キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/28(火) 21:42:21 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
一回戦には勝利をしたものの、決勝戦では惜しくも敗退。
まだまだ弱小の域を出ない事を自覚しつつも、反町は必ず強者を見返してやると強く誓う。
その後練習をしたり練習試合をしたりして力をつけていくオータムスカイズ。
再び大会に出場し、その一回戦――妬ましパルパルズとの戦いにおいてリグルの退場などもあるものの勝利。
続く騒霊楽団戦もサンタナの奮戦、大妖精の好守などで有利に試合を運ぶ。
途中、嫌なドリームを見るも3−2で辛勝し見事小さな大会――若葉杯を制覇したオータムスカイズ。
次の目標を普通の大会に定め、反町はチームメイトを勧誘・練習・散策をして情報を新たに得るなどをして日常を過ごす。
その後、サモナイト石を手に入れたり紅魔館の門番と魔女と知り合ったりした反町はついに。
普通の大会――蒲公英杯に出場する事になりその初戦、地霊アンダーグラウンドとの対決の日を迎える。
拮抗する試合の中、地霊アンダーグラウンドはストライカーのお空の豪快な必殺シュートで一点先制。
オータムスカイズも橙の活躍などで試合を運ぶも全てのシュートを幻想郷最強クラスのGK・さとりに防がれてしまう。
しかし、後半戦においてリグル・反町の活躍で4得点を挙げ、試合が終われば4−2の圧勝。
反町はその翌日に鬼に出会ったりなんだりをして過ごしつつ……二回戦――西行寺快食の会との試合の日を迎えた。

556 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:31:18 ID:mKnhGbsg
B

557 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:50:20 ID:MOkhCbiY


558 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:52:31 ID:bvbKGQn+
B

559 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/06(木) 23:53:11 ID:???
ひとまず本日はここまでとさせていただきます。
それでは、ありがとうございました。

560 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:53:36 ID:???
乙でしたー

561 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:53:58 ID:???
乙でした

562 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:54:46 ID:???
乙でした

563 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 02:37:59 ID:???
もみもみよくやった

564 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 09:36:26 ID:???
2点差ならまだ勝機はあるか

565 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/07(金) 12:11:52 ID:???
>B.「俺にばかり注意していると痛い目見ますよ」 暗に他の選手にも気をつけろと誘導。
====================================================================================
自分以外にも、点を取れる選手はオータムスカイズにはいる。
リグルとサンタナのダイレクトシュート、静葉と穣子の空中サッカー。
そして、橙自身のミドルシュート。
何れも、決して西行寺快食の会の守備陣にとって脅威である事には変わり無い。
反町はそう考えて発言をするが……しかし、その言葉を受けた幽々子は微笑を携えながら反論する。

幽々子「あら? ……その割には、前半戦。 一点も取れていないわよね?
    あの蟲姫のダイレクトシュートも、橙のドリブル突破も。
    全てはただ、ゴール前に人を集めただけで封じられているわ。
    ……後半戦、本当にそれだけで3点が取れると思って?」
反町「……ッ!」

現在、オータムスカイズは2点ビハインドで前半を折り返している。
勝つ為には、最低でもあと3点を取り……且つ、もう失点をしない事が絶対的な条件だ。
しかし、果たして3点も反町を使わずにオータムスカイズのメンバーが点を取る事が出来るのか。
リグルは既に二度シュートを放っているが、そのどちらも得点には繋がっていない。
サンタナのローリングヘッド、静葉と穣子のオータムスカイハリケーンも完成度に不安が残り。
橙のミドルシュートも、確実に点が取れると豪語出来る程の威力を備えていない。

幽々子「後半戦、私達は更に点を取りに行くわよ?
    ……期待に添えられるよう、精々頑張って頂戴ね」

それだけを言い残し、西行寺快食の会のキャプテン――西行寺幽々子は自軍のベンチへ戻っていく。
反町はそれに反論が出来るだけの言葉を持ち合わせておらず……。
ただ、拳を握り締めその後姿を見つめる事しか出来なかった。

566 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/07(金) 12:12:15 ID:???
それからしばらくして、反町はようやく気を取り直して自陣ベンチへと入っていく。
ベンチに辿り着くと、すぐさま妖精1がスポーツドリンクを持ってきてくれ。
反町はそれに感謝をし礼を告げながら腰掛、一口だけ呷った。
不思議と喉はそれほど乾いておらず、ドリンクの入ったボトルをしばらく握り締めていたが……。
何故自身の喉が渇いていないのか、反町は前半戦を振り返りようやく思い当たる。

反町(俺は殆ど前半、何もしていない……させてもらえてなかったんだな。
   お陰でスタミナは殆ど残っているが、肝心のボールが貰えないんじゃ意味が無い。
   ……逆に、DF陣は相当疲れが溜まっているみたいだ)

前線メンバー、そして中盤のメンバーは殆ど疲れを見せていない。
だが、にとりを筆頭にDF陣はそれ相応に疲労を見せ、しきりにスポーツドリンクを呑んで水分を補給している。
前半終了間際、椛が先行して藍のシュートをブロックした事により多少体力の浪費は防がれたものの。
かといって、現状でも十分にとりらの疲労は甚大だ。
実際、椛のブロックを褒めているにとりの顔には疲労の色が見えている。

反町(……交代要員は、残りは妖精1だけか。 ……どうする? 後半戦、メンバーを変更していくか?)

J−H−F J反町 520/720 Hリグル 380/700 Fサンタナ 520/520
−−I−− I静葉 350/610
E−−−G Eメディスン 380/620 G橙 410/580
−−D−− D穣子 380/580
B−AーC Bチルノ 230/810 Aにとり 190/630 C椛 530/750
−−@−− @大妖精 390/570

※ハーフタイム終了後、それぞれのガッツが100回復します。

A.妖精1と交代させる!(誰と交代させるか併記)
B.まだ交代はさせない。

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

567 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 12:14:10 ID:HRkK3cpw
B

568 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 12:27:32 ID:8Kn3pxco


569 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 13:05:16 ID:???
やっぱメンバー全体的にガッツ少なすぎるよなあ
早いとこ鍛えんと、前半戦だけで燃え尽きる試合ばっかになりそうだ

570 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 16:33:51 ID:cDVcs/WA
B

571 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 19:15:22 ID:???
チルノはガッツは高いけどブロック必殺が異常なまでに燃費が悪いからな

572 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/07(金) 22:57:16 ID:???
>B.まだ交代はさせない。
========================================================================================
反町(どれだけ体力が減っても、にとりやチルノに抜けられたらそこから一気に崩れる可能性が高い。
   あまり無理はさせられないが……もう少し、頑張ってもらおう)

守りの要に抜けられては困る、と反町はそう判断をして一人頷く。
しかし、交代はさせないと決めたものの……果たして後半戦、一体どのような策を持って逆転をすべきか。
よくよく見てみれば、周囲のチームメイトの皆もそれが気になっているのか反町の事をちらちらと伺ってきており……。

穣子「ねぇ反町。 あんた……後半戦に向けて、何か考えてたりしない?」
反町「ん、そうだな……」

思わず辛抱たまらなくなったか、穣子が反町に話しかけてくる。
その口調はどこか反町に期待をしているというよりも、話すだけ話してみなというような表情だ。
恐らくは反町の策を聞くだけ聞いてみよう、という考えなのだろう。

反町(後半戦の戦い方か……さて、どうしたものか)

A.俺がなんとかマークを引き剥がせるよう動き回り、ボールを貰いやすくする!
B.リグルとサンタナ・それに中盤メンバーもゴール前に集め、数でゴールを奪いに行く。
C.橙、静葉のドリブルを使い強引にドリブルゴールを狙う
D.壁を無効化出来るオータムスカイハリケーンでまずは一点返しておく!
E.特に思いつかない……
F.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

573 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 22:57:47 ID:zNe5ABNk
D

574 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 22:58:59 ID:HRkK3cpw
A

575 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:03:59 ID:???
サッカーのことだと票集まり悪いね

576 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:04:19 ID:YcZoWb3M
A


577 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:20:49 ID:Ifs2MpO+


578 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:21:24 ID:RA9gtb2g


579 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/07(金) 23:30:19 ID:???
>D.壁を無効化出来るオータムスカイハリケーンでまずは一点返しておく!
==========================================================================================
反町「やはり一番厄介なのはあのDF達、5枚の壁だ。
   だから後半戦は……あの壁を完全に無効化出来る、オータムスカイハリケーンを使う!」
穣子「へぇ……」

反町がそう言うと、穣子は腰に手を当てたままにやりと笑い。
そのままうんうん、と頷きつつ親指を立てて華麗にサムズアップ。
その背後に座っていた静葉もまた、少し緊張した面持ちを見せつつもゆっくりと頷いて反町の作戦に賛成をしてくれた。

穣子「私達の空中サッカーを使おうたぁ、殊勝な心がけね!
   まぁ任せておきなさい、一点は確実に奪ってきてやるわ」
静葉(とはいえ、成功確率は1/2なのよね……。 なんとか、確実に成功させないと。
   無駄に体力を消費するだけになってしまうわ……)
反町「……勿論、静葉さん達のオータムスカイハリケーンに任せきりという訳にもいかない。
   リグル、サンタナ、それから橙……お前達もチャンスがあればどんどんシュートを狙っていっていいぞ」

改めてそう指示を出しつつ、やや陰鬱な雰囲気のあったオータムスカイズベンチも。
新たな指針が出来たことでにわかに活気付き始めた。
そう、まだ2点差なのである。決して逆転できない点差ではない。

反町(……と、さて。 ひとまずこれで作戦は決められたかな。
   後はハーフタイムをどうやって過ごそうか……)

A.体力の回復に専念する(ガッツ回復量が200になります)
B.誰かと話す(誰と話すか後で選択出来ます)
C.観客席に行ってみる
D.フォーメーションを変える(行動値無消費)
E.作戦を変える(現在の作戦は:みんながんばれ!)(行動値無消費)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

580 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:30:58 ID:zNe5ABNk
E 全力!

581 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:37:38 ID:DApkMf6M


582 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:38:26 ID:HRkK3cpw
B

583 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:42:20 ID:YcZoWb3M
A

584 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:46:56 ID:CWe7J+Jc
B

585 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 00:00:24 ID:???
>B.誰かと話す(誰と話すか後で選択出来ます)
========================================================================================
反町(よし、誰かと話すか。 でも誰と話そうかな……)

A.静葉
B.穣子
C.橙
D.大妖精
E.椛
F.にとり
G.リグル
H.チルノ
I.メディスン
J.妖精1
K.サンタナ
L.ヒューイ

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

586 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:00:46 ID:GFTpK8LI
I.

587 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:01:02 ID:4CJazytk
C

588 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:02:04 ID:JWZY+8h+
A

589 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 00:28:36 ID:???
ひとまず今日はここまで。
それでは、お疲れ様でした。

590 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:29:11 ID:???
乙でした。

591 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:29:20 ID:???
乙でした

592 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 01:44:12 ID:TfBUsdCQ


593 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 03:20:04 ID:mcSUsKig
E

594 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 03:58:40 ID:LPsttVqM
J

595 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 07:09:14 ID:uF8AdwNc
C

596 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 09:52:16 ID:WrdvBJow


597 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 11:15:05 ID:37nODR6+


598 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 19:40:27 ID:???
>C.橙
==========================================================================================
反町(そういえば……橙はどうしている?)

この試合、人一倍気合を入れて臨んでいた橙の事が反町は不意に気になった。
自身の主人が参戦すると聞き。
いつも以上にやる気に満ち満ちていた橙。
しかし前半戦、無謀にも近いPA内のドリブルでボールを相手の名無しに奪われ。
藍との直接対決でまるで眼中に無いかのように振舞われて抜かされた。
気落ちをしてしまっていてもおかしくはない。

反町は周囲に目を向け、橙の様子を伺うと……。

先着1名様で、
がんばれ橙ちゃん→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→穏やかな自分への怒りで何かに覚醒。橙「私は……超橙だ!」
ダイヤ→むしろやる気に満ちていた!
ハート→試合に臨む前と同じ程度のやる気はあった!
スペード→少し自信喪失気味だったがまだ積極性は出せそうだ。
クラブ→凄く気落ちしてる……後半戦、積極性は期待出来そうにない。

599 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 19:41:05 ID:???
がんばれ橙ちゃん→ スペード6

600 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/08(土) 19:41:23 ID:???
がんばれ橙ちゃん→ スペードJ


601 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 19:53:06 ID:???
>がんばれ橙ちゃん→ スペード6=少し自信喪失気味だったがまだ積極性は出せそうだ。
==========================================================================================
反町が周囲に目を向けると、すぐに隣のベンチで休んでいる橙の姿が目に飛び込んできた。
パッと見た感じ、決してそれほど落ち込んでいる訳ではなさそうだが。
かといって、完全に気落ちをしていないという訳でもまた無いようである。
それもまた当然といえば当然。
自身のアイデンティティとも言えるドリブルを名無しに止められ。
直接対決では主人にまるで見向きもされず突破をされてしまったのだ。
まだ完全に気勢を削がれた訳ではないが、かといって無視出来る程の失意という訳でもない。

反町「橙」
橙「あっ、反町さん……」

思わず反町が声をかけると、橙はふにゃりと少々緩めの笑顔を作って反町に返答をする。
見た目ただの笑顔に見えるかもしれないが、その実。
眉は八の字に曲がっており、その笑顔もかなり弱弱しい。

反町(完全に泣き顔になってるよりはマシだが……さて、どうしよう)

A.落ち込む仲間を励ますのがキャプテンの務めだ!
B.あくまでも落ち着きを取り戻すのは橙自身。ここは前半戦橙が気になった点を聞いておこう。
C.あえて触れないぞ。橙に幻想郷サッカー界の事について聞いてみよう。
D.あえて触れないぞ。橙に幻想郷の勢力図について聞いてみよう。
E.後半戦、橙を使っていくつもりだと発破をかけてみよう。
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

602 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 19:54:04 ID:JWZY+8h+
E

603 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 19:55:09 ID:ZnfacbF2
B

604 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:01:15 ID:WrdvBJow


605 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:02:31 ID:uF8AdwNc
A

606 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:03:30 ID:I3p2Sif6
B

607 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/08(土) 20:06:19 ID:p/Qt1Gqk


608 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:33:50 ID:???
>B.あくまでも落ち着きを取り戻すのは橙自身。ここは前半戦橙が気になった点を聞いておこう。
==========================================================================================
ここはあくまで橙には触れず、試合の事を話すのが一番だと反町は判断をした。
敗北を喫した橙の気持ちは、橙にしかわからない。
ならばここは橙自身が自分の気持ちに折り合いをつけなければ意味が無いのだ。

反町「橙、前半戦が終わって気づいた事とかは無いか?」
橙「にゃっ……。 そ、そうですね……」

反町にそう言われ、橙は慌てたようにわたわたと手足を振りながら。
しかし、懸命に頭を捻って前半戦を振り返る。

橙「……そう言えば、もう殆ど妖夢さんは疲れちゃってましたよね」
反町「ん……そうだな」

前半戦を振り返り、思い出したのは西行寺快食の会のFW――魂魄妖夢の姿。
華麗なドリブルなどを見せていた彼女だが……。
前半終了付近に差し掛かると、やはりシュートを撃ったせいだろうかかなり体力を消費していたように見える。

橙「それに……向こうも、攻撃はいつもワンパターンです!
  ゴール前で零れたボールは藍様や幽々子様に渡って、そこから中盤を突破して妖夢さんにパス。
  それから再び中央に折り返して得点を決める、そんな感じです!」
反町「そうだな。 確かに、あちらにはそれしか攻撃のパターンが無いんだろう」

だが、それがわかっていても止める事が出来ないというのが事実だ。

反町(でも、向こうのFW――妖夢が動けないとなるとこのパターンは作り出せない?
   ……そうなると攻撃は封じられるかもしれないが……)

609 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:34:05 ID:???
橙と話し合いながら後半戦に向けて更に考えを張り巡らせる反町。
一方、反対側のベンチでは西行寺快食の会のメンバーたちが思い思いに休んでいた。
おいしそうに妖夢の作った檸檬の蜂蜜漬けを頬張る幽々子に、その幽々子の汗を懸命にスポーツタオルでふき取る妖夢。
藍もスポーツドリンクを飲みながら、ただただスコアボードへと視線を向けているが……。
ハーフタイムも半ばを過ぎようとした時、不意に振り返り幽々子達に藍が話しかける。

藍「幽々子様、前半戦は2点差で折り返す事が出来ました。
  終了間際の私のシュートで山河童の体力を削る事は出来ませんでしたが……ともかく、こちらがまだ優勢です。
  後半戦、如何にして戦っていきましょうか?」
幽々子「そうねぇ〜……やっぱり攻撃をしたいところだけど……」

藍に言われ、幽々子はちらりと隣にいる妖夢の顔を見る。
懸命に幽々子の世話をしている妖夢だが、やはりどこか顔色は悪い。
幽々子はくすりと小さく笑うともう大丈夫だとスポーツタオルを受け取ってから、妖夢をゆっくりとベンチに座らせる。

妖夢「ゆっ、幽々子様いけません。 まだ汗が……」
幽々子「はいはい。 わかったから、あなたは休んでいなさい。 後半戦で倒れられては困るわ〜」
妖夢「うぐっ……」

それでも尚も幽々子の世話をしようとする妖夢の口に無理やりスポーツドリンクをねじ込み。
幽々子はさてどうしようかしら、と扇子を片手に頬に手を当てて考える。

幽々子(妖夢に指示を任せきりじゃ、この子が無茶しちゃうものね……。
    さてと、ここからもう一点取りに行くには……)

610 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:34:16 ID:???
先着1名様で、
西行寺快食の会、後半の作戦→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→ルナサ「遅れて申し訳ありません……」 なんとプリズムリバー三姉妹が助っ人にやってきた!
ダイヤ→やはり妖夢はもう使えない。ボールを奪ったら藍が上がり、幽々子へラストパスをするようにしよう。
ハート→芸術的なドリブルを使わなければまだ妖夢も持つはず。
スペード→しばらくは守備に徹しましょう。妖夢もあまり動かないように。
クラブ→後半30分まで相手に攻めさせ、自分達はゴール前を死守。残った時間でもう1点を取りに行く。

611 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:34:29 ID:???
西行寺快食の会、後半の作戦→ ダイヤJ

612 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:56:25 ID:???
>西行寺快食の会、後半の作戦→ダイヤJ =
やはり妖夢はもう使えない。ボールを奪ったら藍が上がり、幽々子へラストパスをするようにしよう。
====================================================================
幽々子(もうそれしか無いわよねぇ……)

もう動けない妖夢を積極的には使えない以上、残った幽々子と藍が動くしかない。
ドリブル技を持つ藍がボールを運ぶとなれば……。
当然、ラストパスを受けるのは幽々子となる。
せめてもう一人くらい選手がいれば話は変わってくるのだが、無いものねだりをしても仕方が無い。

幽々子「後半戦は、妖夢は陽動に専念をしておいて頂戴。
    サイドアタックがあると相手に思わせるだけでも十分効果があるわ」
妖夢「……はい、畏まりました」

暗にもう体力が無いから使わないのだと言われ、妖夢は落ち込みかけるが。
しかし、主人の命には従わざるを得ない。

幽々子「ボール運びは基本的に藍に任せるわ。
    最後には私に繋げて頂戴、もう一点取ってあげちゃうから」
藍「はい」

この攻撃が成功し、3点差となれば西行寺快食の会の勝利はほぼ成ったも同然だろう。
無論、シュートを撃てば幽々子の体力もほぼ涸渇をしてしまうが。
それでもまだ、藍が残っている。
藍が反町を封じ込め、残ったメンバーでそれぞれ守備をすれば3点差を守りきる事は決して難しい事ではない。

藍(注意をすべきはやはりゴール前の蟲姫。 そして、あの秋の二柱か。
  だが……それでも4得点を挙げるという事は出来もしまい。 この試合、勝たせてもらうぞ)

613 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:56:40 ID:???
西行寺快食の会、オータムスカイズの面々がハーフタイムで休憩をしている頃。
観客席の観客達はこの試合の結末がどうなるものかと話し合っていた。
前半の試合展開を見ただけならば、誰の目に見ても西行寺会食の会の有利である。
前半戦、オータムスカイズはシュートチャンスに恵まれながらもその全てをフイにしており。
逆に西行寺快食の会は2得点も決めているのだ。

しかし、先日の地霊アンダーグラウンド戦を見ていた者達はこのまま終わるとは到底思っていない。
何せオータムスカイズはあの地霊アンダーグラウンドに1点差で折り返されておきながら。
後半開始から4得点を挙げ、見事に逆転勝利を収めたからだ。
一度火が点けばこの点差でも決して逆転できないという事は無いだろうと考えている。

そして、そんな観客席の中。
純粋に試合を楽しむ訳ではなく、この試合を見守る影があった。
果たしてその影の正体とは……。

先着1名様で、
試合を見守る人→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→ベジータ「俺様だ!」 エリート酒屋店主、ベジータさまだ!
ダイヤ→この試合に勝利した方が戦う事となる「歴史と半獣人里の会」のキャプテン、慧音とその友人妹紅だ!
ハート→2チームと浅くない関係を持つプリズムリバー三姉妹だ!
スペード→先日西行寺快食の会に破れた「守矢フルーツズ」のキャプテン、東風谷早苗だ!
クラブ→やっぱりパルスィとしっとマスクとアリスだ!

614 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:57:23 ID:???
試合を見守る人→ スペード9

615 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:18:48 ID:???
>試合を見守る人→ スペード9 =先日西行寺快食の会に破れた「守矢フルーツズ」のキャプテン、東風谷早苗だ!
===========================================================================================
ハーフタイムに入ったというのに熱気に包まれている観客席の中。
酷く冷静な顔つきをしてフィールドを見守る一人の少女がいた。
流れるような長い緑の髪に蛙型と蛇型の髪留め。
何より、その腋を露出させる前衛的すぎるファッションが特徴的な少女。
彼女の名は東風谷早苗(こちや さなえ)――先日、西行寺快食の会との試合で破れた『守矢フルーツズ』のキャプテンである。

彼女はこの試合、前半戦からずっと試合展開を見守り続けていた。
というのも、前回の試合に負けた後。
チームメイトである二人の選手に、何故負けたのか今日の試合を見て確認をしてきなさいと強く強く言われたからである。
何故かそのチームメイトの二人は泣きそうな顔をしていた。

早苗(神奈子様も諏訪子様も最近涙もろくなってしまわれましたね。
   いやはや、ここはやはり私が頑張るしかありません!
   お二人のご指示通り、前半戦だけですが試合を外から見て気づいた事もありますしね!)

険しい顔を浮かべて、頷きながらそう思う早苗。
果たして彼女が気づいた事とは……。

先着1名様で、
常識に囚われないで気づいた事→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→奇跡!ゴールキーパーは飛び出さないものだと気づいた!
ダイヤ→やはり三人だけではサッカーのプレイにも限りがあるという事に気づいた!
ハート→やはりチームに一人くらい男性がいないと恋愛が出来ないと気づいた!フルーツ。
スペード→やはり敵チームに裏工作をかけるくらいしないと試合に確実に勝てないと気づいた!
クラブ→やはり攻撃こそ最大の防御!とにかくどんどん上がるべきだと気づいた!

616 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:23:03 ID:A1+CRKbY
常識に囚われないで気づいた事→ ハートA



617 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:25:56 ID:I3KBNhTg
誰か!早く男の人を呼んで!

618 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:36:44 ID:???
っ若林

619 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:46:50 ID:???
>常識に囚われないで気づいた事→ ハートA =
>やはりチームに一人くらい男性がいないと恋愛が出来ないと気づいた!フルーツ。
===============================================================================
早苗(そうです! やはりこういう青春スポーツものといえば恋愛、そう恋愛なのです!!
   恋愛こそが全てを救うのです、愛は幻想郷を救うのです!
   女性の愛を無碍にするような輩は許しませんよ!
   ですが残念ながら私のチームというか、そもそも幻想郷のサッカー自体男性の人口が少ないという現実!
   これはやはりなんとかしなければなりませんね……)

チームメイトの二人の涙も届かず、東風谷早苗はそんな事を考えていた。
基本的に幻想郷の女性などは、皆々よく言えばそういう恋愛などを気にしないクチ。
悪く言えば枯れている人たちばかりである。
しかし、実はこの東風谷早苗という人物はこの幻想郷に元から居た人物ではない。
ここではあまり関係が無いのでどういう経緯で幻想郷に来たのかという点については省くが。
この東風谷早苗はつまり、外の世界から来た人物であり。
また、恋愛に対して非常に熱烈な人物なのである。

因みにどうしてそのような恋愛に染まってしまったかというと。
元々外の世界での女性の話題といえば色恋と決まっており……。
更にはこの幻想郷に来てから不意に紅魔館の大図書館で借りた本『変空』の影響を多大に受けてしまったのだ。

早苗(これはやはり二柱のお二人に相談をした方がよいかもしれません!
   誰か男性を……あわよくばちょっと不良っぽいけど私だけを愛してくれるような人を探してもらいましょう!
   愛こそが全て、愛こそラブです! ラブ&ピースです!! さぁ、そうと決まれば早速帰りましょう!)

うんうんとしきりに頷きながら、東風谷早苗は通路を通り観客席から姿を消す。
既にここに来た理由など、彼女の頭の中からは抜けてしまっていた。

620 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:47:08 ID:???
一方、そんなモテカワスリムな早苗が帰宅したこととはまるで関係もなく。
試合の再開時間が迫り、オータムスカイズと西行寺快食の会のメンバー達はそれぞれフィールドへと出て行く。

ジョン「さぁ後半開始時間が刻々と近づいて参りましたが……いかがです、南沢さん?」
南沢「やはりオータムスカイズがどうやってこの2点差を跳ね除け、逆転をするか……といったところでしょう。
   西行寺快食の会もまだ追加点を狙ってくるかもしれませんし、中々目が離せませんね」
ジョン「はい、ありがとうございます」

反町(まずは一点を返す事からだな……)

J−H−F J反町 620/720 Hリグル 480/700 Fサンタナ 520/520
−−I−− I静葉 450/610
E−−−G Eメディスン 480/620 G橙 510/580
−−D−− D穣子 480/580
B−AーC Bチルノ 330/810 Aにとり 290/630 C椛 630/750
−−@−− @大妖精 490/570

控え:妖精1 560/560 ヒューイ 310/510(交代不可)

※ハーフタイムでメンバー全員のガッツが100回復しました。

621 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:47:19 ID:???
ピィィィィーッ!

ジョン「さぁ笛が鳴りました、後半開始です!」

審判の笛が鳴ると同時に、リグルが蹴り出したボールを反町は一旦受け止める。
後半開始時はこちらからのキックオフ。
相手チームにドリブラーが多くあまりボールを確保出来る回数が無い以上。
出来る事ならば、速攻で点を取りに行きたいところだ。

反町(さて、作戦だとオータムスカイハリケーンを使う予定だったが……。
   ここはどうやってボールを運ぶ?)

A.ここは俺が単独突破でいくぞ!
B.よし、ここは俺とリグルのワンツーで一気に突破だ!
C.サンタナだ、ここでこの試合まだ一度もプレイをしていないサンタナに渡すぞ!
D.やはり橙だ、静葉さんがボール運びが出来ない以上橙に任せるしかない!
E.メディスンだ、あえて左サイドを走らせ妖夢の様子を見てみよう!
F.ええい、やっぱりここから俺が超ロングシュートだ!
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

622 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:49:17 ID:JWZY+8h+
D

623 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:49:36 ID:6Jfil066


早苗さん…

624 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:50:44 ID:mcSUsKig
E
うまくいけば毒でトドメも?

625 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:52:05 ID:I3p2Sif6
D

626 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:53:40 ID:???
早苗さんが変に男と絡んだりしませんように・・・

627 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:55:55 ID:???
>>623>>626
多分二柱が(泣きながら)諌めてくれます

628 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:07:18 ID:???
この路線面白そうだけどなあ

629 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:08:56 ID:???
>D.やはり橙だ、静葉さんがボール運びが出来ない以上橙に任せるしかない!
==================================================================================
反町「橙、頼むぞ!」
橙「は、はいっ!」

ここは橙に任せるべきだと判断した反町は、一気に右サイドへとボールを送り。
ボールを受け取った橙はどもりながらも頷き、そのままサイドを駆け上がる。
そして、当然のように反町の元へは幽々子がマークへとついた。
やはり後半もまた、前半のように反町を自由にはさせてくれないらしい。
にこにこと微笑む幽々子に辟易しつつ、反町は一応上がり目の位置へと移動し。
そのまま右サイドの橙の様子を見守る。

やはり前線・中盤を手薄にしてまでゴール前を守っているせいか橙の前に立ちはだかる者はおらず。
このまま一気に突破が出来るかと思われたが……。

橙「にゃっ!」
藍「…………」

反町のマークを幽々子に任せ、フリーとなった藍がその往く手を阻んだ。
前半戦は藍のドリブルを一度も止める事が出来なかった橙。
少しだけしり込みをするものの……しかし、ハーフタイムで見せた通り。
まだ完全に気勢をそがれている訳ではない。

橙(こ、ここで抜くんだ! せめてドリブルで藍様を抜かなきゃ!!)
藍(橙のドリブルは既に私の上を行く……しかし、ドリブルだけでサッカーは出来ないぞ、橙!)

630 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:09:10 ID:???
ちょっと不良っぽいけど私だけを愛してくれるような人

このスレでは…

ベジータ「俺様だ!」 エリート酒屋店主、ベジータさまだ!
まあこの人一途だし子煩悩だしな

631 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:09:12 ID:???
先着2名様で、
橙→ ! cardドリブル 50 +(カードの数値)=
藍→ ! cardタックル 46 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 藍を抜き去って一気にサイドを突破し静葉と穣子にボールを上げる
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(サンタナがフォロー、サイドラインを割りオータムスカイズスローイン、バケバケFがフォロー)
≦−2→西行寺快食の会、ドリブルを阻止。

※橙のマークがダイヤ・ハートの場合、「韋駄天ドリブル」が発動し+2の補正。

632 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:09:32 ID:???
橙→  クラブQ ドリブル 50 +(カードの数値)=

633 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:09:38 ID:???
しまった割り込んじゃった
すんません

634 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:10:57 ID:???
>>630
ナッパ「……」

635 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:11:53 ID:???
藍→  スペード5 タックル 46 +(カードの数値)=


636 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:31:00 ID:???
>橙→  クラブQ ドリブル 50 +(カードの数値)=62
>藍→  スペード5 タックル 46 +(カードの数値)=51
>ドリブル成功! 藍を抜き去って一気にサイドを突破し静葉と穣子にボールを上げる
=======================================================================================
橙「にゃあああああああああああああっ!!」
藍「!?」

大きく雄叫びを上げて藍へと猛進する橙。
一瞬、藍はその気迫に飲まれかけタックルに行くタイミングを逃し。
橙はといえば、ただ単純にスピードに任せたドリブルではなく。
華麗にするりと藍の合間を抜けるようなコースを進んで一気に突破にかかる。

藍(……一瞬だが、橙に気圧されてしまったか)

ドリブルが上手いとは思っていたが、予想以上の素早さと巧みさで抜き去った橙。
その後姿を見ながら、藍は小さく溜息を吐いて止められなかった事を恥じた。
まだまだ未熟な式に抜かれるのは、やはり自身の矜持が許さない。
式の成長も決して嬉しくない訳ではないが、まだトータル面では断然藍の方が上なのだ。

藍(これで調子付かれては困るな。 ともかく、今回は私の完敗か)

一方、サイドを駆け上がっていた橙はちらちらと中央付近を見ながら必死に静葉と穣子にサインを送る。
やはり大方の予想通り反町には幽々子がマーク、そしてゴール前には5人のDF。
この壁を破るにはハーフタイムで決めた通り、やはり一撃必殺の技――オータムスカイズハリケーンを使うしかない。

637 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:31:16 ID:???
ジョン「さぁ橙選手、藍選手を抜き去ってそのままサイドを抜けたが……。
    ああーっとぉ、しかし、ここで中央にて静葉選手と穣子選手が並走をしているぅ!?」
南沢「これ来ますかねぇ、来ますねぇきっとこれ!」

興奮している実況席の声を聞きながら、静葉と穣子は互いの顔を見合わせ一つ頷いた。
後半戦開始からまだ5分と経過していない状態。
ここで反撃の狼煙として自分達が飛び、一気にゴールを決められたならば。
必ずや逆転の切欠となるはずである。

穣子「橙、上げて!」
橙「はいっ!!」

穣子の声を聞き、橙は待ってましたと言わんばかりの表情でボールを大きく上げる。
高く高く上がったそのボールには流石の幽々子も食らいつく事は出来ず。
ただ黙ってにこにこと微笑みながら静葉と穣子の様子を楽しんでいるようだ。

ボールを上げられた静葉と穣子は再度頷き合うと、颯爽と穣子が地面に背を向けて滑走しはじめ。
静葉は上空と穣子とを交互に見ながら走り……。

穣子「姉さん!」
静葉「穣子!」

ここだ、とボールがいい位置までつけてきたところで声を掛け合い。
静葉が穣子の上へと飛び掛る。

静葉「オータムスカイ!」
穣子「ハリケーン!!」

638 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:31:27 ID:???
先着2名様で、
静葉→ ! cardオータムスカイハリケーン 49 +(カードの数値)=
大妖精→ ! cardセービング 43 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは西行寺快食の会のゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(サンタナがねじ込み、リグルとバケバケ×2が競り合い、オータムスカイズ左コーナーキック)
≦−2→西行寺快食の会、シュートを阻止。

※静葉のマークがダイヤ・ハートの場合のみ、オータムスカイハリケーンは成功。
 スペード・クラブの場合は零れ球となります。
 また、静葉のマークがダイヤ・ハートでJ,Q,K,JOKERが出て勝利した場合はオータムスカイハリケーンが完成します。

639 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:31:43 ID:???
静葉→  ダイヤ7 オータムスカイハリケーン 49 +(カードの数値)=

640 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:31:51 ID:I3p2Sif6
静葉→ !さcardオータムスカイハリケーン 49 +(カードの数値)=

641 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:31:51 ID:???
待った
大妖精

642 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:32:03 ID:???
間に合えばこちらでお願いします。

先着2名様で、
静葉→ ! cardオータムスカイハリケーン 49 +(カードの数値)=
バケバケ@→ ! cardパンチング 43 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは西行寺快食の会のゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(サンタナがねじ込み、リグルとバケバケ×2が競り合い、オータムスカイズ左コーナーキック)
≦−2→西行寺快食の会、シュートを阻止。

※静葉のマークがダイヤ・ハートの場合のみ、オータムスカイハリケーンは成功。
 スペード・クラブの場合は零れ球となります。
 また、静葉のマークがダイヤ・ハートでJ,Q,K,JOKERが出て勝利した場合はオータムスカイハリケーンが完成します。


643 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:32:03 ID:???
大妖精→  ダイヤQ セービング 43 +(カードの数値)=


644 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:32:17 ID:???
バケバケ@→  ハート9 パンチング 43 +(カードの数値)=

645 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:33:39 ID:???
作者さんの訂正の方が早いからバケバケ採用かな

646 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:34:10 ID:???
だろうね、頼むそうであってくれ…

647 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:55:52 ID:???
間違いのせいで混乱させてしまってすみません…。
同時刻ではありますが、レス順が私のレスの方が早かったので>>644さんを採用させてもらいます。

648 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:56:03 ID:???
>静葉→  ダイヤ7 オータムスカイハリケーン 49 +(カードの数値)=56
>バケバケ@→  ハート9 パンチング 43 +(カードの数値)=52
>≧2→シュート成功! ボールは西行寺快食の会のゴールに突き刺さる。
==========================================================================================
ジョン「と、飛んだぁぁぁ〜!! 秋静葉選手、秋穣子選手との合体技。
    オータムスカイハリケーンで大きく宙に舞い上がったァ!!」

基本的に1/2の確率でしか成功しないオータムスカイハリケーン。
失敗をすれば大きな痛手を負う事になるが……しかし、成功すればそれだけ大きな痛手を与える事が出来る。
高く上がった場所からのヘディングシュートは、敵の壁を寄せ付けない。

静葉「はぁっ!」

幽々子の放ったシュートよりも高い打点から、思い切り頭を振り下ろしてヘディングをする静葉。
当然のように壁は反応をするも全く壁の役割を果たす事が出来ず。
ボールは一気にゴールへと吸い込まれていく。
懸命にバケバケ@もそのボールへと反応し、身体全体で弾き返そうとするが……。

バシュウッ! ピピィーッ!!

惜しくも今一歩及ばず。
静葉の放ったシュートは一度バウンドをしてからゴールネットへと突き刺さり。
得点を告げる審判の笛が鳴り響いた。

オータムスカイズ1−2西行寺快食の会

649 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 22:56:25 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「出ました! オータムスカイズ、中盤の要である静葉選手と穣子選手のオータムスカイハリケーン!
    先の試合でも見せた空中サッカーがようやく得点を挙げ、観客達も熱狂しております!」
南沢「派手ですからねぇ、いやぁ、素晴らしい。
   こういう大技で一点が決まると、流れもガラッと変わる可能性がありますよ」

実況席、観客席、共に秋姉妹の大技を見て興奮し、惜しみない賞賛を浴びせる。
土台となり、姉を上空へと打ち上げた穣子はパンパンと背中と尻を叩き泥を落としながらニヤリと笑みを浮かべ。
シュートを打ち放った穣子は華麗に着地し、あらまあ…と驚きながらもぺこりと一礼を観客達にする。
まるで対象なその姉妹の態度に観客達も更に拍手を送り。
そのまま一気に逆転だ、などとオータムスカイズの応援団は声を上げる。

リグル「やーやー、凄かったね穣子、静葉。 うんうん、いいシュートだったよ!」
サンタナ「目立っちゃってこのー! 次は私に撃たせてよ〜?」
橙「凄いです、静葉さん、穣子さん! これで一点差ですよ!!」
メディスン「……ナイスシュート」

フィールドに立ち尽くす秋姉妹の下に前線メンバー達も駆け寄りそれぞれがそれぞれの言葉で秋姉妹の功績を労った。
そして、反町もそれに近づいていき……。

反町(さて、どう声をかけようかな……)

A.「さぁ、ぐずぐずしないで戻ろう。まだ一点差で負けてるんだ!」 気を引き締めなおすように言う。
B.「やはり壁を無効化出来れば恐れる事は無い。もう一度いこう!」 もう一点、オータムスカイハリケーンで取りに行くと言う。
C.「ナイスシュート、穣子、静葉さん」 ここは素直に得点を褒めておく。
D.「足の負担は大丈夫か、穣子? それに、静葉さん」 二人の体力や足は大丈夫か聞いてみる。
E.男は多くを語らない。反町一樹はクールに去るぜ。
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

650 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:57:14 ID:I3p2Sif6
C

651 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:57:54 ID:JWZY+8h+
D

652 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:58:59 ID:37nODR6+
穣子同士でハリケーンやったのかwww


653 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 23:01:34 ID:???
>>652
なんという誤字…これは穣子の分身ドリブルフラグ…。
なんかもう本当に申し訳ありません。

654 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:11:03 ID:LgdEKwgM
D

655 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:12:17 ID:GFTpK8LI


656 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 23:40:30 ID:???
>D.「足の負担は大丈夫か、穣子? それに、静葉さん」 二人の体力や足は大丈夫か聞いてみる。
========================================================================================
やはり反町が気になる点といえば、穣子と静葉の足の負担である。
スカイラブハリケーンと同じ理論で空を飛ぶ技、オータムスカイハリケーン。
この技はプレイをした者の足にかなり深いダメージを負わせる事がある技だ。
得点は決められたものの、それで足を故障しては意味が無い。
反町はそう思って二人に問いかけてみるが、静葉は笑って首を振る。

静葉「大丈夫……まだプレイに支障は無いわ」
穣子「私達もそれほどヤワじゃないってば。
   ……んまあ、あと一回もやれば私も姉さんももう動けなくなっちゃうだろうけどね」
反町(逆に言えば、使わなければ最後までフィールドには立てる……って事か?)

にしし、と笑う穣子の言葉に対し反町は考える。
壁を無効化出来るオータムスカイハリケーンはこの戦法を取られた場合、かなり有効な手段だ。
出来る事ならばもう一点、成功すればほぼ確実に点を取れるこのオータムスカイハリケーンで得点したいところ。
しかし、それで二人が動けなくなっては一気にフィールドプレイヤーが二人減った八人の状態で試合をしなければいけなくなる。

反町(……難しいところだな)

どうしたものか、と考えつつも反町は一旦自陣へと戻っていく。
自陣へと帰り着くとやはりDF陣達もまた静葉と穣子のゴールを喜び、賞賛をしてくれた。
特ににとりはようやく一点が取れた事に対して満足げに頷いており。
まだまだ勝てるよ、と周囲に声をかけている。
そして、チルノやリグル、サンタナに穣子といった血の気が多い者達は揃って当然!と返していた。

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0ch BBS 2007-01-24