キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/30(土) 12:29:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ最終戦。森崎率いるアカネイアは日向率いるヒューガーに3対1と快勝。
さらに日向との直接対決も2度制し、見事全日本のキャプテン争いの座から日向を引き摺り下ろすことが出来た。
アカネイアの大会結果は1勝2敗の第3位。マンチェスターやサンパウロなどの強豪相手に善戦したといえるだろう。
だが、森崎は大会後片桐から衝撃の事実を聞かされる。自分の能力を下げようと企んでいた人物が判明したというのだ。
その正体はキャプテン争奪戦のライバルの一人若林源三!なんと彼は南葛高校に赴き
リセットの力を借りて岬や修哲トリオの実力を可能な限り強化しているらしいのだ。
しかしそれとは対照的に中山、中里、山森など森崎と縁のある者たちが軒並み弱体化してしまった。
結果的に全日本の強化と繋がっていると判断し、傍観を決め込んだサッカー協会の力は借りれない。
森崎はかつての親友たちを救うため、若林を超える力を手に入れるために再び戦地へと赴く。
果たして森崎たちはガトー司祭の指示どおり『光と星のオーブ』を入手することが出来るのだろうか?


☆前スレ
【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1285415330/l50

661 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:07:18 ID:2pe6vmAU
カミュ→アベル、森崎、ミディア
黒騎士F→チキ、バヌトゥ




662 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:08:16 ID:???
>>656
爺ちゃんは運のせいで必殺率が恐ろしすぎる…

663 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:10:20 ID:zotRVHx6
カミュ→アベル、森崎、ミディア
黒騎士F→チキ、バヌトゥ

664 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:24:52 ID:???
絶対に先頭からしか攻撃できないというのはちょっと釈然としないな
敵はカードの引き次第で後衛を狙ってくるわけだし

後衛狙いは確率で失敗する、くらいでいいんじゃないかと提案してみる
GMの裁量が絶対だけど

665 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:27:43 ID:???
「公平に」こっちの狙いもカード次第とか言われるよりはずっとマシだろうw

666 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/09(火) 22:40:15 ID:???
>>659
手斧やブレスでも相手の隊列は崩せません。
一見不便に見える>>643のA、B、Cの利点はここにあります。
森崎以外のキャラはなるべく反撃をうけないように行動してくれます。

>>664
納得がいかないところがあるでしょうが、森崎たちだけが
自由に動けないようにするためのバランスだと受け取ってくれると助かります。
後衛にも攻撃できるというA、B。
無駄な反撃を抑制できるDをうまく使い分けてくださいね。
>>665
完全ランダムのCは非常に低確率ですが全員攻撃を狙える利点がありますね。

それと、カミュの『波動』に関してですが
同じスキルではなく対応するスキルの無効化が正しいです。
間接攻撃時におかしくなってしまいますからね。
===============
カミュ→アベル、森崎、ミディア
黒騎士F→チキ、バヌトゥ

森崎「よしアベル。そこまで言うならここはお前に任せたぜ!」

アベル「ああ。大陸最強の聖騎士の座は今日この場でこのアベルが貰い受けるぜ!」

ダダッ!

カミュ「アリティアの若き騎士アベル…か。君のことはアカネイアでの
    サッカー大会で色々調べさせてもらったよ」

アベル「へぇ…アンタもあの大会を見に来ていたのか」

667 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/09(火) 22:42:07 ID:???
カミュ「私の目が曇っていなければ…あのときの君は新たな力に溺れ
    無様な姿を晒すだけの未熟な聖騎士『もどき』だと思ったが…
    果たしてあれからの数ヶ月でどれほどのレベルになっているか見ものだな」

カミュの言葉にアカネイアカップでの恥を思い出し顔を歪めるアベル。

アベル「ぐっ…サ、サッカーと戦闘は別物だぜ。あの試合のことは今は関係ないだろう!」

カミュ「フッ…そうかもしれない。だがそうじゃないかもしれないぞ。
    あの森崎という少年はサッカーの能力を戦闘でも如何なく発揮しているように見える。
    彼に比べて…はたして君はどうなのかな?」

アベル「ぐ…ぐぐ…い、言わせておけばさっきから偉そうに……くっそぉーーーーっ!!!」

ミディア「いけない!アベル君はすっかり逆上してしまっている!あれではカミュ将軍には…!」

カミュ「(中には怒りの感情をコントロールし巨大な力に変換できる者もいるが…
    アリティアの黒豹アベル。君の実力を見せてもらおうか!)」

668 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/09(火) 22:43:41 ID:???
先着『2名』様で

アベル 35/35 銀の剣(攻速…17 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→! card+25+指揮(10)+支援(2)=
攻撃判定→! card+32+指揮(10)+支援(2)=
回避判定→! card+17+指揮(10)+支援(2)=
守備判定→! card+16+指揮(10)+支援(2)=

カミュ 45/45 グラディウス(攻速…12 係数…)
命中判定→! card+21+指揮(6)=
攻撃判定→! card+34+指揮(6)=
回避判定→! card+12+指揮(6)=
守備判定→! card+15+指揮(6)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
アベルの攻撃・回避判定がスペード・クラブで『黒豹』で+5
アベルの攻撃判定がダイヤで『一閃』でカードの数値が2倍
カミュの全判定がダイヤで『波動』で+5かつ相手の相対する種類のスキルを無効化
カミュのHPが半分以上で攻撃判定がクラブで『突撃』で戦闘続行
カミュの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
その他の補足は>>16の【戦闘の計算式】を参照してください

669 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:44:50 ID:???
アベル 35/35 銀の剣(攻速…17 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ クラブ5 +25+指揮(10)+支援(2)=
攻撃判定→ ダイヤQ +32+指揮(10)+支援(2)=
回避判定→ ハートQ +17+指揮(10)+支援(2)=
守備判定→ スペードK +16+指揮(10)+支援(2)=

670 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:45:34 ID:???
あれ、速度が5差でも追撃なしだ。なんかスキルの効果?

671 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:46:54 ID:???
カミュ 45/45 グラディウス(攻速…12 係数…)
命中判定→ ハート5 +21+指揮(6)=
攻撃判定→ クラブ4 +34+指揮(6)=
回避判定→ ダイヤK +12+指揮(6)=
守備判定→ クラブ2 +15+指揮(6)=


672 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:49:28 ID:???
よくやった黒豹!!

673 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:50:00 ID:???
・・あれ? なんか一発で落としてない?

674 :664:2010/11/09(火) 22:52:00 ID:???
ABなら後衛攻撃できるんですね、
なら納得です、空気悪くしてすみませんでした

>>668は追撃あるはずだけど・・・どうなるんだろう

675 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:52:15 ID:???
サッカーの肝心なところではアレだが
戦闘では頼りになるぜ!!

676 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:53:11 ID:???
森崎ミディアサムソンと指揮持ちを集中させた甲斐があったねえ

677 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:54:11 ID:???
一閃が有効なら仕留めてるよね


678 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:56:03 ID:???
『相対する種類』だから、回避で出た波動が消すのは
命中スキルであって、攻撃スキルではないよね。

679 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:56:06 ID:???
こいつ大盾まで持ってるのか…

680 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:57:30 ID:???
さすがアストリアを倒した男!

681 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 22:59:13 ID:???
正直、ミディアとサムソンとバヌトゥから誰か一人は死ぬかと思ってたが……。
アベルはサッカーの地獄を切り抜けて完全に流れをつかんだなぁ。お見事。

682 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/09(火) 23:07:32 ID:???
あー!すみません、また追撃判定を忘れてました…
…けれど追撃判定が無かったからこその大勝利。
それに一行ずれていてもアベルの追撃必殺が発動してしまい
アベルの20ダメージという違いだけで済む話なのですね。
せっかくの皆様の引きで生み出した最良の結果を覆してしまうのはやはり納得できません。
中の人のミスが原因なので、ここは皆様の判断に任せたいと思います。

☆どうしますか?
Aアベルが一撃でカミュを叩き伏せる
Bアベルが20ダメージを受けるが追撃必殺で勝利
Cカミュが可哀想だから追撃判定を含んだ判定をもう一度やり直す
D他の案があれば何か

『4票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。


※ちなみにカミュのスキルは以下のとおりでした
カミュの全判定がダイヤで『波動』で+5かつ相手の相対する種類のスキルを無効化
カミュのHPが半分以上で攻撃判定がクラブで『突撃』で戦闘続行
カミュの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
カミュのHPが半分以下で『待ち伏せ』で必ず先制攻撃

683 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:08:32 ID:x3fuOitM

今回のアベルにケチのつけどころはない。

684 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:09:15 ID:3HODSG5Q


685 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:09:32 ID:zkLMyWcw


686 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:09:52 ID:HtMgcwhI

個人的にこっちのほうが美しいと思うんだな

687 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:09:54 ID:???
>>676
むしろ人選の段階では竜×2やらで失敗したけど内容で取り戻した感じだと思う
消耗無しでこれたりまさかのパラディン七人も森崎が引き付けて3人相手に反撃で全員仕留める大活躍をしたり

688 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:11:36 ID:???
あの三羽烏JOKERは大きかったよなあ。
あれで消耗していたらはるかにやばい展開だったんじゃないか?

689 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:12:05 ID:x3fuOitM
Bに変更。

690 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:12:50 ID:dAdAnWMo
A

691 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:13:14 ID:SIxuKP3A
A
グルニア戦の神展開
戦闘ならば頼りになるアベルw

692 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:13:15 ID:RlsqfY7+
A

1行ずれててもアベルよけてるんじゃないかな

693 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:14:31 ID:???
追撃判定追加して一行ズレたらカミュの守備判定が未確定だから追撃必殺で勝利できるとは断言できなくね?
大盾でたら無効だし

694 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:19:09 ID:???
>>280は自分だが、
正直黒騎士団がここまで強いとは思わなかった
ハラハラさせて申し訳ない

次章もミシェイルくるから熟考が必要だな

695 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:20:58 ID:???
半端に削ったら待ち伏せコンボが発動してたのか
一人で決めて大成功だね

696 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/09(火) 23:22:39 ID:???
>>693
私のミスのせいで折角のアベル大勝利を覆したくない、というのが本音です。
ぴったり45ダメージで倒すという奇跡を大事にしてあげたい。
カミュにとっては平等ではない裁定となりましたが、彼にはいずれ今回のお詫びをするつもりです。

>Aアベルが一撃でカミュを叩き伏せる

この選択肢が選ばれたといったところで今夜はここまで。
アベルVSカミュの描写は一瞬のことながらも丁寧に書いていきたいです。
もうすぐ2周年となるもののミスが中々減らないスレですが、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。それではまた〜

697 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:29:53 ID:???
仮面の騎士のお詫び胸熱乙でした!

698 :森崎名無しさん:2010/11/09(火) 23:30:37 ID:???
乙でしたー、森崎隊に乾杯

よく考えたらまだスターロンにヒムラー、ジューコフもいるのか
まだまだ油断できないなー

699 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 00:28:29 ID:???
奇跡の黒豹乙でした!

700 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 00:37:46 ID:???
あれ、守備と回避が>>383と食い違ってるような

いやロベルトが凡庸だったんで間違えただけでしょう
そういうことにしてください

701 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 01:38:17 ID:???
たしかに速20運15なのに回避12で守備16なのに15になってるね
没収か彼自身のボッシュートが必要だ…

702 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 15:33:21 ID:???
森崎隊の対カミュ隊まとめ
・森崎 
瀕死のサムソンを回復させる
黒騎士三人に狙われるが傷を負いつつも全員を反撃で撃破

・アベル
最初に切り込んで傷は負いつつも黒騎士を一人撃破
カミュを一撃で粉砕玉砕大喝采!

・ミディアさん
傷ついた黒騎士を仕留める
カミュの一撃に耐える

・サムソン
黒騎士に大ダメージを与えるが自分は瀕死になり森崎に回復してもらう
別の黒騎士の攻撃でHP一桁になりつつ反撃で大ダメージを与える

・チキ
間接攻撃で黒騎士に大ダメージを与える

・バヌトゥ
チキが弱らせた黒騎士を仕留める

今回の殊勲者は自軍ターンのアベルと敵軍ターンの森崎だな
ついでにサムソンさんはひとまず間接攻撃の後に攻撃するといいんじゃないかな…

703 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 15:55:24 ID:???
ミディアさんもよくぞ耐えたって感じ。


704 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 22:10:10 ID:???
戦闘結果から黒騎士団のステータスを逆算してみた。

HP36
力14
技14
速13
運9
守14

指揮レベル1
スキル:瞑想

・・・速さ以外はカミュに見劣りしてないな
こりゃ強いわけだ 

705 :森崎名無しさん:2010/11/10(水) 23:48:21 ID:???
参考までにカイン
カイン(LV15)
HP24
力13
技13
速11
運9
武18
守12
魔2

ソシアルナイトとはいえ成長率そこそこでレベル15まで上がったカインでも
戦闘力的に勝ってる部分が無いし本当に強敵だったわ黒騎士団

706 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 00:10:15 ID:???
いやあ、黒騎士団は強敵でしたね。

707 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 00:25:33 ID:???
ユグドラルにも黒騎士団はありましたよ。それも、グルニアより大規模なものがね

708 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 00:43:26 ID:???
>>706-707
アトリームへお帰りくださいw

709 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 01:06:54 ID:???
何が黒騎士団だ。ロートリッターと比すれば雲霞の群れよ。

710 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 20:31:36 ID:???
>>697-699
乙感謝です!いずれ森崎たちの仲間になるかもしれない仮面の騎士様に期待ですね!
>>700-701
(い、言えない…回避と守備の項目だけリストの一段下のスターロンの
ステータスと間違えて計算してしまっていただなんて…
そうだ!スターロンの回避と守備をカミュのものとこっそり入れ替えてしまえば…!)
>>702-703
カミュの引きによってはいくらミディアさんでも1ターンでやられていましたからね。GJでしたね。
>>704-705
第一部も終盤。キャプ翼で言うなら本戦の決勝トーナメントといったところでしょうか。
次戦のマケドニアの竜騎士たちも黒騎士たちに匹敵する実力を持っています。気をつけて!
>>706-709
フロレート振り回してガッツポーズする妹さんが妙に可愛らしかったなぁ…え、違う?
================
アベル 35/35 銀の剣(攻速…17 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ クラブ5 +25+指揮(10)+支援(2)=42
攻撃判定→ ダイヤQ→24(一閃) +32+指揮(10)+支援(2)=68
回避判定→ ハートQ +17+指揮(10)+支援(2)=41
守備判定→ スペードK +16+指揮(10)+支援(2)=41

カミュ 45/45 グラディウス(攻速…12 係数…)
命中判定→ ハート5 +21+指揮(6)=32
攻撃判定→ クラブ4 +34+指揮(6)=44
回避判定→ ダイヤK+5(波動) +12+指揮(6)=36
守備判定→ クラブ2 +15+指揮(6)=23

アベルの一閃!カミュに45のダメージを与えた!
カミュは倒れた。アベルは40の経験値を得た
アベルのレベルが7に上がった!

711 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 20:32:40 ID:???
アベル
成長判定H→! card
成長判定運→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

712 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 20:35:59 ID:???
アベル
成長判定H→ クラブ2
成長判定運→ ハートJ
成長判定守→ スペード10
成長判定魔→ クラブA
なるほど、回避が低すぎると思ったよw

713 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:16:15 ID:???
アベル
成長判定H→ クラブ2
成長判定運→ ハートJ→1上がった
成長判定守→ スペード10
成長判定魔→ クラブA

アベル パラディン レベル7 EXP10 29戦24勝0敗
        成長率
HP35/35     ◎
力 20      ○
技 20     ◎
速 20     ○
運 16      ○
武 20      ◎
守 16      △
魔  9       ×

以上のようになりました

714 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:22:12 ID:???
>>17によるとボスを倒した経験値って80じゃありませんでしたっけ

715 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:29:25 ID:???
>>714 ご指摘感謝です!アベルの経験値を修正しました。
=================
激情したアベルは自分でも驚くほどの速さでカミュとの間合いを詰めることが出来た。
グラディウスの攻撃に対して最も有利に戦える間合いはやはり至近距離しかないだろう。
真空の刃で狙い撃ちされる遠距離、触れた者を全て切り裂く刃が当たる中距離では
どうしてもカミュの方に分があるからである。

アベル「(二の太刀はいらない。これで…決める!)」

全速力で駆ける勢いそのままに、カミュの胴を薙ぎ払おうとしたその時。
アベルの脳裏にあるビジョンが見えてしまう。

アベル「(なっ…?)」

カミュは素早く馬を後退させるとグラディウスの柄の部分でアベルの攻撃を完璧に受け止める。
そして力を拡散させる方向を失い、バランスを失ったアベルに真っ直ぐ真空の槍を突き出してくる。
アベルは愛馬と共にグラディウスに貫かれ、息絶えてしまうのである。

アベル「(こ…これは……このまま剣を振り抜いたら…俺は……負ける?)」

瞬間、カミュとアベルの眼が合った。カミュはアベルの突撃に焦ることも臆することもなく真っ直ぐアベルのほうを向いていた。
その蒼の瞳の奥に映るのは、絶対的な自信。アベルが今一番手に入れたいものである。

カミュ「どうした?何を迷っている。騎士が自分の剣を信じられぬとは甚だおかしい話だ」

アベルはカミュの瞳がそう語っているように感じた。同時に今の自分に自信が無いことに気づかされる。
しかしアベルはすぐにその感情を否定した。なぜなら今の彼を求めてくれている仲間たちがいるからだ。

アベル「(俺は今の自分を誇りに思っている。アリティアカップで退場し、落ち込み逃げ出した俺を
    森崎は追いかけて連れ戻してくれた。そして今の俺が必要だ、大事なんだと言ってくれた。
    マルス様もバーツも最後まで俺が戻ってきてくれることを信じてくれていた。
    なにを悩む必要がある。なにを迷う必要がある。俺を信じてくれた人がいる。だから俺も俺を信じればいいんだ!)」

716 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:30:56 ID:???
カッ!

アベルの心から迷いの感情が消えた瞬間、脳裏から自分が息絶えるイメージが霧散した。
視界が鮮明となりカミュの僅かな隙が垣間見える。

アベル「二の太刀はいらない。これで…決める!」

これからも彼は失敗をするだろう。その度に自分のことが嫌いになり落ち込むだろう。
しかし、もう彼が自分の選択した道を信じなかったり後悔したりすることは無い。なぜなら――

アベル「うおおおぉぉぉぉぉおおおおおっ!!!!!」

ズッシャアアアアアアアアアアアッ!!

カミュ「カ……ハッ……!?」

アベル「なぜならこの一閃は俺が今まで積み重ねてきた全てが詰まった一振りだからな」

アベルがこれまで生きてきた道をなぞるような一つの線がカミュの胸に深々と刻まれる。
数々の成功と挫折が入り混じったこの一閃はいくらカミュといえども見切ることは出来なかったのだ。

カミュ「(なる…ほど……そうか……この男は……)」

挫折の果ての一閃。一度落ちるところまで落ちた彼だからこそ繰り出せる重い一撃の前にカミュは一撃で意識を失ったのだった。

717 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:32:24 ID:???
黒騎士F「そ…そんな…ば、馬鹿な…カミュ将軍が…い、一撃で倒されるなんて……あ、ありえない…」

アベル「どうやら勝負はついたようだな。さァ、覚悟し――?」

シュウウウウウ……

カミュ「ぐ…くっ……い、一旦退くぞ…」

森崎「なにィ!?あいつ、まだ息があったのか!ん?あ、あれは…!」

カミュの胸の中心に森崎に見覚えがある道具が光を放っていた。
致命傷を一度だけ防ぎ身代わりとなる魔法石『オームの欠片』である。

黒騎士F「カミュ将軍、しっかりしてください!」

黒騎士Fはカミュを自分の馬に乗せると一目散に逃げだした。

ミディア「森崎君、急いで彼らを追わないと!」

森崎「あ、ああ。分かってる。全軍カミュ隊を追撃だ!絶対に逃がすんじゃないぞ!」

一同「「「「「おう!!」」」」」

森崎たちは深手を負ったカミュを追い込むためにグルニア城近郊の山奥へと入り込んでいく。
黒騎士Fは必死に馬を走らせるが、やはり二人乗りでは馬力も半減してしまう。
全速力で追いかけるアベルやミディアにすぐに追いつかれてしまった。

ミディア「もう逃げられないわ。おとなしく投降すればニーナ様が寛大な処置をしてくれるでしょう」

黒騎士F「だ、誰が貴様らアカネイアなぞに!こ、こうなったら〜〜!!」

718 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:34:07 ID:???
黒騎士Fはカミュが握っていたグラディウスを奪い取ると、我武者羅に振り回し始める。
辺り一面に巨大な竜巻が発生し、アベルとミディアは風圧で吹き飛ばされてしまう。

アベル「な…なんだとォ!?」

ミディア「そんなァ…こ、ここまで追い込んだのに…」

黒騎士F「よ、よし、今のうちに逃げ…う、うわぁああ〜〜〜!?」

なんと黒騎士Fは自らが引き起こした竜巻に巻き込まれてみるみる上空へと運ばれていく。
そして彼の傍らにいた瀕死の状態のカミュまでも。

ドシュルルルルルル……シュバアアアアアアアッ!!!!

アベル「う…お、収まったのか?」

ミディア「ええ……けれど…カミュ将軍たちは……」

歩兵の森崎たちがようやくアベルたちに追いついた頃。
その場にカミュと黒騎士Fはいなかった。最後に黒騎士Fが振り回した
風槍グラディウスだけが、地面へと鋭い刃を突き立てられ残されていた。

森崎「それで…結局カミュ将軍の消息は分からずじまいなのか?」

ミディア「ええ。でもあれだけ巨大な竜巻に巻き込まれたのだから…恐らく無事ではいられないはず」

アベル「残されたのはこの槍だけ…か。だが……俺は確かにカミュ将軍に勝ったんだよな」

サムソン「ああ。それだけは間違いではない。お前の一太刀の前にカミュ将軍は倒された」

バヌトゥ「ほっほっほ。まさかあれだけの強敵を一撃でやっつけてしまうとは本当におみそれしたわい」

719 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 21:35:35 ID:???
チキ「うん!アベルさん、とてもかっこよかったよ!」

しばらくカミュの残したグラディウスの槍を見つめていたアベルが口を開く。

アベル「……なァ森崎。この槍、俺が使っても良いか?
    情けないが自分でも実感が湧かないんだ。俺が本当にあのカミュ将軍を倒せたことを」

森崎「この槍を奴を倒した際の戦利品として持っておきたいってことか?」

アベル「ああ。この槍を握っていれば安心できる。俺が本当にカミュ将軍を倒せたってな。
    それにマケドニアとの決戦でもこの槍の力は絶対に必要になってくると思うんだ」

それは暗にマケドニアでの決戦でも自分がこの槍と共に勝利を呼び込んでみせるという決意でもあった。
アベルのこの提案に対して森崎は…


☆どうしますか?

Aああ、分かった。グラディウスはアベルが使え!
Bいや、その槍は俺が使う!
Cその槍は元々アカネイアのものなんだろ?ミディアさんの方が適任じゃないか?
Dほかの部隊の人に渡したいから一旦俺が預かろう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

720 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:36:19 ID:atXEBf5A


721 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:37:06 ID:SkSz9xGM

この活躍なら文句はない。

722 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:42:40 ID:???
力技速さ20がグラディウスを持った瞬間である

723 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:46:40 ID:???
お主こそ真のアリティア無双よ!

724 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 21:49:00 ID:???
たまには猛牛さんのことも思い出してあげてください

725 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:03:09 ID:???
サムソン+星のオーブであれだからな・・・
正直、出撃枠にくい込むことすら厳しそう

エストとか今更加わってもどうしようもなさそうな気がw

726 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:05:11 ID:???
ペガサス三姉妹はトライアングルアタックだけで価値あるでしょ

727 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:14:47 ID:???
それこそ戦闘の立花兄弟だろ
枠に限りがあるのに3人も使えない

728 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:14:57 ID:???
兵士A「おい見ろ!モリサキ様とアベル様だ!」
兵士B「なんだって!?同盟軍のあのお二人か!」
兵士C「先日グルニアの黒騎士達相手に大活躍をしたお二人だったか?」
兵士B「ああ、アベル殿はなんとあの黒騎士カミュを一撃で打ち倒した剛の者だ!
    しかもその際にカミュの持っていたあの風槍グラディウスまで手に入れたらしい。」
兵士A「横の森崎殿も盟主マルス様の片腕にして同盟軍随一の指揮官でありながら、
    あのグルニアの黒騎士三騎を瞬く間に倒してしまう程の腕まで持っているそうだ。」
兵士C「ほほーなんとも心強い御方達なのだな…ところで後ろの赤い鎧の男は誰だ?」
兵士A「む…兵士Bお前は知っているか?」
兵士B「いや俺もそれらしい人物の噂は聞いたことが無いな。」
兵士C「ひょっとしたらお二人の部下の新兵かもしれんぞ?」
兵士B「なるほど!森崎殿は見所のある者をよく育てているそうだからな。」

とかそんなかんじの悲しい会話が祝勝会で…

729 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:21:47 ID:???
ミネルバ+マリア+三姉妹の構成ならなんとかなるかもしれんけど
火力の問題で敵の撃破がミネルバとパオラに偏るだろうから
レベルアップが大分苦しくなりそうなんだよね。

730 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:26:27 ID:???
ミネルバ+パオラ+バーツにしたほうが安定するだろうねえ

731 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:33:58 ID:???
敵が本当に強いことが分かった以上、今後のメンバー選択は
ガチ編成になりそうだからね
後衛はまだなんとかなるが、前衛は主力で固めることになるだろうなー

パルティアはまだ倉庫に眠ってるんだっけ?
まだ誰も武器レベルが足りてない?

732 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:37:53 ID:???
大陸一は前回あたりにたどり着いてたよ。
でもあの人にはイチイバルつかってほしいんだよな・・。
パルティア手に入れたらカシムに譲ってくれるかな?

733 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 22:38:09 ID:???
ジョルジュが使えるけどあいつはイチイバルが後1で届いちゃう
後はカシムが11で後1で使えるようになる

734 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:28:33 ID:???
>>722-723 防御面以外はほぼ完璧になったといっても過言ではないですね!
>>724 ミディアさんが騎士勲章を一つ余らせているので、一緒の部隊にするといいことがあるかも!
>>725-727 ま、まあ生き返っただけでも奇跡的ですからね。
>>728 これは実際にありそうですね。同盟軍の中での人気の格差というものは結構激しそうです…w 
>>729 拠点パートがある部隊に森崎と一緒にすれば重点的に鍛えることも可能ですね。
>>731 最終メンバーが誰になるか今からドキドキですw
>>732-733 ジョルジュはトーマスとの繋がりの方が深いので、譲るとしたらトーマスになってしまいそうですね。
================ 
>Aああ、分かった。グラディウスはアベルが使え!
森崎「ああ、分かった。グラディウスはアベルが使え!
   そしてこれからもアカネイア同盟軍のために力を貸してくれよな!」

アベル「ああ。俺はこの槍に誓うぜ。ドルーア帝国を倒し必ず平和な世界を取り戻してみせるとな!」

グッ!バシュウッ!!

アベルはグルニアの空高くグラディウスの槍を掲げた。その瞬間真空波が放たれて、頭上の雲が四散する。

アベル「……扱いには注意を要するなこの槍は……」

森崎「ま、間違っても後ろから俺たちを切り裂いたりするんじゃねぇぞ…?」

アベル「あ、ああ…気をつけるさ」

こうして森崎隊はアベルの活躍もありグルニア一の聖騎士カミュを撃退することに成功する。
だが、まだ黒騎士隊の戦力は半分も残っている。
カシミア大橋にて膨大なアカネイア軍に対して孤軍奮闘したスターロン将軍始め
黒騎士団はグルニア城で森崎たちを待ち受けているはずである。

森崎「よーし、みんなきけ!このまま山越えをしてグルニア城を目指す!遅れるなよ!」

一同「「「「「おう!!」」」」」

735 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:30:40 ID:???
???「し…し…死ぬかと思った…な、なによ今の!
    真下からいきなりとんでもない衝撃波が襲ってくるなんて…」

桃色のショートカットを風になびかせながら、顔をわなわなと震わせる天馬騎士がいた。
彼女の名はエスト。ミネルバ直属の部下の一人、白騎士団の一員であり
今現在アカネイア同盟軍に所属しているパオラ、カチュアの妹でもある。
マケドニアペガサス3姉妹の末娘でありながら、姉妹の誰よりも才能があると
将来を有望視されている彼女だったが、危なく空中でバラバラにされるところであった。

ヒヒヒーーーン!!

エスト「え!?ちょ、ちょっとどうしたの?しっかりしてよ!」

エストの天馬は突然もがき始める。どうやら先ほどの真空波に驚きすぎて気が動転してしまっているらしい。

エスト「う…わわあっ!ちょっと、落ち着いて!(ダメ…制御が利かない!このままじゃ…)」

ガクン!

エスト「落ちる!っていうか落ちてる〜〜〜〜!!きゃ〜〜〜〜たーーすーーけーーてーーー!!」

エストはなんとかバランスを直そうとするが、既に天馬の方が気を失ってしまっているらしい。

エスト「も…もう駄目…ミネルバ様…姉さん………ごめんなさい…」

エストは覚悟を決めて手綱から手を離す。そして目を強く瞑るとすぐに訪れるであろう地面への激突を待つ。

ズッガアアアアアアアン!!

エスト「え?」

カミュ「ぐああああああ!!」

736 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:31:54 ID:???
エスト「きゃあああああっ!!」

なんと何処をどう間違ったのか森崎隊の戦闘で空高く吹き飛んだカミュがエストと空中で交錯した。
エストの小さなお尻に叩きつけられたカミュはそのまま崖下へと落下していく。
そしてエストもまた全身を駆け巡る痛みに耐えかねて気を失ってしまうのだった。



エスト「………?あ、れ?わたし…生きてる…?」

?????「あ、目を覚ました!老師様!目を覚ましたよ!へへ〜ん。きっとわたしのライブが効いたのね!」

老人「ほっほっほ。いきなり空から娘さんが降ってくるなんてさすがにこのわしも驚きましたぞ」

エストの視界に映る二人の人影。一人は銀髪の少女。そしてその少女に老師と呼ばれる老人。
少女の方は着ている白いローブからして、シスター見習いか何かであることが伺える。

エスト「あの…なんだか状況が分からないんですけど、私、いったいどうしてここに…?」

老人「お主は村の外に倒れていたんじゃよ。周辺で戦が始まりこのままでは危険と思い家へと運んだのじゃ。
   このマリーシアがお主を連れてこんかったらお前さん無事ではすまなかったぞ?」

エスト「あなたが私を助けてくれたの?えっと…マリーシアちゃん?」

マリーシア「ちょっと。ちゃん付けなんて子供っぽいことはやめてよ!
      わたしはこう見えてもねぇ…!」

老人「これマリーシア。シスターたるものそのような乱暴な口は慎みなさいと何度行ったら分かるのじゃ!」

マリーシア「う……ご、ごめんなさい…」

エスト「い、いいのよ。私も気に触ることを言っちゃったみたいで悪かったわ。ごめんなさいね」

737 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:33:59 ID:???
マリーシア「分かればよろしい…じゃなかった。いいのです」

エスト「(…なんだか助けてもらってあれだけどちょっと感じ悪いわねこの子…)」

エストがそんなことを考えている最中、村周辺の敵を一掃した部隊がこの家を尋ねてくる。


〜ミネルバ隊〜

グルニア西の村にてひと時の休憩を過ごすミネルバたち。
そんな彼女たちの元に一人の老人が姿を見せる。

老人「おお、アカネイア同盟軍の方々よく来られた。
   わしの孫娘のレナは元気でやっておりますかな?」

ミネルバ「レナ?そうか、あなたはシスターレナの…
     はい。彼女の癒しの力は同盟軍にて欠かせないものとなっています」

老人「ほほほ。それはありがたいことだ。あの子は幼き頃から強い魔力を持っていてな。
   常日頃からこの力を傷ついている人たちのために使ってやりたいと話しておった。
   そう、ちょうどあの子のようにな」

ミネルバ「あの子?」

マリーシア「やだー、そんな誉めないでよ老師。マリーシア困っちゃう〜〜」

老人「この子はレナの妹弟子でな。ここでシスターの修行をしている最中なのですじゃ」

ミネルバ「そうですか。…シスターマリーシア。我が軍の兵士をどうか癒してやってはくれないだろうか。
     グルニア軍との戦いで消耗した我が軍の兵士たちを休ませてやりたいのだ」

マリーシア「わかりました。わたしにお任せください!」

738 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:35:10 ID:???
ミネルバ「感謝する。パオラ、マリア、ナバール。入れ」

パオラ「お邪魔しますね」

マリア「お邪魔しまーす」

ナバール「…邪魔をする」

ミネルバに促されて、ミネルバ隊の面々は家の中へと招待される。
マリーシアの杖の力もあり、先ほどの戦闘による疲れは殆ど無くなった。

エスト「ちょっとマリーシア、私の剣を……ってミ……ミネルバ様!マリア様!パオラ姉さん!」

ミネルバ「その声は…エスト!」

マリア「ああ!エストだー!わーい!」

パオラ「エスト…あなたは確かジューコフ将軍に左遷された際マケドニアに飛ばされたと思っていたけど…
    そう、グルニアにいたのね。なにより無事に戻ってきてくれてよかったわ」

ミネルバたちと自分の荷物の場所を聞きに起きてきたエストは偶然的な再会を果たす。
エストの話では、自分はグルニア軍に配属されたが常に監視をつけられており
終いには裏切りの策略を企てているとあらぬ疑いをかけられ牢に繋がられていたらしい。
しかしカミュという騎士に助けられ、なんとか無事に逃げてこられたという。

エスト「それなのにいきなり真下から謎の砲撃に襲われて…あんな攻撃が出来るシューターなんて聞いたこと無かったですよ…」

ミネルバ「それは災難だったな。シューターたちと対する予定の森崎隊が無事だといいが…」

エスト「あ!そうそう。無事といえば私の荷物!シスター、私の荷物はどこかしら?」

マリーシア「ああ、あなたと一緒に落ちてきた荷物ならあそこよ」

739 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:36:28 ID:???
マリーシアが指を指した先にエストの装備袋が置かれていた。
エストは飛びつくように袋を調べると、一振りの剣を取り出す。
しかしその剣は柄が曲がり刃はこぼれ、とてもじゃないが使える代物には見られなかった。

エスト「あ…ああ〜〜〜…や、やっぱり壊れてる〜〜〜」

パオラ「壊れてるって…エスト、その剣はいったいなにかしら?」

エスト「う……ミネルバ様たちになにかお土産を持っていこうと思って…
    グルニア軍がアカネイアから持ち去った氷剣メリクルソードをちょっと拝借したのよ。
    でもこれじゃあとてもじゃないけど使い物にならないわ…」

炎弓パルティア、風槍グラディウスと並ぶアカネイアの三種の神器の一つ氷剣メリクルソード。
別名メリクルレイピアとも呼ばれ、その美しい刀身から放たれる凍気を纏った刃は
この大陸中のどの剣よりも鋭く力強いものと言われているほどである。
この剣があればグルニア軍もマケドニア軍も果てはドルーアのマムクートたちも
敵ではないと胸を張る自信があったのだが、落下の衝撃で氷の刃は粉々に砕けてしまっていたのだった。

ミネルバ「残念だがこればかりはしょうがない。お前が無事に戻ってきてくれただけでもよしとしよう」

エスト「うう…嬉しいですけどやっぱりショックです…はぁ〜〜…これじゃあいつまでたっても私は半人前だなぁ…」

がっくりと肩を落とすエストにマリーシアが不敵な笑みを浮かべながら近づいてくる。

マリーシア「うふふ…よかったらわたしがその剣直してあげよっか?」

エスト「はぁ!?そんなこと出来るわけないでしょう?どんな鍛冶屋でもこんな状態の剣はお手上げよ!」

老人「いや、マリーシアならば恐らく出来るじゃろうて。やって御覧なさい」

マリーシア「はーい♪」

740 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:38:11 ID:???
マリーシアは回復の杖とは随分形状が異なる奇妙な杖を抱えると、
気を集中させて杖に封じられている魔力を解放させる。

パオラ「あの杖は…?」

ナバール「あれは『ハマーンの杖』だな。破損した武器を修繕する杖らしい」

マリア「え〜。知らなかった。ナバールさんって物知りなんですね!」

ナバール「…………」

老人「そういうわけじゃ。武器が直るまでしばらく時間がかかる。
   こんなあばら家でよければどうぞご自由にお使いください」

ミネルバ「わかりました。それでは遠慮なく…
     エスト、お前はとりあえず私たちと共に来るがいい」

エスト「それはいいんですが…私、実は天馬を失ってしまって…」

パオラ「それならば心配要らないわ。私が以前まで使っていた天馬を使いなさい。
    はい。この鞍を使えばあなたの命令も素直に聞いてくれるはず。あの子のお気に入りなのよ」

エスト「パオラ姉さん…そっか。竜騎士に昇格できたんだ。おめでとう」

昔、自分の所為でパオラの昇格試験を台無しにしてしまったことを思い出し
エストは少し固い笑顔でパオラを祝福する。

パオラ「エスト。もしあなたがあのときの償いをしたいというのならば…
    これからの戦いの中で私にあなたの成長を見守らせてちょうだい。
    そうね……あなたが私と同じ竜騎士に昇格するまで、ね?」

エスト「うう……パオラ姉さん……」

741 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:39:20 ID:???
慈愛溢れる言葉でエストを包み込むパオラ。
エストはこの大好きな姉の気持ちに報いるために、必ず竜騎士に昇格して見せると強く誓ったのであった。

※エストがミネルバ隊に加わりました!



ミネルバ「さて、それではシスターマリーシアがメリクルを直してくれるまで」
     各自自由行動を取れ。自主訓練も構わぬが次の戦いに支障をきたす無茶はしないように

一同「「「「おう!!」」」」



先着『1名』様で一気にお願いします

ミネルバの行動→ ! card
ナバールの行動→ ! card
マリアの行動→ ! card
パオラの行動→ ! card
エストの行動→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→戦闘訓練
ハート→サッカー特訓
スペード→買い物
クラブ→マリーシアの様子を見守る
JOKER→老人から何か大事な話があるらしい

742 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:40:29 ID:???
ミネルバの行動→ ダイヤK
ナバールの行動→ JOKER
マリアの行動→ ハート7
パオラの行動→ ハート2
エストの行動→ スペード6

743 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:40:55 ID:???
ミネルバの行動→ クラブ2
ナバールの行動→ ダイヤQ
マリアの行動→ クラブ2
パオラの行動→ クラブ2
エストの行動→ ハート4

744 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:41:23 ID:???
はぶられた次女

745 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:41:28 ID:???
ナバールが更なる一歩を…

746 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:43:04 ID:???
メガネババアと結婚おめでとうございます、紅の剣士様

747 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/11(木) 23:57:23 ID:???
>>744 このスレのカチュアはパオラの不幸体質を吸収したかのように感じます…
>>745 力と守備がネックのナバールですが、一気に強くなる兆しが…!
>>746 あの個性的な顔グラのお婆さんとこの老人は別人です。念のため。
=============
ミネルバの行動→ ダイヤK→戦闘訓練
ナバールの行動→ JOKER→老人から何か大事な話があるらしい
マリアの行動→ ハート7→サッカー特訓
パオラの行動→ ハート2→サッカー特訓
エストの行動→ スペード6→買い物

〜戦闘訓練〜

ミネルバ「パオラが竜騎士に昇格したことで、同盟軍の飛行部隊は更に強化された。
     来るべきマケドニアでの決戦に備え、私もうかうかしてはいられんな」

自身の足りないところを見直すいい機会だ。ミネルバは槍を構えると、何を重点的に鍛えるか考える。


ミネルバの特訓→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→HPを鍛えるか
ハート→力を鍛えるか
スペード→技を鍛えるか
クラブ→スキルを強化するか
JOKER→全部やるぞ!
=================
ミネルバ隊の拠点パートの途中までといったところで一旦ここまで。
また明日お会いしましょう。それでは!

748 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:58:08 ID:???
ミネルバの特訓→ ダイヤ10

749 :森崎名無しさん:2010/11/11(木) 23:58:25 ID:???
ミネルバの特訓→ ダイヤ7

750 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 00:04:26 ID:???
黒豹グラディウス入手乙でした!
もう地獄イレブンから卒業だな

751 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 00:07:28 ID:???
おつでしたー

エスト←→カミュに妙なフラグがw
エストとカミュは原作でも結構会う機会が多いんだよね


752 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 00:07:29 ID:???
アベルは戦闘パート だ け 引きが良いから
サッカーパートの地獄がより際立つんだよなぁ…

753 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/13(土) 19:12:12 ID:???
>>750
乙感謝です!この勢いそのままに次のサッカーでも活躍してくれることを願っています。
>>751
FE外伝でも3姉妹たちはカミュと共闘していますからね。
ちなみに、森崎たちがワールドユースに参加することになる時期が
丁度1部と2部の間(FE外伝)という時間軸となっています。
>>752
ダイヤの高数値をピンポイントで引けたのは本当についてましたね。
ポテンシャルは高いので、次こそはきっと活躍できると信じています…
==============
ミネルバの特訓→ ダイヤ10
>ダイヤ→HPを鍛えるか

ミネルバ「マムクートのブレスの前ではどんな防御術でも無駄に過ぎない。
     しかし体力が豊富なものならば、耐え凌ぐことは可能だ」

ドルーア帝国との決戦を控える身としては、少しでも有利な点を確保しておきたい。
ミネルバはオートクレールを構えると、基礎的な体力を伸ばすために訓練に励む。



ミネルバのHP特訓→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→HP+3
Q〜10→HP+2
9〜4→HP+1
3〜2→効果なし
A→HP-1
JOKER→HP+5!

754 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 19:13:11 ID:???
ミネルバのHP特訓→ ハート2

755 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/13(土) 19:43:28 ID:???
ミネルバのHP特訓→ ハート2
3〜2→効果なし


ブンッ!ブンッ!

素振りを繰り返すミネルバであったが、見違えたような成長を実感することは出来なかった。

ミネルバ「……やはりこんな短い時間では無駄に体力を浪費するだけか……」

考えが少し甘かったと後悔するミネルバ。これ以上の体の酷使は次の戦いに支障をきたす恐れがある。
ミネルバは特訓を切り上げると、老人の家へと戻っていくのだった。


〜サッカーの特訓〜

マリア「いくよっ!パオラ!」

ズッシャアアアッ!!

以前ジュリアンとの特訓で編み出したタックルを得意げにパオラに見せるマリア。
しかし竜騎士に昇格したパオラの身体能力の前では、頼りの必殺技もあまり効果は無い。

ヒョイッ

マリア「あーんもう…これじゃあ次の試合でもわたしはまた杖係だわ…
    わたしもミネルバ姉さまやパオラたちと一緒にピッチに立ってボール蹴ってみたいのになぁ…」

パオラ「うふふ。それでは少しばかり特訓をしてみるしかありませんわねマリア様。
    私で良ければ不慣れですが講師を勤めさせていただきます」

マリア「うん!お願いパオラ!私、頑張るね!」

756 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/13(土) 19:44:47 ID:???
杖の修行だけでなくサッカーの練習にまで積極的さを見せるマリアにパオラは優しく微笑みかける。

パオラ「しかし今は行軍中。あまり本格的な練習は臨めません。限られた項目だけ集中的に鍛えましょうか」

マリア「わかったわ。それじゃあね…」


先着『1名』さまで一気にお願いします。

マリアの練習→ ! num
パオラの練習→ ! num

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

0→ガッツ
1→ドリブル
2→パス
3→シュート
4→タックル
5→パスカット
6→ブロック
7→競り合い
8→セービング
9→スルー
※項目一致で合体技の練習となります

757 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 19:45:21 ID:???
マリアの練習→ 5
パオラの練習→ 5



758 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 20:05:02 ID:???
おお一致
なんかボーナスつかないかな

759 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 20:07:29 ID:???
合体パスカットっていうとスカイラブか

760 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 20:14:26 ID:???
マリア様、エスト、いくわよ! トライアングルアターック!!

・・・あれ?

761 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/13(土) 21:07:27 ID:???
マリアの練習→ 5→パスカット
パオラの練習→ 5→パスカット
※項目一致で合体技の練習となります

マリア「じゃあ、ボールをカットする練習がやりたいわ」

パオラ「それでしたら私も得意な方です。ではまずは私と同じ動きを真似してください」

マリア「はーい」

こうしてマリアとパオラhパスカットの練習を始める。
面倒見がよいパオラと集中力が優れるマリアの合同特訓はとても充実したものになっていった。
その途中、マリアが先日のアリティアカップにてアカネイアの重騎士兄弟がやっていた
『カタパルトディフェンス』についてぽつりとこぼす。

マリア「わたしもあんなカッコイイ技が使えるようになりたいなー」

パオラ「カッコイイ………ですか?」

マリア「うん。わたしね。昔からパオラたちが羨ましかったんだ。
    3姉妹の力をあわせて、合体技をドカーンって決めるのが…とっても」

パオラ「マリア様…」

パオラは気づいてしまう。マリアは合体技が羨ましいだけな訳ではない。
マリアが本当に羨ましがっているのはパオラ、カチュア、エストの3姉妹の絆だ。
マリアは常に今は敵味方に分かれてしまった兄ミシェイルと姉ミネルバの仲を案じている。
いつかまた昔のように3兄妹仲良く暮らせる日が来ることを信じている。それがおそらく無理なことだと分かっていても。

パオラ「わかりました。私が秘密裏に開発していた妹たちと繰り出す合体技…
    マリア様。あなたもその技を習得できるよう特訓いたしましょう!」

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