キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/20(土) 21:37:41 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266049176/l50

[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
チーム内の不和も何とか暴動が起きる前に鎮火出来、安堵していた所にオールスター戦の話が舞い込む。
反町は妹紅や魔理沙、三杉らと共ににとりら妖怪チームと戦うのだが前半37分で2−1の苦境にさらされ……。

橙「私もシュートが出来ればもっとオータムスカイズは強くなりますよ!」
幽香「キャプテンの抱き心地は最高だったわ」
妖精1「いいよなぁ、オールスターに呼ばれる奴は……」
魔理沙「見せてやるぜ、私の一人舞台……」
リグル「私がエースのリグル・ナイトバグだァ!」
レミリア「 H A ! 」
早苗「諦めない! それが私達に出来るたった一つの戦い方!」
佐野「チビが生きるには、ドリブルしかねぇんだよ!」
椛「どうしてこうなった!? どうしてこうなった!?」
ぬえ「おのれ佐野……この私が入る予定までも破壊してしまった!」

お嬢様そんなに前半から飛ばして大丈夫か、妖精1は地獄に落ちないか、魔理沙は弱く見えるけど本当は強いんだよ!
そんな幻想のポイズン28スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

550 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 15:11:17 ID:f4wKvd6g
チルノ→  スペード5 ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(軽症ペナLv2-2)+(距離補正+3)=
にとり→  クラブ4 河童のびっくりどっきりリュック 65 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(距離補正+3)=


551 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 15:11:47 ID:???
こいし→  スペード8 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(軽症ペナLv1-1)(距離補正+3)=
さとり→  クラブ4 パンチング 61 +(カードの数値)+(距離補正+4)=

552 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 15:12:56 ID:???
妖夢頼む反町までもってこい!

553 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 15:14:23 ID:???
終了じゃね?

554 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 15:22:36 ID:???
>>548
マスターオブレッドサンはもう打てませんが、まだ動けます。
お嬢様はスタミナもかなり高いです。
>>552-553
妖夢がフォローしてまだプレイは続いております。
ただ、当然ブロックに行かなかった者達もまだフィールドで動いておりますので…。

555 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 15:32:51 ID:???
レミリアの必殺シュートは4発は撃てるってことか。
ガッツが足りないオータムスカイズには脅威だな。

556 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:33:19 ID:???
>霊夢→  ハート7 夢想スパーク 69 +(カードの数値)=76
>魔理沙→  ハート5 マスター封印 71 +(カードの数値)=76
>レミリア→  ダイヤ9 ブロック 55 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=68
>永琳→  スペード6 反転ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(軽症ペナLv1-1)+(距離補正+1)=66
>チルノ→  スペード5 ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(軽症ペナLv2-2)+(距離補正+3)=63
>にとり→  クラブ4 河童のびっくりどっきりリュック 65 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(距離補正+3)=76
>こいし→  スペード8 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(軽症ペナLv1-1)(距離補正+3)=63
>さとり→  クラブ4 パンチング 61 +(カードの数値)+(距離補正+4)=69
>=0→ボールはこぼれ球に。妖夢がフォロー
===================================================================================================
                   ドギュブルルルルルルルルルルルルッッッ!!

レミリア「うー!?」
永琳「ぐっ……!? ああああああっ!?」
チルノ「あたいは……さいきょおおおおおおおおおぎゃああああああああっ!?」

魔理沙の破壊的なシュート――マスタースパーク。
霊夢のドライブ回転をするシュート――夢想封印。
幻想郷サッカー界を牽引する両雄の放ったシュートは、鋭い回転と唸り声を上げながらフィールドを飛び立った。
ほぼ同じ程度の力で打ち出されたシュートは、空中で大きくブレ。
動体視力も常人並ではないレミリアですら確認出来ない程に数個に分裂したように見えながらゴールへと向かう。
破れかぶれだとブロックに向かったレミリアに、反転した勢いをそのままにブロックにいった永琳。
そして、今度こそ止めてみせると意気込んで飛び込んだチルノだったが……。
3人はまるでシュートの威力すら止める事も出来ず、ものの見事に吹き飛ばされてしまうのだが……。

にとり(魔理沙のマスタースパークの威力に、霊夢の夢想封印のドライブ回転。
    まともにブロックに行こうにも軌道が不規則な上に、下手にブロックしちゃチルノ達の二の舞だ。 なら、ここは……)
にとり「これしか無いッ!! 河童の技術は、世界一ィィィィッ!!」

557 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:34:30 ID:???
闇雲に飛び上がるのは自殺行為だと判断したにとりは、リュックから工具類を散乱させそれらをとにかくボールめがけて投擲。
そうする事によって、少しずつ少しずつ近づいてくるボールの軌道を読もうとしたのである。
そして、ある一定の法則に従いボールがブレているのを瞬時に判断したにとりは……。

にとり「ここだァァァァァッ!!」

ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアオッ!!

硬い工具が入ったリュックを前面に見せつつ、背中からブロックに向かう。
ボールはにとりの想定していたコースを正確に通り抜けようとしていた為。
当然ながらそのリュックにボールはぶち当たり、にとりの背を重い衝撃が襲う。
歯を食い縛りながらにとりはその衝撃に耐え、つんのめりながらも足を踏ん張り……。

バギャアッ!! テン コロロ……

にとり「はぁっ……はぁっ……。 ど、どんなもんじゃああああああい!!」
魔理沙「なっ……なにィィィィッ!?」
霊夢「はいはい、鉄壁鉄壁」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……ああああああああああああああああああああっ!? なっ、なっ、なんという事でしょうかァァァッ!?
    に、にとり選手ッ!! 霊夢選手、魔理沙選手の合体シュートを……ふっ、防いだァァァァーッ!?
    正に! 正に鉄壁のDF、河城にとりィィィッ!! 人間チーム、ゴールならずゥゥゥッ!!」

魔理沙(じょ、冗談じゃない……そりゃ、もしかしたら防がれるかもとは思ってたが……。
    なんだってにとりがここまで強くなってんだ!?)
霊夢(そりゃ永琳の爆宙アポロとかも止めたんだもんね。 こんなのが通用する訳もないか。 距離もあるし)
チルノ(ぢっ……ぢぐしょお……。 なんで河童がこれを止めてあたいが止められないのよ!?)
にとり(よ、よし……これで、勝っ……)
妖夢「まだ、まだ試合は終わってません!!」
にとり「な、なにィ!?」

558 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:35:31 ID:???
魔理沙と霊夢の渾身のシュートも通用せず、ここまでかと人間チームを応援する者達が嘆きの声をあげ。
妖怪チームを応援する者達が歓喜の声をあげる中……。
しかし、まだ試合は終わっていないとにとりの零したボールに詰め寄せていた選手がいた。
俊足を生かし、キックオフと同時に一気に駆け上がってゴール前に馳せ参じていた選手――魂魄妖夢である。
これで勝ったと思わず笑みを浮かべ、倒れこむにとりの視線の先で……。
零れたボールは妖怪チームの者達がフォローする暇もなく、妖夢が確保してしまう。

ジョン「あ、あああっとぉ!? まだです! まだ人間チームの攻撃は終了していないィィィッ!!
    なんと妖夢選手、ここでボールをフォローしたァァァッ!!
    これが正真正銘、ラストチャンスだァァッ!!」

こいし「げっ!? ま、まずっ!? ボールを……」
反町「やった! よし、妖夢、こっちに……!」
幽香「させないわよ、キャプテン!」
反町「!?」

慌ててこいしが妖夢からボールを奪おうとする一方。
反町は即座に妖夢にボールを貰おうと手を上げてアピールしようとするが……。
その瞬間、反町へのパスコースには幽香が進入。
にこりと笑みを浮かべつつ、しかしまるで一分も油断をしている様子は見せない。

幽香(キャプテンのシュートなら多少距離があろうと入っちゃうものね……。
   悪いけれど、私達も勝ちたいから……ここは本気で防ぐわよ)
反町(くっ、拙い……これじゃあボールをもらえない……)

559 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:36:47 ID:???
幽香の足の遅さからして、マークを外そうと思えば外せるだろう。
しかし、それでも多少なりと時間はかかってしまう。
残り時間が少ない以上、それは事実上不可能といって間違いない。
反町は歯噛みをしながら、それでも何とか幽香を引き剥がせないかとゴール前に移動する。
だが、そうしている間に……なんとサイドからパルスィが中央へと詰め幽香と共に反町のマークにつく。

パルスィ「パルパルパルパルパル!! おいしいところを持っていかせてたまるもんですか!」
反町「くっ!?」
妖夢(……反町がゴール前に移動してる、けど……。 駄目ね、風見幽香とパルスィがマークについている。
   これじゃあパスは不可能に近い、か……。
   なら、ここは私が撃つしかない……かな?)
反町(くそっ、どうする!? こんな状態じゃパスなんて貰えないも同然だ……!
   攻撃メンバーはもう俺と妖夢の二人だけしかいない……どうすればいい?)
幽香(ハイボールを要求したら吹き飛ばしてやるわ! キャプテンが相手でも手加減はしない!)
パルスィ(パルパルパル! 絶対にこんな奴に美味しいところを持っていかさせてたまるか!)
こいし(こんな所で失点したらお姉ちゃん赤っ恥もいいとこじゃな〜い。 しっかり守らないと!)
さとり(どちらが来ても大丈夫……絶対止める!)

A.「こっちだ、ハイボールをくれ!」 PA内に侵入してからハイボールを要求する
B.「妖夢、パスだ!」 幽香・パルスィのカットを抜けてパスをするよう要求する
C.「妖夢、もう時間が無い、打て!」 妖夢に打たせる
D.「妖夢、まずはこいしをかわせ!」 前から来ているこいしをかわさせる
E.別にキャプテンじゃないんだし、指示しない方がいいな……
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

560 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 16:38:46 ID:Mb3PQLag


561 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 16:41:54 ID:H8HkkQLQ
A

562 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 16:42:01 ID:7MC/N7F2

それでも反町なら…反町ならなんとかしてくれる

563 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:57:04 ID:???
>A.「こっちだ、ハイボールをくれ!」 PA内に侵入してからハイボールを要求する
==================================================================================
妖夢(……余程の自信があるみたいね。 とにかく、そこまで言うなら……)
妖夢「しっかり決めてよね!」

反町の声を受け、ゴール前に高い浮き球を放り込む妖夢。
こいしはその素早いパスに反応出来ず、綺麗にボールはゴール前に落ちていき。
反町はそこに目掛けて思い切り駆け寄せて飛び上がるのだが……。

幽香「吹き飛んでも恨まないでね、キャプテン!」
パルスィ「構わない、私が許すから吹き飛ばしなさい風見幽香!」
反町(くそっ、二人もいるからシュートフォームが取りにくい!)

当然ながらそこにはマークについている二人。
競り合いにはそれなりの自信を持つ脅威のフィジカル・幽香。
そして、嫉妬の力を己の力に変換できる橋姫・水橋パルスィが共に揃ってクリアーに向かう。
更に、その飛び上がる反町を"三つ"の目で見ていたのは……地底が誇るGK――古明地さとり。

さとり(ただのヘディングなんかでゴールを狙うなんて、舐められすぎですね……!
    パワーシュートでさえなければ……PA内のシュートは絶対に許さない!)

ジョン「さぁ〜、反町選手! ここを決めればハットトリックだが果たしてゴールなるかァァッ!?
    人間チームに、勝利を呼び込む事は出来るのかァァッ!?」

反町(絶対に決めるぞ! オールスター戦とはいえ、負けるのだけは御免だ!)

564 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:58:30 ID:???
先着4名様で、
反町→ ! cardヘディング 67 +(カードの数値)+(集中マーク補正-4)=
幽香→ ! card高いクリアー 56 +(カードの数値)=
パルスィ→ ! card高いクリアー 47 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=
さとり→ ! cardさとりセービング 67 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは妖怪チームゴールに突き刺さる。試合終了
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(妖夢がねじ込み、アリスがフォロー試合終了、こいしがフォロー試合終了)
≦−2→妖怪チーム、シュートを阻止。試合終了

※反町のマークがダイヤ・ハートで「強烈なヘディング」が発動し+2の補正。
※スキル「喧嘩サッカー」の影響により、幽香のカードがスペードでも反則の対象となります。
 また、幽香の接触行動には全て吹っ飛び係数3がついています。
※クリアーに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。

565 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 16:58:57 ID:???
反町→  ハート4 ヘディング 67 +(カードの数値)+(集中マーク補正-4)=

566 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 16:59:32 ID:f4wKvd6g
幽香→  スペード8 高いクリアー 56 +(カードの数値)=


567 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 17:00:44 ID:???
パルスィ→  スペード10 高いクリアー 47 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=

568 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 17:02:17 ID:???
さとり→  ダイヤ2 さとりセービング 67 +(カードの数値)=

569 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 17:49:35 ID:???
>反町→  ハート4 ヘディング 67 +(カードの数値)+(集中マーク補正-4)+(強烈なヘディング+2)=69
>幽香→  スペード8 高いクリアー 56 +(カードの数値)=64
>パルスィ→  スペード10 高いクリアー 47 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=59
>さとり→  ダイヤ2 さとりセービング 67 +(カードの数値)=69
>=0→ボールはこぼれ球に。アリスがフォロー試合終了
==============================================================================================
幽香「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
パルスィ「パルパルパルパルパルーッ!!」
反町(くっ!? あたりが強い……!!)

遠慮なしに体を当ててくる幽香に、それに負けじと力強く反町の態勢を崩しに来るパルスィ。
当然ながらそんな状況では反町も万全の状態でヘディングは行えず……。
やや不完全なフォームから、頭でボールを打ちぬく。
それでも、ボールは綺麗にゴール右隅へと吸い込まれてゆくのだが……。

ババババッ!!

さとり「PA内からのシュートは……絶対に決めさせませんッッ!!」

そのコースを予め読んでいたかのように、ダイビングキャッチに向かうさとり。
ボールの芯を打ちぬきいつも以上の速度でゴールに突き進むボールだが……。
それでも、僅かにコースを読んでいたさとりのダイビングの方が早い。
辛うじて爪先でボールに触れ……さとりはボールを弾き返す事に成功する。

パァンッ!!

さとり「たァァァッ!!」
反町「っ!?」
アリス「よしっ、ナイスセーブ! これで……試合終了よッ!!」

570 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 17:50:38 ID:???
ジョン「あ、あああっとぉぉぉ! さとり選手、反町選手のラストシュートを弾き返したァァァッ!!
    反町選手、渾身の強烈なヘディングも通用せずーッ!!
    そして、このボールをアリス選手がフォローッ! 即座にクリアーし……」

ピッピッピィィィィ〜ッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「試合終了〜! 両軍、総80分間! 退場者が出る程にまでよく戦いましたが……。
    3−2! 軍配は妖怪チームに上がりましたァァァッ!」

試合終了!

人間チーム 2−3 妖怪チーム

妖夢(あー……やっぱ、流石に、さとりさんのいるPA内からは決められないわよね……。
   私が撃つべきだったかな……)
魔理沙「ちっ……!」
魔理沙(あの野郎……ただのヘディングが私のオーバーヘッド以上の威力じゃねーか。
    どういう身体構造してるんだ……)
霊夢(やっと終わった……)
三杉(一歩及ばず、か……。 ……敗因は、僕やシェスター、そして西尾?がまるで役に立っていなかった点だろうな)
西尾?「ぐぅぅ……早苗さんの為にも、せめて同点にはしたかったところじゃが……」
シェスター「やっぱり僕達もまだまだ力不足、っていう事かな」
妹紅「くっ、くっそ〜!! も、もうちょっとで勝てそうだったのに!」
慧音「致し方あるまい……勝負は時の運、こういう事もあるさ」
咲夜(お嬢様のいるチームが相手とはいえ、負けるのは少し複雑ね……)

観客「うおおおおおお〜っ! やっぱ永琳とレミリアの二人がいるチームの方が強いか!」
「そりゃお前、天才と悪魔のタッグだぜ!? 盆と正月が一緒にやってきたってレベルじゃねーぞ!」
「人間チームもよくやったんだがなぁ……」「ああ、早苗さんのファインセーブや反町のシュートは凄かったぜ!」

571 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 17:51:43 ID:???
反町(くそっ……負けた、か……)

審判の長い笛が鳴ると同時、反町の体を襲う脱力感。
この80分、3度ポイゾナスドライブを放ち試合終了間際にはヘディングを放ったのだ。
既に体力は無いに近く、思わずよろけてしまいそうになるも……辛うじて耐え、周囲を見回す。
観客席は両軍の素晴らしいプレイの数々に対して惜しみない拍手を浴びせており……。
勝利をした妖怪チームの永琳、アリスは観客に答えるように手を振っており。
レミリアはある一定の場所に向けて両手でガッツポーズを取っている。
幽香は未だ倒れていたチルノ、そしてにとりを起こしてDF陣、GKとハイタッチをかわし……。
パルスィもちゃっかりとその輪の中に入っていた。しかし、どうもチルノの顔色は優れない様子である。
一方、残ったFW陣であるリグルは……なにやら呆然としながらフィールドに立ち尽くし。
諏訪子はそんなリグルを見て、目を丸くしつつ大丈夫かなどと問いかけていたりする。

自軍の者達に目を向ければ……敗北した事に対して憤りを感じている者、哀しみを覚える者。
運が無かったと気持ちを切り替えようとしている者、そしてまるで気にしていないといった者がそれぞれ集まり。
今日の試合の反省点なり、何なりを話し合っている様子だ。

反町(……思えば、負けるのは久しぶりな気がする。
   ……萃香さん達と戦って以来、だよな。 ……さて、俺はどうしようかな?)

A.レミリア、永琳、アリス達に挨拶をする
B.妖怪チームのDF陣、そして幽香とパルスィに挨拶をする
C.リグル、諏訪子に挨拶をする
D.自陣に戻り、三杉達と合流する
E.まだ拍手をくれる観客達に挨拶をしよう
F.早苗さんの容態が気になる……様子を見に行こう
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

572 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 17:52:25 ID:f4wKvd6g
C

573 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 17:53:51 ID:H8HkkQLQ
F

574 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 17:54:18 ID:Mb3PQLag


575 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:12:53 ID:lkXLoF7g
C

576 :1/2:2010/02/28(日) 18:18:18 ID:???
後半の引き

咲夜    4〜15 平均10.11  1勝 2敗 1分
霊夢    4〜12 平均 8.20  2勝 2敗 1分
妹紅    1〜13 平均 8.00  0勝 3敗 1分
慧音    3〜15 平均 7.67  0勝 2敗 1分
早苗    4〜13 平均 7.25  1勝 3敗 0分
妖夢    6〜 8 平均 6.67  0勝 2敗 0分
西尾?   1〜 9 平均 5.00  0勝 2敗 0分
三杉    1〜10 平均 4.33  0勝 3敗 0分
反町    1〜 5 平均 3.33  1勝 1敗 1分
魔理沙   2〜 5 平均 3.25  0勝 3敗 1分
シェスター 判定なし

FW         平均 4.30  1勝 6敗 2分
MF         平均 6.40  2勝 7敗 1分
DF         平均 8.91  1勝 7敗 3分
GK         平均 7.25  1勝 3敗 0分
総合        平均 6.69  5勝24敗 5分


577 :2/2:2010/02/28(日) 18:20:14 ID:???
諏訪子   8〜13 平均10.50  1勝 1敗 0分
アリス   6〜12 平均 9.00  1勝 2敗 0分
永琳    1〜12 平均 8.71  5勝 1敗 1分
リグル   8〜 8 平均 8.00  0勝 0敗 1分
パルスィ  4〜11 平均 8.25  1勝 2敗 1分
レミリア  4〜11 平均 7.60  2勝 3敗 0分
にとり   4〜10 平均 7.25  2勝 0敗 2分
チルノ   2〜12 平均 6.00  0勝 5敗 0分
こいし   4〜 8 平均 6.50  0勝 4敗 0分
幽香    2〜11 平均 5.80  0勝 4敗 1分
さとり   2〜 9 平均 5.20  0勝 3敗 2分

FW         平均 8.38  3勝 4敗 1分
MF         平均 7.86  7勝 9敗 3分
DF         平均 6.54  2勝 9敗 2分
GK         平均 5.20  0勝 3敗 2分
総合        平均 7.29 12勝25敗 8分


578 :576:2010/02/28(日) 18:22:34 ID:???
間違えましたので訂正します。

人間チーム
誤)総合        平均 6.69  5勝24敗 5分
正)総合        平均 6.69  5勝23敗 6分

579 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:25:38 ID:???
乙ー、肝心要の反町の引きが酷いなあ…そりゃ負けるわw

580 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 18:26:40 ID:???
>>576-578
前半に続いて本当にお疲れ様です。そしてまとめに感謝!
これを見ると……人間チームはFWの引きが酷いですね。

581 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:32:04 ID:???
>>576乙です。

反町の後半の勝負弱さはなんなんだか……。
他の秋空メンバーはにとり以外はあまりぱっとしなかったな。
幽香は判定自体少なかったが、新技は収穫と言える。

582 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:37:31 ID:???
この試合のcard平均
1位 アリス   平均10.50 ( 1勝 2敗 1分)
2位 慧音    平均 8.43 ( 0勝 5敗 2分)
3位 リグル   平均 8.20 ( 1勝 2敗 2分)
4位 妖夢    平均 8.00 ( 0勝 3敗 1分)
5位 西尾?   平均 7.80 ( 0勝 5敗 0分)
6位 咲夜    平均 7.75 ( 1勝 5敗 2分)
7位 霊夢    平均 7.67 ( 6勝 5敗 0分)
8位 レミリア  平均 7.56 ( 3勝 4敗 1分)
9位 妹紅    平均 7.50 ( 1勝 6敗 1分)
10位 諏訪子   平均 7.40 ( 3勝 2敗 0分)
11位 早苗    平均 7.38 ( 2勝 5敗 1分)
12位 永琳    平均 7.36 ( 7勝 2敗 1分)
13位 幽香    平均 7.33 ( 2勝 6敗 1分)
14位 チルノ   平均 7.13 ( 0勝 7敗 0分)
15位 こいし   平均 7.00 ( 0勝 5敗 0分)
15位 シェスター 平均 7.00 ( 0勝 2敗 0分)
17位 さとり   平均 6.75 ( 1勝 4敗 2分)
18位 パルスィ  平均 6.00 ( 3勝 4敗 1分)
19位 三杉    平均 5.60 ( 0勝 5敗 0分)
20位 にとり   平均 5.43 ( 2勝 2敗 2分)
21位 反町    平均 5.38 ( 4勝 3敗 1分)
22位 魔理沙   平均 4.86 ( 0勝 5敗 1分)


583 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:38:34 ID:???
ブロック判定では手も足も出ないものな。
手が出るはずのチルノも一度も顔面ブロック出なかったし……。

ともかく、もっと鍛えないと他のチーム、特にシューターの多いチームには厳しい。

584 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 18:41:14 ID:???
>C.リグル、諏訪子に挨拶をする
=================================================================
反町(リグル……ど、どうしたんだ?)

反町としては、素早く自陣に戻り三杉達と合流するのが一番かと思ったのだが……。
それよりも何よりも、フィールド中央部で棒立ち状態となっているリグルのことが気になった。
リグルの性格からして、今のこの状況は勝利した事に喜び小躍りしていてもおかしくない場面。
しかし、まるでリグルは微動だにしないままフィールドで立ち尽くしているのである。
一体どうしたのかと心配になりながら反町が近づくと……近くにいた諏訪子が気づいたのか。
反町に対して、心配そうな表情でリグルの肩を持ちながら声をかける。

諏訪子「そ、反町君。 なんだかこの子の様子がおかしいんだよ……」
反町「ど、どうしたんです?」

焦る反町に対し何だかぶつぶつ言葉を呟いているんだ、と説明する諏訪子。
よくよく見てみると……虚ろな瞳で虚空を見ながら、リグルは確かになにやらを呟いている様子。
一体何を言っているのだろうかと耳を近づけてみると……。

リグル「私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……。
    私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……」
反町「…………」
諏訪子「ど、どうしちゃったのかなこの子?
    前の試合からこういう事よく言うから、虚言癖や妄想壁がありそうとは思ってたけど……」

リグルがずっと呟いているのは、自分はエースだと言い聞かせる言葉。
この試合、シュートチャンスが何度かあったもののそれら全てを失敗させてしまったリグル。
1得点も上げられないというのは、オータムスカイズのエースストライカーと自称するリグルにとっては計算外の事だったのだろう。
一方で諏訪子はお医者さんもいるし呼んだ方がいいかな?と反町に問いかけてくるのだが……。

反町(こ、これって……要するに、俺が今まで訂正してこなかったからだよな……)

585 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 18:42:25 ID:???
リグルが自身をエースストライカーと自称してきたのは当初はただの勘違い。
反町がシュートを決められず自分が得点を挙げた試合から起こっていた事である。
そして、それからリグルが常にエースと自称する度に……反町はあえて訂正をしてこなかった。
それ故、ここまで増長してしまったと言って過言では無い。

確かにリグルはオータムスカイズに加入してより、かなりの成長を遂げてきたのだが……。
この幻想郷中の精鋭が集まるオールスター戦で点を取るには、まだまだ実力が足りなかったのだろう。
だが、それをリグルが理解するという事は出来ない。
何故ならば、リグルは自分がエースストライカーだと思い込んでいるからである。
同じチームの反町が2得点を挙げている以上。
エースストライカーの自分はそれと同等かそれ以上取らなければならないと考えているのだ。

リグル「反町が2点で私が0点……あばば……」
諏訪子「……どうして落ち込んでるの、この子?」
反町(す、諏訪子さん達からしてみれば確かにリグルがこういう風に言うってのは虚言や妄想としか映らないんだろうなぁ。
   そ、それはともかくどうしよう? なんだかどんどん酷くなってるような気がするけど……)

A.「リグル、しっかりしろ!」 渇を入れる!
B.「大丈夫だ、エースにだって調子が悪い時はあるさ」 慰める
C.「リグル、落ち着いて聞け……お前はエースストライカーじゃない!」 俺がエースだ!
D.「永琳さん、ちょっと……」 ちょっとおかしい子はお医者さんに任せるのが一番だろう
E.「幽香さん、お願いします」 こういう時は幽香さんに任せよう
F.「よくある事です、放っておきましょう」 放っておく
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>582
これまたお疲れ様です。アリスさんがダントツですね、平均10とは……。
そして反町、なんというブービー……。

586 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:47:15 ID:H8HkkQLQ
A

587 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:47:56 ID:Mb3PQLag
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
  実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!

588 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:49:01 ID:g68fASZ2
A

589 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 18:53:00 ID:f4wKvd6g
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
  実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!

590 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:04:54 ID:4aYLDzkk
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
 

591 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:06:41 ID:2MhUkOgk
A

592 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:07:18 ID:YB/36Ajw

お前だけじゃない、俺たちはまだまだ弱い。
這い上がろう。次の大会までもっと練習して少しでも強くなろう。

593 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 19:08:54 ID:???
>>590さんと>>587さん、>>589さんのものは意図は同じものとして採用させてもらいます。
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
  実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ! で確定しますね。

594 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 19:24:05 ID:???
>G.B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ 実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!
===============================================================================================
リグルの弱点は、ダイレクトシュートしか打てないことだと分析する反町。
今日の試合も、慧音を抜いたところまでは良かったものの……。
その後の地上シュートは必殺シュートが無い分、早苗に軽く取られてしまうものだった。
地上シュートを覚える事が出来れば、プレイの幅も広がるだろうと言い含め。
更に、エースにだって調子の悪い時や失敗はあるさと告げる反町。
すると、リグルはようやく反応を見せピクリと動いてから反町へと顔を向け……。
一方で、諏訪子は反町の言葉に驚いた表情を浮かべつつ眼を擦る。

諏訪子(エ、エースぅ? 反町君、この子をエースって認めてるの? ど、どういう事?
    誰がどう見たって反町君の方が実力は上だってのに……)

諏訪子が一体反町が何を考えているのだろうかと自身の耳を疑う中。
リグルはようやく瞳に光を取り戻し、正気を取り戻してから口を開くのだが……。

先着1名様で、
相棒としてのプライド→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→リグル「ハッハァ! そう言うと思って既に完成済だぁ!」 じゃあ試合で使えよ……
ダイヤ→リグル「う、うん! ありがとう!」 素直に感謝だ!これは何としても付き合ってやらなきゃ!
ハート・スペード→リグル「う、うん……」 ……なんだかまだあまり元気が無いぞ
クラブ→リグル「うぅ……」 ゲ、ゲェー!?何故かリグルが泣き出しただと!?

595 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:25:55 ID:???
相棒としてのプライド→ ダイヤK =

596 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:26:36 ID:???
その引きをシュートに出せ!これ言うの何度目だっけwwwww

597 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:34:12 ID:???
なぜかJOKERでふいてしまったんだがww

598 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:35:09 ID:???
おれもww

599 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:40:25 ID:???
>>597-598
さらに俺も

600 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:53:13 ID:???
天パ男にあやかって「スライデイングリグルキック」とかどうだろう

601 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:55:17 ID:???
スライディングリグルキックだと、ボレーになっちゃうんじゃ・・・

602 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:57:20 ID:???
スライディングならグラウンダーのパスにダイレクトで行けるぞ。
自分で切り込むシュートじゃないけど

603 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 19:57:43 ID:???
ならリグリウム光弾とか
リグルキックはバッタ男がモデルらしいし

604 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 20:01:19 ID:???
>相棒としてのプライド→ ダイヤK =リグル「う、うん! ありがとう!」 素直に感謝だ!これは何としても付き合ってやらなきゃ!
=================================================================================================================
リグルとしては、正直なところこの反町の申し出を受けるかどうかは迷った。
リグルにとって、反町とは決して上の存在ではなく相棒。即ち、対等な立場の選手なのである。
だというのに、この試合では選手として圧倒的に負け。
それに加えてその反町にシュートを教えてもらうというのは、即ち反町の相棒を名乗るに値しないという事だと考えたのだ。

リグル(でも……実際、地上シュートが無いと前半みたいな時に困るだろうし……。
    反町と一緒に練習したほうが覚えるのは早くなるだろうし……)

あまりいいとは言えない頭を使い、どう答えるのが最善かと考えるリグル。
ストライカーとして、自身のプライドを考えればここで反町に甘えるのは断じて否。
そんな事をしていては、反町の相棒を名乗る事は出来ないし、出来よう筈も無い。
しかし、オータムスカイズの事を考えれば……エースとして更なる成長をしなければならないとも考える。
エースストライカーとして動く際、どちらを取るのが先決なのか……。
逡巡した後、リグルは答えを出した。

リグル「ち、地上シュート! 開発しよう!」
反町「ああ、頑張ろう!」
リグル(そして、もう一度反町の相棒をちゃんと名乗れるくらいまでレベルアップするんだ……!)

並べて考えてみれば、どちらが重要かは明らかである。
自身の何の役に立たないプライドよりも、更なる成長を遂げる事が一番必要不可欠だ。
その為ならば、どんな事でもするのが真のエースだと考えリグルは反町に教えを乞う事を選ぶ。
リグルの瞳にもはや迷いは無く、ただ更なる強さを求める思いがそこにあるのみだった。

諏訪子(……へぇ)

605 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 20:02:20 ID:???
そして、力強く何度も頷くリグルを見て、驚いていた諏訪子も先ほどとは違う意味で目を見張る。
リグルの纏う雰囲気が変わった事で、反町とリグルを見直したのである。

諏訪子(……なるほどね。 まあ、確かに実力はまだまだだが……。
    さっきもレミリア=スカーレットに真っ向から何かを言う事は出来た訳だしね。
    うん、気持ちだけは大したもんだ。 ……反町君もそれに気づいていたのかな?
    現状はともかく、こっから先は危険かもしれない子だ……)

※リグル、諏訪子の評価値がぐーんと上がりました。
※諏訪子のリグルに対する感情が 永琳・諏訪子→(実力さえ備われば…)→リグル から 諏訪子→(ダイヤの原石)→リグル になりました。
※リグルの反町に対する感情 リグル→(相棒)→反町 がなくなりました。

その後、我を取り戻したリグルとなにやら感心した雰囲気の諏訪子らと別れ……。
反町は人間チームの者達と合流し、それから再度センターラインに整列し一礼。
そして、そのまま幻想郷サッカー事務局長――稗田阿求の挨拶。
更に今日の試合のMVPの発表へと、舞台は一気に移ろう。

阿求「今日の試合、本当に楽しく観戦をさせて頂きました。
   正に白熱した接戦、最後の最後になるまでどちらに転ぶかわからなかった際どい対戦でした。
   これより、その白熱した激戦の中で最も優秀なプレイをしていた選手……最優秀選手、MVPの発表に移りたいと思います」

ざわ…… ざわ……

阿求「発表します。 第一回チキチキ幻想郷サッカーフェスティバル。
   その栄えある最優秀選手は……」

レミリア(フランの為にも、私が……!)
永琳(今日の私の活躍具合なら、選ばれてもおかしくない筈……)
反町(誰が選ばれるんだろう……?)
早苗「………………」←まだ気絶中

606 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 20:03:20 ID:???
先着4名様で、
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+! card+! card+! card
レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+! card+! card+! card
八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+! card+! card+! card
東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+! card+! card+! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
合計値の高い方がMVPとなります。

607 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:03:35 ID:???
俺はリグルきりもみシュートとか電光リグルキックとかリグル卍キックとか覚えさせたいぜ!

608 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:05:05 ID:???
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+ ハートA + クラブ10 + クラブ6

609 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:05:11 ID:???
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+ ダイヤ10 + スペードQ + スペード4

610 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:06:32 ID:???
レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+ スペードA + ダイヤ5 + クラブ5

611 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:07:08 ID:???
八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+ ハート7 + ハート7 + クラブQ

612 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:07:42 ID:???
東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+ ダイヤK + クラブ6 + ハート3

613 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 20:11:24 ID:???
いやーww天才にやられましたなww

614 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 21:08:17 ID:???
MVPが天才さんに決まったところでひとまず本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
オールスター戦は終わったけれど、果たして次の大会はいつかな?
そして、佐野達はその大会には間に合うのか? それでは、お疲れ様でしたー。

615 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:13:37 ID:???
乙でしたー

リグルに地上シュートっている?
反町以上に自分で切り込めないんだから結局センタリング貰うしかないような…

616 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:17:45 ID:???
浮き球はpa内じゃ使えないんだぜ?

617 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:18:10 ID:???
いらないと思うが約束しちゃったからね…
むしろ必要なのはMF陣だよなぁ

618 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:18:39 ID:???
そりゃ、ぱないな

619 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:24:17 ID:???
まあリグル派の俺はどんどんリグルがエースっぽくなってるから嬉しい
チームの為にプライドを捨てるとか最高にかっこいいしな






そもそもなんでプライド持ってるのとかはいいっこなしだぜ

620 :森崎名無しさん:2010/02/28(日) 21:28:21 ID:???
ここのリグルは素直でカワイイじゃないか
反町慕ってるのも間違いないし
キャプテンの負担減らすために、自分がエースって言ってる面も少なからずあるんだよ!

根拠?ないw

621 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 15:03:48 ID:???
特化性能と言うけれど、実際は

地上シュートのあるリグル→劣化魔理沙
反町→劣化レミリア(シュートは勝ってるけど2人ともも『打てば入る』だから実質は変わらない)
ヒューイ→劣化咲夜

だよね
上には上がってやつだよね

622 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 15:09:24 ID:???
だがエースとしての魂はリグルの方が上だ
家事能力なら反町の方が高みにある
そして食欲ならヒューイが勝つ


623 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:30:02 ID:???
レミリア達も強化されるならシュート以外は追いつく前に本編が終わりそうだね
薬や合同練習だと奉仕活動になる可能性があるし
外来カルテットや他勢力との出稽古とかしてみたいです

624 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:39:57 ID:???
>反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+ ハートA + クラブ10 + クラブ6 =26
>レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+ スペードA + ダイヤ5 + クラブ5 =25
>八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+ ハート7 + ハート7 + クラブQ =32
>東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+ ダイヤK + クラブ6 + ハート3 =23
===========================================================================================
阿求「妖怪チームMF! 天才的なプレイで活躍をし、アシストも達成した永遠亭ルナティックス・八意永琳選手です!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

レミリア「くっ……」
反町(永琳さんか……確かに、今日の試合で要所要所で活躍してたしな)
早苗「…………」←やっぱり気絶中

阿求の口から発表された最優秀選手は、八意永琳。
今日の試合でコンスタントに活躍を続け、魔理沙と咲夜のシュートをブロック。
霊夢との対決もほぼ互角以上に制したプレイは、正に圧巻。
竹林カップの汚名は、今回の活躍で完全に払拭出来たと言っていいだろう。
名が呼ばれると永琳はそのたわわな胸を張りながら前へと進み出、阿求の前に立ち賞状とトロフィーを受け取る。
その威風堂々とした態度は、正しく天才と名乗るに恥ずかしくないものだ。

観客「やっぱ永琳は天才だ! うどんげなんて最初からいらんかったんや!」「流石に天才は格が違った!」

うどんげ(あ、あれ!? 今、なんか観客から変な声が聞こえたような……)
輝夜「いよっしゃあああ! よくやったわ、永琳! これで永遠亭の名も鰻上り!」
てゐ(うさうさ……竹林カップの時はどうしようかと思ったけど、これで何とか体面は保てたうさ……)

永琳(ふふふ……私が天才。 天才、八意永琳よ!)

625 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:41:15 ID:???
その後、永琳は無難な挨拶をして一同から更なる拍手を浴び列へと戻る。
そして、そのままこの試合――第一回チキチキ幻想郷サッカーフェスティバルも終了するかと思われたのだが……。
不意に、阿求の話が終わった直後、レミリアが前へと進み出た。
一体どうしたのかと選手一同、そして観客達が思う中。
レミリアは阿求からマイクを受け取り、羽を大きく広げて胸を張りつつ……その口を開いた。

レミリア「オールスター戦が終わったばかりだけれど……早速次の大会について話をさせてもらう。
     次の大会は、紅魔館が主催をさせてもらうことになった。
     そして、既に準備も着々と進んでいるわ」
反町(えっ!? も、もう次の大会……!?)

思わず周囲に走るのは、動揺の色。
誰一人としてまさかこの場でいきなり次の大会についての告知が行われるとは思っておらず……。
心の準備もまるでしていなかったのだ。
しかし、レミリアはそんな者たちには一向に気を使う様子も無く……。
更に一同を驚かせるような、衝撃的な言葉を口にするのだった。

レミリア「開催日時は、一週間後の今日、水曜日!
     大会は一発勝負のトーナメント方式よ!
     場所はこの霧の湖スタジアム、そして我が紅魔館が所有する紅魔スタジアムで行う!
     その名も第一回不夜城カップ! 参加チームは今この時より、募集を開始するわ!」
反町「いっ……一週間後!?」

告知からたった一週間じゃロクに準備が出来ない……と思わず呟きそうになる反町。
しかし、よくよく考えれば竹林カップから既に数週間が経っているのだ。
それを考えれば、決して速過ぎるという訳でもないだろうと考える。
レミリアは伝えたい事だけは伝えた、とばかりにそれだけを言うとマイクを阿求に返し列へと戻り……。
その瞬間、観客達からは一週間後の大会に期待をする声援が一斉に湧き上がる。

626 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:42:18 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「うおーっ! 今度は紅魔館主催か!」「久しぶりにルナダイヤルズじゃなくスカーレットムーンズのサッカーが見れるのか!」
「それでもお嬢様なら……お嬢様なら、得点王に輝いてくれる……!」

藍「一週間後……一週間後、か」
ヤマメ「こりゃ、今日からはまた猛練習の毎日だねぇ……」
キスメ「…………」←こくこくと頷いている
しっとマスク「次の大会こそは優勝をせねばなるまい……!
       そして、今度こそオータムスカイズをギャフンと言わせるのだ!」
藍(残り一週間でどこまで伸ばせるかな……。
  今度の試合ではパルスィ、そしてアリスのゴールに対しても対策を立てられるのは確実。
  ……他にもう一手、攻める手立てが欲しい所だな)

お燐「うにゃーん……こ、今度こそはさとり様を一回戦突破させるにゃ!」
お空「うにゅ! 私がちゃーんとゴールを決めてみせるよー!」
勇儀「いい意気込みだ。 ふふ、私もそろそろ試合をしたくなってたしいい頃合だねぇ。
   一週間後は、大暴れをさせてもらおうか」
雛(次の大会も、まず間違いなく強敵となるのはオータムスカイズ……。
  あのチームから点を取るには……やはり、勇儀さんとお空ちゃん、二人の頑張りに期待をするしかありませんね)

輝夜「はー、ふーん。 そっかぁ、次の大会は紅魔館がするんだ」
うどんげ「わ、私達は出ないんですよね?」
輝夜「次の大会は慧音たちの力も借りられそうにないしね……ま、次回は観戦に回らせてもらいましょ」
てゐ(慧音やベジータがいないと本格的に陵辱されちゃいそうだしねぇ……)
うどんげ(お師匠一人だけでも限界はあるもんなぁ……)

神奈子(ふぅむ、一週間……。 そんな短い期間じゃ、今から飛躍的に実力を向上させるというのは常識的に考えて不可能だね。
    とすると、手っ取り早い戦力の整え方は……)

627 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:43:28 ID:???
穣子「一週間かぁ……長いのか短いのか……」
橙(それまでに、何とか反町さんにシュートを鍛えてもらわないと!)
レティ(紅魔スカーレットムーンズが出てくる、か……。 うぅん。 チルノとにとり、二人の壁も……。
    完全に通用するとは言い切れない攻撃を仕掛けられそうね)
サンタナ「へへん、次の大会も私の大活躍で優勝だわ!」
ヒューイ「わーい」
妖精1(……まあ、一週間だろうが何だろうが関係ない。 問題は、今週だものね)
メディスン(次の大会こそ、スタメン定着よ……。 大丈夫、私は強くなった筈……!)

次なる大会の開催日が決定したとあって、幻想郷に名の有るチームに所属する者達は各々反応を示す。
ある者は今度こそ栄光を手にしてみせると意気込み。
ある者は果たして勝てるのだろうかと不安になり。
またある者はいかにして大会に臨むべきか、冷静に分析をし始める。
そうして熱気に溢れる観客席で一同が考え込んだり、或いは気合を入れている中……。

魅魔「…………一週間かい」
靈夢「少し、早いように思えるわね」

ただ渋い顔をして俯き、腕を組んでいたのは魅魔、そして靈夢。
彼女達の顔が渋い理由――それは無論、果たして自分達のチームが……。
自分の鍛えているチームがその大会に間に合うのかという事についてである。

靈夢「……そもそも、まだ11人集まってもいないというのに。
   まだ大会まで余裕はあると踏んでいたのだけど、勘が鈍ったかしらね……」
魅魔(11人集まった所でそこから練習をしないとあいつらはまだまだ使えない筈だ……。
   このままのペースじゃ間に合わない、が……)

628 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:47:14 ID:???
先着1名様で、
大会までに佐野外伝何回やれるだろう→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→魅魔「こうなりゃ地獄の強化特訓をするしかないね」 靈夢「みっちりしごきましょう!」 鬼師匠・鬼巫女コンビ誕生だ!
それ以外→魅魔「どう考えても間に合わないね……」 残念だが今回ばかりは諦めるしかない

>>615-618
一応、覚えておいて損は無いかと思います。
>>619-620
描写が下手なせいかもしれませんが、実はリグルのエースとしての心境というものも少しずつ変わってきています。
当初は反町より実力過多なのでストライカーと思っていたのですが、ここ最近はちょっとだけ考え方がシフトしてきていますね。
>>621-622
正直魔理沙やレミリア、咲夜の劣化と言われる程のレベルまで育った事自体がすごかったりします。
>>623
他組織の練習に参加は……お散歩をしていれば出来るかも?

629 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:48:57 ID:???
大会までに佐野外伝何回やれるだろう→ ダイヤK =


630 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:50:36 ID:???
無駄にいいの引いたな

631 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:51:10 ID:???
惜しいいいいいいーっ!!!

632 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 16:52:52 ID:???
ダイヤ10以上を特訓にしようかと思ったのですが、直前でやめてよかった……のかどうか。
ダイヤのKさん、心臓に悪いです。

633 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:58:38 ID:???
むしろ逆に大会出場をあきらめる代わりにネオ地獄強化特訓をするとかどうかな?この引きなら

634 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 16:59:39 ID:???
JOKER以外は同じと決まってるんだしそのままでいいと思うけど…

635 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:00:44 ID:???
このままでいいよ

636 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:01:38 ID:???
ごめんね
マジいらんこと言った
混乱とかさせる気もワガママ言う気もなかったんだ
ただネタとしてネオ地獄って言いたかっただけだったんだ
本当にすまん

637 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 17:03:55 ID:???
>>636
いえいえ、お気になさらず。

638 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 17:24:21 ID:???
>大会までに佐野外伝何回やれるだろう→ ダイヤK =魅魔「どう考えても間に合わないね……」 残念だが今回ばかりは諦めるしかない
==============================================================================================================
今から一週間、みっちり練習をしたとしても精々反町達と何とか戦えるというレベルにするのに精一杯。
勝てるかどうかと言われれば、確立は2割を切るだろうと魅魔は冷静に予想をする。
サッカーとは11人でやるスポーツなのだ。
如何に靈夢が力を貸すとはいえ、他の者達のレベルが低いままでは意味が無い。
それは前回の竹林カップにおいて、永遠亭ルナティックスが証明している事である。

靈夢「それに猛特訓をした所で……」
魅魔「ああ、体調管理はほぼ出来ないと考えた方がいい。 それじゃあ、とてもじゃないが優勝は狙えないさ」
靈夢「まあ……何も大会は一週間後のものしかない、という訳でもないわ」

落ち着いて、着実に成長させていきましょうと微笑を浮かべる靈夢。
魅魔もそれに微笑みながら頷き返し……フィールドで立ち尽くす、魔理沙達を見つめる。

魅魔(あいつは……きっと、次の大会に出るだろうねぇ。
   出来ればそこで佐野をぶつけたかったんだが……やっぱり時間が無さすぎる。
   今回は、諦めるしかない……か)

その後、魅魔と靈夢の二人はフィールドに立つ幻想郷サッカー界二人の両雄を見つめていたが……。
やがて、ちらほらと観客達が帰り支度を始めた頃。
自分達もあまり長居をすべきではないだろうと判断し、その場を立ち去ったのだった。

霊夢「!?」
魔理沙「あ……? おい、どうした霊夢?」
霊夢「ん……いや、別に何でもないわ……多分」
魔理沙「なんだよ、多分ってのは」

639 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 17:25:27 ID:???
一方で、フィールドに残っていた選手達もまたそれぞれ控え室へと戻ろうとしていたのだが……。
そんな折、不意に霊夢が何かに弾かれたかのように急に観客席へと視線を向けたのだった。
当然ながらそんな霊夢の奇行に魔理沙は声をかけ……周囲の者達も不思議そうに見やる。
だが、霊夢はやがて何も無いと無表情で言いながら……それでもいつもに比べて些か余裕が無い様子で手を振り無事をアピール。
そのまま、一同と揃って控え室へと戻るのだった。

霊夢(試合中も感じてたけど……さっきのは間違いないわ……。
   あの見られる感覚、何だか酷く懐かしいような……でも、一体なんだっけ……?)

控え室へと戻ると、既に早苗も意識を取り戻して着替えを完了させていた。
試合に負けたと伝えると早苗は自責の念にかられたようだったが……。
西尾?の懸命な励ましの言葉などで、一応は笑みを取り戻してくれた。

早苗「試合は負けましたけど……でも、楽しかったですね。 また皆さんと一緒にサッカーをしてみたいです」
西尾?「全く、倒れておって暢気じゃのう早苗さんは」
三杉「だが……確かに、一つの勉強にはなったと思うよ。
   自分のチームを離れてプレイをするというのも、また一つの糧である事には違いない」
反町「そうだな……」

負け惜しみでも何でもなく、勉強になったというのは確かな事である。
霊夢や魔理沙、レミリアといった者達のプレイをこの目で見れたというのはまず間違いなく今後の役に立つだろうし。
その中に入って高いレベルでのサッカーをプレイしたというのは大きな経験となるだろう。
反町はその後、三杉や西尾?、そしてシェスターらと共に別室へと移動。
男四人組、外来人カルテットで揃って着替えを始めるのだが……。

反町(思えば、こうやって4人揃うっていうのも初めての事だよな……。
   さて、どうしよう。 折角の機会だし何か話をしてみようか?
   着替えている間の雑談程度だからあまり長い話は出来ないだろうけど……)

640 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 17:26:58 ID:???
A.三杉と今日の試合を振り返ってみる
B.三杉のフィジカル不足について聞いてみる
C.三杉と次回の大会について話してみる
D.シェスターと幻想郷について語り合う
E.シェスターにパルスィとしっとマスクについて聞いてみる
F.西尾?に早苗さんに無茶させないようにと頼んでみる
G.「なぁ西尾? ……やっぱお前って外人だよな?」
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

641 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 17:29:19 ID:???
I.特に話す事も無いな。普通に着替えを済ませちゃう

を追加します。

642 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:31:21 ID:zPWsB0D+


643 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:31:28 ID:5eUqPTqk
C

644 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:33:01 ID:TRFKfN4E

西尾?に静岡といえば?と聞いてみる

645 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:33:02 ID:MLIqS8OA
H なんとなく、みんなにここに来た事は実りある事になれたかを聞く

646 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:35:41 ID:kK2YcHd+
C

647 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:53:33 ID:afWnDTz6
E

648 :森崎名無しさん:2010/03/01(月) 17:59:16 ID:RpnS2BnU


649 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 18:40:49 ID:???
>C.三杉と次回の大会について話してみる
==================================================================
反町「なぁ三杉、次の大会の事だけど……」
三杉「やっぱり気になるかい?」

反町が話そうと考えたのは、たった今発表されたばかりの次の大会――。
不夜城カップ(何とも凄いネーミング)についてだった。
反町が口を開くと、どうやらシェスターと西尾?もそれなりに興味があったのか……。
具体的にどういった方式で試合は行われていくのか、といった質問を三杉に浴びせ始める。
すると、三杉もある程度話は聞いていたのかそれらの質問に律儀に答えていった。

三杉「まず、試合時間は45分ハーフ。 その他のルールも、基本的には他の大会と同じさ。
   退場者は次の試合には参加不可、などもね」
反町「そうか……それで、大体どの程度の規模の大会になりそうなんだ?」
三杉「まだ募集段階だから詳しくは知らないけれど、恐らくは30チーム少しは集まる予定みたいだ。
   もっとも、その殆どは名も無い雑魚チーム達ばかりになるらしいけどね」
反町(なんだろう……それでも、オータムスカイズはどの試合も名のあるチームと戦うようになる気がする)
三杉「もしレミリアさんの想定していた通り30チーム程度集まるなら……。
   逆算すると、決勝に行くまでに5試合くらいはする事になるのかな」

トーナメントだからね、と言いながら着替えを済ませた三杉はそのままパイプ椅子に腰掛け……。
更に細かく大会について一同に説明をする。
先ほどは聞いたばかりで実感は無かったが、それでもそうやって話を聞いていると徐々に現実感が増してくる。

シェスター「次の大会こそ、僕たちのネオ妬ましパルパルズが優勝するよ」
西尾?「何を言うとる。 わしらの守矢フルーツズが優勝に決まっておるわ!」
三杉「僕たちのチームも、どうやらレミリアさんが参加をするみたいだからね……。
   そう簡単に、勝ちを譲るつもりはないな。 ……そして、反町」
反町「う、な、なんだ?」

650 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/01(月) 18:42:17 ID:???
パイプ椅子に腰掛け、腕組みをしながら顔を上げて反町の顔を覗き込む三杉。
思わず反町はその挙動に物怖じし……一歩下がりつつ、どもりながら返答をする。
それを見て三杉はくつくつと笑いながらも眦を上げ、口を開いた。

三杉「君達オータムスカイズは、次の大会ではどのチームにもマークされると思っていた方がいい」
反町「う……」
シェスター「そうそう、なんてったって竹林カップの優勝チームだしね」
西尾?「どのチームも、打倒オータムスカイズを目指して竹林カップからの練習を過ごしてきておるんじゃ」
三杉「そういう事だよ。 ……僕も、勿論目標は打倒君達オータムスカイズだ」

口元に微笑こそ残っているものの、その目は真剣そのもの。
竹林カップでは戦う事こそ敵わなかったが、それでも三杉はオータムスカイズの打倒を目指していた。
そして、それはこの場にいるシェスター、西尾?もまた同じ。
既に今のオータムスカイズは、反町と秋姉妹しかいなかった頃の弱小チームではない。
それぞれが得意な能力を持ち、しっかりと仕事をこなすようになった事により。
爆発的な攻撃力と堅固な守備力を併せ持つ、永遠亭ルナティックスにも勝った名門軍団へと生まれ変わっていたのである。

反町(そうか……オータムスカイズは、もうそこまで強くなってるんだよな。
   ……竹林カップでは一敗したけれど、優勝したし……)
三杉「……っと。 そろそろ、向こうも着替えが終わる頃かな?」

どことなく感慨深くなり、思わず今まで幻想郷で過ごしてきた事を思い出す反町。
そうこうしている内に女性陣も着替えが終わったらしく、反町は三杉に促され。
そのまま別室からもとの控え室へと移動し、女性陣と合流。
今日の試合、お疲れ様でしたと改めて挨拶を交わし……揃ってこの控え室を出て霧の湖スタジアムを後にしようとする。
しかし、その瞬間……。

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