キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
1 :
アナカン
◆w2ifIqEU72
:2011/01/04(火) 18:06:08 ID:???
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。
…恋愛は二の次の筈です。
601 :
森崎名無しさん
:2011/01/30(日) 23:37:01 ID:???
総合力ではレッチェが上だろうけど、イスラスが怪我してるし分からないな。
これはどっちが勝っても面白くなりそうだ。
602 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 00:28:10 ID:???
>>601 どもでーす、試合の感想述べて下さって嬉しいのぜ!
===============================================
>A パルマ対策でも話し合ってみようか
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(そうだな…パルマについて対策を話し合ってみよう。)
まだ当たるか判らない相手だが、三杉はやはり彼等を気にしていた。
これほどのチームを作り上げたイスラスとディッテンベルガが恐れるチーム…
先程のサンプドリア戦でも実力の高さは窺えたが、まだその全容は見えていないのは明らかだった。
そして何より、三杉はパルマと決勝で当たる予感がして仕方無かった。
根拠は何もない……にも関わらず、確信に近い思いを抱いていた。
三杉「皆、この試合の話もいいが…パルマ対策について話し合わないか?」
バンビーノ「パルマか…構わんが、具体的に何について話すか決めているか?」
三杉「そうだな…」
A パルマのフォーメーションと戦術について特徴を思い出しながら対策を考える
B パルマの攻撃について、試合を思い出しながら対策を考える
C パルマの守備について、試合を思い出しながら対策を考える
D 特定の選手について、特徴を思い出しながら対策を考える(※更に分岐)
E その他 特別に話したい事があれば・・・
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※現時点ではまだ情報不足なので、ある程度のまとめと推測になります。
また個人的に思う事、パルマにやってみたい戦術が既にある方は記述して下さい。
603 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 01:02:34 ID:OLTOtesg
A
604 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 01:09:08 ID:+tlh7gsM
A
605 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 02:00:41 ID:???
>A パルマのフォーメーションと戦術について特徴を思い出しながら対策を考える
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「…まずは相手のフォーメーションと基本戦術の確認をしよう。
正直言ってスタメン選手の特徴を把握したとは言えないからな。」
そう言うと三杉はノートを取り出し、先程の試合におけるパルマのフォーメーションを書き出した。
物の1分もしない内に書き終えると、仲間達にノートを広げて見せる。
−−−−−−−
−−J−H−− Jタルデリ Hフェラーリ
−−−−−−−
−−−I−−− Iシニョーリ
F−D−E−G Fシル Dディモス Eコンティ Gガリバルディ
−−−−−−−
−A−−−B− Aトリノ Bカステッリーニ
−−−C−−− Cクスタ
−−−@−−− @シューマッハ
三杉「これが基本的な形…3-5-2だが、もっと言ってしまえば3-4-1-2だ。」
バンビーノ「3-4-1-2か…4列表記と言うのは珍しいな。」
三杉「うん…まあ普通は言わないけど、今回は模擬的にそう表現させて貰ってるよ。
とにかくこれが基本の形、そしてスタメンの選手の名前だ。」
606 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 02:02:17 ID:???
これを見たブンナークが思い出したように呟いた。
ブンナーク「FWに2人…そうだったよな。 だが点を取ったのは2列目のシニョーリだけ…
なんだよ、パルマのFWは人数合わせの雑魚って事か?」
三杉「それは…」
先着で
★パルマのFWの事を見ていたか→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ タルデリもフェラーリも良く見ていた
≪ハート≫ タルデリの事は良く見ていた。
≪スペード≫ フェラーリの特徴は判り易かった。
≪クラブ≫ タルデリは多分侮れない…くらいしかわがんね。
≪JOKER≫ タルデリとフェラーリの実力はエブリシングお見通しだ!
607 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 02:21:28 ID:???
★パルマのFWの事を見ていたか→
ハート9
608 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 03:35:28 ID:???
> パルマのFWの事を見ていたか→
> ≪ハート≫ タルデリの事は良く見ていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「とても雑魚とは言えない相手だったぞ、少なくともタルデリはな。
イタリアJrユースに選出される才を持ち、屈辱を経て磨いてきた実力は間違いない。」
チラリとバンビーノを見ると、腕を組んでウンウンと頷いている。
タルデリの事は恐らくバンビーノの方が知っている筈だが…
敢えて自分からは発言しない所に、そこはかとない黒さを感じて三杉は苦笑した。
三杉「(まあいいか、間違いや不足があれば補足訂正をするだろう。)
何度か見せた競り合いでは、悉く相手を上回っていた…肉体は間違いなく屈強だ。」
ブンナーク「ほう…?」
屈強…と聞いてブンナークがピクリと反応した。
パワー系はパワー系と競う事が一つの楽しみであり、今もそんな事を考えているのだろうと思われた。
だが三杉は冷たーーーい瞳と声で話を続ける。
三杉「屈強なFWと言っても誰かみたいにシュートばかりを考えているわけじゃない。
タルデリはFWだが前線から積極的に守備をしかけていた、それも中々鋭いタックルでね。
DFが3枚のパルマにとって、高い位置での守備はハッキリ言って相性が良い…
おそらくあの監督が後天的に仕込んだ物だろうが、油断出来ない。
チームのタクティクスを彼自身も把握できていなければ、あれほど守備は出来ないだろう。
…逆を言えば、それが出来ているのはチーム内での役割を確立している証明でもある。」
ブンナーク「(´・ω・`) あれ、オレもしかして槍玉にあげられてる?」
609 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 03:39:16 ID:???
ブンナーク「(´・ω・`) あれ、オレもしかして槍玉にあげられてる?」
三杉「いや、気にしないで聞いてくれブンナーク。
そうそう、サンプドリア戦では機会がなく確認できなかったが…
パスかドリブルが上手ければ、ポストプレイヤーとしても一端に活躍しそうだ。
屈強かつハードワーカー、将来的に有望なFWの形と言えるかもね。」
ブンナーク「(`・ω・´) か、肝心のシュートが強くなけりゃな…FWだしよ!」
新田(ブンナーク…そんな認識で大丈夫か?)
三杉「さて、彼のシュートが強力かどうか…? …と、これは現時点じゃ判断できないな。
キック力は間違いなく高いと思うが、シュートはセンスも重要だからね。
僕のタルデリへの印象は“無骨”…そこまでシュート技術を高められているかは疑問だ。」
ブンナーク「∩( ・ω・)∩ バンジャーイ そんならオレがFWの仕事を見せつけてやんよ。」
三杉「…出来ればもうそろそろフリーダムからロジカルに移行し始めて貰いたいな。
確かに強力なシューターは貴重だが、敵の守備が固ければ結局は博打になる。
ワンパターンにならない搦め手の一つでもあれば戦術の範囲は広がるなあ。
…と、これは独り言、独り言…。」
ブンナーク「ヽ(≧Д≦)ノ 」
中山(三杉…。)
新田(ブンナークぇ……)
三杉「…と、話が逸れてしまったかな。
バンビーノ、タルデリの事で何か抜けている事はあるかい?」
610 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 03:40:31 ID:???
先着で
★教えてバンビさん→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ ああ、基本的に同じ認識だが…少しだけ補足させて貰おう。
≪ハート、スペード、クラブ≫ いや、オレの認識と同じだ。
≪JOKER≫ ダイヤよりkwsk
611 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 03:52:38 ID:???
ほいでは暫く中断です、誰かカード引いて下されー。
レス数と容量のバランスから今回も1000いかなそうな悪寒がヒシヒシ。
∩( ・ω・)∩ コマッタナー
612 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 03:54:35 ID:???
★教えてバンビさん→
ダイヤ5
ブンブンはすっかりコメディリリーフだなぁw
613 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 17:40:09 ID:???
> 教えてバンビさん→
> ≪ダイヤ≫ ああ、多少だが補足させて貰おう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ「あの試合を見ての分析としては完璧だな、オレの認識とほとんど同じだ。
だが多少補足させて貰いたい部分もある、今の奴に当てはまるかは判らんがな。」
三杉「ふむ…お願いする。」
バンビーノ「実はタルデリのポジションは元々DMFだった、その中でも守備的な部類のな。」
三杉「ほう…?」
バンビーノ「JrユースでFWをこなせる奴が根こそぎリタイアした時な…競り合いに強かった
タルデリが急遽FWをやる羽目になったのさ。 経緯はともかく、当時から
ドリブルの腕は中々だった…地上ポストプレイは警戒しておくべきかも知れない。」
三杉「なるほど…守備の強さはポジションコンバートにあったわけか。
無骨なハードワーカーのイメージがある筈だな。
もう一つ、シュートについては何か知っていたりするかい?」
バンビーノ「それについては未知だが…シューターとしてもある程度は見とくべきかもな。
お前も言っていたがオレも当時からシュートセンスがあったようには思えない。
だが、ある程度の壁までは努力で越えてきている可能性は十分考えられる。」
614 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 17:41:26 ID:???
どうやらバンビーノが知っている事はここまでだった。
完璧ではないにせよ、ここまでで判った事もある。
サンプドリア戦ではシニョーリによる力押しばかりを前面に押し出していたパルマだが、
それ以外の得点パターンを隠し持っている可能性は十分にあると言う事だ。
ダラピッコラ「シニョーリの個人技だけでも強力だが、FWも飾りという訳ではない…と。
えーえー、パルマも守り難そうなチームだよな。」
ミュラー「フフ、同感ですね。 ミスギ、中盤と最終ラインはどんな様子でしたっけ?」
三杉「うむ、フォーメーションにおいては中盤に5枚。
シニョーリ以外の4人を1列下げてフラットにする形だが…。
実際にフラットになっている時間は少なかったように思えたな。
コンティがサイドへ展開しつつ上がり、空いたスペースをRSHが埋めていたのが印象にある。
最終ラインの3人は粒が揃っているが、それでも中央が一人なのはリスクが高いと思われる。
事実、トリノとカステッリーニが中央に寄っている時間が多かったね。」
ミュラー「なるほど…。」
先着で
★他の選手の反応→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ 中山「あとは…攻撃が7枚になるあのカウンターだな。」
≪ハート、スペード、クラブ≫ バンビーノ「となると、サイドが薄いのが弱点と言えるな。」
≪JOKER≫ レントゥルス「何となくだけど…気になる事があるなあ。」
615 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 17:44:22 ID:m+b6wdAU
★他の選手の反応→
スペードA
616 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 17:44:25 ID:???
★他の選手の反応→
ハートK
617 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 19:37:54 ID:???
> 他の選手の反応→
> ≪スペード≫ バンビーノ「となると、サイドが薄いのが弱点と言えるな。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ「となると…サイドが薄いのが弱点と言えるな。」
三杉「うん…見た通りサイドは1枚、脆いのは確かだね。」
バンビーノ「中盤…特にセンターについては人数が多く、高めのラインでボールを奪いたい意図は窺える。
だがやはり最終ラインが3枚なのが大きい、CBが外に開けば中央に穴が空く…
だからと言って中央にだけ固まっていても、サイドの裏ががら空きとなってしまう。」
三杉「ふむ…これを明確な弱点と取るべきか、
それでも跳ね返せるだけの自信がDF3人とGKにあると思うべきか。」
ミュラー「彼等の堂々とした振る舞いを見るに、後者と考えるべきかも知れません。」
三杉「確かにね…だが、攻め方として有効な事には変わりないだろう。
サイドの裏は隙があるようならガンガン狙っていきたいところだな。」
他の選手は皆この意見に頷いた。
サイドが戦術上の弱点であり、それを突くのが勝利の近道だと全員が認識したのである。
こうしてフィオレンティーナがパルマ対策を話し合っている間、
控え室では両チームでハーフタイムミーティングが行われていた。
618 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 19:39:21 ID:???
<レッチェ控え室>
マンチーニ「何とか前半のうちに同点に追いつけたな…。」
ディッテンベルガ「うむ、オレとしては切り札を使ってしまった形だが…まあ止むを得なかった。
…ともかくこれで試合の主導権を握れる筈だ、敵はオレ達の攻撃手段全てに
備える事は出来ないからな。」
マンチーニ「イスラスのマークを減らすのか…それとも変えないで来るのか。
どちらにせよ、ここからは守備に穴が出来るのは確かだろう。」
前半終了時の流れによって、レッチェの士気は比較的高かった。
本来はパルマ、或いは決勝の相手を前に、試合の主導権を握り
尚且つ1点を奪う為にと考えていた、ディッテンベルガの取って置きである。
次の試合からは何かしら対策され、与えられる精神的ショックも半減しているだろうが、
ともかくこの試合ではナポリが対応できる範囲外なのは疑いない。
ディッテンベルガ「とは言え、奴等は心底得体が知れない…。
チーム戦術としては完全に圧倒しているが、その優位性を今日は感じられない。
あれほどメンタルに強いチームはなかなかお目にかかれる物ではない…。」
ジャシント「そうだな…テクニック自体も、一部のヤツを除いて特別巧い訳じゃないが…
それでも前半の間中、劣勢だったのはオレ達の方だった…」
619 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 19:42:39 ID:???
マンチーニ「…何もかも割り切って、勝つ為の戦術を仕掛けてきているようだからな。
キープレイヤーへの徹底マークと、あれだけ露骨なカウンター狙い…
まさかプリマでここまでエンターテイメントを排した戦いをするとは思わなかったぜ。」
ディッテンベルガ「とにかくこの後も油断せずにいこう、最後の笛を聞くまではな。
幸い後半のキックオフはオレ達だ、最初からペースを握れるのは大きいぞ。」
マンチーニ「ああ、そうだな。」
この話の流れで、ここまでちょっとばかし身体を小さくしていた者が発言してきた。
前半は全く活躍できず、後半で汚名返上をしたいと考えているカルネバーレだ。
カルネバーレ「でっ、でっ……後半1発目はどう攻めるんだ? だ?
あのよ…取り敢えずオレ、まだボールに触ってない…」
ブルノ「奇遇だな、オレもだぜ!」
カルネバーレ「あの4番、かなり出来る奴でクロスボールを全部カットしちまうんだ。
どうにか出し抜いてパワーヘッドを撃ちてえんだが…どうしたらいい?」
ディッテンベルガ「そうだな…確かに4番は反応の速さが尋常じゃない。
あいつを掻い潜ってクロスを通すのは相当難しいと思うぞ…
ヘッドは諦め、ドリブルでフッ飛ばしつつGKと1対1が現実的だな。」
620 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 19:44:02 ID:???
カルネバーレ「うぬぬ…やっぱそうか………」
ディッテンベルガの返答に、カルネバーレは悔しそうに唸った。
FWとして自分の持ち味を出せない試合は彼の本意ではない。
ブルノ「うむ、仕方ない奴だ。 んで、オレはどうしたらいい?」
マンチーニ「心配するなカルネバーレ、後半はお前にボールを送る隙も出てくる筈だ。」
カルネバーレ「すまねぇなぁ…。」
ブルノ「なあどうしたらいい?」
ミーティングが進む中、彼等の士気は下がる事は無く 試合の見通しも開けてきているようだった。
そんな中、ここまで発言せずにいたイスラスがボソリと呟いた。
イスラス「マンチーニ……」
マンチーニ「ああ、どうしたイスラス?」
621 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/01/31(月) 19:46:11 ID:???
イスラス「…キックオフ直後の攻撃……オレに任せろ…」
ディッテンベルガ「なんだイスラス、やる気になっているのか?」
イスラス「いや……ただ、キックオフ直後はオレが確実にボールを持てる……
相手がマークをしてこれないからな……構わんか…?」
ディッテンベルガ(イスラス…?)
ディッテンベルガはこのイスラスの言葉に若干の違和感を感じた。
だが反対する理由は特に無く、またチームが後半 一気に流れに乗るには確かな手でもあった。
ディッテンベルガは暫し思案し、これに返答した。
A イスラスに任せる
B イスラスに任せない(※要・代案)
C いや、むしろ後半のプランはイスラスに投げていいだろう
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
622 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 19:56:21 ID:c1T+KuT2
A
623 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 21:18:50 ID:K6xuGC/I
B ディッテンベルガの印象をより強くするためにまずはディッテンベルガ中心の戦術を行う。
理想はイスラス2ディッテンベルガ2とマークが付くこと
サーレー1マンマークでも一人分有利になる。そこからレッチェのサッカーを行う。
どちらかのマークが途切れたら、そはりそこから崩す。
ただのだめもと作戦っすけどねww
624 :
森崎名無しさん
:2011/01/31(月) 21:21:36 ID:+tlh7gsM
A
625 :
森崎名無しさん
:2011/02/01(火) 17:22:40 ID:RX8TB1hk
A
やっべ、三票だった
626 :
森崎名無しさん
:2011/02/01(火) 17:34:09 ID:???
おお、気づかんかった
627 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/02(水) 22:04:54 ID:???
>A イスラスに任せる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ディッテンベルガ「分かった…お前がそう言うなら任せる以外にない。」
イスラス「…感謝するぞ……」
キックオフ直後の選択肢は最初から2つだった。
自分が攻めるか…イスラスが攻めるか。
どちらにせよマークが付く前にボールを持てるチャンスだった。
決められるならば確実に決めたい、だが万が一外してもその後の主導権は握れる。
言ってみれば、ディッテンベルガにとって選択肢は50%50%なのだった。
いや、イスラスの闘争心が目覚め『本気モード』となるならば決定率は跳ね上がる。
それゆえ、自分で攻めたいとイスラスが言うのならば優先する事は当然だった。
ディッテンベルガにとって誤算だったのはイスラスの負傷…
気付く事が出来なかったのは、既にイスラスが前半走り回っていたせいだ。
もっと早いタイミングでイスラスと会話をしていれば…
彼等がもっと近いポジションであったら、ディッテンベルガの選択は違った物になっていた筈だった。
628 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/02(水) 22:06:05 ID:???
〜フィールド〜
観客「レッチェーー!!」「行け行けナポリ!」「よぉーしよしよしよしよし!」
実況「さあ間もなくハーフタイムが終了し後半開始、既に選手達もピッチに戻っています。
前半は2-2とスコアの上では互角、しかしナポリ リードの時間が長い展開でした。
しかしレッチェはキックオフ直後の得点が多い為、最初からクライマックスかも知れません。
さあ後半先にペースを掴むのは攻撃権のあるレッチェか、それともナポリか?」
ディッテンベルガ(当然オレ達だ…何と言っても『イスラスが攻める』のだからな。)
イスラス(……)
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
カルネバーレ(悔しいが…作戦は作戦だ、頼むぜイスラスッ!)
ポーンッ!!
実況「おっとキックオフしたカルネバーレくん、このボールをすぐにイスラスくんへパス!
これはレッチェ、後半早々の速攻に狙いを定めていたか!?
ナポリはここを凌げないと一気に不利に見舞われるぞ、大丈夫か!?」
629 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/02(水) 22:08:31 ID:???
先着で
★パッショーネ、そんな守備で大丈夫か?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート≫ ギアッチョ「大丈夫か・・・だ? 誰に聞いてんだ!? オレをなめてんのかあの実況!」
プロシュート「どっち向いてんだド低脳! もう目の前にイスラスが来てんだぞ!?」
≪スペード≫ プロシュート「大丈夫だ、問題ない」
≪クラブ≫ リゾット「大丈夫だ、問題ない。」
≪クラブA、JOKER≫ ホルマジオ「一番いいスタンドを頼むぜ、大将。」
630 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:08:51 ID:???
★パッショーネ、そんな守備で大丈夫か?→
スペード10
631 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:08:55 ID:???
★パッショーネ、そんな守備で大丈夫か?→
クラブA
632 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:10:11 ID:???
あぶねえ…いや惜しいのか?
633 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:10:11 ID:???
ホッとしたような、ちょっと見たかったようなw
634 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:15:19 ID:???
スクラップサイボーグ・イスラス
ミハエルも故障したかんな
635 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 22:16:42 ID:???
しかし良くない流れだな。どうも選択ミスってるっぽいし。
636 :
森崎名無しさん
:2011/02/02(水) 23:12:25 ID:???
イスラス使えば点とれるけどパルマ戦欠場て流れだろうね
637 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:07:01 ID:???
ちょっと忙しくて更新が機会が減ってますー。
さらに疲労で気力も下がるんで悪循環・・・しばしこんな日が続くかもです。
まあマターリ気長にお待ち下さると嬉しく思います。
>>632-633
意外なほどのナポリの人気にビックリっす!
と言うかスタンド描写に需要があったんでしょうかw
>>634
まだです、まだスクラップと言うにはハヤイノデス・・・
ミハエルにだってまだまだ未来がある!!・・・と思います
>>635-636
レッチェを勝たせた方が三杉達には有利なると思われますのでファイトッすー。
どんな流れが続くかはアセアセして待っていて下さいw
638 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:08:05 ID:???
> パッショーネ、そんな守備で大丈夫か?→ スペード10
> ≪スペード≫ プロシュート「大丈夫だ、問題ない」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
イスラス(いくぞ……)
プロシュート「ギアッチョ! ホルマジオ! 手筈通りだ、位置を誤るな!」
ホルマジオ「はいよぉー、わかってんぜぇ。」
ギアッチョ「ハッハッ、おめーを頼りにしてっかんな!」
ボールがイスラスに渡るや否やプロシュートの指示が飛ぶ。
キックオフ直後のプレイについては予め対応を決めてきたように素早く陣形が動いた。
やや低めに位置していたギアッチョが更に目イッパイ下がり、ホルマジオはやや外に膨らむ。
丁度この2人がPAギリギリ外側でフラットに並んだ状態である。
更にその後方にイルーゾォが回り込み、フォローの構えを取った。
完全にイスラスのドリブル対策へ特化したシフトなのは明らかだった。 だが…
ダッ!
イスラス(…止められるものなら……止めてみろ!!)
プロシュート(…と、お前は考える。)
しかしイスラスはこの程度は躊躇する理由にもならないとばかりにダッシュを開始した。
その瞳から、その脚から強靭な意志を発するかの如く。
だがプロシュートはそのイスラスの力強いダッシュに対して不敵に笑った。
639 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:09:06 ID:???
〜回想・ナポリハーフタイム中(1)〜
ざわ・・・
ざわ ざわ・・・
リゾット「イスラスが重大な負傷を抱えているだと…?」
プロシュート「ああ、間違いねえな。」
リゾットの話をわざわざ遮ってのプロシュートの発言、
これによってナポリのメンバー達は驚きと疑念にざわめいた。
ペッシ「まっ、マジですかい!? でもアイツ…イスラスの奴、全然そんな様子じゃなかったですよ!?
プロシュート兄貴ィを疑う訳じゃねえですが、なぜそんな事がわかったんで…?」
ホルマジオ「そぉーだぜ……いくらテメェの言葉でも、なかなか信じらんないねぇー…。
あのバケモンが怪我してるっつぅーならよう、納得させてくんねーと…なぁ?」
既にこれ以上にない信頼を勝ち取っているプロシュートとは言え、根拠なくその言葉を鵜呑みに
する者は居なかった。 誰の言葉であろうと、信ずるに足るだけの根拠が必要なのだ。
本来 言葉一つでチームが全滅する可能性のある世界の住人として、当然の事ではあった。
リゾット「ああ、その通り。 …ってもお前の事だ、ちゃんと掴んでの話だな?」
プロシュート「えーえー…まあ聞けよ。 “汗”ってのはよぉ〜、どんな時に掻くか知ってるか?」
だがプロシュートは自信を持って彼らに自らの根拠を説明してみせる事が出来た。
それはイスラスがどんなポーカーフェイスを保とうとも、隠しようがない部分の話であった。
〜回想終了〜
640 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:10:50 ID:???
プロシュート(神経反射によって人は発汗するが…状況は2つに分かれる――
物理的な熱による温熱性発汗と…それからストレスや苦痛による精神性発汗
後者ってのは、いわゆる“脂汗”って名前のやつだ…。)
ダダダダダ!!!!!!
ホルマジオ(うおぉっ!? こりゃムリだ、同じ人間とは思えねぇーな。)
ギアッチョ「クソがっ、クソっだらヤロウが!! 通すかよぉぉぉぉぉ!!」
イスラスの猛ダッシュを前に頭の中は白旗状態のホルマジオ…だがその思考とは裏腹に足は動いていた。
体感速度域と動体視力はイスラスにお劣らぬギアッチョが、イスラスのコースへ反応しており…
ホルマジオはその動きに合わせて、直線突破するのに必要なスペースを埋める事だけを意識した。
イスラス(ムダだ……!)
ザァッ!!
……ダァァァァッ!!
急ブレーキと急加速で2人分の脇を抜けてイスラスは抜け出した。
観客が「おおっ」と歓声を上げる…が、直前までの最高速は切り返しによって失われていた。
641 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:13:24 ID:???
プロシュート(温熱性発汗ってぇのは全身に起きる…丁度、前半走り回った今のお前は『そう見える』。
だが前半序盤、オレからゴールを奪った直後…お前が掻いていた汗は変だった。
おかしいよなぁー? 『額にだけ汗が滲む』なんてよぉーーー。)
プロシュートは目に怪しい光を宿しながら、見計らっていたタイミングでGoサインを出していた。
2人抜きをしてPAに侵入した直後をイルーゾォに狙わせたのだ。
スタートダッシュも人並み外れているイスラスだが、これだけ激しく切り返した直後では流石に
トップスピードには達していない。 イルーゾォでも十分に照準を定める事が可能だった。
イスラス「……!」
イルーゾォ「さっきまでのお前なら、一々オレの方を見やしなかった…。
そんな必要はなかったんだよな、そんだけ速けりゃ当然だぁ…。
だが今は違う、オレの姿が見えたのなら……!! お前も、もうおしまいだッ!」
ザザアァァァァァ!!!!
これまでにない鋭いタックルが飛び出した。
イスラスがスピードに乗りきる前を狙った見事なタイミングであった。
642 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:18:08 ID:???
…だがスピードを活かすための距離が足りないと察したイスラスは、急遽強引なドリブルに切り替えた。
イスラス「どけっ……!!」
ドガァッ!!
イルーゾォ「こォれしきィィイイのオオ事ォォオオオ!!」
その剛脚は速さを求めるのを止め、力と重さを求めて筋肉を突き動かした。
…結果、イルーゾォは圧倒的な力負けによって斜め後方は飛ばされてしまう。
視界が拓(ひら)け、イスラスは脚の使い方を力から速さへと再変換しようとした…
が…それを実行するよりも前に、次なる敵が襲って来ているのが判った。
狙い済ましてゴールから跳び出してきたのはプロシュートである。
プロシュート「(動きが) 見えるッッッッ! ノロいぞイスラスッッーー!!!」
イスラス「!!!!」
ここまで全ての工程がプロシュートの指示による作戦であった。
ホルマジオ、ギアッチョの二人がプレッシングで速度を落とさせる。
続いてイルーゾォがイスラスの再加速前にタックルで捕捉する。
万が一取れればそれでも良し、取れない場合をプロシュートは想定して彼は跳び出したのだ。
速さと力…そのどちらにも筋力の使い道を集中できてない、このタイミングを狙って…。
そしてこの瞬間……プロシュートは最後の罠を発動させるつもりでいた。
643 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 16:19:35 ID:???
プロシュート(お前に限って言えば、試合開始直後(ドリブルゴールを決めたとはいえ)汗を掻いている
…なんてのはちょっとばかし違和感のある話だった。 だがお前の汗は額だけ…
額に汗を掻くならば、普通は首も同時に掻いてなけりゃぁフェアじゃないんだよ。
そいつは疑いようのない精神性発汗、つまりお前は苦痛に耐えてプレイしてんだよ!!)
先着で
★「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→! card
と( ! と card の間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、Joker≫ イスラス「両方やるのは訳ない事だ…お前をこのピッチから追い出せるならな…」
≪それ以外≫ プロシュート「その時スデに行動は終わっているんだっ!!」
※ダイヤとJokerは結果が完全に同一にはなりません。
644 :
森崎名無しさん
:2011/02/03(木) 16:25:26 ID:???
★「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→
クラブ4
645 :
森崎名無しさん
:2011/02/03(木) 16:26:34 ID:???
/(^o^)\
646 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 19:53:22 ID:???
>「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→ クラブ4
> ≪それ以外≫ プロシュート「その時スデに行動は終わっているんだっ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ガシィィィッ…!!!
掴んだッ!
身体を投げ出し、いっぱいに伸ばしたプロシュート掌は確かにボールを掴んでいた。
こうなるとイスラスは苦し紛れに力で押し返すしか手がなく、当然それを試みた。
だがプロシュートは力負けする事の無いよう 勢いをつけて跳び出していた、それも過剰なほどに…。
イスラス「グッ……!」
ガクッ……
ドリブルの勢いを数段構えで殺されたイスラスの脚力は、プロシュートの跳び出しに敗北した。
プロシュートの身体に覆い被さるように倒れこむイスラス。
プロシュート「フン…」ニヤ
ドドドドドドドド
647 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 19:54:56 ID:???
プロシュートは動きを止めず、そのまま勢いよく立ち上がり…そしてボールを大きく前方へと蹴り出した。
イスラスはプロシュートが起き上がる動作の余波をくらい、一回転しながら後方へと投げ出される。
プロシュート自身はボールを掴んでおり、そして彼の背中に倒れこんだのはイスラス自身だ。
GKが“カウンターのために”動きを止めずフィードしても、何もおかしい事はない。
その結果としてイスラスが後方に投げ出されても、それはイスラスの過失である。
背中からドスンと落下し、衝撃を受ける。
五体満足であれば少々痛みを感じる程度の衝撃だが、今のイスラスにとっては致命的だった。
ズキィィィィィィィィィン!!!!!
イスラス「オゥフ……!?」
これまでにない、鈍く激しい痛みがイスラスを襲った。
一瞬息をする事が出来なくなった彼は思わず痛みの中枢地である右脇腹を押さえる。
プロシュートはその光景をチラリとだけ確認し、満足した。
プロシュート「なるほど…肋骨でも折れてたってとこか。」
イスラス「ガッ………気付いて…いたのか……」
プロシュート「テメェーはスゲー速さだったぜ、とんでもねー馬力だよ。
だが馬力のあるエンジンほどフレームに激しい荷重を与えているんだぜ。
賢明なお前にゃあオレの言っている事わかるよな…もう安全運転でいくしかないぜ
偉大なる死(グレイトフルデッド)には遠く及ばねぇー事故死(アクシンデンタルデッド)を呪いな。」
屈辱と激痛に顔を歪めたイスラスの姿がそこにあった。
648 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 19:56:00 ID:???
そして…
先着で
★プロシュートのクリアボールの行方→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ マンチーニがボールを確保、カウンターは免れた。
≪ハート、スペード≫ ペッシがボールを確保した、カウンターのピンチ?
≪クラブ≫ サーレーがボールを確保、しかも…!?
≪クラブA≫ クラブ+立ち上がらないイスラスの様子にレッチェが動揺
≪JOKER≫ ディッテンベルガがボールを確保、そのまま立て続けに攻め込んだ。
649 :
森崎名無しさん
:2011/02/03(木) 19:57:37 ID:HYNi3dqA
★プロシュートのクリアボールの行方→
ハート7
650 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 20:38:40 ID:???
> プロシュートのクリアボールの行方→ ハート7
> ≪ハート、スペード≫ ペッシがボールを確保した、カウンターのピンチ?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロシュートが蹴り出したボールを誰よりも素早く追ったのはペッシだった。
ペッシはこのボールを何が何でも自分が確保するつもりで、とにかく他の選手とは気合が違っていた。
ペッシ(やっぱり兄貴ィはスゲェーや! 言葉にも、覚悟にも間違いがねえっ!
だがここからはオレの番…兄貴ィの意志は『ここで追加点を取れ』だ。
その意志を形にして遂げるのは弟分のオレの役目なんだよぉーーー!!)
トンッ!
ザッ……
ペッシ「ふん…来いよ。」
しっかりと胸でトラップしたペッシだが、当然ながら彼にはすぐさまレッチェの刺客がつく。
ここでカウンターを許し 追加点を取られたりしたら、レッチェは一気に敗勢が濃くなる。
イスラスが真っ向から敗北したという事実はそれだけ大きな意味を持っていた。
だがペッシは全く意に介さない、『やる』と決めたらペッシも直線を行く男なのだ。
ゆえに目の前に立つ男が誰だって構わなかった。
651 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 20:39:58 ID:???
先着で
★流石に誰でもOKってわけじゃねぇーだろ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ ジャシント、リベリか…厳しいが負けるか!!
≪ハート≫ マンチーニかよ、今のオレを止められるぁ!?
≪スペード、クラブ≫ おっとラッキー、ミケーレ(ザコ)だ。
≪クラブA≫ おっと……あれ、GKがここまで飛び出していいのか?
≪JOKER≫ ディッテンベルガ「見せ付けるしかないんだ…こいつら以上の『覚悟』がある事を!」
652 :
森崎名無しさん
:2011/02/03(木) 20:41:50 ID:HYNi3dqA
★流石に誰でもOKってわけじゃねぇーだろ→
ダイヤ10
クラブAだけは勘弁をw
653 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/03(木) 20:49:09 ID:???
レッチェが九死に一生を得そうなところで本日は終了します。
また次回も宜しくお願いしまー。
654 :
森崎名無しさん
:2011/02/03(木) 20:49:33 ID:???
セフセフ・・・なのかな。
655 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/04(金) 18:39:22 ID:???
>>654 ダイヤなのでセフセフなんのですわー
===============================================
> 流石に誰でもOKってわけじゃねぇーだろ→ ダイヤ10
> ≪ダイヤ≫ ジャシント、リベリか…厳しいが負けるか!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジャシント「来いよ…じゃねーだろ! パス出す前に潰しに来たってんだよ!!」
リベリ「その通り、守備を釣り出すそのパスはこれ以上出させやしない!」
ボランチの2人は、ペッシがこれまで見せてきた決定的なパスを警戒し 張っていたのだ。
攻撃の起点となる男を止めることでナポリの機能を奪い、逆に再反撃の機会を得る為に。
ザザァァァァァ!!!!
ツインタックル第一のタックルをジャシントが放ってきた。
勢いよく放たれた先制のタックルは相手選手の機先を制し、バランスを崩す為のもの…
だがペッシはそのタックルをかわしはしなかった。
656 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/04(金) 18:41:09 ID:???
ドカアッ!!
ジャシント「グッ……!?」
ペッシ「パスでチャンスを作るのは、崩せないかもしれないと思っていた時…
だが必ずやるって決めた時は「直線」だッ!
今のオレは、何がなんでも「直線」で突っ切るのよッ!」
ディッテンベルガ「こんなドリブルも持っているのか…!」
なんとペッシこれまでは違う荒々しいスタイルでジャシントを吹っ飛ばした。
次々と新たな引き出しを出してくるナポリに後方のディッテンベルガも舌を巻くが…
リベリ「オレ達のツインタックルはそんなに底が浅くない!!!」
ズザザザアーーー!! チッ……!
ボールが足元から離れたところをリベリの精密なタックルが襲った。
これが見事にボールを弾き、カウンターのピンチを事前に防いだ形になった。
リベリ「よしっ!」
ペッシ「クソッ!!」
プロシュート(焦るなペッシ、栄光はお前とあるんだぜ。)
657 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/04(金) 18:42:13 ID:???
後半開始直後の攻防…
レッチェがゴール直前までナポリを押したがGKによって1対1をギリギリで止められ…
その後に狙ったカウンターチャンスはすぐさまレッチェの両ボランチが潰した。
観客の視点ではこの様に映っており、誰もが後半に主導権を握るのはレッチェと予感していた。
だが実際のその後の展開は違っており、リズムを持っていたのはナポリだった。
後半からナポリはイスラスにつけた2人分のマークを解除していた。
余った分を一人はマンチーニにつけ、もう一人はディッテンベルガの上がりを抑える位置につけたのだ。
中央に厚みを持ったナポリ、不用意に上がれなくなったディッテンベルガ、そしてここにきて何故だか
運動量がグッと落ちたイスラス…ナポリの戦術は上々に機能し、中盤を少しずつ押し返すのだった。
新田「なんか…おかしいですよ。」
中山「…そうだな、イスラスの動きが目に見えて悪い。」
新田「ええ、あんなものじゃない筈ですよ…。
予選でのイスラスはもっともっと、全然凄かったのに…。」
三杉「……」
バンビーノ「しかもイスラスの脚が止まってからレッチェもミスが増え始めている。
あの恐るべき戦術も、リズムが狂えば効果も半減というわけだ。」
658 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/04(金) 18:43:46 ID:???
三杉「イスラスの攻防力がレッチェのメンタルに影響を与えていたというわけか…。
これで試合は分からなくなった、レッチェの敗北もいよいよ有り得るな。」
新田「クソッ……!! 頑張れよレッチェ!!!」
三杉(もうレッチェはディッテンベルガ次第というわけか……。
しかし、あのイスラスが本当にこれで終わるのか…?)
先着で
★後半20分経過…ゲームが動くか?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤJ以上≫ イスラスが…
≪ダイヤ10以下≫ ディッテンベルガが鬼のような堅守
≪ハート≫ カルネバーレが守備に回って身体を張った好プレイ
≪スペード≫ ナポリの攻撃陣がサイドに狙いを絞った
≪クラブ6以上≫ ブルノさんが種割れ?
≪クラブ5以下≫ リゾットがディッテンベルガに…
≪JOKER≫ ついにレッチェがキーパー交代…だと?
659 :
森崎名無しさん
:2011/02/04(金) 18:50:28 ID:???
★後半20分経過…ゲームが動くか?→
ダイヤ3
660 :
森崎名無しさん
:2011/02/04(金) 19:27:48 ID:???
いやいやGK交代なんて当たり前のことがなんで
JOKERという超低確立なのwww
661 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/04(金) 20:08:00 ID:???
>>660 監督「む…いや、この試合 ブルノをはずすわけにはいかん!」
今日はもう更新できませんー
関係ないですが以下の動画の歌詞が頭から離れず困ってます
脳内再生されまくりんg
元動画の製作者は天才ですねわかります
「蹴ると」を本家と比較してみた
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13410517
662 :
森崎名無しさん
:2011/02/04(金) 20:11:56 ID:???
お疲れ様でした
それを はずすなんて とんでもない!
663 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/07(月) 12:52:30 ID:???
>>662 レッチェはのろわれている、GKをはずすことができない
===============================================
> 後半20分経過…ゲームが動くか?→ ダイヤ3
> ≪ダイヤ10以下≫ ディッテンベルガが鬼のような堅守
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それから1
2
分の間はナポリの時間だった。
主導権を握ったナポリは矢継ぎ早にレッチェ陣営に襲い掛かったのだ。
あまりの攻勢に見かねたカルネバーレが守備に回ろうとしたが、
これはディッテンベルガが頑として受け入れなかった。
ディッテンベルガ「下がるなカルネバーレ!」
カルネバーレ「ん、んなこと言ったって、このままじゃよ!」
ディッテンベルガ「この程度、お前が心配するような状況じゃない!
お前の力を必要としているのは前線なんだ、もう少し待っていろ!!」
カルネバーレ(だ、大丈夫なのかよ…?)
前線の選手が不安になるような試合の流れであった。
レッチェにはこれほど守備に回された経験もそうそうなかった。
しかし…
664 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/07(月) 12:53:49 ID:???
ディッテンベルガ「うおぉぉぉぉお!!!!」
ザシュウゥゥゥゥ!!!
ペッシ「グッ…グムゥ!?」
実況「止めたぁぁぁ!!! 再三にわたるナポリの攻撃が通用しない!?
ディッテンベルガくん、ペッシくんの怒涛のドリブルをまたも食いとめた!!」
リベリ「な、ナイスフォロー!」
ジャシント「すまねえ、助かった!!」
ブルノ(なんだよ、折角やる気になってきたのに…暇だなぁ。)
まるで氷の上を滑るようなギアッチョのスライディングシュート、
レッチェから2点目を奪ったリゾットの消えるフェイント、
ゴールに向けて一直線に突き進むペッシのビーチフラッグ、
そしてサーレーに向けられた縦のロングパス…
しかしそのどれもが、GKまで届く事は無かった。
国を、思想を、絆を別(わか)つ、あのベルリンの壁がナポリの前に立ちはだかっていたからだ。
イスラスを潰し、ゲームを支配した時点で勝利を確信していたナポリはその認識を改めさせられていた。
665 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/07(月) 12:55:11 ID:???
ホルマジョ(おいおい、ここまで通じねぇーなんて計算外だぞ。)
プロシュート(ヤロウ…イスラスが潰れても自分守りきりゃ負けねえってか?)
ディッテンベルガ(ゲームプランが崩れれば焦ってミスが生まれる、それはオレ達も奴等も同じ…
だからこそ、今はどんな攻撃で来ようともオレは守り切ってみせるっ!!)
・・・
中山「すごいなディッテンベルガ、本当にスゴイよアイツ…!!」
ダラピッコラ「ああ、もう技術とか作戦とか…そんなんじゃねえ!
こいつは理屈じゃねえよ、尊敬しちまうぜ!」
イスラスが沈黙してから間もなく30分が経とうとしていた…。
試合は残るところ10分あまりでスコアは未だ2−2、試合の収束は見えていなかった。
だが三杉の目はこの時点でナポリの勝利はほとんどない事を見抜いていた。
三杉(ナポリの選手は個人の技術に優れるが、連携が未熟…
逆にレッチェはジャシント、リベリをディッテンベルガが動かす連携が完成している。
これではバイタルエリアに持ち込んでも、ディッテンベルガを越える事は出来ない。
サイドからのクロスか、2点目のように守備を釣り出さなければナポリに決定的チャンスはない。
そして既に攻め疲れが見える今、ナポリにはもう手が無い筈だ…。)
666 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/07(月) 12:57:05 ID:???
ペッシ(チクショウ、チクショウ〜〜〜!!
なんでゴールが割れねえんだ、どんなカラクリ使ってやがんだ!?)
プロシュート(チィッ!! まさかこれほどとはよ…本職は伊達じゃねえって事か。
まともなやり方じゃあー詰んでんな、こいつはよぉー。)
リゾット(訓練……殺しでもねぇこんな胡散臭え任務でスタンドを曝す気はねえが、負けんのも癪だ…。
ただ、PKならまず間違いなくオレ達の勝ち…ここはそれで良しとするか。)
残っていた攻め手を全てディッテンベルガに防がれてしまったナポリ…
三杉の見立て通り、彼等にはもうレッチェからゴールを奪う方法が無くなっていた。
勿論暗殺チームがスタンドを使えば勝利は容易いのだが、そんなつもりは彼等にはない。
もはやGKの差を付いてPKでの勝利を狙うのみであった。
先着で
★ナポリ、残り10分の闘い方→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ ギアッチョ「ハッハァー! みんな上がれ、オレはまだまだ攻めるぜ!」
≪ハート≫ ここまで通りの闘い方を継続。
≪スペード、クラブ≫ リゾット「下がれ! ここからは全員で守りきるぞ!」
≪JOKER≫ ?
667 :
森崎名無しさん
:2011/02/07(月) 12:58:49 ID:???
★ナポリ、残り10分の闘い方→
ハート3
668 :
森崎名無しさん
:2011/02/07(月) 13:01:59 ID:???
これでほぼレッチェの勝利かな?
669 :
森崎名無しさん
:2011/02/07(月) 18:49:33 ID:???
別にPKでもレッチェがGK代えたら勝負はわからないような…
670 :
森崎名無しさん
:2011/02/07(月) 20:08:02 ID:???
ブルノ交代なんて選択肢は…あるなら最初からやってるさ。
671 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 00:23:36 ID:???
悲しいけどセーブ力はブルノ>オテッロなのよね
もうPKになったらディッテンベルガがGKやったほうがいいんじゃないかな
672 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 00:26:18 ID:???
それだ!
673 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 11:42:40 ID:???
>>ブルノとPKについて
第1GKがブルノでここまで起用してますからね、控えがそれ以上とは誰も思えないでしょう。
まあ実際ブルノさんは交代しませんしね!
ディッテンベルガがPKでGKやればいいってのは実に妙案っすねw
===============================================
> ナポリ、残り10分の闘い方→ ハート3
> ≪ハート≫ ここまで通りの闘い方を継続。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
同点、PKを辞さないと決めたナポリ、彼らがこの試合終盤をどう闘ったかと言えば…
結論から言えば、彼らはスタイルを変えることなく試合の手綱を握った儘でいようとした。
レッチェにはすでに反撃する余裕はないと判断したのだ。
それは強(あなが)ち間違ってはいなかった。
だが、彼らは選択すべき戦術を誤っていた。
ディッテンベルガの壁を破る為、彼らは既に散々攻めていた。
当然ながらその疲労は彼らの身体に確実に蓄積していた。
攻めている最中においては、高揚感で疲労を忘れていられるが…
一度(ひとたび)攻めきる事を“諦め”てしまうと、それは当然噴出する。
目的を失った状態でこれまでと同等のパフォーマンスを出せるかといえば、それはNoだ。
本職のアスリートであればそんな事は当然理解している事だが…。
残念ながら彼らは所詮ギャング…その中でも殺し屋という人種でしかなかった。
同点で終わらせるために必要だったのは、守りきるのだという意識の切り替え。
それが集中力を保たせ、疲労を忘れさせる術であった。
674 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 11:45:59 ID:???
逆にレッチェは確かに反撃する余裕がなくなっていた。
ゲームの主導権を握られた現状、守りきらなければならないという意識に覆われていたのだ。
しかし、それでもサッカー選手という人種は反撃の機会を本能的に窺っている。
どんなに不利な状況でも、カウンターという戦術が状況を引っ繰り返す時があるのを、彼らは知っているのだ。
そしてディッテンベルガは守りに傾倒しながらも、ここまでラインコントロールを手抜きしていなかった。
この事がレッチェに最後のチャンスを与える事になる。
ソルベ「やらないかジェラート!」 ポーン!
ジェラート「うほ、いいパスだぜ!」 ポーン!
ジャシント「気・持・ち・悪(わ・り)・い・ん・だ・よ!!」 パシィ!!
実況「さあ後半も間もなく40分、試合はいまだ膠着しています!
ナポリのコンビプレイでしたが、ここはジャシントくんが弾きました!
いまだ攻めきれないナポリ、1点が欲しいところです!」
ディッテンベルガ(カットが苦手なジャシントがあのコンビを阻止したか。
どうやらナポリの攻撃が雑になり始めてきたな…これは勝機だ。)
675 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 11:49:32 ID:???
現状は前線の人数が少なくショートパスのコースが減っており、リズムが作れない状況。
同様の理由でロングパスも予測されており、中盤のショートカットも困難だ。
こんな時に引きっぱなしでは何も起こす事は出来ない。
何かを起こすカウンターアタックというのは『引いて守るだけ』のカウンターではなく、
『時々ラインを上げて、いい感じの場所で奪う』時のカウンターなのである。
たった10mのラインコントロールがカウンターの成功率を別つ…これは現代では常識。
ディッテンベルガという奇才はこの時代 既にその潮流を掴んでいた。
実況「さあ零れたボールをチェーザレくんがクリア、しかしこれをペッシくんがフォロー。
今一度ナポリの攻撃が続きます、大丈夫かレッチェ…?」
ペッシ「リーダー!」
リゾット「おう。(身体が重くなってきやがったな…早く終わっちまえよ。)」
ドリブルを開始したリゾットは、ハーフウェイラインを超え10m辺りでリベリ・ジャシントに付かれた。
しかしリゾットは消えるフェイントでサッと振りほどき、後方から上がってきていたギアッチョに出した。
676 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 11:50:43 ID:???
先着で
★ギアッチョへのパス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート≫ なんとイスラスが後方からスライディングでカット
≪スペード≫ ディッテンベルガがカット
≪クラブ≫ ギアッチョに通った、ディッテンベルガと勝負
≪JOKER≫ なんとブルノがカット! 思い切ったカウンターだ!
677 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 11:56:12 ID:???
★ギアッチョへのパス→
ダイヤ6
678 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 13:35:00 ID:???
> ギアッチョへのパス→ ダイヤ6
> ≪ダイヤ、ハート≫ なんとイスラスが後方からスライディングでカット
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
だがそのボールがギアッチョに届く事はなかった。
ディッテンベルガと全く同じタイミングで勝機を見出した男がここで動いたのだ。
ダダッ…
ズザァァァァァァ!!!
ギアッチョ「なにぃぃぃっ!?」
プロシュート「な…なんで動けやがるんだ? 奴のアバラは完璧に砕けている筈だぜ?」
後方からのスライディングでイスラスがボールをカットした。
驚きにより呆然とした顔になるギアッチョ、そしてプロシュート。
だがここで意識を止めてはいけなかった。
イスラスはカットしたボールを、その体勢のまま直接ディッテンベルガへ蹴り出した。
679 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 13:36:26 ID:???
イスラス「……行け…」
ディッテンベルガ「随分長いバケーションだったな、イスラス。」
顔を僅かに歪めながら、イスラスはフッと鼻で笑った。
それを見る事なくディッテンベルガと…下がりきっていた中盤が攻めあがっていた。
中盤が久々にコンパクトな形になる、レッチェのショートパスの見せ所だ。
ポン! ポン!
ポン…ポ、ポン!
イルーゾォ「チィっ! 何やってる、止めろ!!!」
ホルマジオ「バカ、違ぇーー!! 前半みたく下がれ! んなの途中で止められっかぁー!!」
ディッテンベルガ「遅い!!」
スパァァァァァン!!
ここで縦を狙った鋭いパスが通った。
受けたのはカルネバーレ…有能なマークのお陰でここまで消されていた男だ。
マークが行き届かぬ今、ディッテンベルは敢えて早めに渡していた。
680 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 13:37:50 ID:???
カルネバーレ「ハッハァー、ようやくオレの出番か!
テメェ!! そこを退くか吹き飛ばされるか、選びやがれ!!」
クワトロ「そんな決定権が貴様にあるのか!?」
イルーゾォ「何やってんだクワトロ!! 奪うぞ!!」
先着で
★カルネ氏の強引的球運搬?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート≫ 吹っ飛ばして1対1
≪スペード≫ 弾かれたボールをマンチーニがフォロー
≪クラブ≫ 弾かれたボールをペッシがフォロー
≪JOKER≫ カルネ氏「見やがれ、これがオレのアイスロックシュートだ!!」
681 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 13:45:03 ID:DFekP5wI
★カルネ氏の強引的球運搬?→
クラブ3
682 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 13:55:26 ID:???
ディッテンベルガさんの頑張りが台無しにw
683 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:38:33 ID:???
> カルネ氏の強引的球運搬?→ クラブ3
> ≪クラブ≫ 弾かれたボールをペッシがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルネバーレ「散々邪魔してくれやがって…借りは返すぜ!!」
クワトロ「えぇい、体格が戦力の絶対的…おぼふっ」
カルネバーレは強引なドリブルでクワトロをドガッっと吹き飛ばした。
これまでの鬱憤が晴らされ、ようやく胸がすく思いだったが…。
イルーゾォ「おいおい、何だそりゃ…私怨か?
なるほど、胸がスッとして油断した所をオレが止めりゃあいいんだな?」
チッ…!
カルネバーレ「ゲッ!?」
実況「おっとカルネバーレくん、気を抜いてしまったか!?
そしてこのボールはペッシくんの足下に…レッチェ絶対的なチャンスを潰しました!」
チャンスの後はピンチ、当然ナポリは逆に攻めようと試みる。
特にこのペッシはこんなチャンスを待っていたと言える。
684 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:41:12 ID:???
ペッシ「よし、行くぜ兄貴! ここでオレが最後の道を開いてみせる!!」
…と、ボールをトラップして相手ゴールへ向いたその時。
ペッシは眼前に立ち塞がる、最も倒してやりたい敵の存在に気がついた。
イスラス「…何よりも『困難』で…… 幸運なくしては辿り着けない道のりだった……
貴様達を相手に勝利するという道のりがな……」
睨み合う両者。
ペッシ「……何故お前らがオレ達の意識の変化を察知したのか……わからねーが…
全てはオレがオメーに止めを刺し、決勝点を奪う事で オレ達の『任務』は終了するっ!
マルク・イスラス、大怪我の“わりには”さすがはお得意の高速ストライド…
よく逆サイドからここへカバーして来れたな。」
ズキィィィィン!!
プロシュートによって砕かれたアバラが今再びイスラスに激痛を与えた。
本来の実力ならばイスラスが圧倒的に上、だが今この状況はプロシュートの後押しが働いていた。
685 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:42:54 ID:???
ズキィィィィン!!
プロシュートによって砕かれたアバラが今再びイスラスに激痛を与えた。
本来の実力ならばイスラスが圧倒的に上、だが今この状況はプロシュートの後押しが働いていた。
プロシュート(やれ、やるんだペッシ…オレはお前を見守っているぜ…。)
ペッシ「兄貴の目の前でよぉぉぉぉぉぉ!!!
お前を“ぶっ潰してやるぜぇぇぇぇぇぇ”!!!」
イスラス「……」
ドドドドドドドドド
先着で
★ラストバトル→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート、10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
≪スペード9以下、クラブ≫ ペッシの勝利、抜き去った後はそのままゴールまで直線!
≪JOKER≫ ??
686 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 14:43:42 ID:???
★ラストバトル→
スペード10
687 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 14:47:12 ID:???
すげえ、何てギリギリの攻防なんだ。≪スペード、クラブ≫だったら
負けてたのにイスラスの執念ってところか。
688 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:48:47 ID:???
記述ミスです。
×≪ダイヤ、ハート、10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
○ダイヤ、ハート、スペード10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
すみませんでしたー。
本当に紙一重でイスラスが勝ったっちゅー事です。
689 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 15:14:52 ID:???
さすがサイボーグ選手……だが、次の試合大丈夫か?好きなチームだから心配だ
690 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 15:15:24 ID:???
ラストバトルとのことだからレッチェ勝利確定か?
しかし代償は大きいぞ
691 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:49:38 ID:???
> ラストバトル→ スペード10
> ≪スペード10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダダダダ!!
先に仕掛けたのはイスラスだった。
相手の挙動など意に介さず、ボールに向かって突っ込んだ。
ディッテンベルガ(イスラス…!)
リゾット(勝ったな…。)
マンチーニ(クッ…! 見切ってくれ、イスラス!!)
プロシュート(……)
ドシュゥゥゥゥゥ!!!
様々な思いが交差する中、その中心に在った二人がぶつかり合った。
直後、後方へ吹き飛ばされたのはイスラスである。
692 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:53:02 ID:???
その瞬間 ナポリ選手には歓喜が、レッチェ選手には絶望がそれぞれ刻まれた…。
ただし、ペッシとイスラス、そしてプロシュートとディッテンベルガを除いて。
イスラス「“ぶっ潰してやる”ってセリフは……終わってから言うもんだぜ………。」
飛ばされたイスラスの足元にボールが在った。
接触の瞬間、クリップのように足でボールを挟み 掠め取っていたのだ。
そしてイスラスは倒れこみながら再びボールをディッテンベルガに渡した。
ディッテンベルガ「ダンケ…」
ボールを託されたディッテンベルガは息をつかず、そのままゴールに向けて一直線に進んだ。
ホルマジオ、イルーゾォ、ギアッチョが行く手に立ちはだかったが、ディッテンベルガは止まらない。
ジョアン直伝の芸術的ドリブルで3人を振り払い…そして残るはプロシュートただ一人。
ディッテンベルガ(貴様がイスラスにした行為、それもサッカーの一面ではある…。
そしてオレはその目にダイヤモンドのように固い決意を見た。 …だが!)
プロシュート「クソがッ……」
ディッテンベルガ(それは決してサッカー選手が抱く気高い決意じゃあない、
目的の為には手段を選ばない、荒くれ者の下種な決意だ!!)
693 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:54:15 ID:???
グワァ…
実況「ディッテンベルガくん、足を振り被った!!
これはまさしく、前半終了間際にナポリゴールをこじ開けた…!」
ディッテンベルガ「テイクオフシュートだっ!!!!」
プロシュート「止める!!」
ズバシュァァァァァァァァァ!!!
………… ドゴォッ!!!!
ディッテンベルガ「アウフ ヴィダーゼーエン(さよならだ)」
ディッテンベルガの放ったシュートはプロシュートの身体を吹き飛ばし、天井のネットへ突き刺さった。
試合を決定付ける3点目を奪ったのはレッチェであった。
そしてゴールの後を追うように試合終了を告げる笛が鳴り響いたのだった。
ピィィィィィィィィィィ!!!!!
ピッピッピィィィィィィィィィィ!!!!!
レッチェ 3−2 ナポリ
694 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:59:18 ID:???
一旦ここまでです。
また夜に更新できるかも?
取り敢えずレッチェの闘いはひとまず終了です。
この後は暫くgdgd戦後処理があり、その後はスレタイ通りのあれですね。
そしてこのスレもきっと850くらいの運命…。
なので、800レスを越えたらスレタイ募集を始めようと思います。
その時はどうぞ宜しくお願いします。
695 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:21:41 ID:???
実況「決ッ着ーーーー!!! 激闘に終止符が打たれました!
先制点そして2点目と、ゲームをリードをしていたのはナポリですが…
しかし離されては追いつき、攻められては守り抜き、
最後の最後で勝ち越しゴールを決めたのはレッチェです!!
イタリア南部の情熱がぶつかりあった好ゲーム、勝者はレッチェに決まりました!!」
シャアァァァァァァァンナローーーーー!!!
観客「レッチェ!レッチェ!」「流石は皇帝の再来じゃん!?」「加速装置は伊達じゃないーー!」
両チーム共が、互いのゴールまで迫ったラストシーン。
最後の最後まで勝者を予想できなかった熱い試合展開に、観客は惜しみない拍手を送った。
ペッシ「あ、兄貴ィーーーー!」
ディッテンベルガのラストシュートで激しく吹き飛ばされた兄貴分の元へペッシは走り寄る。
プロシュートはゴールポストに身体を打ちつけたようで、まだ立ち上がれていなかった。
696 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:24:12 ID:???
プロシュート「ぐぅ……ペッシか…。」
ペッシ「あ、兄貴ィーー…!」
プロシュート「………大丈夫だ、それより肩貸せ…」
ペッシ「あ、あぁ…」
ペッシの力を借りて立ち上がったプロシュートは、そのまま敵の方へと歩き出した。
その足の先は、同様にディッテンベルガの肩を借りているイスラスへと向いていた。
やがてナポリの二人はレッチェの二人の前に立つ。
ペッシ(兄貴…?)
プロシュート「よう…。」
イスラス「………」 (ガルルルル…
声をかけたものの猟犬のように警戒を顕わにするイスラスに、プロシュートは苦笑した。
697 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:27:14 ID:???
プロシュート「フン、ムチャしやがって…テメェーのせいで予定が狂いっぱなしだったぜ。」
イスラス「(ムカ) …ムチャをしたつもりは一切ない……全て予定通り…」
ディッテンベルガ(嘘つけ)ボソリ
イスラス「ゴホン…普段どおり戦う、切り札を取っておく……両方やるのはわけない事だったな……」
プロシュート「ヘッ……さっき“迂闊”だなんて言ったが撤回するぜ、無礼な事を言ったな。
レッチェには守る方法も攻める方法も、オレの想定以上に懐が深かった…
そこの男(ディッテンベルガ)のせいでな。」
ディッテンベルガ「……。」
プロシュート「あの時点で同点に追いついたのは正しい選択だった。そこでオレ達に
“あいつ(イスラス)を潰せば勝ち”と思わせ、ギリギリまでそう信じさせたのだからな…
…いやマジに恐れ入ったよ。」
ペッシ(ま、マジで!? そ、そうか…こいつ(イスラス)そこまで考えて…)←違う
プロシュート「だからと言って、よくそこまで自分を酷使したもんだな?
洒落にならない負傷を負ったその身体でよぉ…。」
イスラス「……」
698 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:28:23 ID:???
先着で
★なんて答える?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート≫ イスラス「……勝つ為なら相手を潰す事も厭わぬやり方に…腹が立ったからな…」
≪スペード、クラブ≫ イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…」 エヘン
≪JOKER≫ イスラス「オレには“超イスラ水”があるからな…治癒力も加速するのだ……」
699 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 21:30:44 ID:???
★なんて答える?→
スペード4
JOKERを引く・・・・これを行うのはむずかしい・・・・
700 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:11:28 ID:???
> なんて答える?→ スペード4
> ≪スペード≫ イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…」 エヘン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
因縁をつけられると思っていたイスラスは、予想外に賞賛のような言葉をかけられ戸惑った。
その結果、彼は本心を隠して つい格好をつけた事を言ってしまう。
イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…。」 エヘン
…しかもちょっと胸を張り、ディッテンベルガを内心呆れさせたのだ。
だがこれを聞いたペッシは衝撃を受けたような顔をした。
そしてそのペッシを見たプロシュートも我が意を得たりとニヤリとする。
ペッシ(こいつ…プロシュート兄貴と同じ言葉を…!?
『一度食らいついたら腕や脚の1本や2本失おうとも決してスタンド能力は解除しない』
…こいつはその言葉通り戦って…勝ち取りやがったのか!!!)
プロシュート(……理解したようだな、ペッシ。 負けちまったが、これだけで十分価値があったな。
イスラスか…こいつはきっといいスタンド使いになるだろうぜ。
カルチョなんてやらせてるのが惜しいくらいだが…まあ仕方ねぇか…。)
701 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:15:52 ID:???
ディッテンベルガ「……?」
プロシュートらの反応をディッテンベルガは怪訝そうな顔で観察した。
だがその真意は彼に量れる筈もなかった。
それでも何かツッコもうとディッテンベルガは口を開こうとしたが、
その前にプロシュートらは『レッチェと試合が出来て良かった』と、綺麗に纏めてしまった。
クルリと背を向けて去っていく二人の後姿を見せられ、ディッテンベルガは一人居た堪れなかった。
仕方なく彼は胸を張った隣の親友に、恨めしい思いでツッコミを入れる事になった。
ディッテンベルガ「格好良いこと言っていたが…本当はムカついてたんだろ?」
イスラス「…………そんな事はない…」
ディッテンベルガ「アヤックスのクライフォートを思い出してたんだろ?」
イスラス「……違う…」
目を逸らすイスラスに対してディッテンベルガは容赦なく追求した。
ディッテンベルガはさらに畳み掛けようとしたが、それは再び彼に邪魔をされる。
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