キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【裏から育てる】キャプテンオブ裏方U【南葛中】
1 :
南野衿人君
:2010/02/22(月) 20:53:26 ID:CSemUU8s
この物語は、キャプテン森崎のスピンアウトで、
キャプテン森崎を裏側から追っかける、外伝的な位置付け(自称)の作品です。
南葛中サッカー部マネージャー・南野衿人(なんの・えりと)となって、
同級生の森崎達と共に、チームの全国大会3連覇を裏側から支えていきます。
基本的に人間関係や物語の大筋はキャプ森本編をそのままなぞる形となり、大筋を変えることは出来ませんが、
その裏側から支えることで、細かなストーリーの変化をもたらす…かも、しれません。
そんな小さな変化やささやかな達成感を楽しんで下さい。
いよいよ夏の大会も目前!色んなことがあったけど、大会に勝たなければ意味がない!
でもその前に練習試合がもう一試合残ってるのよね…
というところまで進んでいます。
☆ここまでの経過☆
古尾谷「あいつの腰と膝は本当に大丈夫なのか…?」
南野「うぐっ!?こ、腰が…」
医師「ハイ、『コルセット』と『膝サポーター』〜」
女子マネA「物事は話し合って進めましょう。あ、ついでに仕事分担よろしくね」
警官「遅くなってごめーん、てへっ」
森崎「お前、偵察 や ら な い か 」
浦辺「よくも俺達を罠に嵌めてくれたな!皆の者、この大馬鹿野郎を血祭りにするぞ!」
大友中「おう!食らえ、『3Nシュート』!『ブラック・カイト』!『隼ショット』!!」
ポスト「残念、勝つのは俺だ」
片桐「――なるほど。面白い奴だ。…そうだ、いいこと思いついちゃった、フフフ…」
837 :
南野衿人君
:2011/05/12(木) 23:06:00 ID:???
じっくり観察して→ 15(チーム診断)+ スペード9 = 24 + 2(「スカウター」発動) = 26
しっかり仕事をして→ クラブQ + ハートK + クラブK = 38
両者の差は12 - 10(「調整」「補正」発動) = 2
>両者の差が「調整」「補正」込みで0〜4→なるほど、こう動くのか…女子マネ達の信頼度が少しアップ
南野はじっと女子マネ達の動きを観察していた。
時折気が付いたことをメモしたりもしていた。
試合直後でバタバタと走り回る女子マネ達の動きを眼で追うのは容易ではなかったが、
要所で色んなポイントがあることに気付くこともあったりした。
南野「(なるほど、参考になるなー…リーダーの言ってた意味が理解できたような気がするな)」
この日観察していたことが、後々活かされることになる訳だが、それはまた別の話である。
※女子マネ達の信頼度が少し上昇しました。
※チーム診断の経験値が増加しました。
※スキル「スカウター」「調整」「補正」が発動したので、それぞれの経験値が増加しました。
※スキル「調整」の経験値がたまり、Lv5に上昇しました。以後補正値は5になります。
南野「さて…こっちの仕事はひと段落しそうだけど…なかなか戻ってこないなみんな…」
A 気になるなー…様子を見に行くか?
B あ、そういえばそのまま表彰式…だったっけ?どうだったかな?
C ちょっと女子マネ達と話をしてみるか?
D 敢えて動かず待ってみようか?
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
今夜はここまで。
838 :
森崎名無しさん
:2011/05/12(木) 23:39:24 ID:n4OarZp+
A
839 :
森崎名無しさん
:2011/05/12(木) 23:40:33 ID:e79xPm6g
A
840 :
南野衿人君
:2011/05/13(金) 18:43:26 ID:???
今日はひとまずこの1シーンだけ
>A 気になるなー…様子を見に行くか?
南野「おかしいなー…優勝してはしゃいでいるにしては、時間が掛かり過ぎている。
一旦引っ込んでから表彰式とかあるはずだったけど…」
ということで、グラウンドへ様子を見に行くことにした南野。
その時、グラウンドでは…
先着1名様で
事件はグラウンドで起きている?→ ! card
から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
マークによって分岐します。
ダイヤ→「あ、おい南野、救急車だ!急げ!」
ハート→「(あ!今のは…)」
スペード→「(ありゃ?何やら騒然としてはいるが…)」
クラブ→「お、南野か。実は…」
JOKER→「…ってあれ?なんで?」
841 :
森崎名無しさん
:2011/05/13(金) 18:58:18 ID:???
事件はグラウンドで起きている?→
ハートK
842 :
南野衿人君
:2011/05/13(金) 23:35:41 ID:???
事件はグラウンドで起きている?→ ハートK
>ハート→「(あ!今のは…)」
南野がグラウンドに出た時。
ある一点に人が集まっていて、そこから何かが運び出される様子であった。
そして、人垣がばらけようとしているところだった。
南野「?何かあったのか?」
A とりあえず誰かに話を聞いてみるか?
B とりあえず運び出された「何か」を追ってみるか?
C とりあえず他に何か出来る事はあったっけ?(適当に、そしてこの場で適切にどうぞ)
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
申し訳ありません。今夜はここまで。
843 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 09:05:26 ID:4LMtsEV+
ひとまず一回だけageてみますか・・・
次からは投票時はageることにします
844 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 09:20:25 ID:6RMJtQJc
A
845 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 09:46:27 ID:oP+yL0Ok
A
846 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 10:05:08 ID:???
>A とりあえず誰かに話を聞いてみるか?
南野「ひとまず誰かに事情を聞いてみるか…」
ということで、辺りを見回し、誰か話をしてくれそうな人を探してみた。
先着1名様で
ちゃんと話してくれる人ならいいけど…→ ! card
から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
マーク及び数値によって分岐します。
ダイヤ→仲間に聞くのが一番だ!誰が当たるかは下記
ハート→あ、大会運営の人に聞くのがいいんじゃないかな
スペード→大友の誰かに?表情が硬いけど…誰が当たるかは下記
クラブ→みんな黙して語らず…
JOKER→「あ、君、丁度いいところに来た」
※ダイヤ→A:森崎 2:石崎 3:高杉 4:中里 5:小田 6:岩見
7:来生 8:井沢 9:長野 10:大空 J:滝 Q:女子マネ K:監督
※スペード→A〜3:西尾 4〜6:新田 7〜9:一条 10〜J:岸田 Q〜K:浦辺
847 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 10:20:59 ID:???
ちゃんと話してくれる人ならいいけど…→
クラブK
848 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 10:59:59 ID:???
ちゃんと話してくれる人ならいいけど…→ クラブK
>クラブ→みんな黙して語らず…
ひとまず辺りにいる人へ色々と聞こうとする南野。しかし…
「ちょっと…それは言えない」
「人だかりで何もわからなかった」
「いずれ判るだろうけど今は喋る訳にはいかない」
とまあ、何がおこったかは誰も話してはくれなかったのだった。
森崎「…おう、お疲れさん南野」
南野「あ、森崎君お疲れ様。ところで…」
森崎「まあ、今はそれより、疲労を取るのが先だ。
表彰式は中止になったそうだから、さっさと控室に戻るぞ」
南野「え?いや、あの、ちょっと…」
何とか聞き出そうとする南野を遮る森崎に引きずられ、
結局この場では情報を得られなかった南野であった…。
ちなみに、これは後から聞かされた話であったが、
騒ぎの原因は、終了後――南野が控室に戻った後だが、
中山が急に倒れ込んでしまい、病院へ運ばれたとのことであった。
その後の状況は漏れ聞こえる事すらなく、死んだのではと噂も流れたのだったが、
それはまた別の話である。
??「……………………」 orz
849 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 11:01:23 ID:???
そんなこんなで、死闘となった静岡県大会決勝・大友中戦は幕を閉じたのだった――。
先着何名かで(おひとり様いくつでもご自由に。まあ節度ある範囲内で)
森崎→ ! card ! dice
石崎→ ! card ! dice
高杉→ ! card ! dice
中里→ ! card ! dice
小田→ ! card ! dice
岩見→ ! card ! dice
来生→ ! card ! dice
井沢→ ! card ! dice
長野→ ! card ! dice
大空→ ! card ! dice
滝→ ! card ! dice
監督→ ! card ! dice
女子マネ達→ ! card ! dice
から!とcard及びdiceの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
カードの種類によって、diceの数に相当する量の信頼度が上がります。
増える量に関しては下記の通り。
@長野 A森崎・中里・小田・岩見・大空 Bそれ以外
ダイヤ →@dice×2.0 Adice×1.5 Bdice×1.0
ハート →@dice×1.5 Adice×1.0 Bdice×0.5
スペード→@dice×1.0 Adice×0.5 Bdice×0.0
クラブ →@dice×0.5 Adice×0.0 Bdice×0.0
JOKER →@dice×4.0 Adice×3.0 Bdice×2.0
これにて大友戦終了となります。お疲れさまでした。
続きは全員分の判定が終わってからになります。
850 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:20:16 ID:???
森崎→
クラブ4
3
石崎→
ダイヤK
2
高杉→
クラブ6
6
851 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:20:48 ID:???
森崎→
ハート7
4
石崎→
スペード5
4
高杉→
クラブ10
4
中里→
ダイヤ9
4
852 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:28:15 ID:???
小田→
ハート3
1
岩見→
ダイヤ9
2
853 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:29:21 ID:???
来生→
クラブQ
6
井沢→
ハート8
6
長野→
クラブ5
3
大空→
スペード9
4
854 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:43:45 ID:???
滝→
クラブJ
2
855 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:44:31 ID:???
監督→
ハート6
6
女子マネ達→
ダイヤ7
5
856 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 11:44:41 ID:???
監督→
ハート5
5
女子マネ達→
スペード6
5
857 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 12:06:27 ID:???
森崎→ クラブ4 3
石崎→ ダイヤK 2
高杉→ クラブ6 6
中里→ ダイヤ9 4
小田→ ハート3 1
岩見→ ダイヤ9 2
来生→ クラブQ 6
井沢→ ハート8 6
長野→ クラブ5 3
大空→ スペード9 4
滝→ クラブJ 2
監督→ ハート6 6
女子マネ達→ ダイヤ7 5
>一番上がったのは中里。森崎・高杉・来生・滝は上がらず
中里「南野、あの時は期待に応えられなくて申し訳なかったでゴザル」
南野「…ああ、あの時か」
先制点の場面。南野の声援に応えてこぼれ球に詰め寄った中里だったが、
新田に先んじられて、結局は押し込まれてしまった(
>>383-388
)。
南野「あれは相手が悪かった。中里君のせいじゃないさ」
中里「そう言ってもらえるとありがたいでゴザル」
短い言葉の中にも、感謝の念が込められていた。
それぞれの中で、それぞれの思いを積み重ねた一戦、これにて終幕――。
858 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 12:38:32 ID:???
ということで、全国大会へ――というところですが。
非常に申し訳ないのですが、
個人的な事情から、この続きは書けそうにないことが判明しました。
よって、この物語はここで終わりということになります。
色々とトラブル等ありながらもここまで参加して下さった皆様には、
大変感謝致します。
もしいつかどこかでお会い出来ましたら、苦笑いしながら思い出して下さいませ。
それでは、ここで日の目を見る機会のなくなった名場面?を
ダイジェストで紹介したいと思います。
859 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 12:39:48 ID:???
A 女子マネA「南野君には、是非とも私達のまとめ役となって欲しいの」
B 片桐「君の働きは、チームに対する忠誠からか?森崎個人に対するものか?
それとも自己満足、なのか…?」
C ??「南野君、私…私は……」
D 南野「(あっ!あのハチマキは確か…)」
E 三杉「サッカーを諦めた君と、サッカーを捨てられなかった僕。
互いに分かり合えることもあるだろうし、理解し得ない事もあるだろう」
F 日向「ああっ、ムシャクシャするっ!
おい、そこの森崎の腰巾着、ちょっと特訓に付き合え!」
G 見上「君を連れていく方法は三つ。
選手として登録する、コーチとして登録する、用具係としてスタッフに加わってもらう。そのいずれかだ」
H 若林「…貴様、俺に喧嘩を売っているのか!?」
I 南野「(俺に取材だって?そりゃあ、注目して貰えるのは嬉しいけど…)」
J ??「(うーん、お兄ちゃんはどこへ行ったのかしら?)」
860 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 12:41:21 ID:???
K アモロ「た、た、たすけてピエー…あ、あれ??」
L ディアス「(くっ…なんだこの声は!邪魔くさい!!)」
M 大空「勿論、試合の方が大切だ。だが、それでも…一緒に特訓を付き合ってくれないか?」
N 初老の男「…フム。そなたも、あのオーラに気付いたようじゃな」
O 南野「三杉君っ!(頼む…無事でいてくれ!)」
P 森崎「――そして、我々の優勝に一番大きく貢献したと言っても過言じゃない、ある仲間に敬意を表したい。
決して歴史に名を残すことはないが、一生忘れられないであろう、その仲間の名は――」
ここで、無制限で投票を受け付けます。
レス数も残りが結構あるようですので、希望があれば、各シーンについて少し書くことはできるかと思います。
希望するシーンがあれば、A〜P又はQ(それ以外に、本編であった、こんなシーンの裏側はどうだろう、とか)
を記入して下さい。
時間のある時に、いくつか書くこともできるかと思います。
最後に一言。
実は私は、外伝スレでかつて「ドッジ有三」を書いた者ですが、
そのラストと同じく、この試合の最後に森崎のJOKERで決着したことは、やはり運命だったのかな、と思いました。
それがまた、筆を置く踏ん切りの一つにもなりました。
それでは皆様、色々とありがとうございました。
861 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 15:14:48 ID:l99sMDh+
L
862 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 15:17:04 ID:Qka7OAzg
L
863 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 16:13:18 ID:Eq1Ik+9Y
I
お疲れさまでした
864 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 16:46:08 ID:av8oSPnA
K
865 :
南野衿人君
:2011/05/14(土) 17:17:24 ID:???
ごめんなさい、付け加えるのを忘れていました。
※ageでもsageでもかまいません。
※おひとり様何票でも投票してかまいません。
866 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 17:20:32 ID:???
K
867 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 17:31:19 ID:???
L
868 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 18:53:30 ID:???
L
869 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 21:15:55 ID:???
K
870 :
森崎名無しさん
:2011/05/14(土) 23:57:07 ID:???
L
871 :
森崎名無しさん
:2011/05/15(日) 00:14:24 ID:84a3ODUE
K
872 :
森崎名無しさん
:2011/05/15(日) 21:58:16 ID:???
P
873 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 00:10:02 ID:???
皆さん色々とありがとうございます。
ディアスのシーンはなんでこんなに人気なんだろう…
介入できる余地があると思われたのでしょうか
アモロのところは何となく判らないでもないけど
では、リクエストにお応えして、まずはディアスのシーンをお送りします。
ということで、その前振りから。
874 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 00:11:53 ID:???
――アルゼンチン戦・ハーフタイム――
その時、事故――いや、事件は起こった。
バキャッ!ブシャア…
松山「えっ…」
石崎「大空…」
岬「大空くん…」
控え室に何かが破裂し、液体が噴出す音が響く。それは大空が握りつぶしたスポーツドリンクのプラスチック容器が立てた音だった。
そして大空の表情に目が行き…誰かが「ヒッ」と短く叫んだ。誰もが動けなくなった控え室の中で、唯一大空だけが肩を震わせる。
南野「(…大空君)」
握り潰されたプラスチック容器が全てを物語っていた。
南野「(お、落ち着け、落ち着くんだ俺。こういう時、俺が、選手じゃない、マネージャーとしての俺がすべき事は――)」
A 「……」黙って容器を取り上げ、タオルを渡す
B 「だ、大丈夫大空君?」怪我をしていないか確認する
C 「物を粗末にするな!」一喝する
D 「(いや、ここはしゃしゃり出てはいけない)」傍観するしかない
E 「(いや、もっと他にいい言動があるはずだ)」適当にどうぞ。ただし空気を読んで
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
875 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 00:21:40 ID:2ingp2j+
C
876 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 00:22:21 ID:Deodl7cQ
C
877 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 00:41:08 ID:???
>C 「物を粗末にするな!」一喝する
南野「…大空君!」
凍りついた空気の中、南野は勇気を出して声を荒げた。
南野「怒るのはいいが、物に当たるのは止めてくれ!
変哲のないボトルかもしれないけど、俺達にとっては、大空君にとってのボールと同じくらい大事な物なんだ!」
大空「……」
キッと視線を上げ、南野を睨んだ大空。
森崎「(おいおい…南野、言うようになったなー…)」
高杉「(まあ…空気を変えるには、妥当かもしれないが…)」
三杉「(ちょっと、これ大空君はどう反応するんだ?)」
早田「(こりゃあ…下手すりゃ血を見るか?)」
878 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 00:42:20 ID:???
南葛での働きぶりを知る者は意表を突かれ、他校出身の選手は予想外の事におろおろする中、大空は…
先着1名様で
静かなること大空の如し?→ ! card
から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
マーク及び数値によって分岐します。
ダイヤ奇数→「済まなかった」謝ってきた
ダイヤ偶数→「気を付ける」一応理解はしてくれた
ハート→「…」無言で容器を差し出した
スペード→「……」ますます睨んできた
クラブ→「…フン」あ、容器を投げた…
クラブA→「何だとこのぉ!」ぐはっ!
JOKER→「ご、ごめんよおぉぉぉ!!」いきなり泣いて謝った!?
今夜はここまで。本筋には次回辿り着くはずです。
879 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 00:42:45 ID:???
静かなること大空の如し?→
ハートQ
880 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 01:11:24 ID:???
これどうなるんだ一体
881 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 19:24:51 ID:???
ひとまずこのワンシーンから。
静かなること大空の如し?→ ハートQ
>ハート→「…」無言で容器を差し出した
大空「…………」
怒りをぶつけたこと自体はともかく、物を壊したことについては聞く耳を持っていたようだ。
大空は黙って容器を南野に差し出した。
南野も黙ってそれを受け取り、改めて中身の入った容器を渡した。
南野「(大空君…)」
森崎「(流石にここでキレるような奴ではないか。そうでなければ困る)」
松山「(大空君も大空君だが…南野君も危険な事をするなぁ)」
これで、固唾を呑んで見守っていた面々も、一様に緊張を解いた。
見上「………コホン!」
やや強引に咳払いをし、見上が凍りついた控え室の時を動かす。
〜〜〜 (中略) 〜〜〜
882 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 19:26:40 ID:???
そして後半開始直後。
何故か仕掛けて来ないアルゼンチンイレブンに、嫌な予感を覚えた森崎は。
超モリサキ「DFライン上がれっ!プレッシャーを強めてボールを奪いに行くんだ!」
この指示に、一瞬戸惑ったものの従おうとした日本DF陣、だがその時。
翼「 ファン・ディアスゥウウウウウウウウウウウウッッ!!! 」
ドドドドドドドドドドドドドドッ!
超モリサキ「お、おおっ…?」
三杉「つ、翼くん!?」
日向「うわっ…うるせー!」
岬「(遂に切れた…でも、翼くんがこんな風に怒った事なんていままであったのか?)」
放送「おおおお〜っと、ここで翼くんが大声で叫びながらディアスくんに突進していく!ま、正に鬼の表情だ〜!!」
見上「やはりこうなったか…!ファウルだけはするなよ、翼!」
ロベルト「つ、翼!ヤケを起こすな、やめろ!冷静さを失ってはディアスには勝てない!」
883 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 19:30:51 ID:???
翼の暴走に見ている者が皆慌てだす中、ディアスだけは余裕どころかいけしゃあしゃあと笑った。
ディアス「(来た来た来た〜!居るんだよな、俺にコテンパンにされて破れかぶれになる自称テクニシャンのバカって!
よし、予定とは違うがこうなったらこいつにクロスプレイをさせてレッドカードで退場させてやる!
悪く思うなよ、日本の10番エース)」
翼「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜!!!(やはり油断している…)」
南野「(! ディアスが何か企んでいる!?
いけない!ここは何としても大空君を止めなければ…!)
お お ぞ ら く ー ん!! そ れ は デ ィ ア ス の わ な だ ーー!!!」
咄嗟にあらん限りの声を張り上げる南野。
その悲痛な叫びは、湧き上がる歓声など物ともせず、仕掛け人のもとへきっちり届いていた。
ディアス「(!!
チッ…なんだなんだこの声は!邪魔をするな!!それに…もう遅い!)」
大空「いぃいぃぃぃくううぅぅぅぞおおぉぉぉぉ!!!」
先着3名様で
南野の祈り→ ! card
ディアスの挑発→ ! card
大空の正気→ ! card
から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
南野のカードと大空のカードの数字が一致した場合、大空がスライディングを思い留まります。
ただし、ディアスのカードが南野または大空のカードと、マークまたは数値で一致した場合、
上記の結果がキャンセルされます。
南野−大空の数値が一致しなかった場合、及びディアスによってキャンセルされた場合、
大空がそのままスライディングに特攻します。
なお、誰かがJOKERを出した場合、上記結果に関係なく、特殊イベントが発生します。
884 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 19:32:31 ID:???
ひとまずここまで。
続きはまた後ほど。
ついでに訂正。
翼→大空
本編まるまるコピペするとこういうミスをやってしまうという典型です・・・ orz
885 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 20:11:31 ID:???
南野の祈り→
クラブA
886 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 20:19:24 ID:???
ディアスの挑発→
ハート9
887 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 20:42:44 ID:???
大空の正気→
ハート4
888 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 21:57:48 ID:???
南野の祈り→ クラブA
ディアスの挑発→ ハート9
大空の正気→ ハート4
>南野−大空の数値が一致しなかった場合、及びディアスによってキャンセルされた場合、
>大空がそのままスライディングに特攻します。
実況「大空君、物凄い勢いでディアス君に特攻していく!」
大空「うおおぉぉぉぉ!!」
南野「(くっ…届かない、か…!)」
ディアス「(まああれだけプライドを傷つけられていたら、周囲の声なんぞ聞こえないか)」
実況「大空君のスライディングに、ディアス君飛び越えようと、ああっ!?」
ガキンッ!ギギィイイイイ…ドサッ!
ディアス「いてええええっ!」
翼「!?」
実況「おおお〜っと、これは反則!反則です!ディアス君を削った大空君に審判が走り寄り…
ああっと!?
レッド!レッドカード!!退場処分〜!!!
全日本Jrユース10番の大空君、まさかの一発レッドで後半2分に退場だ!
しかしディアス君がいまだに立ち上がれない以上、これは決して厳しい処置とは言えないでしょう!」
日本側は当然、この判定を不服として審判に詰め寄るが、森崎他冷静な選手がこれを制した。
ディアスは治療のためピッチから一足先に出ており、後は退場の確定した大空がピッチを去るのみ。
889 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 21:58:54 ID:???
南野「そ、そんな…大空君………ん?」
ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!!
超モリサキ「お、おおお!?こりゃすげえ、流石欧州と言った所か…」
観客「てめえ、よくもあんな危険な反則を!」「テクニックじゃ敵わないから負傷させようだなんて最低!」
ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!!
ピエール「ディアスのプレイに魅せられた観客が怒り狂っている…群集心理の恐ろしさだ」
観客「あの天才が再起不能になったりしたらサッカーの歴史の損失だぞ!」「背中の10番が泣いているぞ、バカ野朗!」
ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!!
観客「イタリア戦でホメて損したぜ、全く!」「チンタラ歩くな!走ってそのまま日本に戻って二度と来るなーっ!!」
ほぼ全ての観客が大空に罵声を浴びせ、物を投げ入れる者達まで出る。
それに気を留める様子もなく、とぼとぼとベンチ方向へ歩み寄る――と思いきや、そのまま控室へ進もうとする大空。
南野「(…っと、このまま通り過ぎる気か?どうする、俺は…)」
石崎「お、大空…待てよ、何処へ行くんだよ大空!?」
見上「やめろ石崎!」
石崎「何言ってるんですか、俺は大空と一緒に…!」
見上「FIFAの公式ルールだ!レッドカードで退場させられた者は選手、役員を問わずフィールドおよび
テクニカルエリア周辺に留まる事が出来ない!この試合のみならず出場停止処分になる次の試合中もだ!
交代要員もハーフタイム以外でテクニカルエリアから離れたらその試合における出場資格を失うぞ!」
石崎「そんな…じゃあ、大空は控え室で一人ぼっちに…」
見上「それが退場させられた者の運命だ!」
石崎「ぐっ…」
890 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 22:00:01 ID:???
南野「(釘を刺されたか。俺は…どうしたらいい?)」
A 敢えて触れない方が良いか。一人にしてやろう
B 一応一言声を掛けるべきか?(セリフは後から選択)
C せめて飲み物とタオルだけは投げ渡してやるか
D …ン?俺選手じゃないから離れても別にかまわないよな?
E その他、何かいい考えがあれば。ただし、試合はなおも続きます。
先に「2票」(ただしD、Eのみ「3票」とします)入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
891 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 22:01:00 ID:1Awf+B1w
D
892 :
森崎名無しさん
:2011/05/18(水) 22:02:01 ID:Ip2sGeE6
C
893 :
南野衿人君
:2011/05/18(水) 23:12:50 ID:???
投票の途中ですが今夜はここまで。
まあスレ埋め立てのお遊びなので気楽にどうぞ。
894 :
森崎名無しさん
:2011/05/19(木) 00:15:18 ID:60RqFaMg
D
895 :
森崎名無しさん
:2011/05/19(木) 13:51:51 ID:60RqFaMg
Cに変更します
896 :
南野衿人君
:2011/05/19(木) 20:21:48 ID:???
今夜も唐突に更新開始。
C せめて飲み物とタオルだけは投げ渡してやるか
南野「大空君…」
タオルとボトルを手にした南野の呼び掛けにも、大空は視線を下に落したまま歩き去ろうとする、と。
フワッ…パサッ
大空「…あ」
南野「これも持って行くと良い」
タオルを頭から被せられた大空がようやく顔を上げると、南野はボトルを大空に向かって放り投げていた。
慌ててそれを掴んだ大空が改めて南野を振り向くと、既にベンチへ座ろうとしていた。
大空「……」
再び俯いた大空は、全てを閉ざすようにして控室へと滑り込んだ。
897 :
南野衿人君
:2011/05/19(木) 20:23:43 ID:???
大空「……………」
少し錆びたパイプ椅子に腰を下ろすと、やけに冷たく感じた。
大空「…座布団でもあれば良いのに。ヨーロッパにはクッションはあっても座布団は無いのかな」
聞き慣れた筈なのに自分の声とは思えない声が発した場違いな台詞。
それを聞いた事で止まっていた大空の頭が回り始めた。
大空「………何処で間違えたんだ。何時からこうだったんだ。こんな筈じゃなかった。
怒りをわざとみせつけてディアスの油断を誘ってボールを奪う筈だったのに!なんでこうなったんだ!
そもそもあれはシミュレーションじゃないか!何故、何故、何故だ………!!
頼むから誰か教えてくれ俺は一体何をどう間違えたんだどうして俺は負けたんだーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
その時、大空は自らの手に握っていた物に気付いた――握り潰そうとしていた物に。
898 :
南野衿人君
:2011/05/19(木) 20:24:51 ID:???
大空「あ……」
ほんの少し前、同じ物を握り潰して、南野から叱責を食らった。
あの時、気付くべきだった。怒りを見せつける相手を間違えていたことに。
大空「味方にその怒りを見せつける必要なんて…なかった」
それを敢えてしてしまったこと。そして、それに気付こうとしなかったこと。
それらは全て、一つの言葉で片付けることが出来る――『独り善がり』。
大空「裏方全員の気持ちを込めた南野の怒りは、
俺を目覚めさせるための警告であった、はずなのに…それを無視してしまって…」
ここで自らの失敗にようやく気付いた大空は、冷え切った椅子に腰かけたまま、肩を落として項垂れた。
その頭と肩に、南野が被せたタオルが、重く、重く、圧し掛かった。
大空「…俺は最初から間違えていた。そして――負けるべくして負けたのか…」
そっと握られたプラスチックの容器に、次から次へと滴が零れ落ちていった。
――覆水盆に返らず。
大空が一番大事なことを知る為に費やした代償は、余りにも大きかった。
(この項・了)
899 :
南野衿人君
:2011/05/19(木) 20:30:15 ID:???
ということで、独自の解釈を織り交ぜて本編の名場面に介入してみましたが、いかがでしょうか?
この解釈自体が独り善がりという説もあると思いますが、
イメージを壊してしまったら申し訳ありません。
意見・文句・不満・エトセトラは随時受け付けます。
ということで、今夜はここまで。
次回は趣の変わる『どうしてこうなった!? アモロvsナンノ』に取り掛かりたいと思います。
900 :
南野衿人君
:2011/05/19(木) 22:09:02 ID:???
あ、まだまだ投票は受け付けています。
一度に複数選んでも可ですよ。
901 :
森崎名無しさん
:2011/05/19(木) 22:22:17 ID:60RqFaMg
K
N
902 :
南野衿人君
:2011/05/20(金) 22:29:46 ID:???
またも唐突に始めます。
続いてのシーンは予告通りアモロとの邂逅。
――大会四日目。
準決勝を戦う、日本とフランスの両選手団が試合会場に入る。
そして、そこには南野の姿もあった。
南野「やれやれ…大空君と若林君がいないからって、
変に張りつめた空気が今日に限ってないとは…
どんだけ普段派閥争いに入れ込んでいるんだか」
移動のバスでの様子を思い出し、ボソッと本音を漏らす南野。
もちろん、それを他に聞かれるほど未熟ではない。
南野「しかしまあ、黄色い声がやけに響くなぁ…まるでアイドルのコンサートだな」
その嬌声の発生源をちらりと眺める。そこには、フランス代表の面々の追っかけが群れを成していた。
彼女らのお目当ては、エル・シド・ピエール。
貴公子と呼ばれるだけあって、優雅ににこやかに、――南野の後方で、日本代表の面々と話をしている。
どうやら、彼は別口で入ったらしい。
南野「まあ、あれでフランスの主軸なんだから、あの人気も無理はないか…」
苦笑しながら改めて荷物を手に取る。と、ここで事件は起きた。
903 :
南野衿人君
:2011/05/20(金) 22:31:17 ID:???
「キャ〜〜〜!」「助けて!」「いやあああああああ!!」
南野「な、なにごとっ!?」
フランスの追っかけ達から、突如として悲鳴が上がった。
その尋常ならざる叫び声に、考えるより先に身体が動いていた。
南野「ちょ、ど、どうしたんだいった…ん?」
??「た、た、たたたすけてピエー………あ、あれ??」
人垣の中に割り込もうとした南野にすがりついたのは、フランスJrユースのウェアを身に着けた少年。
てか南野より明らかに体格が良い、そんな相手に捉まられた南野は一瞬呆然とした。
南野「(………)」
A 「悪いな。あいにく俺はピエールじゃない」
B 「うわっ、気持ち悪い!さっさと離れろシッシッ!!」
C 「ん?何かあったのか?ピエールじゃないけど話は聞くよ」
D 「そんなことより!この騒ぎは一体何なんだ!」
E 「(…向こうから話をするまで待ってみるか)」
F 「(それより、こう言ってやりたいんだよ!)」適当なセリフをどうぞ。ただし、この時点で南野は??のことを良く知りません。
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
今夜はこれだけ。
904 :
森崎名無しさん
:2011/05/20(金) 22:31:45 ID:a0sILN1Q
B
905 :
森崎名無しさん
:2011/05/20(金) 22:36:31 ID:ub46b/bE
B
906 :
南野衿人君
:2011/05/21(土) 22:00:38 ID:???
>B 「うわっ、気持ち悪い!さっさと離れろシッシッ!!」
そんな事を男からされて喜ぶことも悦ぶことも、南野の範疇にはなかった。故に。
南野「う、うわっ!気持ち悪いぞ貴様!
ピエールだかピエーロだか知らないが、さっさと離れやがれッ!」
??「ひ、ひいぃぃッ!?」
南野にしてはとんでもなく恐ろしい形相で捉まってきた相手を一喝し、全力で振り払った。
体格に似あわず気弱そうなその少年は、完全に怯えてしまった。
ついでに、その素っ頓狂な叫び声は、黄色い悲鳴をもかき消すには充分であった。
ピエール「やれやれ、またナポレオンか…って、どうしたんだ?急に静まり返って」
そこへ騒ぎを収めようと現れたのは、まさしく救世主のピエール。
が、ファンが取り囲むより先に、救世主に飛びついたのは。
??「ぴ、ぴ、ピピピピエールぅぅぅ!!」
ピエール「お、おいおいアモロ、一体どうしたんだ?」
アモロ「こ、こここ怖い怖い怖い、怖いよおぉぉ!
ニッポン人ってなんであんなにおっかない人ばっかりなのぉぉ!?!?」
南野「………は?」
907 :
南野衿人君
:2011/05/21(土) 22:04:37 ID:???
心底怯えた様子で、ピエールの背後に隠れたアモロから指差された南野は、唖然としてしまった。
ピエール「おい、落ち着けアモロ。日本Jrユースのスタッフが何をしたっていうんだ?」
南野「(おいおいおい、どうして話題の中心が俺に移っているんだよ?)」
A 「…むしろ俺が何をしたのか聞きたいくらいだ」
B 「黙れ変態!俺は男に抱きつかれて悦ぶ趣味はない!」
C 「それより、最初の騒ぎはどうなったんだ?」
D 「失礼しました。ちょっと…びっくりしてしまったので」
E 「(なんか…成り行きに任せちゃおうかな)」
F 「(もう面倒だから逃げちゃえ)」
G その他、適当に言動をどうぞ。ただし、試合前なのであまり手荒なことは…。
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
908 :
南野衿人君
:2011/05/21(土) 22:50:15 ID:RdKek54+
投票途中ですが今夜はここまで。
909 :
森崎名無しさん
:2011/05/21(土) 22:52:39 ID:440QtiAk
A
910 :
森崎名無しさん
:2011/05/21(土) 22:55:12 ID:S5SV8YXQ
B
911 :
森崎名無しさん
:2011/05/21(土) 22:57:18 ID:PZuN7ygk
F
912 :
森崎名無しさん
:2011/05/21(土) 23:53:10 ID:BjgVTOEk
A
913 :
森崎名無しさん
:2011/05/22(日) 03:34:18 ID:???
乙でした。
914 :
南野衿人君
:2011/05/22(日) 19:15:45 ID:???
乙ありがとうございます。
ではここからちょっとだけ更新。
>A 「…むしろ俺が何をしたのか聞きたいくらいだ」
南野「いや、むしろ俺が何をしたらそんなに怯えるのか知りたいんだが」
アモロ「ガクガクブルブル」
ピエール「………」
軽く頭を抱えた後、ピエールはアモロと、ついでにナポレオンの腕を引っ張った。
ピエール「とにかく、だ。アモロ!ナポレオン!今は大事な試合の前だ!
みっともない騒ぎはやめたまえ!」
アモロ「だ、だって、ピエ…」
ピエール「ああもうとにかく、話は後でまとめて聞く!さっさと行くぞ!
ナンノ…とか言ったか。何があったか知らないが、ともかく迷惑を掛けたなら謝る。済まなかった」
南野「あ、ああ…まあ別に良いけど」
毒気を抜かれた南野は、同様に呆然とする追っかけ達を尻目に、
アモロとナポレオンを引き連れて去っていく、フランスのキャプテンを見送るしかなかった。
南野「(よくわからんが…アモロ、とか言ったか?確か正GKの名前だったと思うが…
あの気性でどうやったら代表になれたんだ一体)」
アモロ「(もうやだあんなこわいのをあいてにするなんてたすけてぴえーる)」
ナポレオン「(クソォ…俺の25センチ砲の出番が…ブツブツ)」
ピエール「(…………頭痛い)」
※ピエール、ナポレオン、アモロと顔見知りになりました。
※上記3人との感情は以下のようになりました。
ピエール―(迷惑掛けたな)→南野
ナポレオン―(俺(の主砲)の邪魔をしやがって!)→南野
アモロ―(なにそれこわい)→南野
南野―(謎…)→アモロ
アモロとのシーンは以上。他にリクエストがあれば、随時受け付けています。
915 :
南野衿人君
:2011/05/26(木) 18:58:56 ID:???
さて、そろそろ終わりにした方が良さそうですね。
一応明日(5/27)21:00:00まで投票を受け付けて、
そこまでに計2票入ったエピソードの話を書こうと思います。
それをもってこの話を閉じますので、希望があれば今のうちにどうぞ。
なお、現在I、N、Pが1票入っています。
916 :
森崎名無しさん
:2011/05/27(金) 00:24:36 ID:???
GとI
917 :
森崎名無しさん
:2011/05/27(金) 11:16:10 ID:C2zloIrw
PN
918 :
森崎名無しさん
:2011/05/27(金) 12:22:31 ID:GMLeuAXA
全部見てぇ・・・
919 :
南野衿人君
:2011/05/27(金) 21:49:38 ID:???
はい、これにて投票受付は終了いたしました。
>>918
さんのお言葉はありがたいのですが、
流石にスレの残り具合と自分の都合がありますので、
申し訳ありませんが、ここまでに2票集まった
I、P、Nを今後ダイジェストでお送りいたします。
今夜はこの告知だけ。
次回からIのエピソードに入ります。
920 :
南野衿人君
:2011/06/14(火) 21:42:54 ID:???
あー、えーと。
かなり間隔が空きましたが、約束通り、ダイジェストをお送りしたいと思います。
まずはこのシーンから。
ハンブルグJrユースと死闘を演じた末に引き分けた全日本Jrユース。
その後もクラブや各国代表のJrユースチームとの練習試合を行いながら、
ヨーロッパを転戦していく予定となっていた――が。
ブレーメン・ヴェーザースタディオン。
ここで、全日本Jrユースの面々がそれぞれに身体を動かしていた。
南野「本当なら今頃、あちこちに転戦して
色んな敵と顔を合わせる予定だったはずなんだがなぁ」
『ドイツでも有数の強豪チーム・ハンブルグと引き分けた』
この事実は、たかが練習試合であったとは言え、大きな波紋を呼び起こした。
その結果が、練習試合のドタキャンであった。
選手達がそれぞれの練習に汗を流す中、南野もあちこち走り回っていた。
南野「移動するとなると大変だけど、それでも試合の方が楽しいしなぁ…」
921 :
南野衿人君
:2011/06/14(火) 21:43:58 ID:???
見上「…済まんな、南野君」
南野「え、な、何がですか?」
軽く愚痴に近い不満を呟いているところに、急に監督に話し掛けられて、南野は慌てた。
見上「練習試合のはずが普通の練習に変わってしまった訳だからな。選手達のフラストレーションを、君も感じているはずだ。
モチベーションの維持が難しい中、君に負担を大きく掛けると思うが、よろしく頼む」
南野「え、いえ…それは、俺みたいなのでも役に立てるなら、何だって…」
片桐「そうか、それは丁度良かった」
南野「わっ、片桐さん!」
見上と話をしている中にグラサンの男が割って入り、南野は少し驚いてしまった。
それが片桐だと判っていても、やはり強面に見えるグラサン・マジックは侮れない。
見上「片桐くん、何かあったのかね?」
片桐「ああ、見上さんにも話があるのですが…まずは南野君からです」
南野「…はい?俺に用事ですか?それに『丁度良かった』って…?」
922 :
南野衿人君
:2011/06/14(火) 21:45:40 ID:???
片桐「うむ。
実は、地元の――当然、ドイツの、だな――テレビ局が取材を申し込んで来ているのだ」
南野「ああ…それはあってもおかしくありませんね」
片桐「うむ。あのハンブルグJrユースと引き分けたことで、にわかに我々の存在が注目を集めている。
取材しようとするのも、当然の流れだろう」
南野「それは…判りますが、それで俺に何の関係が?」
片桐「流石に時期が時期だけに、練習の様子を映させるのは差し控えたい。
かといって、選手にインタビューをさせたくはない。
あまり言いたくはないが…問題発言をされたら困るからな」
南野「ああ…」
これには南野も素直に頷かざるを得ない。
問題発言をやらかしかねない、約数名の選手が――それも、チームのキーパーソンに、だ――
すぐに浮かんだからだ。
923 :
南野衿人君
:2011/06/14(火) 21:46:45 ID:OhUbQxok
片桐「ということで、その旨を申し入れたところ、選手とスタッフのリストを向こうが求めて来た。
それは拒む理由などないから、渡したのだが、そこでテレビ局側が君の存在に注目したらしい」
南野「……はい?それで…まさか…?」
片桐「そのまさかだ。君の存在と役割に興味を抱いたようで、密着取材したいと申し入れて来たのだ」
南野「…え…えええっ!?」
片桐「我々としては、君の判断に任せる、としか言いようがない。どうするかね?」
南野「……
(いやいやいや、どうするって言われても…これどうすりゃいいのさ一体)」
A 「有難く受けさせていただきます」
B 「いえ、インタビューくらいならまだ良いですが、密着取材までは流石に…」
C 「いえ、申し訳ありませんがお断りします」
D 「片桐さんは、この件をどう考えますか?」
E 「見上監督は、この件をどう考えますか?」
F 「(いや、他に言うべきことはあるはずだ)」適当にどうぞ。ただしTPOを心掛けて。
先に「3票」入った選択肢が採用されます。
意外と大事な選択肢なので「3票」です。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
924 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 21:49:37 ID:7iKr/Kzo
A
925 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 21:52:39 ID:mL0MC+Ao
A
926 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 21:52:45 ID:LuXxdNZI
B
密着ついでに選手に近づかれると良くない
927 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 22:30:14 ID:dyNZEek6
B
928 :
南野衿人君
:2011/06/14(火) 23:00:05 ID:???
投票途中ですがここまで。
まあ直感でどうぞ。
929 :
森崎名無しさん
:2011/06/15(水) 04:19:03 ID:j67AbsmM
A
930 :
南野衿人君
:2011/06/15(水) 21:41:07 ID:???
A 「有難く受けさせていただきます」
南野「(うー、裏方として、あんまり露出するような真似はしたくないんだけど…
ただ、『地元の』テレビ局と言っていたよな?
地域限定ならそんなに名前を売るような展開にはならないだろうし…
それに何より、俺に密着マークしてくれるんなら、みんなの負担が減るだろうし)
判りました。みんなの為にも、その取材を受けます」
片桐「(!)
ほぅ…判った。その旨を伝えておこう。
しばらくしたらテレビ局のスタッフが来るだろう。
――それで、ここからは見上さんにお話ですが…」
片桐の態度から空気を読み、黙礼してその場を離れる南野。
南野「…うーん、密着取材かぁ…。まあ、どういう形か、話を聞いてみないと
何とも言えないけど…まあ、なるようになるか」
一つ頷いた後、本来の仕事へ戻り、選手達の練習に力を貸すことにした南野だった。
931 :
南野衿人君
:2011/06/15(水) 21:42:53 ID:???
そしてしばらく後、見上監督から呼ばれた南野は、その背後に控える外人の一団に気付いた。
見上「南野、こちらが先程話をした件の取材スタッフだ。挨拶をしなさい」
そう言って監督が紹介した、背後の人物は――
先着1名様で
スタッフと言っても色々ありますからね→ ! card
から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。
マークによって分岐します。
ダイヤ・ハート→お、女性レポーターじゃないか。本当に密着取材するの?
スペード→若い男性か。新進気鋭のディレクターらしい
クラブ→…ん?ちょっと胡散臭いおじさんですけど。てかどこかで見たような…
クラブA→うわ、いかにも悪者っぽいんですけど。てか本当に取材に来たのこの人?
JOKER→え、え、えええっ!?あの人って、まさか…!?
※ダイヤ・ハートの場合、数値が大きいほど外見が良くなります。
932 :
森崎名無しさん
:2011/06/15(水) 21:57:29 ID:???
スタッフと言っても色々ありますからね→
ハート9
933 :
南野衿人君
:2011/06/15(水) 22:23:46 ID:YcK9aceA
スタッフと言っても色々ありますからね→ ハート9
>ダイヤ・ハート→お、女性レポーターじゃないか。本当に密着取材するの?
※ダイヤ・ハートの場合、数値が大きいほど外見が良くなります。
女子アナ「こんにちは、初めまして。ナンノ…君、ですね」
南野「あ、はい、初めまして。全日本Jrユースチームスタッフの南野衿人です」
挨拶してきたのは、地元テレビ局の新人女子アナウンサーだった。
まあ飛び抜けて、というほどではないが、そこそこ可愛らしい。
南野は努めて平静を保ちながら、きちんと挨拶を返した。
女子アナ「話は聞いているわね。南野君、君はみんなと同じ中学生のようだけど…
どうしてスタッフとして参加しているのか、どんな役割を演じているのか、私達は興味を抱いたの。
そこで、大会が終了するまでの間、君に密着取材をさせて欲しいの。良いかしら?」
南野「は、はい…
(大会が終わるまで、か…結構長いような気もするけど…
ん?待てよ、そうなると逆に言えば、放送されるのは大会が終わってから、
つまりみんなが放送を見ることはないかもしれない、ということか?)」
A 「ええ、勿論構いません」
B 「(ん?ムムム!?かなりキツい視線を背後から感じるけど…)」
C 「いや、長すぎます。せめて○○まで」
D 「大丈夫です。ただし条件が…」
E 「…ちょっと待った。誰が許可すると言った?」
F 「(そういえば聞きたいことがあったかな)」
先に「2票」入った選択肢が採用されます。
ageで投票して下さい。sageではカウントされません。
なお、C、D、Fを選んだ場合、その中身(C−取材期間、D−取材条件、F−質問内容)も
明記して下さい。同意見で2票集まった場合のみ有効とみなします。
934 :
森崎名無しさん
:2011/06/15(水) 22:29:56 ID:j67AbsmM
A
935 :
森崎名無しさん
:2011/06/15(水) 23:07:37 ID:uqG9wp3c
A
936 :
南野衿人君@まとわりつく選手が誰か当てたらご褒美あります
:2011/06/15(水) 23:38:18 ID:???
>A 「ええ、勿論構いません」
南野「(まあ、片桐さんも任せると言っていたし、悪目立ちするんじゃなければ…)
大丈夫ですよ。 俺 の 取材に限定するのなら」
女子アナ「了解しているわ。選手達に絡むような真似はしないと、覚書も書いているし」
南野「(なんだ、やっぱりそこまでしていたのか。そりゃ片桐さんだからなぁ)」
女子アナ「それじゃあ、私達は君の後について回る事にするわ。
出来るだけ仕事の邪魔にならないようにするけど、邪魔になる時はいつでも言ってね」
南野「はい。よろしくお願いします」
こうして、南野の姿を追いかける女子アナと、それにまとわりつこうとする約一名の選手、
そしてそれを追い払うテレビスタッフの攻防戦が、幕を開けたのだった…。
南野「(…まあ、この位置関係なら、そんなに心配することもないだろう?
このくらいは、許してくれる、よね?)」
??「(……まあ、こればっかりは、ね。チームのためにも、ここは大目に見るわ)」
※南野にテレビ局の密着取材が付くことになりました。
※南野とテレビ局スタッフが顔見知りになりました。
もしかしたら、何らかの情報を得られるかもしれません
(ただし、ローカルテレビ局だということをお忘れなく)。
※南野と??の関係が危機を迎える事態は、ひとまず回避されましたが、
今後も突発的に危機が訪れる可能性はあります。注意しましょう。
今夜はここまで。
次回は「オーラって何だ!?何かが南野の中で目覚める(かも)」をお送りします。
937 :
南野衿人君
:2011/06/19(日) 23:01:26 ID:???
では、またも突如として開始します。
――フランス戦を控える全日本Jrユースの一同は、
先に行われる西ドイツ対ウルグアイの試合を観戦していた。
勿論、南野も同じように観戦していた…否、「同じように」ではない。
南野「(選手は選手で考えることがあるだろうからなあ…俺は俺の視点で判断する)」
そう考えた南野は、選手達が陣取るメインスタンドではなく、
両チームのベンチが良く見えるバックスタンドに席を確保したのだ。
両チームのベンチワークを見ることによって、
どのような戦略を持つかを見極めること、それがこの日の目的であった。
南野「(だから、主に試合中が一番の見どころになる訳だが、
この試合前の動きも、キーパーソンの見極めには役立つから意外と侮れない
……あれ?)」
両チームの選手がウォームアップする姿を眺めていた南野の視線は、ある一点で釘付けになった。
西ドイツチームの面々に紛れて、やたらと大柄な人物が動き回っていたのだ。
南野「(確か、前の試合の時にはいなかったような…
スタッフにしては選手と同じジャージを着ているし、
それに、正GKのシュタイン…だったか、彼と同じメニューをこなしているけど、
ひょっとしてGKなのか?)」
他にも色々と見たい気もするが、初めて見るその大男から、どうしても目を離す気になれなかった。
402KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24