キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】

1 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/04/05(火) 00:37:03 ID:SpuClIHA
キャプテン森崎からのスピンアウト作品。過去、森崎・中山さん・大空翼を擁し全国大会を制覇し
さらに新田・山森・一条らと共に全国大会2連覇を果たした、名監督(笑)城山正となり三度全国制覇を目指すスレです。

本編及び他の外伝作品とは異なり、監督となりチームを勝利へと導いてください。
基本は本編及び他の外伝作品と同じく選択肢を第三者(ロムしている人)に選んでもらい
必要に応じてカード・ダイスを引いたり振ってもらってその結果によって城山の能力が上がったり下がったり
試合に勝ったり負けたり、お店の売上が上がったり下がったりしながら進行していきます。
いよいよ夏の大会も準決勝。あと2つ勝てば全国という場面でチームの主力は虫取りに精を出し、
中の人は気力ダダ漏れで更新を休む始末。
暗雲立ち込める前途に多難なものを感じつつ、八方塞がった状態に不死鳥の如く立ち上がる。その姿はまさに鳳凰星座の一輝!
弟のピンチには時空の狭間からでも宇宙の塵と化していようとも駆けつけて、ぼちぼちいい勝負をする(勝ちはしない)。
そんな感じでのんべんだらりんとやってきます。

過去スレ
【人生は】城山正の挑戦20【上々だ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1294666155/
【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1284395364/
【伝説(笑)に】城山正の挑戦18【してやんよ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1275484764/
【サッカー?】城山正の挑戦17【たまにします】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1270047791/
【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1263657212/
【今日もまったり】城山正の挑戦15【20レス】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1256919082/
【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1251474070/
【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1245593387/
【期待値】城山正の挑戦12【期待外れ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1239898472/

335 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 07:46:12 ID:8osHYhQQ


336 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 09:38:28 ID:j3Zjfxyo
A い

337 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 12:03:23 ID:???


338 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/04/30(土) 23:26:07 ID:YLW9aMoY
アンケートにご協力くださりありがとうございます。
やっぱり古い作品だけあって、イマイチ覚えていない方が多いようなので、もう少し丁寧に話を進めることにします。

A 次元石よこせ、ありったけ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「次元石だよ、次元石。ありったけよこせ」
ルドルフ「そんニャこったろうと思ったニャ。ポッケを探ってみるニャ」

耳に糸なし糸電話を当てたまま言われたとおりにポッケをまさぐる城山。

城山「を!?」

先ほどまで無かった感触に表情が変わる。

城山「何時の間に……」
ルドルフ「バステト様はニャンでもお見通しニャ」
城山「それならあのゴーレムもなんとかして欲しいもんだ……よっと」

ポッケの中で握りこんでしまった拳を苦労しながら引き抜く。

先着1名様でこのスレに

次元石はいくつ?→! dice

と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

出た目の数だけ入手できます。

339 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 23:27:06 ID:???
次元石はいくつ?→ 1

340 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/01(日) 00:47:54 ID:Wl3idyfc
次元石はいくつ?→ 1
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「……いっこ?なんか一杯ある感触があったけど!?」

改めてポッケをまさぐる城山。
しかし出てくるのはハッカ飴やニッキ飴、生姜飴などだった。

美津乃「なんか渋い飴ばっかだね」
城山「いや、オレの趣味じゃないって……ルドルフ?」
ルドルフ「バステト様からの贈り物ニャ。ありがたく舐めるがいいニャ」
城山「そーゆーことじゃない。次元石が一個だけってなんだよ」
ルドルフ「次元石は貴重品ニャ。そんニャにホイホイやれニャイニャ」
城山「む〜」

A いーや、まだ必要だ。無ければ取って来い。さらに次元石を要求する
B しょうがねえ。それじゃモレクダのゴーレムをどうにかしろよ
C この後どうしたらいいのかもう少し情報をよこせ
D お前じゃ話にならん。バステト様と変われ
E その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします)

これが今のところ最後の会話になります。

先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。

341 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 00:48:55 ID:IMc0fTAg
B

342 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 01:49:09 ID:QWGwwDAc
C

343 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 01:51:40 ID:J6WutwDQ
C

344 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 16:30:27 ID:???

実は私の生年月日は1986年5月27日なんですよ

>>331
遅レスですが「もょもと」は2です
下記ふっかつのじゅもんを入れた時のローレシアの王子の名前ですね

ゆうて いみや おうきむ
こうほ りいゆ うじとり
やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

345 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/02(月) 01:17:14 ID:dZzSCo9g
>>344 うわぉ。ドラクエと同い年って。ちなみに私はスペースインベーダーより年上です。喫茶店でやったことは無いけど。
この後一応指針は出しますが、じゃんじゃかいつでも選択肢を使ってシナリオを進めてやってくだせいまし。

C この後どうしたらいいのかもう少し情報をよこせ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「漠然と竜の王を倒せとか言われたけどさ、この後どうしたらいいんだよ?」

行き詰まりかかっている状況を打破するための情報を引き出そうと話を変える。

ルドルフ「……話は簡単ニャ。竜の王の島に渡るニャ」
城山「どうやって?家獣でも行けないんだぞ?
あ、ちょっと待てハンズフリーにするから」

そういうと糸なし糸電話を床に置き、皆で車座になって座り込む。

城山「いーぞ」
ルドルフ「ニャホン。橋を架けるニャ。それも虹の橋をニャ」
ピノ「♪踏み越え乗り越えオーバーザレインボー」
ドン「♪飛ばせて見せようヤンバルクイナ」
チナ「……虹と指定するからには何か手がかりが……」
ルドルフ「もちろんニャ。虹の橋をかけるために必要ニャのは『たいようのいし』『あまぐものつえ』そして『ロトのしるし』」
城山「……ん?『たいようのいし』って聞いたことあるな」
美津乃「!!アレだ。クリスさんが言ってた。どこだかの町でもらってきたって!」
ルドルフ「ナイスニャ。それニャら次は『あまぐものつえ』ニャ。ニャンでもどこかの塔にいるじいさんが持っているニャ。
ホントはほこらのはずだったニャ。中の人勘違いして塔になったニャ」
城山「……それもなんか聞いたことがあるような気がする……」
ルドルフ「そして、最後の『ロトのしるし』……コレがまた、ニャーんの情報もないニャ」
城山「んな無責任な」
ルドルフ「こっちもエニウェアの猫という猫を動員して探索中ニャ!それでもみつからないどころか、情報すら入らないニャ」
ピノ「多分、ひなたぼっこや毛づくろいに忙しいんだね」
ドン「だろうな」




346 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/02(月) 01:19:20 ID:dZzSCo9g
チナ「……それではまずその塔だか、ほこらだかに行くのが先ですね」
ルドルフ「ロトのしるしは継続して捜索しておくニャ……」
美津乃「モレクダのゴーレムは?」
ルドルフ「……ふにゃ〜。……そっちの方は倒さなくてもシナリオに影響はないニャ。
確かどこかに機能を停止させるアイテムがあるはずニャ……」

言葉の歯切れが悪くなってくるルドルフ。

ルドルフ「……もうオネムの時間ニャ。また用ができたら連絡するニャ。ぷちっ」

言いたいことを言うと電話は切れた。

城山「おいっ!もしもーし!もしもしっ!!」

いくら城山が呼びかけても返事は返って来なかった。

ズナッフ「今の話をまとめておくかの。まず

1 竜の王の島に渡るには虹の橋を架ける必要がある。
2 虹の橋をかけるには『たいようのいし』『あまぐものつえ』『ロトのしるし』の3つのアイテムが必要
3 3つのアイテムのうち『たいようのいし』ありかが判明している。『あまぐものつえ』もどこかのじいさんが持っている
4 ロトのしるしの手がかりはまったくない
5 モレクダのゴーレムは“どこか”の“なにか”のアイテムを使えば機能を停止させられる

とこんな所かの」
チナ「……そうですね」
ドン「なぁ、これって……」
美津乃「なぁんにも状況変わってないね」
ピノ「ダメじゃん」

家獣の中で頭をかかえるシロヤマンズだった。

347 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/02(月) 01:20:49 ID:dZzSCo9g
城山「悩んでても仕方が無い、とりあえず――」

A 温泉村ミウリへ行こうか
B 魔法都市ルメレヂーレへ
C 最初の町リヂターメへ
D もう1回ダメダーリに
E ここでゴーレムと勝負だ!
F ぼちぼち決勝戦を始めようか(現実世界へ帰ります)
G その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします)

先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。

348 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 01:42:04 ID:6IK7akQk
A

349 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 01:56:41 ID:0YRkPdE6
A

350 :344:2011/05/02(月) 14:13:12 ID:???
>うわぉ。ドラクエと同い年って。

年だけでなく月日も同じなんだな。

351 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/03(火) 01:26:04 ID:SlT+p1t+
>>350 これまたすごい偶然ですね。つつしんで『4きね8』のHNを進呈させていただきます。

A 温泉村ミウリへ行こうか
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「よし、温泉村ミウリへ行こう。なんだか疲れた。たまには足伸ばして風呂入りてえ」
美津乃「シロちゃんちお風呂狭いモンね」
城山「メトロン星人ももう少し気使った作りにすればいいのにな」
チナ「カントクのお家にお風呂あるのすっごーい!!」
ズナッフ「エニウェアじゃ個人風呂なんぞ貴族や大富豪の家にしかないからの」
ドン「オレ達一般庶民は宿屋やたらいにお湯や水汲んで、だからな」
チナ「……私も温泉は久しぶりです」
城山「よし。それじゃ次の行き先はミウリでいいな?」
シロヤマンズ『おーっ!』

行き詰った冒険を棚に上げ、しばしの休息をとるべく、家獣の進路をミウリに向ける。
眼下をモレクダの城塞が、ダメダーリの砂漠が、ギリウの森が流れていく。
旅立ちの町リヂダーメを越え、進路は北東に。

ドン「ん?北のほうに塔みたいなのが見えるぞ?」
チナ「……先ほどルドルフが言っていた『あまぐものつえ』を持っている老人がいる塔では?」
ズナッフ「そうかもしれん。じゃが、今は――」
ピノ「おんせんっ!おんせんーっ!」
美津乃「だね」

重要な冒険のヒントを華麗にスルーし、家獣はミウリ近郊の広場に着陸する。



352 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/03(火) 01:27:34 ID:SlT+p1t+
森の中の街道を通り、ミウリへ。
村の入り口には
『ようこそ温泉の村ミウリへ』
と書かれたアーチが立てられ、観光を主要産業にしていることが伺える。

ドン「温泉はどこだ?」
ピノ「んーと」

入り口で配られていたパンフレットをピノがめくるのを皆で覗き込む。

ピノ「一番奥の建物だね。こっから見えるアレだね」
城山「よし、さっそく行くか」

城山の音頭に皆が同意し、温泉へと向かう。

先着1名様でこのスレに

ミウリの温泉→! dice+! dice

と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
出目が
2・3 混浴露天風呂だった
4・5 普通の男女別の温泉だった
6・7・8 水着着用のジャグジーだった 
9・10 サウナだった
11・12 手前は男女別、奥は混浴の露天風呂だった

となります。

353 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 01:35:34 ID:???
ミウリの温泉→ 55

混浴露天風呂といえば連続殺人事件発生の予感

354 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 01:37:09 ID:???
1足りなかった…

355 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/03(火) 01:58:47 ID:???
ミウリの温泉→ 5 + 5=9・10 サウナだった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
サウナに決まったところで今日はここまで。
前スレの埋めネタね、難儀中なのw
ぼんやりとした全体像はあるんだけど、こねると溶けてなくなっちゃうんだな、これが。
気長に待っていただくか、適当に埋めてくれちゃっても構いません。
ふんじゃ、また。

356 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/05(木) 01:30:20 ID:M7cylb5A
昨日は無断で更新をお休みして申し訳ない。
休みが続くと生活リズムがグダグダになっちゃいますね。もっとバリバリ更新したかったのにー。


城山「お湯が溜まってるわけじゃないんだ」

ミウリの温泉施設の中に入った城山は文化の違いに戸惑う。
温泉といえば硫黄の匂いとお湯が湛えられているのが普通なのだが、エニウェアではサウナが広く普及しているらしい。

ズナッフ「エニウェアにはどこにでもサウナはあるぞい」
ドン「砂漠にも山の頂上にもな」
城山「フィンランドみたいなだな」

男女別に別れた更衣室で服を脱ぎながら3人は会話をする。
素っ裸になった後、薄手の作務衣のような服に袖を通す。
そのままぺったぺったと木製の廊下を通り、メインの巨大サウナに向かう。
扉を開けると中から熱気が噴き出し、入室者を拒む暑い壁となる。
それを掻き分けサウナに侵入するとすでに大勢の人々がロウリュを楽しんでいた。

城山「美津乃ちゃんたちはまだ来てないみたいだな」
ズナッフ「女子は準備に時間がかかるからの」
ドン「それより……見ろよ」

既に状況を把握したドンが肘で脇をつつく。視線が向いている先にはブロンドの髪をしたヒトの女性二人連れ。
当然美人であり、グラマラスなバディである。

ズナッフ「をう。ドンでかした」
城山「うはー」
ドン「やっぱ女はあーゆうのじゃないとな」

鼻の下を伸ばした3人は熱気の中を美女の下へと泳いでいく。


357 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/05(木) 01:32:24 ID:M7cylb5A
ドン「おっじょーさんっ!」

ドンが声をかけたその時。

美津乃「うわ。あっつーい」
ピノ「う〜ん。きっもちいー!」

入り口の方からよく知った声が聞こえてくる。
幸か不幸か室内は各所に備えられたランタンの明かりだけなので、こちらから声をかけなければ簡単には気づかれないだろう。

ズナッフ「あっちの暗がりの方にいるからの」

女性に声をかけるのはドンに任せ自分は暗がりの方に姿を隠すズナッフ。

城山「オレはどうしよう……?」

A ドンと一緒に声をかけに行く。
B ズナッフと一緒に暗がりの方に移動する。
C 美津乃たちと合流する。
D 単独行動を取ってみる

先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。

今日もこれだけ。
ヘンな風に寝たから偏頭痛が出ました。
録画しっぱなしのアニメややりかけのゲームや読みかけの本とか、なにより更新が全然できなかいまま連休が終わってしまった。
あー時間が足りない、体力が足りない、なにより才能が足りない。
どれでもいいから手軽にドーピングできる方法があれば教えてくださいまし。ほんじゃまた。

358 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 03:06:47 ID:kuKgexQs


359 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 07:08:04 ID:JtJywBkM
B

360 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 07:25:33 ID:dA/bMSJI
A

361 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:27:31 ID:???
連休のすごしかたはひとそれぞれ乙した

362 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:33:44 ID:RV8YloVo


363 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/06(金) 01:06:56 ID:Fz+018fE
美津乃「シロちゃんはいかなかったんだ」
城山「ん、まーな」

恋人がいるのにそんなことするわけないじゃん、と喉まで出かかったが、
ピノやチナの手前なんとなく気恥ずかしく飲み込んでしまう。

チナ「……私たちは私たちでロウリュを楽しみましょう」
城山「ロウリュ?」
美津乃「サウナの中のあったかい空気を吸ったりするコトだって」
ピノ「あとはこれー!じゃーん!」

どこから取り出したのかピノの手には白樺の枝。まだ青々とした葉がついた立派なものだ。

ピノ「これで……ちぇいっ!!」
城山「ギャース!!」

龍の型と発剄を組み合わせた強力な一撃が城山を捕らえる。
薄手の作務衣など装甲の足しにもならない、もっとも発剄なので装甲値は元々無効化されてしまうが。

城山「たたたた……。なんなんだよいきなり」
ピノ「これで筋肉を叩くとマッサージの効果があるんだよ。……アレ?」

今の一撃で白樺の枝は葉が全て散ってしまい、ただの棒きれになっていた。

チナ「加減をなさいな」
美津乃「うわ。面白そう。貸して貸して」

一枝白樺を受け取る美津乃。構えるは蜻蛉の構え。

美津乃「レーザーブレード……」
城山「ちょっ!?それギャバンダイナミック!?」
美津乃「今は青い作務衣着てるから、シャイダァァ!ブルゥゥッ!フラァァァッシュッッ!!」

364 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/06(金) 01:08:10 ID:Fz+018fE
あーしまった。こっちが先です。各自で脳内補完をお願いします。

>>361 社会人になって10年以上カレンダー無視の休日を過ごしてきた身には、ほぼカレンダー通りの生活はしんどいです。
世間様と一緒のお休みにお出かけなんかしたくないよぅ。えぐえぐ。

C 美津乃たちと合流する。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「オレはいいや。2人で行って来いよ」
ズナッフ「そうか?やっぱりカントクは美津乃嬢の方がいいか。
美津乃嬢ももうちょっとあっちこっち出っ張ってるといいんじゃがのう」

チラリと視線をドンが口説いている金髪美女にやる。あちらはあっちこっち出っ張っている。

城山「……そんなんじゃないけどさ……」

軟派が上手くいく未来が見えねえよ。見えるのは手間取ってるうちに美津乃ちゃん達にバレて、お仕置きされるオチだけだ。
と、最後までははっきり言わなかった。期待に胸を膨らませているのに水を差すこともあるまい。

城山「……健闘を祈っておくよ」
ズナッフ「上手くいったら今日は帰らんかもな。それを思うとカントクが抜けるのは丁度良かったかもしれんの」

にやりと笑ってズナッフは暗がりに消えていった。
それを見送ると入り口付近できゃいきゃいやっている女性陣に歩を向ける。

城山「入り口で騒いでるなよ。つっかえてるぞ」
美津乃「あ、シロちゃんいたんだ」
ピノ「ドンとズナッフは?」
城山「……知らん」
チナ「大方金髪のグラマー美人でも見つけて鼻の下伸ばしてついて行ったのでしょう」

ズバリと正解を突くチナ。もしかしたら見えていたのかもしれない。
>>363に戻る。

365 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/06(金) 01:10:29 ID:Fz+018fE
二本目の白樺の葉も散り、城山は瀕死の状態でサウナに横たわっている。

チナ「……このまま放って置いても回復するでしょう。これ位の方が『オイタ』をしなくて丁度いいでしょう」
美津乃「だってさ。しょーがないから膝枕くらいしてあげよう」
ピノ「よかったね〜」
城山「……」

白樺の枝二振りを散らす攻撃の代価がひざまくら。
代価に見合うかどうかはあえて言及しない。
そのままロウリュを味わうことしばし、

先着数名様でこのスレに

城山のロウリュ→! dice+! dice
チナのロウリュ→! dice+! dice
ピノのロウリュ→! dice+! dice
美津乃のロウリュ→! dice+! dice

ドンの難破→! dice+! dice

と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

城山と達成値が一番近かった人物とイベントが起きます。
ただし美津乃のみ出た数字が1つでも城山と同じ数字が出れば優先してイベントになります。
ドンの軟派は11以上のみ成果が上がります。


今日はここまで。サブイベントに時間食ってるなぁ。サクサク進めないと。
本編の進行でハフハフしちゃってるので、埋めネタまで手が回りませーん。へるぷみー。

366 :4きね8:2011/05/06(金) 01:14:22 ID:???
>>351
まるかつは やつはりせかい
いちだつた のだよ

ではこの名前で書き込んで乙でした。

城山のロウリュ→ 56

367 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 01:44:55 ID:???
チナのロウリュ→ 11

368 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 01:46:14 ID:???
ピノのロウリュ→ 22

369 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 01:47:55 ID:???
乙でしたー

370 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 02:00:10 ID:???
美津乃のロウリュ→ 34

371 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 02:00:38 ID:???
ドンの難破→ 53

372 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/07(土) 00:41:55 ID:Hrlp38pA
>>366 自分で進呈しておいてなんですが、私ファミマガ、ファミ通、ビープ派だったんですよね。
マルカツとかヒッポンとかってなんか1つ落ちるような気がして好きじゃなかったなぁ。

城山のロウリュ→ 5 + 6
チナのロウリュ→ 1 + 1
ピノのロウリュ→ 2 + 2
美津乃のロウリュ→ 3 + 4
美津乃とイベント。
ドンの難破→ 5 + 3=当然の如く失敗
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ロウリュを楽しむこと十数分。

チナ「……ちょっとのぼせてきました。涼んできます」

ゆらりと立ち上がるとサウナの奥へと消えていく。

ピノ「あ、あたしも涼むー。冷えた 砂糖水(14キロ) あるかなー?」

パタパタとチナの後をついていくピノ。

城山「冷えた飲み物あるんだ」
美津乃「みたいだねー」

少し回復したので膝枕から起き上がり、胡坐をかく城山。
その背中にもたれかかる美津乃。
背中越しに感じる体温が温かく、サウナの効果がさらに高まってきた気がする。
辺りを見回せば、入浴客はそれぞれのグループごとにこぞっており、皆他所のグループを気にする様子はなさそうだった。


373 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/07(土) 00:43:07 ID:Hrlp38pA
城山(チナさんもピノも涼みにいった。ドンとズナッフもどこかで玉砕してるだろうし。
……異国の地の暗がりで2人っきりか。……ドキドキしちゃうな)

心拍数が上がっているのはサウナの入浴効果の賜物かどうか。

美津乃「あったかいねー」

背中ごしに肩に乗せられた美津乃の髪が耳をくすぐる。


A オレ達も涼みに行こうか?
B 体勢を入れ替えてラッコ座りに移行する。
C 神風の術で明かりを消しちまおう
D この体勢からならイケるはずだ。レッツチャレンジ、カナディアンバックブリーカー
E その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします)

先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。

374 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 00:44:19 ID:Viq0Kqu6
C

375 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 00:49:45 ID:+3MxJ0HY


描写がラブいですw

376 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 00:51:42 ID:???
>冷えた砂糖水(14キロ)

ピノさんどんだけ飲む気ですかww

377 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 00:53:21 ID:???
>>376
なにィ!?書こうと思っていたことが先に書かれていただとォ!?

378 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 00:55:52 ID:???
超回復が必要だったのか

379 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/07(土) 02:11:45 ID:Hrlp38pA
>>375 そう思っていただけたならうれしいです。

>>376-378 メインアタッカーですから、消耗してるんでしょう。
でも私バキ読んでないんですよね。ヘルシングのおまけ漫画でネタにされてたのは知ってるんですが。引き出し少ないなぁ。

C 神風の術で明かりを消しちまおう
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山(よし。久しぶりだけど神風の術で明かりを消しちまおう。多分消えるだろ)

久方ぶりの神風の術。スカートめくり以外に使うのはもしかすると初めてかもしれない。

城山(ここで判定なんかしても煩雑なだけだな。それっ 4+3)

強制的に7を出し術を発動させると、サウナ内の熱気がかき混ぜられる。備え付けられた照明の中の炎をかき消える。

美津乃「ひゃっ!?」
城山「うわー」

申し訳程度に声をあげておく。
美津乃も悲鳴を上げた割りには動く気配は無く、背中にかかっていた体重も若干軽くはなったが、かかったままだ。
大浴場の一部の明かりは見事に消えたが、他の客は騒ぐ様子もなく、気づいてもいないようだった。

城山(……さて、暗くなったのはいいが、……どうする?どうしちゃう??)

380 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/07(土) 02:13:57 ID:Hrlp38pA
A ぎゅってする
B そっと離れて見る
C むにゅってしようとする。むにゅっとするほどあればいいんだけど。
D ここでストレッチプラムだ
E その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします)

先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。

今日はここまでー。
チェリーコークってなんで自販機で売ってないんでしょうね?いちいち買いに行くのめんどくさくって。
今度大人がいしてキーボードの下に置いておこうかなぁ。ふんじゃ、また明日。

381 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 09:21:04 ID:sF9HSLU6
A
乙ですー

382 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 09:37:19 ID:/zN6/uBw
E (ぶ)ちゅってする

383 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 09:40:00 ID:z4s3m8D6
A

384 :城山正@出先:2011/05/07(土) 18:56:07 ID:9ZoqtIGo
A ぎゅってする
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
周囲の明りが消え、影に沈んだ中、城山は体勢を入れ替えると、美津乃を背後から抱き締めた。

美津乃「ひゃっ!?」

驚いた声を上げた美津乃だったが、別に振り解く事もなく、されるがまま城山の腕の中でおとなしくしていた。
そればかりか頭は城山の胸に預け、両の手は己を抱きしめる腕にそっと添わせている。
何の香か城山にはわからなかったが、心地よい香りが鼻腔をくすぐり、
美津乃の小柄な体を抱きしめる腕にさらに力が入る。
ここで何か甘い言葉でも囁ければ言うことなしなのだが、城山の脳裏には

城山(むはー!やーかいっ、あったかいっ、いい匂いっ、やーかいっ、あったかいっ、いい匂いっ、やーか……)

とグルグル直情的な感情が渦巻いており、とてもそんな余裕はなかった。

美津乃「……シロちゃん……あついよ……」

甘い息がこぼれる。
そう、ここは摂氏80度を超えるサウナの中である。

先着数名様でこのスレに

城山の耐熱力→11+! dice+! dice
美津乃の耐熱力→7+! dice+! dice

と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

15に届かないと暑さでぐったりします。加算されている数字は>>365の判定のものです。
クリアできれば、もうちょっとイチャイチャできます。

続きはまた夜に

385 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 19:56:02 ID:???
乙です
城山の耐熱力→11+ 24

386 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 19:57:02 ID:???
美津乃の耐熱力→7+ 11

387 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 20:05:34 ID:???
大変だ!のぼせた!

388 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 01:56:09 ID:RgvFl2Dk
>>387 その通りです。介抱して上げて下さいな。

城山の耐熱力→11+ 2 + 4 =17
美津乃の耐熱力→7+ 1 + 1 =9
美津乃ぐったり。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山(はーん!ときめく!ときめくぞぉっ!!)
美津乃「……シロちゃん……?暑いって……)

熱暴走気味に加速する城山の思考とは逆にどんどん美津乃の声が小さくなっていく。

城山(うをぉぉぉっっ!!どうするっ!?どうしちゃうっ!?あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜」
美津乃「……だから……シロちゃん……?あつ……」

ついにくたっとなる美津乃。
流石の城山も預けられる体重が増え、添えられていた手が床に落ちたことで我に帰る。

城山「みっ美津乃ちゃんっ!?」

慌てふためき思わず立ち上がってしまう。支えを失った美津乃は重力に引かれ鈍い音を立てた。

城山「うわっ!大丈夫っ!?いや、大丈夫じゃないから倒れてるんだよなっ!大丈夫じゃないよねっ!?」

訳の分からないことを口走りつつ狼狽する城山。

ピノ「どしたの?カントク」

うろたえた城山の声を涼を取ってきた二人が聞きつけやってくる。

チナ「……明かりが消えていると不便ですね」

ちょいっと魔力を指から放射し、消えていた明かりを復活させる。

389 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 01:57:13 ID:RgvFl2Dk
ピノ「ありゃりゃ。これは茹で上がってるね。こんなことになってるなら砂糖水全部飲むんじゃなかった」

たぷたぷになったお腹をさするピノ。

チナ「……16キロもよく飲んだものです。売るほうも売るほうですが、飲む方も飲む方です」
城山「どこに入ったんだよ!?」
チナ「……それより、少しまずいかもしれませんね。すぐに外に出しましょう」
城山・ピノ『あらほらさっさー』

チナの指示に従ってピノと二人して美津乃を担ぎ出す。
なぜか畳敷きに座布団と座椅子がすえつけられている休憩所の開いている場所に寝かせると濡らしたてぬぐいを額に乗せ、
売店まで行って冷えた ヤクルト も買ってくる。

チナ「……サウナは適度に涼を取りながら入らないと危険です」
ピノ「あ、汗もかいてきた。これなら大丈夫そうだね」

3人が見守る中徐々に美津乃の顔色も戻っていき、しばしの後。

美津乃「……ぅ、う〜ん」

身じろぎをして美津乃が意識を取り戻す。

美津乃「……ぅぅう゛う゛う゛シューマイになるぅ」
城山「あ、美津乃ちゃん!目覚めた?」

額に乗せられた濡れ手ぬぐいを落としながら半身を起こす。

チナ「……もうしばらく寝ていた方がいいでしょう」
ピノ「もうちょっとで茶碗蒸しになるトコだったんだよ?」
美津乃「……あ゛ーう゛ー」

言われるまでも無く美津乃は再びひっくり返った。

390 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 01:58:21 ID:RgvFl2Dk
城山「もうちょっと横になってような?なんだったら添い寝してやろうか?」
美津乃「……元気になったらぶっ飛ばす」

握る拳も力なく畳の上に落ちる。

美津乃「……シロちゃん……ぎゅってしてくれるのはうれしいケド……TPOを考えようよ……バカ」
城山「ん?なんか言った?」

その問いかけに美津乃は頭を振るだけで答えなかった。

391 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 01:59:30 ID:RgvFl2Dk
ピノ「ドンとズナッフどこいったんだろうね?」
チナ「……その辺で美人局にでもあって身包みはがされてるんじゃないでしょうか?」
城山(ありそーだなー)
美津乃「子供じゃないんだし、その内帰って来るでしょ。シロちゃんお土産屋さんがあるよ?」

休息を取り回復した美津乃が後ろ向きに先頭を歩き、その後についてゾロゾロと土産物屋へ入っていく。

美津乃「うはー。珍しいものが色々あるね」
チナ「……ミウリは温泉と様々な工芸品が名産ですからね」
店員「いらっしゃいませ」
城山「をうわっ!だ、ダイバダッタが……っ!?」
美津乃「シロちゃん、それはレインボーマンの師匠でしょ。アノクタラサンミャクサンボダイって。
このヒトはプロフェッサー・ギルだよ。ほらギルの笛も売ってるし」

指差す先には先端にこうもりの飾りのついた1メートルほどの杖が立てかけてある。

城山「子供嫌いなんだっけ?」
美津乃「そっちはプロフェッサーK。またの名を死神博士。戦いに疲れてスペインへ行っちゃったよ」
城山「そうだっけか。しっかし悪の組織も大変だなこんなトコで土産物屋やってるなんてな」
美津乃「商売はなんだって大変だよ。あー私もダイヤを吐く像が欲しい」
城山「美津乃ちゃんなら地獄大使に勝てるんじゃないか?」
美津乃「あれはドクターQだし。あ、マーチにブレイザーキャノンつけたらイケルかな?したらシロちゃん担いでね」
城山「マーチをかよっ!?」
チナ「……元気になってなによりですが、店主が怖い顔でこちらを見てますよ?店の奥にワッカマンの姿も見えますし」
ピノ「シルバーライダーだのゴミゴンとかイツツバンバラやクチビルゲが出てこないうちになんか買ったほうがいーよ?」
城山「お前らも分かってるなら話に混ざれよなー」
美津乃「シロちゃん、私アレ欲しいアレ」
城山「ハイハイ」

392 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 02:00:30 ID:RgvFl2Dk
ミウリの土産物屋
城山の所持金 750ガバス

A ギルのふえ 300ガバス
B ロケット型の笛 300ガバス
C 妖怪オカリナ 300ガバス
D やまびこのふえ 300ガバス
E ミウリのペナント 100ガバス
F ミウリのちょうちん 200ガバス
G ミウリ木刀 200ガバス
H ミウリに行ってきましたまんじゅう 300ガバス
I ミウリのキーホルダー 500ガバス
J サルミアッキ 100ガバス
K シュールストレミング 200ガバス
Z 買わない

買いたい物を所持金が足りるだけID表示で書き込んでください。
役に立つもの立たない物がごった煮になっています。
書き込みごとにカウントして2票入ったもので決定します。


今日はここまで。
あー読者がついてきてるのかどうかわかんない、どーでもいい会話書いてるのが、楽しくてしょうがないw
ま、うちのスレの住人は訓練された読者だから大丈夫でしょう、きっと、たぶん。ね?ねっ??
んじゃ、また明日。もしかしたら昼から更新できるかもしれない気がするけど予定は未定なり。

393 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 07:59:04 ID:Tc2CFn52


394 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 12:14:34 ID:MbnCqoTM
G

395 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 12:37:16 ID:RZA2DktE
G

396 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 15:16:10 ID:???
>ピノ「あ、あたしも涼むー。冷えた 砂糖水(14キロ) あるかなー?」
>チナ「……16キロもよく飲んだものです。売るほうも売るほうですが、飲む方も飲む方です」

14キロじゃ足りなかったんかーいw

397 :城山正@出先:2011/05/08(日) 15:38:10 ID:qIAzHcgA
>>396 ありゃりゃ。やっぱ元ネタを良く知らないで書いてちゃダメですね。

G ミウリ木刀 200ガバス 所持金750→550
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
美津乃「シロちゃん、あれ!あの木刀が欲しい」
城山「もっとごっつい鉄の槍持ってんじゃん」
美津乃「お土産屋さんで木刀買わないでどこで買うって言うのさ」
城山「美津乃ちゃんちに日光とか金閣寺とかって掘られた木刀ない?」
美津乃「なぜ、それをー!?」

やっぱりな、と思いつつ財布を取り出す。

城山「これでいい?」
ピノ「あっダメ!それはちょっと歪んでるから。待ってね、いいのを見繕ってあげるから」

何本もの木刀をとっかえひっかえチェックするピノ。
真剣を携え、実践をくぐり抜けてきているだけあってその眼は信頼のおけるものだろう。
もっとも、お土産の木刀に何をどこまで期待するのかは人それぞれ。
言ってしまえば実戦で使用することを考えられていないものなのだから、歪んでようがひん曲がっていようが、
問題はないのである。

ピノ「んー。これが一番まともかな」

選り抜かれた一振りの木刀を美津乃に手渡す。

ピノ「曲がってないし、芯も通ってるみたいだけど、実戦じゃ使えないからね。
装甲値持ったモンスターにはダメージ通らないから、気をつけてね。
ま、カントクをしばくのには十分だろうけどさ」
美津乃「そっか、ありがと。それじゃーこのミウリ丸はシロちゃん専用だ」
城山「人の金で買った物で何をする気かなーこの娘は」
美津乃「それじゃーこっちの方がいい?」

398 :城山正@出先:2011/05/08(日) 15:40:09 ID:qIAzHcgA
シャキンとどこからともなく取り出される“バールのようなもの”
久しぶりの得物の感触に美津乃がにんまりと笑う。
どちらにしてもオーバーキルなのが容易に予想されるので、城山は素直に代金を支払うのだった。

店主「ありがとうございます」

深々とプロフェッサー・ギルに頭を垂れられ、複雑な気分になる城山。
その間にも土産物屋の一角からきゃっきゃっと声が上がる。

美津乃「ねぇねぇシロちゃん!このキーホルダーもかわいいよー?」
ピノ「あっホントだ。かわいー」
城山「本気で修学旅行みたいになってきたな」
プロフェッサー・ギル「チャンスカードでございます」

買った証しのテープを貼った木刀と一緒に名刺サイズのカードを手渡される城山。

城山「へぇスクラッチカード……」
美津乃「なに?スクラッチ!?削るー削るー」
ピノ「あたしも削りたいー」
美津乃「んじゃ1個ずつね。チナさんも1個どお?」
チナ「……もちろん削らせてもらいます」

手に手に10円玉を持ってやってくる女性陣。

城山「……オレに削らせてはくれないんだ」
美津乃「誰が削ったって結果は一緒だって。
でも、当たったら『さっすがかわいい美津乃ちゃん』て褒めて、外れたらもう1個何か買うんだよ?」
城山「目的と手段がどっかに行っちゃってないか?それ」
美津乃「気にするから気になるの。気にしなければ気にならないから。気にしたら負けだよ?気にしない気にしない」

そう言いながらさっと城山の手からチャンスカードをひったくると、
土産物屋の床に女子3人膝をついて10円玉を構えるのだった。

399 :城山正@出先:2011/05/08(日) 15:41:49 ID:qIAzHcgA
先着1名様でこのスレに

スクラッチ→→★! num★! num★! num

と(!とnumの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

出た数字が
0・0・0→ゴールドカード。これ以降の買い物が定価の3/4になります。
1・1・1or9・9・9→いのりのゆびわ。MPをダイス1つ分回復します。
2・2・2or5・5・5or8・8・8→お好きな土産物1つ
3・3・3or4・4・4or6・6・6or7・7・7→ミウリのキーホルダー
が当たります。
2つだけ揃った場合、もう1枚チャンスカードがもらえます(1・5・1もOK)


400 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 15:45:39 ID:???
スクラッチ→→★ 761

401 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 15:51:13 ID:???
水、命、星(もしくは命、水、星)か残念

402 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 22:52:07 ID:RgvFl2Dk
>>401 たぶんリトライチャンスを含めて30%切る位の確率なんで、こんなもんじゃないでしょうか。
ドラクエ2の福引き所だって当たりゃしないし。ゴールドカードってホントに当たるの?

スクラッチ→→★ 7 ★ 6 ★ 1
はずれ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
美津乃「あー」
ピノ「うー」
チナ「……」

無言ではずれたスクラッチカードを城山に突き出し、じーっと城山を凝視する3人。
右を見ても左を見ても正面からもプレッシャーをかけられ後ろを向いてしまう城山。

プロフェッサー・ギル「お客さん、他にもいいお土産ありますよ〜」

そっちを向いても鬼気迫る表情で売り込みをかけられてしまった。

美津乃「シロちゃん〜。あのキーホルダーかわいいねぇ〜」
ピノ「カントク〜。あのおまんじゅうおいしそ〜だね〜」
チナ「……あの杖のような笛からは魔力を感じる……ような気がします」

それぞれの獲物を手に大きな声で独り言をつぶやく3人。

プロフェッサー・ギル「どぅぉおぉぉでぇぇすぅぅ?おきゃくさぁぁぁぁんん?」
城山「いや、ちょっちょっと待てって」

四方から詰め寄られ、文字通り八方ふさがりになった城山の出した回答は――。


403 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/08(日) 22:53:07 ID:RgvFl2Dk
ミウリの土産物屋
城山の所持金 550ガバス

A ギルのふえ 300ガバス
B ロケット型の笛 300ガバス
C 妖怪オカリナ 300ガバス
D やまびこのふえ 300ガバス
E ミウリのペナント 100ガバス
F ミウリのちょうちん 200ガバス
G ミウリ木刀 200ガバス
H ミウリに行ってきましたまんじゅう 300ガバス
I ミウリのキーホルダー 500ガバス
J サルミアッキ 100ガバス
K シュールストレミング 200ガバス
Z 買わない

買いたい物を所持金が足りるだけID表示で書き込んでください。
役に立つもの立たない物がごった煮になっています。
書き込みごとにカウントして2票入ったもので決定します。

404 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 22:59:33 ID:T3kY9Z8E
K

405 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 23:00:12 ID:MbnCqoTM
C

406 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 23:02:07 ID:RZA2DktE
C

407 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/09(月) 02:22:20 ID:CgMXylGU
C 妖怪オカリナ 300ガバス
所持ガバス 550→250ガバス
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「それじゃ、この妖怪オカリナを」
美津乃「キーホルダーの方がかわいいのに〜」
ピノ「お腹すいた〜」
チナ「……それはそれで魔力を感じますが……」

不満が背中を攻め立てるが、目を瞑って耳を塞いで堪える。

プロフェッサー・ギル「このオカリナはスイッチ1つで」

オカリナの裏側のボタンを押し込むと、吹き口がしゃきんと伸びる。

城山「ををっ!かっこいい!」
プロフェッサー・ギル「当然これで戦闘もできます。使用方法は命中判定で6ゾロを出し、相手の装甲値を無効化すること」
城山「使えねえじゃん」
プロフェッサー・ギル「先ほどお買い上げいただいた木刀とも打ち合わなければ戦えるかと」
城山「もの凄く不利じゃん」
プロフェッサー・ギル「そしてこれがメインの使い方じゃ。
画面の端でしゃがむとオカリナが1つなら『ぬりかべ』が来て、1回攻撃を防いでくれる。
2つあれば『子泣き爺』が来て相手の回避を封じてくれる。
3つあれば『砂かけ婆』がやって来て相手の攻撃を封じてくれる」
城山「いくつも買えと!?もうそんな金ねーって」
プロフェッサー・ギル「それでは、またのお越しをお待ちしております」

恭しく頭を下げるギル。すでに悪の組織の首領としての威厳は無きに等しい。

プロフェッサー・ギル「それともう1枚チャンスカードで……」

皆まで言うこと叶わず、再びチャンスカードは3人娘の手に落ちた。

408 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/09(月) 02:23:28 ID:CgMXylGU
先着1名様でこのスレに

スクラッチ・アゲイン→★! num★! num★! num

と(!とnumの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

出た数字が
0・0・0→ゴールドカード。これ以降の買い物が定価の3/4になります。
1・1・1or9・9・9→いのりのゆびわ。MPをダイス1つ分回復します。
2・2・2or5・5・5or8・8・8→お好きな土産物1つ
3・3・3or4・4・4or6・6・6or7・7・7→ミウリのキーホルダー
が当たります。
2つだけ揃った場合、もう1枚チャンスカードがもらえます(1・5・1もOK)

あーうー。買い物だけで1日終わってしまった。現実に戻る目安の100レスも越えてるのに。
もうちょっとミウリでイベントがあるので、それが片付いたら現実に戻って決勝戦です。
まぁその結果次第でエニウェアがアレフガルドだけじゃなくローレシアやアリアハンまで広がるかもしれませんが。
作中時間で1年やるのにリアルで3年かかってますからね、次の夏なんていつになるやら。
……是非今年優勝してくださいwんじゃまた。

409 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 02:27:36 ID:???
スクラッチ・アゲイン→★ 362

>ピノ「お腹すいた〜」
16キロも飲んでおいてまだ何かお腹に入れる気かw

410 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/10(火) 02:42:52 ID:avHlw9SA
>>409 一応美津乃の介抱とかで時間も経ってますし、テトラは基礎代謝が高いんですよきっと。
まぁ単純にピノが食いしん坊なだけなだと思いますが。

スクラッチ・アゲイン→★ 3 ★ 6 ★ 2
はずれ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
美津乃・ピノ・チナ『………………』

無言で違う絵柄が削りだされたスクラッチカードを城山の胸に突き返す3人娘。
そのままぷいっと店の端っこの方に行ってしまう。

城山「……当たるスクラッチカードってない?」
プロフェッサー・ギル「流石にそれはありません。ですが、スクラッチカード2枚と引き換えにこれを差し上げます」

レジ台の引き出しから、金色に輝く小さなホイッスルを取り出し、城山に手渡した。

城山「これは?」
プロフェッサー・ギル「残念賞でございます」
美津乃「なになにー?あ、かわいー」
ピノ「ぴーっぴっぴっぴーっ♪」
チナ「……この金属は……?」

かわいらしい意匠ととりあえず口寂しくなくなったことで満足した二人を他所にチナがホイッスルの金属に興味を持つ。

プロフェッサー・ギル「それは最近この村にやってきた鍛冶屋が作ったものじゃ。
もの凄く腕のいい男でな、うちのアンドロイド、ダーク破壊部隊もより強くなるんじゃがなぁ……。
頑として首を縦に振ろうとせんのじゃ。せっかくオリハルコンの鍛錬技術なぞ持っておるのに……」
城山・美津乃・ピノ・チナ『オリハルコンッ!?』

4人の声が揃って上がった。


411 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/10(火) 02:44:29 ID:avHlw9SA
素っ頓狂な声を上げて驚く客を見て、ギルの方が驚いた。

プロフェッサー・ギル「な、なんじゃ!?いきなりヘンな声を上げて」

そんないぶかしむギルの声を無視して、店の隅っこで作戦タイムを開催する。

ピノ「オリハルコンってこの間砂漠の町でみつけた鉱脈だよね?」
チナ「……私たちだけではどうすることもできなかったのですが……」
城山「それを扱えそうな人間の当てが出来たわけか……」
美津乃「でもねぇ」

うろんな視線をギルに向ける。

美津乃「……オリハルコン製のアンドロイドとか作られても困るし」
城山「鉱脈があるなんて一番教えちゃいけないヒトだよな」
チナ「……ここは鉱脈があることは伏せて、その鍛冶屋のことだけ聞き出しましょう」
ピノ「戦ってみたいなーオリハルコン製のゴーレム……」

一部不穏な発言も聞こえたが話はまとまり、こぞってレジへと向かう。

城山「その鍛冶屋ってどこにいるのかな?」
美津乃「もっとかわいいのないかなー?」
ピノ「すっごい武器とか作って……モガモガ」
チナ「このお馬鹿」
城山「イヤイヤイヤ、オ、オレタチ、ナンカツ……ヂャナイ……」
チナ「……リヂダーメの金物屋の者ですが、腕のいい鍛冶屋を丁度探していたもので……」

しどろもどろな城山に変わりチナがピノの口とあまり高くない鼻もろとも押さえながら話を引き継ぐ。
モガモガと言っていたピノがくたっとする頃には、鍛冶屋の情報も聞き終わる。

チナ「……それでは早速、鍛冶屋に向かいましょう」

412 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/10(火) 02:45:59 ID:avHlw9SA
ミウリの温泉を後にし、一路鍛冶屋へ。
チナが聞き出したことには鍛冶屋ははるか遠くジパングだか、ワクワクだか、イーストエンドだとかと呼ばれる所から
やってきた刀鍛冶らしい。

美津乃「ここ?」
チナ「……おそらく」
城山「カッチンカッチン聞こえてくるな」
ピノ「テンカトル、テンカトール♪」
美津乃「キシュー」
チナ「……落語はいいですから。いきますよ」
城山「美津乃ちゃんはともかく、君らホントにこっちの世界の人間か?」
ピノ「あたしテトラだよ?」
チナ「……私はエリィンです」

証拠とばかりにピノは頭の上のキツネ耳をピコピコと動かし、チナは白銀の髪をかき上げ先のとがった耳を見せる。

城山「まーいいか。カルチャーショックを受けっぱなしってのもなんだしな」

肩を1つすくめて見せると改めて鍛冶屋へと歩を向けるのだった。


というところで今日はここまで。一応鍛冶屋の話が終われば現実に戻ります。
投票も判定もなしなのも、なんなので、もう1枚スクラッチ上げます。

先着1名様でこのスレに

3度目のスクラッチ→★! num★! num★! num

と(!とnumの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。
辺りは>>409と同じです。
ちなみに、某有名RPGでこの村にあるアイテムもあるにはあります。フラグが立たなかったので情報は出ていませんが。
いつでも自由選択肢を活用すると、見つけられるかもしれません。ふんじゃまた。

413 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 03:49:36 ID:zofoA1C+
3度目のスクラッチ→★ 516

414 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 06:25:34 ID:???
井戸とかにあるのかなっ
男性陣見つけてこねぇかなぁ

415 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/11(水) 02:01:17 ID:f+elgYJw
>>414 残念ながら井戸にはありません。井戸にはいどまねきと井戸若狭守良弘が篭城しています。
ドンとズナッフの存在をすっぱり忘れてたwどうしたもんかね

3度目のスクラッチ→★ 5 ★ 1 ★ 6
はずれ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
鍛冶屋は盛況とは言える状態ではなかったが、鍛冶師は精力的に鎚を振るい、妻はそれを良く支えていた。
そのことは小さいながら良く片付けられた家や、適切な温度で煎れられた茶と美味しい茶請けからも伺えた。

鍛冶屋の妻「もう少しお待ちくださいね」
美津乃「あ、このお茶おいしい」
城山「一杯水分とっておきな」
ピノ「このお菓子おいしー。おか……モガモガ」
チナ「……カントクの分を上げますから、大人しくしてなさい」
ピノ「はーい」
城山「勝手にオレの分やるなよなー」

待たされていることも忘れて夢中でお茶とお茶菓子を貪る一行。
やがて鍛冶場の方から焼けた鉄を水に入れた音が聞こえてくる。

美津乃「やっぱ紀州だ」
ピノ「将軍になりそこなった殿様の子供って長七郎だっけ?」
チナ「……あれは徳川忠長です。3代将軍の時代なので違います」
城山「……お前らホントに日本人じゃないのか?」

純正日本人の城山ですら、ついて行き難い話題をするエニウェアの亜人種たち。

鍛冶屋の妻「終わったようですので主人を呼んできます。もう少々お待ちくださいね」

一礼して奥へと入る奥様。
ややあって汗だくの鍛冶屋が妻を伴い姿を現す。妻はお盆に新しいお茶とお茶菓子を忘れていなかった。


416 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/11(水) 02:02:32 ID:f+elgYJw
鍛冶屋「どうもお待たせしました」
チナ「……あなたがこれを作ったと聞いてやってまいりました」

そっとオリハルコン製のホイッスルを差し出す。

鍛冶屋「それは確かに私の作ったヒヒイロカネの……」
チナ「……ヒヒ……?ああそうです、その伝説の金属の加工技術をあなたが持っていると聞き及んでいます」

じっと鍛冶屋の目を腕をみつめる。

鍛冶屋「……確かに。私は伝説の金属を打つ事ができます。だが、その金属自体が無ければ……っ!
そのホイッスルも旅の行商人からやっと極少量手に入れたものです」
チナ「……その金属を大量に……いえ鉱脈を知っているとしたら……?」
鍛冶屋「本当ですかっ!?そんな場所がどこにっ!?……いや、そんな場所があるはずが……っ!」

立ち上がり声を上げる鍛冶屋の前にそっと握り拳大のオリハルコンを差し出す。

チナ「……打って頂ければ、それが本物かどうか、そして私たちが本当のことを言っているとわかっていただけると思います」
鍛冶屋「……この輝き……この大きさでこの軽さ……っ!」

オリハルコンを両手に頂き目を見張る鍛冶屋。

チナ「……カントク、今回は何を打ってもらいますか……?大きさからして鎧は無理だと思いますが」
美津乃「私は剣がいいけど、弓とか短剣二振りとかもいけそうだね」
ピノ「盾とか兜も大丈夫そう。あたしも剣が欲しいけど」
城山「……なんかトントン拍子に進んだな。話がはやくていいけどさ」

職業監督なのにリーダーとしての威厳もへったくれもない状態にちょっとしょぼんとするが、
元より指導力とは無縁なので気にしないことにする。




417 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/11(水) 02:06:13 ID:f+elgYJw
何を作ってもらいますか?

A 剣
B 盾
C 兜
D 弓
E 短剣2本
F どたまかなづち
G その他・上記のものと同じくらいの金属量で出来そうなものに限ります(同意するときはコピペかアンカーをお願いします)

どれもそれなりに強いものになります(軽かったり命中に+がついたり、威力が大きかったりetc)
先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。


今日はここまで。ようやく現実に帰る目処がたちました。シロノトリガーのシナリオの進捗度はほぼ変わっていませんがw
まあ、ちゃんとした人(チナやクリス)がいいように話を進めてくれるでしょう。便利だな、ちゃんとした人。
ドンとズナッフはどうしたんだろうね。前スレもどうするんだろうね。謎が謎を呼んで次回に続くっ!
ってほどのこともないか。んじゃ、また。

418 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:26:56 ID:Or+F6qIc
E お疲れ様でした

419 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:37:46 ID:z6BD7eT2
A
乙ですー

420 :森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:42:06 ID:NaR1PHX2


421 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:22:28 ID:sjPt2QyI
昨日は夕食後仮眠が睡眠になってしまい、更新を休んだ挙句に朝、寝坊して遅刻するという体たらくを発揮。
すみませんでした。それでは更新再開です。

E 短剣2本
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「どうしたもんかなぁ」

ケンだツルギだと騒ぐ前衛組を前に思案する。

城山(チナさんはあんまり欲しがってないみたいだし、ドンとズナッフは問題外だ。あいつらにくれてやるのは最後でいい。
オレも装備に不安があるっちゃあるけど、オレがピンチの時は既に全滅寸前のはずだ。やっぱり頼むなら武器か」

ピノ「カントク〜!」
美津乃「シロちゃん!」

結論をせかす声が飛ぶ。一番の火力を誇るピノに渡して一撃の大きさを取るか、美津乃に渡して戦力の底上げを図るか。
悩みぬいた結果、出した結論は。

城山「よし、短剣を2本よろしく」
美津乃・ピノ『え゛〜っ!?』

非難めいた声が聞こえたが、これ以上すったもんだされた挙句、話が流れるのを恐れた鍛冶屋が先に承諾をする。

鍛冶屋「心得た。しかしすぐには出来ぬゆえ、しばらくしたらまた来ていただきたい」
チナ「……よろしくお願いします」

そして一番の発言力を持つチナが承認してしまったため、二人も押し黙る。

城山「ぐっ!ってえっ!!」

ピノがつま先を踏み、美津乃が脇腹をつねり上げたので、沈黙した2人に変わって城山の方が声を上げてしまった。


422 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:24:20 ID:sjPt2QyI
ヒリヒリする脇腹とどっちが親指だか分からなくなった右足を引きずりながら鍛冶屋を後にする一行。

チナ「……さて、あとはドンとズナッフですが……」
ピノ「お腹すいたー。具体的には 肉 食べたーい」
美津乃「いいね。肉。ね、シロちゃん?」
城山「肉ねぇ」

お土産を買い込んで乏しくなった財布を覗き込み、どうしたもんだか思案する。

城山「冒険セットから湧き出てくる干し肉とかどうだ?あれならいくらでも食べられるし」
ピノ「いーやー。あれ食べてるとアゴ痛くなってくるし」
チナ「……軍資金を得るためにモンスター狩りにでも行きたいところですが……」

そう言ってメンバーを見回す。

チナ「……今のメンツですと、モンスター識別とドロップアイテムの判定に不安がありますね……。私無駄働きはゴメンです」
ピノ「いっぱいやっつければ、いいんだよ。最近家獣で移動してばっかりだから野良モンスターと戦ってないし。
チリも積もればマウンテーン!」
城山「チリの山ってただのゴミ山だがなー」
美津乃「でも、お金が無いのは首が無いのと一緒だしねー」

どうしたもんだかと、ひとまずミウリ温泉の休憩所へと戻ることにする。
その道中。

美津乃「あれ?また世界がまーわーるー」
城山「まだのぼせて……。アレ?オレも……」

世界が回って、捩れて、明滅する。
エニウェア滞在時間のタイムアップだった。


423 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:25:43 ID:sjPt2QyI
次に視界に入ったのはクリスの教会のソファーだった。

城山「わふっ!」
美津乃「きゃん!」
城山「ごぶぅっ!!」

雑に放り出された結果はソファー、城山、美津乃の順に折り重なる。

クリス「……首尾はどうでした?」

ティーカップを傾けているクリスの表情は曇っており、今回の冒険ではたいした収穫はなかったことが見て取れる。

城山「……オリハルコンの鍛冶屋がみつかったよ。結果はまだわからんが」
美津乃「あとお土産ー!」

にゅっとミウリ木刀を差し出す。

クリス「……結構です」
美津乃「やりぃ。これぞ、『あげる・いらん・もらう』の三段活用」
城山「コレクションが増えたわけだ」
美津乃「いぇい♪」
クリス「……楽しそうなところ悪いのですが、……次元石は……?」

じっと2人をねめつける。憎しみで人が殺せるのならコロッと逝っていただろう。

美津乃「ちゃ、ちゃーんともらってきたよ。ホラ!」
城山「ルドルフの野郎1粒しかくれなかった。ケチだよな」

美津乃が手品師よろしく人差し指と中指、薬指に次元石を2粒挟んでみせる。

クリス「……1粒しか補給できなかったのですか……!?」

424 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:26:44 ID:sjPt2QyI
先着数名様でこのスレに

クリスの次元石→! card
美津乃の次元石→! card

と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。

カードのマークがクラブだった場合、次元石はただの石塊と化してしまいます。
ジョーカーだった場合、2粒に増えます。

今日はここまで。
明日はいよいよ決勝戦のミーティングまでだろうなぁ。
判定や選択や、中の人のエンジンのかかり具合によっては試合開始までいくかもです。
期待は厳禁ですがwふんじゃ、また。


425 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 01:37:34 ID:???
クリスの次元石→ ハート7
美津乃の次元石→ JOKER

次元石は砕けない乙でした!

426 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 03:42:59 ID:???
よくやった・・・でいいのかな

427 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 01:36:08 ID:jOglolAs
>>426 よくやったんじゃないですかね。シロノトリガーは基本ダイス判定なので大きな振れ幅がありませんからね。

クリスの次元石→ ハート7 =無事
美津乃の次元石→ JOKER =2つになった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
美津乃の右手の人差し指と中指、薬指に挟まれた2粒の次元石。
どこからともなくオリーブの首飾りが流れてくる。
その音楽にあわせて左手で魔法をかけるような仕草をすると、今度は高速で数度交差させる。
その間に次元石は右手に握り込み、左手は手首を掴み、震えるほどに力を込め、カウントを開始する。

美津乃「わぁん♪つぅ♪」

カウントごとに1粒ずつ次元石が現れる。

美津乃「すりぃ♪じゃーん♪」

先ほどまで確かに2粒しかなかった次元石はいつの間にか3粒に増えていた。

クリス「!!??」

驚いた顔で自分の手の中にある次元石を確認し、改めて3粒になった美津乃の指先の次元石を食い入るように見つめる。

城山「すげぇな。何時の間にそんな技を」
美津乃「ふふ〜ん。女の子には秘密が多いものだよ明智くん」

得意気に美津乃は薄い胸を張るのだった。

城山(次元石よりもおっぱいが増量する方が……)「ぐをっ!!」
美津乃「なんか失礼なコト考えたでしょっ!」

ミウリの木刀が早速役立った。

428 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 01:37:35 ID:jOglolAs
美津乃「それじゃ、これは借りてた分だから返すね」

そう言って次元石をクリスに1粒渡す。
それを大事にハンカチに包むと栗栖は立ち上がる。

クリス「……それでは、急な呼び出しでしたが、ご苦労様でした」
城山「イヤ別に」
美津乃「まあね」
クリス「そう言っていただけると幸いです」

先ほどまでの鬼の形相とは打って変わり、聖母のような微笑を湛えている。

城山「……次元石渡した途端コレだもんな。女って怖いよな」
美津乃「……それを私に言う?(にっこり。でも目は笑っていない)」
クリス「……聞こえていますよ?……まぁいいでしょう。それでは、また。
……大会勝てるといいですね」

クリスの言葉に城山が反応する前に、転送が開始され、視界が歪み、捩れ、遠路はるばるご苦労さんね、と、
南葛スポーツセンターの施設のエントランスに送り返された。

城山「……帰ってきたのか」
美津乃「お腹空いたねー」

エニウェアでの空腹を引きずっている二人は揃ってお腹をさする。

島崎「監督!食事の準備が出来ましたッ!店長さんもご一緒にどうぞっ!」

待ちかねた選手たちが探しに来ており、いち早く2人を発見した島崎が駆け寄り敬礼をしながら声をかけてくる。

城山「うむ」
美津乃「戦場で敬礼はしないほうがいいよ。だれが指揮官か丸分かりだから。ま、この場合狙撃されるのはシロちゃんだけどね」
島崎「イエス!マムッ!」

429 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 01:39:03 ID:jOglolAs
控え室で27人揃ってサンドイッチを食べ、腹ごしらえを済まし、しばらくすると、
自然と決勝戦に挑む緊張感に包まれる。
皆口数は少なく、心なしか緊張しているようだった。

城山「よし、今のうちに決勝戦のミーティングをやっちまうぞ」
SC『サ、サーッ!!』

唐突な城山の発言に面食らいながらも整列をする南葛SC。

城山「相手は去年全国に行った浜松FCだ。相手にとって不足はない。てか強いぞきっと。修哲も負けたからな」

開口一番士気を挫くようなことを口走る。

城山「まあ負けて元々勝ったら万々歳だ。思いっきりやってこい。勝ったら全国大会で東京へ行けるし、
負けたって夏休み明けに決勝まで行ったぜってクラスで自慢できるしな」

言葉を継いでいくが、一向に士気は上がってこない。
業を煮やした美津乃がすっと脇により肘を脇腹にねじ込んだ。
曲がっちゃいけない方向にくの字に曲げつつ、話を変える。

城山「……そ、それじゃ……スタメンからな」

この言葉には選手たちの顔色も変わる。

430 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 01:41:04 ID:jOglolAs
現在の基本オーダー

−H---J− H師匠 J糸井
G-D-I-F Gエロ D村川 I山森 F白鳥
A-C-B-E A宮原 C島崎 B中畑 E矢島
    @    @飯塚

控え
Kメロン Lゴニョ M瀬名 N井沢 O朝比奈

A 配置だけいじる
B フォーメーションからいじる
C このままでいく。

作戦
あ ○○に集めろ(選手名も併記してください)
い 縦ポンサッカー
う みんながんばれ

ボーナスは
@ 焼肉 (26K消費。チーム力+3現在の所持金36.5K)
A とくになし
B !foodで一発勝負(大きなプラスもあるかもしれませんが、マイナスもありえます)
ちなみに月末に53Kないと生活が維持できなくなり、体力・魅力にマイナスが生じます。(借金して回避可)

先に2票入った組み合わせで決定。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。
カウントは書き込みごとに行います。Aあ師匠@とAあ山森@ は別カウントになります。

今日はここまで。
どうでもいいところが気になって確認作業に手を食いすぎ。もっとシンプルな文章にしないと。
あと、前スレの埋めネタを提案してくれた方には申し訳ないのですが、リクエストは宿題にさせてください。
別のネタをやろうかと、システム構築中、近日開始予定なのです。ごめんなさい。それじゃまた。

431 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 02:28:02 ID:Cdwn/wHg
Cあ師匠@

432 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 07:29:44 ID:l99sMDh+
Cあ師匠@

433 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 23:50:38 ID:jOglolAs
C このままでいく。
あ 師匠に集めろ
@ 焼肉 (26K消費。チーム力+3現在の所持金36.5K)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城山「よし。スタメンはいつもどおりで行く」
SC『サーッ!!』
城山「作戦は師匠に集めろ。師匠はなんとかしてゴールをこじ開けるんだ」
師匠「サーッ!」
城山「他の連中はなんとかして師匠にボールを集めろ」
SC『サーッ!!』
城山「勝ったら、……焼肉だ!」
SC『サ、サーッ!!』
美津乃「シロちゃん話せるぅ〜!」
城山「……美津乃ちゃんは自腹な」
美津乃「けちぃ。あ、いいこと考えた。みんなが自分の分を1枚ずつ私にくれれば、あーっという間に一人前、いや二人前♪」
城山「小学生にたかるなよ。まぁその辺は勝ったら考えよう。そーゆーわけで、勝つぞ!」
SC『サーッ!!』
城山「ここまで来たらもうオレに出来ることは無い。お前らが自分で考えて自分で走って、自分で勝利を掴むんだ」
SC『……さ、さー』

最後の最後に投げっぱなされてイレブンはピッチにベンチに漏れた5年生達は観客席へと向かう。

城山「……まずいこと言ったかな」
美津乃「言ったね。ま、あの子達しっかりしてるからピッチに出るまでに切り替えるでしょ。
さ、私たちもいこっか。その前にシロちゃん! 玄米茶 !」
城山「サーッ!」
美津乃「む!私を男扱いしたね? ロースカツ も追加ね」
城山「いえすまーむ!」

こうして南葛SCは2年ぶりの決勝戦へと向かうのだった。

434 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/14(土) 23:52:09 ID:jOglolAs
先着1名様でこのスレに

決勝戦の天気→! tenki

と!とtenkiの間のスペースを消して書き込んでください。

出た天気が決勝戦の天候になります。


435 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:52:38 ID:???
決勝戦の天気→ 晴れ

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