キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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最新50
【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
1 :
アナカン
◆w2ifIqEU72
:2011/01/04(火) 18:06:08 ID:???
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。
…恋愛は二の次の筈です。
682 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 13:55:26 ID:???
ディッテンベルガさんの頑張りが台無しにw
683 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:38:33 ID:???
> カルネ氏の強引的球運搬?→ クラブ3
> ≪クラブ≫ 弾かれたボールをペッシがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルネバーレ「散々邪魔してくれやがって…借りは返すぜ!!」
クワトロ「えぇい、体格が戦力の絶対的…おぼふっ」
カルネバーレは強引なドリブルでクワトロをドガッっと吹き飛ばした。
これまでの鬱憤が晴らされ、ようやく胸がすく思いだったが…。
イルーゾォ「おいおい、何だそりゃ…私怨か?
なるほど、胸がスッとして油断した所をオレが止めりゃあいいんだな?」
チッ…!
カルネバーレ「ゲッ!?」
実況「おっとカルネバーレくん、気を抜いてしまったか!?
そしてこのボールはペッシくんの足下に…レッチェ絶対的なチャンスを潰しました!」
チャンスの後はピンチ、当然ナポリは逆に攻めようと試みる。
特にこのペッシはこんなチャンスを待っていたと言える。
684 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:41:12 ID:???
ペッシ「よし、行くぜ兄貴! ここでオレが最後の道を開いてみせる!!」
…と、ボールをトラップして相手ゴールへ向いたその時。
ペッシは眼前に立ち塞がる、最も倒してやりたい敵の存在に気がついた。
イスラス「…何よりも『困難』で…… 幸運なくしては辿り着けない道のりだった……
貴様達を相手に勝利するという道のりがな……」
睨み合う両者。
ペッシ「……何故お前らがオレ達の意識の変化を察知したのか……わからねーが…
全てはオレがオメーに止めを刺し、決勝点を奪う事で オレ達の『任務』は終了するっ!
マルク・イスラス、大怪我の“わりには”さすがはお得意の高速ストライド…
よく逆サイドからここへカバーして来れたな。」
ズキィィィィン!!
プロシュートによって砕かれたアバラが今再びイスラスに激痛を与えた。
本来の実力ならばイスラスが圧倒的に上、だが今この状況はプロシュートの後押しが働いていた。
685 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:42:54 ID:???
ズキィィィィン!!
プロシュートによって砕かれたアバラが今再びイスラスに激痛を与えた。
本来の実力ならばイスラスが圧倒的に上、だが今この状況はプロシュートの後押しが働いていた。
プロシュート(やれ、やるんだペッシ…オレはお前を見守っているぜ…。)
ペッシ「兄貴の目の前でよぉぉぉぉぉぉ!!!
お前を“ぶっ潰してやるぜぇぇぇぇぇぇ”!!!」
イスラス「……」
ドドドドドドドドド
先着で
★ラストバトル→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート、10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
≪スペード9以下、クラブ≫ ペッシの勝利、抜き去った後はそのままゴールまで直線!
≪JOKER≫ ??
686 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 14:43:42 ID:???
★ラストバトル→
スペード10
687 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 14:47:12 ID:???
すげえ、何てギリギリの攻防なんだ。≪スペード、クラブ≫だったら
負けてたのにイスラスの執念ってところか。
688 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 14:48:47 ID:???
記述ミスです。
×≪ダイヤ、ハート、10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
○ダイヤ、ハート、スペード10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
すみませんでしたー。
本当に紙一重でイスラスが勝ったっちゅー事です。
689 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 15:14:52 ID:???
さすがサイボーグ選手……だが、次の試合大丈夫か?好きなチームだから心配だ
690 :
森崎名無しさん
:2011/02/08(火) 15:15:24 ID:???
ラストバトルとのことだからレッチェ勝利確定か?
しかし代償は大きいぞ
691 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:49:38 ID:???
> ラストバトル→ スペード10
> ≪スペード10以上≫ イスラスの勝利、奪ったボールはディッテンベルガに渡り…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダダダダ!!
先に仕掛けたのはイスラスだった。
相手の挙動など意に介さず、ボールに向かって突っ込んだ。
ディッテンベルガ(イスラス…!)
リゾット(勝ったな…。)
マンチーニ(クッ…! 見切ってくれ、イスラス!!)
プロシュート(……)
ドシュゥゥゥゥゥ!!!
様々な思いが交差する中、その中心に在った二人がぶつかり合った。
直後、後方へ吹き飛ばされたのはイスラスである。
692 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:53:02 ID:???
その瞬間 ナポリ選手には歓喜が、レッチェ選手には絶望がそれぞれ刻まれた…。
ただし、ペッシとイスラス、そしてプロシュートとディッテンベルガを除いて。
イスラス「“ぶっ潰してやる”ってセリフは……終わってから言うもんだぜ………。」
飛ばされたイスラスの足元にボールが在った。
接触の瞬間、クリップのように足でボールを挟み 掠め取っていたのだ。
そしてイスラスは倒れこみながら再びボールをディッテンベルガに渡した。
ディッテンベルガ「ダンケ…」
ボールを託されたディッテンベルガは息をつかず、そのままゴールに向けて一直線に進んだ。
ホルマジオ、イルーゾォ、ギアッチョが行く手に立ちはだかったが、ディッテンベルガは止まらない。
ジョアン直伝の芸術的ドリブルで3人を振り払い…そして残るはプロシュートただ一人。
ディッテンベルガ(貴様がイスラスにした行為、それもサッカーの一面ではある…。
そしてオレはその目にダイヤモンドのように固い決意を見た。 …だが!)
プロシュート「クソがッ……」
ディッテンベルガ(それは決してサッカー選手が抱く気高い決意じゃあない、
目的の為には手段を選ばない、荒くれ者の下種な決意だ!!)
693 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:54:15 ID:???
グワァ…
実況「ディッテンベルガくん、足を振り被った!!
これはまさしく、前半終了間際にナポリゴールをこじ開けた…!」
ディッテンベルガ「テイクオフシュートだっ!!!!」
プロシュート「止める!!」
ズバシュァァァァァァァァァ!!!
………… ドゴォッ!!!!
ディッテンベルガ「アウフ ヴィダーゼーエン(さよならだ)」
ディッテンベルガの放ったシュートはプロシュートの身体を吹き飛ばし、天井のネットへ突き刺さった。
試合を決定付ける3点目を奪ったのはレッチェであった。
そしてゴールの後を追うように試合終了を告げる笛が鳴り響いたのだった。
ピィィィィィィィィィィ!!!!!
ピッピッピィィィィィィィィィィ!!!!!
レッチェ 3−2 ナポリ
694 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/08(火) 16:59:18 ID:???
一旦ここまでです。
また夜に更新できるかも?
取り敢えずレッチェの闘いはひとまず終了です。
この後は暫くgdgd戦後処理があり、その後はスレタイ通りのあれですね。
そしてこのスレもきっと850くらいの運命…。
なので、800レスを越えたらスレタイ募集を始めようと思います。
その時はどうぞ宜しくお願いします。
695 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:21:41 ID:???
実況「決ッ着ーーーー!!! 激闘に終止符が打たれました!
先制点そして2点目と、ゲームをリードをしていたのはナポリですが…
しかし離されては追いつき、攻められては守り抜き、
最後の最後で勝ち越しゴールを決めたのはレッチェです!!
イタリア南部の情熱がぶつかりあった好ゲーム、勝者はレッチェに決まりました!!」
シャアァァァァァァァンナローーーーー!!!
観客「レッチェ!レッチェ!」「流石は皇帝の再来じゃん!?」「加速装置は伊達じゃないーー!」
両チーム共が、互いのゴールまで迫ったラストシーン。
最後の最後まで勝者を予想できなかった熱い試合展開に、観客は惜しみない拍手を送った。
ペッシ「あ、兄貴ィーーーー!」
ディッテンベルガのラストシュートで激しく吹き飛ばされた兄貴分の元へペッシは走り寄る。
プロシュートはゴールポストに身体を打ちつけたようで、まだ立ち上がれていなかった。
696 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:24:12 ID:???
プロシュート「ぐぅ……ペッシか…。」
ペッシ「あ、兄貴ィーー…!」
プロシュート「………大丈夫だ、それより肩貸せ…」
ペッシ「あ、あぁ…」
ペッシの力を借りて立ち上がったプロシュートは、そのまま敵の方へと歩き出した。
その足の先は、同様にディッテンベルガの肩を借りているイスラスへと向いていた。
やがてナポリの二人はレッチェの二人の前に立つ。
ペッシ(兄貴…?)
プロシュート「よう…。」
イスラス「………」 (ガルルルル…
声をかけたものの猟犬のように警戒を顕わにするイスラスに、プロシュートは苦笑した。
697 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:27:14 ID:???
プロシュート「フン、ムチャしやがって…テメェーのせいで予定が狂いっぱなしだったぜ。」
イスラス「(ムカ) …ムチャをしたつもりは一切ない……全て予定通り…」
ディッテンベルガ(嘘つけ)ボソリ
イスラス「ゴホン…普段どおり戦う、切り札を取っておく……両方やるのはわけない事だったな……」
プロシュート「ヘッ……さっき“迂闊”だなんて言ったが撤回するぜ、無礼な事を言ったな。
レッチェには守る方法も攻める方法も、オレの想定以上に懐が深かった…
そこの男(ディッテンベルガ)のせいでな。」
ディッテンベルガ「……。」
プロシュート「あの時点で同点に追いついたのは正しい選択だった。そこでオレ達に
“あいつ(イスラス)を潰せば勝ち”と思わせ、ギリギリまでそう信じさせたのだからな…
…いやマジに恐れ入ったよ。」
ペッシ(ま、マジで!? そ、そうか…こいつ(イスラス)そこまで考えて…)←違う
プロシュート「だからと言って、よくそこまで自分を酷使したもんだな?
洒落にならない負傷を負ったその身体でよぉ…。」
イスラス「……」
698 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 21:28:23 ID:???
先着で
★なんて答える?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート≫ イスラス「……勝つ為なら相手を潰す事も厭わぬやり方に…腹が立ったからな…」
≪スペード、クラブ≫ イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…」 エヘン
≪JOKER≫ イスラス「オレには“超イスラ水”があるからな…治癒力も加速するのだ……」
699 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 21:30:44 ID:???
★なんて答える?→
スペード4
JOKERを引く・・・・これを行うのはむずかしい・・・・
700 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:11:28 ID:???
> なんて答える?→ スペード4
> ≪スペード≫ イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…」 エヘン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
因縁をつけられると思っていたイスラスは、予想外に賞賛のような言葉をかけられ戸惑った。
その結果、彼は本心を隠して つい格好をつけた事を言ってしまう。
イスラス「………勝つためならば…この程度は安いものだ…。」 エヘン
…しかもちょっと胸を張り、ディッテンベルガを内心呆れさせたのだ。
だがこれを聞いたペッシは衝撃を受けたような顔をした。
そしてそのペッシを見たプロシュートも我が意を得たりとニヤリとする。
ペッシ(こいつ…プロシュート兄貴と同じ言葉を…!?
『一度食らいついたら腕や脚の1本や2本失おうとも決してスタンド能力は解除しない』
…こいつはその言葉通り戦って…勝ち取りやがったのか!!!)
プロシュート(……理解したようだな、ペッシ。 負けちまったが、これだけで十分価値があったな。
イスラスか…こいつはきっといいスタンド使いになるだろうぜ。
カルチョなんてやらせてるのが惜しいくらいだが…まあ仕方ねぇか…。)
701 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:15:52 ID:???
ディッテンベルガ「……?」
プロシュートらの反応をディッテンベルガは怪訝そうな顔で観察した。
だがその真意は彼に量れる筈もなかった。
それでも何かツッコもうとディッテンベルガは口を開こうとしたが、
その前にプロシュートらは『レッチェと試合が出来て良かった』と、綺麗に纏めてしまった。
クルリと背を向けて去っていく二人の後姿を見せられ、ディッテンベルガは一人居た堪れなかった。
仕方なく彼は胸を張った隣の親友に、恨めしい思いでツッコミを入れる事になった。
ディッテンベルガ「格好良いこと言っていたが…本当はムカついてたんだろ?」
イスラス「…………そんな事はない…」
ディッテンベルガ「アヤックスのクライフォートを思い出してたんだろ?」
イスラス「……違う…」
目を逸らすイスラスに対してディッテンベルガは容赦なく追求した。
ディッテンベルガはさらに畳み掛けようとしたが、それは再び彼に邪魔をされる。
702 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:17:03 ID:???
プロシュート「ああ、そうだお前ら。」
イスラス「(ビクッ!)………まだ何かあるのか…?」
プロシュート「お前ら、フィオレンティーナの連中とは知った仲だろ?
機会があったら伝言しといてくれよ、『これからはもっと、しんどくなるぜ』ってな。
本当は決勝まで勝ち上がって、自分で言いたかったんだがなぁ。」
ディッテンベルガ「なにっ…どういう意味だ!?」
驚いて聞き返したディッテンベルガだが、相手は笑みを浮べただけで何も答えず去っていった。
意味の解らない捨て言葉を残され、イスラス達は首を傾げるしかなかった。
〜スタンド席〜
新田「ははっ、やった! レッチェが勝ったぜ!」
中山「見事だったな、特にディッテンベルガは獅子奮迅の活躍だった…見習いたいくらいにな。」
フィオレンティーナの席では、主に新田と中山がレッチェの勝利を喜んでいた。
703 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:18:07 ID:???
新田はイスラスに 中山はディッテンベルガに感じる所があり、
この二人は観戦の中でレッチェをかなり熱く応援していたのだった。
当然三杉もイスラスに対しては相当の意識を持っているのだが、今は違う事を考えていた。
三杉(イスラス、肩を借りていたが…準決勝は大丈夫なのだろうか?)
準決勝のパルマ戦を明後日に控え、大きな怪我などないようにと内心で祈る三杉。
しかし残念ながらイスラスの負傷は決して軽微とは言えなかった。
彼がその事を知るには、まさにそのパルマ戦を待たなければならなかった。
・・・・・・
この日の試合はその全てが終了した。
三杉達は2つの試合の経緯と結果を脳裏に噛み締めて会場を後にした。
ホテルに戻ってからは一応フリーの時間帯となっている。
三杉には既に予定が入っているため、厳密にはフリーとは言えなかったが…
とにかく彼らは一日の課題を終え、バスで一旦ホテルまで戻った。
704 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/10(木) 23:19:11 ID:???
〜宿泊ホテル〜
マルコ「あ、お帰りー。」
ホテルに戻るとマルコがロビーで出迎えてくれた。
彼は今日、監督命令で(表面上)謹慎となっていたのだ。
レントゥルス「あ、マルコだー。」
スペルマン「おやおや、隅に置けないねえ。」
マルコ「なにが…! そんな事より試合はどうだった?」
A 「パルマとレッチェが勝ったよ。」
B 「ダメだよマルコ、今日は教えられないな。」
C 「そんな事よりマルコ、今日は何をしていたんだい?」
D 「そんな事よりローマ戦について相談したいんだが。」
E (特に僕が答えなくてもいいか、部屋に戻ろう。)
F そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
705 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 23:20:36 ID:Pjy7WN1s
A
兄貴はたいそう格好良かったなあ……
戦っても見たかったが、レッチェも大好きなので複雑だ
706 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 23:21:27 ID:KxIVh1KM
C
707 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 23:23:46 ID:vqz77ZeE
C
708 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 23:24:16 ID:DTmaPxNU
A
709 :
森崎名無しさん
:2011/02/10(木) 23:38:29 ID:???
三杉のそんなことより返し
マルコくん今日はどうだったんだいw
710 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 00:56:33 ID:???
>C 「そんな事よりマルコ、今日は何をしていたんだい?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マルコは試合結果を気にして質問したのたが、三杉は氷の微笑を湛えてこう応えるのだった。
三杉「そんな事よりマルコ、今日は何をしていたんだい?」
ヒュウゥゥゥゥゥ…
質問を質問で返すという愚行が、ホテルのロビーに冷ややかな気流を作り出した。
当然これは事情を知る三杉が、ついつい意図から外れようとしたマルコを嗜めただけなのだが、
知らないその他大勢からすれば このやり取り…かなりの居た堪れない感である。
レントゥルス「おぅぐっ…!」
こういう空気に耐性のないレントゥルスが真っ先に凍りついた。
そして他の者達も次々にその場に慄き、立ち尽くすが…
711 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 01:00:24 ID:???
マルコ「あっ! いけないいけない…つい、いつもの癖で聞いちゃった。
アハハ、ありがとうミスギ。」
三杉「どう致しまして。」ニコッ
みんな(えええええーー なにその反応っ!!?)
笑顔で軽く切り返すマルコに周囲は更なる仰天に包まれた。
そして周囲の驚きを他所に二人の会話は続く。
三杉「…で、何をしてたの? ぜひとも聞いておきたいな。」
マルコ「んーと…そだね。 買い物して、映画観て…バールでお茶して…
そうそう、サッカーショップでグッズなんかも見てきたよ。」
三杉「なるほど……。」
A 「ふむ…そこへは誰と?」 敢えて突っ込む(笑)
B 「どうやら気分転換になったようだね、…で、監督の意図は解ったのかい?」
C 「もっと他の所には行かなかったのかい? 人気(ひとけ)のない場所とか…」ニヤニヤ
D 「そうそう、そんな事より今日の試合はパルマとレッチェが勝ったよ。」
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
712 :
森崎名無しさん
:2011/02/11(金) 01:01:22 ID:vlRda1Fk
B
713 :
森崎名無しさん
:2011/02/11(金) 01:06:29 ID:lMQnhur2
B
他の選択肢がどれも罠にしか見えないんだがw
714 :
森崎名無しさん
:2011/02/11(金) 01:07:07 ID:c5c3Z/jY
B
715 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 01:39:39 ID:???
>B 「どうやら気分転換になったようだね、…で、監督の意図は解ったのかい?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マルコの言葉に三杉は安堵した。
『やるべき事』ではなく『やりたい事』をしろと監督は言っており…
聞いた限り、マルコはその言葉通り 自らの欲求に従って行動をしたようだったからだ。
ついでに言うならば、三杉は昨夜マルコに『ナディアとデートしたらどうか』と薦めていた。
つまりマルコが今日何をして来たかは聞くまでもなかった。
…特に皆の前では。
三杉「どうやら気分転換になったようだね、…で、監督の意図は解ったのかい?」
故に三杉がマルコに問うたのは、“それによってマルコが何を得たか”であった。
この一日は監督がマルコに与えた課題であった筈なのである。
先着で
★マルコが全ての原理原則を理解する時→! cardと
(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪Joker、ダイヤJ以上≫ マルコは全てを把握した。The.ボーナス!
≪それ以外≫ 正直よくわかんない。
716 :
森崎名無しさん
:2011/02/11(金) 01:41:47 ID:???
★マルコが全ての原理原則を理解する時→
スペード5
と
717 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 02:05:04 ID:???
>マルコが全ての原理原則を理解する時→ スペード5
>≪それ以外≫ 正直よくわかんない
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉の問いに対しては、流石にマルコも首を傾げるだけだった。
結局マルコ自身、今日一日をフイにして得たのが何なのかは解らなかったのだ。
だがそれでもマルコに腐った雰囲気はない。
マルコ「うーん……正直何だったのかよくわからないけど…
でも今はすっごくサッカーしたいかな、明日からまた頑張るつもりだよ。」
三杉「そっか……まあ明日になればきっと判るのかな、何しろ監督の指示だからね。
とにかく、やる事がなくなってソワソワしてたんじゃなくって良かったよ。」
マルコ「ハハッ、まあ正直午前中はそんな感じだったけどね。」
三杉「フフ、やっぱりか。」
予定調和とも言うべきマルコの真面目さに、二人して笑い合った。
周囲はこの話についていけなかったが、空気が和やかなので気にしない事にしたようだ。
718 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 02:06:22 ID:???
三杉「取り敢えず、今日の試合結果については明日にでも話すよ。
…それじゃ、僕はこれから予定があるから…。」
マルコ「そっか…ミスギも楽しんできてね」ニコッ
マルコの笑みに気付かない振りをして、三杉は自分の部屋に戻った。
そのまま自室のシャワーを軽く浴び、夏の日差しによって汗に塗れた身体をリフレッシュした。
シャワー後に身体を拭いていると、部屋のインターホンが鳴った。
誰の訪問か…三杉には最初から予想がついている。
三杉はすぐにドアを開け、訪問者を確認した、
先着で
★訪問者の名は…→! cardと
(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ お、お前は……BJだと!?
≪ハート、スペード、クラブ≫ 当然ミュラーです。
≪Joker、クラブA≫ その名は…青葉弥生。何故ここに…
719 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/11(金) 02:10:27 ID:???
本日はここまでとします、どなたかカード引きをお願いしますね。
それではお休みなさーい。
720 :
森崎名無しさん
:2011/02/11(金) 02:11:00 ID:???
★訪問者の名は…→
クラブ9
と
721 :
森崎名無しさん
:2011/02/12(土) 22:54:56 ID:???
あぶねあぶねー
弥生訪問はクラブAか。
クラブで弥生かと見間違えてたから、一瞬マジであせったw
722 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 08:31:58 ID:???
>>721
ここでクラブA引いてたら明日は練習どころじゃないですからね、アハハ。
===============================================
> 訪問者の名は…→ クラブ9
> ≪クラブ≫ 当然ミュラーです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドアの向こうに立っていたのは当然ながらアルフレッド・ミュラーであった。
その手に持っているのは手提げのスーツキャリー、それから靴箱である。
昨日の帰りのバス中で借り受ける約束の、タキシードと革靴をわざわざ届けに来てくれたのだ。
三杉「やっ、わざわざ済まない。 こちらから出向こうと思っていたのだけどね。」
ミュラー「いえいえ、これくらいは御やすいご用ですよ。
デートの準備の際、あれもこれもと時間に迫られて動いては必ず何か見落としますから。」
三杉「ふふ、助かるよ。」
ミュラー「そんな事より、これが約束の品…ヒューゴ・ボスのタキシードとゴールドファイルの革靴です。
ミラノで着るには少々無骨ですが、初めて食事を共にするならば悪くないと思いますよ。
最初から気合を入れ過ぎても、色々と誤解を与えるかも知れませんしね。」
いかにもなミュラーのアドバイスに三杉は心の中で苦笑した。
確かに言っている事は判るが、そう考える時点で意識しすぎと言えなくもないと思うのだ。
貴公子としては一端のミュラーも、女性関係にはそこまで慣れたものではないのかも知れない。
ただそれはドイツ人の生真面目な気質を反映してると言え、三杉にとって好感を持てる物であった。
723 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 08:33:17 ID:???
三杉(…それに、元々着なれない他人のタキシードならば、多少無骨なデザインの方が都合良い。
煌びやかな品は、着こなしが出来ていなければ逆にみっともなくなるからね。
その点、ミュラーが用意してくれたこの品々は今の僕にとって最高と言える。)
三杉は深くミュラーに感謝を述べ、明日の練習にて代価を払う事を改めて約束した。
貸し借りなしの50%50%ゆえに、ミュラーも特別恩に着せるような言葉はない。
こうして三杉は気持ち良くタキシードに袖を通す事が出来た。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★やや無骨なタキシード 威圧感38+(! card)=★
★三杉 服飾センス50+(! card)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。
【タキシード】−【三杉】
≧2→着こなせてねえ状態、どことなく威圧的だわ。
=1〜-1→まあまあ悪くはないね。
=-2〜-6→重くなく、それでいて気品も滲み出て見える絶妙なバランスですな。
=-7〜-11→少しタキシードが足を引っ張ってるいる感だが…大丈夫だ、問題ない。
≦-12→三杉が煌びやか過ぎる! タキシードがここまで負けるとはどういう事なのw
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤ、Jokerで「生まれ付き貴公子」が発動し、自動で最良の結果となります。
ハートで「モニカを意識(+10)」が発動し、無意識に気合が入りすぎます。
クラブで「あ、ブンナークに説教するの忘れてた(-5)」が発動し、やや意識散漫になります。
また、これらのマークはこの後で追加選択肢を生む事があります。
724 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 08:36:03 ID:???
★やや無骨なタキシード 威圧感38+(
スペード4
)=★
がんばれタキシード!
725 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 08:38:56 ID:???
★三杉 服飾センス50+(
クラブJ
)=★
726 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 08:40:11 ID:???
これはひどいwww
727 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:37:00 ID:???
革靴「艦長!!! ダメです、ドイツブランドじゃ太刀打ち出来ません!」
タキシード「止むを得ん…撤退だ!!」
三杉「いや、それは困る。」
===============================================
やや無骨なタキシード 威圧感38+( スペード4 )=42
三杉 服飾センス50+( クラブJ )+(あ、ブンナークに説教するの忘れてた-5)=56
【タキシード】−【三杉】≦-12→三杉が煌びやか過ぎる! タキシードがここまで負けるとはどういう事なのw
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉の着こなしを前にして、持ち主のミュラーが首を傾げる。
彼の着こなしは、本格的な社交界であれば貧乏な名門と揶揄されそうな感じであった。
実際、彼の家はヒューガーによって堕とされているので間違ってはいないが。
ミュラー「うーん…」
三杉「…? 何かおかしいかい?」
ミュラー「いえ、やはりミスギは美男で洗練されすぎていますね。
どうやらこのブランドでは少し見劣りしてしまうようです。」
三杉(うーん……確かにそうかも知れないが…。)
本来なら髪をオールバックにするなど、タキシードに合わせたチューンダウンの余地があった筈である。
しかし三杉は着衣し準備を整えるさなか、やり忘れていた事を思い出してしまった。
練習の意図を無視し、自分の欲求を押し通したブンナークへの説教である。
それを思い出してから意識の数割が持って行かれ、何となく準備がおざなり(素材勝負)になってしまった。
728 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:38:11 ID:???
素材勝負であれば、貴公子オーラが出ている三杉と やや重ったるいドイツブランドの品々が
フィットしないのも当然と言えば当然…結果、三杉の煌びやかさが前面に押し出される事となった。
三杉「…いや、でもこんなものだよ。
そろそろホテルを出なければいけない時間だし、これ以上は無理だ。」
ミュラー「そうですか。 まあ本人がそう仰るならばボクから言う事はありません。
それじゃあ今夜はゆっくり楽しんできて下さい。」
三杉「うん、重ねがさね感謝するよ。」
…こうして三杉は準備を終えて自室を後にした。
待ち合わせ場所に向かう途中、若い燕を探すセレブ達が彼を舐めるように視ていたのは内緒である。
一方、三杉が食事を共にする相手としたモニカの方はと言えば…
ガチャ…。
モニカ「お帰りー。」
ビビ「ただいまですわ…。」
学校の集まりを終えて帰宅したビビ・クロコダイルは、先輩兼ルームメイトのモニカの様子に肩を落とした。
いつもなら振り返って出向かえてくれる、自身が敬愛する先輩が他の事に夢中なのである。
しかも…
729 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:39:44 ID:???
ビビ(お、お姉さまがお化粧をしている…)
普段は短時間しか使わないドレッサーの前にモニカは座り、何やら懸命に作業をしていた。
ビビはわざと音が立つよう、ベッドにダイブして身体を横たえた。
反応はない…その後も長々ドレッサーについているモニカの後ろ姿をビビはジト目で覗き見る。
しばらく時間が経過し、ようやくモニカがビビの方へ振り向いた。
モニカ「うん、こんな感じかな…。 ねえクロコ、どうかな?」
ビビ「おかしいですわ…。」
モニカ「えっ!? な、なんか変!?」
ビビ「違いますわ……可愛すぎておかしいと言っているんです………」
モニカ「へ…?」
ビビ「妾(わたくし)のお姉さまがそんなにガッチリ可愛いくキメるわけがないですわ!」キリッ
モニカ「ちょ、ちょっと! いつ私はアンタの所有物になったっていうの!?」
ビビ「お黙り下さい! お姉さまは現代のオーパーツなのですよ!? それが、それが…
そんなお姉さまが殿方と逢引のためにそんなガチで着飾るだなんてえぇぇぇぇ!!!!」
そう叫びながら、ビビは可愛らしい顔を歪めて頭を掻きむしる。
これには流石のモニカも驚いた。
730 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:41:05 ID:???
モニカ(うぇ!? ちょっ、デートだなんて…! 別に、しょ、食事するだけだし…こんなの挨拶よ挨拶…
…って言うか、そもそもなんでクロコがミスギさんと食事する事を知ってるの!?)
この心の声がビビに聞こえていたら「そこじゃねえし!」とツッコミを入れた筈である。
ともあれモニカはガタリと椅子から立ち上がり、その全身をビビに晒した。
ビビ(!!!!!!!!!!!!!!!!)
瞬間、ビビの時が世界に支配され硬直を見せる。
そしてそれが解除した時、うるっせえのなんの。
ビビ「お姉さまーーーーーーーー!!! なんですのその扇情的なミニチャイナはぁぁぁ」ドンガシャッ!
モニカ「ひっ!?」
ズボシャアアア!!
叫ぶと同時にビビは鼻血を出して気絶した。
どうにもこうにもツッコミようがない状況にモニカは立ち竦み…
そして、いつのまにか待ち合わせの時間が迫っている事に気付き、
仕方なくこの面倒な後輩をベッドに寝かせ、モニカは部屋を後にしたのだった。
731 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:42:27 ID:???
〜ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世〜
世界的に有名なアーケード、その中でも最も美しいガレリアの下が二人の待ち合わせ場所であった。
8角形の建物に二つのアーケードが交差するこの場所は、ガラスのアーチと屋根が人々を温かく包みこんでいる。
ユヴェントス戦の前、一度この場所を通っている三杉は、当然迷う事なく待ち合わせ場所へ辿り着いた。
三杉(ふむ、どうやら時間通りに来れたようだ。 ええとモニカは…)
少なくない人通り…自分達以外にも待ち合わせをしている者はおり、三杉は暫しモニカの姿を探す。
…程なくして、柱の傍に立っている女性を発見した。
三杉「やあモニカ、待たせてしまったかい?」
モニカ「あ・・・ いいえ、さっき着いたばかりです。」
こちらの姿を観て、モニカの顔がパァッと明るくなった。
こんな表情をされると三杉も悪い気は決してない。
とにかく2人は無事、待ち合わせたこのガレーラで互いの姿を認識する事が出来た。
732 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 12:44:00 ID:???
先着2名様で
★三杉のセカンドインプレッション→! card
★モニカのセカンドインパクト→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
・三杉の結果
≪10〜K≫ 似合うと予想はしていたが…まさか本当にチャイナドレスを見られるとはね。
≪5〜9≫ ちょっとアンバランスだが・・・まあ許容範囲だ、何しろ本人が美人だし当然か。
≪1〜4≫ 少し露出が過ぎるな・・・もう少し慎ましい人だと思っていたのに。
・モニカの結果
≪J〜K≫ あ、少しタキシードがみすぼらしいかも? ハッ、もしかして私が緊張しないように…
≪6〜10≫ 流石ミスギさん、タキシードよりも輝いている。 す、少し緊張してきた…。
≪1〜5≫ あわわわ、なんて煌びやかなの…緊張してまともに話せないかも知れない。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがハートで内心ドキッとします。
モニカのマークがハートで、どんな数字でも現実に戻ってきます。
またJokerかハート一致で三杉がモニカに魅了されてしまいます。
733 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 12:48:32 ID:???
★三杉のセカンドインプレッション→
クラブK
734 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 12:51:03 ID:???
★モニカのセカンドインパクト→
ダイヤ10
あかんヒロイン交代の危機や
735 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 14:28:21 ID:???
マークのおかげでかろうじて踏みとどまってる感じだな
736 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 16:36:45 ID:???
ブンブンの説教忘れてたw
737 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 18:36:46 ID:???
ここからどうなるかは皆さんとカード神(或いはマモノ)次第!
ブンブンの事は取り敢えず忘れようじゃないですか!ww
===============================================
> 三杉のセカンドインプレッション→ ≪K≫ 似合うと予想はしていたが〜
> モニカのセカンドインパクト→ ≪10≫ 流石ミスギさん〜
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
モニカの姿を改めて確認し、三杉がまず驚いたのがその服装だった。
長めのボレロで上半身をある程度は隠しているが、
その下に身に着けているのは間違いなくチャイナドレス…
昨夜三杉が想像した、モニカが最も似合いそうなドレスがそれであった。
三杉(スレンダーで長い脚、黒いロングヘア…想像通り、エキゾチックな魅力が出ている。
僕の見立てもまんざらではないかな。 …ただ、一つ予想外だったのが…)
そのドレスがミニチャイナだと言う事である。
昨夜、スリットから覗き見える白い肌を想像し 自らを恥じた三杉は、それ以上の物を現実に見ていた。
本来の彼の気質からすれば、この露出の多い服装には少なからず悪い気分を感じておかしくなかったが…
今夜に限っては、何故だかそういう気分にならなかったのが不思議なところであった。
それはモニカが(結果的に)アンバランスなほど自身の魅力を前面に押し出した事で、
三杉の脳に男性的な感情を刺激させ、それを許容させていたのかも知れない。
738 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 18:39:11 ID:???
逆にモニカはと言えば、三杉のスタイルに対してそう驚く事はなかった。
貴公子オーラを一度浴びており、ある程度の予測は着いていたのだ。
勿論その予測は普段接しているクラスメート等と比べてかなり高めの見積りではあるが。
モニカ(流石ミスギさん、タキシードよりも本人の方が輝いてるわ…。)
予想していたとはいえ、それでも素敵な男性を目の前にしている事…、
そしてその男性と これから暫しの時間を共有する事には変わりない。
改めてその事実を実感し、モニカの心臓は少しだけ早くなる。
モニカ(す、少し緊張してきたかも…。)
モニカは緊張を気取られないよう、ボレロを羽織り直すのだった。
わざわざ機会を作って得られた2人の再会…
少なくとも、その始まりについては悪感情は存在しなかったのである。
三杉「それじゃあ行こうか。」
モニカ「はい、今日は宜しくお願いします。」
三杉はモニカに声をかけ、予約している店へと歩き始め、その半歩後ろをモニカは着いて歩いた。
モニカの対応はやや堅苦しいくらいにかしこまっており、服装の大胆さからは想像し難いものだった。
そのギャップに三杉は一人苦笑した。
739 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 18:41:35 ID:???
三杉(…少なくとも彼女は一生懸命に着飾ってきてくれたのだろう。)
状況的ではあるが、モニカが自分の魅力を引き出す努力をしてきた事をが三杉には推察された。
そう考えてみると、誘った自分の方は 準備を多少疎かにしてしまったのではないかと反省の念に駆られる。
だが今その事を考えても仕方ないので、三杉はモニカに話を振ってみようと考えた。
A チャイナドレスはよく着るのかい?
B 随分と大胆に決めてきたんだね、少し目のやり場に困るな。(笑いながら冗談っぽく)
C 随分と大胆に決めてきたんだね、少し目のやり場に困るな。(多少真剣に)
D 実はこのタキシード、チームメイトからの借り物なんだ。 …変じゃないかい?
E (いや、ここは話すよりも手を繋ぐべきだ。 うん。)
F そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
740 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 19:01:04 ID:RTkNtkG6
B
741 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 19:02:55 ID:5ZTK+q9g
D
742 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 19:21:23 ID:Qp5JEI+Q
D
743 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 20:33:26 ID:???
>D 実はこのタキシード、チームメイトからの借り物なんだ。 …変じゃないかい?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「……」
モニカ「…?」
若干の後ろめたさ…或いは恥ずかしさを伴なう事を三杉は口にしようとしていた。
だがいざ言うとなると、貴公子としての矜持が邪魔をするのだ。
自身にとっての都合悪い内情を打ち明けるなどと、まるで言い訳を言うみたいではないか、と…。
モニカはそんな三杉の不自然な様子にちょっとだけ首を傾げる。
だが考えてみて欲しい。
言おうとした事を言えずにモゴモゴとしているのはもっと貴公子らしくない。
三杉はその事実に気付き、ハッとなった。
ガビーン
三杉(い、いけない…こんな言いにくい事を言えない男は貴公子じゃない。)
ハッというよりガビーンだったのは御愛嬌である。
だがその事に気付くと三杉はもう迷わなかった。
少し情けないが、そんな事よりも大事な事が彼にはあるのだ。←真剣
744 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 20:36:24 ID:???
三杉「実はこのタキシード、チームメイトからの借り物なんだ。 …変じゃないかい?」
モニカ「・・・☆」
三杉「…」
モニカ「え…! そうなんですか!?」
目をパチクリさせてから一拍置いて、モニカは多少驚いた様子を見せた。
どういう理由で驚いているのかまでは読み取れないが…
そこは構わずに、三杉は話を続けた。
三杉「うん、元々ミラノには大会の為に来た訳だからね。
まさかタキシードが必要になるとは思わなかったな、ハハ。」
モニカ「そっか…そうですよね。」
三杉「ドイツのブランドの物らしいけど…どうだろう、やはり着慣れていないように見えるかい?」
モニカ「うーん……」
745 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 20:38:04 ID:???
先着で
★モニカの回答→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ …実は私のこの服も、昨日慌てて買ってきた物なんですよ。
≪ハート≫ 着慣れているか、いないかなんて関係ありませんよ。
≪スペード≫ そうですね、言われてみればミスギさんには物足りないタキシードかも…。
≪クラブ≫ そんな事ないですよ、似合っています。
≪クラブA≫ そ、そんな事ないですよ! 似合ってじばっ… (←噛んだ)
≪JOKER≫ ハート→ダイヤ
746 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 20:41:47 ID:???
★モニカの回答→
クラブ8
747 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 21:30:48 ID:???
クラブAが一番萌え展開に思えるのは気のせい?
748 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 21:33:22 ID:???
>>747
ドジっ子属性一丁!!! 我々の業界ではご褒美ですかね。
=============================================
> モニカの回答→ クラブ8
> ≪クラブ≫ そんな事ないですよ、似合っています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
モニカ「そんな事ないですよ、似合っています。」
三杉「…そう? そっか……。 うん、それならいいんだ…。」
モニカは三杉の隣で密かに緊張しており、そして三杉の思わぬ話に驚かされた。
そのため、彼女は落ち着いて自分の気持ちを推敲する事も出来ない状態となっていた。
またファッションセンスに長らく自信を持てなかった事が災いし、
そんな自分の率直な感想は正しくないのでは…と、素直に吐露する事も躊躇われていた。
結果…モニカの回答は当たり障りのない、いやお世辞に近い物となってしまったのである。
三杉(……気を遣ってくれているのだろうか? だがこの服装がフィットしていない事は明白だ…
明らかにお世辞と判る事を言われるのはあまり気分が良いものではないな。)
自分の事をかなり客観的に見る事が出来る三杉にとって、このモニカの回答は宜しい物ではなかった。
多少の失望を感じつつ、だが仕方ない事かも知れないと三杉は思った。
※『三杉』感情度:やや↓ 人間味:やや↑ 貴公子P:やや↓(感情度は再会時の+分がほぼチャラに)
※『モニカ』緊張度:微↑ その他:秘密
749 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/15(火) 21:34:58 ID:???
あまり会話が広がらないまま歩き続けると、やがて目的の店が見えて来た。
三杉「ああ、あの店だ。」
モニカ「あっ… あのお店知っています、最近周りの人から話に聞くんです。」
そう、最近流行の中華料理店…その名も『広東茶々房』である。
その名のとおり、中華料理の中でも広東料理をメインにおいた料理店だ。
ちなみに欧州をはじめとして中国系移住者は、その大半が広東省からの人間である。
この背景もあって、諸外国における中華料理店は広東料理を扱う店が多い。
また広東料理は飲茶(ヤムチャ)を含む事からも、その手軽さが若い女性に受け易かった。
モニカにとってもどうやら未体験ゾーンらしく、興味津々である事が窺えた。
三杉「1階でチャイナドレスのレンタルもやっているみたいだけど…今日は必要なかったみたいだね。」
モニカ「あっ、そうなんですか…! でも偶然、このチャイナドレスにして正解だったのかな。」
A ハハ、さっき僕も待ち合わせ場所でキミを見て、大層驚いたものさ。
B そうだね、ちょっとだけ運命じみたものを感じたよ。
C うん、タイミングもだけど。 何よりそのドレスはキミに似合っているよ。
D (特に何も言わなくていいかな、さっさと店に入るか。)
E そ の 他
『3』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※本日はここまでとなります、また次回も宜しくお願い致しますねー。
750 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 21:37:48 ID:Qp5JEI+Q
C
この先どう転ぶかはともかく
食事は楽しくいきたい
751 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 21:40:53 ID:MyUceIpU
B
752 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 21:41:59 ID:x1VvQ3gI
C
753 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 22:14:17 ID:aVyO+8Oc
B オトセ
754 :
森崎名無しさん
:2011/02/15(火) 22:27:25 ID:8W5GC5R2
C
755 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 12:21:18 ID:???
> C うん、タイミングもだけど。 何よりそのドレスはキミに似合っているよ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉は素直な感想をモニカに伝える事にした。
想像していた通り、チャイナドレスはモニカの魅力を引き立てていたのだから。
三杉「うん、タイミングもだけど…何よりそのドレスはキミに似合っているよ。」
モニカ「え………。 ほ、本当ですか?」
三杉「うん、これは“お世辞”ではなく素直な感想だよ。
そのドレスは間違いなく君の魅力を引き立てている。」
最後の一言に三杉は、先程の遣り取りのお返しとばかりにやや皮肉を込めて言った。
当然モニカ自身は皮肉を言ったつもりはなかったので、全く伝わっていないが。
とにかく、三杉の確認の言葉を聞いてモニカは明らかに嬉しそうな顔をしていた。
756 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 12:23:18 ID:???
モニカ「ありがとうございます、嬉しいです…!
じ…実はこのドレス、昨日あれから慌てて買ってきた物なんです…。」
三杉「おや…そうだったのか?」
モニカ「ええ…お恥ずかしい話ですが、私はドレスを持ってなかったんです…興味なくて。
でも一緒に食事をして恥ずかしくない姿で行きたいって思って…
何軒か回って、出会ったお店の方のアドバイスも貰って、悩んで…
それで最後にこのドレスを選ぶ事が出来たんです。 だから…。」
三杉「……」
話しながら段々と顔を下に向けるモニカの話を三杉はジッと聞いていた。
モニカ「だから、このドレスが私に似合ってると言って貰えて本当に嬉しかったんです。
ドレスを探している間に悩んだ事も出会えた人も、全てが良かったんだって思えるから。」
三杉(なるほどね…。)
正直なところ、この話は三杉にとっても理解できる話だった。
努力や苦労が成果として現れ、それを他者に気付いて貰える事の喜びは。
天才と呼ばれるよりも更に以前、三杉はその事を既に知っていた筈だった。
いつしかそれを忘れ、諦めと共に人を見下ろした10代前半…だがその後、挑戦者として這い上がった
このイタリアでの2年間は、再び三杉にそんな等身大の心を宿らせていた。
三杉(…今の僕なら、弥生にも別の接し方をするのだろうか?)
ふと三杉はそんな事を思った。
だが仮にそうだとすると弥生との関係はまた違った絵を描くのかも知れない。
そう考えると人と人の関係は分からない物だと三杉は内心苦笑するのだった。
(…という感じの展開が三杉の脳内を約0.5秒で駆け巡った。)
757 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 12:26:17 ID:???
三杉「ドレスを探し回った話、ぜひ聞きたいものだね。
食べながら聞かせて貰えるかい?」
モニカ「ええ勿論。」
そう交わして三杉は店内へとモニカをエスコートした
いつの間にかモニカの口から発せられる言葉は滑らかな物に変わってきているのだった。
予約の時間より多少早めの到着となったが、席にはすぐ案内をしてもらえた。
4人用のやや余裕のある円卓であり、空いている席にはモニカのバッグが置かれる。
店内を見回すとそこらに中華紋様や装飾が為されており、三杉の知る中華料理店と大差はなかった。
三杉「どうやらミラノでも日本でも、店内の様子は同じみたいだ。」
モニカ「そうなんですか…! それじゃあ本場と変わらないって事ですね!」
三杉「いや、本場は中国だからね?」
モニカ「え…あ、そっか。 でもでもラーメンは日本料理でしたよね?」
三杉「いや…ラーメンも中華料理だよ。」
モニカ「……・ カレーは…?」
三杉「インド料理だ。」
モニカ「…………… は、初めて知りました…。」
三杉(…モニカは日本をなんだと思っているのだろう?)
758 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 12:27:57 ID:???
他国の料理をアレンジし、独自の食文化を展開している日本の食社会。
学生くらいの年代であれば、このような誤解している海外の人間は意外なほど多い。
三杉とモニカの2人はこのカルチャーショックを前に、互いに苦笑を漏らし合うのだった。
…と、そこにウェイターがオーダーを受けにやってきた。
ウェイター「リア充爆発しろ。(お食事の前にドリンクのオーダーはございますでしょうか?)」
三杉「え!?」
モニカ「リ、リア充…って何ですか?」
ウェイター「コホン…大変失礼致しました。 お食事の前にドリンクのオーダーはございますでしょうか?」
三杉「あ、ああ…ドリンクね。」
モニカ「ミスギさん、中華料理には何が合うんですか?」
三杉「うん、まあ食前だからね…ここは。」
A 老酒(ラオチュウ)
B シードル
C カプチーノ
D ジャスミン茶
E ミネラルウォーター
F
メローイエロー
G
チェリーコーク
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
759 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 12:57:07 ID:ikf37bOI
D
これ…だよね?
全く自信ないけど
760 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 13:09:15 ID:MEJLR6aM
D
761 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:06:25 ID:???
中華大好きで大人だったら老酒でもいいけど
なにしろ臭いので初心者のモニカには多分NG
スマートなのはシードルかな?食前酒だし
ジャスミン茶はカジュアルになりすぎるきらいがあるけど
不正解!って事にはならない…と思う
762 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 18:22:59 ID:???
>>759
カプチーノと老酒以外は概ね問題ないかとー 食前ですからw
>>761
シードルはスマートですよね。
=============================================
> D ジャスミン茶
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「モニカ、ジャスミンティーは飲んだ事ある?」
モニカ(フルフル)
首を横に振って、未経験である事をモニカは告げていた。
三杉は思わずニヤリとしてしまう。
教えたがりの彼にとって、この流れは打って付けと言えた。
三杉「そうか…それじゃあジャスミンティーを2つ。」
ウェイター「パルパルパル………妬ましまりました。」
舌打ちをしつつウェイターは下がっていった。
そこは「畏(かしこ)まりました」だろうと三杉は内心思ったが、興味は既に説明へと移っていた。
763 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 18:26:05 ID:???
三杉「ジャスミンティーは中国の花を使ったフレーバーティーなんだ。
言ってみればアールグレイと親戚筋に当たるかもね。」
モニカ「へぇー、そうなんですか。 花を使うと言うと…ローズティーみたいにですか?」
三杉「うーん…それと近いのもあるけれど、良質の物は少し違うかな。
ローズティーは淹れる直前でバラの花を加えるのが普通だけれど、
ジャスミンティーは茶葉の状態でマツリカの花を混ぜ合わせるんだ。
だから花の香りがローズティーに比べると鮮明だと言えるね。」
モニカ「カルチョの選手なのにお茶にも詳しいんですね…!」
三杉「ハハ、これくらいは普通だよ。
それよりも、香りが強いって事はクセがあるって事だから…」
先着で
★…だから?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ …そのまま三杉の説明は前菜が運ばれてくるまで延々と続いたが、モニカの興味も尽きなかった。
≪ハート≫ モニカ「苦手な人は苦手とする…ですか?」
≪スペード≫ 三杉「苦手な人は苦手かも知れないね。」
≪クラブ≫ モニカ(羨望の眼差しがスルーされちゃった(´・ω・`)ショボーン)
≪クラブA≫ …そのまま三杉の説明は前菜が運ばれてくるまで延々と続き、モニカの肩を凝らせた。
≪JOKER≫ 三杉&モニカ「「苦手な人は苦手、あっ…」」
764 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:26:36 ID:???
★…だから?→
クラブ10
765 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:29:28 ID:???
大丈夫だ弥生
カード神はお前の味方だ
766 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:35:05 ID:???
むしろ弥生がカードを操作してるんじゃないかと
767 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:35:56 ID:???
呪いは いや想いは国境を越えるのだな
768 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:40:53 ID:???
説明してイジメて楽しいのはやっぱり弥生だなと再認識した三杉淳の夜だった……となるわけですね
769 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:44:32 ID:???
まさかのクラブ連打。
770 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 18:47:12 ID:???
【まさかの】Another-C_2【クラブ連打。】
771 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 19:29:47 ID:???
≫カードについて
スレ主も驚きのクラブ連打です。流石は弥生の呪…想いは格が違ったw
≫相性
弥生ちゃんは虐めて楽しい事には安心と信頼の実績がありますしね!
>>770
スレタイ感謝といか言いようがないですww
=============================================
> …だから?→ クラブ10
> ≪クラブ≫ モニカ(羨望の眼差しがスルーされちゃった(´・ω・`)ショボーン)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「苦手な人は苦手かも知れないね。」
モニカ「へ、へぇーなるほど、そうかも知れませんね。」
三杉「そうそう、茶葉の状態で花弁と混ぜ合わせると言ったけれど、
花弁を茶葉で包んだタイプもあるんだ、これは淹れた時に花が開くように見えて…」
三杉の薀蓄はまだまだ尽きることはなかった。
モニカにとってもお茶の話は決して詰まらなくはなかったが、それでも彼女は落胆していた。
772 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 19:32:17 ID:???
〜回想・今日の昼間の学生寮〜
ルームメイトのビビ・クロコダイルが持っている女性誌を懸命に読んでいるモニカがそこに居た。
ビビは学校の集まりで外出しており、コッソリと盗み見ているというシチュエーションだ。
ドレスはなんとか手に入れたが、他が全く未経験・ノープランではどうする事も出来ない。
彼女なりに必死に考えた結果である。
モニカ「なになになるほど…羨望の眼差しで相手の目をジッと見つめれば、
相手が意識してくれているかどうかは判る、かぁ……。
ミスギさんの目をジッと見つめる…? 目をジッとって…」
モニカ(ぎゃあああー) ゴロゴロージタバタ
枕に顔を埋めながらモニカはベッドの上で転がり回った。
この手の雑誌を読む事もデート経験もないモニカにとって、なかなかセンセーショナルな内容らしい。
読み進めて想像し、体力(精神力)を消耗するという作業が先程から続いていた。
こんな姿を誰かに見られたら、彼女は恥ずかしさで自決するかも知れない。
流石に思春期まっしぐら(しかも遅咲き)は格が違った。
モニカ「よ、よし…頑張ってみよう! 恥ずかしいけど……。」
〜回想終了〜
773 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 19:34:36 ID:???
モニカ(羨望の眼差しがスルーされちゃった(´・ω・`)ショボーン)
彼女にとっては今の瞬間、なかなかの勇気を振り絞っていた。
だが三杉淳は何事もなかったかのようにそれをスルーし、説明に没頭している。
モニカ(やっぱり魅力ないのかなぁ……)
三杉的には久々に自分の説明欲を満たせる場であり、非常に気持ちよく薀蓄を話していたのだが…
思春期全開のモニカは自分の魅力を疑うと同時に、三杉はそこまで意識していないのかもと思うのだった。
三杉の説明が一通り終了する頃、ジャスミンティーが運ばれてきた。
続いて料理のオーダーである。
三杉はメニューにザッと目を通すと、モニカに向けて声をかけた。
A どのコースにする?
B このコースでいいかな?
C アラカルトでお互い食べたい料理を選ぼうか?
D 食べられない食材はある?
E ところで…牡蠣は好きかい?
F そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
774 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 19:38:53 ID:Jk3/OlBk
D
775 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 19:39:16 ID:AHoJB6Oo
E
旬だしー
776 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 19:40:07 ID:MEJLR6aM
D
777 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 20:18:13 ID:???
>D 食べられない食材はある?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「何か食べられない食材は?」
モニカ「えっと……キノコ類が苦手です。」
三杉「そうか、それじゃあこのコースを…ええ、椎茸やキノコの類は入れないで下さい。」
モニカ(うわー、スマート。)
貴公子ポイント70オーバーの三杉にとっては造作も無い気遣いであった。
当たり前の事を当たり前にこなすのが貴公子と言わんばかりである。
だがその迷いのない流れるようなオーダーは、モニカにとってある種 感動的でもあった。
三杉「勝手に決めて悪かったかな?」
モニカ「いいえ、中華料理は初めてだったので助かりました。」
三杉「そうか、それなら良かった。 …そうだ、ドレスを探し回った話を聞きたいな。」
モニカ「はい、任せて下さい!」
778 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 20:23:45 ID:???
これを機に再び“互いの”会話に花が咲き始める
モニカは徐々に奇妙なドレス探索の事を話していった。
最初に入った妙な喋り方をする店員の事、ドイツの退役軍人が切り盛りする店と…
そして柱の女と呼ばれる彫刻、そのドレスのレプリカである風の羽衣の話。
それからドレスサロン・シンデレラで出合ったアヤと言う名の女性の事。
荒唐無稽な展開に、三杉は何度か聴きなおしを求める必要があったが、
最終的には楽しく聞かせようとするモニカなりの努力と思う事にした。
彼女の話には誇大表現は一切ないのが事実だが。
その間に前菜の盛り合わせが運ばれ、その皿が空いた頃にトロミのあるスープが運ばれ、
料理がモニカの奇妙な冒険をさらに彩る形となっていた。
話が一段落したのは、間もなく蒸し物が運ばれてくるだろうタイミングである。
モニカの方はどうか分からないが、三杉は今までのところ楽しい時間を過ごせていた。
三杉(さて、次はどうしようかな。)
A ジャスミンティーも終わったし、少しだけアルコールが入ってもいいかな
B 蒸し物…つまり点心、ここは料理の話をしよう
C ここはサッカーの話をしよう(さらに分岐)
D 話題はそう多くないけれど、フィレンツェでの体験談を話そうかな
E いやいや、マルコとナディアの話をしよう
F 弥生の事を話すか…
G そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
779 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/02/16(水) 20:37:15 ID:???
本日はここまでですかねー。
それでは本日のお付き合い、どうもありがとうございました。
あとは投票おねがいしまっす。
明日の更新はない可能性が高いかもー。
780 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 20:37:23 ID:kbnAuAuI
A
781 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 20:57:23 ID:WL18Xil2
B
782 :
森崎名無しさん
:2011/02/16(水) 21:02:44 ID:OLz97C9Y
D
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