キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【もう】キャプテン霧雨64【勘弁してください】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/12/13(月) 22:10:20 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が渡仏してジュニアユース大会に参加し優勝を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に暴れたりしますので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなで2周年突破。皆さんご参加本当にありがとうございます。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。


☆前スレのあらすじ
前半最後のチャンスはボッシによってフイになり、逆にアルゼンチンに追加点を与えてしまう。
前回以上の得点差に焦った魔理沙は、立ってるものは親でも使えとばかりに永琳に相談。
すると、今までヘボヘボだった永琳が超再生し、なんとドライブヘッドへの対抗策を打ち出した。
やっとあのシュートが止められると、意気揚々と魔理沙は後半初っ端から突撃する。
しかし、そこで待っていたのは天才の恐るべきタックルであった。初手を潰され、停滞する試合。
その流れを変えたのは、またしてもディアス。エッフェル攻撃をあっさりと止め、そして……。
かの伝説のシュート、

                 サ    イ    ク    ロ    ン

を復活させ、フランスに絶望的な更なる追加点を奪う。もう試合終了かと思われたが、ディアスはこの一撃で大疲労。
息を取り戻した魔理沙は、そのまま他の選手たちを引っ張りなんと同点に追いつくことに成功する。
しかし、アルゼンチンもしぶとく後半終了間際に全力で攻める。魔理沙たちは何とかそれを凌ぎ、延長戦に突入。
延長戦前半は、アルゼンチン・フランスともに相手方の猛攻を凌ぐ展開となり、両者無得点。
そして始まった最後の15分。ピエールとナポレオンがヘタれつつも、何とかゴールを奪うことに成功!!

というところまで進んでおります。

823 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 17:50:08 ID:3xILpmCE


824 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 18:01:32 ID:???
それではミーティング完了ということで、以前に書いた気がする新年特別編を。
専ブラ使っている人で別に見たくないよという方はキャフテンをNGワードにどうぞ。

825 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 18:02:33 ID:???
―正月 幻想郷 霧雨魔法店


魔理沙「クリスマスなんて死ねばいいんだ」

新年早々、寝間着の魔理沙は寝ぼけ眼でそう呟いた。
それと言うのも一昨年のクリスマスに続き、今年のクリスマスもろくなことがなかったからである。
一昨年は闇鍋で悶え苦しみ、今年はひたすらジェンガを積んでは崩すという謎の遊びを紫、さとりと3人で夜を徹して行っていた。
3人のうち2人はリア充的な周囲について愚痴り、1人はひたすらミニスカサンタについて語るというカオス。
魔理沙はますますクリスマスが嫌いになっていた。
閑話休題。

魔理沙「まぁいいさ、クリスマスなんてもう1年くらいしないと来ないからな。その時にはクリスマスなんて爆破してやるぜ!
     …そうと決まれば新年はコタツでミカンだ!」

テレビ『任せる。これも経験になる…』

去年掃除したとはいえ、1年もあれば元の木阿弥となり荒れ放題の部屋。
その真ん中にコタツ、そして紫からもらったテレビが置いてあった。

魔理沙「ああ、いいなぁお手伝いロボット。…もふもふ……。
     修羅場なんか起こさないで、私に従順で、部屋を片付けてくれるなんて最高じゃないか」

ロボット欲しいなと呟きながら、コタツに入ってミカンを食しつつテレビを見る。
彼女にしては珍しくまったりと新年である。

魔理沙「(去年は去年で慌しかったしな。こんな日があってもいいだろう)」

826 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 18:03:33 ID:???
テレビ『奴の対応は任せる』

魔理沙「……あ、そうだ。年賀状来てるかな」

ボーっとしているのも飽きてきた魔理沙は体を起こし、年賀状を確認することにする。
最初に目に付いたのは、霊夢の年賀状だ。重要とか書いてあるので、早速見てみることに。

霊夢『賽銭よろしく』

魔理沙「見なかったことにしよう。…ええっと、他には輝夜たちからも来てるな。
     妖夢から来てるが…これは代筆かね?
     今年はツケを払え……これも見なかったことにしよう。
     天子からも来てるな。(明らかに筆跡が衣玖から来たのと同じなことは黙っておこう…)
     お、聖さんからも来てる。あんまり親しくない私にまで送ってくれるなんて、マメな人だな」

思ったよりマメな連中はいたようで、魔理沙には結構多くの年賀状が届いていた。
確認したところ、送っていないところからは来ていないようだ。
新年早々年賀状をまた書く必要がなくなったと、ほっと一息。

魔理沙「やることがなくなったなぁ……宴会とか企画しておけばよかったんだろうが…。
     外の世界に行ってた連中がやたら多いから、今年はお流れになっちゃったんだよなぁ…。
     あれ、今年も…だっけか?」

首を捻るが、答えはまるで出てこない。
まぁいいや、と疑問を放棄してミカンを一房つまんで口に放り込む。

魔理沙「むぐむぐ………ふぅー……正月だなぁ…」

827 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 18:04:34 ID:???
去年の正月にはどうやらこいしがこっそりと隠れ潜んでいたようだが、今年はいない。
気付かれたならと、新年は地霊殿で過ごすとのことだった。

魔理沙「…………あれ?地霊殿で過ごすってことは、さとりと空とお燐…だっけ…?
     あいつらと過ごしてるってことか…?
     ってことはひょっとして私はこいし以下の境遇なの…か……?
     う、嘘だ嘘だ!!そんなの嘘だ!!うわああああああああああ!!」

テレビ『なるほどな、プr』

魔理沙「うわあああああああ!!」

テレビの音を掻き消すほどに騒ぎながら、こたつの中で七転八倒する魔理沙。
それでも一人なので空しさだけが降り積もっていく。
気付いた魔理沙は、じたばたを止めてむくりと起き上がる。

魔理沙「……今年だ!今年こそ幸せな新年を過ごすんだ!」


A そうだ、にとりのところに行こう
B 博麗神社に初詣にでも行くか…
C 守矢神社に初詣に行ってみようか
D ここは命蓮寺に初詣に行ってみるぜ
E 今年も掃除するかぁ…
F 面倒臭い。このまま家でテレビ見てよう
G 香霖にお年玉でもせびりに行くか…
H 呪詛を呟きながら地底に行こう

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

828 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:08:58 ID:MV1d7YBc
G
この世界の香霖が変態かどうか確認しておこう

829 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:27:06 ID:VmWr4DCg
B たまには霊夢に優しくすべき

830 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:29:35 ID:Cg7Z7kl2

ぬえはここか!?

831 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:56:59 ID:qWSIk60M


832 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:58:59 ID:???
愛ゆえに投票がバラけたな。


833 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 19:04:44 ID:???
待つんだそれだとまるで俺がこーりんと普通にラブコメする魔理沙を見たがってるようじゃないか!
…まあ少しは見てみたいけど

834 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 19:06:43 ID:???
魔理沙は今年のクリスマスは弟子といちゃついて過ごしたリア充だと
思ってたら、まさかジェンガだったとはw

835 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 19:12:34 ID:???
>>833
てっきりこーりん目当てだが素直になれないシャイボーイかと

836 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 19:16:28 ID:???
>>832 ですねぇw一体どれに決まるのか私もさっぱりでしたよー
>>833 なにィ
>>834 魔理沙&紫「「ジェンガ楽しいなウフフ」」
>>835 BOY…だとっ…!? 魔理沙「ガールだバカヤローーーっ!!」

続きはちょっとお待ちください

837 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 20:23:35 ID:???
なるほどな、プラヴァーグレネードか(キリッ

838 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:51:13 ID:???
>>837 発射してからなるほど余裕でした

>>B 博麗神社に初詣にでも行くか…


魔理沙「(霊夢んとこでも行くか。あいつも暇してるだろ)」

ただでさえほとんど人が来ない博麗神社。
加えて命蓮寺なんて出来たのだから、ますます人の足は遠ざかる。
新年でも暇であろうことは容易に想像できた。

テレビ『フッ…俺と同じ結論に達したようだな』

魔理沙「さて、そうと決まれば着替えて博麗神社に行くとするか。
     ……あいつの顔を見てハッピーな新年もない気がするが」

見飽きた霊夢の顔は、どちらかと言えば今までの新年を連想させる。
しかし、それでもいいやと魔理沙はテレビを消していつもの魔女服に袖を通し。
マフラーを首に巻き、しっかりと八卦炉を持って箒片手に外へ出る。

魔理沙「ああ、やっぱ寒いぜこんちくしょう。うう、汁粉とか雑煮とか甘酒とか出してくれる神社に行こう」

ダンッ!

むしろそれはもう一つの神社のような気がするが。

魔理沙「気にしないことにしよう、うん」

……………………

839 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:52:28 ID:???
――昼ごろ 博麗神社


魔理沙「よう霊夢。あけましておめでとう、今年もよろしくだぜ」

霊夢「あら、いらっしゃい魔理沙。今年もよろしく」

新年にも関わらず予想通り寂れた様子の博麗神社。
霊夢も新年にも関わらず、こたつに入ってボーっとしていた。あまりにも予想通りである。
彼女は襖を開けて入ってきた魔理沙に笑みを返すと、こたつから出て立ち上がる。

魔理沙「おう。……ところで他の妖怪とか人間は?」

霊夢「誰もいないわよ。紫とレミリアは来てないし、萃香は友達とかと飲むらしいし。
    他の客なんて言わずもがな、でしょ」

魔理沙「紫が……?(あいつ、ひょっとしてリア充の巣窟で…いや、私の予想で新年を鉛色なものにしたくない。ここは黙っておこう)」

霊夢「んじゃ、取ってくるからちょっと待ってなさいよ」

魔理沙「取ってくる?」

そういえば、来客にもマイペースな霊夢がこたつから出ている。
魔理沙は少しばかり違和感を抱きながらも、さし当たっての疑問を口にしてみる。

霊夢「おせち。どうせ魔理沙は作る気もないでしょうし、買ってもないんじゃないの?
    年越し蕎麦も食べてないでしょ?」

魔理沙「……………年越しミカンなら」

霊夢「馬鹿。それじゃ、ちょっとこたつ入って待ってなさい。…おー、さむ」

840 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:53:41 ID:???
肩を抱きながら、寒い寒いと呟きつつ霊夢は台所へと向かっていく。
魔理沙は言われるままにこたつに入って温まっていたが、とある事実を思い出す。

魔理沙「(……そういえば、霊夢の料理って…)」

博麗料理という名の雑草を食べさせられたことを思い出し、微妙に腰を浮かす魔理沙。
これはひょっとしていきなり地雷を踏んでしまったかと、内心で冷や汗をかく。
どうやっておせちを回避するか考える間もなく、重箱を持った霊夢がこたつへ戻ってきた。

霊夢「こたつはやっぱりいいわね」

サッ ガシッ

魔理沙「(足が絡め取られたッ!?冷たっ!?つうか逃げられないぜ!?)
     あ、あの霊夢。外に出てないとマズくないか……?」

霊夢「どうせ参拝客なんて来やしないわよ。来たら来たで、賽銭入れて適当に帰ってくでしょ」
    
魔理沙「いや、こんな神社に来る物好きなんて、どう考えてもお前の知り合いだろ……」

霊夢「だったらここまで来るでしょ。どっちみち外出る必要なし。ほら、おせち食べるわよ」

魔理沙「(このぐーたら巫女めっ……!)」

参拝客が来ないと巫女はここまで落ちてしまうものなのか。
……むしろ、霊夢という個人の特質が大きいような気がするが。
何にせよ、魔理沙には霊夢の足を掴んでひっぺはがすか、おせちを食べるしかなくなった。

841 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:54:45 ID:???
魔理沙「(………食うか)」

選択肢があるとはいえ、答えは最初から決まっていた。
霊夢が重箱に入ったおせちなんて用意していたのだ。
例えマズゴパな料理とはいえ、一口は食べねばなるまい。親友として。

霊夢「ん、結構美味しく出来たかも」

魔理沙「(手作りか……嫌な予感しかしないが……)ええい、ままよっ!」

もぐもぐ…

目に付いた伊達巻を、目を瞑って口に含む。
噛んだ瞬間に広がるのは、草っぽい雑味ではなく。

魔理沙「お、おお……おお…普通だ……っていうか、むしろ…美味しい!?」

霊夢「…何よ。その反応は」

魔理沙「いやだって、お前…博麗料理って草……」

霊夢「まともな材料があれば、まともな料理ぐらい作れるのが当然でしょ。
   さすがに、これだけ作るのは骨が折れたけどね」

霊夢の言葉に、改めて重箱のおせち料理を見つめてみる。
これだけの料理を作っておくのはかなり手間だったのではないだろうか。
材料費も考えれば、手間どころで済む話ではない。霊夢なだけに尚更。

842 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:55:45 ID:???
魔理沙「………………お前さ」

霊夢「我ながら結構美味し……ん?どうかしたの?」

魔理沙「私が来たからいいけどさ、誰も来なかったら……無駄になってたんじゃないか?
     正月なのに、私以外来てないしさ」

霊夢「…………別に、無駄なんてことはないわよ」

一瞬だけ妙に真面目ぶった表情をするが、すぐに霊夢は破顔一笑し、軽く答える。

霊夢「おせち料理ってのは日持ちするように出来てんの。誰も来なかったとしても、保存食にしてたでしょ。
    それに、正月は今日だけじゃないしね。何だかんだで誰も来ないってことはないわよ」

魔理沙「そうか…そりゃ、言われてみればそうだな。
     じゃあ、全部食わない方がいいか。次会うときに骨と皮なんて勘弁したいぜ」

霊夢「変な遠慮しないの。あんたが遠慮してるなんて、気味悪すぎるわ。
    ……むしろ気持ち悪いの域に達してるわね」

魔理沙「おいおい、まるで私が傍若無人な性格してるように聞こえるんだが?」

霊夢「間違ってないでしょ」

魔理沙「………」

一言で斬り捨てると、霊夢は我先にとおせちを食べ始める。
魔理沙も遠慮するのが馬鹿らしくなり、自然と箸が進んでいった。

843 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:56:49 ID:???
霊夢「そういや、去年は何してたのよ」

魔理沙「去年?あー、去年は家の掃除をしてたな」

霊夢「そういうのは年越し前にやることでしょうが……。
    あんたってその辺本当になんというか」

魔理沙「お前みたいに私物がほとんどないなら、掃除も楽なんだがな」

霊夢「あんたの私物って盗品かゴミでしょ」

魔理沙「………」

霊夢「………」

なんだこのやろう、と互いに睨み合う両人。
正月に言い争いもバカバカしいと、すぐに2人ともが表情を緩める。

魔理沙「………まぁ、そんな感じだったんだよ」

霊夢「クリスマスは?」

魔理沙「今年は爆破する」

その言葉で察したのか、霊夢は呆れたようななんとも言えない表情で酒に手を伸ばす。
魔理沙もそれ以上話す気は起きず、もくもくとおせちに箸を伸ばす。

844 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:57:52 ID:???
霊夢「……来年はさ」

魔理沙「もふもふ……んむむ?」

霊夢「あんたの家に重箱持って行くのもいいかもしれないわね。
    テレビあるし、どうせ神社には人来ないし」

言葉通り、さっきから少しも人が来ている様子が様子がない。
半ば本気で呟いたであろう発言に、魔理沙も割と本音で返す。

魔理沙「嫌だぜ。お前、片付けろとか白レース増やせとか言いそうだし。
     (うちに来てると知ったら、あのアホお子様吸血鬼がうるさそうだし)
     むしろおせちだけうちに飛ばしてくれると嬉しいな」

霊夢「自分で買うか作れ馬鹿」

魔理沙「…そう言うと思ってたぜ。
     来年の事は来年決めるってことで一つ」

霊夢「…はいはい、好きにしなさいよ、もう」

魔理沙「言われなくても、って奴だな。(とりあえず、今年は…)」


A もっとおせちを食べよう
B 面白いものでもないか物色してみよう
C お年玉をねだってみよう
D 霊夢のほっぺたでも突いてみよう
E 特に何もしない。ぐーたらしよう
F 暇だし賽銭でも入れに行くか

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

845 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 20:59:09 ID:qWSIk60M


846 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 21:03:13 ID:MV1d7YBc
D

847 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 21:04:58 ID:nAbHM9Pg
D

Lでは多分クリスマス商法のせいでしょうが
王政陸「残念ながら今年のクリスマスは中止になりましたぁ!
はありませんでしたね。これだから地球人は…

848 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 21:10:49 ID:???
なんという古女房とバカ旦那………
破顔する霊夢萌え〜

849 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 21:13:50 ID:???
なんか霊夢の態度が柔らかくて良い感じだw


850 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 21:38:51 ID:???
>>847 クリスマス商法めっ…!ああいうのは付近で出したら逆にタイムリーネタになると思うのになぁw
>>848 魔理沙「ははは、霊夢お前バカ旦那だってよ」
     霊夢「あんたいい性格してるわよね」
>>849 霊夢→デレ

>>D 霊夢のほっぺたでも突いてみよう


魔理沙「えい」

ぷにっ ぷにっ

霊夢「………はにふんほよ」

特に理由はないが、おせちを食べ続けるのにも飽きた魔理沙の指先は霊夢のほっぺへと到達していた。
意外と柔らかなほっぺに魔理沙はおお、と馬鹿っぽい感想を漏らす。

魔理沙「好きにしてやったぜ!どうだ!」


先着1名様で

ほっぺぷにぷに→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→霊夢「あんたって…やっぱ馬鹿よね」
ハート→霊夢「どうせなら肩揉みぐらいしてよ」
スペード→霊夢「魔理沙のほっぺも柔らかいわよ」
クラブ→霊夢「……やめい」 
クラブA→ゆびをちゅっちゅぺろぺろされました
JOKER→出たら考えます

851 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 21:41:09 ID:???
ほっぺぷにぷに→ ハート7

852 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 22:03:29 ID:???
ほっぺぷにぷに→ ハート7
>>霊夢「どうせなら肩揉みぐらいしてよ」


霊夢「……ハァ」

魔理沙「あ、呆れるなよ!?」

霊夢「あんただし、別にいいんだけど。
    頬つつくよりどうせなら肩揉みしてよ。大掃除におせち作りで疲れてるの」

魔理沙の手に触れて頬から指を外し、ごろりとわざとらしくうつ伏せに寝転がる霊夢。
ちらりちらりと肩越しに視線を送りさっさと肩を揉めと催促してくる。
しかし、ほっぺをつつくどころどころじゃない面倒さに魔理沙の声にも不満が混じる。

魔理沙「ええ、肩揉みィ?」

霊夢「そうよ。あんたにおせち食べさせてやったんだから、これぐらい当然当然。
    あー、肩こり酷いなー」

魔理沙「そんなに胸ないくせに」

霊夢「何か言ったからし、洗濯板の魔法使いは」

魔理沙「……ちびっと私よりでかいからって調子に乗るなよ!
     私は成長期なんだからな!わがままボディになってからジャンピング土下座させてやるぜ!」

霊夢「…………あぁ、夢を見るのは自由よね。ついでに言うと私だって成長期よ。
    更にいうと自称でわがままボディってギャグにしか聞こえないわよ。その言葉自体が既にギャグの領域に入りかけてるし」

853 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:03:47 ID:???
クラブ(怒)→クラブA(ちゅっちゅ)の落差にワロタw

854 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 22:05:22 ID:???
魔理沙「わ、わがままボディはともかく……早熟タイプは後になって成長が悪くなるのが相場なんだぜ?」

霊夢「そうやって無駄な希望を持ってればいいわ。どうせ未来は残酷だし。
    ……というか、そういう話じゃないでしょ。私は家事で肩凝ったって言ってるのよ」

魔理沙「そりゃ分かってるが……むぅ」

肩揉みをするということは、一時的にとはいえこたつを出るということである。
今は元旦、一月である。外は寒く、こたつを出る気がそうそう起きないのも仕方がない。
だが、霊夢が作ったおせちを美味しく頂いたのも確かな話だ。

霊夢「あー凝ってるすっごい肩凝ってるわー」

魔理沙「(素直に肩揉んでやったほうがいいかなぁ……あと、何て言ったからしって何だよ…まぁ、かしら…って言いたかったんだろうな。
      そういうことにしてやってくれ)」


A まぁ別にいいか、そのぐらい
B 断る!むしろお前が私の肩を揉め!
C 肩以外を揉む!
D 聞こえなかったフリして無視だ!

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

855 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:08:40 ID:B98KDrfA
A

856 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:09:46 ID:VmWr4DCg


857 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 22:25:20 ID:???
>>853 まぁ突き抜けろ的な感じで…w

>>A まぁ別にいいか、そのぐらい


魔理沙「(…まぁいっか)」

相手が変態なら体を触るのもごめんこうむるが、相手は霊夢である。
親友が疲れているなら多少ねぎらおうぐらいの気持ちは魔理沙にだってある。
寒い寒いと呟きつつこたつを出、霊夢の背側に回る。

魔理沙「んじゃあ、やるぞー」

霊夢「ん、よろしく」

魔理沙「やると言ったからにはやる!じっくり揉み解してやるぜ!」

霊夢「うっさい。静かにやりなさいよ、子供じゃないんだから」

魔理沙「…注文多いな、お前。まぁいいさ、私の肩揉みテクニックを見せてやるぜ!」

手をわきわきさせつつ、よっこらと霊夢の肩に触れる。
以前触れた時より、微妙に柔らかくなったような感覚。

霊夢「………ん?するんじゃないの?手が止まってるんだけど」

魔理沙「やるから静かにしろっての。
     (……まぁ、向こうの世界では3食しっかり食べてたからな。
     やせ過ぎよりはいいだろ、いつもがいつもだしな)」

858 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 22:26:28 ID:???
先着2名様で

肩揉み魔理沙さん→! card
お疲れ霊夢さん→! card

と書き込んでください。2人の合計値で分岐します
25≦ 霊夢の疲れが消滅!最大ガッツ+200!更に【疲れにくい】習得!
21〜24= 霊夢の疲れがかなり回復!最大ガッツ+150!
15〜20= 霊夢の疲れが回復!最大ガッツ+100!
14≦ 霊夢の疲れが微妙に取れた!最大ガッツ+50!
※マーク一致・数字一致時+5の補正がかかります。数字一致の場合は更に相互補正を習得します
※ハートでマークが一致するとついでに描写が微妙に艶かしくなります
※どちらかがJOKERの時……?

859 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:27:38 ID:???
肩揉み魔理沙さん→ スペードK
揉む!

860 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:29:49 ID:???
お疲れ霊夢さん→ クラブ5

861 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:31:19 ID:???
くう、魔理沙がかなり頑張ったのに霊夢さん疲れすぎだw

862 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 22:35:56 ID:???
しかし、酒といいカリスマといい、魔理沙の多芸ぶりは異常
マッサージ師フラグきたか?

863 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 23:18:48 ID:???
>>861 おせちを全力で頑張ったんでしょうw
>>862 今後の魔理沙の行動次第、ですね。それにしてもこいつ何しに外の世界に出てるんでしょうかw

肩揉み魔理沙さん→ スペードK
お疲れ霊夢さん→ クラブ5
>>合計18 霊夢の疲れが回復!霊夢の最大ガッツ+100!


魔理沙「んしょ…よいしょ……」

もにゅもにゅ…

とにかくも、魔理沙の肩揉みには気持ちが篭っていた。
霊夢への友情か、おせちへのお礼か、ともかくも頑張った。…が、霊夢は魔理沙の思っている以上に疲れ切っていた。

霊夢「………ん……ふぁ…」

魔理沙「どんな感じだ?」

霊夢「ん………」

微かに首を動かし、快適の意を示す霊夢。
今日のため…というか、クリスマス前から色々と疲れていたため、その疲れはかなり蓄積していた。

魔理沙「というかお前、本当に肩凝ってたんだな…」

ごりっ…

霊夢「いだっ!……適当に聞き流してたわけ…?」

魔理沙「あんな冗談ぽく言われればしょうがないだろ。
     …………眠そうだな、寝たほうがいいんじゃないか?」

864 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 23:19:49 ID:???
肩を揉む手を止め、霊夢の顔を覗き込む。
疲れが出てきたのか、その瞼は塞がりかけでしょぼしょぼしている。
傍目にも物凄く眠そうである。

霊夢「………いいけど…勝手に帰るんじゃないわよ……」

魔理沙「別に帰ってもやることないからいいけど、こたつで寝るなよ」

霊夢「うん……………」

魔理沙「まるで聞いちゃいないか……。まぁ、お疲れだったんだろうなぁ……。
     ゆっくり休んでてくれってところだな、さて布団布団…」

………

勝手知ったる何とやら。寝室に運んで布団を敷き、霊夢をその上に寝かせてやる。
それから数時間ぐらいおせちを食べたり適当に一人ジェンガをして時間を潰していると、襖が急に開いた。

霊夢「………………何勝手に食べてるのよ」

魔理沙「起きて一番がそれかよ。どんだけ食い意地で生きてるんだお前」

霊夢「…疲れた体には肉よ肉」

さっきの疲れ具合も何のその、軽快に霊夢は指で牛肉の肉巻きを摘んで口に放り込む。
肉を充填したからか、心なしか上機嫌な様子でこたつに入り、魔理沙が来た当初と同じく向かいに座る。

魔理沙「で、肩こりのほうはどんな感じだ?」

865 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 23:20:54 ID:???
霊夢「あー、結構楽になったわ。ありがと」

首を振ってみて、肩の凝りを確かめている。
その表情を見るに、嘘を言ってはなさそうである。
そもそも霊夢はそういう嘘を言うような性格ではない。

魔理沙「そうか。私が寒いのを我慢して肩揉みしてやった甲斐があるってもんだ」

霊夢「頼んだのは私だけど、やけに偉そうね」

魔理沙「肩揉めと言われて本当に揉んでやる私はいい友達どころの話じゃないぜ?」

霊夢「はいはい、感謝してるってば。本当に楽になったし。
    ……あら、もうこんな時間か…」


先着1名様で

夜はこうして過ぎていく→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→霊夢「そういや、紫からお年玉を預かってるわよ」
ハート→霊夢「今日は泊まっていきなさいよ」
スペード→霊夢「折角神社に来たんだし、お守りでも買ってく?」
クラブ→魔理沙「じゃ、私は帰るぜ」
JOKER→???

866 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:22:53 ID:???
夜はこうして過ぎていく→ スペード3

867 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:25:38 ID:???
ちくせう・・・ハートが出て欲しかった・・・。

868 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:39:38 ID:???
これは……どうなんだ?
お泊りイベントでキャッキャウフフできなかったことを嘆くべきか
お泊りできなかったことで、やんでれいむ爆弾炸裂を避けられたと見るべきか
魔理沙は霊夢を親友と思ってるが、不意のマモノ降臨で友情が破壊されて
しまう可能性が高い
JOKER降臨なら行き着くとこまで行けると思う………

869 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 23:45:16 ID:???
>>868 魔理沙の意思は選択の蓄積の部分が結構ありますので、その辺は割とどうにでもなるかと

夜はこうして過ぎていく→ スペード3
>>霊夢「折角神社に来たんだし、お守りでも買ってく?」


霊夢「折角神社に来たんだし、お守り買って帰るのはどう?
   今なら500円ぐらいにしておくわよ」

魔理沙「え、お金ない」

霊夢「…………はぁ?」

率直な感想を言うと、霊夢は怪訝な顔を魔理沙の鼻先に突きつける。

魔理沙「い、いやだって…私、今350円しか持ってない、本当に」

鼻先の霊夢の顔を直視するのが恐く、顔を俯けたまま懐をまさぐって小銭を取り出す。
そこにはきっかり、それ以上でもそれ以下でもなく350円だけあった。

霊夢「…あんた、バイトしてたんじゃないの?」

魔理沙「知ってるか霊夢。金には羽根が生えてるんだ。
     気付くとどっか飛んで行っちゃうんだぜ?」

霊夢「私が知らないわけないでしょ」

再びジト目で睨んでくる霊夢に、魔理沙は急いで顔を俯ける。
今の霊夢と目を合わせれば絶望しかない、そんな予感がする。

870 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 23:46:28 ID:???
霊夢「あーあ、折角私が親切心を出してあげたのにねー?」

魔理沙「い、いやぁ…(お前のそれは親切心じゃなくて商売っ気だろ!)」

霊夢の発言に突っ込みを入れたい魔理沙ではあったが、即座に心を抉る切り替えしが飛んで来そうなので押し黙る。
実際のところ、お金のない魔理沙には霊夢のお守りを買うお金はない。
無理してまで買う価値があるのかも不明である。

魔理沙「(…が、そのことを霊夢に聞いても無駄だろう。全力で売り込んできそうだし…)」

霊夢「神社で巫女に勧められてもお守りを買って帰らないなんて…本当にあんた人間?」

魔理沙「なんでその程度で非人間扱いなんだよ……」


A むしろ350円で買えるお守りないか? 
B ……ツケ…ダメ?
C そ、そういうわけだから…私帰るよ!じゃあな!
D つまり帰らなければ万事OKだな?
E ぬ す む !
F その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

871 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:48:06 ID:qWSIk60M


872 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:48:58 ID:v4IHx4CQ
Fポケットに入れて叩いたらお金が増えないか試す

873 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:49:42 ID:VmWr4DCg

とんち魔理沙


874 :森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:52:03 ID:MV1d7YBc
D

875 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 00:00:00 ID:???
>>872 ビスケットはともかく、お金はナンバリングされているのでコピーはきついのではw

>>D つまり帰らなければ万事OKだな?


魔理沙「霊夢よ。
     お前曰く、巫女に勧められてお守りを買って帰らないのが人間外らしいな」

霊夢「ん?まぁね」

魔理沙「(まぁねじゃないぜ!明らかおかしいだろ!)
     …コホン。ということは、だ。私が帰らなければお守り買わなくても万事OKってことだな?」

霊夢「………
    ………
    ………
    ………はぁ!?」


先着1名様で

ハート純情どうしよう→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
J〜K→霊夢「…譲歩してやるわ」
7〜10→霊夢「泊まってくの?別にいいけど」
3〜6→霊夢「泊まりたいなら…それなりの誠意ってもんが…ねぇ?」
A〜2→霊夢「黙って買え(ニコッ)」
JOKER→気付けばいつの間にか博麗神社に住むことになっていたとさ

876 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:00:55 ID:???
ハート純情どうしよう→ ハート5


877 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:04:13 ID:???
こういう時に限って意味もなくハートがw

878 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 00:10:32 ID:???
>>877 判定的にハートを当たりにするほうがよかったのか…w

ハート純情どうしよう→ ハート5
>>霊夢「泊まりたいなら…それなりの誠意ってもんが…ねぇ?」


霊夢は魔理沙の言葉を特に捻ることなく、まっすぐ受け止めた。
帰らないということは、博麗神社に泊まるということでほぼ間違いない。
そんな言葉を吐いた意図があるとすれば……」

霊夢「魔理沙あんた、うちに泊まりたいの?
    まぁ、別にいいけど………。ただでご飯食べさせてあげたりするんだから、誠意を見せてもらわないとねー」

魔理沙「……誠意って、何?」

霊夢「それ考えるのを含めて誠意なのよ。ほらほら、泊まりたいなら早く誠意を見せなさいよ」

魔理沙「(既にお前が乗り気っぽいのは気のせいか?…ここは…)」


A …わかったよ。今度食料をやろう、それでいいな?
B また肩揉みすればいいのか?
C もってけ350円!
D うっふん☆
E 霊夢を無視して風呂の準備を始める
F いや、別に泊まりたいわけじゃないし。帰る
G そのほか

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

879 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:12:24 ID:FxtZyYM2
C

880 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:19:18 ID:Yxh74Fn2
A

881 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 00:35:22 ID:???
新年お年玉スペシャル編(仮)の途中ですが今日はここまで。
何か無駄に長くなりましたが全部霊夢のせいということで。もしくはジェンガのせいでも可。
それではまた明日お会いしましょう。

改めて思ったが、HLシリーズは(以下略

882 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:35:40 ID:HVQe/NPk



883 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 00:45:37 ID:???
スパロボL楽しそうだなと思いつつ乙
そして、新春ロング更新&霊夢のデレゴチです
願わくば明日も霊夢デレがありますように……

884 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 16:50:16 ID:???
>>883 ???さん「どうしてLばかり持ち上げるんです。やるならKでしょ…」

885 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:10:51 ID:???
>>883 霊夢のデレはきっとみなさんの心の中に…(遠い目) Lは中々面白いので、興味があれば是非どうぞー

>>A …わかったよ。今度食料をやろう、それでいいな?


魔理沙「わーったよ。今度食料を恵んでやる、それでいいだろ?」

霊夢「ん、それでいいわ。約束は守りなさいよね」

魔理沙「わかってるよ。食い物の恨み、それもお前の恨みは半端じゃないからな…」

言った以上は、確実に食料をプレゼントする必要がある。
数日でも空けば、すぐさまに霊夢の攻撃の対象になりかねない。
魔理沙は霊夢を食事絡みでからかうことの危険さを誰よりも承知していた。

※本編で霊夢に食べ物をあげないと………

霊夢「じゃ、とりあえず……夕食?」

魔理沙「私は腹減ってないぞ。適当におせち摘んでたからな」

霊夢「私もそれほどでもないし、もうちょっと後でいっか。
    ……なんとも中途半端な時間ねぇ。どうしたもんかしら」

魔理沙「さすがに新年早々練習はちょっとなぁ……。
     他にやることも大して思いつかんぜ。2人でトランプとかアレだし」

霊夢「うーん………。ちょっと早いけど、お風呂にしましょうか」

魔理沙「そうするか。温泉でのんびりすればいいだろうし。誰かいるかな」

霊夢「誰もいないわよ」

886 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:12:07 ID:???
あまりにはっきりと断言したことに、魔理沙は首を捻る。
博麗神社裏手という立地条件から人こそあまり来ないが、妖怪はそこそこにいるはず。
夜からが妖怪の本領発揮というのに、いないということがあるだろうか。

魔理沙「人払いでもしてるのか?」

霊夢「誰が温泉って言った。風呂よ、風呂」

魔理沙「いや、だから……。………ひょっとして、お前んちの風呂?」

霊夢「そ」

頷き、風呂の準備をしようとこたつから体を出そうとし、こたつの誘惑と戦う霊夢。
魔理沙はそんな霊夢の状況を無視し、疑問をぶつける。

魔理沙「なんだって温泉があるのにわざわざ風呂なんだよ。ここは普通温泉だろ」

霊夢「河童に温泉引かせたから、どっちにしても湯は変わらないわ。
    それにあんた、金ないんでしょ?だからタダで入れるうちの風呂にしてあげてるんじゃない」

魔理沙「引かせたのかよ!……お前、本当に人使いというか妖怪使いが荒いな。
     神社建て直させた次は温泉まで引かせるか。善人な魔理沙さんには信じられんぜ。
     まぁ、私の懐事情を慮ってくれたことは評価しよう。ところで、私の寝間着とか下着だが…」

霊夢「用意してあるわ。白レースがたくさんついたのが」

魔理沙「お前本当に好きだな」

霊夢「当たり前でしょ」

887 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:16:02 ID:???
呆れた表情、口調で呟くも、霊夢はへこたれない。
以前にランジェリーショップで垣間見せた霊夢の白レースへのこだわり。
魔理沙とて黒レースの魅惑に負けた以上、霊夢に強く言えないが…。
やはり自分が着させられるものとなると、微妙な気持ちにならざるを得ない。

霊夢「で、そろそろ入りに行かない?」

魔理沙「お前こそ、早くこたつから出て行ったらどうだ?」

そう言って未だこたつ内の2人。
この寒い中、風呂に移動するのも億劫だった。
文明に毒された2人は、数分後にようやくヒーターがあればいいのにと思いつつ、こたつから出た。

霊夢「うああ、寒っ…」

魔理沙「おおうぅ………よくもまぁ家から出ようと思ったぜ私…。
     っていうか霊夢、そっちは風呂場じゃないし、何で私の手を掴んでる?」

霊夢「着替えと手拭を取りに行くのよ……。
    手を掴んでるのはあんたに先に湯に入らせないためよ」

魔理沙「は、離せっ!私寒いの嫌なんだよ!」

霊夢「私だって嫌よ!だからさっさとついて来い!精々数分でしょうが!」

魔理沙「精々って言うぐらいなら私を道連れにするなああああああああッ!!」

……………………


888 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:17:37 ID:???
魔理沙「あー、さむさむ……そういえば、お前と一緒に風呂入るのも久しぶりな気がするな」

霊夢「そういやそうね。フランスじゃ、一度も見かけなかったような気がするわ。
    ……あんたちゃんとお風呂に入ってたの?」

襦袢を名残惜しげに脱ぎながら、じとっとした視線を投げてくる霊夢。
謂れのない悪名を避けようと、疑念を晴らすべく、エプロンを脱ぎつつ魔理沙が反論。

魔理沙「入ってたよ!部屋に備え付けのちっさいのがあったろ!」

霊夢「あー、そういやそんなのあったわね。
    寒っ…脱ぎながら話すもんじゃないわね、寒いったらないわ…」

魔理沙「同感だ……。さっさと風呂に入りたいぜ。誰かさんのせいで寄り道させられたし」

霊夢「うっさいわね。着替えがなかったらあんただって困るでしょ」

そこからは互いに無言となり、そそくさと服を脱ぎ捨てる。
温泉の時や銭湯の時にはタオルを巻いていたが、今日はどちらもタオルなしのすっぽんぽんだ。
寒そうに体を両手で抱きつつ、浴室へ。

かぽーん

魔理沙「おお、本当に温泉みたいだな。こう…なんというか、温泉の匂いがするぜ」

霊夢「馬鹿言ってないで、さっさと体洗って入るわよ」

魔理沙「別に浴室はそこまで寒くないし、いいじゃん。おー、相変わらず無駄に広いよな。
     酒なんて置いてある。萃香のか?」

霊夢「私も飲むけど、持ち込むのは大体あいつね」

889 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:18:38 ID:???
言いながら霊夢は、好奇心たっぷりに広い浴室内を見回す魔理沙を無視して風呂椅子に腰掛け。
風呂桶に湯を汲み、ざぱぱと体に温かな温泉の湯を浴びせる。

霊夢「ふいー、生き返るわ」

魔理沙「あっ!?勝手に何やってんだよ!」

霊夢「あんたがいつまでもぐずぐずしてるからでしょ?
    私には見飽きた浴室を眺める趣味はないの」

魔理沙「あーあー、面白くない巫女なことだ」

口を尖がらせながら、魔理沙も風呂椅子に腰掛けて湯を浴びる。
湯が体を温かく湿らせる感覚に、ほうと長く息を吐く。生き返るような心地とはよく言ったものである。
癒されている魔理沙に向けて、霊夢は首を傾げつつニコッと笑顔を浮かべる。

霊夢「ねぇ魔理沙、私の背中を流してあげたくない?」

魔理沙「別に。……いや、訂正するぜ。全く思わない。自分で洗え」

霊夢「背中って手が届きにくいでしょ。
    …よし、こうしましょう。私があんたの背中を流すから、あんたは私の背中をよろしく」

魔理沙「私は一人で…ってうわ、押しかけてくんな!」

霊夢「まぁまぁ、遠慮しない…の!!」

ごりっ…!

垢すり片手に強引に魔理沙の後ろを取る霊夢。
彼女は力いっぱいに魔理沙の背を擦る。
擦るというよりむしろ削られているような気がしなくもない。

890 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:19:38 ID:???
魔理沙「痛い!痛いからやめれっ!」

霊夢「ねぇ魔理沙、私の背中を流してあげたくない?」

魔理沙「やる!洗うから力を加減してくれ!皮膚が削げる!」

その言葉に霊夢は満足したのか、背を擦る力が柔らかなものになる。
背後から感じる気配は、どうやら嬉しそうな様子。
そんなに背中を洗って欲しかったのだろうか。

魔理沙「(なんというお子様霊夢…まぁ、仕方ない。やると言った以上、やるか…)」

霊夢「……ねぇ」

魔理沙「ん?なんだよ、言いたい事は色々あるが…きちんと背中を流してやるぞ」

霊夢「………あんた、本当にまっ平らね。
    さっきふざけて馬鹿にしたのが悪く思えてきたわ。ごめん」

魔理沙「か、肩から何覗き込んでるんだよこの馬鹿霊夢!!
     というかお前だって一般的に見て小さい部類だろうが!
     あと平らって言うな!ちゃんと膨らんでる!」

霊夢「何と比較しての話?悪いけど、輝夜とか天子とかその類に勝っても何の意味もないわよ」

魔理沙「(お、お前だって私と比較して調子に乗ってるだろうが!確かに私より大きいけど、それがなんだってんだ!)」

魔理沙の背を垢すりで擦りつつ、機嫌よさ気な声を出す霊夢。
胸が大きいのがそれほど誇らしいか、と魔理沙は内心でうぎぎと唸る。

891 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:20:39 ID:???
霊夢「……はい、お終い。お湯掛けるわよ」

ざぱっ…

魔理沙「あちっ…いててててて!!強く擦られたところがいてえええ!!」

霊夢「ふーん、ご愁傷様」

魔理沙「こ、こんにゃろう…!ええい、垢すりよこせっ!
     お前にもこの苦しみを味あわせてやる!!」

霊夢「え……い、嫌ねぇ魔理沙。私たちの仲じゃない」

魔理沙「ああ。
     私たちの仲だからこそ……苦しみを分かち合わせてやるよーーーっ!!」

風呂場でこうやって暴れるのは大変危険なので真似しないように。
プールサイドで走ってはいけないのと同じで、滑りやすく大変危ないのだ。
閑話休題。
きゃーきゃー喚きながら背中を流し合った両人は、今は湯船に浸かっていた。
慣れてしまったためか、もうほとんどひりついたような痛みはない。

霊夢「まったく、あちこち容赦なく擦ってきて…何の恨みがあるってのよ」

魔理沙「お前、今の流れで恨みがないとでも思うのか?」

霊夢「背中流してあげたんじゃない。感謝しなさいよ」

魔理沙「背中削られて誰が感謝するんだ。お前こそ私に感謝しろ」

892 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:21:45 ID:???
どちらも本気で怒った様子はなく、ふざけた調子で言い合う2人。
ふと思い出したように魔理沙は霊夢へ顔を振り向き、その話題を変える。

魔理沙「………そういや、新年なんだよな」

霊夢「何よ、今更」

魔理沙「いや、こうしてると新年になった気があまりしないんだよな。
     霊夢の家に泊まるってそう珍しくもないし、正月なのに参拝客も見かけないし」

霊夢「まぁ……その気持ちは少しは分かる気はするけど。
    でも、私はそうは思わない。やっぱり、時間は経ってるし、魔理沙も変わってる」

魔理沙「そんなもんかねぇ」

霊夢「そんなもんよ」

魔理沙「そうか」


A 適当にお風呂を楽しむ
B 霊夢のほっぺたをつつく
C 今年もよろしくな、と小声で呟く
D さっきの復讐を今こそ!霊夢に向かって飛びかかる!
E 食料をあげる話について、リクエストを聞く

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

893 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:23:46 ID:VAL7FPh6
C

894 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:25:00 ID:bAbLkC+A


895 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:25:06 ID:aHzYSzyc


896 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/03(月) 22:39:22 ID:???
>>C 今年もよろしくな、と小声で呟く


霊夢とは敵同士になったこともあるが、外の世界でも比較的仲良く過ごしてきた。
審判排除にも協力してもらったりして、実際かなりお世話になっている。

魔理沙「(…そう、だよな)」

練習試合の折、霊夢のその才能に嫉妬し、心情的にやや離れていた感のあった魔理沙。
しかし、そう改めて考えれば、霊夢は魔理沙の親友として支えてくれていたのではないだろうか。
少なくとも、かつてとの違いを認識してくれるほどにはしっかりと見ていてくれていたはずだ。

魔理沙「(………サッカーも大事だけど…やっぱり、霊夢はそれを離れたって大事な親友だ。
      …………変に溝が出来る前に気付けてよかった)」

面と向かって言うには照れが入り、気持ちを込めた言葉は、小さく呟くだけに留まってしまう。

魔理沙「…今年も、よろしくな」


先着1名様で

ツンデレ(もどき)魔理沙さん→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→霊夢「………」 霊夢さんほっぺ赤いですよ
ハート→霊夢「何て言ったのかしら?聞こえなかったなー」
スペード→霊夢「…え、何か言った?」
クラブ→霊夢「………」 まるで聞こえてなかった
JOKER→???

※魔理沙→(軽い劣等感)→霊夢 が消滅し 魔理沙→(親友)←(霊夢)となりました

897 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:42:14 ID:???
ツンデレ(もどき)魔理沙さん→ ダイヤ3


898 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:48:28 ID:???
甘酸っぺぇ〜

899 :森崎名無しさん:2011/01/03(月) 22:53:38 ID:???
っしゃあ!!!>>897さんGJ!

900 :897:2011/01/03(月) 22:57:07 ID:???
数字じゃなくて良かったぜ(やりとげた顔で

901 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/04(火) 00:17:49 ID:???
>>898 カルピスですねわかります
>>900 ええい、よくもやってくれましたね!

ツンデレ(もどき)魔理沙さん→ ダイヤ3
>>霊夢「………」 霊夢さんほっぺ赤いですよ


魔理沙の呟いた声は小さく、ともすればかき消されそうなものだった。
しかし、場所は浴室。しかも2人きりとあっては、その言葉が耳に入らないはずもない。
…要するに、魔理沙の呟きは霊夢に丸聞こえだったのだ。

霊夢「………」

ぼちゃん!

突如前触れもなく湯船に自分の頭を沈める霊夢。
ぶくぶくと浮かび上がる空気の泡に、霊夢の黒髪がゆらりと水中で波立つ。

魔理沙「れ、霊夢……?」

霊夢「………」

ぶくぶく

返事は返ってこず、泡だけが浮かび上がって水面で弾ける。
魔理沙はひょっとして呟きを聞かれたのではと焦り、頬というか顔を赤くする。
しばらくして浮かび上がってきた霊夢のその頬はやはり赤く、魔理沙と目を合わせようとせず背を向けている。

霊夢「………」

魔理沙「(き、聞かれた…この反応、明らかに聞かれちゃったよな……)」

902 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/04(火) 00:18:50 ID:???
明らかに頬が赤い霊夢が照れていることは間違いない。
しかし、どう反応すればいいのか彼女自身戸惑っているような様子であった。
一方の魔理沙も聞かれてしまったと頬が赤く、しかも戸惑っている状況であった。

霊夢「………」

魔理沙「(う、うあああ!!ど、どうしろってんだよーー!!
      聞かれないためにわざわざ小声にしたのに、何でこんなに反応するんだよー!!)」


A ま、まぁそういうことで…今年もよろしくな
B 私何も言ってない。お前何も聞いてない。OK?
C は、はは、急に潜っちゃってどうしたんだよ?
D …ほっぺを赤らめてる霊夢って可愛いような
E その背をむぎゅっと抱きしめる
F 風呂場からダッシュで逃げ出す!
G その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

903 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:20:04 ID:KlFWdSKY

いまだ、攻めるんだ!

904 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:24:09 ID:W2Jz8tDA

乗ったァ!

905 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:27:14 ID:???
ちょ、どうなるんだこれw中の人の苦悩が浮かぶようだぜw
(と言いつつwktkしてる自分)

906 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:36:40 ID:???
いや、まあ、負担という意味ではその通りなんだが、霊夢がデレるかどうかの瀬戸際なんだ!賭けてみる価値はありますぜ!ってノリで

907 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/04(火) 00:48:07 ID:???
>>905 わ、私が書くものですからね…wktkのしすぎは期待しないほうが…w
>>906 むしろ魔理沙がデレてるようなw

>>E その背をむぎゅっと抱きしめる


魔理沙「霊夢………」

肩越しに見えるその赤い頬に、魔理沙の体は自然と動いていた。
ぎゅっと霊夢の縮こまった体を後ろから抱きしめていた。

ぴた……むぎゅっ

霊夢「!?!!?!?!?!?!?!!!!!!?」

魔理沙「(な、何をしてるんだよ、私は…!?な、なんで霊夢に抱きついてるんだ!?)」
      
普段であれば、魔理沙がされてひっぺはがすという展開。
しかし今回ばかりはまるでその逆。魔理沙が己の意思で、ぎゅっと霊夢の背に抱きついているのだ。

魔理沙「(い、いっそ振りほどいて叩いてくれえええええ!!)」

自分で手を離せよ、そうは思うが魔理沙は不思議とそんな気になれずにいた。
どくんどくん、と自分の心音で息苦しい。なのに、体はそれが心地よいかの如く動かない。
霊夢も振り払う様子を見せず、素直に抱きつかれたままだった。

霊夢「………」

魔理沙「(ぬ、ぬああああああああああああああああああっ…!)」

何とも言えない葛藤の間の住人となってしまう魔理沙。
傍目から見ると霊夢に抱きついたまま表情を目まぐるしく変えて百面相を呈していた。

908 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/04(火) 00:49:29 ID:???
魔理沙「(ま、まさか霊夢の奴、思考停止してるんじゃ…)」

親友の突然の謎行為に、脳がフリーズしてしまったのか。
急速に罪悪感が沸きあがってくる中、ふと、聞こえた。いや、伝わってきた。

―とくん、とくん

魔理沙「(あ、ああ…心臓の拍動早すぎだろ!2倍とか冗談じゃ……え、2倍…?)」

霊夢「………」

改めて霊夢の顔を見ると、前にも増して顔が真っ赤になっていた。
そう、魔理沙に伝わった鼓動は霊夢のものであったのだ。

魔理沙「(あ、え、お、あ、えっと…これは……ああうえおあ…)」


先着2名様で

デレ魔理沙→! card
デレ霊夢?→! card

と書き込んでください。2人のカードで分岐します
JOKERで一致→もうお前等結婚しちゃえよ
カード一致orどちらかがJOKER→霊夢との相互補正LV2入手
数字一致・マーク一致→霊夢との相互補正LV1入手
どちらかがハート→就寝時にイベント発生
それ以外→ドキドキはプライスレス

※技名が恥ずかしくなりました そのついでに威力が+1されました
【東方コンビ】→【ドキドキコンビネーション】
【マスター夢想スパーク封印】→【ハートフルツイン】

909 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:50:39 ID:???
デレ魔理沙→ ダイヤ4


910 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:54:00 ID:???
デレ霊夢?→ クラブJ
うぉぉおおン! ハイ! デレ一丁入りました〜

911 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:54:12 ID:???
デレ霊夢?→ ダイヤA
俺に神の手を!!!

912 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:55:42 ID:???
惜しい

913 :911:2011/01/04(火) 00:55:55 ID:???
なんでだ・・・!何でキャプテン霧雨さんがここまでチャンスをくれてるのに
俺はそれをものに出来ないんだ・・・!(バンバン

914 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 00:57:03 ID:???
う、あああああ!!
すまなんだあ………すまなんだあ…………

915 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/04(火) 01:12:35 ID:???
>>910 ハハハ、シンネンデスカラデレヲオオメニシテマスヨー
>>912 まさに紙一重、でしたねw
>>913 おっと、今の私はキャフテン霧雨ですぜ?
>>嘆いてる方々 後一回魔理沙がアクションできる場面(=チャンス)があるので頑張ってくださいw

今日はここまで。またやたら長くなってしまって申し訳ないです。
そしてまさかの三が日オーバー…だと……。
明日!明日には終わる予定ですのでお許しください!いやほんとごめんなさい!
そ、そういうわけでまた明日お会いしましょう。ではでは。

916 :森崎名無しさん:2011/01/04(火) 01:20:06 ID:???
乙です。
きっと誰もが霊夢をデレさせたいと信じて……!

917 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/05(水) 11:57:56 ID:???
こ、この前のレスでの明日とはつまり5日!だから今日まで大丈夫なんだ! …いや、本当にすみません

>>916 霊夢は普段から割かしデレてるかと(ry

デレ魔理沙→ ダイヤ4
デレ霊夢?→ クラブJ
>>ドキドキはプライスレス


霊夢「……酒よ」

魔理沙「………へ?」

顔を真っ赤にした魔理沙の腕の中の霊夢は、ぽつりと小さく呟く。
よく聞き取れなかった魔理沙は、耳を霊夢の口元に改めて持っていく。
霊夢は更に顔を真っ赤にし、喚くように言った。

霊夢「酒、取ってきなさいって言ってんの!」

魔理沙「お、おおおおおう!!」

その言葉に魔理沙は魔法が解けたように、両腕を霊夢の体から離す。
脱兎の勢いで酒瓶を取ると、目を合わせないようにしてそれを霊夢に渡す。

魔理沙「で、でもまだ飲むにはちょっと早い…」

霊夢「うっさい!飲め!」

湯に濡れた髪が張り付き表情が見えない霊夢は、用意してあったらしき杯を魔理沙に差し出す。
色々あって極度に酔っ払いにくくなった魔理沙には恐れるものではない。
誤魔化し含めて、素直に差し出された酒に口をつける。

918 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/05(水) 11:59:07 ID:???
魔理沙「ふはぁ……えっと………こういうのは、温泉でやった方が風情がある…んじゃ…ないか…?」

霊夢「んぐっ…そ、そうね。でも、2人で飲むのも悪くないでしょ」

魔理沙「そ、そそそうだな。こうしてお前とのんびりするってのも…」

頬を染め、動揺したままに呟いてしまう魔理沙。
霊夢もその言葉と魔理沙の態度に、再び顔を赤らめて俯いてしまう。

魔理沙「(う、ううう、何がどうなってんだよ、私もこの状況も……)」

霊夢「………」

魔理沙「………」

無言で酒を飲み続ける、湯内の魔理沙と霊夢。
空気はどこかぎこちなく、甘酸っぱいとでも良いのか不思議な雰囲気。

霊夢「…………あのさ、やっぱり温泉がよかった?」

顔を合わせず、小さな声で霊夢が話しかける。

魔理沙「い、いや。さっきも言ったろ。お前とのんびりするのも悪くないって」

ともすれば自分が悪いと責めていそうな言葉に、魔理沙は照れつつも淀みなく答えた。
温泉のほうがよかったのか、今となってはわかりようもない。
だが、今この状態を後悔しているかと聞かれれば、それはノー以外の返答はない。

919 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/05(水) 12:00:36 ID:???
魔理沙「あ、あはは…」

照れなのか自分でもよくわからないままに、ぎこちなく笑う。
霊夢も別段それを咎める様子もなく小さく笑い、言葉を繋ぐ。

霊夢「そ。……………ならいいわ。
    ……そういえば、あんたが貸した剣ってあのダンジョンで拾った奴よね?」

魔理沙「え?……あ、ああ…そうだな。あの時は大変だったなぁ」

この振りの意味を解さない魔理沙ではない。霊夢の話に乗っかり、話の軌道を修正する。
そのような次第でいつもの空気に戻り、適当な話題を肴に、風呂で飲んでいた魔理沙と霊夢。
しばらくして魔理沙が欠伸をしたのをきっかけに、風呂から上がる。
霊夢は替えの襦袢を着込むと、視線を一直線に魔理沙へと向けてニヤつく。

魔理沙「じ、ジロジロ見るなよ…やりにくいな」

霊夢「やっぱり純白がいいわよね。豪華なフリルも相まって、姿だけならお嬢様みたいよ。
    やはり私の見立ては正しかったわね」

魔理沙「何キリッとした顔してんだ。話題がどうしようもなさすぎるぞ」

自分のセーラー服に関する嗜好があるので何とも言えず、魔理沙は視線を無視してパジャマを着込む。
霊夢が自分で着るつもりだったのか、それともコレクションだったのか。
とにもかくも白くフリルやレースがあしらわれたパジャマであった。

魔理沙「……はぁ。今日はこれで寝ざるを得ないのか…。寝る前からブルーだぜ」

霊夢「私がハッピーだからいいのよ。
    さ、時間もほとんどないし寝るわよ」

920 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/05(水) 12:01:55 ID:???
気の進まない魔理沙の手を鼻歌混じりで楽しげに引きつつ、寝室へ向かう霊夢。
部屋に入った2人は押入れから布団を取り出し、2つ並べて敷く。
風呂で予想以上に長い時間を取ってしまった魔理沙たちは、特に何をするでもなく灯りを消す。

霊夢「それじゃ、お休み」

魔理沙「ああ、お休み」

隣に白レースたっぷりの服を身につけた魔理沙がいるだけで満足らしく、笑顔で布団を被る。
魔理沙も寝るべく、布団を被って目を瞑るのだった。
………………………

魔理沙「(……寝れない)」

しかし、魔理沙は不思議と気分が高揚しているのか一向に寝付けない。
隣をチラリと伺うと、霊夢は魔理沙に背を向けた状態で布団を被っている。
寝ているか寝ていないか、布団から出した頭で見る限りでは判別がつかない。

霊夢「(………)」

魔理沙「(な、なんだか……さっきみたいに微妙にドキドキしてきたような…)」


A …霊夢、起きてるか……?
B 無言で霊夢の手をぎゅっと握る
C もう一度霊夢の背を抱きしめる
D …寝よ寝よ。気の迷いは寝れば治るさ
E そのほか

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

921 :森崎名無しさん:2011/01/05(水) 12:09:32 ID:Sr0Ukp/U
C

922 :森崎名無しさん:2011/01/05(水) 12:10:37 ID:6Wc7eVTU


923 :森崎名無しさん:2011/01/05(水) 12:20:21 ID:NlEtss0Y


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