キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【新たなる】キャプテンEDIT5【道へ】

1 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/23(金) 01:42:00 ID:UpQi5PVc
このスレはキャプテン森崎のスピンアウト作品に当たる、キャプテンEDITのスレです
森崎くんと同世代に生まれたサッカー少年・大前くん(オリキャラ)を操作し、彼を名選手に育てたり育てなかったりします
現在の目標は全国中学校サッカー大会出場
読者の皆さんに引いて頂いたカードや、投票していただいた選択肢に従い、物語が展開します

前スレ
【覚醒祭】キャプテンEDIT4【開催!?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1270983958/

〜前回までのあらすじ〜

秋季地区大会決勝戦。鳴紋中の対戦相手は、長年の宿敵であり夏には敗北を喫した因縁もある清栄学園。
試合は、序盤で大前の先輩・長池が、レッドカードで一発退場するという波乱の幕開けとなった。
同格の対戦相手に10人で戦うという状況に、マネージャーの菱野は絶望しかける。
この試合の勝敗には、そのまま監督・飯地の進退が懸かっていたのだった。
だが、涙を拭ってベンチに戻った菱野が目にしたのは、逆境の中、必殺ヘッド『クリアボム』で先取点を奪う大前の姿だった。
ライバル・金成を圧倒する雪村。積極的な守備参加で人数差を補う比良山。大前のアシストで追加点を決める瀬川。
各員の奮闘で2−0で前半戦を折り返すことに成功する鳴紋中。果たして、後半戦もこのままリードを守ることは出来るのか?

〜前スレのできごと〜

六波羅「……長池に地獄に落とされた」
長池「……審判に地獄に落とされた」
金成「行かないからな! 俺は絶対そっちに行かないからなっ!」
菱野「あなたに、力を……」
大前「!? 何人目かでブロックされるかと思ったが、そんなことはなかったぜ!」
長谷部「お、俺、初めての名有り敵キーパーだよな? なのに、なんでこんな扱いなんだよ〜っ!?」
瀬川「ヒャッホー! 絶好調だぜ、俺!」
輝林「オフェンスに関してはノーコメントで」
篠田「この手柄で、俺もFWに復帰だっ!」
長池「……というわけで、そっちに行くから」
F市在住M山くん「オレのそばに近寄るなああ───────────ッ」

741 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 23:47:35 ID:???
景品は私…とかか?JOKERかクラブAでもない限りなさそうだがw

742 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/03(月) 23:52:22 ID:???
★なにがでるかな? 五回目→  1 =★
大前が上がった!
----------------------------------------------------------------------------------
大前「ぃやったぁぁぁ!」

やす子「ちぃっ、上がりやがったか!」

比良山「な、何で舌打ちするんですか?」

早瀬「単にこれ以上大前をからかえなくて悔しいんだろ。ほっとけ」

やす子「そ、そんなことはないでありますですよ?」

早瀬(絶対図星だ……)

やす子「それはともかく、2位の賞品ね。もってけ泥棒! あと不覚にも>>741の発想は無かった!
ていうか、菱野ちゃんの前でそれをやる勇気は無い!」

大前「監督の言い様はアレだけど……どんなのが貰えるかな? ワクワクしてきたぞ!」


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★せりあいはどうしたって? ……これ以上上がると無双でしょ→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ → 「パスの指導書+2よ!」
ハート → 「ドリブルの指導書+2よ!」
スペード → 「パスカットの指導書+2よ!」
クラブ → 「タックルの指導書+2よ!」
ダイヤのK・JOKER → 「(菱野さんが買ってきた)スキル・美味いポストプレイの指導書よ!」

743 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 23:54:05 ID:GGj+bZuo
★せりあいはどうしたって? ……これ以上上がると無双でしょ→  スペード7 =★

744 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/03(月) 23:55:34 ID:???
誤字訂正です

×ダイヤのK・JOKER → 「(菱野さんが買ってきた)スキル・美味いポストプレイの指導書よ!」
○ダイヤのK・JOKER → 「(菱野ちゃんが買ってきた)スキル・上手いポストプレイの指導書よ!」

美味いポストプレイってなんだ……フランスでちゃんこ番をするスキルでしょうか?

745 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 23:56:27 ID:???
>>744 すごく…いらないです…w

746 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:01:04 ID:KqDaIgEM
★せりあいはどうしたって? ……これ以上上がると無双でしょ→  スペード7 =★
スペード → 「パスカットの指導書+2よ!」
------------------------------------------------------------------------------------
大前「やった! 念願のパスカットが上がったぞ! これで守備参加でも少しは役に立てる!」

篠田「ま、眩しい……何故だ、何故FWがパスカットが上がってあんなにいい笑顔になれるんだ!?」

やす子「大前くん、攻撃時でないとほとんど消えてるからね。そこら辺に思うところがあったんでしょ」


※ 大前のパスカットが+2されました ※


やす子「さて、残るは3位ね。3位になるのは誰かなー?」



先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★誰かさんのせいで早瀬の確率がちょっと下がっている件→ ! card=★

カードの数字で以下の人物が上がります
A→雪村 2→国岡 3→本条 4→引き直し! 5→末松 6→落田
7→渡会 8→本多 9→豊原 10→瀬川 J→輝林 Q→比良山 K→早瀬
ダイヤのK → 言うまでもない……
JOKER→やす子「アレ? 私が当たっちゃった」 なにィ!?

747 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 00:02:28 ID:???
★誰かさんのせいで早瀬の確率がちょっと下がっている件→  ハート9 =★

748 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:09:02 ID:KqDaIgEM
★誰かさんのせいで早瀬の確率がちょっと下がっている件→  ハート9 =★
9→豊原
---------------------------------------------------------------------------------
やす子「豊原くんだ! ディフェンスに定評のある豊原くんが、きっちりと3位を守ったわ!」

豊原「……これはディフェンスの内に入るのだろうか?」

やす子「そんな豊原くんに贈るのは、もちろんディフェンス。何故なら彼は、特別な存在だからです」

菱野「ええっと……唯一の生え抜きDFということでしょうか? 輝林さんは転校生で、篠田さんはFWからのコンバートですし」

豊原(多分、何も考えていないと思う……)


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★やす子ーズ・オリジナル→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ → 「タックルの指導書+1よ!」
ハート → 「ブロックの指導書+1よ!」
スペード → 「パスカットの指導書+1よ!」
クラブ → 「せりあいの指導書+1よ!」
JOKER → 「全ディフェンス能力向上の指導書よ!」

749 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 00:10:05 ID:???
★やす子ーズ・オリジナル→  ハート7 =★

750 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:47:46 ID:???
★やす子ーズ・オリジナル→  ハート7 =★
ハート → 「ブロックの指導書+1よ!」
----------------------------------------------------------------------------------
やす子「豊原くんが更に固くなったわ! 鉄壁のDFの誕生よ!」

豊原「輝林には大分離されていますけどね。アイツ、いつの間にか誰かに凄く鍛えられたみたいでして」

やす子「なにィ!? 一体誰がそんなことを!?」

早瀬「お前以外にいるか!」


※ 豊原のブロックに+1されました ※


やす子「というわけで、ビンゴ大会はお開き! みんな、楽しかったかなー?」

国岡「こんな速攻で終わる手抜きビンゴ、面白いわけないだろ……」

渡会「ところで、読むだけでサッカーが上手くなるって、一体どういう指導書なんだ?」

やす子「そういうことは気にしないのが紳士のたしなみよー?」

本多「……怪しい」

やす子「それじゃ、後はみんな自由にパーティーを楽しもう! みんなで飲めーっ!」

瀬川「飲めーっ!」

ビンゴ大会の後、異様にテンションが高いどんちゃん騒ぎが始まった。

751 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:49:07 ID:???
雪村「やっほー! 楽しいーっ♪」

落田「一番! 落田、歌いまーす! 俺の歌を聞けーっ!」

大前「な、なんかみんな、尋常じゃなく興奮していないか?」

比良山「これもパーティーの効果だろう。気にするな。俺は気にしない」

大前「そういうものなのか……って、比良山? お、お前、なんか顔が赤くないか?」

比良山「う、うむ……風邪でも引いたのかな? ちょっと足元がふらつくし、熱っぽい気が……」

眩暈を堪えるように眉間を押さえる比良山に、大前は嫌な予感を覚えた。

大前(そういえば大分前に、こんなことがあったような……あの時は確か――まさか!?)

比良山「ふむ。それにしても大前は飲み進めるのが遅いな……もっと飲むがいい」

大前「ひ、比良山? お前、目が据わってきて――」

比良山「ふはははは。つべこべ言わずに飲めっ!」

大前「う、うわあああっ!?(これってやっぱりあの時の!)」

夏の合宿。自分と菱野が席を外している間に、飯地が持ち込んだ酒で部員のほとんどが酔っぱらったことがあった。
その時の状況が、今まさに目の前で再現されようとしていた。

大前「ま、まさか監督! ジュースやお茶に酒を混ぜたのか!?」

752 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:50:38 ID:???
やす子「ふははははっ! そうよ! そのまさかよ!」

高笑いをしながら現れる飯地。

大前「あんた早瀬さんにあれだけどやされたのに、まだ懲りていなかったのか! 今度もまた――」

やす子「早瀬ェ? 馬鹿め、そいつはそこに転がっているわ!」

早瀬「う、うーん……ひっく……」

大前「既に潰れてるー!?」

酒が混ざっているとは気付かずジュースをがぶ飲みしていた早瀬。彼はあっという間にアルコールが回って撃沈されていた。

大前「な、なんていうことだ……」

瀬川「ふははははーっ! いいぞーっ! 気持ちいいぞーっ!」

篠田「俺が鳴紋中のセンターFW、篠田だーっ!」

国岡「オオマエコロスオオマエコロスオオマエコロスオオマエコロスオオマエコロスツイデニユキムラモジゴクニオチロオオマエコロス……(ブツブツ)」

周りには騒ぎだす者、踊り狂う者、うつ伏せになって何事かを呟きだす者など、正気とは思えない連中が転がっている。

大前「くっ、既にほとんど全員酔っぱらいか! ていうか、なんでそんなに人に酒を飲ませたがるんですか!?」

やす子「決まっているじゃない! 大勢で飲んだ方が楽しいからよ!」

大前「分別をつけろーっ! 俺たちはまだ未成年だーっ!!」

753 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:51:50 ID:???
比良山「大前、そんなに怒ることはない。さあ、辛いことはこれを飲んで忘れるんだ(ニコッ」

肩に手を置いた比良山が、ニッコリと微笑む。その片手には、酒臭い液体で満たされたグラス。

大前「比良山……お前がこんなに頼りなく思えたのは、初めてだよ……」

比良山「気にするな。これを飲めば、お前も気にしなくなる。さあ、旅立とう。美しき桃源郷へ!」

大前「瀬川さんみたいなこと言うなよ! くそっ、コイツらとは話すだけ無駄だ。誰か素面な人は――そうだ、菱野さん!」

かつて、自分と共に酔っぱらいの群れから逃げ惑った経験のある菱野。
彼女なら、この状況下でも正気を保っていると信じたかったが――

菱野「大前ひゃあん……なんらか、目がぐるぐる回りまふよ〜?」

大前「菱野さん、あなたもか……」

やす子「さあ、残るは君だけだ! 潔く全てを委ねるがいい!」

大前「もうやだ、この監督っ! どうしてこうなるんだよぉ!?」

菱野「はふぅ……ひっく」

754 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 00:53:14 ID:KqDaIgEM
先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★おや? ひしののようすが……→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ → 菱野「大前さん、隙ありです♪」 酔っぱらって抱きついてきた!?
ハート → 菱野「あはははははっ♪」 笑い上戸だ!
スペード → 菱野「ひっく……ぐすっ……」 泣き上戸だ!
クラブ → 菱野「大前さぁん……そんなに飲むのが嫌なんですかぁ!?」 絡み酒だァ!?
ダイヤのK・JOKER → 菱野「むしあついからぬぐー!」 CAST OFF!

755 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 00:53:26 ID:???
★おや? ひしののようすが……→  ダイヤ4 =★

756 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 00:57:09 ID:???
なんというニヤニヤ展開。
ありがとうございます!

757 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 01:00:15 ID:???
これは菱野に記憶が残ってたら後でニヤニヤできるなw

758 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 01:12:26 ID:???
★おや? ひしののようすが……→  ダイヤ4 =★
ダイヤ → 菱野「大前さん、隙ありです♪」 酔っぱらって抱きついてきた!?
-------------------------------------------------------------------------------------
大前「ひ、菱野さん?」

細い腕を回して、ギュッと大前を捕まえる菱野。

菱野「えへへ、捕まえちゃいました……」

大前「いや、捕まえたって――」

やす子「おおっと、これは予想外の展開ね!」

比良山「ひっく……いいんですか、飲ませなくて……」

やす子「ふっ、世の中には酒よりも甘く切なく、人を酔わせるものがあるものなのよ……ここは潔く引き下がるべきね」

比良山「こんなに気持ちが良いのに……ひっく」

やす子「そう言わないの。大前くんを酔いつぶすのは、またの機会にしましょ。……ものども、ひきあげじゃあ!」

比良山「ハハッ!」

そう言い、二人から離れていく飯地たち。

大前「何なんだ、一体……」

菱野「うぅ〜……そんなこと、いいですからぁ……もっと私を見てくださいよぉ……」

大前「え、あ、うん……(ど、どうしよう。菱野さん、離れる気配が少しもないぞ……というかますます力が込めてきてるし)」

759 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 01:14:04 ID:KqDaIgEM
潤んだ上目遣いで見つめられて、身動きが取れなくなる。

大前(このままでいる、っていうのは流石に良くない……よな? て、いうか、さっきから腹のあたりに柔らかいのが当たって、
って何考えてるんだ俺は!? でも、菱野さん、いい匂いがして赤らんだ顔が何か色っぽくて……だから何を考えてるだよ俺はァ!?)

菱野「大前さん? 考え事ですの? ……こんなに近くにいるのに、つれないですわ……」

ギュ。

怒ったように更に腕に力を込める菱野。

大前「あ、ああ、ごめん……(菱野さんは俺にどうしろって言うんだよ……ここは――)」


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.心を鬼にして突き放す
B.じっと瞳を見つめる
C.逆に抱き返してみる
D.騒ぎに巻き込まれないよう連れ出す
E.それでも理性的に説得してみる
F.諦めて身体の力を抜く

760 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 01:14:48 ID:p3b9171E


761 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 01:18:54 ID:cOyyVUvY
D
そして、二人っきりの聖夜へ……

762 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 01:19:48 ID:qWf/v9W2
B

763 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 01:51:16 ID:???
すいません、ちょっと長くなりそうです
2時半くらいまでお待ちを……なんでこんな判定を作ったんだ、自分!

764 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 01:53:46 ID:???
ラブコメは苦手といいつつ逃げずに立ち向かうなんて
なんて素晴らしいGMなんでしょう

765 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:46:46 ID:???
>>B.じっと瞳を見つめる
--------------------------------------------------------------------------------
大前(何のためかは知らないけど、『私のことを見てください』って言ってるんだし――ここは見つめ返す!)

熱で潤んで零れ落ちそうな瞳を、じっと見据える。

菱野「……やっと、私のことを見て下さいましたね……」

大前「え?」

万感の思いを込めたような言葉に、思わず目を瞠る。

菱野「大前さんってば、いつもずっと遠くのものを見てばっかりです……私のこともちゃんと見て下さい……」

拗ねたように唇を尖らせ、大前の胸に顔をうずめる菱野。
そのまま、肩口に手を這わせながら、ぽつぽつと呟いた。

菱野「私、いつも一番近くで大前さんのことを見ているんですよ? なのに、貴方はそんなこと知らん振り。酷いですわ」

大前「それは……ごめん」

謝罪の言葉が口を吐いた。マネージャーとして、自分たちサッカー部に尽くしてきてくれた菱野。
だが、自分はどれほどその献身に応えられただろうか。
まるで当たり前のことのようにそれを受け取り、報いることを忘れていないだろうか。
……的を射ているかどうかはともかく、大前はそんなことを思ったのだった。

菱野「だったら、一つだけ我儘を聞いて下さいますか?」

大前「……何かな?」

菱野「今だけ……今この時だけでいいですから、私だけの大前さんになってください……何をされても、何が起きてもです」

766 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:47:54 ID:???
大前「……いいよ」

それで菱野の気が済むなら。そう思い、深く考えずに返事をする。
果たして菱野は、子どもの様に笑って喜んだ。

菱野「うふふっ」

ギュッと大前を抱きしめる腕に力を込め、胸に耳を当てる。

菱野「聞いちゃいましたからね? 今だけは私のものだって……手も足も、目も耳も……ここで鼓動を刻んでいる心臓も……。
全部、今だけは私の……」

大前「そんなに、嬉しいことなのかな」

菱野「はい。とっても嬉しいですわ」

それからの大前は、すっかり菱野の玩具だった。
呆れるほど長い時間抱きつかれていたり、指を絡め合わされたり、髪の毛に手櫛を入れられたり。
猫の様に奔放に振舞う菱野に、大前はされるがままだった。

大前(なんだか、コレ……どう考えても普通の状態じゃないよな?)

いい年をした男が、同い年の女の子に触れられるがままになっている。それは、どう考えても尋常の状態ではない。
だが、心が上げるそういった疑問を、大前の身体は無視し続ける。

767 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:48:58 ID:???


菱野『……手も足も、目も耳も……ここで鼓動を刻んでいる心臓も……全部、今だけは私の……』


その言葉は本当のことだったのだろうか。
仲間たちが騒いでいる宴会は、すぐ傍で開かれている。
だというのに、今の自分の視界には菱野の顔だけがあって、耳には彼女の吐息や、あるいは衣擦れの音しか届かない。
誰もいない別世界で、二人きりになってしまったような気分だった。

大前(どうしちゃったんだろう、俺……まさか、気が付かないうちに酒の混じった飲み物でも飲んでいたのか?)

脳髄が甘く蕩けていた。思考がじりじりと麻痺し、無性に動悸が高鳴る。
何かが『この状況は良くない』と声を上げていたが、聞く耳は持たなかった。
……手も足も、目も耳も、今は全て彼女のものであるが故に。

菱野「……あ」

不意に、菱野が小さく声を上げた。既に大前の身体のあちこちに触れ、既に彼女の手の及んでいないところはない。
……その数少ない例外に、菱野は視線を注いでいる。

大前(俺の……くちびる……?)

普段の様子が嘘の様に奔放だった菱野も、流石にそこに触れることには躊躇っていた。
それも当然のことだろう。
異性の唇に触れるということは――やはり特別な意味があることなのだ。

菱野「……」

そっと、菱野の身体が離れていく。
二人の時間はもうお終い。
そう言われた様で、何だか堪らなく切なくなる。

768 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:50:43 ID:???
ガタン!

菱野「きゃっ!?」

……気が付けば、今度は逆に大前が菱野を抱き締めていた。

大前(あ、あれ? 俺は何をしているんだ? 菱野さんが満足したなら、それでいいじゃないか。
なのになんで、今度は自分から――)

菱野「お、大前さん――」

腕の中から聞こえる菱野の声。その声は今までのような熱に浮かされたものではなく、はっきりと理性を取り戻している者の声だった。
そして、そこに含まれる、微かな怯えの色。

大前(――ほら見ろ。急にこんなことするから、菱野さんだってビックリしちゃったじゃないか。
ほら、早く身体を離さない、と――)

冷水を浴びせられたように、息を吹き返す理性。
だがそこで、

菱野「……」

菱野は何も言わずに、身体の力を抜いた。

大前「え?」

思わず間の抜けた声が出る。
大前の腕の中で菱野は、心持ち顔を上向かせる。
漫画や映画の中でしか見たことのないその仕草は、記憶が正しいのならば、ある行為をねだる動作で――

769 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:51:48 ID:???


落田「ああっ!? 何をしてるんだ大前ェ!?」


大前「うわぁ?!」

突然聞こえた大声に、驚いて菱野の身体を離してしまう大前。

落田「お、お、大前が菱野さんにイヤらしいことを! ケガらわしいことをしようと! 貴っ様ぁ、許さん!」

そう言いながら詰め寄ってくるのは、菱野に熱を上げている男子筆頭・落田である。

大前「ま、待て落田。これにはだな、ちょっと深いわけがというか――」

落田「黙れー! ちょっと大会で活躍したくらいで、調子に乗って不埒な行い! 神が許しても俺が許さん! そこに直れェ!」

大前「だから、少しは話を……菱野さん! 君からも何か言って――」

菱野「すぅ……すぅ……」

返事は寝息だった。

大前「寝てるー!?」

落田「おのれェ……菱野さんが眠っている隙になんていうことを……」

770 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:53:15 ID:???
大前「誤解だ! 話せば分かる!」

落田「なにィ!? 五回!? 五回もしただと!?」

大前「聞き間違いだって! 五回って何をだよ!」

落田「ナニを五回だとォ!?」

大前「下品なこと言うなァ! ああ、そうか。お前も酔ってるんだな!?」

やす子「……あらら。惜しいというべきか、場を弁えたというべきか」

そこへ顔を出す事態の張本人。

大前「か、監督!?」

落田「ぬおおおおおおっ!! 邪魔するなァァァァ!!」

やす子「はいはい。落田くんは今黙らせるからねー。ほいっと」

ゴキィ。

落田「ぐへェ!?」

あっという間に締め落とされる落田。

やす子「ふっ、他愛もない」

771 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:54:20 ID:???
大前「た、助かった……というべきなんでしょうかね……?」

やす子「まあ、落田くんの体力はたかが知れているし、他のみんなもアレだしね」

篠田「ヒャッホー!」

本条「マンマミーア!」

飯地の指差す先には、阿鼻叫喚の酒乱地獄があった。

大前「俺たち、さっきまでこんな事態に気付かなかったのか……」

やす子「ふふんっ。若さゆえのなんとやらね!」

何故か偉そうにする飯地だった。

大前「疲れた……確か、片付けは朝でしたよね?」

やす子「うん。部屋なら本条くんが取ってあるから、そこで休んでていいよ。もう誰が抜け出しても気付かないと思うしね。
あ、それと菱野ちゃんも連れて行って上げること。幾らなんでも野郎どもと同じ部屋で雑魚寝ってのはね……」

大前「分かっていますよ(本条さん、たかが部のイベントに力入れ過ぎだろ……)」

やす子「……送り狼になるなよ〜?」

大前「なりませんよ!」

772 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:55:48 ID:???
鍵を受け取りながら怒鳴り返して、菱野の所に戻る。菱野は規則正しく寝息を立てていた。

大前「……聞こえていないと思うけど、今日は変なことしそうになって、ごめん」

一言謝ってから、その細い体を抱き上げて宴会場を後にするのだった。

菱野「……ん」

途中、僅かに身じろぎを起こしたが、大前はそれに気づかなかった。


※ 菱野の好感度が凄く上がりました ※

773 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 02:58:37 ID:???
上限のない好感度w

774 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/04(火) 02:59:32 ID:???
あれれー? 今回で終わるって書いたのに、まだ終わってないよー?
と言った辺りで次回に続きます
……すごく疲れました。精神的に。人間的に。根源的に
次回はサラッとパーティーの終わりを書いて1月の月頭イベントに入ると思います
今回はえらい遅い時間までお付き合いいただき、すみませんでした

775 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 03:07:31 ID:???
お疲れ様でした。

776 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 07:25:33 ID:???
睡魔に負けてレベルアップを願って寝て起きたら大変な事になってるー!
クリスマスってすばらしい…!

777 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 10:10:21 ID:???
GJ
無茶振りに真っ正面から立ち向かう姿が素敵です。
お疲れ様でした。

778 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 12:29:11 ID:???
クリスマスイベント超乙でした。

「良いラブコメだった…、掛け値なしに。」
「痒みをこらえてよく頑張った、感動した!!」
「一年目からコレかよ、リア充爆発しろ!」
「フヒヒ、2年目はR指定だったりしてwwwサーセンwwww」

など、各界からお祝いのコメントを戴いておりまする。

779 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 18:26:36 ID:???
菱野さんは大前を抱きしめてしかも抱きしめ返されたなんて知ったら
勢い余って変身とかしそうだ

780 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:03:59 ID:???
ノリで色々かっ飛ばしちゃいましたが、あまり反発される方などはないようで、ちょっとホッとしてますw
遅くなりましたが、今回の投下です
-----------------------------------------------------------------------------------------
〜翌日朝〜

宴会場の片付けも何とか終わり、旅館のロビーには鳴紋中サッカー部一同が勢揃いしていた。
ただし、二日酔いの影響で、常と同じ顔色をしているものは一握りに限られたが。

早瀬「うぅ……頭が痛ェ……あのバカントク、懲りずにまたやりやがって……あいてててっ!」

瀬川「むむむ。また昨夜の記憶が無い。合宿の時といい、みんなといっしょに遊ぶとこうなるのは何でだろう?」

渡会「またかぁ……」

本多「まったく、羽目を外すのも程ほどにしてほしいものだな」

一様に蒼い顔をする部員たちを余所に、飯地は機嫌も血色も良く、25日の朝を満喫していた。

やす子「あー、楽しかった♪」

早瀬「そうかい、そりゃ良かったな。地獄に堕ちろ」

比良山「? 何を不機嫌になっているんです、早瀬さん?」

早瀬「……なんでもねえよ」

比良山「むぅ?」

いつになく余所余所しい早瀬に、比良山が首を捻る。

781 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:05:03 ID:???
大前(……合宿の時もそうだったけど、比良山って酔うと人にも飲ませだすんだよな。
将来、大人になってコイツと一緒に飲む時が来たら、気を付けよう……)

比良山「大前まで神妙な顔をして……わからん。俺の記憶に無い時間帯に、何が起こったというんだ……」

落田「俺も記憶に無い時間に、何か許されざることが起きた気がするぜ……」

大前「な、何も起きていないぞ? 本当だぞ?」

比良山・落田「「怪しい……」」

二人の視線を受けながら、たっぷりと冷や汗を掻くことになる大前だった。
と、そこへ、

菱野「おはようございます……」

フラフラとしながら菱野がやって来た。

大前「あ、ああ。おは――」

落田「おはようございます、菱野さん。今日も大変麗しいです、はい!」

途端に菱野にすり寄っていく落田。

782 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:06:48 ID:???
菱野「えぇと、その……あ、ありがとうございます?」

やす子「菱野ちゃん菱野ちゃん。こういう時は『冗談は顔だけにしやがれ』って返すものよ。
世の中にはお世辞を受け入れただけで、気があるって勘違いするヤツもいるんだからさ」

落田「なにィ!?」

早瀬「為になる話だな。本人の実体験とはとても思えねえが」

やす子「なにィ!?」

菱野「うふふ。朝から賑やかでいらっしゃいますわね……」

そう言い菱野は笑う。だが、その表情は普段のそれと比べると些か力無く見えた。

大前「? ……菱野さん、ひょっとして体調が悪いのか?」

菱野「えっ?」

やす子「ホントだ。ちょっと顔色悪いわね」

早瀬(コイツ、9割方原因の癖に、さも自分は関係ないみたいに……)

大前と飯地に言われて、頬に手を当てる菱野。

菱野「……そうかもしれませんわね。昨日は、少し寝苦しかったものですから」

大前(寝苦しい、か。まあ、アレだけ酔っていれば、夜中に気分が悪くなって起きることもある、のかな?)

783 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:07:48 ID:???
そんなことを考える大前に対し、飯地は、

やす子「ほうほう、なるほどー」

早瀬「……何を頻りに肯いているんだよ?」

やす子「べっつに〜? 昨日は速攻でダウンしてた早瀬くんには、関係の無いことだよん♪」

早瀬「何が『だよん♪』だ、年考えろ」

やす子「なにィ!? 私はまだまだピチピチだもん! 年を考えるような年代じゃないのよー!」

大前「何を騒いでるんだか、監督ってば……」

菱野「困った方なんですから、もうっ」

漫才、というかコントを始めた二人を、生温く見守る大前たち。
だが、ふとした間に、沈黙が流れる。昨日のことがあっただけに、何となく面と向かい合うのが気恥ずかしい。

菱野「……」

大前「ど、どうかしたの菱野さん?」

菱野「い、いえ、その……昨晩はパーティーの途中でふと気が遠くなってしまって……気が付いたら何も憶えていなかったんです」

大前「そ、そうなの?」

菱野「それで、もし記憶に無い間に何か粗相を働いてないかと思いまして……大前さん。私、ご迷惑をお掛けしませんでしたか?」

不安に揺れる瞳で、問いかけてくる菱野。

784 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:09:08 ID:qrYHFn7Q
大前(う……菱野さんって真面目な子だし、パーティーに参加してたはずが気が付いたら部屋、なんてことがあったら、
当然何が起こったか気にするよな……。なんて答えよう?)


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.「何も起こらなかったよ」
B.「迷惑なことなんか無かったよ」
C.「驚いたよ」
D.「シクシク……俺、もうお婿に行けない……」(※ 要・4票)
E.その他(自由選択です。大前に言わせたいことを併記してください)

785 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:11:14 ID:Wo9RZq/g
B

786 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:12:03 ID:RV8YloVo


787 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:44:21 ID:???
>>B.「迷惑なことなんか無かったよ」
----------------------------------------------------------------------------
咄嗟に口を吐いて出たのは、そんな言葉だった。

菱野「……えっ?」

驚いたように目を丸くする菱野。

大前「昨日は、監督がまたお酒を持ちこんだせいで大騒ぎになって……。
それで、菱野さんもちょっと羽目を外しちゃったみたいだけど――けど迷惑なことは何もしていないから。安心してよ」

菱野「め、迷惑じゃなかったのですか?」

大前「(ど、どうしてそんなに驚くのかな?)あ、ああ」

話している内に、昨日の記憶が蘇ってくる。
周りの大半が酔って自分たちを見失っていた状況とはいえ、あんなにベッタリとくっ付いて、あちこち触れ合って。
だがそれは、決して不愉快な出来事ではなかったように思う。

大前(むしろ、何だか居心地が良かったというか気持ちが良かったというか……って、また変なことを考えてるぞ、俺!?
昨日飲まされた酒がまだ抜けてないのか?)

心中密かに混乱する大前を余所に、菱野はホッと溜息を吐いた。

菱野「そうなんですか……良かったぁ」

少し頬を染めて、目元を拭いながら言う菱野。

大前「? 菱野さん?」

788 :これで当たりを選ばれたらもう覚悟するしかない ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 00:46:52 ID:???
菱野「え、あ……前後不覚のまま、ご迷惑をお掛けするようなことが無くて良かったと、安心しまして」

大前「そ、そうか……菱野さんが安心してくれて、俺も良かったよ」

そうやって言葉を交わし、何気なく菱野から離れた。


  … … …


大前(そう、迷惑なことなんかじゃない。それどころか、心のどこかで出来るならもう一度って、思ってる。
アレは……菱野さんが酔った勢いでのことなのに)

抱き合って、触れ合って、あまつさえ、未遂のこととはいえ、唇まで意識してしまった。

大前(俺、菱野さんのことをどうしようとしたんだ? いや、それよりも――菱野さんのことをどう思っているんだ?
くそっ、自分で自分のことが分からなくなってきた……)

思わず、頭を掻きむしってしまう。

大前(俺は、菱野さんのことを――)


先に4票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
重要な選択肢ですので、この『書き込み後5分以後の投票のみ』を受け付けます
よく注意して選んでください

A.性別を超えた友人だと思う
B.頼りになる優秀なマネージャーだと思う
C.素敵な女性だと思うけど、タイプではないと思う
D.自分では手の届かない、高嶺の花だと思う

789 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:48:19 ID:Wo9RZq/g
E
なめんなよ?

790 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:48:45 ID:s7UJwivo
E ハッハア!

791 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:48:58 ID:???
5分以後だぜ

792 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:49:51 ID:Z0smFg36

ふひひ……

793 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:51:27 ID:???
あ、5分後からか早漏だったorz

794 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:52:11 ID:3BVebfLY
ここから有効だと思うので

E 

あと、女の子、だよね?

795 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:54:01 ID:QmKqRUcY


796 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:54:49 ID:s7UJwivo
E

797 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:56:02 ID:Y2cKW9Xg
E
祭りには参加だ

798 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 00:56:17 ID:Wo9RZq/g
E

799 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:02:35 ID:???
もうこの勢いは「とめる!」でも「がんばりセービング・改」でも止められない!

800 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 01:04:37 ID:DBvFXyqs
みんな、ファストブレイクだ!

801 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:15:23 ID:???
一番脈がありそうなのはDか・・・

あ、あれ

802 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 01:20:17 ID:???
E.…… 一人の女の子として好きだと思う
----------------------------------------------------------------------------------
大前(そうだ、毎日の練習の時も、練習試合で失敗した後も、その後チームから干された時も、すぐ傍には菱野さんがいた。
そして、俺を立ち直らせてくれた。
この前の大会も、決勝のあの大事な場面で先取点を決めることが出来た時、菱野さんの声が聞こえてきた気がして――
――それで今までにない力が出せた気がする)

瞼を閉じた視界に過るのは、彼女との思い出の数々。

大前(サッカーのことだけじゃない。夏合宿の時、二人で海に漕ぎ出した時、すごく楽しかった。
きっと、ピッチの上でボールを追いかける時と同じくらい楽しかったし、菱野さんが笑ってくれた時はゴールを決めた時みたいに嬉しいんだ。
やっぱり、俺――菱野さんのことが好きだ)

その感情は、認識した途端にすとんと胸の中に落ち、大前の心にしっかりと居座った。

比良山「どうした、大前? 急にボーっとして……」

大前「いや、何でもないんだ。何でもない……」

上の空のまま、比良山に返事を返す。

比良山「そうか。まあ、何か悩み事があるなら、いつでも相談に乗るぞ?」

大前「ああ、そうだな……気持ちが落ち着いたら、きっとそうするよ」

急に沸いてきた切ない気持ちに胸を締め上げられながら、それだけを言う。

クリスマスイブの夜を境に変化した、大前の感情。それがどこへ向かい、どのような結末を迎えるかは、まだ誰にも分からなかった。


※ 大前の菱野への感情が変化し『大前→(恩人・恋心)→菱野』になりました ※

803 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 01:21:22 ID:qrYHFn7Q
〜一年目1月〜

大前「……色々あった12月も終わって、今日から新しい年か。去年は本当に色々あったな。
サッカーのこと、それに菱野さんのこと……色々考えることが多いけど、まずはやることをやらなきゃな」

新年最初の日の光を浴びながら、気合いを入れ直す。

大前「そういえば、年始でみんな忙しいんだよな。家族との時間とかもあるし、旅行に行っている人もいる。
今月は久しぶりに、一人での特訓になりそうだ」

※ 事前に監督やマネージャーに根回しをしていないと、一月に発生する月頭イベントは、大前の特訓のみです ※

大前「さて、心機一転っ! 今年の特訓を始めようか?」



先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.その前に初詣にでも行こうか。丁度近くにある神社を知っていることだしな!
B.もちろん、迷わず特訓だ!

804 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:23:14 ID:9CAB072w


805 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:24:39 ID:QdfIXdKg
A

806 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 01:38:16 ID:qrYHFn7Q
>>A.その前に初詣にでも行こうか。丁度近くにある神社を知っていることだしな!
----------------------------------------------------------------------------
記憶を頼みに道を辿ると、果たして知った通りのお社の姿が見えてきた。

大前「雪も綺麗に掻き分けられていて、参道も歩きやすいや。けど、なんか流行っていなさそうなんだよな、この神社」

境内には、大前一人しか人影がいない。雪の上に残っている足跡も、雪掻きを行った人物の者と見受けられる一種のみだった。

大前「……とりあえず、お賽銭でも入れて、手を合わせておこうか。さて、どれくらい入れた方がいいのかな?
一応、この後入るお年玉を当てにして、少しは奮発した方がいいのかな?」


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

現在の大前の所持金:11000円

A.御縁がありますように……五円玉でいいか
B.100円も入れればじゅうぶんだろう
C.1000円だ。これくらいは入れないと、誠意が足りないかもしれない
D.思い切って5000円だ!
E.えぇーいっ、持ってけ! 10000円だ!
F.ここだ! ここで全財産だ!

807 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:40:33 ID:9CAB072w


808 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:41:13 ID:WFilVCa2
F

809 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:42:36 ID:???
ちょwまたやりやがったwww
と言いつつも1回目のお賽銭で全財産に票を入れた俺

810 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 01:50:50 ID:qrYHFn7Q
>>F.ここだ! ここで全財産だ!
----------------------------------------------------------------------------
大前「神様に頼みごとをするというのに、チンタラしたお布施じゃ罰あたりってものだよな! ここは一気に全財産だ!」

何かに取りつかれたように、財布をひっくり返して中身を全て賽銭箱に投入する。

大前「……なんだか一時のテンションでとんでもないことをした気がするな。そ、それよりもちゃんと参拝をしておこう」

しつらえられた鈴を鳴らし、二度柏手を打ち鳴らす。

大前「こうしていると、何だか場の厳かな雰囲気が一層強まった気がするな。ま、気のせいだろうけど――」

???「いいえ。気のせいではありません」

大前「!?」

唐突に、背後から声が懸かる。

大前(誰だ? さっきまで誰もいなかったはずなのに――)

振り向いた大前の前に現れた人物は――


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★???「出番が出来るよ!」 ???「やったね、カナちゃん!」→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ → 「我を呼ぶ人は誰ぞ」 長身の女性だ!
ハート → 「※ おおっと ※」 小柄な女の子だ!
スペード・クラブ → 「こんにちは。参拝ですか?」 巫女さん?だ!
JOKER → 「「「やっと来た出番を逃すものかーっ!」」」 さ、三人いっぺんに来たーっ!?

811 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:51:32 ID:???
★???「出番が出来るよ!」 ???「やったね、カナちゃん!」→  クラブ3 =★

812 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 01:52:32 ID:???
数値が巫女さんの容姿ですか?

813 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 02:00:54 ID:???
>>812
原作有りの固定人物なので、カードで容姿は変わりませんよ
……この人を容姿3にしたら、色んな人から恨みを買っちゃいますってw

814 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 02:23:29 ID:???
★???「出番が出来るよ!」 ???「やったね、カナちゃん!」→  クラブ3 =★
スペード・クラブ → 「こんにちは。参拝ですか?」 巫女さん?だ!
------------------------------------------------------------------------------------
大前の前に現れたのは、自分と同じくらいの年に見える少女だった。
どことなく緑がかった癖のあるロングヘアーに、カエルとヘビを象った髪飾り。
その年よりも幼げなアクセサリーだけで、変わった雰囲気を漂わせているが、服装がまた奮っていた。
新年の寒い中だというのに、袖の脇から肩にかけてをバッサリ切り落とした、巫女服のようなもの。そんなものを纏っていた。

大前「ええっと、この神社の巫女さんですか?」

恐る恐る訊ねると、巫女らしき少女は胸を張って答えた。

少女「はいっ! この守矢神社で風祝を勤めています、東風谷早苗と申しますっ!」

大前(え? かぜほうり? 巫女だって言ったのに? ……巫女さんにもそういう役職とかあるのか?)

面食らって目を瞬いていると、早苗さんとやらは得意げに解説を始めた。

早苗「良く分からない、という顔をしてらっしゃいますね?
風祝というのは、神職の中でも特に風や雨に関する祈りや祭事を取り行うものなのです」

大前「はあ……良く分からないけど凄いですね。俺と変わらないくらいの年に見えるのに、もう役職に就いているなんて」

早苗「いえいえ、私などまだまだ未熟。
本来、この神社を継ぐべき血筋としては、大祝の職に預かるべきですが、若年ゆえに風祝となっているんです」

また良く分からない単語が出てきた。

大前「とりあえず、東風谷さんはこの神社の人なんですね」

815 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 02:24:51 ID:???
早苗「はいっ! ええっと、貴方は確か……そうそう、春頃に一度来られたことがありましたね?」

大前「えっ!? あの時、見ていたんですか?」

早苗「いえ、私は留守でしたけど、本殿のお二方がご覧になっていましたので。特徴をお伺いしていたまでです」

そう言う早苗だが、本殿というのは神様の住むところであり、人が立ち入るのは、それこそ神職の人間が祭事を催す時くらいである。

大前(ということは、他にいるこの神社関係者から聞いたってことかな?)

無理にそう納得する大前だった。

早苗「……あら、折角のお客様だというのに、長話をしてしまいましたね」

大前「いえ、お構いなく」

早苗「そう言っていただけると、私としても安心します。……それで、今日は初詣ですか?」

大前「はい。今、済ませたところです」

早苗「そうですか! では、ついでにおみくじなどいかがですか? よく効くお守りもありますよ?」

セールストークを始めた早苗に、大前は慌てて両手を振る。

大前「あ、いや……それが思い切って持ち合わせを全て賽銭箱に入れてしまったもので、今はお金が無いんですよ」

早苗「なにィ!?」

早苗は大袈裟に驚いた。

816 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 02:26:08 ID:qrYHFn7Q
早苗「まさか、二度も全ての財産をご喜捨なさる方がいらっしゃるとは……。
八坂様、守矢様……信仰の光は、この現代文明の闇の中でも陰ってはおりません……ううっ……」

あまつさえ、感涙にむせび泣いた。

大前「(監督とはタイプが違うけど、この人もテンション高いなー)そ、そういうわけで、おみくじやお守りは、またの機会に――」

早苗「いえっ、結構っ! これほど信心に篤い方を無下にしては、私の沽券に関わりますっ!
今回はおみくじかお守り、どちらか一方は無料で結構! さ、存分に当社の奇跡を体感してくださいっ!」

大前「え、ええっ!?」

ずずずいっ、とにじり寄られて、大前は思わず腰が引ける。

大前(うーん、困ったな。ちょっと願を掛けたら、すぐに帰ろうと思ってたんだけどな。
けど、全財産を投げ出したのに、おみくじとお守り、どちらか一方か。ちょっとケチかもしれない……
って、タダだっていうのに、それは失礼か。さて、どうする?)


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.おみくじを引く
B.お守りを貰う
C.今日は帰る

817 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 02:29:48 ID:bIRLJ+Hw


818 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 02:30:18 ID:iJWOQdEE


819 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 02:38:20 ID:???
春に来た参拝者を覚えていられるぐらい、閑散としているのか……不憫だ。

820 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 02:41:39 ID:???
>>819
原作での設定(現実の世界では忘れられかけた神社)的に、物凄く流行っていないことにしましたw
それと、大前が投じたのがそれなりの大金で、一見信心薄そうな中学生というのが印象的だったのでしょう、多分


大前についに恋に落ちたり、各外伝スレで猛威をふるっている人が登場したりしたところで、今回はここまでです
とうとう、東方キャラが名前を出して登場しました
開始当初、一番参加者の方に危惧されていた要素でしたので、どうなるかちょっと心配かもです
……それと(色んな意味で)人気キャラな彼女ですが、こんな書き方で大丈夫でしょうかね?

次回は何のお守りを貰うかの選択からになります
あ、そういえば月頭で正月でも関係ない人が一人いましたね。彼のイベントも次回進めます
今日も開始が遅れてすみませんでした。深夜までのご参加、お疲れさまでした



……ファストブレイクからのハイパーオーバーヘッド、大変お見事でございましたw

821 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 05:23:53 ID:???
大変乙! お見事でございました!




各外伝の主役からの祝電↓

822 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 06:25:04 ID:???
東方キャラ登場で危惧されてた(一寸してた)部分は多数の外伝が東方の息がかかってる現在においてで
せっかく始まった外伝がまた東方(異世界)系かよって偏った見方されたり
創作や取り入れる要素は自由であるべきなんだけど【お察しください】の再発を招いたりとか開始当初は思った
EDITスレはんな心配いらないと思うな。外伝完成度すげー高いし東方キャラ登場であれこれとかないと思う。

823 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 15:25:56 ID:???
隠し選択肢Eを選択するとは…これがやりこみ
そして全財産再投入……スレ住人を…闇の住人を甘く見ていたようだ。

824 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 18:07:14 ID:???
東方キャラは店のババアとか含めて今のゲストキャラ扱いぐらいがちょうどいいと思う
これが早苗さんが大前に惚れるだのババアが幻想郷に連れて行くだの始まるとうっとおしくてかなわないし
ムラカミスポーツの店員がでしゃばっていつの間にかサッカーそっちのけでオルフェノクと戦うことになったら
参加者は困るしシラける、てのと同じ次元の話だからな

825 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 18:39:51 ID:???
とりあえず幻想ポイントは涙がでるほどありがたい
これ無かったらアルバイトでターン消費しないといけないとこだ
なんだかんだで金つかう機会多そうだし

826 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 18:40:50 ID:???
>>824
聞くまでもない事だとは思うけど、それはあくまでこのスレでの話だよね?

827 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 19:00:57 ID:???
>>826
うん

828 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:01:54 ID:???
投下の前にご意見やご心配への回答を一つ

キャプテンEDITの本道はあくまでもサッカーです
幻想ポイントが150を超えればルート変更が起こりますが、よほど意図して選択しない限りそうなったりはしませんし、
ルート変更後も大前のやることはあくまでサッカーでしょう
>>824さんが危惧されている「もし早苗さんが大前に惚れたら?」系のイベントですが、積極的に口説かない限りはないでしょう
例の選択での皆さんの団結力を見るに、まず選ばれないルートですし、選ばれても判定はJOKERのみ成功とかそんな感じですね
店のお姉さんに拉致される危険も、幻想ポイントをこまめに換金していればまず無いです
……それと、ちょっとしたネタばれですが、幻想ルートへの入り口は、彼女や今知りあいそうになっている人たちではありません

では、今回の投下です

>>B.お守りを貰う
------------------------------------------------------------------------------
大前「じゃ、お守りでお願いします。おみくじは凶が出るかもしれないけど、お守りにハズレはないだろうし」

早苗「そうですか? おみくじの凶は悪いことを告げますが、それは天命を予め報せ、凶事を避けさせるためのものなんですが。
……けどまあ、それも考え方の一つですね。では、この中からお選びください」

言いながら、社務所の脇の看板を示す。取り扱っているお守りの種類の品書があった。

大前「うーん、どれにしようか?」


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.商売繁盛お守り(一度だけアルバイトで得られる収入を最大成功時のものにする。ただし、副次効果の能力上昇は得られない)
B.恋愛成就お守り(一度だけ女性関係での好感度低下判定を回避する。ただし、選択肢で絶対下がる場合は回避不能)
C.交通安全お守り(一度だけ接触プレイ時に反則が起こることを防ぐ)
D.健康祈願お守り(一度だけチームの誰かの負傷を一段階回復させる)
E.安産祈願お守り(一度だけ必殺技フラグ瞑想を一発で成功させる)

829 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:04:50 ID:Wo9RZq/g
E
さすがに最近練習してないから無駄な時間は避けたい

830 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:05:49 ID:RV8YloVo


831 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:19:57 ID:???
E.安産祈願お守り(一度だけ必殺技フラグ瞑想を一発で成功させる)
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大前「なになに……『この神社の安産お守りは、ありとあらゆる産みの苦しみを退けます』?」

早苗「はい。アイディアに詰まった時のお悩みも解決です!」

大前「なるほど。じゃあ、これにしようかな」

早苗「……何かアイディアが必要なことをされているのですか? ハッ! まさかポエム!? それとも恥ずかしい小説!?」

大前「違いますって(……ここが流行っていないのって、巫女さんがエキセントリック過ぎるからじゃないのか?)」

失礼なことを思いながらも、お守りを受け取る大前。

早苗「ありがとうございましたー。では、お帰りの道行きもお気を付けて」

大前「ええ。こちらこそどうも」

会釈を交わして、神社を立ち去る。

大前「どうも、何というか……変わった巫女さんだったなァ」

そんなことを呟きながら、家路に着くのであった。


※ 安産祈願お守りを手に入れました ※
※ 東風谷早苗と知りあいました。また、大量のお賽銭を入れたので、彼女とその周りの誰かの好感度が上がりました ※
※ 幻想的な人と知り合ったので、幻想ポイントが10上がりました ※

832 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:21:22 ID:qrYHFn7Q
大前「さてと。初詣も済ませたし、おせちも食べた。残るお正月の楽しみといえば、高校サッカーとお年玉だな!
今年はいくらくらい貰えるかな?」

ニヤニヤしつつ、ポチ袋を手渡されるのを待つ大前。
普段の小遣いをバイトなどで稼がなければならない彼にとって、無償で手に入る収入はそれだけで喜ばしかった。

大前母「はい、今年のお年玉よ。大事に使いなさいね」

大前「はーいっ♪ さて、早速中身を――」


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★いくら貰えたかな?→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ → 20000円だ! 当分の活動には困らないぞ!
ハート → 10000円だ! 数カ月はなんとかなる!
スペード → 5000円だ。まあ、こんなもんか
クラブ → 3000円だ。中学生にやる額じゃないぞ!?
クラブのA → 1000円? 嘘だと言ってよママンっ!
JOKER → ご、ご、ご、50000円だーっ!?

833 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:22:23 ID:???
★いくら貰えたかな?→  ハートJ =★

834 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:26:12 ID:???
よしよし
これは大切に使おうな

835 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:27:58 ID:???
一発勝負か。
カード1枚とダイス2枚ぐらいひくものかと思ってた

836 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:29:14 ID:qrYHFn7Q
★いくら貰えたかな?→  ハートJ =★
ハート → 10000円だ! 数カ月はなんとかなる!
--------------------------------------------------------------------------------
大前「10000円、か。なんとか賽銭箱につぎ込んだ分の大半は取り戻せたかな?
……それにしても、なんであの時の俺は全財産なんてつぎ込んじゃったんだろう? うーん……」

先程の自分のらしくない奇行に、頭を捻る大前だった。

大前「ま、考えていても仕方ないや。用件は済んだし、さっさと特訓に向かおう!
今月はみんな正月で家にいるから、一人での特訓だな。さて、どうしようか?」


現在の能力値:
ド/パ/シ/タ/カ/ブ/せ/ 総 /高/低/ ガッツ /選手名
|39|34|40|36|35|32|42| 258 | 4/2 | 690 |  大前
| 7 |12| 6 | 3| 0| 0 |16|←現在の必殺技経験値

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A.ドリブル練習(上がりづらい)
B.パス練習(上がりやすい)
C.シュート練習(凄く上がりづらい)
D.タックル練習(普通)
E.パスカット練習(上がりやすい)
F.ブロック練習(凄く上がりやすい・アイテムあり)
G.せりあい練習(凄く上がりづらい・アイテムあり)
H.走りこみ(ガッツ上昇)

837 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:31:34 ID:Wo9RZq/g
F

838 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:32:06 ID:z7xGt2z6
F

839 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:36:54 ID:qrYHFn7Q
>>F.ブロック練習(凄く上がりやすい・アイテムあり)
----------------------------------------------------------------------------------
大前「いつまでも弱点は放っておけないな。ブロックを鍛えよう! 丁度、そのためのアイテムもあるしな」

ヤマザルの腕輪を腕にはめ、練習を行った。


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★練習の成果→ ! card+! dice=★


カードとダイスの合計値で分岐します
13・14→ブロックが+2。必殺ブロック経験値+5
それ以外→ブロック+1。必殺ブロック経験値+1
15以上→ブロックが+3。必殺ブロック経験値+10

840 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 22:37:30 ID:???
★練習の成果→  ハート5 + 4 =★

841 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/05(水) 22:42:54 ID:???
★練習の成果→  ハート5 + 4 =★
それ以外→ブロック+1。必殺ブロック経験値+1
------------------------------------------------------------------------------------
大前「うーん、流石に劇的な能力アップ、ってわけにはいかなかったか……」

成果はあったが、思ったほどではないことに軽く落胆する。

大前「しかし、このアイテムも使いどころが難しいな。
伸びやすい能力は上手く行けば一気に伸びるけど、下手をすると使わなくても同じ結果になる。
逆に伸びにくい能力を小さく伸ばすのに向いているのかも?
まあ、その辺のことを考えるのは次回にしよう」

反省材料を整理しながら、帰途に着く大前だった。


※ 大前のブロックと、必殺ブロック経験値に+1されました ※

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