キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【荒鷲と】黄金のジノ5【狂戦士】

1 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/14(木) 06:46:46 ID:Czwv97bA
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。

133 :森崎名無しさん:2011/04/21(木) 22:00:22 ID:itD0IW8o


134 :森崎名無しさん:2011/04/21(木) 22:05:44 ID:0ODhL2hE


135 :森崎名無しさん:2011/04/21(木) 22:32:44 ID:???
ショタ枠。(グッ

136 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/21(木) 22:36:45 ID:Ib7yZxTI
C 守伊 藍

藤沢「私は、断然Bだったなぁ。」
守伊「何あっさり投票にケチつけているんですか!僕じゃ不満なんですか!」
藤沢「いやいや…ねぇ?『松山は堅苦しいから苦手』よ?」
守伊「いい人じゃないですか、松山さん……」
藤沢「……過ぎるのが問題なのよ。……確かに『いい人』よ………。」
守伊「(…………な、何かあったのかな……。)」
藤沢「中の人は、Aを見てニヤリとしてたわね。五稜郭は、中の人の思い出の地でもあるし。」
守伊「へー…恋人との思い出の地ですか?」
藤沢「原付一人旅の目的地が、函館だったのよ。」
守伊「………酸っぱ………。」

藤沢「皆様、名前案と投票ありがとうございました。少し早いですが、本日はここまでです。また明日お会いしましょう。」


※本日はここまでにします。
素敵な名前案、ありがとうございました!

137 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 01:33:16 ID:???
松山「氷室は…空回りだったな。
紅は、大分良くなった。いいサイドバックになれるぞ。」
氷室「('A`)」
紅「はい!」
松山「坂崎は…一気に成果が出てきたな。まだ、サッカーは楽しくないか?」
坂崎「フルコン空手って、人気無いんすかね?俺には極限龍空手という流派を拓く夢が……」
松山「お前は梶原一騎か。…守伊。」
守伊「はい!」
松山「…………再度確認するが、女の子じゃないよな?」
守伊「…坂崎、松山さん殴ってよ!」
松山「…………いや、すまん。どうしても気になって…………」
守伊「…………………」
守伊は、松山を手招きし、物陰へとつれて行く…。

松山「うおおおお!な、なにィ!」

…………戻ってきた松山は、何故か顔が青い。
松山「…も、守伊、さんは、ふらのの大砲として頑張って下さい!」
守伊「はい!」
氷室「……何故に敬語……。」
松山「…人には、知らないでいい事があるんだよ………。」

松山→(完全敗北)→守伊

138 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 01:56:40 ID:???
※トラウマイベント

練習が終わり、後輩達が松山に頭を下げる。
夕暮れ…。もう少しで、富良野から離れる…。

感傷的になるのは、ある程度仕方ない事だろう。
公園を通りがかる松山は、公園のベンチに人影を確認した。

松山「(あれは、藤沢か……。)」

誰かと待ち合わせだろうか。日暮れが早い北海道で、さすがに女性の一人歩きは良くない…
松山「ふじさ………」
声をかけようとした松山だが………松山は、藤沢の隣に誰かいるのを確認した。
松山「(…………あれは………誰だ?逆光で、よく見えない…………)」

暫く様子を伺う松山………
はにかむ藤沢………
そして、重なる影…………

松山「…………………」

…時間が凍りつく感覚…
それは、このような状態を言うのだろう。
………凍てつくような、それでいて熱く苦しい感覚………
気付けば、松山は走り出していた。
松山「(…何だっていいじゃないか…藤沢が、誰と何をしようが、俺には関わりあいのない話じゃないか……)」
頭を巡る、沢山の『たられば』。もしもあの時…そんな後悔が頭を過る。

松山姉「光、どうしたの?雪だらけじゃない。」
松山「………雪?」
松山は、改めて自分を見た。雪にまみれ、濡れそぼる自分…………
松山「…気付かなかった……」

139 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 02:27:50 ID:srEzcec+
松山姉「とにかく、早くお風呂に入りな!風邪引いちゃうよ!」
姉は、松山を家に引っ張り入れると、強引に風呂に連れて行った。

…それから…何をしたか…松山は何も覚えていない。
ただ、頭にあるのは、沢山の後悔と…

耐え難い胸の痛み…

それだけだ。

藤沢を傷つけ、藤沢に傷つけられ…全て自分がした事だ。
藤沢は、何も悪くない。

藤沢が、自分以外と恋愛する事。
それは、自分がそう仕向けた事なのだ。

松山「………何だ。………大成功じゃないか。」
布団の中で、松山が呟く。
松山「…自分が、選んだ事……なんだ。」

だから…………

松山「(せめて、今は泣いていいよな…………。)」

先着一名様で。
★救いの神は… ! card ★
JOKER…ふ、藤沢…
ダイヤ、ハート…小田
スペード…素敵なお酒はこちらよ?
クラブ…何しに来やがった、眼鏡…。
クラブA…守伊…?

140 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 02:28:55 ID:???
★救いの神は… ハートJ

141 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 03:28:52 ID:???
豆知識
フルコンタクト空手は距離に無頓着すぎて実際喧嘩で使うとひどい目に遭うぞ!
とりあえずお互いの正拳突きがクリーンヒットする距離まで近づき合うなんて正気の沙汰じゃない

142 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 04:12:57 ID:srEzcec+
★救いの神は ハートJ ★
ハート…小田

松山姉「光ー。お客様ー。」
松山「ぅわ!」
ノックもなく、いきなりドアがあく。
松山「ノック位しろよ、姉貴!」
一人の世界に入っていた松山は、姉に怒鳴るが…
松山姉「小田くん。何か、良さそうな物を持ってたわよー。」
…という一言に釣られ、すぐに機嫌を直した。
………安い男である。

小田「松山さん、こんばんは。」
小田は、締まりのない顔で笑っている…。
小田「松山さんと過ごす最後の夜って事で、いいもの持って来ましたよ!」
松山「(………何か、強烈に嫌な予感が………)」
小田は、そう言うとバッグを探る。…そこには…

先着一名様で。
★これは良い物だ ! card ★
JOKER…小田「…いや、今から○○コンがあるんですよ。」松山「なにィ!」
ダイヤ…小田「じゃーん☆」…酒じゃないか…
ハート…男のバイブル
スペード…小田「マネージャーの連絡先です。」…空気嫁。
クラブ…おや、こんな時間にまた来客とは…
クラブA…男のバイブル

143 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 04:19:32 ID:???
★これは良い物だ ダイヤQ

144 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 04:19:44 ID:???
★これは良い物だ クラブ6

145 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 12:45:11 ID:srEzcec+
★これは良いものだ ダイヤQ ★
ダイヤ…酒

小田「じゃーん☆」
包みを解いたそこにあったのは…………
松山「酒じゃないか!スポーツマンに、アルコールは大敵だぞ!」
松山が杓子定規に叫ぶが…
松山姉「あんた、どこの国に行くつもりよ?」
松山「イングランド。」
小田「ガッザにしても、ベストにしても、伝説的な選手は皆酒飲みですよ?」

…………薦められるまま、酒を飲んでみる。

松山「………………これは……………」

先着一名様で。
★初めての酒 ! card ★
JOKER…松山「う〜ま〜い〜ぞ〜!」
ダイヤ、ハート…松山「ンビ、ンビ、ンビ!〜〜〜〜〜〜んまァーイ!」
スペード…松山「…………まずいなぁ…………。」松山姉「ケッ、稚魚が!」
クラブ…酒乱…お察し下さい…

146 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 12:46:34 ID:???
★初めての酒 クラブ8


147 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 13:07:27 ID:???
★初めての酒 クラブ8 ★
クラブ…お察し下さい…

暫く、無言で酒を飲む松山。
小田「(……意外……強いほうだったのか?)」
松山姉「(なーんだ、つまんない……)」
二人は顔を見合わせ、溜め息をついた。
小田「(失敗だったなぁ…)」
小田がボトルを見る。

…………ボトルは、半分以上無くなっていた。

松山姉「ちょ!あ、あんた、ストレートで飲んでるね?!」
松山姉が、松山を止めようとするが………
松山「………お前に、俺の気持ちなんてわかるかよぉ!」
松山姉「きゃ!……光!ちょっと!」
松山は、いきなり泣き出していた………。
松山「藤沢も藤沢だ!彼氏作ったなら、一言位あってもいいだろうに……」
暫く泣き出したかと思えば…………
松山「俺は松山じゃない!木公山だ!幻想郷に行けば、人形に、腋巫女に、鬼に………ぐはぁっ!何かスキマから無数の弾が!」
突然錯乱しだす……。
典型的な、酔っ払いの姿だ。それも、あまり愉快なタイプでない酔い方……。
小田「………まぁ、今なら大丈夫かな?」
小田が、松山に近づいた。

148 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 13:46:17 ID:???
松山姉「………何をするつもり?」
威嚇する松山姉。小田は…
小田「マネージャーの事について、引導渡します。明日で最後なんですから、ここでしっかり黒つけとかないと、松山さんが不幸ですよ。」
松山姉「(…アウトは確定なのね…。)しかし、どうやって?我が弟ながら、こいつ粘着質よ?」
小田「それは、こいつが何とかしますよ…。」
小田は、携帯電話を取り出すと…
松山が、この世で一番忌み嫌う女性にダイヤルする…。

町田町子。

半分は自業自得とはいえ、松山の中学高校生活に、灰色を塗り付けた女子だ。

女子は、基本的に『ええカッコしぃ』である。

どんなに自分が対外的に悪かろうが、自分に非を感じない。
…………しかし……………相手が進む道が、拓けていたら?それはまた別の話になる。
鉢巻き事件の真相を知り、藤沢も新しい道を歩み始めた以上、松山を責め続けた彼女の精神は、常にヤスリをかけられていたも同然であった。
そして、追い討ちをかけたのが、松山の誠実さだ。
町田を責める事なく、平等に接する態度。それは、町田にボディブローのように効いていた。
トドメは、松山のプレミアリーグ入り。
『繋がりを作っておけば、後々に何かオコボレに与れるかも知れない…』
その打算もあり、町田は小田に交渉を持ち掛けたのだった。

149 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/22(金) 18:55:41 ID:srEzcec+
※私用が出来てしまいましたので、本日はここまでにします。

ここのスレの松山は、基本的に真っ直ぐな人間です。
藤沢にしても、同じく真っ直ぐな人間です。

これからいくつかの投票により(敢えてカードは使いません)、バッドエンドとはいえ二人の結末が決まりますが…

言い方はおかしいですが、最高のバッドエンドを目指して頑張ってみて下さい。特典ありです。

藤沢「私の今までの言動が、ある程度のヒントになっています。
『松山くんが』というよりは『私』視点で見たほうが、ある程度、鬱エンドを回避出来ると思います。
皆様が、私達の失敗を完成させて下さい。

…余談ですが…

酒癖のフラグが立っていますので、チームメイトとの初対面が、味わい深いものとなります。
バー○ンさんが、てぐすねを引いてお待ちになられていますので、そちらもお楽しみにどうぞ。」

150 :キャプテン岩見:2011/04/22(金) 19:48:47 ID:???
遅れましたが新スレ乙です。
松山と藤沢の結末が最良であることを祈ってます。
うちではもろバッドエンドにしちゃいましたが、頑張れ松山。

まさか酒でこうなるとは思ってもいませんでした

151 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:19:07 ID:???
乙でしたー

152 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 10:10:51 ID:???
>>岩見さん
ありがとうございます!
投票の結果、バッドエンドだが救いのある方向を…と思い、短編を挟んだわけです。
…取り巻きが最悪というだけで、松山はあまり悪くないんですよね。…ただちょっと最悪な方向に進んだだけで…。

イングランドでのフットボールと、アルコールは切り離せませんからw

>>151
乙感謝です!


小田は小田で…
松山達を見ていて、幾つかのニアミスが見て取れていた。

藤沢にしても、完全に松山を嫌っていたか…

答えは、残念ながらノーである。

意外な事だが、松山に力添えしたいと言い出したのは、藤沢である。
劣悪な環境と、条件。松山が選手兼マネージャーをし、藤沢が入部する前には、松山は潰れる寸前だった。
藤沢が入部し、雑務から解放されてようやく実力を伸ばす機会を得られたのだ。
藤沢が、本心から松山を嫌っていたなら、入部などしない。ましてや、二人三脚で部を盛り立てようともしなかったはずだ。

153 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 10:30:42 ID:???
松山にしても…
謝罪したい、という気持ちが強く、藤沢を見ている目は、完全に『憐憫』の目だった。

もしも、松山が藤沢に『普通に』接していたら…
藤沢の取り巻きが、町田でなかったら…
藤沢が、松山の誤解を解ければ…

二人は、再び結ばれていた…
小田は、そう思う。

携帯に、町田が出る。
町田『あ、小田?松山くんは?』

……いつの間にか敬称をつけられている、松山。
小田は小田で、昔からの習慣以外に、高校時代の松山に対する敬意から、松山を『松山さん』と呼んでいるが…
町田が、松山をくん付けするようになったのは、松山がプレミアリーグ入りする事が決まってからだ。

舌打ちしながら、小田が松山に替わる。

町田『あ、松山くん?』

…離れていても聞こえる、猫なで声…
松山姉も、露骨に顔をしかめた。

154 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 10:50:12 ID:box6ydes
町田『美子に彼氏が出来たって知ってる?大学生で〜……』
松山「…………………」
松山が知らなかった、藤沢の情報…
町田『クリスマスに、告白されて付き合ったらしいのよ。もー、当てられて困るわ〜。
そうそう、もうやっちゃった、って話なのよ!』
………沸々と沸き上がる、どす黒い感情………
………誰に?藤沢に?
町田『それでさー、松山くんって今フリーじゃない?ブラバンの子達と、今一緒にいるのよねー。今から一緒に遊ばない?』
松山「………………」

『2』票で。

A 「だが断る。」
B 「姉と一緒に来るけど?町田に『挨拶』したいんだってさ。」
C 「小田と一緒になら…」
D 「よし、行こう。」
E 「ごめん、姉の介抱があるから行けない。藤沢の話をもう少し聞かせてくれ。」
F 皆で、町田を〆に行こう。武闘派松山、爆誕!

155 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 10:53:10 ID:CIhRoc8U


156 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 11:01:34 ID:jQCcX4/A


157 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 12:08:46 ID:c8FO2eJA


158 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 12:32:49 ID:???
F 皆で、町田を〆に行こう。武闘派松山、爆誕!

松山「………わかった。今、どこにいるんだ?」
町田『あー、公園にいるから。待ってるね!』

松山は、電話を小田に返すと、ニヤリと笑った。

松山「殺ろう。」
小田「…え?」
松山「もー、面倒臭いよ。藤沢が何やろうが、俺には何の関係もないのに。」
松山は、そう言うと、金属バットを握る。
松山「藤沢が男とやろうが、犬とやろうが、俺には関係ないじゃないか。あいつは俺に何を言いたかったんだ?」
松山姉「…………光。」
姉が、笑顔で松山の肩を持つ。
松山姉「お姉ちゃんも、手伝ってやる。」
小田「………俺も、行く羽目になるのね………トホホ………」
そう言いながらも、しっかりと坂崎にメールを打つ。

公園では、町田が松山を待っていた……。

159 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 13:11:28 ID:???
飲酒したせいもあり、松山の顔は真っ赤だった。

………絶対に許せない。

さすがに金属バットは、姉から取り上げられたが…
それでも松山の表情は、怒りに燃え、他を圧倒する程である。

町田「あ、松山くん。こっちこっち。」
町田が手招きする。
手招きに応じ、松山が町田の近くに寄る。小田達は、物陰に隠れた。
……町田は、人の良さそうな笑顔を浮かべている……。
小田「………うわ………殴りてぇ………」
坂崎「正拳突きを教えましょうか?」

町田「まぁさぁ、色々ショックだっただろうけどさ…私だってショックだったのよね…
まさかあの美子がさぁ。」
………自分で自分の死刑執行書にサインを続ける町田………。
町田「あの子、松山くんが好きだったくせに、勝手よねぇ。
結局松山くんの気持ちも考えないでさ。」
藤沢一人が悪い?
いや、誰も悪くない。
自分の気持ち?そんなの、自分が一番良く知っている。
自分の胸にある、藤沢への気持ちは……………決して、藤沢への恨みつらみではない。
松山「…………………ふざけるな。」
町田「え……………?」
松山「ふざけるな。そう言ったんだ………。聞こえなかったか?」
怒りに燃える松山の目が、町田を捉えた。
町田「…え?何で怒るの?意味わかんない…」
松山「俺は、藤沢を恨んでなんかいない!俺は………」

160 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 13:24:19 ID:box6ydes
『3』票入ったほうを選択します。

A 「お前だけは許さない!」
B 「藤沢に感謝している!」
C 「藤沢が好きだ!…好き、だった!」
D 「それ以上、藤沢を侮辱するな!」
E ここだ!ここで鉄拳制裁だ!
F 「お前が好きだ!」
G 何か言いたい事があれば…。


ヒントは………町田は、分かりやすい位にイヤな奴です。
イヤな奴で、面倒臭い奴です。

161 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 13:39:15 ID:jQCcX4/A


162 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 13:57:16 ID:qKoxS49s
Gあの世で俺にわび続けろ町田ッッ!!

163 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 14:20:04 ID:b4EOE4mY


164 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 14:26:13 ID:CIhRoc8U
Gあの世で俺にわび続けろ町田ッッ!!

165 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 15:06:00 ID:jQCcX4/A
Gあの世で俺にわび続けろ町田ッッ!!に変更します。

166 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 15:34:48 ID:???
G あの世で俺にわび続けろ町田ッッ!!

藤沢に対する侮辱も許しがたいが、それよりも許せない事項がある。
半分は自分の蒔いた種が芽吹いたから。もうひとつは。

こいつが、いらない具合に他人にふれまわったからだ。

松山「てめえはいつもそうやって!俺のしてえ事をブチ壊しやがるッ!!むかしッからそうだ!
俺がどんなに努力しても!てめえはいつもその一つ上を行ってブチ壊しちまうッ!!」
町田「え?え?」
「今こそッ!てめえを ブッたおしッ!!てめえの作った過去に決別してやるッ!!

あの世で俺にわび続けろ、町田ッッ!!」

…………酔いも手伝い、松山は町田に躍りかかった。

松山の握り拳が、町田に届く寸前…………

坂崎「手が汚れますよ、松山さん。」

坂崎が、松山を止めた。

町田「はっ…………はわっ…………」
へたりこむ町田。
町田「な、何で暴力を振るうのよ!私が松山くんに何をしたというの?!」
へたりこんだまま、町田が叫ぶ。
小田「…………。」
松山姉「……………。」
小田達は、そんな町田を憐れみを込めた視線で見ていた。
…推測だが、町田は恐らく松山を味方につけたかったのだろう。
藤沢をダシにして、自分のいい人アピールをし、あわよくば松山に取り入る…
そんな手段を使う町田を、二人は心の底から憐れんだ。

167 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 16:00:17 ID:???
小田達が、松山を連れて公園を出る。
…松山姉は、町田に話があると言い、公園に残った。

小田「………吐き気がする。何がいい方法だ。松山さんに取り入りたかっただけじゃないか!」
小田は、自分の選択を心の底から後悔した。
松山「…………あんなのに、俺は潰されたのか?」
見たくもなかった、知りたくもなかった人間の汚い部分………
綺麗事ではない、人間の本質。
誰しもが持つ、闇の部分。町田は人より闇が深く、松山は人より闇が浅かった。
それだけだ。

松山「…俺にはもう何も残されてはいない…。帰る場所も、愛する人も、信じる人さえも…。」
何もかも信じられない……
小田「昔はそうだったかも知れませんけど、今は俺達がいますよ!」
坂崎「松山さんには、俺達がついてます!」

…………苦い青春………

松山は、苦味と共に出来事を噛み締めた。
…明日の卒業式…
きっと、藤沢に何も話す機会は無くなる。
町田あたりからいらない事を吹き込まれ、藤沢も皆も、それを信じるのだろう。

三年前のように。

小田「…ひとまず、帰りましょう。」
坂崎「そうですね。もう遅いですし…」

小田達に連れられ、松山は自宅へ帰った。
酔いも手伝い、松山はすぐに眠りについた…。
忘れたくても忘れられない、最悪の思い出。
明日は、きっとそんな一日になるのだろう…。

168 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 16:14:11 ID:box6ydes
―――――翌日

『ふらの高校卒業証書授与式』

小田「いやー、卒業式だってのに、雪ですねぇ。」
大雪が降る、卒業式。
深々と降り積もる雪のように、この苦い思い出も全部消えてしまえたらいいのに。

――――――目の前に、藤沢が通りかかる。

……………目が合ったが、お互いに無言だ。

小田「…あれ?町田は?」
藤沢「町子、今日は少し遅れるんだって。」
小田「そっかー。頭打って死ねばいいのに。(何かあったのかな?心配だよね。)」
藤沢「……………本当に町子が嫌いなのねぇ。」
小田「うん。死ねばいいのに。(そんな事ないよ、何言ってんだよ、藤沢さん。)」
藤沢は、小田を見ながらくすくすと笑う。小田は、松山に目配せした。
松山「(ど、どうする………?)」

169 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 16:29:45 ID:box6ydes
『3』票入ったほうを選択します。

A ここだ!ここで隼スルーだ!
B ここだ!ここで告白だ!
C ここだ!ここで昨日の出来事を話すんだ!
D ここだ!ここで謝るんだ!
E ここだ!ここで場を離れるんだ!
F ここだ!ここで自由選択だ!(何かあれば…)


リブタ「…現在の鬱エンド率…45%。ここで間違えても、まだ取り返しはつくな。
因みに、町田のイベントはスルーが正解だった。スルーしていれば、町田も何も行動が出来ないからな。
今回も、果たして正解はスルーかな…?」

170 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 17:10:09 ID:B35ZB076


171 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 17:46:57 ID:WlWAPvuA

「藤沢、もう会うことはないだろうが、元気でな」
と言ってE


藤沢が何も言わない内に踏ん切りつけるべきか

これ以降の進行役は松山姉になって欲しいところだけど

172 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 17:52:30 ID:CIhRoc8U

「藤沢、もう会うことはないだろうが、元気でな」
と言ってE

173 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:08:03 ID:???
うーん、松山の中で踏ん切りつけられれば成功なのか、
藤沢の嫌悪感をやわらげるべきなのかわからんな。


とはいえ、藤沢は完全に松山嫌いになっているから、
今後関わり合いにならない方がいい気がするんだよな。

174 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:24:03 ID:???
個人的なことを言えば、
いくら松山が人の好意に鈍感だったとはいえ、
町田みたいな奴に踊らされる程度の女だったことがわかった以上、
松山も藤沢を嫌っていいはずなんだがな……

175 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 19:36:35 ID:???
松山くん……今まで、ありがとう……。
でも……わたし……もう戻れないの。
楽しかったあの頃に……
ねぇ……松山くん。
大人になるってかなしい事なの……。

176 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 19:45:24 ID:???
>>175
あれは主人公をそこまで嫌っているわけではないから性質が悪いのであって、
藤沢はそんな殊勝なセリフを吐くこともしないと思うが

177 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:01:22 ID:???
>>176
あれは敵国に捕らえられた自分を救おうとした嫌われる要素のない主人公放ったらかしで
まさかスイーツ(笑)の自分は敵のイケメンとイチャついて
挙げ句の果てに主人公と同じ屋根の下でギシアンしていた(順序不明)のをうっちゃって
ぶっちゃけ新しい男出来たからって理由で
一方的かつ自己憐憫&自己正当化満載な上から目線で前の男の切り捨てを行ってるから最低なのでありますよ…。

178 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:35:41 ID:???
>>177
確かにあの最低ぶりときたら……。
といっても、優先順位が変わっただけで(その変わり様がひどいのだが)、
口を聞くのも嫌というほど嫌ってはいなかったとも思う。



今回は、ヒロインが口を聞くのも嫌がるほど主人公を嫌っているから、
下手に口を開けばケンカ別れになるんじゃないかなと。

179 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:36:24 ID:xVnvfR2g
失敗してもいいくらいの軽い気持ちで行こうよ
って訳でE

180 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:41:06 ID:jQCcX4/A

「藤沢、もう会うことはないだろうが、元気でな」
と言ってE

181 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 20:42:29 ID:???
>>171
終わってから、正式に投票します。

>>173
『失敗の完成』がテーマです。

今後藤沢は、出てきません。どこかでひっそりと生きて行かれます。

>>174
現在の松山は、 >>167 に気持ちがついています。

>>175-177
藤沢は、ヨヨかも知れませんが、松山はビュウではありません。
長沼と優子と、松山と藤沢の最大の違いは、二人とも踊らされてバカを見た事です。

>>178
案外と…………ですよ。
本スレとの違いは、藤沢が自発的にマネージャーをやってくれる程度には、松山を認めている事です。

182 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:47:18 ID:???
>>152を見たら
>ヒロインが口を聞くのも嫌がるほど主人公を嫌っている
てことも無いんじゃないかなー

でも最高にうまくいっても爽やかバッドエンドなのよね

183 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 21:02:30 ID:???
>>182
そうなります。…あまり語ると、楽しみが無くなりますので…。

F 「藤沢、もう会う事はないだろうが、元気でな。」と言い、立ち去る。

………沢山の言葉が、頭を渦巻く。
松山「………藤沢。」
松山の声に、藤沢が松山を見る。
藤沢「……………何?」
松山は、藤沢を見つめると、きっぱりと言った。
松山「……藤沢、もう会う事はないだろうが、元気でな。」
………別れの言葉………
それだけを告げると、松山は藤沢に手を振り、立ち去った。

松山からは見えなかったが…………
藤沢の表情は、泣き出す寸前の表情だった。

藤沢「(私には、謝らせてもくれないのね………)」

………強く、強く握り締められた、藤沢の手………そこから、沢山の今が零れ落ちた。

………深々と降り積もる雪………

降り積もる雪の中。
卒業式が始まる…………。

184 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 21:13:28 ID:box6ydes
行動を選択して下さい。

『4』票選択された方で、松山が行動します。

A …サボろう…。最後位、いいや…。
B …だるいけど、卒業式位出ないとなぁ…


ぶっちゃけると、片方は最高のバッドエンドの入り口。もう片方は、鬱エンドの入り口です。
…両方とも入り口なので、確定ではありませんが、選択を間違えると、厳しくなります。

185 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:14:57 ID:jQCcX4/A


186 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:26:48 ID:VeEkUML+
A

187 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:27:36 ID:oyd2wEgc
B

188 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:30:26 ID:NouVQSS6
A

189 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:31:07 ID:EPJZuIdA
A

190 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:34:17 ID:u3PYuLyg


191 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 22:06:48 ID:gX+OECeI


192 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 22:23:09 ID:???
B 卒業式に出席

松山「………卒業式か。何に卒業するんだろう。」
体育館へ向かう人波…
町田は、松山を見ると気まずそうに走り去った。………藤沢の姿は見えない。
小田「あー、浪人生活の幕開けかぁ………」
小田がぼやく。

…………卒業式…………

『卒業生総代…』

卒業生総代の挨拶に、卒業生の名前が呼ばれていく…。

『松山光。』
松山「はい。」
松山が立ち上がる…。
『松山くんは、卒業後、イギリスのプレミアリーグでサッカーを続けられます。皆様、松山くんに拍手を。』
………型通りの拍手を受け、松山が頭を下げる。

『藤沢美子。』
町田「はい。」

松山「…………?」
………藤沢は、いないようだ。
松山「………」


193 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 22:35:18 ID:???
恙無く終わる、卒業式。
外には…

氷室「松山さん!卒業おめでとうございます!」
氷室達、ふらの中の選手達に…
記者「松山くん、今後の抱負を!」
サッカー雑誌の記者…
マネージャー「キャプテン!お疲れ様でした!」
部長「キャプテン!」
後輩達………。

松山が、三年間で築き上げた成果………
それが、目の前にある人間達の評価だった。

松山は、皆に頭を下げる。

松山「頑張って来ます!」

簡単な、簡単な一言…
しかし、これ以上ない決意表明であった。

小田「さーて、これから近所のカラオケハウスで、追い出し会だそうですよ。
『2』回行動したら、部室に来て下さいね。」
松山「ん?あ、ああ。」

松山「(…藤沢…どこに行ったんだ?)」



194 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 22:40:17 ID:box6ydes
『3』票入ったほうを選択します。

A 校門に行く
B 三年の教室へ行く
C グラウンドへ行く
D 部室へ行く(行動終了)
E 屋上へ行く
F 職員室に行く



195 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 22:44:38 ID:WlWAPvuA

藤沢とはこのまま会わずに別れたいのですが、
それでペナルティが発生するとかあるんですか?

196 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 22:45:50 ID:jQCcX4/A


197 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 22:50:16 ID:???
>>195
なるだけ綺麗に終わらせるに越した事はないです。
ペナルティ…といえるかは分かりませんが、松山のこれから関わる女性に対する意識そのものに関わります。

198 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 22:52:00 ID:CIhRoc8U


199 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 23:06:52 ID:lROikaTE
E

200 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 23:09:19 ID:oyd2wEgc
E

201 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 23:09:20 ID:VMRXKiT+


202 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/23(土) 23:32:43 ID:???
E 屋上へ行く

白く染まった、屋上…
グラウンドを一望出来るこの屋上は、松山も気に入ってよくいた所だ。

……冬に好き好んで寒い思いをする、変人……
松山は、自嘲気味に笑った。
松山「………ん?足跡………」
先客がいるようだ。邪魔をしては悪い…そう思っていた松山だが…
横からの視線に気付き、顔を向ける。……そこにいたのは、藤沢だった。
松山「………………」
藤沢「………………」
……藤沢は、ひとつため息をつくと、座った。
…松山もそれに倣い、藤沢の横に座る。

…………………無言の時間が流れる…………………。

拒否はされない、という事は、少なくとも横にいる事は許可されたらしい。

松山「……………何でこんな所にいるんだよ。」
藤沢「……待ち合わせまで、時間があって。」
松山「………そっか。」

再び会話が途切れる…。

203 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 00:16:41 ID:???
松山「…………三年間、ありがとう。俺が、何とかやれたのは、間違いなく藤沢のおかげだ。」
松山は、藤沢に素直に感謝の意を表した。藤沢は、薄く笑った。
藤沢「…………ひとつ、いい?松山くんさ、基本的に自分中心よね。」
松山「…………」
藤沢「………私の話も、少しは聞いてもいいんじゃない?」
松山「……す、すまん。」
松山が、頭をかく。それを見て、藤沢は柔らかく微笑んだ。
藤沢「………多分、もう二度と会わないだろうから……言うね。
……お姉さんから、町子の話を聞いたわ。…………私達、三年間何やってたんだろう…………。」
藤沢は、そう言うと自嘲気味に笑った。
藤沢「…………本当に、バカよね。」
松山「…………………」
……胸の詰まる思い……
松山は、藤沢を見詰めていた。

204 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 00:46:57 ID:???
暫く無言で、お互いを横に座る。
………思い切り感情をぶちまけて、喧嘩した後に後悔する時間のような………
優しく、悲しい時間だ。

横に座る藤沢の体温が艶かしく、触れあっている手が暖かく感じる。

…………いつまでも、こうしていたかった。
しかし、何にでも終わりはやって来る。

………藤沢の携帯電話が鳴り、藤沢が立ち上がる。

藤沢「…………さよなら。松山くん。」
松山「…………」

松山は、黙って藤沢を見送る。
藤沢「……じゃあね。松山くん、卒業おめでとう。」

………ドアが閉まる………。

松山「さよなら、藤沢。…卒業おめでとう。」

松山は、藤沢の背中に向けて呟いた。

※………後味の悪さも多々あるでしょうが、藤沢編はこれで終了になります。
松山にはペナルティも付きませんが、特典も付きません。
…最高のバッドエンドは…
『恋が一応の完成を見る(白倉由美風に)』
でした。
きちんとお別れ出来て、なおかつ後味最悪という、妙に現実的な話になってしまい、申し訳ありません。


205 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 01:02:30 ID:???
え?
誤解もお互い解けたし、何がバッド?

206 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 01:12:14 ID:Q50LK6C2
>>205
空虚な終わり方という意味で、私はバッドエンドと考えています。

〜脳内再生〜
『ケフカのテーマ』

藤沢「…お楽しみ頂けたでしょうか?

……進行役の交代を求める声が上がっていますので、私の処遇について決定をお願いします。

『2』票でお願いします。」

A まだだ!まだ終わらんよ!
B 松山姉と交代しろ!


207 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 01:14:16 ID:bicEAFLo
>>206
トゥルーっぽいw
しんみりしたけど。

でも女はもっと邪悪な生き物だ!
筆舌に尽くしがたい……

A
藤沢に罪は無い

208 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 01:42:10 ID:Q50LK6C2
>>207
…現実は、町田や優子あたりがデフォですからねぇ…。いや、まだこの二人でも可愛い方ですね。


投票途中ですが、本日はここまでにします。

209 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 02:08:44 ID:gy9/HlYI
A
ビターエンド乙でした。
もし屋上で「ぶっちゃけあの告白はないだろ、あの時の借りは一生掛かっても返してやる!」
なんて言ったら僕らの松山じゃなくなっちゃうよねw

210 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 02:11:40 ID:tsKh+siM


211 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 02:28:04 ID:???
まあなんだ、スレ主が男女関係で色々大変なケースを見てきたのはよくわかったよw

212 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 10:55:02 ID:???
>>209
乙感謝です。
…多分、それが出来る位に空気読めないです。少し気付いていたら、いい思いしていたはずなんですが…
…こういう所も含め、僕らの松山ですねw

>>211
…何とも言いづらい所ですね。私自身の体験談は少ない。これが答えという事で…。

A まだだ!まだ終わらんよ!

藤沢「ありがとうございます。
私の続投という事で、これからも宜しくお願いします。
…………結果、こうなりましたが…………
こうした、後味の悪い思いをする事によって、人は成長するものだと思います。

松山くんの次に繋がるかというと、決してそうでない。私の松山くんへの思いも、聞けずじまい。

………何とも締まらない結果でしたが………
絡み過ぎた糸は、断ち切るしかなかった。最終的には、別れも告げられた。
そう思って頂けたら、幸いです。

……私や、松山くんの一方的な断罪話にならなかった分、私としては満足です。

また、進行時にお会いしましょう。」

213 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 11:07:42 ID:???
部室では、後輩達が待っていた。
部長「藤沢さん、見てませんか?」
部長の声に、松山は…
松山「帰った。…何か約束あるってさ。……守伊………さん。藤沢の近所だっただろ?藤沢に渡す物があれば、持って行ってやってくれ。」
守伊「はい!」
松山は、部室の椅子に腰掛けた。
小田「(……松山さん、よかったんですか?)」
小田の耳打ちに、松山は、諦念の入り交じった表情で
松山「……いいんだ。」
とだけ答え、微笑んだ。

『さよなら』

『メール頂戴ね』

『また連絡するから』


………深々と降り積もる雪………

白色の喝采の中、松山は新たなるステージへと旅立つ。



214 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 11:56:23 ID:Q50LK6C2
………意気揚々とイングランドへ旅立った松山。

ワールドユース優勝を引っ提げ、ウィンブルドンFCでも、不動とまではいかなくとも、定位置を掴みつつあった。

……………しかし。好事魔多し。

松山「さー、練習練習………あれ?」
クラブのグラウンドが、閉鎖されている…………。

『ウィンブルドンFCは、破産しました。』

松山「……………?」

松山は、目を擦った。

『ウィンブルドンFCは、破産しました。』

『2』票で。

A 落ち着け…心を落ち着けるんだ…
B HAHAHA。またジョークか。皆、好きだなぁ。
C ……………帰ろう…………
D ここだ!ここで不法侵入だ!
E ………事務所は………?

215 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 12:01:42 ID:zT/wFn5w


216 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 12:04:51 ID:RpxjoWlM
E

217 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 13:29:52 ID:O2aarhgs
A


218 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 15:16:22 ID:Q50LK6C2
A 落ち着け…心を落ち着けるんだ…

松山「落ち着け…心を落ち着けるんだ…」
まずは素数を数えよう…
そして、次に改めて紙を見よう………

心を落ち着け、改めて紙を見る。

『ウィンブルドンFCは、破産しました。』

松山「は………………………破産………………?」

その場にへたりこむ松山…………。

先着一名様で。

★救いの神は… ! card ★
JOKER…チームメイト「マツヤマ!こんな所にいたのか!」
ダイヤ、ハート…ピンク頭
スペード、クラブ…???「………ヒカル・マツヤマ?」な、なんだ、この怖そうな金髪は!

219 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 15:16:51 ID:???
★救いの神は… ダイヤ6

220 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 15:39:56 ID:Q50LK6C2
★救いの神は… ダイヤ6 ★
ダイヤ…ピンク頭

???「…ちょっとあんた、邪魔なんだけど?」
へたりこむ松山に、ピンク頭の女の子が声をかけた。
松山「……………」
口をパクパクさせながら、松山が紙を指差す。

???「……えーと……『ウィンブルドンFCは、破産しました。』……あら、お気の毒………」
松山「は、破産は、事実なのか!」
松山は、女の子の手を握り叫んだ。

???「きゃあーーーーーーーーーーっ!」

…………松山が、フェンスにめり込む…………

???「ななな、何すんのよ、この馬鹿っ!変態っ!」
女の子が叫び、松山を冷たい目で睨む。
松山「……す、すまん………動転して………」
???「…あんた文盲?下を見てみなさいよ。
『所属選手は、事務所へお越し下さい。』
って書いてあるじゃない。」
松山「……………あ。本当だ。………ありがとう。助かったよ。…君は?」
???「………………」

先着一名様で。
★ルイズの機嫌 ! card ★
JOKER…ルイズ「…答えてやる代わりに、あんた私の下僕ね。」松山「…え?」
ダイヤ、ハート…教えてくれた
スペード…教えてはくれたが…
クラブ…そのまま立ち去った…

221 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 15:40:20 ID:???
★ルイズの機嫌 ハートJ

222 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 16:19:11 ID:???
★ルイズの機嫌 ハートJ ★
ハート…教えてくれた

ルイズ「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。」
松山「………ごめん、もう一度…」
ルイズ「………ルイズでいいわ。………貴方は?」
松山「松山光…」

ルイズの鳶色の瞳が、松山を捉える。
………桃色がかったブロンドのウェービーヘア。スレンダーな肢体………
どこを見ても美少女である。

ルイズ「…ヒカルね。じゃあね。ヒカル。」
松山「ああ、ありがとう、ルイズ。…ルイズは、どこに住んでいるんだ?」
ルイズ「ヨークシャー。学生だからね。」

ルイズは、そう言うと松山を一瞥し、去って行った。

※『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』と出会いました。登場は、『松山の章』のみです。

223 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 16:27:21 ID:???
ダイヤ→ハートとか松山にしてはいいスタートだな、このまま順調に行くといいが

224 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 20:00:02 ID:Q50LK6C2
>>223
うまくいくといいんですが……

松山「(……おかしいとは思ったんだよな……先月から給料未払いだったし……)」
松山は、クラブの事務所で破産を知らされ、一枚の紙を渡された。

『リーズ・ユナイテッド』

への移籍証書だった。

松山「(リーズ…強いチームじゃないか。CLにも出る位の………)」

松山は、紙を見た。

………………ところで、リーズってどこなんだろう?

先着一名様で。
★荒鷲の土地勘 ! card ★
JOKER…松山「………富良野……だったかな?」
ダイヤ…松山「マンチェスターだな。」
ハート…松山「ヨークシャー…って、ルイズと同じ地方か。」
スペード…松山「…バーミンガム…だったよな。」
クラブ…松山「ロンドンだ。」
クラブA…松山「グラスゴーだったな。」

225 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 20:02:30 ID:???
★荒鷲の土地勘 スペード6

226 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 20:05:01 ID:???
松山、給料が月給の時点で疑うべきだぞw

227 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 20:09:15 ID:Q50LK6C2
★荒鷲の土地勘 スペード6 ★
スペード…バーミンガム

松山「バーミンガムだ、バーミンガム。よし、バーミンガムに行こう。」
クラブの人が、リーズに荷物を送ってくれるようだし、自分は身一つでいい。

松山は、喜び勇んで駅へ向かった。

先着一名様で。
★助けは来るか…? ! card ★
JOKER…ヤングリーズ総勢
ダイヤ…リオ
ハート…ルイズ
スペード…アラスミ
クラブ…奇跡は起きないから奇跡という。
クラブA…遭難

228 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 20:13:54 ID:???
★助けは来るか…? ダイヤ3

229 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 20:18:39 ID:???
松山にしては運がいいな

230 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 21:20:06 ID:???
藤沢との関係をきれいに終わらせたからか

231 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 21:22:38 ID:???
★助けは来るか…? ダイヤ3 ★
ダイヤ…リオ

…駅に向かう松山。松山の後ろから、車が並走する……。
松山「……………?」
松山が後ろを振り向くと…………

巨大な黒い車に、金髪のヤンキーと、黒人さんが乗っていた………。

松山「ひっ……………ひいいいいっ!お、お金なんか持ってませんっ!」
二人は、松山を確認すると車から降りた。

…………殺される…………

松山は、財布を差し出した。……二人は財布を見て、中の免許証を見る。

???「…ヒカル・マツヤマ?」
松山「ま、松山ですっ!い、今からバーミンガムに向かう、ただのフットボーラーです!」
???「…バーミンガム?」
???「…お前、リーズがどこにあるか、わかっているか?」
松山「え?バーミンガム………」
松山を見て、次に二人は顔を見合わせ、大笑いした。
???「ギャグのセンスあるじゃねーか!」
???「何だよ、スミシー!日本人って面白れぇんだな!」
ゲラゲラ笑う二人…
リオ「……あー、腹いてぇ……俺はリオ・ファーディナルト。こいつは、アラン・スミシー。リーズのチームメイトになるんだ。」
スミシー「宜しくな。」
涙をふきながら、リオが右手を出した。

232 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/04/24(日) 22:09:01 ID:Q50LK6C2
※本日は、ここまでにします。

………ことごとくバッドエンド回避し、フラグ構築………

こんな運の良い松山は、珍しい……。

233 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 22:34:36 ID:???
乙です
順調な松山とか怖いなー、そろそろクラブAがきそうだ

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0ch BBS 2007-01-24