キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 23:53:27 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
一回戦には勝利をしたものの、決勝戦では惜しくも敗退。
まだまだ弱小の域を出ない事を自覚しつつも、反町は必ず強者を見返してやると強く誓う。
その後練習をしたり練習試合をしたりして力をつけていくオータムスカイズ。
再び大会に出場し、その一回戦――妬ましパルパルズとの戦いにおいてリグルの退場などもあるものの勝利。
続く騒霊楽団戦もサンタナの奮戦、大妖精の好守などで有利に試合を運ぶ。
途中、嫌なドリームを見るも3−2で辛勝し見事小さな大会――若葉杯を制覇したオータムスカイズ。
次の目標を普通の大会に定め、反町はチームメイトを勧誘・練習・散策をして情報を新たに得るなどをして日常を過ごす。

330 :森崎名無しさん:2009/07/07(火) 23:13:01 ID:zyIu+cUU
A

331 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/07(火) 23:21:53 ID:???
因みに現在の反町の能力はこちらです。

名前    ド パ シ  タ  カ ブ せ 高低  ガッツ  合計
反町   42 41 50 41 42 39 41 2/3  700/700 296

332 :森崎名無しさん:2009/07/07(火) 23:35:12 ID:zvhug1/+
A

333 :森崎名無しさん:2009/07/07(火) 23:39:36 ID:Iv94pBPw
A

334 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/07(火) 23:46:50 ID:???
>A.ドリブル練習
==============================================================
反町(よし、ドリブルの練習をしよう!)

先着2名様で、
反町の練習→! card
サンタナの練習→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークと数字によって下記の表に従い分岐します。

(フィールダー用判定表)
JOKER→全能力値+1!、更に必殺技フラグ獲得!
ダイヤ→一番得意な能力
ハート→二番目に得意な能力
スペード→二番目に苦手な能力
クラブ→一番苦手な能力

(反町・静葉・メディスン用判定表)
A〜4→効果が無かった…
5〜9→+1
10〜Q→+2
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!

(妖精三人組用判定表)
A〜2→効果が無かった…
3〜6→+1
7〜10→+2
J〜Q→+3
K→+3、更に必殺技フラグ獲得!

335 :森崎名無しさん:2009/07/07(火) 23:47:33 ID:???
反町の練習→ クラブ2


336 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/07(火) 23:47:39 ID:???
※反町の引いたカードは毒の効果により−1になります(JOKERはKに、KはQになります)

337 :森崎名無しさん:2009/07/07(火) 23:48:01 ID:???
サンタナの練習→ クラブ4

338 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:00:15 ID:???
Aを引くと0になり毒が裏返ったッ!
となるのかなw

339 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:12:12 ID:???
反町の練習→ クラブ2(毒効果でクラブA) =効果無し…
サンタナの練習→ クラブ4 =ブロック+1
===================================================================
ドリブルの練習をしようとしていた反町だったが、ボールを持って歩き出そうとした瞬間。
不意に身体の内部から強烈な吐き気と痛みが込みあがってくるのを感じた。

反町(うっ……くそっ、これがメディスンの毒の効果か……)

必死にその気持ちの悪さに耐えながらドリブル練習をする反町だったが。
当然ながらそんな体調で練習をしたところで練習が捗るはずもなく。
結局、ドリブルの技術は大して向上もせずただ疲れるだけに終わってしまった。

一方、サンタナの方は壁に対してシュートを打ち込み、その返ってきたボールをブロックするという練習を行っていた。
妖精1がDFになった今、妖精トリオの中で一番守備が苦手なのはこのサンタナである。
機会こそ少ないものの、それが理解出来ているサンタナはそれでもブロックの技術を高めたいと思ったのだ。
基本的に負けず嫌いなサンタナ……他の妖精達にも、遅れを取りたくないのである。
その思いのせいがあってか、サンタナのブロック技術は練習をはじめる前より幾分かは向上をしていた。

反町(はぁ……駄目だなぁ、今日は。 そろそろやめにして一旦家に帰ろう)

反町は適当なところで区切りをつけると、サンタナを呼んで共に自宅へと帰る。
にとりと妖精1もどうやら納得のいく練習が出来たらしく。
にとりは晴れ晴れとした笑顔で、妖精1は今にも倒れかねないほど疲弊した様子で自宅へと戻っていった。

※練習をしてガッツが減りました。 700/700→500/700

340 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:12:29 ID:???
一旦自宅へ帰り、着替えを済ませて居間へと向かうと既にオータムスカイズの一同が揃っていた。
早朝の練習の成果を聞かれ、反町は曖昧に笑いながらはぐらかしつつ。
一同は一斉に朝食を取り始める。
最初は戸惑っていた様子だったメディスンも、今ではなんとか慣れたらしく。
少しだけ微笑みながら、穣子の作った玉子焼きをおいしそうに頬張っていた。

朝食が済むと一同は少々食休みをしてから、再び人里近くのコートを目指す。
そこには、昨日橙が伝えていてくれたのか――八雲の式、八雲藍が待ち構えており。
こちらを発見するや、微笑みながら近寄ってくる。

藍「やぁおはよう。 今日も練習を見させてもらうよ」
反町「忙しいのに、ありがとうございます」
藍「何、私も君達の実力を知りたいんだ。 ……それに言ったはずだよ、微力ながら手伝いはさせてもらうとね」

恐縮する反町に対して優しく微笑みながら、私の力でよければ……と呟く藍。
反町は改めてありがとうございますと礼をしつつ……。
チルノやサンタナや橙やメディスンを除く一同はやはりどこか藍の事を恐れつつ。
今日の練習の方針を決める事となる。

反町(さて、折角藍さんが来てくれたんだしコーチ練習をしようかな……。
   或いは、試合に備えてガッツ練習もいいかも? どうしよう……)

A.ポジション別練習をする(それぞれのポジションに対応した能力が上昇します)
B.ガッツ練習をする(現在の最大ガッツに比例し、最大ガッツが上がります)
C.個人練習をする(それぞれの能力がランダムに普通に上がります)
D.コーチングをする(コーチの能力と対象の能力の差により、対象の能力のみが上昇します。 対象以外は個人練習をします)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

341 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:13:03 ID:H5JMFpY+
B
これ地味だけど大切だと思うんだよ

342 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:13:05 ID:BI0lqbpA
D

343 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:18:06 ID:na6MR/9Q


344 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:19:32 ID:ykcoU/gk
B

345 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:20:21 ID:/uDZKTL6
B

346 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:36:45 ID:???
>B.ガッツ練習をする(現在の最大ガッツに比例し、最大ガッツが上がります)
==========================================================================
反町「よし! 今日は体力作りをするぞ! ランニングだ!」

反町のその言葉を聞いて、オータムスカイズの面々には驚きの表情が浮かぶ。
何せ、折角藍がきているのだから今日もまたコーチ練習をするのだと思っていたのだ。
一体何故このタイミングでガッツ練習なのだろうか……と思う一同だったが。
にとりや静葉、そして大妖精はどことなくその練習の意図を把握していた。

にとり(ウチのチームは体力が無い奴が多い……このままじゃ、全力でプレイする事もままならないからね)
静葉(それに長い大会の中では、技術だけでなく体力もないと連戦を戦い抜く事は出来ない……)
大妖精(体力が無いと迷惑をかけてしまいますもんね……頑張らなきゃ!)

藍(ふむ……ランニングか。 まあ、技術を見る事は出来んが基礎は把握できるな。
  スタミナもまたサッカーをやる上では非常に重要なファクターだ……一体どれほどのものか見せて貰おう)

347 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:37:19 ID:???
先着4名様で、
反町の練習→! card
静葉の練習→! card
穣子の練習→! card

橙の練習→! card
にとりの練習→! card
椛の練習→! card

リグルの練習→! card
チルノの練習→! card
メディスンの練習→! card
大妖精の練習→! card

妖精1の練習→! card
妖精2の練習→! card
妖精3の練習→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
反町と静葉と穣子、橙とにとりと椛、リグルとチルノとメディスンと大妖精、妖精1とサンタナとヒューイは一緒にコピペをしてください。

数字によって下記の表に従い分岐します。

348 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:37:26 ID:???
(最大ガッツ501以上、700以下)
A〜2→疲れただけ…
3〜7→最大ガッツ+10
8〜10→最大ガッツ+20
J〜Q→最大ガッツ+50
K→最大ガッツ+100
JOKER→最大ガッツ+150!

(最大ガッツ701以上)
A〜3→疲れただけ…
4〜9→最大ガッツ+10
10〜Q→最大ガッツ+20
K→最大ガッツ+50
JOKER→最大ガッツ+100!

349 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 00:41:43 ID:???
丸々コピペしちゃ駄目ですね…orz
>>347の妖精1〜から妖精3までの分を。

妖精1の練習→! card
サンタナの練習→! card
ヒューイの練習→! card

に修正します。

350 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:48:30 ID:???
反町の練習→ スペード9
静葉の練習→ スペードQ
穣子の練習→ スペード7

351 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:57:25 ID:???
橙の練習→ スペード10
にとりの練習→ ハート6
椛の練習→ JOKER

352 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:57:58 ID:???
橙の練習→ クラブ4
にとりの練習→ スペードA
椛の練習→ ハート10

353 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:58:30 ID:???
リグルの練習→ ハートJ
チルノの練習→ ハート2
メディスンの練習→ ダイヤ9
大妖精の練習→ スペード8

354 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:59:29 ID:???
妖精1の練習→ スペードQ
サンタナの練習→ クラブ5
ヒューイの練習→ クラブA


355 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 00:59:29 ID:???
妖精1の練習→ スペードJ
サンタナの練習→ ハートJ
ヒューイの練習→ クラブA


356 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 01:03:21 ID:???
もみもみさん…あなたはまず必殺技からお願いします

357 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:19:33 ID:???
反町の練習→ スペード9 =最大ガッツ+20
静葉の練習→ スペードQ =最大ガッツ+50
穣子の練習→ スペード7 =最大ガッツ+10
橙の練習→ スペード10 =最大ガッツ+20
にとりの練習→ ハート6 =最大ガッツ+10
椛の練習→ JOKER =最大ガッツ+150!
リグルの練習→ ハートJ =最大ガッツ+50
チルノの練習→ ハート2 =疲れただけ…
メディスンの練習→ ダイヤ9 =最大ガッツ+20
大妖精の練習→ スペード8 =最大ガッツ+20
妖精1の練習→ スペードQ =最大ガッツ+50
サンタナの練習→ クラブ5 =最大ガッツ+10
ヒューイの練習→ クラブA =疲れただけ…
====================================================================
ランニングを開始して既に数時間……最初はほぼ団子状態だったオータムスカイズの面々だったが。
時間が経過するにつれて先に行く集団と遅れを取る集団に自然と分かれていた。
そして、先に行く集団のトップを独走状態で走っていたのは……。

椛「わふ〜ん♪」

やはり走る事が大得意な犬……ではなく、白狼である椛であった。
トップで走っている彼女はまるで疲れた顔をしていなく。
むしろまだまだ速く走れる、もっと多く走れるといったような物足りなさそうな……。
それでいて、走る事が楽しすぎてやめられないといった表情をしている。

358 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:14 ID:???
更にその後ろにはリグル、静葉、妖精1、橙、反町、メディスンという面々がついていた。
リグルはやはり鬼ごっこやかけっこなどの遊びで培った体力を武器に走っており。
妖精1はまだにとりのスパルタ特訓よりはマシな練習だと感じつつ。
反町は外でやっていた東邦学園のランニング練習に比べれば大した事は無いと思いながら走る。
そして、体力的にはやはり少々不安な静葉や橙、メディスンは……。

静葉(辛い……けど、耐えないと……。 体力が無くなって、動けませんでしたじゃ話にならない……)
橙(にゃあっ……! 持久走は得意じゃないけど……ただでさえ消費の激しいシュートを持ってるんだから……頑張らにゃいと)
メディスン(……人間には、負けたくない……!)

といった、それぞれの気合だけでトップ集団に食らいついていた。
そしてこのトップ集団からもう少し下がってみると、そこでは大妖精、穣子、サンタナ、にとりが懸命に走っていた。

穣子(くっそー、姉さん……意外に足速いわ! 次は、次は負けないようにしないと……!!)
大妖精(瞬発力だけじゃ駄目……体力をもっとつけないと……いけないのに……)
サンタナ(ぐっあー! 妖精1ィィィ! あんたなんで落ちてこないのよー!!)
にとり(やっぱ貫徹続きの上に早朝に練習した身じゃ走るの辛いね……帰ったら仮眠でもしようか)

そうして、更にそこから下がると……こちらではまるでやる気を見せる走りをしていないチルノと。
もう完全にグロッキー状態となっているヒューイが並んで走っていた。

チルノ(あーあ、つまんないなぁ……ただ走るだけのどこがサッカーの練習なのよ)
ヒューイ(うっ、うー……は、走るのは苦手だよぉ……い、息が……!)

359 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:24 ID:???
藍(ふむ……見事なまでにバラけているな。
  ……まあスタミナなどは本当に練習をしてつけるしかないものだ。
  これで駄目だった者も、次に頑張ればいい……体力が無いとまともに試合すら出来ない可能性もあるからな。
  地味に見えるかもしれないが、彼の練習方針は決して間違いではない)

少なくともこの練習で、椛やリグルは試合途中で倒れる程やわではない体を作る事が出来ただろう。
それは万全の状態で試合を行えるという事。
決してこの練習も、無駄だった訳ではない。

正午となったところで反町はランニングを止めるよう号令をかけると、殆どのものはそこでぴたりと走るのを止め。
その場に倒れこんだり、或いは座り込んだり、水を求めたり、暑さから逃れようとチルノの傍へ寄って行ったりとする。
ただ、椛だけはまだまだ走り足りないのか口を尖らせて不満気にしていたが……。
一応は納得をして、反町のもとへと歩み寄ってきてくれた。

椛「わふっ、反町さん、この練習もっとやりましょう! 走るの楽しいッス!」
反町「う……うん、そうだな。 また必要な時が来れば……な」

尻尾をぱたぱた振りながら無邪気な笑顔を見せる椛に圧倒されつつ、反町は今日の練習はこれで終了だと伝える。
椛を除く一同は完全に疲れたといったような表情を見せつつ帰り支度をし……。
その傍ら、藍は橙のもとへと近寄り、頭を撫でながら練習を褒める。

藍「よく頑張ったね橙、持久走は苦手だろうに……」
橙「あにゃ……。 だ、大丈夫ですよこれくらい! 私も立派な妖獣です!!」
藍「うん……。 とにかく、よくやった。 これからも頑張るんだよ」
橙「はい! 任せてください!」
藍「それじゃあ反町君、私はこれで失礼させて貰う。 これからも何かあれば呼んでくれ」
反町「あ、はい! ありがとうございました!」

360 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:41 ID:???
橙の頭をひとしきり撫でた後、藍はその立派な九尾の尻尾を振りつつ去っていった。
柔らかそうだなぁと改めて思いつつ、反町も帰り支度を済ませると……静葉と穣子と共に、自宅へと一旦帰る。
自宅へ帰るとにとりは昼食はいらないからひとまず寝る、と一言だけ言って自室へと向かい。
その他の面々も昼食を取ると、早々に自室へと戻り眠り始めた。
どうやらランニング練習で殆どの者は体力を大きく消耗したらしい。

反町「そんなに辛かったかな……」
静葉「そうね……私達は力はあれど、サッカーに使う体力は決して持っていないから。
   それだけにこうして普通に走るだけで疲れるんでしょうね……」
穣子「まあ、それも慣れでしょ慣れ。 この練習繰り返してれば、いずれ体力もついてくるわよ。
   ……っと、はい、お待たせ〜」
反町「おう、サンキュ」

早々に眠りたいといった一同の昼食を優先していた為、一番最後に昼食を取る事となった反町達。
今日は少し趣向を変えて山菜うどんを食べつつ、このあとの予定を話し合う。

静葉「まあひとまず、稗田のお屋敷に行かないとね……。
   大会の申し込みはあそこでないと出来ないもの」
反町「ですね。 ……しかし、普通の大会っていってもどういう人たちが出てくるのか」
穣子「どこと当たるかもまだわかんないしね……ズルズル……チュポンッ。 ふぅ、ご馳走様」

※練習をした後昼食を取った為、反町のガッツが変化しました。 500/720→300/720→400/720

361 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:52 ID:???
昼食を取った反町達は、少々休憩をした後そのまま人里を一路目指した。
無論、先ほど話し合ったように大会参加の申請をする為である。
酒商店ベジータの前を通って「くそったれぇぇぇ!」などという叫び声などを聞きつつ。
反町達は稗田家に入り込み、阿求との面会をしたいと手伝いの者達に伝えた。
そうして手伝いの者達に案内を受け、いつもの部屋に通されて待つ事数分。

阿求「お待たせしました」
反町「あっ、阿求さん」

静かな音を立てて襖が開き、この屋敷の当主――稗田阿求が現れた。
阿求はこれまた優雅な動作で座り込むと、反町達の用件を聞いてくる。
勿論反町達の用件は大会の申請……それを伝えると、阿求はそれではとこれで見るのは三度目になる申請用紙を反町に渡してきた。
反町としては既に書くのも慣れてきた頃……。
自身の名前とチーム名、そしてメンバーの名前を書いていき……残った場所。
「出場する大会」の欄を睨み……そこに、若葉杯(※小さな大会)ではなく、蒲公英杯(※普通の大会)と書き記し阿求に手渡した。

阿求「ありがとうございます。 ……蒲公英杯に、ご参加ですね」
反町「あの……何か問題が?」
阿求「いえ、何も問題はありません。 それでは、簡単ながら若葉杯と蒲公英杯の違いについてご説明させていただきます。
   まず、蒲公英杯は12チームで構成された大会となっております。
   基本的には皆さん4試合……シード枠を取れた方は3試合を行う事になります。
   また、試合時間は若葉杯の30分から10分増加の40分……試合が行われる場所も。
   この人里近くのコートではなく、魔法の森の近くに建造されたドームで行われる事となります」

362 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:21:05 ID:???
反町「魔法の森の近く?」

そんなものがあったっけな……と反町は首を捻るが、そこで阿求は更に丁寧に説明をしてくれた。
阿求の話によると、そのドームとは香霖堂とは反対側の場所にあるらしい。
道理で知らないはずだ……と、反町は納得をした。

阿求「因みに、試合の組み合わせなどはこの紙に書かれた通りです。
   A〜Fまでのブロックは、明日。 G〜Lまでのブロックは明後日に試合が行われます」
反町(なるほど……すると、大会が始まってから終わるのは大体五日か)

          【優勝】        
      ┏――――――┓
   ┏―――┓   ┏――┓
 ┏――┓   │   │  ┏―┓
┏┓  ┏┓ ┏┓  ┏┓ ┏┓ ┏┓
A B C D E F G H I J K L


E−FとG−Hの組に入れば、三試合を行うだけなので幾分かは楽に出来る。
しかし、シード組に入るのはやはり上位のチームなのだろうから、その可能性も薄いだろう。

穣子「それで、私達はどの組に入るの? あと、対戦チームは?」

大まかな説明が終わったところで、穣子がで阿求にそう問いかける。
反町と静葉としてもそれは気になっていたところなので、無言で頷きながら目で阿求に問いかけた。

阿求「オータムスカイズさん達は……」

363 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:21:29 ID:???
先着2名様で、
ブロックは?→! card
対戦チームは?→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークと数字によって下記の表に従い分岐します。
    ブロックは?/対戦チームは?
JOKER→なんとシードのK−L組/緋想萃夢格闘一派
ダイヤ→二日目の午後I−J組/歴史と半獣人里の会
ハート→二日目の午前G−H組/春夏冬同盟
スペード→一日目の午後C−D組/地霊アンダーグラウンド
クラブ→一日目の午前A−B組/西行寺快食の会

※今日はここまで。お疲れ様でした。

364 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 02:24:20 ID:???
ブロックは?→ スペード6

365 :森崎名無しさん:2009/07/08(水) 02:29:17 ID:???
対戦チームは?→ スペード5


366 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 04:14:53 ID:???
>ブロックは?→ スペード6 =一日目の午後C−D組
>対戦チームは?→ スペード5 地霊アンダーグラウンド
=========================================================================
阿求「皆さんが入る組はC……明日の午後一番の試合ですね。
   対戦チームは、地霊アンダーグラウンドとなっております」
反町「地霊アンダーグラウンド?」

聞き覚えの無い言葉に、反町は首を傾げる。
しかし、それもまた当然かと反町は納得をしていた。
反町が知っているチームなど、若葉杯で戦ったチームを除けば片手で足りる程。
この蒲公英杯に出ているチームに心当たりがあるのは、新聞で見た守矢フルーツズくらいのものだ。

阿求「当日は若葉杯と同じように、開会式のようなものはありません。
   試合開始の前までに、用意されているロッカールームで待機をしておいて下さい」
反町「はい、わかりました」

流石に普通の大会ともなれば、試合会場も野ざらしのコートから一気にドームへと様変わりする。
当日は恐らく観客の数も若葉杯に比べると圧倒的に増えるのだろうなと少しばかり緊張をしながら。
反町は阿求に礼を言い、稗田の屋敷を後にした。

※蒲公英杯に参加登録をしました。
 明日の午後に試合が組まれました。 対戦相手は地霊アンダーグラウンドです。

367 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 04:15:02 ID:???
穣子「はぁぁ、やっと登録は終わったわねー。 ああやだやだ。
   ああいう堅苦しい雰囲気はやっぱ私苦手だわー」
静葉「もう、穣子ったら……」

稗田の屋敷を後にした途端、穣子は大きく息を吐いて伸びをしてみせる。
その様子を見ながら静葉は呆れたように……それでいて、慈しむような笑顔で穣子を見つめ。
反町もまた、苦笑をする。

穣子「ま、ともかく……これで明日の午後は試合ね。
   さて、これからどうする? まだ時間はあるし……私はちょっと買い物していくけど」
静葉「私は一旦家に帰ってみんなに試合の事を伝えてくるわ。 一樹君は?」
反町「そうですね……」

A.穣子の買い物に付き合う
B.静葉と一緒に家に帰る
C.どこかに散歩に行く
D.明日の試合に向け練習だ!
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

368 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 04:15:28 ID:???
続きはまた夕方頃に。

369 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 06:20:54 ID:oRsiOBto


370 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 07:00:08 ID:i134Da9M


371 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 07:38:41 ID:RF2V6ThA
D

372 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 07:42:55 ID:LhKD7mWM


373 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 07:57:11 ID:mJlaR+w6


374 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 08:53:37 ID:???

椛は初期山森のポジションがいいのかなあ
走るのに抵抗がないなら走りまくってチェイスしてくれたらいい

375 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 08:58:47 ID:???
山森も超森水のパワーアップあってだしなあ
まあ森の字を持つ人なんてそうそういないけれどさ

376 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 09:32:10 ID:???
森近「そうそう」

377 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 09:53:34 ID:eHQWffY+
C

378 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 09:56:15 ID:KqT391yM
A

379 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 10:13:36 ID:???
何時から山森って、
「守って良し、走って良し、蹴って良し」になったんだっけ…?

380 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 12:06:23 ID:???
実は山森は本編だとそう強いわけではない

使い勝手がいいのは、森崎への忠誠度が高いのと、
ガッツ及びパスというチームに必要かつ自分にとっての長所を伸ばしているから

381 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 12:44:51 ID:???
ガッツが多いっていうのは地味に役に立つよね
山森を見てるとそう思う

382 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 12:46:37 ID:???
実はそのポジションって来生なんだよな
能力的には守備も結構強いし

383 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 16:05:14 ID:???
あえて井沢を召喚→しっとマスクと遭遇→魂の兄弟

全然関係ないがそんな夢を見てしまった…orz

384 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 16:30:25 ID:???
藍さまが城山スレから白鳥を連れてきてくれるよ

385 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 16:54:09 ID:???
>A.穣子の買い物に付き合う
================================================================
反町「穣子の買い物に付き合うよ。 どうせ暇だし」

反町がそう言うと、穣子は腕を組みつつにやりと微笑み大きく頷きながらならさっさと行こうと反町を急かす。

穣子「いいわ、自分から荷物もちを買って出るなんて中々に殊勝な考えじゃない」
静葉「それじゃあ私は一足先に帰ってるわね」
反町「あ、はい。 みんなによろしくお願いします」

試合開始時間と試合相手の事を伝えてくれるという静葉にもう一度頭を下げながら礼を言うと。
静葉はやはり微笑みながら任せておいてと頷き、そのまま人里から去っていった。
後に残ったのは反町の腕を取りながらGOGO!と何故かはっちゃけている穣子と、そんな穣子に振り回される反町だけである。

穣子「さて、それじゃあどこ行く?」
反町「ん? なんだよ、夕飯の買い物じゃないのか?」
穣子「まだ時間はあるし、どっか行くくらいなら別にいいわよ。
   ああでも、里の外からは出られないから出来れば里の中のところで決めて頂戴。
   なんか欲しいものあったら、お姉さん買ってあげるわよ坊や」
反町「誰がお姉さんで誰が坊やだよ……」

茶化すような口調で言う穣子に苦笑しつつ、さてどうしようかと反町は考える。
穣子の言う通り、買い物をするにしてもまだ時間は少し余りそうだった。

反町(一箇所くらいなら周れるな……さて、どうしよう)

386 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 16:54:25 ID:???
A.酒商店「ベジータ」に行く
B.路地裏に行ってみる
C.ダイジョーブ診療所に行ってみる
D.占い屋さんに行ってみる
E.そこら辺をぶらぶらしてみる
F.人里近くのコートに行ってみる
G.その他 自由行動枠

※人里ではこれを含めて1回行動出来ます
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

387 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/09(木) 16:59:05 ID:/Nqx2gJI


388 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 17:01:24 ID:S+kogRss
G キャロットジュースを土産にA

389 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 17:02:19 ID:j6t5C2Dc

毒の治療できないかな?
金額やリスクだけでも聞きたいぜ

390 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 18:27:48 ID:60FX5HZE
C

391 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 18:38:04 ID:amHkYQ/M


392 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 18:40:49 ID:TjGCCPA2


393 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:05:01 ID:???
パワプロ通りなら治療は低リスクで高確率で成功だった

394 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 19:15:04 ID:???
>C.ダイジョーブ診療所に行ってみる
========================================
反町(この毒を早めに治療したいし……あまり気は進まないけどあそこにいくか)

明日に試合を控えた反町は、この体内に残ったメディスンの毒をどうにかしたいと思っていた。
試合にこそ影響は出ないかもしれないが、しかし、いつまでも毒を浴びたままではよろしくない。
故に、この毒をどうにか治療したいと思い……いつぞやに出会った胡散臭い医師。
ダイジョーブ博士の診療所へと向かった。

ダイジョーブ「オオ、アナタハイツゾヤノふれんど! れでぃヲツレテ何カゴ用デスカ〜?」

診療所の扉を開き、穣子と共に中へ入るとやはり幻想郷には似つかわしくない医療設備が整った室内に。
ぽつんと一人佇んでいたダイジョーブ博士の姿があった。
反町は強引に治療をされては適わないと、遠回しにダイジョーブ博士に毒が治せるのかと聞いてみる。
すると、ダイジョーブ博士はモチロンデースと言いながら何やら一枚の紙を反町に手渡してきた。
ダイジョーブ博士曰く、メニューらしいが……。

反町(診療所にメニューって……ファミレスじゃないんだからさ)

内心呆れつつも、反町はそのメニューを見ていく。
人体改造やら背を伸ばす、精神面を鍛えるなどといったメンタル面での強化もあり。
また、その中には勿論ケガや病気の治療といったものも含まれていた。

反町「……これ、危険とかは無いんですか?」
ダイジョーブ「モチロン、ダイジョーブデース。 私ノ手ニカカレバドンナ手術モのーぷろぶれむ。
       タダシ、ヤハリ科学ノ発展ニ犠牲ハツキモノナノデース。
       めにゅーノ上ニ行ケバ行ク程、りすくハ上ガリマース」
反町「なるほど……」
ダイジョーブ「サテ、ドウシマスカー?」

395 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 19:15:36 ID:???
A.もっと強くなりたい!(リスク高)
B.精神面を鍛えたい(リスク高)
C.ちょっと強くなりたい(リスク中)
D.実験試薬を貰いたい(リスク中)
E.背を高くしたい(リスク中)
F.心身を癒したい(リスク小)
G.ケガや病気を治療したい(リスク小)
H.薬を処方して欲しい (別途料金必要)
I.やっぱり用は無い

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

396 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:16:48 ID:FwSNMRx2
E

397 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:19:22 ID:ZIYj2gW6


398 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:19:51 ID:60FX5HZE
G

399 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:31:11 ID:zAdjxuok

今治療してもしばらく毎朝毒判定があるから薬かな

400 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:32:29 ID:mtFb9U0o


401 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:32:32 ID:YPqYJoU6
G

毒はこれでおk?

402 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 19:33:17 ID:???
>>399
因みに現在の所持金は300円です。
>>401
おkです。

403 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:35:14 ID:amHkYQ/M


404 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 19:45:06 ID:???
>G.ケガや病気を治療したい(リスク小)
==================================================
反町「……あの、実は俺毒を受けてて、その治療をお願いしたいんですけど」
ダイジョーブ「ホホウ! ナルホド、ワカリマーシタ。 私ニオ任セ下サーイ」

反町がまだ半信半疑な表情でダイジョーブ博士にそう告げると。
ダイジョーブ博士は胸を一つ叩き、自信に満ちた表情で早速手術台に上がるように伝える。

穣子「……ねぇ、本当に大丈夫なんでしょうね?」
ダイジョーブ「モチロンデース。 私ハすぽーつ科学ノ権威、ダイジョーブ博士。
       ササ、れでぃハ外デ待ッテテ下サーイ」

胡散臭そうなものを見る表情の穣子を診療所から追い出し、ダイジョーブ博士はマスクをつけ。
手袋をしてから反町の元へ歩み寄り、治療を開始すると言う。
その手には何故かメスが握られているが……。

反町「あ、あの……麻酔とか何か無いんですか?」
ダイジョーブ「アナタハ何モ気ニシナクテイイノデース。 サァ、ハジマリマスヨ〜」
反町「い、いや気にしないでいいとかそういう問題じゃなくて……」

ぎゃああああああああああああああああああああああ!!

先着1名様で、
治療結果→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→なんと毒が完治した上に体力も回復していた!
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ6以上→毒が完治!
クラブ5以下→科学の発展に犠牲はつきもの……。体力減少・能力値減少。

405 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:47:32 ID:???
治療結果→ クラブ9

406 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 19:49:53 ID:???
危なかったな

407 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:21 ID:???
>治療結果→ クラブ9 =毒が完治!
===========================================================
治療が開始してから穣子が診療所の前で待つ事数十分……。
最初は聞こえていた反町の悲痛な叫びも、この数分でぷっつりと消えてしまった。
悲鳴を聞くのも穣子にとっては苦痛だったが、さりとて悲鳴が無くなったのも何かと心配である。

穣子(……まさか、死んじゃったとか……無いわよね?)

最悪の事態を想定してしまい、思わず顔を青白く染める穣子。
こうなりゃ怒られてしまうかもしれないが、診療所の中に入ってやると決めたその時……。

ガララッ

反町「お、穣子。 何やってんだ変なポーズして」
穣子「そっ、反町!?」

丁度タイミング良く引き戸が開き、その中からは呆気らかんとした表情の反町が出てきた。
勢い良く診療所の中に突入しようとしてた穣子の体勢を見て首を捻る反町に。
穣子はなんでもないと言いながら体勢を整え、咳払いを一つしてから身体に異常は無いか聞いてくる。
あれだけの悲鳴に、あの胡散臭い医者のやった事。
とても無事ではいられないかと穣子は思っていたのだが……。

反町「いや、それが全然おかしい所が無いんだよ。 しかもかなり身体の調子がよくなってて、毒も取れてるみたいだ」

確かに反町の言う通り、反町の顔色は先ほどまでと比べてかなりよくなっている。
それに、穣子の見たところでは反町が穣子に気遣って無理をしている様子も無い。

反町「どうやら、あの博士も腕はいいみたいだ……」
穣子「はぁ……全く、心配して損したわ」

※反町の毒状態が回復しました。

408 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:33 ID:???
その後、心配のし過ぎでやや疲れていた様子の穣子だったが。
それでも数分経てばいつものようなテンションに戻り、反町を引き連れて買い物へと向かう。
顔なじみらしい八百屋へと行き、お芋を大量に購入してそれを持たされたり。
米屋に行ってえらく量のある米袋を持たされたり。
とにかく色んな店を回っては反町はその両手に店に訪れた分だけの袋を下げていった。

穣子「は〜、買った買った。 やっぱ荷物もちがいると楽だわ」
反町「……そりゃ良かったな」

帰り道、穣子は比較的軽いものをニ、三袋その両手に持ちながらスキップをしつつそう呟き。
反町はその両手で米やお芋やその他諸々の食材を持ちゲンナリとした表情で穣子の後ろを歩く。

反町(……まぁ、喜んでくれてるみたいだしよかったか。
   この米とかも結局は俺達が食うもんだし……たまには、荷物持ちくらいしないとな)
穣子「ほら反町、遅いわよ。 早く帰って晩飯作ってあげないと」
反町「あー……はいはい、わかったよ」

急かす穣子に苦笑をしつつ、反町は額に汗を流しながらも自身に出せる精一杯の速度で穣子の後を追い。
自宅へと帰りついた。

※穣子の評価値が上がりました。

409 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:47 ID:???
自宅に帰ると既にチームメンバー全員が居間に揃っており、穣子達の帰りを迎えてくれた。
反町は大きく息を吐きながら荷物を下ろし、そんな反町にありがとね。と一言呟くと。
穣子は早速食材を持って台所へと入っていく。
反町は穣子を見送るとそのまま居間へと出向き、自分の席へとついた。

静葉「お疲れ様、一樹君」
反町「いえ、これくらいは別にどうって事無いですよ……。それより静葉さん、みんなにはもう?」
静葉「ええ、伝えたわ。 みんな、かなりやる気を出してくれてるみたい」

どうやら静葉はちゃんと家に帰った後、全員に明日の予定を伝えてくれたらしく……。
なるほど、確かに居間では明日に向けての意気込みを妖精達が燃えながら叫んでいたり。
リグルは何故か胸を張りながら私が出るからには大丈夫だと大言を吐いていたり。
チルノもまた同じく胸を張りながら明日は絶対にゴールさせないと宣言していたりする。

反町(みんな臆してないみたいだな……うん、いい雰囲気だ)

周囲を見ながらそう考えていた反町の元に……不意に、にとりが近づいてきた。
何か試合の話だろうか?と思うが……何やら様子が違う。

にとり「やぁおかえり反町」
反町「ああ……。 どうしたにとり、何かあったのか?」
にとり「いやいや、別に何かあったって訳じゃないんだけどね。
    その……なんだ。 前にも言った通り、空気清浄機を動かすには魔法使いの力か魔力を持った道具が必要なんだよ」
反町「ああ、そういえば言ってたな」

410 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:36:17 ID:???
にとり「それでまぁ、なんだ……私はどうにも清浄機を作る以上家にいなくちゃいけなくてね。
    まだそれのアテが見つかってなくて……空気清浄機自体は明後日の朝にゃあ出来るはずなんだけど。
    その……」
反町「なぁ、にとり。 その魔力を持った道具ってのは……これじゃ駄目か?」
にとり「ほへっ?」

何やら苦々しい口調で話していたにとりの前に、反町は懐から取り出したサモナイト石を差し出す。
にとりは最初は目をパチクリと瞬かせていたが……。
すぐにちょっと待っててと言うと、一旦自室へと戻り何やら怪しい器具を持ってきて再度反町の前に座り込む。

にとり「ちょ、ちょっとそれ貸してみて」
反町「あ、ああ……」

素直にサモナイト石をにとりに手渡すと、にとりはサモナイト石をすぐさま器具に取り付け。
何やらボタンらしきものを押し、石の様子を見守る。
そうしておおっ、と小さく呟くとまた別の石を見……それを5回全部やり通した後、ぽつりと呟いた。

にとり「こりゃ驚いた……こいつが3つもあれば、必要な分の空気清浄機は全部動くよ!」
反町「3つ? 3つだけでいいのか?」
にとり「ああ、この石を砕いて欠片を動力にすりゃ半永久的に空気清浄機は動き続ける。
    そんだけの魔力を秘めてるよ、こいつは」
反町(パチュリーさんは微弱な魔力って言ってたけど……。
   ……もしかして、パチュリーさん"にとっては"微弱って事なのか?
   ……っと、まあそれは置いておいて……そうか、3つ渡せば空気清浄機は動いてくれるのか。
   さて、どうしようかな?)

411 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:36:22 ID:???
A.1つだけ渡す
B.2つだけ渡す
C.3つ渡す
D.1つも渡さない
E.4つ上げちゃう
F.全部渡しちゃうぜ!

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

412 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/09(木) 20:37:20 ID:GMUOT34k


413 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:39:43 ID:amHkYQ/M


414 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:49:07 ID:A91PBVEE
F

415 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:49:50 ID:62j45unw
E

416 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:51:39 ID:vFBK6LEQ
F

417 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:54:46 ID:60FX5HZE
C

418 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 21:26:01 ID:ZIYj2gW6


419 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 21:45:41 ID:???
>C.3つ渡す
=========================================
反町(よし、三つ渡そう……でもどれを渡そうかな)

A.黒のサモナイト石
B.赤のサモナイト石
C.紫のサモナイト石
D.緑のサモナイト石
E.白のサモナイト石

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
また、三つ同時に選んで投票して下さい。

例:B,C,E

※サモナイト石の効果については>>250参照

420 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 21:51:23 ID:amHkYQ/M
A,C,D

421 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 21:54:20 ID:TjGCCPA2
A,C,E

422 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/09(木) 21:58:11 ID:GMUOT34k
A,C,D


423 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 22:01:09 ID:62j45unw
A,B,D

424 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 22:03:57 ID:???
A,C,Dで決定しました。

425 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 22:17:43 ID:???
>A,C,D
=====================================================
反町「それじゃあにとり……この三つ、使ってくれよ」

反町がそう言って渡したのは、黒・紫・緑のサモナイト石。
赤と白はまだ反町の手元に残るが、この三つだけでも空気清浄機を動かすには十分である。

にとり「ありがとう反町! よく集めておいてくれたね!! うんうん、後は私が完成させるだけだね!」
反町「いや、俺にはこれくらいしか出来ないし……作ってくれてるのはお前だからな」
にとり(ちゃんと魔力を持つものが無いと動かないってのを覚えておいてくれたんだね……。
    よし! この期待に応える為にも、ちゃんと作り上げなきゃね!!)

※にとりの評価値がぐーんと上がった。

その後、にとりがほくほく顔でサモナイト石を部屋へ置きに行くと、丁度夕食の時間となる。
自室から戻ってきたにとりが席につくと同時に、一同は手を合わせていただきますの号令をし。
一斉に食事を取り始めた。

リグル「う〜ん、それにしても地霊アンダーグラウンドかぁ……私は聞いた事が無いなぁ」
橙「にゃっ! 私はちょっと心当たりあるけどね……多分、地霊っていうくらいだから地霊殿の人たちが出てくるんだと思うよ。
  多分、お燐とも戦う事になるんだろうな〜」
にとり「地底の妖怪達ぁ引きこもりだから実際のサッカーの実力はあまり知られてないからねぇ。
    いやはや、一体どういうサッカーをするのか……楽しみであり怖くもあるねぇ」

426 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 22:18:01 ID:???
夕食の折に話題に上がったのは、やはりとも言うべきか明日の試合の対戦相手について。
チーム名からして恐らくは地底の地霊殿と呼ばれる屋敷に住まう者が出てくるのだろうが。
さりとて、一同の中に地底について詳しい者はあまりおらず。
一体どういうサッカーをするのかという事がまだわかっていないようだった。
ただ、反町は……その地霊殿という言葉を聞いて、いつぞや紫が言っていたゴールキーパーの事を思い出す。

反町(紫さんの言っていた古明地さとりというゴールキーパーは……地霊殿という所に住んでるって聞いた。
   ……もしかしたら、明日はその人と対戦する事になるのか?)

紫の話によれば、古明地さとりは1vs1とPKを得意とする。
あの紫がその実力を認めたゴールキーパーである。

反町(今の俺の実力で通じるのか……少し不安だけど、やるしかないな)
静葉「ところで一樹君、明日の午前はどうしましょうか?」
反町「明日の午前ですか? そうですねぇ……」
静葉「私は第一試合を観戦しに行くつもりよ。 明日の試合に勝ったら、戦うのは第一試合の勝者になるしね」
橙「あ、ちなみに藍様は明日のご予定が入ってるらしくて、ちょっと練習には顔を出せないらしいです」
反町「うーん……」

A.自由時間にしよう!(午前が自由行動になります)
B.試合の観戦をしに行く!(午前に第一試合を見に行く事になります)
C.勿論練習だ!(午前に練習をします。ガッツが減った状態で試合に参加します)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

427 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 22:26:23 ID:vFBK6LEQ
B

428 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 22:27:12 ID:60FX5HZE
A

429 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 22:41:59 ID:zEdGZpQU
A

430 :森崎名無しさん:2009/07/09(木) 23:15:09 ID:CpB0dubM
A

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