キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【目指すは】黄金のジノ1【ファミコンジャンプ】

1 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/08/19(木) 02:17:37 ID:M0lKGIKU
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になった(NOTロリコン)ヘルナンデス。
本家スレより、少し後の時代を舞台にしており、本家スレと、キャラクターの色づけが違う事をご注意下さい。
基本的にマニアックなキャラクターが多いです。
テンプレートは、>>2からになります。

913 :森崎名無しさん:2010/09/03(金) 23:11:47 ID:???
★キーパー パンチング 58 + ハート2 (転倒ペナ-5)★

914 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/03(金) 23:30:43 ID:???
★長沼 ??? 62 + ダイヤJ =73★
★キーパー パンチング 58 + ハート2 (転倒ペナ-5)=55★
攻撃側が≧2
ゴール!しかし…

キーパー「…………なんだ、あのシュートは………」
キーパーが、呆然と立ち尽くす。
4ばん「……錯覚か?ボールが浮いた気がしたが……」
失点も忘れ、今見たシュートを考える。

カマーチョ「……今の……雷獣シュート…?」
ジノ「いや…あれは雷獣シュートではないよ。
雷獣シュートはもっと浮き上がるし、何より撃ち方自体が全く別だ。」
ボールのインパクトが、極度に後ろだった。…そう。まるで、カタパルトから撃ち出されるように…。

次の瞬間、ピッチがどよめいた。
5ばん「……おい!お前!大丈夫か?!」
長沼が、足を押さえて倒れていたからだ。
モンテゼーモロ「おいおい〜…こいつ、足が釣ってやがるぞ。」
リベリオ「…心配させんな、馬鹿。」

交代要員のエンツォがアップを済ませ、ピッチに入る。
長沼は、大事を取って交代となった…。

辻「モデナ先制ですが…長沼、交代ですね。…足を痛めたんですかねぇ?」
優子「……再起不能になればいいのに(ボソッ」

モデナ 1 ‐ 0 テネリフェ

915 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/03(金) 23:48:09 ID:L5PeRT9g
モデナベンチ……

フランツ「このお馬鹿さんが!貴方は身体も治っていないのに、あんな強烈なシュートを何故撃つのですか!」
長沼「('A`)」
フランツ「いいですか?アタッカンテの仕事は、確かに点を取る事です!しかし、こうして点を取っても、後で倒れたら同じ事です!
貴方の為にだけ割ける戦力なんて無いのですよ!」
長沼が延々と、フランツに説教をされていた…。
一応一軍帯同は許されたが、長沼は前半終了までフランツにこってりと油を搾られた………。

※長沼のガッツが0になりました。キャンプ終了後の自由行動時、初日は彼と一日中会えません。
※長沼が、ゴールの功績により一軍帯同を認められました。偉大なるカピトンに、長沼さんは当分頭が上がらない事でしょう。

※本日はここまで。

900も越えましたし、そろそろ次のスレタイ案も募集します。

テネリフェ戦は、今からが本番です。

916 :森崎名無しさん:2010/09/03(金) 23:58:36 ID:???
乙でした
【明日を】黄金のジノ2【この手に】

917 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 00:14:11 ID:???
【ビッチズ】黄金のジノ2【リターン】

Y子「…ねえ、私達の出番終わりかしら。」
R「…まだ始まってさえいないわよ。」

918 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 11:23:14 ID:8zxE+esY
>>916
乙とスレタイ案感謝です!

>>917
スレタイ案感謝です!
…Y子、Rさんの仲間として、悪夢のイタリア上陸なるか…?

辻「しかし、凄いシュートでしたね、河合さん。」
優子「(ギリギリ)まぐれですよ。まぐれ(ギイイイ」
辻「しかし、これでテネリフェも黙ってはいないでしょう。」
優子「ええ。逆転勝ちを祈ります。」

テネリフェ陣営…
キーパー「……あんな隠し球を持っていたとはな…。油断したぜ。」
5ばん「あのシュート…アルゴス並か、それ以上だ。」
3ばん「でも、あいつもいない。10番と9番が多少厄介なだけだ。」
守備陣は、連携の再確認を取っていた。

その切り込み隊長のジャッカルは……

先着一名様で。
★ジャッカルの状態 ! card ★
JOKER…ジャッカル「勝てるわけがない…」意気消沈していた…
ダイヤ…ジャッカル「弟よ…!」何か奇行してた
ハート…??「何やってんだ、親父!」…誰だあいつ?
スペード…ジャッカル「あいつは潰ーす!」リベリオにリベンジを誓っていた
クラブ…冷静に気合いを入れ直していた…

919 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 11:30:18 ID:???
★ジャッカルの状態 クラブ9


920 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 11:30:28 ID:???
★ジャッカルの状態 ダイヤ8

921 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 11:30:28 ID:???
★ジャッカルの状態 クラブ6

922 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 11:58:12 ID:8zxE+esY
★ジャッカルの状態 クラブ9 ★
クラブ…冷静に気合いを入れ直していた

ジャッカル「(…少しお遊びが過ぎたな。本気で相手しねぇと、また無職に逆戻りだ…)」

ジャッカルは、日本に置いてきた息子を思い出した。
息子は、本気で泣いて喜んでいた…。
立海大附属中学という私立にいるわけだし、学資も稼いでやらないといけない。

ジャッカル「(息子よ、俺を見守ってくれ…)」

ジャッカルは、静かに気合いを入れ直した。

先着一名様で。
★アルゴスは… ! card ★
JOKER…アルゴス「この円盤の餌食にしてやる!」
ダイヤ…気落ちしていた…
ハート…少し気落ちしていた
スペード…冷静にジノを見ていた
クラブ…寧ろ状況を楽しんでいた

923 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 12:03:17 ID:???
★アルゴスは… ハート6

924 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 12:32:09 ID:???
あ、そのジャッカルなんだ。
肺が3つだか5つある人の…

925 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 16:25:27 ID:???
>>924
ヒャッハーな弟さんが、おられるかも知れませんよw
末の弟が馬鹿でかいとか…

★アルゴスは… ハート6 ★
ハート…少し気落ちしていた

アルゴス「(Bだって侮っていたが…何か強い。こいつら…。)」
自分の会心のヘッドを軽く止めた、ヘルナンデス。
上手いのか下手なのか、イマイチわからない日本人に、空中戦に強いカメルーン人に、今すぐスペインに来ても通用しそうなブラジル人。

アルゴス「(整備された守備陣に、個人能力の高い攻撃陣。…少しナメ過ぎていたな…。)」

アルゴスは少しため息を吐き、頭に出た『負けるかも知れない』という考えを打ち消した。

アルゴス「さあ、皆、いこう!」

アルゴスの明るい声に、テネリフェの選手達が微笑む。

アルゴスが破れる=テネリフェの敗北

と、サポーターが捉える事を、アルゴス自身が誰より知っている。
ユース出身、20歳にしてチームを背負う男は、若干の気落ちを見せながらも立ち上がった。
チームの旗頭の悲しい宿命…。
それは、国が変わろうが、競技が変わろうが、変わりはない。

926 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 17:01:34 ID:8zxE+esY
辻「さあ、再びキックオフ!テネリフェ、アルゴス選手がボールを持ちます。」
優子「今度こそ、あの笊とデカブツとハゲを突き破って欲しいですね。」

ジノ「……ザル………!」
カマーチョ「デカブツ……」
アデラ「……カマーチョ、浮気か?」
リベリオ「坊主で悪いか、この(ピー)!」

辻「あーっと!モデナ選手と一部観客、放送席に何か怒鳴っているーっ!」
優子「どうせ詰まらない事ですよ。」

ジノ「(あんの実況ーっ!)」

何を言いますか?
先に『2』票入ったほうを選択します。投票はageにてお願いします。
A 「あの実況を黙らせるぞ!試合に集中しろ!」
B 「あの実況は無視しろ!今は試合に集中だ!」
C その他
※実況を〆る事は、あまりオススメしません。

927 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 17:07:40 ID:wOHsbm3s


928 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 17:32:56 ID:E+jS2Dic
B

929 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 17:53:50 ID:8zxE+esY
B あの実況は無視

ジノ「あの実況は無視しよう!今は試合に集中だ!」

リベリオ、カマーチョ「おう!」

ドバキィ!

優子「ふぎゃっ!」

ジノ、リベリオ、カマーチョ「…………?」

辻「えー、突然解説の河合さんが、ご気分が優れないとの訴えがありまして…解説に…」

先着一名様で。
★いい加減試合しろ ! card ★
JOKER…辻「ローズマリーさんをお呼びしました。」
ダイヤ…辻「ジャッカル選手の、息子さんをお呼びしました。」
ハート…辻「カマーチョ選手の奥様の、アデラさんをお呼びしました。」
スペード…辻「ミステル・フランツの恋人、ナオミさんをお呼びしました。」
クラブ…辻「ジャッカル選手の末の弟さんをお呼びしました。」

930 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 17:58:44 ID:???
★いい加減試合しろ ハート5

931 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 17:58:48 ID:???
解説者?に怒りのレヴィンシュートを叩き込んでやりたい参加者は多いだろうなw

932 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 18:00:15 ID:???
解説者から解脱者になって煩悩から解放されるかもしれません。

933 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 18:03:12 ID:???
>>925だったら、クラブじゃ放送席どころかスタジアムが崩壊するだろww

934 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 18:05:12 ID:???
こりゃアデラに鉄拳制裁されたか?

935 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 18:14:20 ID:???
>>931
スレ主すらそうなりました。
最初、解説者を〆る為に、ペナルティ無しのゲームオーバーを付けようとした位です。
ゲームとしてあんまりでしたので、止めましたが。

>>932
多分一生無理です。

★いい加減試合しろ ハート5 ★
ハート…アデラ

辻「カマーチョ選手の奥様であります、アデラさんをお呼びしました。」

アデラ「宜しく。あまり詳しくないから、下手な実況は許して。」

辻「私が許します。さて、アルゴス選手…ゆっくりと攻めていきます。テネリフェ、ペースを変えたか?」

アデラ「…モデナ、守備堅いから、何とか隙を作る為、かな。」

アルゴスは、ゆっくりとモデナ陣営をドリブルしている。
そこにカマーチョとエンツォが走る。

カマーチョ「…余裕?」
エンツォ「取られたら大変だぜ?」

二人に、アルゴスは決意を秘めた目で言った。

アルゴス「…お前らを対等の敵と認めてやる。」


936 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 18:23:35 ID:8zxE+esY
>>933
頭だけ解説席にいるのでしょう、きっと…w

>>934
ビンゴですw可愛い奥様が、鉄拳でどす黒い太陽を撫でてくれましたw

先着二名様で。
★アルゴス ドリブル 58 + ! card ★
★カマーチョ タックル 51 + ! card (人数差+1)
エンツォ タックル 52 + ! card (人数差+1)★
攻撃側-守備側が
≧2…アルゴスがドリブル突破!
1…こぼれ球を、10ばんがフォロー!
0…こぼれ球になった!
-1…こぼれ球を、リベリオがフォロー!
-2…止めた!

937 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 18:39:18 ID:???
★アルゴス ドリブル 58 + ダイヤ4

938 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 18:44:25 ID:???
★カマーチョ タックル 51 + ダイヤ2 (人数差+1)
エンツォ タックル 52 + ダイヤ2 (人数差+1)★

939 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 19:02:53 ID:8zxE+esY
★アルゴス ドリブル 58 + ダイヤ4 =62★
★カマーチョ タックル 51 + ダイヤ2 (人数差+1)=54
エンツォ タックル 52 + ダイヤ2 (人数差+1)=55★
≧2
アルゴスが突破!

カマーチョ「…………っ!」
エンツォ「おっ……!」
二人は、アルゴスの体躯が、一瞬大きくなったかのような錯覚を受けた。

アルゴス「俺は、テネリフェの戦士だ!」

カナリア諸島という、娯楽の少ない地方に生まれ、彼はテネリフェというチームのファンになった。
内部はゴタゴタしていたし、正直言ってファンの頃に較べると、このチームは好きでない。
しかし。
この満員のサポーターの目の前で、おめおめと醜態を晒せるわけがない。
サポーターは、自分に希望を見ているのだ。
アルゴス「うああああ!」
細かいフェイントも何もない、真っ向勝負。
カマーチョが抜かれ、エンツォも抜かれ…
彼はリベリオに迫った。
リベリオ「何だあいつ!ラグビーに行けよ!」

先着二名様で。
★アルゴス ドリブル 58 + ! card ★
★リベリオ タックル 54 + ! card ★
攻撃側-守備側が
≧2…抜いた!止まらない!
1…10ばんがフォローだ!
0…こぼれ球に!
-1…モンツァがフォロー!
-2以下…リベリオがボール奪取!

940 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 19:08:14 ID:???
★アルゴス ドリブル 58 + クラブQ
アタック! アタック! アタック! 俺はせ(ry

941 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 19:08:36 ID:???
★リベリオ タックル 54 + ダイヤ9

942 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 19:30:11 ID:???
【ジャッカルの恐怖】黄金のジノ2【ねずみ花Beat】
【明日を掴む】黄金のジノ2【モデナの風】
【灰色時代に】黄金のジノ2【サヨナラ】

943 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 19:51:08 ID:8zxE+esY
★アルゴス ドリブル 58 + クラブQ =70★
★リベリオ タックル 54 + ダイヤ9 =63★
攻撃側が≧2
止まらない!突破だ!

リベリオ「だーっ!こんな野郎、俺が止めきれるかーっ!俺は繊細なんだぞ!」
怪我しちゃたまらない、とばかりに、リベリオは道を譲る。
次の瞬間にタックルを仕掛けるトリックプレイ。
リベリオ得意のダーティプレイだが……
アルゴス「邪魔だぁあ!どけぇーっ!」
リベリオ「うぎゃ!」
アルゴスの右足に、いとも簡単に弾かれた。

辻「ああーっ!アルゴス、三人抜き!」
アデラ「カマーチョ!何やってる!」
辻「モデナゴールへ向かい、よもやの一騎駆け!とどまる所を知らないその勢いは、まさにグラジエーター!」

「いけぇーっ!アルゴスーっ!」
「いいぞ!頑張れ!」

アルゴス「(皆の為に、俺は頑張るんだ…!クラブじゃない、サポーターの為に……)」

ジノ「(………彼は、どうしたというんだ?失点する前とは、まるで別人だ……)」

※このスレでの試合の更新は、ここまでにします。
※皆様の溜飲を下げる為に、本日の解説者が一肌脱ぐそうですので、埋めネタにご期待下さい。
※スレタイ案、募集中です。

944 :森崎名無しさん:2010/09/04(土) 20:21:14 ID:???
【あるのは一つ】黄金のジノ2【戦士の魂】
【プロの】黄金のジノ2【戦士たち】
アルゴスが随分いいキャラ出してるな。
ところで、いつの間にリベリオ坊主にしたんだ?
Wユース(FC版2)では長髪だったはずだが…。
断髪の理由はイベントかな。

945 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 23:39:12 ID:???
>>944
アルゴスは、地元が大好きです。
リベリオは、日本かぶれのブラジル人です。

---少し前の日本---

優子「あー…仕事も無ければ、お金も男もない…。ヒロシくんをキープしとけばよかったな…」
パソコンで資料集め(大半はただの検索という、無意味な時間)をしていた優子。
ググるを検索していると…長沼の記事を見つけた。

『長沼(立海大)、セリエBのモナコへ!』

優子「……え?」
もう一度記事に目を通す。
優子「『ユニバ世界大会で、殺し屋と異名された長沼。モデナは長沼を戦力として見ており…』
って、ヒロシくん、大金持ちになるの?!」

成功すれば、という、一番大事な前提を、優子は見ていなかった。

優子「それなら、早速手紙を書こう!」
…こうして、優子は手紙を書いた…。

--------------

長沼「('A`)」
ジノ「……何だろう、この怪文書は……。」
『ずっと見てたよ。』
長沼「………こいつは、何を言っているんだろう……」
『頑張ってたもんね』
長沼「…対戦相手を壊す姿を見て、こいつは喜んでいたのか……?」

946 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/04(土) 23:55:51 ID:???
優子「さあ、次はタカちゃんを頼ろう。確かイタリアに仕事に行っているみたいだし。」

多可子「………うわぁ、嫌なメールが………」

優子『ヒロシくんのお友達に、私の事を良く印象付けておいてね(はぁと』

多可子「………なんで私、こいつと友達やってんだろ……。」

多可子「(…こいつはともかく、ヒロシくんは初恋の人だからな……。
……こいつを印象づけるより、ヒロシくんを助けてもらうほうに話を持っていこう……。)」

-------------

多可子「お願い…ヒロシくんを助けて………」

ジノ、カマーチョ、リベリオ、アデラ、マリー、フランシスカ「(ナガヌマは、良い友達を持っている…。)」

-------------

優子「とりあえず、これで私の印象はバッチリね!」

優子「次は北野さんね!司法試験終わって暇なはずだし!」

北野「………一応、卒論あるんだけど?」
優子「いいじゃない!頼まれてよ!」
北野「嫌なこった。私は彼氏と(ピー)に忙しい。」
優子「……なら、レディコミにタカちゃんと北野さんで書いてやる!」
北野「なにィ!」

947 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 00:02:51 ID:kvnfBUqk
北野「(…畜生。何故私はこんなヤツと友達に…)」
多可子「北野も、同じ事言われたの?」
北野「………………。」

先着一名様で。
★友情 ! card ★
JOKER…友情を信じる
ダイヤ〜スペード…こんなヤツなんか友達じゃない
クラブ…周りにこの話を広めようぜ!

948 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 00:06:28 ID:???
★友情 クラブ5

949 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 00:20:49 ID:???
北斗!友情砕破拳!

950 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 00:21:53 ID:???
★友情 クラブ5 ★
クラブ…周りにこの話を広めようぜ!

一般に、女の友情はハムより薄いと言われる。

北野「………ムカついた。周りにこの話を広めよう!」

北野の提案に、多可子が首を縦に振る。
我が身可愛さに、親友すら売るヤツなんか、友達じゃない。

噂は飛び火する。
優子の大学でも、優子と関わるとレディコミでネタにされる、との噂が広がり、優子の周りには加速度的に人がいなくなった。

優子「何故?!どうしてこうなった!?」

すっかり淋しくなった、自分の周り……。
そんな時、優子にある一通のオファーが届く。
それは、モデナ対テネリフェ戦の解説のオファーであった……。

951 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 00:42:13 ID:kvnfBUqk
オファーを出したのは、イタリアのTV局に勤める辻というアナウンサーだった。
彼が愛してやまないモデナに加入した日本人選手を、よく知る優子ならば解説をしてくれるだろう、との判断からだった。

………辻の判断が間違いだった事は、賢明な諸氏には既にご理解頂ける事かと思う。

後ろから、ナイスバディの黒髪美人に張り倒された優子は、試合終了まで軟禁された…。

優子「何故私がこんな目に!何故!天災の私が、何故ェーッ!」

試合終了後、優子は解放され、乱暴に外に出された。

優子「たらば!」

日本への航空券を渡され、モデナサポーターからの大罵声を受けながら優子は、スタジアムを後にした……。

??????「………お困りのようね………。」

※本日はここまでにします。

952 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 01:02:42 ID:???
乙でした
ペロッ・・・これは再登場フラグ・・・!

953 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 03:59:51 ID:???
ちょっと頭の弱い止ん事無き生まれの他称友人(笑)を騙って散々好き放題した後
「腐った貴族社会などに興味はないわ(キリッ」と見切りを付け暗黒街の嬢王となったあの御方の登場ですね。


「低視聴率アニメ?バカねナージャ、そんなの需要のある欧州で放映すれば良いじゃない。」

954 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 04:02:56 ID:???
良くも悪くもあのアニメを伝説にしたのはロー●マリーだよなぁw

955 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 04:32:18 ID:???
思えば秋元康原作でお馴染みあずきちゃんの野山あずさも中学上がれば立派なビッチなんだよねw

956 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 09:01:04 ID:???
>>952
乙感謝です!再登場は、展開と皆様次第です。

>>953
ここのは、もう少し壊れてます。

>>954
ネタとしては、非常に秀逸なんですが…。子供向けのキャラクターとは、お世辞にも言えないですからね…。

>>955
早熟な女の子は大体そうなります。こちらのヒロイン候補は、そうならないよう祈りたいんですが…

------------
優子「………貴女は?」

ローズマリー「私はローズマリー。貴女のように困っている女性の味方よ。」
ローズマリーは、そう言うとゆっくり優子に近付く。
ローズマリー「……誰かが、自分を置いて幸せになる事が許せない……
その幸せは、私の為にある…。貴女もそうよね?」
優子「……………」
ローズマリー「私もそう…。私は血縁に差があるだけで、こうも幸せになれないものなのか、神を呪ったわ……」

ローズマリーはそこまで言うと、周りを見渡す。
周りから、女性が何人も出て来る……。
??「………貴女も私達と一緒……。」
優子「いや…私は……」
??「……思い通りにならない長沼くんなんか、破滅させたい…。そうじゃないのかな?かな…」
優子「…違う!私は、彼の…」

??「嘘だッ!」

957 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 09:18:41 ID:kvnfBUqk
少女が豹変し、突如叫んだ。

優子「嘘じゃない!私は、彼とよりを戻して、彼の側にいたかった!」
??「嘘だッ!」
優子「ヒロシくんが好きなの!」
??「嘘だッ!あはははッ!」

ローズマリー「…じゃあ逆に問うわ。彼の何が好きなの?」
優子「彼の側にいたら、お金も手に出来て、今の誰もいない生活から抜け出せる!」

優子の言葉に、ローズマリーは笑みを浮かべた。

ローズマリー「…打算的ね。それも嫌いじゃないわ…。いえ、私は大好きよ?そういうの…。」

ローズマリーは、優子に手を差し出す。

ローズマリー「……貴女が、どうしても彼に復讐したいのなら、私達の所に来なさい。
…これまで通り、彼が振り返る事を信じるのもいいわ。…道は一つじゃないし、決めるのは貴女……。」
優子「…………。」

先着一名様で。
★優子の選択 ! card ★
JOKER…優子「私は、私の方法で幸せになる!」
ダイヤ〜スペード…ローズマリーの手を取る
クラブ…優子「私は、誰かに必要とされるの…?」ローズマリー「勿論よ…」

958 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 09:34:24 ID:???
★優子の選択 スペード9

959 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 09:34:46 ID:???
★優子の選択 ハート6

960 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 10:05:59 ID:???
★優子の選択 スペード9 ★
スペード…ローズマリーの手を取る

ローズマリー「ふふ…。ようこそ、『電波ヤンデレ互助会』へ。」

ローズマリーは優子の手を握り、微笑んだ。

ローズマリー「(ふふふ…着々と駒が揃いつつあるわ…。)」

ローズマリーの脳裏に、かつて友人と呼んだ少女の事が過ぎる。

ローズマリー「(…あんたは、私が持てない物を全て当たり前のように手にした。
…主役、家柄、安定した生活…
私は、身を落とし………)」

だが、それももうすぐ終わる。

ローズマリー「(私が全てを支配する。)」

ベビー「…空気が悪いぜ。何か起きるな…。」
??「ああ…何か起きるな…。嫌な予感がする…」
??「猛烈に悪い予感がするのう…。」

ダンデライオン劇場のみならず…役者界全てを震撼させる、後に『ローズマリーの乱』と呼ばれる事件の前触れであった…。

※ここで本編に関わるストーリーを終えます。
ここから本編で起きなかった長沼再起不能ルートによる、綺麗な優子を書きます。
※スレタイ案、まだ募集中です。

961 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 10:48:50 ID:???
【サッカーも】黄金のジノ2【アニメも戦争】
【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色?】

962 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 11:26:08 ID:???
-------長沼バッドエンドルート-------

…悪魔に魂を売り渡した男…

長沼は、そう呼ばれた。

「殺し屋!」
スタジアムでは、長沼への罵声が飛び交い…モデナのホームですら、彼はブーイングで迎えられた。

ジャックスは、選手として再起不能の大怪我を負い、血の涙を流しながら帰国した。

フランスの恋人・アモロは、今シーズン絶望…
ジェンティーレも大怪我し、戦列を離れた。

ジノ「…………。」
今、スタジアムは静寂に包まれている…。

レヴィンシュートの犠牲者が、また一人担架で外に出された。

リベリオ「……………。」
カマーチョ「…………。」
リベリオもカマーチョも、長沼に言葉をかけない。長沼の表情は喜びに満ち、快楽に身を委ねるようなそぶりすらある。

長沼「……もっとだ。俺の耳を楽しませてくれ……」

長沼の声と表情に、対戦相手は慈悲を乞うような表情を見せた。
ジノ達は、長沼を悲しそうな表情で見ていた…。

963 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 11:45:44 ID:???
ジノは試合を辞退し、レンタル終了までの期間を練習で過ごす事にした。
リベリオは来年の契約を結ばず、フリーエージェントになるつもりらしい。
カマーチョは、契約は全うするが、移籍話があれば、どんな移籍でも合意するつもりらしい。

監督の手腕に疑問を感じたし、モデナというチームに対して疑問を感じたからだ。

皆、見ていられなかった。

傷付く相手も、傷付ける長沼も。

優子は、多可子のツテでモデナのビデオを手に入れていた。
渡すが、見るな。
親友としての忠告だ。
多可子は、優子にそう念を押した。

……優子は、ビデオを見た瞬間、目を疑った。

この険しい顔をした人は誰なのだろう……。

実況は、長沼と叫んでいる。…背のネームも、長沼である…。

優子「嘘、よね…?」

ジャックスが、顔面にレヴィンシュートを受けて倒れ、担架で出されていく。

長沼『100年早いんだよ。』

マイクは、長沼の侮蔑の言葉をしっかり拾っていた…。
こんな人は知らない。同じ声だけど、絶対別の人だ。
……そう、優子は思いたかった……。

964 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 11:53:42 ID:kvnfBUqk
悪魔に魅入られたような長沼。
シュートを撃つ顔は悦楽に歪み、わざと相手を狙う向きすらある。

……長沼が、このシュートを編み出したのは、自分が長沼に別れを告げた後だ……

優子がそう思い至った時、ビデオでは長沼が狂ったような叫び声を上げていた……。

先着一名様で。
★優子の選択 ! card ★
JOKER…優子「素敵…」
ダイヤ〜スペード…優子「…私の、せい…?」
クラブ…優子「俺様には関係ない!」

965 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 12:07:06 ID:???
★優子の選択 スペード4

966 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 12:21:49 ID:???
★優子の選択 スペード4 ★
スペード…優子「…私の、せい…?」

長沼の叫び声…
傍から聞くと、狂気に塗れた声にしか聞こえなかったが、優子には痛みに堪えられない叫び声に聞こえた…。

こんな自棄なシュート、長沼は絶対に撃たなかったし、優子の知る長沼はフェアプレイ精神に溢れる男だった。

編集との事はただの気の迷いで、編集に泣きを入れてホテルから逃げ出した後、長沼の家に行ったが…
長沼は頑として優子とは会わなかった。

長沼の心には既に悪魔が住み、同じ大学だった北野すら長沼の豹変ぶりに驚いていた…。

少しのすれ違いが大きな溝となり、長沼は悪魔となった。

優子「ヒロシ、くん…」

ビデオでは、再び長沼がシュートを放つ…。

優子「やめて!もうやめて!」
考えたくなかった、最悪の事実。

長沼を壊したのは…他でもない自分…。

ビデオを見ながら、優子は子供のように泣いた…。

967 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 12:39:21 ID:???
悪魔に魂を売った者は、悪魔に滅ぼされる。

クラブの昇格を決める試合。
久々にジノ達はスタメンで出た。
試合は一進一退。
リベリオは長沼にボールを渡さず、カマーチョを中心に攻撃を組み立てた。
ジノがシュートの危険性を、リベリオとカマーチョに教え、わざとパスを回さないようにしたのだ。
…後半終了間際…
長沼がフリーでボールを持った。
リベリオ「俺に回せ!」
リベリオは叫んだが、長沼はレヴィンシュートの体勢に入った……。

ジノは、この時の事をこう振り返る。

あの時、彼の足がちぎれ飛んだように見えた、と……。

シュートは全てを蹂躙し、モデナは昇格を決めた。
………しかし………
ゴールを決めた長沼の哄笑が聞こえない…。

リベリオ「担架だ!早く!」
カマーチョ「主審!時計止めて!」

前線の二人が長沼に駆け寄る。
相手チームの選手達もそうだ。

あまりの異常事態に、ピッチ内のみならず、両チームの選手達が駆け寄った。

モンテゼーモロ「………これは………酷い………」

長沼の足は浮腫し、有り得ない方向に曲がっていた……。
鬱血の跡が、まるで悪魔の微笑みに見える……。

968 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 13:02:20 ID:???
診断の結果、長沼の利き足は救いようない程壊れている事がわかった。
モデナは、来期の契約を結んでいた為、長沼に違約金を支払い、契約を破棄した…。

---病室---
ジノ「…気分は、どうだ?」
長沼「…………。」
リベリオ「何か、いるのあるか?トイレならカマーチョが手伝うぜ?」
カマーチョ「お前も手伝え!」
同期三人が、長沼を見舞いに来た。
ジノはインテルへ帰り、リベリオはスペインリーグに移籍、カマーチョはフランスリーグで戦うと決まった。
…同期四人が一堂に集まるのも、これが最期かも知れない…。
リベリオがアンプに繋いでギターを掻き鳴らし、カマーチョが大声で歌う。
看護士に叱られ、皆で大笑いする。そんな楽しい時間が終わろうとした時、長沼は一言呟いた…。

長沼「………俺は、どこから間違えたんだろう………」

長沼の絞り出すような声は、三人の心に深い傷として残った……。

…………失意の中、帰国した長沼を待っていたのは、つらいリハビリと就職活動だった。

なんとかクラブチームの通訳の座にありつき、同じ頃、優子と再会。
再会した後、再び恋人関係となり、やがて結婚し、子供が生まれた。

……色々な事を忘れかけていた10年後。
イタリア人選手との交渉に、彼は再びイタリアを訪れた。

969 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 13:44:01 ID:???
交渉はつつがなく終わり、彼はモデナへと足を伸ばした。

場末のバーに座り、ワインを頼む。
懐かしさより、苦み走る感覚。サポーターから嫌われていた自分など、覚えている者などいないだろう。
長沼は少しため息をついた。

青年「あんた、日本人かい?」
長沼「ああ。」
青年「ヒロシ・ナガヌマを知っているか?彼は俺のアイドルだったんだ!」

------長沼バッドエンドルート『綺麗な優子』終了------

…と、最悪の場合はこうなる予定でした。

現在、間違ってもこうなりません。長沼が優子ルートに行く事は、JOKERを5枚連続で出さない限り不可能です。



970 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 13:48:43 ID:???
ここまでならないと、綺麗な優子にならないってすごいな。

971 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 13:55:12 ID:???
>>970
それだけ、現在の優子の立ち位置がヤバイという事です。
もしローズマリーの時にJOKERであれば、少しはマシな方向に分岐されていたはずです。

新スレを立ち上げました。
宜しければ、応援お願いします。

タイトル:
【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色?】
URL:
http://capmori.net/test/r.cgi/morosaki/1283662280/l12

972 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 19:25:14 ID:???
※急遽夜勤が入り、次スレのテンプレートは明日仕上げます。
残りの埋めネタも明日記入します。

973 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 20:35:36 ID:???
乙でした。

974 :森崎名無しさん:2010/09/05(日) 20:41:24 ID:???
長沼バッドエンドやべえお
ジノ達とカード神に感謝感謝

975 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 15:58:24 ID:???
>>973
乙感謝です!

>>974
『レヴィンシュートを改善せずに』使用し続けた場合の、バッドエンドパターンでした。
他には『レヴィンシュートを改善したが、足の故障でアウト』もあります。そちらは、更に救いがありません。
住人とカード神の優しさに、私も感謝しています。

-----------------
セリエB開幕前……

葵「よーし、テストマッチ全勝だ!開幕に向けて最高の仕上がりだ!」
ジェンティーレ「一時はどうなるかと思ったが、何とか間に合ったな。」

日向「………日本に帰りたい………」

バンビーノ「仕上がりは上々だな。」
赤井「ああ。」

日向「………沖縄に行って、 わさビーフ 食べたい……」

???「開幕前か。…いい仕上がりだ。」
ジャックス「………ナガヌマ………ナガヌマァーッ(CV:島田敏)!」

日向「東邦時代が懐かしい……」

南部イタリアにいる猫以外は、開幕を心待ちにしていた…。

976 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 16:19:10 ID:???
この猫。現在絶賛干され中である。
その理由は、テストマッチのパルマ戦にて……

猫「はぶっ!」
実況「あーっと!ヒューガ、また吹き飛んだ!」

???「(…そんなに強く当たったかな…?)…おい、大丈夫か?」
???「へへん!こんなヤツがユーベにいられるわけないし!」
猫「………………」

実況「さあヒューガ、センターサークル近くでボールを持った!」

猫「喰らえ!これが俺の雷獣シュートだ!」
???「え………?な、何で俺に目掛けて撃つし!……ぎゃああああ!」

ピー………

実況「ヒューガ、退場!一発レッド!さすがに故意に相手の顔面を狙うシュートは、まずかった!」

この問題で、現在干されているのだ……。現在猫はパソコンと、にらめっこの日々が続いている。
一応社長業をこなす辺りは立派だが、最近会社も思わしくない…。

???「………早くイタリアカップになれし。あいつ、絶対泣かしてやるし………!」
???「(…何故だ?あのシュートを見てから、腹痛と足首痛がする……)」

会社がやや傾き、一部から早速恨みを買い、報復を宣言された猫。
彼の辞書に、安息の二文字は無い……。

977 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 16:41:06 ID:???
一方、レッチェ。

…………テストマッチ前…………
葵「あーっ!ジェンティーレ、俺の のり弁当 食うな!」
ジェンティーレ「ん?お前のか。道理でまずいわけだ。」
葵「きーっ!もう怒った!お前の部屋の(ピー)のありかをばらしてやる!」
ジェンティーレ「なにィ!この山猿が!」

モゼ「………また、やってる………。」
マンチーニ「飽きんなぁ…。同い年で仲良いのはわかるが……。」
葵、ジェンティーレ「誰がこんなヤツと!」

ジェンティーレ「山猿!しっかり攻めろ!」
葵「うるさい!しっかり守れ、自称紳士!」
カルネバーレ「早くボールを回せ!囲まれるぞ!
……別に、アンタの為に言ってるんじゃないんだからね!フン!//////」
モゼ「(……移籍してぇ……超、移籍してぇ…!)」

牧歌的な雰囲気の中、伸び伸びとカルチョを楽しむジェンティーレ。彼にとって、このレンタル移籍は正解だったようだ。
ストレスから解放された彼は、19の少年らしい表情を見せ、堅く固まった印象が和らいだ。
同時に粗暴な性格も、やや改善され、チームメイトと冗談を交わすまでになっている。
エリートコース一直線で、同い年の仲間と気兼ねなく過ごす事も稀だった彼にとって、葵は親しい友達である。
…………葵がジェンティーレを友達と思っているかは、また別の話だが。

978 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 16:57:22 ID:???
一方…トリノ。

バンビーノ「随分回復したな。アカイ。」
赤井「バンビーノ程じゃないさ。」

こちらは、テストマッチは負け越してしまっているが、チームとしては悲観していなかった。
赤井は怪我から回復しつつあり、バンビーノは、スランプを脱出しつつある。

ツギハギ「バンビーノ、私が言った通りだっただろう?」
バンビーノ「はい、先生!」
ツギハギ「君に必要だったのは、私の手術などではない。ほんの少しの勇気さ。」

ツギハギは、そう言うと去っていこうとした。

バンビーノ「あ、先生!代金は………」

ツギハギ「…もう貰ったよ。君の笑顔さ…。頑張れよ、バンビーノ。」

ツギハギは、そう言うと去って行った。

このまま一人で去るならば、この上なくかっこ良かったのだろうが……

???「ちぇんちぇ〜!」

後ろから、カボチャパンツの少女が追いかける。
その構図があまりにシュールで、イマイチかっこつかないのが、このもぐり医師である…。

979 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 17:17:28 ID:???
所変わり、アンコーナ。

???「フンフンフン♪」
鏡の前で、体格の良い男が髪を櫛で梳く。

???「やはり美丈夫たる者、常に身嗜みには気を使わなくては。」
お世辞にも美丈夫とは言えない顔。しかし、彼こそ『フランスの恋人』の異名を取る人気GKだ。

ジャックス「…まだ、鏡の前にいるのか…?」
???「勿論だ。男子たる者、常に身嗜み位は整えておくものだ。」
ジャックス「………そうか。」

???「ちなみに、魔王ではないので、そこは宜しく。」
ジャックス「……何なんだぁ…?今のは…。」
???「そんなにヘタレてもいないです。…設定上……」
ジャックス「んん〜〜………!ん〜〜〜〜!あああああああ!」

ジャックス「…あ、いや普通に喋れますが。試合では上記の感じになります。」
???「メタだなぁ。」
ジャックス「アモロ程ではないさ。………あ。」
アモロ「……………いいよ。バレバレだったし………。」
ジャックス「…すまん。」

気の合う二人の、優雅な昼下がりであった。

980 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 17:46:41 ID:???
----ペルージャ----
ペルージャ 3 ‐ 0 グレミオ

???「歓天喜地たぁこのことよ!俺達のチームは、ハンパじゃあねぇぜ!
さあさBのヤツらの荒胆、ぶち抜いてやろうじゃねぇか!」
フェイスガードを付けた男が叫ぶ。
???「ん〜……。僕、パン作りの修業に来たはずなのに、何でサッカーなんか………。
僕、そんなに上手いのかなぁ?よくわかんないよう…。」
……10番を着けた少年が下を向く。あまり覇気のあるタイプでないらしい。
???「ファンタジスタが、何ほざいてやがるんでぇ!」
???「…ファンタジスタ?ファンタなんて試合直後にいらないよう…。……でも、グレープ味なら欲しいかも。頂戴?」
少年は、キラキラした目を向ける。美少女と言っても差し支えない外見である…。
???「……ちょっとだけだぞ。」
???「わぁい(はぁと」

メオン「………化け物がぁ………!」
…この3失点の全て、あの10番にしてやられた。
無自覚の天才…。
既に『プロでは』淘汰され、絶滅したはずの純粋型ファンタジスタ。
あの10番は、まさにそれであった。

981 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 18:20:32 ID:5DgF96vE
これまで紹介した、レッジーナ、レッチェ、トリノ、アンコーナ、ペルージャ。
この中の1チームだけ、もう少し詳しく説明してから埋めネタを終了します。

『2』票入ったほうを選択します。投票はageにてお願いします。

A 猫について
B 犬と猿について
C トリノについて
D アンコーナについて
E ペルージャについて

982 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:24:09 ID:WxPT1SeA
A

983 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:27:27 ID:WF/uOryw


984 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:30:43 ID:Fn7b7VFM
B

985 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:36:45 ID:/12h5aKc


986 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:40:53 ID:???
ショタ万歳

987 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 18:54:55 ID:5DgF96vE
E ペルージャについて

モデナ監督、フランツと因縁のある守備的MF、メフメト。
元トルコ代表MFは、キャリア終焉の地に、イタリアのペルージャを選んだ。

メフメト「…ここが俺の終の住家でぇ。」

ペルージャの寮に荷物を置き、ペルージャの街を散歩する…。
メフメト「何でぇ。結構いい街じゃねぇかい。」
北イタリアの都市の分、ある程度は何でも揃っている。

翌日、練習場にいたメフメトは、トライアウトで入団したという日本人に心を奪われた。

先着一名様で。
★心奪いしもの ! card ★
JOKER…メフメト「俺と一緒になんねぇか?!姉ちゃん!」
ダイヤ〜ハート…メフメト「…ファンタジスタ…」
スペード〜クラブ…メフメト「…なんて綺麗なヤツなんでぇ…」 アッー

988 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 18:59:03 ID:???
★心奪いしもの ダイヤK
ジュルリッ

989 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 19:20:33 ID:???
…がっかりしたような、ホッとしたような…。どちらにせよ、ぞっこんですね。

★心奪いしもの ダイヤK ★
ダイヤ…メフメト「…ファンタジスタ…」

メフメト「…ファンタジスタ…」
ボールをタッチし、ドリブルする。一連の動きに、メフメトは心を奪われた。
監督「お前も、そう思うか。」
メフメト「……ミステル…ヤツは、いってぇ…」
監督「…タカト・マツダ。近所のパン屋に修業に来ていてな。
…見ろ。カルチョは、ファンタジスタなき時代が続いたが、ああも純粋なファンタジスタは、まだいたのだ。」

監督の言葉通りだった。
凄まじいパスを通したかと思えば、いきなり無力化。
とんでもないシュートを見せたと思えば、どフリーすら外す。

メフメト「………惚れちまったぜ……。」

旧態然とした、ファンタジスタ。
彼がかつて所属した、ブレシアのロベルト・マッツォが、純粋なファンタジスタ最期の生き残りである。
そこに、新たな系譜が加わるのかも知れない。
伝説に立ち会える…。メフメトは、感動に身を震わせ、叫んだ。

メフメト「タカト!おめぇはマッツォの再来だ!」

メフメト最大の賛辞だったが……

松田「………?マッツォ?…………誰?」

メフメト「……………………え?」

990 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 19:44:13 ID:5DgF96vE
メフメト「………ほら、ロベルト・マッツォ。知ってるだろ?」
松田「…………ん〜………。松尾さんなら知っているけど…。」

メフメト「……おめぇ、カルチョはどこでやってた?」
松田「日本の高校!皆上手くて、僕はずっとベンチだったよ。」
メフメト「……目の悪い監督に出会っちまったんだな……。」

それがよかったのかも知れない。
こうした純粋型の天才は、理解されづらいものだ。
メフメト「(可哀相に…。迫害されて、自分の力も知らないのか……。)」

目頭を押さえるメフメト。メフメトは、啓人の肩を掴んだ。

メフメト「おめぇは天才でぇ!元トルコ代表の、俺が言うから間違いねぇ!おめぇなら、マッツォの系譜に入れる!」
松田「……僕…パンの修業しに来たのに…。それに…」

先着一名様で。
★修業の理由 ! card ★
JOKER…松田「浅沼先生を幸せにするんだ!」
ダイヤ〜スペード…松田「留姫を幸せにしたい…」
クラブ…松田「山木さん…」

991 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 19:44:51 ID:???
★修業の理由 スペード4


992 :森崎名無しさん:2010/09/06(月) 19:49:26 ID:???
…加藤さんじゃないの?(病んだ眼で)

993 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 20:02:20 ID:???
★修業の理由 スペード4 ★
スペード…松田「留姫を幸せにしたい…」

松田「…留姫を幸せにしたい。」
メフメト「…恋人か?」

しばらくあたふたと手を振ったり、真っ赤になり百面相をしていた啓人だが、やがて、首を縦に振った。

メフメト「いいねぇ。惚れた女の為に頑張るのも、男の仕事だぜ。」

女性的ともいえる外見だが、中身は骨があるのかも知れない。

メフメト「…でも、パンの修業は暫く置いとけ。今は、カルチョに集中しろ。パンの修業は、引退してからも出来る。」
啓人「……………。」
啓人は、真っ赤になりむくれた。

メフメト「……………!ほ、ほらよ!練習きついだろ!な?!」

監督「オフの時なら、パンをゆっくり作れるだろ?!」

監督まで走り、啓人をなだめる…。それは、まるで我が儘な子供をあやす親のようでもあった。
『ペルージャの王子様』
誕生の瞬間であった……。

過保護な二人に囲まれた啓人は、爆発的に成長した。
予測不能のプレイは、グレミオのGK・メオンをして『化け物』と評され…
無名の存在の分、より恐ろしい存在へと変貌していった…。

ペルージャは、ダークホースとして、リーグを引っ掻き回す存在となりそうである。

994 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 20:07:30 ID:???
>>992
長沼「……や、やめろ!そ、そんな目で俺を見るな!……やめろーっ!」
……取り扱い注意のキャラクターを、これ以上増やすのはどうかと思い…
地雷度が少ない留姫を持って来ました。
小春でもよかったんですが、年齢の壁が立ち塞がり、消去法で留姫というのもあります…。

995 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/06(月) 20:31:49 ID:???
※このスレの更新は、以上です。
次スレにてお会いしましょう。

996 :森崎名無しさん:2010/09/13(月) 16:49:00 ID:???
埋め

997 :森崎名無しさん:2010/09/13(月) 16:50:35 ID:???
生め

998 :森崎名無しさん:2010/09/13(月) 16:54:12 ID:???
まだまだ埋め

999 :森崎名無しさん:2010/09/13(月) 16:57:12 ID:???
埋め

1000 :森崎名無しさん:2010/09/13(月) 17:02:53 ID:???
埋め終わり

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