キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。
前スレ
【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
167 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 12:12:42 ID:???
どうしますか?
A にとりと決着をつけてくる。
B そんなことはしたくないと断る。
C その他 発言や行動を併記してください。
*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*霊夢の評価値と好感度が下がりました
出かけてきます。続きは後ほど。
168 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 13:32:00 ID:lpPRCmTQ
A
169 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 13:35:01 ID:O3jIz4dY
C にとりとの勝負に自信がないのかと焚き付ける
170 :
2
◆vD5srW.8hU
:2009/07/27(月) 15:04:44 ID:9XqgntkU
A
171 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 15:22:35 ID:fnfht9pg
A
172 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 16:27:17 ID:lKDWD2JA
B
173 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/27(月) 16:34:19 ID:UNtbzoEA
C にとりとの勝負に自信がないのかと焚き付ける
174 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 16:34:49 ID:+J9S0EUo
A
175 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:19:23 ID:???
まあ、全員が納得のいく形なんてなかなか難しいけど
霊夢からしたらそんなに甘ったるい考えなのかね>両者の説得
でも
勝負を避けてなおかつ試合に出たい、なんて風に霊夢の発言を受け取られたりしたら
それこそにとりが「甘ったれんな!文句があるなら実力で奪いに来い!」と余計に怒りかねんからな
にとりの説得はより慎重にならないといかんかな
176 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:30:56 ID:???
にとりと霊夢の当事者二人ともが考えもしてなかった事を
いきなり突きつけてるわけだから反発は当然と言えば当然だわな
引き次第で楽な展開だったけど
結局順当なハードルの高さになってるあたりさすが松山
177 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:12:21 ID:???
A にとりと決着をつけてくる。
答えを待ってくれてる霊夢。憂慮の眼差しを向けてる魔理沙。
計四つの目が注目してる中、松山がゆっくりした動作で立ち上がった。
つらい局面にぶつかった者特有の、悲壮な瞳で霊夢を見つめて、鉛を飲み干したように重い声で伝える。
松山「わかった――やるよ」
それから。迷いを払った眼で練習場のある方角を見やり……そこで待つにとりの姿を幻視する。
この案に乗った者として、けじめをつける腹を決めて、霊夢たちにぺこりとお辞儀して退室しようとする。
慌てた様子で魔理沙も立ち上がった。
魔理沙「待て私も行かせてもらうぜ。霊夢、立ち会うぐらいはかまわないだろ?」
それに対して霊夢は顔だけ向けたまま、応えず沈黙していた。
黙秘は肯定と勝手に認識した魔理沙は、じゃあなと声をかけて、すでに背を向け歩き出した松山を追う。
元通りに。一人でまったりできる空間に残った霊夢は、一度は戻した湯のみを手に、ちびりとお茶を啜る。
霊夢「苦……」
178 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:13:03 ID:???
先に松山は自室へ戻り、スパイクだけ手にして、社務所の玄関へ向かう。
魔理沙はそこで待っていた。松山は何を話せたものかわからず、ただ黙って横を通って外に出る。
そこで一旦足を止めて……ひとつだけ聞いておかなければならないことを口に出して問うた。
松山「あのさ。もしさ。俺が負けたらどうするんだ?」
魔理沙「負 け る な 。そう言いたいところだが……」
先に自分の望む展開をきっぱり告げて、それから松山の荷を少し減らすように、魔理沙はこう言った。
魔理沙「勝負については……実は負けても気にすることはない。敗北して気にするなってのも変だが……。
その場合は、にとりに明日の決勝を任せられるってことだ」
松山「……」
明るい口調の裏には、表に出せない苦さが潜んでいる。
しかし魔理沙はそれには言及せず、松山も聞こうとはしなかった。
魔理沙「だからって手は抜くなよ? 負けてもいいけどそれだけは無しだからな」
言われるまでもないと、松山は応える代わりに強く一歩足を踏み出した。
179 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:13:43 ID:???
それからは会話もなく練習場へ到着。
にとりがいた。備え付けのベンチに腰掛けて落ち着きなく視線を彷徨わせている。目が合った。
にとり「光! 魔理沙! あれ……霊夢がいないね」
努めて冷静に事情を説明する。その途中でにとりが大仰に息を吐いた。
にとり「そっか。じゃあ明日の試合は私が……」
松山「にとり。俺と勝負しよう」
強く握り締め、手のひらに爪を食い込ませて松山は言った。
意図がつかめず、にとりが疑問の眼差しを投げかけて……松山がきちんと答える。
松山「俺と勝負して、勝ったらにとりが明日のスタメン出場。負けたら……」
にとり「待って。ねぇ……待ってよ」
悲しみと驚き。それら二つの感情でごちゃっと綯い交ぜになった瞳で、にとりは松山に聞き返してきた。
にとり「どういうこと? さっき光自身が言ったよね。私が納得できる形を示してくれるってさ」
松山は返答に詰まった。
しばらく言葉を探して……見つからないまま沈黙を貫く。
180 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:14:43 ID:???
にとりと視線を交錯させるだけの時間が流れて……やがてにとりが、より悲しく沈んだ声を出した。
にとり「そう……結局光も、今の私じゃ力不足って言いたいんだ。だったら最初からそう言ってよ!」
松山「……!」
にとり「ぐっ、うぅ……」
肩を震わせて、にとりが俯く。
好かれと思って取った選択が裏目に出て……思わず優しい言葉をかけてやりたくなって……
霊夢『そうやって誰にも彼にも人の好い顔を見せてくつもり? やめなさいよねそういうの』
寸前で思い留まった。ここで自分が慰めることはできない。
しかしそれでも……にとりを見る松山の心は、茨で心臓を締め上げられるかのように痛んだ。
にとりが顔をあげた。その瞳が充血し僅かに潤んでいる。
にとり「こんなことならさっき魔理沙との勝負に乗っていればよかった。
いいよやろうよ光。北国シュートでもなんでも私がっちり止めてやる!」
松山「(にとり……)」
*にとりの好感度が物凄く下がりました
181 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:15:05 ID:???
そして。
勝負は、距離的に厳しくないバイタルエリア、正面からのシュート。それで互いに合意を得た。
あくまで実戦形式。 にとりが、明日の試合で紅魔館の決定機を防げるか否か。
にとり「……」
松山「……」
悲しみも活力に変えて、絶対ゴールは許さないと、そんなにとりの気迫が松山の元まで伝わってくる。
松山は静かに深呼吸をして……永遠亭に引導を渡した時の気持ちを掘り起こした。
松山が助走。シュート体勢に入る。
にとりが光学迷彩を使用。姿を消し更に全身のバネを溜めて、どのコースに飛んでも捕まえると腰を落とす。
松山「いくぞにとり! ……ここで決める!」
にとり「絶対に……止めてやる!」
182 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 21:15:26 ID:???
先着2名様で
松山→ ! card 【北国シュート】63 +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【光学迷彩のびーるアーム】59 + (カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山の【北国シュート】が、にとりの守るゴールを割る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。再勝負。
≦−2→にとりがセービング成功。
*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*【北国シュート】には、吹っ飛び係数5がついています。
*にとりの数値が5の場合、【河童の五色甲羅】が発動し、マークに応じた補正がつきます。
*【河童の五色甲羅】はマークがダイヤの場合に補正+4。ハートの場合に補正+3
* マークがスペードの場合、補正+2、クラブの場合、補正+1となります。
183 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 21:15:45 ID:???
松山→
ダイヤJ
【北国シュート】63 +(カードの数値)=
184 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 21:23:36 ID:???
にとり→
スペード5
【光学迷彩のびーるアーム】59 + (カードの数値)=
185 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 21:33:56 ID:???
何かを得るためには何かを捨てなければいけないんだよ
松山、お前はよく頑張った
186 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:05:05 ID:???
鈴仙にこのことを知られたくないな
と言っても不和の種の松山はすぐに抜けるが
…俺達と松山は一体何と戦っているんだ
187 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:06:19 ID:???
カードの魔物
もしくは理不尽な世の中
188 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:10:39 ID:???
「世界に、宣戦布告する」
に決まってるじゃないですか、やだなぁ
マジレスすると、スーパー(ryを目指すと決めちゃった時点で
全てを踏み台にしていく覚悟を決めなければいけなかった
だから、試合のために力を出し切ることはあっても
チームのために心を尽くすとか、もはやそういうものは求められていないんではないかと
今回の一件を含め、少なくともそういう方向に向かおうとする節はちょくちょく見られているし
霊夢が敢えて突き放したのも、それを見越してのものだろうし
189 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:07:25 ID:???
俺にはイーグルスがラスボス化に向けて着々と成長していく布石に見えるよ
190 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 23:07:45 ID:???
>>188
さんの言うとおりなのですが、それをカバーできる引きの良さも勝負時だけでしたしね。
今回は松山の不和の種としての一面が強く出ちゃいましたね……
松山→ ダイヤJ 【北国シュート】63 +(カードの数値)= 74
にとり→ スペード5 【光学迷彩のびーるアーム】59 + (+2) + (カードの数値)= 66
≧2→松山の【北国シュート】が、にとりの守るゴールを割る。
にとり「(光の北国シュートは低く地を這う弾道のシュート……それさえわかっていれば)」
GKが捕りにくい左右の下隅。
にとりはチームメイトで練習にも付き合ってきた。松山のフォームと視線からコースを読むことはできる。
そして左に放たれたシュートに向けて、にとりは鋭く反応して横っ飛びで確かにボールを両手で捕まえた。
松山「!」
にとり「え……っな、何この威力!?」
チームメイトならではの読み。現在位置を掴ませない光学迷彩。リーチ差を覆すのびーるアーム。
その三つを活用したにとりは宣言どおりがっちりボールを抑えた。だが計算に入れてないことがあった。
松山のシュート力は、カペロマンとの勝負から更にアップし……にとりの計算も想定も食い破った。
にとり「ぼ、ボールが暴れ……駄目! させないっ!」
それに対抗してにとりの背中が淡く輝く。
五色甲羅。にとりが練習の中で得た能力まで使って全力の全力で松山のシュートの勢いを食い止める。
……食い止めようとした。……両手が弾き飛ばされた。
191 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 23:08:35 ID:???
にとり「……ぅわぁぁッ!!」
その衝撃で、にとりの小柄な体が右のポスト近くまで飛ばされる。
そしてボールは……転がり、静かにネットに触れた。
じっと見てた魔理沙が、裁定を下す。
魔理沙「勝負あり。……光の勝ちだぜ、にとり」
その声にはこたえず、にとりはひたすら呆然とした面持ちでボールとゴールネットを見ている。
松山が近づいて……その足音に気付いたにとりが、帽子で顔を隠した。更にその姿がス〜〜ッと消える。
松山「にとり!?」
慌てて駆け寄ろうとするが……その肩を魔理沙が捕まえ、やめとけと鋭く口にした。
そこへ……姿は見えないが、か細いにとりの声が響いた。
にとり「強いね光は……私の負け……だよ。でもごめん……とても今話せる気にならないや……」
松山「にとり……その……」
松山の声の沈み方に、光学迷彩を使ったままのにとりが、元気な声を作って返した。
にとり「だ、大丈夫だよやだな〜! 光は知らないだろうけど弾幕ごっこだって負けはきちんと認めるもんさ!
心配いらない……から。納得したから。……じゃあねっ光!」
声が終わらぬ内……遠ざかる足音がした。胸を打つ明るい声もしなくなる。
192 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 23:09:23 ID:???
松山「……」
魔理沙「大丈夫か?」
勝ったというのに、気の晴れない松山の顔色は、魔理沙が心配するくらいなのかと思い
松山は気持ちを強くもって、幾分か顔色を明るくさせた。
松山「よし。これで俺の本気も見せたよな。霊夢さんに会いにいこう」
魔理沙「ああそっちはいいぜ。私がちゃんっと伝えてやる。それより光は……ちょっと部屋で休め」
精神的なものか、北国シュートを撃って体力を消費したことからか
判断はつかないが……松山は、この場は魔理沙の申し出を有難く受け取ることにした。
霊夢の部屋の前で、手を振って魔理沙と別れる。
松山「……それじゃ霊夢さんによろしく伝えてくれな」
それから松山は部屋に戻って、顔色と様子を心配したシャンハイにかいつまんだ説明をしてから……
ごろんと横になった。すぐにまぶたが重くなる。
ぼやけてきた視界の中、部屋の扉がないため、にとりの部屋の白銀色の扉が見えてしまう。
松山「……。シャンハイ。俺は眠るから」
シャンハイ「はい。……光様。ゆっくりお休みくださいませ」
そんな声を聴いて
松山は……疲れを癒しにしばしの仮眠にまどろんだ。
*松山のガッツが減って回復しました。(550/900)→(350/900)→(650/900)
193 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 23:09:45 ID:???
【幻想郷・27日目・夜】
目を覚ますと……すでにどっぷりと日が暮れていた。
窓から見える空も暗色で、松山は二度、三度と首を振って体調、心身の状態を確認する。
松山「よし……大丈夫だ」
起き上がると、シャンハイか誰かが用意してくれたのか夕飯の乗せられたお盆が側に置かれていた。
松山「誰が用意してくれたんだろ?」
ふと気付いて見回すと、部屋にシャンハイの姿も見えない。
どこへ行ったのかと首を傾げながらも、空腹には勝てず
レトルトカレー
をたいらげて……
松山は、紅魔カップ決勝を前にした最後の夜の行動を決めることにした。
194 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/27(月) 23:11:03 ID:???
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*誰かを誘えます)
C 迷宮探索(*早苗は誘えません)
D アイテムを使ってみる
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
ちょっと早いですが、今日はここまで。
いつもより多く波乱続きのスレです。お疲れ様でした。
195 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:13:31 ID:Z5AQNk3M
A
乙でした
…にしてもレトルトカレーって…
料理担当が手抜きしたか、はたまた誰かの差し金か?
196 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:37:12 ID:0mkovtVQ
A
197 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:54:03 ID:lKDWD2JA
E
198 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 00:16:57 ID:???
投票してくれた方すみません、再投票になります。
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*誰かを誘えます)
C 迷宮探索(*早苗は誘えません)
D アイテムを使ってみる
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今度こそ、ここまで。
>>185-189
を見て、某スレで活躍中の野菜王子様のご子息を思い出しました。
199 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:21:33 ID:ndKMsK6o
A
200 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 01:03:09 ID:XrEKpCLQ
D
スタミナ∞使っちゃおうぜ
201 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 02:37:32 ID:QhbwFB8s
F
202 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 07:06:51 ID:3PWgpbBs
D
203 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 07:33:58 ID:ZaiEmKbI
D
204 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 16:33:27 ID:???
>>195
もはや夕食も作ってもらえなくなって、シャンハイがこっそり用意したのかと思ったぜ
205 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 17:35:36 ID:???
>>204
天の声「いやいやそこまでは……おや風雨の天狗記者がお話することがあるそうじゃな。代わりますじゃ」
射命丸「毎度お馴染み射命丸です。いつも最速で、皆様に真実をお届けしてます。
さて、今日はよりによって私があのケダモノ君の行動選択について語る羽目になってしまいました。
世の中何が起こるかわかりません。こんなしがない烏天狗に世の中の風は冷たいですよ。しくしく。
コホン……今回はD アイテムを使ってみる。に決定しました。ですが注意してください。
基本的に技術書、さらに上位存在の覚醒の書は、一度の使用で効果を得ることは難しいです。
タックル技術書の場合も鑑定、解読が必要だったように、【スタミナ∞】にも判定を要します。
この説明を中の人はすぐできると思ってたのですが、なかなかその機会に恵まれなかったんだとか。
それから決勝前のスキル習得と聞いて、そろそろ【????】の名前を募集したい頃合だそうですよ。
『時間はとくに定めず、深夜の更新時間で募集終了とさせていただきます』(小汚い文字ねえ…)
はぁ貴重な時間を益体もないことに使ってしまいました。次はもっと有意義に使わせてくださいね。
さぁさ次のネタは……あや練習場で事件の匂いが! いかにも私を呼んでますね。それでは失礼!」
*【????】の名称を募集します。(前回は候補が多すぎたみたいなので、今回は絞らせていただきます)
詳しい効果は
>>22
を参照してください。
206 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 18:23:30 ID:+nwPdsx6
超マツヤマモード
207 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 18:30:45 ID:qm9ESdvk
周囲から浮く程度の能力
208 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:21:48 ID:???
原作の
ワイルドイーグル
209 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:24:50 ID:???
荒鷲飛翔
210 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:31:17 ID:???
天翔荒鷲
211 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:31:49 ID:???
野生化
212 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:41:20 ID:G8xZc1go
イーグルインストール
213 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:02:39 ID:???
北国ライトニング
214 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:14:41 ID:???
アルバトロス
よいか松山。信天翁は向かい風を受けることで、空高く舞い上がるのだ
215 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:19:25 ID:???
ファイナルイーグルライド
216 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:25:57 ID:???
イーグルクロウ
217 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:34:38 ID:???
道産子の証明
218 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 23:08:33 ID:???
たくさんアイデアありがとうございます!
やはり松山というべきか、鷲とイーグル系が多いですね。
D アイテムを使ってみる
松山「あれ? (今……射命丸さんの声がしたような)」
怪訝に思い、松山は周りを見回したが、ここは自分の部屋。
もしやと思って窓の外の景色を目を凝らして見たが、宵闇に無駄な労力と早々に打ち切った。
松山「やっぱ精神的にまいってるのか俺? 気分転換にアイテムでも使おうかな……」
【疲労回復の薬】(*効果高め)
【ちからの種】
【サッカー技術書(タックル)】
【サッカー技術書(ブロック)】
【スタミナ∞】覚醒の書
【アイテム鑑定用水晶球】
219 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 23:10:17 ID:???
松山「使用可能なアイテムはこれだけ。しかしこの本、落ち着いて見ると……」
皮装本【スタミナ∞】を手にし、松山はその重さと厚さに読む気が、まるで杵で磨り潰される様に感じた。
インテリ系なら入手したその日の内に読破するだろうが……
松山には読み終えるまで眠らずにすむ自信がまったくなかった。
松山「ともかくほかのアイテムの使い道も考えよう。ブロックの技術書は……水晶球で鑑定すれば使える?」
ほかの薬と種も目の前に置いて、松山は使うべきアイテムをどれにするか考えた。
どれを使いますか?
A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
220 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 23:40:12 ID:ndKMsK6o
B
221 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 23:52:38 ID:qm9ESdvk
E
222 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 00:28:28 ID:???
再投票します。
どれを使いますか?
A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
投票途中ですが、今日はここまで。
223 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:29:16 ID:FjIs4fqM
C
224 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:29:52 ID:2LXpOr/+
E
225 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:32:07 ID:yb9jE2es
E
226 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:39:20 ID:Xru5PAYM
C
227 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 01:29:40 ID:z50LI0io
E
228 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 13:14:14 ID:???
E【スタミナ∞】覚醒の書
松山は、分厚い本を手にして、カペロマン、にとりと勝負した時に劣らぬ真剣さで頁を開いた。
松山「尻込みするな! 俺がこれを読破できれば明日大きな武器になる……きっと!」
今だけ気持ちは文学少年。そんな転身・松山光は、【スタミナ∞】覚醒の書を熱読しはじめた……。
先着2名様で
読書だ松山! → ! card
ねんねんころ〜り (+8) → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
*松山が勝利した場合、次回の判定で補正+8が消滅します。
*松山が断念した場合、マークがダイヤの場合、次回の読書判定に-2されます。
ハート・スペードで-1、クラブの場合は変化ありません。
*松山がクラブAの場合、スキル【読書は嫌い!】を会得します。
出かけてきます。続きは……大きな心配事ができてしまったので今日はできないかもしれません……。
229 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 13:36:40 ID:???
読書だ松山! →
クラブ5
230 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 13:44:00 ID:yb9jE2es
ねんねんころ〜り (+8) →
スペード4
231 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:21:36 ID:???
天の声「私信の時間ですじゃ!」
早苗「強ければ、傷付かない」
松山「強ければ、踏みにじられない」
早苗・松山「強ければ………人を、踏みにじれる!」
早苗「さぁ一緒に博麗神社へ討ち入りしましょ! 一切れのパンナイフランプ鞄に詰め込んで!」
松山「や、それ無理」
早苗「 」
読書だ松山! → クラブ5
ねんねんころ〜り (+8) → スペード4
最初の内……
松山は、自分の未知のスタミナ維持の術が書き記された書物をそれなりの熱意をもって読んでいた。
しかしそれが頁をめくり、まためくり……十数回繰り返したところで、手の速度が急激に落ちた。
松山「ふわ……」
とうとう欠伸が出て、集中力の糸がぷつんと切断される。
それでも粘り強くと文字を目で追いながら……松山は急速な眠気に襲われた。
松山「駄目だ寝るな寝ちゃ駄目明日元気に走り回るためにも今寝たら……」
空しくがくりと、頭が垂れた。
232 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:23:04 ID:???
目を開けると、不思議な世界が広がっていた。
不思議というのは、松山基準で上下逆さまの建造物があったり、見たこともない生物が視界を過ぎったり……
しかし一番不思議なのはそれらでなく、松山がその世界は不思議と認識できないことだった。
松山「あれ、ここは」
???「んっ? あれー貴方は招いていないわ」
すぐ近く、シャンハイがそうしたように(シャンハイって?)左肩付近からかわいいかわいい声がした。
しかしそちらはどうしてか振り向けない。首が固定されて真正面しか見られない。
また別の声が、右肩のほうから聴こえた。
???「やれやれ関わりがあるからかしら? 姉さんとっとと追い返しましょう」
???「そうね???。というわけで折角のご来訪だけど目を覚ましちゃってね〜」
ガクン!
階段を踏み外したような悪寒と一緒に、松山は突然、浮遊感に襲われた。
見る見る周囲の景色がスピードを増す。そして……痛みと鈍い音が。
松山「げこっ!? あ……あれ?」
気がつくと閉じてしまってたぶ厚い本の角に、眉間をぶつけてしまってた。
パタリと本が倒れて、松山も気を抜いて背中を倒して大の字に寝転がる。
松山「(ああ……何も成果得られた気がしないな……)」
読書は結局、時間を無為に費やしたという感覚。それだけを残して……
松山は、このままじゃあんまりだからまだ何かする時間が残されてないかどうか、時計の時刻を確かめた。
233 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:25:10 ID:???
先着で
勝負はロスタイムからだ! → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」
スペード・クラブ→ 「ざんねん試合終了だよ……」
JOKER→ 「時を止めた!」誰かが背後に!?
234 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 22:26:14 ID:???
勝負はロスタイムからだ! →
ダイヤ3
235 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:31:45 ID:???
勝負はロスタイムからだ! → ダイヤ3
ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」
時刻は……九時を少し回ったところ。
本を読んでて意識が落ちたが……どうやら復帰は早かったらしい。
今からでは練習は無理だが、ほかのことならできそうだ。
松山「もう一度、行動を決めてみるか」
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
236 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 22:41:52 ID:FjIs4fqM
A
237 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 23:28:43 ID:???
投票途中ですが、今日はここまで。
>>236
さんには申し訳ないですが、日付変わるまで集まらなかったらやはり再投票します。
心配事はどうにか解決しました。
238 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:32:47 ID:feFGXdLI
H
もう一度読書にトライ
239 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:35:11 ID:EKIEzNLc
E
240 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:48:00 ID:wIQkQJY2
E
241 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 00:03:39 ID:???
えっと再投票を行います。
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H もう一度読書にトライ(【読書は嫌い!】を会得する可能性アップ)
.I. その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今度こそ、ここまで。
242 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:09:05 ID:uGxL1J2o
A
243 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:40:45 ID:YGjBofn+
G
私信感謝w
松山「もう誰にも馬鹿になんてさせない…!逆に顔色を伺わせてやる!」
早苗(この悪意…期待できそうです)
松山「手始めにトイレに新聞持って行って長時間居座ってやる…!」
松山「それだけじゃない、食事の時は毎回おかわりしてやる、家計に小さくない損害た!」
松山「皆報いを受けるんだ、じわじわと苦しめてやる!…泣くほど恐ろしかった?」
早苗「ええ、ある意味とても」
244 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:41:21 ID:wFUpkjR6
F
245 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 01:18:35 ID:W5ciPc3o
E
二つ入ってたしね
246 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 01:25:29 ID:eVvpczMY
E
乙でした
247 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:34:26 ID:???
天の声「乙感謝ですじゃ! まだ票集まってませんので、思いついたネタでも」
松山「う〜んう〜ん」
今だこれから何をするか決めあぐねてる松山は、ふと部屋を見回して微妙な変化に気がついた。
松山「(あれ? 食器とお盆がない。それに……あれは漫画本か?)」
ちょうど食べ終えた食器などあったところに、代わりに一冊の漫画のコミックスが置かれていた。
なんとなく手にして、読み始める。
松山「なんだか読書続きだな。漫画だけどさ」
こうなったら今日の夜は読書ですごそうかとも思いながら、松山はまずタイトルを確かめた。
松山「キャプテン・サンジ? サッカー漫画なんだ。どれどれ……」
248 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:35:54 ID:???
-----------------------------------------------------------------------------
〜BGM〜 ウィーアー!
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サンジ「だから狩り勝負は俺の勝ちだっつってんだろうが! ……何?」
出身は北の海! 7700万ベリーの賞金首にして、麦わら海賊団のコック!!
オールブルーを探し当てるのを夢見る黒スーツのナイスコック・黒足のサンジは見知らぬ世界へ迷い込んだ。
そこへ昼間から悪漢に襲われる美女発見! 騎士道精神を掲げる彼は瞬く間に悪漢達を蹴り飛ばした。
美女「! ……その足技! お願いします勇者さま! どうか私達をお救いください!」
サンジ「お任せをマドモアゼル。(キラッ☆) ああ今日という日の出逢いをありがとう!」
さらに連れられた先には、大勢の輝かんばかりに目見麗しい美女達が彼を待っていた。
(好きなヒロイン名どうぞ)達を前に、昇天しかけたりした黒足のサンジは、ある競技の助っ人を依頼される。
最初は(即決してから)戸惑ったが、足を使い丸い物を蹴るスポーツと聞いて余裕を見せる。
249 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:36:04 ID:???
サンジ「デービー・バック・ファイトみたいなもんか? 何にしても足を使うならクソ楽勝だ」
自信を持ってルールも覚えたサンジは、多くの美女達に頼りにされ鼻の下を伸ばしてフィールドに!
キャプテン就任し、どこかで見たチームメンバーらと挨拶するのもそこそこに闘志を燃やす。
しかしそこで彼の思惑(華麗に活躍して彼女達のハートを射止める!)を大きく揺るがす展開が待っていた。
美女「実はこのボール……この世界の女達が呪いをかけられ姿を変えられたモノなんです」
これから彼がその足で蹴るボール。それが女性達が呪いをかけられ変えられた姿という!
サンジはそれを聞いた直後、断言した。
サンジ「たとえ死んでも!! おれは女は蹴らん!!!」
スルーしかできない、悪魔シューター・黒足のサンジの熱いサッカーへの挑戦が幕を開ける!!
-----------------------------------------------------------------------------
〜TO BE CONTINUED〜
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250 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:36:21 ID:???
松山「いやスルーだけで続けるって無理だろ」
やたら気合入った漫画だったが、その無理な設定に呆れた松山は、本を置いた。
こうして漫画を読むのもそこそこに、松山はまた夜の行動選択について考えることにした。
まだ未決定です。続きは後ほど。
251 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/30(木) 16:30:34 ID:69nlPWgs
G
252 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 16:46:08 ID:gBrWbKrw
E
253 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 19:24:20 ID:lQ5yaSmU
G
254 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:18:07 ID:???
E 霊夢の資料を読んでみる
松山「読書……ああ」
漫画を読み捨てた後、どこか気を抜いてぼんやりしてた松山は、自然と明日の試合に思いが及んだ。
そこから、今日はじめて知った事実……霊夢がゴールキーパーもできるということを連想する。
松山は、よっと勢いよく起き上がると、棚に積まれた資料を手に取った。
松山「こうなったら今日の夜はとことん活字読んで過ごすか……」
それが全てサッカー絡みとはいえ、ちょっと億劫な気持ちになっていた。
そこで同居人形のシャンハイはどうだろうかと考える。
松山「(ちょっと隔たり感じるけど勉強家で努力家みたいだし……読書にだって強いかもしれないな)」
アリスも、シャンハイのサッカーの実力を高めたいなら、練習より本を読ませたほうが効率的と言っていた。
人間なら反復練習で体に動きを染み込ませるが、シャンハイは人形。理解を深めるのが近道という意味か。
松山「(技術書はシャンハイに読ませてくほうがいいかな? 良い物は迷うけど……)」
それからは、また読書に没頭し始める。
今回は目的が霊夢のキーパー出場の試合を探すことだった。定まってるので早読みで頁をめくっていく。
松山「あった……これか」
255 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:19:32 ID:???
著者、記録者の横着か日付はハッキリしないが、見つけたので気持ちを逸らせ読みふける。
相手は……見たことないが、誰かに似ている帽子をかぶった魔女風の少女と……
松山「ふつーの巫女さん? 幻想郷ってあの巫女服がスタンダードじゃなかったんだ……」
白衣に緋袴の、松山も知ってる外の世界の巫女服を着た少女が、魔女の子とコンビネーションを見せている。
ツインシュートを撃ったのを、霊夢が鮮やかなダイビングキャッチで押さえて……
その場で回転、無重力の動きで着地前に右足ボレーの形でボールを前線へ飛ばし、速攻に転じさせた。
松山「そっか……こういうこともできるのか」
霊夢の情報を得るたびに、松山は少しずつ無重力の意味を識る。
それがあることでの、空中戦での利便性や優位性、動きを学んでいく。
松山「もっと……霊夢さんのプレーを目で追い、ちゃんと知るべきかもしれない。
そうすれば俺にだって、翼のようなプレーができるようになるかもしれない」
サッカーの申し子。名前が示す通りに大空を翼が生えたように翔ぶ天才児。
そんな彼との絶対な筈の差、境界を、他ならぬ松山側から少しずつ埋めていく事が出来てるように思えた。
256 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:20:27 ID:???
松山「っっと。それより今は霊夢さんのゴールキーパーとしての能力か……」
その他、普通のキーパーとしての動きもトップクラスだが。
更に結界を張り巡らせることで、相手のシュートのスピードと威力を減じさせることも可能。
以上を踏まえて、霊夢のセービング値を数値化させる。それと同時に……
松山「今回で霊夢さんの能力が……少なくても現在の力量は把握できたな」
それと同時に、過去の霊夢の活躍から、現在の霊夢は少なく見積もっても……
二、三回り。下手したらそれ以上に実力を落としてる事まで松山は解ってしまう。
あの時の紫の言葉が実感として理解できて、さっき抱いた感想から惜しく感じて、ため息を洩らした。
松山「今度練習に誘うか? ……あ〜でもサッカーから離れる宣言してるしなあ」
そうこうと煩悶してる内にも時間が過ぎる。松山は霊夢の(現在の)能力値を纏めた。
257 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:21:06 ID:???
ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低 才
霊夢 54 53 53 49 50 49 51 359 4/3 1 ガッツ 890/890 セーブ値60
決死結界
【空を飛ぶ不思議な巫女】
*天候が快晴の場合は常時発動。消費ガッツ2倍なし。
*それ以外の場合は、相手のキーパーに味方のシュートが二度防がれると発動
*全能力+2【瞬間移動】使用可能。 発動後からは消費ガッツ2倍
*得点を奪うと効果消滅
固有スキル
【空飛ぶ巫女】
*PA外からでも空中シュートが撃てる
258 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:22:33 ID:???
必殺技
【夢想封印】
補正+3 地上シュート 消費ガッツ150 吹っ飛び係数5
【夢想封印・瞬】
補正+5 空中シュート 消費ガッツ200 吹っ飛び係数5
【ヒールリフト】
補正+4 ドリブル 1/2で発動
【博麗アミュレット】
補正+4 パス 1/2で発動
【東方コンビ】
補正+4 ワンツー
霧雨魔理沙がチームにいない場合、使用不可。
【巫女サマーソルト】
補正+2 高い空中シュート 消費ガッツ160
【瞬間移動】
中盤のどこにいてもパスカット判定に加わることができます。
決死結界時のみ使用可能。
【カウンターシュート】
ブロック時のマークがダイヤで、相手シュート値をブロック値で上回った場合に発動します。
相手シュートに+10の補正を加えて打ち返します。
【博霊大結界】
補正+10 必殺セービング ガッツ消費240
259 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:29:28 ID:???
霊夢についてこの試合を調べていくうち、松山は他の二人の実力もおぼろげながら把握できた。
松山「この二人……巫女さんと、それに誰かに似た魔女風の子も……」
この資料の、過去の全盛の博麗霊夢に劣らぬ実力を備えている。
この二人の詳細も知りたくなった松山だったが、どこにもこの二人について言及されてるところはない。
松山「謎のコンビ……? 誰か知ってないかな?」
そうして最後に謎が残ったが、資料を閉じて仕舞うと……そこでシャンハイが戻ってきた。
シャンハイ「ただいま戻りましたー」
松山「おかえり。えっとどこ行ってたのか聞いていい?」
当然構いませんと言い、むしろお世話せず側から離れてたことをシュンと詫びたシャンハイが言うには……
260 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:30:37 ID:???
先着で
シャンハイ失踪? → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」
ハート・スペード・クラブ→「準決勝のお給金を頂いてきました」
JOKER→ 迷宮でこんなアイテムを見つけてきました!
今日はここまで。
261 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 23:30:52 ID:???
シャンハイ失踪? →
ダイヤ8
262 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:23:08 ID:???
シャンハイ失踪? → ダイヤ8
ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」
シャンハイ「光様がお休みしてる間に私は……」
肉声と機械的な音声が合成されたみたいないつもの声音で、シャンハイは留守時について説明してくれた。
まず最初は、部屋の中をきょろきょろ見渡して、さっき松山が読み捨てた漫画本のところへ飛んだ。
開いて、最後付近のページとページの間から、封筒を探し当てる。
シャンハイ「こちら、光様の活躍に応じたお給金でもっていってほしいと言われました」
松山「……あぁ。(そういやまだ貰ってなかったっけ)」
給金を選手に渡すのは神奈子と諏訪子のお仕事だったが……
準決勝も勝ち抜き、次が決勝戦ともあると、応援団や山の妖怪幹部達と詰める話があって身動きが取れず
やっと時間が取れて、松山に渡しに赴こうとしたところ、丁度近場を飛んでたシャンハイに預けられたのだ。
松山「ひぃ、ふぅ……九千か!」
強敵を下しただけのことはある金額に、喜びを見せた松山はいそいそと財布に仕舞った。
*松山の所持金が増えました。10710→19710
263 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:24:23 ID:???
松山「……(これで家具の買い物できるな)」
一人暮らしするにあたり人里の道具店で、家具を調達する必要がある。
最初は定番の布団だが、ここで考えるより、品の並ぶ陳列棚の前で決めることにした。
松山「給金は決勝のぶんもあるしね。とにかく後回し……ん、シャンハイ?」
目を戻すと、シャンハイが話しに緊張させた佇まいのまま、まだ視線をこちらに向けてた。
その様子から、まだ話すことがあるのかと勘付いた松山は、それを聞くよと一声出す。
シャンハイ「あっはい。その通りですまだお話が……」
松山「うん。どんな話?」
シャンハイ「実は……戻ってくる前、立ち話してた魔理沙さんとにとりさんと会って」
松山「ッ!?」
思わぬ名前が出てきて、狼狽しかけた松山に、シャンハイは話すのを躊躇う顔を見せる。
しかしすぐに、それではいけないと咳払いし、続きを促した。
松山「そうなのか。シャンハイ事情はわかってる?」
シャンハイ「……はい。全部聞いてきました」
明日の試合に出場するGKを巡って起こった諍いについて……
昼間、外で三人が語気荒く会話してたのを心配していたシャンハイは、一通り話を聞いてきたらしい。
松山はばつの悪い顔になって、それから気になって仕方ないにとりの様子を訊ねることにした。
松山「……にとりはどうしてた?」
264 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:24:49 ID:???
先着2名様で
シャンハイのフォロー → ! dice
にとり現在の心境は → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
Q、K→「案外大丈夫みたいでした」
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」
4〜6→「ずっと黙ったまんまでした」
A〜3→「にとりさん、目が赤かったです……」
クラブA→ 河童さんもNice boatがお好き
JOKER→「吹っ飛ばされた時……光の"愛"を感じたよ!!」
*シャンハイの数値は、1.2.3で+1、4.5.6で+2、にとりの数値に加算されます。
出かけてきます。続きは後ほど。
265 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 18:25:41 ID:???
シャンハイのフォロー →
2
266 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 18:31:44 ID:???
にとり現在の心境は →
スペード6
友達だろっ!
267 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:37:59 ID:???
シャンハイのフォロー → 2 = 1
にとり現在の心境は → スペード6 + 1 = 7
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」
うっすらと、非現実的な羽を生やして飛行するシャンハイは松山の部屋へ向かっていた。
その途中で……少しばかり重苦しい雰囲気で話してる少女達を見つけた。
シャンハイ「(あれっ……あの人は昼間の格好いい人(注1)だ! それに……)」
注1)シャンハイ基準:白と黒でコーディネートされた魔法使い風な装いの綺麗な人:
シャンハイ「(それに……お話をしてるのは、たしか……)」
空中で静止したシャンハイは、ひとまずうんうんと思い出し作業に入り……やがて手を打った。
水色の服を着てリュックを背負った少女は、昼間、部屋の外で松山達と話をしてたエンジニアの河城にとり。
シャンハイも、武器の製造についてで話したことも。そこでシャンハイの視線ににとり達が気付いた。
魔理沙「お、見所のある人形じゃないか」
手招きをしてきた魔理沙達の方へシャンハイがおっかなびっくり近づくと、にとりの方は困り顔を見せた。
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0ch BBS 2007-01-24