キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/01/24(月) 00:17:01 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
テーベの塔で待ち受けるガーネフを、森崎たちアカネイア同盟軍はいよいよ追い詰める。
光と星のオーブの力で作られた『スターライト』を手にしたリンダは
ガーネフの圧倒的魔力の前に挫けそうになるものの、父親の幻に勇気づけられ
仲間たちの応援の力を自分の魔法に乗せることで、ついにガーネフを倒すのだった。
しかし、西の塔を守るドルーア兵の手によってマケドニアの心優しきシスターのレナが命を落としてしまう。
さらにドルーア領での最終決戦ではバヌトゥが火竜の群れを道連れにして爆発の中に消えた。
多くの犠牲が生まれるものの、ガーネフの魔の手から救出されたアリティアの王女エリスが持つ
復活の杖『オーム』の魔力があれば、失った大事な仲間たちを取り戻すことが出来るらしい。
果たして森崎たちは次々と迫る危機をすり抜け、ドルーア城へと辿りつけるのか?
そして、城の最奥で待ち受ける暗黒地竜メディウスとの決戦に勝利することができるのか…?

☆前スレ
【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1293792909/l50

688 :森崎名無しさん:2011/02/19(土) 20:38:12 ID:7UznZn82
A

689 :森崎名無しさん:2011/02/19(土) 20:41:46 ID:???
新暗黒の第一報で「女の子騎士キター」と小躍りして
いざ顔を見たときの衝撃は今でも忘れられない

690 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/21(月) 22:40:35 ID:???
>>689
名前の元ネタ?であろう北欧神話では男神の名前で有名なフレイさんですが、
語感の響き的に女性を想像してしまいますよねw
============
>Aこちらこそよろしくお願いします(無難な挨拶)

森崎は特に際立った感情を表すこと無く、無難に年上の男性に対しての挨拶を返した。

フレイ「(マルス王子から絶大な信頼を寄せられていると聞き、どんな偉丈夫かと思いきや…
    はたから見ればどこにでもいそうな平凡な少年…いや、人は見かけでは判断できぬ。
    この少年の真価はすぐに分かるだろう。メディウスとの決戦において…)」

森崎「(む…なんだか値踏みされているような視線を感じるな)」

初対面の人間に取っては、森崎の姿はあまりにも軟弱に思えるだろう。
身長もマルスとはそれほど変わらず、貫禄のある体格もしていない。
だが、その相手の油断を大きな武器に変えて森崎はこれまでの戦いを勝利で飾ってきたのだ。
もちろんこれまでの自分の行いを顧み、評価を得られるように立ち回ってきた功績も大きいのだが。

???「アラン様!フレイ様!門を破壊する部隊の準備が整いました〜!!」

フレイとの挨拶を終えたとたん、天幕の方から元気いっぱいの女性の大きな声が聞こえてくる。

森崎「ん?あの女の子は…?」

アラン「ああ、彼女はノルンと言ってな。アリティアの農村から志願兵として参加してくれた少女だ」

フレイ「記憶喪失によって不便を被った私をよく世話してくれた心優しい娘だ。
    同盟軍内でも、物資の補給や食糧確保など大いに役立ってくれているぞ」

691 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/21(月) 22:42:11 ID:???
荷物を整理する度に、ぴょこぴょこ動く後ろに束ねた桃色の髪がどこか微笑ましい少女。
彼女のような補給部隊が熱心に働いてくれるからこそ、自分たちは心置きなく前線で戦っていけるのだと改めて森崎は実感する。

森崎「(南葛やJrユースでも、マネージャーやチームスタッフのことなんてまったく考えちゃいなかったな。
   せいぜい骨川を利用して、マネージャーたちとの関係の改善を取り持ったくらいか…?)」

全国大会連覇を狙う部活動としては、ひたすら練習に励むストイックな環境はなんら間違ってはいない。
だが、もしも今のアカネイア同盟軍のようにチームメイトたちともう少し近い関係になり
楽しみや苦しさを共有できるような…共に青春を謳歌できるような間柄となっていたとしたら…

森崎「(……今更だよな。俺はあいつらのことを、自分がのし上がるための踏み台程度にしか考えていなかったってのに。
   いざこうして仲間の大事さを知って…今までの俺の行動が無かったことになるってわけじゃないのに)」

数々の過去の妨害工作が今更になって森崎の良心をちくちくと傷つけ出す。
この苦しみも超モリサキの人格を捨てたことからの影響なのだろうかと、
森崎は昨日の夜に捨て切ったはずの自分の境遇に対する憂鬱を再び抱き始める。と、そんな時…

ノルン「ほらほら、元気出して!顔を上げて!」

森崎「な、なんだ急に?」

ノルン「そんな辛気臭い顔だと勝てる戦いも勝てないですよ?ほら、笑って笑って!」

先程まで荷物整理をしていたはずのノルンがいつの間に目の前に、しかも熱心に自分を励まそうと頑張っている。

ノルン「私たちはこうして後方でお手伝いすることしかできないけど、
    メディウスと直接戦うあなたたちと気持ちは一緒のつもりですよ。
    これ、どうか戦いに役立ててください。私たちからの応援の印です」

落ち込んでいる森崎を励まそうと、ノルンは貴重な物資の中から森崎に一つ手渡してくる。

692 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/21(月) 22:43:26 ID:???
ノルンマネージャーからのプレゼント→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→マスタープルフ
スペード→銀の弓
クラブ→特効薬
JOKER→上記すべて

693 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 22:48:18 ID:???
ノルンマネージャーからのプレゼント→ ダイヤ6


694 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 22:52:48 ID:???
誰に渡すか悩むな……リンダか?カシムはもう上がったっけ?

695 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 22:53:25 ID:???
カシムはホースメンになってるね。オグマに渡すのもありなんじゃない?

696 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 22:57:05 ID:???
指揮もあるからオグマかな?
バーツへの支援もあるし

697 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:01:29 ID:???
リンダにあげたいところだが、既にメインイベントは終わっている・・・
オグマが妥当かな。リフとかにあげても意味ないよね?w

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/21(月) 23:06:28 ID:???
ノルンマネージャーからのプレゼント→ ダイヤ6
>ダイヤ・ハート→マスタープルフ
============
ノルンから渡されたのは、以前シッシェルからももらったことのある緑色の輝きを放つ勲章だった。

森崎「これは確か…」

ノルン「マスタープルフですね。下級職の人を上級職に上げてくれるステキな勲章です!
    こんな最終決戦の時に渡されても、あんまりありがたみとか無いかもしれないですけどね」

たははと後ろ頭を掻いて申し訳なさそうにするノルンに対して森崎は…


☆どうしますか?

Aそんなことないよ。ありがとう(素直にお礼を言う)
B確かにあまりありがたくないなぁ(苦言をこぼす)
Cそれなら他にも何かくれないか?(さらに物資を要求してみる)
D…悪いけどこれは受け取れない(あえてもらった道具を突き返してみる)
Eこんな道具なんかより…そうだ、君が欲しい(冗談を言ってみる)
Fその他(好きな行動、台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

699 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:09:33 ID:+tc6QqgQ
A

700 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:10:17 ID:dxkul45w
E
これ既婚者かつ妻行方不明で言ったんだよなw

701 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:12:37 ID:iU5mMm16
A

702 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:15:12 ID:???
……オグマがいたか。普通に必要だな

703 :森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:18:00 ID:???
プルフはマリアに使ってリザーブの回復量あげるのもありかな
しかし誰に使うにせよ、渡す機会を作ってやる必要があるな
いっそのこと2部までとっておくか?

704 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:10:56 ID:???
>Aそんなことないよ。ありがとう(素直にお礼を言う)

森崎「(最後の決戦前だからこそ、能力を底上げしてくれるこのアイテムは貴重なんだっての)」

思わず小躍りしたくなる喜びを直隠しつつ、森崎はノルンにお礼を言った。

森崎「そんなことないよ。ありがとう」

ノルン「いえいえ。こんなことでしかお役に立てなくて申し訳ないですって」

努めて明るく振舞うノルンを見て、思わず森崎も落ち込んでいたのを忘れてにこりと微笑む。

森崎「(謙虚だけど明るくていい子だな。こんな子が南葛のマネージャーだったら
   俺のサッカー生活ももう少し充実感を抱けたりしたのかな…?)」

本人たちは平等を心がけてはいるようだったが、どう見ても翼を贔屓していた
南葛の女子マネージャー陣のことを思い出し、森崎は溜息をつく。

アラン「さて、それではそろそろ作戦行動に移るとするか。
    フレイ殿、ノルンの弓兵隊を引き連れて門前へと兵に集合をかけてくれ」

フレイ「はっ。それではマルス王子、森崎殿。次に会うときはメディウス討伐の後になることを願っておりますぞ」

ドドドドドド……

森崎「アランさんにフレイさんにノルンか。アリティアの人たちってみんなあんな風に気のいい人達ばかりなのかな?」

武器を取り、ドルーア城へと進軍していくアランたちを見送りながら、森崎は何気なくつぶやく。

マルス「以前の森崎の仲間たちはどうだったんだい?」

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:12:50 ID:???
森崎「…アカネイアカップやアリティアカップで相対して大体察しはつくだろ?
   どっちがより高みに昇れるかどうかを争うだけの血で血で洗うような仲の連中ばっかりさ」

マルス「本当にそうかい?君のような仲間のことをよく考えられる人が…
    誰も信用できずに孤独だったわけじゃ無いんだろう?」

森崎「……まぁ、そう言われてみればそうなんだけどな」

森崎に取っての一番の親友とも言ってもよい存在。
共に南葛SCでの全国小学校サッカー大会において存在感を顕にした、中山政男という一人の少年。
華々しく一流の道を歩き続ける翼や若林たちと違い、
苦労に苦労を重ねて現在の実力と地位を手に入れた彼のことだけは、森崎は手放しで信頼の念を置いていた。

マルス「その中山という少年は、森崎に取って本当に大事な存在なんだね」

森崎「ま、まぁな…」

マルス「どんなことがあっても…たとえ自分の身を傷つけても守っていきたい。共に歩んでいきたい。
    そんな存在が側にいてくれれば…それだけで心強くなれる。
    僕も…君にとってのそんな存在になれるようにもう少し頑張ってみようかな」

森崎「……相変わらず恥ずかしい台詞を惜しげもなく言い切る奴だぜお前は……」

706 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:18:32 ID:???
マルス「言葉にしないと…伝えることの出来ないものはたくさんあると、僕は思っている。
    まだ行動だけでみんなを引っ張っていけるほど、僕は君主としては未熟すぎるからね」

森崎「…まあな。お前は未熟だった。だから俺が助けてやったから今のお前がいるってこと、覚えておくんだぞ」

マルス「そういう図々しいことまで言葉にするのはどうかと思うよ?」

森崎「いいんだよ。これくらいじゃないと相手に自分の意志は伝わらないもんさ」

マルス「はは、そうかもしれないね」

このマルスという少年も、森崎にとっての初印象はそれほど良いものではなかった。
多くの部下や家臣に恵まれ、多大な信頼を一身に受け持つ王子。
森崎の最も忌み嫌う、とあるサッカー小僧のように、彼は労なくなにもかも手に入れていると最初の頃は思っていた。
だが、そうではなかったのだ。彼はとても弱かった。体力や剣術だけでなく、心の強さまでも。
今でこそ同盟軍の盟主として、部隊の中心に立ちカリスマ溢れる振る舞いをしている彼だが、
森崎は旗揚げ当時のリーダーとしてはあまりにも情けなかった頃のマルスの姿を知っている。
多くの仲間の上に立つものとして、相応しくない弱さを持っている彼だからこそ、
森崎は徐々に心をひらいていき、今では彼の片腕とまで呼ばれるほどの信頼関係を築いていけたのだろう。

森崎「いよいよ最後の決戦だ。マルス。お前の野望…
   この大陸に平和を取り戻すって願いを俺は必ず支えてみせるぜ」

マルス「うん。ここまでこれたのは間違いなく君のおかげだ。あと少し…僕達に力を貸して欲しい。
    その代わりと言ってはなんだけど、僕たちは必ず君の夢を助ける力となるよ」

陽子からの連絡では、全日本ユースのメンバー選考を兼ねる試合に片桐たちはマルス達を招待しようとしているらしい。
どういった形式でこのアカネイア同盟軍たちが選考試合に絡んでくるかはまだ不明だが
彼らの力なくしては自分はキャプテンにも、代表にも選ばれることはない――そんな予感を、森崎は密かに感じていた。

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:19:48 ID:???
ドゴゴゴゴ……

ドルーア城の方角から、何かが崩れて倒れるような激しい衝撃音が鳴り響く。

モロドフ「おおお…どうやら門がようやく崩壊した模様ですぞ」

マルス「アランたちが門をこじ開けてくれたみたいだね。
    ……いよいよだ。いよいよ僕達の最後の戦いが始まる…!」

森崎「よし、いこう!いこうぜみんな!
   この長かった暗黒戦争…最後の決戦も必ず勝利で飾るぞ!」

一同「「「「「「「「「「「「「「おおおおおおおお!!」」」」」」」」」」」」」」

こうして森崎、マルスを始めとするアカネイア同盟軍の精鋭15人が
アカネイア大陸の平和と存亡をかけ、ドルーア帝国に対して最後の決戦を挑むのであった…



メディウス「…準備は出来ているな?」

近衛司祭A「はい…門の前に術を施しておきました。メディウス様のご指示のとおりに…」

一方ドルーア城内では、門を破壊されたにも関わらず、城主のメディウスはまったく動じること無く部下と策を興じていた。

メディウス「我らより力も知恵も大きく劣る人間どもが、なぜ我々竜族に対抗できていたのか……
      私とて、100年前の過ちを再び繰り返す愚行を犯すつもりなど毛頭ないぞ…」

そう、メディウスは知っていたのだ。ここまで勝利を飾ってきたアカネイア同盟軍の強さの本質を。
心から信頼できる者どうしの一矢違わぬチームワーク。そしてそれを指揮し、能力を数倍にまで高める者の存在を。

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:22:20 ID:???
メディウス「(群れをなさなければ貴様達は力を発揮することなど出来まいて。
      今こそ己の弱さを思い知るがいい。個としての、人間としての弱さ、愚かさを…!)」

邪悪な地竜の巨大な口の端がぐにゃりと釣り上がる。
100年前。多くの人間たちが手を取り合い、力を合わせて自分を地の底へと沈めた過去を思い出す。

メディウス「(もう……二度と過ちは繰り返させん。今度こそ……私は…………)」

最後に一度息を吸い込み、今日一番の大きな咆哮を、メディウスは城内を揺るがさんばかりに繰り出した。

メディウス「ドルーアの誇り高き戦士たちよ!今こそ決戦の時だ!
      我ら竜族の恐ろしさを……愚かな人間たちに存分に思い知らせてやれ!」

ドギャアアアオオオオオオオオオオオン!!ドギャアアアオオオオオオオオオオオン!

竜たちの力強い雄叫びが、ドルーア城を包みこむ。
それは窮地に追い詰められているはずの、劣勢の軍とはとても思えない勇ましい叫びであった。



アンナ「はーい♪最近更新が滞ったりしちゃってるけどいよいよ第1部最後の決戦の進撃準備よ!
    最近出番がめっきり減っちゃった、秘密の店のオーナーことアンナが説明をいたしますね〜
    最後の出撃メンバーも15人選んでもらうのだけれど、今回だけは
    メンバーの割合はなんと固定になっちゃうの!理由は後ほど語られることになってるんだけど……
    とにかくこの章は出撃メンバーが3・4・4・4の固定制になっているのよ。
    ちなみに3人の部隊のところには出撃直後に新メンバーが1人加入予定よ。
    とある高名な司祭様らしいけれど…能力は高いから回復は安心して任せられそうね。
    4つの部隊の合流は難しい構成になっているから、以上のことを踏まえつつ
    支援や指揮のバランスを考えて」最適な布陣を投票してちょうだいね!
    それでは最後に…アカネイア同盟軍と、モリブレム参加者に、幸運と、栄光と…勝利を!」

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:23:29 ID:???
☆アカネイア同盟軍メンバー

指揮レベル4
森崎 マルス ミディア

指揮レベル3
アベル ミネルバ パオラ

指揮レベル2
サムソン ロレンス

指揮レベル1
ジェイガン カイン オグマ ジョルジュ

その他
シーダ ドーガ リフ バーツ マジ カシム ジュリアン レナ
ナバール マリク ウェンデル ビラク リカード バヌトゥ マリア
リンダ ジェイク トムス ミシェラン トーマス ボア カチュア
ベック チェイニー チキ エスト エリス

@第1部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)





2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

710 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:30:20 ID:???
むずかしいぞこれはw

711 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:33:40 ID:PYYF8P7Q
☆マルス
・マリク
・シーダ

712 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:34:17 ID:???
三人枠はマルス隊だと思うのよ。そうするとあと一人が…
カシムは打たれ弱いし、アベルはもったいない。カインあたり?

森崎隊は森崎ミネルバマリアオグマにしたいかな

713 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:34:59 ID:KGluVenk
☆マルス
・森崎
・シーダ

最後くらいダブル主人公でいってみようか

714 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:36:42 ID:???
それは素敵だけどオグマのクラスチェンジが……
すいませんスレ主、出撃前に時間ありませんか?

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:38:15 ID:???
>>714
森崎と同じ部隊でないとアイテムの受け渡しは出来ないですね。
オグマにマスタープルフを使ってもらうためには
森崎とオグマを同じ部隊にする必要がありますね。

716 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:40:03 ID:???
アイテム使用と地形効果利用が択一だったりするのが
地味にきついんだよねー
昔は両方いけたのに最近きびしいw

717 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:43:56 ID:k1n1iyDs
☆マルス
・森崎
・シーダ

……悪いなオグマ、これ三人用なんだ。サッカーで頑張ってくれ

718 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:46:46 ID:???
決まっちゃったか。
まあそうすると後は必然的にアベル隊・ミネルバ隊・ミディア隊だね。

719 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:47:17 ID:???
一時的な共闘をカウントしなければ
いっしょの部隊って相当ひさしぶりだよね

720 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 00:51:27 ID:???
いつ以来だか思い出せないくらいにはw

721 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 01:02:21 ID:???
>>710
第1部最後の戦場パートは進撃準備から難易度MAXです!
>>712
あと一人は…森崎もお世話になったことのあるあの人ですねw
>>713
第1部では結局起こることはありませんでしたが、
マルスロストでも何故かリセットが発動してしまうというイベントが用意されていましたね。
>>716
拠点パートでの道具受け渡し及び使用の利用価値を上げるための措置ですね。
>>717
ちなみにシーダもまだペガサスナイトだったりします。プルフを使ってあげることも可能ということですね。
>>718
後の部隊は4人構成なので、それほど選択には困らないと思いますね。
>>719-720
おそらく第3章のデビルマウンテン以来でしょうか?
オグマがロストしたときの二人のお人好しすぎる対応が
今の比翼の友のような関係を作ったと言っても過言ではありません。
あの時運が悪ければ、ナバールのような冷え切った関係に陥った可能性もありましたからね…

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 01:03:49 ID:???
☆アカネイア同盟軍メンバー

指揮レベル4
ミディア

指揮レベル3
アベル ミネルバ パオラ

指揮レベル2
サムソン ロレンス

指揮レベル1
ジェイガン カイン オグマ ジョルジュ

その他
ドーガ リフ バーツ マジ カシム ジュリアン レナ
ナバール マリク ウェンデル ビラク リカード バヌトゥ マリア
リンダ ジェイク トムス ミシェラン トーマス ボア カチュア
ベック チェイニー チキ エスト エリス

A第2部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)






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723 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:05:35 ID:KGluVenk
☆ミネルバ
・パオラ
・バーツ
・マリア

724 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:07:53 ID:+ATwxpkU
☆ミネルバ
・パオラ
・バーツ
・マリア

ここは順当。

725 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:17:01 ID:???
ふーむ、隊長二人にジュリアン・レナ組は当確として、あとの四人はオグマ、カシム、リンダ、チキ・バヌトゥあたりからかな

726 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 01:17:08 ID:???
>>724 指揮・支援共に安定していますからね。

☆アカネイア同盟軍メンバー

指揮レベル4
ミディア

指揮レベル3
アベル

指揮レベル2
サムソン ロレンス

指揮レベル1
ジェイガン カイン オグマ ジョルジュ

その他
ドーガ リフ バーツ マジ カシム ジュリアン レナ
ナバール マリク ウェンデル ビラク リカード バヌトゥ
リンダ ジェイク トムス ミシェラン トーマス ボア カチュア
ベック チェイニー チキ エスト エリス

B第3部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)






2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

727 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:19:21 ID:+ATwxpkU
☆ミディア
・オグマ
・ジュリアン
・レナ

728 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:21:53 ID:KGluVenk
☆アベル
・チキ
・ジュリアン
・レナ

微妙だがチキ出すならここ以外きついだろうという判断

729 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:25:27 ID:KGluVenk
これだと第4部隊がちょいきついか・・・
>>727に変更します

730 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:26:58 ID:???
うわ、全く同じ理由で俺は728に変更してもらおうと思ったw
難しいな、隣の芝生は青い…。

731 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 01:32:57 ID:???
>>729-730
敵の種類や構成が明確になっていないというのも、悩ませる要因になっていますね〜
============
☆アカネイア同盟軍メンバー

指揮レベル3
アベル

指揮レベル2
サムソン ロレンス

指揮レベル1
ジェイガン カイン ジョルジュ

その他
ドーガ リフ バーツ マジ カシム
ナバール マリク ウェンデル ビラク リカード バヌトゥ
リンダ ジェイク トムス ミシェラン トーマス ボア カチュア
ベック チェイニー チキ エスト エリス

C第4部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)






2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

732 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:35:52 ID:+ATwxpkU
☆アベル
・カシム
・チキ
・バヌトゥ

充分な指揮支援なしでリンダは怖い…

733 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:37:02 ID:KGluVenk
入れ違いになったのね、むずかしいw

☆アベル
・カシム
・カチュア
・マリク

カチュアにCCしてもらって指揮+1&竜対策
いざとなったらアベル無双、でどうかなと

734 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:37:59 ID:xQbwudX2
☆アベル
・ナバール
・カシム
・マリク

735 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:40:50 ID:k1n1iyDs
☆アベル
・ナバール
・カシム
・オグマ

736 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:43:36 ID:???
旦那、オグマうりきれでっせ

737 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:44:47 ID:+ATwxpkU
>>733に変更願います。

カチュアがCCって手もあるのか。
ドラゴンキラーは相手に恵まれるといいが…というわけで、乗った。

738 :735:2011/02/22(火) 01:47:16 ID:???
ありゃ?すまん、見落とし。
カチュア、アイテム持ってた?

739 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:47:17 ID:???
CCしてもちから9なのは秘密だからね、言っちゃだめだよ

740 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:47:30 ID:???
カチュアCCってこの場合はドラゴンナイトになるのかな
天空のムチってあったっけ?

741 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:50:19 ID:???
>>738
24スレの交換会であげた。
まあ、マスタープルフで転職だからDナイトっしょ。

742 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:54:05 ID:???
ああ、そういう騒ぎもあったな……
CCしたら竜の格好のマトになるぜ?しかも回復役のいないチームだ
(マリク、杖もらってないよな?)

743 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:55:09 ID:???
ついでにマリクも司祭の指輪もってるね
司祭になれば守備12魔防10か? 敵によっては前に出せるね

744 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:59:48 ID:???
ドラゴンナイトは魔防が心配なんだよなあ
ウォーム持ちとかいたら怖い

745 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 01:59:58 ID:???
これでボルガノン司祭とかに囲まれてたら泣くけどなw
まあその場合は転職しないだろうけど…。

746 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:03:56 ID:???
カチュアよりやわくて避けないカシムも心配ではあるんだがなあ
森崎と支援3ある以上サッカーではベンチ入り確実だし
もうちょい育てておきたい

747 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:05:35 ID:???
まあ、この組の恐ろしいところはたとえ他が全滅してもアベル一人で残り全部と戦えるところだよね…。

748 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:07:47 ID:???
戦闘時のアベルさんは引かぬ媚びぬ顧みぬな不退転戦鬼だからな……隙がない

749 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:11:24 ID:???
第二部でグルニア遠征の留守にアリティア襲撃する人たちも困るだろうね…
かつてのカミュ以上の脅威だぜ

750 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:37:05 ID:???
もしかして
ついにエルカイト食うチャンス到来じゃね?w

751 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:42:21 ID:???
時は来た!ナイフとフォークと焚き火を持てい!w

752 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 02:43:09 ID:???
ガチで白い悪魔に勝てれば、だがな…w

753 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 17:29:30 ID:???
ついに最初期からの悲願がかなう日が来たか…胸熱

754 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:37:28 ID:???
☆マルス
・森崎
・シーダ

☆ミネルバ
・パオラ
・バーツ
・マリア

☆ミディア
・オグマ
・ジュリアン
・レナ

☆アベル
・カシム
・カチュア
・マリク

以上の15人でドルーア城の最終決戦へと乗り込みます。
============
フレイ「よし!城門の崩落を確認!早く王子たちの部隊を送り込め!」

アラン「マルス王子、ご武運を。コーネリウス様とリーザ様の無念を、その手でおはらしください!」

ノルン「外にいるはぐれ竜たちは私たち同盟軍が食い止めます!後ろは気にせずどうか前に!」

マルス「みんな、ありがとう!よし、アカネイア同盟軍の者たちよ!
    我こそはというものは僕と一緒に前へ出ろ!今ここで、この長き暗黒戦争を終わらせるんだ!」

755 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:39:35 ID:???
アランの部隊と入れ違いになるように、本隊の精鋭たちがこぞってドルーア城へと突撃していく。
神剣ファルシオンを掲げるマルスを先頭に、これまで多くの戦いを乗り越えてきた選ばれし者たちが名乗りを上げていく。

森崎「長かった戦いもこれで最後か……へへ、毎度のことながら決勝戦ってのは胸が踊りやがるな!」

アベル「この風槍グラディウスがある限り、我らに敗北の二文字はない!暗黒地竜メディウス、覚悟!」

マリク「エリス様、見ていてください。カダインで、そしてこの戦いで成長した僕の超魔法の真髄を!」

シーダ「オグマ、バーツ、カシム…どうかマルス様に、そして私に力を貸して!」

オグマ「姫のご命令とあらば。私はこの剣が折れるまで戦い続けましょう」

バーツ「タリス傭兵団の底力の前にはマムクートだろうと無力さ!いくぜぇ!」

カシム「故郷で待っている母さんやリーンのためにも、ここで負けるわけにはいかないぞ…!」

ミネルバ「マケドニアの栄光を取り戻すのだ!パオラ、カチュア、最後まで気を抜くな!
     ……マリアよ。後もう少しの辛抱だ。私の側を離れるなよ」

パオラ「白騎士団が長パオラ!この氷剣メリクルの前に立ち塞がる者は容赦なく伐り捨てます!」

カチュア「白騎士団がカチュア!このドラゴンキラーでミネルバ様たちの勝利の道を切り開いてみせます!」

マリア「(兄様……どうか姉さまや皆をお守りください……!)」

ジュリアン「レナさん…もう絶対に俺の側から離れちゃ駄目だからな!」

レナ「え、ええ…でも、ジュリアン、無理だけはしないでね…」

756 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:40:42 ID:???
ミディア「ドルーアの侵攻で一度はアカネイアの旗は地に伏した。
     しかし、栄光の旗は折れはしなかった!
     アカネイア聖騎士ミディア、メディウス打倒をアカネイア再興の礎とします!」

ズドドドドドドド…!!

勝って来るぞと勇ましく、ドルーア城へと侵攻するアカネイア同盟軍の精鋭たち。
しかし城の中へと突入し、いざ玉座へと向かおうとしたその瞬間、いきなり目の前の空間が歪み始める。

森崎「な…なんだ!?」

マルス「くっ……罠が仕掛けられていたのか!?」

ジュリアン「いくら俺でも今からじゃ解除のしようがないぜ!レナさん…俺から離れないで!」

脳が揺れるほどの乱れる視界に、森崎たちは足元をふらつかせながらなんとか耐えようとする。
肉体だけではなく、精神も鍛え抜かれた彼らだからこそ、この幻惑の罠でも正気を保っていられたのだろう。

メディウス「くくく…よくぞここまでたどり着いたものだな。愚かなる反乱軍どもよ」

突如耳に入り込んでくるくぐもった聞き取りにくい老人の声。辺りをくまなく見渡すが、人の影は見えない。

マルス「メディウス!どこにいるんだ!姿を現せ!」

森崎「ちいっ…この感覚、前にガトー司祭が魔法で俺達に語りかけた感じと似ている…?」

直接頭の中に語りかけてくるメディウスの声に腹を立てながら、森崎たちは警戒を怠らず武器を構え次の言葉を待つ。

757 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:41:48 ID:???
メディウス「脆弱な人間という種族が、崇高なる我ら竜族とここまで渡り合えるのは
      力無き物同士、惨めに体を寄せ合い足りない力を補い合っているから……
      私は100年前の戦いにおいてそのことを学ばされたのだよ……
      聖騎士オードウィン、竜騎士アイオテ、王者カルタス。そして…英雄アンリ。
      奴らも一人の力は驚くほど小さく儚きものだった。だが……
      ふふ…同じ轍は二度と踏まぬ。貴様達の信頼という強固な鎖は今ここで打ち砕かれるのだ!」

カッ!!

森崎「ぐっ!?」

体全体を包む恐ろしい虚脱感。腕や足を引きちぎられそうな痛みが全身を包み込む。
だが、そんな中マルスだけは精悍な顔を暗黒漂う虚空に向けている。

マルス「(ファルシオンの加護のおかげか僕だけは正気を保っていられるみたいだ…
    メディウスの思惑になんて絶対に負けたりはしない!)
    森崎!シーダ!僕の手を取るんだ!」

シーダ「マルス…さ、ま…?は、はい…」

森崎「な、なんだよいきなり…?」

マルス「絶対に離してはいけない。どんなことがあっても……いいね?」

次第に遠のいていくマルスの声を聞きながら、森崎の視界はいよいよ黒く染まっていった。

758 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:43:18 ID:???
森崎「……!?」

次の瞬間森崎が見たものは、自分の腕に群がる大量の羽虫だった。
その気持ち悪さにすぐに手を振り払おうとするが…

森崎「(待てよ…確かメディウスは俺達が力をあわせることを恐れているようだった。
   どれだけ小さな力でも、山のように積み上げれば大物を飲み込むほどの力になる。
   つまり、これはまやかしって奴だ。俺たちを分断させようって言う魂胆だな…?)」

もぞもぞと這いずり回り、服の中に入り込み脇の下までまさぐってくる虫たちの侵攻を
森崎は歯を食いしばって耐える。おそらくここで手を離してしまってはメディウスの思惑に嵌ってしまうだろう。

森崎「(何があろうと手は離さない……何があろうと……!?)」

次に森崎が目にしたのは、彼に取って最も忌み嫌う存在。
自分の前を常に歩き、才能を思うがままに発揮し栄光の道をひた走る少年の影。

森崎「つ……翼!」

翼「………(ニコッ)」

森崎は翼と手を繋いでいた。本来ならば絶対にありえない光景。
腸が煮え返りそうなほど憎たらしい清々した笑顔を惜しげもなくこちらに向けてくる。
中学時代、強敵東邦学園を倒すために一時は協力体制を築いたものの、
己の野望の成就のために、二人の同盟関係はあっさりと崩壊する。

森崎「(俺が……あの翼と手を繋いでいる……だと……?)」

全身の毛穴が一瞬で開くほどの悍ましい間隔が森崎の体を駆け巡る。
一刻も早くこの嫌悪感から逃れたかった森崎は、大空翼の手を…

759 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 20:44:36 ID:???
☆どうしますか?

A当然振りほどいた
B当然逆の手で打ち据えた
C当然蹴りではじき飛ばした
D当然全力で噛み付いた
Eマルスの言葉を思い出しそのまま手を繋ぎ続けた
Fその他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

760 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 20:44:55 ID:1APzYtuM
E

761 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 20:45:52 ID:k1n1iyDs

騙されても今の生き方に殉じるべき

762 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 20:46:24 ID:CRhl4mnI
E
ドキドキ

763 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 01:57:00 ID:???
>Eマルスの言葉を思い出しそのまま手を繋ぎ続けた

森崎の中では翼という存在は絶対に相いれることのない『敵』と言ってよいだろう。
もちろん南葛中や全日本という同じチームというカテゴリでは否応なしに
チームメイトとして戦っていかなければならないわけなのだが。

森崎「(くそっ…見ているだけで胃が溶けそうなほどむかつく面をしやがって…
   そうやって無邪気な笑顔を向けながら、お前はいつだって他人を見下してきやがった。
   サッカーの申し子だかなんだか知らないが、自分の才能をひけらかして
   自分が一番目立つことしか考えない、最低最悪の屑野郎の分際で…!)」

森崎が裏工作や妨害行動をする中、数回は道徳的には到底ありえないこともやってきたのだが
それでも後腐れなく自分の野望に集中できたのはこの大空翼という存在が
自分や周りの連中の中では『悪』という対象として決めつけていたからである。
あいつは他人を見下す悪い奴だ。だからそんな奴を汚い手段で蹴落としたとしても何の問題もない。
森崎の心を占めていた『超モリサキ』の過激な性格もあってか、
森崎は容赦なく翼に対抗することができたいたのである。

森崎「(そんな俺が……翼と……手をつなぐ……?ああ〜〜〜胸糞悪い〜〜〜!!)」

相変わらず周囲の風景は闇に閉ざされたままだ。きっとこれはドルーア軍が仕掛けた罠。
力を結集しているアカネイア同盟軍達に幻を見せて、出鼻を挫こうとしているのだろう。

森崎「(いや…落ち着け自分。この翼は幻。カダイン砂漠でガーネフが俺に新田の幻を見せたことがあっただろう。
   なんで新田が選ばれたのかは結局理解できなかったが…
   こいつが幻だと分かっているなら話は早い。姿は翼だろうが、この手はマルスのもののはずだ)」

一度目をつむり深呼吸をし、怒りの感情を腹の底へとゆっくりと押しこんでいく。そして再び目を開いた瞬間のことである。

森崎「な…!?」

764 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 01:59:09 ID:???
森崎の表情は再びこわばる。その様子を玉座からメディウスは小さな水晶玉越しから喉を鳴らしつつ眺めていた。

メディウス「(自分が憎しみを抱く相手…その相手と手を繋ぐ意思…
      ここまでたどり着いたものならばそれくらいの心の強さはあって当たり前だろう。
      だが。人というものは己が憎しみを抱く存在よりも恐れを抱くものがある。それは……)」

森崎「な…中山…!」

いつのまに森崎の右手を、南葛SC時代の盟友こと中山政男が握り締めていた。
だが、その評定は親しい友へと向ける穏やかなものではない。
そこにあるのはただ一つ単純な……強い情炎。嫉妬である。

中山「森崎…お前はいいよな。多くの仲間がお前の力を信用している。
   多くの仲間がお前の言葉に心を動かされ、お前に力を貸してくれる。
   だけど俺は……お前の『所為』で……」

森崎「な…何言ってるんだよ中山…?」

中山「俺は!お前の遊び半分のツボ押しで!完全に人生を狂わされたんだ!
   常人ではとても乗り越えられないような苦労を背負うハメになったんだ!
   数年にも及ぶ苦しいリハビリ…それが終わっても過去の自分が出来たことが
   まったくできなくなっているショックが俺を待っていたんだ…!」

森崎「……!」

中山「南葛高校の他のメンバーは次々と力を伸ばしている。
   そんな様子をキャプテンという立場から間近で眺め続ける苦しさを…お前は知らないだろうな!
   自分だけ周りから取り残され、けれども皆を導いていかなければならないプレッシャーを!
   お前は知らないだろうな。お前の些細な行動が周りにどれだけ迷惑をかけてきたのかを!」

765 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 02:00:47 ID:???
中山の今まで聞いたことのないような怒号が。呪詛のような言葉が森崎の心を絞めつけていく。

中山「悪いと思っているのか?思っているのなら、お前は俺に何をしてくれるんだ?
   もう俺は…今の俺の実力ではとてもじゃないが全日本の代表なんて夢のまた夢だろう。
   お前はそんな俺を……見捨てるだろうな。あっさりと。
   お前が目指す全日本のキャプテンという座に全く影響を与えられなくなった俺のことなんて…
   お前に取ってはもうどうでもいい存在になってしまったんだろうな!」

森崎「あ……うあぁ……」

超モリサキがいなくなったことで、確かに森崎は成長することを思い出した。
だがそれは決して全てが好転、前進したというわけではない。
超モリサキ…すべてを蹴落してでも自分が頂点に立とうとする孤高の誇り高き心の強さを失った森崎。
仲間を尊び、意見を尊重し、自分を犠牲にしてでも誰かを表に立たせてあげようとする優しさ。
それは本来の森崎が持っていた心優しい少年の純粋さであり、
超モリサキとして生きて行くことを決意する前の心の感情でもあったのだ。
自分が信頼している者からの罵倒。森崎は先程の翼との手を繋ぐという屈辱などすっかり忘れ、
自分が今までしでかしてきた数々の悪行を思い出し、良心の叱責に苦しむ。

メディウス「(耐えられまい。逃げ出さずにはいられまい。さぁ、自ら手を切り離すが良い。
      自分が拒絶する相手からはその反抗心から幻覚の誘惑を跳ね除けられても…
      自分が心を許した相手から裏切られるその苦しみは――)」

森崎「ぐ……うあぁ……」

メディウス「(どれだけ鋭い剣で突かれるより、どれだけ熱い炎で焦がされるよりも――)」

森崎「う……うう……」

中山「なぁ森崎…お前は、俺になにをしてくれるんだ?俺たち…トモダチ、だろ?」

766 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 02:02:15 ID:???
中山の卑屈に歪んだ笑顔が、狼狽する森崎へと向けられた。

メディウス「辛く、苦しいものだろう……心弱き人間よ……」

森崎「(これは幻…これはマルスの手…だけど……今俺の眼の前にいる中山の言葉は――!)」

森崎も自覚していた。この中山はメディウスたちが見せてきた幻。罠だ。
本物の中山は絶対にこんな相手の心を傷つけるようなことは言わないだろう。
彼は強い人間だ。自分の多大な不幸を試練なのだと解釈し、人知れず努力を重ねていくだろう。
だが、この幻の中山は間違いなく自分が産み出した存在だ。自分の行動、そして自分の選択によって
本来の彼とは大幅にカテゴリーが違ってしまった、運命を大きく狂わされた存在。
超モリサキという自分中心に考えることで良心の叱咤を無視する、ある意味都合の良い性格を失った今だからこそ。
これまでの反動が一気に帰ってくるかのように、森崎の心は謝罪の念に押しつぶされていく。

森崎「(今までの俺がしてきたことは…無かった事になんて出来ない。
   そんな俺が今更仲間を大事にする生き方を選んだとしても……
   もう後には引けない状況になっているんだ……もう……俺は……)」

もう自分は今更仲間思いの優しい選手には戻ることは許されない。
リセットの力があったとしても……既に『キャプテン森崎』という
自分の確固たる存在からは逃れることが出来ないのだから。

森崎「(…………)」

767 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 02:03:51 ID:???
☆どうしますか?

A幻の恐怖に屈して手を振りほどく
B自分の過ちを後悔し手を振りほどく
C中山へ顔を向けられず手を振りほどく
Dそれでもマルスの言葉を思い出し手を握り続ける
Eその他(好きな言葉、台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

768 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 02:05:34 ID:PCDQTQBo
D
過去から逃げることだ…

769 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 02:06:57 ID:???
768、「ここで手を離すのは」が抜けてて訳のわからんことに…すまんw

770 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 02:08:35 ID:8d2cPKU6
D
俺は森崎を、マルスを、中山さんを信じている…!

771 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:20:46 ID:???
>Dそれでもマルスの言葉を思い出し手を握り続ける

森崎「(今更善人面であいつらのもとへと帰れるなんて都合のよいことなんてあるわけない。
   きっと周りの連中は俺のことを奇異の目で見るだろう。
   頭でも打ったんじゃないか?病院に連れていったほうがいいんじゃないか?
   そんなことを当たり前のようにしてくるだろう。そりゃそうだ。
   俺は……俺が今までしてきたことは確かに『正しいこと』ではなかったから)」

だが、周囲に流されるように、自分のできることだけをするだけでは。
若林を、そして翼を出しぬき、自分がチームの中心に立つことなど絶対に無理だったのだ。
森崎には悪行を重ねる必要があったのだ。誰かを扱き下ろし、自分がのし上がるためには…

森崎「(だけど……俺だって自分が間違ったことをしてるんだってわかっていたんだ。
   頭の中では……翼に任せよう、若林に従っておこう。そんな普通の案だって浮かんではいたんだ。
   中山だけじゃない。俺を恨んでいる人間はきっと、もっと大勢いるだろう。
   彼らに許してもらおうだなんて思ってはいない。俺のやってきたことを無かった事になんて出来ないから。
   過去に遡ることなんて……やり直すことなんて……できっこないんだから……)」

徐々に右手の握力が抜けていく。日向曰く、心が弱くなった今の森崎では
親友からの恨みつらみ篭った言葉の攻撃には、とても耐えることなど出来なかったのだ。
だが、かろうじて自分の意志を保っていた森崎はマルスの言葉を思い出し右手に力を再び込める。

森崎「(あいつは俺の心の弱さが産み出した中山の幻…
   だから、俺が、俺自身が心を折らない限り……負けたりはしない!)」

森崎は激しく顔を歪め、必死に目の前の存在から顔を背け続ける。
この幻の障害が早く霧散してくれることを願いながら。

中山「だけど森崎。俺は一つだけお前に感謝したいことがある」

772 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:21:51 ID:???
森崎「…え?」

一点変わって穏やかな口調になった中山に驚き、森崎は顔を上げた。

中山「お前の様々な行動で、俺の人生は大きく狂った。
   だけど……そのおかげで、俺は普通では絶対に見ることのできない風景を見ることができたんだ。
   俺はもう一度あの頃の栄光を取り戻したい。一流の選手しか見ることの出来ない風景を見たいんだよ。
   どうせ平凡な選手に終わるって言うのなら…例えリスクが大きくたって
   何か大きなことを成し遂げたくなってくる。お前は、そう考えていたんだろう?」

森崎「…………」

中山「だから俺も……やってみるさ。お前のように。なりふり構わず。
   すべてを蹴落としてでも……誰かを犠牲にしても……力を取り戻してみせるさ」

中山の口調は穏やかな風のようだった。だが、その表情は氷のように冷たいようだった。

森崎「俺のように…だと?」

中山「いつか……いつか、俺が以前のような力を取り戻したとき……
   俺と戦ってくれないか?森崎。平凡なレールから逸した凡人同士、さ。
   いいか、忘れるなよ?約束だからな森崎。俺の……一番の……」




               ト・モ・ダ・チ




773 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:23:10 ID:???
メディウス「(…なるほど。これだけ精神に揺さぶりをかけても耐えてみせるか。
      しかし、お前が耐えられたのはこれが幻という先入観があったからこそ。
      もしも実際に同じ状況に立たされたとき……はたして今のように
      確固たる自分の意志を貫き通すことができようか…?
      人間よ。誰かを裏切り、奪い、のし上がることでしか生きることの出来ない愚かなる存在よ。
      お前の今の選択を……よく覚えておくがよい。ククク……フハハハハハッ…!)」

バシュンッ!!

森崎「……はっ!?」

何かが弾けるような音が鳴り響く。どうやら自分はあの幻惑を耐え切ったようだ。
ほっと胸を撫で下ろし辺りを見渡す。だがそこに残っていたのは
右手を握っていたマルスと、マルスの右手を握っていたシーダだけであった。

森崎「なにィ!み、みんながいないぞ!?」

シーダ「そんな……一体どうして?」

マルス「僕たちはメディウスに幻を見せられていたんだ。
    ミネルバ王女やミディア将軍、そしてアベルたちは
    逃げるように僕達から離れていった……くそっ!メディウスめ!」

まんまとドルーア軍の思惑通りになってしまった。
戦力を分散されたアカネイア同盟軍は、他の部隊との連絡手段も断たれてしまい
それぞれが孤立するという苦しい状況から戦闘を開始しなければならなくなってしまったのだ。

マルス「これが……メディウスの力だというのか?
    人の心を…我が物のように操り、蝕んでいく力…!」

774 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:24:19 ID:???
シーダ「玉座までの道のりはそれほど遠くは無いはずだけれど…
    私たち3人では、きっといつもの力を発揮できないわ……」

森崎「(くそう……嫌なものを見させてくれやがって。メディウスめ…)」

???「ふむ…なかなか苦戦しておるようじゃな、森崎よ」

森崎「な!?」

いきなり背後から話しかけられ、慌てて後ろを振り向く森崎。
そこに立っていたのはマケドニアにて世話になった大賢者ガトーであった。

マルス「あっ、ガトー様!どうしてここへ?」

ガトー「勇敢なる戦士たちよ。よくぞここまで頑張った。お前たちこそ真の勇者と言えよう。
    安心せい。お前たちの仲間たちもメディウスの幻惑を完全に打ち破れなかったとは言え
    本当に心から信頼している者同士の絆はしっかりと保てていた。
    ミネルバ、パオラ、バーツ、マリアは西の門に、ミディア、オグマ、ジュリアン、レナは北の門に。
    そしてアベル、カシム、カチュア、マリクは東の門からそれぞれ
    メディウスの待つ玉座へと向かっているはずじゃ」

シーダ「本当ですか!?それじゃあみんなは今のところは無事なんですね?」

ガトー「うむ。しかし中々驚いたぞ。あのメディウスの幻術に心を折られること無く
    しっかりと戦う意志を保つことができようとは…」

森崎「(はたして耐え切ったと言えるんだろうか…?少なくとも、俺は少しは同様しちまったな…)」

苦々しく翼や中山のことを思い出す森崎を見て、ガトーはどこか神妙な面持ちで語りだした。

775 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:25:56 ID:???
ガトー「わしは遥か昔愚かな人間たちに愛想を尽かし、この世との関わりを絶った。
    だが、お前たちを見ているうちに人間もまだ捨てたものではないと思うようになってのう。
    …微力ながらここからはわしも手を貸そう。さあ、まいるがよい!
    神によって選ばれしアリティアの光の王子よ。
    地の底から蘇った暗黒地竜メディウスを、再び闇の中へと封ずるのだ!」

どうやらガトーが直々にマルス達の仲間になってくれるらしい。
俗世との関わりを絶ち、生ける伝説となったアカネイア大陸の魔道の創立者。
彼の魔道の力は、きっとドルーアの兵士たちの妨害を乗り越える助けとなってくれるだろう。

マルス「…よし!これより我らアカネイア軍は四方向から同時にドルーア城を攻略していく!
    森崎、今回の指揮は僕に任せてもらっても構わないかい?」

森崎「ああ、構わないぜ。タリスでの情けない戦い方からどれだけ変わったのか、お手並み拝見と行こうじゃないか」

マルス「ありがとう。それじゃあまずは移動しようか。警備の兵たちになるべく気取られないように玉座を目指そう」

シュタタタタタタ……


城の中を素早く駆けていくマルス達。そんな中、シーダは強い決意を秘めた瞳をマルスに向け口を開く。

シーダ「マルス様。私、マルス様とここまで戦えて本当に嬉しいと思っているの…」

マルス「シーダ……僕の方こそ、どれだけの力を君から受け取ってきたか…」

最終決戦の場だからこそ、熱く燃え上がっている二人を、後方から生暖かい視線で森崎とガトーは見守っていた。

森崎「あーあー。こっちまで火移りしそうだぜ。
   でもまあ確かにシーダ姫がいればこそだよな。マルスの強さってのは」

776 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:27:12 ID:???
ガトー「誰かを思い、守ろうとする力…か。確かに強い人の感情は時に大きな力を呼び起こすものじゃ。
    今でこそ魔力を触媒に精霊を呼び出す形をとっている魔法も、はるか昔は
    感情を様々な現象へと変換し、力を行使するという形をとっていたのじゃ」

森崎「ふーん。魔法のことはよくわからんけど…
   相手に勝ちたい、負けたくないって強く思うだけでも確かに力が湧いてくるような気もするな」

ガトー「それじゃよ。単純じゃが、その感情のエネルギーこそ魔法本来の形なのじゃ。
    誰かを信じ、己の心を託すこと。その穏やかな流れが人に益を与える良き魔法を生み出すのじゃ。
    最も…時が進むにつれ、利便性を求めるあまり、人は感情の流れを操ることを忘れてしまったのじゃがな…
    そういえば…お主にはマルスに対するシーダ姫のような…
    命を賭してでも守ってゆきたい存在などはあるのかのう?」

森崎「んな!?こ、こんなときにい、いきなり何を言い出すんだよガトー司祭!」

ガトー「先ほど自分でも言ったじゃろう。今のマルスの力の大半はシーダ姫を守ろうとする強い意志。
    そういった強い意思や感情は強い力を生み出す魔法を引き起こすのじゃよ。
    相性のよい者同士が連なることで普段以上の力を発揮する…
    今でこそ当たり前のような現象じゃが、元を正せば古代の魔法による力なのじゃ。
    お主はもっと強くなりたいのじゃろう?ほれほれ、誰か気になっておる人はおらんのか?」

森崎「(うぐぐ……大賢者だかなんだか知らんが図々しい質問をしてきやがって……)」

ずかずかと秘めたる心の領域に乗り込んでくるガトーの態度に対して森崎は…

777 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:28:57 ID:???
☆どうしますか?

Aそんなことより周辺に敵が待ち構えていないか偵察だ
Bそんなことより武器・道具を使ったり渡したりしよう
Cそんなことより有利に戦えるような地形を探しに行こう
Dそんなことよりマルスとシーダに茶々を入れてやろう
Eせっかくだしガトー司祭と少し話をしてみよう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

778 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 03:32:32 ID:8d2cPKU6


779 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 03:32:49 ID:PCDQTQBo
E
ここでヒロインレース再開…だと…?w

780 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 19:10:47 ID:???
リンダ、ミネルバ、カチュア、パオラ(背中柔らかかったから)、シーダ(ペガサスの肉)辺り?

781 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:16:21 ID:???
マリアにも向こうからの憧れ描写あったぞw

782 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:20:58 ID:???
俺はまだミディアさんをNTRすることを諦めてないぜw

783 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:33:35 ID:???
ミネルバ派だけど今回は手羽つき馬刺一択だな


784 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 23:28:21 ID:???
>Eせっかくだしガトー司祭と少し話をしてみよう


ガトー「アカネイア同盟軍の多くの仲間達はお主のことを信頼しておる。
    だが、肝心のお主自身の感情についてはどうじゃ?
    この者にならば自分の背中を託せる。自分の命を預けられる。
    そんな信頼の情をおいている仲間は少なからず居るじゃろう」

最終戦前にも関わらず、人の恋路をわざわざ聞きにくるこの司祭に対して
始めのうちは怪訝の眼差しを向けていた森崎ではあったが、
感情のコントロールによる魔法の使役という話題には食いついた。

森崎「(少しでも俺の力の足しになるというなら、少しだけ話をしてみる価値はあるだろうか?)
   ……で、ガトー司祭はどうしてそこまでして俺の好きな人を知りたいんだ?」

ガトー「お主の新たな力…『星』のオーブの力とは、親しき者の成長の力を支え
    進化を促すという効力ももっておる。お主が自分の感情を自覚することができれば
    その者の秘めたる力を解き放たせることもできるやもしれん」

森崎「ん?それってつまり、俺の力で誰かの成長率を高めたりすることが出来るってことか?」

ガトー「そのような効果を発揮することも出来るかもしれんな。
    なんにせよ、魔道の学がないお前さんでは魔力の行使はまず出来ぬ。
    古代の魔法…感情のコントロールによる星の加護の力を使いこなしてみたいとは思わんかね?」

森崎「うーん…よーするに、俺のお気に入りの仲間に対して俺の力で成長率を高めることが出来るようになる…
   んで、その力を確実に発揮するために、俺の…その…好きな仲間を明確にしておいたほうがいい……ってことか?」

ガトー「そういうことじゃな。本当に自分が大切に思っていると感じた仲間だけに使うことの出来るお主だけが仕える魔法じゃ」

785 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 23:30:05 ID:???
森崎「俺だけが使える…魔法、か」

ガトー「他人のために力を行使し益を生み出す。これこそが我々魔道使いの存在意義なのじゃよ。
    大切な仲間のためだからこそ、大きな力を起こすことが出来るということを覚えておくと良い。
    ……自分の欲望のためだけに力を行使するものの末路は……お主も良く分かっているじゃろう」

森崎「…ガーネフのことか」

ガトー「うむ…あやつとて、元はといえば魔道の研究に没頭する真面目な司祭のはずじゃった。
    しかし、欲望という大きな闇に飲まれ、道を踏み外し闇の中へとその身を落としていってしまった…
    森崎よ。お主はあやつのようにはならぬようにな。己の夢を追うことは確かに素晴らしいことじゃ。
    じゃがそのために誰かを犠牲にし、周りを哀しみの渦に巻き込むことだけはしてはならぬぞ」

森崎「あ、ああ…わ、分かったよ……」

これまでの自分の生きざまを正面から否定されてしまったように感じ、森崎は少しバツが悪くなる。
今でこそ仲間を大事に考えられるようになったとはいえ、やはり自分のやってきたことには
間違いなど無いと考えていた森崎にとっては、自分のこれまでのやり方がガーネフのようだと言わんばかりの
ガトーのいい口はかなり耳に痛いものだったのだ。

ガトー「…さて。それでは前置きはこのあたりにしておいて、本題に移ろうかの」

森崎「……ゴクリ」

ガトー「今のお前さんの中で、最も信頼を置ける仲間とは……誰じゃ?」

786 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 23:31:59 ID:???
☆森崎の一番のパートナーは?

Aマルス(要1票)
Bアベル(要1票)
Cカシム(要1票)
Dミネルバ(要3票)
Eマリア(要3票)
Fジュリアン(要3票)
Gマリク(要3票)
Hカチュア(要3票)
Iトーマス(要3票)
Jその他:>>709のメンバーの中から誰か上記のメンバー以外の誰かをお選びください。(要4票)
K自分自身(要4票)
L選べない(要2票)

指定された票が集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

787 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:32:59 ID:FPh1+OOE
D

788 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:33:23 ID:X10+DsPc
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