キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
687 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2010/04/28(水) 23:54:04 ID:???
松山の練習(シュート) → ハート10
10〜Q→ シュート+1
松山が今回の練習で主眼を置いたのは、キック力の増強一点。
フォームと精度は、前回の練習で自信を深めてる故の判断だった。
バゴオオオオオオオオオッッッ!!!
バシュウウウウウッ!!
様々な角度から、小気味よくゴールネットを揺らす。
相手GKはイメージ上の存在だが、類稀な反射神経と瞬発力でシュートの威力をゼロにするアイツや……
岩石を素手で凌ぎそうな鋼鉄の巨人を抜けるよう、強く、確かに足に力を込めて打ち抜いていく。
最後の一本を撃って……その地から強い直線軌道に、松山は心中で喝采をあげて手ぬぐいで汗を拭き笑顔を弾かせた。
松山「よしっ! 前より強く力を浸透させて打てるようになったぞ!!」
だが、今回の上達は、松山の眼前に、限界という名のおいそれと超えられない壁が築かれたと同義。
顔は伏せないものの、たちまち憂い顔になる。
688 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2010/04/28(水) 23:55:11 ID:???
松山「(これで……俺の基礎的な決定力はほぼストップだ。
練習で今日以上の成果を上げられれば判らないが……強力なGKを破るには、同じく強力なFWに頼まないと)」
次の試合では、自分がその厄を不足なく努めなくては勝ち目さえない。
松山「試合まで残るは明日一日。どう使うべきだろうな」
いよいよ迫ってきた地底での大一番に、戦意と高揚と不安様々心に並べて、松山は部屋へと帰った。
もう一度汗を流して部屋に戻ると、居たのはシャンハイだけ。
こいしとひくいどりは、火車の妖怪の試合を見に出かけたようだ。
松山「ちょっと疲れてるし、騒がれなくてラッキーとも言えるか……。
(明日は練習をするか……知力の兜を使って読書に励むか……それが終われば、いよいよ試合だ!)」
練習も成果があり、ひくいどりの弾幕トークからも開放されて、今日は数日振りに安らかに寝られそうだと安堵。
その思惑通りに、寝床についた松山はすぐに深い眠りに就いた。
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0ch BBS 2007-01-24