キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】
1 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/06/24(木) 00:49:57 ID:Mw+gBzrk
『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一がサッカー部を創って全国を目指すお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
最近は真面目にサッカーやってたけどこのスレはどうだろう? ともあれ頑張って高校サッカー界を制して下さい。
【これまでのあらすじ】(CV鈴木 英一郎さんあたり)
片桐にそそのかされて南葛高への進学を止め独り立ちをした滝。ところが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
色々あって滝は無事仲間を集めサッカー部を創部。そして裏で練習施設の使用許可と引き替えに世にはびこる悪と戦うことになる。
八月、合宿で南葛へ帰ってきた滝は南葛高校控えチーム、東邦学園との練習試合に見事勝利した。
そして合宿から戻ってきた滝は、喫茶店ポレポレなる店を発見するのだった。
目覚めろ! その魂!
てな感じで進んでいます。
さらに簡単なあらすじ
光太郎「キングストーンフラッシュ!」
滝「下剤を盛られた気がしたがそんな事はなかった」
二三「兄さんが巨乳のマネージャーといちゃついてる! びっくりだ!」
「ファイナルアタックライド・ファファファファーイズ」
「スペード10、J、Q、K、A……ロイヤルストレートフラッシュ」
「フルチャージ」
若島津「大きな星が……ついたり消えたりしてる……」
日向「ネオタイガー!」
茂「Aが相手だろうと俺はKを引くぜ!」
975 :
森崎名無しさん
:2010/09/12(日) 23:21:15 ID:ctCfmULk
A
976 :
森崎名無しさん
:2010/09/12(日) 23:25:44 ID:gepHO9gQ
B
977 :
森崎名無しさん
:2010/09/12(日) 23:34:19 ID:J/sal4UY
B
978 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/13(月) 00:29:07 ID:???
B:フロシャイムさんの支部に行ってみましょう
夏海「フロシャイムさんの支部に行ってみましょう。ヴァンプさんなら快く協力してくれるはずです」
夏海が最初にサッカーの仲間集めを行う事にしたのは、悪の組織フロシャイムの川崎支部であった。
このフロシャイム、悪の組織ではあるが妙に人が良い事でも知られている組織である。
という事で、夏海は早速フロシャイムの川崎支部に向かう事にした。
夏海「……ということで、士君を懲らしめるために是非ヴァンプさんたちにも協力してもらいたいんです」
フロシャイムの川崎支部(といっても木造二階建ての一軒家である)にやってきた夏海は、
早速諸々の事情を川崎支部のトップであるヴァンプに説明する。
ヴァンプ「う〜ん、事情は分かったけど……ほら、ウチの子たちってなんだかんだで結構強いし。
普通の人とサッカーやったら怪我させちゃうんじゃないかな?」
繰り返し言うがフロシャイムは悪の組織である。
当然構成員も怪人がメインであり、そんな彼らが一般人とサッカーをして大丈夫なのかとヴァンプは懸念していた。
最もこの心配は完全に杞憂だったりするわけだが。
夏海「そこは心配ないです。士君は凄く頑丈ですし、士君とサッカーやるような人達が普通の人のわけありません」
ヴァンプ「凄い勢いで断言するね。う〜ん、そういうことなら……」
979 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/13(月) 00:30:13 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
意外とアレだぞフロシャイム→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します。
ダイヤ、ハート、スペード→フロシャイムの怪人数名とヴァンプ、戦闘員が参戦!
クラブ→アニマルソルジャーとヴァンプ、戦闘員が参戦!
クラブA→???「よお、何の話してんだ?」
JOKER→ヴァンプ「最近ウチに居候を始めた子たちがいるんだけど……」
といった所で今日はここまで
スレタイはまだまだ募集中です
以下余談
滝「……どうでもいいけど最近色んな所でギップルイベントが起きてるらしいな」
神「そうだねー」
滝「ウチはそんなイベント起きる気配もないよな。そもそも相手もいないし」
神「ねー」
他の人の書く恋愛イベントはホント見てて楽しいですね
980 :
森崎名無しさん
:2010/09/13(月) 00:30:42 ID:???
意外とアレだぞフロシャイム→
クラブJ
981 :
森崎名無しさん
:2010/09/13(月) 01:16:00 ID:???
レッドさんこなかったwww
982 :
森崎名無しさん
:2010/09/13(月) 01:26:06 ID:???
他の人の書く恋愛イベントはホント見てて楽しいですね
恋のライン突っ走るライダーにも期待してるぜ乙でした!
983 :
森崎名無しさん
:2010/09/13(月) 01:47:57 ID:???
【ゴルゴム】ラインライダー滝第十一話【最後の日(後編)】
984 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/14(火) 02:09:47 ID:???
>>981
来てたらヤバかったですね。能力値が今の本スレの三杉クラスという自重の欠片もない人でしたからw
>>982
滝「相手がいねぇ」
意外とアレだぞフロシャイム→クラブJ
→アニマルソルジャーとヴァンプ、戦闘員が参戦!
ヴァンプ「じゃあメダリオとカーメンマンにでも……」
???「ちょっと待ってヴァンプ様!」
とりあえず川崎支部の中でも中々の実力を持つ怪人二人にサッカーを頼もうかと思うヴァンプであったが、
それを遮るようにして兎、猫、鳥、狼の四体の動くぬいぐるみが川崎支部の居間に飛び込んできた。
彼らこそフロシャイムが誇るぬいぐるみ型怪人集団、アニマルソルジャーなのだ!
なお、左から順にウサコッツ、デビルねこ、Pちゃん改、ヘルウルフという名前である。
夏海「ウサコッツ君達じゃないですか。一体どうしたんですか?」
このアニマルソルジャー(以後アニソル表記)達とも顔見知りなのか、夏海は非常に友好的な態度でアニソルにそう問いかけた。
ウサコッツ「夏海ちゃん、今サッカーをやるためにメンバーを集めてるんでしょ。それなら僕達が協力するよ!」
デビルねこ「こう見えても僕達強いし、きっと力になれるから!(ホントは僕激しい運動は止められてるんだけどね。糖尿病だし)」
Pちゃん改「……」
ヘルウルフ「夏海、チュキ!」
985 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/14(火) 02:10:49 ID:???
夏海「皆さん……」
夏海としても自分達から参加してくれる気になっているアニソルには感謝してもしたりない……のだが、ここで問題がひとつ。
夏海「折角の申し出でとても嬉しいんですが、ぬいぐるみの皆さんにサッカーなんて激しい運動をさせるのはちょっと……
この世界のサッカーは格闘技らしいですし」
そう、いかにフロシャイムの怪人とはいえアニソルはぬいぐるみである。
たとえ本人達がやる気であろうと、相手をふっ飛ばす光景が日常茶飯事に見られるこの世界のサッカー。
そこにアニソルを投入する事は夏海の良心が咎めていた。
だが、そんな事で引き下がるアニソルではない。
ウサコッツ「んもー馬鹿にして! 僕達サッカーくらい普通にできるってば!」
デビルねこ「痛いのだって平気だよ!(肉体的にも精神的にも慣れてるしね、僕)」
Pちゃん改「……」
ヘルウルフ「夏海、チュキ!」
後ろ二人の反応が全く変わっていなかったが、ともあれアニソル達は危険は覚悟の上であると夏海に主張。
更にそのアニソル達にヴァンプも助け船を出す。
ヴァンプ「まあウサコッツ達もフロシャイムの怪人だし、普通の人たちよりは随分と頼りになると思うよ。
それに本人達もやる気だし、いざとなったら私がその場で縫い直すから大丈夫!」
夏海「うーん、そう言う事でしたら……ウサコッツ君達に頼みかしょうか」
ここまで言われて断るわけにもいかず、夏海は少し考えた末にアニソルの助力を受ける事にした。
986 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/14(火) 02:11:52 ID:???
ヴァンプ「後は私と戦闘員の一号君と二号君も協力するよ。ここの留守もあるからこれ以上は無理だけど……」
夏海「アニマルソルジャー君達と合わせて七人も協力してくれるなら十分です。これで目途が立ちました」
ヴァンプ「そう? それなら良かった。じゃあ試合をやる日が決まったら教えてね」
ウサコッツ「よーし、皆で夏海ちゃんの敵をぶっ殺すよー!」
一同『おー!』
ウサコッツの言葉にその場にいた全員(四十肩で腕の上がらないデビルねこを除く)が腕を勢いよく突き上げる。
こうして仲間を得た夏海は意気揚々と光写真館へ帰宅し――数十分後、頭を抱えていた。
海東「どうしたんだい夏メロン君。さっきまであんなに元気だったというのに」
夏海「……これを見てください」
海東に手書きのメモを見せる夏海。
そこには、
FW・大樹さん、Pちゃん改君
MF・私、ウサコッツ君、デビルねこ君、ヘルウルフ君
DF・ヴァンプさん、一号さん、二号さん
と書かれていた。
海東「で、これがどうかしたのかい?」
メモを見ても海東には夏海が頭を抱える意味が全く分からない。
そんな海東に対し、夏海は酷く落ち込んだ様子で口を開いた。
987 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/14(火) 02:13:14 ID:???
夏海「そのメモには、今の所仲間になってくださった皆さんの能力に合ったポジションが書かれているのですが……GKがいないんです」
海東「そういうこと」
ようやく海東にも合点がいく。つまり、現在九人までメンバーは揃ったものの、GK適性を持つ選手が一人もいないのだ。
夏海「この世界のサッカーではキーパーの善し悪しで戦況が大きく変わるといいます。
恐らく士君はFWでしょうし、無駄に強烈なシュートを打って来て大量得点を狙ってくるはずです」
海東「士ならそうだろうね」
夏海「それを防ぐ為にもGKには強力な人が欲しいのですが……心当たりがありません」
海東「それで夏メロン君は頭を抱えていたわけだね」
夏海「はい……」
そう言うと、夏海は力なく居間のテーブルに突っ伏した。
夏海「このままでは士君を懲らしめる所か逆に蹂躙されてしまう予感がします。どこかに腕の良いキーパーの方はいないんでしょうか」
突っ伏したままひとりごちる夏海。と、そんな彼女の前に救世主が現れる。
988 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/14(火) 02:14:52 ID:???
登場する人物を選択してください
A:???「どうしたのだ? なにやらただならぬ雰囲気だが……」 和服姿の少女が現れた
B:ビME「キーパーがいるのか? なら俺の出番だな」 どこからともなくビMEが現れた!
先に二票入った選択肢で決定です
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
深夜遅くに今日はこれだけー。なお、ここで選ばれた人物によって最後の一人も自動的に決定します
明日には新スレを建てる予定なのでまだスレタイは募集してるんだぜ
ではでは
989 :
森崎名無しさん
:2010/09/14(火) 02:39:26 ID:zglO9nBo
A
990 :
森崎名無しさん
:2010/09/14(火) 02:56:05 ID:Qq2qeTsg
A
991 :
森崎名無しさん
:2010/09/14(火) 04:20:13 ID:???
夏海「そうだ海東さん!カメンライドで強そうなGKを(ry」
乙でした
992 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/15(水) 02:00:52 ID:???
>>991
海東「お断りだよ。面倒だし」
A:???「どうしたのだ? なにやらただならぬ雰囲気だが……」 和服姿の少女が現れた
夏海が頭を抱え、海東が我関せずといわんばかりにのんびりコーヒーを啜る中、ひょっこりと和服姿の少女が写真館にやってきた。
???「店の者はいるか? すまぬが写真を撮ってもらいたいのだが……どうしたのだ!?」
見た目だけでなく言葉づかいも古めかしいその少女は、頭を抱える夏海を見て慌てて近くに駆け寄る。
夏海「あ、いえ。少し考え事をしていただけです。ご心配なく」
???「ふむ……悩みがあるのなら話してみよ。私が力になれるやも知れぬ」
夏海の言葉を聞き、今度はそう口にする少女。どうやら世話焼き気質のようである。
夏海「えっ!? でもあなた写真を撮りに来たんですよね?」
???「写真などいつでも撮れる。それよりもそなたの悩みの方が大事だ。話せば楽になる事もある」
夏海「は、はあ……(話して解決する問題じゃないのですが……)」
ものすごい勢いで話せ話せと言い寄ってくる少女に押し負け、とりあえず夏海は現在の悩みを話してみることにした。
993 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/15(水) 02:02:18 ID:???
???「……成程。つまりその門矢士という男に天誅を下すためにその……殺克阿?
とやらの選手を集めていたのだが、きいぱぁ? とやらが見つからなくて困っている。と」
夏海「はい(何故でしょうか? 読みは有ってますが何かが決定的に間違っている気がします)」
などと夏海が思っているなどとは露知らず、少女は少しの間顎に手を当てて思案をした後でポンッと手を叩いた。
薫「よし! ならばこの私、志葉家十八代目当主、志葉 薫がそなたに協力しよう!」
夏海「え? 志葉家の御当主……ですか?」
志葉家といえばこの写真館の近くにある屋敷に住んでいる名家であり、夏海も何度か仕事の手伝いで屋敷の中に入った事があった。
そこで当主とも何度か会った事があるのだが、
夏海「でも今の御当主は丈瑠さんですよね?」
そう、現在の志葉家の当主は志葉丈瑠という青年である。とすればこの薫という少女は何者なのか。
薫「ああ。丈瑠は私の息子だ」
夏海「むすっ……!?」
事もなげに言う薫に言葉を失う夏海。
夏海が以前会った丈瑠は青年。そして目の前の薫はどう見ても十代半ばの少女である。絶句するのも無理はない。
そんな様子の夏海に気付き、薫は苦笑しながら補足を始めた。
薫「そんなに驚くな。丈瑠は私と血は繋がっていない。諸々の理由で養子にしたのだ」
夏海「よ、養子……ですか」
薫「うむ。そして私は丈瑠に当主の座を譲った先代の当主。というわけだ」
994 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/15(水) 02:04:23 ID:???
夏海「そうだったんですか(こんなに若いのに養子をとるなんて、名家ってわかりませんね)」
薫「それで話を戻すが、ここで会ったのも何かの縁だ。その殺克阿とやらに私も手を貸そう。
心配はいらぬ。これでも私は腕に少々自信があるのだ」
得意げに笑いながら、右手に持った扇子で左腕を叩く薫。
夏海「はぁ……」
薫「そうだ、後一人人数が必要だと言っていたな。ならば丈瑠も参加させよう。あやつも中々腕は立つからな」
戸惑う夏海をスルーして薫はどんどん話を進めて行く。
こうなるともう夏海には申し出を断る事など出来なかった。
夏海「……では、御助力をお願いしても良いでしょうか?」
薫「任せておけ」
夏海の言葉に薫は力強く答える。そしてその直後、夏海は薫を引き入れた事を後悔した。
薫「時に一つ質問をして良いか」
夏海「なんでしょうか」
薫「殺克阿とはどのような武術なのだ?」
夏海「……」
この志葉薫という少女、産まれてから十四年間、つい最近まで人里離れた地で暮らしていた世間知らずのお姫様だったのだ。
995 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/09/15(水) 02:05:50 ID:???
こうして夏海は一通り十一人のメンバーを集める事が出来たのだが……
夏海(大樹さんとヴァンプさん。それに恐らく丈瑠さんは問題ないでしょうけど。
アニマルソルジャーの皆さんに戦闘員のお二人、それにこのお姫様……これで私達、士君に勝てるんでしょうか?)
集まったメンバーの半数がどことなく不安な事に今度は別な意味で頭を抱えそうになる夏海であった。
夏海(でも負けません! 必ず士君を懲らしめなければ!)
〜番外編:夏ミカンの章・終わり〜
ということで番外編はここまでです。と同時に埋めネタもここまで
ここで集まったチーム夏ミカン(仮称)とは九月末の練習フェイズ時に対戦をする予定なのでお楽しみに!
新スレは朝か深夜に建てるので、残りのスレはご自由に使っていただいて結構です
996 :
森崎名無しさん
:2010/09/20(月) 21:15:31 ID:???
埋めちゃいま!
997 :
森崎名無しさん
:2010/09/20(月) 21:18:18 ID:???
北詰監督
が
アップルパイ
を滝さんに差し入れるそうです
998 :
森崎名無しさん
:2010/09/20(月) 21:47:13 ID:???
しかし滝氏は
餃子
が好物らしいです。
999 :
森崎名無しさん
:2010/09/20(月) 22:12:51 ID:???
それを知った
ディウセウ
は仕方なく持ってきた
七草粥
を一人でたいらげた
1000 :
森崎名無しさん
:2010/09/21(火) 00:00:45 ID:???
次スレもがんば!
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