キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 02:49:14 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ二日目。森崎たちの健闘空しくマンチェスター相手に1対3と完敗。
この瞬間アカネイアの優勝の可能性は完全に消え、森崎の失脚を企む日向の高笑いが木霊した。
さらにその日向はアカネイアが敗れたサンパウロ相手に3対1と快勝。
1年後のワールドユース大会の出場を控えた全日本ユースの主将争いに大きなアドバンテージを得たのだった。
自身の力不足と成長のストップに悩み苦しむ森崎。そんな彼にモロドフが一瓶の謎の薬を託す。果たしてこの薬の正体とは?
そしてアリティアカップ三日目。サンパウロはフロントの強引なトレード補強を食い止めるため
プレミアリーグの雄マンチェスターユースにチーム一丸となって挑む。
そして森崎は屈辱の全敗を強敵日向相手に阻止できるのか……?
ファイアーモリブレムアリティアカップ編、いよいよ最終局面に突入!


※皆様のご協力感謝いたします。今度こそ残り容量にはしっかりと気を配りたいと思います。


☆前スレ
【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1282481768/l50

581 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 10:25:52 ID:???
ズダダダダダダッ!!

森崎「うっ…これはまた厄介な作戦を!そう簡単に突破させるな!
   残り5分、なんとしてでも守るんだ!」

アカネイア一同「「「「「おう!!!」」」」」

三杉「ダ・シルバ。あれだけ言われたら流石に悔しいだろう?
   見返すチャンスを作ってやった。一緒に上がろうか」

ダ・シルバ「え?いいのか?お前、なーんか冷たい雰囲気あったけどイイヤツなんだな!」

三杉「(世界クラスの選手とこうして交流を深めておいて、後々困ることは無い。
   特に、彼のドリブル技術は僕が元の力を取り戻すためには必要なことに思える。
   日向が叩いてくれたおかげで、こうして手懐けることもたやすくなった。フフ、感謝しておくよ)」

打算的なこともあったが、ダ・シルバをなるべく早く立ち直らせるために三杉は彼をワンツーで上がっていく。

カシム「わわ、中央突破!?」

マルス「カシム、後ろは僕がカバーする!相手の動きは確かに早いが落ち着いて守れば怖くは無い!」

カシム「は、はいっ!マルス様!」

三杉「(あのカチューシャの少年…確か、この国の王子だったか。
   サンパウロ戦でもなかなかいい動きをしていた。決して巧いプレイヤーではないが…とにかく視野が広い。
   周りの力を活かし活かされることに長けているとでも言うのだろうか?
   個性的な全日本の選手でも例えがいない珍しいタイプだ)」

戦力分析を試みながら、三杉はダ・シルバと共に一気に突破を試みる。

582 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 10:27:14 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

三杉→ ! card+ ワンツー39+(ファストブレイク+3)=
ダ・シルバ→ ! card+ ワンツー38+(ファストブレイク+3)+(萎縮-2)=

カシム→ ! card+ パスカット29+(治りかけ-1)=
マルス→ ! card+ パスカット39=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→三杉&ダ・シルバが突破。奇数で日向にパス、偶数でナバールにパス
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ビクトリーノがフォロー)(シーダがフォロー)(ジュリアンがフォロー)
≦−2→アカネイア勢がボールを奪う

【補足・補正】
カシムのカードがダイヤ・ハートで『タクシュパスカット』で+2
マルスのカードがダイヤで『ドルフィンカット』で+4
その他は>>19を参照してください

583 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 10:29:52 ID:???
三杉→ クラブJ + ワンツー39+(ファストブレイク+3)=
ヘタレろ貴公子

584 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 10:35:42 ID:???
ダ・シルバ→ ダイヤ10 + ワンツー38+(ファストブレイク+3)+(萎縮-2)=

585 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 10:41:45 ID:???
カシム→ スペード4 + パスカット29+(治りかけ-1)=


586 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 10:59:13 ID:???
マルス→ ダイヤQ + パスカット39=

587 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:07:11 ID:???
アベルが厄を持ってってくれたかな?

588 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:15:37 ID:???
というか、アベルそのものが疫病神だったと

おや、だれか

589 :588:2010/09/21(火) 11:17:58 ID:???
おっと、「疫病神」は不適切だった
チームでなくアベルに厄がついていたというようなことを言いたかった
気を悪くしたファンがいたらすみませんでした

590 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:31:22 ID:???
おのれガーネフ、アベルを呪うとは姑息な真似を……!(濡れ衣)

591 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:34:28 ID:???
>>587-589
すっかり流れはアカネイアの方に傾きましたね。
確かにアベルにとってはなんだか複雑な展開かもしれませんw
>>590
そう、全てはガーネフが悪い。昨日部屋の掃除中に親指切ったのもガーネフが悪い。
============
>三杉→ クラブJ + ワンツー39+(ファストブレイク+3)=53
ダ・シルバ→ ダイヤ10 + ワンツー38+(ファストブレイク+3)+(萎縮-2)=49

カシム→ スペード4 + パスカット29+(治りかけ-1)=32
マルス→ ダイヤQ+(ドルフィンカット+4) + パスカット39=55

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アカネイア勢がボールを奪う
============
三杉のファストブレイクにより、普段の数倍の速度でパスを回すヒューガー。
守備が不得手なカシムは、ボールを目で追っているうちにあっという間に突破されてしまう。

カシム「あっ!?」

ダ・シルバ「イヤッホ〜イ!ごっきげんだぜ!」

三杉「(ここまでは予想通り。問題は…)」

マルス「(よしっ…)」

ダダッ!

マルスは楽に突破されないように下がりながら様子を伺う。
注意深くマルスを眺めながら前進していく三杉。
先述したように、マルス自体の能力はそこまで高いわけではない。
だが、なぜか彼の周りにボールを通す隙が見当たらないのだ。

592 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:35:38 ID:???
三杉「(何故だ…?何故隙が見つからないんだ?このこちらの思考を
   常に見透かされているような…この不愉快極まりない感覚はなんなんだ!)」

それはマルスが相手との間合いを常に気を配り、仲間がフォローしやすい位置へと
密かに三杉たちを誘導していたことに気づけなかったのは普段の彼では考えられないことだった。

三杉「(この僕が…嵌められているとでも言うのか?)」

リハビリの影響で肉体がまだ自分の思い通りに動いてくれないのはまだ諦めがつく。
だが、こうした思考の読み合いの戦いでは常に勝ちつづけてきたつもりだった。
三杉はようやく気づく。パスコースが既に殆ど残されていないことを。
ダ・シルバへと素早くパスを返すため、無理な体勢から撃ったリターンパスは
マルスの高いジャンプカットの前にあっさりと止められてしまったのだ。

バムゥッ!

マルス「よしっ!」

日向「ク…クソッ!どいつもこいつも足を引っ張ることしか出来ねぇのか!!」

三杉「(アリティアの王子マルス…か。なるほど……面白い…面白いよ)」

三杉は幼いころから体のハンデを補うためにさまざまなことを駆使して戦ってきた。
そして、このマルスという少年も自身の足りない力を丁寧な指揮や周りの選手の動きを駆使して補っているのだ。

三杉「(今回は潔く負けを認めよう。だが…次こそは彼を出し抜いてみせる)」

絶対な自信を持っていた知略に関して、このまま負けたままでいいはずがない。
三杉は後半ではこの中盤を必ず制してみせると誓ったのだった。

アンナ「マルス君の守備が冴え渡ります!三杉君たちの拘束ワンツーを防ぎ、
    カウンターアタックを仕掛けようとしております!」

593 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:37:20 ID:???
マルス「(といってもさっきみたいに丁寧にゴール前まで切り込んでいる時間は無い。
    相手は速攻を仕掛けたことで守備ががら空きだ。確かに楽にパスは通せるんだけど…
    本当ならここでミドルシュートを使えるアベルが活きて来るんだけどな)」

既に退場となった仲間のことを思い返しながら、マルスは判断を下す。


マルスの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カシムにダイレクトシュートを撃ってもらおう
ハート→それでもシーダにドリブルしてもらう
スペード→それでもジュリアンにドリブルしてもらう
クラブ→…案外ここから撃ってみたらあっさり入るかもしれないぞ?
JOKER→こんなこともあろうかと地上シュートを開発していたんだ
※ハート・スペードの場合、数字が4以下で時間切れとなります。

594 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:38:13 ID:???
マルスの判断→ ハート10

595 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:51:01 ID:???
マルスの判断→ ハート10
>ハート→それでもシーダにドリブルしてもらう
============
シーダ「(マルス様、こちらです。シーダの足なら絶対に間に合ってみせますから)」

パチパチとアイコンタクトでパスを要求してくるシーダ。
このままナバールとの接触でケガをしただけで終わるわけにはいかないと躍起になっているのだろうか。

マルス「(…先ほどのゴールの影響でジュリアンにはマークが厳しくなるかもしれない。
    あまり無茶はさせたくないけど…仕方がないか)」

バコッ!

アンナ「マルス君、左サイドへ大きなスルーパスを出す!だがこれは少し伸びすぎたか?」

ズダダダダダダダダダダ!!

シーダ「問題無しです!」

バシッ!

ラインを割る瞬間、シーダが左足を伸ばしてしっかりとボールをキープする。
そしてそのままPA内へ侵入してドリブルで切り込んでいく。

バヌトゥ「ゴギャアギャギャ(あのパスが繋がるのか。いやはやなんともお転婆なお姫様じゃのう)」

ジェイク「お、おいおい冗談だろ?俺たちが抜かれたらまた点を取られちまうじゃね〜か!?」

シーダ「お願いどいてっ!(なんだか嫌な予感がするわ。後半戦を乗り切るためにも出来るだけ点を取っておくわ!)」

596 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:52:13 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

シーダ→ ! card+ ドリブル43+(軽症治療済み-1)=

バヌトゥ→ ! card+ タックル28+(人数補正+2)+(火のブレス+10)=
ジェイク→ ! card+ タックル26+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが若島津と一対一に
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了
≦−2→ヒューガー勢がボールを奪い前半終了

【補足・補正】
シーダのカードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
『火のブレス』(吹っ飛び係数2)
その他は>>19を参照してください

597 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:53:35 ID:???
シーダ→ クラブK + ドリブル43+(軽症治療済み-1)=

598 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:54:41 ID:???
バヌトゥ→ クラブQ + タックル28+(人数補正+2)+(火のブレス+10)=

599 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:55:59 ID:???
ジェイク→ ハート6 + タックル26+(人数補正+2)=
バヌトゥ君の上手いファウルだー!

600 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 11:59:00 ID:???
PKか、本当に運が向いてきたな

601 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 12:08:13 ID:???
>>599-600
シーダの覚醒が消えてしまったのは残念ですが、前半で2点差に出来るチャンスがきましたね!
============
シーダ→ クラブK + ドリブル43+(軽症治療済み-1)=55

バヌトゥ→ クラブQ + タックル28+(人数補正+2)+(火のブレス+10)=52※反則&怪我発生

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが若島津と一対一に
============
バヌトゥ「ゴオオワアアアッ!!(あの嬢ちゃんを止めるにはこれくらいやらなくてはいかんて…)」

バヌトゥはいつもより竜石の力を強めに解放する。その影響でより力強いタックルが出来るようになる。

シーダ「(もうロスタイムしか残っていない。フェイントをかける時間すら惜しいの)」

これに対し、シーダはひたすら自慢のスピードだけで抜きにかかる。
通常ならば彼女の神速であっというまに抜くことが出来ただろう。
しかし、大柄の成人男性並の大きさしかないとは言え
竜化しているバヌトゥの巨体を抜くことは非常に困難なものであった。

ドガッ!ガクン!

シーダ「あぅ!?」

バヌトゥ「グギャ!?」

丸太のように太い足にひっかかり、シーダはバランスを崩して倒れる。
だが、守備に力を出しすぎたバヌトゥもまた体勢を崩して転んでしまう。

ズデデッ!

602 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 12:10:29 ID:???
審判「!」

ピピィーーーー!!

アンナ「バヌトゥ君体を張ってシーダ君を止めた!そしてここでタイムアップのホイッスル…」

ニーナ「いいえ、どうやら違うようです。これは……」

審判はバヌトゥに駆け寄る。だが、度重なる力の行使で殆どの体力を使ってしまったバヌトゥはまだ立ち上がれない。


バヌトゥの反則→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→お咎めなし。
10〜7→厳重注意。
6〜2→バヌトゥにイエローカードが出される!
A→バヌトゥにレッドカードが出される!一発退場!
JOKER→反則と思ったらやっぱり前半終了の笛だった…(代わりにシーダが覚醒)

603 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 12:16:18 ID:???
バヌトゥの反則→ クラブ6

604 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 12:19:45 ID:???
虎さんそろそろ怒りすぎで血を吐きそうな気がする

605 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 12:41:03 ID:???
日向「ガハァ!」

三杉「ああっ血を吐いた!」
ダ・シルバ「謝れ!社長に謝れ!」

606 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 16:59:48 ID:???
>>604
結局日向は前半描写された場面では一回もボールに触れてませんからねw
>>605
美形な方々もなかなか苦労が多いようで…
==============
バヌトゥの反則→ クラブ6
>6〜2→バヌトゥにイエローカードが出される!

抜かれれば一対一の状況、ナバールのファールの影響から
カードは出さざるを得ない状況だった。
審判は胸ポケットからイエローカードを取り出しながら、まだ倒れたままのバヌトゥへと近づく。



バヌトゥくんたおれている→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→どうやらプレイに支障は無いようだ
10〜5→一旦治療を受けにフィールドの外に出ることに
4〜2→プレイ続行不可能!選手交代!(能力減少)
A→こ、これは相当の重症だ!この後の試合も絶望的…!(能力大幅減少)
JOKER→どうやらプレイに支障は無いようだ。しかも、偶然ツボを刺激したらしく全能力+1!

607 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 17:01:06 ID:???
バヌトゥくんたおれている→ クラブ10


608 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 17:16:13 ID:???
バヌトゥくんたおれている→ クラブ10
>10〜5→一旦治療を受けにフィールドの外に出ることに
=============
シーダ「バヌトゥさん、大丈夫ですか?」

シュウシュウと煙を噴出しながら、バヌトゥはもとの小柄な老人の姿へと戻っていく。
シーダに手をつかまれて、ようやくゆっくりと起き上がった。

バヌトゥ「おお、すまんのうお嬢ちゃん。しかしおかしいのう。
     お主のほうがわしより派手に転んだようにも思えたが、傷一つ付いてないとは」

シーダ「ええ、鍛えてますから!……ではなくて、バヌトゥさんの足が
    クッションになってくれたみたいなんです。なんだかその…ごめんなさい」

バヌトゥ「ほっほっほ、いいんじゃよ。どの道もうわしは疲れて動けん。
     お嬢ちゃんに怪我が無くてよかったわい。これ以上王子の心配の種を増やすこともなかろうて」

シーダ「え…あ……」

言葉に詰まるシーダ。目の前のFを抜き去ることだけを考えて、まったく自分の体の負担を考えていなかったことにようやく気づく。

バヌトゥ「いいかいお嬢ちゃん。確かに今のお主は強い。それはこの軍の誰もが認めていることだろう。
     しかし…しかしじゃ。そなたを心配している者たちがいることを常に心がけよ。
     ここがフィールドではなく戦場であったら…下手をすれば命を落としていたのかもしれぬのだぞ?」

シーダ「! ……はい。心がけます……」

バヌトゥ「先ほどのお主は疾風の如き速さじゃった。じゃが、どうかその速さで
     生涯を駆け抜けるような愚かな真似だけはするでないぞ」

そう言い残すと、バヌトゥはイエローカードの警告を受けた後、これ以上のプレイは難しいことを日向に伝えた。

609 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 17:17:36 ID:???
日向「(くそっ、いったいどういうことだ?あの緑色がいなくなった途端に活気付きやがって。
   どう考えても人数だ少なくなったお前たちの方が不利なはずだろう?納得できねぇ…!)」

戦えなくなったものにはもう用は無い。日向はバヌトゥの交代の要請をあっさり引き受ける。
そして彼に代わり新しく入ってきたのは…


選手の交代のお知らせです→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ジョルジュ。さらにジェイガンを外してトーマス
ハート→ジョルジュ
スペード→トーマス
クラブ→リフ
JOKER→と思っていたのか?精根尽き果てるまで働け!

610 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 17:19:22 ID:???
選手の交代のお知らせです→ スペードQ

611 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 17:46:22 ID:???
選手の交代のお知らせです→ スペードQ
>スペード→トーマス

日向の頭の中では、リザーバーはハーフタイムで回復の杖を使えるリフを除けば
所詮数合わせにしか過ぎなかった。どうせどちらが出ても変わらないだろう。
そう判断し、本来ならばジョルジュより格下であるトーマスがバヌトゥの代わりに出場することになった。

ジョルジュ「(…あの男から見れば、俺はトーマス以下だとでも言うのか?)」

トーマス「は、はじめてのサッカー…よよ、よーし!がんばるぞ〜〜!!」

緊張でガチガチになっているトーマス。しかしそんな彼を尻目にフィールド上ではPKの準備に移っていた。

マルス「シーダ、怪我は無いか?」

シーダ「え、ええ。どこも異常無しよ」

マルス「良かった……本当に君は……さっきのナバールのと接触もそうだけど
    どうしてあんなに無茶なドリブルばかり選択するんだい?
    最近少し不安なんだ。君が自分のことを全く顧ない戦い方を続けていることが」

シーダ「ご…ごめんなさいマルス様…」

先ほどバヌトゥに言われたことが脳裏に蘇る。
思い返せば反則覚悟のラフなドリブルばかり選択していた自分に自分で呆れてしまう。

マルス「アベルがいなくなって……多少の無茶もしなければ駄目だと思う君の気持ちはわかる。
    だから、その負担を僕にも、もちろん他の皆にも分けて欲しいんだ」

シーダ「マルス様…?」

マルス「? どうしたんだシーダ?そんなに目を丸くして」

612 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 17:47:24 ID:???
シーダ「だ…だって。以前までのマルス様ならば、これ以上無理はさせられないー!とか
    シーダはもう休んでいいよー!とかそんなことばかり言っていたような…」

シーダの返しの言葉に、マルスは軽く困った顔をして笑う。

マルス「だって、僕がいくら言って聞かせたところでシーダは聞かないだろう?
    でも、それがシーダのいいところだって、僕が一番分かっている。
    自分のことよりも他人のことを思いやれる君のその気持ちがね」

シーダ「……嫌いになりました?」

マルス「ふふ、どうだろうね?ここで言って欲しいのかい?」

悪戯っぽい笑みを浮かべるマルスにシーダは顔を赤くして怒鳴る。

シーダ「も、もう!マルス様ったら!」

森崎「……あのーご両人。そろそろPKのキッカーを選択したいからその辺にしといて欲しいんですが」

マルス「! ああ…ごめん森崎。折角シーダが体を張って掴んだチャンスだ。どうか適切な人物に蹴らせて欲しい」

森崎「お、おう…(ち…畜生…見せ付けてくれやがって。やっぱり人間顔か?顔なのか?)」

613 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 17:49:45 ID:???
☆誰にPKを蹴らせますか?
※PKを決めると50の経験値を得られます。
 既に経験値がカンストしている者がゴールを決めても経験値は得られません。

Jシーダ    740/780 シュート42 ※軽症治療済み(-1)
Iマルス    590/680 シュート45
Hカシム    580/620 シュート39 ※治りかけ(-1)
Gミネルバ   490/540 シュート33
Fジュリアン  520/520 シュート37

Dマリク    570/600 シュート19
Cミシェラン  410/560 シュート33
Bサムソン   480/480 シュート27
Aトムス    430/540 シュート26
@森崎     500/560 シュート42

・若島津 パンチング42

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 17:52:38 ID:rPSv007E
Iマルス

615 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 17:53:19 ID:vP8o6MKY
マルス

616 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 18:10:17 ID:???
>マルス

森崎「マルス、キッカーはお前だ」

マルス「僕で良いのかい?他の者にもっと経験を積ませた方が…」

森崎「常に最善を尽くす。それがアリティア騎士の掟だろ?
   いくらPKといえども確実に点がもらえるわけじゃないんだ。
   お前のシュートで若島津を吹っ飛ばすくらいの気持ちで行ってくれ」

マルス「そうだったね。アベルが僕たちに残してくれたものは大きい。
    分かった。しっかりと決めてくるよ。……吹っ飛ばせるかどうかは分からないけどね?」

森崎「はは、最後のは冗談だ。本気にすんなよ」

マルスは審判からボールを受け取ると、ゆっくりと地面にボールを置いて若島津と対峙する。
既にロスタイムはほぼ消費しきっている。シュートを外しても誰かがねじ込んでくれるという保険は無い。

マルス「(この大会、アリティアの民の期待には殆ど応えられなかった。
    本当なら嬉しいはずの彼らの応援が、苦しみと痛みだけになって…本当に辛かった)」

負けつづけるたびに、悔しい思いに打ちひしがれていたのは森崎だけではない。
アリティアの王子として、裏で大会の準備を指揮していた彼もまた、この連敗で心を痛めていたのだ。

マルス「(皆の期待をこれ以上裏切れない。絶対に…決めてみせる!)」

若島津「(サンパウロ戦に続くPKか…。これを決められては日向さんの機嫌がますます悪くなっていく。
    止めさせてくれ。これは君たちアカネイアの選手を危険から守るためでもあるんだ)」

二人の思惑がぶつかり合う。ややあってマルスはゆっくりと助走を取って、ボールに向かって利き足を振り上げた。

617 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 18:11:48 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

マルス→(方向…! card) ! card+ シュート45+(フリー補正+2)=

若島津→(方向…! card) ! card+ パンチング42=

!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

『このスレでのPKルール』

※方向はK〜10で左、9〜6で中央、5〜2で右、Aでミスキック(ファンブル)となります。
※方向が一致した場合に限り、下記の通常の勝負での判定になります。

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→マルスのペナルティキックがヒューガーのゴールに突き刺さった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了
≦−2→若島津がパンチング!前半終了

【補足・補正】
若島津のカードがダイヤで『手刀ディフェンス』で+3
その他は>>19を参照してください。

618 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 18:13:57 ID:???
マルス→(方向… ダイヤ6 ) ダイヤ3 + シュート45+(フリー補正+2)=

619 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 18:17:13 ID:???
若島津→(方向… クラブQ ) ハート4 + パンチング42=

620 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 18:41:12 ID:???
マルス→(方向… ダイヤ6→中央 ) ダイヤ3 + シュート45+(フリー補正+2)=50

若島津→(方向… クラブQ→左 ) ハート4 + パンチング42=46

※方向が一致せず、シュートが決まる。
===============
バスウッ!!

若島津「(し…正面だと!?)」

ピピィーーーーーーッ!!

マルス「よしっ!決めたぞみんな!」

アンナ「若島津君が素早く左に飛ぶのを見越したかのように、
    マルス君の丁寧なシュートがゴールネットに突き刺さりました!
    これで得点は2対0!アカネイア、前半のうちに2点のリードを得ることができました!」

ニーナ「こう言ってはなんですが、前の2試合の成績が嘘のような、皆がのびのびと自由に動いているような気がします。
    思えば、この動きが初めから出ていれば…いえ……過去を振り返るのは良いことではありませんね。
    今はアカネイア同盟軍の素晴らしい試合運びを褒め称えましょう!」

ワアアアァァァアアアァアアアッ!!

観客「やったぁ〜〜〜!!マルス様〜〜〜!!」「マルス王子がゴールをお決めなさったぞ!旗を振れ〜〜!!」
  「前半で2点差か!こりゃあもう勝ったも同然だな!」「アリティア万歳!アリティア最高〜〜!!」

=======================
アカネイア2     −     0ヒューガー
前半27分 ジュリアン
前半33分 マルス
=======================

621 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 18:42:40 ID:???
ピッピィィィイイイイイイ!!

アンナ「おっと、さらにここで前半終了のホイッスル!
    この時間帯で2点のリードを得られたのは非常に大きいでしょう。
    対するヒューガー。その圧倒的な攻撃力はこの試合に限りすっかり息を潜めてしまっております。
    果たして眠れる虎は後半、アカネイアにどのようにして牙を向けるのか?こうご期待!」



〜アカネイア控え室〜

バターーン!!

バーツ「アベル!2対0だ2対0!2点もリードしたんだぜおいぃ!!
    ジュリアンがドリブルゴールで、マルス王子がPKで!
    お前にも見せてやりたかったぜ!なァアベル!聞いてんのか?」

控え室に帰って、まずアベルに笑顔で声をかけたのはバーツだった。
これまでの苦戦続きからは考えられない好成績。その喜びもひとしおなのだろう。
そして、そのバーツの言葉に対してアベルは…



失意の中の黒豹→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「みんな俺の為にそこまで…ありがとう(チームの頑張りに感動して少し復活)
スペード→「……頑張ってるんだな……(喜んでるみたいだが相変わらず陰気くさい…)
クラブ→「……そうか。俺がいないほうがこのチームは機能するのか…(一人で勝手に落ち込む。さらにバーツが…?)
JOKER・クラブA→よく見れば控え室にアベルがいないぞ?なにやら書置きが…

622 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 18:46:13 ID:???
失意の中の黒豹→ JOKER

623 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 18:46:15 ID:???
失意の中の黒豹→ ハートJ



624 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 18:48:15 ID:???
ちょw

625 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:12:36 ID:???
こういう時に時に限って外れだよ・・・

626 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:15:13 ID:???
クラブAじゃなくてJOKERでの失踪だからいい展開になるんじゃないの?

627 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:16:02 ID:???
JOKERの方だからEDITスレの●池展開じゃね?

628 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:24:57 ID:???
JOKERはね・・極端な当たりか外れ、あるいはカオスなんだよ
このJOKERはいわばババ抜きのJOKERだ

629 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:26:40 ID:???
アベルさん、相変わらずいい引きしてますね…w
今回JOKERとクラブAが同じなのは、とある理由の所為です。
詳しくは書けませんが、アベルは今大きな何かを手に入れ、大事な何かを失おうとしています。
彼を何とかして止めるか、優しく背中を押してやるかは自由です。
この試合が終わればちゃんと自動的に復帰するので、そこまで心配は必要ありません。
=================
>JOKER・クラブA→よく見れば控え室にアベルがいないぞ?なにやら書置きが…

バーツ「あ、ありゃ?よーく見渡してみたらアベルがいねぇぞ?トイレかな?」

森崎「どうしたバーツ、扉の前で立たれると部屋の中に入れないんだが」

バーツは扉の前で立ち往生している森崎とマルスに頭を下げると控え室への道を開ける

バーツ「あ、森崎。アベルが控え室にいねぇんだ。トイレかな?」

マルス「おかしいな。さっき僕も行ってきたけどアベルらしき姿は見えなかったよ」

バーツ「そうなんすか?おっかしいなぁ。アベルの奴何処に行ったんだ?」

森崎「…?お、おいマルス、バーツ。これを見ろ!」

森崎は机の上に小さく折りたたまれた紙を見つける。どうやら誰かに宛てた手紙らしい。
あの精神状態のアベルの様子を思い返せば、何があってもおかしくない。
森崎は不安を抱えながら、手紙に書かれている内容に目を通す。

630 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:27:37 ID:???
アベル「俺を笑ったな・・・?」

631 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:27:55 ID:???
拝啓 
アカネイア同盟軍の皆様。

俺は今回のことで自分がいかに愚かで矮小な存在か理解いたしました。
聖騎士に昇格したことで、己に巣食っていた慢心という虫が一気に膨れ上がり、
俺の心という心を全て食い尽くしてしまったようにも思えます。

今のままでは俺はチームの皆に迷惑をかけるだけだと思います。
一度自分をしっかりと見つめなおし、この自分に巣食う害虫を駆除してきたいと思います。
聞けば、このアカネイアのサッカーブームに乗り現在あちこちの土地でサッカー大会が行われているとか。
俺はそのチームの助っ人としてしばらく自分を鍛えてくるつもりです。
突然の我侭をお許しください。でも、どうしても俺は今のままの自分が許せないんです。

今の自分を完全に壊し、新たな自分に生まれ変わったその時、俺は必ず帰ってきます。
もしも許されるならば、何事も無かったかのように迎え入れて欲しい…というのは少し贅沢でしょうか?

最後になりますが……森崎、バーツ、そしてマルス王子。最後まで迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
どうか、ヒューガーを倒し、このアカネイアカップを無駄な大会にしないことだけを遠くよりお祈りしております。

                    アリティアの聖騎士 黒豹 アベル

632 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:29:30 ID:???
森崎「な…」

バーツ「な…」

マルス「な…」



         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i



633 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:30:39 ID:???
バーツ「おお、おいおいおい!これってまさか…!」

マルス「……考えたくないが……これは立派な脱走だ。アベル…どうして…
    君はそこまで追い詰められていたのか…僕はどうして気づいてあげられなかったんだ……」

森崎「ア、アベルが……脱走……ま、待て、落ち着けお前ら!
   いきなりそんな遠くに行けるわけが無い。今から追いかければきっと探すことが出来る!」

バーツ「だ、だが試合をほっぽるわけにはいかねぇよ。アベルを探しに行くには
    ハーフタイムの行動を大きく制限しなければいけねぇぞ?」

マルス「……森崎、アベルを探しに行くかどうかは君の判断に任せる。
    とにかく前半頑張ってくれた皆を休ませないと……」

森崎「(くっ…アベルの奴、どれだけチーム内を引っ掻き回せば気が済むんだ!
   でも、このままアイツを放っといていいのか?このままだと
   なんだか取り返しのつかない…今のアイツが二度と戻ってこなくなるような…そんな予感がするんだ)」

※ハーフタイムに入り、全員のガッツが1/8回復しました。

634 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:31:32 ID:???
これはハイリスクハイリターンな予感

635 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:32:09 ID:???
・アカネイア同盟軍(オーソドックス/3-3-3/指揮レベル8+(ヤケクソ魂+2))
☆ララベルの占い『全員消費ガッツ3/4』
Jシーダ    780/780 +15 マルス(5) ※軽症治療済み(-1)
Iマルス    670/680 +19 シーダ(5)森崎(3)マリク(1)
Hカシム    620/620 +14 森崎(3)バーツ(1) ※治りかけ(-1)
Gミネルバ   540/540 +13 マリア(3)
Fジュリアン  520/520 +14 森崎(1)レナ(3)

Dマリク    600/600 +12 マルス(1)リンダ(1)
Cミシェラン  480/560 +12 トムス(1)ドーガ(1)
Bサムソン   480/480 +10
Aトムス    500/540 +12 ドーガ(1)ミシェラン(1)
@森崎     560/560 +18 マルス(3)カシム(3)ジュリアン(1)リンダ(1)
============
Kドーガ    560/560 +12 トムス(1)ミシェラン(1)
Lバーツ    680/680 +11 カシム(1)
Mレナ     220/340 +13 ジュリアン(3)
Nマリア    340/340 +13 ミネルバ(3)
Oリンダ    460/460 +12 マリク(1)森崎(1)
Eアベル    620/680 ※退場

636 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 19:33:28 ID:???
☆ハーフタイムの行動(残り3回)

Aフォーメーション変更
Bポジジョン変更
Cメンバー変更(残り3人)

Dレナのリライブの杖で誰かのガッツを280回復する
Eマリアのリカバーの杖で誰かのガッツを全回復する
Fマリアのリザーブの杖で全員のガッツを180回復する
Gマリアの癒しの手で誰かのガッツを160回復し、怪我も治す
H森崎の特効薬(残り1個)で誰かのガッツを全回復する
I誰かと前半戦について会話する
Jヒューガーの控え室に行ってみる(行動回数2消費)
K観客席に行ってみる(行動回数2消費)
L失踪したアベルを探しに行く(行動回数3消費)
M後半戦を開始する

※A〜Cは行動回数を消費しません
※D〜Iの場合、誰を回復、誰と会話するかを併記してください
※E〜Gはどれか一つしか選べません

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

637 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:40:36 ID:???
まさかビラクと特訓して阿部ルに(アッー

638 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:59:08 ID:Lx+Nl7XE
L
滝スレとリンクするw

639 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 19:59:14 ID:Z7rzwCoU
L

640 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:01:47 ID:???
占いの効果様々だな・・。
あれがなかったら杖使用無しの決断は厳しかった

641 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:14:49 ID:???
>>637
もういいでしょうねwはい、大体その通りです、正解ですw
>>638
阿部留さんがマスクを取る条件もクラブAとJOKERでしたからね…w
>>640
日向に全然ボールが回らなかったのも幸運ですね。おかげで森崎も
がんばりセービングを使わなくて済みましたし。
==============
>L失踪したアベルを探しに行く(行動回数3消費)

このままでは取り返しのつかないことになる。
あのアベルが二度と戻ってこなくなるかもしれない。
そんな不安を止めることが出来ず、森崎はチームの皆にアベルを探しに行くことを伝えた。

バーツ「森崎、俺も手伝うぜ!アイツを心配してんのはお前だけじゃねぇんだ!」

マルス「森崎、僕も彼の君主として手伝わせて欲しい。…頼む」

バーツもマルスも森崎に負けないくらいアベルのことを信頼している仲間だ。
確かに一緒に探せばアベルが見つかる可能性は高い。だが、もしも見つからなかったら…?

森崎「(運が悪ければ後半の数分は試合に出られなくなるかもしれない。
   万が一のことを考えれば、マルスだけでもここへ残しておくべきだとは思うが…?)」
=============
☆どうしますか?

A三人で探しに行く
Bマルスを残し、二人で探しに行く
Cバーツを残し、二人で探しにいく
D一人で十分だ。二人には残ってもらう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

642 :sage:2010/09/21(火) 20:17:54 ID:dfgnV2gk
b


643 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:19:10 ID:???
A

644 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:20:19 ID:UZ4FyJwY
A

645 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:22:38 ID:vP8o6MKY
B

646 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:36:50 ID:???
>Bマルスを残し、二人で探しに行く

森崎「いや、マルス。悪いがお前は残っていてくれないか?」

マルス「何故だ森崎、アベルを探すには人数が多いほうが…」

森崎「万が一あいつの捜索に時間がかかりすぎた場合、もしかしたら
   後半の何分間かは試合に出られなくなるかもしれないんだ。
   だから、そのときのため俺の代わりのフィールドキャプテンを勤められるように
   マルスにはこのチームに残っていってもらいたいんだ」

バーツ「大丈夫ですよ王子。俺と森崎だけでちゃんと見つけてきますって!」

マルス「……分かった。そこまで言うのなら僕は君たちを信用して見送ろう。
    アベルのことを、頼んだよ。森崎、バーツ!」



こうして、森崎とバーツはハーフタイムの僅かな時間をアベルの捜索に当てることになる。

バーツ「…で、まずはどこから探すんだ?手当たり次第に探しても
    簡単には見つからんぞ?誰かに聞き込みでもするのか?」

森崎「いまアリティアの国民の殆どがスタジアムに集まっているからな。
   目撃情報なんてはなからあてには出来ねぇよ。この『足』で徹底的に探し回るしかねぇんだよ!」

バーツ「ええーい、こうなりゃ自棄だ!俺は西のほうから探す。森崎は東を頼んだぞ」

森崎「おう!そっちの方は頼んだぜ!」


647 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:38:38 ID:???
☆アベルを探せ!(残り3ターン)

先着『1名』様で一気にお願いします

森崎の捜索→ ! card
バーツの捜索→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→誰かの墓の前でぼんやり立っているアベルを発見!
Q〜8→ララベルさんに遭遇。またまた占いで協力してもらおう!
7〜2→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!
A→人気の無い公園のベンチに座っているアベルを発見!
JOKER→アンナさんに必死に引き止められているアベルを発見!
※KもしくはJOKERとAがかぶった場合はJOKER>K>Aの順に優先されます

648 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:40:28 ID:???
森崎の捜索→ ハート10

649 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:40:39 ID:???
森崎の捜索→ ダイヤ8

650 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:41:20 ID:???
森崎の捜索→ ハートK
バーツの捜索→ ハート8

651 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 20:43:16 ID:???
よしっ

652 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:55:12 ID:???
森崎の捜索→ ハートK→誰かの墓の前でぼんやり立っているアベルを発見!
バーツの捜索→ ハート8→ララベルさんに遭遇。またまた占いで協力してもらおう!
=================
森崎がまず訪れたのはアリティアの共同墓地の前だった。
なぜこんなところに足を踏み入れる気になったのだろうか。
まるで誰かに導かれているかのように、森崎は迷い無く奥を目指して歩いていった。

ザッザッザ…

森崎「いた…」

昨日に比べればやけにあっけなく見つかった。アベルは誰かの墓の前にぼんやりと立っていた。
その瞳は退場したときと変わらず、虚ろで光を失っているように思える。

森崎「アベル!お前…!」

ここまでチーム内を引っ掻き回す奴は南葛にも全日本Jrユースにもいなかった。
試合中に失踪し、これほどまでに心配をかけるアベルをそう簡単に許すことは出来ない。
だが、今は怒りをぶつけるよりも彼を連れ戻して控え室に戻るほうが優先だ。
森崎は荒げかけた声を抑えながら、呼吸を落ち着けてアベルに近づいていく。

アベル「……森崎、か」

森崎「帰るぞアベル。お前は退場処分を受けた。だからと言って勝手に試合を抜けることは許されない。
   お前は俺たちアカネイアのチームの一員だろ?」

アベル「チームの一員…か。本当にそう思ってくれているのか?」

森崎「なにをおかしなことを。当たり前だろ?お前は俺たちアカネイアの…」

653 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:57:02 ID:???
アベル「気休めはよしてくれ。試合に出れば足を引っ張り、点は取れずドリブルでボールを運ぶことも満足に出来ない。
    極めつけには前半のあんな早い時間にレッドカードで退場…あんなにチームに迷惑をかけた俺が
    お前たちのチームメイトを名乗れるわけが無いだろう」

森崎「(…予想はしていたが酷い落ち込み具合だ。以前のようにいきなり復活を果たしてくれるほど甘くは無さそうだ…)」

それでも指揮官として、落ち込む仲間をこのまま放っておくことは出来ない。
森崎は頭の中の様々な言葉をゆっくりと整理しながら、アベルに向けて口を開いた。



☆どうしますか?

A言い訳は控え室で嫌ってほど聞いてやる。とにかく戻るぞ
B実は、昔俺のいたチームにもお前みたいに退場になった奴がいてな…
Cそういえば、どうしてお前はここに来たんだ?その墓は誰のものだ?
Dお前は俺の知っているアベルじゃねぇ。俺の知っているアベルはもっと強い男だった!
Eこういうときはなによりも拳で分からせるものだ。鉄拳制裁!
F(…やっぱりここはアベルが口を開くまで黙っておこう)

654 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 20:59:06 ID:???
コピペ忘れ。すみません…

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

655 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 21:01:22 ID:UZ4FyJwY
B

656 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 21:04:25 ID:Z7rzwCoU
C

657 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 21:05:35 ID:rPSv007E


658 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 21:50:42 ID:???
>Cそういえば、どうしてお前はここに来たんだ?その墓は誰のものだ?

森崎は気になっていた。どうしてアベルが墓地などにいたのかを。
別の土地へ旅立つ前に、挨拶にでも立ち寄ったのだろうか。

森崎「そういえば、どうしてお前はここに来たんだ?その墓は誰のものだ?」

アベルがここへ来た理由をどうしても知らなかった。
彼の気持ちを聞き出すことで、彼の心の痛みを少しでも引き受けてあげたかったのかもしれない。

アベル「…………」



アベルの反応→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「これは……カインの墓さ」
スペード→「これは……ゴードンの墓さ」
クラブ→アベルは何も答えない。無駄に時間を使ってしまった!
クラブA→「これは……俺の墓さ」早まっちゃダメだ!
JOKER→日向「ここが貴様の墓場だ!覚悟しろ森崎有三ーー!!」何故ここに!?

659 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 21:52:16 ID:???
アベルの反応→ クラブ2

660 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 21:57:07 ID:???
アベルの反応→ クラブ2
>クラブ→アベルは何も答えない。無駄に時間を使ってしまった!
=============
アベルは森崎の問いには答えない。答えたくないのか、それとも答えられないのか。

森崎「(むっ…困ったな。まだ少しは時間があるとはいえ…あまり長居は出来ないぞ。どうしようか?)」

☆どうしますか?

A言い訳は控え室で嫌ってほど聞いてやる。とにかく戻るぞ
B実は、昔俺のいたチームにもお前みたいに退場になった奴がいてな…
C答えてもらえないのなら仕方がない。自分で墓の主を確認する
Dお前は俺の知っているアベルじゃねぇ。俺の知っているアベルはもっと強い男だった!
Eこういうときはなによりも拳で分からせるものだ。鉄拳制裁!
F(…やっぱりここはアベルが口を開くまで黙っておこう)


2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

661 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 22:01:03 ID:KPClnfrE
C

662 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 22:10:51 ID:Lx+Nl7XE
C

663 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 22:16:09 ID:???
>C答えてもらえないのなら仕方がない。自分で墓の主を確認する

森崎「(一体誰の墓なんだ…?)」

森崎は俯いたままのアベルの間に割り込むと、目の前の墓の主の名を読んだ。


アベルの反応→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→カインの墓とかいてある。
クラブ→ゴードンの墓とかいてある。
クラブA→アベルの墓とかいてある。
JOKER→墓には名前は書いていない。だが、地下へと続く階段を発見!

664 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 22:24:11 ID:???
アベルの反応→ ダイヤJ

665 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 22:34:38 ID:???
アベルの反応→ ダイヤJ
>ダイヤ・ハート・スペード→カインの墓とかいてある。
============
森崎「これは…カインの墓?」

ディール要塞へ進軍する際、ペラティ海溝にて火竜の一撃で戦場に散ったアベルの盟友カイン。
アリティアへと戻ってきたことで、彼は変わり果てた姿ではあったが
こうして故郷の土で眠ることが出来ているらしい。

アベル「森崎。お前、どうしてこの墓地に来たのかってさっき聞いたよな?」

いきなり後ろから声が響き、森崎は振り向く。
どうやら先ほど答えられなかった森崎の問いに答えてくれるらしい。

森崎「ああ。俺でよければ聞かせてくれ」

アベル「……実はな」



アベルの反応→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→俺が活躍できないのは、コンビプレーが出来る相棒が…カインがいないからだと思ってさ…
スペード→カインなら、今の腐った俺を叱りつけてくれると思ったんだ…
クラブ→こいつだけには挨拶しておきたかったんだ。もう、俺は過去を捨てることにしたからさ…
JOKER→死者を蘇らせる井戸の水をついに見つけたんだ!

666 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 22:35:00 ID:???
アベルの反応→ ダイヤQ

667 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 22:36:01 ID:???
一連の引きを試合で出せと小一時間

668 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 22:57:54 ID:???
>>667
きっとあの日はアベルにとっての厄日だったのでしょう…
=============
アベルの反応→ ダイヤQ
>ダイヤ・ハート→俺が活躍できないのは、コンビプレーが出来る相棒が…カインがいないからだと思ってさ…
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アベル「思い返してみたんだ。俺がサッカーで全く活躍できなくなった理由を」

アベルは語る。自分が聖騎士となったことで慢心を生み出してしまった。
そしてそれが原因でまともなプレイが出来なくなり、チームの足を引っ張ってしまったのだと。
だが本当に理由はそれだけなのだろうか?聖騎士に昇格する前は、安定したプレイヤーだったことをアベルは思い出したのだ。

アベル「聖騎士に昇格する前。俺は自身の足りない力を補うために、カインとのコンビプレーを磨いていた。
    シュートにタックル、ワンツーパス。…あのころは純粋にサッカーにのめりこんでいたよ。
    新しい技を編み出し、それを披露するだけで…なんだかこう、誇らしげになるって言うか…そんな気分になれた」

森崎「ああ。俺もわかるぜその気持ちは。こう、頭の上にピコーンって電球が灯る感じだろ?」

アベル「フッ……そうだ。独りでできないことならば、二人でそれを補えばいいだけのことだ。
    俺はそのことを思い出した。それで…こいつの墓に挨拶にきたって訳さ。
    おかしい話だよな。もうこいつは二度とボールを蹴ることも出来ないってのに……」

森崎「……アベル……」

さわさわと春の心地よい風が流れてくる。アベルの新緑の髪が風に揺れる。

アベル「…俺さ、いつまでもカインと一緒なつもりでいたんだ。
    あいつがペラティで死んだときも、何故かそれほど悲しくなくてな。
    アイツをすぐに蘇らして、また一緒に戦場に立とう。ボールを蹴ろうってさ。でも」

そこで息が詰まったかのようにアベルの言葉が途切れる。必死に何か溢れ出るものを押さえ込んでるかのようだった。
しばらくして、アベルはゆっくりと言葉を続ける。

669 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 22:59:17 ID:???
アベル「そんなの無理だって…分かってたのにさ…馬鹿みてぇだよな……ハハッ。
    なァ森崎。もしも俺がこいつ以外の奴とコンビを組んだとしたら…こいつは、カインはやっぱり怒るかな?」

森崎「…………」

☆どう答えますか?

Aその問いはカインを生き返らせてから直接聞くべきだと俺は思うぞ
Bああ、カインもきっと許してくれるさ。立ち止まんなよ。お前はお前の道を歩くべきだ
Cなァアベル。俺じゃあお前の新しい相棒には相応しくないかな?
D逃げんなよ。お前はカインの分まで、あいつの魂を背負ってここまで戦ってきたんじゃないのか?
Eもしかしてアベルは、カイン以外の奴とコンビを組みたいと考えているのか?
F(無言を貫く)

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670 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:04:31 ID:KPClnfrE
D

671 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:05:00 ID:???
すぐ選ばないで話し合おう

672 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:05:23 ID:vP8o6MKY
D

673 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:06:45 ID:???
671取得できてなかった
結果無視みたいになってすまない

674 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 23:27:22 ID:???
>D逃げんなよ。お前はカインの分まで、あいつの魂を背負ってここまで戦ってきたんじゃないのか?


森崎「逃げんなよ。お前はカインの分まで、あいつの魂を背負ってここまで戦ってきたんじゃないのか?」

森崎はアベルの問いに対してこう答えた。
アベルがこうして聖騎士に昇格できるまで強くなったのは、カインの魂を引き継いで戦うことを決心したからだ。
猛牛の力強さと黒豹のしなやかさが合わさったアベルの戦場での戦いは無双と呼ぶに相応しかった。
アカネイアパレスを占拠していた強敵、ボーゼン司祭もアベルの柔と剛を兼ね備えた剣で見事討ち取ったのだから。

アベル「逃げる…?俺が…逃げている…だと?」

森崎「お前だって本当は気付いているはずだ。コンビプレーが無くても、お前のプレーは一流そのものだ。
   当たり前だろ?お前の中には何時だって、猛牛の…カインの魂が共にあったんだから」

アベル「……カインが……共に……」

森崎「自分の不甲斐なさの理由がカインがいないからだって?舐めてんじゃねぇよ。
   そうやって自分と向き合うことを放棄して逃げる理由を探しているうちは、
   お前は絶対にこのスランプから脱することなどできやしねぇ!
   ……アベル。お前の中のカインが泣いてるぜ?あまりにも、情けねぇってよ」

アベル「…………あ……ぁ……」

短い嗚咽が漏れる。アベルも本当は分かっていた。だが、どれだけ全力を尽くしても結果を出せない。
この地獄のような苦しみから逃れ、光を求めるためには、なにか逃げ道が必要だったのだ。
そうでなければ、あまりにも辛すぎる。苦しすぎる。心が壊れてしまう。

森崎「お前に全てを託してくれた相棒の心意気を無駄にはするなよ。
   そんな気持ちのままじゃ、たとえ新たな相棒を見つけても、一歩も前には進めねぇよ」

675 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 23:30:08 ID:???
少しきつすぎる言葉だったかもしれない。言い終わった後に森崎は少し後悔した。
今、アベルの心は極限まで弱りきっている。これ以上負担を与えては本当に壊れてしまうかもしれない。

アベル「…………」

そんな不安を抱える森崎の言葉を受けた、アベルの反応は……


決起のとき→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「そうだよな。カインはいつも俺の側で一緒に戦ってくれてたんだ…!(復活の兆しを見せる)
ハート・スペード→「そうだよな。お前も、オグマや皆の魂を抱えていたんだよな…(森崎の言葉を受け入れる)
クラブ→「知ったようなことを…お前に俺の気持ちが分かるか!(森崎の言葉は届かなかった…)
JOKER→『いいかげんにしろよアベル!』そ、その声はまさか――!?

676 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:32:25 ID:???
決起のとき→ クラブ10

677 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:34:33 ID:???
強い叱咤激励はこうなるときもあるよな
引いた人ドンマイだぜ

678 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:35:10 ID:???
また持ち上げて・・・ドーンか

679 :森崎名無しさん:2010/09/21(火) 23:50:41 ID:???
青春ドラマだなぁ

680 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 23:51:22 ID:???
決起のとき→ クラブ10
>クラブ→「知ったようなことを…お前に俺の気持ちが分かるか!(森崎の言葉は届かなかった…)

アベル「ふざけるなよ…知ったようなことを言ってんじゃねぇよ…!」

森崎「アベル…?」

森崎の言葉を受けたアベルの顔は憎しみと苦しみで酷く歪んでいた。
そして、本来その怒りを向けられるべきでない森崎に、彼の心の爆発が放たれる。

アベル「お前に…俺の気持ちが分かってたまるか!どれだけシュートを撃っても!
    どれだけドリブルしてもパスをしてもディフェンスに走っても!
    何にも残せない、何の役にも立てない苦しみが!お前に…お前に分かってたまるかよーーっ!!」

森崎「(アベル…俺の言葉は、もうお前の心には届かないのか。
   もうお前はそれほどまでに、もうニ度と立ち上がれないほどに弱っていたというのか)」

森崎も、今度こそ何も言い返すことができなかった。アベルの心はアベルにしかわからない。
かつて自分がナバールの心を理解せずに誤った行動をしたときのように、森崎はまたしても仲間の心を傷つけてしまったのだった。

※アベルとの相互支援が2→1に下がりました。

森崎「(…どうしよう。俺はまた間違ったのか?もうアベルを救い出すことは出来ないのか?)」

そろそろ戻らないと、後半キックオフには間に合わなくなる。
だが、ここで強く引きとめておかないと、アベルはきっと行方をくらます。
今の自分を完全に壊し、新たな自分を手に入れるまで戻ってきてはくれなくなるだろう。

森崎「(考えている時間なもう無い。決めなくては。何を優先するべきか…指揮官として判断しよう)」

681 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 23:53:39 ID:???
☆どうしますか?

Aアベルのことは諦め、すぐに控え室に戻る(試合開始時にちゃんと間に合います。低確率でバーツがなんとかしてくれます)
Bまだ説得を続ける(ダイスを振り、出た数の分だけ試合に間に合わなくなります)

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