【魂の】キャプテンEDIT19【DF】

キャプテン森崎　Ｖｏｌ．　ＩＩ　～Ｓｕｐｅｒ　Ｍｏｒｉｓａｋｉ！～
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1 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/21(日) 16:11:57 ID:???: このスレはキャプテン森崎のスピンアウト作品に当たる、キャプテンEDITのスレです
森崎くんと同世代に生まれたサッカー少年・大前くん（オリキャラ）を操作し、彼を名選手に育てたり育てなかったりします
そして、現在の目標は来春からのキャプテン就任！
読者の皆さんに引いて頂いたカードや、投票していただいた選択肢に従い、物語が展開します

前スレ
【新チーム】キャプテンEDIT18【波乱のスタート】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1289741859/

～前回までのあらすじ～

秋季地区大会を前に、調整を目的として催された練習試合は、４－０と大勝を拾った。
だが、それはあくまで夏以前からの主力の活躍の賜物であり、新戦力は全くと言って良いほど活躍出来なかった。
試合終了後、監督・飯地の檄により、一年生たちは奮起し猛特訓に励みだす。それこそが練習試合の裏の目的であった。
一方、来年度の鳴紋中キャプテン就任を目指す大前は、ちゃくちゃくと陣容を整えていく。
仕事人のボランチ・本多、国岡から離反した浅村、飯地との特訓で才能が開花した水守。
これらの選手が派閥に加わる中で、いよいよ秋季地区大会は目前へと迫っていた……。

～前スレの出来事～

雪村「キーパーくん、キーパーくん。もうゴールしてもいいかい？」
氷潤のキーパー「必殺シュート覚えたらね」
雪村「にょろーん……」
大前「ねんがんの『ポストプレイ上手い』をてにいれたぞ！」
カード神「伸びやすい能力の特訓は10以下でも効果が出るようになったぜ！
　早速そのありがたみを味わいな！」
鳴紋二年生一同「　ま　さ　に　外　道　！！　」
水守「これが僕の必殺技……ソウルブロックだ！」
中山「俺の技だ！」
浅村「別れましょう♪私から♪消えましょう♪あなたから♪」
国岡「歌は気にするな……って、気になるわ！」
比良山「君、良い身体しているね。勧誘員に　な　ら　な　い　か　。　」
867 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:12:22 ID:???: ボールを回された11番が、ゴールまで15メートルの地点からシュート。これがネットを揺らし、3点目が決まった。

実況「決まったァ！　3点目が入りました！　これは確実に試合は氷潤中のペースです」

その後、氷潤中は後半にも1点を追加し４－０で一回戦を突破する。
かつては同レベルと思われていた忠賢中を圧倒しての勝利。
既に氷潤中は、鳴紋と清栄に次ぐ県内ナンバー３の地位を確固たるものとして良いた。

忠賢中キャプテン「きょ、去年に引き続き、また氷潤の噛ませ犬かよぉ！？」

元氷潤の2番・3番・4番「「名有り昇格したのに、紹介されなかった……」」

氷潤の5番「お前らはいいよ……俺なんか覚醒無しだから今回も名無しだぜ？」

～翌日、ミーティング～

明けて翌日。二回戦の日である。

やす子「よし、みんなきけ。今日の相手は赤口中学よ。それじゃあ菱野ちゃん。情報の方をお願いね」

菱野「はい。分かりましたわ」

いつも通り飯地に促されて菱野が一歩前へ進み出る。
868 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:14:02 ID:???: >>867
すみません、誤字がありました

○地位を確固たるものとして良いた。
×地位を確固たるものとして良いた。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
菱野「赤口中学は昨日の一回戦、寂庄中学を２－０で下して二回戦に進出してきました。
両校ともに私たちが倒した大迫中学と大差無い戦力と思われていましたが、今年は赤口中の方が比較的充実していたようです」

比良山「昨日の試合は、俺が偵察してきた。……確かに見た感じは大迫・寂庄よりも一枚上手のチームだったな。
無論、浪野や氷潤には届かないレベルだが」

元はと言えば寂庄出身だった比良山が、複雑な表情で言う。
今は他校とはいえ、昔馴染みの相手もいるだろうチームが負かされる様は、あまり愉快な光景では無かっただろう。

菱野「現在の私たちの戦力であれば、問題無い相手です。とはいえ、油断は禁物ですけれども」

比良山「しかし、連中のサッカーだが……妙に気になる所があったな」

大前「？　なんだ？」

比良山「うむ。赤口中の選手だがな、妙にこぼれ球を押さえる確率が高かった気がするんだ」

本多「何だ、それは？　ふらの中のなだれ攻撃のように、特殊な作戦でも用いているのか？」

国岡「ふ、ふらのだとぉ！？」

素っ頓狂な声を上げる国岡。全国のふらの戦では、松山に手痛い思いをさせられた所為か、未だにトラウマが残っているようだった。
869 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:15:15 ID:???: 比良山「いや、そんなことはない。アレと違って赤口中の連中は運動量は多くないし、ポジショニングも上手くなかった。
大体、なだれ攻撃は松山のような卓越した司令塔がいなければ、ただの全員オーバーラップだ。
赤口中には、そんな派手な動きをするヤツも的確なゲームメイクを出来るヤツもいなかったな」

本多「それなのにルーズボールのフォロー率が高い、か」

大前「確かに妙だな、それは……」

比良山「まあ、その辺はボールをこぼさなければ済む話だ。今の俺たちが連中を相手取るならば、そう難しい話でも無い。
この話は『そんなこともある』程度の話として頭の隅にでも入れておいてくれ」

大前「分かった（戦術理解力も実力も乏しいのに、ボールをフォローしまくるチームか。どういうカラクリなんだ？）」

菱野（むむむ。その情報は初耳ですわ。これまで私のチェックから漏れていた赤口中学。一体、どのようなチームなのでしょうか？）

やす子「……ま、大体気をつけなきゃいけないのはこの辺りよね。それじゃあ今回のスタメンだけど、前回通りで良いわよね？
昨日も特に問題は無かったわけだし。そしてゲームキャプテンは引き続き大前くんに――」

飯地がミーティングを占めるような方向へ話を向けた途端、それを遮って声が上がった。

宇津木「hai！　ちょっと待って下さい！」

ビシッと手を伸ばして発言の機会を求める宇津木だった。

やす子「ん？　どったの宇津木くん」
870 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:16:19 ID:???: 宇津木「俺は別に他意がある訳ではないのだが今回のゲームキャプテンは他の人にした方がいいのではないか？
鳴紋のキャプテンは春まで決めないのは伝統的に明らか。
なのに大前さんばかりがキャプテンマークを巻いていては来年の選挙によくない影響が出て危険が危ない状態。
俺は大会中のキャプテン固定にはどちかというと大反対だな」

比良山（む……雪村派も、やはりここで一手を打ってくるか）

水守（宇津木、やっぱり雪村さんをキャプテンにしたいのかな……）

宇津木の発言の意図を読み取るのは、派閥の参謀という立場を同じくする比良山と、同じく信を寄せる先輩を持つ水守。

宇津木「今回の試合は前回に引き続き色々別の事を試してみるのにはカッコウの相手。
ここは別の選手のキャプテン適性も測るべきそうするべき」

やす子「うーむ、一理はあるわね……」

大前「ええっ？」

宇津木の口上に、飯地が僅かに考える素振りをする。
それを抜け目なく察知した宇津木は、派閥の仲間に同意を促す。

宇津木（お前ら追従すろ）

墨田「（む。宇津木の合図か）そうですね。ここは機会の平等化を図るためにも替えてぬるのもいいかと」

園村「俺も賛成です！」

末松「（同派閥の義理くらいは果たさないとな～）別にこの一試合試すくらいはいいんじゃないかな～？」

口々に宇津木への賛意を明らかにする雪村派閥の面々。
871 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:16:21 ID:???: ほう？
872 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:17:27 ID:FYK7rzdI: やす子「むむむむむ……うーん、どうしようかしら？」

大前（監督も考え込んでいるな……俺はどうするべきだろう。この流れだと今回のゲームキャプテンは変更になる。
そうなるとキャプテン争いではちょっと不利になるかもしれない。ここは――）

先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

Ａ．「俺は反対です。あまりにもコロコロ変えると、チームの意思統一が乱れます」　断固として反対する
Ｂ．「良いんじゃないでしょうか、今回くらいは。例えば、雪村に任せてみるとか」　逆に乗ってみる
Ｃ．「………………」　伝家の宝刀、何も言わない！
Ｄ．（チラッ）　仲間の援護射撃を期待してみる
Ｅ．その他（自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください）
873 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:17:51 ID:???: 大会中にキャプテンマーク変更とか外聞悪過ぎる
874 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:18:55 ID:qdO8c1z+: C

>>868
訂正されていないでござる
875 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:18:58 ID:i4SAOWqg: E
そうですね。本多なんてどうです？
本多を推薦
876 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:19:09 ID:CwkhvdjI: Ｄ
案山子共、偶には派閥の仕事しろ
877 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:19:34 ID:jOMteAbo: B

>>873
そもそもこのチームが「一年の半分近くキャプテンを決めない」
特殊なチームだから、そこは気にされないと思うなあ。
878 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:20:43 ID:ksdEeEuE: A
ハットトリックを狙いまくるぜ！
879 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:21:12 ID:TkswlGG2: B
880 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:23:13 ID:CA9aKO6w: Ｄ
881 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:24:17 ID:???: このまま居座るつもり満々だなｗ
882 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:24:18 ID:vaBcexuA: Ｄ

勧誘は大前任せ、試合中に戦術も立てないならここで役に立て
883 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:25:56 ID:tnt5w0J+: B
884 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:31:01 ID:???: こちらの派閥のほうが人数多いメリットがでるかな？
885 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:32:23 ID:???: 大前派閥って構成員の積極性が足りないよね。
参謀的立場が宇津木と比良山って時点で水を空けられてる気がする。
886 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:33:29 ID:???: システムならしかたない
887 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:33:38 ID:???: でも肝心要のトップで差があるね、サッカーの実力以外で
888 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:37:10 ID:???: キャプテンシーを見たいなら雪村はどうなんだとは思わなくもない
889 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:53:31 ID:???: >>874
あわわ、ミスが二重になってしまいましたorz正しくは下の通りです

○地位を確固たるものとして良いた。
×地位を確固たるものとしていた。

>>Ｄ．（チラッ）　仲間の援護射撃を期待してみる
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前（……自分からあまり強硬に反対するのも、ちょっと心証が悪い気がする。ここは仲間たちの援護に期待する！）

比良山「む？（大前が、こっちに目で合図を？　……そうか！）」

本多（ふっ、俺の援護が必要か。ここはリーダーを支えるのが仕事だな！）

大前の送った合図に、比良山と本多は直ちに動いた。

比良山「待った。そういうことなら去年の早瀬さんの例はどうなる。あの人は一回戦からずっとゲームキャプテンを務めていたぞ」

本多「その先例をまげてゲームキャプテンを変更するということは、大前に何らかの落ち度が無ければ言えないことだな。
何か問題になるようなことがあったか？　そうでないのなら、いたずらにチームの意思を混乱させる言は控えるべきだ」

宇津木「だが、そうでもないと来期のキャプテン選挙の公平性は保たれないんだが？
見ろ、見事なカウンターで返した」

輝林「……僕たちは、キャプテンを決めるためにサッカーをしている訳ではありません」

水守「そ、そうだよ！　あくまで試合をするのが本懐であって、そのためにいるのがゲームキャプテンです。
それをキャプテン選挙のために試合の指揮を取る人を替えるのは、本末転倒ですよ」

宇津木「むむむ……」

園村「何がむむむだ」
890 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:54:33 ID:???: やす子「うーん……そう言われるとやっぱり変更には無理がある気がしてきたわ」

大前「いや、しっかりしてくださいよ監督。この場の最高責任者なんですから」

特訓以外は意外とブレやすい飯地であった。

菱野「……監督、ここは無理に変更などはされない方がいいのではないのですか？
熟慮の上であったり何か問題が起こったりしたわけではないのですから、いたずらに決まったことを変えるのもどうかと思いますわ」

やす子「うん、そうね。今回は大前くんで通してやってみましょうか」

大前「あ、はい。ありがとうございます」

雪村「ちぇー。ちょっと機会を逃しちゃったかな……」

宇津木「おっとと提案が受け入れられなかった感（だがそれで全てが終わったと思った浅はかさは愚かしい）」

チラリと横目で人を見る宇津木。それは今の言い合いに加わらなかった浅村である。

宇津木（話しでは大前派に飲みこまれたかと聞いていた浅村だが今回は動かなかったな。
やはり大前さんを慕って加わったというよりやはり国岡から逃げられ無いプレッシャーから逃げるために加わったと見るべき。
これで派閥の切り崩しにも前途が開けたかと今後の展望に大きく希望を持った）

普段は無口な輝林ですら大前の弁護に加わったというのに、今回は口を開かなかった浅村。
彼の胸中は――
891 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 00:56:18 ID:FYK7rzdI: 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★浅村くんの行方→　! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ・ハート　→　（さっきから国岡さんが睨んできて怖いっス……）　宇津木の気の所為だった
スペード・クラブ　→　（リーダーなら、こういう時はキチンと矢面に立って欲しいっス……）　軽く好感度が下がっていた
JOKER　→　（あれ？　何かあったんスか？　それより昨日の特訓の疲れで眠いっスよ……）　ちゃんと話を聞け！
892 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:56:36 ID:???: ★浅村くんの行方→　 ハート4 =★
893 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:56:55 ID:???: 気の所為かよｗ
894 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:57:38 ID:???: 宇津木、国岡のこと呼び捨てｗｗｗ
895 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:58:12 ID:???: 浅村カワイイなｗ
896 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 00:58:38 ID:???: おい、渡会はどうした。おい
897 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 01:00:01 ID:???: でも浅村はきっちり固めておくべき
898 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 01:00:56 ID:???: 本多のデレっぷりがすごいｗ
899 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 01:05:05 ID:???: 渡会も発言してないような…
900 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:54:12 ID:???: すみません、渡会の事はナチュラルに忘れていましたorz

★浅村くんの行方→　ハート4 =★
ダイヤ・ハート　→　（さっきから国岡さんが睨んできて怖いっス……）　宇津木の気の所為だった
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
国岡（てめー、ここで大前を庇いでもしたら、タダじゃおかねーぞ……）

浅村（ひ、ひいいいいっ！？　国岡さん、目がヤバいっス！　アレは人を刺せる目っス！）

ところがどっこい。国岡の恫喝にビビっているだけだった。

そうとは気付かずに宇津木は一人うんうんと肯く。

宇津木（来月は派閥の特訓が無いからすること無いと思っていたがこれで方針は完全決定だな。浅村を誘ってみるべき。
一人で参謀・勧誘員をこなしちぇしまう超ﾊﾟﾜｰ！
そんなことが出来る人材がいるとは流石に雪村さんは他の派閥とは格が違った）

水守（……何だか宇津木が盛大に暴走している予感が）

渡会（俺も一応弁護はしたからな？　ホントだからな！？）

やす子「ま、ともかく今回もゲームキャプテンは大前くんのままで行くってことに決定ね。
それじゃあ、今日の試合も頑張って勝ってきなさい！」

鳴紋中一同「「はいっ！」」

こうして、誤解とすれ違いを生みつつも二回戦を前にしたミーティングは幕を閉じた。

※　好感度の変動は起こりませんでした　※
901 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:55:31 ID:???: ～フィールド～

実況「秋季地区大会二回戦・鳴紋中対赤口中の一戦が、今始まろうとしています。
かたや一回戦を圧勝で飾った常勝チーム。かたや派手さは無いものの無失点で一回戦を突破したダークホース。
この2チームがどのような試合を繰り広げるか、注目しましょう！」

観客「……どう考えても鳴紋の勝ちだろ」「ダークホースってのは実力を隠しているヤツの事だぜ？」「寂庄を破っただけじゃなー」

試合の時間を前にピッチに入っていく両チームの選手たち。大前の視線は、対戦校の面子を追っていた。

大前「アレが赤口中か。……どう考えても普通の公立中のサッカー部だよな。強そうな気配とかそう言うのは感じない」

比良山「だが、昨日は不可思議な試合で寂庄中を倒している。負けはせんと思うが、気を緩めるなよ？」

大前「ああ。……って、アレ？」

？？「いいですか！？　相手は確かに全国準優勝の超強豪。ですが、試合の前から負けた気でいては駄目ですよ！
勝負は最後まで諦めなかった者の勝ちなんです！　奇跡は起きます！　起こしてみせます！　その精神で戦いましょう！」

赤口中選手たち「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！」」

マネージャーらしき少女の檄に合わせて、高々と拳を掲げる赤口中の選手たち。

雪村「へー、赤口中にもマネージャーなんていたんだね」

落田「ま、菱野さんには敵わないだろうけどな！」

比良山「サッカー部なんだ。マネージャーの一人二人はいてもおかしくないだろう……って、どうした大前？」

大前「あ、ああ。今の声、何だかどこかで聞いた声のような気がしてさ。うーん、どこでだろう？」
902 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:56:33 ID:???: 国岡「けっ、気持ち悪ぃ。なんだかヤバい宗教みたいだぜ」

大前「宗……教……？　宗教の関係者で、真面目そうでいてこのテンションの高い口調。ま、まさか――」

国岡の言に、大前の脳裏で電撃的に記憶が再生された。
それは今年の新年早々、とある神社で出会った、

早苗「信じる者は救われます！　神の加護を信じ、最後まで敢闘すべし！」

大前「――ゲーっ！？　ど、どうして神社の巫女さんがこんなところに！？」

東風谷早苗の姿である。

早苗「あ！　貴方はお得意様の大前さん！　随分とご無沙汰していました」

大前「い、いや、こちらこそ長い間参詣せずにいてすみません」

落田「なにィ！？　大前、お前この人と知り合いか！？　よく見たら凄く美人じゃないか！　どういう縁だ！」

早速、落田が喰いついた。

大前「あ、いや……東風谷さんは、今年の正月に初詣した神社の巫女さんで――」

早苗「風祝です！　普通の巫女さんより少し偉いんですよ？」

大前「――だ、そうだ」

落田「くーっ！　美人女子中学生巫女さんとお知り合いとは、うらやまけしからんヤツ！」

本多「落田、騒ぐなって。ただ偶然知り合いと会っただけだろうに」

本多がズリズリと落田を引き摺っていく。
903 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 01:56:59 ID:???: でたｗ
904 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:57:40 ID:???: 早苗「えーっと、自己紹介が遅れました。私、守矢神社の風祝兼赤口中学サッカー部マネージャー、東風谷早苗です！
今後ともよろしくお願いします」

大前「あ、ああ。よろしく」

何となく気圧されるものを感じて、あとずさる大前。
……現に彼女から渡されたお守りが、ドライブシュート習得の手助けとなったのだ。
それを思えば、早苗借りのようなものを感じても仕方が無いかもしれない

大前「ご、ゴホンっ。東風谷さんには世話になったこともあったけれど、この試合は全力で勝ちに行かせてもらうからな？」

早苗「ふふっ。こちらこそ全国大会でのご活躍はテレビで拝見いたしましたが、だからといって簡単に負けはしませんよ？
赤口中の選手たちは我が神社の信者に残った最後の精鋭、そう簡単には倒されませんからね！」

大前「最後の精鋭って」

それはつまり、赤口中の選手以外の信者は壊滅的な状態なのだろうか。

早苗「それでは私はベンチに戻ります。あくまでマネージャーですから。選手の皆さーん！　頑張って下さいね？」

赤口中の選手たち「「はーいっ！！」」

渡会「すっげ。一矢の乱れも無いぜ……」

比良山「何と言う統率力だ……もし彼女が男に生まれていたら、恐ろしい敵キャプテンとして俺たちの前に立ちはだかっただろう」

渡会「……うーん、それはちょっと違う気もするな」

国岡「やれやれだぜ。落田みたいな性格のヤツら11人もいるチームと試合かよ。やってられねえぜ」

落田「なにィ！？　俺はあくまで菱野さん一筋だってーの！」
905 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:58:44 ID:???: 審判「……お前たち、早く整列しろ」

大前「あ、はい。すいません」

審判に促され、ようやく整列が始まるのだった。
その様を、鳴紋ベンチから飯地が訝しげに見ている。

やす子「ありゃ？　どうしたのかしら大前くん。向こうのマネージャーと話しこんじゃったりして。もしかして知り合い――」

菱野「………………………」

やす子「――菱野ちゃん、顔怖い」

浅村・墨田・園村・若尾（（ガクガクブルブル））

大前（べ、ベンチの方から寒気が漂うけれど、さ、錯覚だよな！？　ともかく今は試合に集中しないと！）

赤口中キャプテン「ふふふふふふ……震えているな、鳴紋中の大前よ。お前も感じ取ったようだな、早苗さんの素晴らしさを！」

大前「なにいってんのお前」

赤口中キャプテン「言うな言うな。分かっているから。あの人の美貌、歴史ある神社の血を受け継ぐ神秘性。
そして、この人を引き付ける才！　俺たちのように感服してもおかしくないとも！　さあ、俺たちの勝利の女神に畏敬を捧げるがいい！」

大前（あ、暑苦しい……そして話を聞かないな、コイツ。こういうヤツにはどう返事をするべきだろう？）
906 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 01:59:45 ID:FYK7rzdI: 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

Ａ．「勝利の女神なら、俺たちにもいるぜ！」　ここだ！　ここで張り合うんだ！
Ｂ．「……あー、審判さん。早く始めましょうか」　おおまえくん、うまいスルー！
Ｃ．「悪いが今度ばかりはご加護は無いぜ。俺たちが勝つからな！」　逆ベクトルの熱さで打ち消す！　
Ｄ．「素晴らしい！　俺も本格的に守矢神社に入信します！」（※要・5票です）
Ｅ．その他（自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください）
907 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:00:01 ID:CwkhvdjI: Ａ
908 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:00:05 ID:tnt5w0J+: A
909 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:02:43 ID:i4SAOWqg: A
910 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:03:33 ID:???: Ｅ　Ａ＋と言いながら監督を指差す
911 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:03:43 ID:bL3DOXAc: Ａ
912 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:05:04 ID:???: ８スレの37で言ってたアイツって現人神のことだったのか！？
913 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:09:01 ID:???: 怪我しない＆こぼれ玉全フォローとかかな
914 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:11:53 ID:???: これどこかへ行かなくてもいいんじゃないか？
915 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:12:51 ID:???: ８０年代で口調や黒髪ロングの菱野さんのイメージはめぞん一刻の響子さんだと勝手に想像してる
916 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:16:50 ID:???: 落田と監督の好感度は上がりそうだ
917 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 02:19:42 ID:???: >>912
はいです
>>914
残念ながら二柱の神の存在を維持するには、こちらではまだまだ信仰が足りないようです

>>Ａ．「勝利の女神なら、俺たちにもいるぜ！」　ここだ！　ここで張り合うんだ！
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「勝利の女神だと？　それなら俺たちにもいるぜ！　いや、俺たちのマネージャーこそ、真の勝利の女神だ！」

比良山「は？」

本多「へ？」

突然、そう反駁した大前に、比良山と本多は目を白黒させる。

赤口中キャプテン「な、なにィ！？」

大前「いいか！　俺たちのマネージャーである菱野さんはな、本当に素晴らしいマネージャーなんだ！
日頃の庶務だけでなく、対戦相手の分析や監督の手が回らない練習のメニュー制作、その他諸々！
それだけの仕事をこなしてチームに尽くしてくれているんだ！　その結果、俺たちは全国準優勝という結果を得た！
どうだ、これが勝利の女神でなくてなんだと言うんだ！」

菱野「は、はひっ！？」

やす子「おー！　良いぞー！　もっと言えー！」

ポカンとする相手キャプテン。呆気に取られる菱野。面白がる飯地。
なんともカオスな光景が現出した。
918 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 02:21:24 ID:FYK7rzdI: 浅村「た、助かったっス……」

園村「このままいたたまれない空気が続いたらどうしようかと思ったよ」

墨田「……しかし、この返しはどうなんだ？」

若尾「え？　え？　何でマネージャーさんは怒ったり、恥ずかしそうにしたりするわけ？」

その甲斐あってか、菱野のプレッシャーから解放された一年生たちがホッと息を吐く。
そして、ピッチでは大前が荒い息を整えていた。

大前「ぜぇ……ぜぇ……。ど、どうだ！　恐れ入ったか！？」

赤口中キャプテン「…………」

先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★大前「菱野さんは最高です！」→　! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ　→　「ま、負けた……」　相手の士気を挫いたぞ！
ハート・スペード　→　「そ、そんなことはない！」　意地になって反論してきた！
クラブ　→　「お前何言ってるの？」　え？　そこで素に戻っちゃうの？
ダイヤのK　→　「菱野さんは最高です！」　感染した！？
JOKER　→　早苗「それでは、どちらがより優れたマネージャーか勝負です！」
919 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:21:40 ID:???: ★大前「菱野さんは最高です！」→　 スペードJ =★
920 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:28:22 ID:???: 宗教戦争か…
921 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:31:44 ID:???: イザベル「呼んだ？」
922 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 02:38:06 ID:???: ★大前「菱野さんは最高です！」→　スペードJ =★
ハート・スペード　→　「そ、そんなことはない！」　意地になって反論してきた！
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
赤口中キャプテン「まだだ！　早苗さんの方がもっと素晴らしい！　いいか、聞いて驚けよ？
早苗さんはな、実はサッカーがとても上手いんだ！
それこそ俺たちの誰よりも……いや、この県、そして全国を見渡しても敵うものがいるかどうか分からんほどにだ！
だがっ！　悲しいことに現在のルールでは彼女は公式戦に参加することが出来ない！
あれほど優れた才能を持っていながら、彼女はそれを試合で奮うことを許されていないのだ！
ああ、なんたる不運！　だが、俺たちはその彼女の分まで戦っているのだ！　試合に出れない彼女の無念を俺たちが晴らすのだ！
故に、俺たちは負けられん！
俺たちには負けられない理由があり、そして戦えば必ず勝つ！　それが早苗さんが勝利の女神である証明ーっ！！」

審判（早く試合始めたい）

大前「くっ、なんという意気込みだ……！　だが、負けられない理由なら俺たちにもある。
どうやらこの勝負は、実際にピッチで付けるべきなようだぜ！」

比良山「いや、最初からそうだろ……」

赤口中キャプテン「よく言った大前良っ！！　ならば、我らは試合で雌雄を決しよう！
審判、コイントスだ！　さあさあ、始めようじゃないか！」

審判「あ、ああ（やっとか……）」
923 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 02:39:15 ID:FYK7rzdI: 早苗「わっ♪　皆さん燃えてますね！　これは良い試合になりそうです！」

菱野（わ、私は恥ずかしがれば良いのでしょうか？　それともあそこまで思われていたことを喜ぶべきでしょうか……？
いえ、やっぱり嬉しいですよね！　大前さんにお褒め頂いたんですから！）

落田「ふっ、大前もなかなか分かっているじゃないか！　そうとも、菱野さんこそ最高だ！」

水守（……大前さんって、時々良く分からなくなるよ）

宇津木（やはり奇行だった！　これで雪村さんの正しさがまた一つ証明されたな）

※　菱野と落田の好感度が上がりました　※
※　代わりに水守と宇津木の好感度が下がりました　※

審判「あー、それじゃあコイントスと行こうか（開始前だと言うのに、何だこの疲労感は）」

赤口中キャプテン「ふっ、好きな方を選ぶが良い。俺たちの勝利は確定しているからな！」

大前「……なんでコイントスくらいでこんなに自信満々なんだ？　えーと、それじゃあ表で」

審判「分かった。では赤口中は裏だな。いくぞ……」

ピィンと審判の指がコインを弾き、それが宙を舞った。

先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。
★奇跡のコイントス→　! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤのK・JOKER　→　鳴紋中の先攻！
それ以外　→　赤口中の先攻！
924 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:39:37 ID:???: ★奇跡のコイントス→　 ハート4 =★
925 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 02:46:12 ID:???: 前置きが長くなりましたがようやく試合開始、と言った辺りで今回はここまでです
対戦相手である赤口中は、能力値が低めな代わりに、このコイントスのように色々とイベントが起こります
弱いからといって油断は禁物です
なお、今回の宗教戦争で一番好感度が下がりそうだった末松が低下しない理由ですが、
彼は大分以前のマネージャーイベントで菱野に好感を持っているせいですね。一応補足しておきます
次回はこの続きからになります。今回も深夜までお付き合いいただき、ありがとうございました
926 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 02:58:21 ID:???: ラッキーチーム相手なわけだ
乙でした～！
927 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 11:04:39 ID:???: 例えるなら
ゲームの4にてAルート最終戦の会話イベントを起こさないままこぼれ球になった時かな?

会話イベント起こさなかったら基本的にファンベルグさんがフォローしまくったから困ったわ
928 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 17:36:33 ID:???: 水守お前も恋をすればわかるさｗ
それと宇津木、お前の雪村に対する態度もそう変わらんぞｗ
【宗教戦争勃発】キャプテンEDIT20【菱野神VS東風谷神】
【奇跡の風の】キャプテンEDIT20【ラッキーシュート？】
929 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 18:00:33 ID:???: 菱野さんの好感度って今どれくらいまで上がってるんだろうな
出会いからMAXレベルで相当な回数上がってるから、選手の10倍くらいの数値になってるのかも
930 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 20:06:42 ID:???: それはもう万が一大前が幻想入りしたらついてくるレベル

ところで早苗さん的に校名に赤が入ってるのは構わないんだろうか
931 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 20:36:54 ID:???: 【奇跡は】キャプテンEDIT20【起きるモノじゃない】
【菱野の愛情は】キャプテンEDIT20【天井知らず】
【ここでも】キャプテンEDIT20【菱野の２Ｐ扱い？】
932 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 20:43:43 ID:???: 【常識に】キャプテンEDIT20【とらわれないサッカー】
【ヒロイン】キャプテンEDIT20【決定戦？】
933 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 20:47:37 ID:???: >>926
乙どうもです！
>>927
それとコロンビア戦のミルチビッチさんですね。４はこういうイベントが多かった気がしますねー
>>928
水守に春は来るんでしょうかねーｗ　宇津木は案外とちゃっかりいい娘を見つけそうですが。流石MFは格が違った
>>929
10倍にはまだまだですね
>>930
謎の神様「赤口中の読みは『しゃぐち』中って言うんだよ！　どこかの神様と繋がってそうで、縁起がいいよね♪」

★奇跡のコイントス→　ハート4 =★
それ以外　→　赤口中の先攻！
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
審判「裏。赤口中キャプテン、ボールか陣地を選びたまえ」

赤口中キャプテン「見ろ！　俺たちの勝利だ！」

大前「いや、まだコイントスしただけだろ……」

赤口中キャプテン「まだ分かっていないようだな。まあいい。俺たちが賜った加護は、試合になれば分かることだ」

審判「いいから早く選びたまえ」

赤口中キャプテン「ふっ。それは当然ボールだな」

大前「……じゃあ、俺たちは陣地か、うーん……」

軽く黙考する大前。その頬を秋風がそろりと撫でた。
934 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 20:48:37 ID:???: 大前「（今日は風が強いな。よし、ここは追い風を背負える陣地を取ろう）こっちの陣地でお願いしま――」

ビュオオオオオオオ……っ！

急に風向きが変わった。

大前「――じゃ、じゃあやっぱりこっちで！」

ドヒュウウウウウウ……っ！

やはり風向きが変わる。

大前「……なにこれ？」

赤口中キャプテン「はっはっはっ！　追い風とは、すなわち俺たち赤口中に吹くものさ！　お前たちはどちらを選ぼうが同じだ！」

大前「くっ……ど、どうなっているんだ一体！？」

比良山「落ち着け、大前。風ひとつで俺たちに勝てるはずは無い。冷静にいつもの実力を発揮すれば勝てるはずだ！」

不自然な風向きに動揺する大前を、比良山が窘める。

大前「……そうだな。相手がこれくらいで得意になっているようだったら、その天狗になった鼻を試合でたたき折る！
よし、それじゃあ行くぞみんな！」

鳴紋中一同「「おおおおおおおおっ！」」

実況「先攻後攻が決定し、選手たちがフィールドに散っていきます。いよいよ試合開始です！」
935 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 20:49:38 ID:???: 　　赤口
－－①－－　
－－③－－　
④－②－⑤　
－－－－－　
⑧－⑥－⑦　
－－－－－　
－－－⑩－　⑩赤口中キャプテン
⑪－⑨－－　

－⑦－⑨－　⑦比良山　⑨大前
－－－－－　
－－⑩－－　⑩雪村
⑧－－－⑪　⑧国岡　⑪宇津木
－－⑥－－　⑥本多
④－－－⑤　④落田　⑤水守
－③－②－　③輝林　②末松
－－①－－　①渡会
　　鳴紋

大前「向こうのフォーメーション……４－３－３の変形か？」

赤口中キャプテン「これぞ早苗さんの考案したフォーメーション……名付けて『モリヤタイプ』だ！」
936 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 20:50:46 ID:???: 菱野「主目的は⑩の位置にいる選手がシャドウストライカーとしてゴールを狙いつつ、前線の片面に空いたスペースを活用する、
といったところでしょうか？　しかし、赤口中の方々でこれを有効に使うのは難しいと思いますわ。
ＳＨの⑦とＳＢの⑤の選手には頻繁な上下動に耐えるスタミナと攻守両面にある程度の能力を求められます。
その上、⑩の選手には決定力とキープ力、他のＦＷを動かすゲームメイクのセンスと、複数の技能が必要ですわ」

やす子「そうね、選手に要求することが多過ぎる。中学生レベルのサッカーでは、ちょっと実用性に欠ける気がするわね……」

早苗「どうですか！　このフォーメーションの素晴らしさに、向こうのベンチも恐れおののいてますよ！」

首を捻る菱野と飯地を見て、どう解釈したものかエヘンと胸を張る早苗だった。

審判「もう始めてもいいよな……」

ピィイイイイイイイイイイイイイ！

実況「審判の笛が鳴り、今キックオフです！　赤口中の先攻で試合が始まります」

赤口中キャプテン「さあ、行くぞ！　全ては早苗さんのために！」

赤口中の7番「全ては早苗さんのために！」

キックオフからボールを渡された7番は、追い風に乗るようにしてサイドを攻め上がっていく。

実況「赤口中、サイドから積極的に上がっていきます！　鳴紋を相手に、序盤から物おじせず攻めていった！」

大前「いきなり来たか。一応、相手は俺が近いサイドだけど、どうする？」
937 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 20:52:04 ID:FYK7rzdI: ※　大前の現在のガッツ：785/785　※

先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

Ａ．今日の俺は一味違う！　守備参加だ！（タックル力：43/パスカット力：44　消費ガッツ：40）
Ｂ．ここは宇津木に任せよう
Ｃ．雪村と宇津木の二人で防がせよう
Ｄ．本多と宇津木の二人で防がせよう
Ｅ．水守と宇津木の二人で防がせよう
Ｆ．その他（自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください）
938 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 20:52:39 ID:CA9aKO6w: Ａ
939 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 20:55:21 ID:???: A
完全にハクレイタイプだこれｗ
宇津木に10番マークさせようぜ！
940 ：939：2010/12/03(金) 20:57:35 ID:inCeYR/+: A
下げちゃった…
941 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:03:07 ID:DRPLIK6+: A
942 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:14:56 ID:FYK7rzdI: >>939
早苗「アレはCBが横並びじゃないですか。ウチは縦並びです！」　菱野「そういう問題なのでしょうか？」

>>Ａ．今日の俺は一味違う！　守備参加だ！
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「よし！　ここは俺が行く！　宇津木、後ろでフォローを頼む！」

宇津木「ほう大前さんも守備参加するのか。圧倒的な攻撃力に加えて絶望的な防御力も誇る防御力を持つことになったならいいが」

大前「なんで防御力を二回言った」

サイドに流れて守備に動く大前に、相手の7番はニヤリと笑う。

赤口中の7番「知っているぞ！　大前はパスカットが苦手だってな！　だったら俺でも通せるぜ！」

大前「甘く見るなよ？　俺だっていつまでも弱点は放っておかない！」

先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★赤口の7番→パス　38+!　card=★
【守備】
★大前→パスカット　44+!　card=★

攻撃側　-　守備側の数値の差で分岐します
2≦　6番にボールが渡る！
1～-1=　赤口中キャプテンがフォロー
-2≧　鳴紋中ボールに

【備考】
大前のカードがクラブの時、イベント【目にゴミが！？（-5）】が発動します
943 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:16:23 ID:???: ★赤口の7番→パス　38+ ダイヤJ =★
944 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:16:36 ID:???: ★大前→パスカット　44+ ハートA =★
945 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:17:33 ID:???: こんな雑魚になにやっとんねんｗ
946 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:17:46 ID:???: さっそくダイヤのJが寝返ったー？
947 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:25:59 ID:???: ★赤口の7番→パス　38+ ダイヤJ =49★
★大前→パスカット　44+ ハートA =45★
2≦　6番にボールが渡る！
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
赤口の7番「よっと！」

大前「わっ！　届かない！？」

宇津木「やはり駄目だった！」

練習では鍛えたものの、実戦でのパスカットの機会が少なかったこともあってか、大前のカットは間に合わなかった。

実況「おっと。大前くん、やはり守備は不得手か？　赤口中の中央へのパスをまんまと通されます」

国岡「プッ！　か、カッコ悪ぃ～っ！」

観客「またか」「やっぱり守備はしない方がマシだな」「いいから、早く相手をぶっ飛ばせー！！」

雪村「カッコ付かないなあ、ホント。こうなったら僕が取り返しに行くからね！」

溜息をつきつつ、パスを受けた6番に向かう雪村。

赤口の6番「げっ！　雪村！？」

宇津木「きた！　雪村さんきた！　前線のメイン盾きた！　これでかつる！」

相手が前を向く前に、積極的にチェックに行く。

雪村「もらうよ！」

赤口の6番「た、助けて神様！」
948 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:27:02 ID:FYK7rzdI: 先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★赤口中の6番→ドリブル　37+!　card=★
【守備】
★雪村→タックル　47+!　card=★

攻撃側　-　守備側の数値の差で分岐します
2≦　6番がドリブル突破
1～-1=　8番がフォロー
-2≧　鳴紋中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。
雪村のカードがダイヤ・ハートの時【クリップタックル（+3）】が発動します
949 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:28:56 ID:???: ★赤口中の6番→ドリブル　37+ クラブ10 =★
950 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:28:59 ID:???: ★赤口中の6番→ドリブル　37+ ハートA =★
951 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:30:01 ID:???: ★雪村→タックル　47+ クラブ9 =★
952 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:31:01 ID:???: 厄い……

クラブでマイナスペナかかるのは大前だけ？
953 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:31:25 ID:???: なにィ！？
954 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:35:52 ID:???: カード判定マジ怖い
955 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:39:29 ID:???: 神様２人の好感度
娘＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞お得意さん
956 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:45:21 ID:???: ボールとられなかったけど怪我したか
これでもいいのか6番は
957 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:47:52 ID:???: 神様効果で怪我しないかもしれないぞ。しかも、反則判定はそのままか、より悪くなる可能性もある。
残りも少しだし雑談自重しよう
958 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:52:28 ID:???: すみません、マイナス補正を載せ忘れていましたorz
赤口中は接触プレイでは大地の加護が、非接触プレイでは風の加護が発生します

★赤口中の6番→ドリブル　37+ クラブ10 =47★
★雪村→タックル　47+ クラブ9 +足を取られた！？（-5）=51★※反則発生！　10番負傷！？　補正ミス修正※
雪村の反則！？
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ずるっ。

雪村「へっ？」

雪村の足元の芝が、どういうわけかずるりと禿げた。当然、その上に足を乗せていた雪村は体勢を崩す。
それを好機として6番は雪村を抜きに掛かった。

赤口の6番「おっ？　ラッキー！」

雪村「こんのー！」

バチィ！
倒れた姿勢のままから、強引に体勢を立て直してタックルに行く雪村。
だが、それがいけなかった。彼のスパイクは、6番の足をまともに削ってしまったのである。

ピィイイイイイイイイイイ！

実況「あっと、接触プレイで反則発生！　雪村くんが6番の選手を倒してしまいました！　しかも、スパイクが足に当たった形です！」

やす子「なにィ！？」

菱野「な、なんですの、開始早々この展開は！？」

大前のパスカットミス、そして続けざまにこの雪村の反則である。ベンチの面子が頭を抱えるのもやむなしだった。
959 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:53:41 ID:???: 審判「大丈夫かね、君！？」

赤口の6番「う、ううううう……っ！（ボロボロ）」

駆け寄る審判が顔を覗き込むと、6番はうずくまったまま大粒の涙を零している。

審判「ど、どうした？　そんなに傷が痛む――」

赤口の6番「お、お守りが……」

審判「――はっ？」

だが、6番の口から出てきたのは、突拍子も無い単語だった。

赤口の6番「今倒れた拍子に、早苗さんから貰ったお守りが無くなったー！　うおおー！　アレが無いと俺はー！！」

審判「……け、怪我は無い様だな」

雪村「ホッ……（た、助かった……）」

負傷が無いと知り、心配して損をしたと顔を歪める審判と、安堵する雪村だった。

※　早苗のお守りにより、6番は負傷を避けました。代わりに6番のお守りが消滅します　※

審判（まったく、人騒がせな……いや、それよりもこの裁定だ。これはどうするべきか――）

審判は少し考え込むと、やおら顔を上げた。
960 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 21:54:43 ID:FYK7rzdI: 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★日本の愉快な審判様→　! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
8～K　→　怪我も無かったし、おとがめ無し
3～9　→　注意！
A・2　→　厳重注意！
クラブのＡ　→　審判「いや、怪我が無かったのはあくまで偶然だ！　こんな危険行為は許されん！」　おい、やめろ馬鹿
JOKER　→　審判「今の大袈裟な態度は騒ぎ方は何だ！　シミュレーションを取るぞ！」
961 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:54:55 ID:???: ★日本の愉快な審判様→　 ダイヤ10 =★
962 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 21:55:01 ID:???: ★日本の愉快な審判様→　 スペードK =★
963 ：キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/12/03(金) 22:03:15 ID:FYK7rzdI: ★日本の愉快な審判様→　ダイヤ10 =★
8～K　→　怪我も無かったし、おとがめ無し
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
審判「（まあ、大事には至らなかったし、処分は必要ないか）赤口中、フリーキックだ！」

実況「どうやら注意の類は無いようです。それにしても鳴紋中、今回は立ち上がりが悪いのでしょうか？
エース級の二人にいつもの切れがありません」

雪村「……ごめん。普通なら取れた場面だったのに」

大前「そんなこと言うなよ。それを言ったら俺だってそうさ。それよりも、今はこのフリーキックをどうするか考えよう」

本多「そうだな、その方が建設的だ」

大前の意見により、話題は自然と赤口中のＦＫ対策に移る

宇津木「やはり連中は縦パスを使ってくるのではないか？　この追い風に乗ると勢いよくボールが飛ぶことが稀によくあるらしい」

比良山「いや、むしろそう思わせておいてサイドを使ってくるかもしれんぞ。ウチのＤＦは縦パスに強いのが揃っているしな」

大前「うーん、向こうはどう蹴ってくるだろう……」

先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

Ａ．縦パスに備えて引き気味にする
Ｂ．サイド攻撃に備えてラインを上げる
Ｃ．その他（自由選択です。大前に言わせたいことを併記してください）
964 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 22:04:01 ID:CA9aKO6w: Ａ
965 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 22:04:10 ID:TkswlGG2: B
966 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 22:05:29 ID:bL3DOXAc: Ａ
967 ：森崎名無しさん：2010/12/03(金) 22:06:20 ID:RLkqVDOo: A
なんとなく、この試合は宇津木の変な感性が当たりそうな気がするんだ

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0ch BBS 2007-01-24