キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【天高く】キャプテン霧雨61【乙女燃ゆる秋】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/10/26(火) 23:15:54 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が渡仏してジュニアユース大会に参加し優勝を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に暴れたりしますので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなで2周年突破。皆さんご参加本当にありがとうございます。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。


☆これからのあらすじ?
全日本二軍戦を勝利で飾った魔理沙。
現在は休日であり、明後日からはトーナメント戦が始まる。
このままではいけない、とパワーアップを図る味方(の一部)選手たち。
しかし、それは当然他のチームの選抜選手たちも同じことで……。
果たしてトーナメント戦はどうなってしまうのか!?

魔理沙「(私の出番があるのか不安になってきたぜ……)」

281 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 00:52:30 ID:???
アリスの下着が吉と出るか凶と出るか

282 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 00:53:09 ID:???
>>A 1人連れて行く


魔理沙「(誰か1人連れて行くとしよう)」


|          食堂・大広間               |   部屋@   | 
                                     大妖精・依姫
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←玄関                               大浴場→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   輝夜・ぬえ     豊姫・チルノ    白蓮・ナツメ    早苗・諏訪子
|   部屋A   |   部屋B   |   部屋C  |   部屋D   | 


|   部屋E   |   部屋F   |   部屋G   |   部屋H   | 
   幽々子・永琳    霊夢・天子    こぁ・パチュリー 空・こいし・魔理沙・さとり
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←階段                                ベランダ→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
     衣玖      ゆかりん(18歳)     田中       鈴仙・フラン
|   部屋K   |  紫の部屋☆ |   部屋J   |   部屋I   | 

※人によって判定なく断ったり、承諾してくれたり、判定次第だったりします
連れて行きたいメンバーの名前を【1人】書き込んでください
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

283 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:01:32 ID:Hn0IQhis
永琳

284 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:08:03 ID:gqRvtNgY
永琳

285 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:08:27 ID:1QtF4ekM
依姫

286 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 01:29:16 ID:???
>>永琳


魔理沙「(あいつらの話によれば、バンビーノってヤツは怪我をしたようだ。
      となると……呼ぶべきは………)」

遊びに行くのではないとすれば、呼ぶべき第一等の人物は永琳である。
魔理沙が三杉を治した際にも、彼女の治療薬が力を発揮したのだ。
怪我・病気の治療ともなれば、永琳に頼るのが最良と判断する他ない。

魔理沙「よし、永琳と出かけよう!」

こいし「げー。じゃあ帰って適当に遊んでこよーっと」

魔理沙「(よし。……まぁ、余計な茶々を入れられると困るからな。
      さて、後は……………)」

……………………

永琳「…イタリアチームの宿舎に行くから、ついてきて欲しい?」

魔理沙「うん」

さすがの永琳もそんな用件とは予想していなかったのか、声色が硬い。
これが即座に断られないあたりは、それなりに長くの付き合いである。

287 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 01:30:16 ID:???
永琳「…………」

魔理沙「(ううむ、いきなり歯切れのいい返答はもらえないかな…?)」


先着1名様で

永琳さんの返答→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→…ま、いいわよ
クラブ6以上・ハート・スペード→理由は?
クラブ5以下→悪いけど、そんな余裕ないのよ
JOKER→すまないけど、用事があってね

288 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:32:58 ID:???
永琳さんの返答→ クラブ9

289 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 01:47:39 ID:???
永琳さんの返答→ クラブ9
>>理由は?


永琳は、正直なところこの話に乗り気ではない。
しかしながら、魔理沙があえて他のメンバーでなく自分を指名した事。
この事の重要性に気付かないほどに永琳は鈍っていない。
すかさずに、この疑問に対して言葉短くに問いかける。

永琳「理由は?」

魔理沙「………理由?」

永琳「そう。私を連れ出そうとするのは、どういう理由があっての事なのかしら?」

魔理沙「(理由、か。後でヘルナンデスにも似たような聞かれるだろうし、しっかり考えて答えたほうがいいかもしれない…)」


A …いや、何でもない。悪かったな
B 理由なんてない!とにかくついて来るんだ!
C 向こうで合同練習をしようと思ってだな
D 敵情視察だよ。永琳がいたほうがいいだろ?
E ……敵を強くするのかと言われるかもしれないが、イタリアの選手を治せないか?
F 詳しくは話せないが、怪我を治して欲しいやつがいるんだ
G 向こうには私を狙ってる変態がいるから、ボディーガードだよ
H その他 その他理由をどうぞ

*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

290 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:54:57 ID:1QtF4ekM
E

291 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:56:32 ID:oupdx6xE


292 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:00:02 ID:Hn0IQhis
E

293 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 02:15:08 ID:???
>>E ……敵を強くするのかと言われるかもしれないが、イタリアの選手を治せないか?


ここでちまちまと話している時間はあまりないと、永琳への説明は簡潔なものだった。
理由としては、イタリアの選手が怪我をしているので永琳に治してもらいたい。
敵を強くするかもと言われるかも知れないが、是非にやって欲しいのだと。

魔理沙「…そういうわけで、頼むっ!」

永琳「怪我……ねぇ」


先着1名様で

永琳の返答→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→ふーん…ま、構わないわよ
ハート→で、何であなたがそれをわざわざ?
スペード→私にメリットはないし、断らせてもらうわ
クラブ→試合に引きずるほどの怪我はさせていないでしょ?さぁ、帰った帰った
JOKER→天才が一晩でやっていました

294 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:23:55 ID:???
永琳の返答→ クラブQ

295 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:34:21 ID:???
最近天才の株下落が激しいです

296 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 02:45:46 ID:???
>>295 ここにもクラブの波が来てるんですかねぇ

永琳の返答→ クラブQ
>>試合に引きずるほどの怪我はさせていないでしょ?さぁ、帰った帰った


この時点で、不幸な勘違いが2つ発生してしまっていた。
まず一つは、魔理沙がここまで頼むということは怪我をさせたのが魔理沙だと判断したこと。
そして次に、イタリアの選手はあの3人以外にエースがいたという事実を永琳は知らなかったこと。

永琳「(………)」

もう一つあるとするならば、自分の判断を正しいと信じた時に動かない頑固さだったろう。
以上の勘違いから導き出された、魔理沙がイタリア選手を負傷させたという思い込み。
加えて魔理沙がそこまで酷く人体を損傷させることはない、と信じたゆえに…
今魔理沙が話している件で自分が動く必要はないと判断してしまったのだった。

永琳「イタリアにもチームドクターがいるでしょう?彼だか彼女だかに任せておきなさい。
    私もちょっと忙しいのよ」

魔理沙「あ、え、おい!」

永琳「じゃあね」

バタン!

これ以上話はないとばかりに追い出される魔理沙。
最初はポカンとしていたが、次第にストレスが溜まってくる。

297 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 02:46:54 ID:???
魔理沙「な……なんだなんだ!私の話を碌々聞きもしないで追い払いやがって!
     お前それでも天才かバカヤローーーーー!!!」

チームドクターも何も、合宿に呼ばれていないらしいではないか。
それでどうしろ、と怒鳴りたい気持ちであった。

魔理沙「ああまったく…当てが大ハズレだぜ………。
     (……だが、改めて考えると…。私がバンビーノについて知ることは多くない。
     ストラットが怪我させてしまったこと、強い選手であったこと。
     一体どのポジションの選手なのかってことも、今は何をしてるかもわかってない…。
     とりあえず怪我を治したらいいと思って永琳を誘ってみたが、もうちょっと情報を集めるべきなのかもしれないな)」


A 別の人を誘おう
B まぁいい、今日は私一人で行こう!
C …しょうがない、今日はイタリアの連中のところに行くのを諦めるか…
D ……バカらしい。もう【バンビーノ】とやらに関わるのはやめよう ※要4票

現魔理沙ガッツ 1020/1020 
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

298 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:48:23 ID:c04zoICA
A
うどんげ誘おう

299 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:50:28 ID:aOwxYO2A
A

300 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 02:54:46 ID:???
>>A 別の人を誘おう


魔理沙「(永琳はダメ……となると、医療系はほとんどアウトだな。
      ………!そうだ!こういう時、さとりが付いて来てくれれば情報なんかダダ漏れじゃないか!
      ……いや。現実的に考えると無理だな。そこまで親しくないって言うか、昨日久しぶりに会ったばかりだし。
      かなり仲良くならないと、DSを振り切って私についてきてくれる事はなさそうだもんな。
      となると、誰を誘うのがいいかな?)」


|          食堂・大広間               |   部屋@   | 
                                     大妖精・依姫
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←玄関                               大浴場→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   輝夜・ぬえ     豊姫・チルノ    白蓮・ナツメ    早苗・諏訪子
|   部屋A   |   部屋B   |   部屋C  |   部屋D   | 


|   部屋E   |   部屋F   |   部屋G   |   部屋H   | 
   幽々子・永琳    霊夢・天子    こぁ・パチュリー 空・こいし・魔理沙・さとり
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←階段                                ベランダ→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
     衣玖      ゆかりん(18歳)     田中       鈴仙・フラン
|   部屋K   |  紫の部屋☆ |   部屋J   |   部屋I   | 

※人によって判定なく断ったり、承諾してくれたり、判定次第だったりします
連れて行きたいメンバーの名前を【1人】書き込んでください
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

301 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 02:56:00 ID:c04zoICA
鈴仙

302 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 03:03:36 ID:???
投票途中ですが、今日はここまでです。
今日も遅くまでお付き合い戴きありがとうございます。
それではまた明日ー

303 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 03:08:50 ID:???
お疲れ様でした。

304 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 09:32:18 ID:1QtF4ekM
諏訪子
いきなりうどんげ連れてってもバンビいないだろうしどうしようもなさそう
それより今はジェンテともっと仲良くなろう
そしてあばよくば一緒に練習しよう

305 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 11:38:14 ID:oupdx6xE
諏訪子

306 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 21:20:23 ID:???
>>諏訪子


魔理沙「(ケロでも誘ってくか)」

そっちの方面の用事はさておいて、時間をそれなりに取られた気がしなくもない。
ささっと誘ってささっとOKを貰えそうな親友を誘うことに決める。
イタリアの変態のことを考えるとちょこっと心配なのだが……。

魔理沙「(何だかんだで強いし、大丈夫だよな。
      それに…あの変態を合法的に始まt……おっと、制裁できるからな)」

何気に物騒な事を考えつつ、階段を降りて部屋の5へと向かう。
諏訪子は自室で暢気に過ごしており、魔理沙の誘いをあっさりと承諾する。

諏訪子「うん、じゃあ出かけようか!」

魔理沙「はぁ〜〜〜〜……」

諏訪子「どうかした?」

魔理沙「いや、素直な反応が嬉しくてな……。
     さぁ行こうぜ諏訪子!ここからは私たちの物語だぜ!」


少女移動中……


307 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 21:21:26 ID:???
――その頃 イタリアJrユース宿舎


ピコーン!

ヘルナンデス「ロリが来るっ!」

タルデリ「……ジノ、何言ってんだ?それより、お前買い物に行くんじゃなかったのか?」

ヘルナンデス「ロリが来ると言うのに、出かけてなんていられない!
         ボクは部屋で身嗜みを整えるよ!」

顔中に笑顔のキラメキを散りばめ、快活に部屋へと戻って行くヘルナンデス。

ヘルナンデス「(……そういえば、ストラットたちって今日出かけてたかな?
         ボクとロリっ子たちの愛の劇場の脇役にはなりそうだけど)」


先着3名様で

今日のストラット→! card
今日のランピオン→! card
今日のサルバトーレ→! card

と書き込んでください。それぞれのカードで分岐します
JOKER→イベント発生
ダイヤ・ハート→いる
スペード・クラブ→休日の昼ともなればいないよね

308 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:22:52 ID:???
今日のストラット→ スペード5

309 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:23:04 ID:???
今日のストラット→ ダイヤK

310 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:23:51 ID:c04zoICA
今日のランピオン→ JOKER

311 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:24:51 ID:c04zoICA
また引いてしまった……

312 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:25:18 ID:???
今日のサルバトーレ→ ハート10

313 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:26:53 ID:???
>ヘルナンデス「(ボクとロリっ子たちの愛の劇場の脇役にはなりそうだけど)」

ランピオン「主役はもらったぞヘルナンデス!きさまは端役だエキストラだ名無しキーパーAだ!」


314 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 22:39:18 ID:???
>>311 またとは恐ろしや
>>313 なんという脇役NANDES…w

今日のストラット→ スペード5
>>いないよ!
今日のサルバトーレ→ ハート10
>>いるよ!
今日のランピオン→ JOKER
>>イベントだよ!!


ヘルナンデス「(ストラットはデートに出かけてて、サルバトーレは部屋で一人で昼寝してたっけ。
          ……そういえば、ランピオンが最近悩んでる風だったけど…。
          ま、いっか。部屋にもーどろっと)」

ロリっ子たちがストラットと接触しないことに、更に安堵の溜息。
鼻歌を歌いつつ、部屋へと歩いていくヘルナンデスなのであった。
………………

ランピオン「……ハァッ…」

今、練習から戻り宿舎への道を俯き歩いているのは、ヘルナンデスが頭に浮かべたエースの一人、ランピオン。
彼は他の誰よりも、ウルグアイ戦での敗北が骨身に堪えていた。
他の選手たちのように、ひとまずトーナメントに進出できてよかったね、とは思えないのである。

ランピオン「(どうして……あのカノーバから、俺はゴールを奪えなかったんだ。
        あいつは、ジノと比べれば幾段も落ちるGK…それなのに)」

ランピオンを思い悩ませる原因は、もう一つあった。
それは、偶然に彼だけが見てしまった全日本の試合である。

315 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 22:40:20 ID:???
――某日 サッカー場


松山「これが私の鉄砲水タックルだ!!!」

敵FW「ぎゃあああ!!」

岬「(はいちょろいちょろい)」

敵MF「と、取れない!」

翼「(輝夜、見ててくれ!)スカイドライブだ!!」

壁だったなにか「ぐべえええええええええええええ!!」

早田「ここから先は通行禁止だぜェ!」

敵FW「もうやめてーーーー!!!」

日向「おらァ!砕けろ!タイガーショットだ!!」

固まってたなにか「しんじゃうーーーーーー!!!!!」

森崎「(出番が来ねぇなー。オーバーラップでもするか?)」

実況「な、なんということだ!まだ前半!まだ前半なのに、5点もの差がついてしまっています!!
    これが東洋から来た怪物、オリエンタルモンスター、全日本の実力だ!
    エジプトユース、一方的にボコボコにされております!!」

316 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 22:41:22 ID:???
ランピオン「なんだ……これは…」

観客席にいた彼は、思わず目を瞑って目の前の光景を拒絶した。
そこで行われていたのは、サッカーという名の一方的な光景であった。
エジプトの攻撃陣は前にボールを運ぶ事すら許されず、弾くさえ出来ないシュートの雨が守備陣を襲う。
ウルグアイ戦で自信を喪失しかけていた彼にとって、衝撃的に過ぎる光景だった。

ランピオン「(こんな……………。こんなチームがあって…いいのか……!?)」

そして追い討ちをかけられたことには、この全日本はトーナメントの2回戦目で当たる相手だったのだ。
目の前が真っ暗になるとは、まさにその事実を知った時のランピオンの心境であった。
そこから何とか持ち直し、自身のパワーアップを図るしかないと思っていたのだが…結果は、今の彼の様子が示すとおりであった。

ランピオン「(どうすれば……どうすればいい…)」

……………………………………

317 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 22:42:27 ID:???
魔理沙「……ふーん、なるほどねぇ。怒られなかったのか?」

諏訪子「大丈夫だよ、神奈子意外とアホだから。
     まぁ、それも今のところ大丈夫って話で、代わりのを買っておかないとね」

魔理沙「神奈子、か。そういえば例のアメリカサイズはどんなもんだ?」

諏訪子「この前開けっ放しにして湿気させちゃっただってさ。何やってんだよって話」

休日の午後、魔理沙たちは特に意味のない会話をしつつ道を歩いていた。
目指すところはイタリアユースチーム宿舎。特に急ぐでもなく、のんびり行軍である。
そんな折、角を曲がると先を歩いている人影が目に入った。

魔理沙「ん……あいつは…」

諏訪子「…確か、ランピオン……だったっけ?何だか、危なっかしい歩き方してるね」

魔理沙「とりあえず声をかけてみるか。おーい!」

呼んでみるも、ランピオンは振り向く様子もなくトボトボと歩く。
どうやら呼んだことすら気付いていないようだ。

魔理沙「(んん?どうしたもんかな…?)」


A 再度ランピオンに話しかけてみる
B 無視してイタリアユース宿舎に行く

現魔理沙ガッツ 1020/1020 
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

318 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 22:43:07 ID:oupdx6xE


319 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 22:44:09 ID:c04zoICA


320 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 23:20:22 ID:???
>>A 再度ランピオンに話しかけてみる


魔理沙「……おい、ランピオン!」

大きな声で、近づいて呼びかけてみる魔理沙。
そこまでされて、ようやく呼ばれたことに気付いたように顔を振り向かせる。

ランピオン「…マリサ……と、DFの…」

諏訪子「洩矢 諏訪子だよ」

ランピオン「……ああ、スワコか。久しぶりだな…」


先着1名様で

藁にも縋りたいランピオン→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→…全日本について、何か知らないか?
スペード→選手として、俺に何が足りないと思う?
クラブ→…ああ。久しぶりだな。うちの宿舎に何か用か?
JOKER→ランピオン「どうすれば強く…」 魔理沙「そろそろ守備も鍛えたいな」 諏訪子「パスも通せるようになりたいかも」
      そんな時に頼れるジョアン先生!

321 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:22:00 ID:???
藁にも縋りたいランピオン→ ハート8

322 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/01(月) 23:33:42 ID:???
藁にも縋りたいランピオン→ ハート8
>>…全日本について、何か知らないか?


ランピオン「(この2人は……確か、フランスの主要人物だったな。
        だとすれば当然、全日本について調べているはず…)」

凡庸な一選手であれば、そうは思わなかった。
ランピオンは彼なりに、目の前の選手たちを評価していたのだ。
相手チームのどの選手が脅威になるか、知っていると思う程度には。

ランピオン「不躾な質問で悪いが、君たちは全日本について何か知らないか?」

諏訪子「え、全日本…?」

魔理沙「唐突だな。何かあったのか?」

ランピオン「トーナメントの2回戦で当たる相手だ。少しでも多く情報が欲しい。
       何か知っていれば、教えて欲しいんだが……」


A 知ってるが、知ってるだけじゃ勝てないぜ
B ああ、知ってるぜ。何について聞きたいんだ?
C すまん、何も知らないぜ
D 知ってるけど、お前に教える義理はないだろ?話は終わりだぜ
E その他

*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

323 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:39:59 ID:oupdx6xE


324 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:41:13 ID:Hn0IQhis
A

325 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:42:03 ID:c04zoICA
A

326 :森崎名無しさん:2010/11/01(月) 23:42:46 ID:gqRvtNgY
A

327 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:14:43 ID:???
>>A 知ってるが、知ってるだけじゃ勝てないぜ


魔理沙「もちろん、知ってるけどな」

知っているが、と一旦言葉を止める。魔理沙が一番に知っていること。
それはGKである森崎の堅牢さでも、日向の得点力でも、翼の驚異的なサッカーセンスでもない。

魔理沙「連中はデータで強いと知ってるだけじゃ、勝つどころか勝負にならない。
     それが私の知ってる一番の情報だ」

ランピオン「くっ……!?」

魔理沙「一人、もしくは数人を抑えれば得点力がなくなる。守備がザルになる。
     そんなヤワなチームじゃない。情報を聞きたいってことは、それがよくわかってるんじゃないか?」

ランピオンはその魔理沙の言葉に、押し黙ってしまう。
彼女の言葉どおりだと、彼も理解しているのだ。
全日本は全体的に統率が優れたチームとは言いがたい、それながらに驚異的な実力を誇るのは…。
個々の実力が他のチームのトップクラス級であるからに他ならない。

ランピオン「(暗に言っているんだな…今のままでは、勝てないと……)」

諏訪子「(……厳しいけど、本当なんだよね…。あの大会で戦ったメンバーが集まってるんだもん…)」

328 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:15:47 ID:???
魔理沙「(言っておいてなんだが…私たち、勝てるのか?)」

一度フランスを打破したイタリア、その原動力となったエーストリオ。
その一角にここまでの脅威を感じさせる全日本。
果たしてこのままで勝てるのか。

魔理沙「(いや。…今はそのことは考えなくていい。
      今はともあれ、私の話を聞いてランピオンがどう思うかなんだが…)」


先着1名様で

脅威の日本のメカニズム→! card

と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ・ハート→そうなると、練習しかないか……
スペード→…バンビーノさえ、いてくれれば……
クラブ→……それでも、情報を教えてくれないか?
JOKER→謎の老人現る!

329 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:16:29 ID:???
脅威の日本のメカニズム→ ダイヤ2


330 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:29:49 ID:???
脅威の日本のメカニズム→ ダイヤ2
>>そうなると、練習しかないか……


ランピオン「(…薄々感づいていたが、やはりそうか)
       なるほど。よくわかった、ありがとう」

魔理沙「ん、ああ(結局他に情報はいらないのかな?)」

データは重要だが、データが揃っていても勝てない。
ならば、ひとまずそれは置いておいて、練習にこの後の時間を費やすことに決める。
確か日本の試合をヘルナンデスが観戦に行ったはずなのだ。

ランピオン「(ここで焦らずとも、データを得るチャンスはある。
       ……となると、ここで取るべき行動は………)
       2人とも、時間はあるのか?」

諏訪子「?」

魔理沙「なんだよ、お前もヘルナンデスみたいなアレなのか?」

ランピオン「……一緒にするな。折角奇遇にも会ったからな。合同練習でもどうかと思っただけだ」

魔理沙「(ここまで来て、またサッカーか…。どいつもこいつもサッカー馬鹿だな。私が言えた義理じゃないが。
     しかし、このランピオンってのは純粋な好意からこう提案するタイプじゃないな。
     こいつにとって私たちとの練習に利があると踏んだからこうして誘ってるというところか)」

331 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:30:50 ID:???
しかし、それは魔理沙たちにとっても同じ事。
敵とはいえ、エースクラスとの練習は得るものが多いだろう。

魔理沙「(ただ……問題は下着がドロワじゃないことなんだよな…。
      アリスは滅多なことがない限り、めくれても大丈夫って言ってたんだけど……)」


A 付き合うのはいいが。何か技術を伝授してくれよ
B まぁ、構わんぜ
C 諏訪子だけならいいぜ
D 悪いが用事があるから断る
E その他

*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
※ランピオンの感情度が上がりました

332 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:31:08 ID:agsvuH7c


333 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:32:05 ID:T9HNoEgY
B

334 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:34:37 ID:WKWG9p4c
B

335 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:56:25 ID:???
>>B まぁ、構わんぜ


魔理沙「(……アリスを信じよう。というか、こんなん滅多にないチャンスだしな)
     私は構わないぜ、諏訪子はどうだ?」

諏訪子「うん、私もいいかな?えーと、ランピオンさん」

ランピオン「ええ、もちろん。それじゃあ、俺たちの練習場を使おう。
       (………見せてもらうぞ。ジノからハットトリックを奪ったその実力を)」

※ランピオンの感情度が上がりました

魔理沙「(おしおし。何だか知らんが、今日はいい日だな。何気に私ってばイタリアに縁があるのかもな)」

こうして、3人とも当初の予定とは大きく外れて。
ランピオンが来た道を行き、イタリアユースチームの練習場へと向かう事へとなったのであった。


少年+少女たち移動中……  


ヘルナンデス「…あれー?ロリが来ないよ?」

タルデリ「(………まだ言ってる…)」

336 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 00:57:26 ID:???
――イタリアJrユースチーム練習場


ランピオン「俺はシュートの練習をしようと思うが、君らはどうする?」

諏訪子「(ブロックは早苗とやったから、後は…そうだなぁ……)
     うーん、パスの練習ってできるかな?」

ランピオン「ああ、構わない」

諏訪子「ありがとうね。…そういえば、魔理沙は何を練習するの?」

魔理沙「うーん…そうだな……」


A ドリブルの練習でもしようかな?
B よし、パスでも練習しよう
C シュートだ!
D タックルの練習でもしよう
E パスカットの練習をしておこう
F ブロック練習でもやろう
G 空中戦の練習でもしてみよう
H 必殺技の練習でもしてみようかな

現魔理沙ガッツ 1020/1020 
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

337 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 00:58:59 ID:eVIbyyx6
せりあいは上げられませんか?
ランピオンと一緒なら一番伸ばせるとおもうんですが

338 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 01:00:17 ID:???
>>337 Gの空中戦がせりあいです。
     仰るとおり、相手がランピオンなのでせりあい以外も上がる可能性があるのでこのような表記にしています

339 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:00:52 ID:eVIbyyx6
ありがとうございます。


340 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:01:04 ID:T9HNoEgY
G

341 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 01:28:30 ID:???
>>G 空中戦の練習でもしてみよう


魔理沙「(ランピオンといえば…)」

ポストプレイに、強烈なヘディング。
魔理沙の中でランピオンの得意分野として強烈に残っているのが、空中戦での強さである。
ここでその力を借りれば、大きくパワーアップできるかもしれない。

魔理沙「私は空中戦をやりたいんだが…大丈夫か?」

ランピオン「ああ、構わない。
       では、俺のシュート練習から始めようか」

さすがにこの場でその言葉に異議を唱えるものはおらず、諏訪子がゴール前に走って向かう。
魔理沙はブロックは出来ないので、ランピオンの近くにいて気付いたことをアドバイスことにする。

ランピオン「行くぞ!」

諏訪子「おっけー!!」

魔理沙「(さて…私は補助って感じだが、ランピオンはどんなもんかな?)」

342 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 01:29:32 ID:???
先着3名様で

ランピオンのシュート練習→! card
お相手は諏訪子さん→! card
魔理沙の補助→! dice/2

と書き込んでください。合計値で分岐します
30≦ ランピオン、シュート王になる! シュート+6
    【ファルコカノーネ】【バイシクルロケットボレー】習得!
25〜29= ランピオン、シュート覚醒! シュート+4 【ファルコカノーネ】習得!
18〜24= ランピオン、シュート進化! シュート+3 【ファルコカノーネ】を未完成で習得
14〜17= ランピオン、シュートパワーアップ! シュート+2 新シュートフラグだけ入手
13≧ 一応効果あり シュート+1
・マーク一致で+3、数字一致で+5の補正がかかります
・諏訪子のカードがK以上の時、ブロック+1されます
・効果が高いほど2人へのランピオンの感情度が上がります

棚から牡丹餅が降ってきたところで今日はここまで。
それではまた明日ー

343 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:31:08 ID:???
乙でしたー

ランピオンのシュート練習→ クラブ5

344 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:36:01 ID:???
お相手は諏訪子さん→ ハート9

345 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 01:41:17 ID:???
魔理沙の補助→ 6 /2


346 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 20:33:36 ID:???
ランピオンのシュート練習→ クラブ5
お相手は諏訪子さん→ ハート9
魔理沙の補助→ 6 /2
>>合計値17 
>>ランピオン、シュートパワーアップ! シュート+2 新シュートフラグだけ入手


ランピオン「(…後一歩なのだが……)」

諏訪子「先に練習判定をやっちゃうよ!次は私のパス練習だ!!」


先着2名様で

神だって進化する→! card
ランピオンさんのフォロー→! card

と書き込んでください。2人の合計で分岐します
30≦ 諏訪子、パスの神様に!パス+10!
    【ロングパサー】【スナイピング】習得!必殺技発動率アップ!
26〜29= 諏訪子、パサーに進化!パス+9 【ロングパサー】習得!必殺技発動率アップ!
23〜25= 諏訪子、パス超進化!パス+7 必殺技発動率アップ!
18〜22= 諏訪子、パスが進化!パス+5
13〜17= 諏訪子、パスがパワーアップ!パス+2
12≧ おなさけ。パス+1
・マーク一致で+3、数字一致で+5の補正がかかります
・ランピオンのカードがK以上の時、パス+1されます

347 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:37:10 ID:???
神だって進化する→ クラブQ

348 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:39:14 ID:???
ランピオンさんのフォロー→ JOKER

349 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:40:14 ID:???
これはすごいな。

350 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:42:42 ID:???
>>25
>……まあ私としてはケロ様が超絶パワーアップをしてくれれば何の問題もないんですけどね!

本当にしやがった

351 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 20:51:30 ID:???
>>349 まさかの最上の結果である
>>350 これがタキさんの予言力……

神だって進化する→ クラブQ
ランピオンさんのフォロー→ JOKER
>>合計27+3=30
>>諏訪子、パスの神様に!パス+10! ランピオンのパス+1
>>【ロングパサー】【スナイピング】習得!必殺技発動率アップ!


諏訪子「やったね!!!」

ランピオン「本気を出しすぎた」

魔理沙「パスも強力なDF……だと…!?ケロの進化が光よりも速いんだがァ!!?
     ……よ、よぉーし!!私もこの波に乗って超絶パワーアップだ!」

352 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 20:52:30 ID:???
先着2名様で

魔理沙の空中戦練習→! card
ランピオン先生のフォロー→! card

と書き込んでください。2人の合計で分岐します
30≦ 私が鷹だァ!!せりあい+9!浮き球+2!
25〜29= これが私の空中戦だ!せりあい+7!浮き球+1!
20〜24= すごい成果だ!せりあい+5!
15〜19= まぁこんなところか!せりあい+3
14≧ 楽しい特訓でしたね… せりあい+1
・魔理沙のカードがクラブの時【隠しきれない羞恥(-3)】が発動します
・ランピオンのカードがK以上の時、せりあい+1されます
・マーク一致で補正はありませんが、以下のスキルを入手できます 数字一致は+5の補正です
【マーク一致時習得スキル】
ダイヤ・どちらかがJOKER→【空中戦に強い】習得
ハート→【浮き球+1】習得
スペード→【上手いトラップ】習得
クラブ→【上手いポストプレイ】習得
JOKERで一致→上記4つに加え【制空】習得

353 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:56:49 ID:???
魔理沙の空中戦練習→ ハート5

354 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:56:57 ID:???
魔理沙の空中戦練習→ スペード6


355 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:59:23 ID:???
ランピオン先生のフォロー→ スペード5

356 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 20:59:29 ID:???
ランピオン先生のフォロー→ スペード3

357 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 21:55:47 ID:???
魔理沙の空中戦練習→ ハート5
ランピオン先生のフォロー→ スペード5
>>合計15 まぁこんなところか!せりあい+3


ランピオン「……はっ!」

バシュゥゥッ!!

3人の合同練習、まずそれはランピオンのシュート練習から始まった。
高い能力を持つエースである彼のシュートは、ストラットには及ばぬもののその精度・スピードは驚くべきものだった。
……が、早苗との特訓によって更にパワーアップした諏訪子をブロックを抜けるほどではなかった。

諏訪子「よっと!!」

バチィッ!

魔理沙「(うむむ、ランピオンの実力は高いな…というか、それを抑えるケロって一体……。
     そ、それはともかく…)ランピオン、お前メガロゾーンみたいなのは撃てないのか?」

ランピオン「………ああ。その通りだ」

魔理沙「(ふむ……)」

見たところ、ランピオンのシュートフォームに弱点となりうる癖はない。
かといって、限界まで基礎を鍛えたある意味美しいシュートではない。

358 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 21:56:58 ID:???
ランピオン「……俺も、お前やストラットのように強烈なシュートを撃てればいいんだがな」

魔理沙「いや。違うんじゃないか、それ」

ランピオン「…なに?」

暗に自分にはそういったシュートが撃てないと皮肉っているのかと、僅かにランピオンが険のある表情を見せる。
魔理沙の見立てでは、多分それは無理ではないのだろうが…しかし。

魔理沙「お前のプレイの本分はパワーじゃない。
     だから、私のシュートを参考にして新技開発ってのは違う気がする」

ランピオン「………なるほど。(…だが、俺のプレイの本分とは……なんだ…?)」

この後もしばらくランピオンのシュート練習は続くも、結局それは見つからず。
基礎能力の向上だけに練習の効果は留まったのであった。
続けて、諏訪子のパス練習。

ランピオン「……そうだな、とりあえず出来るだけ狙いをつけてパスを出してみてくれ。
       目標は俺が指示する」

諏訪子「了解っ!」

諏訪子のパスのコントロールを見るために、そう指示するランピオン。
そして、それから数分後。恐るべき結果にランピオンと魔理沙は愕然とする。

359 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 21:58:03 ID:???
諏訪子「てやっ!」

バゴォッ…!カコーン!

狙いすまされたパスは、一つも外れることなく目標物に命中。
パスのコースも素直であり、ボールの速さもない。
だが、その精度は明らかに他の選手を超えていた。

ランピオン「……………!」

魔理沙「す、すごっ!?なんで間違いなく狙った場所にボールを蹴れるんだ!?
     キックターゲット経験者なのか!?パーフェクト達成なのか!!?」

諏訪子「ん?いや、これくらい魔理沙も普通にやってるじゃない?」

魔理沙「(出来ないからポストにボールがぶち当たるんだよ!)」

ランピオン「(………狙撃とでも言うべき、恐るべき技術だ。
        スピードの乗ったパスを出すことが出来るだけでも脅威、更に変化を覚えればどうなるのか…)
      それじゃあ、本格的に練習を始めるとするか……」

諏訪子「よぉーし、やるよ!」

こうしたことから、ランピオンの指導内容はひたすらパスに威力を乗せることに重きが置かれた。
これが現状の諏訪子のパスの問題点と上手く合致し、諏訪子のパスは見る見るうちに上達していった。
加えて、そのパス精度は長距離でも少しでもぶれる事がないことが判明。
諏訪子はDFラインから一気に前線へロングパスを出すことの出来る恐ろしい選手と化していったのであった。

※ランピオン→(パスの天才…?)→諏訪子 となりました ランピオンの感情度がやや上がりました

360 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 21:59:12 ID:???
魔理沙「ひょっとして、ピンポイントでパスが出せるなら同じくパスの軌道も読めるんじゃないか?」

諏訪子「あ、そうだね。今度からそうしてみようか」

魔理沙「え゛」

瓢箪から駒である。
練習の最後にも諏訪子は自身のスナイピング技術はパスカットにも応用できることに気付いた。
諏訪子のあまりの絶好調ぶりに、魔理沙は開いた口が塞がらなかったという。

ランピオン「さて、とりあえず空中戦と言っても……マリサは特に何か強くなりたいところはあるのか?」

魔理沙「あ、浮き球…えーと…空中戦全般…トラップ……え、ええと…。
     うん、とにかくせりあいを教えてくれ!」

ランピオン「わかった」

諏訪子の成長振りを見て、萎縮してしまったのか。はたまたは下着を気にしたのか。
ランピオンは魔理沙の動きに合わせ、見事なコーチングをしてくれたのだが……。
その技量が爆発的に伸びるということはなかった。

魔理沙「ううっ、中々上手くならないな……」

ランピオン「今までせりあいの練習をサボっていたからだな。もっと本腰を入れてやったらどうだ」

魔理沙「…はいはい」

………………

361 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 22:00:16 ID:???
無心にボールを蹴り続けていた3人、しかしそろそろ日が落ちてきていた。
気付いたランピオンが、練習を止め、2人に声をかける。

ランピオン「そろそろ遅くなる。もう宿に帰ったほうがいいんじゃないか」

諏訪子「あっ…そうだね。そろそろ夕ご飯の時間だ」

ランピオン「今日は有意義な時間を過ごさせてもらったよ。君たちに感謝を」

諏訪子「いやいや、こっちこそ練習に付き合ってもらってありがとうね」

魔理沙「ま、一人でやるよか有用ではあったぜ。ありがとうな」

ランピオン「フ……」

軽い笑みだけで、2人の礼に答えるランピオン。
悩みが解決したのか、表情は会ったその時よりも幾分と明るくなっていた。

魔理沙「(帰り、かぁ。
      ……どうしようかな、夜はイタリアユースの宿舎に行ってみようかな?
      結局、昼やったことは練習だけだし…)」


A いや、夜もイタリアユースの宿舎にいるぞ!
B さすがに帰ろう

現魔理沙ガッツ 720/1020 
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

362 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:05:15 ID:P2KeQeSI
B
夜はよっちゃんと親睦を深めたい。時間あんまり残ってないし
後夜にロリナンデスに会うのはヤバイしw

363 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:12:00 ID:agsvuH7c


364 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 22:40:31 ID:???
>>B さすがに帰ろう


昼夜連続はどうか、と魔理沙は少しばかり考えてしまう。
何だかんだでいいことあったし、これはこれでと。

魔理沙「(…さすがに帰ろうかな。夕飯食べたいし)
     それじゃあな、ランピオン」

ランピオン「ああ。全日本に俺たちが勝ったとしても、お前等が西ドイツに負けては意味がない。
       少なくとも、明日のアルゼンチン戦で敗退しないでくれよ」

魔理沙「お前らこそ、ウルグアイ戦のような失態は晒さないようにな。
     じゃ、帰ろうぜケロ」

諏訪子「だね、それじゃあまたね、ランピオンさん」


少女帰宅中……



365 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 22:41:33 ID:???
夕食はいつも通り、うどんげの食事である。
魔理沙はやれやれと思いながらも、そこまでマズくないのでそこそこに箸を進める。
今の魔理沙は例えマズかろうと美味いと感じてしまう味覚の持ち主ではあったが。

(11)田中「あ、そうだ。キャプテン」

魔理沙「ん、どうかしたか?」

(11)田中「お昼過ぎに吉良監督が来て、キャプテンにこれを渡してくれって」

手を伸ばしてメモを受け取り、箸を置いてとりあえず確認してみる。
どうやらどこぞの住所が書かれているようだ。

魔理沙「ひょっとして、ここに今吉良たちがいるのか?」

(11)田中「ええ。そうみたいですよ。来ないと思うけど、一応って」

魔理沙「OK。まぁ受け取っておくぜ……むぐむぐ。
     帰ってきたはいいけど、夜は何しようかな?」


A 部屋にいよう
B どこか別の部屋に行ってみよう!
C 外に出よう!
D よし、練習でもするか
E 装備品の変更をするぜ
F ステータスの確認をするぜ
G 回復アイテムを使う

現魔理沙ガッツ 820/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

366 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:49:12 ID:T9HNoEgY
B

367 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:50:37 ID:agsvuH7c


368 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 22:56:47 ID:???
>>B どこか別の部屋に行ってみよう!


魔理沙「(仲間と交流してみよう)」

こいし「私もいるよ!」


|          食堂・大広間               |   部屋@   | 
                                     大妖精・依姫
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←玄関                               大浴場→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   輝夜・ぬえ     豊姫・チルノ    白蓮・ナツメ    早苗・諏訪子
|   部屋A   |   部屋B   |   部屋C  |   部屋D   | 


|   部屋E   |   部屋F   |   部屋G   |   部屋H   | 
   幽々子・永琳    霊夢・天子    こぁ・パチュリー 空・こいし・魔理沙・さとり
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   ←階段                                ベランダ→
―――――――――――――――――――――――――――――――――
     衣玖      ゆかりん(18歳)     田中       鈴仙・フラン
|   部屋K   |  紫の部屋☆ |   部屋J   |   部屋I   | 

行きたい部屋番号をどうぞ
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

369 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:03:03 ID:WKWG9p4c
部屋I

370 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:03:55 ID:T9HNoEgY
部屋@

371 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:04:18 ID:agsvuH7c
部屋@

372 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 23:21:41 ID:???
>>部屋1


魔理沙「(よっちゃんと大妖精の部屋に行こう)」

依姫がまたも自信喪失状態っぽいことを思い出し、依姫たちの部屋へと向かうことにする。
こいしがひょこひょこ後ろをついてきてるのはいつも通り。
部屋の前につくと同時に、ドアをノックする。

魔理沙「おーい、2人ともいるかー?」


先着1名様で

2人はいる?→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→2人ともいる
ハート→大妖精がどこか行くようだ
スペード→依姫がどこか行くようだ
クラブ→2人ともいない

373 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:24:43 ID:???
2人はいる?→ スペード2

374 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/02(火) 23:31:16 ID:???
2人はいる?→ スペード2
>>依姫がどこか行くようだ


ガチャ。

問いかけもなく、少し扉が開き怪訝そうな表情の依姫が顔を出す。
彼女は魔理沙とわかると、大きく戸を開く。

依姫「あれ、私に何か用でしょうか?お風呂に行こうと思ってたんですけれど」

魔理沙「風呂ぉ?」

依姫「はい。なので、話があるなら早くお願いします」

魔理沙「(大妖精はどうかな?)」

依姫の言葉をひとまず無視し、部屋の奥を覗き込んでみる。
大妖精は部屋の奥で植物の世話をしていた。

魔理沙「(さて、とりあえずは…)」


A 依姫と話す
B 大妖精と話す
C こいしと話す
D その他

現魔理沙ガッツ 820/1020 行動ターン数:1/4
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

375 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:35:44 ID:P2KeQeSI
A

376 :森崎名無しさん:2010/11/02(火) 23:36:36 ID:WKWG9p4c
A

377 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/03(水) 00:12:38 ID:???
>>A 依姫と話す


魔理沙「(風呂に行くってなら、さっさと話をしちゃうかな)」


A 昨日の試合でのダメダメっぷりを指摘する
B お前随分余裕ありそうだな、ええ?
C 練習の約束をとりつける
D 明日の試合の話をする
E その他

現魔理沙ガッツ 820/1020 
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

378 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:17:35 ID:ID4anlnE
B

379 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:19:06 ID:bOOkItQI
B

380 :森崎名無しさん:2010/11/03(水) 00:20:38 ID:Q2BdqUV+
D

381 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/11/03(水) 01:17:02 ID:???
>>B お前随分余裕ありそうだな、ええ?


依姫「…………え」

口元に皮肉げな笑みを浮かべ、魔理沙は呟いた。
その発言の冷たさに、思わず依姫の動きが固まる。

魔理沙「聞こえなかったか?随分余裕ありそうだって言ったんだよ。
     昨日は私が連れまわしたからともかくとして、今日はのんびりして挙句風呂?
     昨日の試合で大活躍したならまだしも、あのざまでよく暢気に出来るもんだぜ」

大妖精「(こ、恐っ…!よ、依姫さんにまでああ言うなんて……うぅ…)」

魔理沙「(イタリアはあのランピオンでさえ危機感を持ってたってのに…。
      もっとしっかりしてくれよ、よっちゃん…)」


先着1名様で

ダークネス魔理沙さん→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→…そ、そうですね!今すぐ練習してきます!!
スペード→……しかし、風呂に入らねば不潔ですよ? そういう話じゃねぇよ!
クラブ→そ、そういう魔理沙はどうなんですか!
クラブA→あまりの言葉によっちゃんが泣き出しちゃう
JOKER→…いえ、だから練習してきてですね。それで汗を流そうという話なんです

402KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24