり明るく振舞ってその場を凌ぐ。

勧誘の話はこれきりになったものの、結局食事が終わるまで微妙な雰囲気は拭い去れないのであった……。


553 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 22:42:07 ID:1kFDBRRQ
〜午前中フェイズ〜
〜メリーの家の前〜

森崎「(結局、特に情報はナシか。昨日は成果があがらなかったし、今日こそは何とかしたいもんだが……)」

今後のチームのことを考えながら、森崎はゆっくりと歩き出した。

A スタジアムに行ってみよう
B 博麗神社にでも行くか
C 買い物にでも行こうかな
D 永遠亭に行ってみようかな
E 練習しよう。グラウンドへ
F 紅魔館にでも行ってみるか
G 登山だ! 妖怪の山へ
H 一旦、家に戻る
I  適当にふらつく。(ランダムで何処かに辿り着く・行ける所が増えるかも)
J その他。(することを併記してください。なお、知らない場所には行けません)

*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*22:47:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。
*22:47:00になってから、投票を行ってください。なお、22:47:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」
*つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。
*なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。

554 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:45:02 ID:???
チームメート募集の貼り紙を作る

555 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:46:03 ID:???
新聞に広告を出せないか聞いてみる

556 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:48:13 ID:grMNZfGg
J>>555

557 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:49:13 ID:z1VNuDQY
J
>>555

558 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:49:14 ID:???
E 練習しよう。グラウンドへ
ミスティア誘って

559 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:49:39 ID:Lk7vNXU6
ミス
E

560 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 22:54:07 ID:zVaAdzws
J>>555

561 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:24:20 ID:???
メイドは・・・メイドはダメなのか

562 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 23:38:55 ID:1kFDBRRQ
>新聞に広告を出せないか聞いてみる

森崎「(……そういや、この世界って新聞あるんだよなぁ)」

歩き出した森崎だが、蓮子が新聞を読んでいたことを思い出し、ふと足を止める。

森崎「(俺が直接勧誘に行くのも良いが、新聞に広告を出したらもっと手っ取り早く集まるかもしれん。考える価値はあるな)」

そこまで考えた森崎は、出かけるのをひとまず後にして、メリーの家へと戻るのであった。

………
……


蓮子「……新聞に広告? なるほど、確かにそんな手もあるわね」

森崎から話を聞いた蓮子は、感心した、というようにぽんと手を打った。

メリー「まぁ、確かに悪くは無いと思うけれど……幻想郷の新聞って、アレでしょ?」

横で話を聞いていたメリーが不安そうに首をかしげる。


563 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 23:39:25 ID:1kFDBRRQ
横で話を聞いていたメリーが不安そうに首をかしげる。

森崎「何だ、アレって」

蓮子「あー……えっとね、幻想郷の新聞っていうのは、その殆どは天狗が発行してるのよ。
   その中でも一番メジャーなのが『文々。(ぶんぶんまる)新聞』って言うんだけど。
   それを発行してる奴が、中々一筋縄では行かないというか……ほら、前の大会で審判やってた娘よ」

森崎「そういえばそんな奴も居たような……?」

森崎も、対戦相手ならともかく審判の事など真剣に見ていたわけではない。

確か、姿かたちだけならそこそこ可愛い娘だった気がするのだが……

森崎「(……アレも妖怪だったのか。てっきり人間だと思ってたぜ)」

蓮子「サッカーの速報を載せてるお陰でそこそこの数の購読者は居るけど、それでも幻想郷の全員が呼んでるわけじゃないし、
   さっきも言ったとおり、書いてる奴が曲者だから何を要求されるかわかったものじゃないわよ。……それでも行くの?」

蓮子がやや真剣な表情で森崎に問う。

森崎「(うーん……良くわからんが、その新聞記者って奴はあんまり好かれてないのか?
    しかし、やっぱり新聞の宣伝力は魅力的だし……)」

A 行く
B 行かない

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

564 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:40:55 ID:z1VNuDQY
A

565 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:41:06 ID:C7CfLmGs


566 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:46:24 ID:n035E4OM
A

567 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/23(月) 23:55:57 ID:1kFDBRRQ
A 行く

森崎「まぁ、とりあえず行くだけ行ってみるぜ。……で、その新聞記者は何処に居るんだ?」

蓮子「なんとなくそう言うと思ったわ。……名前は射命丸文(しゃめいまる あや)、住んでるのは妖怪の山よ。
   人間だけで行ったら下手をすれば死にかねないから、できれば戦える人と一緒に行った方が良いわね」

やれやれ、といった感じで蓮子は新聞記者の名前と、所在地を告げる。

森崎「サンキュ、助かるぜ」

短く礼を告げる森崎。実は昨日、一人で山に登っていたりするのであるが、流石に今日それをすると皆に心配されるだろう。

そう考えた森崎は、家に居るメンバーで戦えそうな人物を順番に思い浮かべた。

森崎「(ウチで戦えそうなのは、咲夜と……レティとミスティアも妖怪だし、多分戦えるよな。この三人ぐらいか)」

A 咲夜を誘っていく
B レティを誘っていく
C ミスティアを誘っていく
D 敢えて蓮子を誘っていく
E 敢えてメリーを誘っていく
F 敢えて一人で行く

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

568 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:56:36 ID:z1VNuDQY


569 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:57:02 ID:C7CfLmGs


570 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:57:49 ID:n035E4OM

みすちー強化フラグktkr

571 :森崎名無しさん:2009/03/23(月) 23:58:50 ID:z1VNuDQY
そういえば鳥同士か
Cに…でもここは変更なしなんですよね

572 :森崎名無しさん:2009/03/24(火) 00:01:12 ID:jhVCJYjc
C

573 :森崎名無しさん:2009/03/24(火) 00:01:12 ID:kdEn+aSs


574 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/24(火) 00:11:30 ID:???
今日はここまで。変更は原則無しでお願いします。

規制中で微妙に苦しい中の人です。早く解除されないかなぁ。
他にも最近カード屋に行けなかったり(カードゲームが趣味)、TRPGが出来なかったり(コレも趣味)。
時間を! 誰か私に時間を下さい!

さて、次はいよいよ、方々のスレでウザいと評判の射命丸さんが本格的に登場です。
一体、このスレではどんな活躍を見せてくれるのでしょうか……。

それではまた明日お会いしましょう。次回「風を操る=風評を操るらしい」をお楽しみに。

575 :森崎名無しさん:2009/03/24(火) 00:12:23 ID:???
乙でした!
森崎in幻想郷さんの時間もメイド長のもの!

576 :森崎名無しさん:2009/03/24(火) 00:13:46 ID:???
Vip-TRPGって…知らないですよね

577 :森崎名無しさん:2009/03/24(火) 00:14:34 ID:???
Vip-World TRPGだった

578 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/25(水) 23:13:16 ID:???
>>577
あんまり濃いVipperではないので(好きなゲームのスレを見てるぐらい)知りませんでした。
ぱっと見たところ、ソードワールドとFEAR系を3:1ぐらいの割合で混ぜたような感じですかね?
FEARの現代世界系の派手なゲームも良いですが、やはり王道というのはまた違った素晴らしさがありますね。
・・・いやまぁ、クトゥルフはまた別として。

そういえば、ナイトウィザードはアニメ化されたんでしたっけ?
きっかけは何でも良いので、TRPGの人口が増えてくれれば嬉しいなぁ、と思う中の人でした。

579 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/25(水) 23:13:32 ID:6+bDL3jU
C ミスティアを誘っていく

コンコン、コンコン……

誰を誘うか。悩んだ結果、森崎はとりあえず戦えるメンバーの中では一番仲のいいミスティアを誘う事にした。

というわけで、二階にあるミスティアの部屋へとやって来たのだが……

コンコン、コンコン……

森崎「……」

ドアをノックする。

コンコン、コンコン……

待てども待てども、ミスティアは返事を返さない。段々と、ノックをしている森崎の方が焦れてきてしまった。

森崎「(おかしいな。外出はしてないから部屋に居るはずなんだが……)」

A ドアを開けてみる
B 諦めて別の人を誘う

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

580 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:14:32 ID:VYRHEQ9w
なんかいやな予感
B

581 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:14:37 ID:UVx5oQMM


582 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:16:12 ID:W+BY5DCA
A
いや、ここは進む

583 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:16:52 ID:seQ00ZZI


584 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/25(水) 23:29:38 ID:6+bDL3jU
B 諦めて別の人を誘う

森崎「(……そういえば)」

ドアを開けようとしたところで、森崎ははたと気付いた。

森崎「(確か、あいつは夜型だから午前中は寝てるんだったな)」

……そう。ミスティアは本来夜に活動する妖怪。フォーレスツに加入するに当たって活動時間を微妙にずらしてはいるが、
やはり朝から活動するのは辛いらしく、試合などの特別な用事がある場合を除いて、朝食の後は再び眠りについているのだ。

森崎「(流石に叩き起こすのはのはなぁ。いざというときに不調でしたじゃ困るし。さて……)」

ドアノブから手を放した森崎は、ひとまず別の案を考えることにした。

A 咲夜を誘う
B レティを誘う
C 敢えて蓮子を誘う
D 敢えてレティを誘う
F 敢えて一人で行く
G 妖怪の山行きは後回しにし、午前中は別の行動をする

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

585 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:31:40 ID:VYRHEQ9w
B
分身してるレティに一票!

586 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:31:59 ID:21uCpwGI


587 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:32:29 ID:QU54BgPE
A

588 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:34:21 ID:seQ00ZZI


589 :森崎名無しさん:2009/03/25(水) 23:37:09 ID:UVx5oQMM


590 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/25(水) 23:37:53 ID:???
メリー……マジごめん。

591 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 00:15:11 ID:PeW2exCA
A 咲夜を誘う

咲夜「開いてるわよ」

森崎「……入るぞ」

ガチャリ……

今度は咲夜の部屋へとやってきた森崎。

咲夜はちゃんと起きて部屋に居たらしく、即座に返事が返ってきた。

声の主の咲夜は、ベッドに腰掛けて何やら手元の懐中時計を弄っていたらしい。

咲夜「……何の用かしら?」

森崎が部屋に入るのとほぼ同時に、カチリとその懐中時計の蓋を閉めて顔を上げる。

まだ引っ越しても間もないからか、もしくは咲夜が無頓着なのか、部屋には森崎のそれと同じように必要最低限の物しかなかった。

ちなみに、服装もいつものメイド服である。

森崎「(まぁ、それでも鏡台とかがあるのは女の部屋って感じだが……)」


592 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 00:15:44 ID:PeW2exCA
一通り観察した後、森崎は簡単に事情を話し、着いて来て欲しいと頼んだ。

咲夜「何で私がそんな事を……と言いたい所だけれど、仕方ないからついていってあげるわ」

やれやれ、といった素振りで咲夜はベッドから腰を上げた。

森崎「……助かる(釈然としないが)」

咲夜「一人で行かせて、死なれでもしたらお嬢様に怒られるし。……私としてはどっちでも良いのだけれど」

あくまでレミリアのために、ということを強調する咲夜。

森崎「(……もしかして、結構根に持ってるのか? 昨日は少し態度が柔らかかった気がするんだが、気のせいだろうか)」

内心でこの気位の高いメイドをどう扱って良いのか悩みつつ、森崎は咲夜と共に妖怪の山へと向かうのであった……。


593 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 00:17:24 ID:PeW2exCA
-------------------------------------------------------------------------

森崎と咲夜と妖怪の山→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→目的の烏天狗と遭遇することに成功
ハート・スペード→登山中、剣と盾を持った女の子に出会う。
クラブ→迷った……。
JOKER→???「あら、何処に行くのかしら?」

*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*今日はここまで。進まないことに定評がある森崎が幻想入りスレです。明日は暇なので進むはず。

594 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 00:17:44 ID:???
森崎と咲夜と妖怪の山→ クラブ9

595 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 00:17:52 ID:???
乙でしたー!
森崎と咲夜と妖怪の山→ スペード8

596 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 00:18:40 ID:???
森崎は幸運だけどスカウト運はないほうかも

597 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 04:57:31 ID:???
自力でまともに勧誘できたのってみすちーぐらい?

598 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 18:11:16 ID:???
TRPGか…学生の頃遊びまくったなあ、大人になるとなかなか時間が取れないのと仲間が集まらないぜ
このキャプ森のようなテキストゲーム遊んでる人達はTRPG遊んでる層とやはり被ってるんだろうか

599 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 21:58:08 ID:???
ツンデレまでは行かないが咲夜は意地張ってるだけだよな

600 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 22:49:12 ID:PeW2exCA
森崎と咲夜と妖怪の山→ クラブ9
クラブ→迷った……。

ザッ……ザッ……

森崎「……」

草を掻き分け、落ち葉を踏みしめながら、森崎はどんどん上へと登っていく。

咲夜「……」

そして、そのすぐ後ろに控えるのは十六夜咲夜。

まだあまり打ち解けていないからか、はたまた二人とも無駄話を好まない故か。山に入ってから二人は終始無言であった。

咲夜「……ねぇ」

山に入ってから一時間後。ついに沈黙を破って口を開いたのは咲夜の方であった。

森崎「何だ?」

咲夜「天狗が何処に居るか、知ってるの? さっきから随分サクサクと進んでいるようだけど」


601 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 22:49:26 ID:PeW2exCA
森崎「知ってる訳無いだろ」

後ろを振り向かずに森崎が答える。

咲夜「知らないって……まさか、適当に登ってるだけなの?! ……まぁ、なんとなく迷ってるんじゃないかとは思ってたけど」

驚きと呆れが入り混じった声で咲夜が言う。

咲夜「あのね。……一応言っておくけど、この山には千年を越える妖怪も住んでるのよ。
   そんな場所で迷うっていう事が如何に危険か判ってる? 私がついていても、いつも貴方を守りきれるとは限らないのよ」

どっちでもいい、と言っていた割にはその目は怖いほどに真剣だ。

流石の森崎もこれには少したじろいだ。

森崎「……いや、すまんかった(なんか謝ってばっかりな気がするぞ)」

とりあえず、素直に頭を下げることにした森崎。

一方の咲夜は、憤懣やるかたなしという感じではあったが、とりあえずこの場でこれ以上言っても仕方が無いと判断したのか、
それ以上の追求はしてこなかった。

森崎「あー……それじゃあどうしようか。咲夜は道を知ってるのか?」

とりあえず、咲夜の意見を聞いてみる森崎。


602 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 22:49:41 ID:PeW2exCA
咲夜「え、私……?」

-------------------------------------------------------------------------

森崎と咲夜と妖怪の山→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→「当然、知ってるわよ」
ハート→「大体判るわよ」
スペード→「知るわけないじゃない。とりあえず帰り道だけは覚えているけど」
クラブ→「……ま、まぁ、私も迷ってるんだけどね」

603 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/03/26(木) 22:50:02 ID:???
森崎と咲夜と妖怪の山→ ハートQ

604 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:06:44 ID:???
お、なんか期待できそうだな

605 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 23:41:45 ID:PeW2exCA
ハート→「大体判るわよ」

森崎「本当か?」

咲夜「まぁ、一度来たことがあるからだけれどね。
   もっとも、その時は徒歩じゃなくて空を飛んでいたから、あくまで大まかな位置がわかる程度だけど」

ザッ……

そう言うと、咲夜はするりと横を通り抜け、森崎の前を歩き出した。

咲夜「ついてきて。……あと、背中には十分注意して。私も一応警戒はしておくけど、万に一つっていう事も有り得るから」

森崎「ああ、判った」

そこまで言うと、咲夜はいつも使っているものよりも一回り大振りなナイフを取り出した。

咲夜「(……ふぅ。

ザッ……ザザッ……

ナイフで道無き道を切り開きつつ、咲夜は森崎を先導して歩いていった。


606 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 23:42:21 ID:PeW2exCA

……
………

そして、さらに30分ほど経った頃……

ガサッ……ガサガサッ!!

咲夜「……!」

森崎「な、何だ……?」

前方の茂みが大きく揺れ動いたかというと、勢い良く何者かが飛び出してきた。

???「お前達だな、山に侵入した人間っていうのは!」

叫びながら飛び出してきたのは、森崎と同じか、少し年下ぐらいの外見の少女。

赤い目に銀髪のショートカット。髪だけではなく服も白を基調としており、全体的に真っ白な印象を受ける。

そして、一番目を引くのはなんといってもその両の手に持った刀と盾。

少女の身長からするとやや大きすぎるそれらではあるが、刃渡りが1mを越える凶器というものはそれだけで迫力があった。


607 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/26(木) 23:42:56 ID:PeW2exCA
森崎「(妖怪だよな。人間みたいな外見をしてるが……)」

???「今すぐこの山から出て行くんだ。さもないと……」

チャキ、と躊躇なく右手に持った中国刀を突きつける少女。

重そうなその刀は、とても少女の細腕で扱えるような代物には見えないが、不思議とその動きには全くブレがなかった。

咲夜「……さもないと、どうするのかしら?」

一方の咲夜も、少女から溢れ出す殺気を悠々と受け流しつつ、投擲用のナイフを構える。

そんな二人の様子を、少し後ろで見ていた森崎は……

森崎「(あれ、もしかして俺って場違いか? ……何か出来る事は……)」

A おとなしく後ろに下がって様子を見る
B 自分も戦いに参加する
C とりあえず交渉を試みる
D その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*23:48:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。
*23:48:00になってから、投票を行ってください。なお、23:48:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」
*つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。
*なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。

608 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:45:11 ID:???
D
(一緒にサッカー)やらないか

609 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:49:21 ID:r9MHT9/k
C

610 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:50:29 ID:0hw3oChE
D>>608

611 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:53:33 ID:nl83ZcFI
C

612 :森崎名無しさん:2009/03/26(木) 23:53:37 ID:iD4SvOIk
C

613 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/27(金) 00:04:42 ID:???
今日はここまで。
あれ、進んでなくね……? 時間があっても書くときに悩んだりすると……orz

>>598
そうですねぇ。単発シナはともかく、キャンペーンなんてもう下手したら一生出来ないんじゃないかと思うと、
寂しい気持ちになってきますね。


どうでも良いですが、私は所謂「ツンデレ」よりも、
「ツン……デレてるかな? いや、嫌われてるんじゃね? たまに微妙な反応するんだけど……」ぐらいが一番好きです。

614 :森崎名無しさん:2009/03/27(金) 00:26:31 ID:???
乙でした。
白狼天狗出てるし、千里の道も一歩から。

615 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/28(土) 23:12:04 ID:WfZ/uZDE
C とりあえず交渉を試みる

森崎「(流石に丸腰の俺が乱入したら殺されるだけだ。かといって、咲夜に守られっぱなしってのはなんとなく癪に障る……良し)」

……ザッ!

???「……!」

咲夜「ちょ、森崎?!」

唐突に一歩を踏み出す森崎に咲夜は戸惑い、少女はさらに警戒を深める。

森崎「いや、待ってくれ。俺は戦う気は無い。武器も持ってないしな」

そう言って、森崎は両手を上げてひらひらとさせる。戦意なし、のアピールだ。

???「ふん、どうだか。それに、そっちのメイドはそうでも無さそうだけどね」

少女は全く表情を変えることなく切り返し、さらに剣先で咲夜の方を指す。

咲夜「(当然でしょ……)」

咲夜は少女への警戒をそのままに、どうする気だ、といった風に森崎を見る。

森崎「そりゃ、そんな物騒な物を向けられちゃな。
   とりあえず、俺達は妖怪の縄張りを荒らしに来たわけでも、喧嘩を売りに来た訳でもない。話だけでも聞いてくれないか?」

???「……」

森崎の言葉に、少女はしばし考え込み……


616 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/28(土) 23:12:19 ID:WfZ/uZDE
-------------------------------------------------------------------------

森崎の説得→! card
少女警戒中→! card +(警戒+2)

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

森崎-少女の数値が1以上なら成功、それ以下なら失敗です。
ただし、どちらかのカードがダイヤの場合、本人(射命丸文)が登場します。

617 :森崎名無しさん:2009/03/28(土) 23:13:52 ID:???
森崎の説得→ クラブQ
ト…!

618 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/03/28(土) 23:14:47 ID:???
少女警戒中→ ダイヤ2  +(警戒+2)


619 :森崎名無しさん:2009/03/28(土) 23:19:53 ID:???
最上の結果だね

620 :森崎名無しさん:2009/03/28(土) 23:26:04 ID:???
ここで審判やってたキャラが他のスレで嫌われまくってるキャラだったとは
あの時は全然ウザくなかったのに

621 :森崎名無しさん:2009/03/28(土) 23:49:49 ID:???
本音をズバズバ言うタイプは好かれも嫌われもするもんだしね

622 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/28(土) 23:53:50 ID:???
椛→文は「文さま」で良いんでしたっけ……?
いや、良いも何もよく考えたら公式では一言も喋ってないんですが。

623 :森崎名無しさん:2009/03/28(土) 23:56:19 ID:???
いいと思いますよ

624 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/29(日) 00:41:43 ID:MUDUq7Q2
森崎の説得→ クラブQ
少女警戒中→ ダイヤ2  +(警戒+2)=4
→説得成功。さらに……

???「……判った、話だけは聞いてやろう。ただし、そこのメイドがその凶器を下ろしたらな」

森崎「ああ。……咲夜」

咲夜「……判ったわよ(仮に奇襲されたとしても、この程度の相手なら何とかなるわね)」

仕方なく、といった感じで咲夜がナイフを懐に仕舞う。

それを確認すると、少女の方もそれまで突きつけていた中国刀を下ろした。

森崎「助かるぜ。それで……」

森崎が妖怪の山へ来た理由を話そうとした、まさにその時。

ガサッ……ガサササササッ!

文「あややややや。……椛と紅魔館のメイド長と……フォーレスツのキャプテン?
  これまた珍妙な組み合わせですね。……事件ですか? 事件ですよね!」

なんと、椛と呼ばれた少女の後ろの茂みから、目的の人物……即ち、射命丸文がカメラを構えながら飛び出してきた。


625 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/29(日) 00:42:03 ID:MUDUq7Q2
椛「あ、文さま?!」

少女……椛も、この突然の乱入者には流石に驚いたのか、ビクリと震える。

森崎「(文『さま』って事は……コイツよりは、あの天狗の方が偉いのか?)」

咲夜「丁度良かったじゃない。私達はそこの天狗に用があったのよ」

そう言って、咲夜は文の方を指し示す。

改めて見ると、やはり中々整った顔立ちをしている。

黒髪ショートに黒い瞳。手にはもちろん、天狗のトレードマークである葉団扇。

今日は審判をしていた時とは違って、豪華な飾りのついた頭襟を被り、やけに高い一本歯下駄を履いていた。

森崎「(天狗ってのは山伏の服装をしてるって言うけど……なるほどな)」

咲夜「……今日は随分着飾ってるじゃない?」

文「まぁ、これでも組織に身を置く妖怪ですからね。それ相応の格好はしますよ。
  それにしても、私に用事とはまた珍しい。それはここで出来る話ですか? ……それとも、どこか落ち着いた所へ?
  ……あ、椛が言ったかもしれませんけど、これより上は通行止めですからね。通すわけには行きません」


626 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/29(日) 00:42:44 ID:MUDUq7Q2
紅葉をあしらった結袈裟を手で弄びながら、射命丸が問う。

A 「いや、ここで十分だ」
B 「そうだな、どこか落ち着いた場所に行こうか」
C 「それより、そいつはずっと固まってるけど良いのか?」(椛を指差して)
D その他。何かあればどうぞ

*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*00:48:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。
*00:48:00になってから、投票を行ってください。なお、00:48:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」
*つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。
*なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。

627 :森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:49:05 ID:hE44tM7c


628 :森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:49:53 ID:GHkJBpXI
B

629 :森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:55:01 ID:ZJtaGs16
B

630 :森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:56:47 ID:VcpnM23E
B

631 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/29(日) 23:59:41 ID:???
ヒャッハァ! 今帰宅。訴えたいけど訴える所無いしね! 更新はします

632 :森崎名無しさん:2009/03/30(月) 00:02:34 ID:???
テンション高っ!

633 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/30(月) 00:13:38 ID:d5r88FD6
               _,,..,,_
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       ,. '"´>:'"´:::ヽ、!____」`ヽ.
     ;'  ,.:'´::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
     ,ム /::::::::;'::::/:::::::::/!:::::::::::::::!:::::::::';
      ,:':::::::::;!:::;':::::::メ、_!::::::::::::;ハ::::i:::::i
     ノ::::::::::/ !::!;:イァ'7ハ '、:::/ィ::::ノ;:イ
    (::|ヽ//! L___!! !_ソ ` 〈!、イ'(
 ( (  __」 ト‐' └ァ/ゝ"  、__  ,ムi/
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     ;'´`i‐ァ7";'く{7´ `;i  i
    /!___ソ' / o' .ゝrァ'´!   !
    `ー'´ィく.,__/、   、ム、!  !
   _,,..::'"´::::/:::::::!::`ヽ.,_  〉、__ノ
 //::::::_,.rァ'7''ァー-‐ァ ''"´ ̄ `ヽー,、
 ! !:::::ハ::::!:::トァ'!_,,..,,_i______  _,.ノ!::!ソ
 '、,ハ/ト、'ー'、_ソ、;:::::! /、:;:::: ̄! /::/r'
  V´ヽ.!>.,、__,ノヾr'´`ー'ヽレ':::/ノ
  '       ` 、rrァ'、    ヽこ!
          ハi::r-ハ
          'i:`ー‐イ
           └─‐'

【射命丸 文】(しゃめいまる あや)
所属:疾風文々。
配置:MFかFW
特徴:幻想郷最速(音速以上)を誇るスピードを生かしたドリブル、衝撃波を伴うほど速いシュート。
性格:強い者には礼儀正しく、弱い者には強気。しかし、取材対象には敬意を払う。
概要:烏天狗。天狗社会の中ではそこそこの地位の持ち主。
    「文々。新聞」(ぶんぶんまるしんぶん)という名前の新聞を発行している。
    「裏が取れない情報は記事にしない」というポリシーを持っているらしく、新聞の内容はそこそこ信用できると思われる。
    傍若無人な性格と思われがちだが、常に天狗社会の一員としてのルールは守っているらしい。 

634 :森崎名無しさん:2009/03/30(月) 00:27:40 ID:???
傍若無人の例を詳しくあげると
ある道具店の窓を破って新聞を投げ入れそれ直したらまたそこを破るように新聞投げたり
ウザい言われてても
記者としては、閻魔からの新聞の説教はきちんと聞いて消化して実践するタイプだったりするね

635 :森崎名無しさん:2009/03/30(月) 00:50:37 ID:???
>>634
幻想郷には閻魔までいるのか。

通行止めがあって、それなりの地位の射命丸がいて、普段より着飾っていると。
レティの言ってた(4話目570)妖怪の山の『上』の騒ぎがというのが原因かな。
天狗のお偉方を集めて対策会議でもやってたのだろうか。

636 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/30(月) 00:56:51 ID:d5r88FD6
B 「そうだな、どこか落ち着いた場所に行こうか」

さらに一時間後。森崎・咲夜・文は人里のとある喫茶店、その窓際のテーブル席に座っていた。

因みに椛と呼ばれた少女は、文が来たことでもう自分は用済みだと考えたのか、さっさと山奥へと引き返していった。

文「……なるほど。つまり、私の新聞にがんばりフォーレスツの広告を載せて欲しい、と」

森崎「ああ。一応ランクの低い大会とはいえ優勝したし、興味を持ってる奴もそこそこ居るはずだからな」

紅茶の入ったカップを傾けながら話す二人。因みに、オーダーは三人揃って紅茶である。

森崎「(紅魔館で飲んだ紅茶より微妙だなぁ。アレは一体なんて茶葉だったんだろうか)」

文「(ふむ。がんばりフォーレスツは現在、そもそもメンバーが全く集まってない、と。
  うーん……近いうちにアレが……。
  その時、がんばりフォーレスツというダークホースが存在すると盛り上げる要素には……)」

なにやらぶつぶつと呟きながらメモを取る文。

書き始めてから二分ほど経った頃、ようやくひと段落ついたのか、ペンを置いて顔を上げた。

文「……良いでしょう。私としても、がんばりフォーレスツには是非とも頑張っていただきたい所ですし。
  広告料は……そうですねぇ」


637 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/30(月) 00:57:40 ID:d5r88FD6
一旦言葉を切ってやや冷めた紅茶を口に含み、改めて口を開く。

-------------------------------------------------------------------------

射命丸の真意は→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→「特に要りません。何でしたら、椛を連れて行っても構いませんよ」
ハート→「まぁ、今回はオマケしておきますね」
スペード→「10000程度が妥当な所でしょうかね」
クラブ→「では、貸し一つという事で」
JOKER→「私をチームに加えて、密着取材させてください。……どうですか?」

*申し訳ないですが今日はここまで。

638 :森崎名無しさん:2009/03/30(月) 00:58:13 ID:???
射命丸の真意は→ クラブQ

639 :森崎名無しさん:2009/03/30(月) 01:00:16 ID:???
乙でした、クラブってことは高くつきそう

640 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/30(月) 23:07:39 ID:d5r88FD6
射命丸の真意は→ クラブQ
クラブ→「では、貸し一つという事で」

文「そうは言っても、今の貴方達から貰える物なんて高が知れてますし……ここは一つ、貸しという事にしておきますか」

森崎「……貸し?」

出発前の蓮子の言い草から、一体どんな条件が飛び出すのかと構えていた森崎は、少し肩透かしを食らった形になった。

しかし、射命丸はニヤリと笑って、

文「ええ。この私、清く正しい射命丸文が貴方に『貸す』んです」

そう繰り返した。

たったそれだけの短い言葉にも関わらず、その声色には確かな凄みが宿っていた。

咲夜「……私は賛成しないけどね。この天狗に借りを作るなんて、ぞっとしないわ」

それまで、森崎の隣で黙って紅茶のカップを傾けていた咲夜が不平の声を上げる。

文「もちろん私だって強制はしませんよ。
  ……ただ、最低限サッカーが出来る人数まで残り6人。貴方達の力だけで集めるには相当厳しい数なのでは?」

言いながら、ぱたぱたと葉団扇で扇ぐ文。あくまで余裕の表情は崩さない。


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0ch BBS 2007-01-24