キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【高頭を】TSUBASA DUNK12【解雇する】

1 :TSUBASA DUNK:2009/11/01(日) 12:43:42 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。

※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。

〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、県大会決勝リーグに乗り込むがまさかの2連敗!
もはや崖っぷちどころの騒ぎではなくなった海南……いったいどうなってしまうんだ!?

602 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/12/14(月) 15:41:00 ID:???
第1部乙でした!怒涛のラスト展開に笑いが止まらないwwwww
翼たち海南だけでなく、まだ見ぬ後輩や成長したライバルたちにも期待の心が膨らみます。
様々なバスケ漫画がありますが、どんなキャラが出てくるか楽しみですw

翼よーはーしれー翼よーはーしれー♪はーしりーぬけー♪(陵辱の世界を)

603 :小田ジュニア:2009/12/14(月) 16:21:58 ID:???
第1部完 お疲れさまです。
最後の最後で最高に笑わせていただきました。第二部も楽しみにしてますよ〜。

そして横島の女子バスケ界凌辱を楽しみにしてますw

604 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:14:46 ID:???
>>602 モリブレムさん
乙ありがとうございます!怒涛……怒涛の展開です。
田辺がキャプテンまでは私の許容範囲でしたが、クラブAで完全に跳び抜けました。
第2部に期待できるのか不安です。
他のバスケ漫画のキャラは小出しにすればよかったと今更ながら後悔しています。
DEARBOYSの主人公たちを2年に設定しておくとか。
次に出るのは「ほくろのバスケ」か「冨樫家電」か……

>>603 小田さん
コメントありがとうございます!
こんなんでいいのかってくらいふざけたラストになりました。
ちょっと力が抜けてて自分ではお気に入りです……が続きが激しく不安です。

横島はどう進化するのか、色々な意味で期待していてください!

***
では久しぶり(?)にTSUBASA DUNK外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜です。

〜あらすじ〜

サッカー筋の損傷で二度とサッカーが出来なくなった翼だったが、諦めきれず無名校の
サッカー部に入部。2年間をかけて仲間たちを成長させ、3年の夏、ついに静岡県大会
決勝戦でかつての仲間がいる南葛高校と対戦することに。

開始早々に先制点を奪われるも、翼の作戦が当たり、すぐに同点にする。そのまま前半は
終わり、1−1のままハーフタイムを迎えたのだった……

605 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:16:23 ID:???
ハーフタイムに入ってすぐの、両チームの控え室をつなぐ通路のちょうど真ん中あたり……

翼「ミーティングもあるだろうに呼び出して悪かったね」

翼は南葛のひとりの選手を呼び出していた。

??「い、いや……いいんだ(俺にはやっぱり南葛よりも翼が大事だから)」

翼「話はすぐに終わるから。さすがにミーティングにキャプテンがいないと困るだろ、石崎くん」

翼が呼び出した相手は南葛高校の石崎だった。石崎は今にも泣きそうな顔で翼を見ている。

翼「単刀直入に言う。やる気がないなら後半は出場しないでくれ」

石崎「えっ……」

翼「俺は全力の南葛と戦いたいんだ。勝つにしても、もし負けたとしても。石崎くんみたいに
  やる気のないプレーをされるのが一番嫌だ」

石崎「そ、そんなこと……!!」

翼「そんなことないなんて言わせないよ。前半戦、ウチの選手が何回キミの横を通り過ぎた?
  まあ、ボーッとしていたから石崎くんには分からないかもしれないけど」

石崎「だって、俺は翼とは戦いたくない……戦えないよ!!」

翼「ふざけるなッ!!」

静まり返ったコンクリート打ちの廊下に翼の声がこだまする。

606 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:18:12 ID:???
翼「俺がどんな思いで今日の試合に臨んだか分かるか!?3年前、もうサッカーが出来ないって
  突然宣告されて、いきなりサッカーを取り上げられた。これが最後って覚悟でプレーを
  することなくだ。俺はサッカーにきちんと別れを告げられなかった。ライバルに別れを
  告げられなかった。そして、チームメイトたちに別れを告げられなかった」

溢れだした翼の感情は止まらない。

翼「俺はどんな手を使ってでも、せめて南葛中のみんなとはもう一度だけでいいからサッカーを
  したいと思った。だから、俺でもサッカー部に入れそうな学校に進学した。幸いチーム
  メイトに恵まれてここまでくることが出来た。俺のサッカーは今日で最後になるかも
  しれない。それでも……それでも、もう後悔はない」

悲痛な告白だが、それでも翼の瞳に宿った光は失われない。いや、なお一層強く輝いていた。

翼「南葛中のみんなや、大友中の連中と最後にこうやって試合が出来る。それが楽しみだった。
  みんなの成長をフィールドで感じ、そして俺のチームメイトをみんなに見てほしかった。
  まだまだ南葛高校の選手に比べれば個人のレベルは低いけど、それでも作戦次第では
  互角以上に戦えると思っていた。それに、こんな俺のワガママに協力してくれるいい奴ら
  なんだ。俺にとって南葛中のみんなや、全日本のメンバーと同じくらい素晴らしい仲間
  だって自慢したかった。中学時代の俺はサッカーを通してしか人を判断できなかった」

今度は少しだけ自嘲気味に笑う。

翼「シュートが強い選手。ドリブルやパスが上手い選手。守備がいい選手。そうやってプレーで
  人を区別していた。だから、俺は森崎に負けた。でも、今は人をもっと違う見方で判断
  出来るようになったよ。そんな俺を中学時代の仲間に見てほしかったし、新しい見方で
  みんなともう一度仲間になりたかったんだ」

石崎「つ、つばさ……」

607 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:20:11 ID:???
翼はふうと息を吐くと、昂った感情を落ち着けてから言葉を続ける。

翼「本当は、俺にとって一番楽しみだったのが石崎くんとの対戦だったんだ」

石崎「えっ?」

翼「俺が南葛でサッカーを始められたのも、続けられたのも石崎くんがいたからだと思ってる。
  だから、石崎くんに今の俺を見てほしかった。お互いに全力でプレーして、この3年間、
  どんな練習をしてきたか、どれだけ成長したかを確かめ合いたかった」

再び感情が溢れてきたのだろう、翼の目からは今にも涙がこぼれそうになっていた。

翼「でも、石崎くんは俺にその機会をくれなかった。全力で戦うことを拒み、俺を憐れむような
  目で見下して……俺の努力を否定した!」

石崎「違う!違うよ……俺は翼と戦うなんて嫌なんだ」

翼「それが見下しているんじゃないか。俺を馬鹿にしているんだ」

石崎「違うってば。怪我とか関係なく、俺にとって翼はサッカー選手として憧れてて、大切な
   仲間だから戦えないんだよ」

翼「石崎くんは、俺に勝ちたいって気持ちはないのかい?憧れているなら俺を超えたいって
  気持はないのかよ!?」

石崎「え……翼を超える?」

石崎にとってそれは今まで考えたこともない発想だった。しかし、口にしたことでその感情が
一気に燃え上がる。精神的に幼いところもあったが、石崎もまた生粋のアスリートなのである。

608 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:21:56 ID:???
石崎「そうだよな。なんで、今までそう考えられなかったんだろう……」

石崎は何やら思案顔でぶつぶつつぶやくと、すぐに翼の方を向き直る。

石崎「よし、聞け!俺は今日、この試合に勝って、翼を超える!!そして、全国大会も制覇して
   日本一の選手になるぞ!!」

翼「俺は世界一を目指していたけどね」

石崎「よ、よ〜し……じゃあ、俺もワールドユースのキャプテンになって日本を優勝に導く。
   そして、世界一の栄光を掴んでみせるぜ!」

翼「ぷ……くくく……あははははは!!!」

石崎「な、なんだよ。俺が世界一目指しちゃおかしいかよ」

ムッとした顔で翼につめよる石崎。

翼「ごめん、ごめん。いや、あまりに単純で……でも、それが石崎くんのいいところだよね」

石崎「なんだよ、たまに真面目になってみりゃあよぉ……でも、俺は前言撤回はしねえ。男に
   二言はないからな!」

翼「頑張って(俺が笑った本当の理由は、昔の熱い石崎くんに戻ってくれたのが嬉しいからだよ)」

石崎「とにかく、後半は真剣勝負だ!怪我人だからって手を抜くんじゃねえぞ!!」

翼「それって普通は俺のセリフじゃない?」

それだけ言うとお互いに背中を向け、それぞれの控え室に戻っていった。

609 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:23:38 ID:???
控室に戻ってきた翼。熱海温泉高校のメンバーは体を休めながら翼を待っていた。

一之瀬「戻ってきたか。後半はどうするんだ?」

翼「向こうにこちらの最初の狙いは見破られているからね。何か新しい作戦が必要だね」

新田「こっちの手持ちの作戦と言えば……」

翼「縦ポンサッカー、八作(8番、やはぎ)とO木(0番、おぎ)のコンビプレー、あとは
  ロスタイムに捨て身の全員攻撃ってところかな。南葛の攻撃を守り切ってのカウンターが
  前提だけどね」

新田「やっぱり少ないっすね」

翼「準決勝までは新田が1点奪って、それを守り切ることしか考えてなかったからね。それでも
  なんとかなったのは毎試合きちんと点を取ってくれた新田のおかげだよ」

新田「いやあ」

予想外なところで褒められた新田はまんざらでもないという顔をする。

翼「新田がいなかったら本当にどうなっていたか……よくきてくれたよ」

新田「……南葛に行ったら山森を倒せないっすから」

中学時代には県下でライバルと言われた新田と山森。最後の夏を制したのはこの年、伝説の
全国大会V4を成し遂げた南葛のキャプテン山森だった。

新田「山森とライバルなんて呼ばれていても、大友中はずっと南葛に勝てなかった。そのまま
   同じ高校に進むなんて嫌だった。山森はいい奴だからそんなことを笠に着せないできっと
   仲良くなれる。でも、俺自身はその関係に納得できなかった」

610 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 17:24:32 ID:???
一ノ瀬って武蔵の一ノ瀬?

611 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:25:59 ID:???
だから進学先を探した。南葛に勝てそうな高校……東邦はすでに強すぎた。南葛に勝っても
自分の力で勝ったとは思えない。他の高校も現実的とは思えなかった。そこで思いついたのが
翼のいる熱海温泉高校だった。

新田「翼さんなら奇跡を起こせるんじゃないかって。今はまだ弱いチームでも、俺も協力して
   強く出来るんじゃないかって思ったんすよ」

翼も初めて聞く話だった。新田が熱海温泉高校に来たことは驚いたが、むやみに詮索することは
しなかった。翼にサッカーが出来なくなった理由があるように、新田にも何か事情があるのだと
そっとしておいたのだ。

O木「確かにお前らのおかげで強くなったよな。俺の膝の柔らかさを活かすドリブルのやり方も
   翼と新田が教えてくれたし」

八作「O木の柔らかい膝を使ったフェイントは最高だよな〜」

O木「いやあ、八作が最高のパスをくれるから活きるんだよ〜」

仲のいいコンビがお互いをヨイショする。サッカー部では見慣れた光景である。

一之瀬「まあ、俺たちもまさか本当にここまでこられるとは思ってもいなかったけどさ。楽しくて
    夢中でサッカーをしている内にいつの間にか県大会決勝だもんな」

八作「ほ〜んと、サッカーは楽しいよな〜」

八作の言葉にみんなが頷く。それを見て翼は微笑む。自分はもうサッカーが出来ない。でも、
自分の代わりにサッカーを楽しんでくれる仲間がここにたくさんいる。それが嬉しかった。

612 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 17:28:52 ID:???
>>610
いいえ、私が彼の存在を忘れてて1がつく名前を適当に充ててしまっただけの別人です。
紛らわしくてすみません。

***
いつもまでもこのハーフタイムが続いてほしいと思い、時計に目をやるとすでに残り時間は
少なくなっていた。

翼「いいか、みんな。後半は……」


※今回はみなさんからの案を募りたいので投票は「21:00時から」でお願いします。

A 自陣を固めて新田にパスを入れ続けるぞ!
B 自陣を固めて、攻撃はOぎやはぎコンビに任せるぞ!
C 全員で攻撃を凌ぎ続けて、ロスタイムに賭けるぞ!
D その他(良い作戦を考えてください。いや、マジで)
(21:00から投票をスタートし、先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

是非、南葛を倒すためのいい作戦を考えてください。なお、味方のガッツについてはほぼ無限と
考えてください。ただし、イベント的に急に減ることがあります。
味方の能力は得意なものでも南葛の選手より3〜5低いです。
相手を囲むと2の人数乗(3人なら2の3乗で8)の補正がつきます。

参考までに、後半の南葛は中山が引っ込み、中里が出てきます。

***
しっかし、自分で書いた文章ながら青臭いっすねえ。読みなおすと恥ずかしい。

613 :TSUBASA DUNK:2009/12/14(月) 18:13:57 ID:???
出掛けてきまーす。今夜は更新できるとしても12時以降になると思います。
みなさんに作戦を考えてもらうにもチームメイトのことが分からないですよね。
とりあえず今、考えてあるものだけでも……

―――――――  
―――H―――  
―――――――  
―――――――  
―――J―――  
G――I――F  
――E―F――  
―D―B―C― 
――@―A――  

H新田
J味方J 与一 キックの精度が抜群。ロングシュートも得意。
I味方I
G味方G 八作 万能型MF 控えのO木とのコンビプレーはなかなか。
F味方F
E味方E
D味方D
C味方C
B味方B
A翼
@味方@ 一之瀬 ドリブルとロングキックにやや定評がある。
控え ◎番 ○木 膝が柔らかい

名無しの選手についてはみなさんの好きなように設定していただいて構いません。
こういう選手にして、こんな作戦でどうかな?的な提案も大歓迎です。
選手の設定だけでもどしどしお寄せください。

投票以外でも感想などをいただけると思わず てっちり を奢ってしまいたくなるほど嬉しいです。

614 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 21:11:29 ID:zfR+fwts
もう投票して大丈夫だよね?


青臭い?違う違う、これは熱いというのだよ

615 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 21:25:15 ID:nUfb5yg6
B
ごめんツバダンさん
俺に作戦立てられる頭はないんだ

616 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 21:28:01 ID:WQbxSxfA

O木45度がでるのか

617 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 22:26:03 ID:???
10 十(つなし)
7 七尾
6 六道
5 五十嵐
4 四ノ原
3 三瀬

つなしは流石に厳しいか…
それにしてもこの外伝の翼は本当に応援したくなるぜ

618 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 22:35:10 ID:???
投票しそこねたけど俺もA(大友中的作戦)かB(キャラ立ち)かなあ
考えてはみたんだけど浮かばない…
ほとんどのキャラが白紙状態でチーム力が低いとなると
作戦を立てるのはちょっとハードル高かったです

俺に出せるのはこれぐらい…
つ10 十日戎(四日市的なノリで)


つばだんさんの翼は本編も外伝もカッコいいので
これからも全開で行って下さい

619 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 22:40:00 ID:???
じゃあ俺も
I十勝
F七氏
Eロック
D五反田
C四条
B三ノ宮

620 :森崎名無しさん:2009/12/14(月) 22:43:43 ID:???
Kターク・ハル

621 :森崎名無しさん:2009/12/15(火) 18:27:41 ID:???
I 天
F 諸星
E 炭
D 郷
C 桑都呂
B ナベアツ


622 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 21:29:13 ID:???
>>614
熱いなんて最高の褒め言葉じゃないっすか!チョー嬉しいっす!!

>>615
すみません、ムチャぶりにもほどがありましたよね……

>>616
いたー!O木45度を知ってる人がいたー!!なかなかやりますな。

>>617
すみません、ネタを拾い切れるほどアンテナが優秀ではないのですよ……
どんどん翼を応援してやってください!!

>>618
ちょっと無理があるとは私も早い段階で気付いていました。書き込んだ瞬間くらいに。
でも、「もう取り消せないよ」ということで最後まで突っ張ってしまいました。
かっこいいなんて言われると翼が喜びますよ。私も思わず小躍りです。

***
えー、実を申しますと、最初の構想ではハーフタイムの石崎との会話後に後半をすっとばして
(どっちが勝ったかをぼかしつつ)数年後……のエンディングを描く予定でした。
こうしないと名無しばかりの熱海温泉高校が虐殺される絵しか思い浮かばなかったので。

ですが、もう少しだけサッカーをしてみたくなりました。ハーフタイムの控え室から回想に移り、
名前をもらったチームメイトを少しだけパワーアップさせて1−1の後半開始からとしたいと
思うのですが、よろしいでしょうか?回想は翼が1年の夏休み(3年が引退したところ)から
始まります。

このまま名無ししばりで試合をするのも楽しそうだという方もいるかもしれないので投票制に
させていただきます。

623 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 21:34:12 ID:???
TSUBASA DUNK外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜の今後の展開をどうしますか?

A 回想?味方がパワーアップ?よし、やれ。俺が許す!!
B このまま名無し多めで闘った方が面白そうじゃね?
C いや、さっさと本編を進めろよ(新章は次スレから始めるつもりですが、早めます)
D むしろ、ここはグラップラー凉子でしょう?
E その他(こんなのが見たい!など)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

624 :森崎名無しさん:2009/12/16(水) 21:37:04 ID:BfUTbQec
B

625 :森崎名無しさん:2009/12/16(水) 21:38:07 ID:XemRmc8g


626 :森崎名無しさん:2009/12/16(水) 22:37:35 ID:???
乗り遅れた
Aも見たかったけど名無し達が奇跡を起こすことを信じて…!
あと新田も

627 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 22:56:29 ID:???
>>626 新田「あと……って。あと……ってないだろう?」

***
>B このまま名無し多めで闘った方が面白そうじゃね?
>現在の名無しキャラはこれからも名無しのままで進めます。

>>612の続きから
>B 自陣を固めて、攻撃はOぎやはぎコンビに任せるぞ!

翼「自陣を固めて、攻撃はOぎやはぎコンビに任せるぞ!」

O木「やったァー!俺の出番だな!!」

翼の言葉にO木が両手を上げて喜ぶ。

八作「よかったな、O木。お前も頑張ってたもんな」

一之瀬「フォーメーションは?」

翼「F番と交代でO木が入り、八作とツートップ。新田はセントラルMFの位置に入ってくれ。
  ボランチのEとIはやや開き気味にポジションをとって。3バックのみんなはとにかく
  ペナルティエリアの中を固めること」

一同「了解!」

翼「ボールを奪ったらとにかく前に蹴り出す。Oぎやはぎコンビはとにかく空いてるスペースを
  見つけて入り込むのが上手い。隙があればどんな番組……いや、場面にでも顔を出す!
  クリアーボールが上手く向こうの選手が少ない位置に落ちればこっちのもんだ」

O木・八作「任せてよ」

628 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 22:58:25 ID:???
熱海温泉高校の後半のフォーメーション

―――――――
―――――――
――G―◎――
―――――――
―――――――
―――H―――
―E―――I―
―D―B―C―
―――@A――

G八作
◎O木
H新田
E名無し
I名無し
D名無し
C名無し
B三村(失礼しました。名前がありました)
@一之瀬(GK)
A翼

629 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:00:31 ID:???
一方、南葛高校の控室では……

中山「はぁ……はぁ……」

中山が肩で息をする。ハーフタイムに入って結構な時間が経つが一向に呼吸が落ち着かない。

岬「中山くんはちょっと飛ばし過ぎたね。開始早々にドライブシュートを出したことでペース
  配分がメチャクチャになった」

中山「最初から後半まで出るつもりはないさ。翼と戦いたがってる奴が他にもいるからな」

中里「ニン!」

中山に視線を向けられ、いつもよりやや緊張ぎみに返事をする中里。

中山「後半はいつもどおり中里を出してくれ」

岬「オーケー(言われなくてもそのつもりだったけど、自分の口から言ってもらえると助かるよ)」

中山は怪我から復帰したとはいえ、体力は完全には戻っていなかった。大きな怪我をし、体に
メスが入れば体力はかなり落ちる。取り戻そうにも、成長期に無理をすれば一生に関わると
運動量を制限されていたのだ。

だから中山は試合に半分しか出られない。前半か後半だけ。しかし、体力は落ちているとはいえ、
その技術は健在、いや限られた時間の中で鬼気迫る集中力を持って取り戻し、そして今では
以前よりキレが増している。そんな中山を欠いたあとにチームのバランスが悪くならないよう、
中山と中里が交代で出るように南葛はしているのだった。

630 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:01:57 ID:???
他の選手たちも翼と戦いたいという顔をしているが、1−1というスコアを前にワガママは
言ってられなかった。

岬「フォーメーションは中山くんの位置に井沢くんが入って。石崎くんがDFの中央に入って
  中里くんがサイドに回ってくれ」

石崎(キャプテンは俺なんだけどなー。まあ、頭を使うのは岬や中山にも出来る。俺は俺にしか
   出来ないことをするんだ!)

岬「井沢くん、さっきも言ったけど相手はパスコースを限定させようとしてくる。誘いに簡単に
  乗らないようにね」

井沢「分かってる」

熱海温泉高校の守備が南葛から何度もボールを奪えたのには理由があった。単純だが、それ故に
引っ掛かりやすい。

岬「僕や中山くんはパスでゲームを作るタイプだ。相手に距離を空けて守られれば無理に抜く
  ことはしない。フリーの味方を見つければそこにパスを出す」

だが、それだけではコースを限定出来ない。前半の南葛高校の守備は両サイドとも薄かった。
どちらにでもパスが出来たはずだが、熱海温泉高校はパスコースを完全に読んでいた。

中山「まさか、俺と岬に似たような癖があるとはな」

岬「う〜ん、右足でボールを蹴るなら誰でも同じじゃないかな?左右どちらにも蹴っていいなら
  左の方が蹴りやすい。さらに相手が右前にいたらやっぱり左に蹴るよ」

631 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:05:47 ID:???
浦辺「そんな単純なトリックだったのかよ!?」

パスを受けてはDFに囲まれてつぶされた浦辺が叫ぶ。岬の解説にさらに付け加えるなら手や
足と同じように、目にも利き目というものがあり、それがパスを出す判断に影響していた。
また、一番いい位置にパスを出せる彼らのコントロールの良さがパスコースを読みやすくして
いたこともDFがボールを奪いにいくことを助けていた。

岬「でも、単純すぎて最初はそんなの作戦だと考えなかったからね」

中山「俺たちがパスを出す瞬間には守備は全員がサイドに寄っていた。逆サイドの山森がフリーに
   なることを恐れずに。かなり勇気がいるぜ」

岬「自信があったのもあるんだろうけど、そこまで賭けに出ないと互角には戦えないと思った
  んだろうね」

滝「でも、見事に賭けに勝って、同点のまま後半戦に入られちまったな」

高杉「でも、前半の途中からはこっちが攻めて、向こうはずっと防戦一方だったぜ」

岬「いちばん怖いのはそこだよ。こちらがどれだけ攻めてもゴールを割れない。消極的な試合に
  客席からブーイングをされても心を乱さない。それだけの覚悟と決意があるってことさ」

中山「翼は恐ろしいチームを作り上げたもんだ」

翼の執念、そしてそんな彼がサッカー選手として致命的な傷を負っていることを考え、控え室の
中が静まり返る。そして、誰もが心の中で考える。そこまでしてサッカーがしたい翼。そんな
翼に本当に勝ってもいいのだろうか?いや、勝てるのだろうか?

632 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:08:10 ID:???
沈黙を破ったのはキャプテンの石崎だった。

石崎「違うだろ!翼にここまでさせているのは俺たちだろ?ここまでしなくちゃ互角に戦えない、
   そう思ったから向こうはこういう作戦を取っているんだ!諦めるでも、開き直るでもなく、
   作戦はどうあれ真っ向勝負でぶつかりにきてるんじゃないか。そんな相手から逃げるのが
   俺たちのサッカーじゃないだろ?向かってくる相手にはぶつかって、そしてなぎ倒す!!
   それが俺たち南葛のサッカーじゃないか!翼としてきたサッカーじゃないか!!」

一同「「「!!」」」

石崎「変な遠慮なんてしたら翼が余計みじめになるだけだ。他のチームなら南葛と対戦するって
   だけで最初から試合を諦めてしまうところもある。県内では中堅や強豪のチームですらだ。
   熱海温泉高校なんて2年前までは1回戦を勝てるかどうかってチームだったんだ。それが
   打倒南葛を目標にここまで上ってきたんだ。全力でぶつからなくちゃ失礼だぜ!」

浦辺「……そう、だよな。ああ、真っ向勝負してやろうじゃねえか!」

石崎の言葉に真っ先に反応したのは負けん気が強い浦辺だった。彼が不思議な力を見せることは
今ではなくなっていた。心なしか額の傷が小さくなったようにも見える。体が大きくなったから
だろうか?

来生「ハッハァー!俺様も本気を出すのは忍びなかったが、そういうことなら見せてやるぜ。
   後半は『踊る来生劇場THE MOVIE〜ゴール前を封鎖せよ〜』だぜ」

バカが続く。しかし、この一言で控室の雰囲気が軽くなったことは確かだった。

岬(ふう、雰囲気がよくなって助かったよ。さすがに僕にはこういうことは向いてないからね。
  石崎くん、浦辺くん、そして来生くん……この才能はちょっとうらやましいよ。まあ、
  こうなりたくはないけどさ)

633 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:11:41 ID:???
中山「石崎、そろそろ時間だぞ」

石崎「おっと、じゃあいくか」

石崎の言葉で選手たちは肩を組み、輪を作る。

石崎「向かってくる奴らは誰だろうと全員倒す!今年こそ俺たちが全国bPだ!!南葛―――!!!」

一同「ファイッ!!!!!!」

フィールドに向かう彼らの顔はとても晴れやかに見えた。

634 :TSUBASA DUNK:2009/12/16(水) 23:13:42 ID:???
【南葛の後半のフォーメーション】

――――H――  
――J――――  
―――――――  
―――I―――  
―G―――F―  
―――E―――  
―――――――  
D―BA―C 
―――@―――  

H来生
J長野
I岬
G浦辺
F山森
E井沢
D中里
C滝
B石崎
A高杉
@一条

***
といったところで今日はここまで。ハーフタイムで燃え尽きるとは……計算が甘かった。

635 :森崎名無しさん:2009/12/16(水) 23:36:04 ID:???
乙です
やっぱこの辺りのメンバー好きだなー
とはいえ翼を応援するよ!

636 :キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2009/12/17(木) 00:17:26 ID:???
乙でした。
石崎がちょっとかっこよくないですか?サルなのに!

完全に乗り遅れちゃった。
遅いですが第一部完乙でございました。
全国の強豪と対戦できなかったのは残念ですが、これからの楽しみが増えたと思えば。
そんなわけで第二部も、もうひとつのキャプテン翼のつづきも楽しみにしてます。



637 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:08:34 ID:???
>>635
自分の南葛のメンバーは書いていて楽しいです!

>>636 正美さん
TSUBASA DUNKは翼と石崎の人気向上を目指しています。あと、出来れば高杉も……
深津、河田、南などが出せなかったのは残念ですが、また違った楽しさが生まれたと私も
前向きに考えています。これからもどうぞ広い心でお付き合いくださいませ。

***
熱海温泉高校の後半のフォーメーションを変更します(10人しかいなかった……)

―――――――
―――――――
――G―◎――
―――――――
―――――――
―――J―――
―E―H―I―
――DBC――
―――@A――

G八作
◎O木
J名無し
H新田
E名無し
I名無し
D名無し
C名無し
B三村
@一之瀬(GK)
A翼

638 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:11:26 ID:???
後半開始が近づき、選手たちが再びフィールドに入場してくる。

翼(中里……中山は引っ込んだのか。ドライブシュートまで使えるようになっていたのには
  驚いた。後半は何が飛び出すのか、楽しみだよ)

フィールドに散らばった南葛のメンバーをゆっくりと見渡す翼。自陣ゴール前からでは距離が
あったが、それでも長年付き合ってきた仲間たちのことは間違えずに見分けられる。

翼(さて、負けたら今日がサッカー選手としての俺の最後の日になるわけだけど……)

そこまで考えて首を振る。

翼(いや、フィールドに立った以上、考えるのは勝つことだけだ!)

相手が誰だろうと、どれだけ格上だろうと勝つ意思のない者は戦いの場に足を踏み入れることは
許されない。怪我や病気があろうが、ここにいる以上は1人の選手として全力でぶつかるだけだ。

翼「みんな、絶対に勝とう!」

大きな声で翼が叫ぶ。最後列からのその声が追い風のように味方を勢いづける。

一同「「「おう!!!」」」

振り返った顔は全て笑ってはいたが、それでも最後まで全力で戦おうという意思が滲み出ていた。

639 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:12:42 ID:???
そして、後半戦が始まる。前半のキックオフは南葛からだったので、後半は熱海温泉高校である。

ピーッ!!

センターサークルでO木が横に軽く蹴ったボールを、八作がバックパスする。パスを受けたのは
新田だった。そして、センターサークルの2人は南葛陣内へとダッシュする。

新田「よ〜し、出来るだけ前に行っちまえよぉ」

新田はそのまま自陣でボールをキープしようとする。

来生「フォワードとしての格の違いを教えてやるぜ!」

新田「来生さん!(Oぎやはぎコンビはまだあんまり前に進めていない。なら!!)」

すぐに来生がボールを奪いにくる。前線の2人がまだ浅い位置にいることを確認した新田は
ドリブルで来生を抜くことを試みる。

640 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:14:01 ID:???
先着2名で
(攻撃側)
新田のドリブル→ ! card+(ドリブル)18
(守備側)
来生のタックル→ ! card+(タックル)14
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
1、0、−1→左から(味方J番がフォロー)(せりあい)(長野がフォロー)
≦0→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
来生の数字がAの場合、「スキル:天パジスタ」が発動し15扱いになります。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

641 :森崎名無しさん:2009/12/18(金) 10:14:44 ID:???
新田のドリブル→  スペード2 +(ドリブル)18

642 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/18(金) 10:15:07 ID:???
来生のタックル→  スペード8 +(タックル)14


643 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:48:28 ID:???
>新田のドリブル→  スペード2 +(ドリブル)18=20
>来生のタックル→  スペード8 +(タックル)14=22
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2(の間違いでした)→守備側がボールを奪う!

新田(来生さんって動きが読めないから苦手だよ……)

何を仕掛けてくるのか分からない、ギリギリまで見極めようと新田のドリブルが消極的になる。

来生「ハッハァー!下手の考え甘めに煮たり!」

ズザザーッ!!

そんなことはお構いなしとばかりに、来生は速攻でタックルを仕掛ける。

新田「えっ!?しまった!!」

バシッ!!

来生がボールを奪う。

来生「新田、見てろよ!これがドリブルのお手本だぜ!!」

味方の上がりを待たずに来生が切り込んでくる。

翼「パスはない!とにかく囲んでからボールを奪いにいけ!(1人じゃ絶対に止められない)」

一同「「「おう!!」」」

J番、I番、E番が囲みにいく。

644 :TSUBASA DUNK:2009/12/18(金) 10:50:22 ID:???
来生「へっ!お前らじゃ『役不足』だぜ」

J番「もう少し日本語を勉強してこいや!!」


先着2名で(攻撃側と守備側に分けて引いてください)
(攻撃側)
来生のドリブル→ ! card+(ドリブル)19−(3人に囲まれたペナ)8
(守備側)
味方E→ ! card+(タックル)12
味方J→ ! card+(タックル)11
味方I→ ! card+(タックル)12
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
1、0、−1→左から(長野がフォロー)(せりあい)(新田がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
来生のマークがダイヤの時、ロシアンルーレットが発動し数値に+4されます。ただしカードの
数字が4、6、9で必ず行動失敗します。
来生のマークがハートの時、天然ドリブラーが発動し数値に+3されます。
来生の数字がAの場合、「スキル:天パジスタ」が発動し15扱いになります。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

645 :森崎名無しさん:2009/12/18(金) 10:55:41 ID:???
来生のドリブル→  クラブ9 +(ドリブル)19−(3人に囲まれたペナ)8

646 :森崎名無しさん:2009/12/18(金) 11:44:54 ID:???
味方E→  クラブ8 +(タックル)12
味方J→  ダイヤ5 +(タックル)11
味方I→  ハート6 +(タックル)12

647 :TSUBASA DUNK:2009/12/21(月) 15:06:08 ID:QHGyLcvo
>来生のドリブル→  クラブ9 +(ドリブル)19−(3人に囲まれたペナ)8=20
>味方E→  クラブ8 +(タックル)12=20
>味方J→  ダイヤ5 +(タックル)11=16
>味方I→  ハート6 +(タックル)12=18
>接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。

味方E番がスライディングタックルを仕掛ける。

来生「見える!!」

来生はジャンプでかわそうとする。しかし、周りを相手選手に囲まれていたため、どうしても
動ける範囲が限定される。なので、守備側もその動きを読みやすい。

味方E(足を伸ばせば届く!!)

自分の上を跳んでいく来生の足元で浮いているボールに向かって足を伸ばすが……

ガシッ!!

味方E「あっ!!」

来生「どわっ!!」

味方E番が伸ばした足は目測を誤り、来生の足に引っ掛かってしまう。

ピーッ!!

主審が笛を吹き、味方E番のファールを告げる。来生に怪我がなかったこと、また守備側の
人数が多く、無理いくような場面に見えなかったことからわざとではないと判断され、カードは
出なかった。

648 :TSUBASA DUNK:2009/12/21(月) 15:07:47 ID:QHGyLcvo
実況「南葛高校、後半開始早々フリーキックを得ました。ゴールまでは30mほどありますが、
   ゴール正面。南葛の選手たちが続々と熱海温泉高校陣内に入ってきます」

解説「南葛高校は攻撃のタレントが豊富ですからね。誰に合わせるのか観ている方は楽しみです。
   しかし、守る方にとってはたまったもんじゃありませんよ」

新田(くっ……俺のミスからピンチに!!)

翼(フリーキックか。絶対に守りたいが、前線に誰かを残すことで相手にプレッシャーをかける
  ことが出来るのも事実。Oぎやはぎコンビか新田を残すか、それとも全員戻らせるか?)

熱海温泉高校の選手たちが翼の指示を待つ。


A Oぎやはぎコンビは前線に残し、9人で守り抜く!
B 新田を残し、10人で守り抜く!
C 南葛相手に余裕はない。全員で守り抜く!
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

649 :森崎名無しさん:2009/12/21(月) 15:34:57 ID:H+tUuVcs
A

650 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/21(月) 16:38:44 ID:WTqkfK2A
A

651 :TSUBASA DUNK:2009/12/21(月) 17:00:47 ID:QHGyLcvo
>A Oぎやはぎコンビは前線に残し、9人で守り抜く!

翼はO木と八作の2人に前線に残るように指示を出す。それを見た南葛のDF陣は、中里を
除いて自陣に残る。

石崎「大丈夫だ、一条を入れればこっちは4人。それに向こうの攻撃で怖いのは新田だけだろ?」

高杉「あの控えがどれほどの選手か分からないが、いい選手ならスタメンで出てるはずだしな」

キッカーはおそらく岬だろう。30mの距離では直接シュートはないと思っていい。

翼(注意すべきは長野のポストプレー、浦辺・山森・中里のサイドアタックからのセンタリング、
  井沢が中央からくることもあるか?とりあえず来生の動きには注意しておいた方がいいか)

一条「で、どうするんだ?」

翼「そうだな……」


A 長野に多めにマークをつける
B 右サイドアタック(山森)をケアする
C 左サイドアタック(浦辺、中里)をケアする
D 中央をケアする(井沢、岬)をケアする
E バランスよく守備を敷く
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

652 :森崎名無しさん:2009/12/21(月) 17:54:49 ID:QMBoxqBc


653 :森崎名無しさん:2009/12/21(月) 18:58:15 ID:sGxm4cMY
一条と翼が話しているように見えるな…
A

654 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 16:19:52 ID:QJgVXpic
>>653
一条と一之瀬の間違いでした!
何度同じミスを繰り返せば……自分の馬鹿野郎ッ!! (ぶん殴っておきました。これで許して)

***
>A 長野に多めにマークをつける

翼「長野に多めにマークをつけよう。ここまで決定力がない長野のポストプレーはある程度
  自由にさせてきた。岬くんならきっとそこをついてくるはず」

一之瀬に答えると、翼はチームメイトに指示を出す。一方、キッカーの岬は……

岬(先ほどから長野くんのポストプレーにはマークをつけていなかった。確かに彼自身にはあまり
  得点力や突破力はないからね。パスに気をつけながら、トラップしたところを狙いにいけば
  ボールを奪いやすい)

長野自身もそれは分かっていた。

長野(翼、俺のシュートやドリブルは怖くないってのか?だが、それでも俺にはポストプレー
   しかない。今度こそ俺のポストプレーで若島津を倒すんだ!)

シュートやドリブルの精度を上げた方が選択肢は広がることくらい長野にだって分かっていた。
しかし、長野にはどうしても譲れない思いがあった。

「ポストプレーで若島津に勝ちたい」

中学3年の夏。日向率いる東邦との激戦を制し、南葛は全国大会でV3を成し遂げた。だが、
長野は満足していなかった。彼の唯一にして最大の武器であるポストプレーが東邦のゴール
キーパー若島津の飛び出しの前に完全に抑えられたからである。

655 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 16:22:42 ID:QJgVXpic
それでも大会を通じての活躍が認められ、ジュニアユース日本代表の候補合宿に呼ばれた。

長野(そこで俺は思い知らされた。全国でトップレベルのプレーヤーたちと俺の実力の差を。
   それに悔しいけど生まれもっての才能の違いも見せつけられた。俺がひとつ覚えるまでに
   他の奴らは2つも3つも先に進んでいた。俺はきっと最高のサッカー選手にはなれないと
   気付いたんだ)

結局、長野が代表に呼ばれることはなかった。

長野(俺は決めた。サッカー選手としての頂点は俺には目指せないかもしれない。ならば俺は
   ポストプレーヤーの頂を目指す!若島津の飛び出しにも負けない、ポストプレーヤーに
   なるんだ!だから、こんなところで足踏みしてらんないんだよ!!)

長野が岬に目で訴える。俺にパスしてくれと。

岬(分かっているよ)

南葛で最も正反対の2人は岬と長野かもしれない。日本だけでなく海外も渡り歩き、幅広い
プレースタイルに柔軟に対応でき、また本職のMF以外にもほとんどのポジションを無難に
こなせる岬。しかし、高いレベルでは器用貧乏と言われることもある。一方、頑なにポスト
プレーにこだわり、自分の練習時間の全てをそれだけに費やしてきた長野。全国レベルでは
まだ「一芸だけの選手」との評価すら得られていない。

そんな2人はかつて練習中にぶつかり合ったことがあった。

656 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 16:25:57 ID:QJgVXpic
昨年の全国大会が終わり、当時の3年生が引退してすぐの頃。岬や修哲トリオ+高杉、石崎と
いったジュニアユースで代表入りしたメンバーはすでにレギュラー、もしくは補欠には入って
いたが、長野はようやくレギュラー組に入ることができた。

長野(よ〜し、俺のポストプレーで南葛を全国優勝に導くぞ!)

しかし、何度目かの練習の時に岬が言った。

岬「長野くん、ポストプレーの練習ばっかりじゃなくて、ドリブルやシュートの練習もして
  くれないかな?今のままだと選択肢が少なすぎてパスしようがないよ(東邦に勝てない
  にしてもいい勝負くらいしないと僕の評価まで下がっちゃうからね。なんとかキミと
  来生くんに若島津くんを揺さぶってもらわないと困るんだよ)」

ゲームメイクを担う岬としては当然の発言だったが、長野にとっては気に入らない言葉だった。

長野「俺はポストプレーにかけている。何人マークにこようが、味方にボールを送ってみせる」

岬「点が取れないフォワードになんの価値があるのさ?」

珍しく岬が噛みつく。もしかしたら、器用貧乏と呼ばれる岬にとって、ひとつの技にこだわる
長野のスタイルが羨ましく思えたのかもしれない。しかし、価値がないと言い捨てられた長野も
さすがに我慢が出来ない。自分の生き様を否定されたようなものだからだ。

バキッ!!

岬の頬を長野の拳が打つ。吹き飛んだ岬を見て、長野が我を取り戻す。

長野「……すまん。だが、俺はこのプレースタイルを変えることは出来ない。気に入らなければ
   試合に出してもらえなくても仕方ないと思っている」

657 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 16:27:48 ID:QJgVXpic
しかし、岬は長野を起用し続けた。キャプテンの石崎に「次の試合のスタメンはどうする?」と
相談されれば「ツートップは来生と長野」と必ず答えた。その理由が一芸にこだわる長野への
評価なのか、なにかしらの打算があったのかは分からないが、とにかく岬は長野を使い続けた。
長野も自分を使い続ける岬に疑問を抱きながらも、ただただ飛んでくるボールを来生や味方に
合わせ続けた。

岬(今日はあの時の答えを見せてもらうよ。シュートもドリブルも強くないキミがこんなとき
  とうするのかを)

ボシュッ!!

キッカーの岬は迷うことなく長野に向かってボールを蹴り込んだ。

658 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 16:29:08 ID:QJgVXpic
先着2名で(攻撃側と守備側に分けて引いてください)
(攻撃側)
長野のポストプレー→ ! card+(高い競り合い)22−(3人に囲まれたペナ)8
(守備側)
味方H→ ! card+(高い競り合い)13
味方C→ ! card+(タックル)14
味方D→ ! card+(タックル)14
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→長野がポストプレー成功!ボールは……
1、0、−1→左から(中里がフォロー)(せりあい)(ゴールキック)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

659 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/22(火) 16:29:43 ID:???
長野のポストプレー→  ハートJ +(高い競り合い)22−(3人に囲まれたペナ)8


660 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 16:33:44 ID:???
味方H→  クラブJ +(高い競り合い)13
長野の気合いを感じる

661 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 16:41:52 ID:???
味方H→  スペード3 +(高い競り合い)13
味方C→  ハート10 +(タックル)14
味方D→  ハート6 +(タックル)14

662 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 17:24:48 ID:QJgVXpic
>>660 まさか長野がこんなキャラになるとは思いませんでした。書いてて楽しかったけど。

***
>長野のポストプレー→  ハートJ +(高い競り合い)22−(3人に囲まれたペナ)8=25
>味方H→  スペード3 +(高い競り合い)13=16
>味方C→  ハート10 +(タックル)14=24
>味方D→  ハート6 +(タックル)14=20
>(攻撃側の数値)25−MAX(守備側の数値)24が1→中里がフォロー

翼の予想どおり、長野にボールが飛んでくるのを見てDF陣が競り合いに向かう。

岬(今度は競り合いにくるか。そうだよね。この状態では長野に自由にボールを落とさせる
  わけにはいかないよね)

翼が味方を長野のマークに向かわせたのはそれを読んでいたからではない。それがいちばん
されて困るプレーだからである。長野の周囲のスペースに南葛の選手たちが走り込んでくる。

翼(来生、井沢に浦辺か。3人に攻め込まれたら人数差があってもウチの実力じゃ守りきれない。
  ポストプレーを防ぐしかない!!)

ポストプレーの体勢に入る長野に3人がマークにつく。ボールに向かって4つの体が跳ぶが、
長野が頭ひとつ抜けている。

長野(3人がかりだと空いてるスペースに落とすのが精一杯か……誰か、頼む!)

ポムッ……

長野は自分の後ろの誰もいないスペースにボールを落とす。

中里「ニンニン!!」

そこに中里が走り込んでいた。

663 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 17:26:27 ID:QJgVXpic
来生たちに気を取られていた熱海温泉高校の守備陣は中里の対応に遅れ、易々と侵入を許して
しまう。ペナルティエリアを縦断した中里はすでにゴール前までドリブルで進んでいた。

翼「一之瀬はドリブルを止めにいけ!俺はシュートに備える!!」

一之瀬「おう!」

一之瀬が飛び出す。

中里「ニンニン!!」

664 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 17:28:05 ID:QJgVXpic
先着4名で(攻撃側と守備側に分けて引いてください)
(攻撃側)
中里の判断→ ! card(ダイヤ・ハートでドリブル/スペード・クラブでシュート)
中里の1対1?→ ! card+(ドリブル)16/(シュート)14
(守備側)
一之瀬の競り合い→ ! card+(競り合い)13
翼のブロック→ ! card+(ブロック)19
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
1、0、−1→左から(長野がフォロー)(せりあい)(新田がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

【補足・補正】
中里がドリブルを選択し、さらに一之瀬を抜いた時、翼とドリブル対タックルの勝負になります。
一之瀬の読み(ドリブル)が当たった時は+2、外れた時は−2の補正がつきます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。

665 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 17:34:24 ID:???
中里の判断→  スペード4 (ダイヤ・ハートでドリブル/スペード・クラブでシュート)
中里の1対1?→  クラブ10 +(ドリブル)16/(シュート)14

666 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 17:40:30 ID:???
>>664は「先着2名で(攻撃側と守備側に分けて引いてください)」が正しいです。
なので>>665は有効です。

次の方は
一之瀬の競り合い→ ! card+(競り合い)13
翼のブロック→ ! card+(ブロック)19
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

667 :TSUBASA DUNK:2009/12/22(火) 17:44:17 ID:???
さらに判定表が直っていませんでした。ホント、馬鹿ですみません。
正しくは以下。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→ゴール!
1、0、−1→左から(コーナーキック)(せりあい)(ゴールキック)
≦−2→守備側がボールを奪う!

***
ひとまずここまでです。では〜。

668 :キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2009/12/22(火) 17:45:19 ID:???
一之瀬の競り合い→  ハートJ +(競り合い)13
翼のブロック→  スペードQ +(ブロック)19

669 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 18:17:20 ID:???
なんとか凌げたか、危ない危ない

670 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 14:51:52 ID:mMRIL6ao
>中里の判断→  スペード4  →スペード・クラブでシュート
>中里の1対1?→  クラブ10 +(シュート)14=24
>一之瀬の競り合い→  ハートJ +(競り合い)13=24
>翼のブロック→  スペードQ +(ブロック)19=31
>(攻撃側の数値)24−MAX(守備側の数値)31が≦−2→守備側がボールを奪う!

ゴールから飛び出し、自分に向かってくるキーパーを見ながら中里は考える。

中里(このままドリブルでキーパーを抜くのは正直、容易いでゴザル。しかし……)

中里の目にはキーパーでなく、ゴール前に残っている翼の姿があった。

中里(翼殿と1対1になった時、確実にゴールを奪えるかというと不安でゴザルな。ならば!)

中里は足元のボールを膝の高さまで蹴り上げる。そして、キーパーの体で翼にボールが見えない
位置に持っていくとそのままループシュートを放つ。

山森(出た、中里さんのブラインドシュート!)

一之瀬「くっ、ループシュートだ!翼、頼む!!」

中里の狙いに気付いた一之瀬は、体を反転させると慌ててゴール前に戻る。翼がシュートを
止めてくれることを確信していたからである。

翼「任せて!」

ループシュートにスピードがなかったことが幸いし、翼はボールの軌道に入ることができた。
そして、頭上のボールを止めるべく体を捻りながらジャンプするとオーバーヘッドでボールを
止める。

671 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 14:53:01 ID:mMRIL6ao
翼「いてっ!!」

ボールに触れた瞬間、翼の腰に痛みが走る。負傷しているサッカー筋が悲鳴を上げたのだ。

翼「一之瀬、クリアー!!」

ブロックした翼だが、痛みでボールを前に大きく蹴りだすことは出来ず、ゴールのすぐ前に
落とすだけで精一杯だったのだ。

一之瀬「オッケー!!」

ゴール前に戻ってきた一之瀬がそのボールを大きくクリアーする。

新田「ナイスです!」

ボールをトラップしたのは新田だった。そして体を反転させると前線のO木にパスを出す。

新田「(O木さんの柔らかい膝のトラップなら取れるはず!)隼パスだァ!!」

ギュワァァァ!!

井沢「なんでも隼つければいいってもんじゃねえぞ!!」

井沢がパスカットに向かう。

672 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 14:54:14 ID:mMRIL6ao
先着2名で
(攻撃側)
新田のパス→ ! card+(隼パス)21
(守備側)
井沢のパスカット→ ! card+(パスカット)17
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧1→攻撃側のパスが通る!
≦0→守備側がボールを奪う!

673 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 14:58:19 ID:???
新田のパス→  ダイヤ10 +(隼パス)21

674 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 15:04:47 ID:???
井沢のパスカット→  クラブQ +(パスカット)17

675 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 15:05:17 ID:???
井沢のパスカット→  クラブQ +(パスカット)17

676 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 15:23:27 ID:mMRIL6ao
>新田のパス→  ダイヤ10 +(隼パス)21
>井沢のパスカット→  クラブQ +(パスカット)17
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→攻撃側のパスが通る!

井沢「くっ……」

井沢も懸命に足を伸ばしたが、新田の超スピードパスには届かない。

O木「ナイス・パース!偉い、新田!八作の次に偉い!!」

ふわっ……

柔らかいタッチで隼パスの勢いを殺し、トラップするO木。

岬「なッ!?(あのパスを膝から下だけでトラップ!まぐれじゃないならすごい選手だぞ!?)」

翼(まぐれじゃあのパスは取れないよ。O木のテクニックはそれほどでもないけど、それを
  補える天性の膝の柔らかさがあるんだ!)

八作「O木!チャンスだ、いくぞ!!」

O木「おっけー!」

2人はパス交換をしながら南葛ゴールを目指す。

高杉「滝、止めにいくぞ!」

滝「おう!!」

石崎と一条をゴール前に残し、高杉と滝がカットにいく。

677 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 15:24:52 ID:mMRIL6ao
先着2名で
(攻撃側)
OぎやはぎコンビO木→ ! card+(コンビプレー)15
Oぎやはぎコンビ八作→ ! card+(コンビプレー)16
(守備側)
滝のパスカット→ ! card+(パスカット)17
高杉のパスカット→ ! card+(パスカット)18
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

MAX(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側が抜き去る!
≦0→守備側がボールを奪う!

【補正・補足】
O木、八作のマークがハートの時、コンビ愛が発動し数値に+4されます。

678 :TSUBASA DUNK:2010/01/06(水) 15:34:01 ID:???
上のは攻撃側と守備側に分けておふたりでお願いします。

679 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 15:37:54 ID:???
(攻撃側)
OぎやはぎコンビO木→  ダイヤQ +(コンビプレー)15
Oぎやはぎコンビ八作→  ダイヤA +(コンビプレー)16

680 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 15:49:18 ID:???
滝のパスカット→  ダイヤ5 +(パスカット)17
高杉のパスカット→  スペードK +(パスカット)18

681 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 17:28:06 ID:???
おのれ高杉め!

682 :森崎名無しさん:2010/01/06(水) 22:36:49 ID:???
久しぶりにこっちも更新してたー
こっちの更新も楽しみにしてますよ〜

683 :TSUBASA DUNK:2010/01/07(木) 13:32:54 ID:wuyHog3+
>>681 高杉は本日絶好調のようです!
>>682 嬉しいお言葉ありがとうございます。ここからは最後まで突っ走ります!
***
>OぎやはぎコンビO木→  ダイヤQ +(コンビプレー)15=27
>Oぎやはぎコンビ八作→  ダイヤA +(コンビプレー)16=17
>滝のパスカット→  ダイヤ5 +(パスカット)17=22
>高杉のパスカット→  スペードK +(パスカット)18=31
>MAX(攻撃側の数値)27−MAX(守備側の数値)31が≦0→守備側がボールを奪う!

パス交換で進んでいくOぎやはぎコンビに滝と高杉が迫る。

O木「やはぎ!!」

ひゅるるる!!!

滝「こいつ……ノールックで!?」

アイコンタクトもなく蹴られたO木のパスを滝はカットできない。顔や視線の動きからコースを
読むことが出来なかったのだ。友情を愛情に近い位置まで高めたふたりにはアイコンタクトすら
不要なのだった。

八作「おぎぃ!!」

同じく相手の姿を確認せずに八作がボールを蹴る。しかし、視線を向けないということは敵の
動きを把握できないということでもあった。

高杉「もらい!!」

八作「ああっ!?」

もちろん、O木の動きからパスコースを読むだけの技術がある高杉だから出来たことである。
こうして、熱海温泉高校のカウンターは失敗に終わった。

684 :TSUBASA DUNK:2010/01/07(木) 13:34:42 ID:wuyHog3+
そして……

先着3名で
時間 後半(10+ ! dice)分
ボールを持ったのは?→ ! card
場所は?→ ! area
と(!とdice、card、areaの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

ボールを持ったのは?のcardのマークが……
ダイヤ、JOKER→熱海温泉高校ボール
それ以外→南葛高校ボール

685 :森崎名無しさん:2010/01/07(木) 14:06:42 ID:???
時間 後半(10+  2 )分

686 :森崎名無しさん:2010/01/07(木) 14:30:04 ID:???
ボールを持ったのは?→  スペード6

687 :森崎名無しさん:2010/01/07(木) 15:07:58 ID:???
場所は?→  FK(PA正面)

688 :TSUBASA DUNK:2010/01/07(木) 15:43:10 ID:wuyHog3+
>時間 後半(10+  2 )分 → 後半12分
>ボールを持ったのは?→  スペード6 → 南葛ボール
>場所は?→  FK(PA正面)

タレントとバリエーションの豊富な攻撃を誇る南葛。一方、前線に2人だけ残し、10人で
ゴール前を固める熱海温泉高校サッカー部。

点が取りたくても取れない南葛。どうにかカウンターを狙いたいがマイボールに出来ない熱温。

両チームにとって我慢の時間が続いたが、先に集中力を切らしたのは熱海温泉高校だった。

ズザザーッ!!ガシッ!!

岬「うわっ……」

DFのタックルがドリブルをしていた岬の足を削ってしまう。倒れこむ岬を見て、すかさず
主審が笛を鳴らす。ファールを告げられるが、不幸中の幸いか、カードは出なかった。

翼「ペナルティエリアのすぐ外。ゴール正面か……」

キッカーが岬であれば直接シュートの可能性は低い。南葛に距離のあるシュートを得意とする
選手はいない。可能性があるのは井沢のバナナシュートか浦辺のブラックカイトだろうか。

翼(どちらにしてもゴール前を固める以外に手はないな)

翼はその通り指示を出す。壁を作り、残った選手で空いたスペースをカバーする。

翼(さあ、どうくる?)

南葛に、いや、岬に翼は視線を向ける。

689 :TSUBASA DUNK:2010/01/07(木) 15:44:57 ID:wuyHog3+
岬「向こうはゴール前をガチガチに固めてくるだろう。いや、もうそのつもりで壁を作ってるね」

井沢「で、どうするんだ?」

岬「そうだね……(僕のブーメランシュートでもいいんだけど、ゴール正面だと効果が薄いし)」

頭の中で手持ちの武器を確認し、それがどれくらい通用するか計算する。

岬「ここは……」


先着1名で
南葛のFK→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

カードのマークが……
ダイヤ→一度、サイドに預けてから長野のポストプレーだ!
ハート→長野のポストプレーを使おう!
スペード→井沢のバナナシュートでいこう!
クラブ→浦辺のブラックカイトだ!
JOKER→山森、お前の秘密兵器を見せてやれ!

690 :森崎名無しさん:2010/01/07(木) 16:01:54 ID:???
南葛のFK→  スペード4

691 :TSUBASA DUNK:2010/01/12(火) 15:51:11 ID:wJ51KT6w
>南葛のFK→  スペード4
>スペード→井沢のバナナシュートでいこう!

岬「ここは井沢くんのバナナシュートでいこう」

自分よりややせの高い井沢の顔を見上げて岬が言う。

井沢「よ、よし!任せてくれ!!」

岬「『念のため』何人かはこぼれ球を拾えるようにゴール前に詰めていてくれ」

プライドの高い井沢を刺激しないよう『念のため』のところを強調する。

井沢(やってやる!俺はやってやるぞ!!)

岬「頼んだよ」

井沢の方をポンと叩き、岬は囮のキッカーを務めることにした。岬がボールに向かい、走る。

翼「あの走り方は囮だ!後ろにいる井沢でくるぞ!!」

一同「「「おう!!!」」」

井沢「くらえ、これが俺のバナナシュートだ!!」

井沢ファンの女性たち「「「キャー、入れてー!!!」」」

シュルルルル!!!

692 :TSUBASA DUNK:2010/01/12(火) 15:52:15 ID:wJ51KT6w
先着2名で(攻撃側と守備側に分けて引いてください)
(攻撃側)
井沢のバナナシュート→ ! card+(高い競り合い)20−(壁) ! dice
(守備側)
三村のブロック→ ! card+(ブロック)14
一之瀬のパンチング→ ! card+(パンチング)17
翼のブロック→ ! card+(タックル)19
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→井沢のバナナシュートが決まる!
1、0、−1→左から(こぼれ球を来生がねじ込みに)(せりあい)(新田がフォロー)
≦−2→守備側がボールを奪う!

693 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 15:53:15 ID:???
井沢のバナナシュート→  ダイヤQ +(高い競り合い)20−(壁)  6


694 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 15:55:44 ID:???
井沢のバナナシュート→  ハートA +(高い競り合い)20−(壁) 2

イケ面に天罰を

695 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 15:57:20 ID:???
三村のブロック→  クラブ10 +(ブロック)14

Q以上か、厳しいな

696 :893:2010/01/12(火) 16:03:12 ID:???
三村を引いていただいたので、次の方は下でお願いします。

(守備側)
一之瀬のパンチング→ ! card+(パンチング)17
翼のブロック→ ! card+(タックル)19

697 :TSUBASA DUNK:2010/01/12(火) 16:05:00 ID:???
名前が某スレに書き込んだ時のままになっていますが、>>696は私です。

うぎゃー

698 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 16:06:02 ID:???
ドンマイドンマイそんなことよくあるって!!

一之瀬のパンチング→  ハートQ +(パンチング)17
翼のブロック→  ハート3 +(タックル)19

699 :TSUBASA DUNK:2010/01/12(火) 16:40:45 ID:wJ51KT6w
>>698 ありがとうございます!
***
>井沢のバナナシュート→  ダイヤQ +(高い競り合い)20−(壁) 6=26
>三村のブロック→  クラブ10 +(ブロック)14=24
>一之瀬のパンチング→  ハートQ +(パンチング)17=29
>翼のブロック→  ハート3 +(タックル)19=22
>(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う!

井沢「そんな壁がなんだ!」

井沢の蹴ったボールは大きく曲がり壁を越える。

岬(ダメだ、それじゃ!いくらなんでも曲げすぎだ)

壁に当たらないコースを最短距離で通るシュートではなく、自分の技術を見せ付けるように
遠回りしつつ、大きく曲がってくるボール。キーパーはそれだけ準備の時間が得られる。

翼「(これならコースが読みやすい)一之瀬!!」

一之瀬「分かってる!」

シュルルルル……

壁の外からゴールに迫るボールに三村がブロックに向かうが届かない。

三村「あらっ!?」

一之瀬「任せろ!」

バコッ!!

そのボールを一之瀬がパンチで弾く。そのボールをディフェンスがクリアーする。

700 :TSUBASA DUNK:2010/01/12(火) 16:42:03 ID:wJ51KT6w
クリアーされたボールは中盤まで戻される。そのボールにいち早く反応していたのは八作だった。

八作「よし、○木!もう1回いくぞ!!」

O木「おうよ!」

山森「ここで奪い返して、もう一度こっちの攻撃だ!!」

先着2名で(攻撃側と守備側に分けてお引きください)
(攻撃側)
OぎやはぎコンビO木→ ! card+(コンビプレー)15
Oぎやはぎコンビ八作→ ! card+(コンビプレー)16
(守備側)
山森のパスカット→ ! card+(パスカット)15
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧1→攻撃側が抜き去る!
≦0→守備側がボールを奪う!

【補正・補足】
O木、八作のマークがハートの時、コンビ愛が発動し数値に+4されます。

701 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 16:42:36 ID:???
OぎやはぎコンビO木→  ハート5 +(コンビプレー)15
Oぎやはぎコンビ八作→  クラブ8 +(コンビプレー)16

702 :森崎名無しさん:2010/01/12(火) 16:49:49 ID:???
山森のパスカット→  スペードK +(パスカット)15

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