キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】

533 :2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/11(日) 06:40:28 ID:cyJJtQ7+
若島津は父と兄に勝った事を喜んでいなかった。その理由は二つ。
一つはこの勝利はヒューガーに強化された体の恩恵である事を分かっており、
純粋に空手の腕で勝った訳ではない事を理解していた事。

ボヒュッ!

若堂流師範「な…何をする貴様ーーーっ!!」

バチバチバチ…メラメラメラ…

門下生達「か、看板が!」「な、なんと言う事を…」

そしてもう一つは、最早彼には空手はサッカーに応用出来る道具以上の存在ではなかった事。
それを証明するかの様に彼は懐から取り出したマッチで看板を油に浸した布ごと焼いてしまった。

若島津「…すまないな、父さん、兄さん。俺が外道の力を手に入れるキッカケになってくれ」

若堂流師範「き、貴様ァアア!!ええい、去れ、去れィこの鬼畜めが!誰か塩を持ってこい!」

塩を撒かれながら立ち去る若島津の気分は晴れやかだった。後悔など欠片も感じていなかった。
これでもう彼はサッカーで挫折しても戻れる空手も道場も無くなった。それこそが彼の望んでいた事だった。

若島津「(日向さん、今貴方は何処で何をしているんだ?俺も手段を選ばず
力を追い求める覚悟が出来たぜ。もう森崎と若林にはキーパーとしては絶対勝てない。
だったらフィールダーとして勝てば良い…ただそれだけの事だ。さて、吉良監督に会いに行くか)」

この後若島津は吉良の教えの下にDFへのコンバートに励んだ。弱い自分はもう沢山だと念じ続けながら。



*若島津が「払い蹴りタックル」を習得しました。
*若島津の全能力値が+2されました。

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