キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
133 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 23:10:06 ID:???
悪運は強いな
134 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 23:11:14 ID:???
幽々子→
ダイヤ10
タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
135 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/27(木) 00:25:57 ID:???
キャーユユコサマー
136 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 00:29:39 ID:???
ポブルセンがドリブルを仕掛ける直前に……
八雲紫、伊吹萃香……観戦にやって来た大妖怪の彼女達も、イーグルスの現状に驚き目を丸くしていた。
霊夢、魔理沙、にとり、鈴仙。
紅魔スカーレットムーンズ相手に、スタメン4人も欠いて後半開始するなど尋常でない事態だ。
萃香「何だいこいつは? 紫がなんかした?」
日傘を差して、宙に開いたスキマに座してる紫を見上げて、萃香がそう問う。
ストレートな問いに、紫はほのかな酔いに潤んだ瞳を瞑ってから答えた。
紫「判別つかないことをなんでもかんでも私の所為にしないでもらえる?
言うなればこれは……別のルールに依り付いた悪戯な神様の仕業ね」
萃香「は? 別のルール? 何だいそりゃ」
イーグルスが少数な理由を問うたのに、また胡散臭い発言で煙に巻くのかと萃香の声に怒気が篭る。
弁解するわけでもないが、紫は殊更静かな口調で続けた。
紫「ルールはルールですよ萃香。サッカーという競技自体を媒体に幻想郷に運び込まれた別世界の法則ですわ。
そして守矢の外来人3人は、その適用を……」
萃香「あ〜そうだそうだ。前々から紫に聞きたいことあったんだ」
言外に、今度はちゃんと答えないと怒るよと、萃香は据わった眼差しで新たな問いを口にする。
それは紫がついぞ出した守矢の外来人についての話だ。
137 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 00:31:25 ID:???
紫「おおよそ察しはつきますが、何かしら?」
萃香「霊夢の真似事させて遊ぶ腹積もりにしてもさ。……どうして光を選んだの?」
紫「酷いわねぇそれじゃ私が松山君をもて遊んでるみたいよ?」
峻烈な問いにも、余裕たっぷりの胡散臭い態度な紫は、否定も肯定もせず笑うだけ。
悪酔いしてきたみたいな顔になってきた萃香が段々両目を釣り上げる。
紫「どうして選んだかって? 別に……とくに意味はないわ」
私の方には、と紫は加えて
紫「もともと私は、凡人の彼になど何ら興味もなかった。いうならばドイツの天才少年にあった。
まぁどちらにせよ、何をしてもやっても、私は私の思惑に沿って動く外来の子供に関心など持たないわ」
萃香「いい加減にしなよ紫。ずばり答えたらどうなんだい?」
ダンと酒瓶を叩きつけるようにして、萃香がかなり切れた表情をする。
藍達や、萃香のなじみの妖怪達も、一触即発の様相を呈してきたのに恐々としはじめた。
紫は風に流れた金糸の髪を、そっと撫でて答えた。
紫「ようするに思いつきの戯れね。魔法の森へ飛ばして野垂れ死にしてもそれはそれで面白いかという程度。
だけど彼はその中で、演算で予測し得た可能性の中で、最も有り得ない可能性を見せたのよ」
萃香「わかった。もういい」
紫「元がどうしようもなく凡庸でも、計算を覆すイレギュラーなら、本当にやっちゃうかもしれないわねぇ」
その言葉にぶすったれた顔して、萃香は相槌を打たずに黙り込んだ。
紫もただ沈黙して、奪った幽々子から、ボールを受け取った松山に視線を傾ける。
紫「(今後も楽しませてちょうだい松山光。願わくば誰もが果たせないことを成して……ね)」
138 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 00:32:07 ID:???
ポブルセン→ スペード7 ドリブル 54+(カードの数値)= 61
カペロマン→ ハート10 タックル 46 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 58
幽々子→ ハートK タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 64
≦−2→ カペロマンと幽々子が勝ちを拾う!
得意なサイドから離れてでも、カペロマンも中央で自発的に守備についた。
しかし因縁のある相手に熱くなるなというのは無理で、単独で気合を込めたタックルをするが……
ポブルセン「三下蛇が! 中央に出ないでサイドでこそこそしてやがれッ!」
肩から激しくぶつかるポブルセンに、カペロマンの体格と筋量では抗えず倒れこんでしまう。
それを蔑みきった目で見下ろしたポブルセンは、そのままゴールへドリブルしようとして……
幽々子「火種は能く扱わないと〜足元に火がつくわよ」
耳元で声がした。
ぎょっとして一瞬硬直すると同時に、足元からボールの感触が真昼の亡霊のように消え去った。
僅かな気配を感じてそちらを向くと、さも当然のようにボールを転がす優雅な女性が口元を綻ばせていた。
幽々子「あらら貴方って足元見ないから、ごめんあそばせ〜」
ポブルセン「て、手前ッ! 待ちやがれ……」
幽々子はただポーンと、ポブルセンの頭越しにボールを蹴った。
ひょろひょろと力ないボールだったが、狙いだけは寸分乃狂いなく松山の足元に収まった。
松山「危なかった……! 押し込まれる前に取り戻せた! よしここで……」
139 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 00:32:58 ID:???
どうしますか?
A よーし、とりかごだ!!
B 射命丸さんにボールを渡して時間稼ぎだ!
C 7人でも攻める!
D その他 行動を併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまで。
ミスコンはこちらですー誰がトップになるかなぁ
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
140 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 00:34:00 ID:2hu8e22w
B
141 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 00:39:00 ID:lhhZIqys
B 乙でした。頼むから早く戻ってきてくれー
142 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 00:40:34 ID:emILb5F6
B
143 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 00:40:49 ID:8ElN9EC6
Dワイルドイーグル発動だ
144 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 23:19:22 ID:???
B 射命丸さんにボールを渡して時間稼ぎだ!
ボールを受け取ったものの、松山には判断に要する時間など殆ど与えられなかった。
背骨が軋む程、叩きつけられたプレッシャーはレミリアのもの。
雨の影響は抜けたが、消耗したところに巡ってきたこの好機を前に、吸血鬼嬢は餓えまでも見せていた。
松山「……くそっ!」
逃れるようにパスを送る。
小悪魔達の間を縫うようなパス。チームで、幻想郷で最速の射命丸にボールが渡った。
松山から指示は出なかったが、この状況下、射命丸には意図はしっかり伝わっていた。
射命丸「(のらりくらりと時間稼ぎねえ……仕方ないわね。冬の妖怪も無理な注文聞いているしね)」
そこからの射命丸は、左サイドから転進、中央へ向けてドリブルしたかと思えば
急停止、神速の返しで時には自陣へ方向転換したり。自慢の快足を惜しみなく使って、ピッチを駆け回った。
咲夜がすかさず味方に指示を与える。
咲夜「時間を稼ぐつもりよ! 天狗に攻める気がないなら妹紅もプレスに加わって!」
妹紅「ああわかったよ。みすみす思うようにはさせないさ」
射命丸のスピードを前に、やがて中盤の小悪魔達も単独では捕まえきれないと気付いて
上がってきた妹紅も加えて、射命丸をじりじりと包囲し始めた。
パスを……と思っても、レミリアとパチュリーが隙無く構えている。自陣バックパスは危険すぎる。
射命丸は嘆息。一度足を止め、より速く疾走する為のクラウチングスタイルに切り替えた。
射命丸「すぅ……はぁ……よし、行きますよ」
145 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/27(木) 23:19:57 ID:???
先着4名様で
射命丸→ ! card ドリブル 55 +(カードの数値)=
妹紅→ ! card タックル 50 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸が包囲を突破して、時間が稼げた! そこへ……
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(紅魔館のスローインに)(精鋭メイドFがフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→ 時間稼ぎはできたが、紅魔館のカウンター!
*射命丸のマークがダイヤかハートの場合、【疾走優美】(*補正+4)が発動します。
*射命丸の数値が7以上の場合、【風神少女】(*相手の必殺タックル無効)が発動します。
*妹紅の数値が7以上の場合、【正直者の死】(*相手の必殺ドリブル無効)が発動します。
*咲夜の決死結界は、DFの守備位置でないので効果を発揮しません。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
146 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 23:20:39 ID:???
射命丸→
スペード4
ドリブル 55 +(カードの数値)=
147 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 23:27:50 ID:???
妹紅→
ダイヤ6
タックル 50 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
148 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 23:28:28 ID:???
小悪魔(ロング)→
スペードQ
タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
こぁー!
149 :
森崎名無しさん
:2009/08/27(木) 23:34:00 ID:???
小悪魔(ショート)→
スペードJ
タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
150 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 00:26:18 ID:???
射命丸→ スペード4 ドリブル 55 +(カードの数値)= 59
妹紅→ ダイヤ6 タックル 50 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 58
小悪魔(ロング)→ スペードQ タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 62
小悪魔(ショート)→ スペードJ タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 61
≦−2→ 時間稼ぎはできたが、紅魔館のカウンター!
狭まった包囲、その中の僅かな間隔を一瞬で走りぬけようというのが射命丸の考え。
だが、そこが小悪魔達の空けていた空間というのがまずかった。
同じ主人に仕えて、図書館で長く働く間に培った連携は、サッカーだろうと何だろうと効果を発揮した。
小悪魔(ロング)「通しませんよ!」
小悪魔(ショート)「だよ!」
射命丸「うっ!?」
小悪魔達はアイコンタクトだけで、突破する射命丸に同タイミングでタックルを見舞った。
妹紅を僅差でかわして、体勢を若干崩したままな射命丸では、二つ同時のタックルに打つ手はない。
ボールを奪われ、振り返ると、小悪魔(ロング)は得意のパスを出すところだった。
射命丸「うぅ……かっこ悪いですね」
気合を入れてかかったのにこの結果。がくり肩を落とす射命丸を見て、なぜか咲夜も苦い顔をする。
咲夜「(しょげたいのはこちらもよ……あの神がかった突破力をいつも出せるわけじゃないのね)」
151 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 00:27:52 ID:???
松山は、ボールを奪われたのを嘆くことをせずに、スタジアムの時計、ベンチに瞬間的に目を配った。
まだ不在組が戻った様子はない。そこで小悪魔がパスを出すべく顔を上げたのに気付いて……
松山「レミリアさんへ出されるパスは俺に任せろ! ポブルセンには幽々子さん、お願いします!」
守るのが急造GKのレティである以上、相手の怖いロングシューターには、絶対にボールを渡してはならない。
霊夢達が戻るまで今の点差を維持したい松山達だが、小悪魔がパスを送ったのはどちらでもなく……
小悪魔(ロング)「それっパチュリー様っ!」
松山「何ィ!?」
小悪魔がボールを預けたのはパチュリーだった。
ボールを受け取ったパチュリーは、さっきのようにドリブルで徐々に上がっていく。
速攻を諦めて、中盤から時間をかけて組み立てる気なら望むところと考える。それ自体甘さだった。
抑えにやってきたフライハイトを一瞬だけ見た。……いや! 見たのはゴールへの方向。その確認と修正!
パチュリー「……勘違いしてるわね。紅魔館のシューターは、もう一人いるのよ。ゴホッ」
途切れがちの、今にも倒れそうな力ない声。しかしシュートは逆に太陽の様に眩しく輝き放たれた!
152 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 00:28:19 ID:???
先着4名様で
パチュリー→ ! card 【ロイヤルフレア】 60 + (距離ペナルティ-5) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【ブロック】 49 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
雛→ ! card 【ブロック】 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
レティの判断 → ! num
レティ→ ! card 【キャッチ/パンチング】 45/49 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 紅魔スカーレットムーンズ同点! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(精鋭メイドF(仮)がフォロー!)(こぼれ球・ランダム)(松山とレミリアで競り合いに!)
≦−2→ ゴール死守! イーグルスベンチが騒がしい……!?
153 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 00:28:37 ID:???
パチュリー→
スペードA
【ロイヤルフレア】 60 + (距離ペナルティ-5) +(カードの数値)=
154 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 00:28:46 ID:???
*レティの判断が10〜4の場合【パンチング】*2〜1の場合【キャッチ】になります。
*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*パチュリーの【ロイヤルフレア】には、吹っ飛び係数4がついています。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
ついに追いつかれるのか、不在組戻るのか……!?
というところで、今日はここまで。
ミスコンはこちらにて。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
155 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 00:28:47 ID:???
パチュリー→
クラブQ
【ロイヤルフレア】 60 + (距離ペナルティ-5) +(カードの数値)=
156 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 00:28:46 ID:???
フライハイト→
クラブK
【ブロック】 49 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
157 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 00:33:40 ID:???
フライハイトがしのいだ!そういえば幽々子さんのKは何もなしですか?
乙でした
158 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 00:37:29 ID:???
>>157
あっ、すみません。抜けてました。そして乙感謝です。
*幽々子が覚醒しました。
タックル+1! 特殊フラグ獲得しました。
今度こそ、ここまで。
159 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 01:59:54 ID:???
雛→
クラブQ
【ブロック】 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
160 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 04:03:55 ID:???
レティの判断 →
0
レティ→
ダイヤ8
【キャッチ/パンチング】 45/49 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
フライハイト様は本当に頼りになるお方
161 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 22:15:07 ID:???
>>157
>>160
守備だと気合の入るゲームメーカー……本編のインテリな方みたいな
ゆっくり休んで復帰をお待ちしています。
パチュリー→ スペードA 【ロイヤルフレア】 60 + (距離ペナルティ-5) +(カードの数値)= 56
フライハイト→ クラブK 【ブロック】 49 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 64
雛→ クラブQ 【ブロック】 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 60
レティの判断 → 0
レティ→ ダイヤ8 【キャッチ/パンチング】 45/49 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 57
≦−2→ ゴール死守! イーグルスベンチが騒がしい……!?
162 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 22:15:50 ID:???
パチュリーの放ったシュートは、日符に相応しい白色光に輝いてフライハイトへ向かってきた。
本来なら発光する飛行体。それの前にフライハイトは動揺も恐怖も跳ね除け、ブロックに行った。
フライハイト「(レティさんまで到達させるわけにはいかないんだ! それに僕は……)」
ロイヤルフレアを目にして芽生えた気持ち。
ともすればそれは、ゴールを守らなければならない使命感より大きなものだったかもしれない。
フライハイト「(太陽なんて……大っ嫌いだ!!!)」
パチュリー「(え……? 今、ものすごく理解できそうな感情の迸りが……)」
シュート自体は、パチュリーに好機の内にと焦りがあったか、誰かの不在が影響してたか威力が乏しいもの。
フライハイトは妙な恨みや哀しみまでまとめて、正面からブロックにいくのではなく、足を振り上げ……!
フライハイト「今ならやれる気がする! 僕もカウンターシュートを……!」
163 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 22:17:21 ID:???
相手の必殺シュートを打ち返す、その才がある一部の者しか使えない妙技【カウンターシュート】
輝く太陽を前に気迫充分なフライハイトには自信があった。今ならやれると確信して打ち返す。
しかし、初めてのカウンターシュート。
螺旋状に複雑な起動を描くロイヤルフレアを正確にカウンターで撃つのは、流石の彼にも無理があった。
フライハイト「……くっ!?」
フォームは見事なもの。だが狙いは狂って、ボールは右サイドのカペロマンの鼻先を通過してしまう。
まさかのカウンターシュート。その失敗に、パチュリーがいつもより何割か白くさせた面を緩めて安堵した。
フライハイトは失敗に悔やむ顔を浮かべる。だがそれとは別に次は成功できる手ごたえも感じ取っていた。
実況「と、止めた! 止められたァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
紅魔館の司令塔たるパチュリー選手の思い切ったシュートでしたが、ここではやはり無謀だったか!?
しかしイーグルスのボランチもカウンターシュートを試みたが失敗! 紅魔館のスローインです!」
ボールが出て、ひとまずピンチが去ったところで松山は、余裕のできた一瞬ベンチを確かめた。
松山「フライハイトにしては意外な……そうだベンチは……!?」
164 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 22:17:55 ID:???
先着で
戻ってきたのは誰ですか? → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 四人とも戻ってきた!
ハート・スペード→ 霊夢と魔理沙とにとりが戻ってきた!
クラブ→ 鈴仙が戻ってきた!
クラブA→ というミラージュを見たよ!
JOKER→ 霊夢と魔理沙とにとりと……ゴッドうどんげだ!!!
*フライハイトが覚醒しました!
ブロック+1!【カウンターシュート】を習得しました!
165 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 22:20:48 ID:???
戻ってきたのは誰ですか? →
ダイヤ4
この天才が引いてやろう…
166 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 22:23:40 ID:???
大ピンチ脱出
167 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 23:49:32 ID:???
戻ってきたのは誰ですか? → ダイヤ4
ダイヤ→ 四人とも戻ってきた!
紅魔スカーレットムーンズ、スローインを行うのは一番近いところにいたリリカだった。
しかしリリカがタッチラインを踏み越えるよりも早く、イーグルスから審判に、選手の交代が要請された。
松山が、テクニカルエリアに待ち望んでた彼女達の姿を見出して喝采を上げる。
松山「あ、あれは……霊夢さん達だ!!!」
そこには、少し息を切らして霊夢がいた。
横には魔理沙が。……また後ろにリュック背負ったにとりと、兎の耳らしきものも見え隠れしてる。
やっと到着した彼女達に、早苗があれこれと話しかけてる途中で……霊夢の左腕に目を留め、息を呑んだ。
早苗「さ、早く早く交代を……あれ、霊夢さん、その左腕……怪我を!?」
穣子「ほんとだわ。だいじょぶなの?」
霊夢「こら揺さぶらないでよ、早苗も! 痛み止め打ったから大丈夫だってば」
168 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 23:50:05 ID:???
早苗が気付いた霊夢の手首には包帯が巻かれていた。
それが緩むからと穣子の手を退かすと、早苗が心配かつ解せない、そんな顔で問いかける。
早苗「でも……変です。結界の中は、こんな風に怪我とかしない筈じゃ……?」
霊夢「……ま、いいでしょそれは。じゃ、行ってくる」
もう試合が始まるから。そう言われてしまうと、納得いかない様子の早苗も、引き止める事はできなかった。
ハーフラインを越えて、霊夢はそのままレティとキーパー交代。
慣れないことして余計に肩が凝ったと話すレティを、何故か妙に険しい目付きで一睨みして、ゴール前に立つ。
松山「よかったほんとに……魔理沙さん達もポジションに戻ったし、これで対等に仕切り直せる!」
勢い込む松山。しかしやっぱり残る疑問が過ぎる。
松山「(そもそもの話、どうして四人揃って遅れたりしたんだろう? いやっ後だ後!)」
今は試合に集中する時だと松山が意識を固める。
その後ろで、当人の一人、にとりは不在の間起きたことを、申し訳なさと一緒に思い出していた。
にとり「みんなに迷惑かけちゃった。ちょっと探しに行っただけで、まっさかあんなことになるなんて……」
169 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/28(金) 23:51:35 ID:???
先着で
不在組に起こった出来事 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ 探してる途中、悪戯三妖精に迷わされた。
スペード→ 鈴仙の説得に時間を費やしていた。
クラブ→ 霊夢とにとりで口論に!?
JOKER→ 異世界で冒険してた
今日はここまで。ちょっと難産でした。
そろそろラストスパートのミスコンはこちらです。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
170 :
森崎名無しさん
:2009/08/28(金) 23:53:34 ID:???
不在組に起こった出来事 →
ダイヤ5
171 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 00:26:26 ID:???
乙です
あいつらか
172 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 22:18:27 ID:???
不在組に起こった出来事 → ダイヤ5
ダイヤ・ハート→ 探してる途中、悪戯三妖精に迷わされた。
にとり「ね、ね……魔理沙」
魔理沙「あー? なんだ?」
控え室を出て、医務室まで続く路をとくに話すこともないまま歩いてると、にとりは奇妙なことに気付いた。
遠いのだ。そろそろ医務室が見えなくてはおかしい位には歩いてるはずなのに。
にとりはそこでふと、自分がこれまで医務室のお世話になったことはないことを思い出した。
にとり「(そりゃそうだよね。一番危ない試合中は結界で保護されてるしさ)」
弾幕や魔法や切れ味鋭い刃や札が飛び交う幻想郷のサッカーだが、その試合中、選手達は結界で護られている。
それ以外のトラブル……事故や観客達の喧嘩に巻き込まれるなど。そのようなことがなければ医務室は不要。
被トラブル体質でもなく、人間より体の作りが丈夫な谷河童のにとりは、医務室に足が向くことはなかった。
にとり「(……うん。一度も行ったことないんだね。だからもっと距離あるんだ。……多分)」
そう錯覚だと片付けて、にとりはまた無言で、どんどん進もうとする魔理沙の背中を追っていく。
それからまた歩く、歩くが……医務室は見えてこない。
後ろ手に使い慣れた箒を携えて進む魔理沙は、鼻歌など歌ってるが……にとりは時間の経過が気になった。
にとり「ねえ魔理沙。後半まで時間まだあるかい?」
魔理沙「うん? 医務室見えてないんだし大丈夫だろ」
にとり「そっ……そうだよね……(おかしい私ゃ感覚が狂わされてる気がするよぅ)」
173 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 22:20:00 ID:???
不安に駆られるにとりが、何かに化かされてる可能性を考え出した頃。
霊夢「あら魔理沙とにとり?」
魔理沙「おっ!」
にとり「ああ〜霊夢!」
???「「「!!!」」」
前方から、突然、紅白の巫女装束した霊夢が歩いてきた。
全然これっぽっちも気配や足音のしなかったのは、ここまで浮いてきたのだろうか?
よく見ると、霊夢は右の手で何か引きずっている。憔悴してうわ言呟いてる月の兎殿だった。
霊夢「何してんの? もう後半始まってる頃じゃない?」
魔理沙「いやそいつは私達の方が訊きたいんだが? ……待ていまなんて?」
にとりが突然、悲鳴じみた叫びをあげた。魔理沙の左手を引っ掴んだ。
そのまま通路を逆走する。途中で何かに蹴躓いて飛ばしたような感触を覚えたが構わず走る。
霊夢はそれ見て、大層大きく床を鳴らす音を聴いてると……微かな、逃げる気配を視界の端に捉えた。
霊夢「……ああ、そういうこと」
霊夢の登場に慄き、勝手に追い詰められたと誤認して、しのび足で真横を通り過ぎようとする見えない何か達。
霊夢は、その中でいっつもしんがりを預かる(羽目になる) ???の襟首を引っ掴んだ。
床から離れた足をばたつかせる音の主……即ち月の妖精を捕まえて、霊夢も真っ直ぐに控え室へ戻っていった。
???「あーあ。ルナつかまっちゃったね」
???「大丈夫よ。試合見てたらそのうち帰ってくると思うわ」
174 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 22:21:09 ID:???
にとり「(追いつかれる前に戻ってこられたたはいいけど、何が起きてたんだろう?
ちょっと遅れてきた霊夢は、天狗様の新聞で見たことある妖精なんか捕まえてくるし……?)」
追想しても、首を前後左右に捻ろうと、今にとりには事の全容は見えない。
一度忘れて試合に集中することにしたにとりの視界の中で、両手で投げ渡されたボールを受け取ったのは……
先着で
スローインの行方 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ ボールはパチュリーに
スペード→ ボールはポブルセンに
クラブ→ ボールはレミリアに
JOKER→ ボールは背の低くて棒と鏡を所持した審判の顔面に
今日はひょっとしたらここまで。更新できないかもしれません。
お疲れ様でした。
175 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 22:22:09 ID:???
スローインの行方 →
スペードK
176 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 23:48:02 ID:???
スローインの行方 → スペードK
スペード→ ボールはポブルセンに
リリカは比較的ロングスローで、さっき三人がかりのタックルを粉砕したポブルセンにボールを渡した。
現在ポブルセンがいるのは、リリカから見ると右のサイドよりはセンターサークルに近い位置。
有体に言えば、先ほどボールを奪われた地点からポブルセンは動いていなかった。
ポブルセン「(どうにも煮え切らねえ。どいつもこいつも、ちょろちょろ邪魔ばっかしやがって!)」
強い不満と苛立ちから、ボールを粗雑にトラップする。
この自分がいながら1得点。 しかも挙げたのは自分ではなく今はいない幼女風情という巫山戯た試合展開。
彼にとって、この状況自体が既に、己の自尊心を傷つけて余りあるものだった。
その不遜な思いから、オフ・ザ・ボールの動き自体を放棄してるポブルセンに、松山達がプレスをかけた。
不貞腐れた態度を見せつつあるポブルセンだが、己のボールを奪われる。それをよしとはしない。
ポブルセン「ぞろぞろとうざってえ!……退けッ!!」
カペロマン「ほざけ! てめえこそボール置いて尻尾巻いて失せやがれ!」
松山「(……昔の食堂で、俺もこんなだったのかな?)」
177 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 23:48:26 ID:???
先着5名様で
ポブルセン→ ! card ドリブル 54+(カードの数値)=
松山→ ! card タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+3) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
カペロマン→ ! card タックル 46 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
幽々子→ ! card タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→「頭数そろえても無駄なんだよ!!」
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす)
≦−2→ 松山達が勝利! 行動選択。
178 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/29(土) 23:48:46 ID:???
*松山のマークがダイヤかハートの場合、【鉄砲水タックル】(*補正+3)が発動します。
*ポブルセンのマークがダイヤかハートの場合、【フレームドリブル】(*補正+6)が発動します。
*【鉄砲水タックル】には、吹っ飛び係数3がついています。
【Explosion】
ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。
今日はここまで。
ミスコンはこちらです。 お疲れ様でした。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
179 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 23:48:46 ID:???
ポブルセン→
スペードJ
ドリブル 54+(カードの数値)=
180 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 23:50:51 ID:???
松山→
クラブJ
タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+3) +(カードの数値)=
181 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 23:51:51 ID:???
フライハイト→
スペード10
タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
182 :
森崎名無しさん
:2009/08/29(土) 23:56:01 ID:???
カペロマン→
ハートJ
タックル 46 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
183 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:00:18 ID:???
これは反則になるのかな?いまいちわかりにくい
184 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:01:28 ID:???
ボールを取られたのをキレた、という形だろうか。
185 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:04:54 ID:???
幽々子→
ハート6
タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
186 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:16:28 ID:???
松山に一対一で敗北したので発動
互いのマークがクラブ、スペードなので
攻撃側守備側関係無く松山がポブルセンに反則的なプレイをされる
と解釈してた
どうなんだろ
マークの一致とか必要?
どっちかが審判に反則取られるってこと?
187 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:21:57 ID:???
(ポブルセンが)攻撃側守備側関係なく反則取られるってことだろう
188 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:26:10 ID:???
【Explosion】は、数値勝負で敗北した場合に必ずポブルセンのファウルになります。
強力なドリブルと、更にそれを強化するスキルの代償ということです。
ポブルセン→ スペードJ ドリブル 54+(カードの数値)= 65
松山→ クラブJ タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+3) +(カードの数値)= 68
フライハイト→ スペード10 タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 64
カペロマン→ ハートJ タックル 46 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 60
幽々子→ ハート6 タックル 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 60
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける
189 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:27:28 ID:???
先に突破を許したことで、松山達は更に慎重に、時に大胆にプレスをかける。
ポブルセンでも、力任せに突破するには厳しい。
この人数相手に激しくチャージすれば、ボールはこぼれて攫われるだろう。
ポブルセン「っがぁ!」
そんな状況に、火の点いたこの少年が辛抱できる筈がなかった。
カペロマンと幽々子を押し退けたラフプレイに生じた隙、そこで松山とフライハイトがボールを捕らえたが。
ガガッ! バシィッ!!
松山「ぐわっ!?」フライハイト「痛ッ!」
ピピィイイーーーー!!!
余りに激しい接触プレイに、左右から囲んでいた松山とフライハイトが倒れる。
笛が鳴り、プレーが中断された。
今日も審判を務めてる、まるで閻魔大王みたいな仰々しい帽子をかぶった少女が急ぎやってくる。
少女は、年に似合わぬ透徹した眼をゆっくり巡らせて、誰にもプレーに支障がないことを確かめてから……
190 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:28:10 ID:???
先着で
ポブルセンの運命 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
J〜K→ お咎めなし
6〜10→ 厳重注意(*次回のカード率上昇)
2〜4→ イエローカード!
A→ 一発退場レッドカード!
JOKER→ 少女が出したそれは神のカード! しかも鈴仙の元へ!?
今度こそ、ここまで。
191 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/30(日) 00:28:36 ID:???
ポブルセンの運命 →
JOKER
ケヒヒ
192 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:28:42 ID:???
ポブルセンの運命 →
ハート4
193 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:29:04 ID:???
…………
194 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 00:33:27 ID:???
この試合すごすぎだろwww
195 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/30(日) 00:33:49 ID:???
うどんげへの愛が抑えきれなかった 愛だから仕方ないんです
196 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:35:10 ID:???
たぁすけてー
なんて言ってる場合じゃないですね。
さて、三枚のどれがいいかな……希望があれば(特にアモロさんに)お願いします。
197 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 00:50:19 ID:???
>>194
そうですね。
>>195
でも愛なら仕方ないですね、うん……
ちょっと改訂します。
【Explosion】
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
接触プレイ時、1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
ポブルセンと相手のマークがスペード・クラブの場合、敗北時には必ずポブルセンの反則となる。
198 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 12:11:41 ID:???
さすがダチョウ倶楽部は格が違った
199 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2009/08/30(日) 13:36:11 ID:???
レ・フュリー「仕事しました!」
カード様は面白いだろう…コココ・・・カカカ・・・!
200 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 21:55:12 ID:???
>>198
(好きなヒロイン名)「う、うれしくなんかないんだからねっ」
>>199
面白いけど手加減はしてほしい夏の終わりです。ケヒヒ…コココ
少し悩んでます。神のカードの扱いどうしようかなあ。
201 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 22:38:12 ID:???
ポブルセンの運命 → JOKER
JOKER→ 少女が出したそれは神のカード! しかも鈴仙の元へ!?
決勝の舞台でも、一人で主審を務める少女が接触の現地へやってくるや、妙な息苦しさが場を包んだ。
それを不可思議に思った松山だが、仔細構わず緑髪の少女は一枚のカードを取り出す。
カード、と見て、さしものポブルセンも何色のカードかを慌て確かめようと目を凝らした。
ポブルセン「……ん?」
???「これが貴方に与えられる……どうかしたのですか?」
厳格な雰囲気が和らいで、雲散霧消した。
少女一人が気付いていない。ファウルを裁くのに姿勢を正して出したカードが全く別物なことに。
松山達の微妙な視線に気付いて、そろりそろりと少女が手に在るカードを見て、たたらを踏むみたいにした。
???「こ、これは! ……ほんに些細な手違いです。 あ、ああ〜っ」
明らかな誤魔化しながら、毅然とした振る舞いで相殺しようとする少女に……風が吹いた。
突然の横風に叩かれて、カードがピッチの空に舞う。奇妙にも、カードが勝手に少女の掌から逃げた様に見えた
そのまま飛ばされて、左サイドの芝へ……それを近場に居たうどんげこと鈴仙が拾い上げた。
鈴仙「(何これ? なんだか神々しい絵柄の怪物……)」
202 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 22:38:36 ID:???
先着で
月兎が手にした神のカード → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート10以上→ 翼神竜
ダイヤ・ハート→ 天空竜
スペード・クラブ→ 巨神兵
JOKER→ 光の創造神
203 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/08/30(日) 22:43:37 ID:???
月兎が手にした神のカード →
クラブ8
204 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 22:46:55 ID:???
とりあえずポブルハイエロー以上確定と言うことだな
205 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 22:50:44 ID:???
>>204
少し悩んでます。
ポブルハイ……エロって分けるのと、ファントグリーンって続けるののどちらが正解でしょうか
それはまたにして、
>>192
の結果を採用しています。
206 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 23:28:32 ID:???
月兎が手にした神のカード → クラブ8
スペード・クラブ→ 巨神兵
鈴仙が手にしたカードは、色自体が威厳を醸し出す青。その中央には、深い青色をした巨体のモンスター。
見つめてると、なぜか鈴仙は昔の主人であった姉妹や、現在の師匠に睨まれてるのと同種の畏怖感を覚えた。
鈴仙「【Obelisk the Tormentor】……。とりあえず仕舞っておこうっと」
余り深く考えずに、試合後に主審さんに返せばいいと考えて、そのカードをブレザーのポケットに仕舞った。
このカードが後に、鈴仙・優曇華院・イナバにさまざまなご利益とご災厄をもたらすのは言うまでもなかった。
主審「で、あなたはイエローカードです」
ポブルセン「ちょっと待てェ!? このオレをオマケみたいな扱いするんじゃねえ!!」
吠える声に皆が背を向けることで答えて、リスタートは松山から行うことに決まった。
インサイドキックでボールを左ボランチのフライハイトに預ける。
松山「(連鎖的激動事変があったようだけど、やることは変わらない! 追加点を奪うにはここから……)」
207 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/30(日) 23:28:50 ID:???
どうしますか?
A なんだか知らんが無性に鈴仙さんにパスしたいぞ!
B 幽々子さんに預けてゆっくり攻めさせよう
C もう一度、ワンツーだ!(*選手名も併記してください)
D 『ワイルドイーグル』モードに切り替える
E その他 指示や行動を併記してください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまで。
このスレでは巨神兵は基本万能。強いて言うならFWとGK傾向のスキルになります。
ミスコンはこちらですー。10位内維持できるかな?
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
208 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 23:33:15 ID:yCyhFqZw
D 乙でした
209 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 23:34:56 ID:PRM5/Vp6
A
210 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 23:35:11 ID:+BSxVO8+
A
211 :
森崎名無しさん
:2009/08/30(日) 23:37:17 ID:N/InJb0k
D
212 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/30(日) 23:41:42 ID:lnQ19XjM
D
213 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 03:35:19 ID:???
ワイルドイーグルは攻撃面は微妙だな、北国シュートの燃費悪くなるし
214 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 18:26:52 ID:???
浮き球特価なんだから撃つと考える方が馬鹿だ
215 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 19:33:10 ID:???
ただのヘディングが北国以上の威力になるんだから攻撃面もなかなかだぜ
216 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:50:05 ID:???
『ワイルドイーグル』は地上シュートの威力を上げるスキルではないから、北国シュートにはマイナスです。
だけど、そうした一面を充分補える効果は確かと思います。
D 『ワイルドイーグル』モードに切り替える
松山は浅く、次いで深く呼吸をした。
フライハイトがパスのルートを探すのを最後に見届けて、瞼も閉じる。
松山「(難しく考えない。
ただ認めて……身を任せるんだ。大きな流れにたゆたうように……)」
それは松山が、とうとう幻想郷の能力を受け入れた瞬間だった。
外の世界から訪れた者、ここで暮らす者でも……人間から仙人に、天人になる世界。それが幻想郷。
松山はここで初めて、外の世界とは違う理を、実感を伴う形で理解した。
松山「……!」
閉じてた目を開いた時。激しい頭痛に酷似した衝撃が松山を襲った。
以前に、視覚や聴覚、五感の発達を実感した時など、及びもつかない鮮烈な……恍惚さと多幸感。
これまでの自分は、目にする全て、泥を通して見てきたとまで思えた。
217 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:50:26 ID:???
松山「(それだけじゃない! ……軽い軽すぎる。ひとひらの羽毛みたいに……!)」
自重と同時に、密度と比重の概念が消失したかのようだった。
この状態を維持するだけで、松山は極度の精神の集中を強制させられてしまう。
キャパシティーオーバー。
紫が与えた空を飛ぶ能力は劣化コピー品ということだが、それでも最大発揮させる事は松山の手に余るのか。
松山「(北国シュートはとてもじゃないが撃てない。フォームを固定するだけで通常の何倍も疲労しそうだ)」
感覚を慣らしながら、松山も無理せず静かに上がっていく。
一方でフライハイトの判断は、中盤を避けて自らが左サイドを駆け上がるものだった。
赤い髪の小悪魔コンビが、チェックにやってくる。
フライハイト「まずは僕がここを抜かないと話にならないな……!」
218 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:51:41 ID:???
先着3名様で
フライハイト→ ! card ドリブル 54+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ フライハイトが突破し、行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(鈴仙がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(パチュリーがフォロー)
≦−2→ 小悪魔達が目覚しい働きを見せた!
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
219 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 21:53:04 ID:???
フライハイト→
スペード9
ドリブル 54+(カードの数値)=
220 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 21:59:33 ID:???
小悪魔(ロング)→
クラブ7
タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
221 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:00:01 ID:???
小悪魔(ショート)→
スペード10
タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
222 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:03:06 ID:???
これで雪おろしオーバーが反則的な威力になる事を
>>213
はわかってない
223 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:25:01 ID:???
>>222
いやわかってるよ
けどゴール前で高いボールをあげてもらえるという限定状況でしか発揮できないでしょ
浮き球特化するって能力自体が中盤にいる機会が多い松山には合わないなと思っただけ
224 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:45:57 ID:???
FWにルーミアかミスティアを置いて、
高い浮き球をスルーさせて1.5列の松山が詰める形が理想形だな
まあ、そこまでする相手はSGGKレベルしか居ないだろうけどw
225 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:53:21 ID:???
小学生以来のトップ下になる機会かもな
226 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:07:54 ID:???
大会後の展開によりますが、松山に求められる役割や負担は多くなります。
シャンハイの成長や能力で、楽になったりするかも。
フライハイト→ スペード9 ドリブル 54+(カードの数値)= 63
小悪魔(ロング)→ クラブ7 タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)= 57
小悪魔(ショート)→ スペード10 タックル 48 +(カードの数値)= 58
≧2→ フライハイトが突破し、行動選択!
フライハイト「二人相手だろうと、ここで時間はかけさせない!」
時計も15分を指し示した。このあたりで追加点を奪えばそのまま勝利を手繰り寄せられる。
タイトにマークしてくる小悪魔達を、素早くフェイクを重ねて突破した。
フライハイト「(突破できた、けど……この人達にサッカーの助けになる能力があったらと思うと)」
より技を磨かなければ、自分の力では通用しなくなるかもしれない。
僅かに焦燥感を覚えたフライハイトはそのまま進み、広い視野で前方を見据える。
フライハイト「(どこにも味方にはマークがきつい。……もう少し進んでボールを運ぶべきか……?)」
鈴仙「(私にボールは……来ないよね、多分……)」
227 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:08:07 ID:???
先着で
フライハイトの判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ 魔理沙に空中で競り合わせる!
ハート・スペード→ 前半の再現を期待して射命丸へ
クラブ→ 裏をついて鈴仙にパス!
JOKER→ 鈴仙『ワタシダ! ワタシニモッテコイ!』
228 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 23:11:34 ID:???
フライハイトの判断 →
クラブ4
229 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:31:26 ID:???
フライハイトの判断 → クラブ4
クラブ→ 裏をついて鈴仙にパス!
フライハイト「(くっ、パスコースがない。あのメイドさんの指示か……!?)」
射命丸をコーナー付近に封じ込め、自身は魔理沙に目を配りながら、危険な箇所を逐一潰していく。
前半と同じ守備方針だが、今度はイーグルス側に、射命丸のスタミナ不足という懸念がある。
フライハイト「(強引にいってボールを奪われちゃならない。ひとまず落ち着いて……)」
遅攻を取ったフライハイトは、左サイドでドリブルしてる鈴仙に気付いた。
フライハイト「彼女か……ここで僕がボールを持ち続けるより、左サイドの人数を増やしてみるか」
吸い付くような丁寧なパスが鈴仙の足元へ送られた。
もう気迷いは見られない。パワーも、スピードも、ボールさばきもそこそこなドリブルで邁進する。
鈴仙「(ここで私にボールを預けたのって、つまり……)」
230 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:31:44 ID:???
先着で
鈴仙の判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「天狗を自由にさせたいってことね」
スペード→「ここで私のドリブル突破ね!」
クラブ→「ここで私に一点決めて欲しいのね!?」
JOKER→ その時、鈴仙に語りかける謎の声が……
今日はここまで。
肩が痛むので、明日はお休みするかもしれません。
最終日のミスコンはこちら。巫女達の最終順位果たして!?
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
231 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 23:32:33 ID:???
鈴仙の判断 →
スペード3
232 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 00:29:43 ID:???
ミスキャプ森外伝選手権が終了しましたね。
多くの投票、ありがとうございました。
233 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:03:13 ID:???
鈴仙の判断 → スペード3
スペード→「ここで私のドリブル突破ね!」
ボールを受け取った鈴仙だが、フライハイトの望んだ遅攻には応じずにドリブルスピードを上げた。
それ見てフライハイトは若干の狼狽をするが、松山の上がりに気付いて、自らは中盤の守りに下がる。
鈴仙「よし……!」
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〜回想〜
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控え室から、誰にも気付かれない内に抜け出した鈴仙は、スタジアムのコンコースの隅に居た。
誰にも存在を知覚させぬようしてたが……誰かの接近に気付いた。
と、思ったらウサ耳を引っ張り上げられる。
永琳「何してるのかしら?」
鈴仙「きゃあぁぁいたたたたっっ!? し、ししょー!?」
轟いた悲鳴に、売店や休憩室で寛ぐ周囲の人妖が、何事かと目を向けてくる。
それらも、永琳が極上のスマイル&ウインクで応えることで、顔を赤くしたりにへらとしたりで、その内に静まった。
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