キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/16(土) 01:10:25 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

日本サッカー協会の命により、全日本ユース代表選抜特別試合の招待選手として
森崎はアカネイア同盟軍の代表15名を引き連れて約2年ぶりの祖国の土を踏む。
モロドフはアカネイアにサッカーを浸透させる際の手引きを受けるため、今回の協会の頼みを引き受けたと言うが、
森崎は中山や山森たちの能力を浄化させ、無かった事にしようとした協会に対し、少しずつ不信感を抱き始める。
さらに、自分と同じように『リセット』の力を授けられていた若林、日向に秘められた
『浄化』と『変化』の力で服従を迫られるなど、膨大になっていく自分の周りを取り巻く環境に戸惑いを隠せないでいた。

そして運命の決戦の日。全日本ユースの正GK、引いてはキャプテン選考にも関わってくる大事な試合は波乱の幕開けとなった。
前半僅か10分ほどで、若林率いるBチームの実力者、松山がレッドカードで退場処分となってしまう。
彼の退場により、森崎率いるAチームは一気に優位に立つ。瞬く間に2点を奪い、後半も残り時間わずかとなったその時、
翼が試合の前夜に森崎に放った必殺シュート『サイクロン』を繰り出した!
森崎は新必殺技『頑張竜セービング』を繰り出すが、翼のサイクロンはそれすらも軽々と打ち破った。
残り時間はあと8分強。1点差に詰め寄られた森崎たちAチームは、リードを守り切ることが出来るのか!?
そして強大な力を手にし、サッカー後進国とはすでに過去の話となった日本サッカー協会が目指すものとは……?

☆前スレ
【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1301578252/l50

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 01:31:19 ID:???
>>657
今回は完全に私の計算ミスが招いたことでした。申し訳ありません。
本当に大事な試合であるということを自覚しつつ、あと僅かではありますが更新を続けたいと思います。
============
岬の選択→ スペード6
>ダイヤ・ハート・スペード→ジャンピングボレーを撃つ!

岬「(飛び込んでくるのは四人。…まぁ、狙えないこともないかな)」

ダンッ!

岬「よしっ!」

ヒュバゴォッ!!

なるべくなら反則でPKを獲得したいところではあるが。
岬はドライブ回転で急激に落ちるボールに器用に足を合わせ、一気に振り抜いた。

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 01:33:06 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。


岬→! card+ ジャンピングボレー69=
============
シーダ→! card+ クリアー61+(人数補正+4)=
ジュリアン→! card+ クリアー57+(人数補正+4)=
ミディア→! card+ クリアー53+(人数補正+4)=
============
森崎→! card+ 飛び出し72+(人数補正+4)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(三杉がフォロー)(次藤がフォロー)(翼がフォロー)
≦−2→クリアー成功!アベルがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→これが芸術なのか!?岬が決勝点を決めた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(三杉がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(次藤がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割り試合終了!)
≦−2→森崎ががっちりキャッチ

【補足・補正】
岬は『マリーシア』でクラブK〜6でシーダの反則に、5〜Aで岬の反則にします
森崎のカードがクラブで『幼き頃のトラウマ』で-3
その他は>>17を参照してください。

660 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:33:14 ID:???
岬→ ハート10 + ジャンピングボレー69=

661 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:33:49 ID:???
シーダ→ スペード5 + クリアー61+(人数補正+4)=
ジュリアン→ ダイヤ10 + クリアー57+(人数補正+4)=
ミディア→ クラブ8 + クリアー53+(人数補正+4)=

662 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:33:57 ID:???
シーダ→ スペードQ + クリアー61+(人数補正+4)=
ジュリアン→ ハートK + クリアー57+(人数補正+4)=
ミディア→ クラブ8 + クリアー53+(人数補正+4)=

663 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:34:26 ID:???
森崎→ クラブ10 + 飛び出し72+(人数補正+4)=

664 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:34:49 ID:???
あっぶねえええええ

665 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:37:36 ID:???
こういう場合必殺はどうなるんだっけ

666 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:37:44 ID:???
森崎に届いてたら必殺だったか…心臓悪いよホント。

667 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:39:39 ID:???
ここぞというときには弱いのはどう考えても森崎w

668 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:42:47 ID:???
さて、アベルがクラブA出してPK戦か
シューターだれにしようか

669 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:46:39 ID:???
ガッツが影響するかどうかがポイントかな。するなら向こうのシューターは弱体化してるはず

670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 01:57:58 ID:???
岬→ ハート10 + ジャンピングボレー69=79

※三すくみに勝利したジュリアンのカードが3倍

シーダ→ スペード5 + クリアー61+(人数補正+4)=69
ジュリアン→ ダイヤ10→30+(有利+2) + クリアー57+(人数補正+4)=93

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→クリアー成功!アベルがフォロー
============
ドライブパスへいち早く飛び込み、右足を振り抜いたと岬は思っていた。
しかし、いつもよりボールが何故か重く感じる。
否、実際重かったのだ。彼のほうが早く触れた分の重さが加わっていたのだから。

ジュリアン「だりゃあああぁぁぁぁっ!!」

バッカアアァァァァアアンッ!!

岬「うっ……そ、そんなァ!」

アンナ「ジュリアンくんの素早いクリアーがボールを外へと弾き飛ばす!
    そしてそのボールは味方の守備を信じてセンターラインに残っていたアベルくんが抑えた!」

アベル「よくやってくれたぜジュリアン!いくぜBチーム!これが……最後のシュートだあぁぁぁっ!!」

ブオオォォォン……

レナ「炎獄の魔神ファーラの力を我が指に!彼者を熱き抱擁で清め給え……!ボ・ル・ガ・ノ……ンーーーーーーッ!!!」

両手を上下に構え、魔力を一気にアベルの足元へ放出する。
炎の力で浮き上がるボールを、アベルはBチームのゴール隅に狙いをつけてその鍛えあげられた右足を打ち付けた。

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 02:00:10 ID:???
アベル「これで決めるぜ!パンサーーーーーファングッ!!」

ド……ゴゴォォォォォン!!!

井沢「うっ…!」

石崎「こ、これは…」

早田「まさか…!」

若林「シュナイダーの……ファイヤーショット!?」

日向「ちいっ、悪あがきを!」

三杉「彼のシュートなら取れる!落ち着いてコースを見極めろ!」

翼「若林くん!」

森崎「アベル……俺がアカネイア大陸で初めて出会った大事な仲間……
   俺はお前の持つ力を信じている!頼む!この試合を決めてくれ〜〜〜〜っ!!」

審判が試合終了の笛に口を当て、ボールの軌道を見守る。正真正銘の最後の大勝負の火蓋が今切られたのだった。

672 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:02:15 ID:???
ドキドキする・・・

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 02:02:20 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。


アベル→! card+ パンサーファング68+(ボルガノン+7)+(シュート苦手-3)=
============
井沢→! card+ ブロック50+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
石崎→! card+ ブロック53+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
早田→! card+ ブロック49+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
============
若林→! card+ パンチング63+(SGGK伝説+3)+(距離補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了!勝負はPK戦へ!
≦−2→クリアー成功。試合終了!勝負はPK戦へ!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→勝った!第1部完ッ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了!勝負はPK戦へ!
≦−2→SGGK伝説は堅かった!試合終了!勝負はPK戦へ!

【補足・補正】
石崎のカードがダイヤで『がんめんブロック』で+18(消費400)
石崎のカードがクラブ5〜Aで『大チョンボ』でオウンゴールします
若林のカードがダイヤ・ハートで『とめる!』で+3
その他は>>17を参照してください。

674 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:02:38 ID:???
アベル→ JOKER + パンサーファング68+(ボルガノン+7)+(シュート苦手-3)=

675 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:02:42 ID:???
井沢→ ダイヤK + ブロック50+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
石崎→ クラブ3 + ブロック53+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
早田→ ダイヤK + ブロック49+(人数補正+3)+(距離補正+2)=

676 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:02:45 ID:???
アベル→ スペードK + パンサーファング68+(ボルガノン+7)+(シュート苦手-3)=
決めてくれ!

677 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:02:47 ID:???
井沢→ スペードK + ブロック50+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
石崎→ クラブK + ブロック53+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
早田→ ダイヤ3 + ブロック49+(人数補正+3)+(距離補正+2)=

678 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:03:07 ID:???
若林→ ハートA + パンチング63+(SGGK伝説+3)+(距離補正+3)=

うおおおおおお



679 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:03:11 ID:???
若林→ クラブ10 + パンチング63+(SGGK伝説+3)+(距離補正+3)=

680 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:03:15 ID:???
おおおおおおおおおおおおおお

681 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:03:29 ID:???
熱すぎるwwwwwww

682 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:03:49 ID:???
やべえなんか本気で涙出てるんだけど俺

683 :668:2011/04/23(土) 02:04:18 ID:???
アベルさんならやってくれるって信じてた

684 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:04:28 ID:???
結論:
実況『この試合は黒豹のためにあったー!』

685 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:04:41 ID:???
>>668
どの口がそれを言うかw

686 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:04:41 ID:???
このアベル、ガーネフが用意した偽者じゃね?w


>>676だったらポストとか結構危なかったな

687 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:04:49 ID:???
これはシュート苦手を克服できたかな?

688 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:04:52 ID:???
オウンゴールじゃなくて普通に決まったんだよな?w
オウンゴールだったら締りが悪すぎるw

689 :674:2011/04/23(土) 02:07:02 ID:???
俺はやったぞォォー
よっしゃ記念にアベルに一票入れてくる

……と思ったが既に入れてしまっていたぜ

690 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:07:42 ID:???
なんかやたらKが多いな

691 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:10:14 ID:???
本当に運命神っているんだな
このスレは本当にそれが信じられる

692 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:11:57 ID:???
今までのヘタレ引きはすべてこの為の伏線か・・・

693 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:14:01 ID:???
松山の退場にはじまり王子チート新田覚醒でアベル△

濃ゆい試合だった…お腹いっぱいだぁ

694 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:14:27 ID:???
しかしこの試合の森崎、1回も+2以上で勝ててない件

695 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:15:07 ID:???
勝てばよかろうなのだぁー!

696 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:15:35 ID:???
前半終了時にはよもやこんな神試合になるとは思いもよらなんだ…

697 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:16:48 ID:???
>>694
主人公はどう見てもマルス、新田、アベルだったよなwwwww

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 02:17:56 ID:???
言いたいことは山ほどありますが、とにかくこれだけは言わせてください!
アベル!おめでとう!イヤッホゥー!JOKERで綺麗に決めてくれたことに感謝です!

石崎のスキル『大チョンボ』ですが、JOKERの前には無効化されます。
ちなみに岬の『マリーシア』に関しては、岬が守備側に限りJOKERで無効化することができます。
要約すると、攻撃側がJOKERを出した時点で、守備側がJOKERを出さない限り為す術無し!ということです。

改めておめでとうAチーム!後は第1部のエンディングへなだれ込むだけよーっ!!

沢山のミスがありながらも、ここまで判定に参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました、。
此処から先はやや退屈な展開になると思いますが、どうぞもうしばらくお付き合い下さいませ。
============
アベル→ JOKER + パンサーファング68+(ボルガノン+7)+(シュート苦手-3)=☆

井沢→ ダイヤK + ブロック50+(人数補正+3)+(距離補正+1)=
石崎→ クラブ3 + ブロック53+(人数補正+3)+(距離補正+2)=
早田→ ダイヤK + ブロック49+(人数補正+3)+(距離補正+2)=

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ

若林→ ハートA + パンチング63+(SGGK伝説+3)+(距離補正+3)=

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→勝った!第1部完ッ!
※アベルがJOKERを出したので覚醒します

699 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:18:04 ID:???
いままでのペースだと
このアベルさんと再会できるのはリアル1年後くらいになるのか
淋し過ぎる

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 02:19:34 ID:???
ワーレンで買ったファイヤーの書の伏線がここで消化→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→『パンサーボルケイノ』(威力13 吹っ飛び係数2 消費340)『シュート+1』
スペード・クラブ→『ヒートドライブ』(威力10 吹っ飛び係数4 消費260)『シュート+1』
JOKER→両方習得 さらに『シュート+2』習得
※どの結果でも『シュート苦手-3』が消滅します

701 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:20:06 ID:???
ワーレンで買ったファイヤーの書の伏線がここで消化→ ハート6


702 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:25:54 ID:???
しかし勝ったからよかったが
大事な試合で主人公ヘタレ引き多いのはもやもやするのう
引きに左右されない超実力備えたいぜ

703 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:27:42 ID:???
ていうか本来1/13しか出ないはずの(実際これまでもそんなにホイホイ出なかった)必殺が
大事なところでアホほど顔を出したからなw

704 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:32:35 ID:???
ある程度引きに左右されない程度には強いはずなんだがなあw
アリティアカップのときなんて
最強セーブ+レクスカリバーでもネオイーグル以下だったんだぜ

それが今では技のみで素サイクロン圧倒してる・・・のにご覧の有様だよ!

705 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:36:02 ID:???
なな何がおこったんだ
アベルどうしたんだ

706 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:44:29 ID:???
アベルどうしてくれようか
阿部留とか抜きでマジで抱きついてキスしてやりたい気持ちだ

707 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:48:25 ID:???
前から思ってたがこのスレのサッカーは無闇にドラマチックすぎるw
ワーレンのときの驚異の追い上げ、ヒューガー(一回目)ラスト感動のセーブ、アリティアカップの連敗から虎さんフルボッコ、
そしてこの試合の異常に素敵な展開…おかしいよ!w

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:15:35 ID:???
ワーレンで買ったファイヤーの書の伏線がここで消化→ ハート6
>ダイヤ・ハート→『パンサーボルケイノ』(威力13 吹っ飛び係数2 消費340)『シュート+1』

※アベルが『パンサーボルケイノ』と『シュート+1』を習得し、『シュート苦手-3』を克服しました!
============
アリティア騎士団の聖騎士アベル。二つ名は黒豹。
彼の剣と槍はまさに獲物を喰らう黒豹の爪と牙であり、
一度武器を震えば百もの兵士を打ち倒すほどの猛将と呼ばれる男である。
しかし、どれだけ武勇を積もうとも彼に伸し掛る『汚名』は消えることはなかった。

アベルはシュートが下手。

既にアカネイア大陸では貴族だけではなく平民たちにも広く楽しまれている娯楽、サッカー。
ドルーア帝国を打ち倒し、神剣ファルシオンを携えるマルスの国アリティアでもサッカー熱気は盛んであった。
近々国の再興のために新人兵士の募集をかけるに当たって、
サッカーの技術も試験の一つに取り入れることになるとも言われるほどである。

そんな中、勝利と栄光をもたらしたアリティア騎士団の中核である彼は
自分のシュートがどうしてここまで入らないのか悩み、そして苦しんだ。
身体能力は誰も文句が言えないほどのトップクラスであり、
ドリブルも、パスも、タックルも全てが一流の動きを見せることが出来ていた。
だが、何故かシュートを撃とうとすると体が強ばり、足が固まり、腰が引け、目の前が真っ白になる。
自分は何かの病気なのだろうか?それとも悪霊の類に取り憑かれでもしているのか?
宮廷の司祭に相談に行くほど、彼の精神は疲弊していた。称えられ、崇められる存在であるがゆえに
このどうしようもなく情けない弱点を持つことは許されざることだったのだ。

アベル「(アカネイアカップ…アリティアカップ…そしてこの特別試合!
    俺はいったい何本のチャンスを無駄にしてきた!?何本のシュートを止められてきた!?)」

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:16:36 ID:???
サッカーとは、信頼を絵に書いたような競技であるとアベルは考えている。
文字通り、ボールを仲間にパスすることで託すのだ。この選手ならシュートを決めてくれる、と。
自分はその信頼を裏切り続けてきたのである。民を守り、主君を守り続けることを誇りにする
栄誉あるアリティア騎士団の聖騎士であるはずなのに。

アベル「(もうたくさんなんだ!仲間の期待を裏切り、自分の努力を裏切り続けることが!
    俺は……俺は黒豹アベル!アリティアの聖騎士だ!
    黒騎士カミュすら一対一で打ち砕いた男!その俺が……その俺が!!)」

ボシュウッ!!

アベル「これ以上外すわけにはいかねぇんだ〜〜〜〜〜っ!!!」

ズッゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォオオオオオオンッ!!!!!!
バリィィィッ!ドッズウウゥゥゥン!ブパアアァァァンッ!!!

井沢「え……?」

石崎「は…?」

早田「な、なにが起こった…?」

若林「ぁ……ああ………あああああああぁぁぁぁっ!!!」

レナの魔法に包まれ、アベルの渾身の力で蹴り出されたボールは巨大な炎の塊となってゴールに向かう。
そしていとも簡単にネットを突き破ると、後ろの壁にぶち当たり、火山が噴火したかのような爆発音と共にボールは消し飛んだ。
その威力と凄まじさにBチームの選手達は一歩も動くことすらできなかった。
一番遠い距離にいて、PA外からのシュートをことごとくたたき落としてきた若林ですらも。

ピッピッピイイイイィィィィィィィッ!!!

710 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:17:58 ID:???
試合終了の笛が高々と鳴らされた。そう、ついに終わったのだ。
前半35分、後半35分。延長前半15分、延長後半15分。ロスタイムを含めればもう少し多いだろうか。
100分に渡る若き戦士たちの短くも長い戦いは、ついに終わりの時を迎えたのだった。




Aチーム 3          -          2 Bチーム
前半37分 新田(ジュリアン)             後半27分 翼
後半12分 マルス(アベル)              後半35分 日向
延後17分 アベル





試合を終えた選手たちは、すべての力を使い果たしたかのように次々とその場にしゃがみ込んでいく。
中にはごろりと寝転び、燦燦と輝く太陽を仰向けで見上げるものもいる。
この長き死闘を見守っていた者たちは、人知れず手をたたき始める。
スタジアムを飲み込まんとする拍手の音。果敢に攻め、懸命に守り、走り、跳び、ぶつかり合ってきた
AチームとBチーム、総勢32名の若き戦士たちに祝福の拍手を送り続けた。

片桐「…終わりましたね、見上さん」

見上「ああ。ここからが大変だ。メンバーの発表、スタメンの編成、そして……」

陽子「キャプテンの投票。ですね」

全日本ユースの首脳陣たちは、満足のいく試合結果に納得の表情を浮かべていた。
『プロジェクト・カウンターウイング』に変わる、世界一のチームを創り上げるという新たなプロジェクト。
『プロジェクト・エムブレム』がようやく動き出そうとしているのだから。

711 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:19:24 ID:???
シュナイダー「…………」

カルツ「あらあら、シュナイダーちゃんってば渋い顔しちゃって。
    アベルの旦那にあそこまでそっくりなシュートを撃たれてご機嫌斜めになっちまったか?」

シェスター「機嫌が悪いのはそれだけじゃなさそうだけどね…
      (ニホンは確かにシューターの成長が素晴らしいけど…肝心のキーパーたちがあれじゃあね…)」

カペロマン「ま、ワールドユースでは俺たちドイツの前には敵はいないさ。
      唯一注意するべきだったブラジルユースも、なかなかメンバーが招集できないトラブルにあってるみたいだし」

フライハイト「…油断は禁物だぞ。何が起こるのか分からない。それがサッカーなのだから…」

カペロマン「(……相変わらず苦手だぜ、このナメクジみたいな野郎はよ……)」

ポブルセン「ふん、首を洗って待っていやがれジャパニーズども。
      この俺があの男以上の地獄の炎でお前たちを焼き尽くしてやる!」

シュナイダー「…そろそろ引き上げるぞ。他の国への偵察も残っているんだからな」

712 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:20:40 ID:???
ロリマー「あーあ。マツヤマとソーダのチームが負けちゃった」

ロブソン「最後のあのシュートを撃たれてはどうしようもあるまい。
     しかし、あのアベルという男はあそこまで強いシュートが撃てるとは思えなかったが…」

リッキー「景色が移り変わっていくように、人も常に何かが変わっていくもんさね。
     きっと心境の変化とか何かがあったんだろ?」

リネカー「俺には彼がようやく自分の殻を割り、本来の実力が発揮できたように見えたな。
     ……しかし、ニホンの選手にあそこまで対抗出来るアカネイアという国の選手、か」

ディーン「まぁ俺たちのサッカーとはこれ以上深く関わってくることはないだろうな。
     なんたって、地球上じゃない、まったく別の世界の人間たちなんだしさ」

リチャード「(ヒヒヒヒ……やるじゃねぇか、あのアベルって奴。
      あいつのシュートに怯えるあの引きつった顔、顔、顔……くぅ〜、た・ま・ら・んっ♪)」

リネカー「……さて、我々も引き上げるとしようか。ワールドユースでは
     きっと彼ら以上の強敵たちが待ち受けているだろうからな」

713 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:21:40 ID:???
その後、Aチームの控え室にて選手全員集められた。
今回の試合の実況を担当したアンナの秘密の店から、この試合のMVPが発表されるらしい。

アンナ「ささやかですけど、私のお店から贈り物をさせていただくわ。
    きっとあなた達の役に立つと思うから、受け取ってね。それじゃあ発表します。
    今回の全日本ユース代表選考特別試合のMVPに選ばれたのは……!」


特別試合MVP→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します


K〜9→1得点、1アシスト。最後の最後で試合を決めたアベル
8〜5→1得点、何度も目立つ活躍をした新田
4〜2→1得点、体力が尽きるまでは終始試合をコントロールしていたマルス
A→1得点、会場を仰天の渦に巻き込むシュートを放った翼
クラブA→1得点、豪快なシュートやタックルで試合を盛り上げた日向
JOKER→2失点ながらもAチームを勝利に導いた森崎

714 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:21:55 ID:???
特別試合MVP→ スペードJ

715 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:31:06 ID:???
アベルさんが森崎の出番も含めて何もかもかっさらっていったで御座る……

716 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:33:59 ID:???
だが勝つか負けるかジリジリしてたのを文字通り燃やしてくれたんだ
文句ないぜ
森崎は次に主役に…前もおんなじこと言ってた気するが気にしない!

717 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:44:42 ID:???
>>715
若林と森崎の戦いだったはずなのになw

718 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:49:44 ID:???
むしろ【日本のキーパーダメだな】になったという……どうしてこうなったw
とはいえ、魔法なしでは誰も一点もとられてないしね(日向のあれはただのごっつぁんだし)
シュナたちが節穴、と言わざるをえないんだが

719 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:51:51 ID:???
まぁ魔法ブーストなんて実際にやってみなけりゃ効果はわからんだろうw魔法なんだしw

720 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:52:53 ID:???
>>718
日本のイメージを上げるためにドイツ代表はグローバルフットボーラー召集してくれ

721 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 03:54:16 ID:???
ああそうか、どれだけ威力あがってるかわからんのか。じゃあしょうがないな

722 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 04:15:59 ID:???
終了宣言ない場合に備え
今回の燃え展開に心から乙でした!

723 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 04:21:32 ID:???
こちらも…楽しかった、乙でした〜!

724 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 11:50:55 ID:???
他人を進化させるのが森崎の力だと思ってるので所謂ヒーローにはなれなくてもいいな
もちろん強いにこしたことはないけどそういう主人公もありじゃないかと

725 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 17:34:17 ID:???
特別試合MVP→ スペードJ
>K〜9→1得点、1アシスト。最後の最後で試合を決めたアベル

アンナ「試合終了間際の燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート!
    あの一発はこれまでの不振を全て取っ払うばかりかお釣りが来るほどだったわ。
    おめでとう。あなたの力がAチームを勝利に導いたのよ。胸を張りなさい!」

ニーナ「アリティアの聖騎士アベル。貴方の活躍はこのアカネイア大陸のサッカー史に置いて
    後世まで語り継がれる新たな英雄譚となることでしょう」

アベル「(……そうだな。これで胸をはってアリティアに帰れる。そして堂々と新たな夢に向かうことが出来る。
    アカネイア大陸にサッカーを浸透させること。これからは俺の店が新たな歴史を作っていくんだ!)」

アンナ「ということで、今回アベルさんに送られる賞品は…」



大陸一のサッカー選手。その名はアベル→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します


ダイヤ→『ドリブル』『パス』『シュート』が+1
ハート→『タックル』『パスカット』『ブロック』が+1
スペード→『競り合い』『浮き球』『セーブ力』が+1
クラブ→スキル『黒豹』(スペード・クラブ時常に補正+2)
JOKER→全部…だと…?

726 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 17:35:52 ID:???
大陸一のサッカー選手。その名はアベル→ ハート7

727 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 17:56:51 ID:???
大陸一のサッカー選手。その名はアベル→ ハート7
>ハート→『タックル』『パスカット』『ブロック』が+1

アンナ「はい、我が秘密の店で開発中の特別キット『基礎守備』編よ。
    貴方にはこれを使用してもらって、そしてさらに効果の高い商品の開発を手伝ってもらうわ」

アベル「ええ。これからのアカネイアのサッカーの発展のために、俺の力でよければいくらでも貸しましょう」


その後、今回の特別試合の行方を見守っていた片桐と見上が総評を語った。

片桐「とりあえず、今回はみんなご苦労だった。各自それぞれ課題も見つかったことだろう。
   春先のアジア予選の前により一層のスキルアップを目指すように」

見上「モロドフさん、そしてアカネイアよりお越しくださった選手たちには本当に感謝しています。
   海外遠征を経験し、鼻が高くなっていただけのこいつらも今回の試合で大分懲りたことでしょう。
   この試合の結果を糧にして、我々全日本ユースは必ず世界一の栄冠を掴みとってみせましょう。
   それがなによりも、今回協力してくれたあなた方への一番の御恩になることでしょうから」

片桐「…次にチーム別に関してだが。森崎。今回お前が選んだチームはアカネイア勢が中心となっていた。
   試合中に存在を示していた日本勢といえば新田くらいのものだろう。
   いわば今回戦ったBチームに加わればチームは全日本ユース代表の仮想系と言ってもいい。
   そこでお前に問いたい。今日Bチームと戦ってみて、何か感じたことがあれば話してみろ」

728 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 17:58:22 ID:???
☆どうしますか?

A全然ダメですね。これじゃあワールドユース大会で予選落ちだって考えられますよ。
Bそこそこいけると思います。ただ、世界一を目指すのであれば明らかに力不足ですね。
Cかなり手ごわかったです。今回の試合で得た経験を活かせば、きっと優勝を狙えるでしょう。
D俺達が勝てたのはマグレですよ。これで俺と新田がBチームに加われば日本はパーフェクトですね。
E試合でいっぱいいっぱいだったので特に思いつきません。
Fその他(好きなセリフをお書きください)

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729 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:00:26 ID:CIhRoc8U
A

730 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:05:50 ID:lM4AcyBU


731 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:07:01 ID:S95HAOzc
B

732 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:14:42 ID:???
まあこっちも似たような条件ではあるんだけど、ブーストなしだと一流GKを前にして得点できる気がしないんだよね。
あとは松山抜きだと3枚目以降のDFがいないのはかなり露骨な弱点。

733 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:19:11 ID:???
森崎の覚醒を期に【キーパーにブーストが必要】から
【シューターにブーストが必要】へ思いっきりシフトしたからなあ。現状じゃきつい。

734 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:19:42 ID:???
>>732
まぁ森崎は支援が化け物だからブースト無しじゃきついだけで全日本も他のGK相手なら十分な得点力あると思うよ
タイマンならサイクロンVS頑張竜セービングも50(ファンタジスタで実質51))VS48とサイクロン有利だしね
流石に頑張竜セービング以上の能力を持つキーパーもいないだろうし

735 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 18:26:45 ID:???
>Bそこそこいけると思います。ただ、世界一を目指すのであれば明らかに力不足ですね。


森崎「そこそこいけると思います。ただ、世界一を目指すのであれば明らかに力不足ですね」

見上「…ほう。最後の最後まで競り合っていたのにも関わらず、なかなかの苦言だな」

森崎「それは俺たちも実力不足だったからでしょう。…俺が言いたいのは
   世界を相手にするにはこの試合で露呈した不安要素が気になるからです」

片桐「不安要素、か。なるほど。話してみろ」

森崎の言葉はBチームの選手たちの心に深く、重く突き刺さっていく。
勝者の側であるからこそ、その言葉には説得力があり、Bチームの面々は森崎の次の言葉に興味が湧いてくる。


☆どうしますか?

A翼のサイクロン…俺に2度も止められるようではとても話にならないと思います。
B日向の雑なプレイ…新田に吹っ飛ばされるようではエースの座を任せられません。
C若林の3失点…PA外からのシュートを止めるSGGK伝説も今日ここで終わっちゃいましたしね。
D岬・三杉の勝負弱さ…海外遠征した割には、他の選手に比べて成長を感じませんでした。
E松山の退場…これは本人の運の悪さもありますが、彼を欠いたことでのチーム崩壊も心配です。
F早田の連携の悪さ…特に動きの悪さが目立っていました。もう少し他の選手と息を合わせるべきでしょう。
G次藤・石崎の動き…二人のブロックは役に立ちそうですけど、それ以外の技がもう少し欲しいです。
H彼らの心を傷つけてしまいそうですからこの場では言いたくありません
Iその他(好きな台詞をお書きください)

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736 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:29:29 ID:lM4AcyBU

新田エース説

737 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:31:06 ID:S95HAOzc
B

738 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:32:22 ID:???
このスレの新田はカンビオーネに行っても(笑)がつかない新田

739 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 18:43:01 ID:???
>B日向の雑なプレイ…新田に吹っ飛ばされるようではエースの座を任せられません。


森崎「日向とはこれで3度目の試合でした。しかし、最も驚異を感じたのはアカネイアでの1戦目でした。
   アリティアカップ、ならびに今回の特別試合ではむしろ他の選手達のほうが驚異でしたよ」

日向「な……にィ」

若島津「日向さん…」

森崎の容赦のない追求に、日向は拳を震わせて悔しさを顕にしている。
森崎から1点奪ったという実績はあるのだが、それはスタミナが尽きかけ、
ゴール前に立つカカシ状態となった無防備の森崎相手だということも分かっているからである。

森崎「とくに危機感を感じたのは新田との直接対決に負けたことです。
   サッカーの本場ブラジルで鍛えた新田のドリブルの凄さは誰の目で見ても明らかになったでしょう。
   さらには翼や岬たちのパスにも必死に喰らいつく強い守備意識も手に入れています。
   若干スタミナに不安もありますが…そこはまだ十分に伸びる余地があるのでそこまで問題ではありません」

片桐「…なるほど。つまりお前は現時点では日向より新田のほうがエースの座に相応しいと考えているのだな」

☆どうしますか?

Aはい。新田こそ全日本のエースに最も相応しい選手だと、今日一緒に戦って分かりました。
Bはい。しかし日向についても俺からしっかりと点を奪った執着心は評価しています。
Cはい。むしろ日向のプレイはチームの和を乱す原因になりかねないと不安でたまりません。
Dいえ、今のところは同等でしょう。どちらが本当のエースに成長するのか楽しみです。
Eいえ、まだまだ日向のほうが上でしょう。しかし新田の成長性にはかなり期待しています。
Fいえ、新田も日向も全日本のFWを任せられる器ではありません。他の選手のコンバートを考えてみては?
Gその他(好きな台詞をお書きください)

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740 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:45:33 ID:u3PYuLyg

競わせるべき

741 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:53:47 ID:jQCcX4/A


742 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:53:55 ID:???

新田がここまで成長するとは
昔ガーネフの幻覚で登場したときはワンパンで退場してたのにw

743 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 18:55:33 ID:???
>>742
あのシーンを見せれば森崎との支援が一発で解消されるの間違いなしだよなwwwwww

744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:15:15 ID:???
>Dいえ、今のところは同等でしょう。どちらが本当のエースに成長するのか楽しみです。


森崎「いえ、今のところは同等でしょう。どちらが本当のエースに成長するのか楽しみです。
   彼らふたりが切磋琢磨してさらに成長したとき…全日本は優勝を狙えるチームへと進化すると俺は思います」

新田「(俺と日向さんが同等の評価!?3年前はベンチで燻っていることしかできなかった俺が…!)」

日向「(新田ごときと…いや、今の新田は俺の『変化』の力で大きく因果を変えたいわば『別人』だ。
   クク…森崎の言うこともあながち間違いじゃねぇ。だが……
   この俺が比べられる存在、それはただ一人、俺自身だということを……いつか思い知らせてやらねぇとな)」

見上「…なるほど。全日本ユースの将来にそこまでの期待の念を抱けるようになったのならば
   今回の企画は大成功と言ってもいいだろう。さァ、話はこれでおしまいだ。
   あとは各自体の管理を怠らないように、午後の自由時間をゆったりと過ごせ」

片桐「ああ、そうそう。森崎、お前にはもう少し話があるから残るように」

ここで一旦解散となり、選手やスタッフたちは宿舎の方へと戻って行く。
控え室に残ったのは片桐とその妹の陽子、そして見上と森崎の4人である。

見上「…さて。わざわざ残ってもらったのには訳がある。
   おそらくお前が一番気にしており、興味がわく話題だ」

森崎「…キャプテンについての相談ですか」

片桐「この試合に勝利して正GKの座を守り、多くの選手に自身の存在を示すことが出来た今、
   もはやお前のキャプテンの座はほぼ決まっただろう。…よほどの運が悪く無い限りはな」

陽子「突然の心変わりって人間にはよくあることだからね。一応過度の期待は禁物ってことだけ言っておくわ」

森崎「はぁ……で、話はそれだけですか?」

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:16:22 ID:???
見上「話はもう一つある。このワールドユース大会後のことだ。
   お前はこの約3年間、アカネイア大陸で過ごしたことで体力、精神共に著しく成長した。
   しかし、残念ながらアカネイアのサッカーの歴史は今まさに始まったばかりだ。
   プロクラブもなければ、お前をさらに屈強な選手へと導く存在もいない。
   …そこで、お前には来季からは別の海外リーグのクラブへの契約を約束させたい」

森崎「海外クラブ…ですって?」

片桐「本来の予定であったパルメイラスも、かなりの良待遇でお前と契約を結びたいと申し出ている。
   さらに今の日本サッカー協会の力をもってすれば、南米は勿論、欧州の一流クラブにもお前の名を売ることが出来るだろう。
   …もちろんこれはワールドユースでの一定の活躍がなければ流れてしまうかもしれんが」

陽子「プロクラブでさらに鍛えて、そして目指すは全日本A代表としての国際大会の初優勝!
   長年の夢であるワールドカップでの世界一の栄光を掴むために、あなたの力が必要なのよ」

森崎「(そうか……確かに全日本がほんとうの意味での世界一になるためには俺の力は必要不可欠。
   そのためにもプロのクラブでさらに腕を磨き、新たなライバルたちと凌ぎを削らなければならないのは分かる。
   だけど……だけどそれは……)」

それはアカネイア同盟軍と、そしてマルス達との別れを意味することでもあった。
もちろん今回の特別試合のように一定期で交流をすることはできるかもしれない。
しかしプロクラブでの試合や、アカネイア側の都合のことも考えれば――

森崎「(ついにこの時が来ちまったんだな……あいつらとの――別れの時が)」

746 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:17:46 ID:???
目を瞑るだけでこれまでの長い戦いの思い出が蘇ってくるようだ。
パルメイラスの練習コートかと思いきや海賊の根城に迷い込んだのがそもそもの始まりだった。
あの時はまさか意図的に自分がアカネイア大陸へ送り込まれていたのだとまったく気づきもしなかったが。

アベルとの出会い、そして戦闘。互角の技を見せ合った後、森崎はアリティア騎士団の副隊長へとマルス達に迎え入れられる。
タリスの海賊の討伐。薬欲しさに金で雇われたカシムも、ここで運命的な出会いを果たしていた。
サムフース山では盗賊ジュリアンやシスターレナが仲間に加わり、紅の剣士ナバールとも出会った。
オレルアンでの激闘、そしてマルスがニーナ王女から『ファイアーエムブレム』を受け取ったあの頃。
まだ森崎の中には野心が溢れていた。いつか彼を出しぬき、自分がこの軍の頂点へと成り上がってみせるのだと。

森崎「(あの頃からだっけな。自分の周囲の人間の感情に振り回され……そして俺自身の意識も変わり始めたのは)」

自分の判断ミスでオレルアン騎士団を全滅へと誘ってしまったことへの後悔。
重騎士ロジャーと友情を育むも、目の前で失ってしまった悲劇。
歳の離れた兄のように信頼し、戦場では最も頼りにしていたはずのオグマの死。
他にも自分が守りきれなかったもの、そして自分を守ってくれたものとの様々な出会いと別れを経験し、
自分中心の考えで生きてきた森崎の心は、徐々に仲間の大切さ、共和が生み出す強さを覚えていく。

森崎「(アカネイアでの日向との戦い。アリティアカップの激闘。そこでようやく俺は知ることになった。
   このアカネイア大陸での冒険が、全て日本サッカー協会の手によるものだったと。
   そして……若林の手によって、中山たちが苦しんでいることを知らされた)」

そこからの森崎は、かつての親友を救うためにとひたすら実力をつけることに心血を注いだ。
しかし『超森水』と『べじいた』による過度の成長の反動が、森崎本来の成長を阻害し続ける。
この障害を取り除くため、森崎は己の中に眠っていた『星』の力をついに開放させる。
自身を、そして周囲の者を『進化』させるその力によって、森崎たちアカネイア同盟軍はより強固に成長した。
ついにはドルーア帝国を見事打ち倒し、アカネイア大陸に平和の光を取り戻したのである。

747 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:19:08 ID:???
森崎「(この試合に勝ち、俺は仲間と力をあわせる強さの存在を証明することが出来た。
   そして俺の中に眠る『進化』の力の存在もようやく俺自身が理解できた。
   アベル、マルス、新田…それだけじゃない。これまで俺に関わってきた全ての存在が……
   そしてなによりも俺自身が、本来の才能とは比べられないほどの成長を遂げることができたんだ)」

これからも、自分はこの『星』の力で前へと進み続けるのだろう。
次々と立ちはだかってくるであろうプロのライバルたちを持ち前の気力と努力と知力で打ち負かし、
そして夢を果たすのだ。日本のワールドカップ優勝という儚い、しかし決して叶わないものではない…
自分たちの信じる気持ちを失うことさえ無ければ、その手で掴むことが出来る夢を――。


森崎のプロクラブの移籍先については、ひとまずワールドユース大会後に詳しく煮詰めることに落ち着いた。
宿舎へと戻ることを命じられた森崎は、スタジアムの渡り廊下にて見覚えのある顔に出会う。

森崎「お前は……シューマッハ」

シューマッハ「…久しぶりだな。モリサキ。アリティアカップ以来か」

森崎「たしかお前はデンマークの選手だったよな。…偵察か何かか?」

シューマッハ「そう思ってくれても構わん。…それより、少し話をしないか。
       アリティアカップでのお前の相談を聞いたんだ。構わないだろう?」

森崎「あ、ああ……別に構わないが」

過去に心身ともにボロボロの自分の悩みを聞き入れ、答えを出してくれた恩もある。
森崎はシューマッハと共にスタジアムの観客席へと足を運んだ。

748 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:20:11 ID:???
森崎「で、どうだった?見たんだろ、俺達の試合を」

シューマッハ「ああ……最後までどちらが勝つか分からない、まさに接戦だったな」

森崎「総合力では俺達が優っていたが、やはり個々の能力ではまだまだ差があった。
   あの翼の撃ってきた『サイクロン』を、俺が2度も止められなければ負けていただろう」

シューマッハ「…そうだな。お前が身を呈してゴールを守ったことで、確かにお前のチームは勝ったのだろうな」

森崎「…なんだよ、煮え切らないような言い方しやがって。素直に喜んでくれねぇのか?」

シューマッハ「……モリサキ。お前は将来プロのサッカー選手を目指しているんだよな?」

とつぜんのシューマッハの質問に、森崎は一瞬キョトンとしたがすぐに言葉を返す。

森崎「ああ。まだ移籍先は決めていないが、おそらくどこかの海外クラブでさらに自分の腕を磨くつもりだ」

シューマッハ「……ならば、今のうちに警告しておくべきか。
       モリサキ。お前のあのゴールポストを利用したセービング……
       傍から見ていても分かる。かなり体に犠牲を強いる危険な技だろう」

森崎「……ああ。だが、自分の体のことは自分がいちばん分かっている。
   過酷なアカネイアでの生活が、俺に強靭な体を鍛えさせてくれたみたいでな。
   背中も腰も、強くぶつけた頭も、とくに問題はなかったよ」

シューマッハ「今はそれでもいいだろう。だが…プロとなればそこまで安易な考えは持てんぞ。
       連戦に次ぐ連戦が、いずれお前の体を滅びの道へと落とすかもしれない。
       …前に俺の言ったことを覚えているか?無茶な特訓や訓練をして、
       選手生命を棒に振った選手を俺は知っている、と」

森崎「…………」

749 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:21:12 ID:???
シューマッハ「お前に一つ教えたいことがある。俺の『ミラクルウォール』の正体だ」

そう言うとシューマッハはベンチから立ち上がり、フィールド内へと飛び降りる。
森崎もそんな彼の後を追うようにフィールド内へと飛び降りた。

シューマッハ「…お前はあの『サイクロン』を止めるためにその
       『頑張竜セービング』を開発したらしいな」

森崎「ああ。GKとして代表に選ばれなくなった若島津の想いを引き継いだんだ。
   俺の瞬発力とあいつの知識と経験が融合し、俺はこの究極のセービングを開発したんだ」

シューマッハ「プロの世界ではさらに強力なシュートを撃ってくる選手もいるだろう。
       ……その度にお前は新たな技を開発し、対策を考えていくつもりか?」

森崎「へ?そりゃあそうだろう。ゴールを決められるのは嫌なのは当然だ。
   今の俺には止められなくても、いつか必ず防いでやるさ。そのための努力は惜しまない」

自信満々に応える森崎に対し、シューマッハは悲哀を帯びた顔で、ゆっくりと口を開いた。

シューマッハ「……その昔、お前と同じように全てのシュートを止めるためにとあらゆる技を研究している男がいた。
       あるものは、自らの身体を高速回転させることで強力なシュートに対抗しようとした。
       また、あるものは分身するかのような高速移動で相手のシュートコースを減らすことを極めようとした。
       ……たしかに彼らのセービング技術は飛躍的に高まった。しかし……
       その選手たちの技は身体に大きな負担をかけすぎていたんだよ」

森崎「……そいつらはどうなったんだよ」

大体予想は付いていた。何よりもシューマッハの泣きそうな顔がこれから語られる残酷な結果を物語っているのだから。

750 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:22:31 ID:???
シューマッハ「プロの道を諦め、志半ばで夢を挫折したよ。
       これまでサッカーに生きてきた彼らからしてみれば…『死』と等しいことだっただろう。
       …俺はそんな彼らの経験や技術を聞き、その中で自分なりの最適な動きを研究した。
       その研究結果が『ミラクルウォール』だ。必要以上に体に負担をかけず……
       愚かなGKたちの夢のかけらを奇跡という名の壁で隠しながら飛ぶ……そんなセービングなのさ」

森崎「愚か…だと?」

シューマッハ「だってそうだろ!あいつらは……ジャイッチやラシンは…!
       シュート一本を止めるためだけに、自分の夢を…プロになるという夢を犠牲にしたんだぞ!」

これまで実年齢では考えられないほどの冷静で老練な青年と思っていたシューマッハが、初めて歳相応な感情を爆発させた。

シューマッハ「お前も少し考えてみるといい。自分の目指す夢とはいったいなんなのかを。
       お前の夢は全てのシュートを止めることか?それともプロクラブで一流の選手となることか?
       活躍して大金を稼ぎ手に入れることか?母国に世界一の栄誉を与えることか?」

森崎「……俺の夢……俺は……」

これまでぼんやりとでしかイメージしてこなかった自身の夢。
幼い頃は、ただ漠然としたプロのサッカー選手になる、といったものしか想像することができなかった。
しかし、いま森崎はプロのサッカー選手という夢を既に掴みかけているのだ。
問題はその先だ。夢を叶え、新たな夢を考えるその時。
マルス達が平和を手にし、アカネイア大陸にサッカーを根付かせるという夢を語ったことがある。
自分には、彼らのような『夢の先の夢』はあるのだろうか?
自分はプロサッカー選手となり、次はいったい何を目指していくべきなのか?
それは実際にプロとなってから考えても遅くはないことかもしれない。
だが、シューマッハは今の森崎の答えが知りたいようだった。
無茶なセービングで選手生命を失った仲間たちのようにはなってほしくないという彼の気遣いは確かにありがたい。
森崎は口を開いた。長き戦いを終え、そして新たな戦いの場へと踏み出そうとしている自分自身の道を示すために。

751 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 20:24:14 ID:???
☆どうしますか?

A俺はどんなシュートも止められるGKになりたい。
B俺は世界一のGKになりたい。
C俺はプロクラブで一流の選手になりたい。
D俺は日本をワールドカップで優勝させたい。
E俺はとにかく伝説を作りたい。
Fその他(好きな台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

752 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:29:27 ID:u3PYuLyg


753 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:30:19 ID:lM4AcyBU


754 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 20:30:45 ID:S95HAOzc


755 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 21:17:00 ID:???
>B俺は世界一のGKになりたい。


森崎「俺の夢…それは、世界一のGKになることだ!」

その夢には一切の曇りはない。森崎有三という人間の、目指していくべき道の最終地点。
世界中で何万、何十万ともいるであろうGKの中の頂点に立つこと。それが森崎の新たな夢なのだ。

シューマッハ「…それが一刻の、ほんの幻のような僅かな間でもか?」

森崎「なにィ…?」

シューマッハ「お前のその瞬発力と努力の積み重ねがあれば、世界一の栄誉を得ることは不可能ではないだろう。
       だが今のまま無茶なセービングを続けていれば……
       世界一の栄誉に輝いた瞬間、お前の選手生命は尽きるかもしれないんだぞ」

森崎「そんなの、やってみなくちゃ分からんだろうさ。
   やる前から危険だの駄目だのと後ろ向きの考えをしているお前こそ…
   自分の夢と、その仲間たちの夢に対して失礼だとは思わないのか?」

その森崎の一言に、シューマッハは我に返ったように握りしめた拳を解き放った。
今はここにはいない友人たちの分も背負い続けると、プロになってみせると誓った夢と
森崎の目指す世界一のGKになるという夢は交わりこそするが、ぶつかり合うことはないのだから。

シューマッハ「……お前の選手人生だ。お前の好きに生きることこそ真実なのだろう。
       だが、少しでも長く世界一の座にいたいというのなら……
       俺の言ったことも覚えていてくれ。…お前とは将来プロでも何度か戦うことになるだろうからな」

森崎「……ああ。俺だってあまりにも無茶なことをしないようなブレーキは身に付いてるさ」

そう言うと森崎はシューマッハの横を通り過ぎ、振り向きざまに一言添えて去っていった。

756 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 21:18:12 ID:???
森崎「ありがとな。お前もがんばれよ」

シューマッハ「ああ……今度はプロの舞台で会おう」

奇跡を呼ぶ男、シューマッハ。彼は後に森崎の前に立ちはだかることになる。
森崎の夢の成就のため、必ず乗り越えなければならない相手となって。



合宿最終日の夜。食堂では選手たちの労いのためかいつもより豪華な食事がずらりと並べられていた。
レナを初めとするアカネイア勢の女性陣が精魂込めて作ってくれたのだろう。
この合宿後、マルス達はアカネイア大陸へと帰還する。まだまだ戦争の爪痕は残っており、復興作業が待っている。
そして森崎はワールドカップアジア予選に備えて、全日本ユースの招集にかけられることだろう。
大会が終わるまでのしばしの別れ。だが、その先のプロ選手としての生活を考えれば、
これから彼らと出会う回数は少なくなってくるはずである。
分かっていたことではあるが、この合宿と特別試合は彼らと過ごした3年間を忘れないためのお別れ会だったのだ。

森崎「(…これからは簡単に会いに行くことも出来なくなるかもしれないんだ)」

出会いがあれば別れがある。これまでの19年の人生で何度も経験してきたことだ。
きっとこれから先のプロとしての人生でも多くの出会いと別れが森崎を待っている。
その度にこのように感傷に浸っていられるはずもない。だけど、今は、今だけは――。

森崎は立ち上がった。今まで自分と共に戦ってきてくれた大切な仲間に別れを告げるため。
お互いの夢へと、道を違うレールに向かって新たな一歩を踏み出すために。

757 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 21:19:15 ID:???
☆どうしますか?


マルス・シーダ・レナ・ジュリアン・アベル
ミネルバ・パオラ・ミディア・マリア・カシム
マリク・リンダ・リフ・カチュア・チキ


上記の中から会話をしたい仲間『1人』選択してください。


『3票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

758 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:20:33 ID:u3PYuLyg
マルス
姉さまとは早めにあえるし……

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