キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
1 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/01/17(日) 00:53:32 ID:0nPyQHXQ
キャプテン森崎からのスピンアウト作品。過去、森崎・中山さん・大空翼を擁し全国大会を制覇し
さらに新田・山森・一条らと共に全国大会2連覇を果たした、名監督(?)城山正となり三度全国制覇を目指すスレです。
本編及び他の外伝作品とは異なり、監督となりチームを勝利へと導いてください。
基本は本編及び他の外伝作品と同じく選択肢を第三者(ロムしている人)に選んでもらい
必要に応じてカード・ダイスを引いたり振ってもらってその結果によって城山の能力が上がったり下がったり
試合に勝ったり負けたり、お店の売上が上がったり下がったりしながら進行していきます。
選手達だけでなく、その保護者や、卒業していった選手達の期待を背負っていることを改めて認識し、
気が引き締まる思いの城山。
はたしてその気持ちがいつまで続くのか!?それともあっという間に元の木阿弥となってしまうのか!?
全国大会も間近に迫り、選択の一つ一つが重要になってくるかもしれない緊迫と白熱の16スレ目。
あいもかわらずのまったりとした進行ですが、ゆるりとお付き合いくださいまし。
616 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:09:54 ID:???
「不倫男がぬわーっ!言うとは……許さ゛ん!!」
617 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/26(金) 01:15:22 ID:ItTpWTJk
舞台は変わって南葛市。
城山「うーあちいなぁ。昨日までしとしと降ってたのに。
今日はニケも定休日だから涼む場所もないしな。オレもクーラーのある部屋欲しいなぁ。
ここは一発一人暮らしを……って、家借りたりするのって金かかるんだよな、敷金とか礼金とか持参金とか」
ぶちぶちと文句を言いながらぼんやりと町を歩く城山。
すでに今日発売のサンデーもマガジンも読んでしまい(無論立ち読み)手持ち無沙汰も極まったところである。
城山「あちいなぁ。なんかジュースでも買うか」
ポッケの小銭をチャラチャラさせながら自販機に向かう。
同じことを考えたのか先客らしき建設現場作業員がスコップを支えにジュースを飲んでいた。
城山「いいな。
おでんのつゆ
オレも飲もうかなぁ」
横目でそれを見ながらすれ違い自販機の前に立つ。
城山「あちゃー売り切れか。しょうがねえな……」
お目当てのものが売り切れになってしまい、がっかりしながら第二候補を選び始める城山。
その背後に先ほどの作業員がスコップを振り上げて立った。
作業員「うるるぅあーっ!」
城山「どわーっ!?な、なにすんだよ。スコップ危ないんだぞ!塹壕戦じゃ最強の武器だって……!」
妙な知識をたぐりながら必死にスコップを回避する城山。
618 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/26(金) 01:16:57 ID:ItTpWTJk
先着2名様でこのスレに
スコップって怖いんだよ?→! card
城山さん初手からピンチ→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
スコップ−城山の数字が
0≧ 城山にスコップがヒット!
−1 城山回避に成功!
となります。
城山のカードのマークがスペード・クラブの場合空蝉の術が発動し無条件回避します。
ジョーカーは引かないでください。
今日はここまで。やっぱり思ったより時間がかかるねシロ。面白くなるといいんだけど。
それじゃまた。
619 :
TSUBASA DUNK
:2010/02/26(金) 01:17:17 ID:???
スコップって怖いんだよ?→
スペードK
620 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:17:30 ID:???
スコップって怖いんだよ?→
ダイヤ8
燃えよスコップ乙でしたー
621 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:17:56 ID:???
城山さん初手からピンチ→
ダイヤ4
城山「無想転生だ…」
622 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:18:30 ID:???
城山さん初手からピンチ→
JOKER
623 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:18:49 ID:???
「スコップって怖いんだよ?」言いながら笑顔で城山監督にダンクする翼ですねわかります
624 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 01:20:23 ID:???
うはーもったいなー
625 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 13:59:02 ID:???
スコップはそのままだとただの鈍器だが焼いて研いだらちょっと人を刺しただけであっさり切れちゃう巨大な刃物と化すので物凄く危険。
626 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/27(土) 02:37:57 ID:aG1vINVY
>>625
不意の事態では取り回しづらい小銃よりもスコップは頼りになったそうですね。
平時でもバールのようなものと並び最強の白兵戦用武器といわれています。
スコップって怖いんだよ?→ スペードK
城山さん初手からピンチ→ ダイヤ4
0≧ 城山にスコップがヒット!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「うわーっ!」
とっさの攻撃に空蝉の術も使えずスコップの打撃を肩に受ける。
作業員は自らバランスを崩しアスファルトにスコップを突き立ててしまう。
激しく散る火花。
スコップの先は良く使い込まれ鋭くなっている。
突き立てられたら城山の貧弱な体など簡単に掘り返されてしまうだろう。
城山「うぐぐぐ。いてぇ。なんなんだよ一体」
肩を押さえながら体勢をどうにか立て直そうとするが
城山「をわっ!?」
足元に転がっていたおでんのつゆの缶に足を取られ転倒してしまう。
作業員「フシュルルル……」
血走った目で作業員がスコップを振り上げる。
それを城山はただ見ていることしかできなかった。
振り下ろされるスコップ。
城山(あ、やべ)
目をつぶることすら出来ずに城山は自分の最後を悟った。
627 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/27(土) 02:38:58 ID:aG1vINVY
死を悟った城山には世界がスローモーションに見えていた。
作業員の節くれ立った指。自分の頭めがけて降りてくるスコップの錆、柄の傷。
その傷に光点が3つ不意に現れる。
臨死モードでも視認しきれない速さでひしゃげ吹き飛ぶスコップ。遅れて聞こえる風切り音。
音のしたほうに目を向けると、ショルダーキャノンを背中に跳ね上げながら、
リストブレイドを振りかざして走ってくるプレデター婦警さんの姿があった。
城山「……はは……さすが南葛市の治安は……日本一だぜ……」
そうつぶやくと城山は痛みのあまり気を失った。
城山が負傷しました。ウルトラマンシロ第3話限定で各種判定に不利が生じます。
今日はこれだけ。明日は子供たちも出てきます。気長にお待ちください。
628 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:29:03 ID:kI/A5Uwk
場面は再び変わる。
矢島「今日も暑いなぁ」
村川「ま、授業なしで海に行けるんだから文句言うなって」
矢島「まあね。でも海に行くだけじゃん。泳ぎに行くわけじゃないし」
島崎「そんなこと言って矢島は泳げるようになったのか?」
矢島「……う゛」
言葉に詰まる矢島。6年生になった今でも精精15メートルが限界。息継ぎはおろか顔をつけるのにも抵抗がある。
それが冬の合宿のプールで溺れたことで拍車がかかってしまった。
からくも秋津姫に救出され、今では水の加護をも得はしたが怖いものは怖いのだ。
エロ「まー海の楽しみは泳ぐだけじゃないよなー?」
にやけた顔で話に入ってくるエロ。彼もまた泳げるほうではなかったが誰よりもプール開きや海開きを楽しみにしていた。
宮原「お前は水着の女の子が目当てなんだろ」
エロ「馬鹿にすんなよ!」
いきり立つエロ。
エロ「女の子だけじゃねえ!お姉さんや奥様も楽しみにしてるんだっ!」
中畑「んなこったろうと思ったよ」
笑いが起こり押し黙っていた矢島もつられて笑う。
師匠「おーい。楽しそうなところ悪いんだけど。お前らが一番遅れてんだ。さっさと前に追いついてくれや」
一応委員長でもある師匠がせっつきに来る。
そう、今日は2週間後に迫った海開きに備え、市内の5・6年生総出で海岸の大清掃が行われることになっているだ。
その道中SC6年生組は最後尾でグダグダやっていたのである。
629 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:30:44 ID:kI/A5Uwk
瀬名「今日は泳げるのかな?」
グリコ「は?」
瀬名「お掃除終わったら自由時間とかないのかなって。私水着下に着てきたんだ」
清掃が目的のため生徒たちはあらかじめ体操着に着替えてきているがその下に水着を着込んで来ているというのだ。
ピボット「イヤ、海開きはまだだから駄目だろ。普通」
木下「ウキウキ」
瀬名「ちぇー」
木下にまで揃って否定され、口を尖らせてふてくされる瀬名。
伊藤「監督に頼めば今度の練習のときに連れてってくれるかもよ?」
赤松「大会前にそんなことするかなぁ」
大場「監督ならありえそうだけど。日曜晴れたらチャンスはあるんじゃん?」
レギュラーが遠い組は勝手な展望を立てる。
が、
瀬名「私は今日泳ぎたいのーっ!」
ブンブンとグーにした手も振ってさらに不満を表す。
窪田「そろそろ前におっつかないと怒られるぞ」
全員『さーっ』
こちら5年生組ものどかな時間を過ごしていた。
630 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:32:28 ID:kI/A5Uwk
教師「拾ったゴミは燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビンに分けて集めます」
生徒たち『はーい』
教師「終了の時にはホイッスルを吹くので聞こえたらこの近くのテントに戻ってくるように。そこで飲み物を配ります。
それじゃあ始め!」
教師の号令で砂浜に散っていく生徒たち。
山森「ナミちゃん、あっちの方に行こ!」
白鳥「え〜あっちのほうちらかってるじゃない」
山森「だから行くんじゃない。ほらっ!」
白鳥「まーちゃん元気だねぇ」
山森に引っ張られて渋々ついていく白鳥。
彼女たちが目指すのは海岸の中でもとりわけ汚れた重点清掃エリアだ。
山森「うわ。近くで見るとすっごい量だね」
半そでの体操着をさらに腕まくりをしてやる気満々の山森と
白鳥「私もう持てない」
両手に一本づつコーラの空き瓶を持っただけの白鳥。
山森「もー。ナミちゃん真面目にやんないと夏になっても泳ぎにこれないよ?」
白鳥「ハイハイ。んじゃゴミを集める袋とってくるよ」
そう言っていったん逃げ出そうとする白鳥に
??「よかったら使って」
と黒いゴミ袋が束で差し出される。
631 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:33:59 ID:kI/A5Uwk
白鳥「あ……ありがとう」
差し出されたゴミ袋を受け取りながら逃げ出す当てが外れて複雑な顔をする白鳥。
??「あなた達が山森さんと白鳥さんね」
順に二人の顔を見ながら問いかける。
山森「は、はい。そうですケド……(誰だろう?背の高い人だな6年生かな?)」
白鳥(私たちのこと知ってるみたいだけど……ん〜あったことあるかなぁ?)
井沢「私は衛子。井沢衛子。今週からSCに参加することになったの。よろしくね」
山森「……井沢……。もしかして南葛中の……今は南葛高の井沢さんの妹さん?」
井沢「そ。今までお兄ちゃんが山森の妹のいるチームなんかに入っちゃ駄目だ!ふぉぉぉっ!
とか言ってて入団できなかったんだけど。
高校入ってレギュラーになった途端に『衛子!SC入れSC。修哲だけに拘る事はないんだ!』
とか言い出してさ」
山森「井沢さんのお兄さん、うちのお兄ちゃんとなにかあったのかな?ごめんさい、イヤな思いさせて」
井沢「いーのよ。あんな夜な夜なヘンなマスク被ってどっか行くアニキのことなんか。
それに敬語はやめてよね。私もあなた達と同じ5年生なんだから」
山森「そ、そうなんだ(同い年なんだ)」
無意識に自分の背と比べてしまう山森。
もっとも比べてしまったのは背だけではなかったが。
白鳥「それじゃよろしくね。えーこちゃん」
屈託なく答える白鳥。
彼女も縦では負けていたが横では圧勝を収めていた。
山森(……牛乳飲もう。ウン。牛乳だ)
そう人知れず決意を固める山森だった。
632 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:35:09 ID:kI/A5Uwk
一方、岩場付近の割合ゴミの少ないエリア。
飯塚「おっ!朝比奈じゃないか。どうした?西が丘はあっちの方だったろ?」
ぽつんとゴミではなく人を探している体の朝比奈を発見し声をかける飯塚。
朝比奈「あ、先輩。うちの学校の連中見ませんでした?ゴミの少ないこっちの方に逃げてきたのはいいけど……」
糸井「はぐれたのか。相変わらず勝負弱いなぁ」
朝比奈「んなはっきり言わなくても。うわっ!」
言っているそばから波に足元を掬われ転倒する朝比奈。
ゴニョ「あ〜血が出てるよぉ。フジツボで切ったんだね。痛そう。……でフジツボっておいしいの?」
飯塚「食べるって話はあんまり聞かないな。出汁くらいなら出そうだけど」
メロン「フジツボで怪我するとやばいんだぜ?
傷口から卵が入って膝の皿の裏にフジツボがびっしり生えてすっげえ痛いらしいぞ」
スキル:舌技を駆使して実しやかに嘘を吐くメロン。
朝比奈「たっ大変だ。はやく消毒しないと!消毒!消毒!?」
軽くパニックに陥る朝比奈。
糸井「消毒って言ってもなぁ。おっ丁度都合よく救急箱持ったのがきたぞ。おーい!」
砂浜を歩く女子生徒に声をかける糸井。
岡部「あれ?先輩達そんなとこで何やってんですか?私これからコレ持っていかないといけないんです」
ショートカットの端正な顔をした少女はひょいと救急箱を上げてみせる岡部。
どうやらそこかしこでけが人が出ているらしい。
633 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:36:10 ID:kI/A5Uwk
飯塚「こっちも怪我人だ。朝比奈が選手生命の危機だ!」
岡部「え゛〜っ!?」
血相を変えて岩場へ向かってくる岡部。
メロン「早く早く!フジツボが朝比奈に卵を産みつけちゃう!」
ゴニョ「うわーいたそーっ!やめてー」
あおるメロンに怪我人よりも痛そうにするゴニョ。
その声にさらに慌てた朝比奈は再度転倒。それにつられて岡部も砂浜に突っ伏してしまう。
こんな感じで砂浜の一斉清掃はつつがなく進んでいった。
小休止のホイッスルが吹き鳴らされ生徒達は三々五々手近なテントに行き飲み物をもらい口をつける。
暑い中働いた後の飲み物は五臓六腑に染み渡った。
634 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 00:37:10 ID:kI/A5Uwk
先着数名様で(お一人様判定できるのは16人までです。スペースの抜き忘れにご注意ください)
飯塚→! drink
メロン→! drink
宮原→! drink
島崎→! drink
ゴニョ→! drink
村川→! drink
中畑→! drink
エロ→! drink
師匠→! drink
糸井→! drink
白鳥→! drink
山森→! drink
瀬名→! drink
赤松→! drink
伊藤→! drink
ピボット→! drink
グリコ→! drink
大場→! drink
葛西→! drink
木下→! drink
窪田→! drink
朝比奈→! drink
岡部→! drink
井沢→! drink
と!とdrinkの間のスペースを消去して書き込んでください。
飲んだドリンクが物によってはシナリオに関わってきます。
なお今回特殊な飲み物(アクアウィタエとかドーピングコンソメスープ等)が出ても
本編に継続する能力アップはありません。ご了承くださいまし。
ちなみに矢島の飲み物はシナリオの都合上コーラで確定とさせていただきます。
635 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 00:40:07 ID:???
飯塚→
カルピス
メロン→
グレープフルーツジュース
宮原→
ジョワ
島崎→
ココア
ゴニョ→
クリームソーダ
村川→
ホットカルピス
636 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 00:42:25 ID:???
中畑→
ホットカルピス
エロ→
ドリンクバー
師匠→
ジョワ
糸井→
メッコール
白鳥→
めんつゆ
637 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 00:45:15 ID:???
山森→
緑茶
瀬名→
オレンジジュース
赤松→
タブクリア
伊藤→
ラムネ
ピボット→
チェリーコーク
グリコ→
お粥
ジャキン! ジャキン!
638 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 00:46:44 ID:???
大場→
牛乳
葛西→
ファンタ
木下→
青汁
窪田→
オレンジジュース
いいものでてこーい、ちんくるりんのほい!
639 :
TSUBASA DUNK
:2010/02/28(日) 00:55:17 ID:???
朝比奈→
紅茶
岡部→
豆乳
井沢→
プロテイン
井沢は出来る子!
640 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 01:50:09 ID:kI/A5Uwk
揃いも揃って引きの悪い。毒にも薬にもネタにもなりゃあしないw
飯塚→ カルピス
メロン→ グレープフルーツジュース
宮原→ ジョワ
島崎→ ココア
ゴニョ→ クリームソーダ
村川→ ホットカルピス
中畑→ ホットカルピス
エロ→ ドリンクバー
師匠→ ジョワ
糸井→ メッコール
白鳥→ めんつゆ
山森→ 緑茶
瀬名→ オレンジジュース
赤松→ タブクリア
伊藤→ ラムネ
ピボット→ チェリーコーク
グリコ→ お粥
大場→ 牛乳
葛西→ ファンタ
木下→ 青汁
窪田→ オレンジジュース
朝比奈→ 紅茶
岡部→ 豆乳
井沢→ プロテイン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
それぞれ思い思いのドリンクを手に休憩をとる小学生達。
目当ての物が手に入った者想定外のものになってしまった者。
悲喜交々を飲み込んで砂浜は賑わっていた。
すでに誰がどこの学校の生徒だかわからない。
そんな時を引き裂くように悲鳴が上がった。
641 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 01:52:57 ID:kI/A5Uwk
またもや場面は変わる。
南葛市にある死人も生き返らせると評判の安田記念病院の一室。
病棟の外れにあるその部屋は窓が開け放たれ初夏の風が吹き込んでいた。
だがベッドのシーツは人形に膨らんでいるが身動き一つしない。
それもそのはず、枕に乗せられている頭には白い布が被せられているのだ。
ベッドサイドのネームプレートには 『城山正』 と書かれた紙が挟まれていた。
動かない城山を女性が一人病室の椅子に腰掛けじっと見つめていた。
先着1名様でこのスレに
病室にいたのは?→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
カードのマークが
スペード・ハート→美津乃
クラブ・ダイヤ→白瀬
ジョーカー→師匠ママン
がいることになります。
642 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 01:54:50 ID:dSs/PeuI
病室にいたのは?→
クラブ3
643 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/02/28(日) 02:09:40 ID:kI/A5Uwk
病室にいたのは?→ クラブ3 =白瀬
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「ぐはっ!苦しいって!」
顔にかけられた白い布を吹き飛ばし城山が飛び起きる。
白瀬「あ、起きちゃった?」
城山「起きちゃったじゃねえって!何すんだよ縁起でもない」
白瀬「いやぁ。まぶしいかなーって思ってさ。
それより感謝してよね。道端で倒れて救急車で運ばれそうになってた監督についてきて色々と面倒みてあげたんだから」
城山「そっか。そりゃスマンかった」
素直に礼を言う城山。
白瀬「いいって、いいって。それより良かったね打撲で済んで。スコップ持った暴漢に襲われたんだって?」
城山「ん?ああそうだったな。イテテテ……思い出したら痛くなってきた」
白瀬「大丈夫?そんなんじゃ
野菜炒め定食
食べに行けないね」
城山「なんだって。そんなもん食べに行くんだ?」
白瀬「ボクが食べたいから。知ってる誠意の形って」
けろっと言い放つ白瀬。さっさと退院しておごれと暗に(?)言っているのだ。
城山「……しょうがねえな。入院するよか安上がりだからいいか。
……ただ後でな。ちょっといますぐは無理だわ。アタタタタ」
シップを貼って包帯を巻いただけの手当てではさすがに痛みまではひかず、城山は再びベッドで悶絶するのであった。
白瀬「おーなーかーすーいーたー!」
今日はここまで。
なかなか怪獣出てこなくてすまんね。多分明日は出てくるはず。きっと多分。
きっとアレが出てくるな、と気がついても内緒にしといてね。
644 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 04:58:48 ID:???
今回は白瀬がヒロインか
645 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:47:27 ID:D9Jss9bo
救急車のサイレンが病室まで聞こえてくる。
白瀬「まただ」
城山「また?」
どうにか会話ができるほどには回復した城山が尋ねる。
白瀬「うん。今週になってやたら増えてる。監督が運び込まれてからだけでも3回は救急車来てるよ」
城山「交通事故ってわけじゃなさそうだな」
白瀬「急病でもいたずらでもないみたい。みんな傷害事件だね」
さすがは情報屋を自称するだけあって耳が早い。
城山「……オレみたいに襲われてるってことか。南葛市の治安はどうなっちまったんだ?」
白瀬「あのプレデター婦警さんが片っ端からとっ捕まえてるみたいだけど……」
件数が多すぎてとても手が足りないらしい。
白瀬「んで、葛飾署は県警にプレデター婦警さんの増員要請の検討に入ったみたい」
城山「いっぱいいるのかよ!?
とつぜん増えた暴漢対プレデター婦警さんいっぱい……」
モヒカン頭にトゲトゲに身を包んだ暴漢とそれを次々なぎ倒していくプレデター婦警さん。
脳内に映し出されたマッドマックス的映像を振り払う城山。
城山「ったく。どこのB級映画だよ」
白瀬「世紀末救世主に来てもらわないとね」
そこにノックと共に看護婦が入ってくる。
646 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:49:19 ID:D9Jss9bo
看護婦「失礼します。意識が戻りましたら……」
言い辛そうにしている看護婦の話を要約すると、
『病床が足りないから歩けるんだったら出て行け。ほら三日分のシップだ』
ということだった。
太陽は頭のてっぺんを過ぎたとはいえ、足元の影はまだいくらも伸びていない。
白瀬「さ、野菜炒め定食食べにいくよ」
城山「また微妙なチョイスだな」
白瀬「もう野草は飽きたんだよ。ちゃんとした野菜が食べたい」
城山「サラダとかじゃないのか?女の子なんだし」
白瀬「こちとらウサギじゃないんだ!はっぱばかっかりで腹が満たされるもんか!」
ああやっぱり食生活が安定しないと精神も安定しないんだなぁとビタミンだけじゃなくカルシウムも不足している白瀬を連れ
なじみの中華食堂『界王軒』に向かう。
しかし
缶が落ちる音に二人が振り向くとそこには
八百屋「フシュルルル……」
大根を振りかざした八百屋が立っていた。
白瀬「……正気じゃないね」
城山「……やったな。待望の野菜が向こうからやってきたぞ」
白瀬「焼いたり煮たりして味がついてるのがいいのっ!」
八百屋が地を蹴る。
二人は尻に帆をかけて走り出す。
城山・白瀬『たーすけてー!婦警さーんっっ!!』
647 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:51:51 ID:D9Jss9bo
場面は再び海岸に戻る。
生徒A「フシュルルル……」
生徒B「なっなにする……っ!」
女生徒「きゃーっ!」
飲み物に群がっていた子供達がざわめき、二人の少年を中心に輪ができる。
一人がもう一人の首を絞めているのだ。
教師A「こらーっ!なにやってるんだーっ!」
生徒を掻き分け教師が二人を引き剥がしにかかる。
しかしすさまじい力で締めており教師一人では引き剥がせず、応援の教師が二人三人とやってきて、やっと救出に成功する。
生徒B「ゴホッゴホッ……」
引き剥がされた二人は転がり、一人は涙を流しながら激しく咳き込み。もう一人は呆然と足を投げ出して座っていた。
教師A「はぁはぁ。いったい何が原因なんだ?」
生徒A「……」
教師の尋問を血走った目で見上げていた生徒だったが糸が切れた操り人形のごとくそのまま後ろに倒れてしまう。
教師B「救急車だっ!早く電話を!」
浮き足立つ教師達を生徒達はさらに遠巻きに眺めていることしか出来なかった。
648 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:53:03 ID:D9Jss9bo
美津乃「やほー。子供達元気ー?」
ダンボール箱を3箱抱えた美津乃が一塊になってグダグダしているSCの子供達を見つけてよってくる。
矢島「あ、ニケのお姉さん」
美津乃「うっす。みんなちゃんとカミュ(水瓶座)飲んでるー?
って誰一人飲んでねえっ!せっかく地域貢献のために 格安 でこうやって納品したのに」
段ボール箱を抱えているので手が使えないので顔だけで泣きまねをしてみせる。
師匠「あったか?カミュ」
村川「あったらホットカルピスなんか飲んでねえって。あーあちー」
中畑「ホントホント」
氷を詰めたクーラーボックスから取ってきたのになぜかあったかいホットカルピスを引いてしまった二人。
多分炎天下に野ざらしになっていたのを慌ててクーラーボックスに放り込んだもののうちの一つだろう。
グリコ「飲み物だけまだいいよ。なんでお粥の缶なんかあるんだよ」
エロ「へへーん。おれなんかコーヒーのコーラ割りだぜ!?なんかすっげー筋肉つきそうな、よかーん!」
ジュース組み放題の権利を得たエロが得意げに漆黒の液体を一気飲みして鼻から吹き出す。さらには
山森(……いいなぁ大場くん。牛乳飲んでる。とっかえてもらおうかな……)
手にした緑茶と大場の牛乳を交互に見つめる山森。その脇で
白鳥「ブホッ!ごふゴフごふ……!」
盛大にめんつゆを吹き出す白鳥。
白鳥「……む、麦茶だと思った……」
美津乃「なにその夏休みのひとコマみたいなの」
649 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:54:36 ID:D9Jss9bo
井沢「このプロテインはお姉さんが寄付してくれたものじゃないんですか?」
井沢が軽くプロテインの缶を振ってみせる。
美津乃「んーん。そんな高いもの寄付してない……。ん?ニューフェイス?」
井沢「井沢です。正式には今週の練習から入団することになります。
先日は兄がお世話になったそうで……」
ぺこりと頭を下げる衛子。
美津乃「(いざわ、いざわ、いざわ……!)あー井沢君の妹さん!
いやーお世話なんて……」
たははと謙遜して見せるが顔はにやけている。小学生相手に満更でもないらしい。
美津乃「あ、そーだ。SCで上手くやっていくコツを教えてあげる。
ホラホラ岡部ちゃんも聞いときなさい。他のみんなは知ってるだろうケド……」
一回あっただけのお姉さんなのに名前を覚えておいてくれたことに岡部はちょっとうれしくなった。
美津乃にしてみれば人の顔をおぼえる事なんて商売のイロハのイなのでなんということはないのだが。
美津乃「いーい、シロちゃんは頼っちゃダメだかんね。あの人は施設を借りたり、大会の出場申請をしてくれるだけ。
試合のときはもちろん、練習の時だってそば屋の脇の狸のほうが役に立つから」
本人がいないので言いたい放題。いやいたとしても評価は変わらないが。
美津乃「だ・か・ら。上手くなりたかったら自分で、どうやったら、上手くなれるかを考えるんだよ。
ま、あんなんでも。あんなんだからこそか、ヘンな贔屓だとかしないし色眼鏡とかはかけてないから
女の子でも試合に出してもらえるからね」
井沢・岡部『はいっ!!』
650 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:56:34 ID:D9Jss9bo
美津乃「で、なんか先生達が騒いでるみたいだけどなんかあったの?」
追加納品にやってきたのだが、教師陣がてんてこまいで相手にしてもらえなかったのだ。
師匠「なんかケンカ……みたいなのがあったみたいです」
委員長だけあって担任とわずかながら接触がとれた師匠がほんのわずかな情報を開示する。
美津乃「ふ〜ん。子供達の方でも起きてるんだ」
矢島「……方でも?」
美津乃「今、町で流行ってるんだ突然凶暴になって人に襲い掛かるの。私も午前中に二回襲われたし」
ここにこうしてピンシャンしているということは当然返り討ちにしたんだろうなぁ。
相手が乗っていったのは救急車かな、霊柩車かな。
と思いはするが口には出さない子供達。
しかし、そこまで見境がなくなるほど凶暴化するというのは逆に恐ろしくもあった。
顔を見合わせ複雑な表情の子供達。
いつ自分達も凶暴化して美津乃に襲い掛かってしまうのかわからないのだ。
もとい、美津乃が凶暴化して襲い掛かってくるかもしれないのだ。
結果はどちらも一緒な気はするが。
美津乃「そか。それで先生達がバタバタしてるんだ。どうしよっかな。帰っちゃおうかなー」
もう納品はあきらめたと、ダンボールをどすんと置くとおもむろに開封し一缶明ける美津乃。
生ぬるくはあったが乾いた喉を潤すには丁度よくもあった。
美津乃「それとも……」
ギラリと光った目が清掃を終え海開きを待つばかりになった波打ち際に向けられる。
美津乃「一泳ぎしちゃうかーっ!」
651 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 01:58:23 ID:D9Jss9bo
瀬名「はいっはいはいっ!さんせーっ!さんせーっ!私水着下に着てきてるのーっ!」
元気良く挙手をして賛成を表明する瀬名。
美津乃「を!?気が合うねえ。じ・つ・は」
ちらっとTシャツをまくってみせる美津乃。
Tシャツとスカートの狭間には見えるはずの白いお腹ではなく紺色の生地。
美津乃「私も着てるよ!」
瀬名以外(あ〜やっぱそう来るか〜)
話は決まったとズンズン子供達を掻き分けて波打ち際に向かう美津乃と瀬名。
その後を止めるに止められずついていくSC一行。
師匠「やめましょうって。あとで怒られるの多分オレなんですよ」
美津乃「私が怒られるんじゃなければいっかな〜」
瀬名「ねー」
師匠「ひでえ!でも、瀬名は怒られるだろ」
瀬名「え゛〜!?」
師匠「それに今日はまだライフセーバーとかもいないし。もし溺れたりしたら……」
美津乃「だいじょぶだいじょぶ。波打ち際でチャプチャプするだけだから」
さすがに本気ではなかったのか(なぜ水着を下に着てきているのか疑問だが)慌てる師匠を見てくすくす笑う美津乃。
美津乃「うひょ〜。つめたーい」
瀬名「きもちいー!」
躊躇なくスニーカーを脱ぎ捨て膝まで海につかる二人。
すぐにどこぞのバカップルのごとく水をかけあってはしゃぎ始める。
652 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/01(月) 02:00:28 ID:D9Jss9bo
白鳥「膝くらいまでならいいんじゃない?」
山森「え〜」
エロ「オレは行くぞっ!」
靴も脱がずに突撃を敢行するエロ。
やがて一人二人と参戦し最後には水が怖い矢島だけが残された。
矢島「あ〜あ。怒られるなら遊ばなきゃ損だって師匠まで行っちゃったよ」
ぽつんと砂浜に取り残される矢島。
そんなSCの様子を他の生徒達は遠巻きに見ていた。うずうずしている様子から参戦は時間の問題だろう。
矢島「水着着てるお姉さんと瀬名はいいとして他の奴らは帰りどうするんだろ」
すでに頭から水をかぶり全身濡れてしまっているのもいる。
傷口に潮水がかかり悶絶した拍子に頭から海に突っ込む朝比奈の姿も見える。
矢島「あーあ」
取り残されてしまい寂しくなった矢島の視点は自然と下がり砂浜の落ちている貝殻に焦点をあわせた。
矢島「……わっぷっ!!」
ふいに頭から海水をかけられた。
誰かが怒らせて引き込もうとちょっかいを出してきたのかと目を上げてもそばには誰もおらず、
はるか沖のほうが怪しく光り、バシッバシッ!と乾いた音を上げはるか上空まで海水を跳ね上げなにかが―-
現れようとしていることを告げていた。
矢島「な、なにか来るっ!?」
今日はここまで。結局怪獣は出ずじまいwごめんね。だらだら長い文章書いて。
こんだけやってまだ予定の半分にも満たないって(体感では15%位。1時間ドラマだと最初のCM)このスレで決着つくかなぁ。
653 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 02:29:49 ID:???
乙です
とりあえず暴動の方はメ○○○でほぼ間違いないとして、怪獣はなんだろう…?
シーゴラスとシーモンス辺りだと嬉しかったり。大空船長を沈めるのに適役だし
654 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/02(火) 00:03:14 ID:T+8FR+go
>>653
の、のーこめんとっ!
激しく泡立った海は光るペースを上げさらに潮を高く吹き上げる。
矢島「みんなー!危ないから海から上がれーっ!」
波打ち際ではしゃくSCに呼びかける矢島。
水遊びに興じていたSCの面々も意図しないところからの放水に何かおかしいと沖へと視線を向ける。
天まで届こうかとしていた水柱は収まり、かわりに象牙色の尖塔が現れる。
尖塔はすぐにその下部を露にした。
矢島「か、怪獣!?」
そう尖塔は怪獣の鼻先に生えた角だった。
続いて現れる巨大な体躯。恐竜を思わせる褐色の硬そうな肌と背びれ。
??「ガァァァオオォォォッ!!」
大気を振るわせる吼え声。
それを見上げるSCも海岸に集まっていた子供達も皆凍りついたようにその場に硬直した。
生徒達「うわーっ!!」「怪獣だーっ!」「きゃーっ!」「逃げろー!」「うわっ!」「おかあさーん!」
数秒の後氷つけから解放された子供達はパニックを起こし我先にと逃げ始めた。
655 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/02(火) 00:04:39 ID:T+8FR+go
師匠「まずい!パニクってる!島崎!飯塚!」
島崎・飯塚「おう!」
師匠「先生たちが当てにならない今、オレ達で誘導するぞ!お姉さんも協力よろしく」
美津乃「任せて」
島崎「任せろ!」
飯塚「行くぞ!大場!」
大場「い゛っ!?」
手早くチームを編成するとそれぞれ避難誘導をするべく散っていく。
海を割って現れた怪獣はゆっくりと海岸へと向かっていた。
チーム編成
駿河小・誘導チーム 瀬名・赤松・伊藤・木下
修哲小・誘導チーム 井沢・糸井・メロン・ピボット
南葛小・誘導チーム 山森・白鳥・宮原・中畑
山吹小・誘導チーム 岡部・飯塚・ゴニョ・大場
西が丘小・誘導チーム 朝比奈・島崎・エロ・葛西
水越小・誘導チーム 美津乃・村川・グリコ・窪田
遊軍 師匠・矢島
と所属学校と能力他を考慮して中の人が配分しました。
656 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/02(火) 00:08:00 ID:T+8FR+go
秘書「市長!」
市長「ん?なんだね?」
秘書「また怪獣が現れました」
市長「なにィ!?またかっ!?この間のレッドキングに続いてまたかっ!
なぜワシの任期中に限ってこんなに来るんじゃあ……」
オイオイと男泣きに泣く市長。
それを冷ややかに見つめる秘書。
秘書「市長、すぐに対策を避難命令と防衛チームに出動依頼を。
それと関係各期間に協力依頼を。県知事にも報告をお忘れなきよう……」
市長「わかった!わーかった。もうその辺はお前達に任せる。ワシはもう疲れた……」
がっくりと力なくソファに沈み込む市長。
秘書「それではどの防衛チームに出動要請を出すかだけお決めください」
市長「……」
先着1名でこのスレに
市長の要請→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
カードの数字が
A・2 元祖防衛チームの科特隊だ
3・4 こんなに怪獣が出るなんて宇宙人の陰謀だ。ウルトラ警備隊に任せる
MAT MATを呼べ!結果が出せなければ解散してもらう
TAC TACだTAC!問題のある隊員は謹慎させておけ!
ZAT 怪獣退治に実績のあるZATを呼べ!だがくれぐれも街中で脱出させるな!
MAC MACでいいか。宇宙から駆けつけさせろ!
UGM 最新兵器を装備したUGMを呼べ!
ジョーカー 宇宙警備隊を最初から呼べ!それで万事解決だ!
となります。
657 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 00:13:18 ID:???
市長の要請→
クラブK
658 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/02(火) 00:14:18 ID:T+8FR+go
あー訂正!訂正!
先着1名でこのスレに
市長の要請→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
カードの数字が
A・2 元祖防衛チームの科特隊だ
3・4 こんなに怪獣が出るなんて宇宙人の陰謀だ。ウルトラ警備隊に任せる
5・6 MAT MATを呼べ!結果が出せなければ解散してもらう
7・8 TAC TACだTAC!問題のある隊員は謹慎させておけ!
9・10 ZAT 怪獣退治に実績のあるZATを呼べ!だがくれぐれも街中で脱出させるな!
J MAC MACでいいか。宇宙から駆けつけさせろ!
Q・K UGM 最新兵器を装備したUGMを呼べ!
ジョーカー 宇宙警備隊を最初から呼べ!それで万事解決だ!
となります。
659 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 01:01:04 ID:???
市長の要請→
ダイヤ2
でや!
660 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/02(火) 01:03:23 ID:T+8FR+go
ぐわ。間に合わなかったけどUGMで進行します。
市長の要請→ クラブK 最新兵器を装備したUGMを呼べ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
市長「UGMだ!最新兵器を装備したUGMならきっと解決してくれる!」
秘書「わかりました。UGMへ連絡をします」
コツコツと靴音を立てて秘書は市長室を出て行く。
それから幾多の手順を踏みUGMへと出動要請が届く。
オオヤマキャップ「スペースマミー発進!」
ハラダ「発進!」
Stand by U・G・M
Take off U・G・M
Straight ahead U・G・M
Charge!
厚木の基地から大型宇宙母艦兼移動前線指令基地・スペースマミーが発進する。
外宇宙すら探査するその巨艦はその胎内にスカイハイヤー、シルバーガルを内包し
あっという間に南葛市へと到着する。
ちなみに矢的先生は今日は生田(仮)の練習試合があるのでお休みです。
今日はここまでかも。
三日で判定2回って。ちっとも読者参加型じゃないね。
もっと読者の皆さんに楽しんでもらえるようにがんばります。
661 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 22:17:54 ID:???
いいんですよ。読みふけってますしw すげー楽しいですもん。
もし気になるのでしたら、水着の色判定とか、関係ない判定を挟んでいただいても面白いかもしれませんね。
662 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/03(水) 01:14:58 ID:t+QVx23k
>>661
ありがたいお言葉どうもです。
水着の色かぁ。スペード・クラブ・ダイヤ・ハートもれなくスク水ですね美津乃も含めてw
ジョーカーのみ白スクで(やっぱりスク水かい)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
スカイマミー艦橋。
指揮官席にオオヤマキャップ、オペレーター席に城野エミ隊員。パイロット席にはハラダ隊員が座っている。
エミ「キャップ!怪獣を肉眼でも確認!」
オオヤマ「よし!イトウチーフはスカイハイヤー。フジモリとイケダはシルバーガルで出撃!」
イトウ・フジモリ・イケダ『了解!』
巨大空中母艦も兼ねているスペースマミーにはUGMの主力戦闘機スカイハイヤーと
複座の合体・分離機構つき戦闘攻撃機シルバーガルが搭載されている。、
状況に応じて艦首部分が展開し空中で発艦できるようになっており現場でのより柔軟な運用が可能になっている。
エミ「待ってください!海岸に子供達が多数います。このまま攻撃を開始しては……」
オオヤマ「なにっ!?それでは攻撃するわけにはいかんな。
……イトウチーフ、スマンがスカイハイヤーで怪獣の気を引いてくれ
イトウ「任せておいてください」
敬礼をすると格納庫へと駆けていくイトウチーフ。
フジモリ「おい、俺達もハンガーへ行っておこうぜ」
イケダ「そうですね。もう整備も終わってるでしょう。キャップ!我々もシルバーガルで待機します」
オオヤマ「うむ。そうしておいてくれ」
敬礼してイトウの後を追ってフジモリ、イケダ両隊員も駆けて行った。
彼らが駆るシルバーガルは本日二回目の出動に向けて整備点検が行われていたがコンディショングリーンの報告があがっている。
そう南葛市に向かう途中UGMは南葛港沖を漂流中の救命ボートを救助していたのだった。
VTOL機能を持つシルバーガルはそういった任務にも的確に応える万能戦闘攻撃である。
彼らが海上で救助したのは、当然−−
663 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/03(水) 01:16:15 ID:t+QVx23k
大空船長「♪ヌレクハーヒーウーモー ケナケナ シーモンス
ヨドサーハーオーコーム メウラア シーモンス♪」
医務室のベッドの上で繰り返し南洋の土民の歌(原作ママ)を口ずさんでいるのは
我らが大空船長以下えすぽわーるUの乗組員達だった。
轟沈したえすぽわーるUから命からがら救命ボートに乗った大空船長達は3日間の漂流ののち
出動途中のUGMに拾われていたのだった。
船員1「♪ヌレクハーヒーウーモー ケナケナ シーモンス
ヨドサーハーオーコーム メウラア シーモンス♪」
壮絶な大合唱が起きているスペースマミー医務室。
そんなことが起きているとは露とも知らずイトウチーフのスカイハイヤーは展開したスペースマミー艦首から発進する。
イトウ「野郎。そう簡単に上陸なんかさせないからな」
操縦桿をにぎる腕にも力がはいる。
甲高いエンジン音を響かせスカイハイヤーは怪獣の鼻先をかすめるように飛翔する。
そのまま旋回してもう1度今度は逆方向、沖へと顔が向くように飛んでみせる。
怪獣「グォォォン!」
つられて沖のほうに体を向けてしまう怪獣。
イトウ「よぅし。かかったな。後は早く避難してくれよ」
攻撃しなければそのうち怪獣は興味を失い上陸を再開するだろうことはベテランの彼には良くわかっていた。
祈りを込めながらイトウは操縦桿とラダーペダルを自在に操り怪獣の気を引き続けた。
664 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/03(水) 01:20:46 ID:t+QVx23k
矢島「ん!?あの音は!」
師匠と共に遊軍として海岸から逃げ送れた生徒がいないか見て回っていた矢島は
海の向こうから聞こえてきたエンジン音に足を止める。
音が聞こえたと思った場所よりも近くにスペースマミーはやってきていた。
矢島「あれは……スペースマミー!師匠!UGMがUGMが来てくれたよ!」
師匠「よしっ!それならさっさと避難を完了させて後は任せよう!そっちはどうだ!?」
矢島「あっうん!大丈夫。もう誰も残ってないよ」
師匠「それじゃオレ達も誘導に加わるぞ」
スペースマミーのその巨体は子供達に安心感と怪獣に対するさらなる勇気をもたらした。
先着数名様でこのスレに
駿河小 瀬名! dice×赤松! dice×伊藤! dice×木下! dice
修哲小 井沢! dice×糸井! dice×メロン! dice×ピボット! dice
南葛小 山森! dice×白鳥! dice×宮原! dice×中畑! dice
山吹小 岡部! dice×飯塚! dice×ゴニョ! dice×大場! dice
西が丘小 朝比奈! dice×島崎! dice×エロ! dice×葛西! dice
水越小 美津乃! dice×村川! dice×グリコ! dice×窪田! dice
と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
出目の合計値が100を超えた学校は避難が終わります。
同じ数字が出た場合その数字に+1して計算します。
今日はこれだけ。もうちょっと起きてるけど次は子供達がうじゃっと出てくるシーンなので
多分おねむ迄に書きあがらないと思われます。
シーモンス、シーゴラスを希望していた
>>653
さんは喜んでくれるかな?
665 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/03(水) 01:56:52 ID:t+QVx23k
判定の訂正&修正。
先着数名様でこのスレに
駿河小→瀬名! dice×赤松! dice×伊藤! dice×木下! dice
修哲小→井沢! dice×糸井! dice×メロン! dice×ピボット! dice
南葛小→山森! dice×白鳥! dice×宮原! dice×中畑! dice
山吹小→岡部! dice×飯塚! dice×ゴニョ! dice×大場! dice
西が丘小→朝比奈! dice×島崎! dice×エロ! dice×葛西! dice
水越小→美津乃! dice×村川! dice×グリコ! dice×窪田! dice
師匠のフォロー→! dice
矢島のフォロー→! dice
と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
出目の合計値が100を超えた学校は避難が終わります。
同じ数字が出た場合その数字に+1して計算します。
師匠と矢島の出目は1点単位で任意のチームに割り振れます
(割り振りは中の人がなるべく多くの学校の避難ができるように、かつ演出の都合でやります)
それでは改めておやすみなさい。
666 :
653
:2010/03/03(水) 07:45:27 ID:???
駿河小→瀬名
3
×赤松
5
×伊藤
1
×木下
1
修哲小→井沢
1
×糸井
1
×メロン
5
×ピボット
1
喜んでますよー
と同時にシロが無事で済むか少し不安になったりw
667 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 07:49:26 ID:???
南葛小→山森
2
×白鳥
1
×宮原
2
×中畑
5
山吹小→岡部
6
×飯塚
1
×ゴニョ
6
×大場
5
668 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 07:50:17 ID:???
南葛小→山森
1
×白鳥
2
×宮原
3
×中畑
1
山吹小→岡部
5
×飯塚
1
×ゴニョ
1
×大場
3
669 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 07:52:27 ID:???
西が丘小→朝比奈
1
×島崎
5
×エロ
4
×葛西
1
水越小→美津乃
5
×村川
6
×グリコ
6
×窪田
6
670 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 09:52:09 ID:???
師匠のフォロー→
6
矢島のフォロー→
5
なかなかうまくいかないもんだね
671 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/04(木) 02:35:02 ID:sBl5jW0E
>>666
それはなによりです。シロ、はっきりいって弱いですからねw新マンですら苦戦した相手に太刀打ちできるのやら
>>670
そう言いつつナイスフォローです。
駿河小→瀬名 3 ×赤松 5 ×伊藤 1 ×木下 1 =3×5×2×2=60
修哲小→井沢 1 ×糸井 1 ×メロン 5 ×ピボット 1=2×2×5×2=40
南葛小→山森 2 ×白鳥 1 ×宮原 2 ×中畑 5 =3×1×3×5=45
山吹小→岡部 6 ×飯塚 1 ×ゴニョ 6 ×大場 5 =7×1×7×5=245
西が丘小→朝比奈 1 ×島崎 5 ×エロ 4 ×葛西 1 =2×5×4×2=80
水越小→美津乃 5 ×村川 6 ×グリコ 6 ×窪田 6 =5×7×7×7=1715
同じ出目が出た場合+1されています。
師匠のフォロー→ 6
矢島のフォロー→ 5
山吹小・水越小のみ成功
↓師匠と矢島のフォローを加算して再計算↓
駿河小 3×5×3×3=135(フォローポイント2消費)
修哲小 2×3×6×3=108(フォローポイント3消費)
南葛小 3×2×4×6=144(フォローポイント3消費)
西が丘小 2×5×4×3=120(フォローポイント1消費)
フォローポイント 2 を残して避難誘導に成功
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
672 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/04(木) 02:40:12 ID:sBl5jW0E
美津乃「ホラホラ、そっちじゃないよ!あっち!押さない!かけない!しゃべらない!」
村川「それじゃ避難訓練ですよ、お姉さん」
美津乃「いーの。実戦は訓練のように、訓練は実戦のように!が鉄則」
窪田「そっか。押さないでー!走らないでー!しゃべんないでー!」
納得したのか早速窪田が実践し始める。
美津乃「あれ?押さない、かけない、しゃべらないの、お・か・しの約束じゃなかったっけ?」
村川「最近じゃ押さない、走らない、しゃべらないの、お・は・しなんですよ」
美津乃「ふぅん」
グリコ「お姉さんが小学生の頃ってボクらまだ生まれてないしね。ジェネレーションギャップってやつ?」
瞬時に美津乃の顔が般若の形相に変わる。
美津乃「な・ん・だ・ってぇ?」
グリコ「イヤイヤイヤイヤなんでもないです。お姉さん今日は高校お休みですか?」
美津乃「……もう遅い」
グリコの頭をまるでバレーボールのように鷲づかみにすると軽々と持ち上げる。
グリコ「にぎゃぁあぁぁっ!!」
窪田「怪獣よりこっちが危ないぞー!」
村川「慌てず騒がずそーっと逃げるんだー。このおお姉さんは音や早く動くものに反応するからなー」
幸か不幸か遠くの怪獣よりも近くの怪人のほうが効果があったらしく
水越小の子供達はゆっくり慎重に避難に成功するのであった。
673 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/04(木) 02:42:05 ID:sBl5jW0E
一方山吹小避難誘導チーム。
岡部「走らないで!大丈夫だからゆっくり逃げても間に合うから!」
逃げ惑う生徒達の間を岡部が走り回り声をかけ平静さを保たせる。
それでも慌てて転倒する子供も出てくる。
ゴニョあっ!大丈夫!?「飯塚ー!また一人追加〜」
飯塚「おうよ!」
すでに足首をぐねって歩けなくなった5年生を二人担いだ飯塚が颯爽と駆けつける。
飯塚「こりゃちょっと酷いな。岡部ー!」
岡部「はいっ!」
自分の役割を把握している岡部が救急箱を抱えて駆け寄ってくる。
その間も避難は続き浮き足立って見当違いの方向に動いてしまうものも出てきてしまう。
ゴニョ「そっちいっちゃ駄目だよーっ!」
飯塚「よし今度は大場の出番だな。ゆけっ!大場ミサーイルッ!」
大場の足をつかみジャイアントスイングの要領で振り回し迷走している生徒の進行方向に発射する。
音の壁にぶつかりながら飛翔し、明後日の方向に行こうとしている山吹小生徒を飛び越す。
大場「……そっち行くと逃げられないぞ。……ガクッ」
迷走生徒「あ、ありがとうございます。……あなたの死は無駄にはしません……っ!!」
大場「……いや、まだ死んでないけど……掘り起こしてくれると助かる」
膝まで砂浜に埋まった大場がゾンビのごとく手を伸ばすのを見て生徒は逆方向、正しい避難経路へと走った。
今日はこれだけ。NPC(しかもオリキャラ)シーンが延々通津いていますが、そのうちまとめ読みでもしてください(むしろ推奨)
多分そのほうが少しは面白く読めるはず。少しは。ま、実際のウルトラマンでもウルトラマンは3分しか出ないしね(開き直り)
674 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 03:24:53 ID:???
と言われても読んじゃいます乙でしたー
675 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:34:53 ID:5ZoP7SOA
エロ「ほらほらこっちが安全だよ〜」
島崎「女子ばっかりに声をかけてんじゃないっ!」
エロ「わかったよ。ホラ野郎はどっか行けっ!女の子はこっち〜」
確かに声はかけているが効果のない誘導に島崎の声もより大きくなる。
こちらの支持はさすがに的確で散り散りだった西が丘小の生徒達は誘導に従い始める。
島崎「朝比奈は……あーまた勝負弱い……」
視界の片隅に避難する生徒達にもみくちゃにされた挙句倒れこんだ上を通過されている朝比奈の姿を見つける。
島崎「……あれ?葛西はどうした?」
自分の背後にぴtったりついている葛西に気がつかないままきょろきょろする島崎。
運悪く右を向けば左後ろに、左を向けば右後ろに陣取ってしまい気づいてもらえない。
葛西「オレここにいますっ!」
絶えず相手の死角に入れるのはある意味才能ではあるが、意図して行っているわけではないので葛西にとっては不幸である。
島崎「チッ!葛西がアラブの行商人だとは知らなかったな。後でこってりと油をしぼってやろう。売るほどあるみたいだしな」
もう一つ捗らない避難誘導に島崎が苛立ちながらつぶやく。
こちら言葉は届かないが向こうの言葉は届く。
葛西は背中にべったりと脂汗が浮かぶのを感じた。
676 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:36:55 ID:5ZoP7SOA
瀬名「みんなこっちー!」
ブンブンと手を振る瀬名に駿河小の生徒達は
(瀬名がこっちって言ってるけどホントにいいのか?)
と疑問を拭えないでいた。
木下「ウッキー!ウキャウキャウキー!」
そしてその不安に拍車をかける木下の猿語。落ち着けば人語も話せるものの
興奮してしまっている今は只の猿である。
赤松「だーかーらそっちじゃなくてこっちだよ!」
伊藤「こっちじゃなくてあっちだよ!」
当然キャラの定まっていない二人にも誘導の心得なぞあるわけもなく、駿河小の生徒達は砂浜を右往左往していた。
677 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:38:11 ID:5ZoP7SOA
そして静岡県下でも屈指のお坊ちゃまお嬢ちゃまが通う私立小学校・修哲。
こちらの反応はいたって鈍いものだった。
井沢「みんな早く逃げて!」
修哲生徒A「え?先生もいないし爺やもいないんじゃ駄目だよ」
糸井「怪獣が来たんだボヤボヤしてると踏み潰されたるぞ」
修哲生徒B「アポもなく来るなんて失礼な奴だな。追い返してくれ」
ピボット「怪獣に食べられちゃうよ。早く逃げようよ」
修哲生徒C「フム、怪獣は空腹かそれならば食事を与えよう。何を食するのだ?怪獣は」
一事が万事この調子である。避難どころかなかなか動こうともしない。
そんな中
メロン「……あの怪獣は南葛市の利権を荒らしに来た文字通りエコノミックアニマルです。
ここは一先ず帰宅して父上に報告をした方がよろしいのでは?」
修哲生徒D「む?それもそうだな。ここは一時帰宅しよう」
と、メロンだけが成果を挙げていたが焼け石に水、坊ちゃん嬢ちゃんの鷹揚さでなかなか動こうとしなかった。
678 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:39:17 ID:5ZoP7SOA
そして市内でも有数の貧乏人の子弟が通う南葛小。
南葛生徒A「わー怪獣ーっ!」
山森「ちょっ!?そばに行っちゃだめーっ!」
南葛生徒B「怪獣だ怪獣だ。わーい!」
白鳥「あんたもかい!近寄っちゃ駄目なんだって」
南葛生徒C「怪獣でっけー!あの怪獣に登ったらどこまで見えるかな?わー」
宮原「登りに行くんじゃねえ!」
南葛生徒D「怪獣って何食うの?コーラ飲むかな?」
中畑「好物は人間の子供だってよ。怪獣図鑑に書いてあった」
南葛生徒D「ひえー」
こちらも中畑がかろうじて誘導に成功していたが、やはり大勢は怪獣に向けて突進というありえない事態になっていた。
そこへ
679 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:42:49 ID:5ZoP7SOA
波打ち際から師匠と矢島がフォローに回ってきた。
師匠「こっちじゃないっ!向こうだ!怪我した友達には手を貸してやれ!」
と西が丘小の子供に指示を飛ばし
師匠「ボヤボヤしてんな瀬名にはオレが指示を出してある!安心してついて行け!」
と駿河小の生徒達の不安を解消し
矢島「UGMは国連直属の組織なんだ!それの活動の阻害をしちゃいけない!全員速やかに移動せよ!」
と修哲小の生徒を納得させ
矢島「あの怪獣は口から毒ガスを吐いて浴びせてくるぞ。
それを浴びたら体中の穴という穴から緑色の汁を吹き出して……死ぬぞ」
と南葛小の生徒を脅しつけて避難を開始させる。
島崎「おう、助かったぜ」
瀬名「よかった。みんなちゃんと逃げてくれた〜」
師匠「なぁにコレくらい」
メロン「やるじゃん矢島」
山森「さすがです。先輩」
矢島「へへ。まぁね」
的確なフォローをして回った二人はハイタッチをかわすと、
沖で怪獣の気を引き続けてくれたスカイハイヤーとスペースマミーに向けて親指を立てて見せる。
680 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 02:43:50 ID:5ZoP7SOA
オオヤマ「子供達よくやった!これで心置きなく攻撃できる!」
スペースマミーの指揮室から海岸の様子を見ていたオオヤマキャップが
ずっと怪獣の気を引き続けていたスカイハイヤーのイトウチーフに攻撃開始を指示する。
イトウ「了解!よし怪獣め。覚悟しろよ」
操縦桿を引きラダーペダルを蹴る。
スカイハイヤーはそれまでの旋回運動から垂直上昇に機動を変え、そのまま宙返りをすると
逆落としに怪獣めがけて重力をも利用して一気にダイブをかける。
イトウ「食らえっ!」
スカイハイヤーのレーザー砲が空間を引き裂き怪獣めがけて発射される。
先着1名様でこのスレに
Straight ahead UGM→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
カードの数字が3以上の場合命中しダメージ判定へと移行します。
と言うところで今日はここまで。
我ながら長いなぁ。子供多すぎ。避難するだけ二日もかかるとは思わなかった。
なんでも雑談スレのヒロインイレブンの候補者にろくにサッカーやってない美津乃がFWにエントリーされてて笑いました。
やっぱりそうゆうイメージなんだなぁ。
681 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 02:47:32 ID:???
Straight ahead UGM→
ダイヤ2
修哲の子供だけ喰われてしまえ乙でしたー
美津乃さんはパンチ系の技も使えるGKもよさそうですよね
682 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 23:48:59 ID:5ZoP7SOA
>>681
美津乃さんは子供をアイアンクローで軽々持ち上げる握力の持ち主ですからねGKも向いてるかもしれませんw
Straight ahead UGM→ ダイヤ2 =3以下。攻撃失敗。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
スカイハイヤーから放たれた数条のビームは怪獣をわずかに逸れ海面に当たってしまう。
急激に熱された海水が水蒸気爆発を起こし天高くしぶきを上げる。
怪獣「グォォオォオオオン!!」
イトウ「チッ!Gのかかりすぎで照準が曲がったか!?」
天気雨の中スカイハイヤーを操り第二撃を加えるべくチャージを再開する。
一方スカイハイヤーの勇戦を砂浜から少し上がった駐車場から見守るSC一行。
島崎「やったか!?」
師匠「その台詞は言っちゃ駄目だと何回も言っただろ?」
矢島「外したみたい。でもひるんだみたいだ。火も吐かないしこのまま行けば……」
UGMとて無能者の集団ではない。このまま行けばいずれは怪獣を撃破するか撤退に追い込むことはできるだろう。
しかし矢島は何か嫌な予感がしてたまらなかった。
美津乃(シロちゃん、どこで何やってんだろ。こんな時くらいしか役に立たないんだからさっさと来ないと……)
バルタン星人のときのように私が出張らないと駄目かなと思いつつ、現実世界でバインドが出るかどうか
試したことがないので若干の不安を感じる美津乃だった。
(過去2回出したのはバルタン星人の作った閉鎖空間とエニウェアです。多少ご都合ですがご了承くださいまし。
じゃないとウルトラマンシロじゃなくて、−MIZUNO・世界を救世する者−になっちゃうのでw)
683 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 23:54:37 ID:5ZoP7SOA
海の方から甲高いエンジン音と爆発音、それに怪獣の咆哮が聞こえてくる。
町には溢れるような暴漢が獲物を求めて徘徊している。
そんなこの世の終わり一歩手前の町で路地裏のゴミ箱の陰に二人は小さくなってた。
先ほどの八百屋を辛くもまいたものの、次に太刀魚を振りかざした魚屋に襲われ、豆腐屋の自転車に追い回された挙句、
身動きがとれなくなっていたのだ。
城山「ぶえっくしょい
よい よい
よい よい
よい
よい よい
よい よい」
白瀬「しーっ!何ブラスター残響音つきのくしゃみなんかしてんのっ!どこの総統!?みつかっちゃうでしょ!
しまいには ヘ城タ山レ って呼ぶよ?」
城山「いや、そんなこと言われても……きっとどこかで美女がオレの噂をしてたんだから、しょうがないだろ」
白瀬「ドジでヘタレで……スケベだって?」
城山「ひでえ」
そう言われても視線は白瀬の胸へと集中してしまう。
監督はあっちを見張ってと言われてはいるものの、すぐそこに柔らかそうな双子の山がありその峡谷があるのだ。
何かといえば視線が行くのも仕方がないといえば仕方がないし、緊張感が足りないと言われても弁明はできない。
白瀬「だーかーら!ここには誰も隠れてたりしないからっ!」
片手で胸の谷間を隠しもうい一方の手で城山の顔をグリンと逆側に向ける。
意図せぬ方向から力を加えられ首の筋が悲鳴を上げたがそれ以前に喉のほうが音を上げる。
城山「どわぁっ!」
白瀬「うきゃーっ!」
不意に現れた人影に驚き二人して抱き合って飛び上がる。
684 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 23:56:07 ID:5ZoP7SOA
ピグコ「ゲェー?」
城山「……なんだピグコか」
白瀬「……ピグモンだ。市内にいるとは聞いてたけど……初めて生で見た」
ぐいっと中々離れない城山を押しのけピグコの赤い肌(?)をペタペタ触る白瀬。
ピグコ「グェー。グッグッゲェー」
ピョンピョン跳ねながら何かを訴えるピグコだったが。
城山「わりい。矢島がいないと何言ってるのかわかんねえんだ」
白瀬「矢島君ってSCの怪獣博士の?」
城山「ああ。あれでサッカーでも結構頼りになるんだぜ」
ピグコ「グェグェ」
同意しているのかそれとも他の事を訴えているのか理解しかねたが、とりあえず二人は矢島を探すことにする。
城山「今の時間だとまだ学校か?」
白瀬「今日は市内の5、6年生は海岸の清掃に借り出されてるはずだよ」
城山「海って。なんか怪獣の鳴き声みたいなのとか聞こえてなかったか?」
白瀬「……聞こえてたね」
しばしの沈黙。
城山「ま、まあ先生とかもついてるんだから大丈夫だよな」
白瀬「そ、そうだね」
わざとらしく明るい声で建設的なことを言うとピグコを引きつれ二人と一匹は海岸へと急いだ。
685 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/05(金) 23:57:25 ID:5ZoP7SOA
そして再び場面は海へ。
イトウ「よし!今度は外さないぞ!」
体勢を立て直し必中の間合いに入るスカイハイヤー。
オオヤマ「頼むぞイトウチーフ」
フジモリ「我々も準備完了しています!」
イケダ「出動命令を!」
スペースマミーの司令室でモニターを見つめるオオヤマチーフと出撃を訴えるフジモリ・イケダ両隊員。
UGMの隊員達の願いを込めてイトウがトリガーを引く。
イトウ「食らえっ!」
必殺の祈りを込めて光条は打ち出された。
先着1名様でこのスレに
Charge!→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
カードの数字が3以上の場合、攻撃が命中しダメージ決定判定に移行します。
686 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 00:03:21 ID:???
Charge!→
ハート2
687 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 00:08:08 ID:???
ピグモンひさしぶりー
前の死亡フラグ回避できてよかったね!
688 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/06(土) 01:26:23 ID:7LDe4TI2
>>687
ピグコにはいつも死の影がチラついてますからね。
Charge!→ ハート2=またもやハズレ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
スカイハイヤーから放たれたレーザーはまたもや怪獣をそれはるかかなたの海原に着弾し、新たな水蒸気爆発を起こす。
イトウ「くそっ!照準が狂ってやがる!」
怪獣の鼻先をかすめ大きめの旋回運動に入るイトウチーフ。
もはや安全な距離からの攻撃では命中させることは困難だと判断する。
イトウ「こうなったら……!」
オオヤマ「やめろ!止めるんだイトウチーフ!フジモリ・イケダ発進!チーフを援護しろ!」
フジモリ「ラジャー!」
イケダ「任せてください!」
スペースマミーの艦首が展開しUGMのもう1機の主力戦闘機シルバーガルが発進する。
エミ「イトウチーフは至急スペースマミーに戻ってください!」
イトウ「まだ大丈夫だ。なぁに死にはしないさ」
シルバーガルが戦闘空域に来るのを間スカイハイヤーは3度目のチャージを仕掛けるべく怪獣の周りを旋回する。
残る手段は限界ギリギリまで近づいての目視での照準、狙いがぶれる前に当てるしかない。
フジモリ「チーフッ!」
イケダ「戻ってください!」
イトウ「来たな。ヒヨコども。オレが露払いをやってやる。お前らはフォーメーション・ヤマトでトドメを刺せ!」
この星は美しい星。誰もが愛する青い星。
この星を守るのが我らの使命。
上司の命令も部下の制止も振り切ってスカイハイヤーは空を駆った。
689 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/06(土) 01:27:55 ID:7LDe4TI2
先着2名様でこのスレに
スカイハイヤーの肉薄攻撃→! card
シルバーガルα号・フォーメーション・ヤマト→! card
シルバーガルβ号・フォーメーション・ヤマト→! card
と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
両機ともカードの数値が3以上で命中しダメージ判定に移行します。
スカイハイヤーの数字がA・2の場合特攻してしまいます。
シルバーガルはどちらかが3以上を出せば攻撃成功となります。
690 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 01:29:38 ID:???
スカイハイヤーの肉薄攻撃→
ハート10
691 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 01:31:26 ID:???
シルバーガルα号・フォーメーション・ヤマト→
ハートJ
シルバーガルβ号・フォーメーション・ヤマト→
ハート5
692 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/06(土) 02:03:19 ID:7LDe4TI2
スカイハイヤーの肉薄攻撃→ ハート10 =命中
シルバーガルα号・フォーメーション・ヤマト→ ハートJ=命中
シルバーガルβ号・フォーメーション・ヤマト→ ハート5=命中
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
イトウ「うおおおっっっ!!!」
照準の狂ったレーザーを乱射しながら怪獣に肉薄するスカイハイヤー。
的は大きな怪獣である。誤差が大きくなる前に当てることなど造作もないことだった。
肉薄さえしてしまえば。
スカイハイヤーは最後までレーザーを放ちながら怪獣が咆哮をあげた口を横切りブレークしていく。
フジモリ「さ、さすがだチーフ」
イケダ「俺達も続くぞ!」
チーフの鬼気迫る戦いかたに両隊員の士気も上がる。
先ほど整備・点検をしなおしたばかりとありシルバーガルα号・β号ともにすこぶる順調だった。
フジモリ「ほら!こっちだ怪獣!」
怪獣「グオォォン!」
鼻先を掠めるように垂直にα号が飛行し、怪獣を吊り上げるように後肢で立たせる。
イケダ「よし!今だ!」
露出した腹部に搭載兵器を叩き込むβ号。
693 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/06(土) 02:05:19 ID:7LDe4TI2
先着1名様でこのスレに
スカイハイヤーのレーザー乱射→! dice×300
シルバーガル・フォーメーションヤマト→! dice×400
と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
相手のHP、装甲ともに今だ不明のためどの程度効くかは描写を頼りにしてください。
もうバレバレですが名前もまだ判明していないので劇中では怪獣とだけ呼称しております。
今日はここまで。
子供が出なくなったら出なくなったでUGMの描写で手間食ってちゃ世話ないな。
体感的には1時間ドラマの25分くらいまで進んだ感じです。まだ半分以上残っていますが、辛抱強くお付き合いくださいまし。
長いのイヤーンな声が多いようであれば、いきなり怪獣プロレスに突入して力ずくで決着をつけますが。
それではまた明晩。
694 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 02:12:36 ID:???
スカイハイヤーのレーザー乱射→
6
×300
乙ですおやすみなさいー
695 :
小田ジュニア
:2010/03/06(土) 02:24:23 ID:???
シルバーガル・フォーメーションヤマト→
5
×400
これがUGMの力だ!
696 :
森崎名無しさん
:2010/03/06(土) 03:00:53 ID:???
広大船長の描写にムラマツキャップこと故小林昭二氏を思い出してちょっと泣いた。
つかどっかの学校で熱血教師のヤマト先生が居たらwktkが止まらない。
697 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 00:24:11 ID:3TBMZoCc
>>696
小林昭二さんはヒーローにとっても私達にとってもまさに『おやっさん』でした。
ヤマト先生の活躍はラインライダー滝で見られますよ。(うちのスレに出すとシロがかすむのでお休みですw)
スカイハイヤーのレーザー乱射→ 6 ×300=1800−???のダメージ
シルバーガル・フォーメーションヤマト→ 5 ×400=2000−???のダメージ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
島崎「今のは効いたぞ!今度こそやったんじゃないか!?」
すでに島崎の発言に突っ込む同級生はなく、
山森「……そう言うと駄目なんですよ。……多分」
と申し訳なさげに山森が突っ込んでおいた。
フジモリ「どうだっ!?」
イケダ「手ごたえはあったぞ!?」
超至近距離からありったけのレーザーと搭載兵器を叩き込んだのだ。そのうちの何発かは急所にも命中したはずだった。
だが
怪獣「グォォォォンンッッ!!」
弱る様子もなく怪獣は咆哮を上げ角を発光させ、頭上を飛ぶスカイハイヤーとシルバーガルをにらみつけた。
イトウ「くっ!もとより一撃とは思っていなかったが……。
フジモリ、イケダ!こうなったら根競べだ!弾が尽きるまで攻撃を続けるぞ!」
フジモリ・イケダ『ラジャーッ!』
こうなったら怪獣が倒れるまで攻撃し続けるしかない。三機はバンクをとり旋回運動を再度始めた。
698 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 00:25:25 ID:3TBMZoCc
オオヤマ「よし!その調子で攻撃を続けるんだ!」
司令室で指揮を取るオオヤマの声の調子も大きくなる。
既にハンガーには弾薬補充とスカイハイヤーの照準調整の準備をするようにと伝達しておりUGMも総力戦を覚悟していた。
その司令室のドアが開かれる。
整備班からの伝達か?それなら通信を使えばいいのにとオペレーターのエミ隊員が振り向く。
エミ「きゃっ!あなた達は……っ!」
大空船長「♪ヌレクハーヒーウーモー ケナケナ シーモンス
ヨドサーハーオーコーム メウラア シーモンス♪」
船員達『♪シーモンスゥゥゥ♪」
南葛市に急行する途中に救助した漂流者たちが医務室を抜け出し、司令室まで押し寄せてきた。
スペースマミーも本来は宇宙船とはいえども、船は船。海の男達にはどこに船長がいるのかわかるのだろう。
オオヤマ「なんだっ!君達は!今は戦闘中だ。医務室へ戻っていなさい!」
大空船長「♪シーモンスゥゥゥ♪」
オオヤマキャップの言葉に耳を貸さずにモニターに映った怪獣を指差し歌い始める大空船長。
オオヤマ「シーモンス?それがあの怪獣の名前かね?何か知っているのかね君達は?」
大空船長「ヌレクハーヒーウーモー ケナケナ シーモンス
ヨドサーハーオーコーム メウラア シーモンス♪」
問いかけには応えずまた歌いだす大空船長とその部下達。
エミ「キャップッ!」
オオヤマ「今度はなんだ!?」
エミ「もう1匹怪獣が!南葛市沖合30q」
オオヤマ「なにっ!?」
スペースマミーのモニターには鼻先に立派な角を生やした怪獣が波を蹴立てて南葛市へ向かう姿が映されていた。
699 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 00:26:38 ID:3TBMZoCc
城山「うわっ!チビたちが群れをなしてこっちへ来るぞ」
白瀬「もう掃除終わっちゃったのかな?」
子供の波に逆らって海岸へと向かう二人と一匹。
途中引率する教師にSCの子供がどこにいるかを尋ねると
教師「私達が他の件でバタバタしている間に怪獣が現れて……。
お恥ずかしい話ですが彼らが避難誘導をしてくれました」
面目ないといった体で頭を下げながら話をする初老の教師。
その教師の話では逃げ遅れた者がいないかと、チームメイトの安否を確認してから避難するとのことだった。
城山「……アイツら無茶しやがって」
白瀬「でもコレだけの数を裁けるなんて凄いね。監督も見習わなくちゃ」
どうやらSCの立派な行いは監督の教えの賜物ではなく、彼ら自身の資質と努力のものと判断したようだ。
城山「……まあいいや。行くか」(……怪獣か……。何もしないで帰ってくんないかな。あんまり戦いたくないんだけど)
表情を曇らせながら歩を進めるていると
子供達『わーっ!』
何をきっかけに走り出したのかわからないが子供達。服装が貧乏くさいところを見ると南葛小の子供達だろう。
その集団の流れに翻弄され城山と白瀬、ピグコは分断されてしまう。
城山「先に行っててくれ!後から追いつく!」
白瀬「しょーがないなぁ。ピグコちゃんいこっ!」
ピグコ「ゲェーッ!」
手を引かれたピグコが後ろを振り向きながら何か言ったが城山にはわからなかった。
700 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 00:28:01 ID:3TBMZoCc
UGMの戦闘機が頭上を飛ぶのをにらみ、角を発光させながら叫ぶ怪獣。
怪獣A「グオォォォオン!!」
南葛沖に姿をあらわした怪獣もそれに呼応するように咆哮する。
怪獣B「グゥオォォオォォォンッッ!!!!」
長く立派な角が一度、二度発光する。
見る見るうちに周りの海があわ立ち、逆立ち指向性を持った波となって南葛市へ向かって進んでいく。
エミ「キャップ!津波です!大津波が南葛市へ向かっています!」
大空船長「♪ケナケナ シーモンスゥゥ!!」
先着1名様でこのスレに
波の高さは!?→! power
と!とpowerの間のスペースを消して書き込んでください。
上二桁が波の高さになります。(845が出たら84メートルの波高となります)
701 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 00:34:03 ID:???
波の高さは!?→
689
702 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 02:44:47 ID:3TBMZoCc
波の高さは!?→ 689 =波高68.9メートル
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
エミ「波の高さおよそ70メートル!」
オオヤマ「なにィ!?」
司令室のスクリーンには津波を起こした怪獣よりも高く競りあがった大波が映し出され、
凄まじい勢いで南葛市へと向かっていた。
オオヤマ「なんとか止めるんだ!プラズマミサイル発射!」
タジマ「発射!」
スペースマミーの艦首から大津波めがけてミサイルが発射され波濤に命中するが
エミ「波の高さ衰えません!」
オオヤマ「まだ海岸には子供達が……。
イヤ!この高さの波が町を襲えば……」
70メートルの波が市外を襲えば町は壊滅しおびただしい被害が出るだろうことは容易に予測できた。
オオヤマ「まだだっ!プラズマミサイル連続発射!」
タジマ「ラジャーッ!」
なす術などないのだが指をくわえて見ていることも出来ずスペースマミーはあらん限りのミサイルを発射した。
だが津波は人間の科学力などものともせず海岸へと押し寄せた。
703 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 02:46:17 ID:3TBMZoCc
美津乃「……ヤバ。みんな高いところへ逃げるよ!」
水平線の彼方から押し寄せる波に気がついた美津乃がSCに避難を促す。
井沢「……あ……ああ」
島崎「ぼーっとしてるな!逃げるぞ!」
事態の深刻さに気がついたSCはきびすを返して砂浜を駆け高台を目指す。
しかし津波はそれ以上の速度で押し寄せ今まさに波頭が崩れようとしている。
オオヤマ「くそっ!」
指令席から立ち上がり鬼の形相でモニターを見るオオヤマ以下UGMのメンバー。
イトウ「ちくしょう!」
フジモリ「うわあぁぁっっ!!」
イケダ「このぉぉぉっ!!」
スカイハイヤー、シルバーガルからも津波を粉砕しようとレーザーが、ミサイルが発射されるが
それらを全て飲み込んで波は押し寄せた。
だが南葛市には最後の堤防があった。
シロ「デュワッ!」
光と共に光の巨人・ウルトラマンシロが現れる。
シロは子供達を一跨ぎにすると砂浜に仁王立ちになり
シロ「ゥンッ!」
持てる力の全てを振り絞ってバリヤーを張った。
704 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 02:48:01 ID:3TBMZoCc
先着1名様でこのスレに
シロのウルトラバーリヤ→! power
と!とpowerの間のスペースを消して書き込んでください。
出た数字が698より大きければ津波を押し返せます。
小さかった場合津波が南葛市へ押し寄せます。
今日はここまで。やっと半分、かなぁ。長いねこのスレの範囲で終わるといいんだけど。
ざっと計算したらあと230くらいしかこのスレ書き込めないのね。文章が無駄に長いんですよね。
もうちょっとサクッと読めるようにしたいものですが、にんともかんとも。
それではまた明晩。おやすみなさい。
705 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 02:52:32 ID:???
シロのウルトラバーリヤ→
590
だが攻撃向きの監督である
706 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 02:52:38 ID:???
シロのウルトラバーリヤ→
846
無理だとは思いつつ 頑張ってくれ、シロ!
707 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 07:13:04 ID:???
無効になった方が強い数字の法則が順調にどのスレでも発動している件
ある意味でクラブのAさんより悪事を働いてる気がする。
708 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 14:09:51 ID:???
mac来てたらダン隊長見れたかなぁ
709 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/07(日) 23:35:09 ID:3TBMZoCc
>>705
攻撃向き……かな?どっちかって言えば回避のほうが得意かも。シロで空蝉すると因幡の白兎になっちゃいますが。
>>706
かなりの確立で失敗ですからね。それでも向かっていくのがヒーローたる所以なのです。声援ありがとうございます。
>>707
がっかり感が凄まじいですからね。
ただ中の人的には同時に複数の人が読んでくれてるのがわかってちょっとうれしかったり。
>>708
MAC?引いてたら大変でしたよ。高確率でシルバーブルーメに襲撃されて全滅しました。
運良く生き残ってもゲンのしごきでダン隊長はお休みになります
(既成のウルトラの人たちはシロがかすむためヤマト先生、ダンに限らずお休みです。北斗はたぶん謹慎中です)
シロのウルトラバーリヤ→ 590 =698以下。バリアーを乗り越えて津波は南葛市へ押し寄せる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
シロ「フゥンッ!!」
ありったけの力を込めて両の掌から放射した不可視の壁を波打ち際に突き立て、自分よりも高い波に立ち向かうシロ。
水深が浅くなるにつれ高さを増す波高。
シロ「ッダァッ!」(こんなもん通したら町が……!オレの後ろにはもう防波堤はないんだっ!)
身長のおよそ倍の高さから崩れ落ちてくる海水に押しつぶされそうになりながら必死にこらえるシロ。
シロ(ぐっぅぅぅ)
暴漢にやられた肩がうずく。押し寄せる波は次々と折り重なり波高はすでに当初の倍になろうとしている。
シロが支えている海水はざっと見積もっても120万トンを超える超重量になっていた。
歴代のウルトラ戦士、エースで14万トン、タロウで16万トンのタンカーを持ち上げると言われるが、そのおよそ100倍の重さである。
矢島「が、頑張ってくれウルトラマン!」
美津乃「しっかりしなさいっ!シロ!」
シロの背後で見守っているSCからも声援が飛ぶ。
それを支えにシロは限界まで、カラータイマーが激しく点滅してもふんばった。
……だが、ついに膝を突き、力尽きた。
バリヤーが弾かれた衝撃で仰向けに倒される。
天空から落下する濁流をシロとSCは見上げることしかできなかった。
710 :
森崎名無しさん
:2010/03/08(月) 02:18:45 ID:???
頑張れウルトラマンシロ!ここで何とか立ち上がれ!
これって水に関するトラブルだから
秋津姫が町の救援に訪れてくれないかなぁ、と期待してみる
…かなり無茶言ってるかも。うん、ゴメン
711 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/08(月) 03:12:15 ID:UjlevNHU
太陽が隠され漆黒の闇が覆いかぶさってくるその刹那。
海岸は神々しい輝きに包まれた。
秋津姫「我の地で水の禍など許すと思うてかっ!」
羽衣をなびかせて津波とシロの間に現れる秋津姫。
お互いにしがみつきあって目を硬くつぶっていた子供達もいつまでも降ってこない津波に恐る恐る目を開く。
シロ「でゅ、でゅわっ!?」
矢島「秋津姫だ!秋津姫様が助けに来てくれた!」
瀬名「姫さま〜!」
歓声を上げて秋津姫の登場を喜ぶSC。
秋津姫「言うたであろう。そなた達には水の加護を与えると」
そう言いながら優雅に右手を一振りすると、今まさに南葛市を飲み込まんとしていた大津波は凍りついたように止まり、
そのまま砕け散ると秋津姫の神威にひるんだように大海原へと帰っていった。
秋津姫「(小声で)城山や。現し世を、イヤ自分の故郷、友人、子供達を守るのなら、もちっと強くなるのじゃ。
お主にはまだまだ可能性が眠っておる。それが目覚めるのを我は楽しみにしておる」
シロ「でゅ、でゅわでゅわ」(そんなこと言われたってなぁ。何が眠ってるのかくらい教えて欲しい)
秋津姫「それではな。我も最近なかなかに忙しくてな。娘も見守らなければならんしな。
まったく、子供というものは手がかかってしょうがないのう」
口ではそう言うものの顔は若干緩んでおり満更でもないようだ。
矢島「姫様に子供がいるの?」
秋津姫「……そう遠くない未来にな。主達なら相見えることもあろうぞ。それでは、な」
薄い笑みを浮かべると秋津姫は現れたときと同じように光となってシロと共に掻き消えた。
712 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/08(月) 03:13:25 ID:UjlevNHU
エミ「謎の発光現象収まりました。津波も収まっています」
オオヤマ「……流石はウルトラマン……か」
大津波を食い止められなかったUGMはせめて救助活動を迅速に行うべく司令室でモニターを見つめていた。
まさに今上陸するというタイミングで現れたウルトラマンによって大津波は打ち消され待ちは守られた。
自分達の力の及ばない所で町を守ったウルトラマンに敬意を持ちながらも、自分達の不甲斐なさにも怒りを覚える。
エミ「海岸の怪獣、南葛沖の怪獣とも海中に潜った模様。反応ロストしました」
大津波の混乱で二匹の怪獣を見失うUGM。
しかし南葛市の防衛と言う任務はかろうじて果たしたことでなんとか面目は保ったものの
まだ脅威が完全に取り除かれたわけではない。
リターンマッチへ向けてオオヤマキャップは改めて指揮を取る。
オオヤマ「イトウチーフはスカイハイヤーの照準調整を早急に行ってくれ
フジモリ、イケダ両隊員はこの付近一帯をシルバーガルで探索。怪獣をなんとしても見つけ出せ」
イトウ・フジモリ・イケダ『ラジャー』
キャノピー越しに敬礼をし合ってそれぞれの任務につく2機。
UGMの戦いはまだ終わらない。
今日はここまで。やっぱりまとめ読み推奨です。判定も選択もありゃあしない。
読者がちゃんと着いてきているか心配ですが、
うちのスレに出入りしてる人はきっと着いてきているはずと信じて後半も突っ走りますw
それじゃまた。
713 :
森崎名無しさん
:2010/03/08(月) 09:36:26 ID:???
乙でしたー!
ここで再登場または新キャラ登場の布石を打つとは、あざといなさすが秋津姫あざといw
714 :
森崎名無しさん
:2010/03/08(月) 17:43:21 ID:???
まあ秋津姫は某スレで一仕事終えたばっかりだもんなw
715 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/09(火) 01:14:43 ID:SWgi4fLo
>>710
期待通りの活躍をできたでしょうか。
水のトラブルというクラ○アンを思い出してしまう。あいつら役にたたねえ。
大家まで巻き込んだ大騒動に発展した挙句、風呂トイレ一週間使用不可って、オイ!
>>713
新キャラじゃないです。小田ジュニアさんとこの春菜姫のことですよ。
誕生するのは2X 年後のことなのでうちのスレで登場することはないでしょうが。
>>714
世界がかわるとあんなにも神様らしく……。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一方秋津姫の残した神威のかけらか一種の清々しさを残す海岸。
ピグコ「ゲェーッ!」
矢島「あっピグコ!来たんだ」
白瀬「みんな〜無事〜?」
やっとこさ海岸へとたどり着いた二人が合流する。
エロ「ああっステキなお姉さん!」
白瀬の胸にエロが瞬時に反応を示す。
美津乃「わ・た・し・は〜」
顔は笑顔だが目だけが笑っていない美津乃。
エロ「……む、無敵なお姉さん……じゃ駄目?」
美津乃「……無敵はステキだからいいか」
エロ「そ、そうですよ。勝利はプラズマですっ」
無敵だの勝利だのといった言葉に気をよくする美津乃。
美津乃「そうだ。シロちゃんは?一緒じゃないの?」
白瀬「さっきまではね。途中ではぐれちゃった。そのうち来ると思うよ」
716 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2010/03/09(火) 01:17:46 ID:SWgi4fLo
島崎「もうここに居てもしょうがないから、帰るか。途中で監督にもあえるだろ」
師匠「ああ。あんまり遅くなるとあとがうるさいからな」
避難も終わり、自分達も避難しなければいけないことに改めて気がつく。
怪獣にでくわすのも3度目ともなればかなり慣れ、感覚も麻痺してくる。
井沢「……夢中になってたから、わかんなかったけど、いつもこんな感じなの?」
山森「う〜ん。ここまで派手なのは珍しいけど、だいたいこんな感じかな?」
白鳥「そうだね」
瀬名「楽しいよね」
岡部(……すごいチームに入っちゃったかも……)
SCに入ってまだ日の浅い二人が我に返り、山森たちに尋ねてくる。。
眼前に大きな怪獣が現れても動じずに教師達に代わり避難誘導をし、
大津波に襲われそうになった直後なのにけろっとしている。
今思い出しても胸がどきどきしてくるようで岡部は胸に手を当てたりしている。
岡部(この動じなさが強さの秘密……なのかなぁ)
白鳥「ミキちゃん行くよ〜」
岡部「あっ待って待って」
ドキドキしている間に先に行ってしまったチームメイトを慌てて追いかける岡部。
パタパタと小走って岡部がおいつくと先頭集団がなにやら輪になって止まっていた。
岡部「どうしたんです?」
島崎「監督が倒れてるんだ」
白瀬「あ〜監督病み上がりだったからねぇ」
美津乃「シロちゃんどっか悪いの?頭?顔?」
白瀬「どっちも悪いのは認めるけど、病院でもどうしようもないから。
暴漢に襲われたんだよ」
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