キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】

1 :TSUBASA DUNK:2009/04/25(土) 14:52:01 ID:HvkFY8qg
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。

※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

おかげさまで10スレ目(!)に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。

〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、いよいよ県大会決勝リーグに乗り込む!!

初戦の相手は湘北高校!

173 :TSUBASA DUNK:2009/05/21(木) 18:57:06 ID:33FwAldA
牧が仕掛ける。横に並んだ三井と流川の、流川の外から抜きにかかる。ファールにならない
ギリギリのところまで体と腕を使い、流川の守備を制限する。流川もボールを奪おうと必死に
抵抗するが、力勝負では牧に勝てない。

流川(くっ、こいつ……)

牧(まだまだ線が細いし、体の使い方も甘い!バスケはパワーも必要だぜ)

本来なら県内でもトップクラスのパワーとバランスを持つ流川であるが、牧からすれば未熟な
部分がかなりあるように見える。

牧(まあ、未完成でこれだけのレベルってのは恐ろしい話でもあるがな)

ニヤリと笑うと流川を抜き去る。しかし、流川の体の陰から三井が飛び出す。

三井「どっちが上か、決めようじゃねえか!」

牧「おう、望むところだ」

牧の言葉は本心からのものだった。神奈川bPと呼ばれるようになって久しい牧であったが、
彼にはある葛藤があった。

『もし、三井寿が大会に出ていたら自分とどっちが上だったか』

確かめようもないその疑問は、彼の中で決して手の届かない三井という選手をある意味で神格化
すらさせていた。

牧(三井、お前は俺にとって何があっても超えられない壁だと思っていた。俺と戦うことなく
  消えた元bP。想像の中のお前はいつだって最強の選手だった)

174 :TSUBASA DUNK:2009/05/21(木) 18:57:59 ID:33FwAldA
牧と三井が交錯する。牧が抜いたかに見えたが、三井が意地を見せボールを払う。

三井「見たか!(俺は牧に負けてねえ。俺が神奈川bPだ!)」

牧「フッ、甘い」

ボールが転がった先は神の足元だった。

三井「なにィ!?(あそこに転がれせられたのか?)」

三井の気迫のディフェンスに、完全に抜くことは不可能ではないが、それはここで切るべき
カードではないと判断した牧はわざとボールを弾かせ、神にフォローさせることを選んだ。

牧「だが、今日の楽しみが増えたよ」

三井の目を見ながら牧は嬉しそうに言う。帝王、神奈川bPと呼ばれてはいたが、牧は常に
挑戦すべき目標を探していた。自分の限界を超えさせてくれる相手を欲していたのだった。

三井「次は俺が勝つ!」

牧「ああ、何度でもこい。(そして俺の知らない俺を引き出してくれ)」

牧は思った。湘北は素晴らしいチームだと。対戦したい選手がたくさんいたからだ。

牧(宮城……三井……そして赤木)

湘北のキャプテン、赤木に視線を向ける。

牧(赤木、お前とも高校にいる間に1度は戦ってみたかった相手だ。)

175 :TSUBASA DUNK:2009/05/21(木) 19:00:09 ID:33FwAldA
転がったボールをキープした神はそのままドリブルで進むと、3Pラインの外からシュートを放つ。

桜木「やらせん!」

湘北のゴール下に駆け込む翼のマークを離れ、桜木がブロックに跳ぶ。

先着2名で
(攻撃側)
神の3Pシュート→ ! card+(シュート)54
(守備側)
桜木のブロック→ ! card+(ブロック)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧0→シュートがブロックを越え、ゴール判定に
=−1→こぼれ球になりせりあいに
≦−2→守備側がブロックに成功

【補足・補正】
桜木のマークがダイヤの時、フンフンDFが発動し数値に+4されます。
攻撃側のマークがダイヤで守備側のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
両方のマークがクラブだった場合、攻撃側の反則になります。

***
>>171
なんかありましたっけ?神と牧には海南の「淡々とした」強さの象徴としてなるべくスキルや
必殺技を持たせないようにしていたつもりなんですが……

176 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 19:10:31 ID:???
神の3Pシュート→  ハート8 +(シュート)54


177 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 19:31:25 ID:???
桜木のブロック→  ハート9 +(ブロック)49

178 :TSUBASA DUNK:2009/05/22(金) 17:00:14 ID:uoCQ8/jc
>神の3Pシュート→  ハート8 +(シュート)54=62
>桜木のブロック→  ハート9 +(ブロック)49=58
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧0→シュートがブロックを越え、ゴール判定に

桜木がその大きな体を素早く動かし、ブロックに入る。初心者とは思えないほどタイミングも、
高さもよかった。

安西(ほっほっほっ。だいぶ成長しましたね、桜木くん。県大会ならキミは十分に通用する。
   ですが、ここからはその先のレベルの戦いですよ。さあ、存分に苦しんできてください)

きっと、それが桜木の糧になる。そう信じて安西監督はコートを優しい目で見つめる。桜木が
決して神を止められないであろうことを分かっていながら。

桜木「くらえ、これが神奈川最高峰のブロックだ!」

このブロックなら止められる、桜木は確信していた。県大会1回戦から(退場ばかりで出場
時間は実は短かったが)ずっと試合に出てきて、何度かブロックを成功させてきた。そんな
桜木の経験ではこのタイミング、高さ、角度で跳べた時は必ずシュートを止められていた。

神「……」

そんな桜木を特に気にする様子もなく、神は自分の間合いで3Pシュートを放つ。高校入って
1年と3か月でどれだけ打ったか分からないが、自分の高校生活の全てを懸けて練習してきた
シュートは、どれだけブロックが素晴らしかろうと止められないという自負があったのだ。

シュッ!

179 :TSUBASA DUNK:2009/05/22(金) 17:01:15 ID:uoCQ8/jc
桜木「なにィ!?」

止めたと思っていた桜木の手の上を通ってボールがリングに飛んでいく。

高頭「桜木がどれだけ才能に溢れていようが、神の気の遠くなるほどの反復練習には勝てんよ。
   まだ3か月の彼にはね」

赤木「頼む、外れてくれ!」

リバウンドのためにゴール下に走り込んだ赤木が叫ぶ。

牧「神のシュートが外れるかよ」


先着1名で
神の3Pシュートは入るかな!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

数値が
≧6 ゴール!得点に!
≦5 リングに弾かれ、リバウンド勝負に!

180 :森崎名無しさん:2009/05/22(金) 17:10:31 ID:???
神の3Pシュートは入るかな!?→  クラブ9

181 :TSUBASA DUNK:2009/05/22(金) 17:22:24 ID:uoCQ8/jc
>神の3Pシュートは入るかな!?→  クラブ9
>数値が≧6 ゴール!得点に!

ズバッ!

赤木の願いも空しく、小気味良い音を立てながらボールがネットを通過する。

三井(やはり、コイツは上手いぞ。シュートを打った瞬間、入るのが分かった)

流川(すげえな。お手本みたいなシュートフォームだ。さすが、海南ってことか)

***
流れ (海南) 10 → 11 : 10 → 9 (湘北)


ここで、前半5分〜10分のファールの判定を行います

先着2名で(海南側と湘北側に分けてお引きください)
(海南)
牧→ ! card 神→ ! card 舘嶋→ ! card 
翼→ ! card 田辺→ ! card
(湘北)
宮城→ ! card 三井→ ! card 流川→ ! card
桜木→ ! card 赤木→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。
それ以外のカードならファールはありません。

***
ひとまずここまで。なかなか進まなくて申し訳ないです。

182 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/22(金) 17:26:42 ID:???
(海南)
牧→  ダイヤ3  神→  クラブJ  舘嶋→  クラブ6  
翼→  ダイヤ5  田辺→  ハート3

183 :森崎名無しさん:2009/05/22(金) 17:26:50 ID:???
牧→  スペード10  神→  クラブ2  舘嶋→  ハート9  
翼→  ハート4  田辺→  クラブ10

184 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/22(金) 17:32:00 ID:w+GlOwGE
(湘北)
宮城→  ハート3  三井→  スペードK  流川→  ハート3
桜木→  ハートK  赤木→  ハートA


185 :TSUBASA DUNK:2009/05/25(月) 17:57:04 ID:D1pe9QBg
>(海南)
>牧→  ダイヤ3  神→  クラブJ  舘嶋→  クラブ6  
>翼→  ダイヤ5  田辺→  ハート3
>(湘北)
>宮城→  ハート3  三井→  スペードK  流川→  ハート3
>桜木→  ハートK  赤木→  ハートA
>カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。
***

牧のゲームメイクから翼のダンク、神の3Pシュートで連続得点に成功した海南は流れを掴んだ
ように見えたが湘北も踏ん張り、海南を追いつかせない。そして、湘北が2点のリードを守った
まま5分が過ぎた。

【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北

出場メンバー (数字)はファールの数
海南 牧 神(1) 舘嶋(1) 翼 田辺 (チーム攻撃力 105)
湘北 宮城 三井(1) 流川 桜木 赤木(1) (チーム攻撃力 103)

時間 前半10分(前後半20分)
流れ (海南)11 : 9(湘北)
得点 (海南)23 − 25(湘北)

海南側の得点者 武藤3 小菅2 田辺2 神6 翼4 牧4 田辺2
海南側のファール 小菅2 武藤1 横島1 神1 舘嶋1

海南チームのガッツ(5分間、試合に出ていないメンバーのガッツが50回復します)
翼 360/650 牧 620/950 神 300/800 舘嶋 500/600
田辺 330/750 武藤 850/900 小菅 810/880 馬場 610/610
ドルジ 610/700 高砂 930/930 宮益 700/700 横島 460/550

186 :TSUBASA DUNK:2009/05/25(月) 17:59:01 ID:D1pe9QBg
記者N「海南が追い上げてきましたね。いよいよ本領発揮ということでしょうか?」

記者A「そうね……」

後輩の新米記者に適当に相槌を打ちながら別のことを考える。

記者A(海南を相手に互角以上の勝負をしている湘北はすごいわ。でも、海南もまだ全力とは
思えない。ほとんどの選手が途中から試合に出ているせいか、試合の流れに乗れていない。
そんな感じ)

記者Aの見立ては正しい。常勝・海南の名を背負って間もない翼や舘嶋はもちろん、神、そして
牧ですら決勝リーグの初戦というプレッシャーに呑まれていた。もちろん、決勝リーグまで
進むことすら初めての湘北も緊張はあったが、牧たちが出てくるまでの5分間でそれなりに
試合の雰囲気に慣れてきていた。

記者A(こうなることは分かっていたはず。それなら、なぜ海南の高頭監督は最初からベスト
メンバーで試合に臨むことをしなかったの?)

ひとつの仮説が記者Aの中に生まれる。

記者A(より強いプレッシャーを経験させたかった?海南以上の強豪と戦うことになる全国大会の
ために。自分の教え子たちが県大会を勝ち抜くことを信じて)

高頭監督の狙いはまさにそこにあった。

記者A(でも……それは相手を見下しすぎじゃないかしら?湘北は甘い相手じゃないわよ)

187 :TSUBASA DUNK:2009/05/25(月) 18:00:04 ID:D1pe9QBg
前半10分。湘北の攻撃が変わる。やや遠い位置から流川がシュートを放つ。

ガコッ!

しかし、リングに嫌われ、ボールはほぼ真上に弾かれる。

赤木「桜木、リバウンドだ!」

桜木「おうよ!」

強引にシュートに持っていき、あとはリバウンド勝負。それが湘北の作戦だった。

安西「ゴール下なら絶対にウチが有利ですよ。ほっほっほっ」

先着4名で
(攻撃側)
桜木のリバウンド→ ! card+(OF・リバウンド)50−(ポジショニング)0
赤木のリバウンド→ ! card+(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0
(守備側)
翼のリバウンド→ ! card+(DF・リバウンド)48−(ポジショニング)1
田辺のリバウンド→ ! card+(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

MAX(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
桜木のマークがダイヤかハートの時、「リバウンド王桜木」が発動し数値に+5されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。(複数いる時は先にカードを引いた者を優先)
桜木と翼、赤木と田辺がマッチアップです。桜木と田辺、翼と赤木では反則は起こりません。

188 :森崎名無しさん:2009/05/25(月) 18:06:19 ID:???
桜木のリバウンド→  スペードQ +(OF・リバウンド)50−(ポジショニング)0

189 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/05/25(月) 18:07:17 ID:???
赤木のリバウンド→  ダイヤJ +(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0


190 :森崎名無しさん:2009/05/25(月) 18:12:38 ID:???
翼のリバウンド→  クラブ2 +(DF・リバウンド)48−(ポジショニング)1

ぎゃんばれ田辺

191 :森崎名無しさん:2009/05/25(月) 18:28:49 ID:???
田辺のリバウンド→  ハートJ +(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2

192 :TSUBASA DUNK:2009/05/25(月) 18:33:11 ID:???
翼と田辺の計算式にある−(マイナス)は+の間違いです。
カードはそのままで続行しますが、そして、田辺無双にビックリです。
赤木……実はいちばんくらいに好きなキャラなのに。

そして、今日はここまでです。いつも短くてすみません。

193 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 10:57:41 ID:mxRxOxj2
>桜木のリバウンド→  スペードQ +(OF・リバウンド)50−(ポジショニング)0=62
>赤木のリバウンド→  ダイヤJ +(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0=65
>翼のリバウンド→  クラブ2 +(DF・リバウンド)48+(ポジショニング)1=51
>田辺のリバウンド→  ハートJ +(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2=67
>MAX(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が≦0→守備側がボールを奪う!

リングに弾かれ、高々と上がったボールを奪うため4人がゴールの下に集まる。ゴール前に
設けられた台形の『制限区域』には攻撃側の選手は連続して3秒以上入れないというルールが
あるため、ポジショニングが物を言うリバウンド争いは守備側がかなり有利である。

田辺「翼くん、ポジションをキープして!」

翼「はい!」

流川がシュートを打つ前からゴール下にポジションを取っていた田辺と翼は、リバウンドに
跳ぶのに絶好の位置にいた。もちろん、湘北の赤木と桜木もそのポジションを奪うため力と
技でプレッシャーをかけてくる。

田辺(さすが、赤木さん。少しでも気を抜けばすかさずポジションを奪われかねない。県内
最高のセンターの1人だ。でも、僕だって県内最強の海南のエースセンターなんだ!)

赤木「ぐっ!(ポジションが……奪えん!?)」

高度な駆け引きの中、田辺がなんとか自分のポジションを守る。その横では翼と桜木がやはり
ポジションを争っている。

194 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 10:58:31 ID:mxRxOxj2
桜木「どけ!」

桜木がリバウンドに跳ぶためのポジションを奪うべく、翼の背後から力でぐいぐいと圧力を
かける。しかし、田辺や高砂といった海南のセンターたちと練習している翼もなんとか耐える。
少しずつ動かされていたが、それでもボールが落ちてくるまではポジションをキープできそう
だった。

桜木「いいかげん、諦めろ!」

翼「残念だけど、単純なパワーだけで勝てると思わないでくれよ!」

桜木「ぬ?(……パワーだけ?)」

翼の言葉に桜木は、以前に赤木にリバウンドを教わった時のことを思い出す。

桜木(そうだ、ゴリも言ってた。『スクリーンアウトは駆け引きだ。押し引きで相手を惑わせて
   ポジションを奪え』と)

先ほどまでは翼の前に前に出ようとしていた桜木は一歩下がる。

翼「えっ……うわ!」

桜木のパワーに負けまいと、思いきり後ろに体重をかけていた翼は、急に力をかける相手が
いなくなり、そのまま勢いよく後退していく。

桜木「分かるかい、テバサキくん。バスケはここでするんだよ」

桜木は転がるように下がっていく翼に向かって、自分のこめかみあたりを指差して見せた。

195 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 10:59:20 ID:mxRxOxj2
バランスを崩した翼を除く3人がボールに向かってジャンプする。

赤木「ぐぬぅっ!(いいポジションが奪えなかった。コイツ、強いぞ)」

田辺からポジションを奪えなかった赤木はどう見てもリバウンドを取れそうになかった。

桜木「リバウンドを制する者はバスケを制する!」

桜木が勢いよく跳ぶ。

田辺(赤木さんを押さえても、他の選手に奪われたんじゃ意味がない。ここは死守だ!)

普段は気弱な田辺も、ここは必死にボールを取りにいく。

ガシッ!

ボールをキープしたのは田辺だった。桜木もいいジャンプだったが、ジャンプするタイミング、
また跳ぶ位置を決めるための微妙な判断に差が出た。桜木の経験不足が災いしたのだ。

桜木「なんだとー!?」

安西(なんと!?赤木くん、桜木くんのコンビはゴール下では県内トップだと思っていたが……
   海南の田辺くん、か。まだこんな人材が無名だったとは)

海南の層の厚さ、そして高頭監督の育成力に改めて驚愕する湘北の安西監督。

安西(これはプランを練り直さないといけませんね)

安西監督は作戦を立て直すために再びコートを見つめる。証明が反射して眼鏡が光る。

安西(困りましたね、隙がない。……どうしよう)

196 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 11:00:02 ID:mxRxOxj2
ボールをキープした田辺は前線の選手たちを確認する。牧には宮城がついている。神には三井。
舘嶋はフリーだったが、パスコースには流川が入りそうだった。

田辺(牧さんが確率的にはいちばんいいのか?でも、それは読まれているだろう……ならば)

先着1名で
毒ガス王子の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが……
ダイヤ・ハート→神くんにパスだ!(パスが確実に通り、神対三井に)
スペード・クラブ→舘嶋くんにパスだ!(田辺のパス対流川のパスカットに)
JOKER→ハッハー!俺が海南の点取り屋、田辺ミッチェル五郎だ!

197 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/26(火) 11:00:29 ID:d93FG7sU
毒ガス王子の判断→  ダイヤK


198 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 11:50:04 ID:mxRxOxj2
>毒ガス王子の判断→  ダイヤK
>ダイヤ・ハート→神くんにパスだ!(パスが確実に通り、神対三井に)

田辺(牧さんがダメなら……神くんだ!)

3Pラインの外にいた神に向かってパスを出す。神はボールを受け取るとドリブルを始める。

三井「おっと、これ以上は好きにさせないぜ」

三井がすぐにチェックにくる。すでに2本の3Pシュートを決めている神に対し、三井はまだ
3Pシュートで得点できていなかった。三井の神に対する対抗心は加速度的に増していた。

先着2名で
(攻撃側)
神のドリブル→ ! card+(ドリブル)50
(守備側)
三井のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(舘嶋がフォロー)(せりあい)(流川がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

199 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 11:52:01 ID:???
神のドリブル→  ダイヤK +(ドリブル)50

200 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 11:53:12 ID:???
三井のディフェンス→  クラブQ +(ディフェンス)49

201 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:09:28 ID:mxRxOxj2
>神のドリブル→  ダイヤK +(ドリブル)50=63
>三井のディフェンス→  クラブQ +(ディフェンス)49=61
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側が守備側を抜く!

先ほどは牧ですらボールを味方の方に弾かせるだけで精一杯だったほど三井のディフェンスは
上手い。ブランクこそあるが、それを補って余りあるほどのセンスが彼にはあった。

神「くっ……(隙がない。この人、上手いよ)」

気迫のこもった三井のディフェンスになかなか前に進めない。

木暮「そうだ!海南が神奈川最強だとしても、三井だって才能じゃ負けていないはずだ!!」

高頭「才能?」

湘北ベンチの応援に、高頭監督が顔を険しくする。

高頭「随分と安っぽい言葉を使う。うちの選手たちの血のにじむような努力を才能などと言う
   陳腐な言葉で片付けてほしくはないな」

そうつぶやく高頭監督の脳裏に、入部した頃の神の姿が浮かび上がる。

高頭(線が細く、ひょろっとした選手で希望していたセンターというポジションは無理だった。
   そして、センターを諦めさせられたその日から、神はシューターとしての猛練習を始めた。
   淡々としていながらも、誰よりも強い向上心と負けん気の塊……それが神だ)

三井を抜こうとがむしゃらにフェイントを入れながらドリブルで仕掛ける。三井もついていくが
何度も左右にフェイントを入れられるうちに脚に限界がくる。

202 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:11:37 ID:mxRxOxj2
三井「うおっ!?」

がくっ、と膝が折れる。急激な体重移動の繰り返しに膝と足首がついてこられなかったのだ。

高頭「練習量の差が出たな。確かに三井は才能溢れる選手だ」

それに比べれば神や海南の選手たちは凡才かもしれない。だが、それでも三井に神は勝った。

高頭「うちに天才はいない。だが、うちが最強だ」

バランスを崩した三井の横を抜けて神はドリブルで進んでいく。

牧「神、宮城が追ってるぞ!」

後ろから牧が声をかける。牧の言葉のとおり、宮城が猛スピードで神を追いかけていた。

牧(なんて、速さだ。平面勝負じゃ俺でも全く相手にならん)

宮城「待ちやがれ!」

神(少し後ろだけど、牧さんがフリーになった。でも、このまま行くことも出来る……)

先着1名で
海南の象徴の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

カードのマークが……
ダイヤ・ハート→せっかくだし、このまま行く!
スペード・クラブ→牧にパスだ!
JOKER→舘嶋が猛スピードで走り込んできた!よし、アリウープだ!!

203 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 14:19:56 ID:ajKKuLWU
海南の象徴の判断→  ハート6

204 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:38:15 ID:mxRxOxj2
>海南の象徴の判断→  ハート6
>ダイヤ・ハート→せっかくだし、このまま行く!

神(牧さんに戻している時間はない!)

牧の後ろには流川と、先ほどリバウンド争いに参加していたはずの桜木も迫っていた。

神(このまま行く!)

宮城(この身長差だ。シュートまでいかれたらブロックは不可能に近い……早めに仕掛ける!)

神がゴールに近づくまでに止めようと、宮城のスピードがさらに上がり、制限区域に入った
ところでついに追いつく。

神「速い!?」

宮城「止まりやがれ!」

205 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:38:47 ID:mxRxOxj2
先着2名で
(攻撃側)
神のドリブル→ ! card+(ドリブル)51
(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)51
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(牧がフォロー)(せりあい)(流川がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

206 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:41:30 ID:mxRxOxj2
間に合えば宮城は下の文章を使ってください。数字が間違っていました。

(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)52
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

207 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:45:35 ID:???
間違っているというのが間違いでした。
>>204のまま判定を行ってください。
なんでこんなに馬鹿なんだろう。

208 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 14:47:15 ID:???
さらに間違いが……

>>205のまま」判定を行ってください。

頭の中まで休日だ。

209 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 14:54:33 ID:???
神のドリブル→  ハート3 +(ドリブル)51
まぁ、気にするなよDUNKさん!よくあるよくある

210 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 14:55:42 ID:???
宮城のディフェンス→  ハート9 +(ディフェンス)51

211 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 15:28:03 ID:mxRxOxj2
>>209 ありがとです。そう言っていただけると気が楽になります。

***
>神のドリブル→  ハート3 +(ドリブル)51=54
>宮城のディフェンス→  ハート9 +(ディフェンス)51=60
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

安西(確かに、海南の選手たちの努力は並々ならぬものでしょう。ですが、単純に才能が努力を
   あっさりと凌駕することも往々にしてあるものですよ)

宮城のスピード。それは天からのギフトとも言えるような才能だった。

安西(宮城くんのスピード……これにはどんなに努力しても才能がなければ勝てませんよ)

まるで時間の法則を無視するように、いつの間にか自分に近づいてきた宮城に驚く神。

神「なッ!?速いっ……」

宮城「へっ、隙あり!」

驚いた神が、一瞬だけ足を止めた隙に宮城がボールを奪う。

安西「ほっほっほっ。神様(かみさま)からの贈り物で神くん(じんくん)を止める……面白い
   ですねえ」

ボールを奪った宮城はターンすると、ドリブルで進む。後ろから来ていた牧につっかけるように
見せて、反対方向の流川にパスを出す。

宮城「流川!」

そして、流川へのパスが通る。

212 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 15:30:21 ID:mxRxOxj2
舘嶋「流川……俺が止めてみせる!」

舘嶋が流川のドリブルを止めに入る。

流川「……」

翼&桜木(こぼれ球をフォローすれば俺が目立つ!よし、こぼれ球になれ!!)

先着2名で
(攻撃側)
流川のドリブル→ ! card+(ドリブル)52
(守備側)
舘嶋のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)50
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(桜木がフォロー)(せりあい)(翼がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
舘嶋のマークがダイヤの時、誇りの略奪が発動し数値に+2されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

213 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 15:32:19 ID:???
流川のドリブル→  クラブ4 +(ドリブル)52

214 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 15:40:27 ID:???
舘嶋のディフェンス→  JOKER +(ディフェンス)50

215 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 16:58:50 ID:mxRxOxj2
>流川のドリブル→  クラブ4 +(ドリブル)52=56
>舘嶋のディフェンス→  JOKER +(ディフェンス)50+(誇りの略奪)2=67
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

宮城「いけ、流川!またそいつを抜いてやれ!!」

ここまでの舘嶋の出場時間5分強で彼は流川を全く止められていなかった。加えて、ファールを
1つ献上していたのだった。

流川(正直、手応えがない。神奈川の王者・海南とは言え、1年じゃこんなもんなのか?)

少しがっかりしたような表情を見せて、流川が仕掛ける。

舘嶋(俺だってここまでただ失点とファール1つを重ねてきた訳じゃねえんだぜ)

流川が動こうとする、その予備動作から彼の行動を読み取る。

舘嶋(右と見せかけて、左……ってところか。俺をナメてるのか?フェイントがずさんだな)

舘嶋の予想どおりに流川が動く。あとは舘嶋がほんの少し先に動いてやるだけで、流川の方から
ボールを持ってきてくれる。

流川(なにィ!?)

パシィ!!

舘嶋が流川からボールを奪う。そして、すれ違いざま、流川に聞こえるようにつぶやく。

舘嶋「中学時代はまるで勝てる気がしなかったけどよ……もう、そんな感じはしねえな」

流川「ちっ(コノヤロウ……)」

216 :TSUBASA DUNK:2009/05/26(火) 16:59:48 ID:mxRxOxj2
流川が舘嶋に止められるはずがないと確信していた湘北の選手たちは一斉に攻撃に転じていた。
海南コートに向かっていた体もそうだったが、それ以上に前のめりになっていた心が舘嶋への
対応を遅らせる。

舘嶋「チャンス!」

宮城と三井の間を抜けようとする。

宮城「しまった!」

三井「ちっ、流川が止められるとはよォ!!」

先着3名で
(攻撃側)
舘嶋のドリブル→ ! card+(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4
(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)51−(反応が遅れた)2
三井のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)49−(反応が遅れた)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(がフォロー)(せりあい)(翼がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
舘嶋のマークがダイヤの時、全速ターンが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

217 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/26(火) 17:00:07 ID:tgF8c0co
舘嶋のドリブル→  ハート5 +(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4


218 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 17:04:13 ID:???
宮城のディフェンス→  スペードK +(ディフェンス)51−(反応が遅れた)2

219 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 17:31:18 ID:???
三井のディフェンス→  ハート7 +(ディフェンス)49−(反応が遅れた)2

220 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 22:18:45 ID:3YszTs1k
ここまで宮城の判定が7回中3回Kを出して
8以下の数字は0、平均が約11
カードの神に愛されすぎだろ
(もっとも勝負自体は結構負けてるが)

221 :TSUBASA DUNK:2009/05/27(水) 11:49:12 ID:CM8UoagA
>>220
カードの神様に愛されたキャラっているんですね。相手が牧なんで勝ち星は少ないですが。
でも、海南の舘嶋もなかなか引きがいいんですよね。ここ2試合でJOKERが3枚とか。

***
>舘嶋のドリブル→  ハート5 +(ドリブル)52−(囲まれたペナ)4=53
>宮城のディフェンス→  スペードK +(ディフェンス)51−(反応が遅れた)2=62
>(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

気持ちが前のめりになっていたのは湘北勢だけではなかった。流川からボールを奪ったことで
舞い上がってしまった舘嶋も攻め急ぎ、視野が狭くなっていた。

宮城(三井サン……)

三井(分かってらぁ!)

宮城のアイコンタクトに三井が小さく頷く。そして、ドリブルで突っ込んできた舘嶋に三井が
仕掛ける。

舘嶋(焦って前に出てきやがったな!左がガラ空きだ)

前に出る体重移動の瞬間を狙い三井を抜き去る。しかし、それは当然のごとく罠である。三井の
後ろから宮城が飛び出す。舘嶋も慌てて止まるが、今度は抜いたはずの三井が後ろからボールを
奪いにかかる。

舘嶋「くっ……」

三井からボールを遠ざけようと前に出した瞬間、宮城に奪われる。

両チームの気合いの入った守備の前に、お互いに攻め手を欠き、少しずつ得点は加算されるが
大きくゲームが動くことはなかった。

222 :TSUBASA DUNK:2009/05/27(水) 11:50:49 ID:CM8UoagA
ここで、前半10分〜15分のファールの判定を行います

先着2名で(海南側と湘北側に分けてお引きください)
(海南)
牧→ ! card 神→ ! card 舘嶋→ ! card 
翼→ ! card 田辺→ ! card
(湘北)
宮城→ ! card 三井→ ! card 流川→ ! card
桜木→ ! card 赤木→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。
それ以外のカードならファールはありません。

***
たぶん、今日はこれだけです。

223 :森崎名無しさん:2009/05/27(水) 11:58:31 ID:???
(海南)
牧→  クラブ4  神→  ダイヤ9  舘嶋→  ダイヤK  
翼→  クラブ2  田辺→  クラブ8

224 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/27(水) 12:00:12 ID:pS6MhCmU
(湘北)
宮城→  ダイヤ6  三井→  スペード6  流川→  ハート5
桜木→  ダイヤ4  赤木→  ハートK


225 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 07:27:30 ID:???
ファール数も含めて、流れがなかなか海南に向かないな・・・

ん?・・・桜木がファールしてない・・・だと・・・?

226 :TSUBASA DUNK:2009/05/28(木) 17:05:45 ID:QrSamUqM
>>225
私の予想以上に苦戦しています。さすが原作主人公チームといったところですね。
桜木がファールをしていない?ははは、そんな馬鹿な……ほ、本当だ!!

***
>(海南)
>牧→  クラブ4  神→  ダイヤ9  舘嶋→  ダイヤK  
>翼→  クラブ2  田辺→  クラブ8
>(湘北)
>宮城→  ダイヤ6  三井→  スペード6  流川→  ハート5
>桜木→  ダイヤ4  赤木→  ハートK
カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。

***
一進一退とも、また互いに攻め手を欠くとも言えるような時間が続く。自力で勝ると思われる
海南だったが、湘北の爆発的な攻撃力の前に不要なファールを重ねてしまう。

高頭「しまった……7つ目か」

チームファールを取られた海南は伸び伸びとプレーをすることが出来なくなり、試合の主導権を
湘北に握られそうになるが、要所で神と舘嶋が湘北の三井・流川というスコアラーを抑え込み、
なんとか流れをイーブンに保ったまま試合時間は前半15分に差し掛かっていた。

***
海南がチームファールを取られました。次回の判定からペナルティがかかります。
また、チームファールを取られたことにより、流れが湘北に傾きました。

流れ (海南) 11 → 10 : 9 → 10 (湘北)

227 :TSUBASA DUNK:2009/05/28(木) 17:06:27 ID:QrSamUqM
【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北

出場メンバー (数字)はファールの数
海南 牧(1) 神(1) 舘嶋(1) 翼(2) 田辺(1) (チーム攻撃力 105)
湘北 宮城 三井(1) 流川 桜木 赤木(1) (チーム攻撃力 103)

時間 前半15分(前後半20分)
流れ (海南)10 : 10(湘北)
得点 (海南)33 − 35(湘北)

海南側の得点者 武藤3 小菅2 田辺2 神8 翼6 牧8 田辺2 舘嶋2
海南側のファール 小菅2 武藤1 横島1 神1 舘嶋1 牧1 翼2 田辺1

海南チームのガッツ(5分間、試合に出ていないメンバーのガッツが50回復します)
翼 240/650 牧 520/950 神 160/800 舘嶋 360/600
田辺 210/750 武藤 900/900 小菅 860/880 馬場 610/610
ドルジ 660/700 高砂 930/930 宮益 700/700 横島 510/550

***
いまいち流れを掴めない海南の高頭監督が2回目のタイムアウトを取る。ベンチに戻ってきた
選手たちの顔に覇気はない。ファールトラブルと、逆転できそうで出来ない試合の流れに焦り、
苛立ち、そして自信を喪失しかけていたのだった。

高頭「全く、王者・海南が聞いて呆れるわい」

一同「……」

高頭「だが、このファールトラブルでなにか気付いたことはなかったか?」

228 :TSUBASA DUNK:2009/05/28(木) 17:07:25 ID:QrSamUqM
一同「……?」

高頭「翼、何か気付いたことはなかったか?」

翼(ファールトラブルで気付いたこと?)

翼は自分が犯した2つのファールについて考える。どちらも桜木を相手にしてのファールだった。
1つはリバウンド争いで、もう1つはブロックの時に。

翼「……あっ!」

A 桜木くんはリバウンドが上手かったです!
B 桜木くんはレイアップシュートが上手でした!
C 桜木くんはフリースローが下手でした!
D いえ、何も気付きませんでした!
E その他(ご自由にどうぞ。誰かの意見に同意する時ははっきり分かるようにお願いします)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

229 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 17:14:27 ID:LOTmbooA

こんな時原作はどうだったっけ…忘れた

230 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 17:14:36 ID:K8O36NLc
C

231 :TSUBASA DUNK:2009/05/28(木) 17:30:08 ID:QrSamUqM
>C 桜木くんはフリースローが下手でした!

翼「桜木くんはフリースローが下手でした!」

率直な感想を述べる。レイアップシュートをブロックしようとして桜木の腕を叩いてしまった
時のことを思い出したからだ。フリースローの1本目は力み過ぎたのか、ボードのてっぺんに
ぶつかった。2本目は大事になりすぎたのか弱すぎてリングに届かないエアボールとなり、翼は
内心「助かった」と思ったのだった。

高頭「では、なぜ彼はフリースローが下手なんだと思う?」

翼「なぜって……」

A 目が悪いんでしょうか?
B 頭が悪いんでしょうか?
C 初心者だから?
D その他(ご自由にどうぞ。誰かの意見に同意する時ははっきりと分かるようにお願いします)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

232 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 17:33:30 ID:5abW088+
C

233 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 17:34:37 ID:OPogIy6I
C

234 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 17:34:53 ID:LOTmbooA
D 運動能力に頼り過ぎて技術がないから?

235 :TSUBASA DUNK:2009/05/28(木) 17:50:21 ID:QrSamUqM
>C  初心者だから?

なぜ、フリースローが下手なのか?そう聞かれても翼にはよく分からなかった。自分だって
そんなにフリースローが得意ではないからだ。そう思ったところで翼はひらめく。

翼「もしかして、俺と同じ初心者だから?」

翼の発言に周りの選手がざわつく。

武藤「あのリバウンドを見たろ?初心者のはずがないぜ」

田辺「レイアップシュートも上手かったし」

高頭「いや、翼の言うとおり。彼はバスケを始めて3か月だそうだ」

一同「3か月!?」

高頭「必要最低限の基礎と超人的な身体能力に騙されてしまうが、彼は初心者だ。がむしゃらな
   プレーが実力以上のものを引き出してはいるだけで、いずれ化けの皮が剥がれる」

牧「確かに、ゴール下でパスを入れる隙があったのに、桜木にボールがいかないことがあったな」

神「レイアップシュートしか出来ないってことですね」

高頭「彼が出来るプレーはかなり限られるだろう。前半残り5分で彼を丸裸にするぞ」

そして高頭は宮益に声をかけた。

***
今日はここまでです。

236 :森崎名無しさん:2009/05/28(木) 20:13:48 ID:???
>神「レイアップシュートしか出来ないってことですね」

桜木「ななななな何を言うか!俺様には無敵のダンクだって」
流川「要するに攻撃はインサイド以外皆無だってことだろ、おんなじことだどあほうが」

237 :TSUBASA DUNK:2009/05/29(金) 18:24:28 ID:X1L69koY
>>236
桜木「ななななな何を言うか!俺様には無敵のダンクだって」
神「そういえば、予選トーナメント決勝でも決めてたよね。相手選手の頭に(ニコッ)」
桜木「〜〜〜〜〜ッ!?」
流川(どあほう)

***
ベンチの隅でマイペースに準備運動をしていた宮益に高頭監督が声をかける。

高頭「宮益、出番だ」

宮益「!?」

高頭監督の言葉に思わず耳を疑う。いつでも出られるようにと、体を温めてはいたが、海南が
リードされたこの状況でまさか自分の出番がやってくるとは思ってもいなかったのだった。

宮益(ぼ、僕が……!?)

しかし、高頭監督が次に発した言葉はさらに宮益を、そして他の部員をも驚愕させるものだった。

高頭「お前が桜木につけ」

一同「「「えっ!?」」」

高頭「返事はどうした?(ギンッ)」

宮益「は、はい!」

翼「宮益さんが桜木くんのマークに入るってことは俺は交代ですか?」

高頭「ふむ……」

238 :TSUBASA DUNK:2009/05/29(金) 18:25:20 ID:X1L69koY
先着1名で
交代は?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが……
ダイヤ・JOKER→いや、シューターは1枚でいい。神と交代だ。
ハート・スペード・クラブ→ああ、翼は休んでいなさい。

***
とりあえず、ここまで。

239 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/29(金) 18:31:00 ID:???
交代は?→  スペードJ

240 :森崎名無しさん:2009/05/29(金) 18:32:44 ID:???
交代は?→  ハート6

241 :キャプテン山森 ◆uVDQCOTELs :2009/05/30(土) 11:29:39 ID:???
どうでもいいことなんですが、先ほどモリブレムさんの所で。

成長判定H→ クラブ6
成長判定力→ スペード7
成長判定技→ クラブ6
成長判定速→ ハートQ
成長判定武→ クラブA
成長判定魔→ クラブ2

成長判定H→ ハートA
成長判定力→ クラブ2
成長判定技→ スペード10
成長判定速→ クラブ3
成長判定武→ クラブA
成長判定魔→ クラブA

って引きがあったんです。連続する2レスでです。
これがツバダンさんのファール判定だとしたら・・・湘北が陵南戦みたいなことにw

スレ汚し失礼しました。とんでもない引きだったのでつい。

242 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 13:55:53 ID:???
>>241
これはすごい!私の許容量を軽く超えた展開になりそうですね。
ウチのスレでこういうことが起きないことを切に願わずにはいられません。

243 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 14:11:15 ID:0BE/PByw
>交代は?→  スペードJ
>ハート・スペード・クラブ→ああ、翼は休んでいなさい。

高頭「宮益と交代するのは翼だ。『試合をよく見ながら』休んでいなさい」

翼「(やっぱり、俺か)はい……」

高頭(翼よ……これから、我々が桜木に対して行う作戦は、同じ初心者のお前にとっても辛い
   現実になるかもしれん。だが、海南のレギュラーとして残りの試合を戦い抜きたいなら、
   目を逸らさずにしっかり見ていなさい)

湘北のゴール下とって不可欠の存在感を示す桜木の弱点を突く作戦は、そのまま翼にも通用
しかねない、諸刃の剣だった。しかし、敢えてそれを行うことで、翼をさらなる高みに導く、
そういう狙いと期待が高頭監督にはあった。

牧「交代は翼だけでいいんですか?」

タイムアウトの短い時間が終わる前にと、牧が割って入る。

高頭「そうだな……」

先着1名で
さらに交代は?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが……
ダイヤ・ハート→疲れが出始めた田辺と高砂を交代させるぞ。
スペード・クラブ→これ以上の交代はない。このまま行くぞ。
JOKER→現在の控えのうち、1名がパワーアップして交代。(さらに分岐)

244 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 14:18:23 ID:???
さらに交代は?→  クラブ9


245 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 14:29:09 ID:0BE/PByw
>さらに交代は?→  クラブ9
>スペード・クラブ→これ以上の交代はない。このまま行くぞ。

高頭「(田辺と神に疲れが見え始めてはいるが……)これ以上の交代はない。このまま行くぞ」

流れはよくはなかったが、宮益を入れた上でさらにメンバー交代を行えばそれこそチームの
歯車を狂わせてしまいかねないと自重する。

高頭「宮益、いいか……」

そして、翼には聞こえない位置で宮益にこれからの作戦を吹き込む。

一方、湘北ベンチは……

安西「ここまで2点リードですか。海南相手に大したものです。(君たちはすでに私の予想の
   遥か上にいるのかもしれませんねえ)」

安西監督の言葉に頷く選手たち。海南を相手に十分やり合えているという自覚が彼らに自信を
植えつけていた。

赤木「ですが、そろそろ海南のテンポも上がってくるのではないでしょうか?(マッチアップの
   宮城にはプレッシャーをかけまいとまだ言っていなかったが、牧は後半から調子を上げて
   くるタイプだし)」

安西「そうですね……」

246 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 14:30:11 ID:0BE/PByw
先着1名で
元・白髪鬼の作戦→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが……
ダイヤ・ハート→流川くんにボールを集めてみましょう。
スペード→三井くんにボールを集めてみましょう。
クラブ→赤木くんにボールを集めてみましょう。
JOKER→桜木くんにボールを集めてみましょう。

***
とりあえず、ここまで。出かけてきます。

247 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 14:36:23 ID:???
元・白髪鬼の作戦→  ハートQ

248 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:06:31 ID:c5wwY5Pk
>元・白髪鬼の作戦→  ハートQ
>ダイヤ・ハート→流川くんにボールを集めてみましょう。

安西「ゴール下は赤木くんと桜木くんがいるおかげで互角です。(本当は、私の予想だとこっちに
   分があると思っていたんですが、さすが海南です……田辺くんか。全くノーマークでした)
   ガードも宮城くんが頑張ってくれています。では、勝負をかけるならどこか……?」

桜木「この天才・桜木の出番かね?」

ずいっと話に割り込む桜木。その頭頂部にキャプテン・赤木のゴツイこぶしが振り下ろされる。

ゴッ!

赤木「たわけ!お前の名前は呼ばれていたろう」

桜木にツッコミ(というにはだいぶパワフルであるが)を入れると赤木は安西監督に向き直る。

赤木「では、流川で勝負ということですか?」

安西「はい、そうです。流川くんのマッチアップの舘嶋くんも1年生。ならば流川くんが負ける
   はずはありません。そうですよね、流川くん」

半分、挑発するような安西監督の問いかけに流川は無言ながら力強く頷く。

安西「任せましたよ。前半残り5分、流川くんを中心に思う存分、暴れてきてください」

一同「「「おう!」」」

249 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:06:56 ID:c5wwY5Pk
タイムアウトの時間が終わり、海南のベンチから翼の代わりに宮益がコートに入る。

観客「誰だ、あれ?」「小さくねえか?」「あれでも海南の選手なのか?」「弱そう」

観客が好き勝手に言う。だが、確かに宮益の見た目は少なくともよいバスケ選手には見えない。

宮益義範(みやますよしのり) 海南大附属高3年
160cm 42kg 試合経験ほとんどなし(予選トーナメント決勝で少しだけ)
見た目ひよわ

海南大付属高バスケ部の練習は質・量ともにケタ違いにキツいことで知られている。毎年春には
各中学のエース級としてならした連中がこの名門校に憧れて入ってくるが、半分は1週間で
やめる。1か月でさらにその半分がやめ、1年が経つころ残っているのは2割に満たないと
言われている。

宮益は初心者だった。

しかし、彼は残った。そんな彼に部員たちの信望は厚かった。

馬場「気合入れていきましょう、宮さん!」

横島「ファイト!1発たのんますよ、宮さん!!」

ベンチから控え選手が宮益に声援を送る。

牧「宮、お前の3年間をぶつけてやれ!」

宮益(やるぞ、この僕にできる限りのことを)

250 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:07:49 ID:c5wwY5Pk
湘北ボールで試合が再開してすぐ、コート上に不思議な光景が広がる。

桜木「ぬ?」

宮益「10番オッケー!!」

観客席「なんだ!?」「あの身長差で抑える気か?」

湘北キャプテンの赤木がその意図に気付く。

赤木「!!(いい動きをしていた翼って奴を下げるのを不思議に思っていたが……高頭!!)」

流川「なるほど、うまい」

記者A「これは……ボックス&ワン?翼くんでいいじゃない。どうしてわざわざミスマッチに?」

ボックス&ワンとは相手のキープレーヤー1人にマークをつけ、残りの4人でゴールの近くで
ゾーンを敷く守備体系である。

桜木「おのれ海南!この天才にザコを!!」

自分のマークが小さく、ひよわに見えることに不服と感じた桜木が大声で叫ぶ。

桜木「陵南のボス猿や仙道すら恐れる、このゴール下の覇者に!!」

宮益「う、うるさいな。いいから来い!」

舘嶋「いいッスよ、宮さん!もっと言ってやってくださいよ!!」

宮益「ぼっ……僕からゴールを奪えるもんなら奪ってみろ!」

251 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:10:13 ID:c5wwY5Pk
その時、ゴール下の桜木にパスが通る。

桜木「言われんでも奪ってやるわ!くらえ!!」

桜木がゴール下のシュートの構えに入る。

宮益「……」

宮益は高頭監督に言われた作戦を思い出す。

宮益(監督は僕にこう言ったんだ。『できるだけ桜木を挑発するんだ。でもディフェンスはなにも
しなくていい』)

その言葉どおり、宮益は動かない。

桜木「な!?なぜ跳ばん!?」

ブロックにこない宮益を不審に思いながらもそのまま桜木はシュートを放つ。


先着1名で
桜木のゴール下は入るかな!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

数値が
≧11 ゴール!得点に!
≦10 リングに弾かれ、リバウンド勝負に!

【補正・補足】
桜木のスキル「初心者」が発動しています。JOKERか、マークがダイヤでないと成功しません。

252 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:11:07 ID:???
桜木のゴール下は入るかな!?→  スペードQ
だが天才

253 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:14:56 ID:???
スキルなかったら入ってたww

254 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:42:32 ID:c5wwY5Pk
>>253 ホント、危なかったです。展開に困るところだった。

***
バン!

桜木のシュートはリングに当たることすらなく、バックボードにぶつかって跳ね返る。

記者A「外した!?」

記者N「フリーだぞ!?」

安西「……」

高頭「ニヤリ」

跳ね返ったボールは運よく、打った桜木の元に返ってきた。再びシュートを打つが、またしても
外してしまう。

バゴッ

桜木「うっ!!」

観客「また外した!?」「あいつのゴール下はまるっきりの素人シュートじゃねーかっ!?」

客席もざわつきだす。シュートを外した桜木の、自分自身への怒りの矛先が宮益に向けられる。

桜木「くそ……てめーは張り合いがなさすぎるぞ!!やる気あんのか!?」

宮益「ある!」

しれっと宮益が返す。

255 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:44:52 ID:c5wwY5Pk
水戸「そーか」

湘北の応援席で桜木の友人、水戸が何かに気付く。

水戸「あいつは相手が強ければ強いほど……負けまいとして、その強さに夢中で対応してきた。
   ボス猿(魚住)や仙道のような奴らに負けまいと張り合う中でドサクサにまぎれて活躍
   してきた……」

晴子「はじめてお兄ちゃんと勝負したときもそうだったわ」

水戸「うん。相手が強くなきゃ、実力以上のもんは出ない」

赤木(たった15分で桜木のすべてを見抜いたか。恐るべし……知将・高頭!!)

桜木「くそっ」

悔しがる桜木をベンチから冷静な目で高頭が見つめる。その手には扇子が握られ、パタパタと
涼しげな音を立てていた。

高頭「さあ、メッキがはがれてきたぞ」

安西(さすが高頭くん。桜木くんを裸にした……)

高頭「すごいジャンプ力やリバウンドに惑わされちゃいかん。運動能力はあっても彼はあくまで
   3か月。……素人だ」

その言葉は誰に向けられたものでもなかったが、ベンチのすぐ脇で座っていた翼の耳に残った。

翼(運動能力はあっても……素人、か。まるで俺のことじゃないか)

なんとなく悔しくて、翼は膝の上に載せた両方の拳を強く握った。

256 :TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:46:05 ID:c5wwY5Pk
コート上では桜木のミスシュートのボールに対し、リバウンド争いが繰り広げられていた。

赤木「負けん!」

田辺「こっちのセリフです!(赤木さん、魚住さん、花形さんと勝負できるのは今年しかない。
   来年、自分こそが神奈川bPセンターだと胸を張って言えるよう、絶対に勝つ!)」


先着2名で
(攻撃側)
赤木のリバウンド→ ! card+(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0
(守備側)
田辺のリバウンド→ ! card+(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。(複数いる時は先にカードを引いた者を優先)

***
今日はここまでです。おやすみなさい。

257 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:46:31 ID:???
赤木のリバウンド→  ダイヤJ +(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0

258 :森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:46:53 ID:???
田辺のリバウンド→  クラブ6 +(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2


259 :森崎名無しさん:2009/06/01(月) 00:44:39 ID:???
乙でした!

260 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 22:36:40 ID:UZ+9DzO2
>赤木のリバウンド→  ダイヤJ +(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0=65
>田辺のリバウンド→  クラブ6 +(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2=62
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→攻撃側がボールをキープ!

リバウンドに少しでも有利なポジションを取るため、激しく体がぶつかり合う。

田辺「赤木さん、ここであなたを倒し、残りの試合で魚住さん、花形さんを倒します。そして、
   僕が神奈川bPセンターになるんだ!」

赤木(!!そうだった……俺がここまでやってきたのは、この決勝リーグで魚住や花形を倒し、
   自分が正しかったことを証明するためじゃないか!?)

赤木はこれまでの2年と数か月を思い出す。全国制覇を目標に掲げ、誰よりもひたむきに努力
してきた。しかし、その生真面目さから周囲と意見がぶつかることも少なくなかった。彼らは
赤木に言った。「俺たちは神奈川『県立』湘北高校バスケ部だぜ。真剣にバスケがやりたいなら
私立の名門、海南か翔陽に行けよ。お前だってデカイだけでバスケは下手くそだから海南に
行けなかったんだろ」そして、入部当時はたくさんいた同学年も木暮と2人きりになり、後輩も
ほとんど残らなかった。

赤木(だが、3年目にしてついに俺は手に入れた。王者・海南への挑戦権を。そして、海南に
   勝って全国への挑戦権も手に入れて、俺が間違っていなかったことを証明してみせる!!)

だから、こんなところで2年ボウズごときに負けてはいられないとばかりに気合いの入った
スクリーンアウトで田辺の前に出る。

高砂「上手い!一歩でも間違えばファールだが、決して取られないギリギリのラインを心得て
   いやがる」

261 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 22:37:45 ID:UZ+9DzO2
田辺「(いいポジションを取られたけど!)まだリバウンドで負けた訳じゃない!!」

田辺も必死に食い下がり、リバウンドに跳ぶ。

赤木「甘いわ!」

ここまで赤木とゴール下で五分の戦いをしてきた田辺。しかし、互角であれば必然的に条件が
良い方が勝つものである。

田辺「くっ!ポジションの差が……」

手の平1つ分、上に出た赤木がそのままボールを掴み、キープする。そして、着地するとすぐに
3Pラインの外で待っていた三井にパスを出す。赤木は三井がボールを受け取ったのを確認すると
田辺の方を睨むように見て、こう告げる。

赤木「覚えておけ、ここから先はお前に仕事をさせん!」

一方、パスを受けた三井はそのままシュート体勢に入る。しかし、そこに神がブロックに入る。
シューターの気持ちは心得ているとばかりの絶妙のタイミングでのブロックであったが、三井の
真の狙いはシュートではなかった。

三井「ほらよ、流川!」

安西監督の言葉どおり、流川にボールを預ける。

神「なにィ!?」

完全に裏をかかれた神はパスに全く反応できなかった。

262 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 22:39:16 ID:UZ+9DzO2
三井からのパスを受け取った流川が、海南陣内奥深くへとドリブルで切り込もうとする。

高頭「中、外、中……なかなかいいリズムだ。そして、ボールを持つのは1年にしてすでに
   湘北のエース、流川。盤石だな。だが、ウチの1年も結構やるもんだぞ」

流川に舘嶋がつく。

舘嶋「今度も止める」

流川「そうはさせねえ」

先着2名で
(攻撃側)
流川のドリブル→ ! card+(ドリブル)52
(守備側)
舘嶋のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)51
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(宮城がフォロー)(せりあい)(牧がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
舘嶋のマークがダイヤの時、誇りの略奪が発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

263 :森崎名無しさん:2009/06/01(月) 22:43:07 ID:???
流川のドリブル→  ダイヤ3 +(ドリブル)52

264 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/06/01(月) 22:47:40 ID:xaKjazYo
舘嶋のディフェンス→  ハート7 +(ディフェンス)51

265 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:04:41 ID:UZ+9DzO2
>流川のドリブル→  ダイヤ3 +(ドリブル)52=55
>舘嶋のディフェンス→  ハート7 +(ディフェンス)51=58
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

流川「抜く」

流川が速いドライブで仕掛ける。予選トーナメントのレベルで見ればそれだけでも脅威ではある。

舘嶋(だが、ここは決勝リーグだぜ。そんな速いだけで強引なドリブルが通用するかよ!)

そう、流川は、リバウンド争いで乱れた海南の守備を突こうと攻め急いでしまった。いくらか
雑になったドリブルは、舘嶋に簡単に止められてしまう。

流川「!?」

観客「さっきからアイツの守備が堅いぞ!」「あの流川がこうも止められるなんて!」

高頭「ガッハッハッ!すっかり守備の名手になってしまったのう、舘嶋は」

海南のベンチでは高頭監督が満足そうに笑っていた。そのまま舘嶋は湘北のゴールを目指して
ドリブルで突き進む。ほとんどの選手が海南側コートの深い位置に入ってきていたため、舘嶋を
追える選手は少なかった。

赤木「宮城、止めてくれ!」

宮城「リョーカイ!」

なんとか宮城が追い付く。

舘嶋「へっ、アンタにはさっき止められた借りを返さないとな」

266 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:05:06 ID:UZ+9DzO2
先着2名で
(攻撃側)
舘嶋のドリブル→ ! card+(ドリブル)52
(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)50
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(牧がフォロー)(神がフォロー)(三井がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
舘嶋のマークがダイヤの時、全速ターンが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

267 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:06:34 ID:UZ+9DzO2
失礼!こっちでお願いします!!

***

先着2名で
(攻撃側)
舘嶋のドリブル→ ! card+(ドリブル)48
(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)51
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(牧がフォロー)(神がフォロー)(三井がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
舘嶋のマークがダイヤの時、全速ターンが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

268 :森崎名無しさん:2009/06/01(月) 23:07:04 ID:eXI+hvow
舘嶋のドリブル→  クラブ5 +(ドリブル)52

269 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/01(月) 23:08:21 ID:???
舘嶋のドリブル→  クラブA +(ドリブル)48

270 :森崎名無しさん:2009/06/01(月) 23:10:02 ID:???
宮城のディフェンス→  スペード5 +(ディフェンス)51

271 :森崎名無しさん:2009/06/01(月) 23:10:11 ID:???
宮城のディフェンス→  ダイヤ4 +(ディフェンス)51

272 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:38:00 ID:UZ+9DzO2
>>268 こちらのミスで引いてもらったカードが無駄になってしまい申し訳ありません。

***
>舘嶋のドリブル→  クラブA +(ドリブル)48=49
>宮城のディフェンス→  スペード5 +(ディフェンス)51=56
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

先ほど、流川を止めてノッているところでボールを奪われたという経験が、舘嶋の枷になる。

舘嶋「今度こそ……今度こそ……!!」

前のめりになり過ぎた気持ちは、ただの焦りでしかなく、プレーを鈍らせる。『かわす』という
意識は強くなり過ぎると逃げの姿勢につながる。回り込むように宮城から遠ざかろうとする
舘嶋のドリブルは、ドタバタと大きくなる。

宮城「カッコ悪くて見てらんねえよ。ドリブルの基本はな……」

素早く舘嶋の進路に先回りする宮城。そして、小さい体を、さらに低くする。

宮城「体勢は低く、だ」

上体が起き上がり、ボールと手の距離が開いていた舘嶋の手元から余裕でボールを奪い去る。

舘嶋「くっ……(俺はこの人に勝てないのか!?)」

ボールを奪った宮城は、少しドリブルで進むと海南ゴール下にいる桜木に再びパスをする。

宮城「花道!今度こそ決めてこい!!」

桜木「リョーちん!!」

273 :TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:42:50 ID:UZ+9DzO2
しかし、桜木のゴール下のシュートは再び外れる。桜木はなんとか自分でそのボールを拾う。

観客「また外した!」「あいつ1人でゲームをぶち壊してるぜ」「さっさと引っ込めろよ」

桜木に観客からブーイングが浴びせられる。桜木に幸いだったのは、彼の耳にその罵声が届いて
いなかったことだろう。

桜木(なぜだ、なぜ入らん。こんなゴールの近くのシュートが。相手のディフェンスも全く
   動かないし。外すはずがない。外すはずがない。外すはずがない……)

全く決まらない自分のシュートに桜木は困惑し始めていたのだった。

翼(桜木くん……!!)

翼はそんな桜木に自分の姿を重ねていた。もし、立場が逆だったら……。自分が湘北の選手で
海南を相手にしたとしたら、同じことをされるだろうか?自分は桜木と同じ状態になるのか?
思わず、コートから視線を逸らしそうになる。

高頭「翼、試合を見ていなさい。何があってもだ!」

珍しく語気を荒げながら高頭監督は翼を諭す。彼も翼の感情を理解していたが、その苦しみも
乗り越えられると信じていたからこそ厳しく当たる。

翼「……」

翼は再び拳を握る。周囲にも『グッ』と音が聞こえそうなくらい強く。

翼(桜木くん……)

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0ch BBS 2007-01-24