キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/05(月) 21:09:17 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1277548514/l50

[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
紅魔館主催で開催される不夜城カップに出場をしたオータムスカイズ。
初戦の地霊アンダーグラウンド戦を4−2で勝利し、2回戦のネオ妬ましパルパルズ戦も1−0で辛勝。
試合後、うどんげとてゐの二人を加え、更に波に乗ったオータムスカイズの次の相手は守矢フルーツズ。
前半は押せ押せムードで3−1で折り返すも、早苗や天子の猛攻の前に3−3に追いつかれ、終には逆転されてしまう。
しかし、最後の最後で反町が体を張ってPKを奪い、4−4の同点に。試合はVゴール方式の延長戦へと持ち越されるのだった。

早苗「奇跡の力で2点目!」
リグル「これが私のネオリグルキックだァ!」
萃香「甘い! 鬼パンチ!!」
リリーブライト「「初の出番なのにまるで活躍出来ません!!」」
天子「天人の力で3点目! 流石天人は格が違った!!」
超サナエ「奇跡の力で逆転!」
クラブA「だがPK!」
佐野「なんだかよくわからんが、目的地まで徒歩で行く事になった」

お互い死力を尽くす準々決勝、果たして勝利するのはオータムスカイズか守矢フルーツズか!? あ、佐野君もがんばれ!
そんな幻想のポイズン38スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

631 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:16:48 ID:CF240kqg

デートといったら

632 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:17:23 ID:???
サッカーばかりで私生活の潤いは放置気味だったしな。
休暇はどれだけかあるか知らないが、治験のバイトとかあったけ

633 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:22:14 ID:VjlB/Nmc
J

昭和のデートはここからだ!

634 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:24:22 ID:D10pwVIA


635 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:32:57 ID:???
>>624
ではソースを つ きざみネギ

636 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:34:04 ID:???
純野菜だー!? ガビーン

637 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 19:51:22 ID:???
>J.どこかの喫茶店に入ってみる
===================================================================
反町「喫茶店に入ろうぜ。 さっきから外にいるから寒いし……」
穣子「そうねー……んじゃ、さっさと入りましょうか」

現在の幻想郷の季節は冬――それも冬真っ只中で、気温はべらぼうに低い。
サッカーの練習など、体を動かしている時はまだ平気ではあるものの……。
何もする事なくただ立っているだけというのは、ただの人間である反町と秋の神様である穣子には辛いもの。
反町がとりあえず喫茶店で暖を取ろうと告げると、穣子もそれに同意。
二人は適当に探し当てた店に入り、ようやく人心地つく。

カラン カラン

店員「いらっしゃいませッッッ!!! 何名さまでしょうかッッ!!!」
反町「うわっ!?」

店に入った瞬間、出迎えたのは何やら髪の毛を後ろで三つ編みにしている屈強な男性。
思わず反町は驚きの声を上げてしまうものの……。
ベジータの応対である程度は慣れていたのか、すぐに気を取り直し2名ですと答える。

店員「私は2名でも一向に構わんッッッ!!!」
反町(………………でも、まともな店員さんっていないのかなぁ?)
店員「お席へお連れしますのでどうぞこちらへッッッ!!!!」

人里の事が色々な意味で心配になってきた反町。
しかし、喫茶店の内装自体は至極普通。
この男性以外の店員が、眼帯をした禿頭の男性や何故か顔面に傷ばかりがある巨体を持った眼鏡男である以外は。
少なくとも、雰囲気はよさそうであった。

638 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 19:52:24 ID:???
反町(……たった一つ、大きな問題は店員がみんな強面で大声だって事だな)
店員「注文がお決まりになりましたらッッッ!! および下さいッッッ!!!!」
穣子「はいはい」

丁寧に頭を下げて下がる店員に手を振りつつ……。
穣子は少しだけ疲れたような顔をしながら、メニューを見る。

穣子「お品書きは普通ねぇ……んー、ミックスジュースとショートケーキにしようかしら」
反町(本当だ、メニューは普通だ……やっぱり店員だけが色々と問題なんだ。
   でも、どうしよう? 俺は何を注文しようかな?)

A.軽く飲み物だけでいいや(300円)
B.小腹が空いたし、飲み物とケーキ頼もうかな(800円)
C.お腹がぺこちゃんだ。飲み物とケーキ、それと軽食を頼むぞ(1300円)
D.ん……? カップル専用メニュー……?(????)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

639 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 19:53:24 ID:???
※反町の所持金は4500円です。

640 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:53:25 ID:YF0UnOS6
どのへんが雰囲気いいんだろうわかんないや
D

641 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:53:38 ID:oNx3J8Q6
D ヒャッハー!

642 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 19:56:01 ID:???
ていうかまず反町にデートの認識を持たせる必要を感じて来た

643 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:03:07 ID:YF0UnOS6
ageとく
ムードが変わればなんとかなるだろう

644 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:04:59 ID:CzfgmVtU
B

645 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:06:18 ID:o5XhQuZA


646 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:10:58 ID:???
ポイズンの恋愛運が試される時がきた・・・!

647 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:15:56 ID:???
>D.ん……? カップル専用メニュー……?(????)
==============================================================
反町「これなんだろ……?」
穣子「ん? カップル専用……ねぇ」

反町が見つけたのは、メニューの端の端に書かれてあった「カップル専用メニュー」の文字。
他のものなどはどういう品なのかなど、名前だけで判別がつくが……。
これだけは一体何が出てくるかわからず、妙に気に掛かったのだ。
穣子もそのメニューを見つけると胡散臭げな表情を浮かべ……眉間に皺を寄せて、口を開く。

穣子「何が出てくんのか気になるわねぇ……店員があんなだし」
反町「だろ?」
穣子「………………」

先着1名様で、
フラグ「そう何度も折られてたまるかー!」→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→穣子「……こんなのより、私を食べてみない?」 どうしてこうなった……
ハート10以上→穣子「頼んで……みる?」 なんかちょっと頬を染めてるぞこの神様!
ダイヤ・ハート9以下・スペード→穣子「面白そうじゃない、頼みましょうよ!」 この神様、ノリノリである
クラブ→穣子「でもまあ、私達はカップルじゃないし頼むのはルール違反よね」 フラグくん吹っ飛んだー!
クラブA→早苗「じゃあ私と一緒に頼みましょうよ!」 ゲェー、早苗さん!?

648 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:16:26 ID:???
ハート様以外は俺が引き受けた! 先に行ってくれ!

649 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:16:46 ID:???
フラグ「そう何度も折られてたまるかー!」→ ハート3

650 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:17:14 ID:???
フラグ「そう何度も折られてたまるかー!」→ ダイヤJ

651 :649:2010/07/11(日) 20:17:48 ID:???
こ、こんなはずでは…orz

652 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:18:35 ID:???
>>649-650
ハートと10以上が分裂しちゃったでござる

653 :650:2010/07/11(日) 20:18:55 ID:???
俺の数字が649の数字だったら・・・

654 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:20:11 ID:???
くっハートではなくダイヤで成功だったら
どっかで見かけた気する

655 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:20:25 ID:???
しっかし、この手の判定のクラブAにはかなりの確立で早苗が登場するなw

656 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:21:20 ID:???
でもそんな悪くない結果
ノリノリだし
こうなったらメニューに期待なんだぜ

657 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:23:48 ID:???
ところでJOKERは穣子の分身みたいな作物ゲットだぜと解釈でよろしいか

658 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:25:25 ID:???
>>655
魔法少女編でも早苗分岐あったよね
あれはJOKERだったけど

659 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:32:22 ID:???
>フラグ「そう何度も折られてたまるかー!」→ ハート3 =穣子「面白そうじゃない、頼みましょうよ!」 この神様、ノリノリである
=============================================================================================
反町「えっ!? ちょっ、おまっ……」
穣子「すみませーん、このカップル専用メニューっての一つ!」
店員「私は一向に構わんッッッッ!!!」

反町としては単純に気になっただけであり、注文をする気は無かったのだが……。
穣子は果たしてどんなものが出てくるのか、どうしても見たくなったのだろう。
反町の静止の声を聞かぬまま、立ち上がって店員にカップル専用メニューを注文。
店員はしばし待たれよと声をかけてから、キッチンへと消えていった。

穣子「へへへ」
反町「おいおい……何が出てくるかわからないんだぞ? 変なの出てきたらどうするんだよ」
穣子「そん時は、任せた!」
反町「はぁ……」

にこにこと微笑みながら、反町に向けて視線を向けながら軽い調子で言葉を吐く穣子。
それに対して反町はため息を吐きつつ……苦笑を浮かべる。
思えば穣子に対して、興味を引くようなものを見せた自分が悪いのだ。
穣子の性格を考えればこの程度の事象は考えられ……それを予期していなかった自分の落ち度だろう。

穣子「何が出てくるかしらね〜」
反町「さあな……なるべく、食べれるものだとありがたいんだけど……」

楽しそうにキッチンの方向へと視線を向ける穣子に、水を飲んで場をしのぐ反町。
しばらく待つ事、5分……やがて、キッチンからは先ほどの店員が出てくる。
そして、その手に乗せた盆に載っていたものは……。

660 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:33:24 ID:???
先着1名様で、
食べる時の音はモニュモニュ→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→両方! 予想外のものがやってきて穣子は頬を染めている……。
ダイヤ・ハート→ストローが二つついたジュース。ストローでハートが出来てる
スペード・クラブ→超巨大パフェ。二人で完食してください。

>>655>>658
早苗さんは明確に反町に好意でなく恋をしているキャラなので、どうしても出てきてしまいますねw

661 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:34:13 ID:???
食べる時の音はモニュモニュ→ ハート7

いっけえええー!

662 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:35:56 ID:???
>>661様のところへぼくは敬意を表するッ!の人送っときます!

663 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:38:35 ID:???
>穣子「お品書きは普通ねぇ……んー、ミックスジュースとショートケーキにしようかしら」

ショートケーキがストローもう一本に化けてくれたでござる

664 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:53:38 ID:???
>食べる時の音はモニュモニュ→ ハート7 =ストローが二つついたジュース。ストローでハートが出来てる
==========================================================================================
店員「お待たせしましたッッッ!! こちらがカップル専用メニューとなりますッッッ!!!!」

巨体を揺らしながら歩いてきた店員は、背筋の伸びたいい姿勢を維持しつつ。
その盆に乗せていたジュースを穣子、反町の間にトンと置く。
カップル専用メニューといいながらただのジュースなのかと反町は肩透かしを受けた気分になるが……。
しかし、よくよくそのジュースを見て軽く戦慄を抱いた。
まず、そのジュースのグラスは非常に大きく、人一人ではとてもではないが飲めそうにない量が入っている。
そして、何よりもそのジュースはたった一つしかテーブルに置かれず……。
グラスにはハートの形をした二つの口があるストローが、突き刺さっているのだった。

店員「ごゆっくりどうぞッッッ!!!」

後は若い者、二人でゆっくりしていってねと言わんばかりに店員は素早くその場を去り。
後に残ったのは目を点にしてグラスを見つめている反町。
そして、こちらもまた予想外の品が出てきた事に驚いている穣子だけである。
しばらく、二人の間には沈黙が流れるのだが……。

穣子「……んじゃ、飲みましょう!」
反町「えええっ!? い、いや……だってこれ……」
穣子「あ? 何よ、私とじゃ不服だっての?」
反町「そういう訳じゃないけど……」

突如穣子はパチンと両手を合わせて、早速飲もうと反町を誘い。
それに対して反町は焦った様子でまごまごとする。
反町一樹もまだ中学三年生――まだまだ青い少年なのである。
そんな反町にとって、普段は決して女性として意識はしないとはいえ。
穣子と共に同じグラスのジュースを飲むという行為は、どうしたらいいのかと迷う程のショッキングな事態なのであった。

665 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:54:56 ID:???
しばらく反町はもじもじと顔を赤く染めて迷っていたのだが……。
穣子はそれを見て、小さくため息を吐きながら微笑みを浮かべ。
自らの方向に向いていたストローの口を、ぱくりとその小さな口につける。

穣子「なーにおろおろしてんのよ、みっともなーい」
反町「そんな事言われてもだな……俺、こういうのなれてないし……」
穣子「男がもじもじぐちぐちだらしないわねぇ……いいから飲みなさいよ、ほら♪」

歯で軽くストローを噛み、ニイと反町に笑いかける穣子。
反町は尚も顔を真っ赤にしながら……頭をかいて穣子に視線を向ける……のだが。
どうにも、意識をしてしまったせいか穣子の口に視線が集中してしまう。

反町(うう……こ、困った……まさかこんな事になるなんておもわんだ……。
   でも、どうしよう……穣子は全然気にしてないみたいだけど、飲むべきなのか?
   ジュース頼んだのに飲まないのは確かにもったいないけど……ううん……)

A.男は度胸、飲むぞ!
B.いやいや、穣子さん一人で飲んでください。俺には無理です
C.そうだ、いい事思いついた! もう一つ同じもの頼めば無問題だ!
D.穣子の唇ッ! 奪わずにはいられないッッ!!!
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※Dは5票必要になります。

666 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:55:28 ID:oNx3J8Q6
A 当然飲む!

667 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:56:39 ID:Z4gs7Er6
A
さあ、ここからが本当の勝負だw

668 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:57:20 ID:ImqCSzOk
A

669 :668:2010/07/11(日) 21:02:15 ID:???
IDがSzOk…静岡か
はっまさかこの様子を西尾?に見られていたのか

…いや試合前にそれはないか

670 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 21:44:26 ID:???
>A.男は度胸、飲むぞ!
====================================================================
反町(ぶっちゃけ凄く恥ずかしい……んだけど……)

どうしても断れない、という雰囲気が何故か周囲に充満をしていた。
そして、何よりも反町は恥ずかしがりながらも内心では穣子と共にジュースを飲みたいという思いも抱いていた。
なんだかんだ言いながら、穣子も幻想郷の女の子らしく、黙っていれば可憐な少女に見える程かわいらしい顔立ちをした神様。
青い少年である反町にとって、そんな可愛い少女と一つのジュースを飲むという機会などというのは逃したくないものだった。

反町(ええい、男は度胸……なんでもやってみるもんさ!)

パクッ

穣子(おーおー……ゆでダコみたいになっちゃってまあ……)
反町(こ、こっち見るなよ……)

勢いよくストローに食いついた反町は、そのまま伏せ目がちにしながらジュースを飲み始める。
青い色をしたジュースは、あの店員が用意をしたものとは思えない程に甘く。
しかし、それでいて決してしつこくは無い味。
スッキリとした飲み心地で、反町はゴクゴクと喉を鳴らせながらジュースを飲むのだが……。
穣子が真正面からこちらを見ているのに気づき、やはり頬を真っ赤に染める。

お互いが口を突き出す形で真正面から、至近距離で向き合う事でいつも以上に近くから見る穣子の顔。
金髪でサラサラの短髪は、思わず撫でたくなるほどに美しく。
穣子の大きな瞳は、活発さと元気さ……そして、一欠けらの母性が混じった色を秘めている。
高くは無いが形の整った鼻に、小さく……薄く桃色に染まっている唇。
改めて近くから見て、反町はやはり黙っていれば本当に可愛いと……純粋に思う。

671 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 21:45:42 ID:???
一方で穣子はそんな反町を見ながら、改めて面白い奴だとにまにましながら笑っていた。
いつも試合中には……本当に時々、意味不明な行動を取る事以外は。
常に真面目で、毅然としており、サッカーに真剣に取り組んでいる反町。
本当に中学生かと思わせる程に頭も良く、仲間に対する気遣いもそれなりに出来る男。
そんな反町を常に見続けていると反町を実に勤勉で真面目な者だと認識してしまうかもしれないが……。

穣子(こんな一面もあるんだもんねー……)

今の反町は試合中に見せる顔とは180度違う、極々普通のそこいらにいる少年のように照れた顔を浮かべていた。
反町にそれを指摘すれば、馬鹿にするなと怒られるのは目に見えているので穣子はあえて口にしないが。
穣子はそんな反町をまるで我が子でも見るかのような愛しい瞳で見つめる。

穣子(……本当、面白い。 こりゃまたからかいに来るのもいいかもね……)

こうして穣子は笑顔を見せながら、そして反町は視線を落として真っ赤になりながらジュースを飲み干した。
反町は、何か自分の中に大変な感情が芽生えてしまったかもしれないと思いつつ。
それでも、ジュースを飲み干した後は何とか平静を保とうとし……。
穣子はそんな反町にまだ顔が真っ赤になっていると指摘して、やはり笑っていた。

穣子「ウブねー。 あんた、将来どうするつもりなのよ?」
反町「う、うるさいな……環境的に考えて女の子にはなれてないんだよ……。
   将来だって……そもそも俺、まだ中学生だぞ!?」
穣子「幻想郷じゃ、あんたくらいの年で結婚する奴もいないでもないわよ。
   しかし女の子ねぇ……神様に何言ってんのよ」
反町「見た目は女の子じゃないか」
穣子「見た目はね……ま、いいか♪ 面白いもん見れたしね〜」
反町(多分、この先しばらくからかわれるんだろうなぁ……)

672 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 21:46:43 ID:???
未だに照れたように頬をかく反町を見て、穣子はケタケタ笑いつつ。
いつに無く上機嫌な様子で、反町にこれからどうするのかと問いかけてくる。

穣子「どうする? そろそろ出てどっか行く? それとももうここで時間潰す?」
反町(そっか……人里を歩くなら、今からもう喫茶店を出ないと回れないかな。
   でも、どうしよう? ここでもう少し穣子と何か話して行くか?)

A.外は寒いし出歩きたくない。喫茶店で話をしよう(穣子と2回話せます)
B.そろそろ出ようか。まだあんまり回れてないし(あと1回人里の中を歩けます)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※穣子の評価値が上がりました。

673 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 21:48:20 ID:VjlB/Nmc
A

なんか芽生えたな

674 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 21:53:07 ID:kZghDt56

ペロ…これは胸のときめき!


675 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 22:02:42 ID:???
ひとまず本日はここまで……続きは明日以降書かせていただきます。
期待に応えられたかどうか……なんだか色々とすみません。
それでは、お疲れ様でしたー。

676 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 22:02:43 ID:BcuHcmD2
B
あえて流れを変えるのだ

677 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 22:03:30 ID:oNx3J8Q6
A

678 :森崎名無しさん:2010/07/11(日) 22:03:59 ID:???
乙でした

フラグ「……あれ?俺、今回まだ折られてない??」

679 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 09:14:42 ID:???
芋うと派閥でない俺には辛い流れだ…

680 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 16:55:14 ID:???
俺も自分の最萌えは別キャラだけど
反町の相手は芋様がベストかなーと思う
芋かわいいよ芋

681 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 17:09:56 ID:???
>A.外は寒いし出歩きたくない。喫茶店で話をしよう(穣子と2回話せます)
==============================================================================
反町「また寒空の下を歩くってのも辛いし、もうここにいよう」
穣子「そうねー……はぁ、早く秋にならないかしらねぇ」
反町「春と夏をすっ飛ばしたら、リリー達と幽香さん、リグルが怒るぞ多分」

春夏秋冬全員が揃っているオータムスカイズのメンバー。
もしも春と夏を無視して一気に再び秋になるようなことがあれば。
春告精であるリリーWとリリーB、そして花と虫の妖怪である幽香とリグルが怒るだろうと指摘すると。
穣子はそれもそうねと肩を竦めながらおどけたように言い、頬杖をつく。

穣子「でもねー……やっぱ秋が一番素敵な季節だからねー……」
反町(うーん……多分、他の皆も各々の季節を一番だって言うんだろうなぁ。
   さて、それはともかくどうしよう? 何を話そうかな?)

A.このまま雑談を続ける
B.昨日の試合を一緒に振り返ってみる
C.今大会について一緒に振り返ってみる
D.今後の穣子の方針・指針について聞いてみる
E.今後のオータムスカイズについて話してみる
F.穣子の好みの男性のタイプを聞いてみる
G.穣子に話題が無いか振ってみる
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※あと2回会話できます。

682 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:13:08 ID:bzMbB/5Q


683 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:21:14 ID:YXvC5wpQ


684 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:21:53 ID:JAvg022M
F

685 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:23:12 ID:hi6HmHxc
H そうだな秋がいいよな

686 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:32:54 ID:QtP3MwIg
H 「俺、秋が好きだぜ」

687 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 17:37:04 ID:???
>F.穣子の好みの男性のタイプを聞いてみる
=======================================================================
穣子「……タイプゥ? あんたそれ聞いてどうするつもりなのよ?」
反町「いや……まぁ、ほら、こんなトコまで来てサッカーの話ってのも……サッカー馬鹿みたいだろ?
   別に、そんな、他意はないよ」

反町が振った話題とは、なんと穣子の好みの男性のタイプはどういったものなのかというもの。
聞いた瞬間、穣子は大仰に目を見開いて驚きを露にするのだが……。
反町はそれに対して決して別に他意はないと説明しつつ、何とか話を聞きだそうとする。
実際問題、純粋な興味としても穣子がどういう男性が好みなのかというのは気になるのだ。

反町「で、どうなんだよ?」
穣子「ん、んー……そうねぇ……」

先着1名様で、
※神様です→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER・ハート10以上→穣子「んー……あ、あんたみたいなのがいいかも」 ドンピシャリでした
ダイヤ・ハート9以下→穣子「私に信仰を捧げてくれる人ね」 神様です
スペード→穣子「ワイルドなのがいいわね。 野性味があるっていうかさ」 毒草系男子は眼中に無いです
クラブ→穣子「顔」 面食いでした!

688 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:38:14 ID:???
…引く度胸が ない。誰か頼むぜ・・

689 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:38:28 ID:???
※神様です→ スペード6

690 :689:2010/07/12(月) 17:39:30 ID:???
すまねえみんな…

691 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:41:17 ID:???
>>690
何を誤る必要がある?王道ジャン

692 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:43:23 ID:???
フラグくん ふっとばされた!

693 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:47:13 ID:???
こうして日向打倒の理由が補強されたのであった

694 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:54:06 ID:???
つまり告白する時はガッと行けばいいってことだろ?

695 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 17:56:41 ID:???
>※神様です→ スペード6 =穣子「ワイルドなのがいいわね。 野性味があるっていうかさ」 毒草系男子は眼中に無いです
====================================================================================================
反町「ワ、ワイルド……?」
穣子「やっぱ男は男らしくなきゃ! なよなよしたり軟弱な奴は駄目ね!」

その勝気な性格故か、穣子が好みのタイプと提示したのはワイルドな男性。
曰く、男ならばやはりガンガン女を引っ張ってくれるような男気のある者に魅力を感じるらしく。
意外な事に穣子はそういったタイプに引っ張られる事を好しとしているらしい。
喜色を浮かべ、ほんの少しだけ頬を染めながらそういう相手ならば嫁に行く事は出来ないが。
婿として迎える事は大歓迎である、とは穣子の弁。

穣子「私達は神様だし。 嫁に行くのは無理だけど、婿としてきてくれるのは大丈夫だからね〜」
反町「そ、そうなのか……」
穣子「あんたもさー、もっと男らしくなきゃー。 男なんだし」
反町(なんだろう……凄く日向に対してムカムカしてきたぞ。
   今までもあいつをぶちのめしたいとか思ってたけど……更にそれが強化されたというか、パワーアップしたというか)

ワイルド――というよりは純粋に暴力的なかつての自分のいたチームのキャプテンを思い出し。
反町は心中が苛々で満たされていくのを感じながら、憮然とした態度で水を飲む。
そんな反町を見ながら、穣子はにやにやと笑いつつも、こちらも心の中で言葉を付け足していた。

穣子(ま……試合中のあんたも大概に野性的っつーか、力強いけどね……。
   プレイが止まったり、日常生活に戻ったらなよなよして頼りないけどさ)

試合中の反町は、普段の様子が信じられない程までに熱くなる事が多々ある。
そういう面がもっと日常生活などでも出る事があれば……。
アウト・オブ・眼中な現状も、少しは改善されるかもしれないのだが……。

穣子(それはそれで、反町じゃない感じがするしねー)

696 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 17:57:42 ID:???
破天荒な言動や行動をする反町は、それはそれで反町じゃないような気もする。
穣子は苛々した様子でテーブルをトントンと指で叩く反町を見てやはり微笑み。
そっと視線を外して、外の様子に目を向けるのだった。

反町(うう……なんだか上手い事手玉に取られている気がする……。
   それはともかく、どうしよう……話題を変えてみるかな……)

A.このまま雑談を続ける
B.昨日の試合を一緒に振り返ってみる
C.今大会について一緒に振り返ってみる
D.今後の穣子の方針・指針について聞いてみる
E.今後のオータムスカイズについて話してみる
F.穣子に話題が無いか振ってみる
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※あと1回会話できます。

697 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:58:21 ID:cel38EI6


日向に遭遇したらワイルドにオータムドライブを叩き込め、ということですねわかります。

698 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 17:59:25 ID:hi6HmHxc
G4コマ漫画について話す

699 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:00:33 ID:hi6HmHxc
訂正
G新聞の4コマ漫画読んだと話す

700 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:01:19 ID:wFo9QKUM


701 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 18:02:26 ID:???
>>699
意図把握、了解ですー。

702 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:02:42 ID:???
この反応を見るぶんには
反町が急に性質変えるのは悪手と見る

703 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:04:57 ID:JAvg022M
F

704 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:05:52 ID:n6CQ1lnc
G新聞の4コマ漫画読んだと話す


705 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:07:56 ID:???
4コマ漫画は穣子の作品なんだよな?

706 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:09:39 ID:???
本人が書いているわけじゃないけど、ネタを提供しているんだか、
許可してるんだか、じゃなかったかな。
姉は反対派、妹は賛成派、という記述は一応あった。

707 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:25:57 ID:1QInXYP6
F

708 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 18:30:34 ID:???
>F.穣子に話題が無いか振ってみる
==================================================================================
反町「お前はどうだ? 何か話って無いか?」
穣子「ん、そうね……」

寒そうな外を見ていた穣子に対して反町が問いかけると、穣子は再び視線を反町へと戻し。
氷の入った水を一口飲んでから、頬杖をついて何か話題はあったかなと考え始める。

穣子(んーと……反町に聞きたいような事……。 そうねぇ……)

先着1名様で、
穣子さんの聞きたい事→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→穣子「やっぱ胸は小さくても問題ないわよね!」 パルパルズ戦の反町の発言を掘り返すぞ!
ダイヤ→穣子「そういやさ、反町って将来はどうするつもりなの?」 反町の夢を聞いてきた
ハート→穣子「じゃあ逆に、あんたのタイプってどんなのよ?」 反町の女性のタイプを聞いてきた
スペード→穣子「サッカーのことなんだけどさ……」 サッカーの話である
クラブ→穣子「明日の練習だけどさ、一緒に練習しない?」 練習のお誘いです

709 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:31:08 ID:???
穣子さんの聞きたい事→ クラブ10

710 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:39:52 ID:???
ある意味クラブよりクラブですな

711 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:40:52 ID:???
あ、スペードと間違えてわけのわからんこと書いてしまった…

712 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:43:53 ID:???
フラグがあったような気がしたが、そんなことはなかったぜ……

「主人公に女は要らぬ」とカードの神様が言っているのか?

713 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 18:46:08 ID:???
>穣子さんの聞きたい事→ クラブ10 =穣子「明日の練習だけどさ、一緒に練習しない?」 練習のお誘いです
===========================================================================================
反町「練習か?」
穣子「みんな、明日の練習は気合入れてやるつもりらしいからねー……。
   私も負けないように頑張るつもりなんだけど……あんたに手伝ってもらえれば、って思ってさ」

敗戦の悔しさから、強くなりたいという一同の意見を聞き。
明日は丸一日練習に費やす事に設定をした反町。
それに対してオータムスカイズの面々も明日の練習で何としてもレベルアップをしようといきまいていたのだが……。
そんな中、穣子は反町に練習をどうにか手伝ってもらえないだろうかと頼んでくる。

穣子「もしも代表に選ばれたとしても……今の私じゃレギュラーどころか途中での起用は難しいでしょ」
反町(パスカットには秀でているけど……他はお世辞にもいいとは言えないもんな)
穣子「だからさ……明日は私、ドリブルとタックルを鍛えてDFとしてもボランチとしても起用されやすくするか。
   ブロックと競り合いをあげてDFとして更に使いやすくなるかどっちか鍛えようと思ってるのよ。
   で、それを反町に手伝ってもらえば……かなり効率は良くなるかなって思って」

ドリブルとタックルは一流には届かずともそつなくこなし、シュートに至っては幻想郷一の脚力を持つ反町。
その反町の相手をし、練習に励めば……一人で色々と行うよりも非常に大きなレベルアップが期待出来るから、と。
穣子は少しだけ申し訳無さそうな顔をしながら、反町に言う。

穣子「ただ、あんたも自分の練習したいだろうし……他の皆も見てやりたいだろうから、どうしてもとはお願いしないけどね」
反町(午前と午後の内、どっちかが潰れるって事だもんな……。
   さて、どうしよう……? 約束をするか、断るか……)

714 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:46:41 ID:???
反町の方は心が動いたことだしアピールはしたいけどね
玉砕に終わるとしてもw
振られたらそん時はそん時だ!

715 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 18:47:08 ID:???
A.「ああ、いいぜ。 練習に付き合うよ」 穣子の練習を見てあげると約束する
B.「悪い、ちょっと無理だな……」 穣子の練習は見れないと断る
C.「その日にならないとわからないな……」 うやむやにお茶を濁す
D.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※明日の午前と午後の練習は、普段の練習とは違い非常に効率のいいものとなっています。
 (具体的には、16スレ目の>>552みたいな感じです。
  ただし、選択出来るのは午前・午後の二回で「自分の練習」「誰かの練習を見る」の二種類のみ。
  「自分の練習」はいつもの練習に比べて能力の上がり方や必殺技の取得が少しだけ効率がよくなっており。
  「誰かの練習を見る」は自分の能力を上げる事は不可能ですが、他の選手の能力を引き次第で大きく伸ばせます)

716 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:50:38 ID:wFo9QKUM


717 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:51:03 ID:3Y3G/vmU


718 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:51:16 ID:SuFmhLTg

A+「能力よりも体力(ガッツ)を鍛えるべきだ」と言う

719 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:51:56 ID:Ohncl19o


720 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 18:56:02 ID:???
練習二回か
一つは芋様で埋まったけど、あと一つはどうしよう
弟子かエース手伝いたいが、自分の練習で必殺技も覚えたい

721 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 19:16:31 ID:???
>A.「ああ、いいぜ。 練習に付き合うよ」 穣子の練習を見てあげると約束する
===============================================================================
穣子「いいの?」
反町「穣子のレベルアップは、オータムスカイズのDFのレベルの向上にも繋がるよ。
   もしもお前がタックルももっと上手くなったりブロックが出来るようになれば。
   守備に関してはオールラウンドな活躍が期待出来るようになるしな。
   FWとしては、安心して守備を任せられるようになる」

穣子の願いを反町は快く受け、手でOKのマークを作りながら二つ返事で承諾する。
穣子としては駄目で元々という気があったのかそれ程期待をしていなかったらしいが。
反町が思いがけず願いを聞いてくれた事に驚きながらも喜び。
はにかみながら、ありがとうと素直に感謝の言葉を述べる。

その後、反町と穣子は明日の練習について入念に話し合い。
穣子が望む方向性と、反町の考えをぶつけ合ってどういった練習をするか予定を詰めて行く。
そうこうしている間に時間は刻々と過ぎてゆき……気がつけば既に正午前。
反町達はそろそろ出なければ午後の試合に間に合わない、と慌てて立ち上がると。
伝票を持ってレジへと向かうのだが……。

店員「お会計ですかッッッッ!!!」
反町「は、はい……」
店員「それではカップル専用メニューが1点で1500円になりますッッッ!!!!」
反町(1500円か……まあ、でかかったしなぁ。 さて、どうしよう?
   ここは俺がドンと払うか、穣子に任せるか……割り勘にするか?)

722 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 19:17:33 ID:???
A.ここは俺が払う! 任せろー!!
B.あんまりお金使いたくないし、穣子に払ってもらおう
C.ここは仲良く割り勘でいこう!
D.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町の所持金は4500円です。
※穣子の評価値が上がりました。

723 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 19:24:10 ID:3Y3G/vmU


724 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 19:26:27 ID:wFo9QKUM


725 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 19:46:21 ID:U7B5tsyg


726 :森崎名無しさん:2010/07/12(月) 19:59:01 ID:???
この店の店員達がいれば、異変が起こっても霊夢要らない気がしてきた

727 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 20:06:16 ID:???
>>726 店員「(異変解決を任せてもらっても)私は一向に構わんッッッ!!!」

>C.ここは仲良く割り勘でいこう!
==============================================================
穣子「いいわよ、別に? 私が出してもさ」
反町「そういう訳にはいかないよ……俺も半分払う」
穣子「ふーん……あ、全部小銭になっちゃうけどいい?」
店員「私は一向に構わんッッッ!!!!」

店員の了承を得た所で、穣子と反町はそれぞれ750円ずつをきっちり払い。
店員の暑苦しい「ありがとうございましたッッッ!!!」の声を聞きながら外へ出る。
反町にとっての久しぶりのサッカーに関係をしない外出はこうして終了し。
二人は揃って家路へと着いた後、穣子はすぐさま台所へと向かいうどんげと共に昼食の準備。
しばらく反町がごろりと横になって休息を取っていると、昼食の準備もじきに出来上がり。
反町達は午後に試合観戦に向かう為にと、急いでそれらをぺろりと平らげるのであった。

反町(そういえば……午前は紅魔スカーレットムーンズと騒霊楽団の戦いなんだよな。
   チーム力から考えれば前者が勝ってるだろうけど……。
   三杉は……活躍したのかな?)

※昼食を取って反町のガッツが回復しました。 460/880→560/880
※反町の所持金が3750円になりました。

728 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:54:11 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

反町達がこうして昼食を取っている頃。
一方で紅魔スタジアムでは、準決勝第一試合――紅魔スカーレットムーンズvs騒霊楽団の試合が行われていた。
騒霊楽団はFW・MF・DFのそれぞれに核となる選手を持った相応の実力を持つ中堅チーム。
特にこの所めきめきと実力をつけてきているMF――ルナサのパスは筆舌に尽くし難く。
パスだけならば名門以上の選手にも通用するだけの精度を誇っているのだが……。

ルナサ「メルラン……いけっ!!」
三杉「そう簡単には通さない!」
メルラン「お、お姉ちゃ〜ん……」

ジョン「あーっと! 後半40分! ここでまたもや三杉選手、ルナサ選手のパスをカットしたァ!!
    先の戦いで破れた優勝候補・オータムスカイズキャプテン、反町一樹選手と同じく。
    外界からやってきたといわれるこの三杉選手!
    前回大会ではあまり活躍をしていませんでしたが、今大会は紅魔の中核として大きく貢献!
    今日の試合でもゲームメイカー・ルナサ選手のパスを防いでいます!」
南沢「何度か通してはいますが、それでもチャンスの目を半分は潰していますよ」
ジョン「後半41分! スコアは5−2! 紅魔スカーレットムーンズ、またもやカウンターに向かいます!
    ボールをカットした三杉選手、今度は自身がボールを持って上がる!
    さぁ、ゴール前には紅魔の誇る強力なツートップ・フランドール選手とレミリア選手がいるぞ!?」

この試合――否、この大会。
今までまるでこの幻想郷で活躍をしていなかった三杉は、ようやくチームの中核として活躍を始めていた。
以前までの大会、そしてオールスター戦ではまるでいい所の無かった三杉も。
この幻想郷へとやってきて、既に多くの時間を過ごしている。
その中で自身のハンデであった心臓病を完治させ、幻想郷の高いレベルのサッカーに触れる事で大きく自身を成長させた三杉。
彼は今……喘息によりプレイ時間を制限されているパチュリー・ノーレッジに代わり、ゲームを作り上げていた。

729 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:55:11 ID:???
パチュリー(よし……三杉は勝負勘も戻してきている。 明日の決勝も……期待が出来るわ)

反町にオフェンスを任せるに足る選手が欲しいと言い、反町の進言で三杉を召還したパチュリー。
その三杉は……パチュリーの指導と自身の努力により、その実力今、めきめきと伸ばしていた。
そんな三杉を見て、パチュリーは一瞬体を震わせて快感に酔いしれる。
自分が活躍をするではなく、自身の教え子が活躍をする。
自分の思うように、自分の考えたように動く教え子――三杉淳。
興奮したかのように頬を紅に染めながら、パチュリーは尚も三杉へと視線を注ぐ。

パチュリー(やはりあなたは天才よ……。 明後日の試合、どちらが出てきても……間違いなく勝てる!)

三杉(残り時間は5分……あと1点は決められる場面だ!)
レミリア「持ってきなさい、三杉!」
フラン「私にちょーだいー! どっかーんってしてあげる!!」
美鈴「あ、あのー……一応私もいますんで、よければ……」
ルナサ「くっ……マークにつけ……! これ以上点をやらせてはならない……!」
リリカ(こんな馬鹿みたいな攻撃力のチームに私一人で守れって方が無理だよー!)

フィールドではボールを持った三杉がそのまま中央を突破し、左サイドへと切り込みながら中央に目を向ける。
ゴール前には既にレミリア、フランドールという不動の2トップ。
そして、FWへとコンバートをし、今日は浅めの位置のシャドーストライカーとして入っている美鈴が手を上げてボールを要求しており。
しかし、当然ながら騒霊楽団もこれ以上の得点は許さないとばかりにマークをしっかりつけており。
三杉はどうしてものかと眉を顰めながらそのままドリブルで進むのだが……。

小悪魔「三杉さん!」
三杉「! よし、任せたぞ!」
小悪魔「はい!」

730 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:56:17 ID:???
バスッ! パシッ……ポーン!

ジョン「あっ……とぉ!? これは三杉選手、一旦上がってきた小悪魔選手にボールを預け……。
    ああああ!? これは小悪魔選手、すぐにリターンパス!
    高いボールがPA内へと進入した三杉選手に上がったァ!! これは三杉選手、フリーの状態だァ!!」

リリカ「えええええ!? あ、あんたもシュート打てるのォ!?」
三杉「いくぞっ!!」

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

小悪魔のあげたボールに向け、体を大きく捻りながら飛び上がる三杉。
背後から上げられたという難しいボールながら、それを見る事無く。
ただ、足を大きく振り上げて頭を下にし、オーバーヘッドの姿勢でボールにピタリと合わせる。
3人のFWの誰かに合わせてくるだろうと誰もが思っていたが為か、騒霊楽団のDFは誰一人としてブロックにいけず。
キーパーのバケバケは体勢を崩しながらも懸命にシュートコースをふさごうとするのだが……。

バシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! ピピィーッ!!

ジョン「あっ……あああああ〜っ!! きっ、決まったァァァ!!
    三杉選手、意表を突く形でオーバーヘッドキックを放ち、駄目押しの6点目を決めたァ〜!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「うおおおおお、あいつもすげぇぞ!」「外来人も本当に凄い奴が多いな!」
「ああ、オータムスカイズのキャプテンもそうだし」「ネオ妬ましパルパルズの外来人も地味に活躍してたぜ!」
「誰でもいいから……西尾?君の事、思い出して上げてください」

三杉(よし……! 名無しレベルのキーパーならば、僕のシュート力でも十二分に通用する!!)

731 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:57:17 ID:???
観客の歓声を聞きながら、一人、自分の力が徐々にではあるが伸びてきている事を実感する三杉。
フリーの状態とはいえ、相手が雑魚キーパーとはいえ、得点をあげる事が出来た。
幻想郷に来た当初の三杉では到底不可能だったであろう行動で得点を上げる事が出来たのは。
三杉にとって、拳を震わせて歓喜をするに値するだけの結果であったのだ。

レミリア「ふぅん……咲夜の時計台オーバーよりは、威力が高いようね。
     しかし、上げれば私でもフランでも決めたものを……」
三杉「万が一、反則を受けては困るからね。 ここはフリーだったし、決めさせてもらったよ」
フラン「んー……ドッカーンし足りないなぁ」
レミリア「その思いは決勝に取っておきましょう、フラン。
     さあ、残り時間は5分も無い。 もう一度守って……あわよくばもう1点取ってしまいましょう」
美鈴「はい!」

ルナサ(ゲームを作り、更に得点力も兼ね備えている……か)
メルラン「あはははははは〜! あっちも本当に凄い攻撃力ね!! おもしろ〜い!!」
リリカ「面白いじゃないよ、メルラン姉さん。 ボロボロに負けてんだよ〜?」
ミスティア「ぎゃ、虐殺だよ〜……」
ルナサ「……これがトップチームと私達のレベルの違いという事だろう。
    さあ、せめてもう一度点差を縮められるよう戦おう……。 試合終了の笛が鳴るまで、演奏を終える事は許されないぞ」

その後、キックオフをしてから騒霊楽団は全員が上がり1点を返そうと躍起になる。
しかしながら、ボランチである咲夜。
そして、鍛え抜かれたメイド部隊のディフェンスを少ない時間で突破する事は出来ず……。
結局、試合は6−2で紅魔スカーレットムーンズが快勝し、スカーレットムーンズが決勝に駒を進める事となった。

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0ch BBS 2007-01-24