キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
1 :
TSUBASA DUNK
:2009/04/25(土) 14:52:01 ID:HvkFY8qg
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。
※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
おかげさまで10スレ目(!)に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。
〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、いよいよ県大会決勝リーグに乗り込む!!
初戦の相手は湘北高校!
73 :
森崎名無しさん
:2009/05/06(水) 22:10:01 ID:???
無事で良かったー!
ホッとしますた
74 :
森崎名無しさん
:2009/05/06(水) 22:48:56 ID:???
気にするなピョン
休みのときぐらいゆっくりするピョン
更新はのんびり気が向いたときにやるベシ・・・ピョン
75 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/06(水) 23:48:38 ID:RGlsMca+
>>72-74
コメントありがとうございます!元気をもらいました!!
***
>ドルジのドリブル→ ダイヤA +(ドリブル)50+(ドラゴンロード)2=53
>宮城のディフェンス→ クラブ9 +(ディフェンス)50=59
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!
ドルジは、予選トーナメント決勝の湘北対武里の試合で見た宮城のプレーを思い出す。
ドルジ(確かに上手かった。だが、コイツも2年……なら、負ける訳にはいかねえ。牧さんの
あとに海南のPGを預かり、神奈川bPガードの座を守る者として)
目の前の宮城をライバルの1人と認めたドルジは集中力を極限まで高め、昨日の夕方の練習で
取り戻しつつあった感覚を、さらに研ぎ澄ませる。
ドルジ(見えたぜ、コートを駆け抜ける龍の姿が!!)
ドルジの視界に映った龍。それは、自分がどう動けば宮城を抜かせるかのイメージを具現化した
ものだった。野球で言えば、一流のバッターのボールが止まって見えるという経験や、ゴルフで
パットのラインが光って見えた気がしたり、スポーツではないが、麻雀で相手の手牌が透けて
見える気がしたりといったことと同じように、集中力の高まったドルジにはそれが目に見える
ことがある。晴れた朝の空のように青い龍のイメージで。
ドルジ(龍のあとをついていけば、抜ける!)
確信を持ってドルジは仕掛ける。しかし、彼には2つの誤算があった。
宮城「くるならきやがれ!」
76 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/06(水) 23:50:08 ID:RGlsMca+
ドルジと対峙した短い時間の中で、宮城は自信の言葉や気持ちを思い返していた。
『ナメられてるんすよ(ちっ、何をホッとしてるんだ、俺は)』『牧じゃなきゃ怖くねえ!』
宮城(馬鹿野郎……まるで牧を怖がっているみてえじゃねえかよ!)
さらに昨日の夕方のことを思い出す。予選トーナメント決勝全ての試合を観戦し終わり、解散を
する前に湘北バスケ部の監督である安西が部員たちに話しかける場面からそれは始まる。
安西「いよいよ決勝リーグですね。これからの対戦相手はどこも強敵ばかりですよ」
桜木「フン、オレたちだってシードの武里に勝ったぜ」
安西「そう……桜木くん。ここからはその気持ちが大事です」
そう言って安西監督は部員たちの顔を見る。
安西「『勝ちたい』という気持ちがないなら海南大附属などと戦うべきじゃない」
話を聞く部員たちは監督のその表情から、彼が何を言いたいのかを読み取ることは出来なかった。
安西「でなければ、今後のバスケ人生を左右するほどの精神的ダメージを負いかねない」
部員たち「……!!」
安西「『勝ちたい』ですか?」
一同「おう!!」
「よろしい」安西監督はそうつぶやくと、部員たちに決勝リーグの緒戦、つまり翌日の相手が
海南大附属であることを伝えたのだった。
77 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/06(水) 23:51:52 ID:RGlsMca+
宮城も当然その輪にいた。彼も湘北の勝利を疑っていなかった。しかし……
宮城(いきなり海南かよ。神奈川bPプレーヤー、牧が相手……)
湘北の勝利は信じることが出来ても、自分が『帝王』牧を相手に戦えるかは不安であった。
宮城(……)
帰り道、部員の輪から離れた彼は夕日の見える河川敷で独りたそがれていたのだった。そこに
マネージャーのアヤコがやってきた。部員の列から消えた宮城に気付き、追いかけてきたのだ。
アヤコ「何をたそがれているのよ?」
宮城「ア、アヤちゃん!?」
アヤコ「明日の海南戦が不安なワケ?自分のマッチアップが神奈川bPの牧さんだから」
宮城「……」
アヤコ「情けないわねえ。『そいつを倒してオレがbPになる』くらい言えないの?」
宮城「……」
アヤコ「それくらいのこと言える、いつものリョータが(今の元気のないリョータよりは)私は
好きなんだけどな(ボソ)」
宮城「!?」
アヤコ「ま、アンタの気持ちの問題だし、明日までには立ち直ってよね」
そう言ってアヤコはその場から立ち去った。ひとりの男に勘違いを残して。
78 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/06(水) 23:53:33 ID:RGlsMca+
そして、海南対湘北の試合会場に場面は戻る。
宮城(そうだ、オレは牧を倒して神奈川bPになるんだ!アヤちゃんの愛に誓って!!)
ドリブルで抜きにくるドルジに対し、宮城は小さい体をより低くして待ち構える。
ドルジ(チビが!ドラゴンロードに死角はねえ!!)
しかし、先ほども述べたがドルジには誤算があった。ひとつは彼の体はまだ本調子ではないと
いうこと。スポーツ選手としてのハートを取り戻したドルジであったが、精神的には復調しても、
全力を出すことをサボっていた彼の筋肉はまだ完璧な状態ではなかった。
ドルジ(ちぃ、体がイメージのように動かねえ。龍と同じスピードじゃ走れないか!?)
そして、もう1つの誤算。
宮城「おせえよ!!」
ドルジ「なにィ!?」
それは宮城のスピードである。単純なスピードであればこの大会に出場している選手の中で
彼が一番だろう。ドルジが一瞬だけもたつく間に宮城はボールを奪う。
牧(ドルジよ、これは技術の差じゃない。気持ちの差だ。俺がいなくなったあとを守ろうとする
お前と、俺からbPの座を奪おうとする宮城。その姿勢の差がこの結果を生んだんだ)
79 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/06(水) 23:54:07 ID:RGlsMca+
宮城(ボールを奪ったぜ。さて、どうする?)
前方には流川と桜木がそれぞれ小菅・武藤にマークされつつも走っているのが見えた。
先着1名で
宮城の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→流川にパスだ!
スペード→花道(桜木)にパスだ!
クラブ→ここから自分で持っていく!
JOKER→牧を挑発する!!
***
今日はここまでです。短くてすみません。
80 :
森崎名無しさん
:2009/05/06(水) 23:57:54 ID:???
宮城の判断→
スペード6
乙ですー復帰してよかった
81 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 21:09:27 ID:nmn4YJ5E
>宮城の判断→ スペード6
>スペード→花道(桜木)にパスだ!
宮城はドリブルしながら、ゴールに向かって最前列を走る2人の味方選手を見比べる。
宮城(確実性なら流川だが……)
流川にボールが渡れば、かなり高い確率で得点に繋がる。一方の桜木では正直なところ点が
得られるか怪しい。普通に考えれば流川へのパスだ。しかし、宮城の判断は違った。
宮城(『普通』なら流川にパスだ。だが、相手は海南。普通とか無難な戦術を選んでても勝てる
はずがねえ!)
さらに言えば、ここで桜木が活躍することで海南のマークが均等に散れば、それだけ流川や
赤木、三井が自由に動けるようになる。予選トーナメントでも驚異的な身体能力で活躍しては
いるが、初心者である桜木がボロを出す前に海南の守備を崩したいという希望も宮城の中に
あった。
宮城(花道がシュートを決められるか、これは賭けだ。……決める方にオレは湘北の勝利を
賭けるぜ!)
キッと前線を睨むように見つめると、桜木の走り込もうとしているスペースにパスを出す。
宮城「花道!」
武藤「(ちぃっ、流川じゃねえのかよ!?)任せたぞ、小菅!!」
小菅「おうよ!」
小菅がパスカットに向かう。
82 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 21:10:09 ID:nmn4YJ5E
先着2名で
(攻撃側)
宮城のパス→ ! card+(パス)51
(守備側)
小菅のパスカット→ ! card+(パスカット)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側のパスが通る!
1、0、−1→左から(流川がフォロー)(せりあい)(武藤がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!
83 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 21:10:29 ID:???
宮城のパス→
スペード10
+(パス)51
84 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 21:12:33 ID:???
小菅のパスカット→
ハートA
+(パスカット)49
85 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 21:12:49 ID:???
小菅のパスカット→
ダイヤ9
+(パスカット)49
86 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 21:32:22 ID:nmn4YJ5E
>宮城のパス→ スペード10 +(パス)51
>小菅のパスカット→ ハートA +(パスカット)49
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側のパスが通る!
パスカットに向かう小菅だったが……
ズルッ!
小菅「しまった!足を滑らせた」
パシィ!
桜木「ナイス・パス、リョーちん!!」
宮城のパスはあっさりと前線の桜木に通る。パスをカットしようとしていた小菅の動きが良く
なかったため、ほとんどの観客たちは気付かなかったが、そのパスはハイレベルなものだった。
牧「ほう、桜木の足の速さを考慮し、取れるギリギリの場所に、寸分の狂いもなくパスを出すか。
しかも、あのボールの速さで」
なかなか面白そうな相手だ、牧はそう宮城を評価した。そして、早く試合に出たいと高頭監督の
方を見る。しかし、そんな牧の気持ちにまるで気付いていないように、高頭監督はコートに
目を向けたままだった。その視線の先にはゴール近くまで進んだ桜木の姿があった。
桜木「よし、シュートだ!!」
赤木・宮城・三井「おい、桜木!レイアップでいいんだぞ!!」
桜木(キラーン)
桜木の目が怪しく光る。
87 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 21:34:30 ID:nmn4YJ5E
先着1名で
天才・桜木の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→「庶民シュートで十分だ!」レイアップシュートを選択する。
スペード・クラブ→「スラムダンクに決まってるだろ!」ダンクだ!
JOKER→流川にパス!?
88 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 21:35:12 ID:???
天才・桜木の判断→
ダイヤQ
89 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 21:47:21 ID:nmn4YJ5E
>天才・桜木の判断→ ダイヤQ
>ダイヤ・ハート→「庶民シュートで十分だ!」レイアップシュートを選択する。
桜木(フッフッフッ。ここはスラムダンクしかな……)
宮城「花道、必殺技ってのはいざって時に出すからカッコいいんだぜ!」
桜木(ピクッ)
三井「そうだぞ!お前のアレはとっておきの切り札なんだからな。頼りにしてるぜ」
桜木「そ、そうだよねえ。ここは庶民シュートで十分だ!」
桜木はレイアップシュートを選択した。
流川「どあほう」
武藤「くっ、追いつけなかったか。頼む、外してくれ!」
桜木のレイアップシュートがフリーで放たれる。
先着1名で
桜木のレイアップシュートは入るかな!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
数値が
≧4 ゴール!得点に!
≦3 リングに弾かれ、リバウンド勝負に!
ただし、カードのマークがクラブの時は無条件で失敗します。
※フリーのためシュート補正に+2されています。
90 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 21:50:46 ID:???
桜木のレイアップシュートは入るかな!?→
ハートQ
91 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/07(木) 22:00:21 ID:nmn4YJ5E
>桜木のレイアップシュートは入るかな!?→ ハートQ
>数値が≧4 ゴール!得点に!
桜木(ハルコさんとの特訓の成果、今こそ見せてくれる!)
憧れの赤木晴子から教わったレイアップシュートのコツを思い出しながらシュートを放つ。
桜木(おいてくる!)
リングの上にボールをそっと置いてくるようなイメージでレイアップシュートをする。
ファサッ……
柔らかい音を立ててボールがネットを通過する。
桜木「やった!」
得点が入ったことを確認した桜木は、思わず観客席に晴子を探す。そこには笑顔で手を振る
彼女の姿があった。
晴子「桜木クン、ナイスシュートよ!」
桜木(やっぱり庶民シュートにしてよかったぁ)
***
流れ 海南 10 → 9 : 10 → 11 湘北
今日はここまでです。明日は飲み会のため更新できないかもしれません。
休みがちで本当に申し訳ありません。
92 :
森崎名無しさん
:2009/05/07(木) 22:14:59 ID:???
乙でした
いいんです無事なら。
続き楽しみにしてます。
93 :
森崎名無しさん
:2009/05/08(金) 12:52:35 ID:???
>>91
ドルジ「気にすんな。しこたま飲んで来い。俺はチヨスのことが心配だ。」
94 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 15:23:05 ID:UIe/uMhY
>>92
ありがとうございます!そういう言葉に本当に救われます。
>>93
ドルジ……漫画の登場人物よりキャラが立ちやがって。どこに向かっているのやら。
***
初心者・桜木の、数少ない武器であるレイアップシュートが見事に決まった湘北の選手たちは
勢いづく。「王者・海南とも互角にやれる」という確かな手応えをその顔に浮かべながら自陣に
戻っていく。
宮城「今のレイアップは良かったぜ、花道」
桜木と並んで戻りながら、シュートを褒める。桜木のレイアップシュート、ドリブル、パスと
リバウンドは3か月間、みっちり基礎を練習してきたため一見して初心者には見えない。
赤木(よし、これで桜木が初心者とは誰も思わないはずだ!少なくとも多少の時間はごまかせる)
そして、赤木や宮城の思惑通り、海南のメンバーたちは桜木へ見方を変える。
武藤「あの赤い髪、思ってたより上手いな」
小菅「とてもバスケが出来るようには見えなかったが、動きはバスケ選手だ」
武藤「大したことがないようなら流川にダブルチームをかけるつもりだったが、無理だな」
小菅「ああ。あの桜木をフリーにはしない方がいいだろう」
2人は相談し、花道のマッチアップに武藤が、そして流川のマークには小菅がつくことに決める。
武藤「これ以上、1年ボウズどもにやられる訳にはいかねえからな」
小菅「おうよ。生意気なのはウチの後輩だけで十分だぜ」
95 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 15:23:51 ID:UIe/uMhY
海南ボールで試合が再開する。PGのドルジがボールを運ぶ。
ドルジ(さっきは宮城に突っかけてボールを奪われた。ならば……)
先着1名で
ドルジの作戦→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→パス主体で攻める!
スペード・クラブ→勝つまでドリブルで攻める!
JOKER→流川にパス!?
***
あと、数レス前の宮城のパスの能力は50が正しかったです。申し訳ありません。
結果に変わりはありませんが次から修正しますので、先にお知らせしておきます。
96 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/05/11(月) 15:24:32 ID:???
失礼して
ドルジの作戦→
ダイヤ5
97 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 15:37:16 ID:UIe/uMhY
>>96
どうぞ、ご遠慮なくどんどん引いてくださいな。
***
>ドルジの作戦→ ダイヤ5
>カードのマークがダイヤ・ハート→パス主体で攻める!
ドルジ(勝負はいつでも出来る。だが、ここはチームに流れを持ってくることが先だ!)
宮城に仕掛けたいという個人的な欲求を胸の奥にしまい、宮城がドルジに向かってきたところで
パスを出す。
宮城「ちっ、逃げんのかよ!」
ドルジ「なんとでも言いな」
そのパスの相手は……
先着1名で
パスの行き先→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→ゴール下に走り込んだ武藤だ!
スペード→3Pラインの内側に入ってきた小菅だ!
クラブ→3Pラインの外をフラフラしている横島だ!
JOKER→田辺にアリウープ!?そんな無茶な!!
98 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 15:51:39 ID:???
パスの行き先→
クラブ3
99 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 16:05:00 ID:???
ド○ジ:相撲よりバスケより ゴ ル フ が好きなんです!
100 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 16:27:00 ID:UIe/uMhY
>>99
ドルジ……実は私も仕事の付き合いで最近ゴルフを始めたんです。
6万円も値引きしてもらったのにクラブ一式で15万円とか……生活を圧迫しすぎです。
ゴルフ好きな先輩が初心者用にと選んでくれたので、ものがいいのは間違いないんですが。
***
>パスの行き先→ クラブ3
>クラブ→3Pラインの外をフラフラしている横島だ!
武藤、小菅が上手く動いてパスを受けられるスペースに走り込もうとしていたが、宮城を意識
するあまり、視野が狭くなっていたドルジはそれに気付くことができなかった。
ドルジ「横島!」
そして、3Pラインの外でフラフラしていた横島にパスを出す。
横島「えっ、俺!?」
宮城「おっと、やらせねえぜ!」
宮城がパスカットに向かう。
先着2名で
(攻撃側)
ドルジのパス→ ! card+(パス)49
(守備側)
宮城のパスカット→ ! card+(パスカット)46
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側のパスが通る!
1、0、−1→左から(小菅がフォロー)(せりあい)(流川がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!
101 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/05/11(月) 16:33:38 ID:???
ドルジのパス→
ハート4
+(パス)49
102 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 16:34:50 ID:???
宮城のパスカット→
スペード9
+(パスカット)46
103 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 16:55:09 ID:UIe/uMhY
>ドルジのパス→ ハート4 +(パス)49=53
>宮城のパスカット→ スペード9 +(パスカット)46=55
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!
ドルジから横島へのパス。それは「なにがなんでも点を取ろう」という工夫からのパスではなく、
「ドリブルでミスをしたから続けて同じことをしたくない」という逃げの気持ちから生まれた
パスだった。パスで攻めた方が有利、ということは確かに間違ってはいない。しかし、ドルジは
本来、そういった計算で動くよりも、闘争本能に任せて暴れるタイプだった。そんなドルジが
このパスを成功させることが出来るはずもなかった。
宮城「遅すぎるぜ!」
ドルジの弱気がまるでボールにも伝染したかのように、そのパスはスピードがなく、簡単に
宮城にカットされる。そしてそのままドリブルで進み、レイアップシュートを決める。
スパッ!
ボールが通過したリングの下で振り返った宮城は、海南のベンチを睨みつける。そして、右手を
肩の高さで平行に上げると牧を指差す。
宮城(さっさと出てこいよ、帝王)
牧「フッ、生意気な……」
牧は嬉しそうに、ニヤリと笑った。
***
流れ (海南) 9 → 8 : 11 → 12 (湘北)
104 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 17:06:50 ID:UIe/uMhY
【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北
出場メンバー (数字)はファールの数
海南 ドルジ 横島 小菅 武藤 田辺 (チーム攻撃力 96)
湘北 宮城 三井 流川 桜木 赤木 (チーム攻撃力 103)
時間 前半5分(前後半20分)
流れ (海南)8 : 12(湘北)
得点 (海南)7 − 16(湘北)
海南側の得点者 武藤3 小菅2 田辺2
海南チームのガッツ
翼 540/650 牧 730/950 神 380/800 舘嶋 600/600
田辺 430/750 武藤 800/900 小菅 760/880 馬場 610/610
ドルジ 560/700 高砂 930/930 宮益 700/700 横島 410/550
***
ここで、前半5分までのファールの判定を行います。
先着2名で(海南側と湘北側に分けてお引きください)
(海南)
ドルジ→ ! card 横島→ ! card 小菅→ ! card
武藤→ ! card 田辺→ ! card
(湘北)
宮城→ ! card 三井→ ! card 流川→ ! card
桜木→ ! card 赤木→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。
それ以外のカードならファールはありません。
105 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 17:13:49 ID:???
(海南)
ドルジ→
ダイヤ6
横島→
クラブ4
小菅→
クラブ2
武藤→
クラブ5
田辺→
ダイヤ2
106 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 17:14:29 ID:???
(湘北)
宮城→
ダイヤ5
三井→
クラブK
流川→
ハート2
桜木→
スペード9
赤木→
クラブ6
107 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 17:19:50 ID:???
うわぁ
108 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 17:32:36 ID:???
クラブ多すぎワロタwww
109 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 17:52:07 ID:UIe/uMhY
(海南)
ドルジ→ ダイヤ6 横島→ クラブ4 小菅→ クラブ2
武藤→ クラブ5 田辺→ ダイヤ2
(湘北)
宮城→ ダイヤ5 三井→ クラブK 流川→ ハート2
桜木→ スペード9 赤木→ クラブ6
カードがクラブA〜3だと2ファール、クラブ4〜Kだと1ファールします。
それ以外のカードならファールはありません。
***
【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北
出場メンバー (数字)はファールの数
海南 ドルジ 横島(1) 小菅(2) 武藤(1) 田辺 (チーム攻撃力 96)
湘北 宮城 三井(1) 流川 桜木 赤木(1) (チーム攻撃力 103)
時間 前半5分(前後半20分)
流れ (海南)8 : 12(湘北)
得点 (海南)7 − 16(湘北)
海南側の得点者 武藤3 小菅2 田辺2
海南チームのガッツ
翼 540/650 牧 730/950 神 380/800 舘嶋 600/600
田辺 430/750 武藤 800/900 小菅 760/880 馬場 610/610
ドルジ 560/700 高砂 930/930 宮益 700/700 横島 410/550
***
次から上のを2回書かないように順番を考えまーす。
110 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 17:53:06 ID:UIe/uMhY
PGドルジの不調はチーム全体の動きを鈍くしていた。そして、上手くいかない連携は、各個人の
プレーにも悪影響を与えたのだった。
いや、それ以上に湘北は強かった。試合開始直後の落ち着かない時間帯ではあったが、海南から
得たリードを守るどころかさらに広げることに成功したのだ。
意気込み過ぎの感のあった湘北の3年生、赤木と三井にこそファールなどのミスがあったが、
2年の宮城の完璧なゲームメイク、そして怖いもの知らずの1年生コンビ流川と桜木の活躍で
会場はすでに湘北を応援するような雰囲気になっていた。
一方の海南は調子の上がらないドルジをフォローしようと3年の武藤と小菅が頑張りを見せるが、
よく動いた分、ファールもしてしまう。特に流川とマッチアップしていた小菅はこの短時間に
2つのファールを重ねてしまったのだった。
前半5分、ようやく海南の高頭監督がタイムアウトを取る。
111 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 17:54:54 ID:UIe/uMhY
暗い表情のまま海南のベンチまで戻ってきた選手たちに、高頭監督が声をかける。その声には
意外なことに怒気が感じられなかった。
高頭「これが決勝リーグの厳しさだ。悔しい思いをしたろうが、次に出る時に大切な財産になる。
その悔しさを絶対に忘れるなよ」
控え中心のメンバーで試合に臨んだのには2つの理由があった。その1つが控えメンバーにも
決勝リーグの雰囲気を感じさせておきたかったということだ。
高頭「そして、翼と舘嶋は今までの試合内容をよく見ていたろうな?ベンチからでしか見えない
ことがある。それに気付けないようではここから先、通用せんぞ」
翼・舘嶋「は、はい!」
そう、もう1つの理由とは翼と舘嶋にベンチでの試合の見方を教えることにあった。
高頭「翼はもちろんだが、舘嶋も中学ではエースだっただろうからベンチで試合を見ている
経験などあまりなかったろう。ベンチだから気付けることもあったはずだ」
翼と舘嶋は顔を見合せて頷く。
高頭「よし、ではその成果を今から見せてこい!」
翼「じゃあ……」
112 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/11(月) 17:56:18 ID:UIe/uMhY
高頭「うむ……」
先着1名で
海南のメンバーチェンジ→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート・スペード→ここからはベストメンバーでいく!
クラブ→横島→神、小菅→舘島、武藤→翼の交代だ!
JOKER→少し早いがあのフォーメーションを試す時だ!!
***
今日はたぶんここまでです。
113 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/05/11(月) 17:59:18 ID:???
海南のメンバーチェンジ→
ハートQ
114 :
森崎名無しさん
:2009/05/11(月) 19:42:52 ID:???
乙です!
ファール判定でとられるのは3ファールまでですか?
115 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 11:52:22 ID:zFnG5r/c
>>114
その通りです。3つまでの予定です。チームファールをどうするかが今の悩みです。
***
>海南のメンバーチェンジ→ ハートQ
>ダイヤ・ハート・スペード→ここからはベストメンバーでいく!
高頭「これ以上、湘北を調子づかせる訳にもいくまい。ここからはベストメンバーでいく!」
高頭監督の言葉を受け、牧・神・舘嶋・舘嶋が立ち上がる。
高頭「準備は出来ているだろうな?」
牧「もちろんですよ……なあ、みんな」
一同「おう!」
高頭「がっはっはっ!よし、神奈川bPの実力、思い知らせてやれ!!」
一同「はい!」
タイムアウトが終わり、4人が入れ替わった海南のメンバーがコートに出ていく。
宮城「出てきやがったな」
牧の姿を見つけて宮城がつぶやく。それに気付いたマネージャーのアヤコが宮城に声をかける。
アヤコ「相手は神奈川bPよ、リョータ」
宮城「なら、そいつを倒してオレがbPになる(ニヤリ)」
親指を立ててそう応える宮城の顔を見て、アヤコは安心する。
アヤコ「(昨日みたいな気負いはないようね)よし、いってこい!」
116 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 11:53:21 ID:zFnG5r/c
湘北のSG、三井の目には神の姿が映っていた。
三井(あのヤロウ……出てきたか。どっちの才能が上か、ここで白黒つけようじゃねえか)
***
【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北
出場メンバー (数字)はファールの数
海南 牧 神 舘嶋 翼 田辺 (チーム攻撃力 105)
湘北 宮城 三井(1) 流川 桜木 赤木(1) (チーム攻撃力 103)
時間 前半5分(前後半20分)
流れ (海南)8 : 12(湘北)
得点 (海南)7 − 16(湘北)
海南側の得点者 武藤3 小菅2 田辺2
海南側のファール 小菅2 武藤1 横島1
海南チームのガッツ(5分間、試合に出ていないメンバーのガッツが50回復します)
翼 590/650 牧 780/950 神 430/800 舘嶋 600/600
田辺 430/750 武藤 800/900 小菅 760/880 馬場 610/610
ドルジ 560/700 高砂 930/930 宮益 700/700 横島 410/550
***
ようやく登場した帝王・牧のボール運びで試合が再開する。
牧(ウチのドルジをボコボコしてくれた宮城……さて、どうするか?)
まだ離れた位置にいるが、こちらを睨みつけるように見ている宮城を相手にどう試合を運ぶか
牧は考えていた。
牧(上背がないから中にパスを入れるのも難しくはない。だが、こいつと平面で勝負してみたい)
117 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 11:54:09 ID:zFnG5r/c
ほんの短い時間の逡巡の後、牧は攻め方を決めた。
牧(よし……)
先着1名で
帝王の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→「常勝」海南のバスケは勝つためのバスケ。パスで攻めるぞ!
スペード・クラブ→海南は負けん。そして、俺も。ドリブルで攻める!
JOKER→例の作戦でいくぞ!……ところで例の作戦って、何!?
118 :
森崎名無しさん
:2009/05/12(火) 12:06:04 ID:q+uSf+PA
帝王の判断→
スペード6
119 :
森崎名無しさん
:2009/05/12(火) 12:13:49 ID:???
ついに
>>115
で舘嶋も忍者になったか
120 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 21:38:57 ID:zFnG5r/c
>>119
うぎゃー!やってしまった!!でも、忍者キャラにしても設定を活かせる自信がないッス。
……忍者をご所望の方は、外伝スレ「中里忍法帳」をご覧くださいませ。
***
>帝王の判断→ スペード6
>スペード・クラブ→海南は負けん。そして、俺も。ドリブルで攻める!
牧(『常勝』の旗を裏切る訳にはいかん。海南は勝ち続けなくてはダメなんだ。そして、帝王と
呼ばれる俺も。だから、ここは勝負!)
宮城を避けることは帝王の名に恥じると、真っ直ぐに向かっていく。
赤木「(牧がくる!さすがに宮城ひとりではキツイ……)三井、フォローだ!」
牧の動きを見て湘北のキャプテン、赤木が指示を出す。しかし、目の前の神に意識が向いていた
三井は動くことが出来ない。
流川(チッ)
仕方なく流川がフォローに動く。
舘嶋(よし、フリーだ!)
その隙をついて、舘嶋はカットインしていく。これで、宮城を牧が抜いてパスが入れば中で
海南の数的優位が出来る。
宮城「だったら、オレが止めればいいんだろ!」
牧「やれるもんならやってみな」
121 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 21:39:38 ID:zFnG5r/c
先着2名で
(攻撃側)
牧のドリブル→ ! card+(ドリブル)57
(守備側)
宮城のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)50
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(神がフォロー)(三井がフォロー)(流川がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
122 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/05/12(火) 21:40:06 ID:7v1RTOSk
牧のドリブル→
ハート10
+(ドリブル)57
123 :
森崎名無しさん
:2009/05/12(火) 21:41:27 ID:???
宮城のディフェンス→
ハートK
+(ディフェンス)50
意地は見せる!
124 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/12(火) 21:47:58 ID:???
宮城が見事に意地を見せたところで今日はここまでです。
ここから海南の反撃が始まるのか、それとも原作主人公の湘北が引き離すのか!?
ワクワクしてもらえるような展開が書けるといいのですが……
少し休ませていただいている間に文章がさらに下手になった気がします。
読みにくかったらごめんなさい。
125 :
森崎名無しさん
:2009/05/12(火) 22:05:39 ID:???
>>124
乙です。ぼちぼち調子を上げていってください。
つ、ツバダンさんに言ったんじゃなくて今日負けたドルジに言ったんだからね!
126 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/13(水) 18:16:54 ID:YjdeujIw
>牧のドリブル→ ハート10 +(ドリブル)57=67
>宮城のディフェンス→ ハートK +(ディフェンス)50=63
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側が守備側を抜く!
牧がハーフラインの2mほど手前に来たところで宮城がディフェンスに飛び出す。ちょうど
牧がドリブルのために、手からボールを放した瞬間だった。様子を窺うように大きくドリブル
していた牧と一気に距離を詰める作戦である。
宮城(いくら牧でもこのタイミングなら!)
高頭「素晴らしい!スピードもかなりのものだが、自分の身体能力を活かした作戦と、無謀とも
取れるようなその作戦に賭けられる度胸は大したものだぞ」
海南のベンチでは高頭監督が宮城の動きに感心していた。初めて牧を相手にした選手は、普通は
怖がって距離を取って守るか、もしくは人数をかけてくる。そしてパスやシュートの餌食になる。
したがって、1対1で抜かれる選手というのは、実は珍しい。
高頭「……だが、やはり無謀に変わりない」
牧の手元を離れたボールが、床にぶつかり戻ってくるまでの時間で十分に距離を詰められると
宮城は計算していた。確かにタイミング、ボールのスピード、そして宮城自身の速さを考えれば
それは間違った判断とは言えなかった。しかし、相手は百戦錬磨の牧である。
牧(最初っからそういう作戦をしてくる奴は珍しい。だが、いない訳じゃなかったさ)
牧は床に跳ね返ったボールが手元に戻ってくるのを待つのではなく、自分の体を低くすることで
ボールを迎えにいく。そうやって、ボールが手元から離れる時間を短くする。
127 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/13(水) 18:17:57 ID:YjdeujIw
宮城「なにィ!?」
そして、牧は自在にボールを操ると、真っ直ぐに向かってきた宮城をかわした。
牧「お前は確かに速い。たぶん、俺よりも。だが、速いだけじゃ止められないぜ」
宮城「くそっ!次こそ止めてやるからな!!」
悔しそうな視線を送る宮城を背中に感じながらも、牧はコートの前方に広がる味方と敵の様子を
確認する。流川が向かってきていたが、その分、彼がマークすべきだった舘嶋がフリーだった。
牧「舘嶋!」
流川が自分のマークから離れたことを確認した舘嶋は、大きく横に動き、牧がパスを出しやすい
位置に移動していた。牧もそれにすかさず反応し、舘嶋にパスを出す。
流川「ちっ!」
流川もそのパスには触れることが出来ず、制限区域付近で舘嶋がフリーでボールを持つ。
舘嶋「よっしゃ、フリーだ!」
観客「キャー!舘嶋くーん!!」「タッ・テ・シマ!タッ・テ・シマ!」
ブサイクながら女性に人気のある舘嶋のファンが陣取った観客席の一角が沸く。しかし、歓声は
すぐに悲鳴へと変わった。
赤木「どこがフリーだ、ウホッ!!」
その動きを読んで、センター赤木がチェックに迫っていたのだ。
128 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/13(水) 18:21:38 ID:YjdeujIw
観客「ギャー!ゴリラよ!!」「動物園に帰りなさい!!」「逃げて、舘嶋くん!!」
赤木(顔の系統は違うけど、コイツも不細工には変わらんだろうが!!)
赤木の必死の形相に、思わず舘嶋はパスを選択する。パスの相手はゴール下の翼である。
舘嶋「頼む!」
翼「任せろ!」
桜木「はっはっはっ!俺が相手だ、テバサキくん!!」
翼「翼だっつーの!(赤く染められた、この頭のお礼だ!!)」
観客「赤頭対決か!?」「いいぞ、もっとやれ!」「お前らの存在だけでも珍プレーだ!!」
そう、昨夜は試合の疲れに加え、森崎への手紙を書いた精神的疲労から翼は風呂に入らずに
寝てしまった。今朝、普通の時間に起きた翼は、シャワーを浴びる時間はなんとか作ったが、
さすがに髪を染め直すことは出来なかったのだった。
翼(ここは……)
【行動選択】(現在のガッツ 590/600)
A ダンクだ!(ガッツ消費130、シュート成功率10/13、成功後の流れ+2)
B ゴール下だ!(ガッツ消費30、成功率9/13、成功後の流れ+1)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)
***
>>125
こんなスペースで申し訳ないですが……ドルジの人気に嫉妬です。
129 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 18:23:14 ID:69Oo3ekc
A
130 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 18:23:17 ID:X/8ILvCw
A
131 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 18:23:43 ID:CbFHR8FQ
A
流れを持ってくる!
132 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/13(水) 18:35:10 ID:YjdeujIw
>A ダンクだ!(ガッツ消費130、シュート成功率10/13、成功後の流れ+2)
翼「ここはダンクだ!」
桜木「(ダンクはこの天才・桜木の代名詞だ)やらせるか!!」
こん身の力を込めて2人の体が跳び上がり、そして2つの意地がぶつかり合う。
先着2名で
(攻撃側)
翼のダンク→ ! card+(シュート)51
(守備側)
桜木のブロック→ ! card+(ブロック)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧0→シュートがブロックを越え、ゴール判定に
=−1→こぼれ球になりせりあいに
≦−2→守備側がブロックに成功
【補足・補正】
翼のマークがダイヤの時、パワーダンクが発動し数値に+4されます。
桜木のマークがダイヤの時、フンフンDFが発動し数値に+4されます。
桜木のマークがダイヤ・ハートの時、次の行動にすぐに移れます。(リバウンド等)
攻撃側のマークがダイヤで守備側のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
両方のマークがクラブだった場合、攻撃側の反則になります。
***
ひとまずここまでです。
133 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 18:35:50 ID:???
翼のダンク→
ダイヤ5
+(シュート)51
134 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 18:39:25 ID:???
桜木のブロック→
スペード2
+(ブロック)49
135 :
森崎名無しさん
:2009/05/13(水) 19:03:15 ID:???
エースの組み立てから新星のダンクで流れを五分に戻すとか
やはり主人公補正とはかくあるべし!って感じでいいですね
136 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 01:19:29 ID:???
一応原作での清田インパクトの再現…かな?
そういえば清田って(ry
137 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 02:49:10 ID:???
ここでのゴール判定で入らないのが翼・・・
・・・とか言ってたら本当に入らなかったりしてw
138 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 07:10:56 ID:???
桜木がクラブならさらに燃える展開だった。惜しいぜ。
139 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 17:48:24 ID:???
>>135
私もちょっとやり過ぎとも思いましたが、笑って許してくださいな。
>>136
原作の清田くらいのインパクトを持たせられれば御の字です。
>>137
さ〜て、どうなるのでしょうか?
>>138
これからいくらでもカードがドラマを作ってくれますよ。……嬉しいやら、怖いやら。
***
今までと異なり、シュート描写の前に先にゴール判定を行います。
先着1名で
翼のダンクは入るかな!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
数値が
≧3 ゴール!得点に!
≦2 リングに弾かれ、リバウンド勝負に!
※ブロックに5以上の差をつけての勝利のためシュート補正に+1されています。
140 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 18:11:44 ID:???
翼のダンクは入るかな!?→
クラブ7
141 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 19:23:39 ID:???
今日ひょんなことから原作の30、31(最終巻)を読む機会があったんだけど
やっぱスラダンは神漫画だ・・・読んでるうちに目から汗が・・・
142 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 21:42:41 ID:Z8O/Xx+Y
>>141
自分は河田兄が桜木についたあたりで涙します。桜木が認められるのが嬉しくて。
***
>翼のダンク→ ダイヤ5 +(シュート)51+(パワーダンク)4=60
>桜木のブロック→ スペード2 +(ブロック)49=51
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧0→シュートがブロックを越え、ゴール判定に
>翼のダンクは入るかな!?→ クラブ7
>数値が≧3 ゴール!得点に!
ゴールを背負った状態で舘嶋からのパスを受けた翼は、鋭くターンをし、体の正面にゴールを
見据えてからダンクに跳ぶ。桜木も超人的な反応速度でその動きについていく。
舘嶋「あの赤頭……って、翼も赤い!湘北の赤頭の反応の良さが半端じゃない!?」
牧「だが、翼はそれを読んでいるさ」
翼のジャンプに合わせて桜木もブロックに跳ぶ。ターンしながらもリングの位置を把握していた
翼と、そこに意識を置けずに翼の動きを追い過ぎた桜木。その差は結果にはっきりと表れる。
桜木「なにィ!?」
リングに真っ直ぐに跳んだ翼に対し、桜木のブロックは体が流れてしまう。つまり、リングから
離れるようなジャンプになってしまったのだ。翼はターンの最後に1歩だけ前に踏み込んでいた。
そうすることで体にかかる慣性をいくらか前向きにすることが出来た。しかし、桜木は翼を
追いかけるようにすぐにジャンプしたために、体にターンの勢いが残ったままで跳ぶことに
なったのだ。
143 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 21:43:49 ID:Z8O/Xx+Y
流川「(細かい技術だが、意識してそれを出来る奴は少ないぞ)やるじゃねーか」
桜木「なんだかよく分からんが、まだだ!」
桜木は翼から離れていく体を上半身の力だけで無理矢理に捻る。まるで重力を無視するように
腕を高く持ち上げると翼の持つボールに手を伸ばす。
桜木「やらせん!」
翼「(まさかあの体勢からブロックに入れるとはやるね、桜木くん!でも……)甘いッ!」
ボールに触れた桜木の手ごとリングに向けて思いっきり振る翼。桜木はその腕力に負けてしまう。
桜木「うおっ!?」
翼「俺の……勝ちだァ!!」
力勝負で負けた桜木は、そのまま倒れるように落下する。翼はそんな桜木を見ることなく、ただ
見つめたリングにボールをぶち込む。
ズバッ!!
翼の力強いダンクがリングとネットを揺らす。そして……
観客「うぉおおおお!!!」「すっげえダンクだ!!!」「赤頭が赤頭を吹き飛ばした!!!」
割れんばかりの歓声が、コートを、いや体育館全体を揺らした。
高頭「ガッハッハッ!ニューヒーローの誕生はいつ見ても気持ちいいわい!!」
海南のベンチでは、高頭監督が満足そうに笑っていた。
144 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 21:44:30 ID:Z8O/Xx+Y
湘北の応援席で、ガラの悪そうな一団がざわつく。彼らは桜木の中学時代からの仲間である。
大楠「まさか、あの花道が力勝負で負けるなんて!?」
水戸「力勝負じゃないさ。今のは相手にバランスを崩されていたんだ。罠にハメられた」
野間「ちっ、きたねえぞ!」
水戸「違う。汚いんじゃない。上手いんだ」
高宮「どっちにしろ花道が吹き飛ばされるなんてよ。バスケは奥が深いな(キラーン)」
大楠「なに、眼鏡を光らせてるんだよ、偉そうに!てめえはコーラでも飲んでやがれ!」
大楠が体の丸い(つまり太っている)高宮の口にコーラのペットボトル(1.5リットル)を
差し込む。野間と水戸も悪ノリしてそれに便乗する。
高宮「グボォ!!」
コーラが高宮の口から盛大に吹き出る。翼のダンクに騒然としていた湘北の応援席は違う意味で
さらに騒然となったのだった。
そして、コート上では……
145 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 21:45:58 ID:Z8O/Xx+Y
翼が倒れた桜木に手を伸ばす。声をかけながら……
翼「……」
A 「まずは俺の1勝だね。ハハハッ!」
B 「まさか、これで終わりって訳じゃあないだろう?」
C 「残念だけど、君の見せ場はもうないよ。」
D 「この試合、お互いの髪の毛を賭けようじゃないか。」
E いや、やっぱり声をかけずに自陣に戻る。
F その他(ご自由にお書きください。同意する時ははっきり分かるようにお願いします)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)
146 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 21:47:54 ID:QRQT4+ck
F 「最後までいい勝負ができそうだね」(ニコッ
147 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 22:00:39 ID:EUyNq93+
F
>>146
148 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/14(木) 22:16:47 ID:Z8O/Xx+Y
>F 「最後までいい勝負ができそうだね」(ニコッ
翼「最後までいい勝負ができそうだね」
そう言いながらニコッと笑うと、翼は床で仰向けなった桜木に右手を差し出す。
大楠「馬鹿!逃げろ、テバサキくん!!」
野間「今の花道は危険だ!吹き飛ばされた怒りで何をするか……」
高宮「じゅる……(赤い手羽先……ピリ辛)」
桜木が差し出された翼の手を見つめる。
桜木「……」
先着1名で
天才・桜木の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ→「ああ。最後まで、お互いに全力でプレーしようぜ」意外と爽やか!?
ハート・スペード→「次は俺が勝つ」手を振り払い起き上がる。
クラブ→「フンヌー!」桜木、憤怒する!
JOKER→チッ、なかなかいい手相じゃねえか……
***
今日はここまでです。
149 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 22:17:42 ID:???
天才・桜木の判断→
ハートK
150 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 22:20:53 ID:???
アヤコ「ふっ飛ばされたから落ち込んでないか心配したけど…いつもの桜木君ね、あれなら大丈夫」
151 :
森崎名無しさん
:2009/05/14(木) 22:55:13 ID:???
かなり本気で払い除けてるなww
152 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/15(金) 18:46:24 ID:jcsYAsuE
>天才・桜木の判断→ ハートK
>ハート・スペード→「次は俺が勝つ」手を振り払い起き上がる。
バチッ!
桜木は思いっきり翼の手を振り払うと自力で起き上がった。応援席ではガラの悪い、桜木の
友人たちが「血の雨が降るぞ!」「逃げろ、テバサキくん!」と騒ぎ立てる。
翼「……」
桜木「……」
翼をしばらく睨みつけたあと、桜木の右腕が動く。その腕を肩の高さまで持ち上げた桜木は、
翼の喉のあたりを指差し、宣言する。
桜木「次は俺が勝つ。覚えてろよ……ツバサ」
翼「!?」
そう言って、桜木は海南コートに向かってゆっくりと走り出す。
野間「てっきり、掴みかかると思ったぜ」
大楠「俺もだ。変わったな、花道……」
水戸「喧嘩なんかよりも、もっと面白いんだろ。バスケの勝負が」
観客席で、仲間たちが桜木の変化に驚いていた頃、コートの上でも翼が驚いていた。
翼「桜木くん……俺のこと、ツバサって……」
ニコッと笑うと、桜木を追いかけて翼も自陣に走っていった。
153 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/15(金) 18:47:06 ID:jcsYAsuE
湘北ボールで試合が再開する。
宮城「!」
さっそく、牧がボールを持つ宮城のチェックにくる。
牧「さあ、楽しませてくれよ……」
先着2名で
(攻撃側)
宮城のドリブル→ ! card+(ドリブル)53
(守備側)
牧のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)56
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(三井がフォロー)(せりあい)(神がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
宮城のマークがダイヤの時、低いドリブルが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
***
翼のダンクで流れが戻りました。
流れ (海南) 8 → 10 : 12 → 10 (湘北)
154 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/05/15(金) 18:48:11 ID:???
宮城のドリブル→
クラブK
+(ドリブル)53
155 :
森崎名無しさん
:2009/05/15(金) 18:48:59 ID:???
牧のディフェンス→
スペードQ
+(ディフェンス)56
156 :
森崎名無しさん
:2009/05/15(金) 18:50:07 ID:???
宮城もベストを尽くしているのに
本当に牧は高い壁だな
157 :
森崎名無しさん
:2009/05/15(金) 18:53:24 ID:???
やはり牧はベストだ
……ダイスに呪われさえしなければ
158 :
森崎名無しさん
:2009/05/16(土) 01:44:31 ID:???
ダイスとかドリチンとかの諸々の厄はドルジが引き受けてくれたんですね。
159 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/17(日) 23:56:20 ID:???
今日も更新できません。申し訳ありません。
仕事が忙しくて昼も夜も、平日も土日も関係ありません。
が、明日の夜はたぶん更新できると思います。
よろしければお付き合いくださいね。
160 :
森崎名無しさん
:2009/05/18(月) 18:26:07 ID:???
乙乙
無理しないでね!
161 :
森崎名無しさん
:2009/05/18(月) 18:38:38 ID:???
ドルジ「おい!ツバダン!飲みに行こうぜ!」
162 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/19(火) 01:53:53 ID:???
>>160
ありがとうございます!
いつも優しい言葉をかけてくださる皆さんのおかげで頑張れてます。
少しでも期待に応えられるよう、精進したいです!!
>>161
こういう書き込みが次第にドルジの性格を変えていく気がする……
***
ということで、先ほど帰りました。
間もなく、再開します。もう少々お待ちください。
163 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/19(火) 02:19:45 ID://yFWNgw
>宮城のドリブル→ クラブK +(ドリブル)53=66
>牧のディフェンス→ スペードQ +(ディフェンス)56=68
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!
ドリブルをしながら牧と向かい合う宮城。もはや、彼の目に不安や迷いの色は無かった。
宮城(神奈川bPがなんだってんだ。スピードなら俺が上だぜ!!)
タイミングを計り、機を見つけ出すと一気に仕掛ける。最初の1歩からほぼ全速力まで上がる。
舘嶋「は、速い!なんてスピードだ!?単純な速さなら牧さん以上なんじゃ……」
翼「それにあの瞬発力!?動き出した瞬間にはほとんど最高速度だ!!」
猛スピードで牧の横を通り抜ける宮城。牧はついていくのがやっとに見える。
桜木「いいぞ、リョーちん!」
赤木「違う、罠だ!宮城、気を付けろ!!」
牧「もう、遅い」
赤木の言うとおり、牧は宮城に自由にドリブルをさせているように見せながら、実は追い詰めて
いたのである。なんとかついていっているように見えて、牧は細かいフェイントや、ファールに
ならないように上手く体を使い、宮城をコートの隅へと誘導していたのだ。
牧(確かにお前は速いよ、宮城。おそらく、全国でもトップクラスだ。だが、そのコースが
限定できればそれほど怖くはない)
宮城「なッ!?ドリブルするスペースがねえ!!」
164 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/19(火) 02:20:40 ID://yFWNgw
コートの隅に追いやられた宮城は、もはや進むことも戻ることも出来ず、立ち往生する。そして、
最後には牧のプレッシャーに負け、ボールを奪われてしまう。
牧「まだまだ甘いな。(DFはOFの選択肢が多いほど守りにくい。ならばこちらから選択肢を
減らしてやればいい。特に、宮城のように速い選手は視界が狭くなりやすいからな。
気が付くとコースがないってことになりやすいんだ)」
宮城「ちっ!(次こそは抜く!)」
宮城からボールを奪った牧は自陣の深い位置からドリブルを始める。しかし、宮城のフォローに
きていた三井と流川に囲まれる。2人はパスコースを隠すようにディフェンスについており、
牧はパスを選べない。
牧(ならば抜いてやるさ。ドリブルが武器なのはなにも宮城だけじゃないんだぜ)
三井「くるぞ、流川!」
流川「うっす(きやがれ、神奈川bP!)」
牧が2人を抜きにかかる。
165 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/19(火) 02:21:23 ID://yFWNgw
先着3名で
(攻撃側)
牧のドリブル→ ! card+(ドリブル)57−(囲まれたペナ)4
(守備側)
流川のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)48
三井のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜く!
1、0、−1→左から(神がフォロー)(舘嶋がフォロー)(せりあい)
≦−2→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
***
今日はこれだけです。短くて申し訳ありません。
166 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 02:35:06 ID:/N3l0lBk
牧のドリブル→
ハートA
+(ドリブル)57−(囲まれたペナ)4
乙です
やっぱり実生活が一番大事なんで無理はしないで下さいね
167 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 02:36:46 ID:/N3l0lBk
>>166
やっちまった……orz
168 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 03:05:22 ID:FVZsvQAU
流川のディフェンス→
ダイヤA
+(ディフェンス)48
169 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 04:30:40 ID:???
三井のディフェンス→
クラブ4
+(ディフェンス)49
170 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 07:06:54 ID:???
なんつーやる気のなさw
ここいらでまた喝を入れないといかんようだな
171 :
森崎名無しさん
:2009/05/19(火) 16:32:35 ID:???
そういや牧
ドリブルに必殺技なしだっけ?
172 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/21(木) 18:56:25 ID:33FwAldA
>牧のドリブル→ ハートA +(ドリブル)57−(囲まれたペナ)4=54
>流川のディフェンス→ ダイヤA +(ディフェンス)48=49
>三井のディフェンス→ クラブ4 +(ディフェンス)49=53
>(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)53が1→神がフォロー
守りやすくするためには、攻撃側の選択肢を減らしてやればいい。牧が宮城を止めた時に行った
ことを今度は自分が三井と流川にやられる。2人がかりとは言え、牧を相手に、パスコースを
完全に塞ぎながらドリブルを止めに行くことは容易いことではない。
赤木(さすがだな、2人とも。バスケセンス抜群だ)
三井と流川、この2人の共通項は中学時代に県内bPと評価された選手であるということである。
特に三井は県大会のMVP選手に選ばれ、名実ともに最高の選手と認められていた。
三井(牧!俺のいない間に勝手に神奈川bPを名乗りやがって……俺が1年の時から試合に
出ていれば)
牧(ふん、俺はお前に負けたことはないぜ)
そう、牧と三井は中学時代に対戦したことがない。それどころか、牧は中学時代に公式戦に
出場したことがなかった。理由は単純で、彼が通っていた市立の中学校にバスケ部がなかった
からである。牧は中学3年間、市の教育員会が運営する少年向けのバスケ教室でバスケを学んだ。
そこでメキメキと頭角を現した牧は、周囲の勧めで海南大附属高校に入学し、バスケ部の門を
叩いたのだった。そんな牧にとって、三井は高校に入ったら戦ってみたい選手であった。
牧(だが、今まではそれが叶うことはなかった)
三井(俺がグレてたからな)ずーん
173 :
TSUBASA DUNK
:2009/05/21(木) 18:57:06 ID:33FwAldA
牧が仕掛ける。横に並んだ三井と流川の、流川の外から抜きにかかる。ファールにならない
ギリギリのところまで体と腕を使い、流川の守備を制限する。流川もボールを奪おうと必死に
抵抗するが、力勝負では牧に勝てない。
流川(くっ、こいつ……)
牧(まだまだ線が細いし、体の使い方も甘い!バスケはパワーも必要だぜ)
本来なら県内でもトップクラスのパワーとバランスを持つ流川であるが、牧からすれば未熟な
部分がかなりあるように見える。
牧(まあ、未完成でこれだけのレベルってのは恐ろしい話でもあるがな)
ニヤリと笑うと流川を抜き去る。しかし、流川の体の陰から三井が飛び出す。
三井「どっちが上か、決めようじゃねえか!」
牧「おう、望むところだ」
牧の言葉は本心からのものだった。神奈川bPと呼ばれるようになって久しい牧であったが、
彼にはある葛藤があった。
『もし、三井寿が大会に出ていたら自分とどっちが上だったか』
確かめようもないその疑問は、彼の中で決して手の届かない三井という選手をある意味で神格化
すらさせていた。
牧(三井、お前は俺にとって何があっても超えられない壁だと思っていた。俺と戦うことなく
消えた元bP。想像の中のお前はいつだって最強の選手だった)
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