キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】

1 :小田ジュニア ◆P6f1cIsEKQ :2010/06/01(火) 02:35:22 ID:6Wc3euvI
これは『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
中学時代全国制覇した偉大(?)な父小田強の跡を継ぐ小田猛(小5)となって
全国制覇を目指す物語です。
基本的にロムってる方の投票やカードの引きによって物語は進行します。
また基本的には『現代』ですが厳密に計算すると色々とおかしいところが発生しますので
時代考証は無用でお願いします。

ここまでのあらすじ
小田猛少年もついに5年生。大本命の大会である全日本小学生サッカー大会地区大会決勝で
クラブチームNIKEと延長戦まで持ち込まれ、まさかの敗退を喫してしまう。
それによる南葛市内のパワーバランスの崩壊……そして再生。全てを取り戻すために奔走する瀬名監督。
ついに南葛SCに入団した運動神経抜群の楠原亜沙里。猛もまた内村派閥に入団する事を決意し
今まで鬱積を晴らすように急成長を果たす。そして夏休み…ジュニアは更なる力を求め、一路
第二の故郷であるルリタニアへと向かう…といった第14弾です。
あ、世界の危機も忘れないでね?

現在
ルリタニア3日目。ジュニアが妖精の森という名前に引かれやってきたそこは、本当に妖精の世界と
つながっていた。危険は承知と飛び込んだ世界は常若の国『ティル・ナ・ノーグ』
妖精たちが…そして危険なモンスターが巣食う剣と魔法の世界。春菜姫のサポートがないまま
帰るための道を探すためにお金を稼ぐジュニアとティル、それに狼のホロケウだった。

102 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 04:15:08 ID:???
泉の出会い→ クラブK

103 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 06:40:17 ID:???
戦ったほうがマシだったんじゃないかなと、思ってしまう。
ドライアードwikによると美少年を木の中に拉致して浦島状態にしてしまうそうな…
それは勘弁だぜ!

104 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 08:23:44 ID:???
ピンチ終わったんですか!
もう命がけの状況じゃないんですか!

やったー!

ドライアードってロリショタ精製機じゃないすか!
ピンチ終わってないじゃないすか!

やだー!

参考
http://www.k2.dion.ne.jp/~sairindo/LOVELOG_IMG/82E282BE815B.jpg

105 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 13:34:45 ID:1ZWwbF4I
>>103
ありゃ、油断させていて罠!っという展開にしようと思ったらいきなりばれましたね。
でもいまwikipediaみたら、何かおそろしいバケモノみたいに書いてますが、実際は情が深く
ものすごく優しい精霊ですよ。ただ彼女達の愛し方が少し特殊で、決して悪気があるわけでなく
木の中では目くるめく愛の世界が広がってます。
それに、自分の魅力よりも魅力的なものには自分の世界に誘うのではなく
お嫁さんとして実世界の方に合わせる事もありますし。
ただこの類の精霊(ニンフ)はこの言葉を語源するニンフォマニアという言葉があるように、
ちょっとばかしエロいのがたまに傷ですが。
(で、蛇足ですがその設定の一部はティルにも受け継がれていたりします。)

>>104
参考ワロタwww
まあ、スペード→クラブですからそこまでよい展開ではないですが、それでも大ピンチを
脱した後ですからね。そこまでひどい事には…ならないといいな。


106 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 13:35:53 ID:1ZWwbF4I
泉の出会い→クラブK

クラブ 近くの森のドライアードだった。

ジュニアの目にしたものは翡翠の髪が鮮やかな非常に美しい娘だった。
白樺のように白く、トチの木のようなきめ細かい。そして全てを見通すような深い碧色の大きめな瞳。
全体の輪郭はやや細めながら、長い透けるような髪と同じよな薄衣から見えるラインは出ているところは
出て、引き締まるべきところは引き締まっている魅力的な体形。その全てが人を惑わすために
用意されたとしか思えない妖艶な姿をしていた。

???「………」

ジュニアと視線が重なる緑髪の娘。透き通る瞳の先の表情を読みとる事は出来ないが、どうやら敵意は
ないようである。一旦離れた彼女は泉から水を両手で掬い取ると、すぐに舞い戻りジュニアの口元に
少しずつ水を流し込んでくれる。


107 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 13:36:53 ID:1ZWwbF4I
小「げふ…ごぶ!」

極限状態からいきなり飲み干す事は危険である。ジュニアはそれでも娘の渡してくれる水を一滴でも
多く、一秒でも早くと奮闘してしまい、気管に水を入れ込んでしまう。

???「!!」

それをみて慌てた少女は躊躇する事無くジュニアの唇に自分のそれを重ね鼻をつまみ空気を吸い込む。

小(…にゃ!!!)

ある意味逆人工呼吸だが、意外と効果は確かでありジュニアはむせ込みがそれと同時にようやく
意識の混濁から開放される。


108 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 13:38:31 ID:1ZWwbF4I
???(………)

そして再び絡み合う視線…そこにはどんなものも魅了する美しく蠱惑的な瞳が妖しい輝きを放っていた。

ジュニア魅了される?→容姿10+! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

合計値が
21以上 逆に魅了してしまう。
14〜20 ドライアードに魅了されてしまう…
13以下 ドライアードの趣味ではないようだ。

となります。
※ジュニアには精神耐性(強)がありますが、半死半生のため抵抗できません。

109 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 13:49:08 ID:???
ジュニア魅了される?→容姿10+ ダイヤK

456!

110 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 13:50:15 ID:???
ダイヤKじゃないですか!
ぎゃくに魅了してるじゃないですか!

うぎぎー!


111 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 14:05:30 ID:???
こいつは本当に恐ろしい男だ・・・w

112 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 14:06:24 ID:???
引きの落差が激しすぎw
森崎板トップクラスの主人公補正w

113 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 14:37:41 ID:???
これが運命だというのか…!w

114 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:25:19 ID:1ZWwbF4I
>>109
おっかしいな…スキル『カリスマ』がないのに魅了に成功してる。
ここまで来るとほんとにスキル『456』でも与えたくなりますw

>>110
ねぇ。判定としては決して甘くしたつもりはないんですけどねぇ…
(平均容姿7では絶対に魅了できない数字設定にしてます)

>>111
女性運に限っては屈指の引きでしょう。実際ドライアードは種族特性として美人確定なのに
ムダにK引いた後にこれですからね…

>>112
本当にここまで人外に惚れられる主人公も珍しすぎでしょうw。ブラウニーのルネとも
一時期フラグ立ってましたしw

>>113
そうですね。あえて運でいえば…『悪運』…いや、純粋なジゴロ運でしょうか?

115 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:26:22 ID:1ZWwbF4I
ジュニア魅了される?→容姿10+ダイヤK=23

21以上 逆に魅了してしまう。

ジュニアと絡み合う視線…吸い込まれるようなまるでエメラルドのような瞳の少女…といっても
見たところの年齢は15歳前後。ティルと似たような年齢であるのだが…

ぷい!

既に『まな板の鯉』の状態であるジュニアは、宝石のように透き通った瞳をただただ何も出来ずに
眺めていると、不意に美しい彼女はそっぽを向く。
血の少なさのため一時的に視力の悪くなったジュニアは気づくことが出来なかったが、
良く見ることが出来れば、その白磁のごとき透明感のある横顔が朱に染まっていた事に
気づくことが出来たであろう。

116 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:27:29 ID:1ZWwbF4I
謎の少女はそのまま、またもやトタトタとどこかに消えていき、数分後戻ってきたかと思うと、
ジュニアの外套と厚手の服を脱がせ、無理やり布で粗く縛った傷口を引き剥がし、再び出てくる
血の勢いに怯える事無く緑色の何かを塗りこんでいく。

小(……不思議だ。痛みが…消えていく…)

出血がひどく、もう誰かの助けがなければ動く事すらままならないジュニアだったが、全身の感覚
は残っており(といっても既に死の直前、いわゆる第3者的な痛みの感じ方だったが…)
それが安らいでいくことに僅かに感動する。

???「……」

ジュニアの荒かった呼吸がひとまず落ち着いたことに安心する少女。彼女はその後も自分の衣服が空気中の
酸素と結合して赤黒く変色してしまった血液に汚れる事を全く厭わずに甲斐甲斐しく世話をしてくれる。


117 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:28:30 ID:1ZWwbF4I
小(……天使…なのか?)

ジュニアは完全にその人物に身を預け、膝枕のような形で眠りにつくと体が再び血液を作るための準備に
いそしむ感覚を覚える。

しかし、そのとき突然一陣の光の矢がジュニアと緑髪の少女の間を割って入る。

小(これは!?フェアリーアロー?)

深く落ちる寸前ジュニアは信じられないものを見る。なんと、ジュニアと心の絆で結び付けられた
はずのティルが、よろよろと起き上がり、緑髪の美少女に攻撃したのだ。

小(ティル!止めろ!!この人はおれを助けてくれたんだ!)

心の中で叫ぶジュニア。しかし、回答はジュニアの予想外のものだった。


118 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:29:30 ID:1ZWwbF4I
ティル「ち、ちがいます。彼女は…木の精霊、ドライアード…マスターの…ような少年を誘惑、
かど…わかし、自らの…世界へと…呼び込む…存在です」

ティルはまだ昏倒状態から脱したばかりなのだろう、現にたった今放ったのも必殺のフェアリーレイ
ではなく、フェアリーアローである。それも打った瞬間に今にも再び意識を失いそうなほど
憔悴している。

小(…それは本当か?)

ティル(はい。木の精霊は…人を惑わす…存在…です。同じ植物…の私……と同じ…危険……逃げ……)

ばたり…

そしてついに精神が再び切れたティルは大地に倒れこむ。

小(……どういうことだ!?俺は今とんでもないピンチにいるのか?)

ドライアードと呼ばれた少女はティルを敵と認識したのか、ジュニアを残し無表情にそちらに近づく。


119 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 16:31:56 ID:1ZWwbF4I
小(………やばい…。動け…俺よ…もう一度だけ動け!)

蝋燭の光の散り際→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ 最後の力を振り絞りティルとドライアードの中間に割り込むことが出来た。
ハート 手短な小石をドライアードに投げつけ、意識をこちらに向けることに成功した。
スペード 声を何とか搾り出しドライアードを引き止めようとした。
クラブ 現実は非情である。

となります。
※クラブでも数字によって更に分岐。A〜3、4〜9、10以上で…

120 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 16:33:01 ID:???
蝋燭の光の散り際→ クラブ8

121 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 16:33:23 ID:???
ここは行動選択がよかったなと思ってしまうぜ

蝋燭の光の散り際→ スペードQ

122 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 16:35:47 ID:???
一年目から死亡フラグを立てつつも回避してきたティルもここまでか…

123 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 16:47:15 ID:???
やっぱり林はまずかったか…すごい凹むわ

124 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 17:07:03 ID:???
>>123 林じゃなくて森な

125 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 17:08:02 ID:???
そうだったな、すまん

126 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:02:05 ID:1ZWwbF4I
>>122
この一個前の選択で誘惑されてたら一撃死でしたが今回はクラブでも分岐だったりします。

>>123
リターンが大きければその分リスクも上がりますからね。


蝋燭の光の散り際→クラブ8

クラブ 現実は非情である。
※クラブでも数字によって更に分岐。A〜3、4〜9、10以上で…

薄まる意識の中…ジュニアはただティルが無事でいることだけを望んでいた。

〜〜〜


127 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:03:05 ID:1ZWwbF4I
実はこのドライアード、ティルが敵ではないことを知っている。なぜなら少年と一緒に空から
落ちてきて、少年が必至に手当てをしているのを見ていたからである。

ドライアード(………)

既に目の前の獲物は精神力を全て出しつくし昏倒している。これを殺す事など非常にたやすい。
しかし、ドライアードはジュニアが必至に彼女の看護する姿を見ているのだ。本来ならば
現世の未練を断つために余計な存在であるこれを殺す事に躊躇する必要などない。それどころか
積極的に命を狙う必要がある。

ドライアード(………)

しかし、惚れた弱みというものもある。惑わす存在が惑わされるのもおかしな話だが、基本ニンフと
言う存在は惚れっぽい。故にこの若いドライアードもジュニアのその瞳に惚れてしまったのだが…


128 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:04:20 ID:1ZWwbF4I
ドライアード(………)

今これを殺せばドライアードの見初めた子供は自分になびく事は絶対に無いだろう。
たとえ木の中の世界で全てを忘れさせるような恍惚と快楽の中に身を浸させても、体は自由に
出来てもきっと心まで手に入れることは出来ない。あの目は英雄が持つといわれる目と同じものであり
その鋼の精神はこれからどこまでも育っていくのだろう。

その瞳が自分に対して微笑みかけてくれないのならば…いっそ全てを壊して自らも滅んでしまおうか?
目の前にいる妖精に対して、自分が先に彼と出会うことが出来ていればなんの問題もなかったのに…
と悲しく涙する。

そして…ドライアードは深い悲しみの中…ただ1人…森の奥へと消え去るのだった。
小田猛という名前すら知らない愛しい人の姿を思い出に…
ただただ悲しみというの泉の中で永遠に自らの身が朽ちるそのときまで…

〜〜〜〜

〜〜




129 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:05:20 ID:1ZWwbF4I
次にジュニアが目を覚ました時は…朝だった。

小(は!ティル!!ティルは!?)

ジュニアは急いでティルの元へと駆け寄る。体力はほとんど回復していないのだが、それでも
体中の悲鳴を無視して行動するだけの価値はある。

小「だ、大丈夫か!?」

そこにあった姿は…きちんとした治療を受けた後の残る妖精。ジュニアが雑に包帯代わりの布を
巻いたそれとは異なり、不思議な匂いのする軟膏が傷口には塗られ、止血も完璧に終わっている。

ティル「マスター…すみません。私…とんでもないミスをしてしまいました。彼女は…違います…」

既に意識があったのか、駆け寄るジュニアを手で制するとこれ以上近づけないようにする。


130 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:06:21 ID:1ZWwbF4I
小「なんの事だ?追い払ってくれたドライアードのことか?」

何も知らないジュニアはティルの心を大きく抉る。

ティル「…はい。彼女は敵ではありませんでした。ただ生きるためだけにマスターと契約した
私と異なり…彼女は純粋でした。浅はかな嫉妬の心が私の目を曇らせたのです。私は…もう…
マスターと共に歩む資格など…無いのです…」

小「…な、何を言っている?意味が…俺のわかるように説明してくれ…」

ティル「もう私は私が許せないのです。自分がマスターを守るんだって…それこそこれ以上ない高慢
だったのです。…なぜ私は…気づけなかったのでしょう…」

瞳をジュニアと合わせる事も出来ずにうなだれる少女…


131 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 18:08:04 ID:1ZWwbF4I
小(どちらにしろもう帰るしかない…よな?)

どうしますか?
A.ティルを慰めながら街に帰る。
B.ティルの話をもっとよく聞く。
C.ドライアードは傷の手当てをしてくれたんだ。お礼くらいはしないと。探してみる。
D.なにかやり残したことが残っている気がする。ここで人魚の軟膏を使う!
(分けて使うのでジュニアとティルの両方とも体力ガッツ70%回復)
E.その他

重要選択肢です。
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
現在体力25/104 ガッツ200/570
ティル体力 35/130 ガッツ150/300

132 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 18:09:01 ID:56REGojM


133 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 18:25:27 ID:OlkBG30g


134 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 18:28:07 ID:56REGojM
Dに変更します。

135 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 19:21:18 ID:1ZWwbF4I
D.なにかやり残したことが残っている気がする。ここで人魚の軟膏を使う!
(分けて使うのでジュニアとティルの両方とも体力ガッツ70%回復)

小(ティルの精神状態が危うい…ここは俺も覚悟を決めないとな)

ジュニアは決心する。その決意の表明として今までどんな事があっても手をつけなかった
秘薬中の秘薬をついに取り出し、ふたを開ける。

ティル「マスター!何故いきなりなんでそんな貴重なものを!?」

腰痛でまともに動けなくなった時も、ついさっきの瀕死の状況でも使うことの無かった秘薬に手をつける
ジュニアに慙愧の念すら忘れ驚き戸惑う。


136 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 19:22:18 ID:1ZWwbF4I
小「正直ティルの言っていることはよくわからない。そしてこれからどうすればいいのかもわからない。
でも、今ここに何か残していってしまったんだろ?だったら簡単だ。零れた水をもう一度掬いとるため
なら俺はどんな躊躇しない。ティルが何を悔やんでいるのなら全力で助ける。ティルのいう彼女が
あのドライアードのことなら彼女も助ける。それは俺が俺である証だ。だから、ティル!お願いだ。お前の
力を俺に貸してくれ。守るとか資格とかそんなものは関係ない。俺はお前と一緒にいたい。
もしそれに何かが足りないのなら…俺は今からそれを探しに行く!」

それはジュニアの宣誓であった。小さな少年が掲げるにはあまりに大きく、そして身の程を知らない
言葉である。しかし、幾多の挫折を味わい、それでもなお諦めの言葉を知らない男の言葉であった。

ティル「……そうですね。落としたものは拾えばいい。なくしたものは探せばいい。
後悔しても何も変わらないのならば…まだ間に合う可能性がほんの僅かでもあるのなら…
私はそうすべきなのでしょう。マスター私にも少しいただきます」

137 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 19:23:39 ID:1ZWwbF4I
セリリの作ったのであろう秘薬『人魚の軟膏』。全ての痛みと疲れを吹き飛ばし体の芯から活力が
湧き上がるのをふつふつと感じる。

小「さすが、最強回復薬の一つ。一気に体中に力がみなぎる」

ティル「はい。それでは参りましょう。今ならばきっと間に合います。目標は白樺の木。この林の
どこかに彼女の半身たる白樺の木があるはずです。採取などしている暇はありません。恐らく
まだ若木ですからそれを目印に行きましょう」

言葉だけではないジュニアの行動に、ティルの瞳は再び輝きが戻る。もし今の状態で街に帰っていたならば
この少女は一生背負わなければならない十字架に押しつぶされ、自暴自棄になっていただろう。

小「今の俺の瞳の力は全く反応しない。ティルの超感覚だけが頼りだ。頼む!」

早速奥深く進もうとするジュニア。

ティル「ドライアードは自分の木から遠くはなれることは出来ません。ですので、あの水場まで
いっているのならばかなり範囲は絞られます。」

138 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 19:24:40 ID:1ZWwbF4I
ティルはジュニアの行動に的確なフォローを入れる。もしジュニアだけで探そうとしても、砂漠に落ちた
一本の針を探さなければいけないほどの難題だっただろう。

人魚の秘薬の対価→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

クラブ以外 ついに白樺の木を発見!
クラブ 見つける前に敵が!!!
(数字が低いほど強敵です)

139 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 19:31:29 ID:???
人魚の秘薬の対価→ クラブK

140 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 19:43:07 ID:???
…まだ数字が高いだけましか

141 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 20:53:12 ID:???
問題ない!押しとーる!
んーにしてもジュニア、マジイケメンだな。
これがもてる秘訣かw

142 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 21:24:22 ID:1ZWwbF4I
>>140
困難は高ければ高いほど燃えるものです。

>>141
一応主人公ですから。たまには啖呵をきりたい年頃なのでしょう。


人魚の秘薬の対価→クラブK

クラブ 見つける前に敵が!!!

雑魚出現!!

本当に必要なものを探さなければいけないとき…そこに現れるのは僅かな希望とそれを
叩き潰さんと欲する更なる困難である。

距離を考えれば見つけるのは難しくない。そう思い不用意に突き進む一行に襲い掛かる影。
それは…この前と同じ大蟻であった。


143 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 21:26:47 ID:1ZWwbF4I
小「くそ!雑魚がこんなところで立ちふさがるかよ!」

ティル「時間がありません。彼女が自分を完全に捨て去る前に!!」

どうする?
A.戦う!
B.こんなのに付き合ってられるか!逃げる。
C.生きてるボール!お前も戦いに参加するんだ!
D.生きてるボールに囮になってもらって逃げる!(少し劣化しますが確実に逃げられます)
E.その他。

先に1票入ったものを選びます。
(時間がおしい状況なので勝利しても一々アイテム剥ぎなどはしません)


144 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 21:28:36 ID:???


145 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 21:40:16 ID:1ZWwbF4I
D.生きてるボールに囮になってもらって逃げる!

小「こいつは昨日…いや一昨日みた!足は俺たちの方が早い!ボール君!悪いけど囮になってくれ!」

万全には万全を。ジュニアは間違ってもボール君がその酸の攻撃に当たるほど遅くは無い事を
知っており、素早く展開させ、自分達は逃げる!生きてるボールの基本コマンドはジュニアに
纏わりつくことになっているので、捕まったり破壊させなければ帰巣本能によって迷子になる事など
決して無いだろう。

生きてるボール君の大仕事→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ 見事に翻弄し戻ってくる(劣化値1)
ハートスペード きっちりと自分の仕事をこなし戻ってくる。 (劣化値2)
クラブ 少し引っかかれたようだけどきちんと戻ってくる。(劣化値3)

となります。
※どのカードでも完全に逃げ切ります。

146 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 21:41:27 ID:???
生きてるボール君の大仕事→ ダイヤJ

147 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 21:48:50 ID:1ZWwbF4I
生きてるボール君の大仕事→ダイヤJ

ダイヤ 見事に翻弄し戻ってくる(劣化値1)

生きてるボール「………」

てん…てん!てん!!

まるで大蟻を挑発するかのように纏わりつくボール。大蟻の触覚は逃げるジュニア達よりもボールの方に
気をとられ、ボールに向かって酸を吐く!

テン!!!

しかしそれを鮮やかに跳ねて回避すると、そのままあざけるように蟻の胸部に一度着地し、そのまま
逃げさる。

ぴこーん!
生きてるボール(劣化値1/15)となりました。

〜〜〜〜


148 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 21:49:54 ID:1ZWwbF4I
小「よし!怪我なく戻ってきたな!急ぐぞ!」

ティル「はい!今度見つけないと状況が厳しくなります!」

足を速める2人。採取作業ではなく目立つ白樺の木を見つける作業なのでほぼ駆け足に近いスピード
で周辺を探索する!

もう見つけてもいいはず→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

クラブ以外 ついに白樺の木を発見!
クラブ またもや見つける前に敵が!!!
(数字が低いほど強敵です)

となります。

149 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 21:51:51 ID:???
もう見つけてもいいはず→ ダイヤJ

150 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 21:52:17 ID:???
もう見つけてもいいはず→ スペード4
妖精も妖女も…この俺が守るぞ、ゴ○ゴム!

151 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 21:57:17 ID:???
JはジュニアのJ!

152 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 22:44:12 ID:1ZWwbF4I
>>150
そうか、これもゴル○ムの仕業だったのか!

>>151
なんだか無駄にかっこよすぎるフレーズです!

もう見つけてもいいはず→ダイヤJ

クラブ以外 ついに白樺の木を発見!

ついにジュニアは目的の木を発見する。それはジュニア達が始めに不時着した場所からほんの僅かに離れた
林の入り口…日光も良くあたり、すくすく成長するには適した地点にあった。

小「灯台下暗し…だな。こんなところにあったのか…」

口ではそういうが、異物を見分ける力を失っているジュニアにとってそれは単なる1本の木でしか
なかった。恐らく目の前を通り過ぎたとしても気づくことは無かっただろう。


153 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 22:45:13 ID:1ZWwbF4I
ティル「はい。ですが…予想通り…昨日から自ら成長をさせる事をやめているようです。力の流れが
極端に鈍くなっています。恐らくドライアード自身が漫然たる自殺を図っているようです…」

小「…何故だ?どうしてそんな事を!?一体俺が気絶していた間に何があったんだ?」

ティル「全てが終われば…私から話をします。全ての判断はその時に…ただ今はこの子を助けないと!」

そういいながら同じ植物の妖精とニンフという事で相性の良いはずである。ティルはすぐに意識を接触
しようと白樺の木に近づこうとするが…

パチ!!

一瞬、火花にも似た電撃のようなものが空気中に結界を張っているようでティルの進入を遮る。

小「だ、大丈夫か!?」

ティル「はい!この程度、この子の痛みに比べれば!」


154 :小田ジュニアの野望:2010/06/02(水) 22:46:14 ID:1ZWwbF4I
しかし、彼女の皮膚の一部はその衝撃で爆ぜ、血が滲んでいる。『人魚の秘薬』により今でも超常的な
スピードで血が量産されているはずだが、かといって無い袖は振れない。水分が圧倒的に少ない状態での
出血は何よりも忌避すべき状況であり…

どうしますか?
A.このままティルに任せる。
B.自分が接触を試みる。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

155 :森崎名無しさん:2010/06/02(水) 23:00:04 ID:???
C ティルと協力して接触 
ふたりでやれば痛くない!


156 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:17:40 ID:ebYGN4e+
C ティルと協力して接触

小「時間が無いんだな?」

ジュニアは念のため確認する。

ティル「…はい。時は一刻を争います」

深い悲しみの色で答えるティル。

小「なら方法は一つだ。俺も一緒にやる。」

時間が無い、そして、ドライアードは何故かティルを拒否している。…いや恐らく自分も
拒否してくるだろうがそれでも威力が分散されるのならば耐えられるかもしれない。となると
正解はもうこの手段しかないと思える。

157 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:18:41 ID:ebYGN4e+
ティル「ですが…危険です!」

小「今はそんな事をいっている場合か?」

一言で黙らせるジュニア。

ティル「では、意識はこちらに同調させてもらいます。蝶化の逆のようなものだと思ってください」

ティルはジュニアの危険を最小限にするべく、直接接触ではなく関節接触でドライアードと接触させる
事を提案する。

小「わかった。確かに俺だけじゃ接触できるかすら微妙だしな。ただし、俺を救うことを第一に
思わないこと。今一番大切なのは白樺の木を救うことだ」

ジュニアは正確な意味で事の重要性を知ってはいない。しかし、ティルの憔悴と、緑髪の謎の少女の失踪。
それに全てを拒む白樺の木。これだけファクターが揃って今の現状が普通だと思えるほど
のんきな性格ではい。


158 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:19:42 ID:ebYGN4e+
ティル「わかりました」

短く言い放つ元花の妖精。もちろんこの「わかりました」は大嘘であり、どのようなことがあっても
ジュニアの生還を第一に考えているのだが。

そして、ティルと以心伝心から一歩踏み込んだ…あえて言えば逆蝶化ともいうべき同期により
白樺の木に接触を試みる。

バチン!!!

弾けるような感覚と共に体から力が抜ける。痛みを感じないのは表面的ダメージはティルが
受け持っているからなのだろう。しかし、行動としてはジュニアも同時に行動しているはずなので
力が抜ける感覚なのは実際に自分の体に傷がついたからなのかもしれない。

〜〜〜〜


159 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:20:51 ID:ebYGN4e+
痛みも2人同時なら耐えられるレベルなのだろうか?それともドライアードにはこれ以上の攻撃する
意志が無いのか。…それとも既にドライアードは他者との接触を拒絶させるための結界を作れるだけの力が
残っていないのか?痛みであろう感覚を身に刻みながらもジュニア達は白樺の木に接触させる事に成功する。

小(…ここは?)

ティル(ドライアードの精神世界です。気をつけてください。この中では時間の流れが恐ろしく速く
なっています。制限時間は約10分。それ以上時間をかけると外の体が持ちません)

小(…10分か…短いな…)

ティル(大丈夫です。ここでの会話は基本的に一瞬です。言葉という概念ではなく、意志の疎通という
意味になりますので)

小(つまり考えるスピード=会話のスピードなんだな?)

ティル(はい。時間経過は思考時間とあのドライアードを探す時間の2点だけです)


160 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:21:55 ID:ebYGN4e+
小(わかった。それじゃ早速あの子を探そう。…それにしても何も無い世界だな。)

ティル(この心象風景こそドライアードの世界です。全てを拒絶し死に向かうということは、自分の中の
世界を崩していく事です。この世界が暗闇に包まれた時…全てが手遅れとなります)

小(………急がないと…)

ジュニアの捜索→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤ いきなりドライアード発見!
ハート 手がかり発見!
スペードクラブ まだ見つからない。

となります。

161 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 01:24:27 ID:???
ジュニアの捜索→ ハート2

162 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:03:55 ID:ebYGN4e+
ジュニアの捜索→ハート2

ハート 手がかり発見!

はじめ木の中の世界であるのかと思っていたジュニアだったが、それは同時にドライアードそのものの
記憶の世界である事に気づく。

小(……あんまり、人の記憶を覗き込むのはいい趣味ではないよな…)

恐らく記憶を概念化したものだと思える心象風景…そのほとんどがジュニアの見ている前で粉々に
砕け散ったり、まるで灰のように風化して飛ばされたり…人の…いや精霊の精神が崩れ去るのを
見続けるのは辛く、そして悲しい。しかし、だからといってどうすることが出来るのかといわれれば…
一刻も早くその大元を癒すしかないのだが…ジュニアに本当にそんな大それたことが出来るのであろうか?

163 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:05:07 ID:ebYGN4e+
そんな事を考えならが移動していたからなのか…浮遊する概形に接触してしまい、ジュニアは
ドライアードからの視点による記憶を知ってしまう。

それは…一言で言えば恋。ジュニアが意外なほど疎い恋の感情だった。

小(く!胸が…どきどきするし苦しい…締め付けられる…こんなに苦しいのか?恋なんて誰でも
通る麻疹だって、グランパは言ってたし俺だって恋くらいしたことがあるはずなのに…
いや、俺の恋は本物じゃなかったのか?いや、恋に嘘も本当も無いはずだ…なのに…なのに…
切なくて苦しいのに…手放したくない……何故だ!?………!!!)


164 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:06:08 ID:ebYGN4e+
そのときジュニアは確信する。これは恋だ。紛れも無く。そしてこんなにもいとおしいのは、この
恋の相手が自分であると知ってしまったからだ。ドライアードは俺に恋をしている。ドライアードの
放つ恋。そして受け取るべき本人。本来混ざるはずの無いものが混ざり合い、ジュニアの丸裸の精神に
接触してしまったのだ。恋に生きる事を第一に考えるニンフのその甘酸っぱく甘美な刺激は
まだ思春期前、小学生の恋しか知らないジュニアには強烈すぎており、一瞬で体中の精神が高揚してしまう。

小(……だめだ…押さえつけられない…)

自分が暴走する感覚に陥るジュニア。命の駆け引きには慣れたつもりである。しかし、こういった
色恋沙汰は、いままではそのほとんどを家族に対する親愛で固ており、異性に対する純粋な恋という
ものを知らないといっても過言ではない。

ティル(マスター!これ以上は危険です!一旦この世界から脱出します!)


165 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:07:09 ID:ebYGN4e+
完全に同期しているティルはジュニアの危険を察知すると強引に抜け出そうと提案するのだが…

小(駄目だ。もし、この感情が本物なら…俺はどういう形であれ答えなきゃいけない気がする。
たとえ一方的でも恋に破れそれが原因だとするのならば…俺は…)

ティル(……わかりました。時間はまだあります。恐らく深層心理の部分に隠れているのかもしれません。
もう少し深い場所まで潜ってみましょう…)

ジュニアの感覚はティルの感覚でもある。ただしその受け方は大きく異なるが…
どちらにしろ、こうなってはいくところまでいくしかないと判断したティルは更に深い場所へと
沈む事を決意する。

ぴこーん!
時間が1分すぎました。

〜〜〜


166 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:09:16 ID:ebYGN4e+
ティル(この周辺は自我と無我と呼ばれる境目の緩衝地帯。理性的な感情よりも
もっと本質的な欲求に近い場所。
これ以上は危険なのでここで見つけられなければ別の方法で探します)

リビドーのままに生きよ→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤハート ドライアード発見!
スペード まだ見つからない。
クラブ 人の奥底の薄汚い部分を…

となります。

167 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 02:12:04 ID:???
リビドーのままに生きよ→ ダイヤ10


168 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:42:29 ID:ebYGN4e+
リビドーのままに生きよ→ダイヤ10

ダイヤハート ドライアード発見!

小(この周辺になるとなんだか…概形も法則性の無い不定形なものになるんだな)

ティル(はい。この世界より下は本人すら知らない本質の世界。その更に下の階層に根源たる世界
がひろがり、最終的には超無我と呼ばれる、誰しもが持つ共通の原風景となります)

小(……ずべての人間の奥底は…根っこは同じという事か?)

ティル(そうなりますね。もっとも、今回は精霊の世界です。この奥底に眠るのは全く異なるものに
なりますが)

小(それにしても詳しいな。花の妖精はそういうことにも精通するものなのか?)

169 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:43:29 ID:ebYGN4e+
ティル(私は一時期マスターの精神世界の中でしか生きられない状態になっていましたから。
マスターの意識や思考を阻害せずに存在し続けるためには、表層心理ではなく、心の奥底…普段は
思い出すことも無い心の墓地の中に潜む必要がありましたから…)

小(…すまん。苦労かけたんだな…)

ティル(いいえ。それが役に立っているのですし、マスターの誰にも知られたくない記憶や扉も
あけてしまったこともあります…)

小(まあ、その程度は構わないさ。元々契約というのはそういうことなんだから)

ティル(………)

そんな会話を一瞬で終了させるうちに不意に違和感を覚える。今までの記憶の欠片、感情の断片とは
全く異質の存在。いうなれば『卵』。ただそれだけの中に全てを内封された小さな宇宙である。


170 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:44:32 ID:ebYGN4e+
小(……見つけたな)

ティル(はい。予想より早く見つかったので助かりました。ここで見つからなければ精神の揺さぶりや
感情の起伏と戦う必要があったので幸運です)

小(…ティル。ここまで付き合ってくれてありがとう。もし、10分以内に帰ってこなかったら
1人でも帰って構わない。ここからは多分俺の仕事だ。)

ティル(ズルイです。たった今私とマスターは契約し二心同体だという話をしました。)

小(でも、多分それが一番可能性の高い選択だと思う。彼女を救って俺たちが無事に戻る方法。
ま、大丈夫、何とかなるよ。今までもそうやって何とかなっただろ?)

ティル(それでは私はここで待たせてもらいます。そして…最後までお供させてもらいます)

小(…ふう…頑固なのは誰に似たんだか…)

ほんの僅かな笑みと共にジュニアはその卵へ、概念として存在している自分の手をかざし…触れる…

〜〜〜


171 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:45:34 ID:ebYGN4e+
〜〜〜

世界はまたもや反転する。そこは真っ黒な世界。鼻先を誰かに摘まれても誰なのかすらわからない世界。

小(ドライアード…なんだろ?迎えに来た。一緒に戻ろう!)

ジュニアは何もない世界に声を響かせる。その音は波となり世界を覆いつくし、いつしか真っ暗な世界に
真っ黒な泉が生まれ、波紋が浮かび上がる。

小(…そこにいたんだな。すまなかった)

概念でしかなく、体はどこにもないのだが、それでもぺこりと頭を下げるジュニア。

???(………)

それは反応しないのだが、泉の波紋は僅かに広がり世界に波という新しい概念が生まれる。


172 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:46:35 ID:ebYGN4e+
小(……その…なんだ…俺は子供だから、ドライアードの恋がどういうものか知らない。だから
どうすればいいのかもわからないんだけど…それでもそう思ってくれたのは嬉しい。)

波は波長として真っ黒な世界に光を生み出す。そこはいなれば水面(みなも)の世界。平面で
ありながら平面ではなく、世界は波に満ちていた。

小「ここに来る途中、キミには悪いけど、記憶と感情に触れてしまって…そして知ってしまったんだ。
キミという存在がどういうもので、俺がどう思われていたのか。なんだか、そんなに
思われるほど、自分は凄い存在じゃなく、とても小さな存在なんだけど…」

いつの間にか意思の疎通の変わりに、言葉という波を使って思いを伝えるジュニア。
しかし…その言葉と同時に光は失われ世界は波の世界に戻っていく…


173 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:47:55 ID:ebYGN4e+
小(あ!ちがうちがう!俺のいいたかった事はそういう意味じゃなくて…卑下してるんじゃなくて
嬉しかったんだ。そう思ってくれる人がいることに)

その言葉に再び光がともる。まるで木漏れ日のように揺れる、とてもか弱く、今にも消えそうなもの
だったが、それでも何かを包むような優しさを感じる光だった。

小「だからさ。良かったら俺にもう一度姿を見せてくれないかな?だって、俺たちはまだ出会っても
いないんだ。だから俺はキミに会いに来た。だって、このままこれでお別れなんて嫌だから」

光は粒子となり、粒子は形あるものを構成する。何もない世界に音と波…風が溢れ、光が差し込み、
今ようやく一つの世界となった。

???「だって…私は…人を不幸にする…のよ?」

たった今生まれたばかりの碧の髪をした美しい少女が発した初めての言葉は、小鳥のように美しく、
可憐で、保護欲に掻きたれるものであったが、その言葉の意味は自己否定であった。

174 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:48:57 ID:ebYGN4e+
小「大丈夫。俺が何とかする。きっといい方法があるはずだ。今までだって何とかしてきた。
自分の力だけで成し遂げた事なんてこれっぽっちの小さい事だけど、でも、他の人の
協力を得ればいろんなことが出来る。だからきっとキミも幸せにしてみせる。だから、
消えるだなんて思わないでくれ」

???「……でも、私はこの場所から離れられない。貴方を私のものに出来ないなら…
生きていてもしかたがない…」

小「そうか…わかった。それなら…」



175 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 03:50:44 ID:ebYGN4e+
小「そうか…わかった。それなら…」

ジュニアに決断の時がくる。

どうしますか?
A.毎日、とはいわないけどできるだけ会いにくると約束する。
B.この木を俺の住む宿屋の隣に植え替えるという。
C.ティルと同じように持ち運び出来る木に転生する事を提案する。
(不思議な種やその他色々な因子が足りないので難易度高めです。)
D.自分とこの場で契約し、嫁になれという。※かなり無茶です。
E.仕方がない。この体をささげて木の中で暮らす
F.俺に出来る事はない。このまま立ち去る。
G.その他

重要選択肢です。
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

176 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 06:22:16 ID:???
おジャ魔女や春菜姫と秋津姫がいないから取れる手段が限られているのか…どうしようかね
・Aほぼ毎日森に通うことになるか、トラウマがあるけどドライアードのテリトリー内なら協力もありえる
・Bジュニアの力じゃ持ち運べないから誰かに頼む必要があるな
  無報酬じゃ流石に無理だろうから金が必要か、マスターから借金する手段もある

ジュニアはこの世界から去るからこれらは別れの先延ばしに過ぎないんだよね
他の誰かに恋しろとか代わりになるモノを与えるとか…相当無茶だし鬼畜だよなー

安西先生…機転が欲しいです…

177 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 09:04:43 ID:???
・・・・・・・!裏技思いついた!
1.ジュニアの事情を説明し再会を約束する。
  3年目夏休み若しくは長期休日時までに種やその他諸々の道具を用意準備が整ったらティル・ナ・ノーグへ。
2.秘密兵器白紙のカード使用。ジュニアの狭義的な世界の力ある者として「世界の危機」に対して戦力になるかもしれない。

1は長期的かつ妖精の穴はランダム転移の可能性大、永い旅になる。道具が揃うかも分からない。
2は白紙のカード使用がどこまで響くか不明

ここまで考えた!

178 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 11:01:01 ID:RvxjlC4+
G.取り敢えず自分たちの事情を説明する。その上で、一緒にいられる方法をみんなで考えてみる。

179 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 11:49:17 ID:Cznu+RC6


180 :小田ジュニア:2010/06/03(木) 12:07:40 ID:ebYGN4e+
まだ確定してないようなので少しだけ補足

>>176
Aを選んだ場合採取場所は『森』ではなく『林』と『川辺』の中間で処理します。
Bはこういうときのために常駐宿を決めているので多分何とかなると思います。
両方とも基本は先のばしですが、この世界にいる間に採取以外の行動をすればそれなりのイベントを用意します。

>>177
1のアイディアは半分可能です。ただし、説得に応じさせる必要はあります。
2.白紙のカードを使えばほとんどの問題は強引に解決できます。

>>178
自らの死に向かう人に一緒に考えようと言っても多分効果は薄いと思います。
(その人の結論は『死』で確定してしまっているので)

181 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 12:10:05 ID:RvxjlC4+
じゃあBに変更します。

182 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 12:20:25 ID:Cznu+RC6
可能なら・・・私もBに変更でお願いします。Aじゃ辛いだろう。

183 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 12:55:58 ID:ebYGN4e+
B.この木を俺の住む宿屋の隣に植え替えるという。

小「それじゃ、この木の化身だというのなら…この木を俺の住む宿の隣に移動する。これなら
毎日会えるし、いいんじゃないか?」

それはジュニアにとって会心のアイディアに思えた。

ドライアード(………)

しかし、彼女の表情が晴れる気配は一向に表れない…

ドライアード苦渋の選択→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください。

ダイヤハート 嬉しそうな悲しそうな顔で頷く。
スペード 自分は森の中でしか生きられないと話す。
クラブ 悲しそうに消えてしまう。

184 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/03(木) 13:22:00 ID:???
ドライアード苦渋の選択→ クラブJ

新スレおめでとうございます。
相変わらず圧倒される展開とボリューム・・・
まるで大長編ドラ○もん!
って、こんな重要なカード引いて大丈夫かな・・・みなさんごめんなさい!



185 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/03(木) 13:23:02 ID:???
ごめんなさい・・・しょんぼりっす・・・

186 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 13:54:17 ID:ebYGN4e+
>>キャプテン三杉様
ありがとうございます。大長編ドラえ○ん…ジャイアンが男前すぎるアレですね。
中の人は海底奇岩城か、百式のでるあれがツートップです。といっても後半は全然見えないのですが…

カードはお気になさらずに。ここで成功しても街中にドライアードの木を植えて無事で済ますには
更に困難な道のりが続く予定でしたので…

こうなるなら補足ではなくヒントを書くべきだったかもしれません。
(安定がA、かなり触れ幅のある選択がB、CならJOKERアイテムが不思議な種に変更
※1/53なので毎回7枚引いていけば一週間のうちに一個くらい取れそうだと計算してました
Dはティルとの直接接続より疲労が大きく全能力−2の変わりに…色々な恩恵
※ただしその前に幾つかの選択。
Eはハッピーエンドで引きなおし。(ハッピーエンドなのでペナはなし)
Fはそのまま終了となっていました。
その他選択ではドライアードが何故ティルを見逃し、自分が消えようとしたのか…その辺りから
攻めていけば大正解に繋がったかと思います。


187 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 13:56:05 ID:ebYGN4e+
ドライアード苦渋の選択→クラブJ

クラブ 悲しそうに消えてしまう。

森に住むドライアードにとってジュニアの提案は救いではなかった。…そしてそもそもの根本的な解決
ですらなかった。

ドライアード「ここまで来てくれてありがとう…そして…さようなら…」

光によって構成されていた美しい少女はジュニアがここまで来ただけで十分幸せでした…
といわんばかりの泣き笑顔で光の粒となって消えていく…

小「ちょ!ちょっと待ってくれ!どういう意味だ!!俺は何か間違っていたのか!?だったら謝る!
だから…だから戻ってきてくれーーー!!!」

絶叫するジュニア。しかし世界は一番最初の状態である深遠に包まれなんの変化もなかった……

〜〜〜


188 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 13:57:07 ID:ebYGN4e+
〜〜〜

ティル(マスター!時間がありません!)

それからどれくらいのときが経ったのだろう…いや、最大でも10分しかいられない世界だ。
恐らくほんの僅かな時間に過ぎなかったのだろう。しかし、どこで選択を間違えたかがわからない
ジュニアは茫然自失と暗闇の中にたたずんでいた。

ティル(マスター!マスターーー!!!)

ジュニアは…

究極の選択
A.暗闇の中に居つづけた。
B.ティルの言葉に耳を傾けた。
C.その他

重要選択肢です。
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
※Aは非常に危険です。罠です。

189 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 14:09:53 ID:rqMaipvk


以前、同じような暗黒の世界に放り込まれたことを思い出しつつドリアードに呼びかける

190 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 14:33:21 ID:+d2wZxGE
C 白紙のカード使用

これはもう手遅れ、打開するにはこれしかないと思う。
なにより大事な分岐をクラブに潰され続け俺の怒りは有頂天になっている。
おのれクラブ一族……

191 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 14:42:19 ID:???
それも考えたが、変なところで使うと虫食いが活性化するってのがなあ…。

192 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 15:09:43 ID:???
白紙のカード何回ぐらいつかえるの?

193 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 15:12:55 ID:???
たしか2枚じゃなかったか?

194 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 15:15:52 ID:qtjXjezI
C 白紙のカード使用
すまん。命を助けてくれた相手をここで放っておくのは、
ジュニアにとってもかなり悪い影響、トラウマを与えちまうと思う。

195 :森崎名無しさん:2010/06/03(木) 17:10:18 ID:???
カード神の悪意を感じるぞ
クラブKで現れてダイヤKで惚れられて
愛されているのを自覚して今まさに消えようとしている。
判定に頼るなってことか
試練…試されている?

196 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:45:21 ID:ebYGN4e+
>>190
森へ移動から重要な選択肢でことごとくクラブ出してますからね。常に波乱を求める男なのでしょう…

>>191
実はそれについては先ほどジュニアが何かを考察しており…

>>192.193
はい。白紙のカードは2枚。そして使い捨てアイテムです。

>>194
そうですね。元々2枚のうちの1枚は虫食いの報酬、または最悪の状況のときの保険として
渡しているので、1枚ならばもう使ってしまうのも策だと思います。

>>195
そうですね。ここまで出来た展開なんで考えてみれば小説にだってそう簡単にはない展開です。
ある意味カード神に愛されすぎですね。

197 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:46:52 ID:ebYGN4e+
C 白紙のカード使用

ティル(マスター!!)

この声は確かに聞こえているのはずの言葉だが、まるでテレビの向こう側の声のように聞こえ、
ジュニアは反応できない。

小(俺は…助けられないのか…あの時…ルリタニアに出発する前に瀬川おんぷと佐藤なつみに
宣言した言葉…それすら守ることが出来ないのか?)

誰にも悲しんで欲しくない世界を作る。それがたとえ自分の周りだけの世界であってその外には
いつでも大きな悲しみは不幸があって…そんな世界だとしても、ジュニアの手から零れ落ちない世界が
あって、そこから不幸を消し飛ばす力が生まれると信じ、ジュニアは自分の世界を守ると宣言した。

しかし、結果は…ご覧の通りである。自らの命の恩人を消滅に追いやり、ティルも深く傷つけてしまった。
ティルと彼女が対峙したあの時、ほんの僅かでも体が動けば…そして今回ももう少し彼女の反応を
よく見ながら会話していれば…全てが悪いほうに行っている。自分はそんなに迂闊なのだろうか?
自己否定を繰り返し繰り返し繰り返し…ジュニアはついに一つの結論を得る。

198 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:47:53 ID:ebYGN4e+
白紙のカード…えりる曰く、既に滅んでしまった世界の最後の願いによって作られた紙片。
虫食いに対する怨嗟によって構成され、その効果は世界の法則を根底から覆せる凄まじいものである。

小(そうだな…俺はどこまでも迂闊で愚かなのかもしれない…それでも、それでも…俺は…)

この世界は精神世界であり、純粋な意味ではジュニアはどんなアイテムも所持していない。しかし、
イメージがその全てを肩代わりする世界であり…ジュニアの目の前に1枚のカードが現れる。

正式名称『世界の紙片』…本の世界の住人であるドロッセルマイヤーやごく一部の管理者のみ
扱う事の許された神をも凌ぐその力は、全ての法則を飛び越えジュニアの願いに反応する。

小(…頼む!彼女をドライアードを救ってくれ!彼女が望む彼女の姿を与えてやってくれ!!!)

真っ暗な世界…視覚で認識できるはずのない世界の紙片は…確かに輝き、そして白紙の世界に
どのような言葉かもわからない忘れ去られた文字が刻み込まれる。


199 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:48:53 ID:ebYGN4e+
………………………………………………
………………………………………
………………………………
………………………
………………
………


次の瞬間…絶望の暗闇の世界に木漏れ日が差し込み…ジュニアとティルはその精神世界から吹き飛ばされる!

一瞬だけ見えた世界は天の高い森に囲まれ、幸せそうに歌を歌う碧の髪をした美しい少女の姿だった…

〜〜〜〜


200 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:49:54 ID:ebYGN4e+
次の瞬間ジュニアは白樺の木の前で座り込んでいた。体中が痛むのは恐らく結界を強引に破った結果
なのだろう。ティルも同様にひどい怪我をしており、精神が体を抜け出した間にどれだけの
ダメージをティルが受け持っていたのか…ジュニアは反省してばかりである。

ティル「マスター…どうでしたか?」

小「わからない。最後の最後で禁忌を破ったけど…本来の使い方とは違うんだ。どれだけの効果が
あったのか…見当もつかない。」

ティル「そうですか……え?」

そう会話するティルの目の前、そこには以前と変わらない白樺があるのだが…

ティル「消えている…?確かにこれが彼女の半身なはずなのに…」


201 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:50:54 ID:ebYGN4e+
恐れおののくティル。本来白樺の木が生えているということはそれと同じ存在であるドライアードも
そこにいるということである。
しかし、花の妖精はそれを認識できず、ただそれは名もない白樺でしかなくなっていた。
それはまるで今のティルと最初に化身していた花の関係と同じであり…

???「ありがとう。」

不意に背中から声がかかる。急いで振り向いた先には昨日甲斐甲斐しく世話をしてくれた少女と
全く同じ姿。翡翠の髪が鮮やかな非常に美しい娘だった。

202 :小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 17:52:45 ID:ebYGN4e+
小「…そうか、思いとどまってくれたんだな」

その姿に安心するジュニア。

???「うん。本当はそこの妖精さんの為に身を引こうと思ってたんだけど…貴方がそこまでして
救おうとしてくれた命だもの。私は私として新しく生まれ変わったの。白樺の私じゃなくて
貴方のことが大好きな私に。」

白く美しく、そしてきめ細かい肌。全てを見通すような深い碧色の大きめな瞳。それにまるで人間のような
愛嬌のある愛くるしい表情が加わりまさに、伝説どうり…いやそれ以上のの美しさを見せてくれる。

小「俺が…好き?」

いや、それは彼女の精神世界で嫌っというほどに知ってしまったジュニアだったが、面と向かって
そういわれたのは家族親族以外でははじめてである。どうしていいのかわからずうろたえてしまう。


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0ch BBS 2007-01-24