キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【裏から育てる】キャプテンオブ裏方U【南葛中】

1 :南野衿人君:2010/02/22(月) 20:53:26 ID:CSemUU8s

この物語は、キャプテン森崎のスピンアウトで、
キャプテン森崎を裏側から追っかける、外伝的な位置付け(自称)の作品です。
南葛中サッカー部マネージャー・南野衿人(なんの・えりと)となって、
同級生の森崎達と共に、チームの全国大会3連覇を裏側から支えていきます。

基本的に人間関係や物語の大筋はキャプ森本編をそのままなぞる形となり、大筋を変えることは出来ませんが、
その裏側から支えることで、細かなストーリーの変化をもたらす…かも、しれません。
そんな小さな変化やささやかな達成感を楽しんで下さい。

いよいよ夏の大会も目前!色んなことがあったけど、大会に勝たなければ意味がない!
でもその前に練習試合がもう一試合残ってるのよね…
というところまで進んでいます。

    ☆ここまでの経過☆
古尾谷「あいつの腰と膝は本当に大丈夫なのか…?」
南野「うぐっ!?こ、腰が…」
医師「ハイ、『コルセット』と『膝サポーター』〜」
女子マネA「物事は話し合って進めましょう。あ、ついでに仕事分担よろしくね」
警官「遅くなってごめーん、てへっ」
森崎「お前、偵察 や ら な い か 」
浦辺「よくも俺達を罠に嵌めてくれたな!皆の者、この大馬鹿野郎を血祭りにするぞ!」
大友中「おう!食らえ、『3Nシュート』!『ブラック・カイト』!『隼ショット』!!」
ポスト「残念、勝つのは俺だ」

片桐「――なるほど。面白い奴だ。…そうだ、いいこと思いついちゃった、フフフ…」

988 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 23:45:21 ID:???
スレ残りすくなく圧迫なったらごめんなさい乙でした!

989 :南野衿人君:2012/05/23(水) 22:56:20 ID:???
>>988
いえいえ、とんでもない
乙感謝です

>私の想い、受け止めて!→  クラブ5
>クラブ→「15歳のハローワーク」えっ?

その本は、何をしろと勧めるものではなかった。
ただ、自らを評価し、何をすることが一番向いているのか、よく吟味しろ、と。

ただ、それだけのことを告げているのだった。

南野「自分が何をしたいか、何に向いているか、か…」

南野が思い浮かべたのは、自らの直前までの足取りだった。

南野「(そう、自分を象徴するクライマックスは――)」

990 :南野衿人君:2012/05/23(水) 22:57:32 ID:???
――5年後、日本代表キャンプ地。

代表選手H「南野、ありがとうよ。シューズの微調整がピッタリ嵌まったぜ」
代表選手R「ああ、ホンマに助かるわ。水のタイミングも絶妙やったしな」
代表コーチN「南野、今日もご苦労だった。安心して合宿を進められるのも君のおかげだ」
南野「いや、そんな…俺は自分の仕事をしているだけですから」

南野は、中学を卒業すると、南葛高校に敢えて進まず、
通信制高校に通いながらサッカー協会の一員となり、卒業と同時に正式に協会に採用された。
異例ともいえるこの経歴を実現できたのは、片桐らの後押しも確かにあったが、
それ以上にJrユースでの目に見えない活躍、そして南野自身の情熱があったからだった。

南野が協会で行っているポジションは『ホペイロ』。
一般的には用具係程度の認識しかないが、
実際の仕事は選手の状態やグラウンドコンディション、天候の変化や周囲の状況など、
一種のマネージャー的な業務を担う、まさに裏方の中の裏方である。
そしてそれは、Jrユースで行ってきたことの延長線上にあるものだった。

991 :南野衿人君:2012/05/23(水) 22:58:36 ID:???
南野「(――そう、俺の原点は、そして終点もあの言葉にあるんだ)」

南野はかつての出来事を思い出していた。

森崎(回想)『そんな中でも、俺は一人の男に感謝の意を述べたい。
       その男の名は――…いや、ここでその名を挙げることは差し控えましょう。
       一人だけ特別扱いするのは、誰の為にもならないでしょう。
       これは、日本チーム全員の力で勝ち取った勝利なのですから!』

南野「(俺は、特別な誰かでなくてもいい。みんなの輪の中にいる一人、それが俺。
    それが一番の幸せだと、俺はあの時悟ったんだ)」

特別な誰かでない分、仕事量の割に報酬が少なすぎるとの声もあるが、
南野はそれを気にすることはなかった。

南野「俺は…この仕事をさせて貰っている。それ自体が、十分な報酬ですから」

992 :南野衿人君:2012/05/23(水) 22:59:42 ID:???
片桐(南野…お前という奴は…本当に大したものだよ)

かつて南野を推挙した片桐も、そんな南野の背中を眺めながら、しみじみと振り返っていた。

片桐「(確かに、最初はお前に少なからず期待していた。
    だが、お前は俺が思う以上に大きく育っている。
    我々協会にとっても、選手達にとっても、もはや欠かすことのできないものとなっている。
    気付いているか、南野?)」

最後の物品を倉庫に収め、両腕をぶんぶんと振り回す南野を、
沈みかけた夕陽が照らし、その影を一段と大きく見せていた。

片桐「(お前は、自分を『特別ではない何か』と言うが、誰もそんなことは思わない。
    そう、判っている人間はみんな思うだろう。

    お前は、まさしく

         『キャプテンオブ裏方』

    だ。誰もが認める、な)」



                        〜 Fin. 〜

ということで、真の意味での最後となりました。
皆様、またどこかいつかお会いできましたら、幸いです。

993 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:00:58 ID:???
お疲れ様でした!

994 :南野衿人君:2012/05/23(水) 23:01:18 ID:???
てなわけで、ネタも尽きたので、以下は皆様ご自由にお使いください。

そして、無事にスレを使い切って、
安らかに南野君を休ませてあげてくださいませ。

995 :南野衿人君:2012/06/14(木) 17:27:57 ID:???
南野君と麻妃さんの行く末は→! card


996 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 17:42:10 ID:???
南野君と麻妃さんの行く末は→ クラブA

997 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 18:01:26 ID:???
あうとー。

998 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 19:19:15 ID:???
どうせ本編じゃないんだ
最後くらい引き直したっていいじゃない

南野君と麻妃さんの行く末は→ クラブ7

999 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 19:22:23 ID:???
南野君と麻妃さんの行く末は→ クラブ5
カードの神よー

1000 :南野衿人君:2012/06/16(土) 07:01:41 ID:???
はっはっは〜やはりネ申はリア充に甘くなかったですね
まあ無事スレも埋まったことですし、真実は↓に隠されているということにしましょうか

南野君と麻妃さんの行く末は→ ハート10

402KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24