キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色?】

1 :黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/09/05(日) 13:51:20 ID:kvnfBUqk
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。


169 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 12:03:18 ID:???
★誰がチェックに行く? ハート4

170 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 12:14:26 ID:NQybcJt2
★誰がチェックに行く? ハート4 ★
ハート…リベリオ、モンツァ

リベリオ「いい加減諦めな。」
モンツァ「もう俺達の勝ちだよ!」

勝ち誇る二人を見て、シャラーナはニヤリ、と笑った。

シャラーナ「まだ…終われんよ。」

シャラーナは、ドリブルのスピードを上げた。

先着二名様で。
★シャラーナ ドリブル 57 + ! card ★
★リベリオ タックル 54 + ! card (油断-3)
モンツァ タックル 53 + ! card (油断-3)★
※シャラーナのカードがダイヤ、ハートで華麗なドリブル+3が付きます。
攻撃側-守備側が
≧2…抜かれた!
1〜-1…こぼれ球を10ばんがフォロー!
-2…止めた!

171 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 12:16:38 ID:???
★シャラーナ ドリブル 57 + ダイヤA

172 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 12:17:24 ID:???
★リベリオ タックル 54 + スペード4 (油断-3)
モンツァ タックル 53 + ダイヤ7 (油断-3)★

173 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 12:44:59 ID:???
★シャラーナ ドリブル 57 + ダイヤA (華麗なドリブル+3)=61★
★リベリオ タックル 54 + スペード4 (油断-3)=55
モンツァ タックル 53 + ダイヤ7 (油断-3)=57★
≧2…あっさり抜かれた!

シャラーナは、一気に加速する。
リベリオ「…あっ!」
モンツァ「…いっ…」

大きなフェイントを入れ、体勢を崩したように見えた時、リベリオがタックルに向かうが…
ボールを引き、リベリオをあっさりかわす。
リベリオ「うっ!」
モンツァには、モンツァの歩幅を見抜き、股抜き。
モンツァ「えっ!?」
一気に加速すると、シャラーナは駆け出した。

辻「おおおおお!シャラーナ、抜いたーっ!ルイス・ファーゴを彷彿とさせる、華麗なドリブル!」

「おおおおお!あれだ!あれが俺達のシャラーナだ!」
「俺達のエースが、遂に復活したのか?!」
テネリフェのサポーター達が大歓声を上げる。

---ベンチ---
アルゴス@簀巻き「シャラーナさん……」
アルゴスの記憶の中の、シャラーナの眩しい姿がそこにあった。

シャラーナ「………。」

…自分が切れ込むか、10ばんと連携を取るか…。シャラーナは一瞬の判断の後、行動を決めた。

174 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 12:48:48 ID:NQybcJt2
先着一名様で。
★シャラーナの判断 ! card ★
JOKER…シャラーナ「サイドチェンジだ!」
ダイヤ…ドリブル突破(センターへ)
ハート…ドリブル突破(サイドへ)
スペード…10ばんとワンツー
クラブ…9ばんにアーリークロス

175 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 13:06:10 ID:???
★シャラーナの判断 スペード10

176 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 13:17:24 ID:NQybcJt2
★シャラーナの判断 スペード10 ★
スペード…10ばんとワンツー

シャラーナは、10ばんとアイコンタクトした。

モンディアル「今更頑張った所で!」
スクーデリア「無駄な足掻きを!」

先着二名様で。
★シャラーナ ワンツー 57 + ! card
10ばん ワンツー 57 + ! card ★
★モンディアル パスカット 53 + ! card (油断-3)
スクーデリア パスカット 53 + ! card (油断-3)★
攻撃側-守備側が
≧2…完全フリー!9ばんにクロスだ!
1、0…9ばんがフォロー!
-1…モンテゼーモロがフォロー!
-2…止めた!

177 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 13:42:42 ID:???
★シャラーナ ワンツー 57 + JOKER
10ばん ワンツー 57 + ハートQ

178 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 13:50:00 ID:???
★モンディアル パスカット 53 + クラブ9 (油断-3)
スクーデリア パスカット 53 + ハート6 (油断-3)★
シャラーナはゲームのキャプ翼1に出た選手とは関係ない?

179 :154:2010/09/11(土) 14:00:47 ID:???
>>178
実は私もそのイメージで、翼たちと同世代ながらも目立たなかった選手として挙げたのですが、
中堅〜ベテラン選手で、JOKER連発でキャラ立ちしているので、正直挙げない方が良かったかなと思っています。

180 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 14:43:13 ID:NQybcJt2
>>178-179
1の選手でしたか(´・ω・)
無知ですみません…。
作中ではまだ年齢的な話を言及していないので、今ならば翼達の2歳上(21歳)位の範囲内で収まりますが…
アルゴスは、翼達の1歳上です。

JOKERでもありますし、投票を設けます(後の再登場に関わりますし)。
『3』票選ばれたほうを選択します。
シャラーナの年齢は?

A 21歳(翼達の2歳上)
B 26歳(中堅)
C 29歳(ベテラン)

181 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 14:51:04 ID:5GuBnItw


182 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 15:12:48 ID:5rUXDhbA


183 :154:2010/09/11(土) 15:48:39 ID:???
アルゴスもスペインの選手として登場した、
1では珍しいゲームオリジナルキャラなので知っていたとばかり……申し訳ないです。

ちなみに、ゲームでのシャラーナはポルトガルの選手です(容姿は日焼けした石崎)。
また、イギリスFWのリネカーもオリキャラです(2以降はロリマーに取られていますが容姿は同じ。同一人物の可能性も)。

184 :154:2010/09/11(土) 16:01:30 ID:???
A以外で決定した場合、名前のシャラーナの部分は削除(なかったことに)してください。
重ね重ね申し訳ないです。

185 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 16:16:19 ID:???
>>183-184
いえ、こちらこそ無知で申し訳ありません。
了解しました。
A以外で決定ならば、『ギジェルモ・デ・ペドロ』に改訂します(作中はギジェルモ表記)。

186 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 17:08:23 ID:V7VkNaOs


187 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 17:42:29 ID:???
※この度は、中の人の無知にて大変ご迷惑をおかけしました。

B 26歳

辻「…試合の途中ですが、お知らせです。
この度『シャラーナ』と表記されていた、ギジェルモ選手ですが…
『シャラーナ』は、彼の洗礼名であり、ポルトガルのシャラーナ選手とは無関係であります。
表記にて混乱を招き、誠に申し訳ありません。今後、『ギジェルモ』にて彼の呼称を統一していきます。
引き続き、『黄金のジノ』をお楽しみ下さい。」

アルゴス「…何故俺はギジェルモさんを、洗礼名で呼んでいたんだ?」

ギジェルモ「教会じゃねぇんだからよ。頼むぜ。」

辻「…えー、プロフィールには、26歳独身、花嫁募集中とありますね。…さっきまで解説されていた方はどうです?」

ギジェルモ「断る。」

辻「そうですか。それでは、試合のほうを続けて参りましょう。」

188 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 17:56:10 ID:???
★ギジェルモ ワンツー 57 + JOKER =72※覚醒!全能力+1
10ばん ワンツー 57 + ハートQ =69★
★モンディアル パスカット 53 + クラブ9 (油断-3)=59
スクーデリア パスカット 53 + ハート6 (油断-3)=56★
≧2…完全フリーで、9ばんにクロス!

ギジェルモ「遅い!」
10ばん「その程度で!」
辻「ワンツー!…モンディアル、スクーデリア、全くついていけない!」

ワアアアア!

大歓声に沸く、テネリフェスタンド。
「いいぞ!それだ!」
「それこそテネリフェだ!」

サイドを破り、完全フリーとなったギジェルモ。
18ばんにはモンテゼーモロがついているが、逆サイドの9ばんには、組しやすいディノだ。

迷わずクロスを上げるギジェルモ。

モンテゼーモロ「…ディノ!」
カットにいけないモンテゼーモロが叫ぶ。
クロスは、9ばんの頭上…ディノもついてはいるが、クリアには難しい体勢である。
9ばん「今度こそ!」

189 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 18:01:29 ID:NQybcJt2
先着二名様で。
★9ばん ヘディング 58 + ! card ★
★ディノ ブロック 53 + ! card (油断-3)★
攻撃側‐守備側が
≧2…シュート成功!ジノの判定へ!
1…シュートの威力が減り、ジノの判定へ!
0…18ばんとモンテゼーモロの競り合いに!
-1…こぼれ球に!
-2…止めた!

190 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:03:57 ID:???
★9ばん ヘディング 58 + スペード6

191 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:07:09 ID:???
★ディノ ブロック 53 + クラブJ (油断-3)★

192 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 18:22:23 ID:NQybcJt2
★9ばん ヘディング 58 + スペード6 =64★
★ディノ ブロック 53 + クラブJ (油断-3)=61★
≧2…ジノの判定に!

ブロックに飛ぶディノは、9ばんのヘディングを止められる、と思った。
事実、それは間違いではない。
こぼれ球にする事は、十分可能だった。
……油断さえなければ。

ディノの顔が悲痛に歪む。驕れる者の末路…。
ディノは、心の底から油断を悔いた。
※ディノの『油断』が消滅しました。

ジノ「ちいっ!」

どのセーブ方法でいきますか?『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A キャッチ 60
B パンチング 62
C 二段セーブ 65(消費ガッツ200)

ジノ 720/720

193 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:38:26 ID:RBVJYitI


194 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:44:25 ID:5rUXDhbA


195 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 18:52:40 ID:NQybcJt2
B パンチング 62

ジノ「(ここはパンチングだ。確実に防ぐ!)」

★9ばん ヘディング 64 ★
先着一名様で。
★ジノ パンチング 62 + ! card (良いグローブ+2)(連携+1)★
※数値差上、絶対に決まらない為、ダイヤ、ハートであればキャッチします。
それ以外は、7以上の差で大きくクリアになります。

196 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:53:39 ID:???
★ジノ パンチング 62 + JOKER (良いグローブ+2)(連携+1)★

197 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 18:57:15 ID:???
鬼だw

198 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:14:06 ID:???
やはりキャプ森のシステムだと強いキーパーがいるチームは無茶苦茶強くなるなぁ
モデナはいい買い物をした

199 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 19:14:24 ID:???
なんというオーバーキル…

★9ばん ヘディング 64 ★
★ジノ パンチング 62 + JOKER (良いグローブ+2)(連携+1)=80★※覚醒!全能力+1
数値差があり過ぎる為、キャッチ。
※JOKERの為、イベント開始

9ばんのヘディングも、悪くはなかった。
しかし…

相手が悪すぎた。

こうとしか言いようがなかった。
何事も無かったようにキャッチしたジノは、フィールダーに怒りの目を向ける。

ジノ「やる気がないなら、ピッチから出ろ!」
ジノは怒っていた。
勝負のさなかに、油断しているフィールダーに。
テネリフェは自分達を認め、全力で勝負に来てくれている。
なのに、自分達の体たらくは何だ。
格上を舐め、好きなようにやられ、揚げ句あっさりシュートまで持っていかれた。
ジノ「テネリフェに申し訳なくないのか!スペインの中堅が、僕達を倒す為に牙を剥いているんだぞ!
やる気がないなら、今すぐピッチから出ろ!そうでなければ、僕がピッチから出る!」
ジノの檄に、モデナの選手の顔色が変わる。
モンテゼーモロ「ジノの言う通りだ。…やる気ねぇ奴らは、いらねぇよ。ピッチから出ろ。…それか、俺とジノ抜きで試合するか?
好きなほう選べや。」

ぐうの音も出ないモデナの選手達。

…テネリフェのベンチでは、簀巻きのアルゴスが暴れていたが、ここは割愛する。

200 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 19:35:30 ID:???
リベリオ「…………。」
リベリオがジャッカルを見る。…関心を払っていなかったが、ジャッカルは、しっかり自分についている。
他の選手達も、皆そうだ。
カマーチョ「(…相手をナメられる位、自分達は強かったのか…?)」
答えはノー。
ジノにおんぶ抱っこだ。

カマーチョ「(…恥ずかしい。チャンドラーに負けた時と、まるで変わってない。)」
自分は挑戦者だ。
アルゴスのように、強くならなくてはいけない。…それを忘れ、過剰に味方に頼った。
カマーチョ「(強くならなくては…!)」

※カマーチョのストーリーが、少し進みました。

ベンチでは、フランツが頼もしそうにジノを見ていた。
フランツ「ふふっ。…ナガヌマ、あれがプロのジョカトーレというものです。
…貴方も、ああなれると良いですね。」
長沼「………ウッス。」

※チームメイトの信頼度が大きく上がりました。

「よーし、良く吠えた!」
「テメー、いつまでも守りきれると思うなよ!」
テネリフェのサポーター達が、ジノにお約束のブーイングを飛ばす。
しかし、リベリオの時と違い、その目は暖かい。

??「(……ジノ・ヘルナンデス……アレガ、ヤツノ本気カ。…ヤツトハ、ワールドユースデ戦イタカッタナ。)」
少年は、ジノを見て微笑んだ。

201 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 19:46:58 ID:NQybcJt2
本気対本気。
地力に劣るモデナは、やはり劣勢に立たされた。
ギジェルモにサイドをえぐられ、10ばんと3ばんが絶妙のフォローを見せる。

「いけえ!いけーっ!」
テネリフェサポーター達の応援も次第に熱を帯び、前半のだらけた空気が嘘のように熱くなった。

辻「サポーターが足を踏み鳴らし、叫ぶ!これだッ!これが見たかったんだッ!
そう言わんばかりに、声を振り絞り、拳を突き上げる!
しかし、モデナも守る!モンテゼーモロ、ヘルナンデスを中心に、鉄壁の守りを見せます!」

先着二名様で。
★試合は ! card ★
★ボールは ! card ★
JOKER…残り10分/モデナのフリーキック
ダイヤ、ハート…残り15分/モデナボール
スペード、クラブ…残り20分/テネリフェボール

202 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:55:13 ID:???
★試合は ダイヤA

203 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:57:43 ID:???
★ボールは ハート8

204 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 20:16:58 ID:NQybcJt2
★試合は ダイヤA ★
★ボールは ハート8 ★
残り15分、モデナボール

辻「後半30分を経過!モデナ、センターサークル付近で、リベリオがボールを運ぶ!
そこに怒涛の勢いで、ジャッカルが詰めてきた!この無尽蔵のスタミナ!恐るべき男だ!」

リベリオ「ぜー、ぜー…いい加減しつこいぜ、オッサン…」
ジャッカル「消耗戦なら負けん!」
リベリオは、前半から飛ばし過ぎた。ペース配分を考えずにいた結果だ。
ジャッカルも同じだけ動いているが、ジャッカルに疲労の色は見えない。
??「兄貴ぃ!かっこいいぞ!」
ヒャッハーな格好の一団がジャッカルに声援を送る。
??「親父!頑張れ!」
辛子色のジャージを着た少年が叫ぶ。

先着二名様で。
★リベリオ ドリブル 58 + ! card (ガッツ切れかけ-1)★
★ジャッカル タックル 57 + ! card (四つの肺+1)★
※リベリオのカードがダイヤ、ハートでクライフターン+4が付きます。
※ジャッカルのカードがダイヤ、ハートでジャッカルファング+3が付きます。
攻撃側-守備側が
≧2…抜いた!
1…ルッソがカバー!
0…こぼれ球に!
-1…8ばんがカバー!
-2…止めた!

205 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 20:20:48 ID:???
★リベリオ ドリブル 58 + スペードQ (ガッツ切れかけ-1)★

206 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 20:22:00 ID:???
★ジャッカル タックル 57 + クラブQ (四つの肺+1)★

207 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 20:44:01 ID:???
★リベリオ ドリブル 58 + スペードQ (ガッツ切れかけ-1)=69★
★ジャッカル タックル 57 + クラブQ (四つの肺+1)=70★
-1…8ばんがフォロー!
リベリオは、疲れていた。
疲れは焦りを呼び、焦りはミスを呼ぶ。
リベリオのドリブルは、ここに来ても冴え、ジャッカルは抜かれる事も覚悟したが…
リベリオは、疲労で足が、やや縺れた。
その瞬間を目掛け、ジャッカルはタックルを仕掛ける。

??「やった!」
ヒャッハーと辛子色のジャージが、抱き合い喜ぶ。
ボールは、こぼれ球となり、8ばんが抑えた。

ジャッカルの『4つの肺』。この能力の恐ろしさは、相手がガッツ切れを起こすにしたがい、能力を上げていく事にある。
超スロースターターともいえる。
術中に、はまったリベリオ。ジャッカルは自信満々に立ち上がり、リベリオは疲労した姿を見せる。
モンツァ「(やばい…!)」

8ばんがドリブルを開始する。そこにルッソとマラネロがマークについた。

208 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 20:47:50 ID:NQybcJt2
先着一名様で。
★8ばんの判断 ! card ★
JOKER…マークが甘い!一気に突破だ!
ダイヤ…18ばんにパス
ハート…10ばんとワンツー
スペード…ドリブル突破
クラブ…10ばんにパス

209 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 20:52:11 ID:???
★8ばんの判断 クラブ10

210 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 21:12:28 ID:NQybcJt2
★8ばんの判断 クラブ10 ★
クラブ…10ばんにパス

ルッソがいたポジションに、10ばんがスルスルと動く。
…目の前には、広大なスペースがある。

8ばん「(…ここだ。)」

先着二名様で。
★8ばん パス 56 + ! card ★
★ルッソ パスカット 53 + ! card (人数差+1)
マラネロ パスカット 53 + ! card (人数差+1)★
攻撃側-守備側が
≧2…10ばんにパス成功
1…ジャッカルがフォロー!
0…こぼれ球に!
-1…ディノがフォロー!
-2…止めた!

211 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:20:55 ID:???
★8ばん パス 56 + ハート6


212 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:32:18 ID:???
★ルッソ パスカット 53 + JOKER (人数差+1)
マラネロ パスカット 53 + スペード10 (人数差+1)★

213 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:32:40 ID:???
★ルッソ パスカット 53 + クラブ7 (人数差+1)
マラネロ パスカット 53 + JOKER (人数差+1)★

214 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:42:14 ID:???
JOKERサンドw

215 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:42:35 ID:???
なんだこれw


216 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 21:49:16 ID:NQybcJt2
JOKER乱舞……

★8ばん パス 56 + ハート6 =62★
★ルッソ パスカット 53 + JOKER (人数差+1)=69※覚醒!全能力+1、必殺パスカットのフラグゲット!
マラネロ パスカット 53 + スペード10 (人数差+1)=64★
-2…止めた!

絶好のチャンスになるはずだったパスは、見事ルッソに止められた。

8ばん「何ィ!」

ルッソ「罠だよ(…あー、良かった!たまたまこっちに来て)!」
ルッソは無意識だったが、8ばんのパスのコースが事前に判った気がして、たまたまそこにいたのだ。
それが幸いした。

※ルッソが必殺パスカットのフラグをゲットしました。

辻「ルーッソ!パスカット成功ーっ!さあ、カウンターだーっ!」

ルッソ「…リベリオは疲れている…。カマーチョは比較的フリーだな…」

先着一名様で。
★ルッソの判断 ! card ★
JOKER…ルッソ「よーし、とりかごだ!」
ダイヤ、ハート…カマーチョにパス
スペード…エンツォにパス
クラブ…ルッソ「よし、リベリオを過労死させるか。」リベリオ「やめろぉぉ!」

217 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:51:38 ID:???
★ルッソの判断 クラブJ

218 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 22:14:35 ID:NQybcJt2
★ルッソの判断 クラブJ ★
クラブ…働けリベリオ

ルッソは、リベリオにパスを出した。
ルッソ「…まだ動けるだろ?」
リベリオ「(こ、殺す気だ…)」

大きく肩で息をするリベリオ。リベリオの判断は一つ。
とっととパスして、この苦境を逃れる事だ。

そこに、当たり前のようにジャッカルが詰める。
リベリオ「しつけぇぇぇ!てめぇ、奥さんに嫌われてたろ!」
ジャッカル「馬鹿を言うな!それはもう毎晩
アデラ「さぁ、リベリオ。フリーのカマーチョにパスを出せるか!」
だぞ!」

先着二名様で。
★リベリオ パス 56 + ! card (ガッツ切れかけ-1)★
★ジャッカル パスカット 55 + ! card (4つの肺+1)★
※リベリオのカードがダイヤ、ハートでアローパス+3が付きます。
※ジャッカルのカードがダイヤ、ハートでネズミ花BEAT!+3が付きます。
攻撃側-守備側が
≧2…カマーチョ、パスキャッチ!
1…エンツォがフォロー!
0…こぼれ球に!
-1…ギジェルモがフォロー!
-2…止めた!

219 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 22:16:15 ID:???
★リベリオ パス 56 + スペード2 (ガッツ切れかけ-1)★

220 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 22:18:01 ID:???
★ジャッカル パスカット 55 + ダイヤK (4つの肺+1)★

221 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 22:41:45 ID:???
★リベリオ パス 56 + スペード2 (ガッツ切れかけ-1)=57★
★ジャッカル パスカット 55 + ダイヤK (4つの肺+1)=69★※覚醒!パスカット+1
-2…止めた!

リベリオは、ろくにルックアップもしないままパスに出た。
ジャッカル「これが俺のネズミ花BEAT!だぁ!」
ジャッカルは、小刻みに身体を動かすと、踊るようにボールに飛び掛かりカットする。
リベリオ「何ィ?!何だあの変態的な動きは!」
…息子のように、ヒップホップダンスを得意としないジャッカル。
その動きは、誰がどう見ても珍妙なものだった。
…まるで、プリマドンナが決めのポーズをするかのような格好で、ボールを後ろ足と尻の間に挟んだ…。

??「あ、兄貴ぃ…」
??「…親父…」

あまりに前衛的な光景に、微妙〜な空気に包まれるピッチ…。

辻「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
『ヘロヘロのパスを、くねくね動く親父が後ろ向きで足に挟み、カットした』
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何を見たのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
アデラ「…そして時は動き出す。」

…反応に困ったサポーター達が、疎らに拍手を送る…。
ジノは、何故か『低視聴率アニメ互助会』の公演を思い出した…。

222 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 22:49:24 ID:NQybcJt2
とりあえず、大ピンチなのには間違いない。
ジャッカルは揚々と、他のメンバーは赤面しながら攻める。
…モデナは…
こうした前衛が大好きなフランツが、大まじめに独特の審美眼でジャッカルを評価し、長沼が笑い転げていた……。

ジノ「…い、いけない。指示を出さなくては…。」
『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。

A…中盤からプレスし、早くボールを奪う
B…プレスせず、パスを警戒させる
C…DMF二人に当たらせ、モンテゼーモロに10ばんをケアしてもらう
D…サイドアタックを警戒する

223 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 22:51:01 ID:5rUXDhbA


224 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 22:55:36 ID:5GuBnItw


225 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 23:06:30 ID:NQybcJt2
A 中盤からのプレス

ジノ「モンツァさん、ルッソさん!中盤からプレスをかけて下さい!
DF陣は、それぞれの受け持ちのカバーをお願いします!」
「おう!」

ジャッカル「(…意気揚々と攻め上がったまではいいが…オフェンス能力、こいつらと同じかそれ以下なんだよな…)」

先着三名様で。
★ジャッカル パス 52 + ! card ★
★ルッソ プレス 54 + ! card
モンツァ プレス 53 + ! card ★
★DFのポジショニング ! card ★
※数値で勝つか、もしくは守備陣のカード一致でプレス成功です(クラブは数値が1差以内)。
中盤でのプレスは、基本的に成功=カットになります。

226 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:08:11 ID:???
★ジャッカル パス 52 + スペード9

227 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:13:25 ID:???
★ルッソ プレス 54 + ハート2
モンツァ プレス 53 + クラブ8

228 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:13:59 ID:???
★DFのポジショニング スペード5

229 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:14:12 ID:???
★DFのポジショニング スペード8

230 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 23:33:05 ID:NQybcJt2
★ジャッカル パス 52 + スペード9 =61★
★ルッソ プレス 54 + ハート2 =56
モンツァ プレス 53 + クラブ8 =61★
★DFのポジショニング スペード5 ★※プレス失敗!
数値差0…こぼれ球に!

ルッソ、モンツァ「うわあああ!」
ジャッカル「うわあああ!」

プレスに行く二人は、雄叫びを。ジャッカルは悲鳴を上げた。

パスに自信のないジャッカルは、プレスに掛からないうちに慌ててボールを離した。
…しかし、それが幸いした。

ボールはモンツァの足に当たり、こぼれ球に…。

バイタルエリア近く。拾えばチャンス。拾われたら最悪。
そこに駆けるのは、モンテゼーモロとギジェルモだった。

先着一名様で。
★ボールの行方 ! card ★
JOKER…リベリオ「ああ、気持ち悪い!」
ダイヤ、スペード…モンテゼーモロがクリア!
ハート、クラブ…ギジェルモがキープ!モンテゼーモロと1対1だ!

231 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:39:13 ID:???
★ボールの行方 ハート6

232 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/11(土) 23:50:19 ID:NQybcJt2
★ボールの行方 ハート6 ★
ハート…ギジェルモとモンテゼーモロの1対1

辻「ボールをギジェルモがキープ!しかし、そこにモデナのカピトン・モンテゼーモロが詰める!
モデナのカピトン対テネリフェの元エース!プライドをかけた1対1だーっ!」

先着二名様で。
★ギジェルモ ドリブル 58 + ! card ★
★モンテゼーモロ タックル 55 + ! card (バンディエラ+1)★
※ギジェルモのカードがダイヤ、ハートならば華麗なドリブル+3が付きます。
※モンテゼーモロのカードがダイヤ、ハートならば強烈なタックル+2が付きます。
攻撃側-守備側が
≧2…抜いた!ギジェルモが完全フリーでミドルシュートだ!
1…18ばんがフォロー!
0…こぼれ球に!
-1…スクーデリアがクリア!
-2…止めた!

233 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:54:44 ID:???
★ギジェルモ ドリブル 58 + スペード4

234 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:59:16 ID:???
★モンテゼーモロ タックル 55 + ハート10 (バンディエラ+1)★

235 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 00:20:53 ID:???
★ギジェルモ ドリブル 58 + スペード4 =62★
★モンテゼーモロ タックル 55 + ハート10 (バンディエラ+1)(強烈なタックル+2)=68★
-2…止めた!

辻「後半残り5分!試合の大詰めに、最高のシーンが来たーっ!」
ギジェルモとモンテゼーモロが火花を散らす。
スタッド同士がぶつかり合い、強引に腕を入れ合い…
1対1、チームの要同士の意地の張り合い。
近代サッカーでは見なくなって久しい、古典的な戦いだった。

ウオオオオ!

スタジアムが揺れる。
テネリフェサポーターがギジェルモの名を叫び、少ないモデナサポーターが、モンテゼーモロの名を叫ぶ。

「頑張れ!ギジェルモ!」
「カピトン!しっかり!」

長引けば不利とみたギジェルモが、スピードに任せてモンテゼーモロを振り切りにかかる!
しかし、モンテゼーモロは振り切られず、逆にギジェルモに強烈なタックルを決めた。

派手に吹き飛び、倒れるギジェルモだが笛は無し。完全にボールに行った、芸術的ですらあるタックルである。
モンテゼーモロがクリアした後、倒れたギジェルモに手を差し出した。
ギジェルモは、モンテゼーモロの手を取り立ち上がり、その肩を叩き健闘を讃え合う。
フェアなスポーツマンシップに則った行為に、自然と両サポーターから拍手が起きた。

辻「……いいものが見れましたね、アデラさん。」
アデラ「はい!」

236 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 00:30:51 ID:7KWtWLdo
試合の大勢が決まった所で、本日は終了です。

…まさかのJOKER乱舞、中の人の不勉強など色々ありました…。
シャラーナの件については、本当にお詫びしようがない…。

しかし、試合は難しいですが面白いですね。
ギジェルモ対モンテゼーモロみたいなシーンを、多く書ければいいのですが…(´・ω・)

ネタ要因だったジャッカルさんに対し、予定していたシーンを書けた事には大満足です。

237 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:40:19 ID:???
乙でした

238 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 09:11:30 ID:7KWtWLdo
>>237
乙感謝です!

クリアボールをカマーチョが拾い、カマーチョが駆け出す。

先着一名様で。
★残り時間は? ! card ★
JOKER…ロスタイム
ダイヤ〜スペード…試合終了
クラブ…辻「あの主審はーっ?!」

239 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 09:58:17 ID:???
★残り時間は? クラブ10

240 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 10:16:55 ID:???
★残り時間は? クラブ10 ★
クラブ…辻「あの主審はーッ?!」

…ロスタイムに入り、随分次回が過ぎたはず…
4ばん「ぜ〜ぜ〜…何でこんなロスタイム長いんだ?」
カマーチョ「…も、もう5分は経ってるのに…」
テネリフェも、もはや逆転は不能の為、カマーチョにチェックには行くがボールを奪取しようとはしない。
カマーチョもテネリフェの意思を読み、無理には攻めない。
しかし…一向にホイッスルの気配がない。

辻「あ、あの主審はーッ!?」
アデラ「ぬう!知っているのか雷電!」
辻「…アデラさん、日本の少年漫画を読むのがお好きなんですか?
それはともかく…
ヤツは疑惑の主審・モテロ主審だーッ!」

モテロ主審。エクアドル出身。疑惑の判定、異常に長いロスタイムを取る事でも有名。

モテロ「(あと10分位取るか。)」
リベリオ「や、休ませてくれよ…」
ギジェルモ「も、もういいよ。」
両チームの選手達が、ヘロヘロになり、無駄にガッツを費やす…。

ジャッカル「…も、もう嫌だ…」

全員がガッツ切れでへたりこんだ時、ようやく終了の笛が鳴った……

※フィールダー全員のガッツが0になりました。
リベリオが行動不能になり、試合後の食事イベント参加不可です。

241 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 10:33:05 ID:???
辻「試合終了。2‐0。モデナ、勝利です…」
アデラ「……………」

「…………………」

ギジェルモ「…………………」

モンテゼーモロ「………………」

全員がその場に倒れ込む。
その姿を見て、意気揚々と引き上げる主審…

リベリオ「…殺そうぜ、あの主審……」
ジャッカル「…身体が動けば…今すぐにでもな…」

熱戦に水を差した主審に、テネリフェサポーターからの特大のブーイングが…。
ヘロヘロになったフィールダーに、肩を貸しながら両チームが引き上げる。被害が比較的少なかったのは、キーパーだけである。

…お互いの健闘を讃えるより、一時の休息。
それを両チームの選手達は欲していた…。

※全員が疲労困憊の為、会話イベント、ミステルからの感想イベントも起きません。
??とリベリオのイベントも先送りになります。
※体力の限界を超え、試合に出場した全員のガッツの最大値が、50上がりました。

ジノ ガッツ 100/770

242 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 10:40:20 ID:7KWtWLdo
日常フェイズ『夕方』

ジノ「…あの主審…!解説といい、せっかくの熱戦に水を差しやがって…」

何をしますか?
『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A 休む(ガッツ200回復)
B 街を歩いてクールダウン(誰かと会う可能性があります。ガッツ100回復)
C テレビを見る(ガッツ150回復)
D 誰かの部屋に行く(JOKER、ダイヤ以外で友好度ダウン)

243 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 10:51:38 ID:xutFXqhg


244 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 10:56:18 ID:cH5slYwY
C

245 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 11:27:44 ID:???
C テレビを見る

ジノ「動く気がしない…。テレビを見るか。」

テレビを点けると、本日の試合が速報として流れていた。

高い評価をされているのは、モデナではジノとリベリオ、そしてモンテゼーモロ。
反面、評価が最低だったのはカマーチョだ。

ギジェルモが奮起し、アルゴスも好調。負けはしたが、意義深いテストマッチだった、と締められていた。
また、テネリフェには優秀なゲームメーカーがいるらしい。怪我で欠場したが、彼がいたらどうなったかはわからない、とも。
名前は『フェルナンド』という、アルゼンチンのユース代表選手だ。

ジノ「フェルナンド…。アルゼンチンに、そんな選手いたかな。」

次は、移籍情報。
ブラジルのユース代表GKのゲルティスが、バルセロナに移籍。
カルロス・サンターナはレアルマドリーに移籍。
フィオレンティーナに、ポルトガルのシャラーナが移籍するようだ。
また、プレミアリーグのウィンブルドンに松山が、フランスリーグのマルセイユにピエールと岬が…
ブンデスリーガでは、『問題児』ポブルセン、エフェンブルグが、チームを追放されたらしい。
また、オランダのリブタも移籍リストに追加され、モデナが獲得を狙うようだ。

ジノ「…え?モンテゼーモロさんがいるのに…」

ひとりごちるジノだが、次に最大級の衝撃が待っていた。

「い、今しがた入ったニュースです!」

246 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 11:36:54 ID:7KWtWLdo
先着一名様で。
★ニュース ! card ★
JOKER…シュナイダーが、モデナに加入だ…と?
ダイヤ…アルゴスの移籍情報
ハート…翼がバルサ入り
スペード…ジャッカル団がモテロ襲撃
クラブ…日向失踪

247 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 11:39:36 ID:???
★ニュース スペード6

248 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 11:52:13 ID:???
★ニュース スペード6 ★
スペード…ジャッカル団が、モテロ襲撃

「何者かにより、モテロ審判が襲撃された模様!」

ジノ「えええええ!そりゃ、テネリフェは昔テロに遭ったけど…!
トトカルチョで、損したマフィアがやったとか?いやいやいや!最後以外はクリーンな試合だったのに!」

…当初の予定では、ジャッカル団はリベリオを襲う予定をしていた。

…そしてモデナの控え室へ行ったが、そこにたまたま居合わせたのが、モテロ審判だった…。

見逃す代わりに袖の下を要求され、キレたジャッカル団は、ダメージ贈呈を選び、今に至る。

「あ、あの大男は一体!ビル一個分位あります!特撮ではありません!
あれが伝説の獣王ライガーなのでしょうか!」

………ジャッカルが再び就職活動をする、少し前の話であった…。

※ジャッカルが、セリエBに挑戦されるようです。

249 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 12:01:36 ID:7KWtWLdo
※ジノのガッツが回復しました。
ジノ ガッツ 250/770

『夜』食事イベント
ジノ「…さて。ミステルと食事か…」
リベリオは寝込んでおり、夕食には不参加。カマーチョ、長沼も寄宿舎から出たが、ヘロヘロだ。

フランツ「お待たせしましたね。」
…変わらず、サマースーツをかっちりと着込み、暑さのせいかフランツの顔はやや上気して見える…。
ジノ「(暑さのせいだ。きっとそうだ。)」

先着一名様で。
★フランツの連れ ! card ★
JOKER…ナオミ
ダイヤ、ハート…モンテゼーモロ
スペード、クラブ…誰もいない。現実は非情である。

250 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:08:09 ID:???
★フランツの連れ ハートA

251 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 12:19:44 ID:7KWtWLdo
★フランツの連れ ハートA ★
ハート…モンテゼーモロ

モンテゼーモロ「よう。奢りだって聞いて来たぜ。」
フランツ「…全く不粋な。」

モンテゼーモロの姿を見たジノは、心の底から安堵した…。

ジノ「モンテゼーモロさん…。」

モンテゼーモロ「そんじゃ、飯食おうぜ。腹減って仕方ねーや。」

寄宿舎の近くのレストランに腰を降ろす。
フランツ「…さて。それでは食事しますか。皆さん、コースで良いですね?…アルコールは厳禁ですよ?」

※食事会ではあと『4』回行動出来ます。終了後、イベントです。

『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A 今日の試合について
B リブタの獲得について
C モンテゼーモロを絶賛する
D フランツに恋人の話を聞く

252 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:26:49 ID:U7TmeMDs


253 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:34:48 ID:xutFXqhg


254 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:35:24 ID:baE/MxQs
C
4回なら全部いけるか。
まあ、Dは色んな意味でいらんが。

255 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 12:53:47 ID:7KWtWLdo
C モンテゼーモロを絶賛する

ジノ「カピトン、今日は本当に凄かったです。」
モンテゼーモロ「…ん?薮から棒に。何がだよ。」
ジノ「全てですよ。…オーバーラップから、皆のカバー、それに最後の1対1…。カピトン抜きでは、絶対にもっと苦戦していましたよ!」

ジノの言葉に、フランツは嬉しそうにうなづく。

フランツ「…一応はモデナのバンディエラですからね。この位はやってもらわないと。」
モンテゼーモロ「…褒められてんのは、俺だろうが。
…まぁでも、褒められて悪い気はしねぇわな。」
モンテゼーモロは、気恥ずかしそうにはにかむと、パンを口にする。
モンテゼーモロ「…でもよ。今日の勝利の立役者はお前だよ。俺は色を添えたに過ぎん。」
ジノ「そんな事は…。カピトンがいるだけで、僕は安心しますよ。
ミステルと二人で食事、って時でもこうしてついて来て下さって…」

……フランツが落ち込んでいるが、そこは割愛する。

モンテゼーモロ「…ま、受け取っておくぜ。」
※モンテゼーモロの評価が上がりました。
※フランツの期待値が下がりました。

ジノ「(さて…何を話すか)」
『2』票選ばれたほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A 本日の試合について
B リブタ獲得について
C ミステルの恋人について

256 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:57:35 ID:xutFXqhg


257 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 12:58:53 ID:U7TmeMDs


258 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 13:14:31 ID:7KWtWLdo
A 今日の試合について

ジノ「今日の試合についてですが…」
フランツ「合格点は、ジノとモンテゼーモロ。後はリベリオですね。」
モンテゼーモロ「ジノ位だな。リベリオは、あれじゃダメだ。」
フランツ「そうですかね?」
モンテゼーモロ「ゲームメーカーとしてはアホだろ。ドリブルやりまくって、最後はスタミナ切れ。
練習の時から何も進歩しちゃいねぇ。」

ジノ「…なら、赤点は…」
モンテゼーモロ、フランツ「カマーチョ。」
フランツ「あれだけの恵まれた体躯と、才能がありながら、一体何をやっているのですか、あのお馬鹿は。」
モンテゼーモロ「話になんねぇ。あいつがその気になってりゃ、5点いけた試合だ。」
厳しい評価が並ぶ…。それも仕方ない話だろう。カマーチョは、殆どゲームに絡めていなかった。
フランツ「ナガヌマとエンツォ。この二人と比較にならない能力を持ちながら、あの体たらく。
ナガヌマをエースにしたほうが、まだ良いかも知れませんね。」
モンテゼーモロ「ああ。やる気ねーなら、いらねぇよ。」
ジノ「(ボロカスだな…)」

何を話しますか?
『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A リブタ獲得について
B ミステルの恋人について

259 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 13:22:27 ID:U7TmeMDs


260 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 13:23:12 ID:yDDgCAEI


261 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 14:23:45 ID:7KWtWLdo
A リブタ獲得について

ジノ「…そういえば、リブタの獲得を目指している、と聞いたのですが…」
フランツ「…そちらのお馬鹿が、引退寸前ですからね。」
メインの魚を食べながら、フランツがモンテゼーモロを見た。
フランツ「…慰留していますが、このお馬鹿も意思が強くて…。」
モンテゼーモロ「今年35だそ、俺は。ロッソやゴッツァと同い年だ。
いい加減、後進に道を譲らねぇとな。」
ジノ「…そんな!カピトンはまだやれますよ!」

ジノの言葉に、モンテゼーモロは首を振った。

モンテゼーモロ「…年々衰えが酷くなっていく。全盛期に較べたら、技術やシュートも衰えた。
…慢性的な怪我もあるしな。
一応来期まで契約はあるが、契約を短縮して今期で引退も出来る契約だ。」
フランツ「…だから、ディフェンスリーダーとして、リブタの獲得を目指しているのです。
…勿論失敗も有り得るので、EU圏内のDFを探しているのですが…。」

ジノ「……………。」

何を話しますか?
『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。
A リブタ以外に獲得を目指す選手について
B モンテゼーモロのキャリアについて
C ミステルの恋人について
※これが終了すると、イベントです。

262 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 14:30:15 ID:ctCfmULk
B

263 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 14:36:45 ID:xutFXqhg


264 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 14:42:11 ID:yDDgCAEI
B

265 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 15:03:52 ID:???
B モンテゼーモロのキャリアについて

ジノ「…そういえば、カピトンのプロのキャリアは、どこからスタートしたんですか?」
モンテゼーモロ「ん?モデナだ。一応ユース代表で、ロッソ、ゴッツァ、マッツォ達と共にヨーロッパユース選手権を戦ったんだぞ。」
ジノ「へぇ…」
モンテゼーモロ「皆ぺぇぺぇでな、今程進歩しちゃいねぇから、もうグダグダ。ロッソなんて、今でこそミランの重鎮だけどよ…
俺らに言わせると、ヤツぁギャグ担当だったな。ヤツのおかげで散々だった。」
…伝説クラスの選手の笑い話をするモンテゼーモロ…。
モンテゼーモロ「3シーズンをモデナで過ごし、しばらくローマにいた。
…どこそこにレンタルされまくって、外国でやったりして楽しい時間だったな。
んで、ローマから戦力外同然に出されて、モデナに帰って来たんだ。」

フランツの話によると、モンテゼーモロがモデナに戻った時、『都落ち』でなく『凱旋』と周りは捉えたという。
当時C2にいたモデナを、Bに引き上げた原動力となったのも大きい。
モデナのティフォジ達は、彼をバンディエラと呼び、彼はモデナの象徴となった。

モンテゼーモロ「…そんな、たいしたキャリアでもねぇだろ。」
ジノ「そんな事ないですよ!」



266 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 15:31:26 ID:7KWtWLdo
※イベント『傷の記憶』

---ペルージャ---
メフメト「(…傷が、疼きやがる。)」
ペルージャの寮。啓人がメフメトの部屋に遊びに行き、メフメトが理性を総動員させていたが…

メフメトは、ふとフェイスガードの下の傷が痛んだ。
松田「メフメト、どうしたの?」
ベッドの上から啓人がメフメトを見る。
メフメト「…何でもねぇ。…てか、タカト!何でベッドにいやがんでぇ!」
松田「ん〜。眠いし…僕のベッド、メフメトのと違って固いんだもん。」
メフメト「そりゃあ俺のは高級なペルシャ…って、寝るな!」
松田「…………けち。」

渋々ベッドから降りる啓人。…メフメトの顔を下から見ると、メフメトの眉の横から目の下にかけて、大きな傷痕が見えた。

松田「……ねぇ。その傷……」

メフメト「……っと。見えっちまったか。」
メフメトは、そう言うとフェイスガードを締め直す。

メフメト「…古い話でぇ…。」


--テネリフェ--
フランツ「…何か、足の傷が疼きますね…」
ジノ「足の傷…?」
フランツ「……ええ。古い話ですよ……。」

※夜勤に行ってきます。更新は夜に出来たらやります。

267 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 21:40:12 ID:???
時計は20年程遡る。

フランツは、家族でオーストリアから西ドイツへと引っ越し、そこでナオミ、メフメトと出会った。

近所の悪ガキとして名高いメフメト、ナオミ。
お坊ちゃん育ちだったフランツにとって、彼らは最初好ましくない存在だった。

メフメト「よう、坊ちゃん。」
ナオミ「また泣かしてやるぜ!」
フランツ「このお馬鹿さん達は!」

地元のクラブチームで、体力作り程度に始めたサッカー。
彼はすぐに頭角を表し、男女混成でやっていたチームで、ナオミとツートップを組み、
メフメトは守備の要としてチームの主力として活躍した。

…当時の西ドイツの国内大会で、ベスト8。
輝かしい思い出を共有する仲間として、三人は大の親友となった。

メフメト「…ずっと皆でサッカーやれるといいな。」
フランツ「そうですね。…そうであれば、どれ程良いか…。」

…進学する時、三人は離れた。
フランツはオーストリアへ帰り、メフメトはトルコへ帰り、ナオミはハンガリーに帰った。

…ナオミとフランツの道は、すぐに重なった。
オーストリアに引っ越したナオミは、フランツと再会し、恋人として付き合いはじめる。
メフメトは、トルコのチームで16歳でプロデビューを飾り、一躍有名となった。
フランツは、二年遅れてプロデビュー。

三人が再会したのは、その二年後のドイツであった。

268 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 22:19:42 ID:???
ドイツで再会した三人だったが、かつてのような友人付き合いにはならなかった。
ライバルチームの選手同士。
潰し合いが常であった。

…破綻が訪れたのは、次の年であった。

メフメトのタックルにフランツが対応出来ず、フランツは大怪我を負った。
ハムストリング、膝、足首の靭帯の損傷…。
後に彼の選手生命を奪う事になる、『死のウェディングリング』であった。

一年をリハビリに費やしたフランツは、主戦場をオーストリアに移し、
同時にスランプに陥ったメフメトは、都落ち同然にイタリアのセリエC1へと移籍した。

フランツの力は元に戻らず、彼はやむなく二年後イタリアへと移る。
セリエC2にいた、モデナ。モンテゼーモロと出会い、サッカーの喜びを取り戻す。

セリエC1へと昇格し、再びメフメトと対峙したフランツ。
…関係は、悪化の一途であった。
フランツはメフメトを恨み、メフメトは憎まれている事について、フランツの未熟さを棚上げしている、と判断した。

憎しみがぶつかり合い、やがてそれが大きな悲劇となった…。

フランツ「決める!」
メフメト「やらせん!」

モンテゼーモロは、この時をこう振り返る。

ピッチに拡がる血の跡が、まるで悪魔の微笑みに見えた、と…。

メフメトは、眉の横から鼻の下にかけて裂傷を負い、生死の境をさ迷い、フランツは選手生命を断たれた…。


269 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/12(日) 22:51:40 ID:???
メフメトは、以来フェイスガードを着用し、『殺し屋』としてプレイし、セリエAに。
フランツは、リハビリに二年を費やしたが、現役復帰を諦めた。
それから二年…
フランツはモデナを監督としてC1からBに引き上げ、メフメトは終の住家としてBのペルージャに来た…。
数奇な運命は、二人を再び結び、戦うよう示している。
…怨敵同士として…。

----ペルージャ----

メフメト「……ってな。つまんねぇ話だろ。」

松田「………」

----テネリフェ----

フランツ「…というわけです。」

ジノ「………」

----ペルージャ----
松田「…本当につまんない話だね。」
メフメト「…ああ。それにこだわる、てめぇ自身がなぁ……。」
メフメトは、そう言うとフェイスガードを外す。
松田「そっちのほうが、いい男だよ。」
メフメト「…けっ。」

啓人が部屋から出た後…メフメトは、ベランダに出た。
メフメト「(…フランツ。おめぇは俺の……)」
親友だった。一番の。
…どこからがおかしくなったのだろう…。

選手としては禁忌のタバコに火を点け、メフメトは外の景色を見た…。

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0ch BBS 2007-01-24