キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/19(月) 20:03:10 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278331757/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
紅魔館主催で開催される不夜城カップに出場をしたオータムスカイズ。
初戦の地霊アンダーグラウンド戦を4−2で勝利し、2回戦のネオ妬ましパルパルズ戦も1−0で辛勝。
試合後、うどんげとてゐの二人を加え、更に波に乗ったオータムスカイズの次の相手は守矢フルーツズ。
苦戦の末とうとう延長戦でVゴールを決められてしまい、オータムスカイズは準々決勝で敗退してしまう。
オータムスカイズに勝利をした守矢フルーツズは、準決勝の博麗連合戦で3−2で辛勝。
こうして決勝は守矢vs紅魔の構図となり、不夜城カップも刻一刻と終幕に近づいていくのだった。

諏訪子「ゲロゲロゲロ! 決勝点、Vゴールを挙げるのはこの諏訪子様だー!!」
妹紅「温泉いこうぜ温泉!!」
穣子「うーん……ワイルドな男が好きかな」
西尾?「ここじゃ、ここでわしが決めるんじゃ!」←ポスト
天子「天才ストライカー天子ちゃんが華麗なるねじ込み!」
魔理沙「これが私のドラゴンメテオだ!!」←枠外
霊夢「ちょwww枠外wwwwwww」
早苗「奇跡の力で霊夢さんにも魔理沙さんにも勝ちました!」
靈夢「Jrユース大会に私も出るから精々楽しませてね!」
佐野「魅魔先生……ダイス卒業……したいです……」

残念ながら敗退したオータムスカイズ、しかし次章は刻一刻と近づいてきている! 果たして全幻想に選ばれるメンバーは!?
あと、佐野は本当にもうちょっと頑張ってください。
そんな幻想のポイズン39スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

693 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:57:44 ID:???
>全幻想郷について→ ハート10 =
穣子「しっかし、どんな奴と同じチームになるのかしらね」 各勢力の全幻想郷に選ばれるだろう一部の選手達が判明
=============================================================================================
穣子の言葉を皮切りに、果たしてどのような者達が全幻想郷に選ばれるのだろうかと予想を始める一同。
全幻想郷の代表に選ばれるのは――紫の言っていた選手兼コーチを含め、25名。
その前段階……合宿に召集を受けるのは30名なのだが……。
この幻想郷には数多のサッカー選手たちが集結しており、その30名に入るのも厳しいものである。
無論、この場にいる4名に関しては選ばれても当然と言える実力を持っているのだが……。

にとり「あと確実と言えるのは、魔理沙に霊夢、早苗……それに咲夜の4人かねぇ?」
反町「魔理沙さん達に関しては紫さんも匂わせるような発言をしてたけど……咲夜さんもか?
   さっきのにとり達の話の通り、レミリアさん達がどこかに派遣されるんならそれについていくんじゃ?」
にとり「だって、多分チームの中心になるのは霊夢や魔理沙、早苗だろう?
    それならそこに咲夜がいる方が自然だよ。 同じ人間組的に考えても」
穣子「ま、それが妥当でしょうね。 ……あいつが来るとなると、いよいよもってボランチは激戦区だけど」
ヒューイ(あのメイドさんシュートもドリブルも出来るもんなぁ……)

まずにとりがほぼ確実に全幻想郷に召集されるだろうと言ったのは、紅魔館のメイド長――十六夜咲夜。
確かに彼女ならば実力的にも申し分無い程のものを持っており。
更にはチームの中心となるであろう霊夢達とも対等と呼べる存在。
ならば選ばれない方がまず無いだろう、とにとりはコクコク頷きながら持論を語る。

694 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:58:45 ID:???
反町(うーん……確かに咲夜さんが味方になってくれるなら心強い。
   オールスター戦ではあのレミリアさんのシュートを止めてたんだし……守備に関してはほぼパーフェクトだしな)
穣子「他に選ばれるとしたら……やっぱ今大会に出てる連中は殆ど選ばれるでしょうね。
   一応準決勝までは進んだんだし、騒霊楽団の連中とかさ」
にとり「選ばれるトコまでは行くだろうけど、その後の篩いで残れるかはちょっと疑問だねぇ……。
    騒霊楽団でのあの3人のトリオプレイは大したもんだけど、
    全幻想郷になると3人の同時起用なんてほぼ無いだろうし」
穣子「そっか……でも、出来るなら一緒にプレイしてみたいんだけどね」
反町(ルナサさんたちか……確かに、タレントが豊富になるだろう全幻想郷じゃ……。
   ちょっと小粒な印象は否めないし、折角のトリオプレイも活かせないだろうしな)

穣子の言うように、今大会に出たチームの選手達の殆どは招集を受け。
その中には騒霊楽団の騒霊三姉妹も当然含まれるだろうが……。
しかし、その3人が同時に起用されるという機会は全幻想郷では殆ど生まれる事が無いだろうし。
そうなれば当然、3姉妹それぞれの最大の長所というものが潰れてしまう。
召集を受けても合宿でそれぞれが大幅なレベルアップをしなければ、まず25人に残る事は出来ないだろうとにとりが言うと。
穣子は残念そうな表情を浮かべ……ヒューイもどことなく、落ち込みを見せる。

ヒューイ(3人一緒は無理かー……。 サンタナ、やっぱり選ばれないのかな……?)
反町「他には誰が選ばれるだろ? パルスィ辺りはかなり濃厚だと思うけど……」
にとり「怪我が心配だけどね。 まあ、あのドリブルは全幻想郷の中でも多分トップレベルだろうし堅いんじゃない?
    妖夢辺りも選ばれそうだ。 俊足でサイドを駆け上がれるFWは反町や魔理沙と競合しないしね」
反町「でもそのポジションは文さんも被るだろ?」
にとり「そうだけど……文様は実力も妖夢以上に高いから、まず派遣選手の一員になると思うけどね。
    っていうかそうあって欲しい……」
反町(切実だなぁ……しかし、パルスィはやっぱり選出される可能性が高いか。
   楽しみになってきたけど……妖夢が本当に選ばれるとすれば、橙はどうなるんだ?)

695 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:59:50 ID:???
オータムスカイズのサイドアタッカーとして、長きに渡って活躍を続けている橙。
その俊足を活かしたサイドアタックはもはやオータムスカイズの黄金パターンとなっているのだが……。
しかし、彼女の場合は致命的な点として守備力の大きな欠如というものが上げられる。
このオータムスカイズでは唯一と呼べる俊足な為にサイドアタックを一任されてはいるが……。

反町(もしも妖夢が来たら、ポジション取られるぞ……?)

橙に比べて決定力には欠けるものの、守備力はそこそこある妖夢。
彼女がもしも全幻想郷に選出をされるのならば橙のポジション争いは絶望的だと考えつつ……。
その後も一同はああでもないこうでもない、と好き勝手に予想を続け。
こうやって反町一樹ら、オータムスカイズの初めての一泊旅行の夜は更けてゆくのだった。

696 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:00:54 ID:???
〜魔法の森 霧雨魔法店〜

ガサガサガサ

魔理沙「く、くそっ! 無い……! どこだ、どこだ……!?」

魔法の森の奥深くに建つ、霧雨魔法店。
その家主である普通の魔法使い――霧雨魔理沙は、この夜。
がらくた(当人曰く、価値のあるマジックアイテムや本)の山を掻き分け一冊のノートを探そうとしていた。
昨日の試合の終了後――かつて一度は対峙し、また、共に戦った事もある戦友。
そして、今度は再び敵として立ち塞がると宣言をした――博麗靈夢が去り際に放った一言。

『ノートの52P』

魔理沙(魅魔様がくれたノート……! くそっ、どこにやっちまったんだ!?)

通常の3倍の重さのあるブラックボールと同時に靈夢から渡されたその言葉が何を意味するか――。
何のノートの52Pと言いたいのか、それは魔理沙にもすぐに理解が出来た。
かつて師事を仰ぎ、魔法とサッカーのイロハを全て教えてもらった師匠。
恩師魅魔が魔法使いとサッカーに対する姿勢や技術、考え方などを全て記し魔理沙に託した「魅魔ノート」。
魅魔が今の魔理沙に言いたい事は、そこに書かれているのだと考えながら家中を引っ掻き回して探し出すのだが……。
山ほどにガラクタが積まれた家の中から一冊のノートを探す事は難しく。
苛々した魔理沙は舌打ちをしながら手近にあった椅子を強かに蹴り、畜生と喚く。

魔理沙(貰った時は何度も何度も読み返した……! 魔法の使い方も何もかも、頭に叩き込んだ!
    暗記するくらい読んだってのに……52Pに何がかかれてたか全然思い出せねぇ!)

697 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:01:55 ID:???
先ほどから家中を掻き回していた為に埃が舞い、若干汚れてしまった金の髪を掻き毟りながら。
魔理沙はもう一度舌打ちをすると、倒れていたタンスの上に座り込んでベッドの上に置いたブラックボールに目を向ける。
ノートの52P――そこに何が書かれているかは思い出せないし。
そして、魅魔がそれを通して何を言いたいかは到底わからない。
だが、このブラックボールを渡した魅魔の意図――それだけは、魔理沙にも理解が出来る。

魔理沙(あれだけ重いボール……蹴れば当然、筋力はつくし今以上のシュートを打てるようになる。
    ……今の私の伝家の宝刀のマスタースパークも、元は幽香の奴をパクったもんだ。
    このシュートが……マスタースパークこそが、最強のシュートだと思ってたもんだが……)

事実、魔理沙のマスタースパークの威力は幻想郷トップクラス。
それをオーバーヘッドの体勢で打つドラゴンメテオも、紫相手にも十分通用をするレベルの代物である。
しかし……悲しい事に、それでも幻想郷の頂点に立てるようなシュートではなかった。

698 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:02:57 ID:???
魔理沙(霊夢の奴は空中戦が馬鹿みたいに強いし、ドラゴンメテオじゃ霊夢の上には立てねぇ。
    何より、オーバーヘッドで打つだけじゃレミリアのバイシクルレッドサンも同じだ。
    おまけにあの馬鹿みたいなシュートぽんぽん打ちやがるシュート馬鹿には完全に負けちまってる……。
    っていうかなんだあいつは、早苗みたいに外来人ってのは全員常識を捨てるのが通例なのか?)

空中戦では圧倒的な技量を持つ霊夢に、吸血鬼としての身体能力を活かしたパワーとテクニックの併せ技に定評のあるレミリア。
そして、もはや魔理沙にとって理解不能な程の境地に立っている外来人――反町一樹。
今のままでは――ただ空中からマスタースパークを打つだけのドラゴンメテオ一本では、到底彼女ら、彼らには敵わないと。
ここに至って――魅魔の無言の言葉を受け取って、ようやく魔理沙は悟った。

魔理沙(つっても、あのシュート馬鹿みたいにシュート一本に絞って鍛えるなんて馬鹿みたいな真似は出来ん。
    ドリブルもパスもタックルもせりあいも、何もかも出来ないと結局ボール来るのを待つだけだ。
    なら……やっぱりここは必殺技を編み出すしかねぇ。 誰にも負けない……霊夢にも負けない必殺技を……!)

そう考えると同時、魔理沙は跳ね飛びながら床に着地をすると、ベッドの上に転がっていたブラックボールを持ち外へと出る。
彼女の中には霊夢、レミリア、そして反町達には絶対に負けてなるものかという強い思いが渦巻いていたのだが……。
しかし、彼女はまだ知らない。
オータムスカイズにはもうひとり――今日の練習でとんでもない成長を遂げてしまった、自称エースがいるという事に。

699 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:03:57 ID:???
〜紅魔館 地下図書館〜

レミリア「……という訳なのだけど、何かいい案は無いかしら?」
パチュリー「感謝の意……? これはまた、レミィのものとはとても思えない言葉が飛び出したものね」

魔理沙が眠っていた闘争心をようやく目覚めさせかけていた頃。
この紅魔館……地下にある図書館の中では、当主であるレミリア=スカーレット。
そして、その友人であるパチュリー=ノーレッジの二人が深夜の密談を交わしていた。
その会話の内容とは――パチュリーの言うように意外性に富んだもの。
即ち、レミリアがここまで……この決勝までついてきてくれた紅魔スカーレットムーンズの面々に対し。
何か感謝の意を示すような方法は無いだろうかとパチュリーに相談をしていたのである。

レミリア「特に咲夜は今大会、張り切ってるようだしね……。
     実際、試合でも私が出るような幕を殆ど作らせないし」
パチュリー「ベンチから見てる身としては、規定のポジションを離れて動く咲夜には関心しないけど……。
      ま、確かによく働いてるわ。 得点にはあまり絡んでないけど、いい動きをしている」
レミリア「それで咲夜に何かこう……ね? わかるでしょう?」

恥ずかしげにパタパタと背中の羽を揺らしながら、もじもじとするレミリア。
その姿にカリスマの欠片は無く……パチュリーはそれを見て苦笑をしながら。
一つ小さなため息を吐くと、さてどうしたものかと思案をする。

パチュリー(前回の大会ではレッドカードを食らって一発退場……。
      その反動か、今大会では前大会の失態を拭う、そしてレミィを立てる為にプレイを続けている。
      従者だからそれが当然とはいえ、その恩に報いたいというレミィの気持ちもわかるし。
      主人としてそれに応えるのはある種当然と言えるのだけど……うぅん?)

700 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:05:01 ID:???
先着1名様で、
れみりゃの恩返し→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→咲夜「私はお嬢様のドロワーズがもらえればそれで十分です!!」 この従者変態だー!?
ダイヤ・ハート→パチュリー「明日の試合に勝つ……それで十分でしょう」 試合で忠義に報いるぞ!
スペード・クラブ→パチュリー「鉢巻でも作ってあげたら?」 おい、やめろ馬鹿

701 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:06:39 ID:???
れみりゃの恩返し→ スペードA =

妖夢?あんな勝負弱すぎるのがよく選ばれるなw

702 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:08:12 ID:???
ナイス引き

703 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:09:52 ID:???
>>701
射命丸→性格悪
橙→ダイス

これに比べればマシなんじゃね?w

704 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:11:10 ID:???
妖夢も肝心なところは殆どダイスだったようなw
というか、PK外しと妖精1のかませ犬の印象しかないわw

705 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:29:25 ID:???
ダイスとダイスならより汎用性の高いダイスが優遇されるよね

706 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:32:01 ID:???
PKとはいえ猫はちゃんとゴールしてる分、まだ妖夢よりかはマシだと思うんだw

707 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:41:44 ID:???
妖夢さんはダイスというよりも、
妖夢さんの相手が異様に張り切ってしまってどうしようも無くなったケースも目立った気がw
つまり妖夢さんは相手を立てることができるいい女w

それはそれで問題なんだろうが気にしてはいけないww

708 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:47:09 ID:???
非常にどうでもいい話だけど
妖夢と体育座りでぐぐると例のスレがトップに来るなあw

709 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:51:41 ID:???
正直、パルスィがいるなら両方いらないんじゃね?w<ダイスーズ

710 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:05:59 ID:???
ダイスーズ……ビックボンバーズみたいなもんかw

711 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:06:53 ID:???
>れみりゃの恩返し→ スペードA =パチュリー「鉢巻でも作ってあげたら?」 おい、やめろ馬鹿
=========================================================================================
レミリア「はちまき?」
パチュリー「そう、鉢巻。 思いを丹精込めて作ってあげなさいよ」

パチュリーがレミリアに提案をしたのは、鉢巻を作り。
それを明日の試合前に手渡して、感謝の意を伝えてみてはどうかというもの。
それで本当に思いが伝わるのかとレミリアは小首を傾げて疑問視するが……。
パチュリーはそれに対し、白い刺繍で日頃の思いを鉢巻に縫ってやれば大丈夫だと答える。

レミリア「何で白い刺繍?」
パチュリー「他の色だと他の皆に気づかれちゃうかもしれないでしょ、レミィの気持ちが」
レミリア「う……」
パチュリー「私は他の者達の分を作っておくから、レミィは咲夜の分だけを作っておきなさい」
レミリア「え、ええ……頼んだわ、パチェ」

パチュリーにからかわれた瞬間、レミリアは頬を赤くし……。
それから羽を忙しなく動かしながら、そそくさと図書館を退室。
それを見送ったパチュリーはくすりと小さく笑ってから小悪魔を呼び……明日までに人数分の鉢巻を作るよう指示。
再び自分の読書に戻ろうとした所で……ため息を吐いてから考える。

712 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:07:58 ID:???
パチュリー(レミィの性格からして普通に感謝の手紙だとかそんな行為は論外。 恥ずかしがって出来ない。
      だけど、こういうさりげない風を装ったものならば可能な筈。
      やれやれ、不精な友人を持つと大変だわ……)

こうしてレミリアは夜なべをして咲夜の為に丹精込めて鉢巻を作る事になり……。
小悪魔は人数分もの鉢巻を突然作る事となり、完徹になっちゃうかもと半泣きになりながら手を動かす。

レミリア(咲夜……喜んでくれるかしら? それにしても、何て刺繍したものかしらね?
     あまり長い文字だと無理だし、ひらがなや漢字は曲線があるから縫いにくい。
     となるとアルファベットが妥当かしら……? だとしてもなんて縫えば……。
     ……そうだわ。 愛を込めるという意味で……)

咲夜「ZZZ……」

咲夜への思いを込め、針で一文字一文字鉢巻に刺繍を施してゆくレミリア。
それを知らない咲夜は、一人、自室で眠りについているのであった。

パチュリー(……なんだか嫌な予感がするのは気のせいかしら?)
小悪魔「うえーん。 人数分なんて、今日中に終わりませんよー!!」

                               七十六日目 水曜日 終了

※普通の時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 780/880→880/880

713 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:09:11 ID:???
七十七日目 木曜日 朝

穣子「ほら、ちゃっちゃと起きなさい! もう朝よ!!」
反町「ぐむー……あと5時間……」
ヒューイ「10時間……」
にとり「うわぁ……布団の中……すごくあったかいかぱぁ……」
穣子「うっさい! さっさと起きろォ!!」
反町・ヒューイ・にとり「「「ぬわー!!」」」

翌日、深く眠りについていた反町とヒューイ、にとりの3人は纏めて穣子に布団を引っぺがされ。
寝ぼけ眼を擦りながら、渋々といった様子で起床。
ヒューイに至っては未だにコクリコクリと首を揺らしていたが……。
それも暖かいお茶を飲んでようやく落ち着くと、一同は朝食を取る為に一路食堂へと向かう事となる。

ヒューイ「んー……」
穣子「ほら、しゃんとしなさい。 ああもう、浴衣もこんなに乱れて……」
にとり「お母さんだねぇ、穣子」
穣子「うっさい! あんたらがしゃんとしないからでしょうに!」
反町「朝から元気だな……」

大あくびをしながら、穣子がヒューイの浴衣を直しているのを見つめ……。
そうこうしている内に他の部屋の者達も起きだしてきたらしく、オータムスカイズ一同はここで合流。
全員揃って食堂へと向かうと、そこには既に朝食の準備が出来ており。
それを見た瞬間にヒューイは目をパッチリ開けるとすぐさま自分の席へと着席。
なお、この時共に席につこうとしたレティは普段にはありえない程の俊敏さを見せていた。

ヒューイ「ごはん!!」
レティ「……おかわりは自由なのかしら!?」
にとり「ご飯と味噌汁と卵はおかわり自由らしいよ」
レティ「……素敵だわ」
ヒューイ「そうそう、こういうのでいいんだよこういうので!」
反町(どういうのだよ……)

714 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:10:12 ID:???
とにもかくにも、ヒューイとレティが急かす為に反町達も急いで着席。
全員揃って朝食を取り始め……不意に反町はこの朝食に料金は発生しないのかと問いかけるが……。
それに対してにとりは笑みを浮かべながら首を振り、大丈夫だと返答をする。

にとり「この食事も料金に含まれてるからね。 大丈夫、大丈夫」
リグル「……でもあの二人、料金分以上に食べてる気がするよ?」
反町(しかしあの二人の胃袋はどうなってんだ……いや、レティさんは体格がいいからまだわかるけど……。
   ヒューイはあの小さな体のどこに……?)

料金に対する不安は無くなったものの、何だか居た堪れない気持ちになってきた反町達。
しかしながら、食べないという訳にもいかないので反町達は朝食を美味しくいただき……。
一息ついたところで、今日の予定を再確認する。

幽香「今日の予定は……午後は試合の観戦だったかしら?」
メディスン「うん。 決勝戦は見たいし……それに、全幻想郷に呼ばれるかどうかも確認しなきゃいけないし」
にとり「午前いっぱいここで過ごしても、試合には十分間に合うし。
    一旦家に帰ってもう一度スタジアムに行くってのも二度手間だから、昼まではここで過ごそうか」
反町「そうだな……それじゃ、正午前にロビーに集まる事にしよう」

反町がそう言うと、一同はそれぞれ食堂を離れて思い思いの場所に移動していき……。
反町はそれを見やりながら、さて、俺はこれからどうしようかなと考える。

反町(にとりの話じゃ近くにサッカーのコートがあるんだっけ?
   しようと思えば練習も出来るんだろうけど……さて、どうしようかな?
   もう一度温泉にでも入ってみるか、施設の中をぶらぶらするか……うーん)

715 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:14:21 ID:???
A.温泉にもう一度入りに行こうかな
B.マッサージ機で全身の凝りをとってもらおう
C.遊戯室に行ってみようかな
D.ここだ、ここで覗くんだ! もう一度女湯覗きにチャレンジするぞ!
E.ええい、練習だ!(後で誰かを誘うか選べます)
F.昼寝をして体力回復(ガッツ回復中)
G.新聞を読む
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※午前の行動回数はあと3回あります。

>>701 >>703-707 >>709-710
妖夢さんの活躍出来なさは中の人としても正直計算外……。
1/3の確率を2回も的中させちゃうのはもはやそういう星の下に生まれたとしか言えませんね。
ただ、実際の能力的にはかなり高いので全幻想郷では鍵になる……筈です。

>>702
ある意味ナイス引きですねw 咲夜さんの運命やいかに……

>>708
実際にはまだ体育座りはした事ないんですけどねw 惜しかった!

716 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:16:15 ID:ZRwDRd2w
E 代表でしっかり挽回したいし、体力と時間がある時はなるべく練習に回したいよ

717 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 22:16:27 ID:???
本日はひとまずここまで。明日、明後日は更新できないと思うので。
続きは明々後日からになると思います。
それでは、お疲れ様でしたー。

718 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:18:34 ID:???
>711
モストデンジャラスコンビやもしれぬ

719 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:18:42 ID:6nnGZeEY


720 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:25:53 ID:9pOdGODQ
B

乙でした!
くつろぐ時はくつろいだ方がいいと思うんだ
というか、これただのマッサージ機じゃない気がしてならないw

721 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:26:31 ID:NCRTwjqY


722 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:29:20 ID:z+JtgnmQ
C

723 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:29:31 ID:aV2Mh8CA
B

724 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:30:03 ID:V9a0HE86
C

乙でしたー

725 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:30:48 ID:???
温泉と言えば卓球乙でした!

726 :森崎名無しさん:2010/08/03(火) 22:33:36 ID:???
そして乱れる浴衣乙でした!

727 :森崎名無しさん:2010/08/04(水) 00:32:55 ID:???
反町、朝勃ちは何とか隠せたようでよかった。

728 :森崎名無しさん:2010/08/04(水) 00:40:09 ID:???
なぜ寝乱れた襟から覗く白い肌を凝視しなかったのか乙でした!

729 :森崎名無しさん:2010/08/04(水) 21:49:11 ID:???
>>718
乱入してきた実力者に瞬殺されるわけですねわかります


730 :森崎名無しさん:2010/08/04(水) 22:18:30 ID:???
>>729
招集されなさそうで魔界にも行かない実力者ってもう霖之助くらいしか残ってないぞ……

731 :森崎名無しさん:2010/08/04(水) 22:26:13 ID:???
魔界チームとの試合の日にヘル・ミッショネルズ(幽花とアリス)に瞬殺されて、
二人が魔界側であることが宣言されんじゃね?

732 :森崎名無しさん:2010/08/05(木) 19:39:43 ID:???
乱入瞬殺ははぐれ悪魔コンビでございます

733 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 01:10:17 ID:???
>>729
片割れは次のシリーズで活躍するわけだが
どっちも活躍する姿が想像できない件について

734 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 18:40:42 ID:???
>>724-726 >>728 乙感謝です。まあ反町にロリ属性は無いようなので……仕方ないのです。
>>727 浴衣なので多分目立たなかったのです。サイズも6ですしね。
>>729-733 モンゴルウーマン「つまり、私の出番ですね!」

>C.遊戯室に行ってみようかな
=================================================================
反町(折角遊びに来てるんだし、こんな所でも練習をする必要は無いか……)

そう判断をした反町は、練習に行くという選択肢をいの一番に切り捨て。
まずは遊戯室に行って、誰かと交流でもしようかと考える。
遊戯室に入ると、カコン、カコンというピンポン球を卓球台に叩きつける音が耳に飛び込み。
反町がそちらに目を向けると、サンタナとヒューイの両者がラケットを持って卓球をしており。
妖精1が審判役を買って出ている様子。
そこから離れた場所ではここでもにとりが将棋盤をにらめつけて唸っており……。
その対面にはうどんげが座って相手をしている様子であった。
そして、更にそこから離れた場所ではリリーWとリリーBの二人がオセロをしており。
白と黒が入れ替わるたびに二人は一喜一憂をしている。

反町(遊戯室にいるのはこの7人か……しかし、うどんげとてゐが一緒にいないのは珍しいような?
   一体てゐはどこに行ったんだろ?
   さて、それはともかく……俺はどうしようかな?)

A.卓球台の方へ行ってみる
B.将棋をしている二人に近づいてみる
C.オセロをしている二人に近づいてみる
D.お目当ての人物はいない……遊戯室を出よう
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

735 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 18:44:15 ID:u9dKmuKg


736 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 18:55:40 ID:GnFNhsq+


737 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 18:56:54 ID:NYOmaJ3o
A

738 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 19:23:54 ID:???
>A.卓球台の方へ行ってみる
=============================================================
反町(そうだな……3人揃って遊んでるみたいだし、様子を見てやろうかな)

そう考えた反町は真剣に卓球に興じているヒューイとサンタナ。
そして、その二人の間――卓球台の横にスコアボードを持って佇んでいる妖精1へと近づき。
ヒューイとサンタナの試合展開についてしばらく観察をする。
どうやら二人の力量は低いレベルで均衡が取れており、スコアもイーブンなのだが……。
そのプレイスタイルについては、それぞれのサッカーに対する姿勢そのままが反映されているようだった。

ヒューイ「えーい!」

ギュルルルルッ!!

ヒューイは回転をかけたサーブで予想外の方向へと球を飛ばし。
中に入らない時も多々あるが、決まった時は確実に点を取り。

サンタナ「おりゃああっ!!」

パカーンッ!!

サンタナは力任せのスマッシュをぶちかまし、時折宇宙開発をするものの……。
見事に台を射抜いた時はヒューイに打ち返す暇など与えず、1点をもぎ取る。
こうしてしばらく続いたゲームは、最終的にはサンタナが大きくボールをふかした事でヒューイの勝利で終わり。
白熱した対決を終えた二人は肩で息をしながら、ヒューイはガッツポーズを取り。
サンタナは地団太を踏みながら悔しそうに舌打ちをする。

739 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 19:25:03 ID:???
サンタナ「くっそー! もうちょっとで勝てたのに!」
ヒューイ「やったー、勝ったー!」
妖精1(はー……やっと終わった。 何回デュースになりゃ気がすむのよこいつら……)

ゲームを終えた二人はラケットを卓球台に置いた後。
審判をしてくれていた妖精1にありがとうと言った後、その隣にいた反町にようやく気づいた様子を見せ挨拶。
反町はそれに応えながら、さてこれからどうしようかと考える。

反町(うーん、なかなか白熱した試合だったような気がするが……。
   さて、どうしようかな? 俺も誰かと卓球をするか、それとも話をするか……)

A.妖精1と卓球する
B.サンタナと卓球する
C.ヒューイと卓球する
D.妖精1と会話する
E.サンタナと会話する
F.ヒューイと会話する
G.折角4人いるんだからダブルスで卓球をやってみる
H.さっきのヒューイとサンタナの戦いをサッカーに応用できないか考えてみる
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※Gの場合、誰と組むかも併記して下さい。

740 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 19:26:02 ID:u9dKmuKg
Gヒューイ

741 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:02:51 ID:WUYhu2Vs
C

742 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:18:21 ID:C0AKupM2
G ヒューイ

743 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:26:07 ID:C8zzepF6
G ヒューイ

744 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 20:47:43 ID:???
>Gヒューイ
=======================================================
反町「折角4人いるんだからダブルスでゲームしてみないか?」
ヒューイ「ダブルス?」
反町「2対2での勝負だよ。 妖精1も、審判役ばっかじゃつまらないだろ?」
妖精1「ん……ま、わかったわ。 それじゃあ組み合わせは……」

今のままでは誰か一人は審判役としてゲームに参加出来ない以上。
反町が入り、2対2でゲームが出来るというのは大きな魅力。
反町の2対2でゲームをしようという提案に、妖精トリオは揃って承諾し。
その後の話し合いの結果、反町はヒューイと。サンタナは妖精1と組む事となる。

ヒューイ「頑張るぞー!」
サンタナ「今度こそ勝ってやるわ! この私のスーパースマッシュで!!」
妖精1(……ま、遊びでも負けるのは嫌だし。 勝つように頑張るのは当然よね……)
反町(ここで活躍してちょっといい所見せてやるか……よし、いくぞ!)

745 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 20:48:47 ID:???
先着4名様で、
反町のパワードライブ→ ! card=
ヒューイのカーブドライブ→ ! card=
サンタナのスマッシュ→ ! card=
妖精1のカット→ ! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
反町+ヒューイの数値−サンタナ+妖精1の数値 が……

≧1→反町とヒューイの勝利! ヒューイは喜んでいる!
=0→なかなか勝負がつかずに時間だけが過ぎてゆく
≦−1→サンタナと妖精1の勝利! ヒューイの目が冷たい……

※反町のマークがダイヤで「オータムドライブ(卓球Ver)」が発動し+9の補正。
※反町のマークがハートで「ポイゾナスドライブ(卓球Ver)」が発動し+7の補正。
※ヒューイのマークがダイヤで「ぎゅるぎゅるカーブ」が発動し+6の補正。
※サンタナのマークがダイヤで「ローリングスマッシュ」が発動し+6の補正。
※妖精1のマークがダイヤ・ハートで「ファストカット」が発動し+4の補正。

746 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:50:58 ID:???
反町のパワードライブ→  クラブA =

747 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:51:52 ID:???
ヒューイのカーブドライブ→  クラブ3 =
そりまちよええw

748 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:52:53 ID:???
サンタナのスマッシュ→  ダイヤ9 =

749 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:53:57 ID:???
妖精1のカット→  クラブ10 =

750 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:55:27 ID:???
4対25…これはひどい

751 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:55:31 ID:???
陵辱生産機(笑)

752 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:56:47 ID:???
やることなすこと裏目に出すぎでしょこれは


753 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:02:54 ID:???
まあ、そういう時期もあるさ……今は我慢だ

754 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:09:52 ID:???
519 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:17:02 ID:???
反町のコーチング→ クラブA =
172 :森崎名無しさん:2010/07/21(水) 17:55:26 ID:???
反町のコーチング→ クラブA =
746 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:50:58 ID:???
反町のパワードライブ→  クラブA =

引く枚数が多いせいかマモノは3連続反町か…

…って172も746も自分じゃないか
よしこうなりゃ次は敵で引くぞ

755 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:38:09 ID:???
>反町のパワードライブ→  クラブA +ヒューイのカーブドライブ→  クラブ3 =4
>サンタナのスマッシュ→  ダイヤ9+(ローリングスマッシュ+6) +妖精1のカット→  クラブ10 =25
>≦−1→サンタナと妖精1の勝利! ヒューイの目が冷たい……
=====================================================================================
反町(ふふふ、サンタナも妖精1も卓球は素人の筈だ。 まあ軽く相手をしてやろう)

適度に相手をいい気にさせながら、手を抜いて勝負をしてやろうと考える反町。
確かに反町の考えどおり、サンタナも妖精1も卓球に関してはズブの素人。
反町が本当に卓球も得意な者であったならばそれでも勝てたかもしれないのだが……。

ペコッ ポコンッ……

反町「あああーっ!?」
妖精1「うわ……」
ヒューイ「に、人間……」
サンタナ「めちゃめちゃ下手ーッ!?」

素人であるサンタナやヒューイ、妖精1以上に、反町は卓球が下手だった。
いや、それはもう下手というレベルを完全に逸していたと言える。
何せラケットがピンポン玉を叩けば必ずボールはホームランと言わんばかりにすっ飛んでいき。
それだけで敵に点を献上してしまうし。
更にはヒューイと息が合っていないのか、時折ヒューイと接触をして邪魔してしまう始末。
実質足手まといである反町を抱えて一人でプレイをするヒューイも……。
妖精1の的確なカットとサンタナの豪快なスマッシュの前に為す術は無く。

サンタナ「おりゃああああああっ!!!」
ヒューイ「うー……!」

カーンッ!!

サンタナの情け容赦無いスマッシュを受け、敗北をしてしまうのだった。

756 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:39:09 ID:???
サンタナ「ひゃっほー! 勝った勝ったー!!」
妖精1(なんかあっさりと勝ちすぎたけど……うーん……)
ヒューイ「ううう……」

勝利をしたサンタナは両手を上げて喜びを露にし、妖精1は困ったような笑みを見せつつ……。
頬をかきながら、ちらちらとヒューイと反町の方へと視線を向ける。
そのヒューイはといえば、恨みがましいような視線を反町に向けており……。
反町はそれを受けて思わず息を詰まらせそうにしながら、咄嗟に顔を背けてしまう。

反町(大口叩いた結果がこれだよ!!! ……いや、真面目に俺、こんなに卓球下手だったんだなぁ。
   まさかここまでコテンパンにやられるとは思わなかった……)

サッカーならば誰にも負けないシュート力を持つ反町も、競技が違えばまるで駄目。
改めてそんな事を実感しつつ……反町は小さくため息を吐き。
その横でヒューイは頬を膨らませたまま、もう一度サンタナに勝負を申し込みサンタナもそれに応える。

ヒューイ(サンタナの方が好きだからわざと負けたんじゃないの、この人間?
     もう! そんなんならサンタナを弟子にすればいいよ!)
妖精1(……はぁ。 どうすんのよ、人間。 河童を嫌ってた事のある私が言う事じゃないけど……。
    徐々に、だけど確実に師匠の面目がなくなってきてるわよ?)
反町(まずったかなぁ……はぁ、折角俺の頼りがいをアピールするチャンスだったのに……。
   まぁ、今更言っても仕方ない……それはともかくとして、これからどうしようかな?
   サンタナとヒューイはもうゲームを開始しちゃってるし、妖精1も審判を始めたけど……)

757 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:40:09 ID:???
A.妖精1と審判を代わってあげる
B.将棋をしている二人に近づいてみる
C.オセロをしている二人に近づいてみる
D.遊戯室を出て温泉にもう一度入りに行こうかな
E.遊戯室を出てマッサージ機で全身の凝りをとってもらおう
F.ここだ、ここで覗くんだ! もう一度女湯覗きにチャレンジするぞ!
G.昼寝をして体力回復(ガッツ回復小)
H.新聞を読む
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※午前の行動回数はあと2回あります。
※ヒューイの評価値が下がりました。

758 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:41:33 ID:u9dKmuKg


759 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:44:03 ID:L1LdxT7s


760 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:57:10 ID:GnFNhsq+


761 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 22:08:38 ID:???
本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

762 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 22:11:34 ID:???
卓球乙でした

763 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 23:09:02 ID:???
乙でした!

ヒューイ弟子の好感度上げたいなら
サッカーと日常会話以外では触れない方がいい気がしてきたw

764 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 17:54:56 ID:???
>A.妖精1と審判を代わってあげる
==========================================================
反町「ああ……妖精1、審判代わるぞ」
妖精1「え? いいの?」
反町「ああ、何度も何度も審判をやるだけってのはつまらないだろうしな」

反町の言葉に妖精1は最初は戸惑い見せたのだが……やがて素直に頷くとスコアボードを反町に手渡し。
そのままその場を離れ、にとり達の元へ向かうとにとりの隣に座り込んで将棋盤を見つめる。
どうやらにとりとうどんげの対局はにとりが大幅に優勢らしく。
にとりはどことなく自慢げにしながら妖精1に将棋の楽しさやらなにやらを熱心に教えているのだった。

反町(ああいう風にプライベートでも色々面倒を見てやれる事が出来たらいいんだけど……。
   ……思えば、ヒューイと日頃から行動を一緒にしたり遊んだりなんてした事無かったしなぁ。
   これで本当に師匠と名乗って良いのかどうなのか……)

自身の今までの行動を省みてもっとヒューイと接するべきだったかもしれないと思いつつ……。
それでも、反町は首を振ってサンタナとヒューイのゲームに集中。
実際にやるのは下手でもルールは把握している反町は、しっかりと審判の責を果たすのだが……。

先着3名様で、
反町の観察眼→! card=
ヒューイのカーブ回転→! card=
サンタナの豪快なプレイ→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。

JOKER→サッカーに応用出来そうで、しかもすぐに実践出来そうなヒントを得る!
10以上→サッカーに応用出来そうなヒントを得る
9以下→特に何もありませんでした。

765 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:56:05 ID:???
反町の観察眼→ クラブ10 =

766 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:57:18 ID:???
ヒューイのカーブ回転→ スペード3 =

767 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:58:09 ID:???
サンタナの豪快なプレイ→ ハート2 =

768 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:03:35 ID:???
>反町の観察眼→ クラブ10 =サッカーに応用出来そうなヒントを得る
>ヒューイのカーブ回転→ スペード3 =特に何もありませんでした。
>サンタナの豪快なプレイ→ ハート2 =特に何もありませんでした。
========================================================================
卓球を始めてから既にある程度時間が経ち、ヒューイとサンタナの二人は若干ではあるが疲弊していた。
そのせいもあってか両者共に精彩を欠くプレイとなってしまい……。
試合展開は非常に退屈なものとなってしまう。
審判役を買って出ていた反町も欠伸を噛み殺しながら、その試合を見ていたのだが……。

カコッ! カコッ!!

反町(それにしても卓球ってのはボールを一度台に叩きつけなきゃいけないから大変だなぁ……。
   どうしてもネットが見えるとそこ目掛けて打ちたくなるのが性なんだけど……)

ヒューイとサンタナのラリーを見ながら、不意にそう思う反町。
しばらくすると、手元が狂ってしまったかサンタナは自分の陣地に球を落としてしまい。
そのボールがネットに突き刺さり、自滅によってヒューイが1点をもぎ取る。
それを見ながら反町は手元のスコアボードを動かしていたのだが……。

反町(ん? 叩きつける……叩きつけて、ゴールネットに突き刺す……?)

サンタナのミスを見て、不意に目を見開く反町。
反町の今持っている浮き球のシュートは、片手で地面に手をつき体を支え。
その体勢からオーバーヘッドにいき、ゴールネットの上部へとボールを蹴り込むシュート――ポイゾナスオーバー。
そのシュートの最大の利点は、やはり敵GKに取りにくい位置にボールが行くというもの。
だからこそ、本来のオーバーヘッド以上の威力を発揮できるものなのだが……。
逆に地面にボールを叩きつける事で敵の目を欺く戦法もあるのではないかと反町は考え始める。

769 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:04:37 ID:???
反町(……いや、駄目だ。 ただ地面に向けて蹴るだけじゃ地面に接触して勢いを殺された分。
   直接ゴール上へと向かうポイゾナスオーバーには威力は及ばない。
   ボレーシュートのフォームで打てる分、ポイゾイナスオーバーに比べれば楽かもしれないけど……。
   総合的な威力で言えば、ポイゾナスドライブと同等くらいにしかならないだろうな。
   だけど……)
サンタナ「そいりゃああああっ!!」
ヒューイ「えーいっ!」

カコッ! カコッ!!

唸る反町の横でも試合は続き、結局、このゲームはヒューイの辛勝で終わる。
ゲームが終わるとサンタナとヒューイは汗をかいたからと言って温泉に向かい。
入れ替わるようにして遊戯室に入ってきたのは、湯上りでほくほく顔の静葉と穣子の二人。
二人はスコアボードを持ったままの反町に気がつくと訝しがりながらも声をかけ……。
反町はそこでようやく正気に戻ると、実はサッカーの事で色々考えていたと応える。

反町「……と、かくかくしかじかな訳で、なんだかサッカーに使えそうな技をだな」
穣子「またサッカー? ……はぁ、あんたってば、サッカー以外の趣味とかって無いの?」
反町「う……」
穣子「……ま、いいんだけどね。 そんだけサッカーに打ち込めるってのは、ある意味じゃ羨ましいわ。
   こっちは神様としての仕事とか、色々あるしね」
静葉「それにしても一樹君は真面目ねぇ。 こんな時までサッカーなんて……」
反町(うーん……どうしても何をやっててもサッカーの事を考えちゃうんだよなぁ……。
   ……これも一種の職業病か? ……さて、それはともかくどうしよう?
   もうそろそろ正午になるし、最後の自由行動の時間だけど……)

770 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:05:47 ID:???
A.秋姉妹と共に卓球をしてみる
B.将棋をしている二人に近づいてみる
C.オセロをしている二人に近づいてみる
D.遊戯室を出て温泉にもう一度入りに行こうかな
E.遊戯室を出てマッサージ機で全身の凝りをとってもらおう
F.ここだ、ここで覗くんだ! もう一度女湯覗きにチャレンジするぞ!
G.昼寝をして体力回復(ガッツ回復小)
H.新聞を読む
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※午前の行動回数はあと1回あります。
※反町に「毒の衝撃?」のフラグが立ちました。今後の練習や自由時間での動きで回収出来ます。

771 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:17:31 ID:7BDYWgFQ
A 卓球地獄

772 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:22:30 ID:gLFcdbM+
A

773 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:24:56 ID:gVxMHzJ6
A

774 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:55:13 ID:???
>A.秋姉妹と共に卓球をしてみる
===================================================================
反町「あっ、卓球やるなら俺も混ぜてくれよ」
穣子「んん? さっきまであんたもやってたんじゃないの? ま、別にいいけどさ」
静葉「でも……困ったわね。 3人じゃ1人余ってしまうけど……」
うどんげ「ううー……そ、それじゃあ私も入れて……」
反町「うどんげ?」

ここはもう一度卓球をやろうと考えた反町が混ぜてくれと言うと穣子と静葉は快く承諾。
しかし、3人になってしまうと1人余ってしまうと静葉が難しい顔で唸るのだが……。
不意にそこに飛び込んできたのは、先ほどまでにとりと共に将棋を指していたうどんげである。

静葉「あら、でもいいの? にとりの相手は」
うどんげ「もうボッコボコにやられちゃったし、相手するの嫌なのよ……。
     それに、あの妖精に将棋の指し方とか教えてあげてるみたいだし放っといていいんじゃない?」
穣子「ふーん。 まあ、これで4人だからダブルスが組めるわね」
反町(にとりにボッコボコにされたのか……確かに、あいつ凄い強いからなぁ……。
   さて、それはともかく俺は誰と組もう?
   ……誰と組んでも、足手まといにならないよう頑張らないといけないんだけど)

A.静葉さんと組もう
B.穣子と組もう
C.うどんげと組もう
D.「構わん、お前ら3人でかかってこい」
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

775 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:56:39 ID:7BDYWgFQ


776 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:59:11 ID:2KnFoJe+
C

777 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:00:47 ID:cZOiIBPI


778 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:02:06 ID:h+h+XWGI

卓球は人数が多い方が不利だしな

779 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:03:42 ID:TLlk+rEY
C

780 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:08:33 ID:???
天才卓球少女・うどん伝説開幕か

781 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:10:56 ID:???
反町とうどんのダブルスか……ものすごく弱そうwww

782 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 20:25:08 ID:???
>C.うどんげと組もう
=================================================================
反町(うーん……そうだなぁ、やっぱり穣子と静葉さんの二人は一緒に組ませた方がいいだろうし……。
   やっぱりここは、うどんげと組むのがベストかな?)

秋の姉妹である二人をわざわざ引き裂く必要は無いだろうと判断し。
反町は自分と同じく、余り者であるうどんげと組む事を選択。
これにはうどんげも賛成し、静葉・穣子VS反町・うどんげの構図がすぐさま出来上がる。

穣子「うっしゃ! かかってこいやァ!!」
静葉「穣子、はしたない。 女の子がそんな声出さない……」
うどんげ(サッカーじゃ勝てる気しないけど卓球なら……!)
反町(……足引っ張らないように頑張ろう。 うん)

先着4名様で、
反町のパワードライブ→ ! card=
うどんげのかく乱戦法→ ! card=
穣子のカット技術→ ! card=
静葉の的確なプレイ→ ! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
反町+ヒューイの数値−サンタナ+妖精1の数値 が……

≧1→反町とうどんげの勝利! うどんげは喜んでいる!
=0→なかなか勝負がつかずに時間だけが過ぎてゆく
≦−1→静葉と穣子の勝利! うどんげの目が冷たい……

※反町のマークがダイヤで「オータムドライブ(卓球Ver)」が発動し+9の補正。
※反町のマークがハートで「ポイゾナスドライブ(卓球Ver)」が発動し+7の補正。
※うどんげのマークがダイヤで「ルナティックレッドアイズ」が発動し敵の技を一つ無効化。
※穣子のマークがダイヤで「穀物神の約束」が発動し+6の補正。
※静葉のマークがダイヤで「狂いの落葉」が発動し+6の補正。

783 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:25:46 ID:???
反町のパワードライブ→  クラブJ =

784 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 20:27:08 ID:???
反町+ヒューイの数値−サンタナ+妖精1の数値 が……

は、正しくは

反町+うどんげの数値−静葉+穣子の数値 が……

でした。訂正します。

785 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:27:53 ID:???
うどんげのかく乱戦法→  スペード9 =

786 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:30:57 ID:???
穣子のカット技術→  クラブ7 =

787 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:32:23 ID:???
静葉の的確なプレイ→  ハート8 =

788 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:34:30 ID:???
なにィ!?見るからに弱そうな2人が勝った!?

789 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:40:12 ID:???
ホントは卓球も強かった反町ww

790 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:46:20 ID:???
みんな平均以上の引きをした熱戦ですな
妖精たちとの試合はなんだったんだw

791 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 21:04:40 ID:???
オータムドライブ(卓球Ver)見たかったぜ…

792 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 22:07:42 ID:???
>反町のパワードライブ→  クラブJ +うどんげのかく乱戦法→  スペード9 =20
>穣子のカット技術→  クラブ7 +静葉の的確なプレイ→  ハート8 =15
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カコッ! カコンッ!!

反町「そォいッ!!」
静葉「くっ……!」
うどんげ「う、うわあああああああああああ!!」
穣子「ちにゃあっ!!」

反町とうどんげ、そして静葉と穣子の卓球勝負。
この勝負は、先ほどのヒューイと組んで行った卓球のようにどちらかが一方的に有利という状況には陥らず。
殆ど戦力が拮抗した勝負となった。
その要因の一つとなったのは、先ほどの試合で下手なプレイを見せてしまった反町。
彼はしばらく妖精たちのプレイを見る事で辛うじて動き方やプレイの仕方を学び。
一撃のスマッシュを狙うのではなく、的確に相手の陣へとボールを送って相手のミスを誘うやり方にプレイスタイルを変えたのである。

反町(思えば、今でこそシュートの鬼とか言われるようになったけど……。
   そもそも俺はこういう堅実なプレイが得意だったんだよな……)

こうして、終始自分のペースを守った反町は先ほどのようにミスを多発せず……。
それは相手に攻めの手立てを失わせ、着実に点を取る事に繋がる。
結果、試合が終わってみれば僅差で反町とうどんげのペアの勝利。
目に見えて悔しがる穣子と、ちょっと残念そうな静葉を尻目に。
勝利をしたうどんげはその長い髪と耳を振り乱しながら、反町に抱きついて喜びを露にする。

うどんげ「やったー! 勝てた! 私でも勝てた!!」
反町(う……ほのかにシャンプーの香りと胸に伝わるほわほわとしたやわっこい感触……)
穣子「……何を鼻の下伸ばしてんの」
静葉「まあ……一樹君も男の子だから」

※うどんげの評価値が上がりました。

793 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 22:08:49 ID:???
うどんげの、妖精トリオは当然として穣子や静葉には決してない柔らかな二つの丘の感触を感じつつ。
ふと、時計を見れば既に時間は正午前。
反町はうどんげを引き離すと、遊戯室に残って未だ飽きずにオセロをしていたリリーWとリリーB。
そして、将棋盤に向かっていたにとりと妖精1に声をかけ。
うどんげ、秋姉妹を引き連れて正面ロビーへと向かう事となる。

ロビーへと辿り着くと、そこには既に反町達以外の面々も集まっており。
反町は点呼を取ると、欠員が誰もいない事を確認してからそれぞれの部屋の鍵を預かり施設に返却。
改めて忘れ物がないかと確認をした後、一日世話になった施設に別れを告げ……。
こうして、反町らオータムスカイズの初めての慰安旅行は終了をするのだった。

妹紅「楽しかったね! いやぁ、いい旅行だった!!」
うどんげ(こんなにゆっくりしたの一体いつぶりだろう……月にいた時も、師匠の所にお世話になり始めた時も。
     なんだかんだで休みなんて殆どなかったようなもんだもんなぁ……)
レティ「ご飯の方も美味しかったわね」
ヒューイ「うん!」
反町「まあ、また皆の予定があったり、時間が出来れば来よう。
   さあ、それじゃあ紅魔スタジアムに行くぞ」

旅行の感想を述べ合う一同を見て反町も笑みを浮かべつつ。
反町は行きの時と同様、にとりの背中に乗せてもらい、空を飛びながら一路紅魔スタジアムを目指す。
無論、目的は今日の午後から行われる試合――守矢フルーツズと紅魔スカーレットムーンズの試合。
この不夜城カップの最後の試合、決勝戦を観戦する為である。

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0ch BBS 2007-01-24