キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【鏡の国の】キャプテン霧雨25【ミツル】
1 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/26(日) 17:43:58 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、恐れ多くも森崎に歯向かっていく吉良監督と魔理沙とその他大勢の物語です。
魔理沙がよくわからないことをしたり、変態がフリダームに暴れたりするので不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらって進んでいきます。
雑談、質問等は中の人の活力源にもなりますのでどんどんどうぞ。
【CAUTION!!】光ちゃんが出てきたりなど、キャラブレイクがすさまじいので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。
☆前スレでのあらすじ
魔理沙というか、色んな人の感情を逆撫でした富蔵中はとことんボッコにされていた。
試合は6-0の差、更には2人退場、ついでに本田が怪我をしてしまい、とうとう降参を決意。
リアルファイトでボコされそうな小田は降伏宣言と共に早々に逃げ帰る。
こうして、光ちゃんに迷いだけ残し、富蔵中戦は終わりを告げたのだった。
試合後、魔理沙がお風呂に向かい、風呂桶の中で酒世界の神として覚醒を遂げてしまう。
その夜。つまみ食いに成功した魔理沙はよいではな赤のローライズアッ-! ましゅまろふにふに
そんなこんなで自らの退路をまたしても塞いだ魔理沙は東邦と明和東の観戦に向かった。
片桐と見上に教団幹部で現人神の巫女と自己紹介し、何故か見上から好感触を得てしまう。
ジュニアユース?なにそれおいしいの?
そんなこんなで永琳はまた進化を遂げていた。
☆一行あらすじ
三原「男子禁制的な意味ではまさにスレタイ通りでした」
83 :
80
:2009/07/27(月) 00:14:49 ID:tnoxx2to
D ぎゃあメ欄消し忘れてやがりました
84 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 11:09:12 ID:P9T7yMkI
D
85 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 19:10:02 ID:???
>>D 紫と話でもするかな?
魔理沙「(…まぁいいか。紫と)」
…ブォン!
話をしようかと思った直後、魔理沙はスキマへと落とされ、一瞬の浮遊感。
突然のスキマ送りには驚くものの、その感覚には慣れきってしまっている。
魔理沙「………何のつもりだ?」
紫「あら、私と話すつもりだったんでしょう?だから相応しい場所に連れて来ただけよ。
さ、何を話すつもりだったのかしら?」
A 結局あの後試合はどうなったのか聞いてみる
B 明日の試合の観戦にも誘う
C 今日の試合前に話しかけてきたタイタイうるさい男について聞いてみる
D スキマ妖怪にな(ry
E 鬼になりた(ry
F その他
現魔理沙ガッツ 730/850 魔理沙所持金 1000円
※D・Eのみ【5】票で決定です
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
86 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 19:12:01 ID:P9T7yMkI
A
87 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 19:12:53 ID:Xlnsu5xs
B
88 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/27(月) 19:14:49 ID:UNtbzoEA
B
89 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 19:26:21 ID:rxYInJ+M
B
90 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 19:54:43 ID:???
>>B 明日の試合の観戦にも誘う
魔理沙「まぁ、用件は簡単だ。明日の試合の観戦にも来ないか?南葛の試合なんだけどさ」
何だかんだで南葛の試合を一度も見ていない魔理沙は、明日も観戦に行くことを決めていた。
誰が観戦に行くかわからないが、とりあえず魔理沙として紫を誘っておこうと思っていた。
紫「南葛……ああ、大空 翼と森崎 有三のチームの試合ね。確かに、今日の試合よりは見応えがありそうね」
そう言いつつも、紫の表情はあまり気乗りしたものではなかった。
整った眉を僅かに動かし、何か考えているようだ。
魔理沙「………ええと、そんなに悩むことなのか?」
気の短い魔理沙が痺れを切らし問いかけるが、紫は無言で視線を彼女へ向けるだけ。
それから少しを間をおいて、紫がゆったりと言葉を発する。
紫「……そうね。行ってもいいけれど、条件をつけようかしら」
魔理沙「条件?」
91 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 19:54:56 ID:???
紫「ええ、簡単よ。条件は、幽々子を呼ばないこと。…今日みたいな観戦の空気は嫌ですものねぇ?
どうせあれのこと、自発的に来るはずがないのだから、呼びさえしなければ夜まで寝てるんじゃないかしら」
どうやら紫には、今日の状態がとても気に入らなかったらしい。
無表情にしていた顔を、思いっきり不機嫌に膨らませて皮肉まで飛ばしている。
もちろん魔理沙たちとしても、険悪なムードを撒き散らされるのはごめんである。
魔理沙「条件はそれだけか?」
紫「そうねぇ………まぁ、後は特にはないわ。私としては今の条件を満たして頂けるだけで、とても快適でしょうし」
魔理沙「(……ふーむ、まぁ許容できる範囲内の条件だな…どうするか)」
A 考えるまでもないな。紫の条件を飲もう
B 誘うのは中止だぜ!
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
92 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 19:58:47 ID:rxYInJ+M
A
93 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 19:58:51 ID:P9T7yMkI
A
94 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:02:47 ID:???
天龍シュートと地龍シュートとか言う愉快な奴らがPS2版にいてだな
95 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:03:20 ID:9eAaNrNY
A
96 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 20:14:28 ID:???
>>94
JOKERで出てきますよw
>>A 考えるまでもないな。紫の条件を飲もう
魔理沙「(試合の観戦に関しては、幽々子よりは紫だな。考えるまでもないぜ)
わかった。その条件を飲む。……幽々子を呼ばなければいいんだよな?」
紫「ええ。それで大丈夫よ。さすがはお姉様………さて、明日は誰が活躍するのかしらね、ふふ」
ニコリと微笑を見せて、紫は首肯する。
一旦それで引き受けた以上は、絶対に紫は約束を違えたりはしないだろう。
魔理沙「(……多分、明日観戦に行く時に説明することになるだろうな…まぁ、これはしょうがないか)」
※紫の感情度が上昇しました 幽々子の感情度がダウンしました
97 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 20:14:38 ID:???
紫「……まぁ、観戦の約束はこんなところでいいわね」
魔理沙「そうだな。まぁ、遅れないように集合よろしくだぜ」
紫「はいはい。……さて、もうちょっとは話はできるけど、どうする?」
A 結局あの後試合はどうなったのか聞いてみる
B 明日の試合の話をする
C 今日の試合前に話しかけてきたタイタイうるさい男について聞いてみる
D スキマ妖怪にな(ry
E 鬼になりた(ry
F その他
G もう話は終わりなんだぜ!
現魔理沙ガッツ 730/850 魔理沙所持金 1000円
※D・Eのみ【5】票で決定です
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
98 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/07/27(月) 20:20:49 ID:P68dI3d+
C
タイじゃない タイじゃない 素敵な次籐
99 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:22:31 ID:yKyl8JSM
C
100 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:22:35 ID:9eAaNrNY
C タイの大冒険だと!?
101 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 20:30:58 ID:???
>>98
じゃあキンメダイで…
>>100
パチモンがでたー!
>>C 今日の試合前に話しかけてきたタイタイうるさい男について聞いてみる
魔理沙「ところで……ちょっと気になってたんだが、いいか?」
紫「何かしら?」
魔理沙「今日の試合前に話しかけて来た……なんだっけな、あのタイタイうるさいデカブツ…
ああそうだ、次藤とかいったっけな。あいつ、どんな選手なんだ?」
確か次の試合の対戦相手とか言っていたはず。聞いた事はない名前だが、キャプテンらしい。
ひょっとすれば、ダークホースかもしれないと紫に聞いてみる。
紫「ええと、次藤…ね。あいつは……」
先着1名様で
ゆかりん☆アンサー→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ・ハート→優れたDFだと教えてくれる
スペード→教えてあげないと言われる
クラブ→ただの虫ケラだと教えてくれる
JOKER→紫「データを作れるのは天才だけじゃないのよ!!」
102 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/07/27(月) 20:34:13 ID:???
ゆかりん☆アンサー→
スペード8
いけー!
103 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 20:44:29 ID:???
ゆかりん☆アンサー→ スペード8
>>教えてあげないと言われる
紫「……ダメ。教えてあ〜げない」
軽くウインクし、そんなことを笑顔でぬかしてくる大妖怪。
いつもの胡散臭いオーラが全身からイキイキと発散されているようだ。
紫「いくら親友相手だと言え、安易なネタバレはよくないわ。………そうよね?
それに、私に聞く前に、他に聞ける人がいるでしょう?まずはそっちから当たってみなさいな」
魔理沙「(他…うーん………永琳?)」
紫「次藤について…いえ、比良戸については私からは何も教えられないということでよろしく。
………うーん、まだ時間は余ってるわね。どうしましょうか」
魔理沙「(どうしようも何も……うーん、時間ないしどうしよう)」
A 結局あの後試合はどうなったのか聞いてみる
B 明日の試合の話をする
C それでも!次藤について聞いてみる!
D スキマ妖怪にな(ry
E 鬼になりた(ry
F その他
G もう話は終わりなんだぜ!
現魔理沙ガッツ 730/850 魔理沙所持金 1000円
※D・Eのみ【5】票で決定です また、時間判定が入り、オーバーすると会話は終了となります
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
104 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2009/07/27(月) 20:45:59 ID:EYyso2qQ
A
105 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 20:52:45 ID:rxYInJ+M
A
106 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 21:33:18 ID:???
Aに2票で未決定なりにけろー
ちなみにAだと判定なしでお話が聞けます
107 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 21:34:15 ID:9eAaNrNY
A
108 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 21:52:11 ID:???
>>A 結局あの後試合はどうなったのか聞いてみる
魔理沙「帰った後の試合の展開って……」
紫「…………言っておくけど、私はあの場に残ってなかったわ」
ちょっとだけ苦い顔をして、それでも紫はスコアだけを簡潔に魔理沙に伝える。
7-0で東邦学園の勝利。日向が一試合で5点という大量得点を稼いだだけの試合であった。
紫「詳しいことが知りたいなら、見てた別の人に当たりなさい。少なくとも、私が知っているのはスコアのみよ。
……それじゃ、名残惜しいけれども時間切れね。それじゃあ後は寝るなり遊ぶなり好きになさい」
軽く傘を振るい、魔理沙の足元にスキマを開く紫。
魔理沙はおう、とも答える間もなくスキマ空間から排出された。
紫「………………さて、と。明日に備えて早寝と行こうかしら」
※明日の試合に観戦に行くことが決定しました!昼の行動が自動消滅します
109 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 21:52:39 ID:???
―部屋M
幽々子「あら〜……鈍感ねぇ、これじゃあ酷い目に遭うって分かりそうなものじゃないねぇ」
改めて敷きっ放しにされた布団の上で、いつも通りに幽々子と魔理沙が転がっている。
昨日とは違い、【ないすぼうとスト○ラット】は幽々子の手に収まっている。
魔理沙は魔理沙で、家から持ってきた魔道書を暇つぶしに眺めていた。
魔理沙「(…んー、ファイナルスパークってどう撃つんだっけな……)」
既に一度読み終わった本。それほど時間を潰せるわけもなく、あっさりと魔理沙は再読を終える。
幽々子は未だに漫画を読みふけっているようだ。
魔理沙「(気まずくなるかと思ったら、意外とそうでもなかったかな…さて、どうするかな)」
A もちろん寝ますよ! ガッツ200回復
B もちろん夜更かしだぜ! ガッツ100回復
現魔理沙ガッツ 730/850
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
110 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 21:58:29 ID:9eAaNrNY
B
111 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:00:13 ID:Z5AQNk3M
A
112 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:00:24 ID:rxYInJ+M
B
113 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:04:49 ID:P9T7yMkI
A
114 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:27:51 ID:rxYInJ+M
すいません
Aに変更します
115 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:36:48 ID:???
>>A もちろん寝ますよ!
魔理沙「私は寝るが、お前はどーする?」
幽々子「読み終わってから寝るわ〜」
既に着替えは終わっているし、歯磨きだってとうに済ませた。
魔理沙の寝る準備は万端である。
さすがに毎日のように食材を貪られては旅館も悲鳴を上げてしまうだろう。…今更だが。
魔理沙「そうか。じゃあ、寝るときに電気は頼むぜ」
布団を被り、目を閉じる魔理沙。多少明るかろうが、充分すぎるほどに眠い。
クーラーの快い涼しさを感じつつ、魔理沙は意識を手放した。
先着1名様で
夜襲→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤの3以下・JOKER→鈴仙「やった!私の出番よ!みんな応援してね!」
ハートの4以下→パチュリー
スペードの2→アリス
クラブ2→フラン
クラブ以外のA→現人神
クラブA→???
116 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:37:45 ID:???
夜襲→
クラブ5
117 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:51:26 ID:???
夜襲→ クラブ5
>>何も起きず
魔理沙「ZZZ………」
幽々子「………今日も杞憂ねぇ」
すっかり眠りこけた魔理沙の横で、幽々子は気が抜けた様子で村雨を放り投げる。
彼女らの話では、毎日でも夜這いに現れそうなものを、まったくと言っていいほど何もない。
幽々子「世は全て事もなし……か。さて、私も寝ようかしら〜」
電気を消してから、自分の分の布団を被り、幽々子もそっと目を閉じる。
眠りに落ちるその前に、ちょっとだけ小腹が空いたと感じたが……朝食に期待して眠ることにした。
多分、一人ではそれほど面白くはないだろうから。
※すっかり寝ました 現魔理沙ガッツ 730→850
118 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:52:23 ID:???
〜幻想郷追放から36日目〜
みーん……みーん…みーんみーん……
魔理沙「う、ううん……?」
やけにうるさい蝉の声に、茹るような暑さ。その不快さダブルパンチで魔理沙は思わず目を覚ました。
背には、堅い板の感触。目を開ければ、見慣れた日本家屋の天井。
霊夢「…あ、やっと起きた」
隣から聞こえてきたのは、どこか懐かしい相棒の声。
だが、魔理沙はここが確実に宿舎ではないことに気付き、焦って起き上がる。
魔理沙「れ、霊夢!?それよかここは……」
霊夢「幻想郷。博麗神社。縁側。OK?」
何をバカなことを、と言わんばかりの表情で、霊夢はお茶に意識を戻す。
隣で茶を啜ってまったりしている霊夢とは反対に、魔理沙は取り乱して立ち上がる。
魔理沙「ちょ……ちょっと待てよ、私はサッカー大会に出てたんじゃ…」
霊夢「何言ってんのよ。……アンタ、決勝で負けて、帰ってきたんじゃない」
魔理沙「は……?…………………」
何を言ってるんだ?と言おうと口を開きかけ……。
…少しばかり無言、のちに魔理沙も縁側に腰掛ける。
119 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:52:26 ID:???
霊夢「決勝戦。アンタは森崎とかいうGKから1点も奪えずに、敗退。
それで紫も他の皆もアンタを見放して、幻想郷帰ってサッカー三昧……アンタの籍だけを外して、ね」
魔理沙「………ああ………そうだったな」
森崎に放ったシュートはことごとく止められ…他のプレイでも何も出来ず。
そしてまた、他のメンバーたちはサッカーの申し子、翼のプレイについていけず、0-4で敗退。
最後に森崎から受けた言葉と、紫から最後に聞いた言葉は、不思議と一致していた。
『……こんなもんかよ。失望したぜ、霧雨 魔理沙』
そして、幻想郷に負け犬として帰ってきた。修行の意味などなかった、と決め付けられて。
それでも魔理沙には、復帰する気力がかろうじてあった。しかし、紫は魔理沙の籍を外し、公式戦に出れないようになった。
結局はそれで熱意も失われ、魔理沙はサッカーから遠ざかっていったのだった。
そして、いつも通りの……サッカーだけなくなった、この世界を出る前の魔理沙の日常に戻ったのだ。
騒がしい妖怪連中などいない、魔理沙の日常が。
霊夢「終わったことでそんな辛気臭い顔しないでよ。茶が不味くなるわ」
魔理沙「悪い。………にしても、外の世界で過ごした時間って何だったんだろうな…」
霊夢「…さぁね。でもいいじゃない。アンタも私も、このほうが……のんびりまったりが性に合ってるわよ」
微かに笑って、霊夢はぷらぷらと、浮かせた足をばたつかせる。
……そういえば、霊夢もサッカーをやめた、と言っていた。どうして、だろうか。
120 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:52:32 ID:???
魔理沙「どうしてだ?」
霊夢「……ん?」
魔理沙「別に、私に付き合ってサッカーをやめる必要なんてお前にはなかったんじゃないか?」
かつてスーパープレイヤーとして幻想郷を席捲した、博麗 霊夢。彼女の籍は当然に残されている。
そして、向こうに魔理沙が行く前にはなんだかんだで霊夢はサッカーをしていたはずだ。
霊夢「……前にも言ったと思うけど。私、そもそもサッカーなんてしたいわけじゃなかったのよね。
単に余興。あくまで本分は妖怪退治なのよ」
魔理沙「……………………じゃ、何で今までそんな余興を?」
霊夢「これも前に言ったわよ。比翼連理。………恥ずかしいから、あんま言いたくないけど…
………東方コンビとして、アンタと楽しくプレイできたから。それが理由。
私のパスを受けて、魔理沙が点を決めて。バカみたいに嬉しそうに笑い合うのが、楽しみだったのよ」
魔理沙からぷいと顔を背けつつ、照れたように早口で霊夢が呟く。
一緒にプレイすること、それが楽しかったと。
魔理沙「霊夢……」
霊夢「………だから、私のパスを受けるやつがいなくなったら私のサッカーはそこで終わり。
妖怪連中の暇つぶしに付き合うほど私も酔狂じゃないわ」
外は相変わらずの、蝉の大合唱。うだるような暑さ。
どこからか、スタジアムの観客たちの歓声が聞こえてくる。
121 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:52:34 ID:???
霊夢「だから、今の私は、これでいいと思ってる。…………魔理沙は?」
自らの手をきゅっと握りしめ、恐る恐るといった様子で霊夢が問いかける。
少しだけ魔理沙は考えて…ゆっくりと言葉を返す。
魔理沙「同感だな。私も、どうもお前の隣が一番しっくり来るみたいだ。
今も悪くない……むしろ、悪いなんて言ったら罰が当たるくらいに、私は満足してる」
霊夢「……ふふ、当然ね。だって、唯一無二の最強人間コンビなんだからね。
………さぁーて、それじゃあ境内の掃除でもするわよ!」
魔理沙「嫌だ。暑いのはお前に全部丸投げだぜ」
霊夢「あんたねぇ……夕食はうちで食べていく癖に……もう怒った!!
今日こそはあんたにも掃除させるからね!!」
魔理沙「げ、げぇーっ!!?」
境内には、楽しそうに怒る霊夢の声と、これまた楽しそうに逃げ回る魔理沙の声が響いていた―
―GOOD END―
122 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 22:57:12 ID:???
魔理沙「ってなんじゃそりゃああああ!!!?」
ガッ!!!!
魔理沙「!!!!???」
幽々子「すぅすぅ……」
読み散らかした本に足の小指を激突させ、今度こそ魔理沙は覚醒した。
当然に天井はここ数日見慣れた宿舎のものである。
魔理沙「は、ははははははは……な、なんてぇ恐ろしい……」
思わず感じた寒気に身を震わせながら、魔理沙は自分の体を掻き抱く。
本当に酷い夢オチだ。
魔理沙「………って、時間がやばい!?朝飯を食ってる時間は……おーい、幽々子、起きろー!!」
その後、幽々子を起こしたり朝食を素早く掻きこむなりして1時間が経過。既にみんなは朝食を食べた後だった。
魔理沙「あー、酷い夢を見たぜ……さて、何しようかな……はぁ」
A 部屋に戻るぜ
B 練習でもして気分転換する
C 誰かの部屋にでも行ってみる
D 紫と話でもしてみるか
E 朝風呂に行ってこようかな! ※お金を200円消費します
F 一緒に観戦に行ってくれる人を探してみよう
現魔理沙ガッツ 850/850 所持金 1000
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
123 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 22:59:28 ID:P9T7yMkI
B
124 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:04:19 ID:9eAaNrNY
B
―GOOD END―
か
そういえば久しく出てないねえ
125 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:11:51 ID:+pv+v62E
B
126 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 23:22:38 ID:???
>>124
えー、かなり綺麗に終わらせたつもりなんですけどねぇww
霊夢さんの再登場予定は大分先になっちゃいますね……あくまで予(ry
>>B 練習でもして気分転換する
魔理沙「朝のうちに練習でもしておくかな……(とはいえ、急務でもないよな)」
練習をしようと思う魔理沙だったが、昨日の永琳との練習の出来を思い返して緩んでしまう。
気分転換くらいの気持ちで、軽く練習するくらいでいいとさえ思える。
魔理沙「(誰か呼ぼうかな)」
A 誰か1人呼ぶ 成長率が(ry
B 誰か2人呼ぶ 更に成長率が(ry
C 一人で練習
D パチュリーのコーチングを(ry ※説明不要とは思いますがリスクがありますよ
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
127 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:24:13 ID:9eAaNrNY
D
128 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:24:46 ID:Z5AQNk3M
D
129 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:25:29 ID:P9T7yMkI
B
130 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:31:39 ID:+pv+v62E
B
131 :
森崎名無しさん
:2009/07/27(月) 23:38:10 ID:???
うん―GOOD END―いい終わり方だったっ!
でも実際はこの後に特盛沢山の問題が(ry
132 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/27(月) 23:52:16 ID:???
>>131
まぁ、実際にはほぼ有り得ない終わり方ですからw まず博麗神社でのんびりできな(ry
D・Bが2票で膠着状態ですね。ちなみにDはパチュリーのステータスは上がりませんYO
133 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:01:11 ID:6UmO1+fk
D
134 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:02:05 ID:???
最近幽霊部員してた人ついに出番だ!
135 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:14:51 ID:???
>>134
パチュリー「メインヒロイン様の登場よ!はーっはっはっは!」
>>前スレ996 こ、この人……混ぜやがった!? 松山がすごい置いてけぼりなような…w
>>D パチュリーのコーチングを(ry
魔理沙「そうだな…久しぶりにパチュ」
ダダダダダーッ!!!
パチュリー「ハァハァハァハァ……ゲホッ、ゴホッ…!!よ、呼んだ!?」
変態ではあるが、能力としては頼れるパチュリーにコーチを頼もうとした矢先。
鬼気迫った様子で走ってくる紫髪の少女、パチュリー。
外見からはわからないが、このチームのメンバーの中では他の追随を許さぬ存在である。
魔理沙「よ、呼んだよ……そ、それよりお前元気だな…」
パチュリー「げほっ…まぁね。昨日は部屋に引き篭もれたし、パワーは100%よ!」
激しく高らかに両手を突き上げるパチュリー。
その姿に、やっぱり魔理沙は不安を隠せないのであった。
少女移動中……
136 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:15:22 ID:???
パチュリー「……ん?魔理沙、ドリブルが上手くなってない?」
魔理沙「おっ、見て分かるか!いやぁ、実は永琳にさ…」
一通り、パチュリーに言われるままにボールを繰っていた魔理沙。
さすがは紅魔館の司令塔、パチュリーはドリブルの異様な上達に気付いた。
パチュリー「へぇ、あのヘボ月人以外に興味なさそうな割には…ちゃんと練習を見たのね。
(ぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱる、勢力全体で懐柔するつもりなわけ!?)」
魔理沙「ふふん、これでドリブルはお前より上手いんだぜこれが」
パチュリー「……それはよかったわ。じゃ、何の練習するの?」
A ドリブル
B シュート
C パス
D タックル
E パスカット
F ブロック
G せりあい
現魔理沙ガッツ 550/850
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
137 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:19:41 ID:6UmO1+fk
D
138 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:20:58 ID:ndKMsK6o
D
139 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2009/07/28(火) 00:24:03 ID:O0N9rLJE
D
140 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:26:50 ID:???
接触プレイ?だから何?
危なくなったら吹っ飛ばせ!
それが一番練習になるしw
141 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:32:36 ID:???
>>D タックル
魔理沙「タックルなんてどうだろうか」
即座に何か反応があるかと思いきや、パチュリーは無反応。
……いや、むしろ考え事をしているようだ。
パチュリー「(……うーん、タックルはちょっと苦手ね。ステータスじゃそうでもないけど…
…ま、接触プレイで触り放題セクハラし放題で好きにやろうっと)」
魔理沙「何か問題でもあったか?」
少し不安になり、魔理沙はパチュリーに話しかけると……
パチュリーはすごくいい笑顔で言葉を返す。
パチュリー「いいえ、何もないわ。さ、練習を始めましょうか」
142 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:33:08 ID:???
笑顔で手をワキワキとさせる七曜の魔女。
その姿に、やっぱり魔理沙は不安を隠せないのであった。
先着2名様で
タックルはパワーだぜ!→! card
お触りはありに決まってるわよね!→! card+能力相性(-1)
と書き込んでください。合計値で分岐します
25≦ 魔理沙のタックル+3!
20〜24= 魔理沙のタックル+2!
13〜19= 魔理沙のタックル+1
12≧ 効果なし……
パチュリーのマークがハートかクラブの3以下の時、【セクハラ】が発生し、合計値に-2されます
マーク一致による補正はありません
143 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:33:48 ID:6UmO1+fk
タックルはパワーだぜ!→
ダイヤK
144 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:34:06 ID:???
タックルはパワーだぜ!→
スペード5
あれ?吹っ飛び係数は?
145 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:34:45 ID:???
お触りはありに決まってるわよね!→
クラブ4
+能力相性(-1)
ここだ!ここでディメンション…賢者の石!
146 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:43:12 ID:???
セクハラの女王は健在だった…
147 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:52:21 ID:???
タックルはパワーだぜ!→ ダイヤK
お触りはありに決まってるわよね!→ クラブ4 +能力相性(-1)
>>合計値16 魔理沙のタックル+1
パチュリー「い、行くわよ…(あ、ああああ…久しぶりのセクハラだと思うと胸が高鳴……)」
ワクワクドキドキ幸せステップで、ボールを持ってドリブルするパチュリー。
わざと転んであんなところやこんなところを触ってやろうかと思うたびに胸が(精神的な意味で)弾む。
だが、彼女の思惑は大きく外れていた。……というより、魔理沙の凶暴性をすっかり忘れていたのだ。
……ボコボコにされる富蔵中を見ていたはずなのに。
魔理沙「……強化型八卦炉、フルドライブ……スペルカードセット…!!」
パチュリー「あ、え…ちょ、ちょっと魔理沙……?」
魔理沙「吹き飛べ、この腐れもやしがぁあああああああああああッ!!!」
ずぐしゃあああっ!!!
魔理沙「あーすっきりした。変な夢のモヤモヤも解決だな。ついでにタックルも上手くなった気がするし」
片付けよろしくな、とだけ魔理沙は言い残してパチュリーを捨て置くことにした。
助け起こそうとすれば、被害者は逆になる可能性は充分にあるからだ。
※魔理沙タックル値 40→41
148 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 00:52:35 ID:???
魔理沙「あ、そういえば……試合を観戦しに行くんだったな。誰が来るんだ……?
まぁ少なくとも永琳、文、三杉、金木あたりは鉄板か……」
呟きつつ、集合場所の玄関へ向かう。
魔理沙が呼んだ紫に、今予想していた4人は当然のようにそこにおり……
先着5名様で
輝夜「そういや、ライバルだっけ?」→! card
松山「せめて気分転換に…」→! card
早苗「うふふ、試合観戦って楽しそうですよねー」→! card
田中「金木さんに誘われたけど…」→! card
アリス「大空 翼…ね。ちょっと面白そうかも」→! card
と書き込んでください。それぞれのマークで分岐します
ダイヤ・ハート→観戦に来る
スペード・クラブ→観戦に来ない
JOKER→更にイベント追加!
また、輝夜が観戦に来る場合、数字が10以上で……月人祭りが始まります
今日はここまで。こっち来てから魔理沙の練習運はかなりいいと思うのですがどうでしょう。
149 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:53:01 ID:???
輝夜「そういや、ライバルだっけ?」→
ハート6
ヤ
殺り捨てである
150 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:53:49 ID:6UmO1+fk
乙でした。
松山「せめて気分転換に…」→
クラブ3
151 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:54:34 ID:???
練習だけに限らず最近運がいいと思うのですがどうでしょう。
152 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:55:18 ID:???
早苗「うふふ、試合観戦って楽しそうですよねー」→
クラブ5
153 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:55:43 ID:???
早苗「うふふ、試合観戦って楽しそうですよねー」→
クラブ4
154 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:56:40 ID:???
早苗「うふふ、低めクラブって楽しそうですよねー」
155 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 00:58:34 ID:???
田中「金木さんに誘われたけど…」→
ハート10
156 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 01:00:00 ID:???
アリス「大空 翼…ね。ちょっと面白そうかも」→
ダイヤQ
157 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 01:01:37 ID:???
乙でした
松山…かなり重症じゃないか…?
158 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 18:53:30 ID:???
>>149
だれうま
>>154
現人神が出すと洒落にならんからね! 実は田中が7or2でストレートでした
輝夜「そういや、ライバルだっけ?」→ ハート6
松山「せめて気分転換に…」→ クラブ3
早苗「うふふ、試合観戦って楽しそうですよねー」→ クラブ5
田中「金木さんに誘われたけど…」→ ハート10
アリス「大空 翼…ね。ちょっと面白そうかも」→ ダイヤQ
>>輝夜・田中・アリスは参加 ???&???「チッ」
永琳「あ、魔理沙は今日も参加なのね。今日は姫様も観戦にお誘いしたわ」
歩いてきた魔理沙に軽く挨拶し、隣の輝夜をそっと前にする永琳。
その輝夜は、平時と変わらぬ表情で魔理沙に話しかける。
輝夜「私をライバルと言った男が試合に出るんでしょ?なら、見に行かないとね。
えーっと、大海なんちゃらだったかしら?」
アリス「違うわよ。大空 翼。サッカーの申し子とか、大層な呼ばれ方をされているようね。
ま、どれほどのものか私として興味があったからね」
輝夜の横から、ツッコミを入れつつ歩いてくるアリス。
話を聞けば、彼女は射命丸に誘われたようだ。
159 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 18:53:51 ID:???
魔理沙「アリスもか。結構多いな。お、三杉」
三杉「やぁ。…僕も松山を呼んだんだけどね……『ちょっと調子が悪い』…だそうだ。
一応翼くんの試合だと言ったんだけど効果なしさ。…これは困ったね」
射命丸「あやや、まだそんな状態ですか……明日の試合は大丈夫ですかね?」
少しばかり暗い表情で三杉が魔理沙に話しかけ、その後ろから射命丸も会話に参加してくる。
話を聞くに、松山はまだ今も富蔵中との試合を引きずっているのだろう。
魔理沙「……うーん、比良戸は無名だしどうにかなると思うけどな…心配ではあるな」
三杉「確かに…その後の東邦と南葛が問題だね」
射命丸「あや、それはよくないんじゃないでしょうかね」
魔理沙「ん?」
射命丸「いえ、とりあえずご忠告を。…全国から見れば、私たちとて無名のチームだったのですよ?」
含みを持たせたような射命丸の言葉に、思わず聞き返そうとする魔理沙だが…
その射命丸は席取りと言って一足先に飛び去ってしまった。
魔理沙「あんちきしょう……」
160 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 18:54:26 ID:???
(11)田中「あ、キャプテン。おはようございます!」
(7)金木「一応全員に声かけしたんだが……こいつしか来なかった」
いつもより多少緊張した様子の田中と、少し呆れ気味に苦笑する金木が最後に合流する。
どうやら、今回の観戦メンバーはこれで全員のようだ。
魔理沙「よぉーし、とりあえずこれで行くぜ!!」
全員「おー!!!!」
少女移動中…… 幽々子「自縛霊〜た〜た〜る〜わ〜よ〜?」
魔理沙「さて、席順だが……こうなった。紫がお誕生日席だな」
【永琳】 【輝夜】 【魔理沙】 【アリス】 【紫】 【三杉】 【田中】 【金木】 【射命丸】
永琳「厳正なるくじ引きの結果よ。もちろん不正なんてなかったわ」
三杉「……しかし、今日は何事もなさそうで安心だよ。昨日は生きた心地がしなかったからね」
(7)金木「わかります」
161 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 18:54:42 ID:???
紫「あら……生きた心地がしなかったのは間違いなく私のせいじゃないわよ」
魔理沙「何を白々し……ん、いや、あってるような気がしてきたぞ?」
輝夜「まぁいいから永琳、ジュースとポップコーン買ってきてよ」
そんなこんなで、昨日とは打って変わって和気藹々とした空気になる観客席。
少女たちの華やかさも相まって、昨日とは違う意味で周囲とは別世界のようだ。
射命丸「あやややや?」
そして、そこに現れたのは……
先着1名様で
νチャレンジャー→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ10以上→いつの間にやら永琳がポップコーンとジュースを人数分を配っていた みんなのガッツ回復
ダイヤ・ハート→日向たち東邦のメンバー
スペード・クラブ→タイタイうるさいのがまた来た!
JOKER→れ、霊夢……?!
162 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 18:59:40 ID:???
νチャレンジャー→
JOKER
163 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:00:53 ID:???
デデー デデー
164 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:14:43 ID:???
彼女と魔理沙は確かに 不適切 な関係
だったかもしれないが、恥ずべきことじゃない
むしろ、問題なのは彼女が密入者だということさ
165 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:20:59 ID:???
三杉「……しかし、今日は何事もなさそうで安心だよ。昨日は生きた心地がしなかったからね」
金木「わかります」
霊夢「わかります」
166 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:01:40 ID:???
νチャレンジャー→ JOKER
>>霊夢+日向たち+ポップコーン
霊夢「…………人がせこせこ特訓してるってぇのに、暢気に楽しそうじゃない、魔理沙」
魔理沙「げ、げえげげえげぇーーーーっ!!!霊夢ぅぅぅぅっ!!?」
最初に見た射命丸が思わず驚いたのも無理はない。…いや、当然であろう。
そこにいたのは、出発の前日にマサラ市に残ることになった博麗の巫女、霊夢であったからだ。
そして、夢のこともあって魔理沙は大きく霊夢から逃げるように仰け反ってしまう。
霊夢「あによ、その反応。折角親友が来てやったってのに………」
アリス「………何しに来たのよ?大会に関係ないアンタが」
ちょっと不服そうに魔理沙になおも話しかけようとした霊夢に、隣のアリスがゆらりと立ち上がる。
魔理沙と霊夢の間へ割り込むように入り、鋭い視線を霊夢に投げかける。
霊夢「ふん、私の用事の方にアンタが関係ないわ。ま、さしあたっては観戦しに来たわけだし…
そこのアンタ。席をどきなさい」
観客「ひぃ!?」
霊夢の放つ殺気に圧倒され、魔理沙の前の席の男がそそくさと逃げ出して行く。
よっこらしょ、と後ろを向いてその席に霊夢が腰を落ち着ける。
167 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:02:02 ID:???
魔理沙「(言葉になってない)」
アリス「………物臭の霊夢が観戦…?」
紫「どういう風の吹き回しかしらねぇ」
霊夢「うっさい。本当は昨日から来るつもりだったけど……ま、ちょっと面倒があってね」
あくまでマイペースに話を進める霊夢。
魔理沙だけは動揺しきって何もできない状態だが、他のメンバーはアリスも含め、納得しかけていた。
何だかんだで元メンバーではあることだし、観戦だけなら問題はない…はず。
―何故か騒ぎに参加しなかった月人主従はと言うと。
永琳「……姫様、これを」
輝夜「ん?もう買ってきたの?早いわね…ってこれ……」
永琳「ええ、そうですね」
微妙な顔をした輝夜に、何食わぬ顔でジュースも手渡す永琳。
輝夜「………ま、いっか。魔理沙の剣はどうせ私だけだしね。うん。
じゃあ永琳、余ってるのを魔理沙にあげてきてね」
永琳「わかりました」
とりあえず持てるだけのポップコーンを持ち、輝夜の言う通りに最初は魔理沙に、それからその隣へと回して行く。
受け取った中で紫だけが眉をちょっとだけ顰めていたが、それでも何事もなく飲み物は全員分に行き渡る。
168 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:02:45 ID:???
魔理沙「永琳のおごりか、ヒャッホー!」
輝夜「違うわ魔理沙。従者のおごりは主人のものよ!つまり私のおごりよ!」
魔理沙「なるほど。うーん、おごりだと思うと味が3ランクくらいアップした気持ちになるな」
三杉「(昨日食べたのより美味しいような…?いや、場の空気のせいかな)」
霊夢「食べられればなんでもいいわよ」
意外な参加者を加えた一行は、カオティックな状態にもすっかり適応してキックオフを待つ。
そして。そこに更なる人影が現れた。
日向「…………やはりテメェらも来てやがったか」
魔理沙「社長……!」
お供の若島津、沢田、パシリの反町を連れた日向 小次郎。
昨日に明和東を非道なまでに叩き潰した東邦学園のキャプテンである。
霊夢「(何この反応の差)」
永琳「(お礼言ったほうがいいのかしら)」
三杉「(日向……やはり、前とは別人のようだ…)」
169 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:02:59 ID:???
日向「昨日の試合は見たか?……これで俺とお前のストライカーとしての差がわかったはずだ」
魔理沙「ハッ、あんな雑魚どもに頼ってた割には随分強気じゃないか」
日向「頼ってた?バカを言うな、あんなのは所詮捨て駒だ。
……が、捨て駒に躓いたまま起き上がれないヤツもいたようだがな…ククク」
悪意に満ちた笑みを浮かべ、笑い声を上げながら日向は魔理沙たちから背を向ける。
そのまま、魔理沙たちとは離れた客席のほうへ向かっていくようだ。
(11)田中「……………」
(7)金木「……凄まじいメンタルだな。ああまで悪役じみた発言をできるとは」
射命丸「何にしても、試合の翌日にチームを引き連れて観戦とは熱心なことですねぇ」
魔理沙「(んー……まだ時間はあるな…色々ありすぎて頭が混乱してるが…そうだな)」
A ここで誰かと話そうかな
B 東邦の連中に話しかけに行ってみるかな
現魔理沙ガッツ 650/850
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
170 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:06:50 ID:6UmO1+fk
B
171 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2009/07/28(火) 20:07:22 ID:O0N9rLJE
A
172 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:10:05 ID:JFHKoSuM
A
173 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:11:55 ID:FLGaZLwk
B
174 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/28(火) 20:12:04 ID:aPkb3TvM
B
175 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:19:01 ID:???
そうだ…霊夢の借りパクアイテム返してもらわんと。
あとせっかくだし装備品は全部取り外して…
176 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:22:41 ID:???
つまり公衆の面前で霊夢を剥くというわけか
177 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:25:17 ID:???
犯人は霊夢
178 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:28:13 ID:???
>>175
・176 Nice waki.
>>B 東邦の連中に話しかけに行ってみるかな
魔理沙「……よし、社長を追っかけてみる!!」
霊夢「物好きねぇ。…大体、話すことなんてあるの?」
魔理沙「それはこれから考えるぜ!」
よし、と立ち上がって魔理沙は早速追いかけようと周囲に目を配らせ…
永琳に呼び止められた。
永琳「……………(…………………)
魔理沙、一応言っておくけれど……感情に流されて下手に情報を漏らさないようにね」
魔理沙「情報?そんな持ってないと思うけどな…」
永琳「……ま、気をつけるに越した事はないってことね。じゃ行ってらっしゃい」
少女移動中……
179 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:28:28 ID:???
魔理沙「………お、いたいた…」
歩くこと2分、魔理沙は東邦学園の連中が座っている席を見つけた。
観客の襲撃を予想してか、黒服が選手たちを囲っている。
魔理沙「…相も変わらず社長は偉そうに座ってるな。さてさて、どいつに話しかけようかな?」
A 日向に話しかける
B 沢田に話しかける
C 若島津に話しかける
D 反町に話しかける
E その他
現魔理沙ガッツ 650/850
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
180 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:28:56 ID:6UmO1+fk
A
181 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:33:14 ID:REDQo46Y
A
182 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/28(火) 20:35:09 ID:aPkb3TvM
A
183 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/07/28(火) 20:51:25 ID:???
>>A 日向に話しかける
魔理沙「まぁ、ここは当然社長に話しかけに行くとするかな」
雑兵に用はない。この場の敵は魔理沙の中では日向だけである。
黒服にはマスパの勢いで、日向の元へ歩み寄る。
黒服「おい、貴様!」
当然、そんな侵入者を許す黒服ではない。
歩く魔理沙の襟元を持ち上げ、咎めようと大声を張り上げ…
フッ…
魔理沙「な、なにしやが……あれ?誰もいない…?」
魔砲で吹っ飛ばそうと振り向いた魔理沙の視線の先には、誰もいなかった。
……だとすれば一体、誰が襟を掴んだのか。少しだけ不気味な気持ちになりつつも、魔理沙は進んでいくことにした。
その先でもこの怪現象に似たことは何度か起きたのではあるが……
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