キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】
1 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/10/30(土) 12:29:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。
〜これまでのお話〜
アリティアカップ最終戦。森崎率いるアカネイアは日向率いるヒューガーに3対1と快勝。
さらに日向との直接対決も2度制し、見事全日本のキャプテン争いの座から日向を引き摺り下ろすことが出来た。
アカネイアの大会結果は1勝2敗の第3位。マンチェスターやサンパウロなどの強豪相手に善戦したといえるだろう。
だが、森崎は大会後片桐から衝撃の事実を聞かされる。自分の能力を下げようと企んでいた人物が判明したというのだ。
その正体はキャプテン争奪戦のライバルの一人若林源三!なんと彼は南葛高校に赴き
リセットの力を借りて岬や修哲トリオの実力を可能な限り強化しているらしいのだ。
しかしそれとは対照的に中山、中里、山森など森崎と縁のある者たちが軒並み弱体化してしまった。
結果的に全日本の強化と繋がっていると判断し、傍観を決め込んだサッカー協会の力は借りれない。
森崎はかつての親友たちを救うため、若林を超える力を手に入れるために再び戦地へと赴く。
果たして森崎たちはガトー司祭の指示どおり『光と星のオーブ』を入手することが出来るのだろうか?
☆前スレ
【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1285415330/l50
156 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/01(月) 22:58:41 ID:???
マリク 30/30 レクスカリバー(攻速…3 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→ クラブ8 +12+指揮(3)=23
攻撃判定→ ダイヤQ +22+指揮(3)=37
盗賊B 22/22 鋼の剣(攻速…12 係数…)
回避判定→ ハート8+2(俊敏) +13=23
魔防判定→ ハート8 +1=9
マリクの攻撃!盗賊Bに28のダメージを与えた!
盗賊Bは倒れた。マリクは40の経験値を得た
マリクのレベルが11に上がった!
=============
マリク
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card
!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。
157 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 22:59:38 ID:???
マリク
成長判定H→
クラブ9
成長判定力→
ダイヤ3
成長判定技→
ハートK
成長判定速→
ハートQ
成長判定運→
ダイヤ5
成長判定武→
ハート8
成長判定守→
ダイヤ10
成長判定魔→
スペードQ
158 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/01(月) 23:16:05 ID:???
マリク
成長判定H→ クラブ9
成長判定力→ ダイヤ3→1上がった!
成長判定技→ ハートK
成長判定速→ ハートQ→1上がった!
成長判定運→ ダイヤ5→1上がった!
成長判定武→ ハート8→1上がった!
成長判定守→ ダイヤ10→1上がった!
成長判定魔→ スペードQ
マリク 魔導士 レベル11 EXP20 11戦6勝0敗
成長率
HP30/30 ◎
力 5 △
技 7 △
速 12 ○
運 8 ○
武 12 ◎
守 10 △
魔 5 ×
以上のようになりました
マリク「(掌が焼けるように熱い…だけど、これだけ魔力を練りこめばきっと一撃で!)」
ズオワッ!ドシュウウウウッ!
盗賊B「だむうっ!?」
マリクの思惑通り、練りに練った極太の真空の刃は一撃で盗賊Bの体力を根こそぎ奪った。
これで残る盗賊は一人。危険を感じた彼はすかさず宝箱を抱えると、逃げ出そうと駆け出した。
159 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/01(月) 23:17:54 ID:???
ミディア「あの宝箱の中にはオーブが入っているかもしれない。絶対に後ろに通しては駄目よ!」
盗賊C「ちいっ!だが、この宝は絶対にわたさねぇぞ!あーばよーーー!!」
ミディアは素早く守備の陣を敷き、盗賊の退路を絶とうと試みる。
しかし相手は宝の奪取にかけてはエキスパートのラーマンシーフ。
隙の無い動きでミディアたちの間を抜けようと走り出した。
ラーマンシーフは逃げ出した!→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤK〜2→カチュアがカバーに向かう!
ハートK〜3→ミディアがカバーに向かう!
スペードK〜5→リカードがカバーに向かう!
クラブK〜6→マリクがカバーに向かう!
それ以外→盗賊Cは宝を持って逃げ出した!
JOKER→盗賊Cは逃げ出した。しかし地雷のワナを踏んでしまい宝箱ごと消滅!
=============
ミディア隊の戦いもいよいよクライマックス!といったところで一旦ここまで。
リカード…絶対にカバーに行くなよ?フリじゃないからな!それではまた〜
160 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:18:52 ID:???
ラーマンシーフは逃げ出した!→
スペード9
乙でした〜
161 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:20:03 ID:???
なんというダチョウ倶楽部スレ…既視感が。
162 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:22:15 ID:???
……出戻ったな。
163 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:22:51 ID:???
リカードは見せ場を心得てるなw
164 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:24:52 ID:???
リカードよ、君はエタルドを売るためだけに戻ってきたのか…
165 :
森崎名無しさん
:2010/11/01(月) 23:39:33 ID:???
盗賊→リカードの命中率はほぼ五割か。
五割ならなんとか・・・いや、FEの敵50%は大体当たるなw乙w
166 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 00:04:09 ID:???
味方の60%は外れ、敵の3%の必殺が当たる。それがFEクオリティ
167 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 00:41:38 ID:???
がんばれば三回しねそうだな!
168 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 00:43:49 ID:???
まぁ彼の尊い犠牲で盗賊の足どめが出来たと思えば……
169 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 13:07:24 ID:???
ミディア隊初めての犠牲者か
170 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 18:16:52 ID:???
>>161-164
まままだ慌てるようなじじじかかんじゃ…最後にあんな文章書いたのがまずかったのか…
>>165-166
守備判定で高数値が出てくれさえすれば安心できるのですがね…
>>167-169
オームの杖はリカードに使うという方針でよござんすか?
===============
ラーマンシーフは逃げ出した!→ スペード9
>スペードK〜5→リカードがカバーに向かう!
盗賊C「(完全に包囲され逃げ道なんてもうどこにも無い。そこで思考が止まっちまうのが二流の盗賊さ。だが俺は違う…)」
ダッ!
盗賊Cは出口で目を光らせるミディアとは逆のリカードの方へと方向を変えると、鋼の剣を振り上げながら叫ぶ。
盗賊C「道が無いのなら自分の手で作るだけよ!さあさあ、死にたくなきゃあ道を開けな!!」
リカード「(わわ、わあ〜〜!!ここ、こっちにきた〜〜!?に、逃げなくちゃ…)」
ミディア「リカード君!?そんな、あれだけ傷ついてるというのにカバーに向かうなんて…!」
カチュア「なんて勇気のある少年なの…!私、君のことを誤解していたわ…!」
マリク「宝を盗賊から守るために自分の命を賭けて盗賊の逃げ道を塞いだんだ!が、頑張れリカード〜〜!」
カチュア「負けないでリカード君!」
ミディア「あなたの勇気はアカネイア騎士と同等…いえ、それ以上よ!自信を持ちなさい!」
リカード「(へ?な、なんかまるでオイラが命がけでこいつの前に立ちふさがったみたいになってるんですけど…?)」
171 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 18:18:08 ID:???
仲間たちの声援が、リカードの逃げ出すという選択肢を消してしまった。
震える手で鉄の剣を掴むと、盗賊Cと視線を合わせる。
盗賊C「へっへっへ…命より宝が大事とはなかなか根性の座ったガキだが…これで終わりだ!往生しなあ!」
リカード「(ひ、ひええ〜〜!アニキ〜〜助けてぇ〜〜!!)」
==============
先着『2名』様で
盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…12 係数…)
命中判定→! card+14=
攻撃判定→! card+14=
回避判定→! card+13=
守備判定→! card+6=
リカード 5/21 鉄の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+12+指揮(3)=
攻撃判定→! card+16+指揮(3)=
回避判定→! card+10+指揮(3)=
守備判定→! card+8+指揮(3)=
と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。
【補足・補正】
盗賊Aの攻撃判定がダイヤで『豪力』で+2
盗賊Aの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+2
リカードの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+2
その他の補足は>>16の【戦闘の計算式】を参照してください
172 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 18:18:54 ID:???
盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…12 係数…)
命中判定→
クラブ3
+14=
攻撃判定→
ダイヤJ
+14=
回避判定→
ダイヤ9
+13=
守備判定→
ハート4
+6=
173 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 18:21:01 ID:???
リカード 5/21 鉄の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→
ハート9
+12+指揮(3)=
攻撃判定→
ハート2
+16+指揮(3)=
回避判定→
クラブ10
+10+指揮(3)=
守備判定→
スペード3
+8+指揮(3)=
よけろ!
174 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 18:24:26 ID:???
盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…12 係数…)
命中判定→ クラブ3 +14=17
攻撃判定→ ダイヤJ+2(豪力) +14=27
回避判定→ ダイヤ9+2(俊敏) +13=24
守備判定→ ハート4 +6=10
リカード 5/21 鉄の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ハート9 +12+指揮(3)=24
攻撃判定→ ハート2 +16+指揮(3)=21
回避判定→ クラブ10 +10+指揮(3)=23
守備判定→ スペード3 +8+指揮(3)=14
盗賊Cの攻撃!リカードは素早く身をかわした!
リカードの反撃!盗賊Cに11のダメージを与えた!
リカードは10の経験値を得た。リカードのレベルが4に上がった!
============
リカード
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card
!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。
175 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 18:26:06 ID:???
リカード
成長判定H→
スペードQ
成長判定力→
スペードQ
成長判定技→
ハートK
成長判定速→
ダイヤK
成長判定運→
ダイヤQ
成長判定武→
クラブ5
成長判定守→
ハート9
成長判定魔→
ダイヤ3
176 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 18:48:10 ID:???
リカード
成長判定H→ スペードQ
成長判定力→ スペードQ
成長判定技→ ハートK
成長判定速→ ダイヤK→1上がった
成長判定運→ ダイヤQ→1上がった
成長判定武→ クラブ5
成長判定守→ ハート9
成長判定魔→ ダイヤ3
リカード 盗賊 レベル4 EXP0 3戦1勝1敗
成長率
HP21/21 ○
力 11 ○
技 7 △
速 13 ○
運 9 ○
武 6 △
守 8 △
魔 2 ×
以上のようになりました
177 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 18:49:20 ID:???
リカード「(も、もう嫌ッス…あんなに長くて辛い蛇の道を走らされるのは…死んでも嫌ッス〜〜!!)」
アカネイア同盟軍の命を落としたメンバーは、今はサッカー大会のために
ボールを蹴っていることを知らないリカードは、死に物狂いで盗賊Cの攻撃を避けた。
盗賊C「な…なんだとォ!?」
リカード「わあああ〜〜〜〜っ!!」
ドシュッ!
盗賊C「んぎいっ!?」
それだけではない。さらにリカードは攻撃を避けた瞬間盗賊Cの腿に深々と鉄の剣を突き刺していた。
リカードが界王星で鍛えた腕力や技術は決して無駄ではなかったのだ。
苦しそうな悲鳴をあげながら、盗賊Cは命乞いを始める。
盗賊C「わ、分かった!参ったから!俺の負けだから!宝はお前たちにやる!だ、だから見逃してくれよ〜!」
宝箱を地面に置い、へこへこと土下座する哀れな盗賊Cに対してミディアたちは…
============
みのがしてくれよう→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→カチュアが…
ハート→ミディアが…
スペード→リカードが…
クラブ→マリクが…
※それぞれが(奇数:トドメをさす(経験値40獲得) 偶数:見逃す(後で何かあるかも?)となります。
JOKER→なんと油断したミディアたちを出し抜き盗賊が宝を持って逃走!
178 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 18:50:17 ID:???
みのがしてくれよう→
ダイヤJ
179 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 18:51:28 ID:???
名も無き盗賊ごめんよ・・・
180 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 19:13:53 ID:???
みのがしてくれよう→ ダイヤJ
ダイヤ→カチュアがトドメをさす(経験値40獲得)
カチュア「ふざけないでちょうだい。リカード君をあそこまで傷つけて…
挙句の果てに宝は渡すから命は助けろ?そんな都合のいい話があるわけ…」
ブンッ…
カチュア「ないでしょっ!!」
ズブリッ!
盗賊C「はうううぅぅぅぅぅん!!」
マリク「(うわあ…カチュアさんって見かけによらず容赦ない人なんだなぁ…)」
ミディア「(もう戦う力の無い者をああもあっさり…こればっかりは国の思想の違いなのかしらね。アカネイアとマケドニアの…)」
リカード「(オイラのためにあんなに怒ってくれるカチュアさん…す、素敵過ぎるッス…!)」
こうしてカチュアの評価がはっきりと分かれつつあるところで、ミディア隊の戦闘は終了したのだった。
※カチュアが40の経験値を手に入れました
181 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 19:15:09 ID:???
カチュアのトドメの一撃で昇天した盗賊Cを尻目に、ミディアたちは手に入れた宝箱を開けて中身を確認する。
マリク「中身は何かな?オーブが入っているといいね」
リカード「苦労して手に入れたものッスからね。ああ…このギギギという長い時間閉じられていたであろう
木製の箱が奏でる音色…ゾクゾクするッス。たまらな〜〜いっス!!」
カチュア「な、なかなか面白い感覚をしているのねリカード君は…」
リカード「盗賊なら誰もが思うことっスよ?それより宝箱の中身ッスね。……こ、これは〜〜!!」
開けてビックリ→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→光のオーブを発見!
スペード→飛竜の鞭を発見
クラブ→司祭の指輪を発見!
JOKER→ぜ・ん・ぶ!
182 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 19:17:08 ID:???
開けてビックリ→
ハート2
183 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 19:18:20 ID:???
おおお
184 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 19:30:06 ID:???
オーブもいいけど
そろそろCCアイテムもほしいぜ
原作も1部はCCアイテム揃わなくて
やきもきさせられたものだが
185 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 19:46:18 ID:???
>>183 ちなみに取り逃していた場合、ドーガが見逃した盗賊が取ってきてくれる予定でした。
>>184 このスレだと原作のように自由に道具交換できないので、CCアイテムがよりレア扱いになっていますね。
=============
開けてビックリ→ ハート2
>ダイヤ・ハート→光のオーブを発見!
ピカッ!
リカード「うひゃあ!」
宝箱を完全に開けた瞬間、薄暗かった神殿の一部屋が真昼のように明るくなる。
思わず目を手で覆うリカードの手に握られていたものこそ、アカネイア大陸の至宝の一つ、光のオーブである。
カチュア「綺麗…このオーブを見ているだけで心が洗われるようだわ…」
ミディア「オーブには膨大な魔力が封じ込められていて、様々な効果を持ち主にもたらすらしいけど…マリク君、何か知っているかしら?」
マリク「はい。カダインで呼んだ古代の書物によりますと…
光のオーブの所持者には強力な加護の力が働き、どんなまやかしからも身を守れるとか。
確かにこのオーブの魔力があれば、人の心を蝕んで動きを封じるマフーの魔法を打ち消せるかもしれない!」
リカード「ふへ〜…よく分からないッスけど凄い宝物ってことだけはオイラも分かるッス」
ミディア「グルニアやマケドニアとの決戦にきっと私たちの大きな味方になってくれるでしょうね。
それで、このオーブをガトー司祭に届けるまで所持する人なんだけど…」
186 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 19:47:18 ID:???
加護と浄化の宝玉。光のオーブ→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→カチュア、あなたに託すわ
ハート→私が所持しておきますね
スペード→リカード、あなたに託すわ
クラブ→マリク、あなたに託すわ
JOKER→突然光のオーブが光りだし…?
187 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 19:47:51 ID:???
加護と浄化の宝玉。光のオーブ→
ハート6
188 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 19:59:42 ID:???
ミディアさん輝いてるなー
ゲームだとアストリアのメリクルもさっさとオグマに渡して全然使わなかったのに…
189 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 21:53:16 ID:???
>>188 原作だと初期能力とか登場章などで大損してますからね彼女…
============
加護と浄化の宝玉。光のオーブ→ ハート6
>ハート→私が所持しておきますね
ミディア「このオーブは私が保管しておきましょう」
カチュア「ミディア将軍ならばなにも問題は無いですね」
マリク「右に同じ」
リカード「(ちぇ。惜しいなあ…きっとあの剣より高く売れると思うんだけどな〜)」
他の仲間に感づかれないように、リカードは少しだけ残念そうな顔をしたという。
※ミディアが光のオーブを手に入れました!
☆光のオーブの効果
・戦闘中相手の指揮や支援を無効化
・戦闘中相手の必殺係数を0に。
・状態異常にかからない。
190 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 21:54:28 ID:???
〜森崎隊〜
サムソン隊が大地のオーブと星のオーブを、ミディア隊が光のオーブを無事に回収している頃。
森崎たちは立ちふさがる傭兵たちを蹴散らしながら、神殿の奥目指して突き進んでいた。
バキィッ!ドガアッ!
森崎「へっ!こんな雑魚どもで時間を稼ごうとは考えが甘いな!」
トーマス「いい調子じゃねぇか森崎!俺も負けられねぇぜ!うおおぉぉーー!!」
ビシュッ!バシュッ!
傭兵「ひぃーーっ!!とても敵わん!逃げろ〜〜!!」
ジョルジュ「この調子ならば神殿を制圧できるのも時間の問題だな」
バヌトゥ「(チキの波動を感じる…おそらくあの子は神殿の最奥にいる…!)」
森崎たちはなだれ込むように一際大きな部屋へと入っていった。
その部屋は他の部屋に比べて妙に空気が澄んでいた。
だがそれと同時に少し寒気を覚えるほどに気温が低い。
金色の竜の鱗のような装飾が壁全体に施されており、神秘的な雰囲気を醸し出していた。
森崎「ここが神殿の最奥か。さあどうする?もうこれ以上逃げられないぜ…?」
傭兵「くっ…こ、ここまでか…?」
トーマス「森崎、ここは俺に任せてくれ!くらえぇぇっ!!」
バシュウッ!コオオォォォォッ!!ビキィィィン!!
191 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 21:55:38 ID:???
傭兵「ぎゃあああああああっ!?」
森崎「なにィ!?トーマスの矢が冷気を纏って傭兵を貫いただとォ!?」
ジョルジュ「説明的な台詞ご苦労森崎。しかしいつのまにあんな技を習得しているとは…感心したぞ」
トーマス「い、いや…俺はただキラーボウを普通に放っただけなんだけど…」
ジョルジュ「なんだと?ではあの冷気はどこから……はっ!? 」
森崎「ジョルジュさんトーマス離れろ!上だぁ〜〜〜っ!!」
ボホウオオオオォォォォォォッ!!
森崎たちの真上から降りしきる激しい猛吹雪。凍てつく冷気が辺り一面を多い、
部屋はあっというまに霜が降りる極寒地帯へと変貌した。
バヌトゥ「(こ、この気配…ま、まさか…そんなことが……!?)」
トーマス「あ…あがが……ド、ドド…ドラゴンだ〜〜〜〜っ!!」
神殿の装飾と思っていたその金色の壁は巨大な竜の鱗だったのだ。
青い瞳を鈍く輝かせ、ゆっくりと呼吸を繰り返しながら森崎たちのほうを見下ろしている。
森崎「こ…これが…神殿を荒らす盗賊を襲うと言われている『竜の女神』か…?」
トーマス「く…なんて威圧感だ…こ、この俺が足がすくんでやがる……」
バヌトゥ「そんな馬鹿な…いったいどうして…?チキ!わしじゃ!バヌトゥじゃ!
いったいどうしたんじゃ!目を覚ましてくれ〜〜!!」
192 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 21:56:41 ID:???
バヌトゥは狂ったように遥か頭上の金色の竜に叫ぶ。
その様子を見て、森崎はレフカンディでバヌトゥに出会った頃に言われたことを思い出した。
バヌトゥは旅の途中ではぐれたチキという幼い少女を探しているという。
森崎はそんな彼の未来を占い、必ず再会できると予測した。
その予測は見事に当たった。だが、その再会は感動の対面というわけにはいかなかった。
森崎「チキ…?もしかして、バヌトゥさんが探していた女の子が…あの竜だっていうのかよ!?」
バヌトゥ「…そうじゃ。ワーレンでわしが少し目を離した隙にチキはどこかに消えよった。
好奇心の塊のようなあの子の事じゃ。どこかの劇団の一座にふらふらとついていってもおかしくは無い。
じゃがあの子は神竜王ナーガの末裔。あの子の持つ『神竜石』の加護が
どんなまやかしや魔術もあの子から守ってくれるはず…だのに、どうして…これではまるで…」
アカネイアパレスにて戦ったかつての旧友、ショーゼンのように。
ドルーアのマムクートのように彼女も人を襲い狂うケモノと化してしまったとでもいうのだろうか。
ジョルジュ「詳しい事情はわからんが、あの竜の女神はバヌトゥ殿の知り合いなのか?」
トーマス「知り合いったって…こ、このままじゃ俺たち全員仲良く冷凍保存されちゃうぜ!?どーすんだよ森崎!?」
森崎「確かにトーマスの言う通りこのままじゃ俺たちは全滅する。だが…」
バヌトゥ「も、森崎殿!少しだけ時間をくれ!わしがあの子を説得する!
わしは信じられぬのじゃ。あの子が人を襲うのには何か訳があるはずじゃ!
頼む森崎殿…チキを助けるために、どうか力を貸してくれ!」
森崎「(バヌトゥさんの気持ちは分かる。だが、部隊の仲間を守る指揮官としてそんな危険なことは…)」
バヌトゥの説得が必ず成功するという保証はどこにもない。
むしろこちらに敵意剥き出しのあの金色の竜の様子では、返り討ちにされてしまうかもしれない。
犠牲を最小限に防ぐにはどうするべきか。何をすることが正しいのか。
森崎は右手に光る竜殺しの剣『ドラゴンキラー』を握り締めながら指示を出す。
193 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 21:58:24 ID:???
☆どうしますか?
A仲間を守るためには仕方のないことなんだ!(ドラゴンキラー片手に金色の竜に勝負を挑みます)
B俺はチキって子を思うバヌトゥさんの思いを信じる!(バヌトゥを説得に向かわせます)
Cここはとりあえず逃げるんだ!(氷漬けの部屋から逃げます)
D他の部隊に応援を要請するんだ!(サムソン隊かミディア隊のどちらかが助けに来てくれます)
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
194 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 21:59:28 ID:NOVJvrVA
B
195 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 21:59:29 ID:agsvuH7c
B
196 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 22:01:09 ID:???
これは良いだのに
197 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 22:24:39 ID:???
>B俺はチキって子を思うバヌトゥさんの思いを信じる!(バヌトゥを説得に向かわせます)
森崎「…分かった。バヌトゥさん、俺はバヌトゥさんのあの子を思う気持ちに賭けるぜ」
バヌトゥ「森崎殿…本当に良いのか?残念じゃがあの子が既にケモノと化している可能性もあるのじゃぞ…?」
ジョルジュ「もしもバヌトゥ殿の説得が失敗すればもう俺たちには逃げ場は無い。…覚悟はできているんだろうな?」
森崎「ああ。俺は信じている。それに…バヌトゥさんがこれまで俺たちと一緒に戦ってきた理由と使命を
ここまで来たのに全部無駄にすることなんてできっこない。そうだろ?」
バヌトゥ「………感謝するぞ森崎殿。チキや…待っておれ!今すぐお前を怖い夢から覚ましてやるでな…!」
そう言うとバヌトゥは火竜石を懐から取り出し、一気に力を開放させて巨大な火竜へと変身する。
トーマス「頼むぜバヌトゥのじーさん……!」
バヌトゥ「グルオォッ!(任せておけい!)」
ズンズンズンズン……
バヌトゥ「ギャオオォウ…(チキ…聞こえるか…わしじゃ。バヌトゥじゃよ…)」
床一面張った神殿の氷を、熱気溢れるバヌトゥの足が溶かしていく。
バヌトゥは長い首を擡げて金色の竜…チキの首に絡まるように伸ばしていく。
198 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 22:26:44 ID:???
説得老人チキ編→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→チキは徐々におとなしくなり、体勢を低くしていく…
スペード→チキは動きを止める。しかしなにやら苦しそうに唸っている…
クラブ→チキは嫌がるようにバヌトゥから離れようとする。
クラブA→チキはバヌトゥを乱暴に撥ね退け、氷のブレスを吐き出した!
JOKER→突然金色の竜は縮んでいった。どうやらチキの竜化が解けたようだ。
199 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 22:30:05 ID:???
説得老人チキ編→
クラブ9
200 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 22:57:44 ID:???
説得老人チキ編→ クラブ9
>クラブ→チキは嫌がるようにバヌトゥから離れようとする。
トサカと顎下を擦り合わせる。親愛を表す竜族のコミュニケーションの一つである。
バヌトゥは頭を低くしてチキの顎下に潜り込もうとするが…
チキ「ギャウウゥッ!!」
バゴォッ!!
バヌトゥ「ギャフッ!?(ぎゃふっ!?)」
丸太のような巨大な足をバヌトゥの腹部にぶち当て、チキはバヌトゥから離れようとする。
その様子はまるでチキがバヌトゥに怯えているようにも思えた。
トーマス「だ…だめなのか?」
ジョルジュ「…森崎。一応いつでも攻撃を仕掛けられる準備はしておくんだな。
最悪の場合あの竜を倒してでもバヌトゥ殿を救い出さなければならない」
森崎「分かっている。…だから、もう少しだけ待っていてくれ…!」
バヌトゥ「ギャルゥゥ…(何故じゃ…わしのことが分からぬのか…?)」
孫娘のように溺愛していた彼女から思い切り拒絶され、戸惑いの声をあげるバヌトゥ。
そんな彼にチキが力の無い声で言葉を返す。
チキ「ギャア…ギャギャウ…(…だ…だめ…わたしに……近寄らないで……)」
バヌトゥ「グオォ…?
(あの様子…チキは本当にわしのことが分からないらしい。
しかし神竜石に守られているあの子が何か術を受けているとはとても…ま、まさか!)」
201 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 23:00:22 ID:???
バヌトゥはアカネイア同盟軍がこのラーマン神殿を訪れた本当の理由を思い出す。
ガトー司祭からガーネフの暗黒魔法マフーに対抗するための手段を授かるために
星のオーブと光のオーブを手に入れるため、森崎たちは心苦しいながらもこの聖域を侵しているのだ。
バヌトゥ「グギギ…(そうか…奴ならば…暗黒魔法に精通しているガーネフの奴ならば…
チキに洗脳の魔法をかけることが出来ても何ら不思議ではない…お、おのれぇ…)」
おそらくチキの視界にはバヌトゥではなく、彼女が怖がるような別の何かが映し出されているのだろう。
これではいくらバヌトゥが説得しようと近づいても、チキは嫌がり抵抗しつづける。
そしていずれは全力で防衛反応を示し…容赦なく氷の息吹をこちらに向けてくるはずだ。
バヌトゥ「ギャオゥム……(どうすればいい…どうすればいいのじゃ…もうあの子を助けることはできないのか…?)」
暗闇の向こう→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→ミディア「みんな大丈夫!?」なんと光のオーブを持ったミディアたちが増援に駆けつけた!そして…
ハート→「もしも魔法によって操られているのならガーネフの魔力の触媒がどこかにあるはず…」ガーネフの魔術を打ち破ろうとする
スペード→「こうなったらあの手段しかない!」なんとバヌトゥは竜化を解いてチキの口の中へと入っていった!?
クラブ→「森崎殿。あの子の足止めをお願いしたい。倒さない程度に攻撃してくれ…」バヌトゥは苦汁の決断を取った…
JOKER→突然金色の竜は縮んでいった。どうやらチキの竜化が解けたようだ。
202 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:03:46 ID:???
暗闇の向こう→
ハート3
203 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 23:31:23 ID:???
暗闇の向こう→ ハート3
>ハート→「もしも魔法によって操られているのならガーネフの魔力の触媒がどこかにあるはず…」ガーネフの魔術を打ち破ろうとする
チキは明らかに誰かに洗脳されている。しかし術をかけているガーネフの姿は無く気配も感じられない。
ならば、どこかにガーネフの魔力の触媒となっているものが残されているはずである。
それさえ分かれば、きっとチキはバヌトゥのことを思い出してくれる。洗脳を解くことも容易になる。
シュウウウゥゥゥ…
バヌトゥは一旦竜化を解除すると、後方に待機している森崎たちに大声で叫ぶ。
バヌトゥ「森崎殿!ジョルジュ殿!トーマス殿!この部屋のどこかに
あの子を洗脳を補助している触媒が隠されているはずじゃ!
それさえ破壊すればあとはわしがあの子を説得する!」
森崎「わ、分かった!ジョルジュさん、トーマス、とにかく周辺の怪しいものを片っ端から壊して回ってくれ!」
ジョルジュ「了解した」
トーマス「おっけえい!」
バッ!バッ!バッ!
森崎たちは一斉に散り、床、壁、天井にいたるまで様々な装飾やオブジェを壊して回る。
204 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/02(火) 23:34:25 ID:???
先着『3名』様でお願いします。
破壊の奇公子森崎→ ! card
クラッシャージョルジュ→ ! card
暴走壊し屋トーマス→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
※三人のうちの誰かがダイヤかハートを出せば、チキの洗脳が解けます。
全員がスペード・クラブの場合チキがバヌトゥに襲い掛かります。
JOKERの場合は色々とボーナスが付きます。
205 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:34:53 ID:???
破壊の奇公子森崎→
ハート10
206 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:34:56 ID:???
破壊の奇公子森崎→
クラブ9
207 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:36:00 ID:???
クラッシャージョルジュ→
クラブJ
208 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:36:06 ID:???
暴走壊し屋トーマス→
スペードJ
209 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:37:26 ID:???
結構あぶねえw
210 :
森崎名無しさん
:2010/11/02(火) 23:53:41 ID:???
でもさすが主人公w
211 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 01:15:10 ID:???
光のオーブ、原作よりかなり良性能だなあ
必殺係数を0に、ってことはJOKER必殺は防げないということでおk?
212 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 01:34:28 ID:???
リカードは宝探しに参加させないほうがいいな
いちいち売り払われることに気を使うのも大変。
213 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 10:03:00 ID:???
弱いし扱いが面倒だし、ではどうにもならんよな
しかし罠対策はどうする?鍵みたいに消耗品アイテムで対策できるか?
214 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 10:10:30 ID:???
たしかマルスとジェイガンがワナ消しの巻物もってたはず
マルスならエムブレムで宝箱開けもできるな
まあ、1部で宝物庫はあと1回あるかないかだし
神経質にならなくてもよくね?
215 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 10:22:25 ID:???
このスレだと普通の城でも宝探しはあるんじゃなかったっけ?
まあ、盗賊二人は要らない、でFAかなー。結局リカードは怖すぎるよね。
216 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 10:35:03 ID:???
>>209 205さんに感謝ですね。鬱展開を書くのはやはり少し辛いものがありますし…
>>210 このスレの主人公は間違いなく森崎です。引きが微妙でも森崎が主人公なんです!
>>211 はい。JOKER必殺だけは防げない仕様になっています。強敵と対するときは必須になりそうですね。
>>212 彼はジュリアンより盗賊に向いている、というよりジュリアンが盗賊に向いていないと言った方が正しいかもしれませんw
==============
破壊の奇公子森崎→ ハート10
クラッシャージョルジュ→ クラブJ
暴走壊し屋トーマス→ スペードJ
※森崎が魔力の触媒を発見、破壊しました。
トーマス「くそっ、だめだ!どこにもそれらしきものはみつからねぇ!」
ジョルジュ「こちらも見つからん。天井の柱も特に異常なものは無かった」
森崎「そんな……いや、諦めるものか!バヌトゥさんが今まで積み上げてきたものを…!
誰かの都合で勝手にどうにかしちまうだなんて、絶対に許せるものかよォ!!」
若林の影響でかつての才能や実力を全て失ったであろう中山たちと、
ガーネフの陰謀によりバヌトゥが血眼になってまで探していたチキという存在が森崎の中で重なる。
これ以上誰かが大事なものを失って悲しむ顔など見たくは無かった。
悲しみを背負うのは自分だけで十分。大事な仲間が苦しむのは耐えられない。
そんな森崎の願いが届いたのだろうか。溶けかけた壁の氷が道筋を示すように床を照らした。
森崎「あれは…!」
見たところいかにも怪しい札が床の隙間に挟まっている。
森崎は素早くその札を引き抜くと、ビリビリと細切れにしてしまう。
森崎「バヌトゥさん!触媒とやらは俺が壊した!早く説得を!」
217 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 10:39:47 ID:???
>>213-215
今回のようなワナ判定のある探索はあと1回か2回を予定していますね。
強制的に部隊を分断されてしまう、という事態も起こるかもしれません…
==============
バヌトゥ「おお!流石は森崎殿じゃ。チキ!もう大丈夫じゃ。ガーネフの魔法は解かれた!
もう誰もお前を怖がらせるものはいない。さあ。目を覚ますのじゃ……」
途端に金色の竜はバヌトゥの声に反応して姿勢を低くする。
そして一度激しく発光すると、淡い粒子を撒き散らしながら空気が抜けたように縮んでいく。
トーマス「竜化が…解けていくのか?」
ジョルジュ「そのようだな。おそらくもう俺たちに危害を及ぼすことはあるまい。しかし…これは…」
森崎「チキって子が女の子ってのは聞いてたけど…まさかあんなに小さな子だったとは…」
竜の姿は徐々に人の形へと変わっていき、終いには小さな女の子の姿となる。
あまりの姿のギャップに唖然とする森崎たちの横で、チキはぼんやりとした顔をバヌトゥに向けた。
チキ「…うーん…あっ…!」
バヌトゥ「チキ……」
バヌトゥの声は震えていた。再会できた嬉しさからだけではない。
もしかすれば彼女を屠らなければならないう絶望から解放された安堵が、バヌトゥの涙腺を緩ませるのだ。
チキ「おじいちゃま…どうして…何があったの?」
バヌトゥ「おお、気がついたか。良かった…大丈夫かの?」
しわくちゃの手で、優しくゆっくりとチキの髪を梳かしていくバヌトゥ。
その行為に少し安心したのか、少しずつ自分の身に何があったのかを思い出していくチキ。
218 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 10:41:05 ID:???
チキ「うん。わたし…何か…こわい……ずっとこわいゆめを見ていたみたい……
でも、そのゆめを思いだせないの…それがもっと…もっとこわいの……」
小さくしゃくりを上げ続けるチキを落ち着かせるように、バヌトゥはゆっくりと彼女の小さな体を抱きしめる。
バヌトゥ「すまなかったのう…お前をこんな目にあわせてしまって…だがもう大丈夫じゃ。
これからはわしがずっと傍におるからの。もうチキが怖い夢を見ることはないのじゃよ…」
バヌトゥのしゃがれた、しかし温もりに包まれた優しい声を聞き、チキが顔を上げる。
チキ「うん。やくそくよおじいちゃま。もう…ひとりぼっちは…ぜったいいやだからね…!」
そして再びバヌトゥの赤いローブに顔を押し付けてすすり泣く。
傍から見れば、孫娘が祖父に思い切り泣きついているようにしか見えないどこかほのぼのとした光景だった。
トーマス「うっ…うっ…詳しい事情はわからんけど、どっちも無事でよかったぜ…」
森崎「良かった。本当に良かった…いくらマムクートとは言え、あんな小さな女の子を斬るはめにならずに済んで…」
しばらくして、森崎たちのいる部屋にサムソン隊とミディア隊が到着する。
バヌトゥは彼らに詳しい事情を説明した。竜族の長ナーガ王の娘であるチキのこと。
そしてこの子の力が無ければドルーアのマムクートたちに対抗することは難しいこと。
自分がしっかりと面倒を見るからこの子も同盟軍に同行させて欲しいことを熱心に語った。
ジョルジュ「強大な戦力として計算しても良さそうだが…バヌトゥ殿、いいのですか?こんな幼い子供を戦場に立たせても」
バヌトゥ「さっきも言ったと思うが、この子は見た目こそ10つ程だが、
実際に生きてきた年数はお前さん方全員の年齢を合わせたとて届かないのじゃ。
それにこの子の面倒はわしが責任を持って見る。心配はいらんよ」
219 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 10:43:28 ID:???
竜族と人間の考え方の相違というものもあるのだろう。
たとえドラゴンキラーや神剣ファルシオンがあっても、ドルーアに無数に沸く
マムクートたちと戦えるほど、人間は強い生き物ではないとバヌトゥは語る。
サムソン「確かに我々の鎧ではマムクートのブレスにはあまりにも無力だ。
この娘がドルーアに対しての切り札となるのならば、助力を願いたいところだが…」
ミディア「そうね…見かけはこんな小さな女の子なのに…ねぇ森崎君。あなたはどう思うかしら?
これからの戦い、この子の力を借りるべきかしら…?」
やはりどうしても考え付くことが出来ないのだろう。
いくら竜族といっても、チキはどう見ても幼い少女にしか見えないのだから。
心配そうな表情のミディアの質問に対して森崎は…
☆どうしますか?
A「バヌトゥさんが面倒見ると言っているし、構わないと思うぜ
B「いくら竜族といってもこんな小さな子を危険に晒せるわけが無い。断ろう
C「あの子…チキって子の意志に任せたいと思う
D「う〜ん。俺だけでは決められない。マルスに聞いてみないと判断できないな
Eその他(好きな行動、台詞をお書きください)
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
220 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 10:49:51 ID:???
E とりあえず手を握って未来予測!
221 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 11:12:33 ID:hCJhLqkY
C
中途半端な選択という気もするが…
222 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 11:15:28 ID:ZLusvz9+
A
223 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 11:20:31 ID:svIyxTIg
C
224 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 11:27:58 ID:bXeRpSFs
A
225 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 13:12:27 ID:ID4anlnE
>>220
正直に言いなさいチキの手を握りたいだけだと!
E とりあえず手を握って未来予測!
226 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 13:22:28 ID:???
>>225
何故バレたし
しかもID出し忘れるとはなんたる不覚
227 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 22:50:15 ID:???
>>225-226
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
ちなみに未来予測の選択肢は正式に仲間入りした後ちゃんとあるのでご安心を。
場合によっては不信感を抱かれてしまうかもしれませんが…w
==================
>C「あの子…チキって子の意志に任せたいと思う
森崎「俺はあの子…チキってこの意志に任せたいと思う。バヌトゥさんの話では
見た目は子供でも年齢はとんでもないんだろ?だったら俺はあの子を子ども扱いなんてしない。
自分の意志で決めさせる。そして、俺は意志のある者は拒みはしないぞ」
チキ「わたしが…決めていいの?でも…」
同盟軍に参加するかどうかは自分で決める。そんな選択を迫られてチキは嬉しそうにするが、同時に戸惑いも感じていた。
バヌトゥ「森崎殿。確かにチキは数百年の時を生きてきた。しかし本当のところは
そのうちの殆どはガトー司祭によって長い眠りにつかされていただけなのじゃ。
つまり、この子の精神は10つの人間とそこまで変わらんのじゃよ」
森崎「そ、そうなのか?そいつは悪いことしたなあ…(でも、どうして眠りにつかせられてたんだろう?)」
確かに10かそこらの子供に重要な選択を迫るのは無茶である。
しかしチキはバヌトゥのローブの裾を掴みながらも、しっかりと顔を上げて森崎のほうを見る。
どうやら自分の中で決心が固まったらしい。
チキ「おじいちゃま。わたし…決めたよ。わたし、わたしね…」
228 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 22:51:21 ID:???
見た目は子供。頭脳は…?→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→「わたしもおじいちゃまのお手伝いをしたいの!(チキはやる気満々だ)
スペード→「おじいちゃまといっしょならこわいものなんてないよ(チキはバヌトゥと一緒なら大丈夫そうだ)
クラブ→「ちょっとこわいけど……おじいちゃまといっしょにいたいから……(チキはバヌトゥと一緒じゃなければ辛そうだ…)
JOKER→「わたし、もうひとりでもだいじょうぶだよ(なんと一人立ち宣言だ!)
229 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 22:53:26 ID:???
見た目は子供。頭脳は…?→
クラブ2
230 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 22:56:01 ID:???
クラブで個別分岐あったらやばかったか・・・?
231 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 23:17:57 ID:???
>>230 とりあえず仲間にはなってくれた。といったところでしょうか。
=============
見た目は子供。頭脳は…?→ クラブ2
>クラブ→「ちょっとこわいけど……おじいちゃまといっしょにいたいから……(チキはバヌトゥと一緒じゃなければ辛そうだ…)
チキはローブを掴む手の力をより一層強くすると、か細い声で答えた。
チキ「ちょっとこわいけど……おじいちゃまといっしょにいたいから……」
バヌトゥ「そうじゃな。当分チキはわしの傍で一緒に戦っておくれ。その方がわしとしても都合がよいしの」
ミディア「…どうやらバヌトゥさんと一緒じゃなくちゃあの子はまだダメみたいね」
サムソン「部隊編成に縛りが生まれることになるな。森崎、うまく調節してやるのだぞ」
森崎「(うーん。しばらくはチキを使うにはバヌトゥさんと同じ部隊に入れないとまずそうだな。覚えておこう)」
こうしてアカネイア同盟軍に新たな仲間が加わった。
ラーマン神殿を守る竜の女神。その正体は神竜王ナーガの末裔のチキという小さな娘。
強大な力を持っていることは実際に相対した森崎たちならば容易に予想できるものの
実際はまだまだ保護者と一緒にいないと寂しがる幼い少女そのものである。
チキ「よろしくおねがいします。えっと…もりさき……さん」
バヌトゥから自分のことを聞いたのだろう。ややたどたどしいながらも
ぺこりと頭を下げて挨拶してくるチキ。どうやらバヌトゥのしつけは意外としっかりしているらしい。
そんな小さくも強力な新たな仲間に対して森崎は…
232 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/03(水) 23:19:43 ID:???
☆どうしますか?
A俺が指揮官の森崎だ。よろしくなチキちゃん(無難にに挨拶)
B先に言っておくが、俺は見た目が子供だろうと特別扱いしたりしないぞ!(高圧的に挨拶)
Cこんにちは〜ぼくのなまえはもりさきだよ〜なかよくしてね〜(低姿勢で挨拶)
D俺は貴様のようなバケモノと馴れ合うつもりは無い(冷たく接する)
Eここだ!ここで握手をして未来予想だ!(握手をして未来予想)
Fヒャッホ〜〜!!幼女最高〜〜〜!!(抱きついて精一杯の愛情表現をする)
Gその他(好きな台詞、行動をお書きください)
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
233 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 23:20:34 ID:fSDI28l6
A
234 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 23:20:39 ID:iTaYTgQU
Gガオー!食べちゃうぞー!
235 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 23:20:55 ID:???
ゴリ「いいからミーティングだ!」
236 :
森崎名無しさん
:2010/11/03(水) 23:21:39 ID:svIyxTIg
A
237 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:36:57 ID:???
>A俺が指揮官の森崎だ。よろしくなチキちゃん(無難にに挨拶)
森崎は見た目が幼くとも高齢なマムクートだろうと、ごく普通に接することにした。
森崎「俺が指揮官の森崎だ。よろしくなチキちゃん」
チキ「よ…よろしくおねがいします…」
チキは小さく笑って挨拶を返してくれたが、どこか緊張したような面持ちである。
バヌトゥ以外の人の事はまだあまり信用していないのだろうか。
森崎「(うーん。この軍に慣れてもらうには当分バヌトゥさんに任せるしかないか?)」
彼女の見た目どおりの無邪気な笑顔を見られる日は少し遠そうだ。
そんなことを考えながら、森崎たちはラーマン神殿を後にしようとする。その時――
ブンッ!
森崎「うおっ!?な、なんだ!?」
突然森崎たちの前に現れた青白い影。その姿は森崎がカダインにて見たことがある人物だった。
この神殿にあるオーブを取ってくるようにと指示を出した男。ガトー司祭である。
ガトーは空中を滑るように歩くと、森崎の前まで進み立ち止まり口を開く。
ガトー「…わしの姿は見えているようじゃな。今、わしはお主たちに魔法で語りかけておる。
ほほう。どうやら星と光のオーブは無事に手に入れたようじゃな」
森崎「おうよ。言われた通りちゃんと回収してやったぜ。これであのガーネフの爺に
対抗する力を俺たちに渡してくれるんだよな?」
238 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:38:25 ID:???
ガトー「そう急くな森崎よ。まずは自分たちの置かれている状況を思い出すことじゃ。
この神殿の目と鼻の先にあるグルニアの大軍をどうにかしないことには何も始まらんじゃろうて」
森崎「(ぐっ…いちいち小煩い爺さんだな…)ああ、そうだな。で、グルニア軍を倒した後、俺たちはどうすればいいんだ?」
ガトー「いまわしはマケドニア城の北の村におる。グルニア軍を倒したならば
そのままマケドニアに向けて進軍してくることじゃ。
部隊の誰かに星と光のオーブを持たせ、わしのいる村まで尋ねて参れ。
さすればお主たちにマフーに唯一対抗出来る魔道書『スターライト・エクスプロージョン』の魔法を授けよう」
森崎「その魔法が無ければ絶対にガーネフには勝てない…んだよな」
ガトー「そうだ。ガーネフを倒し、神剣ファルシオンを取り戻さなければ
とてもメディウスを倒すことはできないだろう。
…そのガーネフだが、今は幻の都テーベにてなにやら企んでおるらしい。
そしてそこにはアリティアの王女、マルスの姉であるエリス王女もいるはずじゃ」
マリク「そ…それは本当ですかガトー様!本当にエリス様がガーネフと同じ場所に!?」
ガトー「うむ。どうやらガーネフはあの娘の持つ死者すらも蘇らせる
強力な癒しの力を持つ杖『オーム』の力を奪おうとしておるらしい。
今はわしの遠隔魔法による結界で彼女を守っておるが…いつまでも持たぬぞ」
マリク「エリス様が…エリス様が危ない!く、くそっ!早くあの人を助けに行かなければ!」
ガトー「だから急くなというに。よいかマリク。エリス王女を救うにはガーネフを倒さねばならぬ。
ガーネフを倒すためにはスターライトをもつに相応しい力を身につけねばならぬ。
ならば今お前がしなくてはいけないことはなんなのか…分かるな?」
マリク「わ…分かりました。グルニア、マケドニアとの戦いで僕は必ず
スターライトに相応しい実力を身につけてみせます。だからそれまでどうか…
エリス様をガーネフの魔の手からお守りください…お願いします!」
239 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:41:23 ID:???
幼い頃から自分のことをもう一人の弟のように優しく接してくれたエリス。
知らず知らず自分が彼女に好意を寄せていることに気がついたカダインへ留学に行ったあの日。
アリティア陥落の際、最悪の事態も覚悟してはいたが、こうして彼女の無事を確認できたことにマリクは興奮を隠せないでいた。
必ず自分がガーネフを倒し、エリスを救い出すのだと。そのためにどんな敵も
風の聖剣の力でなぎ倒して進んでみせると強く誓うのだった。
ガトー「最後に…森崎よ。お主に一つ問いたい。お主の今のその体…ただ単純な特訓だけで鍛え上げられたものではあるまい。
何か特別な道具にて補強しつつ培ったものではないか?」
森崎「特別な…道具?そういえば南葛時代に変なドリンクを何本も飲んだりしたっけなぁ。今となっては懐かしいぜ」
ガトー「! ……やはりそうか。お主の悩みの一つである成長の停止…どうやらわしがなんとかできるやもしれんぞ。
オーブを持ってくるついででも構わん。一度お主もわしのいる村を訪れよ。
新たな力が欲しければな。よいか?決して忘れるでないぞ…」
全ての用事を伝え終わったのか、ガトーは一息つき、彼の影は音も無く消えていった。
森崎「(俺の止まってしまった成長が何とかなるかもしれないだって?へへ…こいつはいい話を聞いたぜ!)」
森崎は一戦終えたばかりにもかかわらず、ガトーの話を聞いたことでやる気を漲らせていた。
森崎「ようし!すぐにここを出て本隊に合流するぞ!グルニア軍をとっとと蹴散らして
マケドニアに進軍する!みんな、ついてこ〜〜〜〜〜い!!!」
一同「「「「「「「「「「「「おう!!!!」」」」」」」」」」」
ラーマン神殿を制圧したアカネイア同盟軍は、そのまま南下してグルニア本城を目指す。
対するグルニア軍は、主戦力の黒騎士団、重騎士団、木馬隊を配置して待ち受ける。
季節が巡るのは早いもの。春の陽気な気候は、徐々に激しい熱気を帯びる夏へと変わり始めていた。
後にアカネイア大陸史暗黒戦争において一二を争う熾烈な戦いと言われることになる戦い。
英雄王マルス率いるアカネイア同盟軍と黒騎士カミュ率いるグルニア軍の決戦の火蓋が切って落とされようとしていた…
240 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:43:13 ID:???
第15章 『マムクート・プリンセス』 おわり
モロドフ「出撃したメンバー全員に50の経験値が入りますぞ。
今回レベルアップしたのは以下の者たちですじゃ」
カイン ジュリアン トーマス
モロドフ「以上じゃ。他のものも頑張るように」
先着『2名』様で、ブロックごとに判定をお願いします。
!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。
カイン
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card
ジュリアン
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card
=================
トーマス
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card
241 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 00:44:39 ID:???
カイン
成長判定H→
スペードJ
成長判定力→
ダイヤ2
成長判定技→
ダイヤ4
成長判定速→
ダイヤA
成長判定運→
クラブA
成長判定武→
ダイヤ10
成長判定守→
クラブK
成長判定魔→
スペード2
ジュリアン
成長判定H→
クラブ8
成長判定力→
ダイヤA
成長判定技→
ダイヤJ
成長判定運→
クラブJ
成長判定武→
スペード4
成長判定守→
ダイヤ8
成長判定魔→
ダイヤJ
242 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 00:47:40 ID:4ehEhIK2
トーマス
成長判定H→
クラブ7
成長判定力→
ハート3
成長判定技→
ハート7
成長判定速→
ダイヤK
成長判定運→
ダイヤA
成長判定武→
クラブQ
成長判定守→
スペード6
成長判定魔→
クラブ2
243 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:50:23 ID:???
カイン
成長判定H→ スペードJ
成長判定力→ ダイヤ2→1上がった
成長判定技→ ダイヤ4→1上がった
成長判定速→ ダイヤA→1上がった
成長判定運→ クラブA
成長判定武→ ダイヤ10→1上がった
成長判定守→ クラブK
成長判定魔→ スペード2
カイン ソシアルナイト レベル15 EXP20 9戦6勝1敗
成長率
HP24/24 ○
力 13 △
技 13 ○
速 11 ○
運 9 ○
武 18 ☆
守 12 △
魔 2 ×
以上のようになりました
244 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:52:21 ID:???
ジュリアン
成長判定H→ クラブ8
成長判定力→ ダイヤA→1上がった
成長判定運→ クラブJ
成長判定武→ スペード4
成長判定守→ ダイヤ8→1上がった
成長判定魔→ ダイヤJ
ジュリアン 盗賊 レベル17 EXP0 14戦8勝0敗
成長率
HP31/31 ◎
力 15 ◎
技 20 ○
速 20 ○
運 16 ◎
武 7 ○
守 12 △
魔 0 ×
以上のようになりました
245 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 00:53:37 ID:???
トーマス
成長判定H→ クラブ7
成長判定力→ ハート3→1上がった
成長判定技→ ハート7
成長判定速→ ダイヤK→1上がった
成長判定運→ ダイヤA
成長判定武→ クラブQ
成長判定守→ スペード6
成長判定魔→ クラブ2
トーマス アーチャー レベル12 EXP20 1戦1勝0敗
成長率
HP19/19 ○
力 14 ○
技 6 △
速 7 △
運 4 ×
武 10 ○
守 6 ×
魔 1 ×
以上のようになりました
246 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 01:06:57 ID:???
※指揮レベル上昇判定を行います
先着『1名』様で一気にお願いします
サムソン(1)→ ! card
ミディア(3)→ ! card
森崎(3)→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
サムソン
K〜10→指揮レベルが1→2に
9〜A→変化なし
JOKER→指揮レベルが1→3に
ミディア・森崎
K→指揮レベルが3→4に
Q〜A→変化なし
JOKER→指揮レベルが3→5に
247 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 01:07:28 ID:???
サムソン(1)→
クラブQ
ミディア(3)→
クラブ10
森崎(3)→
ハートK
248 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 01:08:11 ID:???
カミュ襲来の前にこれはでかい
249 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 01:08:32 ID:???
よっしゃ いいの引けた
250 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 01:10:51 ID:???
>>249
よくやった
デラックスのり弁当
たらふく食べていいぞ
251 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 02:05:55 ID:???
>>248-250 これはかなり嬉しいですね。グルニア軍は強敵揃いなので頑張りましょう!
============
サムソン(1)→ クラブQ→指揮レベルが1→2に
ミディア(3)→ クラブ10→変化なし
森崎(3)→ ハートK→指揮レベルが3→4に
============
グルニア王国は、解放戦争の三英雄の一人オードウィン将軍が興した騎士の国である。
建国以来、その強力な騎士団の力を背景に近隣の未開部族を切り従え、
ついに 七王国の中でも一、二を争う強国となった。
だが 現国王ルイは気が弱く、復活したメディウスの力に恐れをなして、
ドルーアとの同盟を 受け入れてしまった。
そのルイ王も、うちつづく敗戦の中で病に倒れ、勇猛を誇ったグルニア王国も、
ついに滅亡の時を迎えようとしていた。
第16章 『ブラックナイツ・カミュ』
〜グルニア本城〜
アカネイア同盟軍との決戦を間近に控えた前夜。グルニア軍の総指揮を執るカミュは
グルニア城の裏庭にて一人愛馬と共に佇んでいた。
カミュ「………来たか」
バサッ!バサッ!バサッ!………ズズゥゥン……
一般の竜騎士の跨る飛竜より人一倍大きな飛竜に跨る騎士が南の空から現れる。
マケドニア現王ミシェイル。武勲知略共に優れ、今この大陸で最強の人類を決めるのならば
このミシェイルか、はたまたカミュかと言われるほどの男二人が一堂に会した。
252 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 02:06:55 ID:???
ミシェイル「約束通り来てやったぞ。で、カダインまで送り届けて欲しい『荷物』というのは何だ?」
カミュ「これだ」
カミュは自分の黒馬の傍に置いていた地味な装丁の箱を指差す。
ミシェイル「一応聞いておくが……中身は何かは聞かないほうがいいか?」
カミュ「……頼む。カダインにさえ届けてくればあとは向こうの者が説明してくれるはずだ」
ミシェイル「…分かった。だが、これで今度はお前が俺の頼みを聞く番だぞ?」
カミュ「ああ。分かっている。ここで我々グルニア軍がアカネイア同盟軍を倒したその時。
グルニアとマケドニアは同盟を組み、ドルーア帝国に反旗を翻す、と」
ミシェイル「この大陸をアカネイアのクソ共の好きにさせたくは無い。
だから俺たちは周りの数多くの反対を押し切りながらドルーア帝国と同盟を結び戦ってきた。
しかし…そう簡単にこの大陸をマムクートの連中に明渡すわけにもいかん。
カミュよ。お前が俺とともに大陸中のマムクートを駆逐していく姿が今から目に浮かぶぞ…」
マケドニアの大陸制覇という己の野望を達成するために、あのドルーアすらも利用しようとしているミシェイル。
不敵な笑みを思わず漏らすと、ミシェイルはカミュから託された箱を自分の飛竜へとくくりつける。
ミシェイル「それで、肝心の明日の戦い。戦力の総数では圧倒的に不利だそうじゃないか。
なにか戦略や勝つ見込みみたいなものはちゃんと用意しているのか?」
カミュ「そのことならば問題ない。黒騎士隊のスターリン将軍、三羽烏のベルフ、ライデン、ロベルト。
重騎士隊にはロレンス将軍、そして何処から手に入れたのか知れぬが
恐ろしいほどの威力を持つ剣を携えるジューコフ将軍がいる。
他にも高司祭ヒムラー殿や、木馬隊もエレファント、ファイヤーガンなど高性能のものを揃えさせた。
…自分で言うのもなんだが、負けろというほうが難しい。それほどの戦力は今のグルニアにある」
253 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 02:10:56 ID:???
ミシェイル「……今のグルニア、ね。ま…俺から言わせればそれが今のグルニアの用意できる全ての戦力なのだろう?
アカネイア同盟軍は個の能力はそれほどではないが、集団での統率力は中々の力を持っている。
特に…以前カダインで見かけたあの少年。確か…モリ…モロ…なんだったかな。
とにかく、油断はしないことだ。お前はまだこんなところで朽ちてよい才能の持ち主ではない」
カミュ「…善処するさ」
ミシェイルはカミュの返事に満足そうに笑うと、飛竜に跨り闇が広がる空へと昇っていく。
ミシェイル「フ……ではな。……武運を祈るぞ。カミュ将軍」
カミュ「ああ。ミシェイル王。そなたも……」
バサッ!バサッ!バサッ!
北の砂漠が広がるカダインの大地へと飛び立つ巨大な飛竜を見送りながら、
カミュは右手を胸に当てて、ミシェイルに託した『荷物』の無事を静かに祈った。
カミュ「(…ユミナ王女。ユベル王女。どうかご無事で。この腐敗したグルニアが浄化し、いつか蘇ったとき…
再びグルニアを豊かで平和な国へと導くためにも…どうか今は……生き延びてください……)」
国王ルイには二人の後継ぎがいた。グルニア王家特有の鮮やかなブロンドと整った顔を持つ双子の姉弟。
ユミナ王女とユベロ王子。共に聡明で、将来が大いに期待されている若きグルニアの後継ぎである。
カミュはグルニアの再興を願う男の一人であった。同じくグルニアの再興を願うヒムラー司祭の協力の下
身分を偽って高司祭ウェンデルが治めるカダインの魔道学校へと留学させたのである。
暗黒戦争の傷跡が癒え、再びグルニアに命の息吹が芽生え始めるその時まで。
グルニアの双星が失われないようにとミシェイル王の力を借りて、二人をグルニアから脱出させたのだった。
カミュ「(……ニーナ。どうか私を許して欲しい。私はどうしてもグルニアをこのままにはしておけないのだ。
グルニアは一度壊れ、新たに生まれ変わらなければならない。そのためにも…
マルス王子。そしてカダインにて様々な奇跡を私に見せてくれた少年…森崎。
全力で私たちにぶつかってきてくれ。この黒騎士カミュの…生涯の最後の願いだ)」
254 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 02:13:44 ID:???
そして、夜が明けた。
グルニア本城より南東の平原に、アカネイア同盟軍は天幕を立てて進撃準備を始めていた。
モロドフ「森崎殿。いよいよグルニアとの決戦の時がきましたな。
ここからの戦いはこれまで培った知識と実力を全て発揮しても苦戦が続くやもしれぬ。
進軍する際は大胆かつ慎重に。下手な欲は出さず、全力で戦うことを忘れてはなりませぬぞ」
森崎「そ、そんなに手強いのかグルニアの黒騎士団は…」
マルス「森崎。この地図を見て欲しい。グルニアの恐ろしいところは指揮に優れた将軍の多さだ。
黒騎士団を束ねる総大将カミュ将軍だけではない。カシミア大橋で戦ったスターリン将軍。
グルニアの重鎮ロレンス将軍にディール要塞であのオグマを倒したジューコフ将軍もいる。
本城の前には多数のシューターが並び、簡単には近づけないようになっている。
さらに西の砦からはマケドニアからの増援部隊も控えているらしい」
森崎「ジューコフだとォ!?…奴がいるっていうのか!」
ミネルバ「ほう…あの卑劣漢を絵に描いたような奴がまだ生きていたか…!」
シーダ「ロレンス将軍…!タリス建国時にお父様とお母様に助力してくださったあの方と戦わなくてはいけないの…?」
つらつらと強敵の名前を読み上げるマルスの声に、同盟軍に緊張が走る。
モロドフ「今回の戦は楽な所は一瞬もありませぬぞ。これから発表する3つの部隊全てが
全力で当たらなければ必ずどこかで犠牲が生まれる…それほど過酷な戦いになりましょう」
ミネルバ「この地図ではカミュ将軍、スターリン将軍は正面の山岳地帯に。
ロレンス将軍とジューコフ将軍は東のグルニア市街に。
ヒムラー司祭とマケドニア軍は西の村奥の砦に待機しておるようだが…」
ミディア「戦力的にはヒムラー司祭の部隊が若干だけど緩そうね。
その分正面の黒騎士隊と東の重騎士隊が相当手強そうね…」
255 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 02:15:10 ID:???
ジェイガン「森崎。ラーマン神殿で手に入れたオーブの所持者や新たな戦力などを考慮し
的確に部隊を振り分けるのだ。この戦は既に始まっている。
ここでの選択ミスは多大な犠牲を生むことになる。くれぐれも…慎重にな」
森崎「随分とプレッシャーをかけてくるんですね。…分かりました。少しだけ時間をください」
ガタッ!
森崎は素早く部隊表を抱えて個室へと向かう。もたもたしてなどいられない。
ジェイガンの言う通りもう戦いは始まっているのだから。
☆部隊構成を行います。
@正面突撃隊(本城を正面から攻撃します。カミュ、スターリン、パラディンやシューターが相手です)
A市街遊撃隊(本城を東から攻撃します。ロレンス、ジューコフ、ジェネラルが相手です)
B西砦鎮圧隊(西の砦を押さえにいきます。ヒムラー、ペガサスナイトが相手です。拠点パートあり)
☆人数はどうしますか?
(例)
5・5・5
7-5-3
など、左から順に合計が15以内になるように、振り分けてください。
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
256 :
森崎名無しさん
:2010/11/04(木) 02:21:33 ID:???
>恐ろしいほどの威力を持つ剣を携えるジューコフ将軍
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
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―――.--、_―――――! .l l.._`′ ー ′ .ノ:,'..:..:> リカード〜!!
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l. ,.ニ-‐‐ 、 r'.:/..:..:..>
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