キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】

1 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/21(月) 11:11:16 ID:???
【説明】
このスレは東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
森崎くんを主人公にROMしている人が選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
筆者が登場人物のキャラを把握しきれていない可能性がありますので、
森崎やその他キャラのキャラブレイクがお嫌いな方は視聴は自己責任でお願いします。
あと他の人の選択肢に文句を言わないようにお願いしますね。
レス一つで、中の人は10年戦えます。


【あらすじ】
いきなり幻想郷に召喚された「サッカーで幻想郷を救ってくれ」とメリーに頼まれる。
これを承諾した森崎は元の世界の友人である中山・中里と共に幻想郷の危機を救うべく奮闘する。
森崎の知り合い、東風谷早苗が博麗霊夢に宣戦布告。これによって幻想郷は大きく動き出す。
謎の快傑(笑)の乱入などのハプニングもあったものの、なんとか魔界チームを撃破したフォーレスツ。
しかし、次の対戦チームのメンバー表の中に、ライバル・レミリアの妹であるフランドールの名前があり……


16 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2011/03/21(月) 11:40:37 ID:???
新スレ乙です。
魔界チームへの勝利おめでとうございます。
レティがチーム離脱を考えてるなど、目が離せない展開ですね。
選手の補強を行えるのか、現メンバーで行くかはまだ分かりませんが
今後も森崎達を応援しています。

17 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 11:44:20 ID:HsyXM9b+
B
阿求の店に行ってみるか。

18 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 11:45:11 ID:AlIHjkzc

試合終わった後だし。

19 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 12:16:27 ID:???
フォーレスツの人物紹介ごっそり抜けてるwww

20 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 12:24:20 ID:???
取り敢えず中山さん、リグル、蓮子、メリー辺りかな?
妹様と積極的に絡んで初BADENDか、それとも勧誘以外幸運のジンクスで気に入られるか試したいなwww

21 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 12:36:57 ID:???
BADEnd?
松山「大丈夫だ問題ない」

22 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 13:02:24 ID:???
遅ればせながら新スレ乙です!
スレタイ初めて採用されて興奮気味なのぜwww

23 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/03/21(月) 13:47:22 ID:???
新スレ乙です。
このスレの森崎が初BADENDもとい、フランドールと対決間近と聞いて飛んできました!

松山「お前なら大丈夫止められるさ森崎!
    ハッハッハ実はあの妹様は悪魔の妹様だったのさー!
    BADENDを迎えたお前は妹トラウマの業火に焼かれるんだ!お前は一生姉萌えだぁーー!!」

不安だった反動かテンションおかしくなってる私も今後も森崎達を応援しています。

24 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 18:05:33 ID:???
パンwwwドラwww

25 :森崎名無しさん:2011/03/21(月) 19:26:35 ID:???
新スレおめでとうございます
スキル名に続いて、投票には参加出来なかったけど本人の名前まで採用されるなんて…
ますます幻想入りスレを贔屓にしちゃいますぜ!

26 :キャプテン岩見:2011/03/21(月) 20:16:49 ID:???
新スレ乙です。
一難去ってまた一難。今度は妹様が相手ですか。
森崎が生きていられるか心配ですが楽しみにさせていただきます

27 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 21:57:00 ID:MTSwkYms
マエリベリー=ハーン
所属:博麗連合→がんばりフォーレスツ
配置:無し。
特徴:一家のお母さん的なポジション。
性格:常識人。性格にアクがなさ過ぎて、しばしば消えていることがある。
概要:近未来の日本に住んでいる学生。オカルトサークルである「秘封倶楽部」のメンバー。
   東方サッカーでのポジションは主人公兼監督役。能力は「結界が見える程度の能力」。
   この能力のせいで実はとあるキャラクターと同一人物説が流れていたり。
   魔界戦ではイマイチ空気だった。サイドアタック仕掛けてくる敵も居ませんしね……。

宇佐美蓮子
所属:がんばりフォーレスツ
配置:無し。
特徴:一家のお父さん的なポジション。
性格:結構大らかな性格。そして自由に生きている。
概要:メリーの親友。
   森崎の覗きを許してくれたり、一緒に外出したり、森崎についてはわりと好印象を持っている様子。
   キャラブレイクが止まらない。原作では知性派だったような気がする。
   チームメンバーの不足を埋めるため、選手として出場することに。
   なんか色々あって欝蓮子にクラスチェンジした……が、最近やや復調気味。

中山 政男
所属:南葛SC→大友中→がんばりフォーレスツ
配置:MFもしくはDF
特徴:攻守共に基礎に忠実な高レベルの技術。
性格:チャレンジ精神豊富な勇敢な好青年。
概要:森崎の友人。小学生編で大活躍した、皆大好きなあの男。
   魔界チーム戦では攻守で活躍。名実ともにフォーレスツの要となる。



28 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 22:03:22 ID:MTSwkYms
レティ=ホワイトロック
所属:冬の妖怪団→博麗連合→がんばりフォーレスツ
配置:DF
特徴:安定したディフェンス力、前線へのフィード
性格:妖怪なのにかなり穏やかな性格。いつも皆を遠くから見守っている人。
概要:雪女。比較的低級の妖怪だがそのポテンシャルは高く、どんなチームに入っても守備の要になれる程度の能力は持っている。
   八雲妖精連合のDFとして初登場、幾度もシュートをブロックして森崎たちを苦しめた。
   フォーレスツ加入後は派手な活躍は無いものの、確実に守備に貢献している。
   チーム離脱が確定。果たして彼女の後任はどうなるのか。

風見 幽香(かざみ ゆうか)
所属:今昔幻想郷→がんばりフォーレスツ
配置:MF
特徴:本人の嗜好を表すようなラフプレイ
性格:「大量殺戮も遊びの内」などと嘯くほどの危険人物だが、味方のうちはある程度安心。
概要:花を操る程度の能力を持つ妖怪で、自称・幻想郷最強。
   周囲からは凶悪な妖怪と認識されており、人間・妖怪問わず恐れられている。
   能力は戦闘向きではないが、純粋な妖力・魔力で他者を圧倒する。
   魔界チーム戦でとんでもない無双を繰り広げてくれた。アリスと真逆のカードの悪魔

リグル=ナイトバグ
所属:蟲姫様→紅魔ルナダイアルズ→博麗連合→紅魔ルナダイアルズ
配置:FW
特徴:妖怪のパワーを生かしたキック力
性格:結構単純。外見に反して内面は女の子。
概要:蛍の妖怪。
   能力は「蟲を操る程度の能力」。
   コンスタントに得点を生み出すが、スタミナ不足も露呈した。


29 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 22:09:50 ID:???
沢山の乙ありがとうございます。
>>16
応援ありがとうございます。フォーレスツがどうなるのかは、私にも全くわかりません。
>>19
ミスってました……。なんかテンプレ貼るのが早く終わったと思ったら!
>>20
森崎の、特に練習運は異常。
>>21.23
不幸は全部松山が吸いとってくれている、大丈夫だ!
姉萌えというか、「あなた、お姉さまはいて?」みたいな展開は大好きです。
>>22.25
そのネーミングセンスを少し私に分けていただきたい、切実に。
>>26
フィールド上なら大丈夫! フィールド上なら!

30 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:04:09 ID:MTSwkYms
B とりあえず明日は半日練習

森崎「今日は皆疲れただろうからな。
   とりあえず明日の練習は午後からにしよう。午前中は自由行動だ。家で休むなり好きにしてくれて構わん」

ミスティア「判った。私は朝弱いし、ありがたいわ」

蓮子「うーん、私も今日は気持よく眠れそう」

メリー「疲れてる人はゆっくり休むのよ。……それじゃ森崎、私はご飯の準備してきて良いかしら?」

森崎「そうだな、ここらで会議は終わりにしておくか。皆、お疲れ様」

八重「お疲れ様です。……あ、メリー様! 私もお手伝いしますよ」

幽香「部屋に居るわ。夕食の時間になったら呼んで頂戴」

リグル「(誰が呼びにいくんだろ……私だったらやだなあ)」

ガタガタと、椅子から立ち上がって散らばっていく皆。
やはりまだ疲れが残っているのだろう、自分の部屋に引き上げていく者が多い。

森崎は一人椅子に座ったまま、今日の昼の出来事について考えていた。

森崎「(助力を乞え、か。結局皆に話しはしなかったが、どうしたもんかな……)」


31 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:05:59 ID:MTSwkYms
………
……


〜夜フェイズ〜
〜メリーの家・森崎の部屋〜

夕食後。
森崎はいつものように自分の部屋に戻り、今後のことについて考えていた。

森崎「(レティの後任を決めないとならんし、メルランをどうにか使い物にする必要もある。
   次の試合も咲夜を使うなら、アイツと一緒に練習するのもアリか。
   しかし、そろそろ自分の練習にも時間を使わないと、今後も活躍を幽香に持って行かれかねん……)」

うーむ、と唸る森崎。
時間が少ないのに対し、課題は常に山積みだった。全部を並行して、などと悠長なことはやっていられない。

森崎「(日が落ちてからの時間も貴重に使わないとな。さて……)」

A 誰かの部屋に行く(現在メリーの家に居る人物名を併記してください)
B 練習する(昼より成功率が低いです)
C 夜だけど出歩く(場所、もしくは目的を併記してください) *自由選択扱い

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

32 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:08:51 ID:PgD/ND8Y
A 八重

33 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:09:19 ID:SO3WSpK6
Aメルラン

34 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:10:12 ID:YMhW3cdM
Aメルラン

35 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:10:59 ID:9ZtJQmj+
Aメルラン
そういえば前回の練習試合と今回の試合ってファイトマネー的な物貰えたっけ?

36 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:14:41 ID:???
>>35
お金がもらえるのは一応公式戦だけです。
今回の分は日が終わるときに加算しておこうと思ったのですが、別にタイミングはいつでもいいので……

*今回のファイトマネーとして5000円が加算されました。
*森崎の所持金・12000円→17000円

37 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:44:16 ID:MTSwkYms
A メルラン

コン、コン……

森崎「メルラン、少しいいか?」

メルラン「森崎? いいよ、入ってー」

メルランの返事を確認し、森崎はドアノブに手をかけた。
施錠は元からされていない。ノブはそのまま、音を立てずにくるりと回った。

森崎「邪魔するぞ……ってなんだこりゃ」

部屋に入った森崎が最初に目にしたのは、ぐちゃり……と足の踏み場もない程に散乱したスコアの山。
部屋の主のメルランはというと、その腐海の奥にあるベッドの上にちょこんと座っていた。

メルラン「楽譜なんだけど……いやぁ、姉さん達が居ないとどうしても散らかっちゃって」

あはは、と笑いながら持っていたトランペットを黒いケースにしまうメルラン。
彼女の周りに掃除用品が散らかっているところを見ると、恐らく楽器のメンテナンス中だったのだろう。

森崎「蓮子の部屋と同レベルの散らかりっぷりだなこれは……適当に座らせてもらうぞ」

メルラン「へ? 森崎もこっちに来て座ればいいんじゃない? 別にそっちでもいいけど」

一瞬考えた森崎だが……いかに年少とはいえ、女の子と一緒のベッドに腰掛けるのは宜しくない。
やんわりと彼女の誘いを断り、無難に散らばる楽譜をどかして座るスペースを確保することにした。

森崎「……っと、こんなもんか」

メルラン「あ、どかした楽譜は横に積んどいて。……そういえば、森崎がここ来るのって珍しいね。何かあった?」


38 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:45:34 ID:MTSwkYms
森崎「……ん?」

床に腰掛けた森崎を興味深そうに眺めるメルラン。
メルランと一緒に行動する機会は割と多かったはずだが……そういえば部屋に来たことは無かったか、と森崎は改めて思った。

森崎「(……さて)」

A 「明日の午前中、俺と一緒に来てくれないか?」 メルランを明日の行動に誘う
B 「練習に誘いに来たんだ。今から行かないか?」 メルランを夜練に誘う(これのみ2行動使います)
C 「いや、今日殆ど出せなかったことを謝ろうと思ってな」 今日の試合について話す。
D 「突然だが、お前の知り合いにサッカー選手とか居ないか?」 選手の情報を聞いてみる。
E 「特に用事はないんだが、なんとなくお前と話したくなってな」 メルランと雑談します。
F その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

39 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:46:36 ID:???
失礼、追記。
*あと2回話せます。

40 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:48:24 ID:SZ4qNZJE


41 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:51:11 ID:YMhW3cdM
B

42 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:53:15 ID:5F9oRuzw
C

43 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/22(火) 23:56:32 ID:???
メルランを練習に誘ったところで今日はここまで。
また明日お会いしましょう。

ちなみに、八重のステータスボーナスは1日終了時に発生します。

44 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:57:38 ID:???
魔王自重しろ乙でした
元ネタ違ってたらどうしよう

45 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 07:26:09 ID:???
>>44
えっ? いや、その……あれ? え?
私の思ったとおりの意味だとしたら……えっと、本人ではないとだけ。

46 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 13:38:40 ID:L6US0P5Y
B 「練習に誘いに来たんだ。今から行かないか?」 メルランを夜練に誘う(これのみ2行動使います)

森崎の提案に、メルランは待ってましたとばかりに頷いた。
やはり、今日の試合に出れなかったことで彼女の中で危機感が高まっていたのだろう。

森崎はメルランの準備が整うのを待ってから人里のグラウンドに連れ出し、
練習を見ることになった、のだが……

森崎「(これは……予想以上に酷いな)」

ナイター用のライトだけが点いた薄暗いグラウンドの中で、
メルランのプレイをひと通りチェックした森崎は内心で呟いた。

ドリブルは何の工夫もなくただ進むだけ。肝心のシュートでさえ、森崎なら余裕を持って片手で捕れるレベルであった。

尤も、彼女たちプリズムリバーはコンビプレイこそが本領。単体での能力が低いのは仕方なくもあるのだが……。

メルラン「……ねぇ、どうだった?」

森崎「駄目だな。全然駄目だ」

おずおずと問いかけるメルランを、森崎はばっさり切り捨てた。

メルラン「え……えっ?」

森崎「今のままじゃドリブルは論外だし、シュートもそこそこのGK相手ならまず通用せんだろう。
   少なくとも、今回のレベルの大会じゃあな」

メルラン「う……」

森崎の厳しい意見を受け、メルランは目に見えて元気を無くしていく。
彼女にも薄々と自覚はあったのだ。同レベルであったはずのリグルやミスティアから、いつの間にか置いて行かれている、と。


47 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 13:40:32 ID:L6US0P5Y
森崎「だが……現時点で能力が低いってことはそれだけ伸び代があるって事でもある。
   勿論、お前にそれなりの才能とやる気があればの話だが」

メルラン「……や、やる気はあるもん! ただ、姉さんたちが居ないと勝手が違うだけで……」

森崎のフォローに、メルランはそれまで俯いていた顔を僅かに上げた。

森崎「……確かに、確立されていたプレイスタイルをいきなり変えろってのは無茶な話だ。
   だが、今ここに二人が居ない以上は一人でプレイする力をつける必要がある。判るな?
   その為にも、まずは……」

        ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ 高/低
メルラン   41  39 42  39  38 38 39 1/1 ガッツ680

A シュートを鍛える。
B ドリブルを鍛える。
C パスを鍛える。
D オフェンス能力全般を鍛える。
E ディフェンス能力全般を鍛える。
F スタミナを鍛える。
G 必殺技を開発する。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

48 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 13:44:11 ID:frTNaHjM
D

49 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 14:15:40 ID:T3wvkFYs
伸び率低いって言ってるし、集中したい


50 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 14:22:46 ID:Hw3woAuE
A

51 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 15:09:32 ID:L6US0P5Y
A シュートを鍛える。

森崎「シュートを鍛える必要があるな。FWに求められるものは、何よりもまず得点能力だ
   (まあ、こいつの場合は突破力を上げたところで全部自分で撃ってしまいかねんからな……)」

森崎が足元に転がっていたボールを持ち上げ、メルランに渡す。

森崎「とりあえず、もう一度撃ってこい。あの必殺技自体はそう悪くないからな。
   基礎的な技術さえ向上すれば、案外あっさりとミスティア達を抜けるかもしれんぞ?」

メルラン「えっ……ほんとに?」

森崎「かもしれん、としか言えないがな。さあ、始めるぞ」

両手のグローブがきちんとフィットしているのを確認し、構えを取る森崎。

メルラン「うん……それじゃ、行くよ!」


52 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 15:11:43 ID:L6US0P5Y
-------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
練習の鬼、森崎→ ! card
メルランは褒められて伸びる子→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。

二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5されます。
二つのカードの合計値が

35→メルラン、神になる。 全能力+5、シュート+5 & 必殺シュート習得 & ????習得
31〜33→メルラン、超化。全能力+4、シュート+4 & 必殺シュート習得
26〜30→メルラン、進化。全能力+3、シュート+3 & 必殺シュート習得
22〜25→メルラン、変身。全能力+2、シュート+2 & 必殺シュートフラグ
18〜21→メルラン、覚醒。全能力+1、シュート+2
11〜17→メルラン、パワーアップ。全能力+1、シュート+1
6〜10→メルラン、成長。シュート+1
2〜5→メルラン、成果無し。

53 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 15:15:45 ID:???
練習の鬼、森崎→  ダイヤQ

54 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 15:16:29 ID:???
メルランは褒められて伸びる子→  ハート8

55 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:07:45 ID:L6US0P5Y
練習の鬼、森崎→  ダイヤQ
メルランは褒められて伸びる子→  ハート8
18〜21→メルラン、覚醒。全能力+1、シュート+2

バシィィィィィィッ!!

森崎「ふっ!」

ガシィッ!!

鋭い振り足から繰り出されるメルランのシュートを、森崎は横っ飛びでキャッチした。
特訓を初めて早2時間。最初はワンハンドで捕れる程だったシュートも、今では森崎に両手を使わせる程度にはなってきていた。

メルラン「まだまだ、もう一回!」

森崎「よし、来い!」

バシィィッ! ガシィッ!!

メルランのシュートを森崎が止め、時折問題点を指摘する。そして、メルランはそれをひたすら貪欲に吸収していった。

森崎「(伸びたな……いや、伸びてるんだが、って感じか)」

次々飛んでくるシュートをキャッチしながら、森崎は思った。
そう、確かにメルランの実力は伸びた。それも、この短期間では信じられないほどに。


56 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:11:49 ID:L6US0P5Y
しかし……

森崎「(これでも、まだミスティア達の域には届いてないな。いかんせん、元の実力が低すぎ……)……おっと!」

バチィッ!!

考え事をしていたためにシュートへの反応が遅れ、咄嗟に弾いてしまう森崎。

メルラン「わ、弾いた?! ねぇねぇ、もしかして今の良かった?」

森崎「いや、今のはだな……」

メルラン「あはは、ガンガン行くわよ! 今日中に森崎から一点奪ってやるんだから!」

森崎「話を聞……待て、いつまでやるん……うおっ?!」

ドガァッッ!! ガシィッ!!

言い終わる前に飛んできたシュートを、また反射的にキャッチする。

……結局、森崎が帰路につくことが出来たのはそれからさらに二時間後の事であった。

*メルランの全能力が+1、さらにシュートが+2されました。


57 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:29:07 ID:L6US0P5Y
………
……


そして同時刻、八重は自室のベッドで奇妙な夢を見ていた。

蓮子「ヤッホー、お久しぶり。八重ちゃん、そしてPCの前のみなさんこんばんはー」

八重「へっ? ……あ、あれ?」

訳の分からない状況の中で八重が真っ先に認識したことは、これが夢であるということ。
そして同時に、この夢が簡単に覚めてはくれなさそうだと言うことだった。

蓮子「いやぁ、最近欝だしさぁ。せめて夢の中だけでも弾けようぜぇ、みたいな?」

八重「は、はぁ……」

蓮子「うん、その曖昧な返事も実にナイスッ! いやぁ、それにしても八重ちゃん頑張ったわよね。
   絶望的なステータス差に耐えてよく頑張った! 感動した! ……と、言うわけで!」

ドン! というオノマトペと効果線が蓮子の背後に浮かぶ。もはやなんでもアリだった。

蓮子「今回は特別に、八重ちゃんにステータスボーナスをプレゼントしちゃいます! ……ほら、ぼーっとしてないで喜ぶ!」

八重「わ、わーい……?」

蓮子「よし、グッドよ。素直でいいわね。それじゃあ早速本題に入っちゃうわよ。
   上げられる能力タックル以外で二つ、代償としていらない能力は一つ下がっちゃうわ。
   ……さあ、どれでも選べ! どれかを選べー!」


58 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:30:18 ID:L6US0P5Y
八重「(れ、蓮子様ってこんなにテンション高かったっけ?)え、えっと……」

        ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ 高/低
八重    39  39  39  45  41  39  39  1/1

A ドリブル
B パス
C シュート
D カット
E ブロック
F 競り合い
G 高い球
H 低い球

*先に2票入った選択肢が採用されます。
*浮き球系は、どちらか一方しか得意に選べません。

59 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:32:04 ID:kb987aVo

レティの代わり
今度は出て行かれないようにしないと…

60 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:33:34 ID:/4c6vpvk


61 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:34:06 ID:frTNaHjM


62 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:36:20 ID:L6US0P5Y
E ブロック

蓮子「ふむふむ、一つ目の得意ステータスはブロック、と。……それじゃあ二つ目は?」

八重「二つ目は……」

A ドリブル
B パス
C シュート
D カット
E 競り合い
F 高い球
G 低い球

*先に2票入った選択肢が採用されます。

63 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:38:10 ID:frTNaHjM
E

64 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:41:14 ID:WlFtLMaE
D

65 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:43:37 ID:/4c6vpvk
D

66 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/23(水) 23:46:40 ID:L6US0P5Y
D カット

蓮子「……なるほど、カットと。それじゃあ最後、いらない能力はどれかしら?」

八重「(やっぱりいい事ばかりじゃないんですよね……って、よく考えたらこれ、押し売り?)」

A ドリブル
B パス
C シュート
D 競り合い
E 高い球
F 低い球

*先に2票入った選択肢が採用されます。

67 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:47:25 ID:T3wvkFYs


68 :森崎名無しさん:2011/03/23(水) 23:49:02 ID:/4c6vpvk
C

69 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 00:05:17 ID:4TwDVP2I
C シュート

蓮子「……これで3つ出揃ったわね。得意になりたいステータスはブロックとカット、いらないステータスはシュート、と。
   なかなか献身的ね、あなた。痛いのは嫌だから、とか言ってブロック捨てた料理下手メイドにも見習わせてあげたいわ」

いつの間にか取り出したメモ帳に何事か書き付けながら蓮子が言った。

八重「いえ、別にそういうわけでは……」

蓮子「まあまあ、そう謙遜しないで。私、これでも割と真面目に感心してるのよ。
   初めから強かった訳じゃないし、他のメイド達みたいに神に愛されたわけでもない。貴方がここまで来たのは単純に努力の成果よ。
   割と森崎とお似合いなんじゃない? もっとも、最大のライバルも違う意味で森崎とはお似合いなんだけどね……っと」

蓮子はそこで一旦言葉を切り、

蓮子「これ以上言ったら槍が飛んできそうね。夢を操るくらい訳なさそうだし。
   機会があればまた会いましょう。私はいつでも応援してるわよ……さぁ、良い目覚めを!」

八重「へっ? 蓮子様、ちょっと待っ……」

八重は咄嗟に手を伸ばすも、蓮子はまるで空気に溶けるかのように存在を薄れさせてゆく。そして……

得意・ブロック→! dice
得意・カット→! dice
苦手・シュート→! dice

先着順でダイスを振ってください。
それぞれダイスの目の1/2(端数切り上げ)だけ、得意なら+、苦手なら-の補正が入ります。


70 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 00:07:12 ID:???
得意・ブロック→ 3

71 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 00:07:27 ID:???
得意・カット→ 1

72 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 00:09:46 ID:???
苦手・シュート→ 3

73 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 00:23:46 ID:4TwDVP2I
………
……


八重「待ってくださいっ……って、あれ?」

がばり、と布団から身を起こしたところで、八重は自分が夢から醒めたことを悟った。
窓から差し込む光はまだ弱々しい。時間にして、朝の四時といったところだろうか。

八重「(はぁ……変な夢。一体なんだったんだろ)」

右手を握っては開くのを数回繰り返し、自分の感覚を確かめる八重。
とりあえず、急に何かが変わったという気はしないが……

八重「(蓮子様、変なこと言ってたよね。森崎様と私がお似合いって……)
   ……い、いえ、いえいえいえ?! わ、私はそんな不埒な事は一度もっ?! 決して……あの、その……!」

わたわたと、一人で虚空に対して言い訳を始める。
やがて、ひとしきりベッドの上で暴れて赤面した後……

八重「……どうしよ。目、冴えちゃった」

枕を抱き抱えながら、そうぽつりと呟いた。

*八重のブロックが+2、カットが+1、シュートが-2されました。
*幻想入り二十一日目終了。二十二日目へ……。

74 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 00:29:41 ID:???
遅くなったので、今日はここまで。また明日お会いしましょう。

75 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 00:40:43 ID:???
乙でした。ニヤニヤ

76 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 15:45:38 ID:4TwDVP2I
〜二十二日目・朝〜
〜メリーの家・食卓〜

メルラン「でね、でね? その時ももうちょっとで森崎からゴールできるところだったんだ」

リグル「ふぇー、ふぉふぇっふぇふふぉいんひゃはい?」

レティ「リグル、喉に詰まるわよ……」

朝。森崎たちはいつも通り、全員揃って朝食の席についていた。
今日のメニューはトーストとサラダ、そしてコーヒー(年少組はオレンジジュース)。

淹れたてのコーヒーから立ち上る香ばしい香りが、眠気でぼんやりとした頭を心地良く覚醒させてくれる。

森崎「随分飲みやすいな。本当にブラックなのか?」

メリー「少し甘めのブレンドなの。人里の喫茶店から分けてもらったんだけど、どうかしら」

咲夜「へぇ……。偶にはこういうのも悪くないわね。お嬢様にはお出しできないけど」

幽香「(苦い……)」

八重「……(じーっ)」

蓮子「(さっきから妙に視線を感じるんだけど……何かしたかしら、私)」

心地よい朝日が窓から差し込む中、ゆったりとした時間が食卓全体に流れてゆく。
蓮子が極端に暗くなることもなく、幽香が周囲を無意味に威圧することもない。
まさに一日の始まりに相応しい光景だった。

と……

77 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 15:47:07 ID:4TwDVP2I
咲夜「……そういえば」

昨日聞き忘れていたんだけど、と咲夜がおもむろに森崎の方へ向き直る。

森崎「どうした?」

咲夜「次の試合の事なんだけど。私はこのままここに居るという事でいいのかしら?
   あの二人が必要なら、午後の練習までには合流できるように取り計らっておくわよ」

あの二人、というのは勿論六花と七花の事だろう。

咲夜と交代という条件付きで、
彼女たちをいつでもチームに加えられるという約束になっていたのを、森崎はたった今思い出した。

森崎「(ふむ。咲夜の代わりにあの二人に来てもらえれば、とりあえず人数不足は解消できるか。
   咲夜の守備力は魅力的だが、二人揃ってしまえば攻撃力はあっちのほうが上か……さて)」

A 咲夜にこのまま残ってもらう。
B 次の試合には六花と七花を使う。
C ひとまず保留する。

*先に2票入った選択肢が採用されます。


78 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 15:48:03 ID:cBpL0ZpQ
A 

79 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 15:50:28 ID:OlByZ9RE


80 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 21:02:33 ID:4TwDVP2I
A 咲夜にこのまま残ってもらう。

森崎「いや、このままお前が残ってくれ。
   敵のエースをマンマークで抑えられる奴は貴重だしな」

咲夜「……そう。まあ期待されて悪い気持ちはしないけどね」

そう答えた咲夜の表情は、どこか不服そうに見えた。
森崎は最初、紅魔館に帰れないことを残念がっているのかと思ったが……どうやら、そういう訳では無いらしい。

森崎「(俺に使われてるのが嫌……ってのは勿論あるだろうが。
   そういや、昨日の試合が終わったあたりからこっち、たまに難しい顔で考え込んでるんだよな)」

守備の要である咲夜の不調は、即ちフォーレスツDF陣の崩壊に繋がりかねない。
同じく中心選手であるレティが抜けることが確定した今なら尚更である。

森崎「(正直、時間はないんだが……まあ、暇があったら話くらいは聞いておくか)」

再びコーヒーカップを持ち上げながら、森崎はそんな事を心の片隅に留めておいた。


81 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 21:04:55 ID:4TwDVP2I
………
……


〜午前中フェイズ〜

森崎「(うむ、今日もいい天気だな。
   今日の全体練習は午後からだ。午前中は自由に行動できるが……さて、何処に行こう?)」



A 今日も大会はやってるはずだ。スタジアムに行こう
B 博麗神社にでも行くか
C 買い物にでも行こうかな
D 永遠亭に行ってみようかな
E よし、補修だ! 練習するぞ!(誰かを誘うことも出来ます)
F 紅魔館にでも行ってみるか
G 登山だ! 妖怪の山へ
H 冥界・白玉楼に行こう
I 八雲紫の屋敷に行くか
J 人里を探索してみようかな
K 一旦、家に戻る
L 適当にふらつく。(ランダムで何処かに辿り着く・行ける所が増えるかも)
M その他。(することを併記してください。なお、知らない場所には行けません)

*先に2票入った選択肢が採用されます。

82 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 21:14:42 ID:OlByZ9RE


83 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 21:16:42 ID:cBpL0ZpQ
C 阿礼乙女の店はこっちかな?

84 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 21:17:34 ID:mquOR4gY
C

85 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 21:26:38 ID:zM6QRbZ2
E

86 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 22:53:01 ID:4TwDVP2I
C 買い物にでも行こうかな

森崎「ここか。紫の言ってた店は……」

森崎は『稗田』と大きく染め付けられた暖簾を見上げながらそう呟いた。

紫に店の話を聞いたのはいいものの、肝心の場所を教えてもらうのを忘れていた彼は、
結果としてかなりの時間を人里を彷徨うのに費やしてしまったのだ。

森崎「(うっかりしてたな……まあ、無事についたから良しとするか)」

うかつだった昔の自分を反省しながら、ゆっくりと暖簾をくぐる。すると……

???「いらっしゃいませ。あら、初めてのお客さんね」

店の奥に座っていた店主が森崎に気付き、
飲んでいた紅茶のカップを僅かに持ち上げながら会釈をした。

歳は森崎と同じか、少し上……早苗と同年代くらいだろうか。
濃い桃色の髪を肩辺りで切りそろえ、大きなリボンのような意匠の髪飾りを付けている。

鮮やかな山吹色の紬に、下は何故かフリルの付いたスカート。
明らかにアンバランスな組み合わせだが、彼女自身の容姿が整っているせいか不思議と不自然さは感じられない。

そして、アンバランスといえば店自体もそうであった。
スパイクやボールといったサッカー用品が置いてあるかと思えば、
そのすぐ横に刀剣類などの物騒な凶器が陳列されており、そして何故かそれらが奇妙に調和しているのだ。

87 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 22:54:52 ID:4TwDVP2I
森崎「何だか変わった店だな……」

阿求「それは褒め言葉として受け取っておくわ、森崎有三。
   一応自己紹介をしておくけれど、私はこの店の店主、稗田阿求。以後、ご贔屓を宜しくね」

阿求と名乗った少女が再び会釈をする。

森崎「ああ。……ところで、何で俺の名前を?」

阿求「情報収集も仕事のうちだからね。
   まああなたの場合結構注目されてるから、サッカーをやってる人なら殆ど知ってるとは思うけど」

そう言うと、阿求は組んでいた足を直して姿勢を正してから静かに立ち上がった。

阿求「あなたは初めてのお客さんだから、このお店について説明しておくわね。
  うちがやってることは主に四つ。サッカー用具の販売、武器の販売、情報の販売。そしてノートの貸与よ」

彼女はまず、普通のサッカー用具が並んでいる方へと歩いてゆく。

阿求「まずこれが、所謂普通のサッカー用具ね。ドリブルをしやすくしたり、パスの精度が上がったり。
  モノは普通の外の世界で売られてるような品から魔法のアイテムまで様々。値段によって効果もまちまちね」

展示してあったスパイクをひょいっと持ち上げながら阿求が説明する。

阿求「そして、次に武器。これはちょっと特殊で……
   自分のプレイスタイルが確立していない人専用のアイテムって所かしら。
   刀とか飛び道具とか、種類は色々あるけれど……その武器の方向性に合致した能力は上がるでしょうね。
   武器を生かした必殺技、なんていうのも使えるようになるかもしれないわ」 *(元)名無し専用アイテムです

これも、阿求が順番に商品を指し示しながら丁寧に解説してゆく。
刀、手裏剣、ハンマー……果てはスリングや連接剣といった、マニアックなものまで揃っていた。

88 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 22:57:00 ID:4TwDVP2I
阿求「そして情報……は特に説明の必要はないわよね。敵チームの情報からフリーの選手の情報まで、なんでも揃ってるわよ。
   注意して欲しいのは、私が提供するのはあくまで情報だけってこと。勧誘の成否までは保証できないからね」

そして最後に、と阿求は店の奥のほうから一冊のノートを取り出してきた。

阿求「このノートは普通のノートじゃなくてね。
   知っている人の名前を書くだけで、なんとその人の能力値から必殺技まで判っちゃうっていう魔法のアイテムなの。
   無縁塚に流れ着いていたのを私が偶然拾ったんだけど、このノートを使わせてあげられるわ。
   ただし、一度使うとしばらくは魔法の力が失せてただのノートに戻るから、一回の来店につき一度限りだけどね」

ぽんぽん、とノートに付いていた埃を払い、また元の棚に戻す。

阿求「以上で説明は終わり。
   ……ふぅ、一気にこれだけ喋るのって久しぶり。死にそう……というか死ぬかも」

ゴホゴホ、咳き込んで再び奥の椅子に座る阿求。
森崎は最初何かの冗談だと思っていたが……どうも本当に顔色が悪い。

森崎「おい、大丈……」

阿求「ああ、気にしないで。割といつものことだから。……それで? まずはどれを見る?」

89 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 22:58:14 ID:4TwDVP2I
森崎「本人が言うんならそれでいいが……そうだな、まずは……」

A サッカー用具を見る。
B 武器を見る。(使用可能者:六花・七花・朔夜・八重)
C 情報を買う。
D ノートを使う。(1回3000円)
E 阿求と雑談する。
F その他。何かあればどうぞ。

*後2回行動できます。
*先に2票入った選択肢が採用されます。

90 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 22:58:43 ID:cBpL0ZpQ
C

91 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 22:58:56 ID:cs5DFazg
C

92 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:01:59 ID:0JKB+p3U


93 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 23:16:10 ID:4TwDVP2I
C 情報を買う。

阿求「情報ね。今あなたに売れる情報だと……こんな所になるかしら」

そう言って、阿求は薄い紙をぺらりと差し出す。森崎はそれを受け取ると……

森崎「……これだけなのか?」

阿求「それはねぇ。情報に限ったことじゃないけど、良い物はお得意様の為にとっておかなきゃいけないし。
   一見さんにほいほい売れる物は少ないって訳。良い物が欲しいなら、足しげく通って頂戴な」

なんとも癇に障る言い方ではあるが……確かに一理あると森崎は納得することにした。

森崎「(まあ、全く使えない情報ばかりって訳じゃないだろ。何々……)」

A 働かない死神(オールラウンダー・評価B) 10000円
B おてんば氷精(DF・評価C) 6000円
C 宵闇の妖怪(FW・評価D) 4000円
D ぷち強い妖精(MF・評価D) 4000円
E 駄目門番2号(DF・評価D) 4000円
F やっぱり何も買わない。

*先に2票入った選択肢が採用されます。
*複数買いたい場合は、「AB」のように書きこんでください。但し、「A」と「AB」は全く別の票として扱います。
 (Aが1票とABが1票で、Aが購入決定……という風にはなりません)

94 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 23:17:13 ID:???
補足・現在の所持金は17000円です。

95 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:18:20 ID:zEd8S7++
F

96 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:19:20 ID:OlByZ9RE


97 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:21:19 ID:0JKB+p3U


98 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:21:32 ID:XGgTXSbk


99 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 23:26:01 ID:4TwDVP2I
しまった、敵チームの情報並べるの忘れてた……!

しかし、もう選択肢決定してしまったので、これだけ別に投票設けさせてください……不手際すみません。


・「破壊と歴史と信頼と」の情報 3000円

A 買う
B 買わない

*先に2票入った選択肢が採用されます。

100 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:28:35 ID:0JKB+p3U


101 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:29:48 ID:cBpL0ZpQ
B

102 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:29:56 ID:OlByZ9RE

八重ちゃんの武器がほしい

103 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:29:58 ID:???
低レベルの大会に出ながら地道にコツコツ選手を鍛えて賞金稼いで…って出来るのでしょうか?
そんな長いスパンは想定してないですか?

104 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 23:41:21 ID:???
>>103
実は、この店のシステム考えてたときには、収入源としてメr……ゲフンゲフン。
大会かどうかはわかりませんが、別の収入源をなにか用意したいと思います。

105 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:52:17 ID:???
森崎+騒霊楽団+ミスティアのコンサートで稼ぐのもありなんじゃね?
今の段階じゃ勝ちの目がどれだけあるかわからない博打に金を突っ込むのは怖い
仲間の補強は紅魔館組を引き入れるのと次からの対戦相手を吸収していくしかないんじゃない?
アトリエは・・・忘れてた

106 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/24(木) 23:58:23 ID:4TwDVP2I
A 働かない死神(オールラウンダー・評価B) 10000円 ・森崎の所持金17000円→7000円

森崎「(オールラウンダー……しかも評価が結構高いな。割と痛い出費だが……)
   よし、決めた。コイツについて教えてくれ」

阿求「まいどあり。……成程、中々いい選択ね。
   名前は小野塚小町よ。一度あなたも対戦したことがあるわよね?」

森崎「小野塚……ああ、幽霊チームのアイツか!」

阿求にそう言われ、森崎は記憶の中から小野塚小町に関する情報を引っ張り出す。

赤いツインテールに大きな鎌。
幽霊チームにはあまり苦戦した印象はないが、それでも彼女にはヒヤリとさせられる場面が何度かあった。

阿求「どうもあの後、上司の所に帰らずそのままふらふらとしているらしいわね。
  居場所の情報をあげるから、都合のいい時に会いに行くと良いわ」

手元のメモ用紙にさらさらと何事か書き付ける阿求。
しばらくペンを動かした後、ピリッと紙を破いてそのまま森崎へと差し出した。

森崎「おう、確かに受け取ったぜ」

阿求「もう一度言っておくけど、私が保証するのはあくまでも「会う」所までだからね。
  勧誘の交渉はあくまであなたの腕次第。それを忘れないで」

森崎「ああ、判ってる」

森崎は答えながらしばらく紙を眺め、
やがて書いている事を確認し終えると二つに畳んでポケットにしまい込んだ。

*「小野塚小町」の情報を得ました。自由行動フェイズで無条件に会うことが出来ます。

107 :森崎名無しさん:2011/03/24(木) 23:59:02 ID:???
そういえば、みすちーって、ずっとメリーの家にいるんだから
ヤツメウナギ屋も休業中ってことだよな。
再開してもらえば、収入源にもなるし、
うまいこと客から情報仕入れたりできれば一石二鳥かも。

108 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 00:01:47 ID:tTw/mWwY
森崎「(さて、まだ少し時間があるな。なにか見ていこうか?)」




A サッカー用具を見る。
B 武器を見る。(使用可能者:六花・七花・朔夜・八重)
C ノートを使う。(1回3000円)
D 阿求と雑談する。
E その他。何かあればどうぞ。

*森崎の所持金・7000円
*先に2票入った選択肢が採用されます。

109 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:06:01 ID:pEheszRY


110 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:07:53 ID:SbOGush+
B

111 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:08:01 ID:a+qhosZQ


112 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 00:38:55 ID:tTw/mWwY
B 武器を見る。(使用可能者:六花・七花・朔夜・八重)

森崎「(サッカーに武器ってのもまだあんまり慣れないが……メイド達になにか買っていってやるのも良いか)
   ……なあ阿求、武器が見たいんだが」

阿求「どうぞ? そっちにいっぱい並んでると思うけど」

紅茶のカップに指をかけ、完全に寛いだ状態で店の一角を指す阿求。
確かに、そこにはありとあらゆる武器が立てかけられていた。が……

森崎「いや、俺はこういうのは使ったことがないからな。選び方がよくわからん」

阿求「ふぅん、そうね……。誰に贈るのか知らないけど、その子の気性にあった武器を選べばいいんじゃない?
   例えば、DF向けの選手にハンマーみたいな攻撃的な武器を持たせたらちぐはぐな事になるわ。
   覚える必殺技の方向性もある程度決まっちゃうしね。
   ……まあ、武器ごとの特性は一応書いてると思うから、まずは見てみてちょうだい」

森崎「ふむ……」



113 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 00:42:10 ID:tTw/mWwY
A ナイフ(タックル+1)
B 投げナイフ(カット+1)
C 長剣(シュート+1)
D マインゴーシュ(ブロック+1)
E 弓(パス+1)
F 刀(ドリブル+1)
G 斧(競り合い+1)
H ハンマー(低い球+1)
I 手裏剣(高い球+1)
J その他のロマン武器。
K やっぱり買わない。

*値段は一律5000円です。
*先に2票入った選択肢が採用されます。
*Jの場合、「J 苦無(カット)」のように書き込んでください。
 補正は何でもかまいませんが、値は一律+1です。要は、キャラ付けの側面が大きいので……。

114 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:43:29 ID:AsTVnE+2
J
浪漫!

115 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:45:54 ID:G86bhhok
J トンファー(シュート)
トンファーキック!

116 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:48:08 ID:a+qhosZQ
J鎖鎌パスカット

117 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:49:38 ID:SbOGush+
J十手(ブロック)
何となく決まらなそうな気がしてきたw

118 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:50:27 ID:AsTVnE+2
Jトカチェフ

119 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:50:47 ID:pEheszRY
J チャクラム(カット)
好きな武器なんだけど知ってるかなぁ?

120 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:53:37 ID:???
せんせーしつもーん
イナゴサンドは武器にはいりますか?

121 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 00:55:21 ID:???
>>120
うなぎパイが武器になる世界もあるんでイチゴサンドもOKにしたいんですが、
食べ物系はメリーあたりが怒りそうなんでちょっと……。

122 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 00:56:32 ID:???
いや、よく見たらイチゴサンドじゃなかった、イナゴサンドだった・・・。
あまりの禍々しさに目が勝手にフィルターをかけていたようです。

123 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 01:02:56 ID:tTw/mWwY
まだ決まってないですが今日はここまで。
とりあえず、武器であるならある程度描写はできると思うのでご心配なく。

果たして八重のキャラ付けはどうなるのか……それではまた明日お会いしましょう。

124 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 01:12:09 ID:???
乙でしたー
しかしなんでうなぎパイなのか

125 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 01:14:59 ID:???
お疲れでした〜。
あと、>>118は武器じゃなくて体操選手だwww

126 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 03:18:40 ID:aQOuim76
D

127 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 03:25:22 ID:IZVNd2A2
A

128 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 08:36:38 ID:7BZwrP1g
J十手(ブロック)

129 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 10:01:29 ID:???
あと…あと一時間速く来ていればトンファーが…

130 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 14:36:21 ID:???
サイス…
私の愛する折り畳みサイスは…(ハラハラ

131 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 20:27:55 ID:???
>>129-130
またの機会をお待ちくださいっ。

いやぁ、ヨーヨーとかベーゴマとかミニ四駆とか出なくて良かった良かった。

132 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 20:40:51 ID:???
他スレに参加していると偶に名前付け忘れる……。

>>124
うなぎパイでも、相手の目を狙えばなんとかダメージを与えられるやもしれぬ……。

133 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 20:48:28 ID:???
折れると思うんですが……というかウナギパイは食べようよ!てブラジルのFWも言ってた!

134 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 21:25:14 ID:tTw/mWwY
J 十手(ブロック+1)

森崎「(ん? これは……)」

展示品を物色していた森崎は、やがて一つの武器の前で足を止めた。

黒金から削り出された小振りな十手。
柄の先からは長く赤い紐が伸び、それがもう一つの全く同じ十手へと繋がっている。

森崎「これは二つで一つなのか?」

阿求「ええ、人によっては対で使ったりするらしいわね。不要なら取り外しも簡単だし」

阿求の説明を聞きながら、森崎はもう一度十手に視線を落とす。
小振りなために普段のプレイの邪魔にもならず、かつ刃が付いていないので相手を傷つける心配も少ない。

ディフェンダーに持たせるにはぴったりの武器かもしれない、と彼は思った。

森崎「……よし、じゃあこれを貰おう」


135 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 21:27:26 ID:tTw/mWwY
阿求「毎度〜。刃は無いけど一応武器だから、取り扱いには十分気をつけてね」

森崎「ああ」

阿求は十手を手早く油紙で包み、さらに赤い巾着に入れてから森崎に手渡した。

森崎はそれを受け取りながら、なんとはなしに店の時計に目を移す。すると……

森崎「ああ、もうこんな時間か。これ以上は練習時間に遅れちまうな。また来るぜ」

阿求「いってらっしゃい。大会、頑張ってね。応援してるわよ」

森崎「応援って……俺が客だからか?」

阿求「あはは。勝ってお金が入ったらまた寄ってね。今度は少し良いものを用意して待ってるわ」

特に隠すこともなく、さらりと本音を口にする阿求。
笑ってひらひらと手を振る彼女に見送られながら、森崎は店を後にした。


136 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 21:29:02 ID:tTw/mWwY
………
……


〜午後フェイズ〜
〜人里・グラウンド〜

阿求の店を出た後森崎がグラウンドに足を運ぶと、
そこには既にフォーレスツの全員が集合していた。

幽香「ふん、やっと来たわね」

森崎「……すまん、ちょっと遅れたか?」

中山「いや、ギリギリって所だな。これで全員揃ったし、早速始ようか」

蓮子「そうね。試合の日程を考えればあんまり時間は無駄にできないし」

森崎「そうだな。それじゃあまずは……」

全員で今日の予定を一通り確認した後、いつも通りにウォーミングアップを開始する。

軽いランニングから全体でのパス回しの確認、シュート練習、鳥かご……
ひと通りのメニューをこなした後、今度は個人的な練習のために各人がバラけていく。

昨日の試合で己の課題を見出した者も多いのか、その姿はいつもより大分気合が入っていた。

森崎「(ふむ……チームとしては何とか機能してるな。
   幽香とレティも、積極的に関わってはいないが問題を起こすことはなさそうだ)」

メンバーたちの個人練習を見回り終えた森崎は、
特に問題が発生していないことを確認してから、ゴールの中に置いてあった自分のボールを取り出した。

137 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 21:31:29 ID:tTw/mWwY
森崎「(……さて、今日は何をしよう?)」

A 一人で練習する
B 誰かを誘って練習する
C 誰か二人のコーチをする

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

138 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 21:34:12 ID:+WpnC2Fk
C

139 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 21:34:48 ID:pEheszRY
B

140 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 21:36:40 ID:ZJ9RoZbY
B

141 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 21:41:51 ID:tTw/mWwY
B 誰かを誘って練習する

森崎「(魔界チーム戦ではイマイチだったからな……一人でじっくり練習したいのは山々だが、
   これからの事を考えると俺一人が強くてもどうにもならん。誰かを一緒に誘うとするか)」

森崎はボールを手でくるくると弄びながら、グラウンドで練習している他のメンバー達を見回した。

森崎「(特に取り込み中って奴も居なさそうだな。さて、誰を誘おうか……)」

A 中山を誘う
B 中里を誘う
C 咲夜を誘う
D ミスティアを誘う
E リグルを誘う
F メルランを誘う
G 蓮子を誘う
H メリーを誘う
I  レティを誘う
J 幽香を誘う
K 八重を誘う

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

142 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 21:43:38 ID:+WpnC2Fk
K

143 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 21:44:20 ID:ZJ9RoZbY
K

144 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 22:08:36 ID:tTw/mWwY
K 八重を誘う

森崎「(八重を誘うか。昨日はそこそこ活躍してたし、もしかすると大化けするかもしれん)」

森崎が改めてそちらに目を向けると、彼女は一人でブロックの練習をしていた。

蹴り、飛び、そして時々転ぶ。傍から見ると間抜けな光景だが……ともかく、誘う分には問題はなさそうだ。

森崎「おーい、八重! 俺と一緒に練習しないか?」

八重「へっ……は、はいっ、喜んで!」

森崎が声を掛けると、八重は急いで彼の近くへと駆け寄ってきた。

森崎「何もそんなに驚かなくてもいいと思うんだが……何かしたか、俺」

八重「いえ、なんというか……まぁ、その(うぅ……恨みますよ、夢の中の蓮子様)」

今日の八重は、何故かいつにも増して挙動不審である。
森崎は、そんな彼女の様子を眺めながら……

森崎「(そういや、さっき阿求の店で十手を買ったんだったな。どうせならついでに渡しておこうか?)」


八重に十手を……

A 渡す。
B 渡さない。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。


145 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 22:09:26 ID:zhDtyPwU
A

146 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 22:09:55 ID:AbesXkuY
A

147 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 22:31:23 ID:???
八重→森崎はいいんだけどその逆はないだろう
ttp://maker.usoko.jp/nounai_ai/?a=Maker&oo=%BF%B9%BA%EA%CD%AD%BB%B0&oo2=%C8%AC%BD%C5

新たなライバル出現におぜうがとった行動とは
ドラえ……じゃなくて森崎が幻想入り映画化決定!
ttp://usokomaker.com/doraeiga/?a=Maker&oo=%A5%EC%A5%DF%A5%EA%A5%A2

148 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 23:19:28 ID:???
森崎に女はいらぬ
のび太の鉄人兵団にマスコットはいらぬ

149 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 23:42:03 ID:u0YKX3hc
http://usokomaker.com/kodomo/r/%BF%B9%BA%EA%CD%AD%BB%B0/%C8%AC%BD%C5
四女的に考えて森崎をお義父さんと呼びたい

150 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 23:51:51 ID:tTw/mWwY
A 渡す。

森崎「……そうだ、練習の前にこれをやろう。
   人里に情報を買いに行くついでに買ってきたんだ。気に入ればいいんだが」

そう言って、森崎は十手の入った赤い巾着袋を差し出した。

八重「これ……私に? 森崎様が?(嘘、贈り物?! これ、もしかしてまだ夢の中だったり……)」

森崎「……どうだ、使えそうか?」

いきなりぼーっとしだした八重を現実に引き戻し、開けてみるように促す森崎。

八重「す、すみませんっ! 開けてみますね。……わ、綺麗な袋」

白く細い指で巾着袋の紐を引き、中身を取り出す八重。
中から出てきたのは、先ほど森崎が買った一対の十手である。

八重「武器……えっと、和風のソードブレイカー……ですよね?」

森崎「まあ、近いものはあるかもしれんな。
   お前は六花たちみたいに自分のナイフを持ってる訳じゃないだろ?
   幻想郷のサッカーは物騒だし、何か一本くらい護身用の獲物を持っててもいいと思ったんだが」

八重「持ってないといいますか……私、実は六花ちゃんとは逆で戦いが苦手でして。
   森崎様のチームに出向してくるまでは、家事専門のメイドだったんです」

普通、メイドってのは家事の専門職なんじゃないのか……という言葉をなんとか寸前で飲み込む森崎。
何しろ、メイドと聞いて真っ先に思いつくのがあの咲夜である。幻想郷は色々普通ではない。

森崎「……なら、もしかして要らん世話だったか?」

151 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 23:53:37 ID:tTw/mWwY
八重「い、いえっとんでもない!
   森崎様がわざわざ私を心配して買ってきてくださったんですよね?
   本当なら私の部屋に大事に飾っておきたいところですけど、大切に使わせていただきます!
   それに、これなら武器の苦手な私でも扱えそうですし」

つつつ、と棒身を人差し指でなぞりながら答える八重。
どうやら、刃が付いていないところが気に入ったようだ。

森崎「それなら良かった。
   それじゃあそろそろ練習を始めるか。今日は……)」


A シュート練習(森崎のセービングと練習相手のシュート力がUP)
B ドリブル練習(森崎のドリブルと練習相手のタックルがUP)
C ドリブル(1vs1)練習(練習相手のドリブルと森崎のせりあいがUP)
D パス練習(森崎のパスと練習相手のパスがUP)
E カット練習(森崎のパスと練習相手のカットがUP)
F ブロック練習(森崎のシュートと練習相手のブロックがUP)
G せりあい練習(森崎のせりあいと練習相手のせりあいがUP)
H 練習相手のコーチに専念する(普通より効率がいいです。 F ドリブル というように練習するステータスを併記してください)
I 練習相手の希望を聞く
J その他。何かあればどうぞ

*高い能力値ほど上がりにくいです。
*先に「2票」入った選択肢に決定します。

152 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 23:56:02 ID:G86bhhok
E

153 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 23:57:31 ID:8yvxZJ3E


154 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 23:59:49 ID:???
書き忘れ。
*八重に十手を渡しました。
*八重のブロックが+1、さらにフラグBが立ちました。

155 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 00:12:28 ID:NI4+0KIg
E カット練習(森崎のパスと練習相手のカットがUP)

森崎「パスカットの練習でもするか。
   俺が……そうだな、あのコーンの付近目がけてパスをだすから、お前は間に入ってカットしてくれ」

八重「判りました! 早速森崎様に頂いた十手を使ってみますね」

森崎「おう。……それじゃあ行くぞ!」

-------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
森崎、久しぶりのフィールダー練習→ ! card
八重、武器練習中→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。

二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5されます。
二つのカードの合計値が

35→森崎の全能力+5&パス力+5/ 八重の全能力+5&カット力+5 & 必殺技 & 必殺技フラグ & さらに……?(両方)
31〜33→森崎のパス力+5 / 八重のカット力+5 & 必殺技習得(両方)
26〜30→森崎のパス力+4 / 八重のカット力+4 & 必殺技習得(八重)
22〜25→森崎のパス力+3 / 八重のカット力+3 & 必殺技習得(八重)
18〜21→森崎のパス力+2 / 八重のカット力+2 & 必殺技フラグ獲得(八重)
11〜17→森崎のパス力+1 / 八重のカット力+2
8〜10→森崎のパス力+1  / 八重のカット力+1
2〜7→二人とも効果なし。

156 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 00:14:14 ID:???
森崎、久しぶりのフィールダー練習→  ハート7


157 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 00:15:26 ID:???
八重、武器練習中→  ハートQ

>>149
じゃあ私は三女を選びますね

158 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 00:18:02 ID:???
おお、良い成果だ。

159 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 00:18:08 ID:???
相性いいねぇ

160 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 00:34:37 ID:???
森崎と八重が練習成果を上げたところで今日はここまで。
また明日お会いしましょう。

161 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 00:39:04 ID:???
お疲れ様でした。
これは試合での活躍が楽しみだ。

162 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 15:27:50 ID:???
どうやら来週から、仕事で何日間か福島の原発付近まで行くことになりそうです。
帰って来れるかなあ。

163 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 15:42:18 ID:???
福島の放射能汚染はガチでヤバいみたいですね
作業員として行くなら健康被害は避けられないかも…
本音を言えば行くの止めてほしいですが仕事じゃしょうがないんでしょうね…
誰かが終息させなきゃ日本は死の国ですし…

164 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 19:36:14 ID:???
ttp://usokomaker.com/omikuji_w/r/%BF%B9%BA%EA%CD%AD%BB%B0/%C8%AC%BD%C5
まさかのゴールデンコンビかよw

165 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 20:25:24 ID:???
ゲームに本にアニメ……
メイドはみんな○○が好きなのか……
http://genzu.net/heya/?n=%E3%82%8A%E3%81%A3%E3%81%8B,%E3%81%AA%E3%81%AA%E3%81%8B,%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%84,%E3%82%84%E3%81%88

166 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 20:40:59 ID:NI4+0KIg
森崎、久しぶりのフィールダー練習→  ハート7
八重、武器練習中→  ハートQ
22〜25→森崎のパス力+3 / 八重のカット力+3 & 必殺技習得(八重)

森崎「そらよッ!」

バシィッ!!

八重「……!」

森崎が蹴り出したパスに、八重が両手に十手を構えながら反応する。

パスに関してはお互いの実力が伯仲しているせいもあってか、
練習を開始してまだ一時間ほどだが、二人は自分達の動きが目に見えて良くなっていくのを実感していた。

森崎「(……よし、今度は通ったぜ!)」

八重「ぅっ……?!」

一進一退の攻防の中、八重の反応が遅れたのを見て自分の勝利を確信する森崎。

同時に、八重もこのままでは自分のカットが間に合わないことを直感的に悟っていた。

八重「(うぅ、足りない……!)」

それは速さか、距離か、それとも獲物の長さか。
たとえ今から十手を持つ腕を全力で伸ばしたとしても、ボールに掠りもしないのは明らかだった。

八重「(正攻法で駄目なら、他の方法を試してみるしか……ええい、一か八か!)」

167 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 20:42:52 ID:NI4+0KIg
ヒュンッ! という風切音と共に右手の十手を投げる八重。

イメージするのは咲夜、そして六花の投擲術。
しかし当然、元々武器の扱いに習熟している彼女らと八重の間には大きな隔たりがある。

八重の手を離れた十手は大きく狙いから逸れ、明後日の方向に飛んでいく……かのように見えた。

八重「まだです、まだ諦めませんッ!」

ビィィィィンッ!! ヒュゥッ!! バシィィィィィィィィィッ!!

森崎「な、なにィ?!」

紐で繋がったもう片方の十手を八重が大きく引いたその瞬間。
外れたと思われた十手はまるで弧を描くように大きく軌道を変え、今度は正確にボールを弾き飛ばした。

八重「嘘、本当に出来ちゃった……?」

*練習成功! 森崎と八重のステータスがそれぞれ上昇しました。
*さらに、八重が「弧月」を習得しました。


168 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 20:45:08 ID:???
>>163
そのような崇高な仕事ならいいのですが、残念ながら私は何ら被害抑制に貢献しません。
むしろ確実に邪魔する方です。仕事柄仕方ないとはいえ……。

>>164
ここだ、ここでコンビ技だ! ……森崎GKだけど。
>>165
朔夜のアホっぽい配置に不覚にも……。

169 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 21:15:00 ID:NI4+0KIg
悪足掻きと承知で放った技が上手くいったことに驚き、目をぱちくりとさせる八重。

森崎「……参ったな。今のは通ると思ったんだが」

八重「い、いえ、たまたまですよっ! でも、何だかこの十手もびっくりするくらい手に馴染んで……」

飛ばした十手を回収してから、くるくると手で回してみせる八重。

森崎「そりゃ良かった。買って来た甲斐があったってもんだぜ」

そんな彼女の様子を見て、森崎は満足気に頷く。

と、そこに……

霊夢「……へぇ、中々精が出るわね」

森崎「ん? なんだ、霊夢か……久しぶりだな。いつからそこにいた?」

背後からの声に森崎が振り返ると、
そこにはいつの間にかベンチに座って二人の練習を見物している霊夢がいた。

霊夢「ついさっきよ、人里にちょっと野暮用があってね。疲れたから座れる所を探してたの。
   本当は座って休むだけの予定だったんだけど……見知った顔が見えたから、ついでに見物させてもらったわ」

だらーっと背もたれにもたれかかりながら霊夢が答える。
その様子は、とても大会に参加しているサッカー選手……しかも優勝候補チームのキャプテンの姿とは思えない。

察するに、恐らく彼女は偵察目的ではなく、本当に少し休みに来ただけなのだろう。

170 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 21:17:02 ID:NI4+0KIg
森崎は、そんな彼女の態度を見て……


A 「随分と余裕だな。お前は練習しなくていいのか?」 だらけている霊夢を咎める。
B 「そういえば、お前がプレイしてる所を見た事無いな。少し遊ばないか?」 霊夢にボールを渡す。
C 「それで? 前回の優勝者の目に俺達のプレイはどう映った?」 霊夢に評価を求めてみる。
D 「悪いが、これ以上部外者に練習を見せるわけにはいかないな」 霊夢を出ていかせる。
E その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

171 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:17:29 ID:pCoHbHII
B

172 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:19:07 ID:1T/TlJJo
E 折角だからお前もこいつ(八重)の練習を少し見てやってくれないか? 口を出すだけでも構わないぞ

173 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:19:26 ID:27t0GHJY
B

174 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:19:56 ID:F1tlSaDo


175 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:33:00 ID:???
>>162
ええ本当に!?
行くの止めてほしい…なんて現場の人に申し訳ないけど本音…

176 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:36:10 ID:???
だよね
心配でたまらない
貢献しに行くわけじゃないなら尚更やめて欲しいけど
そのことで仕事を失っても俺が責任を取れるわけでもなしどうしていいか分からん…

177 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:45:12 ID:???
とくに時期が時期だし…
あそこまで酷い事態は避けられたであろう三人の被曝に関した杜撰な現場指揮と情報伝達。
心配でたまらないよ…

178 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 22:38:36 ID:NI4+0KIg
B 「そういえば、お前がプレイしてる所を見た事無いな。少し遊ばないか?」 霊夢にボールを渡す。

ひょい、と座っている霊夢の足元にボールを投げる森崎。
しかし、霊夢は座った姿勢のまま辟易したようにボールを蹴り返し……

霊夢「……嫌よ、疲れるし」

森崎「疲れるって……おい、仮にも大会に参加してるんだろ?」

霊夢の予想外の返答に、森崎は困惑と僅かな苛立ちを覚えた。

断るにしても、「敵に手の内を見せる気はない」等の答えなら予想していたし、理解もできる。
だが、「疲れるから断る」という答えは、完全に彼の常識を超えていた。

霊夢「その大会にしたって半ば無理やり参加させられたようなものだしね。
   勝った所で現状維持ってだけ……全く、面倒ったら無いわ」

森崎「……」

さらにぐでーっとだらける霊夢。

今まで森崎が競いあってきた強敵たちは翼や日向、幻想郷で出会ったレミリアなど数多く居るが、
捉え方はそれぞれ別にしても、根本的にサッカーという競技が好きな者が大半であった。

彼本人とてそうである。自分を高める手段として、あるいは気に入らない相手を叩き伏せる手段として、
サッカーを自分にとって無くてはならないものと位置づけている。

179 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 22:39:39 ID:NI4+0KIg
しかし、霊夢はどうやらそうではないらしいという事に彼は気づいた。

森崎「(別に相手のやる気なんか知った事じゃないが……何かムカつくな)」

理由の不明瞭な苛立ちに苛まれながら内心で毒づく森崎。

霊夢の言葉が先程までで終わっていれば、事態はそれだけで済んでいただろう。
だがしかし、実際には霊夢の言葉はさらに続いており……そして、それは彼にとって看過できない発言だった。

霊夢「大体、一時間ぶっ通しで走りまわるっていうのが疲れるのよねぇ。
   いっそのこと萃香と交代してGKに転向しようかしら。ゴール前に立ってるだけなら楽そうだし……」

森崎「(……っ、こいつ)」

A 「おい、わざわざ俺の所まで喧嘩を売りに来たのか?」 怒りを露にする。
B 「悪いが、無駄話なら他所でやってくれ。俺達はまだ練習中だ」 冷静に追い払う。
C 「……そんな考えの奴にGKが務まるとは思わんがな」 自制しながら言い返す。
D 「ああ、それがいい。お前がGKなら点を取るのも楽だろうしな」 挑発で返す。
E 「……」 あえて無言を通す。
F その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

180 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:42:33 ID:vkf5rzTM
C

181 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:42:40 ID:1/n9V7B2
F.「GKも疲れるぞ、必殺セービング的に考えて」

182 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:46:34 ID:VrqnTiV2
A

183 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:48:27 ID:JkTbqne+
C

184 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:50:17 ID:F1tlSaDo


185 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/26(土) 22:50:53 ID:???
森崎がなんとか自制したところで今日はここまで。
また明日お会いしましょう。

186 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:51:15 ID:???
普通にGKも務まるから困るw

187 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 00:37:02 ID:???
乙でした。
どうしても行くのでしたら自分でできる限り備えていってください。
身を守れるのは最終的には自分です!

188 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 14:49:32 ID:???
2号機の建物に出来た水たまりも調査したところ、放射性のヨウ素134が
1cc当たり29億ベクレルという極めて高い濃度で検出されました。
ヨウ素134は、核燃料が核分裂する際に出来る放射性物質で、放射性物質の
量が半分になる期間である半減期が53分と短いため、震災で原子炉が自動停止
したあと、この2週間の間に量は相当減っているとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110327/t10014928251000.html

本気で今近付くのは無理ですって

189 :森崎名無しさん:2011/03/28(月) 21:53:15 ID:???
原発付近というのがどの位近くで
仕事がどういうものかもわからないから何も言えないけど
ただ無事をお祈りしていますとだけ

190 :森崎名無しさん:2011/03/28(月) 23:54:10 ID:???
プルトニウム検出…
ていうか調べてなかっただけで最初から漏れてただろう

191 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/29(火) 00:07:17 ID:???
ご心配おかけして申し訳ありません。

すこし(こっちの内部的な)事情が変わったので改めて打ち合わせしたところ、
「今回は見送る」という玉虫色の返答をいただきました。
とりあえず、今週という事はなさそうです。それ以降はまたわからないですが……。

明日から、また更新できそうです。

192 :森崎名無しさん:2011/03/29(火) 00:10:00 ID:???
安心しました

193 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/30(水) 00:24:32 ID:p5D0DvYU
C 「……そんな考えの奴にGKが務まるとは思わんがな」 自制しながら言い返す。

霊夢「……ってことは、やっぱり結構疲れるの?」

森崎「当たり前だろ。レミリアや幽香みたいな奴のシュートを真正面から受けるんだぞ」

霊夢「ふぅん……? まあ、本職が言うならそうなのかもね。結構いい考えだと思ったんだけど……」

やっぱりそう美味い話は無いわねぇ、等と呟く霊夢。

やがて彼女は練習を続ける森崎達を尻目にひとしきりだらけ終わると、
疲れも取れたのか特に別れの言葉もなくグラウンドを去って行った。

森崎「(……一体なんだったんだ、あいつは)」

いつの間にか姿を消していた霊夢が座っていたベンチの方を見ながら、森崎は心中で毒づいた。

彼女にとってはあれが「素」であり、特に彼を侮辱する意志など無かったことは彼とて判っていた。
しかし、だからと言って彼の苛立ちが収まるわけではない。

八重「(わわ、こんなに機嫌の悪い森崎様初めて見たかも……)」

練習相手である八重もかける言葉が見当たらず、ハラハラしながら様子を見守るのみ。
すると、そこに……

幽香「……ねぇ、森崎」

森崎「……どうした?」

練習中に後ろから声を掛けてきた幽香を、森崎はつい睨みつけてしまう。
幽香は最初、突然の彼の態度に僅かに顔を顰めたが、やがて事情を察すると薄く笑って口を開いた。


194 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/30(水) 00:26:03 ID:p5D0DvYU
幽香「へぇ……随分気が立ってるじゃない。そういう顔、私は好きよ。
   誰かの八つ当たりってのが気に喰わないけどね。……何なら、ここで白黒つける?」

バチリ、と帯電させた傘を握り直しながら笑う幽香。

しかしそんな彼女の様子を見ているうちに、森崎の心は次第に冷静さを取り戻していた。

森崎「む……いや、確かに八つ当たりだったな。済まなかった」

幽香「くく、気をつけなさい? ……まあ、何があったのか大体想像は付くけどね」

意外にも、森崎の謝罪を受けてあっさりと傘を下ろす幽香。
どうやら、元々本気で喧嘩を買うつもりではなかったらしい。

森崎「……それで、何の用だ?」

幽香「明日の予定を聞きに来たのよ。
   明日は少しやりたいことがあるから、出来るだけ早く教えてくれるとありがたいんだけど」

森崎「ふむ……そうだな」


A とりあえず明日は一日中練習
B とりあえず明日は半日練習
C とりあえず明日は練習なし


*先に「2票」入った選択肢に決定します。

195 :森崎名無しさん:2011/03/30(水) 00:28:01 ID:g/p+CqrE
B

196 :森崎名無しさん:2011/03/30(水) 00:30:15 ID:QNEyfJzQ


197 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/02(土) 17:17:56 ID:???
度々更新が止まって申し訳ありません……といっても、今回は少し事情が違うんですが。

元々このスレは完全に思いついた瞬間の見切り発車でスタートしたので、
細部のシステムがかなりファジー……どころか私の気分で決まってるところすらあります。

その辺の分かりづらいシステム(主に好感度周り)を今更ですが少し分かりやすくしたいと思うのですが、
どうでしょうか。今のままでも進行に問題が無いといえば無いのですが……。

198 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 17:22:12 ID:???
>>197
どんな形式になっても森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk氏の文章にはついていきます。
それより>>191の件が再浮上しませんように

199 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 17:25:42 ID:???
分かりやすくするためにしばらく更新が止まるかもしれないってことですよね?
それは大丈夫ですよ

200 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 17:42:58 ID:???
待ってます。

201 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 17:45:02 ID:???
個人的には好感度がマスクデータじゃなくなるんだとしたらイヤかなあ。
キャラの言動や反応で好みそうな選択肢を推理したりするのが
楽しいと思ってるんで。
更新が止まるのは全然待ちます。

202 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 19:36:25 ID:???
オープン化は可もなく不可もなくって感じです。森幻さんが納得いくルールで書いてもらうのが一番かと
+側に傾いているだろうレティでも脱退してしまう事があるんだから絶対的って程では無いようなので
最初の方で公開されたレミリアの好感度が今どれだけ上がってるのかは気になりますが
ここにいる紳士は待つでしょう、ただ黙って裸で


203 :森崎名無しさん:2011/04/02(土) 19:59:29 ID:???
>>202
アルゼンチンメンバー「服着ろ」

204 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 22:58:23 ID:???
温かいお言葉の数々ありがとうございます。
>>203
実はアルゼンチン滅茶苦茶好きなんですよ、私。多分ドイツよりも。
最初の選択肢、JYまでアリにしてたら彼らがこのスレに登場する可能性もあったんだろうか……。

☆好感度システムについて。

正確な数値と好感度の上下を伏せるのは変わりませんが、
目安として好感度のランク付けをし、公開します。

???>信頼>好意>普通>不信>険悪

内部的な数値が一定値を超えるとこのランクが変動します。
基本的に、信頼と好意・不信と険悪の間には壁があると思ってください。
「信頼」まで上がるとキャラクターはかなり脱退しにくくなり、
険悪のキャラクターはチームに入れることが出来ません。(一部の例外除く)

なお、好感度が「???」まで上がったキャラクターには、少しボーナスが出ます。

205 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:00:05 ID:UdcP6MpU
好感度の現在値はこうなっています。

フォーレスツのメンバー達

中山:信頼
中里:好意
メリー:好意
蓮子:好意
ミスティア:信頼
リグル:普通
メルラン:好意
レティ:不信
咲夜:普通
幽香:普通
八重:信頼

その他の重要人物

レミリア:信頼
美鈴:好意
パチェ:好意
アリス:好意
早苗:好意
神綺:不信

後は大抵普通。

206 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:01:31 ID:???
……なにジョジョ、このシステムはどこかで聞いたことがある?

逆に考えるんだ。ここまであからさまなら寧ろインスパイアだと、そう考えるんだ。

207 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:08:47 ID:???
☆金銭収入について。

試合後の収入は、基本的に試合内容で上下します。

・収入アップの一例
完封勝利、大量得点、ハットトリック、オーバーラップ、永琳先生、てゐ、etc...

・収入減少の一例
反則多数、怪我・退場多数、etc...

尚、NPCが個人的に頼みごとを持ってきたりもします。
阿求に聞けば何かサッカーの仕事(助っ人など)があるかも知れません。

アト……リエ……?

208 :森崎名無しさん:2011/04/03(日) 23:09:26 ID:???
レティが不信になってたとは、この海のリ○クにも・・・
大会中これ以上の脱退者を出さないために普通状態のチームメイトともっと話さねば

209 :森崎名無しさん:2011/04/03(日) 23:14:46 ID:???
そうだね、好感度の公開は助かった
って言うか無いと脱退による戦力リセットが終盤でも起こりうる

210 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:18:39 ID:???
☆スキルのエラッタ

七花・無刀取り

前:武器不所持状態に限り、
  7差以上で勝利した場合相手の武器を奪い(一部不可武器あり)、対応した技を使えなくする。

後:武器所持・不所持関係なく、7差以上で勝利した場合相手の武器を奪い(不可武器無し)、技を使えなくする。
  ただし、武器の補正を重複して得ることは出来ず、奪った後に7差で敗北すると奪い返される。


すみません、我ながらこれがずっと気になってまして……。
作ったとき酔ってたとしか思えない。

211 :森崎名無しさん:2011/04/03(日) 23:25:23 ID:???
>>210
それあったほうが面白い
ってクライフォートが言ってた

212 :森崎名無しさん:2011/04/03(日) 23:29:10 ID:???
収入へのマイナスで反則多数、怪我・退場多数、etc
とありますがこれは味方が反則や怪我をした場合なのでしょうか
それとも敵味方問わず反則や怪我が多い試合だとマイナスということなのでしょうか。

213 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:34:04 ID:???
逆に、どの程度の要望があるかは分かりませんが、
試合時の怪我と2D6制はあまり導入する気はありません。

ほかに何か改善すべきだと思う所や、分かりにくい所などはありませんか?
ついでなのでやれるところはやろうと思います。

ないようならば、とりあえずこれで更新させてもらいます。

>>208
やっぱり私の書き方が悪かったのもあるんでしょうね……。
実は、レティの好感度は試合とかで偶に上がりはするんですが大抵は下がり続けてました。
>>209
確かに、重要選手の離脱は……ないとも言い切れません。
>>211
クライフォートさんなら間違いないですね!
>>212
なんというか、反則が多すぎたりしてテンポが悪い試合になった場合……ですね。
お金を入れるのはお客さんなので、試合が面白かったかどうかというのも重要という事です。

214 :201:2011/04/03(日) 23:36:43 ID:???
>>204
好感度については、
・上下があったときにその都度アナウンス
・ランクが変動したときにアナウンス
・通常アナウンスなし
のどれになるのでしょうか?
先に述べたとおり、自分は3番目を希望してますが…

215 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/03(日) 23:41:29 ID:UdcP6MpU
>>214
ランクが変動したときにアナウンス、という形になります。

選択肢を選んだ直後に結果が判ったりするわけではなく、
結果が判明するのが結構な長期スパンになりますので、
そういう意味では201さんにもある程度理解いただけるのではないかなと……。

キャラの言動で好感度の上下を推測していただきたい、という根幹の部分は変わってません。

216 :201:2011/04/03(日) 23:47:52 ID:???
>>215
返答ありがとうございます。それならある程度納得です。
自分はとにかく、
「幽香に強気な態度をとったら好感度が上がった」
 ↓
「じゃあ以後ずっと強気な態度さえとってりゃ大丈夫だ」
みたいな安直な感じになっちゃうのを心配してたんで。

森崎in幻想郷さんの文章には優れた物語性を感じてるんで、
ついのめりこんじゃって、ぬるゲー化しないかと
わがまま言ってしまいました。

これからも応援してるので頑張ってください。

217 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/04(月) 00:02:23 ID:???
>>216
応援ありがとうございます。
滅茶苦茶過大評価されている気がしますが、ご期待に添えるようにがんばります。

それでは、また明日から通常の更新に戻らせていただきます。
これからも森崎が幻想入りスレをよろしくお願い致します。

218 :201:2011/04/04(月) 00:07:39 ID:???
いやあ、本当に面白いですよ。
もし自分に画力があったらマンガ化しようと妄想するくらいww

219 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 00:42:17 ID:???
自分はヌルゲーマーなので幽香加入で即レティ脱退はキツイとか思ってたんですが
元からマイナス寄りだったのねorz読み込みが足りん
紅魔館組に犯人情報渡してチームに入ってもらうってのはどうなんだろ?
燃費は悪いがオールラウンダーなパチェ、シュナ互換のトッププレイヤーレミリア
超進化した朔夜さんと美鈴、どれも喉から手が出るほど欲しいキャラではないかと

220 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 00:50:46 ID:???
美鈴はキーパー指向なんだよなぁ

221 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 01:08:09 ID:???
攻撃陣は既に数が足りてるので、
紅魔館ならやっぱり朔夜さんか六花&七花かな。

それよりも次に戦う慧音か妹紅を試合後に引っこ抜きたいね。

妹様? …それは森崎の命がががが

222 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 01:31:15 ID:???
>>221
一度咲夜を戻して、メイド3人呼び寄せられればな。

>妹様
案外、メルランみたいに懐かれるかもしれないぞ。
懐かれ方が命に関わりそうだがw

223 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 13:42:26 ID:???
でも咲夜は唯一安心できるタックル持ちなんだよなぁ・・・
今までの反応を見るにどちらかというと嫌いみたいな感じがあるし
咲夜の好感度は行為まで上げておきたい

224 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 14:49:29 ID:???
行為・・・・・・!?

225 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 16:51:53 ID:???
咲夜はレティと逆で、
普段の会話では割といい印象を与えてるけど、
試合中の指示で失望させてるって気がする。
もっとなだれ攻撃使ってあげるとかするといいのかも。

226 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/04(月) 23:29:11 ID:???
>>218
ストーリーが面白いとしたら、それはみなさんの選択が良いんでしょう。
私はTRPGのGMみたいにストーリーを作ってるわけではなく、ただキャラクターのAIの代行をしてるだけです。

>>219-222
最初の頃は咲夜しか守備が居なかった紅魔館も、
今やマヨヒガと並ぶほどの超堅守を誇るチーム。改めてカードの魔物凄い。

>>224
更衣……?!

>>225
咲夜さんも咲夜さんで面倒そうな性格してますからねえ。

227 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/04(月) 23:30:16 ID:+Oe9oU1I
B とりあえず明日は半日練習

森崎「俺もやりたいことがあるから、明日の練習もまた午後からだろうな。
   お前の用事ってのは午前中だけで済むもんなのか?」

幽香「十分よ。元々大した用事じゃあないしね」

森崎から目線を外し、いつの間にか沈みそうになっている夕日を眩しそうに見つめながら幽香が答えた。

幽香「さて、聞きたかった事が聞けたから私は行くわ……ああ、そういえば」

一旦は踵を返して立ち去りかけた幽香が、再び立ち止まって振り返った。

幽香「貴方があんな顔してるのは初めて見たわ。レミリアに向ける対抗心とはまた違う。
   何、そんなにアイツが嫌い?」

森崎「……別に。ただ少しイラついただけだ」

彼の口から出た言葉は、紛れもない本心だった。

それを聞くと幽香は興味を失ったのか、そう、と一言だけ呟いてさっさと去っていってしまった。

森崎「(何だったんだ、今のは……)」

彼女の質問の意図が判らず、困惑する森崎。
特に思うことなど何も無い。霊夢の性格はなんとなく理解できるし、一瞬だけ感じた怒りも既に収まっている。

……しかし、何故か。
心に残った僅かな蟠りだけは、その後八重との練習を再開してからも、ついに解消されることはなかった。


228 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/04(月) 23:31:17 ID:+Oe9oU1I
………
……

〜夜フェイズ〜
〜メリーの家・森崎の部屋〜

森崎「ふぅ、今日も疲れたぜ……」

バタリ、とベッドの上に大の字に倒れながら、森崎は大きくため息をついた。

情報収集に選手の勧誘、そして練習。
チームの運営をほぼ一人で担って駆けずり回っているのだ。いかな彼でも疲労がたまるのは当然だった。

森崎「(とはいえ、勝つために自分のチームを強化するってのはやり甲斐もあるんだよな。
   ……うむ、俺の野望の為に今日ももう一頑張りするか!)」

勢いをつけてベッドから跳ね上がる森崎。
夜の外出もここ最近は既に恒例となっている。さて、今日は……

A 誰かの部屋に行く(現在メリーの家に居る人物名を併記してください)
B 練習する(昼より成功率が低いです)
C 小野塚小町に会いに行く
D 夜だけど出歩く(場所、もしくは目的を併記してください) *自由選択扱い

*先に「2票」入った選択肢に決定します。


229 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 23:41:27 ID:OxfNKdWw
C

230 :森崎名無しさん:2011/04/04(月) 23:42:04 ID:UgloPrec
C

231 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 00:25:23 ID:y4we3BBk
C 小野塚小町に会いに行く

死神という位だから、きっと冥界のような不気味な場所に住んでいるのだろうと漠然と想像していた森崎だったが、
阿求から貰った情報にあった小町の居場所は意外な所だった。

森崎「(マジでこんな所に居るのか? アレだけ高い金払ってガセネタだったら洒落にならんが……)」

森崎が今徘徊している場所は、なんと人里。
昼間は幻想郷唯一の人間の町という事でそこそこ賑わっているのだが、
既に夜中に近い現在では大通りを歩いても人っ子一人見当たらない。
明かりが付いている家が少ないのも相まって、まさにゴーストタウンといった風情であった。

森崎「確かに、何か出そうな雰囲気ではあるが……」

辺りを見回しながら、通りを歩き続ける森崎。
阿求の情報では、小町は深夜によく人里を徘徊しているらしいのだが……。

小町「出そうじゃない。実際に出るんだよ」

森崎「ぅうおっ?!」

突然後ろから声をかけられ、思わず飛び上がる森崎。
爆発寸前の心臓を抑えながら後ろを振り返ると、そこには一人の少女の姿があった。

ツインテール風に結った赤毛にすらりと高い背丈、思わず目のやり場に困るほどの完璧なスタイル。
そして何よりも眼を引くのが、左肩に担いだ人の背丈ほどもある大鎌。

……間違いなく、探していた小野塚小町であった。

232 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 00:26:33 ID:y4we3BBk
小町「里の中は多少安全とはいえ、夜はやっぱり妖怪の時間さ。
   普通の人間は家に隠れてるもんだけど、どうやらあんたは違うみたいだね。……えっと、森崎だっけ?」

森崎「一度戦った奴の名前くらい覚えていて欲しいもんだが……俺は覚えてるぞ、小野塚小町」

名前を忘れられかけていたことにむっとしながら森崎がそう返す。
ちなみに彼も、今日の昼に阿求に聞くまで小町のことなど忘却の彼方であったのだが……。

小町「はは、ごめんごめん。それと、あたいの事は小町でいいよ。堅苦しいのは嫌いだからね。
  ……で、前の大会の優勝チームのキャプテン様がこんな所で何してるのさ。一人での夜の散歩はあんまりお勧めしないよ」

余程暇を持て余していたのだろうか。
口先では注意をしているものの、その口調は明らかに森崎の行動に興味津々といった風であった。

森崎「いや、散歩ってわけじゃないんだが……そうだな」

A 「ここに来ればお前に会えるって阿求に聞いてな」 早速交渉にはいる。
B 「そういうお前こそ、こんな所で何をしてるんだ?」 逆に質問する。
C 「夜中に急に腹が減ってな。何処か開いてる店はないかと思ったんだが」 あえて別方向に行く。
D 「単刀直入に言う。お前が(うちのチームに)欲しい!」 衝撃の告白。
E その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

233 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:27:19 ID:???
よし
D

234 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:27:54 ID:SmErQIhA
A 

235 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:28:44 ID:???
それどこのシグルドさん?

236 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:32:11 ID:IDuECN52


237 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 00:36:25 ID:???
今日はここまで。阿求から情報を買うと、とりあえず夜でも100%会えます。

>>235
なるほど、そっちもありますか……。

それでは、また明日お会いしましょう。
次回「三途の川、ただいま大渋滞中」をお楽しみに。



>>218
プリントアウトして引き伸ばして額に飾る準備は出来てますよ。

238 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:38:01 ID:???
>>237
笑えない…冥福をお祈りします。
それと乙でしたー

239 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 00:41:32 ID:???
……すみません、深く考えずにとんだ不謹慎発言を。
小町がずっと人里でサボっているから……という意図だったのですが、確かに配慮が足りませんでした。

私の発言で気分を害した方がいらっしゃいましたら深くお詫びします。

240 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 00:44:21 ID:???
>>237
乙でした〜。
お客様の中に「東方手書き劇場が描ける程度の能力」の方は
いらっしゃいませんか〜?www

241 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 21:34:07 ID:y4we3BBk
A 「ここに来ればお前に会えるって阿求に聞いてな」 早速交渉にはいる。

小町「わざわざあたいに会いに?」

森崎「ああ。単刀直入に言えばお前を勧誘しに来たんだ。うちのチームも人数がカツカツでな」

小町「へぇ……つまり、あたいの力が必要ってことかい」

小町は森崎の用件を理解すると、興味深げに森崎の全身を眺め回した。

小町「まあ、どうせどこかのチームには入るつもりだったんだ。
   あんたならサッカーの実力は申し分無いんだけど……人間かぁ。うーん……」

-------------------------------------------------------------------------

森崎の勧誘手腕→! card
小町の事情→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

*森崎の値-小町の値が±3なら条件付き成功。それ以上なら大成功です。
*小町の好感度は「普通」なので補正は入りません。

242 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 21:35:56 ID:???
森崎の勧誘手腕→ ハート4

243 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 21:36:33 ID:???
小町の事情→ スペード5


244 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 21:57:47 ID:???
条件付きか
咲夜と話もしなきゃいけないし>>80
問題山積みだなあ

245 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 22:58:36 ID:y4we3BBk
森崎の勧誘手腕→ ハート4
小町の事情→ スペード5

小町「どうしたもんかなあ……」

逡巡する小町。
だがその前に、森崎は先程の彼女の発言で一つだけ気になることがあった。

森崎「さっき人間か、とか言ってたがあれはどういう意味だ?
   もしかして、人間がキャプテンだと何か不味いことでもあるのか?」

小町「いや、別にそういう意味じゃないんだけどさ……実はあたい、いま上司に追われてるんだよね」

森崎「……は?」

なんの脈絡も無い小町の発言に思わず疑問符を口に出す森崎。

だが、彼女はそれを気にも留めずに言葉を続けていく。

小町「その上司ってのが、これまたちんまい癖に幻想郷の大妖怪でも道を譲る位のおっかない人でさ。
   あたいもいつ見つかって連れ戻されるかビクビクしてる訳なんだけど」

森崎「……ふむ」

小町の話に相槌を打つ。森崎も、ここに至って彼女が言わんとすることが大体予測できた。

小町「だからさ、ある程度強い妖怪ならともかく、ただの人間を巻き込みたくないんだよね。
   私をチームに加えたことが上司の気に障って地獄行き……なんて事になったら流石に寝覚めが悪いし」

246 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 23:00:02 ID:y4we3BBk
苦笑しながら、こんこんと大鎌で軽く肩を叩く小町。
おそらくこんな時間に人里をうろついているのも、その上司から逃れる為なのだろう。

森崎「(成程な。コイツを加えればまた厄介ごとに巻き込まれる可能性があるって事か……)」


A 「心配するな。お前を連れ戻しに来る奴が居たら俺が匿ってやる」 上司から匿う条件で小町を加入させる。
B 「……事情は判った。確かに俺が口を挟める問題じゃないな」 小町の加入をあきらめる。
C 「要は、俺がその上司を説得して来れば良いんだろ?」 上司を説得しに行く約束をする。
D その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

247 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:09:15 ID:???


248 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:12:14 ID:jMz3kHC6


249 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:15:38 ID:drSSwltI
C

250 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:16:19 ID:IDuECN52


251 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/05(火) 23:29:16 ID:???
すみません、明日早いんで短いですが今日はここまで。
また明日お会いしましょう。

252 :森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:40:07 ID:???
お疲れ様でした〜

253 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 05:03:06 ID:???
・人間とは異なり善悪の基準を自分の内に持つ
・うどんさん曰く何者にも染まらず惑わされない別次元の存在
・嘘がばれると大きなマイナスとなる

少し四季様の設定を書き出してみたけど手強そうだな…
森崎自体が説教の矛先が向かってきてもおかしくない人間だしw

254 :森崎名無しさん:2011/04/09(土) 01:30:51 ID:???
>>253
あわよくば一緒にチームに入れちゃえ☆
とか思ったけど…無理かなぁ、やっぱりww

255 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/10(日) 23:30:42 ID:KMP7qM9Q
C 「要は、俺がその上司を説得して来れば良いんだろ?」 上司を説得しに行く約束をする。

小町「説得って……いや、それは流石に」

森崎「無理かどうかはやってみなきゃ判らん。
   仮に成功すれば、お前も何も心配する事なくうちのチームに入れるだろ?」

小町「確かに、それはそうなんだけどさ……」

戸惑いの表情を見せる小町に、森崎は任せろ、と胸を叩いてみせる。

森崎「まあ、任せとけって。……それで、お前の上司ってどんな奴なんだ?」

死神の上司だからやっぱり悪魔だろうか? などと考えていた彼だが、小町からの返答は予想外のものだった。

小町「ははは、確かに私にとっちゃ悪魔みたいなもんだけどね。
   私たち死神は三途への案内人。仕えてるのは地獄の閻魔様さ」

森崎「え、閻魔……? っていうと、アレか? 嘘ついたら舌を抜かれるとかいう……」

小町「舌を抜かれるかどうかは判らないけど、まあ嘘は嫌いだねえ」

閻魔、という言葉の持つイメージに、
どう考えても品行方正とは程遠い生き方をしてきた森崎は思わず及び腰になってしまう。

森崎「もう何が出てきても驚かんとは思ってたが、本当に閻魔なんてもんが居るなんてな。
   っていうか、そいつは普通に会えるのか? まさかとは思うが、会うためには一旦死ぬしか無いとか……」


256 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/10(日) 23:31:51 ID:KMP7qM9Q
小町「普段なら本当にそうなんだけどね。今は幻想郷の無縁塚辺りに居るはずさ。
   知らなきゃ場所は教えるけど……本気で行くつもりかい? 正直な話、説得の通じる相手じゃないと思うよ」

心配そうに森崎の目をじっと見つめる小町。
しかし森崎も一度言い切ってしまった手前、ここで引くことは出来なかった。

森崎「まあ何とかしてみるさ。
  ……一応確認しておくが、俺がお前の上司の説得に成功すれば、お前はうちのチームに入るんだな?」

小町「ああ。元々森崎のチームに入るのに異存は無いしね。
  あんたが説得に成功したって知らせを聞いたら、すぐにでも駆けつけさせてもらうよ」

小町が森崎の問いに大きく頷く。そして……

小町「でも、本当に気を付けとくれよ。
  さっきも言ったけど、あたいのせいであんたが地獄行きってのは寝覚めが悪いからさ」

森崎「……流石の俺も地獄行きは怖いな。せいぜい、そうならないように努力するさ」

洒落にならない忠告に、思わず苦笑いする森崎。

……こうして、森崎は若干の不安を抱えながらも小町の上司を説得しに行くことになったのだった。

*森崎が無縁塚に行けるようになりました。
*二十二日目終了。二十三日目へ……

257 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 00:27:46 ID:???
むむ、なんかどうしても書けない……。
次はNPCシーンなんですが、ちょっと先が長そうなので多分今日はここまで。

更新が飛んで申し訳ありません。
エイプリルフールネタに使おうと思ってすっかり忘れていた画像を見ながらお待ちください。



☆森崎が幻想入り、まさかのゲーム化!☆
http://uploader.sakura.ne.jp/src/up34953.jpg

*画像は開発中のものです。
*20011年冬頃公開予定。

258 :森崎名無しさん:2011/04/11(月) 00:42:57 ID:???
乙でした〜。ゆっくり待ってますよ〜。

>>257
その後、トランプ引いてるの想像したら何か笑えたww

259 :森崎名無しさん:2011/04/11(月) 01:00:30 ID:???
プラチナレミリア……だとすごいほしいんですが

260 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:45:02 ID:YaRNerbY
〜紅魔館・大図書館〜

紅魔館の奥深くに、その大図書館は存在する。
普段ならば、部屋の主であるパチュリーが静かに読書をするだけの静謐で陰鬱な空間。

しかし今日は彼女以外にももう一人、傍らに座る人影があった。

レミリア「……相変わらず埃っぽいわねぇ。何か面白い本とか無いの?」

そう呟いて、退屈そうに読書机に頬杖をつくのは紅魔館の主であるレミリア・スカーレット。
先ほどの言葉に反して、彼女は読書を嗜まない。ただ気まぐれに訪れては、適当に暇を潰して去っていくのみである。

パチュリー「(……でも、こういう時は大抵何か抱えてるのよね。
      本当は相談したいのに自分からは言い出さない辺り、プライドが高いというか子供っぽいというか……)」

嘆息しながら、パチュリーは読んでいた本をぱたんと閉じた。
こういう時にレミリアの相談に乗るのもまた、唯一の対等な友人である彼女の役割である。

パチュリー「聞いたわよ。……森崎の次の相手、妹様だってね」

レミリア「……」

パチュリーの言葉を聞いた瞬間、レミリアの表情が僅かに険しくなる。

パチュリー「……興味本位で聞いてみるけど。レミィは妹様と森崎、どっちが勝つと思ってる?」

レミリア「まず間違いなく森崎でしょうね。
     確かにフランは力は強いけど、それだけで勝てるほど森崎は甘くないわ」

あのフランドールを「ただ力が強いだけ」と切って捨てるレミリアに、パチュリーは呆れの混じったため息をつく。


261 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:46:07 ID:YaRNerbY
パチュリー「……そう思えるのは貴方だけよ、レミィ。
      それじゃあ何が問題? かわいい妹が負けるのを見るのが忍びない?」

敢えて一番正答から遠いであろう予想を上げてみるパチュリー。
それに対してのレミリアの反応は、彼女の予想通りのものだった。

レミリア「あの子が何処で何をしていようが、私の知ることではないわ。……ただ」

パチュリー「ただ?」

レミリア「あの子が爆発した場合は別よ。特に今回、私の時みたいに試合中に雨でも降れば……」

パチュリー「成程。自制の出来ない妹様が何をするか判らない、って事ね」

ようやくレミリアの懸念を理解したパチュリーが軽く頷いた。

パチュリー「目付役を付けようにも咲夜は敵チーム……成程、それも妹様の機嫌を逆撫でする理由の一つになるか。
      どちらにせよ、妹様のチームにもこちらから一人つける、っていうのが最善の手でしょうね」

レミリア「それしか無いか。……はぁ、森崎は私を恨むかしら」

心底憂鬱そうな彼女の様子に、パチュリーは思わず目を丸くする。

普段ならば周囲の感情など気にも留めないというのに。
どうやら無自覚ではあるようだが、本格的に乙女回路が作動しているらしい。


262 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:47:33 ID:YaRNerbY
パチュリー「……そ、それで? 一体誰を差し向ける?」

レミリア「美鈴は門番と私の護衛があるから、それ以外ね。となると……」


-------------------------------------------------------------------------

誰が来る?→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ・ハート→「六花に行かせるわ。戦闘能力もそれなりにあるようだし」
スペード→「朔夜に行かせるわ。あいつなら目付役としては十分でしょう」
クラブ→「パチェ、貴方が行ってもらえないかしら?」
JOKER→「……いえ、やっぱり私自身が行くわ」


263 :森崎名無しさん:2011/04/11(月) 12:50:27 ID:???
誰が来る?→ ハートA

264 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/12(火) 08:04:23 ID:/BAi82zQ
誰が来る?→ ハートA
ダイヤ・ハート→「六花に行かせるわ。戦闘能力もそれなりにあるようだし」

パチュリー「……六花? まぁ、悪くない人選だとは思うけど」

レミリアの決定に、パチュリーは僅かに不満そうな表情を浮かべる。

レミリア「どうしたの。なにか言いたそうね」

パチュリー「別に私が行ってもいいのよ? 森崎への借りを返すチャンスだし」

レミリア「……自重なさい、私も行けないんだから。抜け駆けは許さないわよ」

じとっ、とパチュリーを睨むレミリア。

パチュリー「抜け駆けって。レミィ、貴方……いえ、やっぱりもう良いわ」

本当に変わった。口に出しそうになったその言葉を、パチュリーは胸にしまい込んだ。
目の前の友人は絶対に否定するだろうから。

しかし、彼女がいくら否定しようとも確かに変わっていっているのだ。
彼女自身も、そしてこの紅魔館も。

しかし、おそらくそれは悪くない変化なのだろう。
その変化の切欠をもたらした一人の少年の顔を思い浮かべながら、パチュリーは再び本に目を落とした。

265 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/12(火) 08:05:50 ID:???
とりあえずここまで。
続きは夜にでも。

266 :森崎名無しさん:2011/04/12(火) 09:22:44 ID:???
さてと…パッチェさんが抜け駆けしたくなるようにしなきゃ

267 :森崎名無しさん:2011/04/12(火) 11:54:41 ID:???
乙でした。

268 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/14(木) 23:50:37 ID:NMJ8sskw
〜二十三日目〜
〜午前中フェイズ〜

森崎「ふむ。今日も相変わらずの快晴っと」

よく晴れた青空を見上げながら、森崎は両手を上げて大きく伸びをした。
体調管理にはそれなりに気を付けているせいか、基本的に夜更かしをしてもコンディションは良好である。

森崎「(……さて、今日の練習は午後からだったな。午前中は自由行動な訳だが……)」

肩を軽く回しながら、森崎は周囲を見渡した。

現在時刻は朝の九時。
決して早い時間ではないが、メリー家の建つ人里の郊外には、未だ人影は殆ど無い。

森崎「(微妙に不便な場所にあるんだよなあ、この家。……それはそれとして、今日はどこに行こう?)」


269 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/14(木) 23:51:39 ID:NMJ8sskw
A 今日も大会はやってるはずだ。スタジアムに行こう
B 博麗神社にでも行くか
C 買い物にでも行こうかな
D 永遠亭に行ってみようかな
E 特訓だ。グラウンドに行こう(誰かを誘うことも出来ます)
F 紅魔館にでも行ってみるか
G 登山だ! 妖怪の山へ
H 冥界・白玉楼に行こう
I 八雲紫の屋敷に行くか
J 人里を探索してみようかな
K 一旦、家に戻る
L 小町が言っていた無縁塚に行く。
M ん? 幽香がどこかに歩いていくぞ?
N 適当にふらつく。(ランダムで何処かに辿り着く・行ける所が増えるかも)
O その他。(することを併記してください。なお、知らない場所には行けません)

*先に2票入った選択肢が採用されます。

270 :森崎名無しさん:2011/04/14(木) 23:52:44 ID:MuNPNq96
L

271 :森崎名無しさん:2011/04/14(木) 23:52:50 ID:OxtGjUqE
L

272 :森崎名無しさん:2011/04/14(木) 23:53:47 ID:/z+qcB5c


273 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 01:07:38 ID:???
単独で閻魔の説得は正直無謀な気も少々

274 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 01:27:31 ID:???
まあ、失敗したとしても
いきなり「ラストジャッジメント!有罪!!」
なんてことはないでしょ。…多分。

275 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 17:25:31 ID:???
3択―ひとつだけ選びなさい
答え@ハンサムの森崎は突如説得のアイデアがひらめく
答えA小町が頑張って働いて時間を作ってくれる
答えBスーパー説教タイム、現実は非情である。

俺が○を付けたいのはAだが期待はできない…
いくら加入自体は乗り気とはいえあのサボリ魔が評価普通の森崎のために
某死神漫画の助っ人キャラのようにドン!!と登場して「既に仕事を終えた…だと…?」と
間一髪事態を丸くおさめてくれるってわけにはいかねーゼ、逆に新しいサボリスポットを発見しているかもしれねえ

やはり答えは…@しかねえようだ!

276 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 17:37:33 ID:???
キャラ的に触手さえあれば何とかなるイメージ

277 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 18:18:54 ID:???
ミルキーエイキーが呼ばれた気がした

278 :森崎名無しさん:2011/04/15(金) 18:20:25 ID:???
どこぞの外道魔理沙の紙芝居じゃあるまいしw
というかそれじゃ最後は勝たれちゃうぜ

279 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/19(火) 00:06:48 ID:???
すみません、更新はもう少しお待ちください。
福島行きの話はなくなったものの、代わりにひたすら専門家さんの話を伺う日々です。

280 :森崎名無しさん:2011/04/19(火) 12:16:30 ID:???
大変だなぁ…
でも不謹慎ですが福島行きなくなってほっとしてます

281 :森崎名無しさん:2011/04/19(火) 22:47:01 ID:???
ふむ…承知しました。
日々刻々と状況が変わって大変だろうと思いますが、
お仕事頑張ってください。

282 :森崎名無しさん:2011/04/20(水) 16:34:45 ID:???
乙です

大変でしょうけど頑張って下さいね

283 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 01:54:03 ID:???
更新楽しみにしてます!

284 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 01:29:15 ID:???
音沙汰ないと不安です

285 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 09:08:03 ID:???
もう一ヶ月とちょっとになるのか…

286 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 00:15:13 ID:???
原発関連が落ち着くまでは無理なのかな…

287 :森崎名無しさん:2011/07/16(土) 17:10:45 ID:???
先日の雑談スレの流れからどうにも不安で夜も眠れない…

288 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 06:58:21 ID:???
全裸が肌寒い季節になったがここからが腕の魅せ所だな

289 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 17:41:45 ID:???
魅せんでいいから服を着ろ

290 :森崎名無しさん:2011/11/07(月) 23:58:04 ID:???
もう冬だけど全裸紳士まだ待ってる?

291 :森崎名無しさん:2011/11/08(火) 21:51:14 ID:???
モチのロンよ!

292 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 02:17:18 ID:???
風邪をひいたりもしたけれど、私は全裸です
戻ってこられた時のために一張羅のネクタイも用意してるよー!

293 :森崎名無しさん:2011/11/14(月) 10:40:49 ID:???
紳士の装いはネクタイとブリーフですが

294 :森崎名無しさん:2011/11/14(月) 20:49:02 ID:???
おまわりさんピエールです

295 :森崎名無しさん:2012/01/27(金) 14:56:18 ID:???
全裸はヤバイな
戻ってきたら、と思っていたがネクタイをもう着用せざるをえない

296 :森崎名無しさん:2012/01/28(土) 20:34:29 ID:???
はやく更新こないとみんな凍えてしまいそうな勢いだ

297 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/01/29(日) 12:50:53 ID:???
どうもすみません、なんとか身辺が一段落してきそうなスレ主です。
一年以上自分のスレを放置して大変申し訳ありません。

このスレを更新出来なかったのはリアルが忙しかったのも一つなのですが、もう一つ事情があり……。
早い話、最近ゲーム等する時間があまりとれずに、昨今の東方事情をまったく知ることが出来ず。
正直、地霊殿以降のキャラ・ネタが全くわからない有様です。
このスレの方向性の都合上、今から東方以外に方向転換する事も出来ず、若干途方にくれています。

申し訳ありませんが、このスレはしばらく休止ということにさせていただけませんでしょうか。
自分の好き&得意なネタで新しいスレをやりたい……とも考えたのですが、
この休止魔のスレ主ではそれすら何処まで続くかも分からず……orz

298 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 13:29:03 ID:???
少なくとも自分は昨今のネタとか気にしません

299 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 13:38:44 ID:???
「このスレでの東方の時間は風神録(あるいは緋想天?)で止まってます」でいいんじゃないですか?
基本、もともとのファンは新規ネタをそんなに求めていないのではないか、と推測します。
(ほかのスレだってそんなに敏感にガンガンとりいれていたところばかりじゃないですし)
まあスレ主的に「新しい情報をどんどん取り入れたい!だけどできない!」ならしょうがないと思うのですが。


300 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 13:39:53 ID:???
まずはお帰りなさい。
無事であることが分かって、とても嬉しいです。

でも、うーん…、
無理に新しいキャラ・ネタを使う必要はないと思います。

少なくとも俺は、
更新が遅いとか新キャラが出ない、ぐらいでは、
不満なんて一切沸かない程度に好きですよ、このスレとうp主さんの物語。

うp主さんがどうしても、というなら止める権利はないとは思いますが、
どんな形ででもいいので続けて欲しいなとは思います。

っていうか、ぶっちゃけ早く俺の嫁である小町が加入して
必殺うごかないで大活躍するシーンが見たいんですよォォォォ!ww

301 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/29(日) 14:07:50 ID:???
何はともあれ無事でいてくれたのが嬉しいです。
義務ではないのですから、読者・参加者になるのも継続するも新作を始めるも自由だと思います。
思い詰めず、好きに行動して好いと思いますよ。
個人的には続きが気になりますけどね。

ちなみに私は東方をプレイした事すらないので新ネタはむしろ戸惑う人種だったりします(笑)

302 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 14:28:09 ID:???
東方ネタで書いていた者なのですが

風神録録、緋想天則以降わからんで!
と言うか最近の買う気しない…・・・

303 :森崎名無しさん:2012/02/04(土) 19:44:59 ID:???
東方知らないけど、楽しんでた。だから新規?はどちらでも気にならない。
無理を言っているとは思うけど、続きを読みたい。ぼつぼつでも。

304 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 21:48:17 ID:???
無事でよかった!

これでやっと読者達に服を着せることができますね!

305 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/02/11(土) 21:11:42 ID:???
すごく……自分が何を考えていたのか思い出せません……。

306 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 21:12:47 ID:???
あるある

307 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 23:12:31 ID:???
逆に考えるんだ新しい発想でオープンすればいいんだ

308 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 00:12:22 ID:???
適当に進めていれば思い出すんじゃないかな?

309 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 00:15:33 ID:???
新しく始めればいいんじゃないですか?

310 :森崎名無しさん:2012/02/14(火) 14:03:48 ID:???
アトリエサッカーだろうがわたしは一向にかまわん!

311 :森崎名無しさん:2012/02/20(月) 01:07:24 ID:???
久々に見たらひっそり生存報告来てた!!
紅森スカーレットフォレスツが結成するまで読みたかったけど
森幻さんの熱いのがココで見れるんならソレはソレで・・・クールビズが必要にナルヨネ?

312 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 12:11:35 ID:???
八重ちゃんに会いたい

313 :森崎名無しさん:2012/06/05(火) 07:10:19 ID:???
風邪ひいた…夏風邪だろうか
ネクタイしなきゃ…

314 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/07(木) 22:55:14 ID:lGeWQXy2
L 小町が言っていた無縁塚に行く。

〜無縁塚・再思の道〜

人里を遠く離れた魔法の森の、更に奥。人間はおろか妖怪すら滅多に近づかない、幻想郷の最奥。
小町の言った幻想郷の無縁塚は、まさに秘境という表現が相応しい場所に存在していた。

森崎「(ん? 何だ、一気に雰囲気が変わったな……)」

森を抜けて視界が開けた瞬間、森崎は思わず息を呑んだ。
目に映るのは果てしなく続くとすら思える一本の砂利道。そして、その両脇に咲き誇る暴力的なまでの赤色。
それはまるで、撒き散らされた鮮血がだんだんと床を侵食していく様にも似ていた。

森崎「(これ、全部彼岸花って奴か? なんというか……壮絶な眺めだな)」

思わず足を止め、ぐるりと周囲を見渡す森崎。
花畑。そう、確かに花畑である。しかし、眼前の光景は花畑という言葉が持つ牧歌的なイメージとは程遠い。
森崎がこの彼岸花の群れを見て思い浮かべたのは先にも出た鮮血か、若しくは燃え上がる炎であった。

森崎「(風景として綺麗じゃないってわけじゃないんだが……。
   まあ、あの世との境目だっていうんだから、不気味なのも無理はないか)」

そう結論づけ、森崎は再び歩を進めようとした。すると……

???「……どうやら、この彼岸花が気に召さないようですね?」

森崎「……っ?!」

すぐ横からかけられた突然の声に、思わず飛び退る森崎。
振り向いて見ると一体いつから居たのか、そこには一人の少女が立っていた。

315 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/07(木) 22:56:15 ID:lGeWQXy2

金の装飾の入った不思議な帽子に、何処か制服を思わせるキリッとした黒の上着。
エメラルドのように輝く緑色の髪は、長く伸ばしている右側の一部を除き、肩の所でキチリと切りそろえられていた。

容姿にはまだ幼さが残る。外見だけを見るならば、年齢は年少組達とほぼ同じ程度といった所だろうか。
しかし落ち着いた物腰と雰囲気、
何よりも対面するだけで気圧される程の威圧感が、彼女が外見通りの少女ではない事を物語っていた。

???「しかし、彼岸花を前に血だの炎だのとは罰当たりな。大体ですね……そう、貴方は少々執着が過ぎる。
  何かにつけて勝つの、負けるのと。このままでは死後は修羅道に落ちる。
  ここいらで悔い改めたほうが身の為……いえ、何かもう手遅れ感も……」

森崎「は……はぁ?」

開口一番、いきなりくどくどと説教を垂れ流す少女に、戸惑いを隠せない森崎。
できる限り関わりあいになりたくない人種である。しかし……

森崎「(どことなく裁判官っぽい格好、低身長……それからこの威圧感……
   こいつ、もしかして……)」

A 「あー……もしかして、小町の上司ってお前か?」 とりあえず尋ねてみる。
B 「もしかして、あなたが小町の上司の閻魔様ですか?」 できる限り丁寧に尋ねてみる。
C 「何だ、迷子か。人里はあっちだぞ?」 まさかこんな小さいのが閻魔な訳があるまい!
D 「悔い改めるって言われてもなあ……」 とりあえず説教に付き合ってみる
E その他。何かあればどうぞ。

*先に2票入った選択肢が採用されます。

316 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 22:57:09 ID:UNGb3UZk


317 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 22:57:58 ID:P7TISyuo
B
お帰りなさい! ご無事で何より!

318 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 22:58:12 ID:EcpA3Lvw
A

319 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/07(木) 22:58:48 ID:???
ギャー!復活おめでとうございます!!

320 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 22:58:58 ID:???
お帰りなさいです!!!!!!!

321 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/07(木) 23:06:16 ID:???
あぁ^〜うれしいなぁ(恍惚)

322 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/07(木) 23:16:28 ID:???
こういう時、どんな顔してなんて言ったらいいかわからないの……
とりあえず、ただいまです。
放置してしまっていたスレにこんなにレスがついてびっくりです。本当にありがとうございます。

色々ありました。色々あった間に、何書こうとしてたか忘れたり、設定忘れたり。
正直、今でも思いだせてません。
諦めて自分の趣味を全開にした別の話を書こうとも思いました。
主人公・森崎有子ちゃんでお送りする、リリアン女学園蹴球部とか。なでしこ優勝したし。
しかし、やっぱりこのスレは絶対に捨てられませんね。
森崎は勿論、レミリアや幽香、アリス、蓮子、六花、七花、朔夜、八重、etc....
書き足りないキャラが多すぎる。書きたいシーンも、そりゃもう大量に。

更新速度が遅かろうとも、ちまちま進めていくので、今後ともよろしくお願いします。

323 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 23:40:23 ID:???
よし みんなきけ
いまから もりさきがげんそういりスレの
ふっかついわいパーティーを おこなう

食事1→ いくら丼お好み焼きうみたてたまごクリームパン
食事2→ フライドチキンミートソースメンチカツ牛乳
飲み物→ メッコール白湯
特別ゲスト→ ミューラーバルカン

324 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 23:41:59 ID:???
再開乙です!
一年…短いようで長かったぜ…やっと紳士が服を着れると思うと胸が熱いな
リアル大事に無理せず進めて下さい

325 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 23:45:24 ID:???
白湯以外はいかにも少年たちのパーティーって感じのメニューになりましたねw

326 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/07(木) 23:48:46 ID:???
>>325
間違いなくゲストの二人が食べつくしますがねw

327 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 23:48:59 ID:???
バスケット片手にフライドチキンを骨ごと貪り食う巨漢二人の図が頭の中で思い浮かばれましたw

328 :森崎名無しさん:2012/06/07(木) 23:49:46 ID:???
>>324
昨夜まで全裸だったんかい!?

329 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:02:37 ID:???
どうみてもパーティーの主役がスレ主さんではなくゲストの2人になっている件についてw

330 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/08(金) 00:18:27 ID:m2q4BBBk

B 「もしかして、あなたが小町の上司の閻魔様ですか?」 できる限り丁寧に尋ねてみる。

???「そもそも彼岸花は曼珠沙華、天上の花とも云われ……と、何ですか、不躾に。
  確かに、私は閻魔の四季映姫ですが」

映姫と名乗った少女が説教を中断し、まじまじと森崎の顔を見つめる。

森崎「あー……あの、実は閻魔様にお願いがあって……」

映姫「私に何か言う前に、まずはその虚構に満ちた口調を何とかなさい。
  人の本性は一朝一夕には直らぬ物。使い慣れぬ敬語に敬意など宿らぬと知りなさい」

ぴしゃり、といきなり一刀両断する映姫。その表情はあくまでも厳しい。
これは最初からミスったかと、森崎が何も言えずにいると……

映姫「とはいえ、普段敬語など使わぬ貴方が私に敬意を表そうとしたことは評価します。
  ……森崎有三。どうやら、まるきり無礼者というわけでも無いようですね」

ふっと表情を和らげる映姫。
先程は随分な剣幕であったものの、どうやらそう気分を害したわけでも無いらしい。
むしろ、少し上機嫌になった風ですらある。

森崎「あぁ……悪かった。これでいいか? しかし、そういや名前……」

映姫「知ってますよ。しかし、それがそんなに不思議ですか?」

森崎「ああ……まぁ、それもそうか」

長い幻想郷暮らしで、理不尽な事にもそこそこ耐性がついてきた森崎である。
確かに、八雲紫に出会った時に比べれば、自分の名前が知られている程度なら大したことがないと言っても良いだろう。

331 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/08(金) 00:20:44 ID:m2q4BBBk
映姫「……それで。ただの人間が何故このような所へ? 先程願いがどうとか言っていましたが」

森崎「まあな。どうやら飾っても仕方ないみたいだから単刀直入に言わせてもらうぜ。
  ……お前のところの小町を、しばらくうちのチームに貸して欲しいんだ」

先ほどの反応から下手に回りくどい言い方は逆効果だと判断し、すぱっと本題に切り込む森崎。
一方映姫は、小町、という言葉に反応してぴくりと片眉を上げた。

映姫「小町? 貴方、小町の居場所を知っていると?」

森崎「ああ。そういや、お前の所の仕事をサボッて逃げ出してるんだってな。
   いつ連れ戻されるかって冷や冷やしてたぜ」

映姫「事情を知っていて尚、わざわざ私に小町を貸せと頼みに来たのですか?
  ……判りませんね。大体、今現在私は小町のサボりのせいで仕事が進まずに困っているのです。
  居場所が判れば連れ戻しこそすれ、わざわざ貴方のチームに彼女を貸す道理など無いとは思いませんか?」

森崎「(……まあ、普通に考えりゃそうだよな。さて……?)」


A 「とはいえ、無断で匿うわけにもいかんだろ?」 何も考えなど無かった。
B 「今起こってる異変を解決する為にも、あいつの協力が必要なんだ」 異変にこじつけてみる。
C 「お前のところも大変だろうが、うちのチームも大変なんだ。頼む、この通り!」 拝み倒してみる。
D その他。何かあればどうぞ。

*先に2票入った選択肢が採用されます。

332 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:25:21 ID:QWFtJKDM
D 小町の仕事を(森崎が)代わりにするので、しばらくうちのチームに貸して欲しい

333 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:26:18 ID:???
>>332
三途の川の橋渡しは死神以外に出来るんですかね…?
あと、天人に寿命を突きつけにいくとか…

334 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:29:07 ID:w1+zIVVE
A
ぎゃああああ更新来てたあああああ
復帰アリガトウーーーー

335 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/08(金) 00:29:13 ID:m2q4BBBk
あ、すみません。
書き忘れてましたが投票はageでお願いします。

336 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:31:13 ID:???
異変解決は死神の仕事に入るのかな?入るならBでも脈はあると思うが

337 :336:2012/06/08(金) 00:43:46 ID:LcVRM7IU
B

要は小町がフォーレスツに入って守矢杯に出ることが、
何らかの「仕事をする」ことになるなら
閻魔さまもOKくれるんじゃないかな〜と。
うまく理屈をつけないと嘘つき扱いされるリスクもあるけど。

338 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 00:45:41 ID:???
スレ主さんのIDにBが並んでいますね

339 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 01:30:24 ID:XddPjF2+
>>338
これはBを選べということだな
というわけで
B

340 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/06/08(金) 03:40:08 ID:???
大分出遅れましたが、復活おめでとうございます!

341 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/08(金) 06:59:15 ID:???
復活ずっとずっと待ってましたー!
スカーレットフォーレスツの夢もまた見られるのですねこんなに嬉しいことはない。

342 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 11:49:58 ID:???
復活乙です!
もう一度最初から速攻で読み込んでまいります。

343 :336:2012/06/08(金) 12:51:47 ID:???
言いだしっぺの責任として色々考えると、理論武装としては

異変解決者の立場をめぐって紅魔館・守矢神社の間で争いが起こる恐れがある、
加えて本来異変を解決すべき博麗霊夢が守矢との信仰争奪の当事者となっている、
というこの状況では彼らのようなこの世の勢力とは一線を画した立場である、
公平中立な権威者であろう閻魔様が部下である小町に異変を解決させて、
犯人に相応の処分を下す、というのが穏当で、より禍根を残さないだろう。

小町が異変を解決するには現場であるフィールドにいるのが一番。
つまりどこかのチームに入って守矢杯を勝ちぬく必要がある。
サボりで有名であろう小町なら閻魔本人が出張るのとは違って犯人の油断を誘える。

そして小町の協力者としてふさわしいのは紅魔・守矢・博麗からは独立し、
三者と多少の縁を持っているものの将来的には幻想郷から出ていく部外者・森崎である。
さらに森崎は犯人の手掛かり(「山の上のそのまた上」というよくわからないヒントだが)を知っている。

とこんな感じかな。
なにぶん、このスレで東方を知ったニワカの私が
閻魔が幻想郷の平和にどの程度の責任と関心を持っているのか、
小町が真面目に異変解決のために働いてくれるのか、等の不明な点をすべて都合よく仮定した結果だけど。

森崎の心理としても異変解決に興味はあるが、レミリアに犯人を渡して殺人の片棒を担ぐのもぞっとしない、
しかし下手に早苗先輩に協力すると世話になった霊夢を無碍することになりかねない、という状況ではそう不自然ではないだろうし。

344 :森崎名無しさん:2012/06/08(金) 20:26:34 ID:???
>>327
自分はフォーレスツのトランぺッターがチームメイトとはぐれた様子が頭の中で思い浮かばれましたw

345 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/09(土) 10:36:14 ID:E4W3L/eo
B 「今起こってる異変を解決する為にも、あいつの協力が必要なんだ」 異変にこじつけてみる。

映姫「異変? 確かに、今幻想郷で起こっている事は把握していますが。
  それと小町に一体どのような関係があるというのです」

森崎「何も、あいつが直接関係あるわけじゃない。
  ただ、俺が異変解決に乗り出す時の戦力として、あいつには居て欲しいんだ」

映姫「解決? 貴方が? 異変解決は巫女の仕事であって、貴方の仕事ではないと思いますが」

訝しむ映姫。だがそれに対して、森崎はさらに畳み掛ける。

森崎「その霊夢が動いてないからだろ。俺だって真剣勝負に水をさされるのに辟易してるんだ。
  それに、何も俺に限った話じゃない。レミリアや先輩……早苗さんの所だって解決に向かって動いてる」

映姫「……ふむ。しかし、紅魔館と守矢神社が動いているというのならば、
  何も貴方が動かなくてもその二勢力に任せておけば良い話ではないのですか?」

森崎「そうもいかんだろ。レミリアなんか、犯人見つけたら絶対に殺すなんて言ってるんだぜ?
  先輩の所は流石にそう物騒でもないだろうが、何としてでも自分の手で犯人を挙げたいってのは一緒のはずだ。
  このまま任せておいたら、犯人を倒す前にあの二人の所が真っ先に激突……ってのは有り得ない話じゃないと思うけどな」

実際、先輩たちはレミリアが動いてるって知った時に嫌な顔してたしな……と、この前の試合の時の会話を思い出す森崎。

映姫「ならば貴方なら、他勢力との禍根を残さずにするりと解決できると?」

森崎「まあ上手く運べばそういう事もあるだろ、って程度だけどな。
  幸い、ある程度だが犯人の居場所も掴んでるしな。……後はあんたの協力次第でもある」

森崎の言葉に、映姫も合点がいったという様子で頷いた。

映姫「ふむ。なるほど、つまり……」

346 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/09(土) 10:37:44 ID:E4W3L/eo
森崎「ああ。小町に聞いたが、なんでもあんたの決めた事には幻想郷の奴らも中々口出しできないらしいじゃないか。
  今回の事件は恐らく幻想郷の誰が解決しても角が立つ。なら、閻魔様が犯人をかっさらって公平な裁きを、ってのが
  一番平和的な解決方法だとは思わないか?」

映姫「そして、貴方のチームに私の部下である小町が所属していれば、
  それは自分達が異変を解決したのではなく、あくまで私に協力していただけだ……という名分も立つ、という訳ですね。
  なるほど、確かに貴方の案は一考に値する。ですが……」

森崎「分かってる。それなら異変解決に向かう時だけ小町を連れていけば良いじゃないか、だろ?」

映姫「その通り。結局貴方にとって異変解決など二の次で、
   本音はチームにとって有益な人材を確保したい、というだけなのでは?」

映姫の厳しい問いに、森崎はやれやれ、と言った風に首を振った。

森崎「……流石に閻魔様に嘘はつけないな。確かに今俺が言ったのは所詮こじつけで、
  結局本音は大会に向けてチームを強化するために小町がほしいってだけだ。
  けど、幻想郷に無駄な混乱が起こるのはあんたにとっても望ましいことじゃないだろ?
  俺はこの異変をできるだけ平和的に解決する。小町を貸し出すのはその対価と思ってくれてもいい」

堂々と開き直る森崎。しかしそれが逆に功を奏したのか、映姫はそれ以上の追求をしようとはしなかった。

映姫「……ふむ、面白い。
   まさか、この私相手に取引を持ち出す人間が居ようとは思いませんでしたよ」

呟きながら、映姫は森崎の提案について思考を走らせる。
本来ならば、幻想郷の異変など映姫が口を出す事ではない。しかし、今回に関しては……

347 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/09(土) 10:39:05 ID:E4W3L/eo
-------------------------------------------------------------------------

映姫の判決→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→「判りました。そういう事であれば……」
ハート・スペード→「犯人を私に引き渡すというのであれば……」
クラブ→「いえ、やはり通常業務を遅らせるわけにはいきませんね」
JOKER→「……そういう事ならば、私自身が行きましょう」

348 :森崎名無しさん:2012/06/09(土) 10:40:19 ID:???
映姫の判決→ ハートK

349 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/09(土) 19:36:44 ID:GpfGQnno
映姫の判決→ ハートK
ハート・スペード→「犯人を私に引き渡すというのであれば……」

森崎「ま、そんな所だろうな」

映姫の回答を受け、とりあえず決裂はしなかったことに安堵する森崎。
正直な所勝算は薄かったが、どうやら必死のこじつけが上手く働いたらしい。

映姫「あと付け加えておきますが、小町を貸すのは解決までですからね。
  事件が終わった後は、もちろんうちに返してもらいますよ」

森崎「いや、それはうちとしては構わないんだが……。
  どちらかというと小町自身の問題だろ。確かに仕事サボって逃げまわってんのはどうかと思うが、
  かと言って本人の意志を無視して直接引き渡すのもなぁ……」

映姫「貴方に迷惑をかける気はありませんよ。
  ただ、小町に『いい加減に戻らないとそろそろクビ』だと私が言っていたと伝えてくれれば構いません。
  それで、とりあえず一旦は戻ってくるはずですから」

森崎「はぁ……」

普段サボりまくってる癖にクビは怖いのか、と思わず心の中で突っ込む森崎。


350 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/09(土) 19:37:59 ID:GpfGQnno

森崎「(とりあえず、向こうの条件としては……
  @異変を俺たちの手で解決し、犯人を映姫に引き渡すこと
  A異変が解決したら小町を返す事
  ……の、2つか。2つ目は兎も角、異変を絶対に俺たちの手で解決しなきゃいけないってのは少し面倒かもな。
  どうする……?)」

A 映姫の条件を承諾する。
B 映姫の条件を拒否する。

*先に2票入った選択肢が採用されます。

351 :森崎名無しさん:2012/06/09(土) 19:44:41 ID:T8nGoA8+

うわはーい、ものすごく出遅れたけど
復活ありがとうございます〜!
これで仕事もはかどるぜ〜!

352 :森崎名無しさん:2012/06/09(土) 19:48:54 ID:qjGRv39c


353 :森崎名無しさん:2012/06/09(土) 22:35:34 ID:???
結構あっさり許可してくれたけど、異変解決に後れをとると後が怖そうだな。

354 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/11(月) 01:47:57 ID:CUj4FyEY
A 映姫の条件を承諾する。

森崎「判った、その条件で構わない。
  それじゃあ、小町はしばらく借りていくぜ」

映姫「ええ、構いませんよ。取引成立という訳ですね」

森崎の答えに、映姫は満足気に頷いた。

森崎「しかし……俺が言うのも何だが、良かったのか? あいつが居なけりゃ仕事に支障が出るんだろ?」

映姫「今更です……と、私の立場で言うべきではないのでしょうが、まだ少しは余裕もありますし。
  それに、今回に関しては『特別業務』という扱いにしても構わないでしょう。もちろん、貴方の手腕次第ですが」

森崎「随分とまあ融通を効かせてくれるんだな。
  ……閻魔様って聞いたから結構頑固な奴を想像してたんだが」

森崎がつい本音をこぼすと、それを聞いた映姫は少しだけ口元を緩ませた。

映姫「何やら勘違いしている人が多いのですが、人の話を聞くのもまた閻魔の仕事ですよ。
  裁判長が被告や弁護人の話に全く耳を傾けなかったら、裁判にならないでしょう?」

くすくす、と映姫は不思議そうな顔をしている森崎を見ながら笑った。

映姫「……帰り道、気をつけて下さいね。昼間とはいえ、人を襲う妖怪が出ないとも限りませんから」

………
……


355 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/11(月) 01:50:55 ID:CUj4FyEY
〜午後フェイズ〜
〜人里・グラウンド〜

午後のグラウンド。
いつものフォーレスツの集合場所に、今日は新しい顔が一人混じっていた。

森崎「……と言う訳で、紹介しておこう。今日からチームに加わる小野塚小町だ」

小町「紹介って言っても、顔見知りばっかりだけどね。ま、しばらく厄介になるよ」

無縁塚で映姫と別れた後、森崎はその足で人里を彷徨う小町を探し出し、
このグラウンドまで連れてきたのであった。

中山「確か、この前の大会で戦った人だよな。……とりあえず、こちらこそよろしく」

幽香「ふぅん? 少しはマシな奴を連れてきたじゃない」

ミスティア「ここに来て戦力アップね!」

咲夜「(……)」

八重「(小町さんって、確かDF……だよね。スタメン外されないように頑張らなきゃ……!)」

様々な反応を見せながらも、
フォーレスツのメンバー達は概ね好意的に小町の加入を受け入れたようであった。

森崎「よし、それじゃあ練習を開始するぞ。
  小町が新たに加わったから、まずは連携の確認からだな」

中里「うむ、了解でゴザル」

メルラン「おっけー」

356 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/11(月) 01:51:55 ID:CUj4FyEY

森崎の号令の元、方々に散っていくチームメイト達。
かくして今日もいつも通り、フォーレスツの全体練習が始まった。

………
……


〜個人練習パート〜

森崎「(……さて、今日はどうする?)」

A 一人で練習する
B 誰かを誘って練習する
C 誰か二人のコーチをする

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

357 :森崎名無しさん:2012/06/11(月) 02:00:09 ID:BjvVG4TA
B

358 :森崎名無しさん:2012/06/11(月) 02:09:10 ID:z//bHjo6


359 :森崎名無しさん:2012/06/11(月) 02:17:22 ID:1VJNqKvU


360 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/11(月) 03:00:04 ID:???
1-1か……激戦だったなあ。カレー券乱れ飛ぶ試合。
というか、イタリアのDF陣ですらファウルでしか止められないって一体。

さて、次は練習ですが……長らく更新を止めていてしまったせいで選手のステータスなど
覚えている方も恐らくいらっしゃらないでしょうから、各選手のステータスを貼らせていただいて、
今日はここまでにさせてもらいたいと思います。

   ド パ シ タ カ ブ せ 高/低
森崎 48 46 40 43 41 43 51 2/2 最大ガッツ850

中山 47 46 44 48 46 45 44 3/3 ガッツ730

中里 51 45 46 46 48 48 47 2/3 ガッツ750

ミスティア 42 45 47 42 42 40 42 3/3 ガッツ620

リグル 41 40 47 38 37 37 44 1/2 ガッツ600

咲夜 46 44 45 49 45 43 43 2/2 ガッツ810

レティ 40 43 41 46 46 47 45 2/1 ガッツ720


361 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/11(月) 03:02:32 ID:???
蓮子 48 40 41 39 38 38 41 1/2 ガッツ820

メリー 39 43 39 43 46 43 41 2/1 ガッツ830

メルラン 42 40 45 40 39 39 40 1/1 ガッツ680

八重 39 39 37 45 45 42 39 1/1 ガッツ600

幽香 52 49 51 51 48 48 49 2/3 ガッツ850

小町 46 47 48 49 48 48 48 2/2 ガッツ800


362 :森崎名無しさん:2012/06/11(月) 07:54:26 ID:???
乙でした!

363 :森崎名無しさん:2012/06/11(月) 16:40:30 ID:???
>というか、イタリアのDF陣ですらファウルでしか止められないって一体。
イニエスタの天才キープがヤバい試合でしたね

364 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/12(火) 18:36:49 ID:VT2+2Zdw
B 誰かを誘って練習する

森崎「(まだ実力に不安のある奴も多いし、一緒に練習したほうがいいだろうな。
   さて、誰を誘うかだが……)」

A 中山を誘う
B 中里を誘う
C 咲夜を誘う
D ミスティアを誘う
E リグルを誘う
F メルランを誘う
G 蓮子を誘う
H メリーを誘う
I  レティを誘う
J 幽香を誘う
K 八重を誘う
L 小町を誘う

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

365 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 18:39:08 ID:qQRCStQU


366 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 18:41:42 ID:BCQn3ITs


367 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 18:46:08 ID:IDS83cuk


368 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 18:46:27 ID:Gb34gJpE
G

369 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 18:50:01 ID:PUh0C/a+
G

370 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 19:29:53 ID:???
森崎のセーブ力って52のままだっけ?

371 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/12(火) 22:20:22 ID:???
>>370
はい、52のままです。

372 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/12(火) 22:38:40 ID:VT2+2Zdw
G 蓮子を誘う

森崎はグラウンド上で思い思いに練習している選手たちを見まわった後、
最終的に一人でコーンを回ってボールタッチの練習をしていた蓮子に声をかけた。

森崎「よう、精が出るな。相変わらずドリブル練習か」

蓮子「ああ、森崎。……ま、今のところそれ以外で役に立てそうにないからね」

森崎の声に反応し、ボールを止めて振り返る蓮子。

森崎「サッカーを始めたの自体がついこの間だからな、そんなもんだろ。
  ……よし蓮子、今日は俺と練習しようぜ」

蓮子「ん、オッケー。私も相手が居たほうが燃えるしね」

森崎「よしきた。それじゃあ今日は……」

A シュート練習(森崎のセービングと練習相手のシュート力がUP)
B ドリブル練習(森崎のドリブルと練習相手のタックルがUP)
C ドリブル(1vs1)練習(練習相手のドリブルと森崎のせりあいがUP)
D パス練習(森崎のパスと練習相手のパスがUP)
E せりあい練習(森崎のせりあいと練習相手のせりあいがUP)
F 練習相手のコーチに専念する(普通より効率がいいです。 F ドリブル というように練習するステータスを併記してください)
G その他。何かあればどうぞ

*高い能力値ほど上がりにくいです。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

373 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 22:44:15 ID:MM5d0Uvc
B

374 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 22:44:52 ID:B0yiZ7iE
D

375 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 22:47:07 ID:BCQn3ITs


376 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 22:53:34 ID:GVoZNZqE
E

377 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 22:58:52 ID:YwYez2Ko
D

378 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/12(火) 23:32:25 ID:VT2+2Zdw
D パス練習(森崎のパスと練習相手のパスがUP)

森崎「いつまでもドリブル一芸って訳にはいかんからな。今日は少しパスの練習でもするか」

蓮子「ドリブルの練習はしなくて良いの?」

森崎「ああ。ドリブルはそれなりのレベルになってきたし、そろそろ他の事に手を出してもいい頃だろ。
  事実、お前のドリブルを安定して止められるフィールダーは、うちでも咲夜くらいしか居ないしな」

蓮子「そ、そう? 自分ではあんまり実感無いんだけど……」

森崎「(無いのかよ。今じゃ下手すりゃ俺以上……って、あんまり言うと調子に乗るから言わないでおくか)」

内心でそう思いながら、森崎は手で持ってきていたボールを自分の足元に転がした。

森崎「最初は俺のボールの蹴り方をしっかり見てものにする所からだな。それじゃあ……行くぞ!」

379 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/12(火) 23:35:00 ID:VT2+2Zdw
-------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
技巧派森崎→ ! card
蓮子のはじめて→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。

二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5されます。
二つのカードの合計値が

35→森崎のパス力+5    / 蓮子のパス力+9 & 必殺技 & 必殺技フラグ & さらに……?
31〜33→森崎のパス力+4 / 蓮子のパス力+5 & 必殺技習得 & さらに……?
26〜30→森崎のパス力+3 / 蓮子のパス力+4 & 必殺技習得 & さらに……?
22〜25→森崎のパス力+2 / 蓮子のパス力+3 & 必殺技習得
18〜21→森崎のパス力+2 / 蓮子のパス力+3 & 必殺技フラグ獲得
11〜17→森崎のパス力+1 / 蓮子のパス力+3
8〜10→森崎は効果なし。  / 蓮子のパス力+2
2〜7→二人とも効果なし。

380 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:35:16 ID:???
技巧派森崎→  スペード8

381 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:35:36 ID:???
蓮子のはじめて→  クラブA

382 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:36:53 ID:???
これはひどい

383 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:37:07 ID:???
これはひどい よしみんなきけ れんこをかいこする

384 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:38:44 ID:???
夜は小町と話して現時点での異変解決の見通しについて把握したいと思うんですが、どうでしょう。

385 :森崎名無しさん:2012/06/12(火) 23:41:05 ID:???
蓮子のはじめてなのに……

386 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 22:22:36 ID:???
小町の能力はどのくらいなんだろう?
メルランも八重ちゃんも試合に出すにはどうすればいいんだろうか

387 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 22:54:46 ID:???
>>386
>>361に書いてあるのぜ

388 :386:2012/06/15(金) 00:07:39 ID:???
見落としてた。ありがとう。できれば技も知りたい。
メルランは前線をどんどん使ってガッツ不足の交替要員くらい?

389 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 00:12:37 ID:???
ちなみに幽霊チーム戦で判明した限りでは
小町の技・スキルはこんな感じ
・「無間の道 (ドリブル+3) (1/4)」
・「ヒガンルトゥール」シュート+4 吹飛係数3
・「サボタージュ(タックル-3)(3/4)」
・スキル「脱魂の儀」:不詳
・本気モード:ドリブルとシュート+2。「無間の道」発動率2倍。

390 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 05:18:12 ID:???
八重はDFだと言ってたから少なくとも同じくらいの技を持ってるんだろうね

391 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 05:47:38 ID:???
中山さんにも技ほしい

392 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/16(土) 22:40:28 ID:2LXQhgEg
技巧派森崎→  スペード8
蓮子のはじめて→  クラブA
8〜10→森崎は効果なし。  / 蓮子のパス力+2

まずは基本的なことから、と蓮子のレベルに合わせて練習を始めた二人。
だがパスに関しては今まで全く触れていなかっただけに、蓮子の技術も思ったとおりには進歩しなかった。

森崎「近い距離のパスを浮かせるんじゃねえ。相手の足元を正確に狙え!」

バシィッ!

蓮子「わ、判ってるわよ!」

バシィッ!

森崎「今度は足元過ぎだ馬鹿。
  受けるために足を止めなくても良いように、相手の少し前に出すんだよ」

バシィッ!

蓮子「くっ……!」

森崎の罵声にも似た指導を浴びながら、それでも蓮子は何とか落第せずに食らいついていた。

森崎「(ふむ……悪くはないが、少し物足りん気はするな。……何より、俺の練習にならん)」

心のなかで愚痴りつつ、蓮子へとパスを返し続ける森崎。
結局この日の練習はこのまま、蓮子のパス技術の基礎構築に終止することになったのであった。

………
……


393 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/16(土) 22:41:41 ID:2LXQhgEg
〜夕方〜
〜メリー家・食卓〜

練習後。フォーレスツのメンバーはいつものように揃ってメリー家へと帰り、夕食を摂っていた。

因みに今日から加入することになった小町も、いつものようにメリーが口説き落とした結果、
チームに居る間はこの家に住むことになっていた。

小町「いやぁ、寝る場所だけじゃなくて夕飯まで用意してくれるなんてね。
  このまま帰らずに永住したいくらいさ」

目の前の焼き魚をほぐしながら、上機嫌で笑う小町。

森崎「いや、そろそろ帰らなきゃクビだって言ってたって伝えただろ……と。ああ、そうだ。
  皆揃ってるし、この機会言っておくか」

中山「……ん?」

メルラン「なになに? なんのはなし?」

かしこまった様子の森崎に、とりあえず視線を集中させるチームメイトたち。

森崎「大会で起きてる異変についてだ」

リグル「異変?」

幽香「……ふぅん?」

まさかそんな話題が出てくるとは思わなかったのか、チームメイトの大半は意外そうな顔をしていた。
尤も、ごく一部には興味津々の者も居たが……。

394 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/16(土) 22:43:20 ID:2LXQhgEg
森崎「ああ。ここんとこ、その解決のために慌ただしく動いてる奴らも居るみたいだしな。
  うちでも何か考えておいたほうがいいだろう」

メリー「それは……私達も異変の解決の為に動こうって事?」

森崎「それを含めての提案だ。個人的には、それが一番手っ取り早いと思うがな」

メリーの問いかけに頷く森崎。

蓮子「でも、異変の解決なんて霊夢とか紫とかに任せておけばいいんじゃないの?
  わざわざうちが動く必要もないと思うんだけど」

口を挟む蓮子。彼女の意見は実に真っ当だった。
異変の解決は巫女の仕事。それでなくても、口を挟みたがるのは大抵魔法使い達か、力を持った妖怪たち。
つまり、一般人である森崎が代表を務めるフォーレスツに出る幕はないのではないか、と言っているのだった。

森崎「(まあ、こう返されるは予想済みだ。さて……)」


A 「真剣勝負に水を差されてるんだぞ。このまま黙っていていいのか?」 感情を煽る。
B 「他の所が手こずってるんだ。うちの名前を上げるチャンスだろ」 功名心を煽る。
C 「映姫に、小町を加入させる代わりに解決に協力するって言ったからな」 正直に言う。
D その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

395 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:47:20 ID:wyYhys82


396 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:48:15 ID:oel2S+Ms


397 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:49:08 ID:MX8KXZeU
C

398 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:49:22 ID:YfPFajcE
C

399 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 01:54:53 ID:???
>>384
小町は後回しでもいいけど、まずは咲夜さんかな。
結構前から火種かかえてそうだし。

400 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 09:14:47 ID:???
攻撃力気にしてたね

401 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 22:08:20 ID:???
異変の犯人を紅魔館ではなく閻魔に引き渡すつもり、という話にどう反応するかも気になるな。

402 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/26(火) 23:15:05 ID:uig+PFd+
C 「映姫に、小町を加入させる代わりに解決に協力するって言ったからな」 正直に言う。

蓮子「は? ……え、マジ?」

小町「ああ。マジさ」

ミスティア「え……映姫って、あの四季映姫?」

メリー「ちょ、ちょっと森崎、いくら何でもそんな重要な事を勝手に……」

森崎の独断専行に、流石に抗議の声を上げるメリー。
いや、メリーだけではない。声には出さないものの、フォーレスツのメンバーの殆どが、
大なり小なり森崎に疑惑の眼差しを向けていた。

森崎「(うーむ、少し打ち明けるタイミングを間違えたか? だが……)
  まあ待て。確かに独断で話を決めたのは悪かったがな。そもそもだ……」

そう言って、森崎は今朝方映姫に言ったのと同じ理屈を並べ立てた。
即ち、今回の異変を放っておくと面倒な事になる事、そして森崎達の手で解決すれば
比較的平和裏に事が進むだろうということを。

中里「……むぅ、確かに理屈は通ってゴザルが」

レティ「うーん……まぁ、判るわよ。確かに」

前もって理論を用意しておいたのが功を奏したのか、完全にとは言いがたいがある程度の理解を
得る事に成功した森崎。尤も、今更決まったことについて何を言ったとしても仕方がないという諦観も
ある程度は入っていたには違いないが。

403 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/06/26(火) 23:16:05 ID:uig+PFd+
しかし……

咲夜「ちょっと、森崎」

森崎「(やっぱりか……)」

メンバーの中で唯一、咲夜が納得できていないという表情で立ち上がった。

咲夜「あなた、お嬢さまが犯人探しをしているのを知っていながら……
  協力しないだけならまだしも、わざわざ邪魔立てするなんて」

いつになく語気を荒げる咲夜。だが、それもある意味仕方ないと言えた。
彼女は今まで当然のように、森崎はレミリアに協力するだろうとばかり思っていたのだから。

森崎「(まぁ、こいつにすりゃ確かに納得できる話じゃないよな。さて……?)」


A 「悪いが、流石に殺人の片棒を担ぐ気にはならんな」 レミリアへの協力を否定する
B 「まあ待て。何も馬鹿正直に犯人を引き渡す必要はないだろ」 更に策略を弄する
C 「何言ってんだ。協力して犯人を捕まえりゃいいだろ」 協力路線を模索する
D 「正直に言って、あいつにあんまり人殺しとかして欲しくないからな」 感情論に訴える
E その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

404 :森崎名無しさん:2012/06/26(火) 23:16:43 ID:sGikuXKk
D

405 :森崎名無しさん:2012/06/26(火) 23:22:46 ID:cKJoyfl+


406 :森崎名無しさん:2012/06/26(火) 23:24:51 ID:WRf5MWUg
D

407 :森崎名無しさん:2012/06/26(火) 23:35:21 ID:e8uUcbR6
D

408 :森崎名無しさん:2012/06/26(火) 23:43:18 ID:???
異世界の人外には価値観の押しつけかもしれんが、
死につながるほどの私刑をするというのはさすがにな。

409 :森崎名無しさん:2012/07/02(月) 13:26:50 ID:???
復帰早々pcの調子が。少々お待ちを

410 :森崎名無しさん:2012/07/02(月) 18:24:18 ID:???
全裸待機

411 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 00:49:22 ID:???
服きなさい

412 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 13:12:55 ID:???
夏だし大丈夫

413 :森崎名無しさん:2012/08/06(月) 02:59:32 ID:???
全身タイツにしとけ

414 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 18:40:07 ID:???
(全裸ネクタイからクールビズ的に考えて全裸に)切り替えていく

415 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 20:41:08 ID:???
全身網タイツとかは?

416 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 19:12:10 ID:???
もう来れないのかなぁ

417 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 20:06:26 ID:???
あきらめてたまるか〜

418 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 09:56:54 ID:???
いえ、パソコンが中々修理から帰って来なくて。
私も凄く続きを書きたいのですが、もう暫しお待ちを。

419 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:51:52 ID:???
わお!
待ってまーす

420 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 00:20:48 ID:???
修理中で更新できないのに言うのも変化もしれんが

四周年おめでとうございます!

421 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/07(金) 20:37:57 ID:DFyjNjac
D 「正直に言って、あいつにあんまり人殺しとかして欲しくないからな」 感情論に訴える

蓮子「……は?」

リグル「え、えっと……?」

あまりに予想外だった森崎の発言を受け、まるで時間が止まったように静まり返るチームメイトたち。
その沈黙を真っ先に破ったのは、やはり彼を問い詰めた本人である咲夜だった。

咲夜「……悪いわね、森崎。よく聞こえなかったわ。もう一度お願い」

森崎「言っただろ、できるだけ平和裏に解決したいって。
  自分でも何でそう思うのかよく判らないんだが、あいつには出来るだけ物騒な事はして欲しくないんだよ。
  勿論、勝負に水を差された恨みは俺にもあるが……今回はあいつとは協力しない」

理由は自分でもよく判らないとしながら、協力しないという事はきっぱりと言い切る。
無論、そんな言い分で咲夜が納得できるはずもなく……

咲夜「あのね、森崎。言っておくけれど……」

森崎「判ってるっての。幻想郷に外の常識を持ち込むなって言うんだろ」


422 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/07(金) 20:39:40 ID:DFyjNjac
咲夜「だったら……」

森崎「理屈じゃないんだよ、さっき言った通りな。俺だって自分が馬鹿な事を言ってるって事くらいわかる。
  ……しかし逆に聞くが、お前はレミリアがどんな非道な事をしようがなんとも思わないのか?」

咲夜「……私はお嬢様に忠誠を誓っているから。
  私の意志なんて関係ないわ。ただお嬢様の欲する所を為すだけよ」

一瞬、ほんの一瞬だけ言葉を詰まらせながらも、咲夜は森崎の問いかけをバッサリと切り捨てた。

森崎「……なんとなくそう言うとは思ってたけどな。
  だが、俺は別にあいつに忠誠を誓ってる訳じゃない。悪いが自分の思うままにやらせてもらうぜ」

咲夜「っ……」

己の主張を一歩も譲る気が無い両者。
やがて、取り付く島が無いと悟った咲夜は……

-------------------------------------------------------------------------

咲夜の結論→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→「解ったわよ、従えば良いんでしょう」咲夜、引き下がる。
それ以外→「お嬢様の意に反することは出来ないわ」咲夜、離脱。
JOKER→「……何故そこまで頑なに拘るの?」 咲夜、追求。

423 :森崎名無しさん:2012/09/07(金) 20:40:50 ID:???
咲夜の結論→ クラブ2

424 :森崎名無しさん:2012/09/07(金) 20:50:24 ID:???
おお!再開してるぅ!
お待ちしておりました〜!
そしていきなりキツイ展開だなあww

425 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/07(金) 20:52:49 ID:???
中々PCが修理から帰ってこない(というか色々あって修理に出すのが遅れた)
→友人が新しいPCを買う→古いPCを貰う→悪戦苦闘しながらも何とか使える状態にする
↑……今ここでございます。ようやく帰ってこれた。

426 :森崎名無しさん:2012/09/07(金) 21:16:29 ID:???
それは大変でしたねえ…
修理から戻らないPCは実は幻想入りしてて
今ごろ香霖堂に並んでたりしてw

427 :森崎名無しさん:2012/09/07(金) 21:18:36 ID:???
お帰りなさい!


428 :森崎名無しさん:2012/09/07(金) 23:49:03 ID:???
お帰りなさいです。
六花たちが合流かな?

429 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/08(土) 00:00:42 ID:???
咲夜の結論→ クラブ2
それ以外→「お嬢様の意に反することは出来ないわ」咲夜、離脱。

蓮子「……それって、チームを抜けるってこと?」

森崎と咲夜。二人の間に漂う剣呑な成り行きに、思わず蓮子が口を挟む。

咲夜「そうなるわね。
  大体、堂々とお嬢様を謀る計画を話しておいて、私に協力を要求するのは虫が良すぎると思わない?」

森崎「……む」

前の大会での賭けの件を持ちだしても良かったが……恐らくは逆効果だろう。
ここは大人しく離脱を認めるしか無いと判断した森崎は、再び言葉を選んで口を開いた。

森崎「……まあ、そう言われるだろうと思ってたさ。
  正直な話、今お前を失うのは惜しいが……仕方ないだろうな。好きにすればいい」

蓮子「ちょっ……森崎?!」

幽香「良いじゃない、行かせれば。
  大体、中途半端に残られたほうがいい迷惑だわ。いつ背中を刺されるかわからないし」


430 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/08(土) 00:05:52 ID:???
中里「幽香殿、流石にその言い方は……」

幽香の放った暴言を反射的に窘める中里。だが、彼女の言った事は森崎が懸念していたことでもあった。

忠義心の厚い咲夜の事だ。
仮に一時は引き下がっても、土壇場で堪えかねてレミリアに付かれては目も当てられない。
それならば、いっそのこと最初から旗色を鮮明にされていたほうが対策も立てやすい。

森崎「(むしろ問題は、咲夜に俺たちの動きを知らされたレミリアがどう動くか、全く見当がつかないって所か)」

今まで以上に犯人捜索に躍起になるか、それとも直接自分たちに話をつけに来るか……。
どちらにせよ、何らかのアクションは起こすだろう。少し素直に話しすぎたか、と森崎は自分の行動を悔やんだ。

咲夜「それじゃあ悪いけど、夜のうちに帰らせてもらうわ。……一応、今まで世話になったわね」

森崎「……ああ。まあ、また機会があれば一緒に戦うこともあるだろ」

咲夜「そうね。私も一応、そう願っておくわ」

咲夜の一言を最後に、沈黙が一帯を支配する。
結局この日は全体的に沈んだ雰囲気のまま、これ以上異変についての話し合いが進展する事は無かったのであった。


431 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/08(土) 00:09:56 ID:thwN9Th6
〜夜〜
〜メリーの家・森崎の部屋〜

食堂での話し合いで咲夜の離脱が決まった後、
森崎は一風呂浴びた後に自分の部屋のベッドに腰掛けていた。

森崎「(仕方がないとはいえ、試合を明日に控えている状況での戦力脱退は痛かったな。
  しかも、結局異変についての話し合いも大して出来なかったし……)」

先ほどの食堂でのやり取りを思い返す森崎。
咲夜の離脱は確かに痛い。しかし、今は過ぎたこととして割り切る事しか出来ないのも事実だった。

森崎「(今すべきことをするしか無い、か。さて……)」


A 誰かの部屋に行く(現在メリーの家に居る人物名を併記してください)
B 練習する(昼より成功率が低いです)
C 夜だけど出歩く(場所、もしくは目的を併記してください) *自由選択扱い

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

432 :森崎名無しさん:2012/09/08(土) 00:11:34 ID:aNOvte9k
A 小町

433 :森崎名無しさん:2012/09/08(土) 00:14:47 ID:gguNIBjM
A 小町

434 :森崎名無しさん:2012/09/08(土) 00:18:46 ID:l4GpC3ns
A 小町


435 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/08(土) 00:22:17 ID:???
今日はここまで。次の日はついに妹様戦。
咲夜は抜けたけど何とかなる……といいなあ。

それでは、また明日お会いしましょう。

436 :森崎名無しさん:2012/09/08(土) 00:25:50 ID:???
乙でした

437 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/10(月) 21:07:27 ID:Ypl7ieCU
A 小町

コンコン、ガチャリ……

小町「ん? ……何だ、誰かと思ったら森崎かい」

森崎「急に押しかけて悪いな。今、構わないか?」

小町「別に良いよ。特に何をしてたって訳でも無かったしね。……まあ、座りなよ」

急に訪れた森崎に対して嫌な顔ひとつすることなく、部屋に招き入れる小町。

内装は至ってシンプルで、飾り気の無い一対の椅子とテーブル、
そして部屋の隅のほうに寝るためのベッドが置いてあるだけだった。

森崎「(ふぅん……意外だな。俺の部屋と大して変わらないじゃないか)」

このテーブルもベッドも、メリー家の客室に最初から備え付けられた物である。
故に、小町は(そしてそれと大して変わらない部屋を持つ森崎も)この家に殆ど私物を持ち込んでいない事になる。

……まぁ、部屋の内装になど興味が無いだけ、と言い換えることもできるが。

森崎「(……まあ、この位が普通だろ。天蓋付きのベッドとか持ち込んでる奴がおかしいだけで)」


438 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/10(月) 21:08:47 ID:Ypl7ieCU
大体、他の部屋にある私物(特に家具類)は一体いつ、どうやって持ち込んできたのだろうか。
常々疑問に思ってはいたのだが、何やら触れてはいけない気がして今まで黙っていたのだが……

小町「……どうしたんだい、ぼうっとして。何か用があるんじゃなかったのかい?」

森崎「ああ、悪い。ちょっと考え事をな」

軽く謝ってから、小町の勧めた椅子に腰掛ける森崎。
世界の不思議を追求するのは後でもいい。今話すべき事は……

森崎「さて……」

A 「別に用事じゃないが、少しお前と話したくてな」 小町と雑談する
B 「異変の解決方法について相談しに来たんだが」 異変解決の具体的手段について相談する
C 「明日の試合でのお前のポジションについて悩んでてな」 小町の能力について詳しく聞く
D その他。何かあればどうぞ

*この行動を含め、後二回話せます。
*先に「3票」入った選択肢に決定します。


439 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 21:19:05 ID:02AGVXfE


440 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 21:19:29 ID:lS4QGHdM
C

441 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 21:30:06 ID:LuUz0UHo
C

442 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/10(月) 22:36:55 ID:Ypl7ieCU
 「明日の試合でのお前のポジションについて悩んでてな」 小町の能力について詳しく聞く

小町「あたいのポジション?」

森崎「何せ急な加入だ、チームとしての練習も殆どできなかったしな。
  一度敵として戦ったことはあるとはいえ途中出場だったろ? 正直、どう使ったもんかと決めかねててな」

小町「そうかい? 別に私は何処だっていいけどねえ」

言いながら、小町は部屋の隅のベッドにどかりと腰掛けて大きく伸びをした。

森崎「そういう訳にもいかんだろ。確か妖夢の所で戦ってた時はFWで出てたはずだが……。
  確か、本職はDFだったよな?」

小町「本職っていう程じゃあないけどね。
  まあ、前の方であくせく走り回るくらいなら、後ろでのんびりしていたいねえ」

ごろん、とそのままベッドの上に倒れ込んだと思えば、そのままだらだらと怠けはじめる。

森崎「別にDFがFWより楽って訳じゃないと思うが……」

完全にベッドの上でぐだーっとしている小町に対して、森崎は苦笑しながら窘めた。

森崎「(とはいえ、咲夜が離脱した今、DFが出来るってだけで貴重な人材だな。
  うちでDFが出来る人材は今のところ中山と中里、後はレティと八重とこいつか……)」

頭の中で算段を立てる森崎。
しかし、レティは次の試合を最後に離脱する事になっているので、DFの人材不足は相変わらずと言えた。


443 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/10(月) 22:38:46 ID:Ypl7ieCU
ちなみに八重であるが、彼女自身の要望によって、咲夜の脱退後もフォーレスツに残る事が決定している。
これについては咲夜も「私が決めることじゃないわ」と言ったきり、強く連れ帰ろうとはしなかった。

森崎「(まあ、その件についてだけは咲夜に感謝しとかないとな。
  ……っと、とりあえずポジションの件についてはこんなもんか)」

*小町のステータス&スキルが判明しました。

       ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ 高/低
小町    46  47  48  49  48  48 48  2/2 ガッツ800
                        ヒガンルトゥール(シュート値+4・吹っ飛び係数3)180消費
                        無間の道(1/4の確率でドリブル値+3)
                        宵越しの銭(パス値+2・吹っ飛び係数4)40消費
                        脱魂の儀(競り合い・小町と相手のマークが両方ダイヤで無条件勝利)
                        サボタージュ(3/4の確率でディフェンス行動に-3)80回復
                        本気モード(ドリブルとシュート値に補正+2・サボタージュ削除・必殺技発動アップ)

小町のマークがダイヤ以外なら「サボタージュ(-3)」が発動します。
小町のマークがダイヤなら、「無間の道(+3)」が発動します。
小町の宵越しの銭には吹っ飛び係数4がついています
小町のヒガンルトゥールには吹っ飛び係数3がついています
小町と○○のマークが両方ダイヤの場合、「脱魂の儀」が発動し、小町の無条件勝利となります。


444 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/10(月) 22:39:46 ID:Ypl7ieCU
森崎「(……さて、もう少し時間があるが)」

A 「ところでお前、何であんなに必死に仕事から逃げてるんだ?」 小町と雑談する
B 「異変の解決方法について相談しに来たんだが」 異変解決の具体的手段について相談する
C ん? 小町が何か言いたそうにしてるぞ?
D その他。何かあればどうぞ


*先に「3票」入った選択肢に決定します。

445 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 22:40:53 ID:jqscQhmw
C

446 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 22:41:03 ID:fZSfu8W2
C

447 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 22:45:55 ID:02AGVXfE


448 :森崎名無しさん:2012/09/10(月) 22:47:16 ID:DZymSBCA


449 :森崎名無しさん:2012/09/11(火) 21:53:16 ID:???
この分では六花達もレンタル不可かな
厳しいねぇ


450 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/12(水) 00:43:25 ID:ho3Kx/n2
C ん? 小町が何か言いたそうにしてるぞ?

しばしの間、二人の間に沈黙が訪れる。

とりあえず異変の解決方法について相談でもしておくか? と口を開きかけた森崎であったが、
それよりもわずかに早く小町がその沈黙を破った。

小町「そういえば、話は変わるんだけどさ……」

森崎「……ん?」

小町「いや……あのメイド長がチームを抜けたの、あたいを加入させるためにうちの上司と交渉したからだろ?
  少し悪い事したかなと思ってね。一人が抜けて一人が入ったんじゃ、結局戦力増強にならなかったろ」

森崎「別に、咲夜が抜けたのはお前のせいじゃ無いだろ」

気遣うような小町の言葉に、森崎はぶっきらぼうにそう返した。

森崎「それに、今回レミリアと協力しないってのは元々決めてた事だしな。
  遅かれ早かれ、咲夜とは袂を分かつことになってただろうよ」

実際の所、映姫に語ったこと全てが建前だった訳でもない。
小町が欲しかったのは事実だが、さらに映姫サイドの協力を得てレミリアを出し抜けるのならば尚いい。
そこまで読んでの交渉……だったかどうかは、今となっては森崎本人すらよくわからないが。

451 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/12(水) 00:44:34 ID:ho3Kx/n2
森崎「(無意識に考えてたってのはあるかもしれんが……自分の事ながらよく判らん)」

そもそも、自分が何故レミリアに対してそこまで干渉したいと思うのかもよく判らないのだ。

自分自身の意思について思い悩む森崎。
だがそんな彼の様子を、小町は何故か実に面白い物を見つけたといったような表情で眺めていた。

小町「へぇ……そんなにあの吸血鬼が気になるのかい?」

森崎「……まぁ、色々と縁もあるしな」

小町の追求に対し、森崎は微妙に言葉を濁す。

小町「しかし、あのお嬢様本人がどうにかなるってんならともかく、赤の他人の安否まで気に留めるとはねえ。
  正直、あんたはそういった事にあんまり興味はないと思ってたよ。
  しかも、わざわざ貴重な戦力を失ってまで止めに走るなんて」

森崎「おいおい、俺が人並みの道徳観持ってちゃ悪いってのかよ」

小町「別に悪いなんて言ってないさ。ただ……」

続けながら、小町は森崎の目を見る。
そして、彼女は半ば冗談のような笑いを浮かべながら衝撃的な一言を発した。

452 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/12(水) 00:45:40 ID:ho3Kx/n2
小町「もしかして、『もっと根本的な所で』あのお嬢様の事が気になってるんじゃないかい?」

A 「な、何言ってんだ。そそんな訳ないだろ?!」 思いっきり狼狽える。
B 「根本的な所? 悪い、一体どういう意味だ」 ボケる。
C 「そういうんじゃねえよ。変な勘ぐりはやめてくれ」 きっぱり否定する。
D 「いや、まあ……確かに良い好敵手だからな」 あくまでサッカー選手。
E その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

453 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 00:53:47 ID:50o6Fyjk
D

454 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 00:55:09 ID:Gg8or9nA
A
もう…ゴールしてもいいよね?(お嬢ルートで

455 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 00:58:31 ID:FLR+VT8U
B

456 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 01:48:40 ID:7h5Omp6Q


457 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 03:01:05 ID:PKGlBGcA
E 視線をそらすとそこには2つのスイカがあったそうな

458 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 06:03:02 ID:iwzqIWos
A

459 :森崎名無しさん:2012/09/12(水) 06:10:08 ID:oyBHO6Jc


460 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/22(土) 01:03:15 ID:AhLHgLOo
B 「根本的な所? 悪い、一体どういう意味だ」 ボケる。

小町「へ? どういう意味って、そりゃあ……え?」

予想外の問いに、更に斜め上の回答を重ねてきた森崎に、小町は思わずたじろぐ。

森崎「もしかして幻想郷独特の言い回しか? 悪い、まだこっちに来て日が浅いもんでな」

小町「いや、幻想郷とか関係なくて……冗談だろ?」

森崎「何がだよ。はっきり言ってくれんと判らんぞ」

あまりの森崎のとぼけっぷりに、これはもしや本物の天然か、と舌を巻く小町。

小町「(でも、普段は頭は悪くないどころか鋭い方だし。
  こりゃああれかね、色恋沙汰に関しては極端に疎いとか……)」

聞くところによると青春時代をほぼ全てサッカーに捧げているようだし、そういうこともあるのかもしれない。
何にせよ気勢が削がれた小町は、ひとまずこの話題を打ち切ることにした。

461 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/22(土) 01:04:32 ID:???
小町「あー……やっぱりいいや。忘れてくれ」

森崎「一体何だったんだ。まあ、お前がいいって言うならそれでいいが」

ため息をつきながら答える森崎。
だが本心はというと、さすがの彼も小町の言わんとしていた事に気づかない訳はなく……

森崎「(ふぅ……なんとか誤魔化せたか。全く、流石に予想外だったぜ……)」

レミリアへの恋愛感情の有無。正直な所、小町に言われるまでは全く意識していなかった。
だが……

森崎「(……もちろん嫌いじゃない。でも、どちらかというと敵というかライバルというか……
  しかし、確かに小町の言うとおり、レミリアの事は妙に気にかかる……いや、いやいやいや)」

ポーカーフェイスを貫きながらも、内心では混乱の真っ只中である。
今はまだいいだろう。けれど、いつか答えを出さなければいけない日が来るような気がする。

小町の部屋を去って自分の部屋の布団に入った後も、漠然としたその予感は消えなかった。

462 :森崎名無しさん:2012/09/22(土) 06:12:17 ID:???
まぁ、今まで見た中で最強の相手、以外の何者でもないからね。
恋愛体質でもないし、向こうの戦闘力も(ry

463 :森崎名無しさん:2012/09/22(土) 15:59:45 ID:???
そもそも、見た目は完全に幼女だからなw
メルランといい、森崎にまさかのロリコン疑惑?ww

464 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/22(土) 22:54:28 ID:???
>>463
たまに自分でも忘れそうになるんですが、この森崎15歳です。

465 :森崎名無しさん:2012/09/24(月) 01:33:53 ID:???
ということは、見た目だけでいくと15歳と10歳(ぐらい)のカップルか‥‥。
どうみても仲良し兄妹ぐらいにしか見えませんねww

466 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:45:38 ID:u/SUjQqw
〜深夜〜
〜紅魔館・大図書館〜

森崎が自分の本心に悩みながら眠りについた頃。
レミリアもまた、調査の為に居座っている紅魔館図書館で急遽帰還した咲夜の報告を聞き、深い思案に沈んでいた。

咲夜「お嬢様?」

レミリア「……ああ、まだ居たの」

咲夜の気遣いに、目だけを動かして気だるげに答えるレミリア。

レミリア「とりあえず……そうね。貴方が帰ってきたのなら、明日のフランの目付け役には貴方が行きなさい。
    ただし、約定を違えないよう、六花と七花は森崎の方に送り届けるように。……判ったら下がりなさい」

咲夜「敵になった森崎にわざわざ戦力を送る、と?」

レミリア「下がりなさいと言ったはずよ」

咲夜「……は」

有無を言わせないレミリアの命令に、咲夜は一礼して大図書館を出ていく。
そんな彼女の背中を見送ってから、この場に居たもう一人の人物……大図書館の主が口を開いた。

パチュリー「どうしたの。随分辛辣に当たるじゃない」

レミリア「……そうだった? なら、咲夜には悪いことをしたわね。考え事をしてただけだったのだけれど」

467 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:47:02 ID:u/SUjQqw

パチュリー「森崎が協力してくれなくて、ショック?」

レミリア「……いえ、それは別に」

それはレミリアの本心だった。
確かに、レミリアは森崎に好意を抱いている。しかし、それは常に同じ道を歩みたい、といった類のものではない。
……少なくとも、今はまだ。

パチュリー「なら何が……ああ、もしかして」

人殺しをさせたくない。森崎のその発言が、レミリアをここまで考えこませているのか。

パチュリー「難しいわよね、価値観の違い。それ以前に種族の違いもあるわ」

レミリア「……そうね」

パチュリーの呟きに、レミリアは小さく頷いた。
彼女にとって、少数の「彼女にとって特別な人間」以外の人間は、全て食事に過ぎない。
容姿も人格も、生死さえあまり興味はない。気にすることといえば、せいぜい血液型くらいだ。
少食故に吸血による出血死をさせたことこそ無いが、一昔前、まだ荒れていた頃には戯れに狩り殺すなど日常茶飯事だった。

468 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:48:23 ID:u/SUjQqw
今彼女がおとなしいのも、八雲紫との契約があるからであって、決して「改心した」訳ではない。

レミリア「今まで自分がやってきたことを否定するつもりは欠片もないけど。それをあいつがどう思うかはまた別の話、か」

パチュリー「(考え方によっては、レミィの事を森崎が意識しだしたっていう風にも取れるんだけど……
     今はそこまで頭が回らないでしょうね)」

ぼうっと宙を見つめる親友の姿を見つめながら、パチュリーは小さくため息をつく。

パチュリー「……で、どうするの。犯人探しやめる?」

……しかし。彼女がそう問いかけると、レミリアはまるで今までの表情が嘘だったかのように、笑った。

レミリア「まさか。森崎に否定された程度で歩くのを止めると思う? この私が」

そうして、彼女は静かに椅子から立ち上がり……言った。

レミリア「これはこれで、あいつとの真剣勝負よ。あいつは私を止めたい、けれど私は止まらない。
    自分の思うままに行動する……だったかしら。それなら、私も自分の思うままにするわ。
    でないと、あいつに申し訳が立たないってものよ」

………
……


*二十三日目終了。二十四日目へ。

469 :森崎名無しさん:2012/09/30(日) 19:05:06 ID:???
乙です。
なかなかに微妙な関係ですな

470 :森崎名無しさん:2012/09/30(日) 21:54:25 ID:???
乙ですー。
普通のスポーツマンガじゃ
男と女が対等なライバル関係(しかも女の方が実力上位)なんて
まずないから、今後どうなるかすごく楽しみだ。

471 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/01(月) 23:22:15 ID:ebXsX0oI
〜二十四日目〜
〜朝・スタジアム前〜

森崎「……で、お前たちが来たわけか」

その日の朝、試合のためにスタジアムを訪れたフォーレスツを待ち受けていたのは、
彼らにとっても馴染みのある顔だった。

六花「ええ。予定より少々早いでございますが」

七花「お久しぶりです、森崎さま!」

相変わらず変な敬語で、しかし礼儀正しくお辞儀をする六花と、その後ろで元気に飛び跳ねる七花。
地味ながらも、前回の大会でのフォーレスツの優勝に貢献した二人組だ。

六花「随分と懐かしい気がするでございますね。前の大会で森崎様と共に戦ったのが」

森崎「ん……まあ、そうだな。実際そこまで日にちは経ってないんだが」

七花「ま、まあ、その辺はあまり気にしない方が……。あ、八重ちゃんも久しぶり! 元気だった?」

八重「うん。そっちも相変わらず元気そうだね」

六花「そうでございますね。……特に、七花は元気すぎて見ているこちらが疲れるほどでございます」

八重も含め、ちょこちょこと動き回る三人のメイド妖精。
お仕着せこそ寸分違わず同じだが、それ以外……特に性格などは似ても似つかない。なかなか個性溢れる面子である。

472 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/01(月) 23:23:15 ID:ebXsX0oI
幽香「……ふん、足手まといにはならなさそうね」

森崎「流石に咲夜の代わりとまではいかんがな。中々頼れるぜ、こいつらは」

小町「人数が増えたんなら、少しはあたいの仕事も減るかねえ?」

リグル「それは無いと思う」

そんなメイドたちを眺めながら、思い思いに談笑するメンバー達。すると……

???「見つけたっ! あなたがモリサキね!」

妹紅「お、おいフラン、急に……お?」

慧音「……おや」

突然背後からかけられるカン高い声。それは確かに森崎に向けられたものだった。

彼の方を指さしながらきっと睨む金髪の可愛らしい少女。
年の頃は外見だけなら10〜12歳といったところだろうか。まるで宝石を集めて束にしたような特徴的な羽に、
血を思わせる赤を基調とした服、そして口元から覗く八重歯……

森崎「(なんとなくレミリアに似て……いや待てよ、フラン?)」

妹紅「いやぁ、悪いねいきなり。何か急に走りだしちゃってさ。全く、どうしたんだか」

慧音「いきなりの無礼、謝罪する。しかし、我々は別に怪しいものでは……」

473 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/01(月) 23:24:15 ID:ebXsX0oI
森崎「今日の対戦相手の上白沢慧音、そしてそっちが藤原妹紅、だろ。
  知ってるぜ。前の大会での試合を見させてもらったしな」

そう、後続の二人は森崎の知った顔だった。
慧音と妹紅。……そう、確か前の大会の準決勝で咲夜率いるルナダイアルズと戦っていた選手たちだ。

そして、その後ろにはさらに見知った顔が……

咲夜「……」

森崎「(咲夜が居るって事は、この目の前の金髪はやっぱり……)あー……もしかして、レミリアの妹か?」

フランドール「そ、そうよ! 私がお姉さまの妹よ!」

慧音「いや待てフラン、その日本語は何処か変だ」

慧音のツッコミをよそに、キッと森崎を睨みつける金髪の少女。
彼の予想通り、やはり彼女がレミリアの妹にして今日の対戦相手、フランドール・スカーレットらしい。

フランドール「(こいつがモリサキ……こいつが……)」

森崎「(何だ? 随分と睨まれてるが……さて)」

A 「あー……なあ、レミリアの妹。俺が何かしたか?」 フランに問いかける。
B 「おいおい、子供はちゃんと見張っといてくれないと困るぜ」 妹紅&慧音と話す。
C 「随分とフットワークが軽いな。昨日の今日でいきなり敵同士か?」 咲夜に絡む。
D 「……ま、良いか。おい、行くぞ皆」 無視して試合会場に向かう
E その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

474 :森崎名無しさん:2012/10/01(月) 23:29:01 ID:Yas4HDGk


475 :森崎名無しさん:2012/10/01(月) 23:31:00 ID:RJZrtph2
A

476 :森崎名無しさん:2012/10/01(月) 23:38:43 ID:jXu9XHBA
A

477 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/01(月) 23:41:26 ID:???
今日はここまで。
ようやく懸案事項だったルリルラとクトゥルフのGMから(一時的に)開放された。更新できる。嬉しい。

478 :森崎名無しさん:2012/10/01(月) 23:57:47 ID:???
げえっ、ルリルラ! GMが全員分の歌姫を演じると負担がものすごい伝説のロボゲー!w

479 :森崎名無しさん:2012/10/02(火) 18:14:26 ID:???
もしかして、フランが10〜12歳の外見なら、レミリアは見た目15歳くらい?

480 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:02:59 ID:CnPL1lNM
A 「あー……なあ、レミリアの妹。俺が何かしたか?」 フランに問いかける。

フランドール「な、何かって……あなたが、あなたさえ……!」

森崎「別に恨まれるのは構わないんだが、理由がわからんのは気味が悪い。おい、一体どういう……」

淡々とフランドールを問い詰める森崎。
だが、当の彼女は森崎が言葉を続けるごとに彼を睨む視線を鋭くし、そしてついには……

フランドール「っ〜! あなたの、あなたのせいで私のお姉さまが……!
       いっ、今に見てなさいよね! 泣いたって絶対に許してあげないんだから!」

要領を得ない捨て台詞を吐いて走り去るフランドールと、それをぽかんと見送る森崎。
やがて彼女の姿が完全にスタジアムの中に消えるのを確認してから、森崎は呟いた。

森崎「……何だったんだ、一体」

妹紅「一言で言うと家庭の事情ってやつ。
   別にあんたが悪いわけじゃないんだけどさ。フランはきっと、誰かを悪者にしたいのさ」

481 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:03:59 ID:CnPL1lNM
咲夜「……ちょっと」

妹紅の言った『家庭の事情』という言葉に反応して、それまで後ろで無言を貫いていた咲夜が口を挟む。
その非難の視線から察するに、どうやらあまり触れてほしくない話題らしい。

妹紅「おっと、悪いね。……何にせよ子供の言うことさ。あんまり真に受けないでくれよ」

森崎「そりゃまあ、ガキに喧嘩得られたからって本気で怒るような大人気ないことは流石にしねぇよ」

慧音「うむ、君が分別のある人物で助かったよ」

ペコリと会釈をしてからフランドールを追う慧音を先頭に、スタジアムへと入っていく彼女のチームメイトたち。

森崎「……」

咲夜「……」

その途中、森崎と咲夜の視線が交錯したが、それも一瞬。
結局、ついに試合前に彼らが直接会話することはなかった。

しかし、それもその筈。

ここまで来たからには、自らの意志はフィールド上での己のあり方によって示すもの。

今更言葉などで揺らぐはずが無いことは、お互いが一番よく知っていた。

482 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:05:01 ID:CnPL1lNM
〜スタジアム・控え室〜

森崎「よし、みんなきけ。今からミーティングを始めるぞ」

10分後。フランドール達を見送ってからスタジアム入りした森崎たちは、
控え室で今日の試合に向けてののミーティングを開始していた。

森崎「こっちのメンバー決める前に、まずは向こうの情報だが……
   中里、相手チームの登録選手情報はあるか?」

中里「うむ、それは先程運営の天狗殿が持って来たでゴザルが……」

森崎「何だ、歯切れが悪いな。まあとりあえず見せてくれよ」

そう言いながら、中里が差し出した一枚のプリントを受け取る森崎。果たして、そこに書いてあったのは……

Jフランドール
I妹紅
Hフランドール
G咲夜
Fフランドール
E妖精六
D妖精五
C慧音
B妖精三
A妖精二
@フランドール


483 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:06:27 ID:CnPL1lNM
森崎「……何だこりゃ。同じ名前が4つも並んでるぞ。ミスプリか?」

中里「で、ゴザろうな。気づいた時にはもう天狗殿は去ってしまっていたので指摘出来なかったのでゴザルが」

中山「しかし、困ったな。肝心の登録情報がこれじゃ戦略の立てようが……」

1枚のプリントを睨みながら唸る現世組3人。そんな彼らに声をかけたのは、紅魔館の内情をよく知る八重だった。

八重「あのぅ、森崎様。多分それ、ミスプリントじゃないと思います」

森崎「ミスじゃないって……じゃあアレか? あのレミリアの妹は分身でもするっていうのか?」

六花「するでございますよ」

森崎「だよな。じゃあ一体……おい待て、するのかよ?!」

六花の予想外の一言に、思わずお手本のようなノリツッコミで返してしまう森崎。

七花「しますよ〜。大体四人くらいに」

森崎「大体四人……いや、確かに四人書かれてるが。……え、マジ?」

蓮子「マジよ。前に私も見たことあるし」

森崎「そ、そうか……」

最後に蓮子にまで肯定され、森崎はひとまず「フランドールは四人に分身する」という話を受け入れざるを得なくなった。
既に何が起きようともある程度は幻想郷だから仕方がないで済ませていた彼も、流石にこれは想定外だったが。

484 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:07:45 ID:CnPL1lNM
森崎「じゃ、じゃあアレか。とりあえず相手にはレミリアを超えるストライカーが4人……いや、
   一人は番号的にキーパーだろうから3人いるって事か?」

八重「そ、そういう事です」

森崎「……ちなみに、キーパーとしての実力はどの程度だ?」

六花「美鈴と同程度といったところでございましょうか。流石に森崎様程の実力はないでございますよ」

森崎「そ、そうか……」

六花の報告に、ほっと胸をなでおろす森崎。
ちなみに六花も森崎も、美鈴が朔夜との特訓によって新たな力を手に入れたことをまだ知らない。

中山「最高峰のストライカーが3人に、中堅程度のGK。そして咲夜さんを含む有力DFが3人、か。
   個人個人の実力だけ見ればそうとうきつい相手だな」

幽香「上辺だけ見ればね。付け入る隙はいくらでもあると思うけど」

森崎「攻守のバランスは思ったほど悪くない、と……
  さて、ここまでを踏まえて、とりあえずこちらが採用すべきフォーメーションだが……」

A 「4−4−2だ。スタンダードなフォーメーションだな」
B 「4−3−3だ。シュート数を増やして点の取り合いに持ち込むぞ」
C 「3−5−2だ。中盤のを確実に支配していこう」
D 「攻撃は最大の防御、3−4−3だ」
E 「奇策を使うぞ。4−2−4だ」
F その他。希望のフォーメーションをどうぞ

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

485 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 18:12:42 ID:rCXNeu8Q
C
このスレの戦術が思い出せないんだが、FWが強いチームにはこれが上策のはず・・。

486 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 18:15:14 ID:???
>最後に蓮子にまで肯定され、森崎はひとまず「フランドールは四人に分身する」という話を受け入れざるを得なくなった。
>既に何が起きようともある程度は幻想郷だから仕方がないで済ませていた彼も、流石にこれは想定外だったが。

おいおい森崎単純に分身するだけなら何人もいるじゃないですかァ

487 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 18:17:51 ID:pSzkXoIs
C

488 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 18:19:26 ID:???
>>478
慣れたら楽ですよ。ネクロニカとかのほうが寧ろ厳しいです。シナリオメイク的な意味で。
>>479
レミリアのほうが1.2歳外見年齢は上だと思います。
あと、雰囲気で更にもう少し上に見えるかも。
>>486
い、いやアレですよ! 分身したままプレーするのに驚いたってことで。
中里も幽香もついでに藍も、分身するのは一瞬ですからね。

489 :478:2012/10/06(土) 18:22:12 ID:???
うちの鳥取(プレイグループを意味するスラング)じゃGMが育たなかったんだよ・・<ルリルラ
ロボのカッコよさは相当だから、今からでもやれるならやりたいゲーム筆頭ではあるんだけどねw

490 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 18:23:35 ID:???
>>488
前スレで分身したのに触れられないMさんェ

491 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 18:56:12 ID:p1LnRVAM
C

492 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 19:03:36 ID:???
>>489
システム自体は簡単ですから、PC経験無しのGMでもやれると思いますよ。
ただ、PCは最高3人までにしたほうがいいです。正直、慣れてても4人以上は辛いゲームです。

>>490
ああああ、ええええMさんですね、もちろん覚えてますよ忘れるわけないじゃないですか。
シャルノスの王様……じゃないや、謎の怪傑ことMさんですね。一体何者なんだ……。

493 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 19:23:42 ID:CnPL1lNM
C 「3−5−2だ。中盤のを確実に支配していこう」

幽香「賢明ね。最適解よ」

森崎「……へぇ、なんでそう思う?」

挑戦的に問う森崎に対し、幽香も不敵に口の端を釣り上げる。

幽香「簡単よ。相手にはまともなMFが一人も居ないわ。いくら前線に強力な選手が居ても繋げる奴が居ないのよ。
  DF3人も、奪う能力はともかく運ぶのはイマイチな奴ばかり。特にパスは壊滅的でしょうね」

メリー「なるほど。となると、こっちはMFを厚くしておくだけで相手を簡単に分断できるのね」

森崎「ま、そういう事だ。相手に一人でも良いつなぎ役が……例えばアリスなんかが居れば話は全然変わってくるんだけどな」

小町「へぇ……結構考えるんだねえ」

蓮子「3-5-2だと、えっと……

   −J−H− −J−H−
   −G−I− −−I−−
   E−−−F E−−−F
   −−D−− −G−D−
   −−−−− −−−−−
   C−A−B E−A−B
   −−@−− −−@−−

   ……やっぱりこんな感じになると思うんだけど。どっちにする?」



494 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 19:24:42 ID:CnPL1lNM
森崎「ふむ……」

A より攻撃的な左の方
B 普通に右の方

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

495 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 19:35:38 ID:bsD4w9uU
B

496 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 19:52:06 ID:pSzkXoIs
B

497 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 19:52:51 ID:JOUaiXzw


498 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 20:50:25 ID:???
分身にはEの分身で対抗だ!

499 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 22:31:59 ID:CnPL1lNM
>>498 おお、凡ミス。左DFはCに脳内変換してくだされ。
B 普通に右の方

森崎「今回も普通の方でいいだろ。
  それじゃ後はスタメンだな。まずはFWから……」

中山「その前に。今回からこういうのを書いてみたんだ。ちょっと見てくれ」


------------------------------------------------------------------------------

FW
ミスティア リグル メルラン (幽香) (中里) (七花) (小町) (蓮子)

MF
幽香 蓮子 六花 七花 八重 (中山) (メリー) (レティ) (小町)

DF
中山 中里 レティ メリー 小町 (六花) (八重)

GK
森崎 (レティ)

------------------------------------------------------------------------------


八重「これって……」

中山「とりあえず、今フォーレスツに居るメンバーをリストアップしてみた。
  各ポジションの横に書いてる人はそのポジションを本職でやってる人。
  括弧付きで書かれてるのは本職じゃないけど十分適性がある人って感じに分けてある」

500 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 22:33:00 ID:CnPL1lNM
森崎「なるほど、確かにこれは便利だな。現在のメンバーは13人。つまり、2人はベンチスタートな訳か」

中山のノートに目を落としながら、森崎は周囲を見回した。

いつもは比較的脳天気な面子の多いフォーレスツも、
スタメン発表の瞬間にはやはり緊迫した空気に包まれる。

ミスティア「(大丈夫、私はやれるわ!)」

メルラン「(先発……できるかなぁ?)」

レティ「(チームの今後の事を考えると……出ないほうが良いのかしらね)」

七花「(うーん、六花ちゃんはともかく私……いや、六花ちゃんの隣を他の有象無象に渡す訳には!)」

小町「(出番無しで丸々休み……まぁ、無いか)」

蓮子「(出られるのなら全力で。それだけね……)」

メリー「(蓮子、この間よりは大分マシなんだけど。それでもまだ思い詰めてるわね……)」

森崎「(ふむ……)それじゃあ前から順番に決めていくぞ。まずはツートップの左、J番は……」

A ミスティア
B リグル
C メルラン
D その他。選手名を併記してください。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

501 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 22:34:26 ID:JOUaiXzw


502 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 22:35:38 ID:???
こんな感じでいっぺんに決めましょうよ〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1269353108/600

503 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 22:36:47 ID:???
>>502
ああ、そういえばそんなことやってましたね。
ちょっと投票待って下さい。

504 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 22:38:58 ID:CnPL1lNM
………
……


森崎「それじゃあまずツートップから決めるぞ。左から……」

−J−H−

*それぞれのポジションに配置する選手を一人ずつ投票してください。
例:Jリグル Hミスティア 等。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。


505 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 22:52:57 ID:JOUaiXzw
Jメルラン Hミスティア

506 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:11:35 ID:XgdXrklo
Jリグル Hミスティア

507 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:16:36 ID:ezU1z6Vg
Jメルラン Hミスティア

508 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 23:17:29 ID:???
Hはミスティアに決定。Jがメルラン2票リグル1票です。

509 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:24:38 ID:bsD4w9uU
Jメルラン

510 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:29:26 ID:???
>森崎「なるほど、確かにこれは便利だな。現在のメンバーは13人。つまり、2人はベンチスタートな訳か」
現在のメンバーは14人でベンチスタートは3人、じゃないかな。

511 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/06(土) 23:40:33 ID:CnPL1lNM
>>510 おおう、これまた凡ミス……森崎数えるの忘れてた! 何度も申し訳ないです。

Jメルラン Hミスティア

森崎「J番がメルラン、H番がミスティアだ」

メルラン「へ? わ、私?! 本当に?!」

ミスティア「オッケー。今日も仕事するわよ」

名前を呼ばれた瞬間にぱっと顔を輝かせるメルランと、既に表情に余裕すら伺えるミスティア。
だがもちろん、誰かを選ぶということは誰かが選ばれないという事でもあり……

リグル「(ベンチスタート、かな……。確かに浮き球じゃミスティアに劣るし、
   メルランには地上での武器がある……やっぱり、私も今のままじゃダメって事なのか)」

森崎「言うまでもないがミスティアはいつも通り来た球を空中から叩きこめ。
  後、今回はミドルシュートも狙って行きたいから相方はメルランだ。メルラン、やれるな?」

メルラン「うん。せっかく特訓したんだもの。ガンガン得点決めるわよ!」

森崎に対し、ぐっと右手を上げて答えてみせるメルラン。

森崎「その意気込みは良し。それじゃあ次、OMFだが……」


−−I−−
E−−−F


*それぞれのポジションに配置する選手を一人ずつ投票してください。
*先に「3票」入った選択肢に決定します。

512 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:50:00 ID:JOUaiXzw
I幽香
E蓮子F中里


513 :森崎名無しさん:2012/10/06(土) 23:55:43 ID:EaVt9KjY
I幽香F中里E七花

514 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 00:04:31 ID:hqbz54t6
I幽香F中里E蓮子

515 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/07(日) 00:06:00 ID:???
幽香中里確定。Eが蓮子2票七花1票

516 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 00:07:08 ID:2lIe/XWo
E蓮子

517 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/07(日) 00:22:59 ID:WvkWXxnM
I幽香F中里E蓮子

森崎「中央に幽香、左が蓮子。右が中里だ」

七花「(げっ、やっぱり呼ばれなかった……)」

幽香「妥当な所でしょうね。良いわよ」

蓮子「(よし、今回も出られた……)」

中里「今回、拙者はMFでゴザルか」

思いの外早い段階で自分の名前が呼ばれ、中里は少し意外そうな声を上げる。

森崎「ああ、今回は少しでもMFの守備力を上げときたいからな。
  お前のカット能力とキープ力に期待してるぜ」

中里「……そう言われると奮起せざるを得ぬでゴザルな。
   任務了解。敵の分断は拙者に任せるでゴザル」

森崎の言い分に、中里は納得したと大きく頷いた。

森崎「言うまでもないが幽香には前線でのゲームメイク全般を任せる。
   蓮子はいつもどおり攻撃オプションとしてのサイドアタック要員だ」

幽香「姉の方ならともかく、あの小娘が相手なら不安は無いわね。どうとでも捌けるわ」

蓮子「こっちもあの破壊魔と正面からぶつかるのよね……。
   大丈夫、なんとかやってみるわ」



518 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/07(日) 00:38:42 ID:WvkWXxnM
森崎「おう、頼むぞ。さて、次はDMFだが、中々候補が多いな。さて……」

−G−D−


*それぞれのポジションに配置する選手を一人ずつ投票してください。
*先に「3票」入った選択肢に決定します。

519 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 00:40:50 ID:hqbz54t6
G六花D八重

520 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 00:42:01 ID:Z6WwOvKA
Gメリー D八重

521 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 01:02:27 ID:JXosCkx6
G六花D八重


522 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2012/10/07(日) 05:01:37 ID:UgqcI33U
Gメリー D八重

523 :森崎名無しさん:2012/10/07(日) 06:17:36 ID:iXJIW+7A
G六花D八重

524 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/13(土) 20:29:05 ID:c4/RhXNY
G六花D八重

森崎「六花と八重に任せる。行けるな?」

八重「(や、やった、選ばれた!)はい! お役に立てるように頑張ります!」

六花「妹様と妹紅様を止めるのが主な任務にございますな?」

森崎「ああ。向こうはどうしても個人技でのドリブル突破が多くなってくるだろうからな。
  シュートを打たれる前に確実に止めろ」

森崎の指示に、メイド二人はこくりと頷く。

八重「(しょ、正直妹様に歯向かうのは怖いけど……頑張らなきゃ)」

六花「(七花がどうなるか……いえ、考えても詮なき事でございますか)」

森崎「中盤の底はゲーム支配の要だからな。しっかり頼むぞ。
  それじゃあ次、DFだが……」

C−A−B

*それぞれのポジションに配置する選手を一人ずつ投票してください。
*先に「3票」入った選択肢に決定します。

525 :森崎名無しさん:2012/10/13(土) 20:42:09 ID:MpsoLJXI
C中山AレティB小町

526 :森崎名無しさん:2012/10/13(土) 20:43:06 ID:eQHxf/YA
C中山AレティB小町

527 :森崎名無しさん:2012/10/13(土) 21:09:52 ID:Nhq3slDg
C中山AレティB小町

528 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/14(日) 17:54:26 ID:VZPyNq1Y
C中山AレティB小町

森崎「左から中山、レティ、小町に任せる」

中山「OK、任せてくれ」

レティ「私……ね。良いわ、やるからには本気よ」

小町「当たり前だけど、これまた正面からあの暴れん坊と衝突するポジションだねえ」

森崎の発表を受け、三者三様の反応が返ってくる。

森崎「お前たちが最終防衛ラインだ。さっき八重達に言ったことと重なるが、打たれる前に止めろよ。
  レミリア以上のストライカーって事は、おそらくお前たちでも撃たれた後に止めるのは厳しいだろう」

中山「確かに……それに、そんなシュートにブロックに入りたいとも思わないしな」

はは、と笑う中山。

レティ「要するに、ラインを上げてボールをカットしろって事ね」

小町「ま、あたいも確かにあのシュートの矢面に立つのはゴメンだねえ。痛そうだし」

森崎「おいおい……」

中山と小町の発言に、思わず突っ込まざるを得ない森崎。
中山は冗談だろうが、小町は本気で言っているだろう所が怖い。

529 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/14(日) 17:55:54 ID:VZPyNq1Y
リグル「(ベンチかぁ。確かにメルランは頑張って特訓してたみたいだけど、私だって……)」

七花「(や、八重ちゃんに六花ちゃんの隣を取られた……)」

メリー「ま、まあ二人ともそんな顔しないで。別に出番が無いと決まったわけじゃないんだから。ねえ?」

明らかに気落ちしている二人をなだめつつ、森崎の方へと振るメリー。

森崎「ああ、勿論だ。リグルは前線がガス欠になったらすぐ出てもらうだろうし、
  七花は攻め手を増やしたい時に使う。六花との連携もあるしな。……ああ、勿論お前もだぞ、メリー」

メリー「ええ、判ってるわよ」

森崎の返答に、微笑んで頷くメリー。

森崎「これでDFまで決まったな。言うまでもないが、GKはいつも通り俺……と。
  よし、ミーティングは以上だ。各自、試合開始まで体を冷やさない程度に自由行動しておいてくれ」

そう指示を飛ばすと、それまで彼を囲むように座っていたメンバーたちが席を立ち、
ある者は準備運動を、またある者は少し外へ……と、思い思いの行動をとり始めた。

森崎「(……試合開始まであと20分って所か。さて、俺はどう過ごそう?)」

A 誰かに話しかける (話しかける相手を併記してください)
B ふらっとスタジアム内を散歩する。
C このまま試合が始まるのをじっと待つ

*先に「3票」入った選択肢に決定します。

530 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:06:01 ID:u1gyiGh2
B

531 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:08:49 ID:xSNcux9k


532 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:12:24 ID:???
>>531
(話しかける相手を併記してください)

533 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:13:55 ID:xSNcux9k
A小町

534 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:24:16 ID:GjOHywNQ
A小町

535 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:28:56 ID:TcBYWfEg
a 幽香

536 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:34:12 ID:Ty5LFmWk
A小町


537 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/14(日) 20:13:44 ID:VZPyNq1Y
A小町

森崎「(一応、初めて一緒に戦う事になる小町の様子でも見ておくか。えーっと、何処に居る……?)」

立ち上がって周囲を見回す森崎だったが、探しまわるまでもなく小町はすぐに見つかった。
……というか、一人でベンチ一つを占領して寝転がっていれば嫌でも目立つ。

森崎「おーい、小町」

小町「……んん? なんだい?」

ごろん、と寝返りをうって顔を森崎の方に向ける小町。
ここまでだらけられるといっそ清々しい。

森崎「いや、その、何だ……」

A 「今はそれでいいが、試合中は真面目にやれよ?」 釘を差しておく。
B 「例の異変だが、この試合でも起こると思うか?」 異変について話す
C 「今回のポジションはDFだが、攻撃にも期待してるからな」 オーバーラップ多用の指示を出す
D その他。何かあればどうぞ。

*先に「3票」入った選択肢に決定します。


538 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 20:16:35 ID:Ty5LFmWk
B

539 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 20:18:52 ID:xSNcux9k


540 :森崎名無しさん:2012/10/14(日) 20:20:27 ID:GjOHywNQ
B

541 :森崎名無しさん:2012/11/14(水) 17:06:40 ID:???
お姉様の上を行く?森崎の実力を早く妹様に見せてやりたい

542 :森崎名無しさん:2013/04/09(火) 21:22:41 ID:???
復活祈願かきこ
森崎が幻想郷に呼ばれた理由とこの異変は関係あるのかな

543 :森崎名無しさん:2014/06/14(土) 14:51:01 ID:???
結構時間は経ったけど、まだまだ待つぞー!

544 :森崎名無しさん:2014/07/05(土) 22:37:35 ID:???
上に同じ
久しぶりに1から読み返してた

545 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 18:36:49 ID:???
生存報告ほしいなぁ

546 :森崎名無しさん:2016/03/22(火) 17:59:19 ID:59i6VfwQ
2016年になっても書き込みがあるとかマジか……。

547 :◆WoDqDt9wrk :2016/03/22(火) 21:51:49 ID:???
これで良いのかな……覚えてるものですね。
一応、生きてます。まさか、未だに気にかけてくださっている人がいるとは……。

548 :森崎名無しさん:2016/03/22(火) 23:09:30 ID:???
やったぜ。

549 :森崎名無しさん:2016/03/22(火) 23:35:46 ID:???
生存報告超嬉しいです!
全裸待機を続けてきたかいがありました!

550 :◆WoDqDt9wrk :2016/03/22(火) 23:48:10 ID:???
>>549
凍死体の方でしょうか?! 何故こんなになるまで放置したんだ……いや、私か。

なんか、生活環境が変わりまして。
何ヶ月か経つうちに近寄りがたくなってしまい、気づけばこんなことに……。

まだ内容を覚えてる人が居るんだろうか。

551 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 00:09:17 ID:???
いますよ!

552 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 00:10:32 ID:???
ここにいるぜーッ

553 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 00:20:30 ID:???
読み直せば問題なかろうなのだー!

554 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 00:36:35 ID:???
大丈夫!

555 :◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 09:28:19 ID:???
これ、読みなおす作業かなり精神的に来ますね。何年前の文章なんだ。かなりの羞恥プレイ。
流石に無理だろと思ったけど、待っててくれた人が居るみたいだし、やってみますか。
正直、後半止まりまくってて、気にしててくれた人がいるだけでも奇跡ですしね。

556 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 13:22:11 ID:???
マジか!マジか!今年入ってまた読み直したばかりなんですよ!歓喜の極みです!

557 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 13:27:57 ID:???
復活ならまた読み直すかぁ

558 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 19:36:18 ID:???
服を…服を着てもいいのですね!? やったー!
さっそく自分も1から読み直して来まーす!

559 :◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 19:48:42 ID:???
私も今読み返しました。(といっても、レミリア戦くらいからですが)
読み返して下さる人が多いのはありがたいんですが、これ半端ない羞恥プレイですよ?!
誰か過去に行って私を殺してくれ。いや、私がやるからタイムマシンくれ。あと茗荷。
この2スレくらいの間で何回長期停滞してるんだ。いくらなんでもメンタル豆腐すぎだろう。
とりあえず、あらすじとか軽くまとめてから再開してみたいと思います。

ルーリングや伏線を忘れてるかもしれないし、文章の感じも大分変わっていると思いますが、
まあ寛容にお付き合いいただけるとありがたいです。
ルール運用違うぞとか、このキャラこんなんじゃなかったとかはいくらでも指摘していただけると。

560 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 20:55:03 ID:???
これまでのあらすじ

幻想郷を救うために、蓮子とメリーに幻想郷に呼び出された森崎。
どんな危機が迫っているのかすらよくわからないが、どうもサッカーに勝っていけば良いらしい。
時に仲間を勧誘したり、時にメイドを育てたりしながら、初めての大会に勝利。
中山の怪我を治し、敵対していた十六夜咲夜をチームに加える事に成功する。
練習試合では、ライバルのレミリア・スカーレットにも勝利。
しばらくは平穏が訪れるかと思われたが、
森崎の知り合いである東風谷早苗が博麗霊夢に宣戦布告したことで状況が一変する。
森崎率いるがんばりフォーレスツはは、守矢神社が博霊を打倒するために開催した守谷杯に出場。
レミリア率いる紅魔スカーレットムーンズも参戦するが、謎の天候不順のためにまさかの一回戦敗退。
それ以降も、守谷杯の試合は常に謎の悪天候に襲われることになる。
立て続けに起こる異常気象に、幻想郷の住人はこの減少を「異変」と認識。
ある者は復讐のため、ある者は信仰のため、ある者は単に仕事のため、大会の裏で異変の黒幕を追う。

森崎達が迎えるのは、守谷杯の3回戦。
ライバルであるレミリアの妹であるフランドール・スカーレットが所属する、「破壊と歴史と信頼と」との対決が始まろうとしていた。

561 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 21:01:13 ID:L6US0P5Y
大目標:幻想郷の危機を救い、元の世界に帰る(詳細不明)

中目標:守谷杯に勝ち残る。また、大会を襲っている異変を解決する。

小目標:試合に勝つ。

その他特記事項

レティ・ホワイトロックが、この試合の後に離脱
異変解決に関しては、四季映姫と協調(取り引き)し、レミリアと一時対立(殺させたくないため?)
「異変の黒幕は妖怪の山の更に上にいる」という情報を入手済み(八雲紫より)
3回戦の西行寺連合戦に、七花を出場させる約束。(魂魄妖夢と再戦させる為)


……このくらいのはず。

562 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 21:30:48 ID:L6US0P5Y
登場人物一口メモ

森崎……主人公。本スレほどの外道成分は薄めか。
中山……中山さん。頼りになる。凄い。あと人格者。
中里……こっちも頼りになる仲間。このスレが停滞する前に忍殺ネタとか無かったから、凄く綺麗な忍者。
メリー……頼れるディフェンダー系一般人。穏やかな性格だが、誰にでもはっきりと物を言う。ある意味最強。
蓮子……鬱になった来生。最近復調した。元々は気風の良いお姉さん。覗きも許してくれるしね。
ミスティア……夜雀。勧誘で仲間になった最初の仲間。頼もしいなあミスティアのイルスタードオーバー。
レティ……堅実なディフェンダー兼、年少組の保護者。チームの離脱がほぼ確定。
幽香……サディスティックモンスター。森崎の事は、多少苛々しながらも概ね気に入っている模様。
リグル……なんだかんだで1スレ目から居る。最初は敵対していたものの、無事和解。今では頼れるFW。
小町……最近フォーレスツに加入した、元幽霊チームのDF。よくサボるが、実力は高い。
十六夜咲夜……レミリアへの忠義心溢れるメイド長。感情的になりやすい一面も。異変解決の方向性の不一致により、離脱。
アリス……フォーレスツの司令塔だった。現在、博霊連合に居るらしい。
Mさん……アリスによく似た人。
レミリア……ライバル。シュート森崎をふっ飛ばしたり、JOKERでデレたりした。
パチュリー……レミリアの友人。なんだかんだで森崎を見返す機会を伺っている。
美鈴……フォーレスツのメンバーだった。離脱後、なんかとんでもない覚醒が起こった。
鈴仙……フォーレスツのメンバーだった。ドリブルは通るがシュートは入らない。
六花……技の一号。名無しメイド達の出世頭。高い水準のタックル値とパス値を持つ。
七花……力の二号。シュート値がやや高い。妖夢相手に無刀取りを決めた為、現在狙われている。
朔夜……ぱっとしない妖精メイド隊のリーダー……だった。敗北をバネに、美鈴と共に謎の超覚醒を遂げる。
八重……長い下積みの末覚醒した、メイド隊期待の新人。森崎になついている。

563 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 21:32:25 ID:L6US0P5Y
とりあえず、メインどころはこんなもんですかね。

設定違う! とか、こんなん居た、とかの指摘や、
逆にこれってどうなってたっけ? という質問などあれば、是非この機会にお願いします。

564 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 23:22:17 ID:L6US0P5Y
B 「例の異変だが、この試合でも起こると思うか?」 異変について話す

小町「そりゃあ、起こるだろうねえ」

森崎「ほう、随分と言い切るじゃないか。どうしてだ?」

森崎が問いかけに、小町はよっこいしょ、と身を起こしながら続ける。

小町「今まで欠かさず起きてたんだから、今回だけ起きないって考える方が不自然だろ。
  今回だけ何も起きなかったとしたら、そりゃもう誰かに解決されちまったって事だろうね」

森崎「確かにそれは道理だな。
   ……で、仮に解決されてたってんなら、もう少し騒ぎになっててもおかしくはない、か」

森崎が頷く。特に、力を入れているであろう守谷が解決したのならば、信仰を得る絶好の機会だ。
黒幕を倒した瞬間に、自らの功績を派手に宣伝することだろう。
他の有力候補は霊夢とレミリアだが、あまりやる気の感じられない霊夢や行動範囲が限られるレミリアが、
この短時間で異変の原因を突き止めることが出来ているとは、森崎には到底思えなかった。

小町「その通り。まあ、今回も何かアクシデントがあると踏んだほうが良いだろうねえ。
   とはいえ、判ってることは天気が崩れるってこと位だから、対策も立てようがないかもしれないけど」

森崎「プレイ続行不可能なほどの悪天候ってのはまだ発生してないらしいから、それだけが救いだな。
   ……ただやられっぱなしってのが、どうにも癪だが」

小町「どの道、試合中に下手人を探すのは難しいだろうさ。スタジアムに居るんなら流石に誰かが感づく。
   大方、遠距離から干渉できる能力を持ってるんだろう」

565 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 23:24:03 ID:L6US0P5Y
言いながら、小町が欠伸を噛み殺す。異変の原因にもその解決にも、さほど興味が無い、といった風体だ。
尤も、この死神が何か……特に、異変の解決などという「仕事」に関してやる気を出している所など、
森崎にはあまり想像が出来ないことではあったが。

森崎「(しかし、目の前でこうもやる気なさげにされるとムカつくな……。
    こいつの上司の気分がちょっと判った気がする)」

再びごろん、と横になった小町を、森崎はげんなりとした目つきで見やる。
そんな死神のマイペースさに歩調を合わせることなく、戦いの時は刻一刻と近づいてきていた。

566 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 23:27:08 ID:L6US0P5Y
………
……


実況「さあ、いよいよやってきました、守谷杯第2試合!
   今回のカードは森崎くん率いるがんばりフォーレスツ対、フランドールくんを擁する破壊と歴史と信頼と!
   フランドールくんは言わずと知れた幻想郷屈指のストライカー。
   しかし、がんばりフォーレスツもまた、練習試合ではありますが、フランドールくんの姉である
   『あの』レミリア・スカーレット率いる紅魔スカーレットムーンズを、そして1回戦では魔界チームを破った実力十分のチーム!
   果たして、フランドールくんが姉の雪辱を果たすのか? それとも、森崎くんが姉妹もろとも蹴散らしてしまうのか! 
   注目の一戦ですッ!」

観客「よっ、森崎! 待ってましたッ!」 「ぶっ壊せー! フランドールー!」
   「あれ、咲夜はフォーレスツじゃなかったのか?」
   「フランドールと幽香の中盤対決……周りの選手、大丈夫か?」 「今回も大荒れの試合、頼むぜ!」

満員のスタジアムに、観客たちの怒号が鳴り響く。
どんな異変が起ころうとも、客足が途絶えることはない。いや、その異変すら楽しんでしまうのが、幻想郷の住民なのだった。

早苗「あ、森崎くん出てきましたよ。頑張れー!」

文「(ふむ。レミリア・スカーレットの姿は観客席には無し……ですか)
  いやいや、偵察に来たんでしょう。他人のチーム応援してどうするんですか。
  それにしても、随分と試合開始に時間がかかりましたねえ」

突っ込みながらも、ファインダー越しに周囲の様子を伺う文。
一方、フィールド上の森崎達は……

フランドール「遅かったわね、モリサキ!」

567 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 23:29:10 ID:L6US0P5Y
森崎「あー……」

中山「うわ……」

整列の際、顔を合わせた途端に噛み付いてきたフランドールの敵意に対して絶句していた……訳ではなく。

フランドールH「覚悟しなさい、モリサキ!」
フランドールF「ぶち壊してあげるわ、モリサキ!」
フランドール@「モリサキ!」

中里「(ほ、本当に同じ顔が四つ並んでいるでゴザル……。どうやら、忍術や幻覚の類では無いようでゴザルが)」

半信半疑であった森崎達現世組だが、
事ここに至り、「選手一人がが4人に分身してプレイする」という現実を受け入れざるを得なくなっていた。

森崎「……審判。一応聞いておくが、ルール上問題は?」

審判「無いですね」

森崎「……だろうな」

諦め顔で引き下がる。

慧音「そちら程頭数が揃っている訳では無いのでな。
   まあ、そちらがどうしても、というのならば再編成も考えるが」

幽香「冗談。吹っ飛ばす的が増えただけよ」

笑う慧音に真っ先に噛み付いたのは幽香。
幽香は平常運転だが、わざわざ挑発的な物言いをする慧音も、穏やかな外見に似合わず中々曲者である。

568 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/23(水) 23:32:09 ID:L6US0P5Y
審判「……さて、そろそろ宜しいですか? フォーレスツは表、破壊と歴史と信頼とは裏になります」

割って入った審判が手のひらでコインを転がし、裏表を確認する。

森崎「ああ、判った」

フラン「オッケー。早くはじめましょ!」

審判「では……」

高い金属音と共に、コインが宙に舞い上がる。

そして……


-------------------------------------------------------------------------

審判のコイントス→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ・ハート→フォーレスツの先攻
スペード・クラブ→破壊と歴史と信頼との先攻
JOKER→審判「……曲者ッ!」 審判が、突如として控室への通路の影に向かってコインを投げる。

569 :森崎名無しさん:2016/03/23(水) 23:33:35 ID:???
審判のコイントス→ ダイヤ7

570 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 00:21:41 ID:4TwDVP2I
審判のコイントス→ ダイヤ7
ダイヤ・ハート→フォーレスツの先攻

実況「さあ、たった今コイントスが終わり、各選手がポジションに付きます。
   先行を取ったのはがんばりフォーレスツの模様。各チームのオーダーは以下の通りです」

破壊と歴史と信頼と

−−@−− @フランドール
BACED B妖精三 A妖精ニ C慧音 E妖精六 D妖精五
−−−−−
−−G−− G咲夜
F−I−J Fフランドール I妹紅 Jフランドール
−−−−−
−−H−− Hフランドール

がんばりフォーレスツ

−J−H− Jメルラン Hミスティア
−−I−− I幽香
E−−−F E蓮子 F中里
−G−D− G六花 D八重
−−−−−
C−A−B C中山 Aレティ B小町
−−@−−

571 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 00:23:40 ID:4TwDVP2I
実況「破壊と歴史と信頼とは、中盤にフランドールくん、妹紅くん、咲夜くんと主力を集めています。
  特に、百戦錬磨のディフェンダー陣から成る中央のラインは中々強固。正面から抜ける選手はそう多くないでしょう!
  一方のフォーレスツは、脱退した咲夜くんに変わり、新たに小町くんがメンバーに加わっています。
  2人とも幻想郷屈指のディフェンダーとはいえ、まるきりタイプの違う選手。
  果たして、このメンバーチェンジががんばりフォーレスツにどのような結果をもたらすのか?!」

文「十六夜咲夜が脱退したと思えば、いきなり敵対ですか。……これはスクープの匂いがしますよ!」

妖夢「(あの妖精メイドは……どうやら出ていないみたいですね)」

観客「小町ー! サッカーでは仕事しろよー!」 「フォーレスツの守備が弱体化してるぞ! フランドールなら……!」

森崎「(守備が薄いだと? クソ、咲夜が抜けた程度で好き勝手言ってくれるぜ)」

観客の勝手な野次に内心で悪態をつきながら定位置に付き、森崎はセンターサークルに視線を向ける。

ボールの前に立つのは、メルランとミスティア。
センターラインを挟み、敵陣で待ち構えるのは、幻想郷最凶のストライカーと恐れられる、フランドール・スカーレット。

或いはレミリアすら手を焼くと言われている強敵との勝負が、今まさに始まろうとしていた。

………
……


572 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 00:24:57 ID:4TwDVP2I
ピイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さぁ、試合開始! ファーストタッチはメルランくん。パスを受けたミスティアくんは後ろに切り返す!」

ミスティア「幽香!」

バシィッ!

幽香「任せなさい!」

パスを受けた幽香が見据えるのは、敵陣奥のゴール。……そして、そこを目指すための最短距離。

立ちはだかるのは、フランドール。そして、妹紅・咲夜・慧音と、幻想郷にその名を轟かせる名手。

幽香「(確かに。ここまで中央の守りが固いチームもそうは無いでしょうね)」

相手の戦力を冷静に分析する。しかしその顔に浮かぶのは緊張ではなく、不敵な笑み。

幽香「……だからこそ、踏み躙り甲斐があるってものよ!」

実況「あーっと、幽香くん、パスを出さずにそのまま正面から突っ込んでいくッ!」

森崎「(アイツ……マジかよ!)」

フランドール「遊んでくれるの? 風見幽香!」

573 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 00:28:19 ID:4TwDVP2I
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
幽香→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
フランドール→ ! card タックル 48+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幽香、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(蓮子がフォロー)(八重がフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに

【補足・補正】
幽香はスキル「ラフプレイ」の効果で、接触プレイ全てに吹っ飛び係数3が付与されています。
幽香が相手を吹き飛ばし、かつ相手のカードが4の倍数だった場合、相手が怪我を負います。
フランドールのマークがダイヤなら「レーヴァテイン(+4&吹っ飛び係数1)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

574 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 00:40:06 ID:???
幽香→  ダイヤ7  ドリブル 52+(カードの数値)=

575 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 00:42:31 ID:???
フランドール→  スペード6  タックル 48+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=

576 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 00:50:13 ID:4TwDVP2I
……あ、なんかおかしいと思ったら補正逆だった。最強の妖怪は幽香への補正です。……どのみち、幽香の勝ちですね。
おかしいな、ドSレベルが何回か上がってから発動するようにバランス調整してた気がするんですが。
まあ、フランは結構穴があるステータスしてるので、こんなもんなのかな?

ひとまず、今日はここまで。

いやあ、勝手も何も忘れてしまうもんですね。不手際で申し訳ない。
一更新分書くのにやたらと時間がかかった……。まあ、追々慣れていくでしょう。
ゆっくり更新していきますので、どうかお付き合いください。

それでは、また明日お会いしましょう。

577 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 00:57:45 ID:???
乙でしたー

578 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 02:01:33 ID:???
乙でしたー、これから楽しみだ〜

579 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 11:58:54 ID:zM6QRbZ2
うわあ再開嬉しい!
メイドブリーダー伝説待ってます!

580 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 13:15:25 ID:???
お帰りなさいませ


581 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 22:42:45 ID:4TwDVP2I
>>577-578
ありがとうございます。ゆっくり頑張ります。
>>579
既に育成しすぎている感はありますよ!
最強ディフェンダー候補に普通に名無しメイドが入ってくる勢い。
>>580
ただいま!

582 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 22:45:03 ID:4TwDVP2I
幽香→  ダイヤ7  ドリブル 52+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=60
フランドール→  スペード6  タックル 48+(カードの数値)=54
≧2→幽香、ドリブル突破

フランドール「あなたがコンティニュー出来ないのよ!」

ボールを持って駆け上がる幽香に、フランドールが恐ろしいスピードで迫る。

俊敏性では姉と同等、いや、それ以上か。
そもそも、純粋な身体能力でフランドールに勝る者が幻想郷に存在するのかどうかすら、疑わしい話であるが。

幽香「(まともにぶつかり合えば、私ですら危うい、か。けれど……)」

口元の笑みを崩さず、幽香もまた正面からフランドールに挑みかかる。

ガッ!! バキィィィィィィッ!!

……交錯は一瞬。
激しい衝突音とともに、一方が空中へ投げ出される。

フランドール「くっ……あああっ?!」

実況「な、なんとォ! この試合最初の対決を制したのは幽香くん!
   あのフランドールくんを正面から弾き飛ばしたァ!」

観客「げっ……嘘だろ?!」 「フランドールが力勝負で負けた!」
  「よっしゃぁ! 幽香、そのまま突っ込めー!」

試合開始早々の激しい衝突に沸く観客達。
そんな中、不在のレミリアの代わりに観客席で試合を見守っていた美鈴だけは、今の対決に全く別の感想を抱いていた。

583 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 22:47:35 ID:4TwDVP2I
美鈴「(……違う。僅かだけど、激突の瞬間に幽香が体勢を低くするのが見えた。
   恐らくだけど……正面からぶつかると見せかけて、巧みに衝撃を受け流した。
   妹様は、自分の力を利用されて吹き飛ばされたんだ……!)」

通常、レミリアに代表される強大な妖怪は、あまり小手先の技を好まない。
修練に時間がかかる割に、使用しなければならないような状況に追い込まれることも滅多に無いからだ。

故に、明らかに「修練された動き」を見せた幽香に対して、美鈴は大きな衝撃を受けた。

幽香「どんなに力が強かろうと、頭が弱けりゃ持ち腐れね。
   ……まあ、私に技術を使わせたことだけは評価してあげてもいいけど」

宙を舞うフランドールに対して一瞬だけ視線を動かし、すぐにまた正面を見据える。

幽香「(前には妹紅と咲夜。サイドの味方は一応上がっているけど……)」

森崎「(序盤から派手にやってくれるな。
   あんまり活躍されても、俺の影が薄くなって困る訳だが……さて、何か指示を出すか?)」

*幽香のサディストカウンターが+1されました。

A 「良いぞ、幽香! そのまま一人で持っていけ!」 幽香に任せる。
B 「左だ! 蓮子を使え!」 蓮子にサイドを攻めさせる。
C 「中里が上がってるぞ、一旦預けろ!」 右サイドの中里を使わせる。
D 「……まあ、あいつが他人の支持を素直に聞くはずもないか。放っておこう」 放っておく。
E 特に指示は必要ない。超モリサキモードになっておく。

*先に「1票」入った選択肢に決定します。

584 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 22:51:01 ID:JIDS0A1A
A

585 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 22:51:17 ID:???
人居るし1票じゃなくてもいい気がします

586 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 23:21:15 ID:4TwDVP2I
>>585
どれだけ人がいるのかよくわかりませんが……。
しかし、1票だと確かに逆に投票しにくいかもしれませんし、次から一応2票で試してみます。

587 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 23:23:10 ID:4TwDVP2I
A 「良いぞ、幽香! そのまま一人で持っていけ!」 幽香に任せる。

幽香「……当然! 言われなくてもそうさせて貰うわ!」

実況「幽香くん、足を止めずにそのまま中央を駆け上がる!
   しかし、その前に妹紅くんと咲夜くんが立ちはだかります!」

中央を抜かせてなるかと、すかさず距離を詰めるのは10番の妹紅。
そして、そのすぐ後ろにはナイフを構えて隙を窺う咲夜の姿。

妹紅「……流石に、少し自信過剰が過ぎるんじゃないか?」

幽香「へぇ、面白いことを言うわね。それじゃあ、あなた達が私の認識を改めさせてくれるのかしら?」

咲夜「……妹様の為にも、手加減はしない。全力で止めさせてもらうわよ」

588 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/24(木) 23:24:56 ID:4TwDVP2I
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
幽香→ ! card ドリブル 52+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=
妹紅→ ! card 正直者の死 50+(カードの数値)=
咲夜→ ! card ミスディレクション 53+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幽香、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(蓮子がフォロー)(八重がフォロー)(慧音がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに

【補足・補正】
幽香はスキル「ラフプレイ」の効果で、接触プレイ全てに吹っ飛び係数3が付与されています。
幽香が相手を吹き飛ばし、かつ相手のカードが4の倍数だった場合、相手が怪我を負います。
妹紅の正直者の死は、必殺ドリブルを全て無効にします。(常時発動系補正を除く)
咲夜のミスディレクションには吹っ飛び係数3がついています
咲夜のマークがダイヤかハートの「2」「1」なら「WORLD21」が発動し、相手がJOKER以外の場合無条件で勝利します。
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

589 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 23:30:20 ID:???
幽香→  ハートQ  ドリブル 52+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=

590 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 23:32:43 ID:???
妹紅→  ハートJ  正直者の死 50+(カードの数値)=


591 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 23:53:55 ID:???
咲夜→  スペードA  ミスディレクション 53+(カードの数値)=


592 :森崎名無しさん:2016/03/24(木) 23:56:24 ID:???
咲夜さんゴメン

593 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 00:11:12 ID:tTw/mWwY
今日はここまで。

更新時間は、多分21〜24時くらいまでになりそうです。
週末とかは、もう少し多いかも。あと、もしかしたら偶に朝方更新するかも。

幽香強すぎだろうと思って確認したら、
登場直後の試合で覚醒しまくってたんですね。
発動したタイミングで決死結界の効果貼り忘れたんで、一応張っときます。

【決死結界・最強の妖怪】
サディスト補正を含む幽香の能力値の合計がフィールド上で最も高い場合(セーブ値除く)、全ての判定に+1の補正を得ます。

登場時より二回りもステータス上がった(しかもJOKER覚醒で)から、
こいつより総合値が高いキャラクターはマジで一握りに……。

>>592
大丈夫、咲夜はつよい子。……きっと。

594 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 20:49:42 ID:tTw/mWwY
幽香→  ハートQ  ドリブル 52+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=65
妹紅→  ハートJ  正直者の死 50+(カードの数値)=61
咲夜→  スペードA  ミスディレクション 53+(カードの数値)=54
≧2→幽香、ドリブル突破

妹紅「喰らえッ!」

体に炎を纏い、ボールめがけて一直線にスライディングタックルを繰り出す。
幻想郷屈指のディフェンダーとの評判通り、スピード、パワー、正確さ、その全てが水準以上。

幽香「……なるほど、確かに。中途半端なフォワードじゃあ何も出来ないでしょうね」

相手を賞賛しつつも、余裕の笑みを崩さない幽香。
何故なら。

幽香「けど、生憎。相手が悪かったわね」

バゴォッ!!

妹紅「むぅっ……く、クソッ?!」

今度こそ、真正面からパワーで吹き飛ばす。
燃え盛る炎も、勢いに乗る幽香の前では髪を揺らすそよ風にすぎない。

そこに間髪入れずに攻めこむのは、妹紅の背後から機会を伺っていた咲夜。

595 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 20:51:27 ID:tTw/mWwY
咲夜「……! 隙あり……そこっ!」

幽香「隙? 何処に?」

バッ!! ダダダダダダダッ!!

一瞬で投擲された数十のナイフに対し、幽香は日傘を正面に構え、開くことで防ぐ。
そして、弾かれて宙に舞った一本を掴むと……

幽香「そら、お返しよ!」

ヒュッ!! ガキィィィッ!!

咲夜「ば、馬鹿なッ……?!」

鋭い風切り音と共に投げ返されたナイフを、咲夜は避けきれずに弾き飛ばされる。

実況「止めに入った妹紅くんと咲夜くんを、幽香くんが正面から返り討ちッ!
   この暴走を止められる選手は居ないのか?!」

六花「(メイド長のナイフを返すとは……味方である内は頼もしいでございますが)」

幽香「(ふん、少し拍子抜けね。前座ならこんなもんかもしれないけど。……さて)」

*幽香のサディストカウンターが+2(3/20)され、サディストLvが1になりました。

596 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 20:53:31 ID:tTw/mWwY
-------------------------------------------------------------------------

幽香の判断→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→幽香「このまま全員ぶち抜かせてもらうわよ!」 さらにドリブル突破!
ハート→幽香「まずは、確実に1点貰っておきましょう」 この位置からダブルスパーク
スペード→幽香「雑魚掃除と洒落込みましょうか」 この位置からサディスティックスパーク
クラブ→幽香「これだけお膳立てすれば、うちのFWでも何とかするでしょう」偶数でメルラン、奇数でミスティアにパス
JOKER→幽香「ちょっと早いけど、新技披露と行こうかしら」 ???

597 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 20:55:31 ID:???
幽香の判断→ スペード2

598 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 20:55:45 ID:???
幽香の判断→ スペード7

599 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 22:58:00 ID:tTw/mWwY
スペード→幽香「雑魚掃除と洒落込みましょうか」 この位置からサディスティックスパーク

幽香「一人ひとり相手をするのも面倒だわ。まとめて潰してあげる」

そう宣言すると同時に、幽香は畳んだ日傘を相手ゴールの方角に突きつけた。
パチリ、という電気の弾ける音ともに、傘の先端に青白い閃光が出現する。

慧音「むっ……あれは!」

フランドール@「来たわね! この私はまけないわよ!」

幽香から迸る破壊の奔流の気配に、ゴール前の破壊チームの面々が身構える。

妖精六「き、来たぁ?!」

妖精ニ「アレ絶対にヤバいってー!」

幽香「怪我したくなければ避けなさい。……尤も、避けられればの話だけどね」

チップキックで浮かせたボールに向かい、傘の先端をピタリと突きつけ……

600 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 22:59:24 ID:tTw/mWwY
-----------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
幽香→ ! card サディスティックスパーク 54+(サディストLv1(+1))(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=
慧音→ ! card ブロック 49+(カードの数値)=
妖精六→ ! card ブロック 41+(カードの数値)=
妖精ニ→ ! card ブロック 41+(カードの数値)=
フランドール@→ ! card パンチング 57+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)(妖精三がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→幽香のサディスティックスパークが破壊チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(メルランがフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)
≦−2→破壊チームボールに。

【補足・補正】
幽香のサディスティックスパークには吹っ飛び係数0がついています
サディスティックスパークで相手を吹き飛ばし、かつ相手のカードが3の倍数だった場合、相手が怪我を負います。
慧音のマークがダイヤかハートなら「三種の神器(+5)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

601 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:02:23 ID:???
幽香→  クラブ10  サディスティックスパーク 54+(サディストLv1(+1))(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=

602 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:04:54 ID:???
慧音→  ハート4  ブロック 49+(カードの数値)=

603 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:05:13 ID:???
慧音→  ハート3  ブロック 49+(カードの数値)=


604 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:10:40 ID:???
妖精六→  ダイヤ6  ブロック 41+(カードの数値)=

605 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:10:41 ID:???
妖精六→  ハート6  ブロック 41+(カードの数値)=


606 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:15:09 ID:???
妖精ニ→  ハート6  ブロック 41+(カードの数値)=

607 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:16:40 ID:???
フランドール@→  クラブ9  パンチング 57+(カードの数値)=


608 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:18:42 ID:???
止められたけど3人怪我させたw

609 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/25(金) 23:20:11 ID:tTw/mWwY
ゴールは決まりませんでしたが、ちょっと殺意高すぎませんかね……。

とりあえず、今日はここまで。明日はメルランのフォローから再開です。

亀更新ですが、気長にお付き合いください。

610 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:20:44 ID:???
乙でした〜

611 :森崎名無しさん:2016/03/25(金) 23:20:58 ID:???
乙ですー

612 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 19:28:44 ID:NI4+0KIg
幽香→  クラブ10  サディスティックスパーク 54+(サディストLv1(+1))(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=66
慧音→  ハート4  ブロック 49+(三種の神器+5)+(カードの数値)=58
妖精六→  ダイヤ6  ブロック 41+(カードの数値)=47 *怪我発生
妖精ニ→  ハート6  ブロック 41+(カードの数値)=47 *怪我発生
フランドール@→  クラブ9  パンチング 57+(カードの数値)=66 *怪我発生
=0→ボールはこぼれ球に。メルランがフォロー。

バチィッ! バチバチバチバチバチッ!!

閃光の奔流とともに、幽香が蹴りあげたボールが破壊チームのゴールへと迫る。
圧倒的な破壊の気配。その前に、ぎりりと奥歯を噛み締めた慧音が立ちふさがる。

慧音「ぐっ……流石に……!」

眼前にバリアを展開してボールを受け止める。
だが、拮抗したのは一瞬。展開した光の壁全体に、またたく間にに亀裂が広がってゆく。
そして……

バリィィィンッ!! バゴォッ!!

慧音「ああああっ!!」

妖精六「きゃっ!」

妖精ニ「へもげっ!」

力を出し尽くした慧音、そしてその後ろにフォローに入っていた妖精二人を軽々と吹き飛ばし、
ボールは尚もゴールへと向かう。

613 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 19:31:11 ID:NI4+0KIg
フランドール@「(速さはたいしたことない……これならっ!)」

ゴールを守るフランドールが、ボールに思い切り拳を叩きつける。
……その瞬間。彼女の右手を、その速度からは想像が付かないほどの衝撃が襲った。

フランドール@「ぐっ! ……あっははははは! やるじゃないッ!」

ぐぎり、と手首から嫌な音が響く。
しかし、フランドールはそれを一切気に留めもせず、強引に拳を振りぬいた。

ボールと共に自身も衝撃で吹き飛ばされる。
しかし、その顔には幽香の不敵なそれとはまた違う、見るものを不安にさせる笑みが張り付いていた。

実況「慧音くん、六番、二番、そしてフランドールくんまでふっ飛ばされたー!
   しかし、なんとかボールの勢いも相殺! ゴール前でボールがこぼれます!」

ペナルティエリアギリギリのラインでバウンドするボール。
それに真っ先に反応したのは、幽香のフォローに走っていたメルラン。

メルラン「来た! 特訓の成果、見せてあげるわ!」

妖精三「な、なんとか時間稼がなきゃ!」

*幽香のサディストカウンターが+7(10/20)され、サディストLvが2になりました。

614 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 19:34:01 ID:NI4+0KIg
-----------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
メルラン→ ! card ヒノ・ファンタズム 49+(カードの数値)=
妖精三→ ! card ブロック 41+(カードの数値)=
フランドール@→ ! card パンチング 57+(怪我ペナルティ-1)+(転倒ペナルティ-4)+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)(妖精三がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→幽香のサディスティックスパークが破壊チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(メルランがフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)
≦−2→破壊チームボールに。

【補足・補正】
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

615 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 19:36:22 ID:???
メルラン→  スペードK  ヒノ・ファンタズム 49+(カードの数値)=

616 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 19:36:44 ID:NI4+0KIg
ミス修正。申し訳ない。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)(妖精五がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→メルランのヒノ・ファンタズムが破壊チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ミスティアがフォロー)(蓮子がフォロー)(ゴールラインを割り、フォーレスツの右CKに)
≦−2→破壊チームボールに。

【補足・補正】
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

617 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 19:38:56 ID:???
妖精三→  クラブJ  ブロック 41+(カードの数値)=

618 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 19:41:33 ID:???
フランドール@→  クラブ8  パンチング 57+(怪我ペナルティ-1)+(転倒ペナルティ-4)+(カードの数値)=

619 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 19:45:37 ID:???
やったぜ!

620 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 20:02:57 ID:???
これは嬉しい

621 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 20:18:42 ID:???
マンツーマン特訓の成果だしメルラン褒めるのが○かな?

622 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 20:19:12 ID:???
メルランおめでとー

623 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 21:46:49 ID:NI4+0KIg
メルラン→  スペードK  ヒノ・ファンタズム 49+(カードの数値)=62
妖精三→  クラブJ  ブロック 41+(カードの数値)=52
フランドール@→  クラブ8  パンチング 57+(怪我ペナルティ-1)+(転倒ペナルティ-4)+(カードの数値)=60
≧2→メルランのヒノ・ファンタズムが破壊チームゴールに突き刺さる!

メルラン「いっけぇ! 私の必殺技ぁ!」

ガッ!!

妖精三「うぇっ?!」

メルランが蹴りあげたボールが、天高くく舞い上がる。
明らかにゴールポストの上を遥かに超える軌道。ブロックに入った妖精も、ただ見上げる事しか出来ない。

実況「メルランくんのシュートは遥か宙空へ! これは……?!」」

慧音「外れた……いや、違う! フラン!」

フランドール@「……えっ?!」

慧音の声に反応し、地面に倒れていたフランドールが飛ぶ。
ある程度フォーレスツの情報を事前に予習していた慧音と違い、
完全に外れたと思い込んでいた彼女は僅かに反応が遅れた。

グルッ! ギュルルルルルルルルルルッ!!

ゴールの二倍ほどの高さまで上がったかというところで、軌道が急激に変化。
「落ちる」という形容詞が適切なほどの角度でシュートが迫る。

624 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 21:49:25 ID:NI4+0KIg
フランドール@「こんなよわっちぃ奴に……!」

ブレながら落ちるボールに、フランドールの拳が触れた。
万全の彼女ならば、たとえ反応が遅れようとも防ぐことは可能だっただろう。。
パワーの差は圧倒的。ほんの少し触れただけでも、遥か彼方に弾き飛ばされる。

……筈だった。

ピキィッ!!

フランドール@「うっ……?!」

……彼女が敢えて無視していた右腕の痛み。それが、僅かに手元を狂わせる。
伸ばした手は迫り来る威力を弾き飛ばす力を持つことはなく、ボールはそのままネットへと吸い込まれた。

バサァッ!! ピピィィィィィィィィッ!!

実況「ゴォォォォォルル!! 前半5分、メルランくんのヒノ・ファンタズムがゴールに突き刺さる!
   まさに一瞬! がんばりフォーレスツ、またたく間に1点を先制しました!」

観客「よっしゃあ! ブチかましてやったぜぇ!」 「嘘だろ、メルランがフランドールを抜いたぞ!」

文「おお、これはまた予想外の展開ですね。良い記事になりそうです」

美鈴「(妹様……)」

ワアアアアアアアアアアアアアァ……!

メルランのゴールに、観客も大きく沸く。
弱小FWだと思われていたメルランがフランドール相手にゴールを決める番狂わせ。
それに驚いていたのは、観客だけではなかった。

625 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 21:50:51 ID:NI4+0KIg
メルラン「えっ……嘘。決まった? 私? 決めた? ……や、やった! やったわよ!」

しばらく呆けた後、ぴょんぴょんとその場で飛び跳ねる。
まだ少し信じられない、といった表情だ。

ミスティア「やったじゃない、メルラン!」

幽香「……ふん、あれだけお膳立てしたんだもの、決めてもらわなきゃね」

中山「ナイスだメルラン! 値千金の先制点だぞ!」

メルランの回りにチームメイトが集まり、祝福する。
そんな光景を、森崎は自陣ゴールの前で眺めていた。

森崎「(よし、案外あっさりと決まったな。……さて、何か声をかけておくか?)」

A 「メルラン、良くやった! 練習の成果が出たな!」 メルランを褒める。
B 「見事な突破だ、幽香。次も頼むぞ」 幽香を褒める。
C 「よし、メルランに続け! どんどん攻めるぞ!」 他の攻撃陣を鼓舞する。
D 「次は俺達の仕事だ。メルランの1点を無駄にするな!」 守備陣に気合を入れる。
E 「点が入ったのは良いが……いくらなんでもやり過ぎじゃないか?」 幽香を止める。
F 「気を緩めるな。まだ一点入っただけだ!」 気を引き締めさせる。
G その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

626 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 21:55:57 ID:tpJemuKU
A

627 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 22:02:11 ID:YXBjbMi6
A

628 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/26(土) 22:14:25 ID:NI4+0KIg
メルランまさかの大金星で今日はここまで。

あ、アナウンス忘れてました。
*メルランにフラグAが立ちました。
*さらに才能開花! 全ての能力値に+1されます。
*幽香のサディストカウンターが+1(11/20)されました。

まさか決まるとは。案外楽に勝てそうか……?

629 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 22:18:28 ID:???
乙でした!

630 :森崎名無しさん:2016/03/26(土) 22:44:47 ID:???
年少組は弱いだけに活躍すると嬉しい

631 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/03/28(月) 21:13:39 ID:cGdKb/cY
ちょっと年末で仕事立て込んでまして。
明日か明後日には更新できると思いますので、ちょっと待って下さい。

632 :森崎名無しさん:2016/03/28(月) 21:31:31 ID:???
お仕事乙です

633 :森崎名無しさん:2016/03/30(水) 23:40:29 ID:???
時間かかったけど過去スレ全部読んできました。
更新楽しみですが、どうか無理はなさらないように…

634 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/01(金) 00:39:50 ID:???
>>633
ありがとうございます!
わざわざ全部見返していただけるとは。嬉しいけど、同時に死にたくなりますね……。
自分の、5年以上の前の文章を直視するのは辛い……黒歴史ノートを見ている気分でしたよ。

とりあえず、この週末には更新します。

635 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/03(日) 14:46:03 ID:???
A 「メルラン、良くやった! 練習の成果が出たな!」 メルランを褒める。

メルラン「ええ、この調子でハットトリック決めるわよ!」

森崎「おう、その意気で行け! 案外、マジで狙えるかもしれないぜ?」

メルラン「任せといて!」

満面の笑みを浮かべながら、メルランが森崎にVサインを送る。

森崎「(実力的にはまだまだだと思ってたが、条件次第ではそこそこのGK相手でも通用する程度には成長したか。
   まあ、俺自らが特訓に付き合ったんだ。その位はしてもらわんとな)」

メリー「(あのフランドールが相手だって知った時はどうなることかと思ったけれど、
     案外なんとかなりそうで良かったわ……)」

蓮子「ま、ハットトリックは置いといても、とりあえず攻撃が通じそうなことが判ったのは幸いよね」

八重「前線が得点してくれたんだから、次は私達がきっちり守らなきゃ……!」

六花「……で、ございますね」

早い時間の先制点に、明るい雰囲気が漂うフォーレスツ。
一方、相手チームはというと……

636 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/03(日) 14:47:20 ID:???

フランドール@「もぉぉぉぉぉっ! くやしい! くやしい! くやしい!
        あんなヤツに決められるなんてぇ!」

妹紅「お、おい! 落ち着けフラン。……それより、怪我は大丈夫なのか?」

フランドール@「このくらい、なんでもないわ! それより、はやく反撃しましょ!
        こんどはあの男を同じようにふっ飛ばしてやるわ!」

慧音「分かっている。だが、先ほどの被害は決して無視はできんぞ」

フランドールを宥めながら、周囲の惨状を見回す慧音。
見れば、ディフェンダーの妖精が何人か、顔を歪ませながら足を抑えている。
どうやら、フランドールと同じく、先ほどの幽香のプレイで体のどこかに傷を負ったらしい。

フランドールH「べつに、あんな奴らいてもいなくてもかわらないじゃない。
        私たちだけだって戦えるわ!」

妹紅「サッカーはそういうスポーツじゃないぞ、フラン。
   しかし、チーム力だけ取っても想像以上だな。流石に、あのレミリア・スカーレットが……」

フランドールH「……っ!」

認めただけはある、と言いかけて、思わず口をつぐむ妹紅。
目の前のフランドールの気配が、一瞬で剣呑なものに変化したことを察したからだ。

慧音「(……おい)」

妹紅「(……や、悪かった)」

637 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/03(日) 14:48:56 ID:???
フランドールH「いいわ、こっちもすぐに取り返してやるんだから。
        あいつらと私、どっちが強いのかハッキリとわからせてあげる!」

怒りの視線をフォーレスツ側フィールドに向けながら、センターサークルまで歩いて行くフランドール。
その後ろを、慧音と妹紅の二人は顔を見合わせて何事か頷いた後、ゆっくりと着いていった。

………
……


ピィィィィィィィィィィィッ!!

実況「さぁ、ホイッスルで試合再開!
   早い段階で1点のビハインドを背負ってしまった破壊チームの攻撃からスタート。
   センターサークルでボールを蹴るのはもちろんフランドールくん、そしてフランドールくんです!」

森崎「(……このシュールな光景はまだ慣れんな。
    いっそのこと、立花兄弟みたいに実は四つ子でした、とか言われれば納得もできるんだが)」

フランドールJ「さ、いくわよ!」

フランドールH「まかせなさい!」

H番のフランドールはJ番からパスを受けると、そのまま後ろに戻すことなく一気に前に向かって加速する。

ミスティア「げ、こっち来た!」

幽香「なるほど、さっきのお返しってワケ?」

638 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/03(日) 14:50:47 ID:UdcP6MpU
メルラン「ここで止めれば……!」

単騎でフォーレスツ陣内に切り込むフランドール。
その前に、メルラン・ミスティア、幽香の三人が立ちはだかる。

-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
フランドールH→ ! card ドリブル 49+(カードの数値)=
ミスティア→ ! card タックル 42+(カードの数値)=
メルラン→ ! card タックル 41+(カードの数値)=
幽香→ ! card タックル 51+(サディストLv2(+2))+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランドールH、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フランドールJがフォロー)(妹紅がフォロー)(八重がフォロー)
≦−2→フォーレスツボールに

【補足・補正】
フランドールのマークがダイヤかハートなら「そして誰もいなくなるか(+3)」が発動します
幽香はスキル「ラフプレイ」の効果で、接触プレイ全てに吹っ飛び係数3が付与されています。
幽香が相手を吹き飛ばし、かつ相手のカードが4の倍数だった場合、相手が怪我を負います。
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

639 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 14:53:11 ID:???
フランドールH→  ハート2  ドリブル 49+(カードの数値)=

640 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 14:55:33 ID:???
ミスティア→  ダイヤK  タックル 42+(カードの数値)=

641 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 15:09:46 ID:???
メルラン→  ダイヤ2  タックル 41+(カードの数値)=

642 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 15:11:15 ID:???
幽香→  スペード7  タックル 51+(サディストLv2(+2))+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=

643 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 15:14:43 ID:???
てっきりフランドールが四人いるんだから怪我したフランドールを
フィールダーにして、怪我してないフランドールをGKにするかと思っていた

644 :森崎名無しさん:2016/04/03(日) 15:19:06 ID:???
年少組このまま頑張れー

645 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 00:28:04 ID:???
>>643
それも考えたんですが、
ビハインドを背負っている時に前線に負傷者を出すのもどうかと思いまして。
>>644
なんか、やけにカード運が良い気がします。怖い。

646 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 00:29:42 ID:+Oe9oU1I
フランドールH→  ハート2  ドリブル 49+(そして誰もいなくなるか+3)+(カードの数値)=54
ミスティア→  ダイヤK  タックル 42+(カードの数値)=55
メルラン→  ダイヤ2  タックル 41+(カードの数値)=43
幽香→  スペード7  タックル 51+(サディストLv2(+2))+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)=61
≦−2→フォーレスツボールに

フランドールH「(手前の雑魚2人はどうでもいいわ。まずは幽香。そしてその次にモリサキよ!)」

幽香「……さて。格の違いというものを見せてあげようかしら」

フランドールに向かうフォーレスツのメンバーは3人。
しかし、フォーレスツの年少FW二人にフランドールを止められるディフェンス能力が有る訳がなく。
故に、実質はフランドールと幽香の1対1の対決に等しい。

……と、観客は……いや、当の選手たちですら大半がそう思っていた。

ミスティア「(無視してくれちゃって……!
      でも、確かにディフェンスの練習なんて殆どしてないし……)」

今まで、どこのチームでも彼女がディフェンス能力を求められるようなことは無かった。
ゴール前の浮き球を処理する一芸特化。それこそが彼女の選手としての存在価値。

ミスティア「(私にできること……私にできること。
      シュート、スルー。キーパーの体勢を崩して……体勢を崩す? ……そうだ!)」

脳裏に閃いたのは、やはり己の頼りにする一芸。自分自身で奪えずとも、後のプレイに繋げる一手。

647 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 00:34:22 ID:+Oe9oU1I
ミスティア「喰らいなさい、フランドール! 鳥目の吸血鬼なんて、面白いじゃない?」

ズサァァァッ!!

フランドールH「あんたじゃ遊び相手にもならないわ!」

ミスティアのスライディングタックルを、フランドールが持ち前のスピードで回避する。
危なげなどあろうはずもない。そこに存在するのは圧倒的な実力差。

異変が起きたのは、次の瞬間だった。

フランドールH「……っ?!」

ぐらり、とフランドールの視界が揺れる。
それまで明瞭だった視界が霧がかかったように霞む。
さっきの夜雀の能力か、とフランドールが思い至った時には、既に目の前に破壊の化身が立っていた。

幽香「案外使えるじゃない。……残念だったわね、お嬢さん」

ガッ!! ドゴォッ!!

実況「幽香くん、ボール越しにフランドールくんを蹴り上げたァ! 
   フランドールくんはそのまま吹き飛んでいきます! フォーレスツ、ボール奪取!
   ……しかし今、フランドールくんが何やら体勢を崩したようにも見えましたが……?!」

ミスティア「(……よし、効いた!)」

森崎「(ミスティアの奴、新技か。
    ……まあ確かに、キーパーを転ばせられるなら、フィールダーに対して同じことを出来ない理由は無いか。
    あの能力、敵に回したら地味に厄介だな……)」

648 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 00:35:27 ID:+Oe9oU1I
実際、有無をいわさずに体制を崩されるというのは、ゴールキーパーにとってはたまったことではない。
地味ながらも案外すごい能力なんじゃないか? と再認識しながら、森崎はゴール前で前線を観察していた。

一方……

幽香「(……さて。奪ったは良いけど、流石にこのペースで飛ばしたら1試合保たないわね。さて)」

*ミスティアのフラグDが昇華。必殺タックル「ブラインドナイトバード」を習得。
一定確率で相手のドリブル値を下げる変則的な必殺技です。
*さらに才能開花。全ての能力値に+1されます。

-------------------------------------------------------------------------

幽香の判断→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ・ハート→右サイドの中里にパス。
スペード→左サイドの蓮子にパス。
クラブ→オーバーラップしてきた中山にパス。
JOKER→幽香「森崎、上がって来なさい!」 ???

649 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 00:36:58 ID:???
幽香の判断→ ハート3

650 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 00:53:54 ID:???
今日はここまで。月曜日なんてやってこなければいいのに。

そういえば、見てくださっている方は、
皆さん前から参加してくださってた方なんでしょうか?

それとも、再開してから新たに参加してくださった方もいらっしゃるんでしょうか。

651 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 01:06:26 ID:???
見てますぜ
復活してくれて嬉しいです

652 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 01:14:15 ID:???
乙でした〜
私は中断する1〜2スレ前ぐらいからですね

653 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 05:03:13 ID:???
前から参加してます

654 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 06:05:10 ID:???
前からです。

655 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 08:17:09 ID:???
同じく前からです

656 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 10:43:32 ID:???
アリスがダイス神になった頃から…
だったような

657 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 18:21:05 ID:???
>>651
こちらこそ、見てくれてありがとう!
>>652
おお、結構最き……うん、6年前だね……。
>>653-655
なんと。こんな放置スレを忘れないでくれてありがとうございます……。
>>656
かなり初期! というかほぼ最初の頃では?
これからもどうかよろしくお願いします!

658 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 18:23:40 ID:???
幽香の判断→ ハート3
ダイヤ・ハート→右サイドの中里にパス。

幽香「(あの忍者はまだマシな方だし。使ってみる価値はあるわね)……それっ!」

バシィッ

実況「ボールを奪取した幽香くんですが、今度は自分で持っていかずに右に流す!」
   これを受けたのは、この試合では右MFとして出場している中里くん。
   本職以外のポジションで、どこまで存在感を発揮できるか?」

中里「現世では、職業柄あまり目立つポジションは控えていたでゴザルが、幻想郷ではしがらみはござらぬ。
   相手にとって不足なし、全力でお相手いたす!」

幽香のパスをトラップで前に落とすと、そのままライン際を駆け上がる。
敵陣側から向かってくるのは、4人のフランドールのうちの1人。
箍の外れた笑みを浮かべながら、一直線に中里の元へと突進する。

フランドールF「ちょっとは素早いみたいだけど、ただの人間なんか敵じゃないわ!」

中里「……先程から、その敵を侮る性格が災いしていると、そろそろ自覚したほうが良いでござろうな」

659 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/04(月) 18:25:08 ID:???
妖精五「(とりあえず、フォローくらいには入らないと……!)」

-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
中里→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
フランドールF→ ! card タックル 48+(カードの数値)=
妖精五→ ! card タックル 41+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中里、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(八重がフォロー)(小町がフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに

【補足・補正】
中里のマークがクラブ以外なら「分身ドリブル(+4)」が発動します
フランドールのマークがダイヤなら「レーヴァテイン(+4&吹っ飛び係数1)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。


660 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 18:40:39 ID:???
中里→  ダイヤ5  ドリブル 52+(カードの数値)=

661 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 19:12:40 ID:???
フランドールF→  クラブK  タックル 48+(カードの数値)=

662 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 19:16:39 ID:???
妖精五→  ダイヤ6  タックル 41+(カードの数値)=

663 :森崎名無しさん:2016/04/04(月) 21:38:47 ID:???
もしフランが覚醒したら4人とも強くなるのか

664 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/05(火) 23:16:47 ID:???
>>663
そうですね、そうなります。
影分身で修行したら効率が倍になる理論ですね。

665 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/05(火) 23:18:55 ID:y4we3BBk
中里→  ダイヤ5  ドリブル 52+(分身の術+4)+(カードの数値)=61
フランドールF→  クラブK  タックル 48+(カードの数値)=61
妖精五→  ダイヤ6  タックル 41+(カードの数値)=47
=0→ボールはこぼれ球に。小町がフォロー

中里「忍法・分身の術!」

そう叫ぶと、ボールを蹴りながら進む中里の姿が分裂し、二人に増える。
フランドールの言うとおり、「ただの人間」である中里には、異能の力が使えるはずもない。
彼の分身のタネは、ただ己の身体能力のみ。並外れた左右への高速移動が、見る者に分身したかのような錯覚を与えているのだ。

美鈴「……や、アレが出来る時点で人間かどうかは大分怪しいですけどね」

文「いやいや。妖怪の速さはあんなもんじゃありませんよ?」

早苗「現世で私が信じてた常識って何だったんでしょう?」

無責任なコメントをするのは、観客席に座っている者の特権だった。
実際、美鈴や早苗の言うとおり、中里の身体能力は現世の人間の常識とは些かかけ離れている訳だが……

フランドールF「……能力?! でもっ!」

中里「ぬぅっ?!」

バチィィィッ!!

フランドールの猛烈な突進に、中里がたまらずボールを零す。
油断していたフランドールが、それでも中里の動きに対応できたのは、偏に彼女が種族として生まれ持った俊敏さの賜物だった。
むしろ、ただの人の身でフランドールと正面から対決が成り立つ中里を賞賛すべきであろう。

666 :森崎名無しさん:2016/04/05(火) 23:20:21 ID:???
久しぶりに森崎にオーバーラップさせたい欲がわいてきたけど必要性がないのがなぁ
本編でもそうだけど森崎って確かに目立ちたがり屋ではあるけどあくまで勝つこと優先だし、たまにトチるけどw

667 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/05(火) 23:20:49 ID:y4we3BBk
実況「ボールが大きく後ろにこぼれる! フォローに入るのはもちろんディフェンダーの小町く……おおっと、これは?!」

実況が突如として素っ頓狂な声を上げる。
ボールを視線で追っていた、スタジアム内のほぼ全ての人間が見たのは、こぼれ球のフォローに走る小町……ではなく。

芝生の上に肘をついて寝そべり、だらだらとサボっている彼女の姿だった。

実況「ああーっと! これは小町くん、試合中に堂々とサボッているー!」

小町「……ん? おお、なんだ。出番かい」

実況の声でようやく状況に気がついたのか、ゆっくりと立ち上がってルーズボールの確保に向かう。
それは、ある者にとっては非常に見慣れた姿。しかし、またある者にとっては常識外の光景だったであろう。

中山「(ええー……。……いやまあ、ある意味見慣れた光景ではあるけど)」

レティ「……相変わらずふざけた態度だけど、あれで結構な実力者なのよね」

小町「よっ……と!」

バシィッ!!

小町がこぼれ球をトラップし、前を向く。
最終ラインまでボールが下がってきたとはいえ、押し込まれている訳ではない。
サイドチェンジか。もしくはもう一度縦へと斬りこむか。どちらにせよ、フランドールを相手にしなければならないのだが……

668 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/05(火) 23:23:05 ID:y4we3BBk
森崎「(ああいう奴だと判っては居たが、実際に目の前でやられると癪に障るな。さて、指示は……)」

*フランドールにフラグAが立ちました。

A 「今度はサイドチェンジだ。左サイドを使え!」 左の中山と蓮子を使う。
B 「幽香に渡せ! もう一度正面突破だ!」 もう一度幽香に突破させる。
C 「そのままお前自身で運んで行け!」 小町に右サイドを突破させる
D 「よし、決めた。今から俺もサボる!」 ゴール前で寝釈迦のポーズを取る。
E 特に指示は必要ない。
F 特に指示は必要ない。超モリサキモードになっておく。
G その他。何かあればどうぞ。

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

669 :森崎名無しさん:2016/04/05(火) 23:24:08 ID:F4IGm4uI
A

670 :森崎名無しさん:2016/04/05(火) 23:24:32 ID:nOMki26g
A

671 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/05(火) 23:35:23 ID:y4we3BBk
短いですが、今日はここまで。また明日お会いしましょう!

>>666
本編も含め、皆さんの選択肢の積み重ねで、今の森崎像があるんですよね。
個人的には、森崎の性格は少しずつ本編とずれていってもいいかなあとは思いますが。
というか、私が2さんの再現を出来るわけもないので、既に結構違う気もします。
こっちの森崎のほうが微妙に生真面目……かな? どうだろう。

672 :森崎名無しさん:2016/04/05(火) 23:48:17 ID:???
まあ見た目女子相手じゃ森崎もあまり無茶する気になれないだろうし

しかしフランの四身の拳ってヤバい能力だな
覚醒機会が単純計算で4倍って

673 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/07(木) 00:31:55 ID:???
>>672
案外フェミニストな森崎。
まあ、相手の実力によっても対応変わる気がしなくもないです。レミリア幽香と年少組とか。
分身に関しては……まあ、エネミーデータの特権ですね。

674 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/07(木) 00:33:09 ID:8aXj2Vu6
A 「今度はサイドチェンジだ。左サイドを使え!」 左の中山と蓮子を使う。

小町「へーい。よっ……と!」

やる気のない掛け声と共に、逆サイドに山なりのボールが飛ぶ。
パスはそのまま、何の妨害も無く中山の足元に収まった。

中山「(さて。……相手のエースは守備力に難はあるけれど、速攻に強いタイプ。
   なら、ここは俺が上がるよりは……)蓮子さん!」

バシィッ! ギュルルルルルッ!!

蓮子「オッケー、任された!」

中山からの絶妙なパスが、前方の蓮子に通る。
スムーズにトラップさせることを意識した、緩やかな回転がかかった絶妙なボール。
蓮子はボールを受けると、そのまま大きく前に蹴り出して後を追う。

フランドールJ「さっきは油断して取り逃がした! こんどは真剣よ!」

蓮子「げっ……。やっぱり、相対すると迫力あるわね。
   出来れば、そのまま余裕かましてて貰いたかったんだけど……!」

軽口を叩きながらも表情は鋭く、フランドールに挑みかかる蓮子。
一方のフランドールも、既に試合開始時に浮かべていた侮りの色は消え失せていた。

675 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/07(木) 00:37:40 ID:8aXj2Vu6
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
蓮子→ ! card ドリブル 48+(スナイパーパス+2)+(カードの数値)=
フランドールJ→ ! card タックル 48+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→蓮子、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(六花がフォロー)(タッチラインを割り、フォーレスツのスローインに)(咲夜がフォロー)
≦−2→破壊チームボールに

【補足・補正】
蓮子のマークがダイヤなら「クリップジャンプ(+5)」が発動します
蓮子のマークがハートなら「やや頭脳的なドリブル(+4)」が発動します
フランドールのマークがダイヤなら「レーヴァテイン(+4&吹っ飛び係数1)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

676 :森崎名無しさん:2016/04/07(木) 00:40:21 ID:???
蓮子→  ダイヤA  ドリブル 48+(スナイパーパス+2)+(カードの数値)=

677 :森崎名無しさん:2016/04/07(木) 00:41:53 ID:???
フランドールJ→  ハート10  タックル 48+(カードの数値)=

678 :森崎名無しさん:2016/04/07(木) 13:58:24 ID:???
蓮子…お前ファンタジスタじゃないんだぞ…

679 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/08(金) 18:20:53 ID:???
>>678
やはり来生なのか……。

蓮子→  ダイヤA  ドリブル 48+(スナイパーパス+2)+(クリップジャンプ+5)+(カードの数値)=56
フランドールJ→  ハート10  タックル 48+(カードの数値)=58
≦−2→破壊チームボールに

フランドールJ「こんどこそ、確実にもらうわっ!」

蓮子「(フランドール相手に余裕なんてある筈がない……最大の技で一気に抜くわ!)」

フランドールが脇目もふらずこちらのボールのみを狙っているのを確認すると、
蓮子は両足でボールを挟み、そのまま大きく飛ぶ。
数多く存在するドリブルのテクニックの中でも、最上位に位置する技、クリップジャンプ。
サッカー経験の浅い蓮子が磨き上げた一芸。
重力に逆らって宙を舞うかのような動きは、そのままフランドールの頭上を遥かに超え、いとも簡単に抜き去るかに見えた。

フランドールJ「そういうのもあるのね! ……だけどっ!」

スライディングタックルの格好で地面を滑っていたフランドールは、蓮子の動きに瞬時に反応する。
そして、両手を地面につけたかと思うと、その腕力のみで強引に跳躍。天を穿つかのような勢いで蓮子に迫る。

680 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/08(金) 18:22:14 ID:5g1h0a2E
蓮子「ちょっ、嘘でしょっ……?!」

普通の人間相手ならば、蓮子のクリップジャンプで抜けない相手はそう居なかったであろう。
しかし、相手はただの人間ではない。……いや、ただの妖怪ですらなかった。

ダッ……ガシィッ!!

フランドールJ「なかなかやるみたいだけど、相手がわるかったわね!」

空中でボールを奪うとともにそのまま一回転し、着地するフランドール。
そのままフォーレスツの陣内に切り込もうとする彼女だったが、
前方から現れた二人組が、彼女の着地の一瞬の隙を逃さずに距離を詰める。

中山「あと一歩だったけどダメか。……けど、こんな時の為に俺達が控えてるんだ!」

六花「妹様に敵対するのは気が引けるでございますが……お覚悟!」

連携しながらフランドールに襲いかかる二人組を見て、フランドールは口元を釣り上げた。

681 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/08(金) 18:23:47 ID:5g1h0a2E
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
フランドールJ→ ! card ドリブル 49+(カードの数値)=
中山→ ! card タックル 48+(カードの数値)=
六花→ ! card タックル 48+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランドールJ、ドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フランドールHがフォロー)(妹紅がフォロー)(八重がフォロー)
≦−2→フォーレスツボールに

【補足・補正】
フランドールのマークがダイヤかハートなら「そして誰もいなくなるか(+3)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

682 :森崎名無しさん:2016/04/08(金) 18:25:51 ID:???
フランドールJ→  ダイヤ3  ドリブル 49+(カードの数値)=

683 :森崎名無しさん:2016/04/08(金) 18:32:06 ID:???
中山→  ハート6  タックル 48+(カードの数値)=

684 :森崎名無しさん:2016/04/08(金) 18:32:27 ID:???
中山→  クラブQ  タックル 48+(カードの数値)=

685 :森崎名無しさん:2016/04/08(金) 18:33:30 ID:???
六花→  クラブ2  タックル 48+(カードの数値)=

686 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:08:37 ID:KMP7qM9Q
フランドールJ→  ダイヤ3  ドリブル 49+(そして誰もいなくなるか+3)+(カードの数値)=55
中山→  ハート6  タックル 48+(カードの数値)=54
六花→  クラブ2  タックル 48+(カードの数値)=50
=1→ボールはこぼれ球に。フランドールHがフォロー。

フランドールJ「二人だろうが何人だろうが、いっきに抜いてあげるわ!」

中山「これ以上攻めこませる訳にはいかない……全力で止めるぞ」

六花「了解でございます!」

フランドールに向かっていくのは、
咲夜が抜けたがんばりフォーレスツでは1、2を争うディフェンス能力を誇る、中山と六花。
いかな幻想郷のトッププレイヤーとはいえ、この二人を正面から抜くのは容易ではない。

咲夜「妹様、用心してください。その人間も妖精メイドも、一筋縄では行きませんわ」

フランドールJ「わかってる!」

二人組をしっかり視認しながら、フランドールは足早に一歩を踏み出す。
まともに行けば、あるいは自分でも危ないかもしれない。しかし、だからといって取る手段が無いわけではない。

距離を詰め、中山たちが仕掛けようとした瞬間。パチリ、という小さな音とともに、フランドールの姿が消え失せた。

六花「これは……!」

中山「消えた? ……いや!」

687 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:09:48 ID:KMP7qM9Q
六花より一歩前に出ていた中山は、ほんの僅かにだが、消えたはずのフランドールの足音を耳にした。
おそらくは瞬間移動の類ではなく、単に目に見えなくなっただけ。
そう推測した中山は、最後に聞こえた足音からフランドールのドリブルルートを予測し、そこに強引に体を割りこませる。

感じたのは、足に見えないボールが当たる感触。
そしてその直後に、中山の目の前に驚きに表情を歪めたフランドールの顔が現れる。

バチィィッ!!

フランドールJ「……っ?!」

中山「……や、やったか?!」

中山本人ですら半信半疑のディフェンス。
しかし、ボールはフランドールの足元から大きくはじき出され、そのまま中央へと飛んでいく。

実況「中山くん、ここで執念のディフェンス! フランドールくんの消えるフェイントにも冷静に対処しました!」

美鈴「(上手い! 仮に足音が聞こえていたんだとしても、
   見えない相手の通る道を予想するのは並大抵の人に出来ることじゃない。
   恐らく、中山さんがそれを可能にしたのは、長年のサッカーの経験と判断力……)」

内心で中山の動きに唸る美鈴。
彼女が弾かれたボールに目線を戻すと、そこでは中央のフランドールがボールにいち早く反応し、確保したところだった。

フランドールH「まだよ! まだ終わってないわ!」

森崎「ちっ、中山でも完全には奪いきれないか……」

688 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:11:13 ID:KMP7qM9Q
八重「こっちに来た……ここは私が!」

中央に残っていた八重が、フランドールを止めようとチェックに向かう。
一方のフランドールも、ここを抜いてシュートに持ち込もうと、ボールを前に蹴りかける。
そんな彼女に待ったをかけたのは、後ろからフォローに入ってきた妹紅だった。

妹紅「フラン、こっちだ!」

フランドールH「妹紅? ……なるほど、わかったわ!」

-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
フランドールH→ ! card ワンツー 40+(カードの数値)=
妹紅→ ! card パス 44+(カードの数値)=
八重→ ! card タックル 45+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランドールH、空中でシュート体勢へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フランドールFがフォロー)(咲夜がフォロー)(小町がフォロー)
≦−2→フォーレスツボールに

【補足・補正】
八重のマークがダイヤなら「弧月(+3)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

689 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:12:58 ID:???
あ、妹紅もワンツーですね。数値は変わらないので、このままお願いします。

690 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/10(日) 22:14:30 ID:???
……って、八重もパスカットがタックルになっとる……。
流石にミスが多すぎるので、訂正版貼ります。

-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
フランドールH→ ! card ワンツー 40+(カードの数値)=
妹紅→ ! card ワンツー 44+(カードの数値)=
八重→ ! card パスカット 45+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランドールH、空中でシュート体勢へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フランドールFがフォロー)(咲夜がフォロー)(小町がフォロー)
≦−2→フォーレスツボールに

【補足・補正】
八重のマークがダイヤなら「弧月(+3)」が発動します
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

691 :森崎名無しさん:2016/04/10(日) 22:18:01 ID:???
フランドールH→  ハート10  ワンツー 40+(カードの数値)=

692 :森崎名無しさん:2016/04/10(日) 22:26:21 ID:???
妹紅→  クラブ9  ワンツー 44+(カードの数値)=

693 :森崎名無しさん:2016/04/10(日) 22:29:21 ID:???
八重→  ダイヤQ  パスカット 45+(カードの数値)=

694 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 06:28:37 ID:???
Kじゃないのは惜しいが、よくやったぞ八重!

695 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 14:47:46 ID:???
さくやがまた驚くのな

696 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/11(月) 18:40:59 ID:???
>>694
この試合、味方側の引きがかなり強いですね。
予想外です……色々まずいかもしれん。
>>695
そ、そんな驚き役くらいにしか出番がなくなった序盤の敵キャラみたいに言うのやめてあげて!

どうでも良いですけど、最近連載中のキャプテン翼があろうことか結構面白いんですけど。
ディアスが日本相手にあんなに活躍するとは。アルゼンチンの天才は生きていたんだ……。

697 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/11(月) 18:42:55 ID:???
フランドールH→  ハート10  ワンツー 40+(カードの数値)=50
妹紅→  クラブ9  ワンツー 44+(カードの数値)=53
八重→  ダイヤQ  パスカット 45+(弧月+3)+(カードの数値)=60
≦−2→フォーレスツボールに

フランドールH「それっ!」

バシィッ!

妹紅の合図に合わせ、フランドールがボールを後ろに戻す。
正面からの突破を好む、彼女らしからぬ行動。その狙いは、すぐに明らかになった。

妹紅「合わせろ、フラン!」

ペナルティエリアに向けて山なりのパスを蹴りこむ妹紅。
そして、振り返らずにまっすぐその落下予想地点に走りだすのは、もちろんパスを出した本人であるフランドール。

フランドールH「やっとたどりついた……! 覚悟しなさい、モリサキ!」

森崎「なるほど、一気に勝負をかけてきたか。だが……」

僅かに構えるだけで闘志を表さない森崎を、フランドールが訝しむ。
それならそれで構わない。相手が油断しているのなら、そのまま二度と立ち上がれないような一撃を撃ち込む。
標的を定めたフランドールがボールの位置を確認しようと上を見上げるのと、
すれ違った妖精メイドが地面を蹴ったのは、ほぼ同時だった。

698 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/11(月) 18:44:28 ID:tTr67NJ+
八重「森崎様に挑むのは、私を抜いてからにしていただきます!」

気合一閃、跳躍した八重がスカートの裾から自分の獲物を抜き、投擲する。

咲夜「(ナイフじゃない。紐のついた十手? でも、明らかに投擲は不慣れ。
   あの軌道なら外れるか……? いえ、恐らくは)」

咲夜の予想通り、無理な体制から放った十手は、ボールから逸れて虚空へと飛ぶ。

八重「まだですっ!」

獲物のもう一端……先程投げたものと紐で繋がった、対の十手を大きく引く。
力が加わったことにより、投擲の軌道は大きく変化。中空に鮮やかな弧を描き、ボールへと襲いかかった。

バチィィィッ!

妹紅「げっ……! やられた!」

八重「と、取りました……!」

まっすぐ上空に舞い上がったボールを、そのまま胸で受けて八重がキープする。
多くの者にとっては、予想外の結果。
……だが、多くの者にとっては、ということは、森崎を含めて予想していた者も居たということであり……

咲夜「ここよ!」

八重「メイド長?!」

699 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/11(月) 18:45:45 ID:tTr67NJ+
着地した八重に迫るのは、その予想していた者の一人である咲夜。
当然、彼女のプレスを正面から回避するキープ力は八重にはない。ボールの出しどころを探し、周囲を見回す。

八重「前には蹴れない。中山さんと六花ちゃんはダメ。真後ろも危険。それなら……)」

八重がちらりと見たのは、右サイドで欠伸をしながら自分の鎌に寄りかかっている小町。
やる気はともかく、実力のある選手なのは確かなのだ。そう信じて、八重は足を振りかぶり……

-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
八重→ ! card パス 39+(カードの数値)=
咲夜→ ! card パスカット 45+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→八重のパスが小町に通る
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(中里がフォロー)(タッチラインを割り、フォーレスツのスローインに)(フランドールFがフォロー)
≦−2→破壊チームボールに

【補足・補正】
咲夜のマークがダイヤかハートの「2」「1」なら「WORLD21」が発動し、相手がJOKER以外の場合無条件で勝利します。
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります

700 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 18:58:15 ID:???
八重→  ダイヤ9  パス 39+(カードの数値)=

701 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 19:06:06 ID:???
咲夜→  クラブJ  パスカット 45+(カードの数値)=

702 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 21:15:42 ID:???
まぁ仕方なし。妹様が来るかね

703 :森崎名無しさん:2016/04/11(月) 22:23:43 ID:???
今の連載ではある程度パスカルやガルバンがパワーアップしているのが嬉しい
どっかのトータルフットボール(笑)と違って

704 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/14(木) 18:23:59 ID:Lkgzk74k
>>702
シュートだけは鬼のように強いです。特化してますし。
おそらく、現時点での幻想郷最高峰……。
>>703
ガルバン砲とかいうド直球のネーミングセンス、嫌いじゃない。

705 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/14(木) 18:26:39 ID:Lkgzk74k
八重→  ダイヤ9  パス 39+(カードの数値)=48
咲夜→  クラブJ  パスカット 45+(カードの数値)=56
≦−2→破壊チームボールに

八重「それっ!」

バシィッ!!

右後方の小町目掛けて、浮き玉のパスを出す八重。

咲夜「(このメイドのパス能力自体はそこまで高くない。
   なら、僅かでも通る可能性の高いコースを選ぶはず)」

対する咲夜は、それを予測していたかのように、一直線にパスコースに飛び込む。

ガシィッ!!

咲夜「……良し!」

ジャンプでボールに追いつき、そのままトラップでボールを確保して着地。
そのまま体制を立てなおすと、すぐさまボールの出し所を探す。

森崎「(やっぱり、ボール離れには難があるか。そっちの方はまだ練習してなかったからな。
   しかし、この状況であの位置で奪われたのは……!)」

慧音「ナイスプレーだ、咲夜! そのまま左に出せ!」

咲夜「オーケー!」

706 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/14(木) 18:28:14 ID:Lkgzk74k
後方の慧音のコーチングで、咲夜が左前方に大きくボールを蹴る。
そこに走りこむのは当然、左ウイングに展開していたフランドールの分身。

フランドールF「つかまえたっ……! こんどこそ、吹き飛ばすっ!」

実況「ああっと、ついにフランドールくんにフォーレスツエリア内で絶好球が渡る!
   前半14分、がんばりフォーレスツがついに最大のピンチを迎えます!」

美鈴「(来た……! 威力だけなら、お嬢様のそれすら上回る妹様のシュート。
   でも、どうだろう。森崎さんなら……?)」

小町「なんだか、とんでもない場面で出番が来ちまったみたいだねぇ」

レティ「止められなくても良い、少しでも威力を減らさないと……!」

森崎「このまま出番が無いのかと心配してた所だぜ。
   ……さぁ来い! レミリアの妹だか何だか知らないが、相手になってやる」


707 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/14(木) 18:32:12 ID:Lkgzk74k
-----------------------------------------------------------------------------
☆どのセービング方法でいきますか?

A がんばりダイビング (セーブ力に固定で+8します。) ガッツ消費150
必殺パンチングです。通常のパンチングよりは味方のフォロー率が高いです。

B がんばりセービング・改 (セーブ力に固定で+10します。) ガッツ消費200
必殺キャッチです。ただし成功しても相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。

C パンチング (セーブ力に固定で+4します。)  ガッツ消費80
ランダムで「するどいパンチング」が発動し、さらに(+3)される可能性もあります。
ただし味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。

D キャッチング (セーブ力に固定で+2します。) ガッツ消費40
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。

E 悟りセービング(1) (カードの補正はプラスマイナスゼロです。) ガッツ回復60
勘だけに頼ったキャッチングです。成功・失敗に関わらず、悟りポイントが1増えガッツが回復します。

F 悟りセービング(2) 数値に関係なく、まったくのランダムでセービングします。
成功確率は13分の3です。絶体絶命の時に一か八かで。
悟りポイントがセーブの成否に関係なく+2されますが、ガッツは回復しません。
-----------------------------------------------------------------------------
森崎セーブ力:52
フランドールの十六爪炎壁の威力:63
小町の高いクリアー:50
レティの高いブロック:49
森崎ガッツ 850/850

*先に「2票」入った選択肢に決定します。

708 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 18:44:51 ID:ajFuO3+U


709 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 18:55:18 ID:baDyaA9o
B

710 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/14(木) 21:28:29 ID:NMJ8sskw
B がんばりセービング・改 (セーブ力に固定で+10します。) ガッツ消費200

-----------------------------------------------------------------------------

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
フランドールF→ ! card 十六爪炎壁 63+(カードの数値)=
小町→ ! card クリアー 50+(カードの数値)=
レティ→ ! card ブロック 49+(カードの数値)=
森崎→ ! card がんばりセービング・改 62+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がフォロー)(ゴールラインを割り、破壊チームの右CKに)(フランドールHがフォロー)
≦−2→フォーレスツボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→フランドールの十六爪炎壁がフォーレスツゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がフォロー)(六花がフォロー)(ゴールラインを割り、破壊チームの右CKに)
≦−2→フォーレスツボールに。

【補足・補正】
フランドールの十六爪炎壁には吹っ飛び係数0がついています
レティのマークがクラブ以外なら「アンデュレイションレイ(+3)」が発動します。
小町のマークがダイヤ以外なら「サボタージュ(-3)」が発動します。
小町とフランドールのマークが両方ダイヤの場合、「脱魂の儀」が発動し、小町の無条件勝利となります。
接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。
吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。

711 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:32:25 ID:???
フランドールF→  クラブQ  十六爪炎壁 63+(カードの数値)=

712 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:33:05 ID:???
フランドールF→  ハート7  十六爪炎壁 63+(カードの数値)=

713 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:40:06 ID:???
小町→  ダイヤ10  クリアー 50+(カードの数値)=

714 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:45:32 ID:???
レティ→  スペードA  ブロック 49+(カードの数値)=

715 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:45:39 ID:???
レティ→  ダイヤQ  ブロック 49+(カードの数値)=

716 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:47:06 ID:???
森崎→  クラブ9  がんばりセービング・改 62+(カードの数値)=

717 :森崎名無しさん:2016/04/14(木) 21:47:17 ID:???
森崎→  スペードJ  がんばりセービング・改 62+(カードの数値)=

718 :森崎名無しさん:2016/04/15(金) 23:49:05 ID:???
作者さん大丈夫かな?

719 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/17(日) 19:25:05 ID:???
すみません、心配をお掛けしました。直接的被害はないです。
ただ、ちょっとこういうことがあると途端に忙しくなる仕事でして……少々お待ち下さい。

720 :森崎名無しさん:2016/04/17(日) 19:47:52 ID:???
確か5年前もそんな感じでしたよね…。
いつでもお待ちしてますので、無理しないでお仕事頑張って下さい。

721 :森崎名無しさん:2016/04/19(火) 20:06:29 ID:???
もう5年前なんだなあ
アリスが助っ人加入したあたりから読んでます
お体に気をつけてください

722 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/04/30(土) 17:37:39 ID:???
>>720
ありがとうございます。ようやく一段落つきました。

>>721
おお、殆ど初期から……! これからもよろしくお願いします。

とりあえず大きな波は終わったので、GW中には更新再開したいと思います。
おまたせして申し訳ありません。

723 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/05/06(金) 23:08:22 ID:kbwGmAhU
フランドールF→  クラブQ  十六爪炎壁 63+(カードの数値)=75
小町→  ダイヤ10  クリアー 50+(カードの数値)=60
レティ→  スペードA  ブロック 49+(カードの数値)=50
森崎→  クラブ9  がんばりセービング・改 62+(カードの数値)=71
≧2→フランドールの十六爪炎壁がフォーレスツゴールに突き刺さる!

フランドールF「これで……あんたの頭をブチ抜いてあげるわ!」

地面を蹴り、飛び上がったフランドールの両手に現れたのは、炎で形作られた一対の剣。
まだ10メートル以上の距離があるにも関わらず、森崎はその剣が現れた瞬間、火傷したかと錯覚するほどの熱を全身に感じた。

おそらく、グラウンドの結界がない限り、ただの人間では瞬時に炭化していたであろう程の熱量。
それを受けて、さしもの森崎も僅かにたじろぐ。

森崎「(レミリアも滅茶苦茶だが、こいつは輪をかけてとんでもないな。ただの馬鹿じゃ無かったか)」

フランドールF「壊れ……ろぉぉぉぉぉぉおおおおおおおッ!!」

フランドールがボール目掛けて炎の剣を振り下ろす。
悲鳴のような音を上げながら、ボールが歪み……それに追い打つかのように、立て続けに剣が振るわれる。
まるで、彼女を中心に時間すら歪んだかのような錯覚。その剣を振るった数、1秒間に1万発。

……尤も、それを正確にカウントできる者など、本人を含めて誰も居はしないが。

724 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/05/06(金) 23:09:35 ID:kbwGmAhU
ガッ!! ゴォォォォォォオオオオオオオッ!!

小町「おわぁッ?!」

レティ「くぅッ……!」

防ぎに入った小町たちなど最初から居なかったかのように、いとも簡単に吹き散らしてシュートが放たれる。
空間すら引き裂いて突き進む、まさに破壊という概念の塊。

森崎「止める! こんなところで躓いてたまるかァ!」

拳をボールに叩きつけた瞬間に走る衝撃。
森崎と先ほどの二人の違いは、わずかにボールの勢いを緩めることが出来たか、といった程度のことでしかなく。

森崎「ぐっ……がはッ!」

……一瞬の後、吹き飛ばされた森崎は背中からゴールポストに激突していた。

ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


頑張りフォーレスツ 1−1 破壊と歴史と信頼と


実況「き、決まった……決まりました! 前半15分、破壊チームの同点ゴール!
   得点したのはもちろんフランドールくん! し、しかし、フォーレスツの選手が3人、起き上がってきませんが……?」

得点を告げる実況の声が、わずかに上ずる。
眼下に広がるのは、幻想郷随一と名高いストライカーが生み出した、圧倒的破壊。

725 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/05/06(金) 23:11:32 ID:kbwGmAhU
……森崎が意識を取り戻したのは、それからすぐ後の事だった。

最初に感じたのは大きな傷みと、誰かに背中を起こされるような感覚。

目を開けた森崎の視界に映ったのは……

-------------------------------------------------------------------------

駆けつけた人→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→なんだかんだで長い付き合いのミスティア
ハート→心配で飛んできた八重
スペード→意外と責任感の強い蓮子
クラブ→まさかの幽香
JOKER→レ、レミリア?!

726 :森崎名無しさん:2016/05/06(金) 23:17:36 ID:???
駆けつけた人→ クラブ3

727 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/05/16(月) 18:40:31 ID:DHrlCGPc
駆けつけた人→ クラブ3
クラブ→まさかの幽香

幽香「気がついたわね。さあ、立ちなさい」

森崎「痛っ……クソッ、やられたか……」

立てるかという疑問ではなく、立て、という命令形。
およそ気遣いというものとは無縁の存在なのが、この風見幽香である。
その彼女が、吹き飛んだ森崎をこうして助け起こしているというだけで、既に妙な話であった。

森崎「無様を晒しちまったな。……何だ、笑いにでも来たか?」

幽香「お望みならばそうしてあげてもいいけど?」

森崎「……いや、遠慮しておく」

幽香の手を離れ、ゆっくりと立ち上がる森崎。
頭は少々ふらつくものの、体に外傷は無いようだ。
あれほどの破壊力を無効化する結界、そしてそれを構築する存在とは果たしてどれほどの力を持っているのか。
しかし、とにかく今は結界については感謝せねばならないだろう。森崎は自分の両腕が動くのを確認してからそう思った。

幽香「寝てる暇は無いわよ。戦う気があるなら、さっさと構えなさい。
   お前も、あの程度で怖気づいた訳じゃないでしょう」

言うだけ言って、さっさと踵をかえしてポジションに戻っていく幽香。
罵声の一つや二つは覚悟していた森崎は、そのあっさりした態度に肩透かしを食らう。

728 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2016/05/16(月) 18:41:39 ID:DHrlCGPc
森崎「(何だったんだ……? まさか、マジで介抱しに来ただけって訳でもあるまいし)」

去っていく幽香を見送る森崎。
そんな彼のもとに、心配した他のチームメイトが次々とやってくる。

ミスティア「森崎、大丈夫?」

八重「お怪我はありませんか?!」

蓮子「いやー、無言で幽香が寄って行った時には、てっきり新たな惨劇の始まりかと」

吹き飛んだ森崎の体を気遣うチームメイト達。
軽口を叩く蓮子にしても、その口調はどこか心配げだ。

中山「無事なのは何よりだ。……しかし、これで試合はふりだしに戻った、か」

六花「あの威力のシュートを何度も打たれれば、森崎様の体も持たないでございます。
   なにか方策を立てなければ……」

森崎「(……確かに、状況を五分に戻されたのは間違いない。
   あのシュートの威力に、メンバー達も気圧されちまってる。ここは……)」

A 「相手はこの幻想郷でも屈指の実力者。こっちは元々チャレンジャーの立場だぜ」 開き直る。
B 「安心しろ。フランドールのシュートは、俺が必ず攻略する」 堂々と宣言する。
C 「撃たせちゃ不味いなら撃たれる前に止めるしか無い。マークを徹底するぞ」 対策を講じる。
D 「いや、流石にアレはどうしようもない。今回ばかりはお手上げかもな」 白旗を揚げる。
E その他。何かあればどうぞ。


*先に「2票」入った選択肢に決定します。

729 :森崎名無しさん:2016/05/16(月) 19:12:49 ID:OSI4Xr1I
A

730 :森崎名無しさん:2016/05/16(月) 19:49:43 ID:9ULR7Lp6
B

731 :森崎名無しさん:2016/05/16(月) 20:53:43 ID:YQgHe0lU


732 :森崎名無しさん:2016/07/07(木) 18:47:04 ID:???
元気かなぁ

733 :森崎名無しさん:2016/08/07(日) 19:57:16 ID:???
もうすぐ3ヶ月。待ってまぁす

734 :森崎名無しさん:2016/09/18(日) 19:06:15 ID:???
4ヶ月経過…
お仕事頑張ってください

735 :森崎名無しさん:2017/05/23(火) 21:33:16 ID:???
1年過ぎた…

736 :森崎名無しさん:2017/10/28(土) 19:01:44 ID:???
もうすぐ1年半…
待ってます

737 :森崎名無しさん:2019/05/21(火) 10:03:44 ID:???
3年過ぎちった

738 :森崎名無しさん:2020/05/27(水) 13:30:02 ID:???
4年だ

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