キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/29(火) 18:45:31 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔カップに優勝! したはいいが問題は山積み! そんなで15スレ目到達。 今後もよろしくお願いします。


前スレ

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1251024312



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


313 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/06(火) 23:23:54 ID:???

>>312-313
K・S「人々の思惑も砂糖の海の底に全て沈む……なんてとても幻想的ですよね!」
M・K、Y・K、M・S「「「……」」」



魔理沙の返事 →  クラブ2
スペード・クラブ→ ここで喋って光を共犯者にすればいいんじゃないか?


魔理沙「(そだな。何か厄介な行動される前に光をこっちに引き込めれば一番いいな)」

明日からこのチームを離れてフリーになるのは何も魔理沙だけではない。
今はきっとイーグルスのキャプテンとして動いてるんだろう松山も、その立場を喪われる。
そうなって松山を敵に回すよりも、今の内に自分の思惑を伝えて、取り込めれば取り込んでおくのを選択した。
パーティーには天狗も2名参加してるが、もっと面白くなると判ればすぐには記事にせず温めると魔理沙は踏んだ。

魔理沙「実はな……私は明日から……」

ひそひそ話で、魔理沙は松山に、己の明日からの予定について話し始めた。
動機や事情については (若干の虚飾や脚色ありで) 大筋と基本は難病の友人の為だとも。
その為に明日か、遅くても明後日には永遠亭からパデキアを頂きにいくんだぜ、と最後きっぱりと宣言した。

松山「(な、何ィ!?)」

当然、松山は慌てふためく。
パデキアは、他ならぬ自分が永遠亭を守矢神社との締結姿勢に持っていくために交渉材料に用いた要と呼べる物だ。
それを明日明後日に、チームメイトから「奪いにいく」みたいに言われて、黙ってはいそうですかと言える筈もない

松山「(でもどうすればいいんだ? 急に こんなこと 聞かされたって……!)」


314 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/06(火) 23:24:22 ID:???

どうしますか?


A 魔理沙に協力する
B 魔理沙に協力しない
C その他 魔理沙に対しての発言や行動を併記してください


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


315 :森崎名無しさん:2009/10/06(火) 23:26:11 ID:Pd0Vbu2M
C 友人について詳細を聞く

316 :森崎名無しさん:2009/10/06(火) 23:37:27 ID:vfxa23WA
B
コウモリはよくないっす

317 :森崎名無しさん:2009/10/06(火) 23:40:28 ID:0tJGln+Y
B
提携で積極的に動いちゃったからなあ……。
魔理沙みたいに「個人で強い」わけでもないし。
ボブたんの二の舞は嫌でがんす

318 :森崎名無しさん:2009/10/06(火) 23:43:16 ID:YtNTIRFE
B
協力するわけがないww

319 :森崎名無しさん:2009/10/06(火) 23:59:31 ID:Wxi5RHcc
B

320 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 00:35:48 ID:???

ぎりぎりで再投票免れました


B 魔理沙に協力しない



松山「ごめん。俺は協力できないよ」

松山も、きっぱりと答えた。
魔理沙は友人の為と言ったが、松山にしても、世話になった守矢神社の不利益に繋がるかもしれないなら
ここで加担するなど有り得ないと断言する。しかし……

魔理沙「まっ、光ならそう答えると思ったぜ。な、文」
射命丸「そうですねぇ。頭固いとは思いますが、是と答えて義理まで柔らかくちゃろくでなしですし
     あやや、今は私も他人を指してそう言えませんが」
松山「ッし……ムグッ!?」

魔理沙は松山の答えにも、その出方自体を見通してたとばかりに魔理沙は全く動じなかった。
ただ目線だけを上げて、松山の肩の向こう……いつからそこにいたか判らない天狗の射命丸に語りかけた。
一切気配を感じ取れなかった松山は、驚き声を上げかけて、射命丸の白い手に口を塞がれてしまう。


321 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 00:36:57 ID:???

松山「ムグッ……! グー!?」
魔理沙「悪いな光。ひそひそ話してたのは、皆に聞かせない為じゃなく、文だけに聞かせるつもりだったのさ」
射命丸「いやはや小狡い女(ひと)ですねぇ。おっと静かになさってください。
     ……今回は貴方も本気なんでしょうし、肩を持ってもいいかなと思いますよ」

松山はそこまでの会話で気付いた。
どうも射命丸は、魔理沙寄りの立場につく算段らしく、松山がもし魔理沙の思惑を誰かに伝えようとしても
今のように、後ろから天狗固有の膂力と速力で口を塞がれるか、次は下手したら昏倒させられるかもしれない。
松山がそれに気付くのを見越したかのように、射命丸の肩にかけた指と口を覆う手の力が増した。
ニヤッと唇の端を持ち上げて、魔理沙が強い視線で松山を射抜く。

魔理沙「そういうわけだぜ光。ここでこの話聞いちまったのを運が悪かったって思ってくれ」

詫びるみたいな口調だが、魔理沙は決して譲らない強い芯を感じさせる語調でそう告げた。
それから、魔理沙は体を離して、シャンハイが暴れて他の皆に気付かれる前に、射命丸も松山を解放する。


322 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 00:37:35 ID:???

魔理沙「光。これからどうするつもりだ?」
松山「……喋らないよ。そうしたくてもできないだろうし。だけど……」
魔理沙「協力はしない、だろ?別にいいぜ。
    それでも手を貸してもらうことにはなると思うけど。そんな手荒に出ないから安心しとけって!」

堅苦しさを吹き払うように、魔理沙に背中をバシッと叩いて松山は咳き込む。
自分の思惑を誰かに語ったことで、『定まった』のか、魔理沙は先程までよりずっと精気と気力に満ちて見えた。

松山「(はぁ〜。ボブルセンの事もあるのに、またずっしり重たいのが……
   といっても手の打ちようないみたいだよな。魔理沙さんが一枚上手だったってことか……)」

最後の魔理沙の、手を貸してもらうことにはなる、という言葉が気にかかったが
松山はこの問題にはこれ以上、少なくともパーティーの最中には触れないことにした。


*魔理沙の好感度が下がりました
*射命丸の評価値と好感度が上がりました


323 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 00:38:36 ID:???

松山「さて……もう一度誰かと話したら、そろそろ他の場所にも行こうかな?」



どうしますか?


A 早苗と話す
B 霊夢と話す
C 魔理沙と話す(*今回は選べません)
D フライハイトと話す
E 熱い男にはわかるだろう! ここで必要なのはそう! カペ ロマンだと!
F その他 行動を併記してください


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*I番テーブルでの行動終了時に……???


今日はここまで。


324 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 00:39:59 ID:9p8qxK3s
A
ここしか…!

325 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 00:54:06 ID:0/qevjWc


326 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 00:54:40 ID:G9NT+ThI
B

327 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 00:56:47 ID:PfKU6ufk
A

328 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 01:14:27 ID:heFA2nGw


329 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 01:15:35 ID:pEOCENOY
B

330 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 22:11:32 ID:???

B 霊夢と話す


魔理沙はそのまま、萃香とにとりの勝負に野次でも飛ばすぜと、K番テーブルに向けて歩いていった。
一人減ったので、周りを見ると、フライハイトは相変わらずテーブル下でストロー付きイチゴ牛乳を飲んでいた。
テーブル反対側の席に腰掛けてるの早苗は……見えない何かと戦ってるみたいに、砂糖瓶をふるふる握り締めてる。
常識と非常識の境界線上でワルツを踊ってる……などと松山に判別つく筈もなく……

松山「(ひょっとして何かで悩んでるのかな? 東風谷さんはお酒呑まないだろうし、後でもう一回来てみるか)」

邪魔しちゃいけないと思いつつ、松山は先程返礼だけで話というのはしそびれてた霊夢の姿を探す。
紅白の巫女服はどこにいても目立つ為、あっさりと見つかる。
早苗のところとは別のテーブルにある、ジンギスカンの羊肉をぱくぱく食べていた。

松山「(見事な食べっぷりだなぁ……俺も土粥の前に何か食べておこうかな……」

さっき頂いた薬をポケットの中で転がしつつ、松山が近づくと
霊夢は一度箸を止めて、ごくんと肉を飲み込んでから、反対側の席に座るよう勧めてくれた。

松山「し、失礼します……(やっぱ女の子と話すの緊張する……何話そうかな)」


331 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 22:11:47 ID:???

どうしますか?


A ボブルセンの件を相談する
B 一緒に回ってみるよう誘ってみる
C 紫と萃香のことを訊いてみる
D 今日の試合について話をする
E 玄爺のことをもう一度訊いてみる
F さっきの魔理沙の話をする
G 思いきって年齢の話をしてみよう!
H 呑み比べを挑む!(*何か賭ける場合は併記してください)
.I  その他 霊夢に対しての発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


332 :キャプテン井沢 ◆Uh398zNy5g :2009/10/07(水) 22:15:10 ID:Puphfb1E
F

333 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 22:24:02 ID:R6gbXivs
A

334 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/10/07(水) 22:24:41 ID:ioUr6JCs
C

335 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 22:30:24 ID:9p8qxK3s


336 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 22:36:22 ID:cqCrVcWs


337 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/07(水) 22:44:08 ID:???
とりあえず決まってないので

J 勝った方が負けた方を自由にできる(サッカーチーム的な意味で)

を追加してみたり

*なお「4」票になります。

338 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/10/07(水) 22:45:37 ID:Nu3wglJs


339 :森崎名無しさん:2009/10/07(水) 22:52:13 ID:9Y4E/qLM


340 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 00:09:57 ID:???

C 紫と萃香のことを訊いてみる



霊夢「美味しーわねーああこのチームに入って頑張った甲斐があったというものだわ……」

霊夢の緩みきった両頬には赤みが差し、じっと見てるだけで幸せ感が伝播しそうな程だった。
ジンギスカンの肉は仔羊肉ではないが、フライハイトの調理技術は味の良さは勿論、臭みも完璧に取り除いていた。
量は沢山あるというので、松山も頂くことにした。一口入れて快哉を上げる。

松山「(本当に美味しいなぁ。でも幻想郷に羊肉なんて一体どっから仕入れたんだ?)」

そんな細かい突っ込みどころも、目の前にある美味しい料理の前には無力なもの。
しばらく料理やあれこれと雑談した後、松山は改めて紫と萃香に会った事、話したことを霊夢に伝えた。

霊夢「ング……ああ、あの呼び出しね。……そういえばぐーたらなんて言われたんだった」
松山「(あれ? 言ってたかな) それでその時、こんなカードを渡されてさ」

紫に(半強制的に)渡されたSSPカードを見せる。
すると。目にした霊夢は瞳を見開き、鋭くさせた後……「そう」とだけ呟いて、箸で鍋を掻き回して口をつぐんだ。


341 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 00:11:42 ID:???

向かい合って座ってるだけあって、松山にも霊夢の変化は充分伝わる。
気になって聞いてみるものの……。

松山「霊夢さん、どうかした?」
霊夢「何でもないわよ。 紫からそのカード手元に置いておけって言われたんでしょ?
   ならしばらく言われた通りにしてればいいわ。どうせ光の予定おかまいなしにまた顔出してくるから」

にべもなく纏められて、松山は仕方なく紫については控えて……今度は萃香の発言について口にした。
一緒に地底に行く。その約束を聞いた途端に霊夢は満面の笑みをすとんと落っことしたみたいに消して……
ガタンと席を立って、松山の近くまでやってきて……。頭をどついてきた。

松山「痛ったあ! な、何するんだ霊夢さん!?」
霊夢「何するんだはこっちの台詞よ! ……それちゃんと断ったんでしょうね?」

苛立ち顔にもうすっかりと様変わりした霊夢は、両腰に手を当て、ぐいと顔を近づけ確認をとってくるが。
松山がスタジアムでの会話をよ〜く思い出して、黙って首を横に振るのを見ると、クルリと勢いよく反転してしまう
霊夢はそのままK番テーブルの方角へ迷い無く歩き出した。
ようするに萃香のところへ向かって何かアクションを起こすつもりと気付き、松山も我知らず立ち上がってしまう。

松山「(なっ、何をする気なんだ? このまま放置していいんだろうか!?)」


342 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 00:13:33 ID:???

どうしますか?


A 霊夢を止める
B 霊夢を止めない
C とりあえず後を追いかける
D その他 霊夢に対しての発言や行動を併記してください


*CはK番テーブルに強制移動となります。


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。 時間が取れずあんまり進まないなあ。
foodモグモグしつつ……台風、心配ですね。


343 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 00:17:17 ID:WCw7RUrI


344 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 00:18:40 ID:???
あっ、言葉足りないので補足します。

CはK番テーブルでの行動になり、パーティーの行動回数を1減らします。

そしても一回 ケンちゃんラーメン(新発売) モグモグ

345 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 00:34:13 ID:LUWcJIdE
C

346 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 01:06:42 ID:Vl6/Js7k
何年たっても新発売だったなあ
C

347 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 15:54:25 ID:???

試合中のサイドワインダーの軌道さながらに、酔いどれ風味に変則的に動くカペロマン。
その揺れる背中を見ながら、鈴仙はひたすらせつない気持ちに囚われる。

具体的に言い表すと……

どうして私がこういう役回りをこなさなくちゃならないの? 永遠亭にいたらこんなことしなくとも……なのだが。

鈴仙「しなくとも……ん、あれ? 永遠亭にいた時はもっと……?」

そこで鈴仙は。決して気がついてはいけない領域へ達してしまいそうになってたと朧気に察して思考を取り止めた。
その間隙に、カペロマンが丁度 きゅうり のあるテーブルに近寄り、手を伸ばそうとしてるのを目撃する。
千載一遇のチャンス! ルナティックソルジャー・Reisenのミッションがスタート!

鈴仙「(月の兎の任務遂行能力、ナメないでよ!?)」


348 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 15:54:38 ID:???

先着で


みっしょんみっしょん! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。


ダイヤ→ 見事料理に酔い覚まし薬混入成功!
ハート→ 混入には成功! しかし……?(*5以下でカペロマンに勘付かれます)
スペード→ 混入には成功! 射命丸「この一瞬…! モノにします…ッ!」
クラブ→ しかし薬は 豚骨スープ だった……
クラブA→ カペロマン「ぺロ……これは青酸カリ!」
JOKER→ 鈴仙「しまった! こ、この薬は禁断の……!」



まだ>>342集まってないので、ちょっとした幕間でした。現在Cが3票です。
調べましたが8年の間、新発売と言い続けたって凄いですね。おおらかでいいなあ。
出かけてきます。続きは後ほど。


349 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 16:05:32 ID:???
みっしょんみっしょん! →  ハート4

350 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 16:22:46 ID:UP3yFsq+
C
この兎使えねぇ

351 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 16:32:09 ID:???
いやまだだ
きゅうりの卓に手を出したならきっと河童がなんとかしてくれる

352 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 21:46:14 ID:???

>>350
まだまだこれから!
>>351
残念ながら呑み比べ中でして


みっしょんみっしょん! →  ハート4
ハート→ 混入には成功! しかし……?(*5以下でカペロマンに勘付かれます)


鈴仙は、月にいた頃しごかれた経験を活かして、カペロマンが手を伸ばさんとする皿を特定した。
さらに敏速に動いて、その更に中黄色した粉末状の薬を降りかける。

鈴仙「(よし私は任務を果たした! 余韻も痕跡も残してないパーフェクトだわ!)」

達成感から自画自賛する鈴仙だったが……
信じられないことが起こった。カペロマンは伸ばしかけた手を引っ込めて……別の皿に向かってしまった。
なんで!? と目を凝らしてよく見ると、テーブルの薬を振りまいた皿には……

鈴仙「真っ黄色な胡瓜……品種改良品かしら?」

全てを理解するものの、彼女に残された道は現実から目を背ける道しかなかった。


*鈴仙が酔い覚ましキュウリを手に入れました。


353 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 21:47:20 ID:???

フライハイト「(そろそろ……鈴仙さんが上手くやってくれた頃かな?)」

カペロマンの絡み酒に辟易し……
これまでずっとテーブル下に隠れてたフライハイトだが、そうしてるのも億劫に感じてきて、ゆっくり立ち上がる。
しゃがみ姿勢だった体をほぐすと……背後から、怨嗟じみた声が聴こえてフライハイトは硬直した。

カペロマン「見つけたぜぇぇフライハイトくぅん……どこいってたんだよぉ〜」

悔恨の思いで一杯になるがもはや遅し。カペロマンは完全にフライハイトの姿をロックオンして近づいてきた。
鎌首をもたげて威嚇する……本物の蛇のようにカペロマンがにじりよってくる。
フライハイトは揶揄抜きで、蛇に睨まれた蛙状態に陥るが……いつの間にやら松山もおらず進退に窮した。
しかしそこで、思わぬ救いがもたらされる。ストッパー不在とあって、ついに成し遂げなさった現人神様だ。

早苗「カペロマン君、顔真っ赤だし、これ飲んでください」
カペロマン「んぁあ〜? さにゃえさんか、ありがとうあり……………………ぎゅぺらあ!!?」

早苗から手渡しで受け取り、カペロマンが一気に喉に流し込んだのは、ヤクルトジョアだ。
しかしもはや本来の味など1ミクロン程しか残されておらず、甘いだけの本流が味覚と胃を直撃する。
ショックを受け、頭のてっぺんまで酔いが回った身では耐え切れず……カペロマンはもんどり打って倒れた。

早苗「……えっ? あ、あの……わあああ!? カ、カペロマン君しっかりしてください!」

ぐったりとしてるカペロマンの右肩を掴んで早苗が揺するが……
そうしてるとますますカペロマンの顔は青くなり、口から正体を知りたくない液体が垣間見えている。
フライハイトは助かった安堵感やら、同時に降りかかってきた面倒事を憂うやら期用に並行させつつ……
カペロマンの後を追ってきたら、ある意味惨状に突然遭遇して固まってる鈴仙に、看護を要請した。


354 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 21:50:06 ID:???

自分が離れてから一気に騒然とした気配を感じて、振り返りかけるが
ただでさえ迷わず進む霊夢の歩調は速いので、松山も後ろは気にせず歩くスピードを速める。
進む内、酒の匂いが増してくる。正面では萃香が、テーブル真横に置かれた酒樽からおかわりをしてるのが見えた。
霊夢と、その後ろに松山の姿を見つけて萃香が酒を煽る前に、気さくに挨拶してくる。

萃香「お〜霊夢、光ぅ〜応援に来てくれたのかい? そんなしてもらわなくとも河童には負けな……痛い!?」

電光石火で萃香の頭に霊夢の拳骨が落ちた。
まず口か手が出る。それより先に弾幕が出ることもしばしばの紅白巫女らしい先制攻撃を見舞った後には
さすがに怒り顔な鬼との間で、言い争いが巻き起こった。

萃香「何ぅるんだよ!? 突然やってきて突然ぶつなんてひどいよ霊夢は!」
霊夢「またあんたが面倒事増やしてるからでしょうがっ! 地底に人間を連れてくなんてどういう腹積もり?
地底には幻想郷でも受け入れ拒まれた病やら妬心やら……光が行ったらまず餌食でしょうが!」

怒鳴り声はよく通り、数歩離れてた松山もはっきり聞いてしまって、そこまでやばい場所と知って瞠目してしまう。
萃香はちょっと痛いところ突かれた顔をしたが、すぐ胸を張って逆に強く言葉を投げ返した。

萃香「ふんだ。地底でもどこでも鬼は人間を攫うもの……それを善しとしないなら、霊夢、私と勝負しなよ!」
霊夢「はぁ……口で言っても駄目みたいね。しゃーないわかったすぐぼこるから」

矢継ぎ早に展開が進み、酒呑み相手を務めてたにとりや、野次ってた魔理沙。
それに天狗の2人も急展開に言葉を無くして見守っている。
松山も暫く放心してたが……さすがに渦中の一人としてそう暢気に構えていられず、何か行動を取ることにした。

松山「(勝負って……パーティーの最中に!? こ、今度はどうすればいいんだ!?)」


355 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 21:50:48 ID:???

どうしますか?


A 勝負ならサッカーで!
B 勝負なら弾幕ごっこで!
C 喧嘩を止めて! 俺のために争わないで!
D クールダウン、クールダウン……誰かと話そう
E よし、賭けよう! さー張った張った!
F その他 発言や行動を併記してください
G その他 霊夢と萃香の勝負方法を併記してください


*Cは言い方はこんなですが、実際は普通の説得です。
*Dはどちらに賭けるかも併記してください。
*Gは受け入れられるとは限りません。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


356 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 21:53:08 ID:???
>*Dはどちらに賭けるかも併記してください。
Eですよね

357 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 21:53:39 ID:???
あ、その通りです。ご指摘感謝です!

358 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 21:59:09 ID:MtGgVxoc
G
飲みくらべ

359 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 21:59:33 ID:GEn3wXOs


360 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:03:08 ID:CZ+16SYU
勝負といったらこれしかなかろう

G 乳比べ

361 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:09:46 ID:63ZFapWM
G
>>360

362 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:11:27 ID:R/iFYrXk
F 
「勝負は結構ですから後でやってください、
自分のことだからこそパーティーを台無しにされるのがいやです」

363 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:19:11 ID:XF27OeUw


364 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:21:27 ID:XwqcN1Bg


365 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 22:51:17 ID:???

C 喧嘩を止めて! 俺のために争わないで!


松山「ま、まずいよこれ! パーティーの最中に喧嘩なんて止めないと!」

俄然対決ムードに染まった周囲の変化に一人だけついていけずに
松山は無心で、霊夢と萃香を止めようとするが……ニュッと箒が伸びてきて、躓かされてしまう。

ガッ! 松山「うたぁっ!?」

痛さと転ばされかけて体勢を戻すのとで、若干奇声じみた声を上げてしまう。
何がぶつかったのか見ると、見慣れた魔女風箒の柄だった。その先にはやれやれ顔の魔理沙がいた。

松山「魔理沙さんっ! な、何するんだよ!?」
魔理沙「何するんだって、勝負を止めようとしてたみたいだから先に私が止めてみたんだぜっ」

松山の剣幕をそよ風みたいに受け止めると、魔理沙は恐れ入ったかと、胸いっぱいに自慢げに振舞う。
松山は冗談を言われてるかと考えたが、逆に魔理沙の瞳はほんの少しの真剣味を帯びていた。


366 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 22:51:44 ID:???

魔理沙「な、光。きっかけ何でもあいつら2人とも乗り気な勝負。横から止めさせたりするのは野暮ってものだぜ?
     弾幕ごっこかサッカーで、何か決めようとしてるならやらせればいいじゃんか」

言われてから、周りを見て気が付いた。
魔理沙だけじゃなく、射命丸達もにとりも、勝負を止めようとする意思が見られない。
むしろこれは日常茶飯事。宴に彩を与えるというみたく囃したて、声援を飛ばしてたりしてる。

魔理沙「酔っ払って巨大化したり誰かぶん投げたり、最中に弾幕ごっこするのもこっちじゃ宴の内だしさ。
     そんな気張らず、どっちが勝つか酒の肴にでもしたほうが絶対いいぜ」
松山「そんなことできるか! それでパーティー台無しになったりしたら……!」

松山はそれ以上取り合わずに、肩を怒らせ……
魔理沙を振り切って霊夢と萃香の勝負を止めさせるよう説得に向かった。

魔理沙「お、お〜い。はぁ……なんでこんな時まで真面目なんだあいつ」


*魔理沙の評価値と好感度がやや下がりました。


367 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 22:52:15 ID:???

松山「霊夢さん! 萃香さん! パーティー中に喧嘩なんて止めようよ!」



先着3名様で


松山の説得A → ! card
松山の説得B → ! card
松山の説得C → ! card

霊夢の反応 → ! card

萃香の反応 → ! card


松山の数値≧霊夢と萃香の数値で説得成功です……?


368 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 22:55:01 ID:???

松山の説得A →  クラブ7
松山の説得B →  ダイヤ4
松山の説得C →  スペード8


369 :キャプテン井沢 ◆Uh398zNy5g :2009/10/08(木) 22:58:49 ID:???
霊夢の反応 →  ダイヤ10

370 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/10/08(木) 23:00:33 ID:???
萃香の反応 →  スペード10


371 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:04:46 ID:???
これは松山の数値全部足すの?

372 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:06:52 ID:???
それはないだろ 松山最大値が8だから大失敗かな

373 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:16:45 ID:???
駆け引きなのだよ

374 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:24:10 ID:???
そっかぁ
やっぱり松山だね

375 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 23:50:06 ID:???

松山の説得A →  クラブ7
松山の説得B →  ダイヤ4
松山の説得C →  スペード8

霊夢の反応 →  ダイヤ10
萃香の反応 →  スペード10


松山は、過去の経験から喧嘩というものに敏感だった。
食堂で咎なく殴られて、自分も掴みかかったことで空気を悪くしたこともあり……
また破天荒な発言をして、険悪な雰囲気をもたらすキャプテン達を目にしてきただけ、その思いもひとしおだった。

しかし松山もひとつ失念していた。
幻想郷で暮らす少女達にとって神聖ともいえる決闘のルールがある。
弾幕ごっこは殴り合いではなく、遺恨を残すような……外の世界で言う『喧嘩』とは明らかに違う。
よくよく見れば、勝負をもちかけた萃香にも、それに乗った霊夢にも、遊びに出かけるような柔らかさがあった。
それでもなお説得しようと言い募る松山の横顔を見ながら、魔理沙が嘆息する。

松山「だからさ! 皆で楽しむパーティーで喧嘩なんか始めるより、話し合いで……」
魔理沙「(霊夢も萃香もこういう時に耳を貸すわけないんだって。
      光のいたとこじゃ、口で言うだけで引っ込む物分りのいい奴ばかりなのか?)」


376 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 23:50:19 ID:???

魔理沙がこっそり吐露した通りに、松山の説得は功を奏するとか以前に、右から左へ素通りしたも同然で……
聞き終えても、両者とも松山を一瞥するだけで、左右の両脇を抜けて、大広間を退出してしまう。

霊夢「それじゃ早く済ませるわよ。まだ食べてないご馳走沢山残ってるし」
萃香「お〜! 霊夢と何か賭けて勝負なんて久しぶりで腕が鳴るね!」

そんな声を聞いて、ざっと振り返るが、2人とも社務所の窓から飛び出してすぐに姿は見えなくなった。
やがて夜空に美しく咲く、霊力弾と鬼の弾幕の魅せ合いで、松山の後ろで歓声が上がった。
いつからかパーティー参加してる少女達は大盛り上がりとなり、松山は一人……途方に暮れてしまう羽目となった。

松山「(あ、あれ? もしかして俺……ずれてた?)」

まるでピクニックで置いてけぼりにされた様な寂しさが心を埋めるが、おかまいなしに霊夢と萃香の勝負は続く。
少女達の喝采、天狗の切るシャッター音。それらをアクセントにして、守矢神社上空で展開される弾幕ごっこ。
どちらも被弾することなく続くが、やがて同時に響き渡るスペルカード宣言の声。 決着は……。


377 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/08(木) 23:50:46 ID:???

先着2名様で


霊夢のスペルカード → ! card
萃香のスペルカード → ! card


ダイヤ・ハート→ 夢想封印・瞬/百万鬼夜行
スペード・クラブ→ 二重結界/超高密度燐禍術
JOKER→ 出した方にイベント発生!



*マークが一致の場合は、数値が高いほうの勝利となります。

*霊夢と萃香の評価値と好感度が少し下がりました。


今日はここまで。お疲れ様でした。


378 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:51:37 ID:???
霊夢のスペルカード →  ダイヤ2

379 :森崎名無しさん:2009/10/08(木) 23:54:55 ID:???
萃香のスペルカード →  クラブ6

380 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 16:47:37 ID:???

霊夢のスペルカード →  ダイヤ2
夢想封印・瞬
萃香のスペルカード →  クラブ6
超高密度燐禍術



輪に二重の意味で加わることができずに
若干距離を置いて見上げる松山は目まぐるしく動く霊夢達を、目で追うのにも苦労を要した。
花火を見上げるのと違い、首に痛みを感じた頃、霊夢が動いてパターンが変わった。

松山「(スピードを上げて右に飛行……? あの勢いのままだと神社を出ちゃうんじゃ……あれ!?)」

松山は展開を疑問視して、目を擦った。
萃香から見て、右に飛んでいたと思った霊夢が、どうしてだか萃香の左にいて弾を撃ち出した。
しかもそれが連続して、萃香の周りは、左右から出現する霊夢の弾幕であっという間に包囲されてしまう。
一度、萃香がそれらを飲み込む巨大な火球を放ったが、有効な反撃にはならずに、グレイズが増えはじめる。

魔理沙「こりゃ霊夢の勝ちだな。萃香の反応や動きが思ったより鈍かったんだぜ」
射命丸「鬼様も巫女と同じで神社でのんびりしてましたしね。
     ある程度サッカーで感覚戻した霊夢の勝ちも順当かしら」


381 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 16:50:19 ID:???

言葉の最中、決着を見た魔理沙と、最後の萃香の被弾姿も撮影し終えて一息ついた射命丸が纏める。
夜空に僅かの余韻を残しながら……猫みたいに萃香の首掴んだ霊夢が降りてきて、開いたままの窓から入ってきた。

霊夢「とりあえず勝った」
魔理沙「お疲れなんだぜ」

広間から魔理沙が声をかけ、霊夢は肩がこったなんて仕草で応える。
途端に萃香が、ダメージなどないかのように、廊下から大広間へ幅跳びみたいに手を振って飛び込み……。
軽い足取りで戻ってきた霊夢も、一勝負終えた後とは思えない暢気な雰囲気で、萃香に言葉を向ける。

霊夢「これに懲りて妙な思いつきは止めなさいよ」
萃香「う〜〜〜〜、残念だなぁ」

残念がる萃香だが、勝負に負けたからには異を唱える気もないらしく、渋々受け入れる。
その後は自然と弾幕談義に話が移行して……勝負を観戦してた魔理沙やにとり達も加わって輪を形成する。
しかし側にいながら一人だけ、参加できない人物がいた。ご存知、松山光である。
説得も失敗して……空回り(自爆に近い)と知って、いたたまれない心境のまま、声をかけるべきか悩むことに。

松山「(今更話の輪に加わりにくい……けど、また事態が動いたみたいだし話しておくべきな気も……)」


382 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 16:50:47 ID:???

どうしますか?


A 恥はかき捨て。誰かに話しかける!
B 恥の上塗りだ。引き下がろう。
C 「いやあ良い勝負だった!」 拍手をして自然に加わる
D ここは動かず様子を見よう……
E その他 発言や行動を併記してください 


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



出かけてきます。続きは後ほど。


383 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 17:20:59 ID:p9IY7LCs
B

384 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 17:28:01 ID:AMkoEgRw
C

385 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 17:38:42 ID:/452Z+Zw
A

386 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/10/09(金) 17:56:13 ID:OytuXWF2


387 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 18:13:53 ID:ODJWhwCY
A
何かを得るため、何かを捨てるッ!

388 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 21:12:34 ID:???

>>387
少年漫画っぽい!


A 恥はかき捨て。誰かに話しかける!


和気藹々とする輪を遠巻きに見つめながら……松山は腹を据えて誰かに話しかけることにした。
てい! と尻込みしたい気持ちを両サイドから押しつぶす勢いで両頬を張ってから、近づいていく。

松山「あ、あの! ……あれ、魔理沙さんだけ?」
魔理沙「見たとおりなんだぜ? 変なこと訊くやつだなぁ」

どうやら覚悟を決めるまで、気付かないうちに時間かかってたようで……
元々、みんなやり残してたことがあるぶん、弾幕についての話を早々に打ち切って散っていったらしい。
まず萃香は、酒呑み勝負までは負けらんないと、弱り困りたじろぎ三拍子のにとりを捕まえて勝負再開している。
霊夢はジンギスカンのあるテーブルへ。射命丸と楓も、そちらに興味深いものを見つけたのでついていったらしい。
ここに残ってたのは、ぐびぐび酒を煽る萃香とにとり、暇そうにしてる魔理沙の三名だった。

魔理沙「それでどうしたんだ? 私に話なら暇だから歓迎するぜ」
松山「え〜っと」


389 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 21:12:55 ID:???

誰と話しますか?


A 萃香
B にとり
C 魔理沙
D 霊夢
E 射命丸
F 楓
G 酒樽さん


*D、E、FはI番テーブルへ戻っての行動になります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


390 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 21:34:16 ID:xuq9xSjQ


391 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 22:45:41 ID:cxrt1IXY


392 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:08:32 ID:MCr4oll+


393 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:15:26 ID:esBpkxSc
C
望みどおりにしてやるんだぜ?

394 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:16:03 ID:LJ5s9ruw
G
混沌を望むんだぜ?

395 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:17:12 ID:Dqa7oYrE
G

396 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:18:43 ID:???
酒樽さんになった件についてwww

397 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:20:31 ID:???
ちょwwwwまさかの展開wwwwwww

398 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:35:29 ID:???
酒樽さんに期待

399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 23:40:04 ID:???

G 酒樽さん


決意を定めて、誰かと話そうと一歩前に踏み出した松山光。
しかし己の足元を定めようと両頬を張ったのはまずかった。あれで脳が揺られて彼は今幻覚の世界に居たのだ……!

松山「よし、俺ちょっと酒樽さんと話してくるよ!」
魔理沙「……えっ? じゃなくて、はあぁ!?」

一瞬、魔理沙は松山の言葉の意味を解せず、または解釈するのを拒否してか反射的に素で返してしまう。
だが松山は止まらない。NonStopだ。爽やかな笑みを魔理沙に向けて、萃香の背後の酒樽に向かいひた走る!
その姿はさながら処刑間近な親友のために懸命に走り抜いた御方を想起させる。走れ! 松山!

魔理沙「(な、何が起きているんだ!? まさか光は霊夢みたく酒樽の神と話せるように……んな馬鹿な。
      もしや私と文が脅かしたせいで精神に異常を……待て、なら私が責任取らなきゃならないのか!?)」

松山の行動があまりにも迷いなきものだったので、魔理沙も状況に流されてしまってるが
誰一人突っ込み役不在な為、二人を正気に戻せる人物はいなかった。
そして酒樽にたどり着いた松山は、爽やかな笑顔で話しかけるのだ! その後ろでは魔理沙が箒を振りかぶった!

松山「やあ酒樽さん! せっかくのパーティーなんだし俺と話そうよ!」
酒樽「………………………………」


400 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 23:41:30 ID:???

先着2名様で


そして少年は酒樽に話しかけた → ! card
そして魔女箒は振り下ろされた → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。


ダイヤ・ハート・スペード・クラブ→ しかしあいさつはむなしくひびきわたった
クラブA→ 松山の見守る中、酒樽は笑顔で挨拶返してくれた……という話だったのさ
JOKER→ なんとさかだるがいきかえった!


*魔女箒の数値が上回ったか同じ場合、松山が正気に戻ってしまいます。
*7以上上回った場合、松山が気絶します。


401 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/09(金) 23:41:41 ID:???

今日はここまで。混沌も悪くないよね!
ところで>>360の勝負には未熟な身なので思いのたけでも語ってもらえると参考になって助かります。


402 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:44:19 ID:???
そして少年は酒樽に話しかけた →  スペード10
いくぜフィリップ!

403 :森崎名無しさん:2009/10/09(金) 23:45:55 ID:???
そして魔女箒は振り下ろされた →  ハート3

404 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/10(土) 00:29:40 ID:???

そして少年は酒樽に話しかけた →  スペード10
そして魔女箒は振り下ろされた →  ハート3


魔理沙の上段振り下ろし箒の一撃は、松山の頭頂部にクリーンヒットした。
だが、ひたむきな反面頑固なことで知られる松山は、石頭でもあったのか何事もなかった風に酒樽に話しかける。
松山の他愛なく話しかけてる様子が逆に空寒く感じて、魔理沙は後退りしてから、応援を頼むことにした。

魔理沙「ど。どーやら。こりゃ私の手に負えんぜ。広間の中で魔砲ぶっ放すわけにいかないしなうむ。
      しかし応援て言っても誰に頼むべきか……」

すぐに浮かび上がったのは、狂気を操る永遠亭の月の兎……鈴仙だ。
松山の精神に変調が見られたとしても、波長を操る鈴仙ならすぐに正気に戻せる筈……なのだが。

魔理沙「(できればあそこの奴らに借りみたいのは作りたくないぜ……でも私の責任っぽいしなぁ)」

悩みながら魔理沙が松山を一旦放置して離れていく。
その為、松山は依然そのまま酒樽に話しかけてるのだが……
幸か不幸か、最寄で床に腰掛けてる萃香やにとりも、酔っ払ってると認識して何も言わず見過ごしてくれていた。
よって、松山の酒樽さんとのお喋りタイムを邪魔する者は……いない!

松山「でさ、酒樽さん、俺はさぁ……」


405 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/10(土) 00:30:01 ID:???

どうしますか?


A ボブルセンの件を相談する
B 一緒に回ってみるよう誘ってみる
C 酒樽さんってコルネットさんと似てるよね!
D 呑み比べを挑む!(*何か賭ける場合は併記してください)
E 知ってる誰かのことを酒樽さんに話そう!(*名前を併記してください・外の人物でも可)
F その他 酒樽さんに対しての発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまでー


406 :森崎名無しさん:2009/10/10(土) 00:41:32 ID:a3caI5/c
A

なんという頼れる男酒樽乙でした!

407 :森崎名無しさん:2009/10/10(土) 00:43:17 ID:yJXFvVx2
A

408 :森崎名無しさん:2009/10/10(土) 00:51:49 ID:???


409 :408:2009/10/10(土) 00:54:28 ID:ejdC3XgQ
すみませんsageてました

Aで

410 :森崎名無しさん:2009/10/10(土) 02:04:49 ID:???
このメンバーの中で一番相談できそうな相手が酒樽さんってどうなのw

411 :森崎名無しさん:2009/10/10(土) 08:23:56 ID:???
松山「♪聞いてさかだるーさん ちょっと言いにくいんだけど
     聞いてさかだるーさん ポブさんがころされちゃう


     聞いてくれてありがと さかだるーさん」

一同「「「「聞かせるだけかよっ!!」」」」

412 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/10(土) 18:04:05 ID:???

>>406
酒樽さんをなめちゃいけない!
パラレル世界じゃサンパウロメンバーに何度も助言したり励ましたり……頼れるお方です!
>>410-411
相談するなら〜「酒樽のほうがまだマシだぜ!」 (一方通行ですが!)



A ボブルセンの件を相談する



調子を上げて酒樽さんとのお喋りにのめりこむ松山少年(*注・バーサク中です)だったが
その最中にトークペースが萎んで落ちた。やや話しにくそうに、酒樽さんと、ある男の名前を口にする。
松山も酒樽さんも知る由もないが、サイドのスペシャリストが伏してた幸運もあり、ややこしくならずに話が進む。

松山「……酒樽さん! 折り入って相談があるんだ!
   ボブルセンっていう口汚くて手が早くて人を見下して横暴で乱暴で倣岸不遜でワガママな奴がいて……
   こうして追憶するだけでどーなっても天命かな〜って思っちゃう奴だけど、殺されるの見過ごせないんだ!」

ドランカーフィールドに踏み込んでるためか、いつもの松山より率直な言動が目立つが
それだけに嘘偽り無く、酒樽さんに知恵の拝借を求めて真剣な口振りで言い募る。(注・メダパニ中です)
しかし所詮……酒樽さんは無機物だ。付喪神なども居はしない。陶然の帰結として、沈黙のみが答えとなる筈だ。

筈――なのだが。


413 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/10(土) 18:06:40 ID:???

酒樽?『そうなのかい。そいつは大変だねぇ……同郷の奴が殺されるなんて知ったらろくに宴も楽しめないよね』
松山「!!! そ……そうだよそうなんだ! 酒樽さんの言う通りだよ!」

何の奇跡かはたまた奇術か。
酒樽?が流暢に喋り出し、背を向けて微動だにしない萃香も気にも留めず、にとりも強張った顔つきでただ見てる。
松山と、何かを挟んで聴こえる声を出す酒樽さん?とのお喋りは続く。

酒樽?『ああわかるよ。もう心配いらないさ一つ力を貸してやる!
     その代わりさ、松山光あんたも頼まれ事引き受ける気はあるかい? や、まずこちらの要求を聞いてからがいいよね!』

松山が、無理難題でもともかく話を聞くだけならと頷くと、酒樽?の声の調子が弾んだ。

酒樽?『実はさ〜さっき霊夢に負けちゃって、このままだと折角色々考えてたのがすごく軌道修正なんだよ〜
     だからさ、光自身が地底行きたいって言ってやってほしいんだ。成立させてくれれば経過は問わないからさ』
松山「(……? なんか引っかかるな。でも何にかわからないぞ……?)」


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