キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/19(月) 20:03:10 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278331757/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
紅魔館主催で開催される不夜城カップに出場をしたオータムスカイズ。
初戦の地霊アンダーグラウンド戦を4−2で勝利し、2回戦のネオ妬ましパルパルズ戦も1−0で辛勝。
試合後、うどんげとてゐの二人を加え、更に波に乗ったオータムスカイズの次の相手は守矢フルーツズ。
苦戦の末とうとう延長戦でVゴールを決められてしまい、オータムスカイズは準々決勝で敗退してしまう。
オータムスカイズに勝利をした守矢フルーツズは、準決勝の博麗連合戦で3−2で辛勝。
こうして決勝は守矢vs紅魔の構図となり、不夜城カップも刻一刻と終幕に近づいていくのだった。

諏訪子「ゲロゲロゲロ! 決勝点、Vゴールを挙げるのはこの諏訪子様だー!!」
妹紅「温泉いこうぜ温泉!!」
穣子「うーん……ワイルドな男が好きかな」
西尾?「ここじゃ、ここでわしが決めるんじゃ!」←ポスト
天子「天才ストライカー天子ちゃんが華麗なるねじ込み!」
魔理沙「これが私のドラゴンメテオだ!!」←枠外
霊夢「ちょwww枠外wwwwwww」
早苗「奇跡の力で霊夢さんにも魔理沙さんにも勝ちました!」
靈夢「Jrユース大会に私も出るから精々楽しませてね!」
佐野「魅魔先生……ダイス卒業……したいです……」

残念ながら敗退したオータムスカイズ、しかし次章は刻一刻と近づいてきている! 果たして全幻想に選ばれるメンバーは!?
あと、佐野は本当にもうちょっと頑張ってください。
そんな幻想のポイズン39スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

753 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:02:54 ID:???
まあ、そういう時期もあるさ……今は我慢だ

754 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:09:52 ID:???
519 :森崎名無しさん:2010/07/10(土) 18:17:02 ID:???
反町のコーチング→ クラブA =
172 :森崎名無しさん:2010/07/21(水) 17:55:26 ID:???
反町のコーチング→ クラブA =
746 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 20:50:58 ID:???
反町のパワードライブ→  クラブA =

引く枚数が多いせいかマモノは3連続反町か…

…って172も746も自分じゃないか
よしこうなりゃ次は敵で引くぞ

755 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:38:09 ID:???
>反町のパワードライブ→  クラブA +ヒューイのカーブドライブ→  クラブ3 =4
>サンタナのスマッシュ→  ダイヤ9+(ローリングスマッシュ+6) +妖精1のカット→  クラブ10 =25
>≦−1→サンタナと妖精1の勝利! ヒューイの目が冷たい……
=====================================================================================
反町(ふふふ、サンタナも妖精1も卓球は素人の筈だ。 まあ軽く相手をしてやろう)

適度に相手をいい気にさせながら、手を抜いて勝負をしてやろうと考える反町。
確かに反町の考えどおり、サンタナも妖精1も卓球に関してはズブの素人。
反町が本当に卓球も得意な者であったならばそれでも勝てたかもしれないのだが……。

ペコッ ポコンッ……

反町「あああーっ!?」
妖精1「うわ……」
ヒューイ「に、人間……」
サンタナ「めちゃめちゃ下手ーッ!?」

素人であるサンタナやヒューイ、妖精1以上に、反町は卓球が下手だった。
いや、それはもう下手というレベルを完全に逸していたと言える。
何せラケットがピンポン玉を叩けば必ずボールはホームランと言わんばかりにすっ飛んでいき。
それだけで敵に点を献上してしまうし。
更にはヒューイと息が合っていないのか、時折ヒューイと接触をして邪魔してしまう始末。
実質足手まといである反町を抱えて一人でプレイをするヒューイも……。
妖精1の的確なカットとサンタナの豪快なスマッシュの前に為す術は無く。

サンタナ「おりゃああああああっ!!!」
ヒューイ「うー……!」

カーンッ!!

サンタナの情け容赦無いスマッシュを受け、敗北をしてしまうのだった。

756 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:39:09 ID:???
サンタナ「ひゃっほー! 勝った勝ったー!!」
妖精1(なんかあっさりと勝ちすぎたけど……うーん……)
ヒューイ「ううう……」

勝利をしたサンタナは両手を上げて喜びを露にし、妖精1は困ったような笑みを見せつつ……。
頬をかきながら、ちらちらとヒューイと反町の方へと視線を向ける。
そのヒューイはといえば、恨みがましいような視線を反町に向けており……。
反町はそれを受けて思わず息を詰まらせそうにしながら、咄嗟に顔を背けてしまう。

反町(大口叩いた結果がこれだよ!!! ……いや、真面目に俺、こんなに卓球下手だったんだなぁ。
   まさかここまでコテンパンにやられるとは思わなかった……)

サッカーならば誰にも負けないシュート力を持つ反町も、競技が違えばまるで駄目。
改めてそんな事を実感しつつ……反町は小さくため息を吐き。
その横でヒューイは頬を膨らませたまま、もう一度サンタナに勝負を申し込みサンタナもそれに応える。

ヒューイ(サンタナの方が好きだからわざと負けたんじゃないの、この人間?
     もう! そんなんならサンタナを弟子にすればいいよ!)
妖精1(……はぁ。 どうすんのよ、人間。 河童を嫌ってた事のある私が言う事じゃないけど……。
    徐々に、だけど確実に師匠の面目がなくなってきてるわよ?)
反町(まずったかなぁ……はぁ、折角俺の頼りがいをアピールするチャンスだったのに……。
   まぁ、今更言っても仕方ない……それはともかくとして、これからどうしようかな?
   サンタナとヒューイはもうゲームを開始しちゃってるし、妖精1も審判を始めたけど……)

757 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 21:40:09 ID:???
A.妖精1と審判を代わってあげる
B.将棋をしている二人に近づいてみる
C.オセロをしている二人に近づいてみる
D.遊戯室を出て温泉にもう一度入りに行こうかな
E.遊戯室を出てマッサージ機で全身の凝りをとってもらおう
F.ここだ、ここで覗くんだ! もう一度女湯覗きにチャレンジするぞ!
G.昼寝をして体力回復(ガッツ回復小)
H.新聞を読む
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※午前の行動回数はあと2回あります。
※ヒューイの評価値が下がりました。

758 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:41:33 ID:u9dKmuKg


759 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:44:03 ID:L1LdxT7s


760 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 21:57:10 ID:GnFNhsq+


761 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/06(金) 22:08:38 ID:???
本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

762 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 22:11:34 ID:???
卓球乙でした

763 :森崎名無しさん:2010/08/06(金) 23:09:02 ID:???
乙でした!

ヒューイ弟子の好感度上げたいなら
サッカーと日常会話以外では触れない方がいい気がしてきたw

764 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 17:54:56 ID:???
>A.妖精1と審判を代わってあげる
==========================================================
反町「ああ……妖精1、審判代わるぞ」
妖精1「え? いいの?」
反町「ああ、何度も何度も審判をやるだけってのはつまらないだろうしな」

反町の言葉に妖精1は最初は戸惑い見せたのだが……やがて素直に頷くとスコアボードを反町に手渡し。
そのままその場を離れ、にとり達の元へ向かうとにとりの隣に座り込んで将棋盤を見つめる。
どうやらにとりとうどんげの対局はにとりが大幅に優勢らしく。
にとりはどことなく自慢げにしながら妖精1に将棋の楽しさやらなにやらを熱心に教えているのだった。

反町(ああいう風にプライベートでも色々面倒を見てやれる事が出来たらいいんだけど……。
   ……思えば、ヒューイと日頃から行動を一緒にしたり遊んだりなんてした事無かったしなぁ。
   これで本当に師匠と名乗って良いのかどうなのか……)

自身の今までの行動を省みてもっとヒューイと接するべきだったかもしれないと思いつつ……。
それでも、反町は首を振ってサンタナとヒューイのゲームに集中。
実際にやるのは下手でもルールは把握している反町は、しっかりと審判の責を果たすのだが……。

先着3名様で、
反町の観察眼→! card=
ヒューイのカーブ回転→! card=
サンタナの豪快なプレイ→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。

JOKER→サッカーに応用出来そうで、しかもすぐに実践出来そうなヒントを得る!
10以上→サッカーに応用出来そうなヒントを得る
9以下→特に何もありませんでした。

765 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:56:05 ID:???
反町の観察眼→ クラブ10 =

766 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:57:18 ID:???
ヒューイのカーブ回転→ スペード3 =

767 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 17:58:09 ID:???
サンタナの豪快なプレイ→ ハート2 =

768 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:03:35 ID:???
>反町の観察眼→ クラブ10 =サッカーに応用出来そうなヒントを得る
>ヒューイのカーブ回転→ スペード3 =特に何もありませんでした。
>サンタナの豪快なプレイ→ ハート2 =特に何もありませんでした。
========================================================================
卓球を始めてから既にある程度時間が経ち、ヒューイとサンタナの二人は若干ではあるが疲弊していた。
そのせいもあってか両者共に精彩を欠くプレイとなってしまい……。
試合展開は非常に退屈なものとなってしまう。
審判役を買って出ていた反町も欠伸を噛み殺しながら、その試合を見ていたのだが……。

カコッ! カコッ!!

反町(それにしても卓球ってのはボールを一度台に叩きつけなきゃいけないから大変だなぁ……。
   どうしてもネットが見えるとそこ目掛けて打ちたくなるのが性なんだけど……)

ヒューイとサンタナのラリーを見ながら、不意にそう思う反町。
しばらくすると、手元が狂ってしまったかサンタナは自分の陣地に球を落としてしまい。
そのボールがネットに突き刺さり、自滅によってヒューイが1点をもぎ取る。
それを見ながら反町は手元のスコアボードを動かしていたのだが……。

反町(ん? 叩きつける……叩きつけて、ゴールネットに突き刺す……?)

サンタナのミスを見て、不意に目を見開く反町。
反町の今持っている浮き球のシュートは、片手で地面に手をつき体を支え。
その体勢からオーバーヘッドにいき、ゴールネットの上部へとボールを蹴り込むシュート――ポイゾナスオーバー。
そのシュートの最大の利点は、やはり敵GKに取りにくい位置にボールが行くというもの。
だからこそ、本来のオーバーヘッド以上の威力を発揮できるものなのだが……。
逆に地面にボールを叩きつける事で敵の目を欺く戦法もあるのではないかと反町は考え始める。

769 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:04:37 ID:???
反町(……いや、駄目だ。 ただ地面に向けて蹴るだけじゃ地面に接触して勢いを殺された分。
   直接ゴール上へと向かうポイゾナスオーバーには威力は及ばない。
   ボレーシュートのフォームで打てる分、ポイゾイナスオーバーに比べれば楽かもしれないけど……。
   総合的な威力で言えば、ポイゾナスドライブと同等くらいにしかならないだろうな。
   だけど……)
サンタナ「そいりゃああああっ!!」
ヒューイ「えーいっ!」

カコッ! カコッ!!

唸る反町の横でも試合は続き、結局、このゲームはヒューイの辛勝で終わる。
ゲームが終わるとサンタナとヒューイは汗をかいたからと言って温泉に向かい。
入れ替わるようにして遊戯室に入ってきたのは、湯上りでほくほく顔の静葉と穣子の二人。
二人はスコアボードを持ったままの反町に気がつくと訝しがりながらも声をかけ……。
反町はそこでようやく正気に戻ると、実はサッカーの事で色々考えていたと応える。

反町「……と、かくかくしかじかな訳で、なんだかサッカーに使えそうな技をだな」
穣子「またサッカー? ……はぁ、あんたってば、サッカー以外の趣味とかって無いの?」
反町「う……」
穣子「……ま、いいんだけどね。 そんだけサッカーに打ち込めるってのは、ある意味じゃ羨ましいわ。
   こっちは神様としての仕事とか、色々あるしね」
静葉「それにしても一樹君は真面目ねぇ。 こんな時までサッカーなんて……」
反町(うーん……どうしても何をやっててもサッカーの事を考えちゃうんだよなぁ……。
   ……これも一種の職業病か? ……さて、それはともかくどうしよう?
   もうそろそろ正午になるし、最後の自由行動の時間だけど……)

770 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:05:47 ID:???
A.秋姉妹と共に卓球をしてみる
B.将棋をしている二人に近づいてみる
C.オセロをしている二人に近づいてみる
D.遊戯室を出て温泉にもう一度入りに行こうかな
E.遊戯室を出てマッサージ機で全身の凝りをとってもらおう
F.ここだ、ここで覗くんだ! もう一度女湯覗きにチャレンジするぞ!
G.昼寝をして体力回復(ガッツ回復小)
H.新聞を読む
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※午前の行動回数はあと1回あります。
※反町に「毒の衝撃?」のフラグが立ちました。今後の練習や自由時間での動きで回収出来ます。

771 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:17:31 ID:7BDYWgFQ
A 卓球地獄

772 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:22:30 ID:gLFcdbM+
A

773 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:24:56 ID:gVxMHzJ6
A

774 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:55:13 ID:???
>A.秋姉妹と共に卓球をしてみる
===================================================================
反町「あっ、卓球やるなら俺も混ぜてくれよ」
穣子「んん? さっきまであんたもやってたんじゃないの? ま、別にいいけどさ」
静葉「でも……困ったわね。 3人じゃ1人余ってしまうけど……」
うどんげ「ううー……そ、それじゃあ私も入れて……」
反町「うどんげ?」

ここはもう一度卓球をやろうと考えた反町が混ぜてくれと言うと穣子と静葉は快く承諾。
しかし、3人になってしまうと1人余ってしまうと静葉が難しい顔で唸るのだが……。
不意にそこに飛び込んできたのは、先ほどまでにとりと共に将棋を指していたうどんげである。

静葉「あら、でもいいの? にとりの相手は」
うどんげ「もうボッコボコにやられちゃったし、相手するの嫌なのよ……。
     それに、あの妖精に将棋の指し方とか教えてあげてるみたいだし放っといていいんじゃない?」
穣子「ふーん。 まあ、これで4人だからダブルスが組めるわね」
反町(にとりにボッコボコにされたのか……確かに、あいつ凄い強いからなぁ……。
   さて、それはともかく俺は誰と組もう?
   ……誰と組んでも、足手まといにならないよう頑張らないといけないんだけど)

A.静葉さんと組もう
B.穣子と組もう
C.うどんげと組もう
D.「構わん、お前ら3人でかかってこい」
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

775 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:56:39 ID:7BDYWgFQ


776 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 19:59:11 ID:2KnFoJe+
C

777 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:00:47 ID:cZOiIBPI


778 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:02:06 ID:h+h+XWGI

卓球は人数が多い方が不利だしな

779 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:03:42 ID:TLlk+rEY
C

780 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:08:33 ID:???
天才卓球少女・うどん伝説開幕か

781 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:10:56 ID:???
反町とうどんのダブルスか……ものすごく弱そうwww

782 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 20:25:08 ID:???
>C.うどんげと組もう
=================================================================
反町(うーん……そうだなぁ、やっぱり穣子と静葉さんの二人は一緒に組ませた方がいいだろうし……。
   やっぱりここは、うどんげと組むのがベストかな?)

秋の姉妹である二人をわざわざ引き裂く必要は無いだろうと判断し。
反町は自分と同じく、余り者であるうどんげと組む事を選択。
これにはうどんげも賛成し、静葉・穣子VS反町・うどんげの構図がすぐさま出来上がる。

穣子「うっしゃ! かかってこいやァ!!」
静葉「穣子、はしたない。 女の子がそんな声出さない……」
うどんげ(サッカーじゃ勝てる気しないけど卓球なら……!)
反町(……足引っ張らないように頑張ろう。 うん)

先着4名様で、
反町のパワードライブ→ ! card=
うどんげのかく乱戦法→ ! card=
穣子のカット技術→ ! card=
静葉の的確なプレイ→ ! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
反町+ヒューイの数値−サンタナ+妖精1の数値 が……

≧1→反町とうどんげの勝利! うどんげは喜んでいる!
=0→なかなか勝負がつかずに時間だけが過ぎてゆく
≦−1→静葉と穣子の勝利! うどんげの目が冷たい……

※反町のマークがダイヤで「オータムドライブ(卓球Ver)」が発動し+9の補正。
※反町のマークがハートで「ポイゾナスドライブ(卓球Ver)」が発動し+7の補正。
※うどんげのマークがダイヤで「ルナティックレッドアイズ」が発動し敵の技を一つ無効化。
※穣子のマークがダイヤで「穀物神の約束」が発動し+6の補正。
※静葉のマークがダイヤで「狂いの落葉」が発動し+6の補正。

783 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:25:46 ID:???
反町のパワードライブ→  クラブJ =

784 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 20:27:08 ID:???
反町+ヒューイの数値−サンタナ+妖精1の数値 が……

は、正しくは

反町+うどんげの数値−静葉+穣子の数値 が……

でした。訂正します。

785 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:27:53 ID:???
うどんげのかく乱戦法→  スペード9 =

786 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:30:57 ID:???
穣子のカット技術→  クラブ7 =

787 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:32:23 ID:???
静葉の的確なプレイ→  ハート8 =

788 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:34:30 ID:???
なにィ!?見るからに弱そうな2人が勝った!?

789 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:40:12 ID:???
ホントは卓球も強かった反町ww

790 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 20:46:20 ID:???
みんな平均以上の引きをした熱戦ですな
妖精たちとの試合はなんだったんだw

791 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 21:04:40 ID:???
オータムドライブ(卓球Ver)見たかったぜ…

792 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 22:07:42 ID:???
>反町のパワードライブ→  クラブJ +うどんげのかく乱戦法→  スペード9 =20
>穣子のカット技術→  クラブ7 +静葉の的確なプレイ→  ハート8 =15
=================================================================================
カコッ! カコンッ!!

反町「そォいッ!!」
静葉「くっ……!」
うどんげ「う、うわあああああああああああ!!」
穣子「ちにゃあっ!!」

反町とうどんげ、そして静葉と穣子の卓球勝負。
この勝負は、先ほどのヒューイと組んで行った卓球のようにどちらかが一方的に有利という状況には陥らず。
殆ど戦力が拮抗した勝負となった。
その要因の一つとなったのは、先ほどの試合で下手なプレイを見せてしまった反町。
彼はしばらく妖精たちのプレイを見る事で辛うじて動き方やプレイの仕方を学び。
一撃のスマッシュを狙うのではなく、的確に相手の陣へとボールを送って相手のミスを誘うやり方にプレイスタイルを変えたのである。

反町(思えば、今でこそシュートの鬼とか言われるようになったけど……。
   そもそも俺はこういう堅実なプレイが得意だったんだよな……)

こうして、終始自分のペースを守った反町は先ほどのようにミスを多発せず……。
それは相手に攻めの手立てを失わせ、着実に点を取る事に繋がる。
結果、試合が終わってみれば僅差で反町とうどんげのペアの勝利。
目に見えて悔しがる穣子と、ちょっと残念そうな静葉を尻目に。
勝利をしたうどんげはその長い髪と耳を振り乱しながら、反町に抱きついて喜びを露にする。

うどんげ「やったー! 勝てた! 私でも勝てた!!」
反町(う……ほのかにシャンプーの香りと胸に伝わるほわほわとしたやわっこい感触……)
穣子「……何を鼻の下伸ばしてんの」
静葉「まあ……一樹君も男の子だから」

※うどんげの評価値が上がりました。

793 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 22:08:49 ID:???
うどんげの、妖精トリオは当然として穣子や静葉には決してない柔らかな二つの丘の感触を感じつつ。
ふと、時計を見れば既に時間は正午前。
反町はうどんげを引き離すと、遊戯室に残って未だ飽きずにオセロをしていたリリーWとリリーB。
そして、将棋盤に向かっていたにとりと妖精1に声をかけ。
うどんげ、秋姉妹を引き連れて正面ロビーへと向かう事となる。

ロビーへと辿り着くと、そこには既に反町達以外の面々も集まっており。
反町は点呼を取ると、欠員が誰もいない事を確認してからそれぞれの部屋の鍵を預かり施設に返却。
改めて忘れ物がないかと確認をした後、一日世話になった施設に別れを告げ……。
こうして、反町らオータムスカイズの初めての慰安旅行は終了をするのだった。

妹紅「楽しかったね! いやぁ、いい旅行だった!!」
うどんげ(こんなにゆっくりしたの一体いつぶりだろう……月にいた時も、師匠の所にお世話になり始めた時も。
     なんだかんだで休みなんて殆どなかったようなもんだもんなぁ……)
レティ「ご飯の方も美味しかったわね」
ヒューイ「うん!」
反町「まあ、また皆の予定があったり、時間が出来れば来よう。
   さあ、それじゃあ紅魔スタジアムに行くぞ」

旅行の感想を述べ合う一同を見て反町も笑みを浮かべつつ。
反町は行きの時と同様、にとりの背中に乗せてもらい、空を飛びながら一路紅魔スタジアムを目指す。
無論、目的は今日の午後から行われる試合――守矢フルーツズと紅魔スカーレットムーンズの試合。
この不夜城カップの最後の試合、決勝戦を観戦する為である。

794 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 22:09:50 ID:???
道中、特に何も起こらず無事に一同は紅魔スタジアムに到着。
反町達はその足で観客席へと向かうと既に観客達は何人か席を取っていたが……。
早めに出てきた為かまだ席は完全に埋まっている訳でもないらしく。
オータムスカイズ総勢19名が並んで座れる場所も確保出来、一同はそこで落ち着く事となるのだが……。

ヒューイ「おなかすいた〜!」
リグル「えっ、もう!?」
レティ「だってお昼ご飯は食べてないんだもの……ねぇ?」
ヒューイ「うん!」
幽香「なら、売店にでも行ってくればいいでしょう」
うどんげ「私は……ちょっとその辺、ぶらぶらしてみようかな。 知り合いがいるかもしれないし……」
橙「あ、私もいきます!」
反町(試合開始時間までは……まだ時間があるな。
   さて、俺はどうしよう? ちょっと観客席をぶらぶらするか、売店に行くか……。
   それともこの場で待っているか、決勝を戦う2チームに挨拶に行くか。 うーん……?)

A.試合開始までおとなしく待っていよう
B.観客席を歩き回ってみようかな
C.売店に行ってみよう
D.守矢フルーツズの控え室に挨拶に行こう!
E.紅魔スカーレットムーンズの控え室に挨拶に行こう!
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

795 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 22:15:04 ID:7BDYWgFQ


796 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 22:25:15 ID:gVxMHzJ6
B

797 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 22:27:17 ID:g7ZTslNc
B

798 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 22:33:08 ID:???
うどんさんは浮き球補正がある方だったんですね
リグルさんとシンパシー感じてたからてっきりそっち側の方かとあwせdfgyふじこp;

799 :森崎名無しさん:2010/08/07(土) 22:40:56 ID:???
>>798

997 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/06/11(金) 17:05:53 ID:???
>>993
個人的に、うどんさんは大きいと中の人が嬉しいので大きいと思います。

800 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 00:55:21 ID:???
更新おしまいかな?
乙でした。

801 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 17:41:02 ID:???
>>798-799
うどんさんは大きいです。具体的にはオータムスカイズの中ではNo.3です。

>>800
どうも、乙感謝です。
更新を終える時はなるべく宣言したいと思っているのですが。
昨日はちょっとリアルでドタバタしていたのでそういう暇がありませんでした。申し訳ないです。

802 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 18:04:02 ID:???
>B.観客席を歩き回ってみようかな
==========================================================
反町「そうだな……俺もちょっと歩き回ってみるよ」
うどんげ「あ、それじゃあ一緒に行く?」
反町「ああ」

守矢フルーツズや紅魔スカーレットムーンズに挨拶に行くのも選択肢の一つではあったが……。
しかし、決勝戦の前に挨拶に行くというのも変なプレッシャーを与えてしまう事になるかもしれないと判断した反町。
腹もあまり空いていない以上売店に行く必要性もあまり感じず。
反町はその辺をぶらぶら歩く事にしたうどんげ、そして橙に同行をする事にする。
こうして席を離れた反町とうどんげ、橙の3人は揃って周囲を見回しながら。
誰か見知った顔はいないだろうかと思いながら観客席を回り始めるのだが……。

先着1名様で、
観客席にいた人→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「反町、反町よ……」 その時、ふしぎなことがおこった……
K→藍「やぁ」 橙「藍様!!」 オフェンス力では橙に遅れを取るようになった藍様だ!
Q→シェスター「ネコマター! ウサミミー!!」 ウサミミは日本の文化じゃないぞ、シェスターだ!
J→妖夢「PKとか無くなればいいんです!」 実力はあるのに活躍出来ない妖夢さんだ!
10→ヤマメ「およ?」 キスメ「…………」 パルパルズ生え抜きのディフェンスコンビ、ヤマメとキスメだ!
9→アリス「幽香も来てるのかしら?」 パルパルズのブレイン、アリスさんだ!
8→勇儀「おや?」 雛「まあ……」 勇儀と雛の地霊殿外様コンビだ!
7→パルスィ「パルパルパル……妬ましい! 妬ましいわ!!」 ゲェー、パルスィ!?
6→しっとマスク「しかし、しっとマスク!」 あーっと、ここでしっとマスクだ!
5→ルナサ「む?」 メルラン「あははー!」 リリカ「うあ……」 騒霊三姉妹だ!
4→霊夢「あら?」 席に座って頬杖ついてる霊夢だ!
3→魔理沙「お……?」 二人分のジュースを持った売店帰りらしい魔理沙だ!
2→お空「うにゅ……!」 お燐「にゃ……!?」 地霊殿のペットコンビだ!
A→こいし「お姉ちゃん、決勝戦だよ……」 さとり「…………」 車椅子に座ったさとりとそれを押すこいしだ!

803 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:05:26 ID:???
観客席にいた人→ ダイヤ7 =

804 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:06:51 ID:???
妖夢のコメントふいたw

805 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:11:34 ID:???
Aが哀愁漂いすぎてるw

806 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 18:33:55 ID:???
>観客席にいた人→ ダイヤ7 =パルスィ「パルパルパル……妬ましい! 妬ましいわ!!」 ゲェー、パルスィ!?
===================================================================================================
反町「ゲェー、パルスィ!?」
パルスィ「パルパルパル……! 妬ましい!」

周囲を観察しながら反町達が歩き始めから数分。
そんな反町達の前に突如現れたのは……爪を噛みながらフィールドに視線を送り。
いつもの呪詛を口から紡いでいた、反町一樹の終生のライバル(?)水橋パルスィである。
その様子に思わず橙は尻尾を立てながら反町の後ろに隠れるようにして回り込み。
うどんげも面倒臭そうな相手に会ったなぁとばかりに苦笑しながら頬をかいて冷や汗を拭う。
そうしたところでパルスィはようやく反町達に気づいたのか視線を向けると……。
頭を下げる事はなく、しかし、視線だけで挨拶を交わしてくる。

橙「ら、藍様達はご一緒じゃないんですかにゃ……?」
パルスィ「試合が始まるまでは別行動よ。 それにしても妬ましい……!
     あなたと藍との師弟の絆のようなものが妬ましい……!!」
橙「うにゃう!?」
うどんげ(半分以上が言いがかりだよねぇ、これ……)
パルスィ「パルパルパル……!」
反町(昨日も会って今日も会って……何だか妙な縁があるんだか、無いんだか……。
   ともかく、折角会ったんだし何かしゃべっておこうか?)

A.決勝戦の展開について予想しあう
B.ネオ妬ましパルパルズの皆の調子を聞いてみる
C.全幻想郷Jrユースの話をしてみる
D.ドリブル以外の新しい武器は開発できたか聞いてみる
E.特に話も無いな。さぁ、戻ろう
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

807 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:36:43 ID:qtrBiNME
A

808 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:36:49 ID:spT4IuQM
Aパルパル

809 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 18:56:15 ID:UpJrBqzU
A

810 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 20:19:50 ID:???
>A.決勝戦の展開について予想しあう
=============================================================
反町「そういえば……お前もここに来たって事は、決勝を見に来たって事だよな?」
パルスィ「当然でしょう。 というか、そもそもそれ以外の目的で来るような奴なんているの?」
うどんげ(うちにはいるわよね……約2名ほど)
橙(あの2人は試合よりも売店でのご飯が目当てだろうしなぁ……)

パルスィの反論に反町とうどんげ、橙はオータムスカイズの大食漢2名を思い浮かべ……。
反町は少しだけ慌てた様子でパルスィに決勝はどのような展開になるだろうかと話しかける。
反町の言葉を聞いたパルスィはさてね……と小さく首を傾げてから……。
正直な所は結果を完全に予想が出来る程、簡単な試合展開にはならないだろうとまず前置きをする。

パルスィ「攻撃力は紅魔スカーレットムーンズが圧倒的。
     出場選手の殆どがゴールを狙えるだけの決定力を持っているのだから、これは当然ね。
     逆に守矢フルーツズが売りと出来るのは守備力。
     ……その守備力は、まあスカーレットムーンズにも十分通用するものだわ。
     ま、戦力は殆ど拮抗してると言って差し支えないでしょ」
うどんげ(あれ? 意外とまとも……)
反町「確かにそうだろうな……じゃあ、この試合を決定付けるのは何だと思う?」
パルスィ「決まってるでしょう。 守矢と紅魔の攻撃力と守備力はほぼ互角。
     ならば試合を決定付けるのは、中盤をどちらが制する事が出来るか否か……それが全てだわ」

サッカーの話をしている間だけはそれなりにはまともになるのか……。
これでもアリスや藍といった者達を束ねているパルスィはもっともらしい事を言いつつ。
この試合の勝敗を握るものは中盤をどちらが制するかだ、と結論付ける。
如何にも中盤の強さに絶対の強さを誇るネオ妬ましパルパルズキャプテンらしい言葉だが。
確かに戦力が拮抗しているなら、最終的にはどちらがより多くボールを持てたか――。
即ち、どちらが中盤を制せるかが勝利の鍵となるというのは的を射ている意見に思える。

811 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 20:21:03 ID:???
反町(確かに、早苗さんの全力のセービング……萃香さんのパンチングが相手なら……。
   レミリアさんやパチュリーさんでもゴールを奪うのは難しい筈。
   つまり、紅魔スカーレットムーンズも攻め手を増やさないといけない。
   中盤を制して、ボール支配率を上げないといけないんだ。
   ……紅魔の中盤の大黒柱はパチュリーさん。
   でも、そのパチュリーさんは喘息で前半か後半、どちらかしか出場出来ない。
   今日の試合、三杉の活躍如何が勝敗を左右するかもしれないな……)

パルスィの意見を自分の中で繰り返し、理解をしながら試合展望について考えてゆく反町。
その後、そろそろ試合時間が近づいてきたという事でパルスィはその場を後にし……。
反町も橙やうどんげを引き連れて、先ほど取っておいた席へと移動をする。
パルスィもまた、ネオ妬ましパルパルズの面々と合流を果たしていたのだが……。

この試合――不夜城カップの決勝戦を見にやってきていたのは、オータムスカイズやネオ妬ましパルパルズだけではない。
幻想郷で今、一番注目を集めているサッカーの試合なのだからして……。
時間が過ぎるにつれて一般の観客達はどんどん観客席に詰め寄せ、集まり。
更にはこの大会で惜しくも敗退をした者達、出場はしていなくても興味を寄せていた者達も集い始める。

魔理沙「…………で、今日の霊夢センセの予想は?」
霊夢「3−2で紅魔」
魔理沙(……となると、3−4くらいで守矢の勝ちか?)

準決勝で守矢フルーツズに敗北し、惜しくも敗退をした幻想郷最強の呼び声高かった古参チーム――博麗連合。
その博麗連合のエースである、博麗霊夢と霧雨魔理沙。

812 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 20:22:04 ID:???
ルナサ「……今日の試合、よく見ておこう。 幻想郷トップの試合は、やはり参考になる」
メルラン「あはははははー!! 昨日の試合も紅魔スカーレットムーンズは沢山シュートを打ってきたしねー!!
     今日はどれくらい凄いシュート見れるかしら!?」
リリカ(参考も何も、真似出来そうにない程強すぎる選手のプレイを見るのは意味も無さそうだし……。
    ……美鈴あたりなら参考になるかな? ああでも、あいつDFじゃなくてFWなんだよねぇ)
ミスティア「心情的には、私達を倒した紅魔に勝って欲しいわよね〜♪」

博麗連合と同じく、準決勝で紅魔スカーレットムーンズに敗北した騒霊楽団。
幻想郷全土のレベルから見れば、二流に近い総合力しか持たない彼女達は。
今日の決勝で何か得れるものは無いだろうかと考え……。
主要選手である騒霊三姉妹にミスティアという4人が観戦にやってきたのだった。

慧音「ふむ……凄まじい盛り上がりだな……」
ベジータ「人里の者達も多くこのスタジアムに詰め掛けているからな!
     こっちも商売上がったりだ!」
悟空「ま、だからこうやって観戦に来れるんだけどな」
ナッパ「どれ……ピィピィうるさいヒヨコどもに挨拶でもしてやるかな……」
ラディッツ「や、やめた方がいいって、ナッパ! マジで大惨事になるぞ!」

この大会には出場をしていない歴史と半獣人里の会の面々もまた観戦へと足を運んでいた。
草サッカーの結果2号店を手に入れ、多忙の極みとなっていたベジータ酒商店の面々。
その結果、練習も儘ならず今大会の参加を見送った一同だったが……。
しかし、今大会では人里の者達が大勢このスタジアムに詰め掛けた結果。
ベジータ酒商店には閑古鳥が鳴く事となってしまい……。
どうせ今日も客は来ないだろうと高をくくって、こうやって観戦をやってきていたという訳であった。

そして、当然のようにこの大会――1回戦でオータムスカイズに敗北し。
無念の初戦敗退をしてしまった地霊アンダーグラウンドの者達も観戦にやってきていたのだが……。

813 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 20:23:06 ID:???
先着1名様で、
地霊の方々→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER・クラブA→さとり「どうせ私達は太陽の下を歩けない……」 こいし「汚してやる、太陽なんて!」 ゲェー、地獄姉妹!?
ダイヤ→全員勢ぞろい。さとりも顔色はよさそうだ!
ハート→全員勢ぞろい。さとりは若干顔色が悪い……
スペード→さとりだけ不在。まだ永遠亭で療養中のようです。
クラブ→さとりとこいしが不在。まだこいしの手伝いが必要らしい……。

814 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 20:24:46 ID:???
地霊の方々→ クラブK =

815 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 20:36:14 ID:???
クラブK…最大級のダメージ受けたのか……

それはそれとしてナッパさんの礼儀正しさマジ歪みねぇなw

816 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 20:36:41 ID:???
ベジータは観客席で酒を売るつもりはなかったのか?

817 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 20:57:23 ID:???
さとりは復活しても、今度はオータムドライブとライトニングリグルキックの
挟み撃ちで簡単に病院戻りしそうなのが怖いですねw
オータムドライブだけでも恐怖なのに同じ威力のシュートがもう1つ飛んでくるんだぜ?

818 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/08(日) 21:58:54 ID:???
>>815
さとり「オータムドライブのせいで私の心はボドボドだァ!!」

ナッパさんはクンッ!をする機会を待ち望んでいます。

>>816
そこまで頭が回らなかったようです。

>>817
さとりさんも一応は幻想郷トップクラスの、萃香や紫と肩を並べる程のGKだったので……。
復活をしたら結構強くなる……かも? いや、なるはず……?


短いですが本日はここまで。
明日からようやく決勝戦が始まると思いますが……決勝を前回と同様判定無しにするか。
それともダイジェスト形式で判定を交えてやるか投票させてもらおうと思います。
因みに、判定無しの場合は結果は既に考えておりますです。
それでは、お疲れ様でした。 投票よろしくお願いします。

*この試合は今後の展開を大きく左右させる試合です。ダイジェストにするか、NPCにするか選んでください*

A.NPCシーンにする(判定無しで淡々と試合を進めます)
B.ダイジェストにする(判定ありで試合を進めます。思いもよらない選手が活躍したり、覚醒したりするかも?)

先に「5」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

819 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:07:10 ID:yxf+wMkQ
B
おぜうが勝つくらいなら

820 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:07:44 ID:spT4IuQM
A.クンッ!乙でした

821 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/08/08(日) 22:09:10 ID:uwrx9J/s


822 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:11:23 ID:zksv5WrY


823 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:15:08 ID:cYspuCYw
A

824 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:18:56 ID:bQi+hq+6
A
準決勝がアツかったので期待

825 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:47:03 ID:???
未決あげ

A 4票
B 2票

826 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:50:19 ID:kQSJ71rE

普通にやったら紅魔だろうし

827 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 22:53:17 ID:stbpI20U


828 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 23:01:19 ID:QLzUGe0Y
B

829 :森崎名無しさん:2010/08/08(日) 23:07:49 ID:???
おおBの大逆転!
Aに入れたけどこれはドキドキ

830 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 00:18:05 ID:???
ミスリードかもしんないけど紅魔負けフラグたったっぽかったんだけどな・・・

まぁケロちゃんの引きをあの人にまかせれば負けはないかなwww

831 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 00:22:53 ID:???
まあ、やっぱランダムに任せるべきだと思うんだよね、この種のゲームは。

832 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 00:30:44 ID:???
世界の破壊者早苗さんなら、フランちゃんとも対等に戦える!

833 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 00:37:25 ID:???
自分はライバルの1人の三杉とみんなのアイドル西尾?さんを応援するよ

834 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 00:40:04 ID:???
>>832
「おのれ早苗!このスレの主人公も厄まみれになってしまった!」

835 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 01:15:07 ID:???
乙でした

静岡県人会もアップを始めたようです

836 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 17:22:28 ID:???
>>820 >>835
どうも乙感謝です。それではB、ダイジェスト形式で決定ですね。
一方的な試合にならないか心配ですが……むむむ。

>>830-831
想定してた展開を超えてきたり、予想だにしない覚醒とかされるかもしれないですが。
そういうのあってこそのキャプ森のような気もしますしね。
はてさてどうなるか……。

>>832 >>834
早苗「なるほど……反町の世界か」

>>833
三杉と西尾?は対決する暇がめぐってくるのかどうかですねー。
まかり間違うと試合から消えてしまう可能性もw

837 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 19:54:55 ID:???
>地霊の方々→ クラブK =さとりとこいしが不在。まだこいしの手伝いが必要らしい……。
====================================================================================
地霊アンダーグラウンドの面々も、この決戦は観戦しにやってきていた。
しかし、勇儀や雛……お空やお燐という面子が集まる中で。
キャプテンである古明地さとり……そして、その妹である古明地こいしの姿は見えない。

お燐「さとり様……大丈夫かにゃあ?」
勇儀「こいしがついているんだ。 心配する事ぁ無いだろうよ」

前回のオータムスカイズとの戦いで、心に大きな傷を負ってしまったさとり。
一時は心配停止状態にまでなってしまった彼女は、奇跡的な腕を持つ八意永琳の力で一命を取りとめたのだが……。
それでも、まだ完全に回復をする事が出来ず、未だに誰かの補助を必要とする身。
さとりを慕うお燐やお空は今日の試合も観戦には来る予定は無かったのだが……。
さとりの試合を見てきなさいという一言に従わない訳にもいかず。
こいしとさとりを残して、こうやって勇儀や雛と共に観戦に来たのである。

お空「うにゅ……それにしても、どうしてさとり様は試合を見てこいなんて言ったんだろ?」
雛「一応、私達が参加をした大会の優勝チームが誰になるか……。
  その目で見てきなさい、という事じゃないですか?」
勇儀「しかし、私らを倒したオータムスカイズが準々決勝で落ちたのは予想外だったねぇ……」
お燐「ふんっ! あんなチーム、勝てなくて当然にゃ!」
お空「うにゅ! さとり様を苛めた悪い人がいるチームだもんね!」
勇儀(やれやれ……ありゃ単純にさとりが弱かったからだろうに……)

さとりが一時、生死の境を彷徨ったその原因を作った人物――反町一樹。
勇儀がオータムスカイズの名を出した瞬間。
お空とお燐はその反町がキャプテンを務めるオータムスカイズに対して敵意を剥き出しにし……。
お燐は頬を膨らませて爪を手から飛び出させ、お空は左手の制御棒をガンガンと振って苛立ちを露にする。

838 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 19:56:39 ID:???
勇儀(……まぁ、弱い奴は逆恨みをするくらいしか出来る事は無いからねぇ。
   あの反町って奴も強者たるならそれくらいは理解してるだろうし、放っときゃいいか。
   大体、軟弱とはいえ妖怪であるさとりを一時的にとはいえ死の淵に立たせたってのは本当に大したもんだ。
   出来うるもんならもう一度勝負をして、こっちのシュートも受けてもらいたいねぇ……)
お燐(あんな妖怪すら殺せるシュートを開発する意味自体が意味わかんないにゃ!)
お空(きっと誰かを苛めるのが大好きな、嫌な奴なんだ! うにゅ!)

反町の事をよく知る者がいればこの場の雰囲気や彼女らの考えもまた違っていたのかもしれない。
だが、悲しい事に反町が本当はとんでもない小心者であるという事を指摘する者は誰一人おらず……。
勇儀は反町の事を完全なる強者だと判断し、再び戦う事を望み……。
逆にお空、お燐の二者はあれだけシュートだけを集中して強化して誰かを死に追いやれる程鍛えたのは。
暴力を振るう事が大好きな殺戮者なのだと勘違いをする。

雛(ああ……なんだかとっても厄い!)

勇儀とお燐、お空からあふれ出す反町への思いを肌で感じつつ。
雛は静かに身悶えをし、頬を紅潮させるのだった。

839 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 19:57:46 ID:???
観客席が満員となり、それぞれのチームの面々が思い思いに会話を交わしていた頃。
試合時間を間近に控えていた守矢フルーツズ、紅魔スカーレットムーンズの面々は。
この決勝に向けて、最後のミーティングを行っていた。

早苗「皆さん、いよいよ決勝戦です! 改めてもう一度言いますが……。
   紅魔スカーレットムーンズ……幻想郷最強と謳われる攻撃力を持つ、彼のチームは……。
   確実に、私達が勝った博麗連合よりも強い……!」

守矢フルーツズでは、キャプテンである東風谷早苗がホワイトボードの前に立ち。
指し棒をつかいながら、今日のスタメンとフォーメーションを再確認しつつ……。
敵チームの分析、そして注意すべき点などをおさらいしつつ気合を入れている。

早苗の言う通り、紅魔スカーレットムーンズは強い。
博麗連合はあくまでも霊夢と魔理沙、二人の二大エースに頼りきった攻撃しか出来ないチームだが……。
紅魔スカーレットムーンズにはレミリアとフランドールという凶悪なFW2名に加え。
更には前半か後半どちらかにしか出場出来ないとはいえ、オールマイティーな攻撃力を持つパチュリー。
GKからFWへとコンバートし、才能をめきめきと伸ばしてきている美鈴。
攻撃にも参加が出来るパーフェクトボランチ、咲夜。
そして、今大会でようやくその名を轟かせつつある外来人――三杉淳がいるのである。

早苗「その分守備には若干の不安が残っていると他者は言いますが……しかし、名無しのメイドさん達も侮れません」
神奈子「確かに、あのメイド長の統率の下に展開されるタックルの嵐は凶悪だね」
文「あややや……ドリブラーが多いこちらとしては、やりにくい相手ですよ本当」

名無しといえども、紅魔スカーレットムーンズのメイド達はよく教育を施され。
一糸乱れぬチームワークと、鍛え抜かれたタックルの精度には定評がある。
文に諏訪子、更には天子や西尾?とドリブルを得意とする者達の多い守矢フルーツズの面々にとって。
非常に相手をするのに手間取る相手には違いないのだが……。

840 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 19:58:55 ID:???
早苗「しかし、相手には優秀なブロックが出来るDF。 そして、GKがいません。
   これは紅魔にとって大きな……非常に大きな弱点ですよ」
西尾?「うむ! つまり、ゴール前までいきさえすれば守備はザル……ちゅう事じゃからのう」
早苗「神奈子様も、今日は積極的にロングシュートを狙っていってください!」
神奈子「あのレミリア=スカーレットに打ち返されないか、ちと不安だが……。
    アレさえ避ければ、ゴールは貰ったも同然だからね。 よし、任せておきな」

シュートに対して弱いという紅魔スカーレットムーンズの弱点を突ける選手。
ロングシューターである神奈子が、守矢フルーツズにはいるのである。
今日の試合は神奈子がどれだけロングシュートを打つ事が出来るか。
そして、それ以外でどのように点が取れるか……スカーレット姉妹の攻撃をどこまで止められるか。
全てはそこに掛かっているといっても過言では無いと早苗は今一度繰り返しつつ……。
パン!と一度両手を大きく叩いて注目を集めてから、その口を開く。

早苗「今日勝てば……ようやく……ようやく、初めての優勝です!
   最後に笑っていられる為にも……! ここまで応援してくれた方々への信仰に応える為にも!
   必ず勝ちましょう!!」
天子「ふん、天人がいるチームが負ける訳がにい。 私達が優勝をするのも、確定的に明らか!」
諏訪子「ゲロゲロゲロ! さぁ、泣いても笑ってもこれが今大会最後の試合だ! 全部の力を出し切っちまおう!」

841 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 19:59:55 ID:???
早苗の鼓舞を受けてチーム一同は一斉に声を張り上げながら気合を入れ……。
それを見ながら萃香は楽しげに酒を呷り、早苗はどこか安堵した様子でキーパーグローブを身に付けて時計を見る。
入場まではあと5分……どことなく感慨深い気持ちになりながら、早苗はギュッと拳を握って考える。

早苗(反町君にも、魔理沙さんにも、霊夢さんにも……一選手としては負けた。
   でも、私は勝ちあがった……私達守矢フルーツズは、チームとして勝利をしてここまで勝ち上がった!
   それはチームの皆さんが本当に奮闘してくれた結果ですが……今日はそんな甘い事を言っていられない。
   レミリアさん達の攻撃力は、恐らくオータムスカイズと同等かそれ以上。
   ……私が不甲斐なければ、オータムスカイズ戦と同じように危ない橋を渡り、一歩間違えれば敗北してしまう。
   今日は私がレミリアさん達の攻撃を全てシャットアウトする……そのくらいの気持ちでいなくては!)

842 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:00:55 ID:???
こうして奇跡のGK――東風谷早苗が決勝戦に向けての闘志を燃やしていた頃。
その対戦相手にして、幻想郷最強の攻撃力を保持するとの呼び声も高いチーム――。
紅魔スカーレットムーンズの面々も、当然ながら今日の試合に向けてのミーティングを行っていた。
この決勝戦に至るまで、苦戦らしい苦戦というものはしてこなかった紅魔スカーレットムーンズにとって。
今回のミーティングは今大会で初めてに近い真剣なものであった。

ホワイトボードの前に立っていたこの紅魔スカーレットムーンズのブレイン――パチュリーは改めて守矢の強さを説明しつつ。
しかし、それでもこちらの勝利はほぼ揺るぎの無いものだと話を締め括る。

パチュリー「確かに守矢は強い。 博麗連合に勝ったのもオータムスカイズに勝ったのも、決してフラックじゃないわ。
      ……でも、それでもこちらの方がまだ強い。 相対的な戦力面から見れば、まず勝てる。
      落ち着いて中盤を支配し、シュートの本数を増やせば負けるような相手ではないわよ」
レミリア「ふん、当然ね」
三杉「しかし、こちらもディフェンスには不安を欠く……そして、あちらのチームにはロングシューターがいる。
   パチュリー、この点に関してはどう考えているんだ?」
パチュリー「……確かに守矢の八坂神奈子のロングシュートは油断ならない。
      でも、それもあくまで油断をしていたらゴールを許してしまうという程度。
      警戒をしておけば然程問題は無いし……だからこそ中盤を支配する必要性があるのよ」
三杉「つまり、彼女を警戒するという事か……?」
パチュリー「打たれる前にボールを奪う。 基本だけど、その基本が何よりも重要。
      攻撃は三杉と小悪魔を起点にし、最終ラインでレミィと妹様に打たせるようにしていくわよ。
      守備はさっき言ったように、八坂神奈子を警戒。 打たれる前にカットする事を心がけるように」
咲夜「……私の攻撃参加は」
パチュリー「機を見て……臨機応変に。 ただ、早苗にはあなたのシュートも通用するかは際どい。
      あくまでもレミィたちのフォロー……程度に考えを留めておきなさい」
咲夜「かしこまりました」
パチュリー「……さぁ、話はこれで終わり。 それじゃあ……小悪魔」
小悪魔「は、はい!」

843 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:02:06 ID:???
あくまでも落ち着いて戦えば負ける事は無いとし、更に細かく選手達に注意を促した所で……。
パチュリーが小悪魔を呼ぶと、小悪魔は何やら疲れきった表情を浮かべたまま自身のバッグの中から大量の白い布――。
否――白い鉢巻を取り出し、周囲にいる出場する選手達へと配り始める。

フラン「え、何これ?」
パチュリー「鉢巻よ。 決勝戦に向けて、気を引き締めないと……ね?
      さぁ、小悪魔、みんなに配りなさい」
小悪魔「や、やってますよー」
パチュリー「……レミィ」
レミリア「え、ええ」

一体どうしてこんなものを突然渡してくるのかと疑問を抱きつつ……。
それでも名無しのメイド達は鉢巻を受け取ると、カチューシャを取り外して頭に巻きつけ始め。
美鈴とフランドールも帽子を取り、鉢巻を頭にくくり始める。
そして、そんな一同と離れた場所では……レミリアが自身のポケットから取り出した自作の鉢巻を。
メイド達が鉢巻を巻いていく光景を見ていた咲夜の前に、突き出していた。

咲夜「……お嬢様?」
レミリア「さ、咲夜、あなたの鉢巻はこれよ。 さぁ、巻きなさい」
咲夜「は……かしこまりました、お嬢様の命とあらば」

どことなく頬を紅潮させているレミリアから鉢巻を受け取った咲夜は、一度礼をしてからカチューシャを取り。
その銀髪の上から、まるで雪景色を思い出させるような白い鉢巻を巻いてゆく。
メイドに鉢巻とは何ともアンバランスな気もするが……それを見ていた三杉はあくまでも突っ込まず。
小悪魔から受け取った鉢巻を自身もまた付け、どこか安堵するような様子でレミリアと咲夜を見つめていたパチュリーに囁くのだった。

844 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:03:19 ID:???
三杉「……これは君の差し金かい?」
パチュリー「……まぁね。 貴方はこういうのは好まないかしら?」
三杉「いや……サッカーというのは多分にメンタルも影響してくるスポーツだからね。
   あの咲夜さん以外の者達も鉢巻を巻いているだけで士気は上がるだろうし……。
   咲夜さんもレミリアさん自身が作った鉢巻を巻く、という事でいつも以上の実力を発揮出来る可能性がある」
美鈴「咲夜さんも本当に良かったですねぇ。 今大会、頑張ってましたもん!」
フラン「お姉さまも直接言えばいいのにな〜……ま、いっか! そのお陰で私達もこうやって鉢巻なんて巻けるんだし!」

三杉の言葉に美鈴、フランドールも同調し……一同は自然と笑みを浮かべる。
よくよく観察をしてみればレミリアの手には針仕事をした痕のようなものが所々に残っており。
紅魔スカーレットムーンズの一同にとって、この鉢巻の件は。
レミリアが咲夜に自身が作った鉢巻を渡す為のものなのだという事が既に露見していたのである。
咲夜に鉢巻を渡したレミリアはその後、笑みを浮かべてから自身も帽子を脱いでから鉢巻を取り付け。
そうこうしている間に入場の時間となり、紅魔スカーレットムーンズのメンバー達は控え室から飛び出していく。

845 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:04:29 ID:???
レミリア(はぁ……霊夢と戦いたかったんだけどねぇ……。
     ……まあいいわ、あの霊夢の二番煎じをとっとと退場させて東洋の鬼と対決させてもらいましょう)
三杉(反町と戦えないのは残念だが……守矢フルーツズも強敵だ。 さて、勝つ為に僕ができる事は……)
美鈴(お嬢様と妹様に渡してれば何とかしてくれる筈……早苗さんには私でも敵いませんからねぇ)
フラン(うふふふふ。 今日は何回くらいドッカーン!出来るかなぁ?)
パチュリー(前半終了時点で1点までのビハインドならひっくり返せる……。 それ以上なら厳しいけれど……。
      ……レミィと妹様がいる以上、そう大差はつけられない筈)

ある者は戦えなかった者達への未練のため息を吐き、ある者は冷静に試合での動き方を考え。
またある者はどれだけ多くシュートを打てるか想像をする。
そして、そんな中。敬愛する主人から鉢巻を受け取った完全で瀟洒な従者はというと……。

咲夜(お嬢様を負けさせる訳にはいかない……。 何としてでも勝たなければ……)

主人を敗北させる訳にはいかないと、燃えに燃えていた。

咲夜(……それにしても、どうして鉢巻なんか? 美鈴辺りが提案したのかしら? センスないわね……)

しかし、その主人の想いについてはとんと気づいていなかった。

846 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:05:30 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「さぁ〜! いよいよやってまいりました、不夜城カップ決勝戦!!
    ここ紅魔スタジアムには、立見席も埋まる程にまで観客達が詰め掛けております!
    フィールドではこの激戦を勝ち上がってきた二つのチーム。
    紅魔スカーレットムーンズ、守矢フルーツズの面々がウォーミングアップを行っています!
    それではここで両チームのスターティングメンバーを発表しましょう!
    まずは今大会の主催者……この決勝に来て、メンバー全員気合を入れているのか!
    鉢巻を巻いて出場をしている、紅魔スカーレットムーンズからです!」

ジョン「2トップのFWはご存知、幻想郷最強と呼び声の高いスカーレット姉妹!
    ゴールネットの破壊者、フランドール=スカーレット選手!
    そして、永遠に紅き幼きストライカー、レミリア=スカーレット選手!!
    この両選手は現在得点王ランキングでもトップ争いをしておりますが……果たして姉妹で仲良くタイトルを分け合うか。
    はたまた、どちらかが抜け出すのか! この辺りも今日の試合では要注目です!!」

フラン「うふふふ。 今日はハットトリックがしたいなぁ〜」
レミリア(ああ、可愛い……可愛いわフラン! むしろダブルハットトリックくらい狙っちゃいなさい、フラン!
     あなたならあの霊夢の二番煎じだろうが東洋の鬼だろうが関係ないわ!)

847 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:06:39 ID:???
ジョン「MFはダイヤモンド型!
    トップ下に入るのは、今大会めきめきと実力をつけてきている外来人――三杉淳選手!
    左サイドハーフには名無しメイド選手、そして右サイドハーフはパスセンスに若干の定評のある小悪魔選手!
    そして、ボランチには完全で瀟洒なパーフェクトメイド! そのタックルの切れ味は幻想郷一と呼び声の高い十六夜咲夜選手です!」

三杉(悔しいが、今の僕の実力では真正面から戦うのは得策とは言えない……。
   なんらかの手段を考えてボールを運ばなければならないな……)
メイドG(相手の左サイドは……うう、天狗かぁ。 ちゃんと止められるかな……?)
小悪魔(若干の定評って酷いですねぇ……まあ、確かに仰る通りなんですけど)
咲夜(私がこの位置にいる限り、あらゆる突破は許さない……)

ジョン「DFは前に3人、後ろに1人! 前にはメイド妖精達が控えており……。
    そして、スイーパーの位置には何とFWへとコンバートをした美鈴選手!
    彼女は前回の大会、永遠亭ルナティックス戦でもDFとして出場をしており何度もチャンスを潰してきました!
    今回も当然、期待が出来るでしょう!」

メイドBCD(((なんか紹介が適当過ぎるような……)))
美鈴(空中戦で全ての攻撃を弾き返す……今日の私の役目はそれだけです!)

ジョン「そして、GKはメイド選手! 準決勝ではメルラン選手のロングシュートに何度もゴールを許しましたが……。
    果たしてこの試合では守矢の猛攻を凌ぎきれるでしょうか!?」

メイド@「うん、それ無理♪」

848 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:08:07 ID:???
ジョン「さぁ、続いて守矢フルーツズの紹介に参りましょう!
    こちらは紅魔とは違いFWは3人! 2トップのFWは博麗連合戦でも大活躍をした洩矢諏訪子選手。
    そして、もはや守矢のエースストライカーとして定着しつつある比那名居天子選手!
    右ウイングには、幻想郷一の俊足ドリブラーである射命丸文選手と、こちらも紅魔に負けていない強烈な攻撃陣です!」

諏訪子「あーうー。 今日も得点狙っていくよー!」
天子「天人が強いは当然に決まってる。 黄金の桃をつけた天人が、布(鉢巻)装備のジョブに遅れを取る筈がない」
文(優勝出来れば、私も優勝チームの一員としてレポート形式で記事が書けますねぇ。
  紅魔に勝たれては取材なども無理そうですし……ここは勝たなければならないですねぇ……)

ジョン「MFは3人のフラット型! 中央には守矢フルーツズの大黒柱、八坂神奈子選手!
    左サイドハーフには三杉選手と同じく外来人である西尾浩司?選手。
    右サイドハーフには、パスとパスカットの正確さに定評のある永江衣玖選手です!」

神奈子(今日の試合、私のロングシュートの成功率如何が勝敗に直結する……! 下手なプレイは出来ないね!)
西尾?(早苗さんや神奈子さんらの期待に応えるんじゃ! わしは助っ人なんじゃから、助っ人らしく役に立たんと!!)
衣玖(今日もいないよりはマシ……よりは上の活躍をしませんと。
   とはいえ、相手チームはパスを中心にゲームは組み立ててこないんですよね……)

ジョン「DFは4人! 前面のスイーパーのポジションにいるのは、DFとしてもトップクラスの能力を持つ伊吹萃香選手!
    そして、その背後には固まった形で河童選手、天狗選手らが続きます!」

萃香「西洋の鬼には負けないぞ〜!」
河童A(ああああ……あの吸血鬼のシュートを受けるのか……)
天狗B(……まあ、オータムスカイズのアレや博麗連合のソレも今まで食らってきたんだし)
天狗C(命に別状ありませんように。 命に別状ありませんように……)

849 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:09:36 ID:???
ジョン「そして、ゴールマウスを守るは守矢フルーツズのキャプテン!
    驚異的な反射神経と神がかり的なセービングで奇跡のGKとの呼び声高い東風谷早苗選手!
    今日の試合、彼女がどこまでレミリア選手らの攻撃を防ぐ事が出来るか。
    そこが勝敗の分かれ目となるのは、まず間違いないでしょう!!」

早苗(ゴールは絶対許早苗……! 優勝をするのは、我ら守矢フルーツズです!)

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「うおおお、どっちが勝つんだこれ!? マジ予想がつかねぇ!!」「どう考えてもお嬢様の勝利です本当にありがとうございました」
「おいお前早苗さんディスってんじゃねーよ!」「それでもケロちゃんなら……ケロちゃんならなんとかしてくれる!」

実況席からのスターティングメンバーの紹介が終わった所で、再びヒートアップをする観客席。
紅魔スカーレットムーンズ有利と見られていたこの試合も……。
しかし、ここまでオータムスカイズ、博麗連合と大物食いをしてきた守矢フルーツズの粘りの前には食われる可能性もあり。
観客達は果たしてどちらが勝利し、優勝を収めるのかと予想しあい、盛り上がる。
一方でフィールドではウォーミングアップを終えた両チームのキャプテンがセンターサークルの中に入り……。
審判の立会いの下、コイントスを行おうとしていた。

レミリア「……オールスターの時のように、途中で倒れても替えがいるからいいわね」
早苗「今日は無失点を目指します……オールスターの時は負けましたが、今日は負けません!」
レミリア「目指すだけならタダだものね。
     その華奢な体で私やフランのシュートをどれだけ受け止められるか……楽しみにしておいてあげるわ」

850 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 20:10:37 ID:???
先着1名様で、
コイントス→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→???「俺もいるぜ!」 ???「お前にばかりいい格好させるかよ!」 ???「コーホー」 美鈴「み、みんな!」
ゲェー!? このタイミングで紅魔スカーレットムーンズに助っ人だと!?
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

851 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 20:10:50 ID:???
コイントス→ クラブK =

852 :森崎名無しさん:2010/08/09(月) 21:05:38 ID:???
JOKERの人たち超見てぇww

853 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/09(月) 21:55:21 ID:???
>コイントス→ クラブK =守矢フルーツズボール
===========================================================================
コイントスの結果、先制権を得たのは守矢フルーツズ。
その後、レミリアと早苗はおざなりながらも握手を交わし……それぞれが所定の位置に戻り。
両チームの者達も、割り当てられたポジションへと散らばってゆく。
そして、試合時間が近づくにつれて……不思議と観客席は沈黙に包まれていくのだが……。

ジョン「幻想郷最強の攻撃力を有する紅魔スカーレットムーンズが順当に優勝をしてしまうのか!
    それとも、今大会、オータムスカイズ、博麗連合と名立たるチームを打ち砕き。
    決勝まで上がってきた守矢フルーツズが奇跡を起こすのか!?
    いよいよキックオフです!」

ピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

諏訪子「よし! いくぞ、天狗!」
文「はいはいはい〜……っと!」

審判の試合を告げる笛が鳴ると同時、一気に歓声を上げる。
幾多の名勝負を生み出してきた今大会――不夜城カップも、いよいよ大詰め。
この大会の頂点に立つチームは……泣いても笑ってもこの試合――90分で決まる。
観客達の歓声を背中に受けながら、ボールを得た諏訪子はすぐさまボールを右へと流し。
そのボールを堅実に足でトラップした文は、一瞬だけ溜めを作った後……。
すぐさまボールを持ってサイドを駆け上がり、幻想郷一の俊足を使ってサイドアタックを仕掛ける。

ジョン「さぁ、これはいきなり守矢フルーツズ、俊足の文選手のサイドアタックを使ってきました!
    しかし、これはやはり予期されていたか……? すぐさまFWのフラン選手がチェックをかけます!!」

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0ch BBS 2007-01-24