キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【8強への】キャプテン霧雨58【切符】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/05(日) 21:35:33 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が渡仏してジュニアユース大会に参加し優勝を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に暴れたりしますので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなでとうとう50スレ突破。皆さんご参加本当にありがとうございます。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。


☆前スレのあらすじ
ウルグアイ戦の序盤は、まさにウルグアイのワンサイドゲーム。
ミャウザーが不意打ちのオーバーヘッドで得点し、ビクトリーノがパンサーファングをゴールに叩き込む。
その一方でボッシはスランプに陥り、シュートはおろか他のプレイすらまともにできなくなってしまう。
このままフランスは2度目の敗北を喫してしまうのか……

と思っていた時期が私にもありました。

魔理沙がすかさず1点をマスパで叩き込み、1点差に詰め寄る。
そして、大妖精が下げられた事に怒り猛っていた空の全力の一撃がウルグアイに炸裂。
赤色UFOを発動させたぬえの速攻により、あっという間に逆転。そして前半終了。

ハーフタイム、外に出た魔理沙は、偶然出会ったストラットに案内を頼みイタリアのエースたちと歓談。
謎の選手バンビーノと、イタリアのメンバーたちに起きた事件について知るのであった。

後半開始となり、フランスの攻勢は止まらず。しかし、ビクトリーノが必死に点を取り返し続け、試合は乱打戦に。
残る時間、点差からフランスの勝利は濃厚だが果たして……?

853 :森崎名無しさん:2010/09/17(金) 23:47:20 ID:W3YaG1qo
C

854 :森崎名無しさん:2010/09/17(金) 23:49:41 ID:vROAQybk
C

855 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/17(金) 23:52:09 ID:???
>>C わざマシンくれ! 


あまり悩む事もなく、魔理沙はわざマシンを選択。
今必要なのは必殺、とにかく必殺である。

紫「それじゃあはい、残りのEXポイントは1ね」

魔理沙「おうさ。さー、いいの出てくれよ!」


先着1名様で

ビタミンカロチンカリウムファイバー→! waza

と書き込んでください。出た技のわざマシンをもらえます

856 :森崎名無しさん:2010/09/17(金) 23:53:40 ID:???
ビタミンカロチンカリウムファイバー→ 北海道パスカット

857 :森崎名無しさん:2010/09/17(金) 23:53:58 ID:???
ビタミンカロチンカリウムファイバー→ トクシックインパクト

っサイクロン

858 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 23:54:59 ID:???
何ィ!?

859 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:00:34 ID:???
なにィ!?

860 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:07:55 ID:???
>>858 そういえばレス忘れちゃってましたが、技名はどんどん使ってくださって結構ですぜ〜

ビタミンカロチンカリウムファイバー→ 北海道パスカット
>>【北海道パスカット】のわざマシンを入手しました


わざマシンを引いた魔理沙は、その技名に仰天した。

魔理沙「……な、なんなんだ!?このヘンテコな名前の技…い、いや…私は知っている…。
     技にこんな名前を惜しげもなくつける奴を知ってるぞ!!ってこれは光の技なのか!?」

前にチームメイトであった時には、こんな技はなかったはず。
となると、合宿中に松山が得た新たな力と断定してよさそうである。

【北海道パスカット】
・1/4でパスカット+2 覚醒回数によっては改善・発動率がアップします
・ネーミングセンスがアレになります

魔理沙「(パスカット技としてはやや性能低めだな……。鋭いパスカットと同レベルか。
      覚醒を繰り返せば、それなりにパワーアップしそうだけど)」

こいし「…………!」

魔理沙「(こいしもこのネーミングセンスには仰天してるみたいだな…当然と言えば当然だよな)」

紫「とりあえず、こんなものでいいかしら?」

魔理沙「ああ。とりあえず損はしなかったはずだぜ」

861 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:08:55 ID:???
懐にわざマシンをしまい、誰に使おうか少し考えてみるが…よく思い浮かばない。
まぁ、持ってるだけ嬉しいよな、と納得しておく。

魔理沙「(もうEXポイントは使えないな。1ポイントじゃ何も出来ないぜ)」


A 紫と話す
B EXポイントを使う ※ポイントが足りません
C こいしと話す
D その他
E 技師長!
F 他の部屋に行く

現魔理沙ガッツ 770/1020 所持金:5900円 行動ターン数:4/4
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

862 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:09:52 ID:3h6l3pAM
C

863 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:11:56 ID:wmBBIf4Q


864 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:14:00 ID:VPTic3tk
C

865 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:18:20 ID:???
>>C こいしと話す


魔理沙「おーい」

こいし「………」

魔理沙「おい、何ボーっとしてんだ?」

こいし「あっ、お、おおう。な、何?」


A 練習好きかい?
B さっきから何読んでたのか聞いてみる
C 100円渡すからジュースでも買って来いよ
D その他

現魔理沙ガッツ 770/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

866 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:19:15 ID:zRiNiQng
D北海道パスカットに何か思うところでもあるのか、ときいてみる

867 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:20:24 ID:wmBBIf4Q
D北海道パスカットに何か思うところでもあるのか、ときいてみる

868 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:20:36 ID:3h6l3pAM
D北海道パスカットに何か思うところでもあるのか、ときいてみる


869 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:20:59 ID:eDtjw+7+
D北海道パスカットに何か思うところでもあるのか、ときいてみる

870 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:28:07 ID:???
>>D 北海道パスカットに何か思うところでもあるのか、ときいてみる


魔理沙「なんだ?ひょっとしてこれに何か思うことでもあるのか?」

まさか、とは思いつつも懐からわざマシンを取り出してみる。
こいしの態度は依姫の部屋にいた時は普通だった。
違いがあるとすれば、これだろうか。
こいしはじっくりと、食い込むように【北海道パスカット】というラベルを見、そして……


先着1名様で

こ、これは伝説の…→! card

と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ・ハート・スペード→伝説の助っ人ゴーグルの伝説の技の一つなんだよ! な、なんだ(ry
クラブ→いや、このネーミングセンスはないよねって… ですよねー
JOKER→ダイヤ+???+感情度ブレーキ消滅

871 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:29:56 ID:???
こ、これは伝説の…→ クラブ10

872 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:30:09 ID:???
こ、これは伝説の…→ クラブ9

873 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:31:20 ID:???
ですよねー

874 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:43:01 ID:???
こ、これは伝説の…→ クラブ10
>>いや、このネーミングセンスはないよねって… ですよねー


こいし「……いやぁ、何度見てもこのネーミングセンスはないよ。うん、ないない」

魔理沙「ですよねー」

何かと期待したところ、こいしはごく自然(?)な返答を返しただけだった。
どうやら魔理沙の予想通り、あまりのネーミングセンスに絶句していただけのようだった。

こいし「うーん、でもなさすぎてこれは逆にありなのかも……?
    ねーねー、これお姉ちゃんへのお土産にもらっていい?」

魔理沙「(誰がやるかよ……)」

こいし「あー、しまっちゃったー」

自分で使うのならまだしも、観賞物となることをわかっていてあげるほどに魔理沙は馬鹿ではない。
無言で懐にしまうことで拒否の意思を明らかにした。
ただ、こいしがここまで驚いた理由の一つには……。

こいし「(うーん、どさんこイーグルの【イーグルパスカット】にどことなく似てる気がしたんだけどなー。
     ま、どさんこイーグルに【北海道パスカット】なんて技なかったし……別にいらないかなー)」

というようなことがあったりしたのだが、魔理沙がそれに気付く事は当然なかった。

875 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:44:08 ID:???
紫「……ところで、そろそろ部屋に戻らなくていいのかしら?」

言いながら、スキマから時計を差し出す紫。
見てみれば、確かにもう消灯時間となっており、普段であれば魔理沙も寝る時間である。

こいし「あーあー、通りで眠かったわけかぁ……それじゃあ部屋帰って寝よーっと」

魔理沙「(意外とこいつ、健康的な生活送ってるよな……っと。私は…)」


A 夜更かし!
B 寝る!

現魔理沙ガッツ 770/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

876 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:47:24 ID:QT7pYnUc


877 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:49:27 ID:l9NSvrNo
A

878 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:50:36 ID:3h6l3pAM
A よっちゃんがこちらを見ている

879 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 00:51:02 ID:VPTic3tk
A

880 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 00:58:48 ID:???
>>A 夜更かし!


魔理沙「そういえば、よっちゃんと約束したっけな」

練習の約束をすっぽかすわけにも行くまい、と廊下でこいしと別れる。
そのまま階段を降り、靴を履いていると…ふと、悪い気持ちがむわりと沸きあがってきた。

魔理沙「(…よっちゃんを置いてけぼりにしたらどうなるんだろうか……。
      はっ!?何を考えてるんだ私は……。で、でもまぁ、改めてどんな行動を取るか決めてもいいよな)」


A 練習するに決まってる ※消費 300
B あえて別の行動をする ※普通の深夜フェイズに移行します
C あえて隠れて依姫の行動を見守る

現魔理沙ガッツ 770/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

881 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:02:32 ID:QT7pYnUc
S心をくすぐるやはり天才か・・・

Bェ

882 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:03:21 ID:VPTic3tk
A

883 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:03:32 ID:QT7pYnUc
Cに変更します

884 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:04:15 ID:3h6l3pAM
A

885 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:23:27 ID:HgT2hZJI
A

886 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 01:47:58 ID:???
>>A 練習するに決まってる 


魔理沙「(…私だってもっと上手くならなきゃならないんだ。
      ここは素直に練習するべきだな)」

浮き上がった悪心を消すように帽子を被りなおし、魔理沙は依姫が待っているであろう練習場に向かう事にしたのだった。
…………………………

依姫「よっ…ほっ………あ、来ましたね」

魔理沙「よ、その様子だとすっかり準備運動は出来てるみたいだな」

リフティングをしている依姫を横目に、魔理沙もグラウンドに入り、軽く屈伸を始める。
昼に体を動かしたとはいえ、ボーっとしていた時間がないでもない。
大会中に負傷しても事なので、改めて体をほぐしてやる。

依姫「そういえば、イタリア……ウルグアイに負けたそうですね」

魔理沙「あー、そうだな。私も聞いた時は耳を疑ったぜ」

ボールを蹴りつつ振られた話題に、軽く相槌を打つ。
イタリア戦を戦った同士として、やはり信じられないところがあるのだろう。
しかし、それから先の言葉を告げる前に、依姫は首を振って言葉を打ち消した。

887 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 01:49:00 ID:???
依姫「話が逸れました…………では、早速修練を!」

魔理沙「ん。さて、今日は何を練習するかな」

依姫はコーチでないことに若干を不満を見せるも…しかし、口には出さず。
とりあえず、何を練習すればいいのか、指示を仰ごうと思っているようである。

魔理沙「(何を鍛えたものかな…)」


A ドリブル
B パス
C シュート
D タックル
E パスカット
F ブロック
G せりあい

1行目に魔理沙に、2行目に依姫にさせたい練習を選択してください。1つの行に複数投票されているものは無効です
※判定に深夜ペナ(-1)がかかります
*先に【3】票入った組み合わせが採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

888 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 01:56:26 ID:QT7pYnUc
E
B

889 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 02:14:28 ID:???
今日はここまでです。お疲れ様でしたー

890 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 03:40:08 ID:???
乙えした

891 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 07:02:11 ID:wmBBIf4Q



892 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 08:54:58 ID:3Hg5045Y
E
C

893 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 09:26:04 ID:K7OPNHL2



894 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 17:50:44 ID:???
>>E B
>>魔理沙がパスカット 依姫がパス


魔理沙「そうだな……依姫はあっちの壁に向かってパスを出してくれ。
     ただし、私にカットされないように、だ」

依姫「パスですか?」

てっきり前のようにドリブルか、もしくはシュート辺りを想定していたらしい依姫。
とりあえずおうむ返しに確認を取る。

魔理沙「ああ。いっつも猪突猛進に突撃してたんじゃ、囲まれるばかりだ。
     他の連中にパスを出して効率よく攻めて行くことも重要だぜ!
     (…まぁ、パスが下手な私が人に言えた義理はないんだが)」

依姫「(ということは……パス技を開発したほうがいいのかしら?)
    なるほど……では、お願いします」

魔理沙「おうさ。
     (…さて。パスカットか。本格的にMFにコンバートしなきゃ、使いどころはそう多くなさそうだが…。
      まぁ、技がやたら豪華だし、宝の持ち腐れは勿体無いよな)」

うむ、と自分の練習項目を改めて確認し……依姫と壁の間に陣取る。

魔理沙「よぉし!それじゃあ始めるぞ!かかってきやがれ!」

895 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 17:51:45 ID:???
先着2名様で

魔理沙のパスカット練習→! card+深夜ペナ(-1)
依姫のパス練習→! card+深夜ペナ(-1)

と書き込んでください。それぞれの合計値で分岐します
【魔理沙・依姫】 
K→能力+3
8〜Q→能力+2
3〜7→能力+1
A・2→変化なし
※ペナ関係なしに2人のカードの合計値が19以上の時、イベントが発生します

896 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 17:53:45 ID:???
魔理沙のパスカット練習→ ダイヤ9 +深夜ペナ(-1)

897 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 18:02:17 ID:???
依姫のパス練習→ ダイヤ4 +深夜ペナ(-1)

898 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:25:21 ID:???
魔理沙のパスカット練習→ ダイヤ9 +深夜ペナ(-1)
>>パスカット+2
依姫のパス練習→ ダイヤ4 +深夜ペナ(-1)
>>パス+1


魔理沙「よっと」

パシィッ!

今の魔理沙から見ても、依姫のパスはさほどの脅威ではなかった。
抜かれることはままあるが、全く対抗できないというわけではない。

魔理沙「…うし。コツがちょっとずつ掴めてきたぞ!」

依姫「くっ…今度こそ通れ!」

バムッ!

魔理沙「今度はこっちか!」

足を伸ばしつつコースに飛びこみ、奪うまで行かずともボールを大きく弾く。
この深夜の練習の中で、魔理沙の技量は確かに進歩を見せていたのだった。
……………………………

899 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:26:21 ID:???

依姫「………」

魔理沙「(シュートを撃たないなら、EXモードを常時発動させるのも一つかも…?)」

既に時間は早朝、朝食を作っているうどんげがそろそろ起きてくる時間かもしれない。
とにもかくも、宿へと戻ろうとやや早足で帰途を急ぐ。

依姫「そういえば、今日も試合のない日ですね」

魔理沙「そうだなぁ。バイトでもして金を稼いでおこうかね」

わざマシンを買ったり、強化パーツを買ったり、または八卦炉を強化したり。
薬を買うのにだって資金が必要である。今日は何をするか、と思いつつ脇の道に何気なしに視線を向ける。

依姫「……穢い」

同じものが依姫の視界にも入ったのか、不快げに依姫が呟く。
ベンチに横たわって酒をかっ喰らっている、汚らしい服を来た中年のおっさん。
魔理沙もなんじゃありゃ、と視線を逸らしてスルーしようとするのだが…

ぶんぶん

依姫「……お知り合いですか?」

魔理沙「いや、あんな知り合いは………あ、いたな」

900 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:27:29 ID:???
魔理沙の記憶の中に、いた。
そういう人種が。酒をかっ喰らって公道で寝転がるようなのが。
確かめるべく、持っていたボールを足元に落とす。
依姫が制止する間もなく、魔理沙は大声と共に足を振り上げる。

魔理沙「なんだ?私の特訓でもしに来たのか!?
     挨拶代わりだ、行くぜ!これが今の私のマスタースパークだ!!!」

グワァッ……ドッゴオオオオオオオオオッ!!!

                         …………バチィィィィッ!!

依姫「(な、なっ……弾いたっ!?)」

魔理沙「…相変わらず頑丈なおっさんだぜ」

吉良「……ふっ。久しぶりじゃのう。この足の超合金プロテクターがなければ即死じゃったわい」

不敵な笑みと共に、酒瓶を振り上げたその中年。
彼こそ、魔理沙と共にチームを作り上げた人物。吉良 耕三その人であった。
まさかフランスで会うとは思わなかったが、あんな酔っ払いの中年の知り合いは彼ぐらいのものである。

吉良「てっきり、そろそろハングリー精神を失うかと思っておったが…。
    以前より凶暴な勝つ精神が見て取れる」

魔理沙「そりゃどうも」

901 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:28:37 ID:???
改めて最強のFWになるための決心のことだろうか。
吉良はともかくも、今の魔理沙のシュートに対して満足げな笑みを浮かべる。

魔理沙「それだけ言いにわざわざこんなところまで来たのか?」

吉良「ワシもそれほど暇ではないわ。用事がいくつかあるから来ただけじゃ。
    全く、今しがた作っているチームがあるというのに………」

魔理沙「別にそんなことは聞いてないぜ。おい、吉良のおっさんよ、用事って何なんだよ」

ぼやき始めた吉良を遮り、魔理沙は改めて質問をぶつける。
吉良は酒臭い吐きつつ、ニヤッと笑い………


吉良「試合をやるぞ、魔理沙」





902 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:30:24 ID:???
―食堂


(11)田中「き、吉良監督!?」

その朝、朝食の場は騒然としていた。
理由は言わずもがな突然の闖入者、吉良の存在である。
本人はと言えば、だらしなく座って酒をかっ喰らっている。

吉良「うむ、お前らも久しぶりじゃのう。……む、美味。お前はどうかしたか」

(1)美味「い…いえ……(吉良…監督……?)」

チルノ「だれだっけ?」

空「あはは、チルノ忘れてやんのー!バーカバーカ!……で、大ちゃん。誰だっけ?」

大妖精「…前のチームの監督さんだよ」

その喧騒からやや離れたところ、心なしか難しい顔の魔理沙が座っていた。
向かいの席には、丁度同席していた依姫。

依姫「………どうするので?」

魔理沙「どうするも何も、やってやろうじゃないか」

吉良が提案した試合、それは吉良が何故にか率いる事となった全日本の一部選手たちとの試合だった。
2軍相手ということらしいのだが、それでも全日本の2軍であれば何かの足しになると試合を受けたのであった。
ただ、彼が提示した魔理沙の率いるべきチームはフランスユースチームでなかった。
実際の問題として、魔理沙が声を掛けたところでごく少数のメンバーしか集まらなかっただろう。

903 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:31:24 ID:???
魔理沙「私と親しい連中でチームを組め、か。まぁ、変にうるさいのがいないと思えばスッキリするけどな…。
     しかし、誰と組んだもんだろうかな」

依姫「(チラッ)」

魔理沙「(まずぬえは確定として……同室だし、輝夜も誘っておくか。
      後は……経験を積ませるためにナツメあたりだな。
      守りを固める意味でケロ。……大体はこんなところだな)」

依姫「(チラッ)」

魔理沙「……ふむ、それじゃあまずは…」


A 吉良のおっさんと話すとするか ※試合中以外で相手選手や味方と会話できる回数は合計8回までです
B 早速仲間集めの旅に出るとするか
C よっちゃんの視線に気付いてあげるか
D 試合に備えてまずは回復しておくか

現魔理沙ガッツ 570/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

904 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:33:13 ID:3h6l3pAM
D 
このままだと残りは妖精ですか?

905 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:34:32 ID:VPTic3tk
D

906 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:35:03 ID:???
>>904 いえ、既にチームメンバーは決まってますのでそういうことはないです

907 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:37:02 ID:3Hg5045Y
D

908 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:37:24 ID:wmBBIf4Q


909 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:41:41 ID:???
>>D 試合に備えてまずは回復しておくか


魔理沙「(何を始めるにせよ、試合前だからきっちり回復しておかないとな。
      試合だってパワーだぜ)」


A ハイポーション 回復250 9つ
B ある程度新鮮なきゅうり 回復100 3つ
C それなりに新しいさつまいも 回復140 3つ
D その他複数選択 

現魔理沙ガッツ 570/1020 いくつ使うかも書き込んでください。書き込んでいない場合は1個して扱います
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

910 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:47:10 ID:3Hg5045Y
C3

911 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:51:05 ID:VPTic3tk
C3

912 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 20:53:54 ID:3h6l3pAM
C3


913 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 20:58:30 ID:???
>>C3


魔理沙「もぐもぐ……」

微妙に全回復とはいかなかったが、とにかくも食べて体力を回復させる。

魔理沙「芋が万全なら全回復だったぜ……と。さて、食べ終わったしどうしようか。
     …ん?そういえばよっちゃんは部屋に戻らないのか?」

依姫「えっ……あ、ああ…はい…ええ…」

魔理沙「まぁいいけど…」


A 吉良のおっさんと話すとするか ※イベントで他チーム選手や味方と会話できる回数は合計8回までです
B 早速仲間集めの旅に出るとするか
C よっちゃんを連れて行くか

現魔理沙ガッツ 990/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

914 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:01:07 ID:3h6l3pAM
C

915 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:01:31 ID:3Hg5045Y
C

916 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:02:08 ID:wmBBIf4Q


917 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:02:11 ID:VPTic3tk
C

918 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:42:18 ID:???
>>C よっちゃんを連れて行くか


魔理沙「……さて、それじゃあよっちゃん。仲間を探しに行くか」

芋を食べ、お茶を一通り飲んでから、当然のように言い切って立ち上がる。
最初依姫は呆けた顔をしていたが、発言の内容を理解するとガタンと音を立てて立ち上がる。

依姫「い、いいんですか!」

魔理沙「いいも何も、一緒に話を聞いたろうに。その時点で拒否権はなしだ。
     さぁ、まずは味方の調達だ」

言うだけ言って、魔理沙は食堂からさっさと出る。
振り向いて確認するまでもなく、その後ろを依姫がドタドタとついて来ている。
その依姫に話しかけるように、魔理沙が話し始める。

魔理沙「今現在、味方で考えてるのは私とお前を含めても6人。
     残る5人をどうするか。まずはそれを解決しようと思う」

依姫「えっ……適当に宿舎内の人員を募ればいいのでは…?」

魔理沙「折角好きに組めるってのに、それじゃあ面白くもなんともないだろう。
     あーあ、まったくよっちゃんは使えないぜ」

依姫「むぅ」

919 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:43:25 ID:???
冗談を言いながら、まずは方針を相談しようということで魔理沙の部屋に向かう事にする。
今日は空とこいしは朝から用事があるらしく、2人で好きに話せるのだが…。
ただ、その代わり彼女らは戦力としてカウントできないと言う事だ。

魔理沙「そういうわけで、ちょっと困ってるんだよな。あ、お茶出すから入ってくれ」

依姫「あ、はい………」

ガチャ

言いながら、来客は久しぶりだと思いつつ扉を開く。
すると、誰もいないはずの部屋に人影が。
その人影は魔理沙に気付くと、何気なく声をかける。

アリス「おかえり」

魔理沙「……あ、アリス!?!!?」

アリス「久しぶりね、元気してた?」

依姫「(…曲者……じゃないわね。前に宿舎で見たし)」

そこにいたのは、青を基調としたワンピースを着込み、ヘッドドレスをつけた金髪の少女。
魔理沙の友人の魔法使い、アリス・マーガトロイド。
彼女はまるで自室であるかのように、人形にいれさせたお茶をすすっている。

920 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:44:29 ID:???
魔理沙「何だよ何だよ?今日はそういう懐かしのお友達デーなのか?」

アリス「……何言ってるの?私はちょっと話があったのと、プレゼントを渡しに来ただけよ」

吉良に続いて出てきたアリスに、当然の疑問を投げかける。
しかし当たり前と言うか、示し合わせたものではないらしく、アリスはちょこんと首を傾げる。

魔理沙「プレゼントぉ?魔道書なら大歓迎だぜ?」

アリス「本格的に魔法使いになる気ならそれも考えなくもないけれど、ね。
     今日のところはこれよ。はい」

そう言って押し付けてきたのは、何かが入った紙袋。
サッカー用品かと最初は思ったが、それにしては異様に軽い。
依姫もいることだし、と魔理沙は開封せずとりあえず荷物の辺りに紙袋を置くことにした。

※【アリスの紙袋】をもらいました

魔理沙「ま、丁度いいや。アリス、今暇か?」

アリス「そうね…今日のところはあんたへの用事だけだし、時間はあると言えばあるわよ」

魔理沙「いよし、7人目だ」

アリス「………はぁ?」


少女説明中……


921 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:45:30 ID:???
疑問符を浮かべるアリスに説明する事数分。
ふぅん、と興味深そうにアリスは何度も頷いている。
依姫はと言えば、説明の最中は話の邪魔にならないようにボーっとお茶を飲んでいた。

アリス「へぇ、試合ねぇ」

魔理沙「と、言うわけだ。折角だから協力を……」

バターン!!

パチュリー「話は聞かせてもらったわ!!……ぐぇほっげほっ!!」

魔理沙が勧誘の一言を言おうとしたその瞬間、勢いよく扉を開けてパチュリーが飛び出てきた。
一体どこから話を聞きつけたというのか。盗聴か、盗聴なのか?そうなのか。

アリス「(……出たわね、妄想垂れ流しの大変態)」

依姫「(うわぁ…)」

パチュリー「げほっほっ……ま、まぁそういうわけで私もチームの一員よ!」

魔理沙「べ、別にいいけどさ」

パチュリー「ふ、ふふ…とうとう私の時代ね!」

3人「「「(ねーよ)」」」

現在の状況じゃ断る事もないかと、パチュリーの言葉に頷いておく魔理沙。
アリスと依姫があからさまに嫌そうな顔をしたが、気にしないでおく。

922 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:46:42 ID:???
魔理沙「……で、さっき言おうと思ってたんだけど、アリスも仲間に入ろうぜ」

アリス「相変わらずね。ま、いいわよ。さっきも言った通り、時間はあるし。
     …………それで聞きたいけど、GKのアテはあるの?」

魔理沙「え?」

依姫「え?(お姉様……は…なんか…駄目そうな気が……)」

アリスのその一言に、2人はようやく気付いた。
がむしゃらに11人集めたってダメ。ポジションを考えなければならなかったことに。
そして、アリスの疑問に魔理沙が返した答えは。

魔理沙「………」

無言だった。
依姫は何やら沈鬱に押し黙り。
アリスは予想していたのか、呆れたように嘆息。
パチュリーはその言葉に自信満々に手を上げる。

魔理沙「お、パチュリーにアテがあるのか?」

パチュリー「幻想郷から適当な妖精を引っ張ってくるわ。GK分だけいれば充分でしょう?
       ふふ…愛のために労苦を厭わない姿に魔理沙もデレるわね」

アリス「思ってても言うことじゃないでしょ」

923 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 21:47:42 ID:???
とりあえず後半の言葉は聞かなかったことにして、魔理沙はパチュリーに妖精を任せることにした。
何せ魔理沙は他にもチームメイトを探さねばならないのだ。
そういうわけで、部屋には魔理沙と依姫、それとアリスが残された。

魔理沙「ええと、アリスは協力してくれるんだな?」

アリス「ええ。今魔理沙が目をつけてるの、それと妖精とかを合わせてこれで9人ね」

依姫「となると、残りは2人。意外とストレートに決まりますね」

魔理沙「だな。さて……」


A アリスと話そう ※イベント中、試合中以外で他チーム選手や味方と会話できる回数は合計8回までです
B よし、更に味方を探すぞ!

現魔理沙ガッツ 990/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

924 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:48:55 ID:wmBBIf4Q


925 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:51:26 ID:3h6l3pAM


926 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 21:52:08 ID:VPTic3tk
A

927 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 22:03:53 ID:???
>>A アリスと話そう 


魔理沙「(久しぶりに会ったんだし、アリスと話でもするか)」

アリス「…あら?残りのメンバーを誘いに行かないの?」

魔理沙「ああ。時間はまだまだ結構あるしな。
     急いては事をなんとやら、だぜ」


A 最近どうしてるのか聞いてみる
B 用事って何なのか聞いてみる
C プレゼントの中身を聞いてみる
D 久しぶりに会ったので親愛のハグを一つ
E そういえば、弟子を取ったんだぜ!
F その他 アリスに対しての行動や発言をどうぞ

現魔理沙ガッツ 990/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

928 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:07:04 ID:wmBBIf4Q


929 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:13:03 ID:VPTic3tk
C

930 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:13:37 ID:3h6l3pAM


931 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 22:19:36 ID:???
>>C プレゼントの中身を聞いてみる


魔理沙「そういえば、さっきくれた紙袋の中身ってなんなんだ?」

アリス「ん?…ああ、開けてみなさいよ」

促され、魔理沙は紙袋を引っ張り出す。
やはり重さはそれほどではない。

魔理沙「へへっ、一体なんだろうな?」


先着1名様で

アリスの贈り物→! color

と書き込んでください。色が決まります

932 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:20:14 ID:???
アリスの贈り物→


933 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:20:51 ID:???
アリスの贈り物→ 黄緑


934 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 22:39:02 ID:???
アリスの贈り物→ 黄
>>黄色


鼻歌を歌いつつ紙袋を開けた魔理沙。
中身はどうやら布のようだ。服か何かかと思いつつ、それを紙袋から出してみる。
蛍光灯に照らされたその形は、三角形で何やらヒラヒラとしたものがついていた。

魔理沙「……パンツ?」

アリス「ただの下着じゃないわよ。素材に魔力糸を使用し、丁寧に丁寧に私が縫った一品よ。
     魔理沙の趣味に合わせて、レースも多めにしてあげたわ」

彼女の言葉どおり、紙袋の中身は上下揃った黄色のレースたっぷりの下着。
アリスが丁寧に縫ったというだけあり、高級ブランド品のようなクオリティである。

依姫「て、手縫い…まるで既製品のようですね」

魔理沙「あ、ああ……アリスは手先が器用だからな……っていうか、何故下着を…」

アリス「風の噂で、魔理沙がドロワを卒業したと聞いてね。ま、これぐらい手間でもなんでもなかったし。
     ……あ、もちろん魔力と気持ちを込めて縫ったんだから、手間をかけてないって勘違いしないでよ」

魔理沙「勘違いしないけどさ……やけにピンポイントでプライベートを暴露してくれる風の噂だな、オイ」

※【アリスお手製のレースつきの下着(黄)】を手に入れました
※下着変更の時に変更できます

935 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 22:40:02 ID:???
試合前なので下着は紙袋にしまっておくことにする。
しまっている途中に気付いたが、アリスが魔力を込めたというだけあって仄かな魔力を感じた。

魔理沙「(……せめてスカーフとかマフラーとかそういうのにしてくれよ!
      よりにもよってパンツかよ……。う…うぅん、まぁもらえただけよかったよな…?うん、そうだよな!)」

アリス「時間があるなら、まだ何か話す?」


A 最近どうしてるのか聞いてみる
B 用事って何なのか聞いてみる
C とりあえずプレゼントのお礼を言っておくか
D 久しぶりに会ったので親愛のハグを一つ
E そういえば、弟子を取ったんだぜ!
F やけにピンポイントな風の噂について聞いてみる
G その他 アリスに対しての行動や発言をどうぞ
H 雑談はこの辺でいいか。仲間を探そう

現魔理沙ガッツ 990/1020 残会話回数:7
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

936 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:40:42 ID:zRiNiQng


937 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:41:45 ID:QT7pYnUc

はじまるよ〜

938 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:43:47 ID:VzBjb7zY


939 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:44:52 ID:3h6l3pAM


940 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 22:48:13 ID:wmBBIf4Q


941 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:36:25 ID:???
>>H 雑談はこの辺でいいか。仲間を探そう


魔理沙「いや、そろそろ出かけよう」

アリス「そう。で、アテはあるの?」

魔理沙「……引き入れたいヤツならいる」

その時魔理沙の頭にあったのは、ヘタレ友人であるサルバトーレである。
現在の守備力はGKが妖精であることを考えるとやや薄い。
そうなると、優秀なDFが欲しいところだが…魔理沙の知り合いでディフェンスが得意な選手は少ない。
その少ない中で、引き入れたいのがサルバトーレだった。

魔理沙「そういうわけで、外に出ようと思う」

アリス「ま、いいんじゃない?」

依姫「お供します」

こうして3人は、雑談を切り上げ、とりあえず外に向かう事にした。
目指すはとりあえず、イタリアユース宿舎である。

942 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:37:25 ID:???
魔理沙「そういえば、宿舎の連中を後回しにしちゃったけど…大丈夫かな?」

依姫「大体暇そうにしてたので、大丈夫では」

道中、ふらふらっと3人で話しつつ歩く。
依姫とアリスは互いに初見に近いので警戒しており、言葉は少ない。
どちらも、魔理沙とはそれなりに言葉をかわすのだが。

アリス「そのDFを入れて、残りはどうするの?」

魔理沙「うーん、そこがノープランなんだよな。攻撃役をもう一枚入れたいところなんだが……」

ストラット・ランピオンが頭に浮かぶも…どちらも、圧倒的に他人。
協力はしてくれなさそうである。

アリス「(最悪、母さんを呼んでくる必要がありそうね……)」

魔理沙「どうしたもんかな……お?」

ぼやいていると、いい所にいい選手と巡り合った。
道の先から歩いてくるのはディアスとパスカル。アルゼンチンのゴールデンコンビである。
ディアスの圧倒的突破力を思い出した魔理沙は、これ幸いと声をかけることに。

魔理沙「おーい!そこのお二人さん!」

パスカル「ん……?」

943 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:40:08 ID:???
声をかけると、向こうも気付いた様子でこちらに向かって歩いてくる。
依姫はあの2人か、と納得したように頷き、アリスは怪訝そうな顔をする。

アリス「知り合い?」

魔理沙「ああ。仲間になってくれるかは交渉次第だがな」

パスカル「3人とは華やかだな。どこかに買い物にでも?」

ディアス「ヒュー、こっちは男同士でむさ苦しいってのに雲泥の差だな」

パスカル「ハァ………わざわざお前に付き合って来てやってるんだ。少しは感謝しろ」

あさっての試合の対戦相手である、アルゼンチン。そのエースの2人。
ディアスの言葉から推測すれば、単純に遊びに出かけるだけのようである。
これは幸いと、魔理沙は彼らに話しかける。

魔理沙「暇なら、ちょっと試合していかないか?丁度対戦相手がいるんだが」

ディアス「お、マジで!?いやぁ、暇で暇でしょうがなかったんだよなァ」

それ幸いと快諾しかけたディアスだったが、後ろ首をぐいっとパスカルに掴まれる。

パスカル「(……バカかお前。わざわざ手の内を晒すつもりなのか)」

944 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:41:08 ID:???
ディアス「(練習試合である程度見せたろ。別にいいじゃねぇか。それにとっておきは見せないっての)」

パスカル「(本当だろうな…?お前は調子に乗るとつい、でやりそうだからな……)」

そのまま小声で何やら会話を続ける2人。
しばらくして、何らかの合意がなされたのか、襟を掴んでいた手が離された。

ディアス「あてて……」

魔理沙「……で、どうなったんだ?」

パスカル「夕方までディアスを預かっててくれ。引き取りに行く。……試合場はフランスユースの練習場か?」

魔理沙「ああ」

パスカル「それじゃあ俺は帰る、じゃあなディアス。しっかりやれよ」

ディアス「へいへい」

しっし、と手で追い払う仕草をするディアス。
パスカルは呆れたような視線を一瞬だけ返し、そのまま来た道を戻っていった。
こうして、魔理沙の味方に天才が加わったのだった。

945 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:42:54 ID:???
ディアス「んじゃ、よろしく。後は誰がいるんだ?」

魔理沙「私と依姫、そこのアリスと幾人かうちの宿の連中を引っ張ってくるつもりだ」

ディアス「ふーん……なるほどね。
      マリサならそうはならないと思うが、まー俺の足を引っ張らないように頼むぜ」

魔理沙「はいはい」

アリス「(すごい自信家ね……そこまでの選手なのかしら)」


A ディアスと話す
B アリスと話す
C さっさとサルバトーレを勧誘しに行くか

現魔理沙ガッツ 990/1020 残会話回数:7
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

946 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:43:31 ID:3h6l3pAM
A

947 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:43:40 ID:wmBBIf4Q


948 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:44:32 ID:VPTic3tk
A

949 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/18(土) 23:47:54 ID:???
>>A ディアスと話す


魔理沙「(…そういえば、ディアスに会うのもちょっと久しぶりだな。
      時間は急いでるってほどでもないし、何か話をしよう)」


A リーグ戦の結果について聞いてみる
B あさっての試合について話す
C アリスについて紹介しておく
D 他のアルゼンチンの選手たちについて聞く
E その他 ディアスに対しての行動・発言をどうぞ

現魔理沙ガッツ 990/1020 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

950 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:48:40 ID:wmBBIf4Q


951 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:49:22 ID:3h6l3pAM


952 :森崎名無しさん:2010/09/18(土) 23:50:25 ID:VPTic3tk
A

953 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/09/19(日) 00:12:22 ID:???
>>A リーグ戦の結果について聞いてみる


魔理沙「そういや、アルゼンチンはリーグ戦はどうだったんだ?」

ディアス「なんだ?調べてねぇのか。研究不足だなァ」

ニヤリと嫌な笑みを浮かべるディアス。
しかし結果自体については、調べればわかることと、あっさりと答えてくれる。

ディアス「当然全勝でリーグ突破だよ。まぁ、どこも雑魚ばかりで面白くもなかったぜ。
      あー、にしてもこの俺様が3試合通して7点しか取れねぇとは。もうちょっと無茶して突っ込んどきゃよかったか」

アリス「(3試合通して7点!?)」

依姫「(なんという自信……)」

魔理沙「……意外と不調だな」

ディアス「だろ?」

驚く2人と対照的に、魔理沙はディアスの言葉をそのままに捉えていた。
それを肯定するディアスには、不調を自嘲する様子はない。
自分自身でも波の激しさは自覚しているからである。

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