キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/04/26(火) 18:16:46 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
前スレ
【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1299243096
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
717 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 08:40:31 ID:GQEqjciE
A
718 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 01:28:25 ID:6fI4Jw1k
A
719 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/07/05(火) 12:52:58 ID:???
病欠していた時期あったので、現在身動き取れません。
しばらく穴をあけてしまいますがご容赦を……
720 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 23:16:54 ID:???
乙ですー
何があっても待ってますので焦らずにー
721 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/07/05(火) 23:48:19 ID:???
>>720
ありがとうございます。
迷宮探索はやはり3階以上はテンポが悪く感じます。 延長はいらなかったかもしれませんね。
きちんと復帰するまでその辺考えてみます。
A さっそく恩を返してもらうぞ! シャア!
シャア「オーケィ、ボス。 この迷宮にいる限り松山の指示に全面的に従うぜ!」
松山「ああ! 心強いこと言ったんだ! しっかり頼むぜ!?」
霊夢「(ちょっとちょっと。 今の腹に一物持ってますって宣言したみたいなもんじゃない)」
今度はモンスターの接近前に、フリーキック前の助走をつけるように下がり、すぐさまシャアは足をふりかぶる。
シャア「いきなり大技のお披露目など失敗して当然! 得意とするシュートで汚名を雪いでみせる!」
横に曲がるバナナシュートは、研究を経て幾度か対戦し、全日本で練習に励んだMFのフォームそのものだった。
松山「(やっぱ井沢だよなあこいつ)」
722 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/07/05(火) 23:50:19 ID:???
先着2名様で
シャア「これがデキる大人のバナナシュートさ!」→ ! card + (バナナシュート+4) =
緑の小動物モンスター→ ! dice + (プチ進化+1) =
シャア「ドライブシュート! Take off だ!!」 − 緑の小動物モンスターが
≧5以上→ シャアのバナナシュートが痛烈HIT!
1〜4→ バナナシュートの軌道に驚いてモンスター逃走!
0→ 一度あることは二度ある……。 シャア「迷宮のモンスターは化け物か!?」
1〜2→ シャアよ安らかに眠れ……
*シャアのカードがダイヤで、【命のリング】の効果が発動し、最も高い数値の攻撃を打ち消します。
今日はここまで。
戻りきらない体調では夏場の暑さがきつい……森崎板の皆さんも暑さにご注意を……。
お疲れ様でした。
723 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 23:51:09 ID:???
シャア「これがデキる大人のバナナシュートさ!」→
クラブ7
+ (バナナシュート+4) =
724 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/07/05(火) 23:51:20 ID:???
修正しそこねた部分がありました。
シャア「ドライブシュート! Take off だ!!」 − 緑の小動物モンスターが
↓
シャア「これがデキる大人のバナナシュートさ!」 − 緑の小動物モンスターが
です。
725 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 01:06:05 ID:???
緑の小動物モンスター→
6
+ (プチ進化+1) =
何故命のリングを松山は装備しなかったのかと言う風潮
726 :
森崎名無しさん
:2011/07/08(金) 00:43:29 ID:???
七夕終わったけど七不思議だね
727 :
森崎名無しさん
:2011/07/16(土) 08:18:28 ID:???
松山さん大丈夫かな?
心配です
728 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/07/20(水) 17:06:19 ID:???
>>727
心配かけてしまいごめんなさい。
健在で体も快方に向かってますが、いかんせん身動き取れないです。
8月から再開を目指そうと思います。
┏━━━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓
┃チーム ┃勝点┃試合┃勝利┃引分┃敗戦┃得点┃失点┃点差┃
┣━━━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┣━━━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┣━━━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┣━━━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┗━━━━┻━━┻━━┻━━┻━━┻━━┻━━┻━━┻━━┛
時間の合間に作ったものです。
グループリーグ形式の大会を開くスレで活用してもらえたらと思います。
うちのスレで使えるのはいつになるやら……。
729 :
森崎名無しさん
:2011/07/20(水) 20:08:20 ID:???
>>728
報告乙です!
みんなで再開を祝えるように
月見うどん
と
牛乳
を
341
人分予約注文して待っています!
730 :
森崎名無しさん
:2011/07/20(水) 22:36:00 ID:???
>>728
よかった、本当によかった……
もうすぐでオレが過去ログから追い付くと作者が幻想入りしてしまうというジンクスができるところだったぜ
とにかく御身体を大事にして下さいね、ゆっくりでいいですから
731 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/05(金) 23:27:25 ID:???
>>729
ありがとうございます!
いまだ体調戻ったとは言いがたいですが、月見うどんで精をつけて頑張ります!
>>730
ジンクスを破るために参上!
ついでに松山が厄いジンクスも各地でどんどん破られると……
え、はいこのスレでも当然破ります!
732 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/05(金) 23:28:39 ID:???
シャア「これがデキる大人のバナナシュートさ!」→ クラブ7 + (バナナシュート+4) = 11
緑の小動物モンスター→ 6 + (プチ進化+1) = 7
1〜4→ バナナシュートの軌道に驚いてモンスター逃走!
グアァァァッ! クククッ! バッシイイイィィィィィン!!!!
鋭く曲がるバナナシュートのコースは、モンスターには一切見切れず直撃、すぐさま怯えて逃走する結果になった。
シャア「っシャア! これが俺本来の実力さ! どうだ松山、頼りにして正解だろう!?」
満足するシャアのシュートフォームは、幻想郷で暮らしてきた松山が唸ってしまうほど正統派で綺麗なものだった。
ひとつの武器を丹念に磨いてきた美しさと完成度を感じたが……
松山「(クセもなく的確なキックだった。 けどなんだが……迫力に欠ける印象だな……。
さっきのドライブシュートもだけど、撃たせれば決めてくれる確信は湧かないな)」
霊夢「(いまいちね。 精度はあるみたいだから味方に届けるぶんには、まぁまぁアテにできるかしら?)」
シャア「なんだどうしたノリが悪いな?
俺のバナナシュートはハイスクールでも通用する位磨いたつもりなんだぜ?」
反応が冷淡に感じてやや不満げになったシャアが、松山達のいる地点へ戻ろうとしたその瞬間。
カッ! ゴシュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!
突如! 迷宮の床ちょうどシャアと松山達の中間をくり貫くように、眩い光が迸り、天井までもを貫いていった。
733 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/05(金) 23:29:39 ID:???
シャア「ど、わあああああああああああああああ!!!?」
仰天したシャアがバックステップし、迷宮の床に背をつけてる間に光は消え去る。
跡に残ったのは、きれいに溶解し、迷宮の奥深くまで続いていそうな大穴だった。
松山「今の、まるでマスター……いやこの迷宮にいる中で出来るとしたら……あ、霊夢さん!?」
取り乱してはいないが、血の気が引いてる松山より早く、霊夢は少しも躊躇いもせず穴を覗き込んだ。
霊夢「……だいぶ深くから発射されたみたいね。 光、ここ飛び込めば直通であいつらと合流できるんじゃない?」
松山「! ……そ、そうか! そこに気づくとは……たいした霊夢さん、天才か!?」
シャンハイ「(? どことなく不自然な賛辞に聞こえます……?)」
これからまだ先を長い迷宮を進む必要がなくなったと、喜びかける松山。
だが、その方針に激しく異を唱える仮面の男が復帰し、制止を呼びかけてきた。
シャア「待てあんな触れたら蒸発しそうなレーザー発射してる現場に行く気か!?
なぁ松山、直感だの短絡思考に走らず落ち着いて考えようぜ?
サッカーだって、わざわざ密集してる危険なエリアは避けて空いてるスペースを選ぶもんだ。違うか?」
霊夢「そうでもないんじゃない?
サッカーや弾幕ごっこではそうでも、光の目的は阿求達と合流することでしょ?
せっかく開通されたんだし怖がってないで飛び込むべきね」
シャア「何だと!? 俺はびびって言ってるんじゃねえ!! 指令を出す観点からクレバーにだな……」
臆病と言われたようでシャアが反論をし、口論を始めそうなところで松山が中間に立ち、雰囲気を緩和させる。
残るもう一人、シャンハイに意見を求めようと話をそらすと……
シャンハイ「お空さんがこんなに力を振るう場所は、危険な場所と推測します……。
ですが私は……光様が進む方向に従い、光様をお護りするだけです」
至極まじめにそう言ったシャンハイの頭をポムと撫でてから、松山は三者の意見を反芻した。
734 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/05(金) 23:31:28 ID:???
松山「(この穴のルートで進むのに、賛成1反対1中立1か……。
俺の意見で多数決で押し通ることができるわけだが、さて……?)」
どうしますか?
A 虎穴に入らずんば、虎子を得ずだ! 行くぞ!
B シャアの言うように、わざわざリスクを背負う必要はない!
C そうだ! クジで決めよう!
D その他
*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまで。
とても間隔開いてしまい、申し訳ありません!
本スレ外伝スレの更新も追いかけなくては……
お疲れ様でした。 またお付き合いくださると感無量です。
735 :
森崎名無しさん
:2011/08/05(金) 23:31:47 ID:???
最近の学説によると、むしろ厄いのはこのスレだけだとも言われてまして…
(サッカーではきちんと活躍の本スレ、絶頂のモリブレム、ある意味幸せの滝、
外伝ながらそこそこいい位置の銀シュナ、アイデンティティを確立した霧雨、
そして何よりも勝ち組まっしぐらで主人公奪取もあとわずか(?)のジノ!)
736 :
森崎名無しさん
:2011/08/05(金) 23:35:07 ID:???
久しぶりの更新乙です!!!!!
737 :
森崎名無しさん
:2011/08/05(金) 23:57:33 ID:MDT5vULc
A
復帰乙です!
738 :
森崎名無しさん
:2011/08/05(金) 23:59:23 ID:ida+vBqc
A
739 :
森崎名無しさん
:2011/08/06(土) 07:30:45 ID:???
三票だからまだ決まってないですよ
740 :
森崎名無しさん
:2011/08/06(土) 10:05:17 ID:dbZHHxE+
A
741 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/07(日) 00:01:44 ID:???
>>735
松山「俺にだって……幸せじゃないスレ位……ある」
シャンハイ「こ、これからどんどん取り返して幸せになれますよ!」
>>736
乙どうもです! またよろしくお願いします!
>>737
ありがとうございます!!
>>739
感謝です。
ショートカットですが一気に下の階層いって危険度も上がるので「3」票でした。
742 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/07(日) 00:03:59 ID:???
A 虎穴に入らずんば、虎子を得ずだ! 行くぞ!
松山は考えを纏めると、シャアの仮面越しの視線と自分の視線をまっすぐ絡めて、言った。
松山「慎重な考えはいいと思うが、俺はすぐにでも合流を果たすべきだと思う。
チャンスが転がり込んできたんだから、まごまごせず速攻で進もう!」
シャア「な、何!? と、飛び込んであんなレーザーとまっすぐ激突する可能性あるんだぞ!?」
危険性を訴え食って掛かってきたシャアの斜め後ろ側に佇む霊夢が口だけで割り込んできた。
霊夢「それはないわよ。 いくら鳥頭でも、スペルカード使う工夫を知るなら同じ攻撃繰り返さない。
射角変えたりいろいろやってくる筈だし。 この穴から弾が飛び出してくることはないわよ。多分ね」
シャア「た、多分で一個しかない命かけられるかぁ!」
霊夢の付け加えも、何ら安心材料にならないと
シャアがますます必死に、松山に翻意させるよう目を向けてきたところで、再度松山は突入の意思を繰り返した。
松山「お、落ち着けって。 シャアの言うことも尤もだと俺は思うし。
第一奥に進むほど危険なんだ。 毒もかけられたし、怖ければ戻って待っててくれていいんだ」
そう言うや、必死さを見せていたシャアが不自然な位、急に静かになった。
743 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/07(日) 00:05:06 ID:???
シャア「こ、こ(怖いだと? 怖ければここで待っていろだと!!?
こ、この松山の野郎、なんかどっしり落ち着いて構えやがって……お俺だってびびってる筈なんか……)」
負けん気を出し、心を奮い立たせたシャアは、無言のまま開いた大穴の前に立った。
どうやら賛同したんだろうと、松山がほっと安心する。
シャア「……。ぁ……? 待ておい。この穴から進むって命綱をどう―――」
霊夢「後がつかえてんだからとっとといけっての」
シャアの背中を、軽い口調で霊夢が押した。
しかし押す力には軽さはなく、シャアが、ぁ、と声を漏らしながら数歩の距離を歩かされてしまう。
シャア「ぁ、ぁ、あ゛!_? あああ゛ああああアあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
重力に魂どころか体全体引っ張られる自由落下で、シャアの悲鳴はどんどん遠くなる。
霊夢「……? あれ? ね、光、あいつ飛べるのよね?」
松山「う、うわああああああああああああ!!!?
し、シャンハイッ! シャンハァァァイフラーーーーーーーーーイ!!!!!!
シャ井沢を早く早く落ちたトマトみたくなる前に捕まえるんだーーーーーーーーーーー!!!!!!」
シャンハイ「ハッ、ハーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!」
744 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/07(日) 00:07:21 ID:???
シャア「きれいな花が咲いてる川原にいてさ……。
空にはあはは大きい――彗星かな? ――いや 違う 違うな彗星はもっとバーッって動くもんな。
対岸にはご先祖様らしき人達いて見つめ合ってた気がするぜ……」
松山「そ、そうか……よかったな。貴重な体験できたんだな!
俺も似た体験をしてさ多数の自分とか理想の自分とかと勝負したりしたんだぜハハハ!」
仮面越しにでも、虚空を凝視したままぶつぶつうわ言を繰り返すシャアに
何かごまかし逃避するみたいなハイテンションで、松山が相手している現場は既に5階層も下の場所だった。
シャンハイ「(フラ、フラ……)」
霊夢「ちょっとシャンハイ、あんた大丈夫?」
シャンハイ「ハ、ハイ、制動度外視して加速したもので、機能に一時的不全が……。
も、もしモンスターが現れたら、霊夢様どうか光様を……」
霊夢「ああうん、何とかするからあんたは休んどきなさいって」
そうこうしながら、阿求達の痕跡を探して進む松山達の前に……?
745 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/07(日) 00:09:00 ID:???
先着で
稗田家・食神ダンジョン7F → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 珍しい肉を見つけた!(*Riichi)
8→ がま口財布みたいなモンスター出現!
7→ 七色に変わる調味料の泉を発見した!
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスター出現!
5→ 店長「いらっしゃいませ」
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスター出現!
3→ 何も起こらなかった
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスター出現!
1→ カチリ! 罠を踏んでしまった!
0→ 階段を発見した! 下のフロアへ行けるぞ!
*2と9を連続して引くと、レアイベントが発生します。
*8と9を連続して引くと、厄イベントが発生します。
今日はここまで。
罠の種類が若干凶悪になったり、店の品が豪華になったりしてます。
お疲れ様でした。
746 :
森崎名無しさん
:2011/08/07(日) 00:11:33 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F →
9
747 :
森崎名無しさん
:2011/08/07(日) 00:12:44 ID:???
レアイベント発生乙でした
748 :
森崎名無しさん
:2011/08/07(日) 00:14:45 ID:???
復帰早々縁起がいいな
749 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/08(月) 23:55:16 ID:???
>>747-748
松山「復帰した俺は一味違うぜ! だけど北欧殺人シュートブロックは勘弁な!」
750 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/08(月) 23:56:16 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F → 9
9→ レアイベントが発生!
シャア「え、なぁにだってご先祖様? 男は他人をむやみに妬んだり敵視したりしないもんだってアハハウフフ」
松山「……」
なかなか自我を取り戻さないシャア(もう少しで転落死しかけたとあっては当たり前だが)
そのおぼつかない歩き方でふらふらはぐれかねないのを見て、松山はやむなく彼を背負って進むことにした。
動かない人間しかも筋肉をしっかりつけた長身の体は重く、疲労が溜まり松山にも愚痴が出始める。
松山「(もうリングを回収して放置に……いやいかんいかんぜ松山! 雪国育ちは心はあったかく!
他校の選手っても、全日本で寝食を共にしたんだ。 これぐらい何でことない……!)」
そんなで微妙に進行速度を落としながらも、ゆったり迷宮を進む松山達の前に、奇妙な祭壇が出現した。
迷宮の中で明らかに浮いた人工物に見え、何か文字が刻まれた石碑もすぐそばにある。
霊夢「……普通に読めるわね。 えぇと何々?」
シャンハイ「れ、霊夢様、そんな大胆に……罠の危険もあるんですから」
祭壇は巫女の関心を引いたようで、シャンハイが袖を引っ張るもかまわず近づいた霊夢が刻まれた文章を読み上げる
霊夢「食神ノ試練ヲカイクグリコノ祭壇ニ辿リ着キシ者ヨ。
ソノ勇敢サト強サヲ認メ、ココデ食神ノ加護ヲ授ケル。
包丁ヲ望ムデアレバ風魔石ノ砥石ヲ。杖ヲ望ムナラバ包丁ヲ祭壇ニ捧ゲヨ。
だって。 何かひとつもらっていけるみたいだけど、どうすんの?」
松山「どうって。 俺にいちいちふらなくても、読んだ霊夢さんが決めたっていいんじゃないのか?」
霊夢「そういえばそうね。 でもなんか知らないけど決定権は光に委ねろって勘が働くのよね。不思議だわ」
それに対し松山はどう答えてよいか迷い……
とりあえず背中の重い仮面男を下ろすと、包丁を取り出しながら祭壇前に静かに歩み寄った。
751 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/08(月) 23:58:28 ID:???
松山「砥石っていうのは……これか。 祭壇に、ちょうど包丁を挿す窪みがあるな。 さて……」
どうしますか?
A 砥石を持っていく
B 包丁を捧げてみる
C 怪しげだし放置して先に進む
D とりあえず祭壇の前で踊りを披露する
E とりあえず祭壇に何かを捧げてみる(*捧げたもののレア度によっては……?)
F その他
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
752 :
森崎名無しさん
:2011/08/09(火) 00:00:46 ID:lPyI7FG+
A
753 :
森崎名無しさん
:2011/08/09(火) 00:08:04 ID:TIcFAFm6
A
754 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/09(火) 00:21:35 ID:???
A 砥石を持っていく
松山「それじゃ貰っていけるみたいだし、この砥石を……っと!?」
松山が砥石を鷲づかみにして拾い上げると、祭壇下の床がガボッと崩れて、更に大岩が落ちてきて潰してしまう。
あっと息を呑む間に、祭壇は跡形もなく消え去った。
松山「(……〜っぷはあ!)あ、あっぶねえな! もうちょっとで手が潰されるところだったぞ!?」
思わず毒づき、松山はそのままの勢いで【風魔石の砥石】を倉庫の壷の中に放り入れる。
一方で、落石の音にシャアがようやく正気を取り戻していた。
シャア「な、何だ今の音は……!? って俺はそこの巫女にドンと押されて……!?
い、生きてる……に見せかけてここがあの世とかじゃないよな、なぁ松山そうだよな?」
松山「(これでやっとおぶっていかなくても大丈夫か……しかしここまで歩いて予想外に疲れたな。
なんだかシャンハイも調子悪そうだし……次で休憩できる場所でも見つかるといいんだが)」
755 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/09(火) 00:22:37 ID:???
先着で
稗田家・食神ダンジョン7F → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 階段を発見した! 下のフロアへ行けるぞ!
8→ がま口財布みたいなモンスター出現!
7→ 七色に変わる調味料の泉を発見した!
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスター出現!
5→ 店長「いらっしゃいませ」
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスター出現!
3→ 何も起こらなかった
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスター出現!
1→ カチリ! 罠を踏んでしまった!
0→ 階段を発見した! 下のフロアへ行けるぞ!
*2と9を連続して引くと、レアイベントが発生します。
*8と9を連続して引くと、厄イベントが発生します。
*松山のガッツが減りました。 (600/900) → (500/900)
*松山が【風魔石の砥石】を手に入れました。
今日はここまで。 お疲れさまでした。
756 :
森崎名無しさん
:2011/08/09(火) 00:23:08 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F →
1
757 :
森崎名無しさん
:2011/08/09(火) 19:06:26 ID:???
厄過ぎるw
758 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 00:23:46 ID:???
>>757
松山「まだ慌てるような展開じゃない積み重ねてきた歴史的に!」
1→ カチリ! 罠を踏んでしまった!
窪みにピタリ岩石が埋め込まれ、視覚的にも物理的にも消えた祭壇跡地を離れた松山達は、平穏に歩を進めた。
松山「しかし、どっちかって言うから研ぎ石選んだけど、この包丁って持ち出せないんじゃなかったか?」
抜き身だが、殺傷力のない包丁をしげしげ眺めながら何気なく言った松山。
霊夢「迷宮にいる間に研いでおけってことかしらね?」
こちらも特に関心なさげに答えたりしつつ、危なげなく進んでるうちに……
シャア「な、なんだかびくびく進む必要ないみたいだな。
化け物も弱いし、リングもあるし、大体祭壇なんて作られてる場所なら早々荒れてないってことだ」
松山「待て安心はいいけど油断は禁物だぞ。物事が上手く運ばれる時ほど周囲に気を配らないと!」
シャア「さっき慎重論をうっちゃったばかりだろ? 今の流れならグイグイ進んで万事オーケって気がするぜ」
松山「(いやこれまでの経験上で、実際そういう目に合ってきたんだが……。
しかし迷宮をまともに進むのは初めてっぽいのに、よくついてくるのは見上げたものなのか?)」
自分が最初にコウモリだのに襲われた時はどうだったろうと、松山もいつしか油断の魔物に取り付かれていた。
カチリ。
無造作に出してしまった靴裏から聞こえた音に、全身の細胞が警鐘を発する。
松山「ま、まままマさか、い、いい今の音……!?」
759 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 00:24:49 ID:???
先着で
トラップがード発動! → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ 松山「しかし気づくのが早かったおかげで切り抜けられたぞ!」シャンハイ「お見事です!」
スペード→ 転び石だ! 松山が転ばされてガッツ減少!(*数値がAで……?)
クラブ→ バネだ! 松山が飛ばされてしまう!(*数値が10〜Kで1ターン後合流、その他で3ターン後合流です)
クラブA→ 呪いの罠だ! 松山の道具がひとつ呪われてしまう!
JOKER→ 松山「なんだ(上記全ての)罠なら拾ってストックに加えてやったぜ!」
*松山の罠経験値10→12
今日はここまで。 自由に動ける時間少なく、ペースが回復しなくてすみません。
お疲れさまでした。
760 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 00:25:32 ID:???
トラップがード発動! →
クラブ3
761 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 00:26:21 ID:???
Aじゃないだけましだな乙でした
762 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 22:57:53 ID:???
>>761
乙感謝です。しかし連続クラブ一族は一発クラブA以上に恐ろしい……
トラップがード発動! → クラブ3
クラブ→ バネだ! 松山が飛ばされてしまう!
松山「……………………」
松山は悟りを開きそうな眼で上を見た。
ついさっき、自分がびぃよょょょ〜〜〜〜〜んとバネに飛ばされてきたことを、じんわり噛み締める。
噛み締めながら、罠に掛かった状況を思い出す。
空中を浮遊移動してた霊夢はさておき、シャアが踏まず自分だけ踏んだのは、身長差からくる歩幅の差だろう。
シャンハイのフォローも間に合う筈なく、悲鳴だけ耳に残っている。
松山「……………………」
奇跡的な受身で無傷で済んだが、次いで右を見ても左を見ても人っ子ひとりいない。
松山「はっははは。 なんだか最ッ高にデ☆ジャ☆ビュ☆ってやつだな。
単独行動を選ぶや、とことんツキがなくてさ。こういうときに限って凶悪なのとエンカウントしてさ」
見る者の心に涼風を吹かせる、爽やかな笑顔でいた松山だったが、がらりと表情を崩す。
松山「って、笑い話になるかぁーーーーーーーーー!!!!
金輪際あんな目に合うのは御免だ!!! 俺はきっと孤立しちゃいけないキャラなんだ!!!
ただでさえ、よりにもよって迷宮深層で旅仲間とはぐれるなんて危険極まりない!!」
油断して罠を踏んだ後悔に苛まれるだの、不運への愚痴は後回しで、早急に合流するモードに切り替える。
763 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 22:59:38 ID:???
松山「(自分を当てはめたくないが、この状況まさしく迷子だ!
となると助けを大人しく待つべきか、最速合流を目指してこちらからも捜すべきか……!?)」
どうしますか?
A みんなを捜して回る
B 大人しくじっとしている
C いいこと考えついた。 自分の居場所を知らせるためにドラムを叩く
D その他
*先に「2」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
764 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 23:06:32 ID:IezvC4kA
B
765 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 23:19:56 ID:MzgW6k5M
B
766 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 23:32:54 ID:???
B 大人しくじっとしている
松山「闇雲に動いて、凶悪なモンスターと不意に遭遇するのが一番やばい……。
きっとみんな俺を捜してくれてる筈だ。 ちょっとの間だけここにいればいいだけの話!
俺を捜してくれてる……よな? 放置して先に進んでるなんてこと……ないよな?」
〜一方その頃〜
霊夢「また面倒な事態になったもんね」
シャンハイ「ああ、光様、光様! わ、私がお側についていながらなんたる失態……」
霊夢「(同じところを目指してるんだからその内合流できる……。
なんて楽観理屈は、シャンハイの様子と、光一人なこの状況下だと通じないわね)」
シャア「おい探しにいくなら早く行こうぜ。 いくらなんでもはぐれたまんまにさせるなんて危険すぎる」
霊夢「そうね……」
767 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 23:34:24 ID:???
先着で
迷子の荒鷲捜索隊 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 満場一致! 全員で松山を捜しにいくことに!
ハート→ 霊夢「よしシャンハイ、じゃんけんで決めるわよ」
スペード→ 霊夢「よしシャンハイ行くわよ」シャア「え、ちょっ、待っ」
クラブ→ シャア「俺……私が捜しにいってこよう!」
クラブA→ 意見が噛み合わず荒鷲捜索は先延ばしにされた……
JOKER→ 風来救助隊「迷子のお届けにあがりました」松山「……」
768 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 23:35:40 ID:???
迷子の荒鷲捜索隊 →
スペード6
769 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 23:55:40 ID:???
迷子の荒鷲捜索隊 → スペード6
スペード→ 霊夢「よしシャンハイ行くわよ」シャア「え、ちょっ、待っ」
霊夢「はぁっやれやれ。 それじゃさっさと光捜して、拾って戻ってくるわよ」
シャンハイ「(パァッ)あ、ありがとうございます! 霊夢様ならそう仰っていただけると思ってました!」
感動と感謝の眼を向けるシャンハイからそっぽを向いた霊夢は、即断即決で松山の飛んでいった方向に歩き出す。
後を追い、シャアも歩き出そうとした時。
霊夢「あんたはここに居残り。全員いって元の場所に化け物わんさかいられたら困るからよろしくね」
シャア「――え?」
仮面の下の顔にびっしりクエスチョンマークを貼り付け停止してしまうシャア。
だが理解が及んでも停止は解けない。 次は激しい内部の意見対立が巻き起こっていた。
井○「(何言ってるんだこの巫女さんいや不良巫女!
お前らが松山心配でしょうがないってのはわかったが!
こんな危ない迷宮に俺一人残ってろなんて聞けるわけねえだろ!?)」
シャア「(だがここで臆面もなく婦女子に助けを乞うていいのか? それでは道化だよ!)」
安全とプライドのせめぎあいに悶絶してしまうシャア。
だがはたと気づくと、すでに霊夢とシャンハイの姿は目で確認できるところにはなかった。
シャア「何ィ!? ちょっ、待っ……何ィ!!?」
770 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/10(水) 23:57:10 ID:???
〜松山side〜
松山「とにかくモンスターが通りがからないよう願うしかない。 きてもやり過ごせるといいが……」
先着で
稗田家・食神ダンジョン7F → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 誰かの足音が聴こえる!
8→ がま口財布みたいなモンスターがあらわれた!
7→ 幸いにも何も起こらなかった
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスターがあらわれた!
5→ 幸いにも何も起こらなかった
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスターの急襲!
3→ 幸いにも何も起こらなかった
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスターに襲われた!
1→ 幸いにも何も起こらなかった。
0→ 幸運にも下へ降りる階段が近くにあった!
今日はここまで。
票数が安定していませんが、危険な状況ですので仕様ということで納得してください。
お疲れさまでした。
771 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 23:59:54 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F →
5
772 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/11(木) 00:13:42 ID:???
〜シャアside〜
シャア「とにかくモンスターが通りがからないよう願うしかない。 来てもやり過ごせるといいが……」
先着で
稗田家・食神ダンジョン7F → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 誰かの足音が聴こえる!
8→ がま口財布みたいなモンスターがあらわれた!
7→ 幸いにも何も起こらなかった
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスターがあらわれた!
5→ 幸いにも何も起こらなかった
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスターの急襲!
3→ 幸いにも何も起こらなかった
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスターに襲われた!
1→ 幸いにも何も起こらなかった。
0→ 幸運にも下へ降りる階段が近くにあった!
今度こそ、ここまで。
なぜかシャアも一人になったので判定追加しました。
手抜きではありません。 手抜きではありません。
773 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 00:19:31 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F →
3
乙ですー
774 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/11(木) 23:49:09 ID:???
>>773
乙感謝です。
申し訳ありません本日は都合によりお休みします。
775 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/12(金) 23:08:58 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F → 5
稗田家・食神ダンジョン7F → 3
幸いにも何も起こらなかった
〜松山side〜
松山「……種火の揺れから察するに、風向きはこうか。
俺のにおいを嗅ぎつけるモンスターもいるかもしれないから、移動しておこう……みんな早く来るといいな」
こういう状況にも大概慣れてきつつある松山は、身の安全を確保しながらじっと仲間が捜しにくるのを待ち続けた。
〜シャアside〜
(ガサッ)
シャア「(ガサッ!? 〜〜い、いや何もいない何もいない……!
この仮面が暗視機能も付属してるつっても、松山の超変わり種火もテカテカ光る巫女と人形もいない。
何で俺はこんな迷宮の奥で一人突っ立ってるんだ)」
シャアの幻想郷での雇い主である商事の代表である、不思議と見た目どおりの年齢には見えないパツ金少女。
いいようにこき使われてきたその女から、最後の仕事でこの屋敷の主人に書簡を渡すよう言いつけられたのだが。
シャア「よりによって俺の最後の仕事の日に、迷宮に潜り込んでるなんて、悪意が透けて見えて仕方ないぜ!
しかも途方にくれてた目の前で丁度、お誂え向きに松山が迷宮に入ろうとしてやがったし」
不安を愚痴でごまかしながら、シャアは不安な心境のままで松山達が再度戻ってくるのを待ち続けた。
776 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/12(金) 23:10:07 ID:???
先着2名様で
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 → ! num
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 誰かの足音が聴こえる!
8→ がま口財布みたいなモンスターがあらわれた!
7→ 幸いにも何も起こらなかった
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスターがあらわれた!
5→ 幸いにも何も起こらなかった
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスターの急襲!
3→ 誰かの足音が聴こえる!
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスターに襲われた!
1→ 幸いにも何も起こらなかった。
0→ 幸運にも下へ降りる階段が近くにあった!
777 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:10:44 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 →
1
778 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:10:46 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 →
5
779 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:11:15 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 →
7
780 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:16:50 ID:???
無効を含めるとnumで7連続の奇数かな?
781 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:20:32 ID:???
「きすー」ばかり出ている?
これはこの後「キス」シーンがあるという予言なのか!?
782 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/12(金) 23:28:52 ID:???
>>780
次も奇数、合流して後の迷宮通常判定でも奇数が出たらボーナス用意しましょうか。
>>781
その発想はなかった! まさかボーナスイベントはそれなのかー……!?
松山「不用意な発言は後で自分の首絞めるぞ〜」
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 → 1
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 → 7
幸いにも何も起こらなかった
783 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/12(金) 23:31:58 ID:???
〜松山side〜
松山「(結構時間がたったが、まだモンスターと遭遇したりはしてない……ツキが落ちきったわけでもないのか)」
時間の経過毎に、シャンハイなら広範囲サーチで、霊夢なら勘で、シャアもなんか仮面の力で接近してくるだろう。
そのぶん、遠距離にいたモンスターも距離を詰めているかもしれないが……状況の変化で打てる手も出てくる。
松山「(もし勝ち目のなさそうなモンスターに先に見つかったら、派手な音でも鳴らすか?
霊夢さんとシャンハイが聞きつけてくるのが先か、別モンスターを呼び寄せてしまうか賭けになるが……)」
人間の足音(霊夢達は飛んでるのでシャアの)や、巨体の移動する音など
周囲の音をよく聞き分け判別できるよう、感覚を研ぎ澄ませながら、松山はなおも辛抱強く待ち続けた。
〜シャアside〜
シャア「(か、帰りたい! 早く! 我が家が無理でも幻想郷の借家にでも……!
松山と人形! 戻ってきてくれたらリングのことをあきらめてやってもいいからだから早く戻って来い!
巫女も五十万歩譲って、突き落としたことの半分は水に流してやるから!)」
日常から剥離した迷宮の中で、極限状態で叫び声あげる一歩手前で踏みとどまりながら、シャアも待ち続けた。
784 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/12(金) 23:33:21 ID:???
先着2名様で
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 → ! num
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
9→ 誰かの足音が聴こえる!
8→ がま口財布みたいなモンスターがあらわれた!
7→ 誰かの足音が聴こえる!
6→ 襤褸布を纏った禍々しい骸骨モンスターがあらわれた!
5→ 幸いにも何も起こらなかった
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスターの急襲!
3→ 誰かの足音が聴こえる!
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスターに襲われた!
1→ 誰かの足音が聴こえる!
0→ 幸運にも下へ降りる階段が近くにあった!
785 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:34:56 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 →
4
786 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:35:58 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 →
2
787 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:36:18 ID:???
言うそばからこれだよw
788 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:37:18 ID:???
>>782
で中の人がボーナスを用意した途端
「死に」とはなんと不吉な……
789 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/13(土) 00:06:46 ID:???
稗田家・食神ダンジョン7F 〜松山side〜 → 4
稗田家・食神ダンジョン7F 〜シャアside〜 → 2
4→ やたら素早く、大鎌を持つモンスターの急襲!
2→ 鉄の矢を撃ってくるモンスターに襲われた!
790 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/13(土) 00:07:46 ID:???
〜松山side〜
松山の研ぎ澄ませた聴覚が、不自然な風切り音を拾った。
足音はないが、にも関わらず重たい何かが浮遊したまままっすぐ突き進んでくる音。
霊夢やシャンハイではないとすぐに知れた。 右方向の通路から、鋭い鋼の刃の輝きが見えたからだ。
松山「くっ、もう少し、あともうちょっとできっとみんな来てくれる予感がするのに!」
音もなく闇から這い出てきたのは、足がなく空中をすべるように高速移動する死神のようなモンスターだった!
松山「(! や、やばいぞ! 俺の生存本能がやばいって言ってる……!)だ、だけどここまできたらやるしかない!」
〜シャアside〜
同時にシャアもまた、キュラキュラとキャタピラが床を移動するみたいな音を聞いた。
車輪というには重い感じで、何か鉄製の物でもたっぷり搭載してる、そんな鈍重な駆動音だ。
シャア「な、何だろうな……?ひ、ひょっとして中学生を助けに白バイでもきてくれた……
(ビシュッ!) そんなわけないよなあああああああああ!!?」
飛来した鉄の矢尻に、慌てて身構えたシャアの仮面越しに広がる特殊なグリーンに覆われた視界の中で。
今にも第二射を放ちそうなモンスターの姿がはっきり見えた。
シャア「お、俺のような若者が命を落として新しいサッカー世界が救われると思っているのか!?
新しい時代を作るのは、ババアではない!!!」
791 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/13(土) 00:08:57 ID:???
先着4名様で
松山「ここまで生きてきた俺にやれない筈がない!」→ ! card +! card =
死神モンスター「シャーッ(殺)!」→ (一定深度生息 + 5) + ! card +! card =
シャア「今度こそいけェドライブシュート!!」→ ! card + (ドライブシュート+7) =
コドモ戦車「シャーッ(射)!」→ (一定深度生息 + 5) + ! card +! card =
カードの判定が
≧10以上→ 松山が見事に死神撃退し、霊夢とシャンハイと無事合流!/シャア「ミラクルを起こせたぜ!」
0〜5→ 松山が命からがら勝ちを拾う!/シャア「このリングがなきゃ危なかった……」
-1〜2→ 松山「視界が霞む……最後に打つ手はないのか?」シャア「助けてくれ、俺は元の世界に帰るんだ!」
*松山の数値に絵札がある場合は【○○ーの包丁】が発動し、戦闘終了後肉を拾えます
*松山のカードがハートの場合は【スローイングナイフ(+2)】が発動します。
*松山のカードの数値が3、7、Jの場合は【ガントレットディフェンス(相手数値-3)】が発動します。
*シャアのカードがダイヤで、【命のリング】の効果が発動し、最も高い数値の攻撃を打ち消します。
*死神モンスターのカードのマークが一致で【ニ倍速】発動で数値×2されます。
*コドモ戦車のカードのマークがダイヤ・ハートで【強烈な射出】で数値+3されます。
792 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:09:49 ID:???
松山「ここまで生きてきた俺にやれない筈がない!」→
クラブ10
+
クラブK
=
793 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/13(土) 00:09:57 ID:???
いい調子だったのが最後の最後に42厄がきて悩ませるところで、今日はここまで。
お疲れ様でした。
794 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:11:14 ID:???
死神モンスター「シャーッ(殺)!」→ (一定深度生息 + 5) +
スペード7
+
ハート10
=
795 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:11:55 ID:???
シャア「今度こそいけェドライブシュート!!」→
クラブQ
+ (ドライブシュート+7) =
安らかに眠れ・・
796 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:12:30 ID:???
コドモ戦車「シャーッ(射)!」→ (一定深度生息 + 5) +
ダイヤ9
+
スペード9
=
797 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:12:37 ID:???
コドモ戦車「シャーッ(射)!」→ (一定深度生息 + 5) +
ハートK
+
スペードK
=
798 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 00:14:18 ID:???
分岐の数値がスカスカだな
799 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:10:05 ID:???
>>798
ちょっと粗雑でしたね。 以後気をつけます。
松山「ここまで生きてきた俺にやれない筈がない!」→ クラブ10 + クラブK = 23
死神モンスター「シャーッ(殺)!」→ (一定深度生息 + 5) + スペード7 + ハート10 = 22
松山が命からがら勝ちを拾う!
シャア「今度こそいけェドライブシュート!!」→ クラブQ + (ドライブシュート+7) = 19
コドモ戦車「シャーッ(射)!」→ (一定深度生息 + 5) + ダイヤ9 +【強烈な射出+3】+ スペード9 = 26
シャア「助けてくれ、俺は元の世界に帰るんだ!」
800 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:12:09 ID:???
死神を模したモンスターと向き合って、松山は直感的に二つのことを悟った。
ひとつは逃げても、大きな音を鳴らそうとしても、その隙に大鎌で両断されるということ。あとのひとつは……
松山「(だめだ……俺が少しばかり使い慣れてきた手甲の防御なんて通じないって丸わかりだ!)」
カタカタ不気味に震えてる死神の鎌は、生兵法で防ごうとしようと掻い潜って、急所を直撃する。
それがわかって、しかし松山は自分で意外と思うほど落ち着いていた。
松山「(窮地には自分の得意分野かつ全力でぶつかるしかない!
俺がもともと培ってきたのは、誰にも負けない意地と根性と! 培った足腰の強さと……!
幻想郷で持たされた跳躍力とセンス、時間の流れをわずかだけ緩められる能力と、あとは……)」
隠れているが、松山の両足にはミスリルのシンガードが装備されている。
それを持ち前のキック力で思いっきり叩きつければ、死神でも大ダメージを与えられるだろう。
松山「(あとは集中して、蹴りをぶつけられる隙を捜すんだ……。
格闘じゃなくサッカーだ。 繰り返してきたキープ力を発揮できる対一の対決だと思い込むんだ……。
あの鎌は相手のタックルだ。 俺の五体全てがボールと思って、初手を避けて体勢問わずシュートにいく!」
ツ……と、松山の額に汗が滲むが、松山は極限まで集中し続けた。そして、ゆらぁと死神が滑走して迫る。
鎌が狙ってきたのは松山の首元。
それを松山は、自身内部の集中力と、外部時間の流れの停滞から、実際の速度より遥か遅いスローに見ていた。
そして、怒号と共に松山が激しく動く。 後退するのではなく、正面へと。
801 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:13:10 ID:???
松山「うぉおおおおおぉぉおおおッッ!!!!!!!」
鎌をやり過ごし、ガントレットを装備した両腕を交差させ、迷宮の床を最大の跳躍力で蹴り抜き、体当たりをする。
死神がひるみ、鎌を再度振り抜くよりも早く、松山が蹴りを叩き込める隙が生まれた。
松山「日向ならてめぇを俺のサッカーボールにしてやるとか言うんだろうなキィィイイイイック゛ッッッ!!!」
ブォオオオンッ!! バキィイイッ!!
死神「グギャォォォォォォ!!!!!!?」
あまりの衝撃に、死神の体が床まで飛ばされ、壁に跳ね返り、松山の眼前まで戻ってくるほどだった。
当然鎌を手放し、最早戦意もうせたとばかりに全速力で逃走する。
出現と同じく、闇の中へ消えていったのを見届けて、松山はふらふらっと脱力して下がり、壁にもたれる。
松山「…………は、ぁ、はぁぁぁぁぁ〜……」
待ったなしマジモンの、絶体絶命の窮地で命を拾った安堵感と、残る高揚で荒く吐息をつく松山光。
そして、待ち望んだ声がやっと松山の耳に届けられた。
シャンハイ「霊夢様、聴こえましたか!? 今の激しいぶつかり音の直前に確かに光様の叫び声がしました!」
霊夢「私にも聴こえたってば。 急ぐわよ。 こっちかしらね」
今度こそ、ようやく安心できるとばかり、松山は張り巡らせていた警戒の糸を解いた。
802 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:14:33 ID:???
そして……陽があれば陰があり、松山が死神を退けた陰で、シャアの身に悲運が降りかかっていた。
最初の一発のドライブシュートは効果はあったが、シャアのそれは一発限りの大技。
対して、モンスターの大量の鉄の矢は、このシャアの苦境においてほぼ無尽蔵。
シャア「はぁっ、はぁっ、なんでこんな目に……誰か助けろよぉぉ!!!」
どんどんと打ち込まれ、必死に逃げ延びていたシャアにも、ついに捕まる時がきた。
ブスッ……
シャア「ぎ、い、痛ええええええ!!! 本気で刺さってるよコレ!!!?」
もはや叫ぶことしかできず、自分の急所を背後から正確に狙い矢をつがえる敵影の存在も頭から消え去っている。
しかし……発射されたが、その矢はシャアに届く前に、射線途中でワームに食われるように消えた。
すぐにモンスター自身もどこか別の地点に強制的に送られ……叫び続けるシャアの背後に一人の少女が現れた。
シャア「こ、こんなぶっとい矢、矢が二本も腕、俺に刺さ……俺の腕があああああ!!!」
○○○「はぁ……想定外にもほどがあるわ。 前のドイツ人といい、どうしてこうなるのかしらねぇ……。
気の毒だけど、五月蝿いから寝てなさい。後で治してあげるから」
シャアの意識の境界に干渉し、一歩も動かず痛みを忘れさせ眠らせた少女は、彼の嵌めるリングに目を落とした。
○○○「あら……これは……私の目に留まったことに意味を見出すべきかしら」
803 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:15:51 ID:???
先着4名様で
松山の得たモノ → ! card
松山の受けたモノ → ! karada
シャアの運命 → ! card
○○○の裁量 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
804 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/15(月) 00:16:52 ID:???
松山の得たモノが
ダイヤ→ 松山「もうどんなピンチに陥っても、曇りなく落ち着いて対処できそうだ!!」スキル・明鏡止水取得!
ハート→ シャンハイ「(光様……風格が増してます……?)」霊夢「(なんだか前より、頼りがいを感じる?)」
スペード・クラブ→ 松山「【死神の鎌】……物騒だけど拾っておくか」
JOKER→ 死線を乗り越えた少年は【カリスマ】を備えた!
シャアの運命と○○○の裁量が
ダイヤ→ シャアの心身に問題なし!/○○○「(こういう大切な物は……ちょちょいと倉庫に返しておきましょう)」
ハート・スペード→ シャアの心にトラウマが宿り全能力-1!/○○○「異界の王君と松山君の友情に横槍も野暮ね」
クラブ→ シャア「幻想郷コワイヨ迷宮コワイヨ元ノ世界ヘカエリタイヨ」○○○「すっかりトラウマってる……遅すぎたわね」/
○○○「(このリングはまだ未熟な荒鷲には過ぎた代物ね。 私の預かりとしましょう)」
JOKER→ シャア「この俺は死の淵から蘇るとサッカー力が大幅に増すんだ!」/
○○○「あら……このリング、私の指にピッタリ……」
*松山のkaradaの部位によっては、早期に治さないと練習に差し障る場合があります。
*松山のガッツが減りました。(500/900) → (400/900)
今日はここまで。 お疲れ様でした。
805 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:18:44 ID:???
松山の得たモノ →
クラブ4
806 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:21:30 ID:???
松山の受けたモノ →
足
807 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:21:33 ID:???
松山の受けたモノ →
親知らず
808 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:22:42 ID:???
シャアの運命 →
スペード7
松山・・・
809 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:24:27 ID:???
○○○の裁量 →
ダイヤJ
810 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 00:24:37 ID:???
○○○の裁量 →
クラブ5
またよりにもよってピンポイントで・・
811 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 08:14:22 ID:???
○○○はどのスレでも男前やでえ…
812 :
森崎名無しさん
:2011/08/15(月) 14:12:23 ID:???
JOKER見たかったw もうヒロインでいいよね
813 :
811
:2011/08/15(月) 16:53:22 ID:???
勘違いしてた
814 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/16(火) 23:18:31 ID:???
>>808
>>810
クラブ一族にも劣らない、このスレのその他プラグインのピンポイント厄を忘れてました……
>>812
最近わりとあるヒロイン=ラスボスの構図!?
松山の得たモノ → クラブ4
スペード・クラブ→ 松山「【死神の鎌】……物騒だけど拾っておくか」
松山の受けたモノ → 足……でろでろでろでろ
シャアの運命 → スペード7
ハート・スペード→ シャアの心にトラウマが宿り全能力-1!
○○○の裁量 → ダイヤJ
○○○「(こういう大切な物は……ちょちょいと倉庫に返しておきましょう)」
815 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/16(火) 23:19:56 ID:???
シャアの指に嵌っている【命のリング】を見てほんの一瞬考える仕草を見せた○○○だったが。
○○○「まぁ……ほとんど高僧が受けるような苦行に等しい苦境を抜けてここまできたんだもの。
それと比べれば、あえて摘み取る必要はない幸運ね」
ひとにらみするや、シャアの指先からスルリとリングが外れ、ぱくりを割れた隙間の中に滑り落ちる。
シャア「うーん……うーん」
○○○「(こちらに刻まれた傷は……あのドイツの暴れん坊が吸血鬼に刻まれた外傷ほど深刻じゃないわね。
松山君を見たり幻想郷でサッカーを続けると疼くかもしれないですが……)」
そうはいっても、その松山が乗り越えてきた荒波と比べれば軽度といえるだろう。
トラウマを刻まれたばかりの迷宮で、探索は続行不可能だが、幻想郷でサッカーならば影響はあれ続行可能。
○○○は、このケースでなら、それだけで僥倖とした。
○○○「稗田の今代とは、後日燈でも使いに出しましょう。
あら……また霊夢が一緒。 好ましくない傾向に陥らないといいのだけれど……あの子達どちらにも」
そういい残して、迷宮の一角からは、人と妖怪の気配は消えた。
そして……計らずも、○○○が口にした松山の苦境。それがまたしても激しく容赦せず降りかかろうとしていた。
816 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/16(火) 23:21:01 ID:???
シャンハイ「え、えええっ!? この階層の妖をたったお一人で!? 凄い、凄いです光様!」
霊夢「なかなかやるじゃない。 見直したわ」
途中ではぐれた松山と、合流を果たした霊夢とシャンハイ。
戦闘の気配を察知して急いで駆けつけたら、助けにきた筈の松山の善戦で既に死神が退散したと聞き、目を丸くする
松山「(評価を上げてくれるのって嬉しいんだが……。
やっぱりサッカーで見直してほしいよな。早くサッカーやりたいぜ)」
だが決して満更でない風に、照れくさげにしながら、松山は所有者を失い転がっている【死神の鎌】を見やる。
松山「これ……どうしようか」
霊夢「せっかく倒したんだし貰っていけばいいじゃない。 多分どこかの誰かに恩を売れる代物だと思うわよ」
松山「まぁそうだな。 倉庫の壷に入れないとな、よいせっ……と!? ぎ、っ……!!?」
何気ない動作。 倉庫の壷に入れるべく、鎌に伸ばそうとした手が止まる。
僅か一歩踏みしめた足から、松山の脳髄に突き刺さる何かが発生していた。
817 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2011/08/16(火) 23:22:02 ID:???
ドウ……ッ
シャンハイ「ひ、ひか―――!?――――――」
霊夢「ちょっ――――――た―――」
松山「(あれ? なんだか二人とも近くにいる筈なのに、声が上手く聞き取れない)」
そして松山は、自分が冷たい迷宮の床に倒れ伏してる事実にやっと気がついた。
両足が、どこからかも判別つかない位に、煮えた鍋に突っ込まれたように熱い。
松山「(あーこれー……やっちまった……ん……かな……)」
幻想郷では怪我せぬよう保護されてるが、外の世界からやってきた松山は試合や練習中に怪我をした事だってある。
だが、怪我をしようともある程度自他でコントロールの利く練習や試合での怪我と、今回のはまるで異なっていた。
死神を一発で追い払う程の、渾身の蹴りによる、かかった衝撃。
たゆみなく精進し、鍛えぬき、切磋琢磨してきた松山の足腰でも、見逃される程温厚ではなかった。
骨折か三角靱帯か、いずれにせよ蹴り抜いた足、軸足諸共、破壊されていると気付く。
松山「(や、ばいな……これ……夢じゃない……んだな。 俺、もう……さっかぁできないのかなぁ)」
シャンハイ「あ、あああっ光様、どうしてこんなことに……! わ、私どうしたら、どうすれば……!」
治癒魔法は使えず、原則と機構の問題で。
時に主人の目的を阻む事になろうと深く直接行動に出られないシャンハイが嘆く。
それでも最善の解を求めたシャンハイは、閃きを得た。
シャンハイ「そ、そうですっ! あの光様のご友人に預けた【命のリング】です!
もう毒からも回復してましたし、光様へ早く返すように―――!
光様は私が運びます! 霊夢様、道途中襲ってきたらどうか撃退してください!」
シャンハイの訴えに頷きかける霊夢。 しかし……
常識的に考えて、シャンハイの出した答えが正しいのだが、どうも霊夢は引っかかりを感じた。
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