キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】

1 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/23(金) 10:00:12 ID:9RPhVgq6
この話はフィールドの貴公子 三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きるスレです。
本スレ(キャプテン森崎)とはフランス国際Jrユースを日本が優勝し、森崎と翼がブラジルに
スカウトされた展開まで共通しています。ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの
判定結果によって変化しながら進行します。

※この物語はキャプテン森崎のパラレルワールドです。
※ストーリーはキャプテン翼5 覇者の称号カンピオーネを参考に、オリジナルで展開します。
※この世界にはワールドユースという大会は存在しません、御注意ください。
※各キャラクターのイメージが変わることを望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※サッカー以外の要素は予定されておりません。

334 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 14:31:57 ID:???
ダラピッコラ「ミスギ…!」
中山「三杉!?」
バンビーノ「(そうだ、うな垂れている暇などない…!)」
ブンナーク「……」

ジェンティーレ「あ゛ぁ゛っ ! ?」
カルバリョ「上等やで、あの兄ちゃん…!」
ミハエル「……」

その結果、味方は驚きと少しの勇気を…逆に敵は燃える怒りと戸惑いを感じる事となったのだ。
後半戦…只では終わらない、一筋縄ではいかない、そんな予感が敵味方問わずに行き来し…
そして誰ともなく「後半に備えなければ」とベンチへ下がって行った。
ハーフタイムである。

※三杉が“諦めの悪い男”とか“炎の男”とか、そんな感じの属性が付きました。
「スキル・逆境に強い(チームがピンチの時に全能力+1)」を身につけました。
ミハエルのドリブルに対する経験値が天井まで跳ね上がりました、後半は互角に勝負できます。
この試合後半のみ弱必殺技発動率↑です。
 (具体的にはディレイドタックル、スプリットパスカット、バックスピンパス、やや華麗なドリブルの発動率が1/4up)


※一旦ここまでです。

335 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 17:45:59 ID:???
〜フィオレンティーナ ベンチ〜

アンザーニ「さて皆さん、お疲れ様でした。前半最後の最後での失点は残念でしたが…
私が想像していたよりも皆さんは落ち込んでいないようで驚きです。」

バンビーノ「ええ、悔やんだところで事実は変わりませんから。」

中山「それに、三杉(こいつ)が空気を読まずに大口を叩いてくれましたからね。」

アンザーニ「ほう…? それはなんと?」

ラムカーネ「このキャプテン・三杉がいる限り、フィオレンティーナは絶対勝つ…
一字一句間違いない。 その言葉には根拠が認められず、ナンセンスと判断される。」

マルコ「ラムカーネ、そういう事じゃなくて…」

ラムカーネ「大言を吐いたところで後半のオレは死ぬほど役に立たないぞ。」

マルコ「え…」

三杉「プッ…」

ラムカーネの冷静で厳しい自虐にマルコは呆気に取られ、三杉は思わず吹き出してしまった。
空気を読まず、この場で敢えて正しすぎる事を言う…ラムカーネなりのジョークだったのだ。
釣られて、他の選手たちの表情にも笑みが浮かぶ。

336 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 17:47:02 ID:???
アンザーニ「ホッホッホ、それは随分と大言壮語を口にしたものですね。
でも、よくぞ言ってくれました。 そのお陰と思いますが、皆の表情から焦りの色がありません。
もし不安と焦りを引き摺っていれば、このハーフタイムでいくら指示してもそれは頭に入りません。
言葉は頭を巡るだけで考えは纏まらず、いつの間にか時間だけが経過していたという現実が残る。
前半終了間際の失点が恐ろしいというのは、つまりはそう言う事なのです。
バンビーノくんの言う通り、悔やんだところで起こった事実は変わりません。
けれど人はそれを、変えられない過去を引き摺る事で未来の可能性すら摘み取ってしまう。
根拠なんて後から考えればいい、諦めずに勝利への道を探すべく気持ちを切り替える事が先ずは重要だ。」

ダラピッコラ「……」

アンザーニ「では、未来の話をしようではありませんか。
この試合、この危機を切り開くために何をすべきかを。」

三杉「(後半の戦術か…フォーメーションについて何か発言すべきだろうか?)」


A 新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げて、中盤の守備をより明確に厚くする。
B 三杉、ダラピッコラをもう少し下げ、実質5バックの形を取る。
C バンビーノをもう少し高めに配置し、実質3トップの形を取る。逆にマルコらは少し低めに。
D 特に変更は申し出ない。
E その他(何か考えがあればどうぞ、決定しなくても参考にするかもです。)

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

337 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 17:59:20 ID:F7Cnf5zA
B
バンビーノの警告はやっぱ痛いな

338 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:02:52 ID:qp7Hy2Vk
A
新田が消えすぎなので…

339 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:07:30 ID:/nZEdZtU


340 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:13:28 ID:EI9eDt0A


341 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 20:25:41 ID:???
>A 新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げて、中盤の守備をより明確に厚くする。

三杉「監督、新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げるのはどうでしょうか?」

新田「…!」

新田の肩がギクリという感じ震えた。
彼は自分が前半中、ほとんどプレイに絡めてない事を自覚していた。

アンザーニ「ふむ、目的は?」

新田「俺に…もっと積極的に守備をさせたいんですね?」

三杉「そう、いま新田が自分で言った通りです。
この前半、あまりにも新田の存在感が消えていました、正直に勿体無いと思うほどです。
なまじFWというポジションであるがゆえ、新田は思い切ったポジショニングが出来ていません。
でも新田、お前の脚はもっともっと応用が適う。既成概念に捉われていては損失になる。」

新田「既成概念…」

三杉「お前の脚はもっともっと下がっても、攻撃時には追いつける筈だ。
FWだからこれ以上は下がれないと決めつけてしまうのは、それこそナンセンスだ。」

新田「(た…確かに! 俺は自分のプレイを自分で狭めていた…!?)」

342 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 20:28:05 ID:???
いつの間にか、三杉の言葉は提案ではなく新田へのアドバイスに変わっていた。
三杉が新田をどれだけ買っているかという事は皆分かっている。
ゆえにアンザーニは少しだけ困った顔をして、三杉の案をそのまま肯定したのだった。

アンザーニ「ホッホッ、私がニッタくんへが言うべき事がなくなってしまいました。」

三杉「あ…す、すみません。 出すぎた発言でした。」

アンザーニ「いや、いいでしょう…その案は受け入れます。
ではニッタくんは2列目まで下がり、より積極的に守備参加をして下さい。」

新田「は、はい!」

アンザーニ「さて、攻撃に関してですが…これは如何にカテナチオを組ませないかが重要だ。
結局、ユヴェントスの守備には弱点と呼べる弱点はありません。
カルバリョくんが上がっていれば速攻、でなければ遅攻という姿勢を徹底するしかない。
それ故、こちらにとって最もチャンスとなる瞬間は、キミがカルバリョくんを止めた時だ。」

ダラピッコラ「!!」

そう言って、アンザーニはダラピッコラを見つめた。
ダラピッコラは改めて表情に緊張の色を見せる。

343 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 20:29:49 ID:???
アンザーニ「ダラピッコラくん、他人を負かすってのはそれほど難しい事じゃない。
最も『難しい事』は『自分を乗り越える事』なんだ。」

ダラピッコラ「か、監督…! オレは!」

アンザーニ「いいんだ、キミはもう勝っている。」

ダラピッコラ「……!!」

アンザーニ「カルバリョくんはキミに任せました。」

ダラピッコラ「はいっ!」

ダラピッコラは目に強い光を宿してこれに答えた。
その目には既に恩讐などは無く、自分のすべき事への責任感が窺えるのだった。



※半端ですが、本日の更新はここまでです。
 どうもありがとうございましたー。

344 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 20:34:02 ID:???
乙です
伏兵新田に大きく期待

ついでに……
みっちゃんカッコイー!


345 :森崎名無しさん:2010/08/19(木) 21:48:11 ID:???
三杉に熱血属性がついたのはでかいな
近い将来、圧倒的とかそんな言葉が生易しく感じるほどの才の塊と戦うことが確定しているだけに
アルなんとかくんの能力は自重してるんでしょうか
ミハエルでこれだからかなり不安です

346 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 12:09:28 ID:???
>>344
乙感謝であります!
新田はきっとここからですね、しかし彼がポストに愛されてなければと思うと…w
きっと後半は活躍していると信じましょう。
なんか気がついたら三杉がみっちゃんと呼ばれる存在になってました。
女子以上に男子にモテそうですw

>>345
アルなんとかくんの能力ですか…作品スタート前に設定した感じだと正直自重してないですw
でも流石にバランス取れないと思ってますので、一度作り直すつもりでいます。
ちなみに今の三杉はピエールと総合力でほぼ互角(僅かに劣る)くらいの実力です。
世界の頂点までは険しいですw

347 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 12:11:01 ID:???
その後、アンザーニの指示は細かい修正に入っていった。
内容はカルバリョ、バティン、ミハエルという攻撃の3本柱への警戒が主であり、
特に気がつけば上がっているカルバリョのカバー力、アクセント付加に対して、
その無力化が如何に重要かを口酸っぱくと言って良いほど強調していた。
後半はピンチの発生源を予め見極め、潰していかなければ勝てないと…。

選手達はその指示を頭に刻み込むように聞いた。
どう守れば有効な攻撃に転じられるかをそれぞれに考えながら。
しかし、その中にただ一人攻撃だけを考えている者がいた。
フィオレンティーナにとっての得点の要、ブンナークである。

前半での成果は、彼にとって非常に不本意な物であった。
シュートを3本放ってゴールは1つ…しかもそれは三杉が得たFKからのゴールである。
更に、入らなかった2本は敵のGKにすら届かなかったという体たらく…。
自分の役割がフィニッシャーであると強く思っているブンナークが、これを許せる訳が無かった。
そして前半最後に見せられたバティンのシュート、これがトドメとなった。
明らかに自分のシュートはバティンのそれに比べて劣っていたのだ。
ブンナークにとってこれほど悔しい事実はない筈であった。
しかしてそのブンナークの胸中はと言えば…


先着で
★メンタル弱いイメージが根強いブンブン→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ 「(世の中広ぇな…オレも単なる砲台って訳にはいかねえか…)」 ポストプレイに覚醒?
ハート、スペード→ 「(敵は本物…上等だぜ。 オレも全て絞りださねぇとな!)」 超必殺を一時解放
クラブ→ 「(クソッ…! オレは、オレはこんなもんだったのか!?)」 気力ダウンの危機
JOKER→ ダイヤ+ハートの効果

348 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 12:14:17 ID:???
★メンタル弱いイメージが根強いブンブン→ クラブ9


349 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 12:15:47 ID:???
やってもうたorz

350 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 12:25:16 ID:???
泣くぞ、すぐ泣くぞ

351 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 16:23:21 ID:???
>クラブ→ 「(クソッ…! オレは、オレはこんなもんだったのか!?)」

ブンナーク「(クソッ…! オレは、オレはこんなもんだったのか!?)」

そう、ブンナークの胸中はと言えば、自分の実力への疑念が渦巻いていたのだった。
試合前はジェンティーレを潰すと息巻いていたが、蓋を開ければ競り負けているのは自分の方である。
黄金の右腕を真っ向から破り、プリマヴェーラではトップクラスであると自負してきたブンナーク。
その自信が今、大きくグラつこうとしていた。

ブンナーク「(スター軍団と呼ばれるような奴らは…オレじゃあ倒せないのかよ…
何が世界一のストライカーだ、何がミスギと闘いてぇだ、とんだ井の中の蛙だぜ…!)」

特にバティンのシュートを目にしてから、ブンナークの心には不安や迷いが大きく浸食し始めていた。
このチームで必要とされる役割を自分が果たせているのか、これから果たしてゆけるのか…と。

自身に向けた苛立ち、不信感はブンナークの言葉数を少なくし、表情も曇らせていた。
だがいつもと違うブンナークの様子…彼のチームには、それを鋭敏に嗅ぎ取る事の出来た者が居る。


先着で
★その人物の名は→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ アンザーニ監督
ハート→ 新田
スペード→ 三杉
クラブ→ 嘘です、ほんとはいませんでした。すいやせん。
JOKER→ ラムカーネだと!?

352 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 16:24:32 ID:???
★その人物の名は→ クラブ6

353 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 16:38:03 ID:???
攻撃力ガタ落ちじゃないか
新田に守備参加指示したのが仇になってしまったな…

354 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 18:00:55 ID:???
ブンナークも体育座りか

355 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 18:38:25 ID:???
ブンブンちゃんがクラブスパイラルに陥ってのスランプか…。

個人的には後半開始はブンナークに集めて相手のラインを背負って留めさせ、新田やバンビーノの2列目からの飛び出しを狙いたかった…。

356 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:00:52 ID:???
>クラブ→ 嘘です、ほんとはいませんでした。すいやせん。

…という夢だったのさ。
現実はブンナークの異変に気付けるほど精神的余裕のある者は居なかったのである。
そしてアンザーニの指示が一通り行き渡った所でハーフタイム終了の時間が訪れた。
こうしてブンナークは、自分の持つ力を疑い、戦意を失いかけたまま後半に臨まざるを得なかった。
後半戦、フィオレンティーナの前には未だ暗雲が立ち込めている…。


チームガッツ

残り/最大
735/780 新田
680/830 三杉
400/880 ブンナーク
665/740 マルコ
740/810 バンビーノ
720/720 レントゥルス
450/810 中山
655/760 ミュラー
510/720 ダラピッコラ
615/720 スペルマン
785/880 ラムカーネ

※ハーフタイムで敵味方のガッツが200回復しました。
※例外としてブンナークのガッツ回復はこのハーフタイム中ありません。

357 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:01:59 ID:???
〜ユヴェントス ベンチ〜

監督「…以上だ、では後半も普段通りの力を出していけ。」

ユーベ選手「「 ハイ! 」」「任せときっ!」

時間は多少さかのぼり、ユヴェントス側でもハーフタイムのミーティングが終了していた。
すでにチームとしての形が出来上がっている彼らに特別な戦術変更はない。
幾つかの確認を規定事項として行ない、後は各々が身体を休め、或いは集中を高める時間となった。

バティン「あん? おいミハエル、どこ行くんだ?」

ミハエル「別に…ユーの汗が獣臭すぎるから一緒の部屋に居たくないだけですよ。」

バティン「て、テメェ! ぶっ殺すぞコラぁ!!」

カルバリョ「うえぇ〜マジなんかい…?」(クンクン)

カルバリョ「うぉえっ! こ、こらアカン、人類の汗臭さを超越しとる!」

バティン「(ガビーン!) ちょ、おま…ほ、本当か!?」

カルバリョ「…冗談や。(ププッ)」

バティン「いつか殺す…!」

ジェンティーレ「クソが…! もっとジョカトーレらしい会話しやがれ、バカ共が! 」

バティ&カル「あ゛あ゛!?」

ファケッティ「(ハァ…)」

358 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:03:09 ID:???
普段通り微笑ましい遣り取りが繰り広げられるユヴェントスベンチ。
この混乱を尻目にミハエルは一人、控室の外へ出てトイレへと向かった。
ミハエルはトイレに誰も居ない事を確認すると、おもむろに屈伸を始めた。

ミハエル「(痛(つ)っ…)」

ミハエルは膝に軽い痛みが在る事を確認した…それは以前から感じていた痛みである。
プレイに影響を及ぼすレベルではないが、初めて痛みを覚えた時と比べ、今の痛みは増していた。

ミハエル「(問題ありません…この足は神が与えてくれた物…神が与えてくれた試練…
この痛みだってきっと同じです…今を乗り越えればきっとまた…。)」

湧き出る不安を押し潰すようにミハエルは自分に言い聞かせる。
そしてミハエルは何事もなかったかのように立ち上がり、鏡に映る自分の事を見た。
と、瞬間…自分の後方に人影がある事にミハエルは気が付いた。
背筋を冷やしながら慌てて振り向くと、そこには…。

???「フフ…元気そう、とは言えないかな。 手紙は読まなかったのか?」

ミハエル「あ、アナタは…!」

その顔を一目見てミハエルは愕然とした。

※このイベントはシナリオによる規定事項です。
 この試合中にミハエルが行動不能、あるいは弱体化する事はありませんのでご注意下さい。

359 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:04:59 ID:???
〜観客席〜

賀茂「あ〜あ、ったく…この大会はビックリ箱だな。
あんなバカみたいな威力のシュートを放つ奴がアルゼンチンに居たなんて聞いてないぜ!」

片桐「ええ、ハッキリ言って日向のタイガーショットを軽く上回っている。
“天才”ファン・ディアス、“風の申し子”クラウディオ・カージャレ、
そしてこのガブリエル・バティン…アルゼンチンはとんでもないチームになりますよ。」

賀茂「ああ、あのウルグアイを破って南米選手権を優勝したアルゼンチンユース…
あのチームに更にこんな奴が加わるんじゃ頭が痛ぇったらねえな。」

片桐「ああ…そう言えばその南米選手権ですが、ブラジルが不参加だったと聞きましたが?」

賀茂「おお、そうなんだよ。カルロス・サンターナの真価を見れると思っていたのになぁ。
出し惜しみしやがって…全く、計算が狂って仕方ねぇってもんだ。」

片桐「ふむ…翼や森崎と世界の実力を間接的に比較出来る機会が無いとは…残念です。」

賀茂「ま、来年頭にはリオカップがあるからな…そいつを見れば嫌でも判る。」

片桐「プロジェクト・カウンターウイングの要、ですね。」

賀茂と片桐の表情は重苦しかった。
ワールド・トーナメント優勝への大きな壁がまた一つ示されてしまったのだ。
アルゼンチンユースの驚異の攻撃力、その全貌はまだ誰にも想像が出来なかった。


360 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:06:01 ID:???
クスタ「さて・・・どうですか?」

シューマッハ「思った程の攻撃力じゃないな、オレ達なら零封できる。」

クスタ「大した自信ですね…。
でも、まだ決めつけるのは早いですよ…ねえ、監督?」

トルシア「ああ、ジョアン先生の教え子達の成長力は尋常じゃないからな。
決勝まで上がって来た時は、どこまで伸びているか分からんぞ?」

シューマッハ「チッ、解りましたよ。ったく、どいつもこいつもジョアンジョアン…」

シニョーリ「ねー、お腹すいたぜ。 ホットドック買ってきてよ。」

シューマッハ「てめぇ! お前は監督の前でもフリーダムか!」(ゴチンッ!)

シニョーリ「いでえぇぇぇぇ!」

シューマッハ「試合でパスを出さないなら、せめて会話くらいまともにパスを出せ!」

トルシア「暴力はダメだよ、シューマッハ。(さて…この後半、どうなるかな?)」


361 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:07:24 ID:???
ハーフタイムを終え、両軍の選手達がフィールドに戻ってきた。
間もなくキックオフの時間、選手達はすぐに各々のポジションへ散らなければならない。
三杉も自分のポジションへ着こうとしたが…彼を呼び止める声が聞こえた。

ミハエル「ジュン・ミスギ…。」

三杉「(ミハエル…?) 何だい、もう間もなく試合が始まるが?」

ミハエル「お前は…何の為にサッカーをやっている?」

三杉「え…?」

ミハエル「キャプテン・ミスギが居る限り、フィオレンティーナは負けない…
よくもそんな傲慢な言葉が口から出ますね、本当に不愉快な男だ…」

三杉「それが気に障ったのかい?」

ミハエル「何故だ? お前のような男があんな守備連携を出来る筈が無い…
あれほどフォローに走り回って汗をかこうとする筈がない!」

三杉「ミハエル…?」

362 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/20(金) 20:08:49 ID:???
ミハエル「お前の言葉は傲慢その物だ…なのに、お前のプレイには傲慢さがない。
ボクにはお前という人間が分からない…」

三杉「………(何の為にサッカーをやっている、か…)」


A プロになるためさ、この大会に優勝してね。
B 金だよ金、当然だろ? 稼ぐ為さ!
C 強い奴らがゴロゴロいるからかな…そう、僕よりも。
D サッカーが好きだからサッカーをやっている…かな、今は。
E このフィオレンティーナというチームが好きでね。

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

363 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:10:49 ID:b9FGgkvc
C

364 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:11:37 ID:8m5teeUA


365 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:13:28 ID:Z+rL/2EA
D
この選択は重要だな
三杉最大の欠点。自分の将来の明確なビジョンが希薄ってことを自覚出来るかもしれん

366 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:14:00 ID:3dHbGj1Y
D LOVEサッカー

367 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:14:44 ID:2wG7hIWs


368 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:19:42 ID:rmdoPpIg


369 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 00:23:58 ID:???
結構難産してます。
一応次の更新は明日以降という事で…おやすみなさい。


三杉というキャラはこのスレに来て下さってる方々一人一人の中に居るんですよね。
三杉のifとしての未来ではなく、描かれていない過去にまで手を出していいのか…
と、そんな葛藤もあったり…。(最初から書くつもりでしたが・・)

とりあえずキャプテン三杉の次元の三杉はそうなんだ、と皆さんが理解して下さるといいな…

370 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 00:46:29 ID:???
お疲れ様でした。

371 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 01:01:49 ID:???
乙でしたー

372 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:08:37 ID:???
>>370-371 乙感謝でーーす!



>D サッカーが好きだからサッカーをやっている…かな、今は。

完全無欠を嫌悪し、それを見せつける人間を憎悪してきたミハエル。
生まれ持った財産、生まれ持った才能に溺れ、傲慢を周囲に撒き散らしてきた人間を数多く知っていた。
それは不完全で弱い自分を超えて這い上がり、苦しみながら成長してきた人間が持つ、
高い位置へ昇華された精神への尊敬の裏返しだった。

最初から完全な物や完成してしまった物に心身の成長は無く、人として袋小路に留まる。
そのような強者はナチュラルに傲慢であり、人とは協力せず、ただ従え虐げようとするのみ。
その事を、自身の経験から堅く信じて生きてきたミハエル……。
けれども彼には見えていなかった。
いや、本当は見えていたのかも知れない。
ただ、己のコンプレックスが目の前の男に嫉妬と言う醜い感情を与え、
それを認めたくない理性が、目の前の男を完全無欠として憎もうと無意識に思わせたのかも知れない。

この試合…三杉の示してきた行動、プレイは、生まれ持った物に溺れてきた人間のそれではなかった。
チームメイトと心を通わせ、目立たない所からでも周囲を支えるプレイだった。
人が人として在る事の美しさを目の前の男は雄弁と示していたのだ。
そう、つまりは自分が想像する三杉と、目の前の男のイメージは余りに掛け離れていた。
かと言って、それを受け入れる事も無視する事も出来ないほど、三杉を意識してしまっているミハエル。

その葛藤がミハエルに三杉へ問いかけさせたのだった。
目の前の男の真実の姿を知りたい、と…。

373 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:09:38 ID:???
一方、三杉はミハエルの心の内など全く知らなかった。
「何の為にサッカーをやっているか…」その言葉通りを三杉は考えてしまう。
だが三杉にとって「何の為にサッカーをやっているか」は
「何故サッカーを始めたか」という卵まで時を遡る事を必要としていた。

三杉「(僕がサッカーを始めたのは…両親の為だった。)」

三杉淳は先天性の心臓病を持って、この世に生を受けた。
先天性の心臓病…つまりは心臓に奇形を持って産まれたという事実である。
“先天奇形の児は身体の障害を、親は心の傷を持っている”という言葉通り、
彼の両親、特に母親については想像を絶する傷を心に持っていた。
自分が我が子を生まれつきハンデのある身体に産んでしまったという後悔。
そもそも自分が女(男)として、人間として出来そこないだったのでは…という自己否定。
三杉の両親はこのような傷を心に抱えたまま、三杉を育てたのだった。

しかし感受性が豊かな三杉が、この両親の悲しみを察する事のない筈が無い。
両親は自分がハンデのある不自由な我が子、可能性を奪ってしまった我が子と思っている。
だから彼は幼き心ながら強い決意をしたのだった。
それがサッカーだったのは、何となくという理由だったのか、
それとも常に走りまわるスポーツだったからこそ選んだのか、それはよく覚えていなかった。
自分は心臓病だけど何だってできる普通の人間だ、って…
自分は心臓病なんかに負けない、だから母さんも父さんも悲しまなくていい、って…
三杉は両親にそういう事を伝えたかったのだ、その為にサッカーを始めたのだ。

374 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:11:29 ID:???
心臓病を持ちながらサッカーを始めると言いだした我が子、当然両親は猛反対した。
けれど三杉はこればかりは決して譲らなかった。
自分の可能性を両親に見せるため、安心させるためだったからだ。
結局、医者の制限を厳守する事、管理をキッチリする事を前提にそれは許された。

ただ、三杉は漫然とサッカーをやりさえすれば良いとは思わなかった。
健全な同世代の男の子と同じ、いやそれ以上に上手くならなければいけなかった。
でなければ、両親の心の傷を癒す事など出来はしないと思っていたからだ。

そんな三杉が最初から天才と呼ばれていたわけではない。
満足に走れない三杉は、最初はチームのお荷物…と言うより練習だけは参加させて貰ってる存在だった。
周囲には心臓病の事を隠し、体力が無いと
当然、ここで彼は自分が普通よりも(運動する事に関して)劣っている事を理解した。
けれど彼には目的があった、強い意志があった。
心臓病のせいでまともにプレイ出来ないなんて結果で終われなかった。
走る事、激しいプレイに制限のあった三杉は、それを補う為に何でもやった。
足元の技術を徹底的に磨いた、どうすれば少ない距離でプレイできるかを懸命に考えた、
一日中ボールと共に過ごした日だってある。
その日々は、一人で暗闇を切り開いた日々は、決して三杉を裏切らなかった。
一日一日を過ごす中、弱い自分を超えて行ける…自分を高いステージに持っていける。
それを実感できる喜びは何物にも代え難く、そしてサッカーは日に日に楽しくなっていった。


余談だが、彼がヨハン・クライフを知ったのはこの時期である。
「ボールを動かせ!ボールは疲れない!」
「サッカーでは100mより30mから40mを速く走ることが重要。だがもっと重要なのは”いつ”走るかだ」
クライフのこのような言葉が少年時代の彼をどれだけ勇気付けたかは想像に難くない。

375 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:12:58 ID:???
幸運な事に彼の体の成長は早く、6年生になった頃には身長はチームで1、2を争うくらいであった。
その頃には、三杉のプレイについていける者はチームに誰も居なくなっていた。
それだけではない、「東京に天才三杉あり」という話も既に都内を駆け巡るようになっていたのだ。
一つ一つ、誰よりも地道に階段を上がっていった三杉は、いつの間にか誰も届かない所にいたのだ。
そのテクニックは既に完成されており、それ以上の成長はもはや身体が追いつかなかった。
小学生の時点でそこまで登りつめた三杉、だがそれは悲しい事だった。
彼は遂に自分の限界をその身で実感してしまったのだ。

三杉の心に空虚な風が吹いていた。
しかし、満足な気持ちもあった。
自分が普通の子供と同じ、いやそれ以上の可能性を持っている事、
心臓病なんかに負けない事は、立派に両親へ伝えられたのだから。
目的を果たした事を理由に、三杉はサッカーを辞める事を決意した。
本当は周りの人間に追い越されていくのを見たくなかったのかも知れない。
ともかく三杉は最後に自分の全てをぶつけられる敵を求めた。
今の自分の限界をぶつけて、それを皆に見せて、そうして終わりたいと思ったのだ。

そうして三杉が最後の敵に選んだのは…大空翼、そして南葛。
マネージャーの青葉弥生が教えてくれた根っからのサッカー小僧。
この少年ならば、自分の全てぶつけても応えてくれると信じて。

そして臨んだ全日本少年サッカー大会・準決勝。
思わぬトラブルはあった物の、彼は初めてサッカーの試合にフルタイム出場を果たした。
大空翼だけでなく、森崎、中山といった素晴らしい選手達と出会う事が出来た。
自分の未熟さを知り、まだまだ超えられる限界がある事も知った。
そして…何よりサッカーの楽しさを改めて知ってしまったのである。
サッカーの楽しさは一人じゃ分からない。
仲間と、そしてライバルがいるこそ本当に楽しいのだと、三杉は南葛戦で教わったのである。

376 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:14:02 ID:???
三杉はサッカーを辞めなかった、いや諦めなかった。
この時のサッカーの楽しさをずっと求め続け、その結果いまに至るのである。
三杉淳がサッカーをやっている理由とはそういう事であった。


ミハエル「お前は…一体何なんだ……」

三杉「僕は…サッカーが好きだからサッカーをやっている…かな、今は。」

ミハエル「なに…?」

三杉「うん…でも、そんな一言では語れないよ…  君だってそうだろう?
その脚にはきっと君だけにしか解らない物語があって、君はそれを乗り越えて来たんだと思う…」

ミハエル「……!」

三杉「けれど、今はそれを話す時じゃない。 そんな言葉よりも一つの勝負の方がきっと雄弁だ。」

ミハエル「そう、か…そうかも知れませんね。」

三杉「僕が何なのかを知りたければ君の全力をぶつけてきてくれ、僕もそれに応えよう。」

ミハエル「フフン…その言葉、後悔させてあげますよ。」

そう言ってミハエルは自分のポジションへ下がっていった。
彼の言葉は相変わらず人を見下した物だったが、その口調は一転して爽やかであった。

三杉「(ミハエル・ドノヴァン……負けないよ。 僕も…フィオレンティーナも。)」

377 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/21(土) 13:15:26 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

放送「さあ後半戦、間もなくのキックオフです!
今度はフィオレンティーナのボールで始まりますが、さあどんな攻めを見せるのか!?」

三杉「(ふむ…この後半、一つも隙は見せられない。 まずはどうやって相手を崩すかだが…)」


A 僕がミハエル、バティンを抜こう、そうすれば敵は寄ってくる。 そしたらバンビーノだ。
B 僕がミハエル、バティンを抜こう、そうすれば敵は寄ってくる。 そしたらマルコだ。
C 僕がミハエル、バティンを抜こう、そうすれば敵は寄ってくる。 そしたら新田だ。
D キープで敵を崩して…一気にブンナークにパスを送るかな。
E キープで敵を崩して…その隙にオーバーラップした中山にシュートを撃ってもらうか?
F その他。

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※一旦ここまでです。出かけるので今日はこれだけかも…

378 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 16:07:06 ID:rNrw1+dY
C

379 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 16:33:36 ID:9fqDQ8wU
C

380 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:45:27 ID:OWq8AIcY
C

381 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 23:02:29 ID:???
三杉さんいつもマメな更新乙です。
いつも楽しませてくれてありがとう!

382 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 12:43:54 ID:???
>>381
いつも見て下さってありがとうございます。
そのお言葉に元気を頂きました。
いやはや、もっと良い文章の提供や、大量更新が出来ればいいんですが…。






>C 僕がミハエル、バティンを抜こう、そうすれば敵は寄ってくる。 そしたら新田だ。

三杉「(よし、ここは僕がここは中央から起点になろう。
万が一失敗しても、位置的に皆が取り囲める筈だ。)」


ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「フィオレンティーナのキックオフで後半開始です。まずは新田くんがボールを持つが…
さて、まずは溜めを作って堅い守備を崩したいところでしょう。」

観客「いけいけユーべ!!」「逆転だ逆転!!」「ほら取れるぞボール!!」


三杉「新田、ボールを回せ!」

新田「(三杉さん…やる気だな。) ハイ、任せますよ!」

新田はパスを出す時に、三杉のサインに気付いた。
それは中央を切り裂くパスと、新田のダッシュで速攻を狙うと言っているのである。
新田は目を輝かせながらボールを出し、振り向いて前を窺った。


383 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 12:45:20 ID:???
三杉「新田、ボールを回せ!」

新田「(三杉さん…やる気だな。) ハイ、任せますよ!」

新田はパスを出す時に、三杉のサインに気付いた。
それは中央を切り裂くパスと、新田のダッシュで速攻を狙うと言っているのである。
新田は目を輝かせながらボールを出し、振り向いて前を窺った。

三杉「(さて、ここから敵をペテンにかけなければね。)
     よし、いくぞ! バティン、ミハエル! 僕と勝負だ!」

バティン「名指しかよ…! 嬉しいねえ、期待に応えてやるぜ!」

ミハエル「(パスを回さず、ボランチのキミがその位置からいきなり勝負ですか…?)」


先着で
★ミハエルの心→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→(傲慢な…やはりお前はそういう人間というわけですね?) ※ミハエルに怒りペナ
ハート、スペード→(ともかく、突破を許すわけにはいきませんよ。)
クラブ→(50-75-100を無視ですか。 さっきの矢先に、身勝手なプレイ…何かありますね?)
JOKER→(読めましたよミスギ、キミの狙いがね。)

384 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 13:05:32 ID:???
★ミハエルの心→ クラブ2

385 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 14:28:34 ID:???
>クラブ→(50-75-100を無視ですか。 さっきの矢先に、身勝手なプレイ…何かありますね?)

ボランチの三杉がボールを要求し、そしてFWのバティン、OMFの自分に勝負を挑んできた。
キックオフ後の攻撃は遅攻がセオリー、つまりパス回しやサイドアタックで崩すのが普通である。
位置的にも中央寄りやや自陣寄りであれば75%の確率でパスを選択する場面。
…にも関わらず、ボランチの三杉がボールを要求し、FWのバティン、OMFの自分に勝負を挑んできた。

ミハエル「(身勝手なプレイ…しかし今までのプレイ、そして先程の彼の様子からは不自然です…)」

これは何か狙いがある、との予感がミハエルに警鐘を鳴らさせた。
この挑発に乗ってはいけない、、と。

三杉「(ミハエルが動かないか…厄介だな。 止むを得ない、先ずは目の前の敵を討つ!)」

バティン「オレは負けん、誰にもなっ!!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ドリブル(! card)68+(! dice + ! dice)=★
★バティン タックル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がドリブル突破、そしてスルーパスだ!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノがフォロー) (ダラピッコラがフォロー) (ファケッティがフォロー)
≦-2→ユヴェントスボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+5)」、ハートで「華麗なドリブル(+3)」、
       スペード、クラブで「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
バティンのマークがダイヤで「レオーネタックル(+3吹飛3)」が発動します。

386 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 14:31:41 ID:???
★三杉 ドリブル( ダイヤJ )68+( 62 )=★

387 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 14:37:16 ID:???
★バティン タックル( ハート3 )65+( 56 )=★
炎の男モードでチート化しとる

388 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 15:46:49 ID:???
三杉 ドリブル( ダイヤJ )68+( 6 + 2 )+(芸術的ドリブル+5)=81
バティン タックル( ハート3 )65+( 5 + 6 )=76

【攻撃】−【守備】≧2→三杉がドリブル突破、そしてスルーパスだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

バティン「(足が勝手に動く、相手の動きがよく見える…間違いない、絶好調だ)」

ズガァァァァァァァ!!!
バティンの確信を裏付けるように、スピード、タイミング共に完璧だった。
そのタックルは正しく獅子の牙のような破壊力を秘めたタックルとなっていた。

三杉「(勢いもタイミングも申し分ないけど…) 動きが正直すぎるんだ!」

三杉はスピードを上げてバティンのタックルへと走り出した。
両者が交差する瞬間…観客、そしてユヴェントス選手は三杉が宙に舞う姿を想像する。
そして…確かに三杉は宙を舞った。

フワァ……

ボールを足で挟み、前転宙返りのような形で華麗にバティンの上を越えて行ったのだ。
そして跳躍により描かれる放物線が頂点に来た時、三杉はダイレクトに次のプレイへ移行した。
そう、彼の視野には既に新田が走り込むであろうコースが映し出されていたのだ。

389 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 15:51:18 ID:???
バティン「(このプレイは…!?)」

三杉「(頼むぞ新田…!)」

スパァァァァァン…!

バティン「(オレでは量り知れないってのか…!)」

放送「な、なんとぉー!!!? これは三杉くん、ジャンプ一番でバティンくんのタックルを避わし…
たと思えば、そのまま前転宙返りの形で前方へヒールパス…!! なんて華麗なプレイだ!!」

ファケッティ「フ…フライスルー!?」
スカラ「ま、マズイ! 頭上を越えるぞ!」

ミハエル「スルーパスでの速攻狙い…やはり只の蛮行ではなかったか!」

390 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 15:52:19 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 パス(! card)66+(! dice + ! dice)+(頭脳的ドリブル効果+1)=★

★ファケッティ パスカット(! card)65+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
スカラ パスカット(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミハエル パスカット(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パスは守備陣を切り裂いた! …だが!?
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー) (ダラピッコラがフォロー) (フォントランがフォロー)
≦-2→ユヴェントスボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤ、ハート、スペードで「バックスピンパス(+3)」が発動します。
ファケッティのマークがダイヤで「ピンポイントパスカット(+3)」が発動します。
スカラのマークがダイヤ、ハートで「鋭いパスカット(+1)」が発動します。

391 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 15:52:45 ID:???
★三杉 パス( ハート10 )66+( 15 )+(頭脳的ドリブル効果+1)=★


392 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 15:58:22 ID:???
★ファケッティ パスカット( ダイヤA )65+( 46 )+(人数補正+1)=
スカラ パスカット( ハート3 )64+( 25 )+(人数補正+1)=
ミハエル パスカット( クラブA )63+( 12 )+(人数補正+1)=★

393 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 16:26:25 ID:???
三杉 パス( ハート10 )66+( 1 + 5 )+(バックスピンパス+3)+(頭脳的ドリブル効果+1)=76
ファケッティ パスカット( ダイヤA )65+( 4 + 6 )+(ピンポイントパスカット+3)+(人数補正+1)=79
スカラ パスカット( ハート3 )64+( 2 + 5 )+(人数補正+1)=72
ミハエル パスカット( クラブA )63+( 1 + 2 )+(人数補正+1)=67

【攻撃】−【守備】≦-2→ユヴェントスボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ギュィンッ…!
ファケッティの目の焦点が絞らる音がした。
ボールの回転、速度がパスの軌道をダイレクトにファケッティに伝えられていく。

ファケッティ「よし見えた!4歩後方から70度の高さへ跳躍だ!」

ササッ…
  タッ…  パシィ…!

ファケッティの跳躍は寸分違わぬ位置へ到着し、そしてボールも予測した軌道でそこへ訪れた。
三杉は驚愕し、ユヴェントスの守備陣は一先ず安堵する。

三杉「(まさか…!? 今のが取られるなんて…やはり一筋縄ではいかないか!)」

ジェンティーレ「(ミハエルの予想通りか、本当に油断ならねぇな…)」

しかしフィオレンティーナはボールを奪われた後のケアが素早かった。
ファケッティがトラップすると同時にこの2人が素早く取り囲む。

394 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 16:30:08 ID:???
レントゥルス「ボール返してぇ!」
バンビーノ「(ファウルだけは出来ない…止められるか、オレに?)」

ファケッティ「よく先を見ている…手強いサッカーだ。」

囲まれても慌てる事のないファケッティ、彼は完全に実力を発揮できる精神状態にあった。
この3人による再びの対峙、暫しの間それぞれが睨み合い…そしてファケッティが動いた。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ファケッティ ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★

★バンビーノ タックル(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
レントゥルス タックル(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ファケッティがドリブル突破!これはやばいぜ!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(三杉がフォロー) (ボールはラインを割って遅攻状態に) (ミハエルがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ファケッティのマークがダイヤかハートで「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
バンビーノのマークがダイヤで「ショットガンタックル(+3吹飛3)」が発動します。
レントゥルスのマークがダイヤで「シッポ・ディ・ヴェニス(+2)」が発動します。

395 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 16:32:26 ID:???
★ファケッティ ドリブル( スペード6 )65+( 64 )=★


396 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 16:32:31 ID:???
★バンビーノ タックル( ハート9 )64+( 64 )+(人数補正+1)=
レントゥルス タックル( クラブ6 )63+( 66 )+(人数補正+1)=★


397 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 16:33:33 ID:???
レントゥルスwww

398 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 16:48:38 ID:???
相変わらず神引きすぎるw

399 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 17:51:58 ID:???
ファケッティ ドリブル( スペード6 )65+( 6 + 4 )=75
バンビーノ タックル( ハート9 )64+( 6 + 4 )+(人数補正+1)=75
レントゥルス タックル( クラブ6 )63+( 6 + 6 )+(人数補正+1)=76

【攻撃】−【守備】=11→三杉がフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

確かなボールタッチ、巧みなフェイント…ファケッティのドリブルに間違いは無かった。
当然それはフィオレンティーナのMFを巧みに抜き去り、反撃のパスをを出すに至るべきだった。
しかしフィオレンティーナは曲者揃い、当たり前を簡単に許す連中ではなかったのである。

ファケッティ「(バンビーノ…! 足を出さないくせに、オレの狙うコースを予め塞ぎやがる…!)」

バンビーノ「(動きがよく見える…。 ファウルのお陰で慎重になれたのか、皮肉だな…)」

内心で軽く自嘲するバンビーノ。
彼もこのハーフタイムで落ち着きを取り戻した口だ。
彼の隙のないフットワークは見事にファケッティのファーストタッチを思い留まらせた。
そして意外性の男のプレイが今一度冴える。

レントゥルス「あ、隙みっけー。」

ザザァ…  パシッ…!

ファケッティ「あぁっ! (またコイツか! 一体何なんだ!?)」

まるで無造作に出されたレントゥルスタックルが簡単にボールをこぼして見せた。
これは危機察知能力、間合いの絶妙さがプレイを底上げしているのだが、余程の玄人でなくば解らない。
何度もプレイを邪魔されたファケッティは、まるで嫌な魔法にかけられてしまったかのように錯覚した。

400 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 17:59:30 ID:???
三杉「レントゥルス、バンビーノ、ナイスディフェンスだ、助かったよ!」

ボールは今再び三杉の足に落ち着いた。
すぐにパスの道筋を探す三杉だが…。


先着で
★敵の守備の様子→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→敵の緊張が緩んでいた! 新田へのパスコースがくっきり見える!
ハート、スペード→多少の隙はある、新田へ出す事は可能だ!
クラブ→新田、ブンナークには既にガッチリマークが付いていた。遅攻に切り替えるしかない。
JOKER→そのとき三杉に不思議な事が起こった。

401 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 18:00:12 ID:???
★敵の守備の様子→ スペード4

402 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 18:26:54 ID:???
>スペード→多少の隙はある、新田へ出す事は可能だ!

今の一連のプレイでユヴェントスが僅かに緊張を解いてしまったのか?
とにかくFWの二人に対するマークは今だ完璧とは言い難かった。
当初の狙いだった新田へのパスコースは三杉の目に見えている。
ユルゲンのポジションが特別邪魔ではあるが…新田なら競り勝てると信じ、三杉はパスを出した。

三杉「てやあぁぁぁぁ!!」

スパァァァァァァァン…!!


新田「(来た…? よし、あの位置だ!)」

ダダッ!!
三杉のパスに反応して走り込む新田。
ユヴェントス守備陣が落ち着いて陣形を確認する。
シレア、ユルゲンは直接競り合える位置に居たため、クリアへと向かう。
セザール、ジェンティーレはブロッカーとして控えていた。
前半と変わらぬ鉄壁の守備陣は溜息の出る程であった。

放送「三杉くん、ここで隙をついて再びのスルーパス!ミハエルくんとスカラくんはフォローのため
懸命に戻ります、さあユヴェントスの守備は堅牢そのものだ! チャンスは少ないぞ!?」

403 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 18:28:32 ID:???
先着3名様で
★新田 隼ボレー(! card)70+(! dice + ! dice)=★

★ユルゲン 低クリア(! card)67+(! dice + ! dice)+(良ポジショニング+1)+(人数補正+1)=
シレア 低クリア(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
セザール ブロック(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ジェンティーレ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★ディーノ パンチング(! card)70+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(ブンナークがフォロー)(スカラがフォロー)(カルバリョがフォロー)
≦-2→ユベントスボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→ブンナークキャノンがゴールに突き刺さった!
=1、0、-1、-2→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(ブンナークがねじ込み)(マルコがフォロー)(スカラがランダムクリア)(カルバリョがランダムクリア)
≦-3→ボールを大きく弾いた!高確率でユベントスボールに!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のカードが7〜13でノートラップランニングボレー隼シュートに変化します。
威力+2&ディフェンスのマークがダイヤ以外で敵を振り切ります。(が、マリーシアは防げません。)
全員振り切った場合、さらにフリー補正(+1)が加わります。
ジェンティーレのマークがダイヤでフロンティエーラ(+5)が発動します。
ジェンティーレのマークがハートかスペードでハイボレーブロック(+3)が発動します。
またジェンティーレのカードがJoker、ダイヤK、ハートKではカウンターシュート(+10打ち返し)が発動します。
ディーノのマークがダイヤで鋭いパンチ(+2)が発動します。

404 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 18:29:21 ID:???
★新田 隼ボレー( スペード10 )70+( 53 )=★


405 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/22(日) 18:34:46 ID:???
引きの途中ですが、本日はここまでとします。
今更ながらノートラップランニングボレーが余りにチート性能すぎますね…(´・ω・`)
この試合後、少しだけバランス調整しようと思うのです。

406 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 18:39:16 ID:???
★ユルゲン 低クリア( ハート3 )67+( 53 )+(良ポジショニング+1)+(人数補正+1)=
シレア 低クリア( ハートJ )66+( 16 )+(人数補正+1)=
セザール ブロック( ダイヤ6 )66+( 34 )+(人数補正+1)=
ジェンティーレ ブロック( スペード5 )67+( 24 )+(人数補正+1)=★

407 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 18:42:26 ID:???
★ディーノ パンチング( ハートA )70+( 43 )=★

408 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 19:25:47 ID:???
これはギリで入ったかな?

409 :森崎名無しさん:2010/08/23(月) 06:23:15 ID:???
更新乙です

410 :森崎名無しさん:2010/08/23(月) 17:47:33 ID:???
ブンブンが凹むに一票

411 :森崎名無しさん:2010/08/23(月) 17:53:04 ID:???
どうかブンナークが泣きませんように

412 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:46:50 ID:???
>>409 感謝ですw
>>410-410 いやー、悲しみのブンナーク…



新田 NRB隼シュート( スペード10 )72+( 5 + 3 )=80
ユルゲン 低クリア( ハート3 )67+( 5 + 3 )+(良ポジショニング+1)+(人数補正+1)=振り切られ
シレア 低クリア( ハートJ )66+( 1 + 6 )+(人数補正+1)=振り切られ
セザール ブロック( ダイヤ6 )66+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=74
ジェンティーレ ブロック( スペード5 )67+( 2 + 4 )+(人数補正+1)=振り切られ
【シューター】−【DF】=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。

新田 NRB隼シュート( スペード10 )72+( 5 + 3 )+(ブロック減衰-1)=79
ディーノ パンチング( ハートA )70+( 4 + 3 )=77
【シューター】−【GK】≧2→NRB隼シュートがゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

放送「走る! “フィオレンティーナの隼”新田くん、ユヴェントスゴールへ猛然と走りこむ!」

新田は三杉のフライスルーに反応し、頭上を追い抜いていくボールの行く先へ向けて走る。
ボールがバウンドする位置は判っていた、何故ならば三杉のパスは練習と同じ、正確その物だからだ。

シレア「クリアーだ! 先にボールを…!」
ユルゲン「任せろ、俺の位置なら“大丈夫”だ!」

その自信を裏付けるよう、ユルゲンの位置はボールの進行方向と同ベクトルにあった。
ユルゲンがボールを迎えに走れば、常識的にユルゲンがクリアーするのは道理であるのだが…

新田「(何が“大丈夫”だって?)」

413 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:48:10 ID:???
新田はユルゲンの甘い見積りを笑うようにスピードを上げた。
ユルゲンがクリアーを狙ったにはワンバウンド後のライジング。
しかし、この新田のスピードは“ワンバウンド前”に追いついてシュートを放てる物だった。

ユルゲン「(えっ…なんだアイツのスピード? こんなのが有り得るのか?)」

一瞬だが思考停止してしまったユルゲン、これが彼のダッシュを遅らせた。
もう全力で走っても競り合いには間に合わない。

ユルゲン「しっ、しまった!! シレア、ブロックに切り替えるぞ! 奴の方が早く追いつく!」
シレア「ちょお…! 嘘だろ!?」

慌ててブレーキをかけて立ち止まるるユルゲンとシレア。
確実に先手を取られるならば、撃たせてブロックするしかないとの判断だ。
しかし、これこそが思う壺だった。

フッ…

ユルゲン「はぁっ!?」

驚いたことに、新田はストライドにブレーキをかけた。
すなわち追いつける筈だったボールに敢えて追いつかなかったのである。
驚愕するユルゲンとシレア、それを嘲笑うかのようにボールは予測通りの位置でワンバウンドした。
掛けられたトップスピンによりボールは速度を増し、ユルゲンとシレアの頭上を越える。
そしてボールが通過して間もなく、新田が二人をの脇をすり抜けて行った。

414 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:49:12 ID:???
そしていつの間にか、新田のスピードはブレーキをかける以前の物に戻っている。
切り替えして追い縋る事も出来ない二人は、この時点で完全に振り切られてしまった。

新田「ここだ!」

ボールの次の落下地点に向けて新田はグライダーのように飛翔した。
タイミングはバッチリ、競り合う相手もいない。
これが新田瞬のノートラップ・ランニングボレー・隼シュートの真価である。

ザシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

空気を切り裂くように、鞭のような右足がボールを捉えた。
新田の全速がボールに宿ったシュート、そのスピードは計り知れないレベルにあった。

セザール「通して堪るものかぁ!!」

必死の形相で跳び付いたセザールは、何とか足をボールに掠らせ、威力を減衰させた。
そしてもう一人のブロッカー、ジェンティーレ。
彼は読みが鋭く、離れた位置に居ても新田のタイミングを読めていた。
そう、ユルゲンとシレアが追いつく前に新田がシュートを放つ筈だったタイミングだ。
ジェンティーレは読みが鋭すぎたゆえ、最初の新田のフェイントに掛かってしまったのだ。

415 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:50:21 ID:???
ジェンティーレ「クソッ、身体が動かねぇ!? 動け、動けよ!」

意識だけがハッキリとしていた。
目はボールを追えるのに、タイミングを外され、身体が動かない。
まるで金縛りに遭ったようにこのシュートを見逃してしまうジェンティーレ…
その顔は自分への怒りに激しく歪んでいた。

GKディーノも俊敏なダイビングで精一杯ボールへと腕を伸ばすが…
新田のシュートは彼の反応を超えていた。
無情にも拳の数cm先をボールは通過し、そしてネットを揺らしたのである。
三杉のパスと新田のダッシュが生んだ、まさに技有りのゴールだった。
バティンのように、相手を真っ向から捻じ伏せる力強さはないが、切れ味の鋭い美しいゴールだった。




ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!




フィオレンティーナ  2−1  ユヴェントス

416 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:51:52 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

放送「決まった、決まってしまったぁぁ!! 後半開始直後のビューティフルゴール!!
意外と言っては失礼ですが、あの小柄な新田くんがユヴェントスの猛者達を手玉に取ったのです!
そのダッシュ力、そして強(したた)かさは、まるでフィリッポ・インザース!!」

観客「ま、マジカよぉぉぉぉ!!」「じぇ、ジェンティーレ!? なにやってんだ!!」
 「中央マークが薄いよ、何やってンのぉ!」「いや、アイツのスピードは常識的におかしい。」

フィオレンティーナのゴールによって叫び声の挙がるサン・シーロスタジアム。
彼等は優勝候補筆頭のユヴェントスが決勝トーナメント1回戦で負ける事を望んでいなかった。
伝統のカテナチオを引き継いでいる守備陣が手玉に取られるところなど見たくはなかった。
しかし現実は非常であり、イタリアのカテナチオはジャッポネーゼの二人に敗れたのである。

新田「やった、やったぞ!!」

バンビーノ「ナイスシュート!」
レントゥルス「頼りになるぅー!」
マルコ「ふふ、キミもね。」
中山「これで余裕を持ってゲームを進められるな!」

全身で喜びを示す新田と、それを称賛するチームメイト。
重苦しかった前半終了直後の雰囲気は、その名残すら見えない。
しかしこの仲間の中で、輪に入れない男が一人。

417 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/23(月) 20:52:54 ID:???
先着で
★立ち上がれブンナーク→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→(ニッタが実力を示した…クソ、オレだってやってやらねぇと!!) 奮起
ハート、スペード→(ニッタが決めてくれたか…アイツが大きく見えるぜ…) 現状維持
クラブ→(オレは…もしかしてオレは足手まといなんじゃ…?) 迷走
JOKER→(そうか…力任せだけがFWの要素じゃないんだな。) 何かに目覚めそうだ。


※本日はこれだけです、いつも更新少なくてごめんなさい。

418 :森崎名無しさん:2010/08/23(月) 20:54:53 ID:???
★立ち上がれブンナーク→ ハート8

419 :森崎名無しさん:2010/08/24(火) 01:30:01 ID:???
少ないと思わず自分のペースで。
乙でした。

420 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 12:53:02 ID:???
>>419 感謝です。 そうですね、言っても仕方ない事でした。


>ハート→(ニッタが決めてくれたか…アイツが大きく見えるぜ…) 現状維持

ブンナーク「ニッタが決めてくれたか…」

ブンナークは安堵していた。
取り合えずチームとしては追加点を挙げる事が出来たのだ。

ブンナーク「(あんなチビがFWなんて最初は冗談かと思ったが、今じゃアイツが大きく見えるぜ…。)」

結果、ブンナークは新田の力を認め、その力を客観的に“頼りになる”と感じたのだ。
本来のブンナークでは有り得ない感情だったが、自分の力に疑いを抱いている今は別である。
その感情は嫉妬や劣等感を生み出しはしなかったが、反動で奮起するという事もなかった。
彼がその強烈な攻撃性を取り戻すには、もう少し時間を必要とするようである。

※ブンナークにはまだスランプが続きます。

421 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 12:55:45 ID:???
また、この新田のゴールは観戦するライバル達にも相応の衝撃を与えていた。
ユヴェントスの鉄壁をすり抜けてゴールを掠め取ったのだ。
まるで魔法をかけたようなゴールシーンに何も感じない彼等ではない。
その中でも特に、この選手は一段と大きな衝撃を受けたようである。


先着で
★驚いたライバルさん→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→[ローマ] ??「あの10番はなかなか使える… 10万リラってところかな。」
ハート、スペード→[レッチェ] イスラス「速さに駆け引きを組み合わせてきたか…フン、やる……」
クラブ→[ローマ] ランピオン「あいつら、カテナチオを…!(ギリギリギリ)」
JOKER→[パルマ] ??「やっぱり凄いなあ、あの10番。それに11番の急加速、急停止も

422 :森崎名無しさん:2010/08/24(火) 13:09:35 ID:???
★驚いたライバルさん→ クラブ9

423 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 16:43:44 ID:???
>クラブ→ [ローマ] ランピオン「あいつら、カテナチオを…!(ギリギリギリ)」

そう、ASローマのエース(シャレじゃない)ことランピオンである。
彼はギリギリと歯軋りし、血が出るほど強く拳を握りしめていた。

ランピオン「あいつら…ジャッポネーゼ風情が、よくもカテナチオを…!」

フランス国際以来、日本人に対して恨みに似た感情を有しているランピオン。
彼にとって、親友ジェンティーレが率いる守備陣(それはイタリアのカテナチオに最も近い)が
日本人によって手玉に取られ、ゴールを許すというこの結果は心底堪らなかった。

そうでなくとも、このフィオレンティーナはもう一人の親友ヘルナンデスを粉砕しているのだ。
イタリアにおいてはGKと守備陣、両方合わせてカテナチオなのだが、
バラバラにとは言え三杉達はこれら両者ともに崩して見せたのだ。
鉄壁、1-0(ウノゼロ)伝説を誇るイタリアの守備が凌辱されたようにランピオンは錯覚してしまう。
結果として憎悪、憤怒のような感情にランピオンが駆られたのは仕方のない事だった。
彼のチームメイトは当然この様子(オーラ)に気付いており、顔を合わせて小声で囁く。

424 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 16:44:46 ID:???
ヘルマー「(お、おいフィッツウォルタ…ランピオンの様子、ちょっとヤバいんじゃないか?)」
フィッツウォルタ「(そうだねぇ…下手な優しさが出ないのは良いけど暴走されても困るかな。)
         ランピオン、もっと落ち着いて試合を見るんだ。
         ユヴェントスが負けると決まった訳じゃない。」
ランピオン「当たり前だ! ジェンティーレが負ける筈ないだろ!」
フィッツウォルタ「(おお怖い、まるで刃物のような心の壁を感じるね。
         親友、母国への愛情ゆえなのだろうけれど…
         まあ、少し羨ましくもあるかな。でも…)
         ボクにとってはどちらが相手だって構わないんだ、そんな事よりも指示に従え。」
ランピオン「なんだと貴様!!」
フィッツウォルタ「勝ちたければ手元の解析と目の前のプレイを比較しろと言っているんだ。
         嫌だと言うならばキミは使わない、それでも勝てる公算はあるからね。」
ランピオン「クッ…!!」

あくまで冷静に言葉を紡ぐフィッツウォルタ、しかし冷静な雰囲気は別として言葉は辛辣を極めた。
そしてその言葉には嘘もハッタリも含まれない、いわゆる凄味が感じられた。
怒りに打ち震えていたランピオンだが、これに真正面から逆ギレしては
マズイという判断が出来ないほどに正気を失ってもいなかった。
暫くは唸りながらフィッツウォルタを睨んでいたが、最終的にはフンと鼻を鳴らして黙った。

425 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 16:45:52 ID:???
フィッツウォルタ「(やれやれだ、まあFWにこれくらいの獰猛さは必要悪かな。)
         ランピオン、心配しなくてもユヴェントスの勝機はまだまだ十分すぎるほどある。
         フィオレンティーナを攻めるなら後半だからね。」
ランピオン「……」

フィッツウォルタがフォローを入れるが、ランピオンは仏頂面で応えもしない。
ヤレヤレといった感じでフィッツウォルタが苦笑いを顔に浮かべると、
代わりに頭上に“?”を掲げたヘルマーがフィッツウォルタに問うてきた。

ヘルマー「なあ、それってどういう事だ? お前の打ち出したデータだと、
     フィオレンティーナは後半の守備が堅いって事しか読み取れないぜ?」
フィッツウォルタ「数字で見える物だけがデータじゃないって事さ。
         この試合でそれが目に見えるようならユヴェントスが勝つよ。
         だから今は、まだ気にしなくていい…。」
ヘルマー「相変わらずお前の言っている事は解らないな…。」

※なんだかランピオンさんが逆恨み的にお怒りです。
 今後の試合展開によってはフィオレンティーナ戦限定でランピオンに補正がつきます。

426 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 16:47:50 ID:???
一方、後半早々にゴールを決められ、再びビハインドを負ったユヴェントス側は苦しい表情だった。
前半終了後に同点ゴールを決め、押せ押せ雰囲気だったのは自分達の筈だったのに、
これほどアッサリと守備の網を潜(くぐ)られ、追加点を取られるのは想定外だったのだ。

ユルゲン「すまない…あんな振り切られ方をするとは思わなかった。」
ファケッティ「気にするな、悔しいがオレがボールを奪われたのが切っ掛けだ。
       それよりもこれからどうするかだ…どうだ、ジェンティーレ?」
ジェンティーレ「……」

そう言ってファケッティはジェンティーレに戦術案を求めた。
自身も新田にタイミングを外されて反応できなかったジェンティーレ、悔しさを隠さずに押し黙る。
だがそれも少しの時間である、ジェンティーレはすぐに守備についての案を出してきた。


先着で
★名将のスーペルノヴァ?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→現状のままで何とかなるだろう。
ハート→カルバリョを完全に下げて、カテナチオをガチガチに組むぞ。
スペード、クラブ→新田(あのチビ)にマークを付けるしかねえ。
JOKER→試合に勝ちたければオレにパスを寄越しな。

427 :森崎名無しさん:2010/08/24(火) 16:51:31 ID:???
★名将のスーペルノヴァ?→ スペード3

428 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:05:03 ID:???
ィーレ「シレア、ユルゲン、今後あのチビがバイタルエリアに入ったら全力でマークしろ。
その時は最終ラインなんか気にしなくて構わねえ、絶対に浮き球に走りこませるな。
カルバリョはガンガンオーバーラップしていい、まずは同点にしなけりゃ話にならないからな。」

カルバリョ「ま、攻めるっきゃあらへんもんな。」
ユルゲン「分かったぜ…。」
シレア「しかし反則だよな…あの滅茶苦茶なスピードは。」

シレアの言葉にジェンティーレは思わず歯噛みするが、苛立ちはグッと抑える。
試合中に怒り、切れても良い事など何もない事を理解しているのだ。

ジェンティーレ「チビで速い…ホントに気に食わないぜ、ジャッポネーゼって奴はよ。
        だがそれ言っても仕方ない、それよりもやる事をやるぞ、勝つ為にな。」
シレア「分かった、バンビーノへのチェックはいいのか?」
ジェンティーレ「警告を出されているからな、そうそう積極的に来れる訳がない。
        万が一来てもアイツはドリブルしかない筈だ、オレとディーノで何とかする。」
シレア「把握。 信頼してるぜ、ジェンティーレ。」
ファケッティ「(よし、守備は大丈夫だな。 大黒柱のジェンティーレが十分に冷静だ。)」

429 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:06:59 ID:???
すみません、コピペミスです

>>428は無かった事にして下さい。

430 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:08:02 ID:???
>スペード→新田(あのチビ)にマークを付けるしかねえ。

ジェンティーレ「シレア、ユルゲン、今後あのチビがバイタルエリアに入ったら全力でマークしろ。
その時は最終ラインなんか気にしなくて構わねえ、絶対に浮き球に走りこませるな。
カルバリョはガンガンオーバーラップしていい、まずは同点にしなけりゃ話にならないからな。」

カルバリョ「ま、攻めるっきゃあらへんもんな。」
ユルゲン「分かったぜ…。」
シレア「しかし反則だよな…あの滅茶苦茶なスピードは。」

シレアの言葉にジェンティーレは思わず歯噛みするが、苛立ちはグッと抑える。
試合中に怒り、切れても良い事など何もない事を理解しているのだ。

ジェンティーレ「チビで速い…ホントに気に食わないぜ、ジャッポネーゼって奴はよ。
        だがそれ言っても仕方ない、それよりもやる事をやるぞ、勝つ為にな。」
シレア「分かった、バンビーノへのチェックはいいのか?」
ジェンティーレ「警告を出されているからな、そうそう積極的に来れる訳がない。
        万が一来てもアイツはドリブルしかない筈だ、オレとディーノで何とかする。」
シレア「把握。 信頼してるぜ、ジェンティーレ。」
ファケッティ「(よし、守備は大丈夫だな。 大黒柱のジェンティーレが十分に冷静だ。)」

431 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:11:17 ID:???
どうやら守備陣の戦術が決まり、内容について納得して頷くファケッティ。

ファケッティ「よし、守備陣はジェンティーレの指示を確実に遂行だ!
       後はオレ達がどうにか敵の中盤を崩し、チャンスを演出する!
       ミハエル、今更言う事もないがオレのパスとお前のドリブルが鍵だぞ!
       バティン、いつものようにハットトリックを頼むぞ!」
ミハエル「無論ですよ、パスをガンガン出してきなさい。」
バティン「後半だけで3点決めてやるさ!」
スカラ「そんなに撃てるほど体力残ってないでしょ。」
バティン「グッ…! 2本は確実にいける! 3本目は気合で補う!」
ミハエル「OMG…汗が獣臭いヤツは言う事が違いますね。」

攻撃陣もまだまだ気合十分、ユヴェントスの戦意はまだこれからであった。
彼らの目はフィオレンティーナ陣営に向けて炎と燃えていた。


放送「さあ試合再開、後半開始5分で失点を喫したユヴェントス。
   けれどこのチームがこのまま崩れる事はないでしょう。
   彼らの反撃に期待しましょう。」


ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!


後半2度目のキックオフの笛が鳴った。
ボールはいきなりミハエルの元へ行き、そして彼のドリブルが開始される。

432 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:12:40 ID:???
ダダッ!
ミハエル「さあ道を明け渡しなさい、止められると思わない事です!」

新田「そう言われてスンナリ退くヤツがいるか!」
ブンナーク「(くそっ…! 自信満々に攻めてきやがって!)」

放送「おーーっと! これはミハエルくん、いきなりの単独突破か!?
   流石にこれは無謀に思えますが、彼の足取りに迷いはありません!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★新田の対ミハエル判定→! card★
★ブンナークの対ミハエル判定→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

<マーク>
Joker→通常勝負へ
ダイヤ→ブンナークのみ通常勝負へ ※ムエタイディフェンス発動
その他→完全に態勢を崩されて抜かれた!

<数値>
出目が経験値として積算されます。
“12”貯まる毎に通常勝負に行ける確率が1/4ずつ上昇。

433 :森崎名無しさん:2010/08/24(火) 20:13:24 ID:???
★新田の対ミハエル判定→ ハート9

434 :森崎名無しさん:2010/08/24(火) 20:14:24 ID:???
★ブンナークの対ミハエル判定→ ハート4

435 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/24(火) 20:24:30 ID:???
ミハエルが問答無用でFW陣を抜いてしまったところで本日は終了です。
どうもありがとうございました。

ミハエルについては引きによって崩しペナ大、中、小とかにすれば良かったと今更思ってます。
考えすぎた結果がこれだよー。

436 :森崎名無しさん:2010/08/25(水) 09:37:37 ID:???
更新乙です
ジェンティーレはジノが決勝トーナメントにこれなかったこともさることながら
葵と勝負できなかったことも苛立っている理由なのかな
ランピオンは八つ当たりとしか言い様がないがジェンティーレはフィオレンティーナ戦に入れ込むんでもおかしくないな
葵とだぶって見える選手もいることだし

437 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/25(水) 13:12:07 ID:???
>>436
乙感謝です。
そうですね、ジェンティーレが冷静さを失う要素はあります。
前半で新田が活躍しなかったのでアレですが、目立ってくると色々思うところが出てくるかもです。
ランピオンはちょっとカッコ悪くなってしまいました。
次の相手が恐らくローマなのですが、存在感がどうなる事やらです。

438 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/25(水) 13:13:41 ID:???
新田の守備判定→ ハート9(完全に態勢を崩されて抜かれた!)
ブンナークの守備判定→ ハート4(完全に態勢を崩されて抜かれた!)
※新田の対ミハエル経験値(0→9)、ブンナークの『〃』(0→4)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ザザッ……!
新田「なにィっ!?」

シュッ……タンッ!
ブンナーク「こ、このオカマ野郎が…!」

放送「も…物ともしないィ!! 全く手こずる気配もなくフィオレンティーナFW陣を料理!
   やはり凄いミハエルくんの突破力、これはまだまだ切り込んでいくのか!?」

ミハエルのローズダンサーには新田もブンナークも相手にならなかった。
人の可動領域を踏み超えてから切り返せるフェイントは、ほとんど後出しジャンケンのような物。
そこには新田のスピードも無意味、ブンナークの反射神経も無意味。
バランスを崩して倒れこむ二人の間を優雅に通り抜けるミハエルの姿だけが観客の印象に残った。
まさにミハエル・ドノヴァンの一人舞台である。

439 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/25(水) 13:14:41 ID:???
ミハエル「フフン…やられたら倍にして返しますよ、ミスギ!」

三杉「(ミハエル…僕を抜きたいのか?)」


A よし、迎え撃ってやる! ミハエルと勝負だ!
B いや、まだレントゥルスらが前に居る…僕が動くのは彼等が抜かれてからだ。
C ここはレントゥルスらと共に僕も勝負だ!
D (ミハエルがこのラインにやって来るまで…) 超 う ご か な い !


3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

440 :森崎名無しさん:2010/08/25(水) 15:01:44 ID:X2pT1NFo
B

441 :森崎名無しさん:2010/08/25(水) 15:46:37 ID:UfRt8P/c
B

442 :森崎名無しさん:2010/08/25(水) 16:37:50 ID:/i2qslok
B

443 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/25(水) 19:27:23 ID:???
>B いや、まだレントゥルスらが前に居る…僕が動くのは彼等が抜かれてからだ。

ミハエルの視線は間違いなく自分に向いていると三杉は察していた。
彼はそれが勝負を誘っているものと捉え、そしてどう動くべきかを判断した。

三杉「(まだ2列目、レントゥルス達の守備範囲。 いま僕が敢えてそれを侵す状況じゃない。
    そう…僕が動くべきは彼らが止められず抜かれた後だ。)」

そうして三杉はバンビーノ、レントゥルス、マルコの動きを確認する。
敵の中で突出するミハエルに対し、彼らは全員で当たろうと回り込んでいた。

バンビーノ「好きにさせんぞ!」
レントゥルス「(ヴぇ、ヴェー…駄目かも。)」
マルコ「(仮に抜かれたとしても、ここで相手の体力を削る事は有意な筈だ。)」

ミハエル「(ミスギは動かず、ですか…。 賢明ですが、その判断は何処から来ている?
      こちらの意図を読んでいるのか、はたまたフォーメーションを崩さない為か…)」

先着で
★ミハエルの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→フフン、もう一歩切り込んで見極めますよ。
スペード、クラブ→体力は無駄にできませんね、作戦は不完全ですが一先ずここまでか。
JOKER→面倒くさい…ゴールまで立ちはだかる者は全員路傍の石です!

444 :森崎名無しさん:2010/08/25(水) 19:29:07 ID:???
★ミハエルの判断→ クラブK

445 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/25(水) 19:58:14 ID:???
どうやら本日の更新はこれだけです。
何処ぞのバビんげが気になって仕方ないですが置いといて、また次回宜しくです。

446 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 00:26:40 ID:???
お疲れ様でした

447 :キャプテン翼 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 10:30:52 ID:???
>>446 とんでもございませぬ。乙感謝ですよ。


>クラブ→体力は無駄にできませんね、作戦は不完全ですが一先ずここまでか。

ミハエル「まあ…やられた事やり返すだけですからね。
     ここは狙いを見切られてると考えるべき…。」

ミハエルの狙いは自分に敵を引き寄せる事にあった。
特にボランチの位置でこちらの攻撃全てを睨んでいる三杉を引き寄せたかったのだ。
つまりは先程三杉が狙った、敵を動かしてパスで一気にかわす策である。
だが挑発的に睨んでも動かない三杉を見て、こちらの意図が読まれていると理解。
体力を考えればここまでで満足すべき、と次の狙いへの移行を決めた。

ポンッ…
ミハエルは近づいてくるフィオレンティーナMF陣との相対距離を考え、
そしてあるタイミングでおもむろにヒールでボールを後ろに送った。

バンビーノ「何っ…!」
レントゥルス「来ないの!? そんなに強いのに!」

ミハエル「フフン、こちらにも考えという物があります。」

マルコ「(そういう事か、ならば次に動くべきは…)」

448 :キャプテン翼 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 10:32:04 ID:???

そう言い放ち、驚くバンビーノ達の横をすり抜けるミハエル。
レントゥルスは慌ててミハエルを追い、バンビーノはボールを追う。
バンビーノが追う先には勿論、ファケッティがパスを出しに走り込んでいた。

バンビーノ「くそっ…届け!」


先着で
★競り合いに持ち込めるか→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→届いた、ファケッティと競り合いだ!
ハート→ギリギリだ、体勢を崩しながらもファケッティと競り合いだ。
スペード、クラブ→現実は非常である、ファケッティは悠々とピンポイントパス。
JOKER→新田「もーらい!」 なんと僕らの新田がファケッティの後方からボールを掠め取った。

449 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 10:34:35 ID:???
★競り合いに持ち込めるか→ スペード5

450 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 11:03:47 ID:???
いつの間にか中の人の名前が変わっていたでござる。

451 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 11:24:12 ID:???
>>450 ふふ…このディアボロは他人の魂にとりつく事ができる!
    嘘です、すみません、間違えました><



>スペード→現実は非常である、ファケッティは悠々とピンポイントパス。

相手はファケッティ。
パスを出されればバンビーノでは絶対的に不利な事は確定的に明らかだった。
それゆえバンビーノはどうしても競り合いに持ち込みたかったのだが…
残念ながら悠々パスを出せるくらいファケッティの方が早かった。

ギュイン!
ファケッティ「残念だが2歩遅い!」

スパァァァァァ!!
ファケッティはパスコースを一瞬でサーチすると、迷いなく足を振り切った。
その鋭い振り足は普段通り、確かなパスの軌道を生む。

バンビーノ「くそっ! 無駄かもしれんが…!」

452 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 11:27:52 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ファケッティ 本家ピンポイントパス(! card)69+(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ  パスカット(! card)65+(! dice + ! dice)+(体勢悪-2)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パス成功、ファケッティのカードがダイヤ:ミハエル、それ以外:カルバリョに渡った!
=1〜−1→左から順に(スカラがフォロー、フォントランがフォロー、マルコがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

453 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 11:53:25 ID:???
★ファケッティ 本家ピンポイントパス( クラブQ )69+( 51 )=★

454 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 11:55:21 ID:Xk0lpzpU
★バンビーノ  パスカット( ハート3 )65+( 62 )+(体勢悪-2)=★

455 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 17:48:38 ID:???
ファケッティ 本家ピンポイントパス( クラブQ )69+( 5 + 1 )=75
バンビーノ  パスカット( ハート3 )65+( 6 + 2 )+(体勢悪-2)=71
【攻撃】−【守備】≧2→パス成功、カルバリョに渡った!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

半ばムリと知りながらも必死に足を伸ばしたバンビーノだが…
やはり不十分な体勢でファケッティのパスを阻止する事は難しく、サイドチェンジを許してしまう。

カルバリョ「狙いバッチンコ! さすがの安定感やな。」
バンビーノ「狙いを狂わす事も出来なかった…。」

ボールはカルバリョの足元にしっかりと吸い付き、オーバーラップとしては良いお膳立てとなった。
しかもミハエルの誘導、ファケッティのロングパスの後である。
フィオレンティーナの2列目は見事散り散りとなって、もはやボランチで止めるしかない…

三杉「(果たしてそうかな?)」

マルコ「…そんな事は無いよ!」
カルバリョ「なんやて!?」
ダラピッコラ「そして当然オレもいるぜ!」

なんとミハエルがバックパスをした時点でマルコは本命の攻撃を読み、逆サイドまで戻っていた。
これよりダラピッコラとの連携が可能と為り、また抜かれても三杉が後ろに控えているという
2段構えに堅い守備の網を張る事ができたのである。

456 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 17:50:29 ID:???
トルシア「うん、死活点をよく判っていますね。」
クスタ「ええ、ああいう頭の良いハードワーカー居ると最終ラインの負担も減ります。」

フィッツウォルタ「さすがオジオ…解析力は以前より成長しているんだね。
         でも技術力が足りなければメインディッシュにはなれない…さあ、どうだい?」



先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★カルバリョ ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)=★
 ★マルコ タックル(! card)62+(! dice + ! dice)+(解析+1)+(人数補正+1)=
  ダラピッコラ タックル(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→カルバリョが突破!だがすぐに三杉がつく!
=1〜-1→左から順に(フォントランがフォロー、ラインを割った、三杉がフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
カルバリョのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
カルバリョがクラブで負けるとマリーシアが発動し、4差以内の負けを相手の反則にします。
マルコのマークがダイヤで「鋭いタックル(+1)」が発動します。
ダラピッコラのマークがダイヤ、ハートで「エアロスミス(+2)」が発動します。

457 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 17:51:08 ID:???
★カルバリョ ドリブル( スペード2 )66+( 44 )=★

458 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 17:53:32 ID:???
★マルコ タックル( スペードJ )62+( 41 )+(解析+1)+(人数補正+1)=
  ダラピッコラ タックル( スペードK )64+( 44 )+(人数補正+1)=★
マルコのタックルを鍛えたくても三杉は他の能力鍛えたいのがな

459 :458:2010/08/26(木) 17:57:34 ID:???
お、レベルアップしないけどタックルフラグ回収
主人公回補正はすさまじい!

460 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 17:58:12 ID:???
GJ

461 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 19:42:30 ID:???
 カルバリョ ドリブル( スペード2 )66+( 4 + 4 )=74
 マルコ タックル( スペードJ )62+( 4 + 1 )+(解析+1)+(人数補正+1)=69
 ダラピッコラ タックル( スペードK )64+( 4 + 4 )+(人数補正+1)=73 ※Kフラグ回収
【攻撃】−【守備】-1→フォントランがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ザッ…!
ダラピッコラ「(こうして冷静に向き合ってみれば、ミゲルの巧さがよく判る…。)」

カルバリョは攻め上がるSBとして申し分ないレベルにドリブルが上手かった。
実力を100%発揮すれば、三杉程ではないがバンビーノに匹敵する程である。
今この場面においては100%ではないが、態勢もスピードもほぼ十分。
ダラピッコラの目から見て、隙と言えるような隙は見当たらなかった。

ダラピッコラ「(チッ……やっぱまだミゲルの方が上って事か。)」
カルバリョ「(ニヤリ)」

ズザッ!
ダラピッコラ「クッ!」

瞬間、ダラピッコラの心中を見透かしたかのようにカルバリョが動いた。
隙を見出せないダラピッコラは、その焦りを抱いたまま立ち向かおうとするが…。

マルコ「焦らないでダラピッコラ! 隙がないと言うのなら、ボクが作ってみせる!」
ダラピッコラ「マルコ…!!」

462 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 19:43:44 ID:???
ダラピッコラを制して先に動いたマルコ。
隙がなければ作る、それはダラピッコラの持つ反応スピードを考えれば非常に有意だった。
だがカルバリョの実力はそう甘くない、マルコの狙いに反してあっさりと彼を避わしてみせたのだ。

スッ…!
カルバリョ「狙いはよくても守備自体が下手やったら意味あらへんよ!」
マルコ「あぁ…!?(す、隙を作ってやる実力すらないって言うのか…!)」

失意に落ちるマルコ。
けれども、ダラピッコラにとってマルコの言葉はまさに天啓に等しかった。
そしてそれ故に、意思が込められたこのマルコの行動も、決して無駄にはならなかった。

ダラピッコラ「(そうか、そう言う事か…! ディモールト・グラッツェ、マルコ・オジオ!!)
         そのボールを貰うぜ、ミゲルゥゥゥゥゥ!!!!」
カルバリョ「あん!? 自棄んなったんか…ロマーノ!」

ダラピッコラのタックルは、スピードは十分だが狙いは直線的。
冷静にコースを見切ればカルバリョ程の実力者であれば避けるのは難しくない。
だがその際には僅かだがボールが足から離れ、バランスも多少は崩れる。
そして…僅か、ほんの僅かだがマルコによる崩しが、それを確かな『隙』にまで引き上げた。

463 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 19:45:10 ID:???
ダラピッコラ「自棄なもんかよ! オレも、マルコも!」

ダラピッコラはそこまでの“過程”で生まれる隙を読み切った。
そして既に放っていたタックルの軌道を途中から強引に切り替え、カルバリョの足元を襲ったのだ。

チッ……!
カルバリョ「なぁ…! あ、悪夢ちゃうん!?」
ダラピッコラ「見たかよ、これがオレ…いや“オレ達”の力だ!」

奪う事は出来なかったが、ボールを弾いて敵の狙いを見事に潰してみせた。
またもダラピッコラはカルバリョに仕事をさせなかったのである。
そしてそれは一人の力では為せなかった、それを今のダラピッコラは理解出来ていた。


※ダラピッコラがタックルフラグを回収しました。先着で
 ★ガチで主人公回っすか!?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ダイヤ、ハートで発生する技が「セックスピストルズ(+3吹飛4)」になります。
ハート、スペード、クラブ→ダイヤで発生する技が「セックスピストルズ(+3吹飛4)」になります。
JOKER→ダイヤ+「スキル・タックル(+2)」を取得。

464 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 19:46:18 ID:???
 ★ガチで主人公回っすか!?→ クラブ8
勝った!第5部完!

465 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 19:46:37 ID:???
★ガチで主人公回っすか!?→ ダイヤJ


466 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/26(木) 20:05:40 ID:???
ダラピッコラが矢の力でタックル技をパワーアップさせたところで本日は終了です。
また次回宜しくお願いしまーす。

467 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 20:06:19 ID:???
レクイエム乙でした

468 :森崎名無しさん:2010/08/26(木) 20:32:30 ID:???
乙でした
ローマ戦の見所は完全上位互換キャラにマルコがどう立ち向かうのかと、遂にバレるラムカーネの弱点が主なイベントっぽいな
この試合勝って自由行動になったらラムカーネと交流を深めるのも悪くないかも
ゼロ克服のトリガーは精神的なものっぽいし

469 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 10:57:44 ID:???
>>467 絶頂感謝です。
>>468 ローマはユーべに比べるとメンバーが劣ってそうですが、そこはシナリオ的にも色々あります。
    決して楽勝にはならないと思いますので、どうか一つ宜しくお願いしますです。


>クラブ→ダイヤで発生する技が「セックスピストルズ(+3吹飛4)」になります。

フォントラン「ボールOK!」
カルバリョ「すまんなフォントラン!(しかし、こら旨くあらへんな…)」
ファケッティ「(サイドアタックがこうも機能しないとは…あまりに想定外だ。)」

ダラピッコラが弾いたボールはユヴェントス側に押し戻された。
それを左のボラン・フォントランがフォローし、一旦攻撃の波が途切れる。
これはユヴェントスにとっては頭の痛い事態と言えた。
カルバリョによるサイドからのクロスは大きな武器となる筈だったのだ。
それが上手く機能しないとなると、結局決まりきったパターンに頼らざるを得なかった。

フォントラン「仕方ない、ミハエルに……うわっ!?」
新田「…っとぉ! 判断が遅いぜ!」

470 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 10:58:44 ID:???
結局ミハエルに渡すしかないとパスを決めた時、フォントランは既に新田の射程に入っていた。
新田にとっては自分の守備位置よりも離れた場所だが、その脚は短時間で十分距離を詰めていたのだ。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★フォントラン ドリブル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
 ★新田 タックル(! card)65+(! dice + ! dice)+)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ドリブル成功、ミハエルにそのままパス!
=1〜-1→左から順に(スカラがフォロー、セザールがクリア、レントゥルスがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

471 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 11:01:37 ID:???
 ★フォントラン ドリブル( クラブ10 )63+( 23 )=★


472 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 11:12:26 ID:???
★新田 タックル( スペードQ )65+( 36 )+)=★

473 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 11:47:03 ID:???
このまま2点目取ったら一躍有名になるな

474 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 12:08:59 ID:???
そういえば新田は新型地上シュートを覚えたんだろうか


475 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 18:05:41 ID:???
>>473 得点ランキングも一時的に4位タイまで上がりますしね。
>>474 確定的な記述はここまでで述べておりません。


ボールを奪われた場所、奪われた相手…会場内の誰もが先程のゴールシーンを頭によぎらせた。
しかし守るのはジェンティーレが率いるユヴェントスの守備陣。
そう簡単にいかない事は誰もが理解している…当の新田も例外ではない。


先着で
 ★攻める気しかない新田→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

Joker→よし…俺のファルコン“ダイブ”、今こそTake Offだ!
ダイヤ、ハート→少し距離を詰めて…見せてやるんだ、俺のファルコン“クロウ”!
スペード、クラブ→この位置からなら…ドリブルで一気にゴールだ!

476 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 18:06:31 ID:???
★攻める気しかない新田→ クラブJ

477 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 18:06:41 ID:???
レス順 間違えました。
カード引きはお待ち下さい。

478 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 18:08:24 ID:???
後で>>476が引き直した方がいいか?

479 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 18:10:44 ID:???
>>476 大変申し訳ありませんが、今回は無効とさせて頂きます。



 フォントラン ドリブル( クラブ10 )63+( 2 + 3 )=68
     新田 タックル( スペードQ )65+( 3 + 6 )=74
【攻撃】−【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

守備は決して上手くない新田だが、ことタックルに関してはスピードを存分に活かす術を心得ている。
そして彼はこの場面で十分に実力を発揮した、前半で出番が少なかった鬱憤を晴らすかの如く…。

ダダダダダッ!
フォントラン「(速い…!)」
新田「いつまでもチンタラ攻めてんなよ!」

ザザァァァァァァ!!
フォントラン「ああっ…!」

観客「うわ!取られたよ!」「またアイツだよ、あのチビスケ…」「守れーーー!!」

放送「奪った! フィオレンティーナ 新田くんが前線で見事なインターセプト!
    先ほどもゴールを決めており、守備に攻撃に目覚しい活躍です!
    そしてユヴェントスは取られた位置が非常に悪い! このピンチをどう防ぐ!?」

480 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 18:12:50 ID:???
ボールを奪われた場所、奪われた相手…会場内の誰もが先程のゴールシーンを頭によぎらせた。
しかし守るのはジェンティーレが率いるユヴェントスの守備陣。
そう簡単にいかない事は誰もが理解している…当の新田も例外ではない。

先着で
 ★攻める気しかない新田→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

Joker→よし…俺のファルコンダイブ、今こそTake Offだ!
ダイヤ、ハート→少し距離を詰めて…見せてやるんだ、俺のファルコン“クロウ”!
スペード、クラブ→この位置からなら…ドリブルで一気にゴールを狙う!



※ミスって混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
 引き直しを御願い致します。

481 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 18:13:53 ID:???
★攻める気しかない新田→ クラブ5

482 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 19:35:14 ID:???
>クラブ→この位置からなら…ドリブルで一気にゴールを狙う!

新田「ミドルシュートは…この位置からだと“アレ”でも厳しいか。
    と、なればドリブルで近付かないといけないけど、それならいっそ…!」

一思いにドリブルで1対1まで持っていこう…と、新田は狙いを決めた。
そしてそうと決めればグズグズはしていない、新田はすぐにゴールに向けて走り始める。

ダッ…!
新田「行っくぜー!!」

放送「おっと、新田くんパスじゃなくドリブルでゴールに迫る!?
    そうでした、彼はドリブルも相当の腕です!」

ジェンティーレ「ポジションを放棄してあんな位置まで…こいつらはフォーメーションとか無いのか!
         クソがッ!!! シレア、急いで中央に寄れ! それから…」


先着で
 ★冷静なスーペルノヴァ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

Joker→チビのジャッポネーゼ… クソが! ムカツクんだよテメェはぁー!!!
ダイヤ→お前らはフォローに回れ。 よし、オレが相手になってやるよ、このチビが!
ハート、スペード→セザール、ユルゲン、後ろは任せてヤツに当たれ!
クラブ→スカラ、間に合うぞ! セザール、ユルゲンと共にヤツを止めろ!

483 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 19:43:21 ID:???
 ★冷静なスーペルノヴァ→ ダイヤ9


484 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 20:02:02 ID:???
全然冷静じゃないよー!

485 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 22:42:39 ID:???
>>484 沸点が低いのが超新星ですw


>ダイヤ→お前らはフォローに回れ。 よし、オレが相手になってやるよ、このチビが!

セザールとユルゲンに勝負させ、自分はフォローに回りつつブンナークにも目を光らせる。
そう言いかけてジェンティーレは自分の言葉を呑みこんだ。
ドリブルを仕掛けてきたチビのジャッポネーゼ 新田瞬。
似たような奴を彼は知っており…そしてこの場面で思い出した。

ジェンティーレ「(インテルの太陽王子(プリンチペ・デル・ソーレ)…大層な二つ名のチビが居たな…
         ヤツの事もオレは足元に平伏せさせた、今のコイツのような目をしていたアイツを。)」

ジェンティーレは力強い瞳で向かってくるチビのジャッポネーゼを睨んだ。
先程、その脚とフットワークでジェンティーレの足元を掬って見せた新田を。

ジェンティーレ「(ジャッポネーゼ如きが何度もユヴェントスゴールを脅かせるつもりか!?
         その瞳が気に入らねえんだよ! その自信、オレが直々へし折ってやるぜ!)」

気がつけばジェンティーレは走り出していた。

486 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 22:44:30 ID:???
ジェンティーレ「ユルゲン、セザール! お前らはシレアと共にフォローへ回れ!
         そしてっっっ!!  オレが相手になってやるよ、このチビが!」
セザール「ジェンティーレ!?」
ユルゲン「お、おい…!!」

ジェンティーレは猛然と新田を撃墜に向かっていった。
日いずる国からやってきた隼、その力を彼は認めるわけにはいかなかったのだ。
カルチョの国に生まれ、そしてアズーリの強さに憧れ、受け継ごうとしている自分が、
他国の…しかも憎き日本の選手なんかに好き勝手させる訳にはいかなかったのだ。

ジェンティーレ「カルチョは紳士のスポーツだ! 貴様程度の小鳥が羽ばたけると思うなぁぁぁっ!!」
新田「上等だよ! お前を抜いてもう一点、オレが奪ってやる!!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★新田 ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)=★
 ★ジェンティーレ タックル(! card)66+(! dice + ! dice)+)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ドリブル成功、シレアは間に合わず後はセザールとユルゲンだけだ!
=1〜-1→左から順に(ブンナークがフォロー、ユルゲンがクリア、セザールがフォロー)
≦-2→ユヴェントスボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」、ハートで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
ジェンティーレのマークがダイヤで「カンビアーレ(+4)」、
    ハート・スペードで「パワーチャージ(+2吹飛4)」が発動します。

487 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 22:46:41 ID:???
★新田 ドリブル( ダイヤ3 )66+( 34 )=★

488 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 22:51:51 ID:???
★ジェンティーレ タックル( ダイヤ3 )66+( 42 ))=★

489 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 22:54:31 ID:???
一応引き直すか
★ジェンティーレ タックル( スペード9 )66+( 41 )=★

490 :488:2010/08/27(金) 22:59:17 ID:???
あ、訂正し損ねたのか。
>>489、すまん。

491 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/27(金) 23:12:19 ID:???
あら、私の選択肢にミスがあったようですね。
>>470でのミスを引きずってしまいました、お恥ずかしい…
>>488さんも>>489さんもお手数をおかけしました。

今回は>>488さんの結果を採用致します。
有効な原文をコピペして下さったのは確定的に明らかなので。

次回このような結果に影響ない程度のミスがあった場合、指摘或いは其のままミスを含めてコピペをして下さい。
もちろん無いのが理想ですが、ノーミスを約束出来る自信がありませんので…。
お手数ですが、皆さん宜しくお願い致します。

そして締まらないですが本日はここまで、明日はもう少し沢山更新致します。
ではおやすみなさい。

492 :488:2010/08/27(金) 23:26:07 ID:???
わかりました。
そして、乙でした。

493 :森崎名無しさん:2010/08/27(金) 23:28:11 ID:???
乙でしたー

494 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 11:50:46 ID:???
>>488 すみません、ありがとうございます。
>>493 わーい、感謝ー





      新田 ドリブル( ダイヤ3 )66+( 3 + 4 )+(芸術的ドリブル+4)=77
 ジェンティーレ タックル( ダイヤ3 )66+( 4 + 2 )+(カンビアーレ+4)=76
【攻撃】−【守備】=1→左から順に(ブンナークがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

葵新伍…ジャッポネーゼながらインテルの期待の星、卓越したドリブラーである少年。
そんな葵のドリブルを、ジェンティーレはかつて完膚なきまでに叩き潰した。
何度も何度も諦めずに向かってくるチビを、その度に叩き潰したのだ。
それゆえ、所詮ジャッポネーゼの実力はそこまでの物という思いが彼の中にはある。
だがジェンティーレが破った当時の葵は、才能に任せきりで不完全な選手だった。
才能を十分に磨き、そして股抜き癖を直せば、ドリブルだけなら互角の勝負になる…。
ジェンティーレは本能的にその事を察知していた。
ライバルなどとは思いたくなかったが、それでも強敵になる可能性がある、、と。

ジェンティーレ「(そんなレベルのジャッポネーゼがゴロゴロ居ると…!?
          認めるかよ! ジャッポネーゼは所詮、“サッカーの下手なヤツ”だ!)」
新田「(こいつ凄い…! 力も経験も俺より遥か格上か!?)」

葵からボールを奪った時と同じく、ジェンティーレはボール奪うタイミングを見定めた。
タイミングを決めれば、その恵まれた体格と巧みなフットワークを活かしてチャージをかけるのだ。
力に任せて吹き飛ばすも良し、卓越したテクニックを駆使して一瞬で奪い去るも良し。
剛柔如何にでも変化するジェンティーレの守備を、人はカンビアーレ(変幻自在)と呼んだ。

495 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 11:52:05 ID:???
だが新田の実力は葵と比べて実際に低いのだろうか?
確かにドリブルにかけた時間、ポジション的にも葵には一日以上の長があり、
本来ならばドリブル技術では新田が及ぶものではない筈だ。
だが彼が元々有していた才能は葵に劣る物ではなく、そして磨き方も葵とは違う。
彼に技術を叩き込んだのはジョアン、そして三杉なのだ。

一瞬のタイミングを掴むのは得意だが、足元は不器用だった新田。
それゆえ叩き込まれた技術はなかなか発現するに至らなかったのだが…
このコッパ・イタリア・プリマヴェーラでの激戦の日々は、彼の才能を一気に開花させたのだ。

新田「(そうだ、俺にはコーチから教わった技術が…三杉さんから教わった『スピードの使い方』がある!
     たとえ力で負けようとも、経験が劣っていようとも! 俺は負けたりしない!)」

スゥ……
ジェンティーレ「(コイツっ!? ボールタッチが急に細かく…!!)」

新田はドリブルスピードを僅かに落とし、ボールタッチを繊細に切り替えた。
そしてト・トンとリズムをずらしたボールタッチを素早く何度も繰り返す。
相手にドリブルのリズムを読ませない、ジョアン直伝の芸柔的ドリブルである。

ジェンティーレ「(リズムが読めない…! マズイ、抜か… いや、抜かせてたまるかよ!)」

ガシィッ!!
新田「クッ!」

ジェンティーレのプライドは諦める事を是としなかった。
執念で新田にチャージングを繰り出し、なんとかボールを捉える事に成功する。

496 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 11:53:56 ID:???
しかし体勢が良かったのは結果として新田の方だった。
新田は弾かれたボールに僅かに触れ、コースを誘導する事に成功した。
そこに居るのは勿論、新田が信頼しするフィオレンティーナの剛のFW ブンナーク。

新田「ブンナーク頼むっっ!」
ジェンティーレ「こ、このチビっ!!」

絶好の得点チャンスにボールが渡ってきたブンナーク。
本来ならば新田の意気に奮起し、相手を怯ませるような言葉の一つも吐く場面である。
だが今の彼は、ストライカーとしての自信を失っていた。
撃った所で決められるのか、という不安が湧き出して止まらないのだ。

ブンナーク「(クソッ…決まる気がしやがらねぇ…!)」

だがそんなブンナークに対し、ユヴェントスDFは迷っている時間など与える筈もない。
自分の右足を信じられぬまま、それでもブンナークは脚を振り上げるしかなかった。

497 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 11:55:34 ID:???
先着3名様で
★ブンナーク アトミックショット(! card)72+(! dice + ! dice)+(自信喪失-2)=★
★セザール ブロック(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ユルゲン ブロック(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 シレア ブロック(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★ディーノ パンチング(! card)70+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1〜-1→左から(バンビーノがフォロー、ディーノがクリア、ファケッティがクリア)
≦-2→ユベントスボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→アトミックショットがゴールに突き刺さった!
=1〜-2→左から(バンビーノがねじ込み)(レントゥルスがフォロー)(コーナーキック)(ファケッティがクリア)
≦-3→ボールを大きく弾いた!高確率でユベントスボールに!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ブンナークは現在スランプ中、今のところシュートにのみペナがかかります。
アトミックショットは吹飛係数“3”を有します。
ユルゲンのマークがダイヤで「フルメタルブロック(+3)」が発動します。
ディーノのマークがダイヤで鋭いパンチ(+2)が発動します。

498 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 11:57:39 ID:???
★ブンナーク アトミックショット( ダイヤK )72+( 66 )+(自信喪失-2)=★


499 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:00:01 ID:???
ワロタwww

500 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:03:14 ID:???
引いた自分が怖いw

501 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:06:49 ID:???
★セザール ブロック( ダイヤ7 )66+( 65 )+(人数補正+1)=
 ユルゲン ブロック( ダイヤ5 )64+( 43 )+(人数補正+1)=
 シレア ブロック( クラブ6 )63+( 61 )+(人数補正+1)=★

502 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:09:58 ID:???
★ディーノ パンチング( クラブ8 )70+( 23 )=★

503 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:10:00 ID:???
★ディーノ パンチング( ハート8 )70+( 11 )=★
ポストはノーセンキュー

504 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:24:24 ID:???
ぶんなーくくんのあとみっくしょっと!
かいしんのいちげき!
でぃーのくんふっとんだ!

505 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:35:38 ID:???
メンタル強いのか弱いのかwww

506 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:48:54 ID:???
却って余計な力が抜けたんじゃない?

507 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 13:37:23 ID:???
 ブンナーク アトミックショット( ダイヤK )72+( 6 + 6 )+(自信喪失-2)+(ブロック減衰-2)=80
  ディーノ パンチング( クラブ8 )70+( 2 + 3 )=75
【シューター】−【GK】≧2→アトミックショットがゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブンナーク「ダメだ…燃えねえ。」

振り下ろす脚にもいつものような力を込められないブンナーク。
このシュートは止められる、そんな確信めいた予感がブンナークの心を押し潰そうとしていた。

ブンナーク「(ダメだ所詮オレはこんなもんだったんだ世界一とか本気で目指して恥ずかしい
        なんでムエタイ辞めちまったんだろうじいちゃん元気かなカレー食いてえ…)」


『ドッッッ!! グォォォォォォォォッッ!』


ガシィッ!
         セザール「へぶっ!?」
ズボァッ!!
         ユルゲン「おぼしょろろろろ!!!」
ギャラァァァン!
         シレア「こりゃ死んだ! ユヴェントス戦、完!!」

508 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 13:38:47 ID:???
放たれたシュートはまるで彗星のように尻尾のような砂煙を伴なってゴールを襲った。
その過程でユヴェントスのDF達が抗う事もできずに跳ね飛ばされていく。
GKのディーノは勿論、ジェンティーレも、味方である新田でさえそのシュートに戦慄を覚える程だった。

ディーノ「うああぁぁぁぁ!!!」

それでも逃げるわけにはいかないと、ボールに向けて両腕を突き出したディーノ。
しかしこのシュートが通りすぎた後には、文字通り草も残らなかったのだ。

バキィッ“!?”
         ディーノ「くそぉぉぉl!!!」


ブチィッッ!

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



フィオレンティーナ  3−1  ユヴェントス

509 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 13:40:29 ID:???
このシュートはGKを含む四人を激しく吹き飛ばし、更にネットを突き破ってゴールを強奪した。
……にも関わらず、それを放った本人は頭上に“!”を掲げ、釈然としない表情を見せていた。

ブンナーク「お………おぉ…?」




放送「ご、ゴーーーーーーーーール!!! 凄いシュートが放たれました!!」


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

観客「ば、バティンのシュートと同じくらい凄い!」「化け物だ!!」「わぁ!シレアが動かないぞ!」
   「死んだよ! 真正面からだったぜ!?」「あ、動いたぞ!」「立った!シレアが立った!」

暫しの沈黙の後、叫びのような実況を皮切りに観客達もようやく声を上げ始める。
そして始まれば最後、絶叫のような響きがサン・シーロスタジアムを揺らした。

510 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 13:42:41 ID:???
K引きで6ゾロとか出来過ぎにも程があるだろww

誰も気付かぬ内に終わったブンブンのスランプェ…。

511 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 13:45:48 ID:???


            ∬∬
   (⌒⌒⌒)    ,_______,,,
   ,|_i_i_|   γ;;;;;;;;;ζ'ヽ ブンナークさん乙カレー!
    ( ´・ω・)つヾニニニニニフ

512 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 13:52:56 ID:???
新田「す、凄えよブンナーク! バカじゃないの!?」
ブンナーク「え、あ…う…。」

三杉「僕も驚いた、冗談じゃなく背筋が寒くなったよ。 いつの間にあんなシュートを?」
ブンナーク「ぬ…へへへ、まあな…」

中山「全く、お前が敵じゃなくて本当に良かったぜ。」
ブンナーク「そ、そうか? そうだよな、オレ結構やるだろ?」
新田「結構じゃないだろ! 笑わせたいのかよ!」

笑顔をこぼしながらブンナークを祝福するチームメイト。
ブンナークの顔も先程までの険しい表情から徐々に笑顔へと変わっていった。
元々単純思考なブンナーク、さっきまでの不安は霧散し、元の自信が彼へと戻る。

ブンナーク「(そうだよな、オレは強いんだ。 何であんなに落ち込んじまってたんだろうか?)」

こうしてブンナークのスランプは誰に知られる事もなく、1人で悩んで1人で解決するという結末を迎えた。
結局彼を心配したのはスレ主と参加者だけだった…という事である。

※ブンナークがKで勝利しましたので覚醒です、LVが1上がります。ついでにスランプも解消。
 さらにブンナークにフラグSが立ちました…が、このフラグはイベント進行により開花します。

513 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 13:54:57 ID:???
バンビーノ「いいペースだな、試合の要所はオレ達が握れている。」
マルコ「そうだね、特にダラピッコラは今日は凄いよ。」
レントゥルス「そうだよロマーノかっけぇぇ!」
ダラピッコラ「え? あ、おぉ…。 でも、みんなのお蔭だぜ?」

チームの雰囲気はすこぶる良くなっていた。
一時は崩壊しかねないほど不利な状況になったのが、完全に持ち直したのだ。

三杉「(よし、これで随分と余裕が生まれた。 キャプテンとして何か言う事はあるかな?)」


A ゴールを決めたブンナークを褒めるしかない。
B チャンスを作った新田を褒めたいな。
C ダラピッコラの新技を褒めよう。
D それより基本的な作戦変更をしようかな。
E とりあえず次回の攻め方、守り方を指定しとこうか。
F 特に何もない

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

514 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 14:03:08 ID:zWWZ3mb2
C

515 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 14:06:03 ID:+l++20gA


516 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 14:18:02 ID:LJkgse0U
B

517 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 14:34:12 ID:wTKjQXIE


518 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 15:47:53 ID:???
しかしブンブンのガッツはハーフタイムの回復がなかったからもう限界かな?

519 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 16:38:37 ID:???
試合行うごとに1、2人は成長するからこのチームのポテンシャルはすごいわ

520 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 16:45:40 ID:???
流れ的に次はマルコとラムだな
スペルマンとミュラーはご愁傷様です

521 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 16:45:53 ID:???
>>518 終盤にあと1本まともに撃てるチャンスがあるかもってくらいです。
>>519 でも一番成長してるのは間違いなく新田なのですw


>C ダラピッコラの新技を褒めよう。

三杉「(そうだ、この試合はカルバリョのオーバーラップを防ぎ続けているダラピッコラの活躍が
     非常に大きい。彼が肝心な場面を抑えてくれるお陰でピンチがチャンスへと変わっている。)」

そして彼の過去について話を聞き、全面サポートを誓った事もあり、
やはり三杉は主観的にもダラピッコラに言葉をかけたかった。

三杉「ダラピッコラ、さっきの守備は素晴らしかったよ。
    相手を崩す先の先まで考えて、タックルの軌道を変えるとはね。」
ダラピッコラ「ああ、いや…アレはマルコのお陰なんだよ、本当に。」
マルコ「えっ!? ボクはちょっと情けないくらい簡単に抜かれたんだけど。」

てっきり引き立て役になったものとばかり思っていたマルコが、この言葉に驚く。
だがその後の言葉から、これが決して気休めやフォローでない事が窺えた。

ダラピッコラ「隙がなければボクが作ってみせるって言ってくれたろ?
        あの言葉だよ、あれを言ってくれなかったらオレは何も出来ずミゲルに抜かれてた。
        それに、やっぱりお前が先に当たりに行ってくれたからアイツは崩れたんだ。
        お前がその後の行動をオレに託してくれたからこそ、ああなったんだよ。」
三杉「ほう…。」
マルコ「あー…恥ずかしいな。」
三杉「(この試合で一皮も二皮もむけたようだなダラピッコラ。君の事を信じて正解だったよ。)」

522 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 16:49:43 ID:???
ダラピッコラ「さあミスギ、まだ試合は終わっちゃいないぜ!
        敵はまだまだ厳しく攻めてくるだろうが、守りきってやろうぜ!」
三杉「ああ勿論だ! みんな、油断せずいこう!」

「「 おう! 」」


こうして、褒めるためにダラピッコラに声をかけた筈が、逆に感心させられる始末となった。
三杉はこのチームの成長力に驚きながら、必ずこの大会を優勝できるという確信を得ていたのだった。
一方、観戦しているライバル達は…


先着で
 ★ライバルの反応→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ローマ
ハート、スペード→パルマ
クラブ→ジョアンとアルシオン
JOKER→パルマ[レア会話]

523 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 16:51:15 ID:???
 ★ライバルの反応→ スペード7

524 :森崎名無しさん:2010/08/28(土) 17:07:06 ID:???
K引きでかつ勝利しないといけないから
他のスレよりも成長しにくい………はずなんだけどねw

525 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 20:16:16 ID:???
>スペード→パルマ

大きな反応を示していたのは、ローマではなくパルマの選手達だった。
既に詳細な偵察を終えているローマとは違い、パルマの選手はフィオレンティーナの選手の成長に驚いていたのだ。

クスタ「これは驚いた…インパクトまでの自然な脱力、相手のブロックコースに惑わされない確かな狙い、
    まるで理想そのものと言えるシュートフォームでしたね。」
シューマッハ「むぐぐ…まあ確かに警戒すべき威力を持ったシュートなのは認めよう。
       だが今のは何よりもジェンティーレの対応ミスが大きい、あんなに迂闊に飛び出すなんてな。」
クスタ「まあ確かに…結果的にブンナークが余裕を持ってシュート出来たのは、ジェンティーレのミス。
    けれどそれを誘導したのは彼…シュン・ニッタです。インテル戦からどうやってあんなに伸びたのか…?」

クスタは顎を指でポリポリと掻きながら、不思議な物を見たというような顔をした。
その態度から確認できるクスタの心情には警戒の色は見られない。
それもその筈、彼の頭にあったのは計算とシミュレーションだけだったのである。

526 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 20:23:59 ID:???
そんなクスタに対してパルマの若い監督、フィリップ・トルシアが声をかける。

トルシア「クスタ、何かアドバイスは欲しいかい?」
クスタ「いえ、問題ありません。メンバーにこれだけ粒が揃っていますからね。
    罠を仕掛けても、或いは正攻法でもやりようは幾らでもあります。」
シューマッハ「それにウチにはダニッシュダイナマイトがある…中盤だって負けはしない。」
クスタ「いずれも監督の英断あればこそ…ですね。」
トルシア「ハハ、そんなに持ち上げても何も出やしないからな?」
クスタ「分かってますよ、ラザニア一皿で十分です。」
トルシア「困った奴だな…。」
クスタ「あ、今のは冗談です…。」
トルシア「そ、そうか…。」
シューマッハ「(やれやれだぜ。)」

クスタの冗談にトルシアは本気で弱った顔を見せた。
普段マジメなクスタなだけに、周囲は冗談と本気の区別がつかないのである。
クスタの地味な悩みが炸裂し、シューマッハが呆れる…これがパルマのいつもの風景だった。

527 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:18:01 ID:???
クスタ「マジメな話あのニッタには彼をつけましょう、前掛かりで…マンマークと言ってもいい。」
シューマッハ「あの新米か…実力は認めるが、連携は取れるのか?」
クスタ「判断力は甘いけれど身体能力は十分…パルマの守備ならそれでいいんですよ。
    連携なら私と貴方で取れていれば万事問題ありません。」
シューマッハ「確かにそうだが…あまりオレ好みの組織体系ではないな…。」

クスタの案に一定の理解を示しつつも、不満を否めないシューマッハ。
彼の母国は世界的にも早くから攻撃的3-5-2を主フォーメーションとしたデンマークである。
その根底には確かな戦術構築と堅実な連携が根付いており、それゆえ彼は守備連携を特別気にするのだ。

トルシア「まあ、彼らもJrユースで世界一を経験した身…キミが心配するほど問題児じゃないよ「。」
シューマッハ「……だと良いのですがね。」

528 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:27:04 ID:???
クスタ「いざとなれば、顔を真っ赤にして怒鳴りつけてやればいいんですよ…得意技でしょう?」
シューマッハ「そんな物が得意技でどうする!?オレはただ…!」
トルシア「そら赤い!赤鼻だぞシューマッハ!」
シューマッハ「か、監督…!」

クスタの冗談と判らない冗談、そしてそれに悪乗りしてくる監督。
これにはシューマッハも頭を抱えるしかなかったわけだが…。

トルシア「まあそこまで心配するな、決勝の前にレッチェでシミュレーション出来るだろうし。
     なあクスタ、確かあそこは足の速い奴とヘディングの得意な奴がいたろう?」
クスタ「イスラスとカルネバーレですね…後者はやや役者不足ですがシミュレーションに問題はないでしょう。」
トルシア「そら見ろ!これでも文句あるなら決勝前に聞くぞ!」
シューマッハ「(ハァ…なんだろうな、この監督…)」

急に話をマジメに戻すので、シューマッハからしてみればタチが悪いとしか言いようがない。
ともかくパルマの主メンバーと監督の議論は驚くほどフランクであった。
それ以上に驚くのは、既に実用に足る対策を考えつき、シミュレーションまで考えている事…
更には、準決勝及び決勝で当たる相手を半ば断定しきっている事だったのだが…。
彼らの目に、この大会が、この試合がどう映っているのか?
フィオレンティーナの選手達は、その事を考える機会もないだろう。

529 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:57:25 ID:???
一方…取られてはいけなかった追加点を取られてしまったユヴェントス。
特に今の失点で何が不味かったかと言えば、それは問答無用でジェンティーレだった。
本来は先にマーカーを当てがい、最後方からフォローして確実に敵を止めるのがジェンティーレの役割である。
…にも関わらず、今の場面ではジェンティーレ自身が先に飛び出してしまったのだ。
これは言ってみればリベロというポジションの放棄してしまったに等しかった。
そんなジェンティーレだが、失点という目に見える形の落ち度を実感し、流石に…


先着で
★やっちまった蝶神整→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ→「お前らちゃんと守りやがれ!」 棚上げだ!最低だこの超新星!
ハート、スペード→「スマン!もう二度とこんなミスはしない!」 なんと頭を下げた!
クラブ→謝罪+打開策提案だと!?
JOKER→葵「ジェンティーレ、何やってんだよ!!」 なんか涙目の奴がいる!


※ダラダラ更新ですみません、週末の更新は多分ここまでです。
ありがとうございますた!

530 :森崎名無しさん:2010/08/29(日) 03:12:58 ID:???
★やっちまった蝶神整→ ダイヤK

531 :森崎名無しさん:2010/08/29(日) 03:14:45 ID:???
もうだめだ…この超新星もふらの行きだぁ…乙でしたぁ…!


532 :森崎名無しさん:2010/08/29(日) 04:25:35 ID:???
伝説の超新星「お前達がちゃんと守らなければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだあ」
ユベントス守備陣「ふん、化け物め好きにしろ(泣)」

533 :森崎名無しさん:2010/08/29(日) 05:40:55 ID:???
後半はもっと苦戦する。
そう思ってたときも僕にはありました。

534 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:22:10 ID:???
>>531 本気で言います。 超新星ェ・・・
>>532 ファケッティ「もうダメだ、お終いだぁ・・・」
>>533 私もです、奇遇ですねw


>ダイヤ→「お前らちゃんと守りやがれ!」 棚上げだ!最低だこの超新星!

そう…流石に混乱し、正常な判断を失ってしまっていた。
そして最も抑えなければならない感情、怒りが口から溢れ出る…。

ジェンティーレ「何やってんだ! お前らちゃんと守りやがれ!」
ユルゲン「なっ……!」
ディーノ「ジェ…ジェンティーレ?」
カルバリョ「(おいおい、そりゃアカンのちゃう?)」

ジェンティーレの言葉に他の選手たちは耳を疑った。
彼らはてっきりジェンティーレが自らのミスを謝罪するものと思っていたのだ。
ジェンティーレは独断で新田に当たり、突破を防ぎきれずブンナークのシュートを許した。
無論ブンナークのシュートを止められなかった事に関しては彼らの力不足であり、
誰が誰を責められるような状況ではない、守備陣全員の連帯責任と考えていたのだ。
そして負けが決まってもいない今、そんな戦犯を考える事は無意味である…とも。
だがそんな彼らの思いを無視し、ジェンティーレは更に言葉を荒げるのだった。

535 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:23:37 ID:???
==========================================
その様子を…遥か天空の更に上、液晶の膜を介した異世界にて見ていた者がいた。
この世界の調停者なのか? それはジェンティーレ達には知り得ぬ事である。

???「むぅ…い、いかんぞジェンティーレ、それ以上は取り返しがつかなくなる!
     お前は強敵となる予定のイタリアをヘタリアにするつもりか!?」

しかし画面の中のジェンティーレは次にファケッティを責め立てていた。
彼の序盤のミスを列挙し、敵を調子づかせ先取点を与える原因となった事を。
更にはカルバリョのオーバーラップが一度も成功していない事にも口を出した。
こうなってはユヴェントスのチームワークはズタズタである。
このフィオレンティーナ戦の敗北は当然の事ながら、ジェンティーレのこの禍根が
イタリアユースに与えるであろう負の影響も???の想像に難くなかった。

???「仕方あるまい…これだけは使いたくなかったが…。
     “キング・クリムゾン・エターナル・エクスペリエンス・レクイエム”!」

瞬間、画面内が静寂に包まれ、周囲を取り巻く空気がドロドロなゲルのように変化する。
気付けば画面の中の時間経過はスローモーションとなっており、???は能力の発動に満足した。

???「キング・クリムゾン・エターナル・エクスペリエンス・レクイエムの能力の中では、
     画面内の時間が消し飛び…そして全ての人間は、この時間の中で動いた即席を
     覚えていないッ!当然、このスレを見ている参加者達も同じ…
     そう、この世界の『結果』だけが残る。 ただし…」

スレ主「テメーは別だ、ジェンティーレ。 悪夢を体験してきやがれ。」
==========================================

536 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:24:46 ID:???
ジェンティーレ「なんてことだ・・・     どうしたらいいんだ・・・・」

そこには膝を抱えて蹲(うずくま)るジェンティーレの姿があった。
フィオレンティーナとの試合を終え、その屈辱的大敗が頭の中を駆け巡った。
試合中の自分の言葉がカテナチオを崩壊させ、さらに守備と中盤の連携をも壊したのだ。
あの後は新田瞬に今度は完璧に抜かれ、試合終盤にはブンナークに吹き飛ばされた。
最終スコアは5−1…ベンチに戻る時、観客からはブーイングの嵐…
ベンチ内においては自分に声をかける選手は誰一人としていなかった。
彼らの冷たい目がジェンティーレの記憶に残っている。
…こんな筈ではなかった。

部屋の中で一人、体育座りをしたままどれくらいの時間が経ったであろう?
いつの間にか時計は23時の深夜を示しており、周囲は真っ暗となっている。
ただ一つ、点けっ放しとなっていたTVが不気味に彼の顔を照らしていた。
ジェンティーレはTVへと目を向けた。
そこには彼の知る人物が映っており、どうやらインタビューを受けているようである。

ジェンティーレ「あ…リモコン」

ジェンティーレは生気ない動作でリモコンを手に取り、そして音量を上げた。
選手の声が徐々に聞こえてくる。

ロッシ「・・・・つねに クールでいること これが だいじでしたね
     気もちが みだれると 判断が にぶります
     そうするともう かんたんなシュートも とめられない
     味方に しじも だせない
     それと へたなライバル心をもつのも ひかえました
     これも 気もちを みだす げんいんに なりますからね」

ジェンティーレ「・・・・・   そうか・・・
         たしかにオレは ちょっとあつくなってたな・・・・・・よし!」

537 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:27:04 ID:???
==========================================
ここまでのあらましを確認し、一先ず満足の表情を見せるスレ主。
だがそこで能力の開放は終わらなかった、スレ主は再び精神統一に取りかかった。

スレ主「更に時をスッ飛ばす、今度は長いぞ!」
==========================================

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


ジェンティーレ「なんて事だ…イタリアユースが…」

スタジアムの観客席でジェンティーレは涙を浮かべていた。
ワールドトーナメント、フランス国際以来の大々的な国際大会。
今、その大会におけるイタリアユースの敗退が決まったのである。

ジェンティーレ「何故、オレはあそこに居ないんだ…
         オレは一体何をやっていたんだ、何が間違っていたんだ…」

苦難と屈辱の道程を思い出すジェンティーレ。
コッパ・イタリア・プリマヴェーラの後に行われた代表合宿。
彼は当然その一員として選ばれ、合宿に参加する権利は得た。
しかし他の選手との信頼は、あの試合以降完全に崩壊していたのだ。
連携が取れずにカテナチオを組めない守備陣。
原因どこにあるのか…それは監督も、コーチも、誰もが知っている事だった。

538 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:28:15 ID:???
結局、ジェンティーレは代表の22人の中に選ばれなかった。
合宿は挽回のため与えられた機会だったが、失われた信用を取り戻せなかったのである。
今度のイタリアユースはストラットが復活し、中盤・ボランチに人員を揃え、
真っ向から力で押し切れるチーム作りがされたのだ。
だが、そのイタリアを以ってしても優勝は出来なかった。
自分があそこに立っていれば…と、リベロのポジションを遠くから見つめるジェンティーレ。
だが、そんな“たら・れば”は勝負において無価値である。
ジェンティーレは敗者として終わった…いや、敗者にすらなれなかったのかも知れない。
少なくとも、彼の心には一生をかけても払い戻せないほどの屈辱が宿っていた。
それは今後も彼のプレイへと影響する事は間違いがなかった。

========================================
スレ主「ベネ(良し)。 ジェンティーレは十分身に起こる悲劇を体験した。
     ここで時は逆方向に加速する…この世の誰もこの事象を知覚する事は出来ない。
     ただしジェンティーレにだけは、白昼夢として深層にその記憶を残す。」
==========================================

539 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:29:16 ID:???
ジェンティーレ「ハッ! ドリームか!?」

味方守備陣に対して怒りのままに八つ当たりのような暴言を放った直後の事である…
ジェンティーレは意識が一瞬途切れたような感覚に陥ったのだ。
試合中なのに長い長い夢を見ていたような…悪夢を見ていたような気がしていた。

ユルゲン「なっ……!」
ディーノ「ジェ…ジェンティーレ?」

そんな感覚は幻であるかのように、現実として味方の反応が返って来た。
当然ながら誰しもが反発を心に抱いているのがジェンティーレにも理解できた。
彼らの瞳には哀しみと怒りの色が同居しており、不信感が生まれる直前であった。

ファケッティ「おい、ジェンティーレ! 今のはお前の作戦放棄だろ!?
        それなのに味方を責めるのは筋違いだ、しかも試合中に!」

マズい雰囲気と思ったのか、キャプテンのファケッティが激しく指摘してくる。
当然だった、キャプテンとして当然の対応だった、間違っているのは自分なのだから。
…と、、、ジェンティーレは考えた。
何故だか解らないが、いつのまにか彼の怒りは霧散しており、冷静になっていた。
常にクールでいなければならない、下手なライバル心を持つべきでないと心の奥底が言っている。

540 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:30:36 ID:???
ジェンティーレ「(ファケッティの言う通りだ…何故オレはあんな暴言を吐いちまったんだ…?
          これじゃあ、この試合勝てねえ…それだけじゃない、その後も…
          ん…? その後? 負けたらこの大会は終わりだぜ? …何だ?)」

記憶が混濁するジェンティーレ、不快感が全身を覆い、吐き気まで感じる始末である。
だが彼はファケッティへ言葉を返さなければならなかった。
そう、自分が放った暴言の後始末をつける為に。


先着で
 ★謝れ、ウソップのように!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→「すんませんでした。」「……」 謝ったがこの試合DFとの連携は復活せず。
ハート、スペード→「すんませんでした」「まあ……」 一定の反省が認められた。 
クラブ→「こうあるべきだったんだ」「ほう…」 一定の反省と提案が理解を得た。
JOKER、クラブA→「いや、オレは間違ってなかった!」 ファケッティぶちギレた。

※ジェンティーレはこの試合中、不快感により能力低下ペナが発生する事になりました。

541 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 16:31:21 ID:???
★謝れ、ウソップのように!→ クラブ8

542 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 17:23:58 ID:???
いやな事件だったね

543 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 20:04:18 ID:???
>>542 ふらの行きの方はヤハリ違うのですね…


>クラブ→「こうあるべきだったんだ」「ほう…」 一定の反省と提案が理解を得た。

ジェンティーレ「こ゛め゛――ん!!!」
ファケッティ「なぬっ!?」

ファケッティの指摘に対するジェンティーレの第一声、それは全力の謝罪だった。

ジェンティーレ「意地はってごべ―――ん!!!おれが悪がったァ―――!!!!
         今更みっともねェんだけども!!!お前らちゃんと守りやがれって言ったけど!!
         アレ…!!!取り消すわけには いかねェがなァ――!!!
         ダメかなー!!!…頼むからよ お前らと一緒にいさせてくれェ!!!
         もう一度…!!!おれとカテナチオを組んでくれェ!!!!」」
セザール「(えええええええ!?)」
ユルゲン「(こんなジェンティーレ…知らねえぞ!?)」

それはプライド、意地といった余計な感情は一切含まれない、只々純粋な謝意だった。
普段のジェンティーレはプライド・意地の塊であり、目の前で謝る男とは真逆と言って良かった。
それゆえ、チームメイト達…取り分け、今しがた怒鳴られた守備陣は仰天したのである。

544 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 20:05:29 ID:???
カルバリョ「ど…どないしたんよ、ジェンティーレ? そこまで謝るって…なぁ?」
ファケッティ「あ、ああ…。 じぇ、ジェンティーレ、守備に当たったのも驚いたが、
        正直オレ達はその謝罪にも驚いてオロオロしているぞ…?」
ジェンティーレ「オレ…最低だ、ジョカトーレとしてやっちゃいけない事をした!
         カテナチオを受け継いだ最高のリベロとか言われて調子に乗ってた…
         オレが大事にしたいのは、最高のリベロとか、そんな名前じゃないんだ!
         最強のイタリアをオレ達の代で復活させ、Wカップを優勝させたかっただけなんだ。
         なのに…オレは下らない意地やプライドで相手を見下して、手玉に取られて…クソッ」
ディーノ「ジェンティーレ…」
ファケッティ「(な、何が起こっているんだ…)」

ジェンティーレの深層意識は、先ほど見た未来をおぼろげに映し出していた。
最強のイタリアを復活させるどころか、その一員にもなれない自分を。
このままの自分ではダメになり、イタリアもワールドトーナメントで敗北し、夢は失われる…と。
何故だか理解できないが、ジェンティーレはそんな未来をリアルに想像できた。
その結果、圧倒的後悔、猛省、戦力の自省の念が溢れ出て止まらなくなった。


ジェンティーレ「う…うぅぅ……」
ミハエル「フフン、まったく…みっともない男ですね。」
ジェンティーレ「す゛…す゛ま゛ね゛え゛……」

子供に戻ったようなジェンティーレに対し、最初に近付いて声をかけたのはミハエルだった。
ポケットにしまってあったハンカチを取り出し、ジェンティーレへと差し出すミハエル。
ジェンティーレの反省はどうやらミハエルには伝わったようだった。

545 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 20:08:17 ID:???
ミハエル「さあ、このハンカチーフで涙を拭きなさい。」
ジェンティーレ「………」
ミハエル「皆、勝ちたい気持ちは誰しも同じです!
      だがジェンティーレはこのチームで誰よりも勝ちたがっています!」
ファケッティ「(ミハエル!?) そ、そうだな…。」
バティン「ああ、どうやらそういう事らしいな…。」
ミハエル「なら、もう一度立ち返りますよ! スター軍団などという名は捨てましょう!」
ジェンティーレ「チャレンジャー…そう、オレはずっとチャレンジャーであるべきだった。
         勝つ為に、勝ちに執着して、敵を怖れず、見下さず、立ち向かいたい…。」
バティン「よし、お前等! 今までのオレ達は無しだ! ジェンティーレの言うようにやり直そうぜ!
      相手に胸を貸すとかじゃなく、オレ達の全力を奴等にぶつけてやろうぜ!」
ファケッティ「そ、そうだみんな!(お、おかしいな…オレがキャプテンの筈なのに…)」

どうやらジェンティーレがぶち壊しかけたチーム崩壊は回避された。
もちろん、ユルゲンやセザールなどは頭上に“?”を掲げ、腑に落ちない感じだが。
それでも守備陣との連携もなんとか今まで通りのプレイが可能なレベルは確保された。
ただ、ジェンティーレは謎の頭痛と不快感が身体を蠢いており、それはどうにもならなかった。
ブンナークの回復とは対照的に調子を落とすジェンティーレ。
絶望的に近い状況だが、ユヴェントスはチャレンジャー精神で士気を盛り上げるのだった。

546 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 20:10:41 ID:???
放送「さあ試合再開となります、ユヴェントスは連続失点、戦意を失いかねない展開ですが…
    選手達の表情は悪くありません、強気の姿勢が感じられます。」


ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!


キックオフの笛が鳴った。
先程とは打って変わってショートパスで繋げるユヴェントス。
強引な攻め、切り込みを多用してきたこれまでとは調子が違うようだが…。

三杉「(ユヴェントスの様子が少し変わった気がする…。
     僕達のスタンスも変えるべきだろうか?)」


A 追加点を狙うため、ガンガン当たっていくよう指示する。
B これまでと同様、エリアで守っていく。
C 追加点はいいからとにかく守り抜く、ラインを低めに設定する。
D 基本的にエリア守備だが、三杉自身は積極的に当たる。
E その他

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)



※本日の更新はここまでです、ありがとうございました。
 ゲームオーバー時に登場する予定だったスレ主が、まさかこんな所で…
 と言うわけでジェンティーレが全力キャラブレイクです。
 なんか…すみませんでした。

547 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 20:36:58 ID:o7hvFVSw


548 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 20:38:33 ID:1AWpRnzA
C

549 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 20:56:29 ID:DdFgW5Ag
C

550 :森崎名無しさん:2010/08/30(月) 21:56:12 ID:UwpbHCJY
C

551 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 02:47:57 ID:???
超新星爆発しろ乙でした

552 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/31(火) 18:34:12 ID:???
>>551 宇宙爆発感謝ですなのかー


>C 追加点はいいからとにかく守り抜く、ラインを低めに設定する。

三杉「(ブンナークは前半から飛ばしていて、新田は元々スタミナがある方じゃない…
     いま無理に追加点を狙い消耗しきって、いざチャンスに動け無いのはダメだ。)」

三杉は現状の戦力分析を実施し、これからどう闘っていくべきかの判断を立て直す。
その結果、FWのスタミナを考えれば無理に攻めていく場面ではないという結論が出た。
となれば基本は深く守り、敵ラインの上昇、或いは伸びきった所でのカウンターがセオリーだ。
そう決め込むと、三杉はチームメイトにそっとサインを出す。

三杉「(よし皆、無理にボールを奪いに行く必要は無い。
     深く守り、相手に攻め込む隙を与えない事を第一に考えるんだ。)」

 「「( 了解 ) 」」


553 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/31(火) 18:38:21 ID:???
三杉の指示を受け、深い位置で慎重に守りだしたフィオレンティーナ。
当然ユヴェントス側も、このフィオレンティーナの変化は察する所である。

ファケッティ「むぅ…どうやら守備を固めてきたな。 まあ当然か…。」
ミハエル「良くない流れですね…ボクが切り込んで突破口を開くでも構いませんよ。」
ファケッティ「そうだな…。」

戦況の不利を感じながら、それでも攻めなければ勝てないと判っている。
難しい判断に迫られながらも、ファケッティは起死回生を期して打開策を導き出した。


先着で
 ★ユヴェントス起死回生?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→止むを得まい、頼むぞミハエル。
スペード→いや、ここは焦っても逆効果だ。 このままチーム力で崩すぞ。
クラブ→いや、ここはオレ達が突破口を開く。 お前の出番はその後だ。
クラブA→ポツ…ポツ…… 急に雨が降り始めた。
JOKER→ビュゥゥゥゥ…… 急に風が強く吹き始めた。

554 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 18:39:33 ID:???
 ★ユヴェントス起死回生?→ クラブJ


555 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/31(火) 19:20:18 ID:???
>クラブ→いや、ここはオレ達が突破口を開く。 お前の出番はその後だ。

ファケッティ「いや、ここはオレ達が突破口を開く。 お前の出番はその後だ。」

ファケッティは、状況を打開するのに強硬策の必要なしと判断した。
敵は深く守っているのならば、こちらはボランチが頑張るべき…という判断だ。
ファケッティらが突破口を開けば、当然ミハエルやバティンのマークが厳しくなる。
そうなれば、状況打破は半ば成ったも同然であった。
ユヴェントスの目線で考えれば…である。

ファケッティ「(そうと決まれば…スカラ、フォントラン!)」

スカラ「(フォーメーション変更?)」
フォントラン「(そうか、任せろ!)」

ポンッ…!
  ダダダッ!

ファケッティはパスを出すと同時に中央に向けて走り始めた。
呼応してスカラとフォントランも動き、中盤のフォーメーションが変化していく。
フラットの3ボランチだった形が、みるみるダイヤモンドへと姿を変えた。

ファケッティ「スカラ、オレとお前ならパスワークで突っ切れる!」
スカラ「どうかね…でもやらなきゃいけないよな!」

思い切った急展開を見せるユヴェントスの中盤。
フィオレンティーナも十分な配置だが、個人レベルでは判断に戸惑いが生まれていた。
迷いがないのは選択肢が元々多くない新田くらいである。

556 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/31(火) 19:21:25 ID:???
新田「そういう事か、悪いがカットする!」
ブンナーク「(既に体力が切れかけているが…カットにいくべきか?)」
マルコ「(守備の得意なフォントランにボランチを預けたのか…カルバリョは?)」
バンビーノ「(ファケッティも思い切ったものだな!)」
レントゥルス「(わわわ、どうしたらいいかな…)」


先着4名様(順番通りじゃない判定は無効)で
 ★ブンナークの判断→! card
 ★マルコの判断→! card
 ★バンビーノの判断→! card
 ★レントゥルスの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
結果は左から順に(ブンブン/マルコメ/バンビ/ヘタレ)

ダイヤ→(動かない/カットに行く/カットに行く/カットに行く)
ハート→(動かない/カットに行く/カットに行く/ボランチの位置まで下がる)
スペード→(動かない/ミハエルをマーク/カットに行く/ボランチまで下がる)
クラブ→(カットに行く/ミハエルをマーク/カルバリョをマーク/ミハエルをマーク)
JOKER(一人出せば全員に有効)→(???/カットに行く/ボランチまで下がる/ボランチまで下がる)

557 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:22:37 ID:???
★ブンナークの判断→ ダイヤQ

558 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:25:16 ID:???
★マルコの判断→ クラブ9

559 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:26:09 ID:???
 ★マルコの判断→ ダイヤ8


560 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:32:46 ID:???
 ★バンビーノの判断→ ダイヤ8

561 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:33:20 ID:???
★レントゥルスの判断→ クラブA

562 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/31(火) 19:33:44 ID:???
判定途中ですが、今日の更新はおそらくここまでです。
また次回も宜しくおねがい致しまsu


563 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 19:34:05 ID:???
乙でしたー

564 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/09/01(水) 00:19:54 ID:???
すみません、暫く休載致します。

565 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 12:17:52 ID:???
乙です!
復帰、楽しみにしてますからね〜!

566 :◆k6jzzkzejA :2010/09/01(水) 18:18:17 ID:???
乙です。
再開される日を、心から楽しみにしています。

567 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:53:28 ID:???
アンザーニ監督ぅぅぅ

568 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/09/02(木) 23:53:16 ID:udYF941o
皆さんへ

約8ヶ月、三杉スレを見て下さりありがとうございました。
そして皆さんの期待や乙を裏切ってしまった事を深くお詫び致します。

正直、いつも気持ち良く、自信を持って書かせて頂きました。
酷い文章と自分で見返して思う事は何度もありましたが、それでも自信を持って書いてこれました。
皆さんが参加して、読んで、感想を書いて下さって、支えてくれたからです。
理由を言えなくて本当にごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
他の外伝作者さん、2さん、これからも応援してます。

あと10分も残らない文章だけど、これを書いている8ヶ月は幸せでした。

569 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 23:54:17 ID:???
とても楽しかったです、今までお疲れ様でした

570 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 23:55:15 ID:???
今までお疲れ様でした。

571 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 23:56:23 ID:???
最後に万感の思いをこめて・・乙!

572 :TSUBASA DUNK:2010/09/02(木) 23:57:20 ID:???
お疲れ様でした。
これからも読み手として遠慮せずに参加してくださいね!

573 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 23:59:44 ID:???
キャプテン三杉に……敬礼ッ!!!

574 :書き込みはできません。。。:停止
書き込みはできません。。。

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