キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/01/24(月) 00:17:01 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
テーベの塔で待ち受けるガーネフを、森崎たちアカネイア同盟軍はいよいよ追い詰める。
光と星のオーブの力で作られた『スターライト』を手にしたリンダは
ガーネフの圧倒的魔力の前に挫けそうになるものの、父親の幻に勇気づけられ
仲間たちの応援の力を自分の魔法に乗せることで、ついにガーネフを倒すのだった。
しかし、西の塔を守るドルーア兵の手によってマケドニアの心優しきシスターのレナが命を落としてしまう。
さらにドルーア領での最終決戦ではバヌトゥが火竜の群れを道連れにして爆発の中に消えた。
多くの犠牲が生まれるものの、ガーネフの魔の手から救出されたアリティアの王女エリスが持つ
復活の杖『オーム』の魔力があれば、失った大事な仲間たちを取り戻すことが出来るらしい。
果たして森崎たちは次々と迫る危機をすり抜け、ドルーア城へと辿りつけるのか?
そして、城の最奥で待ち受ける暗黒地竜メディウスとの決戦に勝利することができるのか…?

☆前スレ
【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1293792909/l50

888 :森崎名無しさん:2011/02/28(月) 23:30:41 ID:???
他のメンバーはLVカンストだから
どんどん上げたいね

889 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/28(月) 23:36:58 ID:???
森崎 35/35 キルソード(攻速…13 係数…ダイヤ ハート スペードK〜2)
命中判定→ ハート9 +26+指揮(12)+支援(3)=50(必殺)
攻撃判定→ ハート7 +22+指揮(12)+支援(3)=44
回避判定→ ハート9 +17+指揮(12)+支援(3)=41
守備判定→ ダイヤJ +7+指揮(12)+支援(3)=33(大盾)

司祭B 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ JOKER+2(瞑想) +21=38
攻撃判定→ スペード4 +18=22
回避判定→ ダイヤ4+4(瞑想+集中) +12=20
守備判定→ ダイヤ8+2(瞑想)+7=17

森崎の攻撃!必殺の一撃!司祭Bに81のダメージを与えた!
司祭Bは倒れた。森崎は40の経験値を得た。
============
森崎「どおおうりゃあああああっ!!」

森崎の気合の入った突進のような一撃が、司祭Bの体を吹っ飛ばし壁へと叩きつける。
がくりと頭を項垂れた様子を見て、マルスはすぐに進撃の指示を飛ばした。

マルス「よし、いこう!別々の場所に向かった皆も、きっと中央の玉座へと…
    メディウスの待つ部屋へと向かっているはずだ!」

シーダ「はい!マルス様や森崎君、ガトー様がいれば怖いものなしですね!」

森崎「へへっ、俺がいる限りあるのは絶対的な勝利だけだっての」

ガトー「(……勝つことだけしか許されなかった……というのは無粋か?
    まぁ、今はいいだろう。あの者の努力の積み重ねと
    勝利へ向かう執念だけは偽られたものではないと信じたい…)」

890 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/28(月) 23:38:30 ID:???
こうしてマルス達はドルーア兵の襲撃を素早く跳ね除け、玉座の方角へと向かっていくのだった。


〜ミネルバ隊〜

ドルーア城西門。メディウスの見せる幻覚を振り切ろうと、ミネルバたちはこの場所へと逃げ込んだ。
薄暗い部屋がいくつも続く中、一つだけ鍵の開く扉を発見しひとまずここで装備を整える。

ミネルバ「…はぐれてしまったか。いや、分断されてしまったのだろうな」

マリア「姉さま…私、とても怖い幻を見たの……兄さまが…兄さまが……私を…!」

ミネルバ「マリア、落ち着いて。大丈夫よ……」

顔を青ざめ、肩を震わせるマリアの頭をミネルバは優しく撫でる。
マリアがどんな幻を見せられたのかは分からないが、これだけははっきりとしている。
マリアを泣かせるような真似をしたメディウスを、このまま許すわけにはいかないということだ。

パオラ「人の心の隙間に入り込み惑わす幻術…まるでメディウスたちは
    私たち人間の心が手に取るように分かっているようでした…」

バーツ「ちっ…だが、たとえバラバラになろうとも俺達の心は一つだ。
    パオラ、きっと他の味方も玉座の方へと向かっているはずだ。俺達も急ごうぜ」

一気に玉座を制圧しようとする目論見は残念ながら失敗した。
戦力を否応なしに分散され、自分たちが不利であることは何ら変りない。
しかしパオラもバーツもまったく臆してはいない。なぜなら誰よりも信頼できる仲間が。
こうして隣で自分と同じ気持ちを抱き、しっかりと前を向いているからだ。

891 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/28(月) 23:39:43 ID:???
ミネルバ「よし、みんなきけ。我々はこれから城中央の玉座へと向かう。
     そのためには北の広間へと進む必要があるのだが……」

そこまで言うと、ミネルバは後ろを振り向く。耳に障る騒音が、悍ましい叫び声が聞こえてきたからだ。

マリア「あ…あれは!」

バーツ「へっ、さっそくのおでましってわけか!」

パオラ「敵の人数を察知。火竜1匹の後ろにドルーア兵を複数確認。その数…」


VSドルーア場内兵→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→火竜1体+ジェネラル1人
ハート→火竜1体+司祭1人+ジェネラル1人
スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人
クラブ→火竜2体+司祭2人+ジェネラル2人
JOKER→なんとそこにいたのは外にいるはずの同盟軍だった!
※数字が5以上でミネルバ隊の先攻です

892 :森崎名無しさん:2011/02/28(月) 23:40:13 ID:???
VSドルーア場内兵→ ダイヤA

893 :森崎名無しさん:2011/02/28(月) 23:40:54 ID:???
この判定でダイヤってすごく久々な気がするw

894 :森崎名無しさん:2011/02/28(月) 23:52:09 ID:???
ドタバタしつつよくわからない内に勝利というのがミネルバ隊の基本戦略なのに。
これは逆に悪い流れだw

895 :森崎名無しさん:2011/02/28(月) 23:53:55 ID:???
敵が最少なのはいいけど先制とられてるから魔物が怖い

896 :森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:03:36 ID:???
火竜の命中が指揮込みで19だったらミネルバにはまず当たらないけど、パオラさん結構回避低いからねえ
誰が狙われるかが鍵だね

897 :森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:04:52 ID:???
ここ数戦の姉さんの指揮は安定してるから期待

898 :森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:09:00 ID:???
確認したらバーツもえらく回避高いなw
指揮支援9込みだと27か?

899 :森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:23:18 ID:???
一方主人公の回避は38 
超島国王女は37であった

900 :森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:26:57 ID:???
アリティア軍全員があいつらレベルなら今頃メディウスは無条件降伏してるよw

901 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/02(水) 21:45:55 ID:???
>>893
クラブで大群に囲まれたりとかJOKERで一気に終戦とか極端な結果ばかりでしたからねw
>>894
いざ本番となればアドリブでのり切ってしまうような心の強さを持っているんでしょうw
>>895-897
何故かマリアはよく狙われますからね。敵の狙いの引きが勝負の分かれ目ですね!
>>898
はい、バーツはその通りです。マルス隊の面々はやはり指揮12の存在が大きいのでしょう。
>>900
メディウスにもガーネフに負けず劣らずのいやらしいスキルが用意されています。
運が悪いといくら能力が高くても負けてしまう可能性があります…

902 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/02(水) 21:47:13 ID:???
VSドルーア場内兵→ ダイヤA
>ダイヤ→火竜1体+ジェネラル1人


パオラ「…ジェネラルが1人だけ。ミネルバ様、
    どうやら相手は戦力を固めていない見回りの部隊のようです」

ミネルバ「それは好都合だな。すぐに迎撃を……!?」

ドガガッガガガガーーーーーーンッ!!

マリア「きゃあっ!?」

バーツ「な…なんだ!?城が…地震みたいに揺れやがる!?」

攻撃命令を出そうとした瞬間、突然地面が激しく揺れ出す。
足元のバランスを崩したミネルバたちは、数は少ないもののドルーア軍の侵攻を易々と進めてしまう。

ミネルバ「地竜王メディウスは大地の力を拠り所としていると聞く。この揺れも、まさか奴が…?
     ちっ、各人一旦後退!まずは防御に専念し、相手の攻め疲れを狙い反撃をかける!」

一同「「「了解!」」」

ミネルバ「(どうやらメディウスにはこちらの動きは手に取るように分かっているようだな。
     だが、戦況とは現場で実際に相対して初めて理解できる物。
     先程の魔術で玉座から眺めているだけでは…私たちを止めることなどできぬさ!)」

ミネルバの指示が素早く飛ぶ。体力の優れるパオラとバーツを全面に、
ミネルバはマリアを守る最終防衛ラインとして、飛竜の翼を大きく広げて武器を構える。

903 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/02(水) 21:49:14 ID:???
ミネルバ「さあ、どこからでもかかってくるがいい。
     我がマケドニア王国を体よく利用してきたその罪……贖ってもらうぞ!」


先着『1名』様で一気に判定をお願いします 

火竜の狙い→! card
司祭の狙い→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜9→パオラ
8〜4→バーツ
3〜2→ミネルバ
A→マリア
JOKER→気合は十分だ!全員に攻撃するぞ!

904 :森崎名無しさん:2011/03/02(水) 21:50:29 ID:???
火竜の狙い→ スペードJ
司祭の狙い→ クラブ10

905 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/02(水) 22:47:36 ID:???
火竜の狙い→ スペードJ→パオラ
司祭の狙い→ クラブ10→パオラ
============
パオラ「此処から先には通しません」

迫り来る火竜と司祭に対し、素早く矢面にたったのはパオラであった。
彼女の跨る飛竜も翼を激しくはためかせ、相手の気を引こうとしている。

バーツ「パオラ!気を付けろよ!」

パオラ「大丈夫ですバーツ。幸い相手には部隊を指揮する頭が無いのですから」

火竜「ギャオオオオン…」

優雅に余裕の笑みを浮かべるパオラに、火竜は口を大きく広げて炎を吐き出す準備をし、
その後ろでは漆黒のローブを見にまとった司祭が、莫大な魔力を両手に蓄え呪文の詠唱を行っていた。

906 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/02(水) 22:49:27 ID:???
先着『2名』様で

火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+18=
攻撃判定→! card+27=

パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→! card+14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+0+指揮(6)+支援(5)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
火竜の攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
パオラは全判定がダイヤ・ハートで『安定』で最低値が5に
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

907 :森崎名無しさん:2011/03/02(水) 22:50:30 ID:???
火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハートK +18=
攻撃判定→ クラブJ +27=

908 :森崎名無しさん:2011/03/02(水) 22:56:11 ID:???
パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→ ハートJ +14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ ダイヤJ +0+指揮(6)+支援(5)=

909 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 01:04:53 ID:???
火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハートK +18=31
攻撃判定→ クラブJ +27=38

パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→ ハートJ +14+指揮(6)+支援(5)=36
守備判定→ ダイヤJ +0+指揮(6)+支援(5)=22

火竜の攻撃!パオラは素早く身をかわした!
============
先着『2名』様で

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→! card+21=
攻撃判定→! card+18=

パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→! card+14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+2+指揮(6)+支援(5)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
司祭の命中判定がダイヤで『集中』で+2
パオラは全判定がダイヤ・ハートで『安定』で最低値が5に
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

910 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:05:56 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ クラブ9 +21=
攻撃判定→ クラブ8 +18=

911 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:08:48 ID:???
パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→ ハートJ +14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ クラブ9 +2+指揮(6)+支援(5)=


912 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:10:09 ID:???
最初のジェネラルさんは地震で行方不明?

913 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 01:26:40 ID:???
>>912
あ!すみません…ジェネラルと司祭の存在がすっかり入れ替わっておりました…
既に司祭と戦闘を交わしてしまっているので、この部隊の戦闘は
ジェネラルではなく司祭ということにしてください…
============
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ クラブ9 +21=30
攻撃判定→ クラブ8 +18=26

パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
回避判定→ ハートJ +14+指揮(6)+支援(5)=36
守備判定→ クラブ9 +2+指揮(6)+支援(5)=22

司祭の攻撃!パオラは素早く身をかわした!
============
火竜の火のブレスと司祭の雷撃魔法トロン。
共にまともに食らっては命の保証など微塵も出来ない極悪な攻撃である。

パオラ「(不思議ね…部隊を散り散りにされ、戦力を減らされているはずなのに…)」

しかしパオラの心境は普段どおり、いや普段以上に穏やかであった。
彼女のことをマイペースと周囲の人は言うが、それはどんな苦境といえども
冷静に相手の戦力を分析し、的確に行動できる実力と度胸の強さがあるからだろう。

フォオオオンッ!

パオラ「はっ!」

914 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 01:29:04 ID:???
素早く飛竜を上昇させ、業火と電撃のあわせ技を軽やかに避ける。
そのままミネルバとアイコンタクトし、攻撃の指示を受けると、
素早く反転行動を取り、氷剣メリクルソードを掲げて火竜の喉元へと向かった。

パオラ「この剣を受けてみなさい!」


先着『2名』様で

パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
命中判定→! card+22+指揮(12)+支援(8)=
追撃判定→! card+22+指揮(12)+支援(8)=
攻撃判定→! card+48+指揮(12)+支援(8)=
回避判定→! card+18+指揮(12)+支援(8)=
守備判定→! card+0+指揮(12)+支援(8)=

火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+18=
攻撃判定→! card+27=
回避判定→! card+7=
守備判定→! card+15=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
パオラの攻撃判定がダイヤで『貫通』で相手の守備を0に
パオラは全判定がダイヤ・ハートで『安定』で最低値が5に
火竜の攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
火竜の守備判定がダイヤで『鉄壁』で+4
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

915 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:30:14 ID:???
パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
命中判定→ ダイヤ6 +22+指揮(12)+支援(8)=
追撃判定→ ダイヤ4 +22+指揮(12)+支援(8)=
攻撃判定→ スペードQ +48+指揮(12)+支援(8)=
回避判定→ ハート10 +18+指揮(12)+支援(8)=
守備判定→ クラブ6 +0+指揮(12)+支援(8)=


916 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:30:17 ID:???
パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
命中判定→ スペード4 +22+指揮(12)+支援(8)=
追撃判定→ ハート7 +22+指揮(12)+支援(8)=
攻撃判定→ スペード9 +48+指揮(12)+支援(8)=
回避判定→ ダイヤ8 +18+指揮(12)+支援(8)=
守備判定→ スペード6 +0+指揮(12)+支援(8)=

917 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:31:17 ID:???
火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ダイヤ5 +18=
攻撃判定→ スペード6 +27=
回避判定→ スペード9 +7=
守備判定→ ハート7 +15=

918 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:34:26 ID:???
指揮とか支援とか攻撃とか色々違う気がするけど
気にするな!w

919 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:44:49 ID:???
前のマルスの戦闘データになっちゃってるねw
ドンマイです〜

920 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 01:57:12 ID:???
>>918-919
うえぇすみません、パオラさんのステータス数値が間違っておりました。
皆様のカードの引きはそのままで、正しい数値に修正します。
本当になんどもお騒がせしてしまい申し訳ないです…
============
パオラ 44/44 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜3)
命中判定→ ダイヤ6 +26+指揮(6)+支援(5)=52(必殺)
追撃判定→ ダイヤ4(安定)→5 +26+指揮(6)+支援(5)=51(必殺)
攻撃判定→ スペードQ +40+指揮(6)+支援(5)=63
回避判定→ ハート10 +14+指揮(6)+支援(5)=35
守備判定→ クラブ6 +0+指揮(6)+支援(5)=17

火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ダイヤ5 +18=23
攻撃判定→ スペード6 +27=33
回避判定→ スペード9 +7=16
守備判定→ ハート7 +15=22

パオラの攻撃!必殺の一撃!火竜に123のダメージを与えた!
火竜は倒れた。パオラは80の経験値を得た。
パオラのレベルが12に上がった!

921 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 01:58:12 ID:???
先着『1名』様で

パオラ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定魔→! card

!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

922 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 01:59:09 ID:???
パオラ
成長判定H→ クラブA
成長判定力→ クラブ5
成長判定運→ クラブ10
成長判定武→ スペード6
成長判定魔→ スペードK

923 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 02:12:09 ID:???
パオラ
成長判定H→ クラブA
成長判定力→ クラブ5
成長判定運→ クラブ10
成長判定武→ スペード6
成長判定魔→ スペードK→1上がった

パオラ   ドラゴンナイト レベル12 EXP50 22戦15勝0敗
        成長率
HP44/44     ◎
力 19      ○
技 20      ◎
速 20       △
運  9       ×
武 14      △
守 20      △
魔  3       ×

以上のようになりました

924 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 02:13:24 ID:???
パオラの振るうメリクルソードから、吹雪が舞い起こり火竜の体を包んでいく。
体を縮め身動きの取れない火竜の喉を、すれ違いざまの勢いに任せ横に薙いだ。

ザンッ!!

火竜「グヒュウウウゥゥ……」

パオラ「ミネルバ様!あとはジェ…ではなく司祭1人だけです!トドメを!」

ミネルバ「うむ」

ミネルバはオートクレ――アカネイアの三神器にも匹敵する威力を持つ斧を構え、
飛竜の手綱を握り一気に速度を上げてドルーアの司祭へと突っ込んだ。

ミネルバ「退け!我々は貴様らの主のもとへと急いでいるのだ!」

925 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 02:14:50 ID:???
先着『2名』様で

ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→! card+21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→! card+33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+2+指揮(6)+支援(5)=

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→! card+21=
攻撃判定→! card+18=
回避判定→! card+12=
守備判定→! card+7=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ミネルバの攻撃・命中判定がダイヤ・ハートで『紅撃』で+5
ミネルバの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分を相手に与える
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
司祭の命中・回避判定がダイヤで『集中』で+2
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

926 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 02:15:53 ID:???
ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→ ハート10 +21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→ スペード6 +33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→ スペード8 +18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ ハート10 +2+指揮(6)+支援(5)=

927 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 02:21:37 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ スペード2 +21=
攻撃判定→ ハート6 +18=
回避判定→ クラブ6 +12=
守備判定→ ハート8 +7=


928 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 23:15:23 ID:???
ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→ ハート10+5(紅撃) +21+指揮(6)+支援(5)=47(必殺)
攻撃判定→ スペード6 +33+指揮(6)+支援(5)=50
回避判定→ スペード8 +18+指揮(6)+支援(5)=37
守備判定→ ハート10 +2+指揮(6)+支援(5)=23

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ スペード2 +21=23
攻撃判定→ ハート6 +18=24
回避判定→ クラブ6 +12=18
守備判定→ ハート8 +7=15

ミネルバの攻撃!必殺の一撃!司祭に105のダメージを与えた!
司祭は倒れた。
============
ミネルバの斧を伴った突進が司祭の土手っ腹へと深々と突き刺さる。
悲鳴をあげることも出来ないのか、はたまた言葉を失っているのか
司祭は無言のまま複数に立ち並ぶ城の柱へと強烈にたたきつけられて気を失った。

マリア「やったあ!さすがミネルバ姉さま!」

パオラ「見事なお点前ですわミネルバ様」

バーツ「へへっ、俺が出るまでもなかったか」

ミネルバ「警備の兵が少ないのは玉座の周辺に集中的に戦力を割いているからかもしれん。
     皆、気を引き締めろ。ここはドルーア帝国の居城なのだからな」

西門に移った部隊の戦力は充実していた。ミネルバ、パオラ共に指揮官としては申し分ない能力を持っており
加えて城を巡回する兵士たちの戦力が少ないことも、今回の圧勝を物語っていた。

929 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 23:17:24 ID:???
ミネルバたちは勝利の勢いそのままに、マルス達と同様に北の広間へと向かう。
だが、ミネルバが発した言葉通りここは敵軍の総大将の居城なのだ。
扉を開け、いざ北の広間へ続く通路に入ろうとしたその瞬間のことである。

ガコッ!

ミネルバ「!?」

マリア「え?」

突如耳に入る不遜な音。それはなにか仕掛けが発動するような嫌な予感をさせる不快な音だった。

バンッ!

ミネルバとマリアの後ろで、いきなり扉が閉まる音がしたのだ。
二人が門をくぐり、広間に出たと同時に突然のし上がるように
鉄製の分厚い扉がミネルバ隊をさらに二つへと分断する。

ミネルバ「パオラ!バーツ!無事か!」

ミネルバは扉を叩き、取り残された二人の仲間の名を呼ぶ。
すぐさま扉越しにパオラとバーツの声が聞こえてきた。

パオラ「私たちは今のところ無事です。しかし……相手はあのメディウスです。
    このままただ閉じ込めておくわけにはいかないでしょうね」

ミネルバ「くっ…まんまと嵌められたものだな。さらに戦力の分断を図ってくるとは」

もしも自分がメディウスの立場ならば、群れることで戦力を高めるアカネイア同盟軍を相手にするには
こうして戦力を細かく分断し、各個撃破することをまずは考えるだろう。

930 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 23:18:41 ID:???
それはミネルバの信ずる騎士道としては相応しくなく、すぐに却下される作戦ではあるのだが
確かにミネルバ達にとっては恐ろしいまでの効果的な作戦であることは理解できる。

ミネルバ「(…そうだ。そして戦力を分散したあとで必ず仕掛けるであろう次の手は…)」

次の瞬間、扉越しにバーツの声が響いた。

バーツ「パオラ!あの階段の奥からドルーア兵の連中が!」

ミネルバ「おのれ!やはり増援部隊を配置していたか!」

悔しげに鉄の扉を拳で叩く。しかし当然そんなことで扉が開くわけもない。

パオラ「……ミネルバ様。先へお急ぎください」

ミネルバ「なっ…?」

パオラ「ここで私たちが少しでも敵兵を引きつけておければ、それだけ
    ミネルバ様たちが玉座へ進むのが楽になるはずですわ。
    ……大丈夫です。私の手には三種の神器の一つであるメリクルソードがあります。
    それに……あの方が側についていてくれる。それだけで負ける要素などあろうはずがございません」

ミネルバ「パ…パオラ…!」

パオラの口調は穏やかだった。しかし彼女の一将軍としての確固たる意志の強さも見て取れた。
先ほど自分たちと相対した程度の連中ならば、確かにあの二人の敵ではない。
しかしもしも万が一、先程以上の戦力がここに配置されていたとしたら…?

マリア「(こんなとき……あのとーぞくが…ジュリアンがいれば……)」

931 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 23:20:49 ID:???
マリアは目の前の自分とパオラたちを隔たる鉄の扉を恨めしそうに見る。
杖の勉強がてら、昔魔術大全という本を読んだことがあった。
その本にはどんな鍵も開けてしまうという杖が存在するという。
だが、今のマリアはそんな杖も持っておらず、たとえ持っていたとしても自分が使いこなせるか保証はない。

ミネルバ「(……どうする。あの二人を信じ、先へと進むのか?だが、増援部隊がどれだけ配置されているのか分からぬ。
     この鉄の扉を破るには武器の一つや二つの破損は覚悟しなければならないだろう。
     ……森崎。こんな時、お前ならば……どの道を選択するのだろうな)」


焦るミネルバの脳裏に浮かんだのは、この同盟軍において自分より武功を高く掲げる少年。
マケドニア国での戦いにおいて、なぜこんな小さな少年があそこまでの力を発揮できるのかを
二人きりで言葉をかわしたことで少しだが理解することが出来た。
あの少年ならば。ミネルバが不沈の要塞のように佇む鉄の扉を前にして出した答えとは…


ミネルバの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→パオラとバーツの絆の強さを信頼し、マリアと共に先へと進む!
スペード・クラブ→武器など知ったことか!全力で扉を破壊して閉じ込められたパオラたちを救出する!
JOKER→マリア「アバ○ム!」突然マリアが謎の呪文で扉をあけてしまった!

932 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 23:21:50 ID:???
ミネルバの判断→ スペードA


933 :森崎名無しさん:2011/03/03(木) 23:25:14 ID:???
今の森崎ならそうするだろうな・・・

934 :森崎名無しさん:2011/03/05(土) 01:14:24 ID:f2Fgpz3s
A

935 :森崎名無しさん:2011/03/05(土) 01:18:07 ID:???
誤爆しました…すみません。

936 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/05(土) 23:10:07 ID:???
>>933
今は原作の森崎に近い感情になっていますからね。そうなるかもしれません。
>>935
お気になさらずに〜
============
ミネルバの判断→ スペードA
>スペード・クラブ→武器など知ったことか!全力で扉を破壊して閉じ込められたパオラたちを救出する!


ここで場面を部屋の内側へと移してみよう。
突然現れた鉄の扉に阻まれ、パオラとバーツはミネルバとマリアと離れ離れになってしまった。
前からは予めこの卑劣な策のために配置されていたであろう増援部隊たちが蠢いているのが見える。

バーツ「(そうか……ララベルさんが言っていた占いって……このことだったんだな)」

それはアリティアカップでの一幕。行方不明になったアベルを捜索するために
森崎と一緒に場外へと飛び出したときに、道具屋兼占い師であるララベルから言われた天啓である。

『二人きりで乗り切らなければならない苦難あり。だがそれを乗り越えた暁には――』

バーツ「(二人の絆は、永遠のものとなる――)」

わずかに自分の都合の良い風に解釈しているが、たしかこんな話だったろうと自分で自分を納得させる。
確かにこの困難を二人で力を合わせて乗り切ることが出来れば、互いの信頼は切っても切れないものとなる。
加えて自分の活躍でパオラのピンチを救ってでもすれば――

バーツ「安心しなパオラ。あなたにはあいつらの指一本も触れさせはしませんぜ。
    タリス一の斧戦士、この男バーツが!絶対にあなたをお守りいたすぜ!」

937 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/05(土) 23:11:08 ID:???
堂々と斧を振り上げ、盛大に声を張り上げて歌舞く。
まだ敵軍の詳細は分からないが、悪くても先ほど戦った連中よりも少し強い程度であろう。
だが、そんな淡い期待と使命に燃えるバーツにとって、あまり有り難くない決断をしたものがいた。


ミネルバ「待っていろ二人とも!今助けだしてやる!」

ミネルバの心は熱く燃え上がっていた。それは大事な仲間のために全てを擲ってでも尽くす奉仕の精神。

ミネルバ「(あの少年ならば間違いなくこう動くだろう。あの少年の強さは…
     マルス王子の強さと似ているところがある。それは彼を支える周りの者達からの強い信頼関係。
     我々人間の個の強さなどたかが知れている。大事を動かすのは常に人の波。
     各々が呼吸を合わせ、心を一つにし、力を揃えることで…森崎も、マルス王子も
     自分の力を数十倍、数百倍のものへと昇華させているのだ!)」

ミネルバはマルスの、そして森崎の強さの本質を改めて理解した。
そしてそれは自分も知らず知らず行って来た至極当然の単純なことであった。
ただ、人を信頼することは簡単なことではないことをミネルバは知っている。
相手に心を許すこと、それすなわち自分の弱さをもさらけ出すことにつながってくる。
特にミネルバのような一国の王女。しかも国きっての竜騎士という立場上
そう易々と気が置けない仲などを作っては、自分の立場だけではなく
マケドニアという国にも災いを起こしかねないのだ。
だが、この暗黒戦争を経て、引いてはマルスや森崎と共に戦うことによって
ミネルバは自分の視界を大きく広げることを学んだ。

ミネルバ「(確かに人の力は弱い。だが、それ以上に…強いものでもあるのだな)」

938 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/05(土) 23:12:36 ID:???
オートクレールを大きく振りかぶり、鉄の扉へと豪快に叩きつけた。
たとえこの武器が折れてしまおうとも構わない。仲間のため、パオラのため、バーツのためならば。
どれだけ頑丈な鉄の扉さえも破壊することが出来るとミネルバは確信に近い想いをいだいていた。

ミネルバ「はああぁぁぁっ!!」

マリア「ミネルバ姉さまガンバレ〜!!」
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

ミネルバの一撃→! card+33
鉄の扉の耐久力→! card+30

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ミネルバ-鉄の扉が…

2以上→見事鉄の扉を粉砕!パオラたちと合流だ!さらにミネルバのマークがダイヤ・ハートで力+1
1〜-1→鉄の扉を粉砕!しかし同時にオートクレールも砕け散る!
-2以下→鉄の扉の前に、オートクレールは木っ端微塵になった…
どちらかがJOKER→見事鉄の扉を粉砕!さらにミネルバの力+3

939 :森崎名無しさん:2011/03/05(土) 23:13:09 ID:???
ミネルバの一撃→ スペード2 +33
鉄の扉の耐久力→ スペード3 +30


940 :森崎名無しさん:2011/03/05(土) 23:13:13 ID:???
ミネルバの一撃→ ダイヤK +33
鉄の扉の耐久力→ ハートJ +30
壊れるのはどちらか…!

941 :森崎名無しさん:2011/03/05(土) 23:18:03 ID:???
ぎりぎりw

942 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 01:41:12 ID:???
>>941
さすがミネルバ隊のイベントはいい演出してますね〜w
============
ミネルバの一撃→ スペード2 +33=35
鉄の扉の耐久力→ スペード3 +30=33

>2以上→見事鉄の扉を粉砕!パオラたちと合流だ!


バーツ「大丈夫だパオラ。お前だけは俺が必ず守ってやるぜ!」

パオラ「バーツ…」

漢らしい物言いに、思わずパオラの瞳も艶っぽく煌めく。
たった二人だけの危険な状況。前方からは迫り来るドルーア兵。
絶体絶命の危機を男女二人だけで乗り切ろうとするこの状況で
二人の心はいつも以上に激しく燃え上がろうとしていたその時――

バギョオッ!!

ミネルバ「無事か!二人とも!」

マリア「パオラ!バーツ!」

パオラ「ミネルバ様…マリア様…」

ミネルバ「部下を見捨て先に進むことなど私にはできぬさ。
     メディウスの面前には、やはり4人で向かうべきであろう?」

943 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 01:42:29 ID:???
武器を激しく振るったことで乱れた紅い髪を華麗にかきあげながら、
ミネルバは瞳を輝かせて驚きの表情で固まる二人に話しかける。

パオラ「ありがとうございます。ミネルバ様の御心に感謝申し上げます。ね、バーツ?」

ミネルバは以前より部下のことを、仲間のことを気遣うようになっていた。
側近であったパオラはもとより、こうしてバーツのことも気にかけてくれる主君に対し
パオラは改めて尊敬の念をいだいていたのだが…


おじゃま虫?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→男前のバーツはこんなことで気を悪くしたりはしないのだ!
スペード→せっかくバッチリ決めたのに水をさされて少し落ち込む
クラブ→せっかくの二人きりの機会を邪魔されたと、ミネルバに嫌悪感を抱く
JOKER→なんとミネルバの微笑にバーツの心が動き始めていた!

944 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/03/06(日) 01:43:15 ID:???
おじゃま虫?→ ハート10

945 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 01:51:12 ID:???
おじゃま虫?→ ハート10

恥を偲んでララベルに占ってもらった恋模様の光明が見えたような気がして
バーツの心は天にも昇るような気持ちだったのだが、
部下を気遣うミネルバの救出という名の乱入によってもろくも崩されてしまう。
しかし、公私混同をわきまえることが出来るタリスの男前バーツは
こんなことで気を悪くしたりはしない。むしろパオラの慕う主君の偉大さに自分も感銘を抱くのだった。

バーツ「うっしゃあ!全員集合で百人力だぜ!」

パオラ「ええ!ミネルバ様、少しお待ちください。増援部隊の戦力を分析してまいります」

パオラは飛竜を素早く飛ばすと、相手側の攻撃範囲に入らないように気をつけながら
降って湧いた増援部隊たちの戦力を計測していく。


VS増援部隊→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→火竜1体+司祭1人
ハート→火竜1体+司祭1人+ジェネラル1人
スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人
クラブ→火竜2体+司祭2人+ジェネラル2人
JOKER→なんといきなり城の天井が崩れて、増援部隊たちは石垣の下敷きに!
※数字が5以上でミネルバ隊の先攻です

946 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 01:52:03 ID:???
VS増援部隊→ スペードJ

947 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 01:52:07 ID:???
VS増援部隊→ スペードK

948 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 02:03:11 ID:???
さっきのは前哨戦だったから数が少なかったのかw

949 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 02:13:22 ID:???
>>948
そうかもしれませんねw展開によって都合よく解釈しちゃって構いません。
============
VS増援部隊→ スペードJ
>スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人

パオラ「やはり先程の警備兵はあくまでも囮…?」

適当な者をぶつけ、相手を油断させてから戦力を分散させる。
それからじっくりと増援部隊で攻め立てる。非常に理にかなった策である。

ミネルバ「ふ…だからどうだと言うのだ。ドルーア軍は明らかに目測を誤っている。
     人間を見下し、群れなければ戦えない存在だと分かっていながら…
     ああもたやすく破れる扉しか用意出来ていなかったのだからな!」

部下を、仲間を大事に思うことができるミネルバにとっては
こんな陳腐な分断作戦など取るに足らぬ存在であった。
これはメディウスにとっては誤算であった。彼の知る人間という存在は
仲間を裏切ることなど少しも厭わない、欲に忠実な低俗な生物。
しかしこの身勝手な個人的な決め付けがこの策を無下にしたものだとメディウス本人は分からない。
この暗黒戦争をしかけたことが何よりの理由だろう。彼は人を理解することを拒んだのだから。
城の中央、玉座にて水晶玉からこの光景を眺めるメディウスはつまらなそうにため息を漏らしていた。
そんなことなど露知らず、ミネルバはすかさず攻撃命令をパオラたちに下す。

ミネルバ「バーツと私はジェネラルを潰す。パオラは先程のように火竜の討伐を頼んだ」

パオラ「はっ!」

バーツ「おう!ベコベコに凹ませてやるぜ!」

950 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 02:15:40 ID:???
マリア「姉さま!がんばってくださいね〜!」

ミネルバ「うむ…(ふふふ…マリアの期待に応えなければな)」

マリアの声援を背に受け、ミネルバは先頭に立つジェネラルに向けて武器を構える。

ミネルバ「(さて…ここはオートクレールで一気に崩すか、
     それとも手槍で後々の反撃に備えるか…悩むところだな)」


ミネルバの武器は?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→オートクレールでぶんなぐり
スペード・クラブ→手槍でクールに攻撃
JOKER→なんとここで全員攻撃のチャンスが!

951 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 02:16:18 ID:???
ミネルバの武器は?→ ダイヤ9

952 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 02:26:44 ID:???
ミネルバの武器は?→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→オートクレールでぶんなぐり

ミネルバ「(そういえば…)」

ミネルバは先ほど鉄の扉に叩きつけたにもかかわらず柄も刃もまったく歪まず
神々とした輝きを放つ巨大な戦斧をまじまじと眺める。

ミネルバ「(昔…非力なお前に使いこなせるものかと、兄上によく窘められたな。
     今では私に取って無くてはならないもうひとつの相棒でもあるこの斧。
     先程は無理をさせてすまなかったな。指揮官として、部下だけでなく
     武器への心配りを欠かすことも忘れてはならないな…)」

一度優しく刃先を撫で、ミネルバは大きくオートクレールを振り回してジェネラルへと迫る。

ミネルバ「バーツよ、私に続くが良い!」

バーツ「おう!任しておきな王女様!」

953 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/06(日) 02:29:13 ID:???
先着『2名』様で

ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜J)
命中判定→! card+21+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→! card+21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→! card+33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+2+指揮(6)+支援(5)=

ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+19+指揮(2)=
攻撃判定→! card+30+指揮(2)=
回避判定→! card+8+指揮(2)=
守備判定→! card+19+指揮(2)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ミネルバの攻撃・命中判定がダイヤ・ハートで『紅撃』で+5
ミネルバの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分を相手に与える
ジェネラルの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
ジェネラルの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
ジェネラルの守備判定がハートで『鉄壁』で+4
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

954 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 02:29:59 ID:???
ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜J)
命中判定→ ダイヤ6 +21+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→ クラブJ +21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→ ダイヤ8 +33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→ ダイヤ10 +18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ JOKER +2+指揮(6)+支援(5)=


955 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 02:30:16 ID:???
ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハートK +19+指揮(2)=
攻撃判定→ クラブ2 +30+指揮(2)=
回避判定→ クラブA +8+指揮(2)=
守備判定→ ダイヤ4 +19+指揮(2)=


956 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 02:40:57 ID:???
出たよ、ここぞの大盾…!

957 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 08:41:54 ID:???
さあ、彼女の上司から信頼を得るチャンスだぞw

958 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 17:32:02 ID:???
バーツよ、わきまえるべきは「公私混同」ではなく「公私の別」ではなかろうか

959 :森崎名無しさん:2011/03/06(日) 17:40:16 ID:???
たしかに汚名挽回みたいな感じになってるなw

カミュ! お前は俺の・・・

960 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/07(月) 23:17:19 ID:???
>>956
ジェネラルさんは相変わらずしぶとい〜!
>>957
ここでポイントを稼いでおきたいところですねw
>>958-959
これはまたまたお恥ずかしいところを…w
隣の大陸まで吹き飛ばされたあの人は今頃どうしているでしょうか?
============
先着『2名』様で

ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜J)
命中判定→ ダイヤ6+5(紅撃) +21+指揮(6)+支援(5)=43(必殺)
追撃判定→ クラブJ +21+指揮(6)+支援(5)=43
攻撃判定→ ダイヤ8+5(紅撃) +33+指揮(6)+支援(5)=57
回避判定→ ダイヤ10 +18+指揮(6)+支援(5)=39
守備判定→ JOKER +19+指揮(6)+支援(5)=45(カウンター)

ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハートK +19+指揮(2)=34
攻撃判定→ クラブ2 +30+指揮(2)=34
回避判定→ クラブA +8+指揮(2)=11
守備判定→ ダイヤ4 +19+指揮(2)=25(大盾)

ミネルバの攻撃!必殺の一撃!ジェネラルAは大盾で攻撃を防いだ!
ジェネラルAの攻撃!ミネルバは素早く身をかわした!

961 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/07(月) 23:18:24 ID:???
ミネルバの放った一撃は威力、速度共に申し分なく、
愚鈍な重騎士ではまず避けることが出来ないと誰もが思ったその時。

ガギィン!!

ミネルバ「!」

ジェネラルAが繰り出す闘気による何者も通すことのない絶対防御。
『大盾』の前ではたとえ完璧な攻撃といえども無力と化してしまうのである。

ミネルバ「ちいっ…!」

バーツ「なかなかやるじゃねぇか!だが、こいつならどうかな!?」

攻撃の反動で飛び退くミネルバと入れ替わりに、バーツが続けざまに攻撃を仕掛ける。

バーツ「見ていてくれよパオラ!おりゃあぁぁっ!!」

962 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/07(月) 23:24:01 ID:???
先着『2名』様で

バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→! card+34+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→! card+13+指揮(6)+支援(3)=

ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+19+指揮(2)=
攻撃判定→! card+30+指揮(2)=
回避判定→! card+8+指揮(2)=
守備判定→! card+19+指揮(2)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
バーツの攻撃判定がダイヤで『鳴動』で相手を麻痺状態に
ジェネラルの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
ジェネラルの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
ジェネラルの守備判定がハートで『鉄壁』で+4
その他の補足は>>17の【戦闘の計算式】を参照してください

963 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:24:20 ID:???
バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→! card+34+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→! card+13+指揮(6)+支援(3)=



964 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:25:34 ID:???
ミネルバは守備覚醒しないのかな

965 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:25:36 ID:???
バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ ハートQ +18+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→ スペードQ +18+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→ スペードQ +34+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→ ハート4 +18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→ クラブQ +13+指揮(6)+支援(3)=

966 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:25:48 ID:???
バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ クラブ2 +18+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→ クラブ10 +18+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→ クラブ10 +34+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→ スペード5 +18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→ ダイヤ7 +13+指揮(6)+支援(3)=


967 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:26:30 ID:???
ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート9 +19+指揮(2)=
攻撃判定→ スペードQ +30+指揮(2)=
回避判定→ スペード9 +8+指揮(2)=
守備判定→ スペード8 +19+指揮(2)=



968 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/07(月) 23:32:14 ID:???
>>964
失礼しました!やはり更新が滞るとミスが多くなりがちですね。気をつけねば…
============
バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ ハートQ +18+指揮(6)+支援(3)=39
追撃判定→ スペードQ +18+指揮(6)+支援(3)=39
攻撃判定→ スペードQ +34+指揮(6)+支援(3)=55
回避判定→ ハート4 +18+指揮(6)+支援(3)=31
守備判定→ クラブQ +13+指揮(6)+支援(3)=34

ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート9 +19+指揮(2)=30
攻撃判定→ スペードQ +30+指揮(2)=44
回避判定→ スペード9 +8+指揮(2)=19
守備判定→ スペード8 +19+指揮(2)=29

バーツの攻撃!ジェネラルAに26のダメージを与えた!
ジェネラルAの反撃!バーツは素早く身をかわした!
バーツの追撃!ジェネラルAに26のダメージを与えた!
ジェネラルAは倒れた。
============
ミネルバ守備覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→守備+1
ハート→守備の成長率が△→○に
スペード→スキル『カウンター』が『+カウンター』(1/4で受けたダメージを相手にも与える)に
クラブ→スキル『捌き』1/4で守備判定の数値を回避数値に加算
JOKER→上記すべて

969 :森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:32:56 ID:???
ミネルバ守備覚醒→ クラブ4


970 :森崎名無しさん:2011/03/08(火) 00:11:30 ID:???
ミネルバ守備覚醒→ ハート4

971 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:11:48 ID:???
ミネルバ守備覚醒→ クラブ4
クラブ→スキル『捌き』1/4で守備判定の数値を回避数値に加算
※ミネルバがスキル『捌き』を習得しました!
============
バーツが見事ミネルバのミスをカバーしたといったところで
このスレの本編更新は一旦ここまで。

次からは、次スレのタイトル募集と共に天国編の後始末をしておきたいと思います。
やはりこのままサッカーを続けていくのはだれてしまうだろうと判断し、
天国カップは事実上凍結ということにさせていただきます。
しかし、彼らには第2部で大きな役割を用意させていますので再登場にどうかご期待ください。

【】ファイアーモリブレム27【】

972 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:12:53 ID:???
天国カップ第一試合。ヴェルダン王国VSマンスター連合。前半21分に、その大事件は起こった。

サイドを稲妻のようにドリブルで切り裂き、ゴール前に駆け込む味方FWのサジに的確な
センタリングを上げたオグマが、突然光の粒子に包まれたかと思うと忽然と姿を消してしまったのである。
それと同時にゴール前を守っていたウェンデルも、同じくDFのサンディマの目の前で消えてしまった。
この窮地の事態にすぐさま試合は中断され、試合は後日行われることに相成ったのだが…


ラディ「シーザさん!」

シーザ「ラディ、無事だったか!」

ラディ「えへへ、またこうして再会することができてうれしいっすよ。
    ところで…いったいぜんたいどういうことなんですか?
    急に俺たちアカネイア同盟軍のメンバーを集めたりなんかして」

アストリア「その話はこれからなされる。ハーディン殿、準備は整った。始めてくれ」

この大会のために特設された選手たちのための宿舎の一室に、元アカネイア同盟軍…
つまり、戦闘中に命を落とした、所謂『ロスト』してしまったメンバーが集まっていた。

ハーディン「今回集まってもらったのはほかでもない。皆も分かっているとは思うが、
      試合中に失踪したオグマ殿とウェンデル殿についてのことだ」

ハーディンの言葉を聞いたメンバーたちに緊張が走る。
なにせ試合中、しかも煙のように跡形もなく消えてしまった怪現象。
しかも、この試合はただの試合ではなかった。ハーディン達ロストしたメンバーの
復活の権利をかけた大事な試合。その試合で消えてしまったということは…

973 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:13:55 ID:???
ハーディン「大体の理由は各々察知しているだろう。オグマ殿とウェンデル殿は…
      おそらく、何らかの理由で現世にいるマルス殿たちの力で蘇らせられたのだろう」

ウルフ「ハーディン様…やはり本当なのですか!?」

ハーディン「ほぼ間違いないだろう。私が所属するグランベル同盟のコーチである
      クロード神父に相談してみたところ、あの光の粒子は我々人間の活動体…
      『エーギル』が放つ独特のものであり、同じく蘇生の杖を使ったことがある経験から
      あの二人は現世で待つ仲間たちから必要とされ、無事に戦線復帰したとのことらしい」

ザガロ「馬鹿な!だったらどうしてハーディン様が選ばれないんだ!
    まずなによりも優先されるべきお人だというのに…!おのれ!アリティアの小国の王子の分際で!」

ロシェ「(ビラクは…言及してくれなかったのだろうか…)」

ロジャー「(森崎…俺たちトモダチじゃなかったのかよ…)」

まさか自分たちの君主が、いくら一騎当千の力を持っているとはいえ一傭兵よりも
アカネイア同盟軍に必要とされていないという現実に激昂する者たちが絶えない。

サジ「なんだよ!オグマ隊長が復活するのは当然のことだぜ。
   あの方がいればドルーアのメディウスなんざあっというまになますぎりよ!」

ゴードン「たしかにそうですね。いまさら僕達のような生半可な兵士が復活したところで…
     とてもマルス様たちのお役に立てるとは思えませんし」

ダロス「だ、だよな…まともに修行をこなせなかったオイラに復活の資格なんてあるわきゃねぇんだよな…」

974 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:15:05 ID:???
自虐的な笑みを浮かべながら、なんとか納得しようとする者たちもいたが、
やはり誰もが心の底では思ってしまうのだ。自分たちは必要とはされていない。見捨てられてしまったのだと。
このままではいつまでたっても話がまとまらない。ハーディンは強く机を殴打して自分の方に注意を向けるようにする。

ハーディン「落ち着け!ここで取り乱していても何ら状況はかわらぬことは分かるだろう。
      とにかく、今はおとなしくこの蛇の道の者たちに従う他あるまい。
      彼らの話では、我々もいずれは復活させてくれるという約束となっている。
      だから今回のようなサッカーの大会が行われたのだろう。違うか?」

ウルフ「…ですがハーディン様。それはいったいいつのことになるのですか?
    そもそもここの世界の者たちが、それほどまでに信用できるのですか?」

ザガロ「結局あいつらは死んじまった俺達の魂を弄んで娯楽にしているだけだろ?
    いつかは復活させてやるから今は俺達と一緒にサッカーに興じろだって?ふざけんなっての!」

アストリア「ウルフ、ザガロ。焦る気持ちはわかる。俺だって今すぐにでも蘇りたい。
      まだ俺にはやり残したことが山ほどある。残してきてしまったものも…山ほど。
      だから、今はとにかく落ち着こう。……耐えることも騎士の勤めではないか?」

シーザ「そうだな。状況をしっかり把握できない今、下手に動きまわることは得策ではない」

ラディ「でもなあ…ねぇハーディンさん。そのクロード神父とかいう人に頼むことはできないの?
    俺達もいますぐにオグマさんたちのように生返してくださいってさ」

ハーディン「むう……」

ハーディンは迷っていた。生き返りたいという気持ちは皆同じ。
いくら復活が約束されているとはいえ、それがいつになるかは確定されてはいない。
だがこれだけは間違いない。彼らには自分たちを蘇らせる力があるということ。
これまでビラク、そしてリカードの2名が彼らによって生き返っている。

975 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:16:32 ID:???
こうした先駆者たちがいる以上、そのあとに続きたいものが出始めるのは仕方ないことであり
このまま彼らを抑えつける力は今の自分には無いだろうとハーディンは思っていた。

その時。ゆらりと彼の背後で影が踊った。

ハーディン「何者だ!」

ハーディンは素早く背後を振り返り叫ぶ。
その影はひどくどす暗く、観るものを不快にさせる陰険さが込み上がっている。
しかしそれと同時に思わず見続けてしまうような恐ろしい魅惑さも混ざり合っていた。

????「ふぇふぇふぇ…荒ぶるな。わしはお主達の味方じゃ…
     わしについてくるがいい。さすれば…すぐにお前たちを元の現世へと送り届けてやろうて…」

アストリア「おのれ、正体を見せろ!怪しい奴め!」

アストリアは不気味にうごめく影の塊に銀の剣を振り下ろす。
しかしその塊から金色に輝く人間の片腕がニョロリとはい出てくる。
そしてその腕はアストリアの鋭い斬撃をいとも簡単に受け止めるのであった。

ギャキィンッ!!

アストリア「な……ば、馬鹿な…!この俺の剣が受け止められただとォ!?それも素手で…!」

?????「やめとけよ。今のあんたらじゃ俺の足元にも及ばねぇよ。
      悪いことは言わねぇ。おとなしくこの爺の言う事に従っておきな」

その影からは2人の人間の声が聞こえてきた。1人は明らかな老人のしゃがれ声。
そしてもう1人はどこか刺のある口調だが、まだまだ幼い少年のような声である。

976 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:18:33 ID:???
ゴードン「(あれ…?この声、どこかで聞き覚えがあるような…?)」

????「さあ……どうする?このままいつ蘇るかも分からぬ空間にいつまでも缶詰状態にされるか。
     それともわしたちについてきて、少しでも早く現世へと舞い戻るか…?」

?????「安心しな。少なくともここの連中よりかは早くアンタたちを蘇らせる力がこいつにはある。
      ……何を隠そう、この俺様もこの爺に助けてもらった身なんだよな」

ウルフ「な、なんだと!それは本当か!(しかし…さっきからこの少年の声を聞いていると胃がムカムカとしてくるな…)」

ザガロ「ハーディン様!これはチャンスですよ。いつまでもここでぐだぐだとサッカーをしているよりは…」

ロジャー「で、でもなんだか怪しいよ。そんなうまい話があるのかなぁ…?」

シーザ「確かににわかには信じられん話だが…」

????「恐れることはないぞ。さあ、今すぐこのゲートを潜りなさい。
     まぁ…こんな虚仮威しにさえ怯える軟弱なものたちでは
     たとえ生き返ったとしても足手まといにしか並んとは思うがなぁ…ふぇふぇふぇ」

ラディ「よし!決めた!俺は行くぜシーザさん!」

シーザ「な…ほ、本気かラディ!?」

ラディ「俺、あんまり頭よくないし、難しいことは分からないけど……
    立ち止まって後悔するより、やってみて後悔したほうがいいかなって思ってさ」

思い切りの良い性格のラディらしい持論に、シーザは思わず苦笑する。
しかし長年の相棒のこの発言に、慎重派の彼の目も覚悟を決めたものになる。

977 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:19:49 ID:???
シーザ「…分かった、俺も行こう」

ラディ「へへっ、シーザさんならそう言ってくれると思ったぜ!」

?????「はは、物分りのいい奴だぜ。さすがはワーレンの傭兵だ」

シーザ「…待て。貴様、なぜ俺達がワーレンの傭兵であることを知っている」

シーザは影の中から聞こえる少年の声に疑問を投げかける。
だが、そこから帰ってくるのは愉快そうな笑い声だけだった。

?????「知りたいか?だったらはやくこっちに飛び込んでこいよ。教えてやるさ、なにもかもな……」

シーザ「……行くぞ、ラディ」

ラディ「あ、待ってくれよシーザさん!」

バッ!!シュイイィィーーーーン!!

シーザとラディは同時に影へと飛び込む。すると彼らの体はあのとき消滅したオグマたちのように
光の粒子に包まれて消滅した。ただひとつ違うのは…その輝きが影のようにどす黒いものであることだけだ。

ゴードン「…僕も行きます。行って確かめたい。どうして死んだはずの僕達が
     こうして魂だけの存在になりながらも生かせてもらっている理由を。
     (なにより……僕の記憶が間違いでなければあの声は……!)」

バッ!!シュイイィィーーーーン!!

続けてゴードンも影へと飛び込む。彼もシーザやラディと同じように黒い粒子になって消えていった。

978 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:21:05 ID:???
アストリア「……ハーディン殿」

ハーディン「…まったく、困ったものだな。だが、こうなってしまったからにはもはや仕方が無いことだ。
      こうなることが我々の運命であったのかもしれん。だが……
      その運命の先を作っていくのは間違いなく我々だ。ウルフ、ロシェ、ザガロ、ロジャー!」

ウルフ「はっ!」

ロシェ「はい!」

ザガロ「いつでも!」

ロジャー「ハーディン様といっしょなら怖くないです!」

ハーディン「これより狼騎士団はこの謎の影へと突入し、現世への帰還を目指す!
      先に向こうで待っているであろうビラクの元へと必ずたどり着くぞ!」

バッ!!シュイイィィーーーーン!!

アストリア「…さて、俺も取り残されんうちに行くとするか」

ダロス「ま、待ってくれよアストリアの旦那〜!」

アストリア「(待っていてくれミディア。俺は……必ず君のもとへとたどり着く。
      たとえそれがどんな苦難の道になろうとも…必ず君に会いに行く!)」

アストリアは次々と消えて行く仲間たちを見て腰を抜かしてしまったダロスを無視して影の中へと消えて行く。
たとえ悪魔に魂を売ってでも生き返って見せる。彼の敬愛する主君。そしてなによりも固い絆で結ばれている1人の女聖騎士のために。

ダロス「く……」

979 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:22:38 ID:???
ロストメンバーの中でただ一人残ったダロスは足をがくがく震わせて闇を放つ影の穴を見て怯える。

????「ふぇふぇふぇ…どうした。お主はこっちには来ないのか?」

ダロス「お、オイラは……」

?????「別にいいんだぜ。強制ってわけじゃねぇんだからさ。
      自分のしたいようにすればいい。選択肢なんてものは無いんだ。
      選ぶのはお前自身さ。誰かにレールを敷かれているわけじゃないんだからよ」

なにか悟ったふうな少年の声を聞き、ダロスは震える唇を静かに開いた。

ダロス「……オイラは……なにをしてもうまくいかねぇ半端者だったんだ。
    自分にはなんの才能もねぇ。周りの連中に醜く嫉妬もしたもんだ。
    だからやけになってガルダの海賊になったりもしたが……
    悪にもなりきれねぇんだ。結局オイラは寝返って同盟軍に仲間入りしたんだ……
    そんな俺がいまさら生き返ったって……なんの役にもたたねぇし……」

ダロスの弱々しいものいいに、突然影の中から1人の金髪の少年が飛び出してくる。
その金髪の少年は体こそダロスよりは小さいものの、彼の何倍もの威圧感を備えていた。

?????「……へぇ、そうかい。ま、勝手に自分に失望して諦めるのなら俺は止めはしないがな。
      だが…これだけは言っておくぜ。結局自分を変えるのは自分自身でしかねぇんだよ。
      力がねぇなら力をつけろ!自信がねぇなら自信を作れ!たとえハッタリでもいい。
      無いものねだりをしたってそれは時間の無駄でしかねぇんだよ!」

ダロス「ぁ……ぁ……」

980 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:24:13 ID:???
?????「ちっ…テメェみてぇな情けねぇ奴を見てるとむかむかしてきやがるぜ。
      まるであの仲間の手を借りなきゃ何も出来ねぇアイツのようだ。
      ……いいから来い!テメェはこの俺直々にみっちりと鍛えなおしてやる」

グイッ!

乱暴に襟首をつかみ、影の穴へと強引に引きずっていく少年に対し、ダロスはじたばたとささやかな抵抗をする。

ダロス「う、うわぁ!?ちょ、ちょっと!離してよ君!」

?????「君じゃねぇ。俺の名は……ラムカーネ様だ。よーく覚えておきな!」

ぽいっ!

ラムカーネと名乗る少年が、ダロスを穴の中へと放り込む。
その際に反転したダロスは、今まで背中しか見えていなかった少年の姿を垣間見る。

ダロス「ラム…カーネ?でも、その姿は――!?」

ダロスは見た。その金髪の少年の自信に溢れる不敵な笑みを漏らす顔を。
瞳の色、そしてその生気あふれる鮮やかすぎる金髪の色は明らかに違うものの――
2年前。タリス島にてまだ未知の競技であったサッカーを共に興じたあの少年と同じ顔をしていた。

ラムカーネ「せいぜい俺の役に立ちな。どうせ一度消えた存在だ。
      こうしてまた出番を与えてもらえるだけでもありがたく思うことだな。
      ククク……クハハッ……ハーーーーッハッハッハッハァッ!!!」

ダロス「(そんな……どうして……アイツと同じ顔をしているんだ……?)」

981 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:31:53 ID:???
闇に溶けていく意識の中で、ダロスは考えた。
これから自分たちはどうなってしまうんだろう。もしもあのとき、
界王星で修行をあと1回でもうまく成功させることだできていたら。
今の自分は決してこんな不安にかられることもなかっただろうに。
そんな後悔と不安の念を抱きながら、徐々に重たくなってくる瞼に逆らえず
ダロスは自分たちをグルグルと巻き込んでいく暖かな闇の中で静かに瞳をとじるのだった。




一方その頃。森崎が死闘を繰り広げている最中、彼と全日本ユースのキャプテンを争うであろう戦士たち。
そしてそんな彼らと共に母国の誇りを抱いて世界一の栄光を獲得せんと修行に励む男達がいた…

陽子「はぁ〜い!第1部もいよいよクライマックスね!
   森崎君にとってはあと1つ大事な戦いの場所が用意されているんだけどね…
   今回は最後の夜のあとに入れる予定だった陽子レポートの報告を
   埋めネタ代わりに挿入していきたいと思うわ。
   様子を見たい各国のライバルたちを選んでちょうだいね!」

☆どこの様子を聞きますか?

Aメキシコ(日向・若島津)
Bドイツ(若林)
Cイングランド(松山)
Dオランダ(三杉)
Eフランス(岬)
Fブラジル(新田・石崎)
G日本(中山)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

982 :森崎名無しさん:2011/03/08(火) 01:35:09 ID:iwqwj2r+


983 :森崎名無しさん:2011/03/08(火) 01:52:28 ID:pSD/3Ib2
G

984 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 02:20:00 ID:???
>G日本(中山)


BJから告げられた残酷な診断。もう自分はあの頃の栄光を取り戻せる肉体は持ち合わせていないのだ。
その現実から逃げるように、いや、たとえどこへ逃げようともこの現実からは逃れられない。
これまで自分が歩んできた道がまるで夢であるかのように。
翼や日向などサッカーの才能に愛された者たちと同じラインに立つことが出来たという夢は、もう終わるのだ。
これからは自分には現実が待っている。たとえ地味だとしても、端役となろうとも。
着実に、一歩ずつプロサッカー選手としての階段を昇る果てしないような階段を登っていくことになる現実が待っている。

中山「(俺は……俺は……どうしたらいいんだ)」

BJは言う。自分は専門外だが、この医者ならば肉体改造の知識に秀でているだろう。
リスクは大きいが…君が望むのならば、夢の続きを見たいのならば彼を尋ねなさいと。
しかし、それと同時に自分は君の専門医ではなくなる。私は治す事はできても造ることは出来ない。
君のこれまでの努力を買って、治療費はまけてやる。そのかわり、もう二度と私は君の前には現れない、と。

中山「(BJ先生……俺は……)」

来生「おーい中山!ボールそっちいったぞ!」

ビュンッ!

中山「!? お、おう!」

バムゥッ!

来生からの鋭いパスが、なんとか反応を返した中山の足の内側へと当たる。
危うくトラップミスになると思われたが、なんとか足を踏ん張ってキープし、折り返しのパスを送った。

985 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 02:22:54 ID:???
井沢「もっとリターンを早くしてくれキャプテン!俺達もいつまでも甘やかしたくはないんだから」

滝「まぁまぁ。こうしてグラウンドに帰ってきてくれただけでもよしとしようぜ。
  ……中山。まだ体調がわるいのなら無理はしないで木陰で休んでこいよ」

中山「……大丈夫だ。冬の選手権までもう時間がない。高校三連覇が掛かっているんだ。俺だけ休むわけにはいかないさ」

高杉「(気持ちは嬉しいんだけどな……残念だが、今のお前じゃ足を引っ張っているにすぎないんだ、中山……)」

高杉はその米粒のような小さな瞳で中山を寂しそうに眺めていた。
同じDFとして、自分より格上の存在であった『ライバル』の一人のあまりの醜態が悔しかった。

中山「(何が…何がキャプテンだ!しっかりしろ!俺は……俺はもっと動けるはずなんだ!)」

だが既に自分の能力は修哲トリオと比べ大きく劣るものとなっていた。
いや、本来の実力の差に戻ったのだ。これまでの自分の実力がおかしかったのだ。

ピッ!!

早苗「はい、一旦ここまで!10分の休憩の後試合形式の練習に移るわよ!」

一旦の休憩を知らせる笛が鳴らされる。中山はマネージャーたちからタオルを受け取ると顔を拭きながら木陰へと向かう。

山森「…キャプテン、大丈夫ですか?さっきからなんだか動きの調子が…」

中山に話しかけてきたのは同じく高校から伸び悩み続けている山森である。
岬、石崎、新田が海外へと研修に出たことで、彼も一応はスタメンを保ってはいた。
しかし今の彼からは中学校の頃のような何かやってくれるだろうという期待感が感じられない。
だが彼のこうした誠実な後輩らしい気遣いの良さだけはあの頃のままだった。

986 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 02:24:25 ID:???
中山「……」

BJからの宣告。これからの自分の選択。自分だけ取り残されているのではという焦燥感。
そしてこのやり場のない苛立ちや怒りの感情。同じく伸び悩んでいるであろう
可愛い後輩にさえ、気がゆるめばこの邪悪な感情をぶつけてしまいかねない劣等感。
そんな様々な感情の渦に包まれ、中山は……


本来の位置→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→山森に自分の悩みを打ち明けた
スペード→山森に体調が悪いから少し練習を抜けると伝える
クラブ→山森に思わず八つ当たりをしてしまう
JOKER→なんだか不気味な視線を感じる…あのネットの裏からだろうか?

987 :森崎名無しさん:2011/03/08(火) 02:25:40 ID:???
本来の位置→ クラブ7
おねいさんがシリアスなシナリオを叩き壊すと聞いて(略)

988 :森崎名無しさん:2011/03/08(火) 02:45:56 ID:???
【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
【大陸】ファイアーモリブレム27【解放!】
【闇は倒れ】ファイアーモリブレム27【また蠢く】

中山さんもまた超…ラムカーネ軍に誘われてしまうのだろうか…


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0ch BBS 2007-01-24