キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/26(火) 22:13:09 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1298815248/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
命蓮寺ナムサンズを完勝で撃破し、練習試合3戦全てを無失点勝利で飾った幻想郷Jrユース。
しかし、その明くる日、チームのレギュラーである霧雨魔理沙が意識不明の状態で発見され。
博麗霊夢・東風谷早苗・十六夜咲夜・魂魄妖夢の4人は彼女をこのまま放っておけないと幻想郷へ帰還する。
大会がいよいよ始まろうとする最中、主力選手たちが大量離脱した幻想郷Jrユース。
果たしてこんな状況の中、初戦の相手、ウルグアイJrユースを粉砕する事は出来るのか!?

椛「やっぱりかませ犬じゃないですかー! やだー!」
リグル「エースだからドリブルゴールも決めた! 流石はエースと自分で自分を褒めてやりたいところだ!!」
魅魔「今のお前は牙を抜かれ、檻に入れられた虎じゃ!!」
魔理沙「魅魔様に捨てられた……もう駄目だ……おしまいだぁ……」
早苗「咲夜さんと一緒というのが不安ですが、幻想郷に帰ります!」
咲夜「(異変が発生するのよね……)」うず… うず…
輝夜「予選リーグの相手はウルグアイ、イタリア、アルゼンチン、フランスよ!」
反町「全部強豪国だこれー!?」
若林「フラグバッキバキやで!」

大会の初戦は鬼さん天狗さんパンサーさん。果たして主力を欠いた幻想郷Jrユースは勝つ事が出来るのか!?
そんな幻想のポイズン51スレ目、これからもよろしくお願いします。

53 :キャプテン岩見:2011/04/27(水) 23:43:18 ID:???
新スレ乙です。
魔理沙がまさかああなるとは予想もしていませんでした
彼女のために何人か抜けてしまいましたが、これまで戦ってきた戦力は充分なはず。
この大会も良い試合をしてくれると信じています。
魔理沙は戻ってくるのか?それもある意味楽しみにさせてもらいますね。


それと頑張れムカチャッパ共和国、イヌカマッセ王国。私は期待してますぜ!!一矢報いてやれ
きっとダークホース的な存在になってくれると……信じています!!

54 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:22:04 ID:???
>>50
どうもアナカンさん、乙ありがとうございます。
ボナンザは適当に思いついただけのネタだったのですが、何となくもうメンバーにしちゃいました。
ブルノさんの控えだなんて、恐れ多いです!
リグルの出番は今後増えると思いますので、カードでエースを引かないよう祈っていただければ幸いです。

>>51
レミリアさん、乙感謝です。
主力は抜けましたが、それでもまだ反町を中心に実力者が残っていますので勝ち抜くのは可能ですね。
応援、ありがとうございます。

>>52
1リーグ5カ国にした結果がこれだよ!!

>>53
どうも岩見さん、乙感謝です。
嫌な……事件だったね……
魔理沙達がちゃんと戻ってくるのかについては神のみぞ知るですね。

ムカチャッパとイヌカマッセは……大会は参加する事に意義があるのです。はい。

55 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:23:14 ID:???
>G.今度はビクトリースライド行進をみせるぞ!
=================================================================
輝夜「なにィ!? ビクトリースライド行進ですって!?」
うどんげ「し、知っているんですか姫様!?」
輝夜「むぅ……以前、永琳から聞いた事がある!」

テンパった反町が、思わず叫んでしまった「ビクトリースライド行進」。
一体何の事なのかと、一同がざわめく中……。
監督である輝夜は反町の言葉に驚きつつ、解説を始める。

輝夜「ビクトリースライド行進とは、優勝した後にするスライド行進のことよ!
   しかし、そのスライド行進は普通のスライド行進とは違う! 具体的には、隊形が!!」
美鈴「隊形が……どうなるんですか!?」
輝夜「Vの字になるのよ!! V! V! V! ビクトリーなのよッ!!」
静葉「なにィ!?」
穣子「なにィ!?」
にとり「ひゅいィ!?」
反町「(なにィ!?)」

「美苦鳥居素来度行進」
かつて日本の平安時代、蹴鞠をする貴族達の間でなされたパフォーマンスで知られている。
当時、貴族達は走る事をはしたない事だと考えており、走る事は即ち悪や恥であった。
そこで考案されたのが、素来度行進。
これは膝を伸ばしたままホバー移動をするかのように走るという技法であり、瞬く間に貴族達の間に広がった。
そして、これを蹴鞠の大会とかなんかそういうので優勝した時にやるのが美苦鳥居素来度行進。
V字の隊形を仲間達と共に作り、観客達の前をホバー移動で動き回るのがその技法の実態である。

民明書房刊
『平安時代後期の遊戯から見る、現代スポーツの7つの危険』より

56 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:24:31 ID:???
輝夜「つまり、反町君は優勝をしてやろうという気満々な訳ね!!」
反町「あ、ええと、それはその……」
リグル「ハッハァー!! 当たり前じゃないか! 目指すは優勝っきゃないよね!!」
穣子「あんたもちょっとは強気になってきたじゃない! うんうん、やっぱ男はそうでなきゃね!」
反町「(……て、適当に言ったことだなんていい出せない)」

まさか自分の適当にはいた言葉が、本当に実在するようなものだとは知らず。
反町はうろたえながらも……しかし、冗談でしたなどと言い出せない。
結果、輝夜は反町のやる気を見て満足そうに頷き、その他の強気な性格の者達も笑みを浮かべ……。

輝夜「よくぞ言ってくれたわ、反町君。
   キャプテンの口から直々に優勝宣言が出てくれば、そりゃもう士気も大盛り上がりよ!!
   よし、それじゃあ行くわよ! 行くわよ、みんな!!」
幻想郷「「「おー!!」」」
反町「(……いいのかなぁ、これで)」

反町を除く者達が一致団結をする中、発言をした当の本人だけが蚊帳の外なまま。
こうして反町は、自分のあずかり知らぬ所で支持率を稼ぎながら、試合に臨む事となったのだった。

※輝夜の感心を買い、反町の支持率が上がりました。 反町支持率:50→51
※優勝した際、ビクトリースライド行進をする事になりました。

57 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:25:03 ID:???
支持率あがっちゃったwww

58 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:25:46 ID:???
ゆかりん「は〜い、みんなお久しぶり。 マジカル☆ゆかりん17歳よ。
     練習試合3連勝おめでとう! 主力選手たちが消えてからの大会となったけれど……。
     反町君を中心として攻め立てれば、どのチームも敵ではないわ。
     初戦の相手はウルグアイJrユース。 南米の黒豹と2人の鬼、幻想郷最速のウイングを相手に。
     まずは1勝をもぎ取ってしまいましょう! また、負けたらリセットだから注意してね!
     それじゃあ、試合開始前に恒例の敵・味方のフォーメーションチェックと評価値チェック!
     それと、合宿を通してメンバー全員の能力が上がったからそれをお知らせするわね!」

−−@−− @カノーバ
−−D−− D萃香
B−C−A Bバージェス Cチュレビー Aリラダン
−−−−− 
−E−G− Eビルト Gミャウザー
F−−−I F文 Iキオソーネ
−−−−− 
−H−J− H勇儀 Jビクトリーノ
ウルグアイJrユース 4−4−2

幻想郷Jrユース 3−5−2
−J−H− Jリグル H反町
−−−−−
−G−I− Iパルスィ Iパチュリー
−−−−− 
−EFD− Eヒューイ F妖精1 D妹紅
C−A−B C穣子 Aレティ Bチルノ
−−−−− 
−−@−− @ヤマメ

※合宿を通じてリグル・ヒューイ・反町を除く全選手の全能力が+2されました。
 リグル・ヒューイの全能力が+1されました。
 合宿を通してフィジカルを鍛えた事で、ハーフタイムのガッツ回復量が200になりました。

59 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:26:52 ID:???
名前    || 反町 || 霊夢 || 魔理沙|| 早苗
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
美鈴    || + 1 || + 3 || − 1 || + 1
妖夢    || + 2 || + 1 || + 1 || + 1
リグル   || + 3 || − 1 || − 3 || − 1
うどんげ  || − 1 || + 2 || − 2 || + 1
お空    || − 4 || ± 0 || + 1 || + 3
パチュリー || + 2 || + 1 || + 4 || ± 0
てゐ    || − 1 || + 3 || − 1 || − 2
メディスン || + 1 || − 1 || − 1 || ± 0
静葉    || + 4 || + 3 || − 2 || + 5
パルスィ  || − 1 || − 2 || − 1 || − 1
チルノ   || − 2 || ± 0 || − 3 || ± 0
咲夜    || + 2 || + 2 || + 2 || − 4
レティ   || + 1 || + 3 || ± 0 || ± 0
妹紅    || + 5 || + 2 || + 2 || + 2
穣子    || + 5 || − 3 || + 2 || + 3
にとり   || + 3 || ± 0 || + 5 || + 1
ヒューイ  || + 5 || − 1 || ± 0 || ± 0
妖精1   || + 1 || ± 0 || + 1 || ± 0
キスメ   || + 1 || ± 0 || ± 0 || + 3
大妖精   || + 3 || + 1 || − 2 || + 3
ヤマメ   || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
総合    || 3 1 || 1 3 ||   2 || 1 5


60 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:27:53 ID:???
ワァァァァァァァアアア〜ッ!! ワァァアアアアアアアアアアアアアーッ!!!

ジョン「さぁあ〜、いよいよ始まります! フランス国際Jrユース!!
    ご覧下さい、観客席はオープニングセレモニーが終わったに関わらず超満員!
    他会場で4つの試合が同時並行されているにも関わらず、この盛り上がりです!
    やはりどの観客達も、未知の国(?)である幻想郷に注目をしているという事でしょうか!?
    幻想郷Jrユース、スライドしながらの行進で入場!
    一方でウルグアイJrユースは普通に入場し、刻一刻と試合開始時間が迫ってきております!!」

観客「うおおお、やっぱり幻想郷の奴らは殆どが女だぞ!? 男はあの9番しかいねぇ!!」
  「なんか本持ってる奴いるんですけど……」「ウルグアイの杯や瓢箪持ってる奴よりはマシじゃね?」

映姫「……幻想郷は、やはり霧雨魔理沙や博麗霊夢がいませんね」
諏訪子「あーうー。 早苗は何でも幻想郷に帰っちゃったらしいから……魔理沙達も帰ったのかな?
    でも、なんで帰ったんだろ。 八雲紫は詳しい事を教えてくれなかったんだよなー」
フラン「うー……明日は魔理沙と遊べないのかー」
ヘルナンデス「沢山の女の子と遊べるチャンスだったのに!!(主力がいなくなったのなら、ラッキーと考えるべきだね)」
諏訪子「ヘルナンデス君……本音と建前が逆だよ……」

ピエール「幻想郷でも指折りのキーパーとストライカーがいるウルグアイと……。
     主力が除かれた幻想郷、か……」
こいし「でも、幻想郷にはまだあの男がいるから……はっきり言って、ウルグアイは厳しいよ」
さとり「(よく見ておきませんと……私の力が、果たして彼に通用をするのか)」

永琳「……パチュリー=ノーレッジが先発ね」
パスカル「永琳さんの話じゃ……ハーフタイムでしか出場出来ないという制約はあるけど……。
     オフェンスの実力だけなら、永琳さんと伯仲するかもしれないんだっけ?」
永琳「そうね。 ただ、それは過去の話よ。 今なら……私が勝っていると断言出来るわ」
ディアス「ま、楽しく見させてもらおうぜ。 永琳さんと張り合えた実力者ってんなら期待出来る」

61 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:29:02 ID:???
別会場で試合がある西ドイツと全日本、魔界Jrユースの選手達を除いた。
ほぼ全ての主要チームの選手達がこの試合を見守る中。
フィールドでは全幻想郷JrユースとウルグアイJrユースの選手達が互いに握手を交わし……。
ウルグアイ古参の選手達は、まさか本当に女子ばかりがいるチームと戦う事になろうとはと困惑。
逆に派遣選手である勇儀や萃香、文達は、見知った顔らと話をしている。

勇儀「んん? なんだい、お前さん? 私の顔に何かついているかい?」
妖精1「(鬼にだって勝てるもん! 今日の試合、こいつには何もさせない!!)」

文「にとりぃ……私と替わってくれませんか?」
にとり「ひゅいぃ!? い、いきなり何言ってるんですか文様!」
文「1ヶ月も萃香様達と一緒にいる事がどれだけ辛く苦しいか!
  頼みますよぉ、もう限界ですよこの息苦しい生活!」
にとり「わ、私じゃ文様の替わりとか無理ですってば! ね、ね。
    大会ももう1週間ちょっとしかないんですから頑張ってくださいよ。 えへへへ」

リグル「伊吹萃香ァ! 今日こそはお前のいるゴールから点を取って取って取りまくってやるからね!!」
萃香「んー? (こいつ、後半までフィールドに立ってる体力あるかねぇ?)」

マーク相手である勇儀を睨み付ける妖精1に、それを涼しい顔で受け止める勇儀。
愚痴を吐く中間管理職、烏天狗の文に愛想笑いを浮かべながら励ます下っ端河童のにとり。
そして、堂々と伊吹萃香に宣戦布告をするリグル。

それらを見ていると、何となく外の世界に戻ってきたという気はせず。
やっぱり幻想郷で試合をしているような気分に反町はやってくるのだが……。

62 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:30:24 ID:???
ビクトリーノ「よっ、幻想郷キャプテン」
反町「ん……お前は……ビクトリーノ?」

不意にそんな反町に声をかけたのは、ウルグアイキャプテンのビクトリーノであった。
その瞬間、反町はやはりここは幻想郷ではなく外の世界。
各国の強豪がひしめき合う、フランス国際Jrユース大会の会場だったのだとようやく実感し……。
ビクトリーノと握手をしつつ、言葉を交わし始める。

ビクトリーノ「なんだか知らんが、そっちは主力が大量にいなくなってるみたいだな。
       俺達を侮ってるのかと思ったが……セレモニーの時にもいなかったって事は、違うんだろ?」
反町「うん……まあ、色々とあってさ。
   それより、そっちのチームに派遣された萃香さんたちはどうだ? 皆、早くなじんだのか?」
ビクトリーノ「馴染んだは馴染んだんだが、鬼どもは殆どコーチしなかったな。
       あの文にそういうのは全部押し付けて、自分達は気の向くままに練習したり酒盛りしてたぜ」
反町「(あー……まあ、萃香さんたちらしいっちゃらしいか……)」

初対面であるにも関わらず、比較的友好的に会話が出来たのは。
本来不真面目であるビクトリーノが派遣選手の中でもとりわけ自由人である者達に振り回され続け。
多少なりとも、精神的な意味で成長する事が出来たからであろう。
2人はそれからしばらく、幻想郷のことなどについて語り合っていたのだが……。
試合開始時間がすぐに迫ると、センターサークルへとコイントスの為に向かい始める。

ビクトリーノ「ま……主力がいないからってこっちは手を抜く気は無いからそこはよろしく頼むぜ。
       油断して手痛い目に合うのはごめんだからな」
反町「………………」

63 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:31:24 ID:???
A.「こっちこそ全力で行く。 今日はいい試合にしよう」 普通に挨拶をしておく
B.「くくく、奴らなどいなくともこの俺様がいれば十分だ」 大物感を出しつつ言ってみる
C.「そんな事言わずに手加減してくれよ……どうかこの通り!」 土下座して懇願してみる
D.「コイントス、俺達がボールを持たないよう祈っておけよ。 キックオフと同時に失点なんて嫌だろ?」 お祈りは済ませたか?
E.「ああ、今日はよろしくな! ブラックファルコン!」 変なあだ名をつけておく
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

64 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:31:53 ID:0eC/7MCQ
Eだw

65 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:32:28 ID:UBUcIdTQ


66 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:32:44 ID:qI5k4Wcc


67 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:34:05 ID:4w8veixM
A

68 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:34:29 ID:PdombOKk


69 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:35:10 ID:???
ブラックパンサーじゃないのか!

70 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:35:56 ID:???
魔理沙達が戻ってきた場合
スライド行進の練習をしていない彼女達は
ビクトリースライド行進ができるのだろうか?

71 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:46:30 ID:???
>E.「ああ、今日はよろしくな! ブラックファルコン!」 変なあだ名をつけておく
=================================================================================
ビクトリーノ「ブッ……!?」
反町「いい試合にしような、ブラックファルコン!」
ビクトリーノ「へ、は……えぇ!?」

何となくビクトリーノを一目見たその時から、誰かに雰囲気が似ているなぁと思っていた反町。
ビクトリーノと会話をしている最中も、ずっとその事を考え、一体誰だったのだろうと思い返していたのだが……。
そのビクトリーノに似ている人物が、ようやく彼にはわかったのだった。

反町「(こいつ、新田やサンパウロのファルコンさんに似てるんだ! なんとなく、雰囲気が!!)」

顔も少しは似ているが、それより何より纏う雰囲気が彼らに似ているビクトリーノ。
それがわかった瞬間、反町は思わずビクトリーノをブラックファルコンと呼んでしまっていた。
勿論、そのあだ名の由来は「黒い隼」もしくは「黒いファルコンさん」からである。
胸のつかえが取れたと言わんばかりに気持ちのいい笑顔を浮かべる反町に対し。
一方でビクトリーノはといえば、いきなり変なあだ名で呼ばれる事に困惑をしていた。

ビクトリーノ「(え……何こいつ、怖い。 やだなにこれこわい)」
審判「……それじゃあ、コイントスを始めるよ。 いいかね?」
反町「あ、はい! ブラックファルコン、お前から先に選んでいいぜ」
ビクトリーノ「う……あ、ああ……それじゃあ、表で」
反町「じゃあ俺は裏でお願いします」

反町のこの思いがけない行動は、敵チームの主柱に精神的動揺を与えるという意味では成功していた。

72 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 00:47:30 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★コイントス→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→スペード・クラブ+新田「その試合ちょっと待ったァ! 選手交代だぁ!!」 ゲェー、新田!?
ダイヤ・ハート→幻想郷ボール
スペード・クラブ→ウルグアイボール

※ビクトリーノの反町に対する感情が ビクトリーノ→(奇人)→反町 になりました。

73 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:48:24 ID:???
★コイントス→ スペード4

74 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:57:00 ID:???
反町も結構天然やなぁw

75 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:12:17 ID:???
>★コイントス→ スペード4 =ウルグアイボール★
=======================================================================
コイントスの結果、ウルグアイJrユースがボール権を得。
反町は陣地を選択した後、改めてビクトリーノと握手をしてから配置につくのだが……。

パチュリー「反町……」
反町「? パチュリーさん?」

そんな時、不意に後方にいたパチュリーから声をかけられ振り向くと……。
パチュリーは反町を見ず、ただ前を見つめながらその小さな口を動かしぽそぽそとギリギリ反町に聞こえるような声で喋り始める。

パチュリー「いいこと? 私はどうせ後半になればお役御免。 ……前半で使い切るつもりで、使いつぶしなさい」
反町「!? でも……なるべく動かないようにしておけばフルタイム出場出来るんじゃ……」
パチュリー「それならいてもいなくても似たような存在でしょ。
      何より、動かないと言っても……プレイをしなくても走る必要がある以上、体力は時間と共に無くなるわ。
      後半からは交代するんだから、私を前半で使い切るつもりでいなさい。
      霊夢も魔理沙も咲夜もいない今……そうでもしなければ勝てないわよ」
反町「………………わかりました」

真剣なパチュリーの声色を受け……反町も頷き、了承。
喘息持ちのパチュリーを多用するなど、本来ならば避けるべき事態だが……。
しかし、今はそんなことを言ってられる状況ではなく……ならばパチュリーの言う通りにするしかないだろうと判断。
いざとなれば、パチュリーを使いつぶすつもりででも戦わなければならないだろうと覚悟しつつ……。

ヘルナンデス「(主力を欠いた幻想郷か……それとも、ブラジルやアルゼンチンの影に隠れているが確かな実力を持つウルグアイか……)」
ディアス「(ビクトリーノ1人じゃ無理だろうけど、派遣選手がいるからなぁ。 そいつらの強さ次第か)」
ピエール「(よく見ておくんだ……この試合で、両チームの穴を少しでも見つけるんだ……)」

観客達が見守る中……。

76 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:14:05 ID:???
ピピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

審判の笛が鳴り響くと同時、観客達の大歓声と共に試合は開始されたのだった。

ビクトリーノ「くっ……ええい、気を取り直して……! 文ッ!!」
文「はいはいはいはい、清く正しい射命丸! まずは特攻させていただきますよっ!」

まだ反町の奇行に戸惑っていたビクトリーノだったが、それでも試合が始まると正気を取り戻し。
試合が始まると同時、すぐさま右サイドウイングの文へとパス。
そして、これを受けた文はにまりと笑みを浮かべると……背中の翼を大きく羽ばたかせ。
勢いをつけながら、右サイド際を一気に駆け抜け始める。

ジョン「さぁ〜! 始まりました、フランス国際JrユースDグループ第一戦!
    ウルグアイボールで開始されたボールは……右サイドの文選手へ!
    そして、文選手! ボールを持つや即座にサイドを上がります!」

リグル「知ってるんだぞ! ウイングってみんな下手なんだってね!」
文「……半霊や兎や式の式風情と同じにされては困りますよ、と」

77 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:15:08 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★文→ ! cardドリブル 57 +(カードの数値)=★
★リグル→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→文、リグルを抜き去り更に右サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(勇儀がフォロー)(ビルトがフォロー)(パルスィがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
文:ダイヤかハートで「鎌鼬ベーリング(+4)」
リグル:ダイヤで「リグルタックル(+3)」

78 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:15:28 ID:???
★文→  ダイヤ3 ドリブル 57 +(カードの数値)=★

79 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:15:31 ID:???
★リグル→  スペード5 タックル 54 +(カードの数値)=★
ハッハァー!

80 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:21:32 ID:???
某禿の人「ウインガーが下手だなんて訴訟も辞さない」

81 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:29:35 ID:???
>★文→  ダイヤ3 ドリブル 57 +(カードの数値)+(鎌鼬ベーリング+4)=64★
>★リグル→  スペード5 タックル 54 +(カードの数値)=59★
>≧2→文、リグルを抜き去り更に右サイドを駆け上がる!
==========================================================================
このところ、万能型のFWとして異常なまでのスピードで成長をしているリグル。
抜群のダイレクトシュートの威力に、パスの上手さやドリブルの上手さを使った突破力。
そして、今のリグルは前線の選手としては十二分に過ぎる程の守備力を持っていた。
だが、その守備力も――幻想郷最速のドリブラーには一歩届かなかった。

フォン フォン フォン シュシュシュシュッ

リグル「うっ、え!?」
文「おお、遅い遅い」

幻想郷一の俊足を飛ばし、かつ、そのスピードを維持しつつ的確にフェイントを入れる文。
あながち兎や半霊や式の式とは格が違うという宣言も間違ったものではないと言えるかもしれず。
呆然とするリグルを追い越しながら、文は笑みを浮かべつつ一気に右サイドを突破。
しかし、その先に回り込むように……左OMFのパルスィと左DMFのヒューイが文に詰め寄る。

ジョン「速い速い! 快速ドリブラー、文選手!
    リグル選手をまずは抜き去り、そのまま一気に右サイドを駆け上がりますが……。
    しかし、その行く手にはパルスィ選手とヒューイ選手が立ちふさがるゥ!!
    果たして文選手、ここを突破できるかァ!?」

パルスィ「妬ましい……! 幻想郷最高のドリブラーは私なのに……!」
ヒューイ「今度も止めてあげるね、天狗さん」
文「あやややや。 橋姫はともかく妖精さんはちと厄介。 ですが……」
勇儀「おう天狗! さっさと突破して私にセンタリング上げな!!」
文「(うう、パスで逃げたいのになぁ……はぁ……とにかく、やるしかありませんか)」

82 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:30:51 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★文→ ! cardドリブル 57 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ヒューイ→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→文、パルスィとヒューイも抜き去りそのまま右サイドを更に駆け上がる! 穣子も抜く気だ!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(勇儀がフォロー)(勇儀と妖精1で競り合い)(妖精1がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
文:ダイヤかハートで「鎌鼬ベーリング(+4)」
ヒューイ:ダイヤで「ぎゅぎゅーんタックル(+3)」、ハートかスペードで「ぎゅいーんタックル(+2)」

83 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:31:04 ID:???
★文→  ハート9 ドリブル 57 +(カードの数値)=★

84 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:31:07 ID:???
★パルスィ→  クラブJ タックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★


85 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:33:30 ID:???
★ヒューイ→  クラブJ タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★


86 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:33:50 ID:???
★ヒューイ→  クラブ4 タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

87 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 01:34:48 ID:???
文ちゃんが3人抜きに成功したところで本日はひとまずここまでです。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

88 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:36:09 ID:???
ブラックファルコン乙でしたー

89 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 01:38:30 ID:???
お疲れ様でしたー

あれ?いきなりピンチ?

90 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 20:28:56 ID:???
せりあいに強い妹紅がボランチやってるからやばいかもな

91 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 22:39:13 ID:???
>★文→  ハート9 ドリブル 57 +(カードの数値)+(鎌鼬ベーリング+4)=70★
>★パルスィ→  クラブJ タックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★
>★ヒューイ→  クラブJ タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=67★
>≧2→文、パルスィとヒューイも抜き去りそのまま右サイドを更に駆け上がる! 穣子も抜く気だ!!
====================================================================================
文「おお、遅い遅い」
パルスィ「妬ましい……!!」

まず文はドリブルだけならば超一流とも呼べるが、守備は決して得意では無いパルスィを一気にスピードで置き去りにし。
事実上のヒューイとの一対一の状況へと持っていく。
それを受けて、ヒューイも文の誘いに乗るように距離を詰めつつ……。
しかし、油断はしないよう慎重に隙を伺い、タックルに行くタイミングを見計らっていたのだが。

ビュンッ!!

ヒューイ「!」
文「そのようなスピードでは私は捉えられませんよ……っと!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あぁぁぁぁぁ〜っとぉ!? 文選手、ヒューイ選手も抜いたァ!!
    幻想郷Jrユース、不動のボランチであるヒューイ選手を置き去りにするそのスピード!
    流石は幻想郷最速ドリブラーです! このまま一気にサイドを突破するのかァ!?」

観客「おいおいおい、なんだあのスピード!?」「ボールを持ちながらあんなに速く走れるのか!?」

ディアス「結構いい足してるな〜」
永琳「とはいえ、彼女にあるのはスピードだけ……ドリブラーとしては、ディアス君の方が圧倒的に上ね」
パスカル「問題はウルグアイと当たる時だよなぁ……あんなドリブルで一対一を仕掛けられたら、ガルトーニじゃ止められないぞ」

92 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 22:40:59 ID:???
隙を見つけようとする余り、逆にそれがヒューイ自身の隙となり。
文はその一瞬を見逃さぬよう、急加速をしてヒューイの横を強引に突破。
高速でサイドを駆け上がりながら一気にサイド奥深くまでドリブルしてしまおうと突撃し……。
それに合わせて、ウルグアイのツートップもまたゴール前へと駆け込む。

妖精1「(ヒューイが抜かれた!? あの天狗……不夜城カップの時は逃げたのに……やっぱ強いんだ)」
勇儀「ええい、邪魔な妖精だねぇ。 そんなトコにいられちゃパスが受けられないじゃないか!」
妖精1「(それが仕事だもん)」
ビクトリーノ「(よし、速攻は成功と……後は仕上げだけだな!)」

反町「(くそっ、ヒューイでも止められなかったか……!
    文さんはそのままサイドを突破してセンタリングを上げる気みたいだけど……。
    ここはどうする? 穣子に文さんを止めに行かせるか、中央に戻らせてゴール前を固めさせるか……うぅん……)」

A.「穣子、文さんを止めろ! お前なら出来る!」 穣子にプレスをかけさせる
B.「穣子、中央を固めろ! ゴール前を固めるんだ!」 穣子にゴール前に向かわせる
C.「妖精1、マークはいい! 穣子と一緒に文さんを止めに行くんだ!」 穣子と妖精1にプレスをかけさせる
D.「(いや、ここは指示は必要ないな)」 穣子に任せる
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>88-89
どうも乙感謝です。

93 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:42:58 ID:0eC/7MCQ


94 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:44:19 ID:???


95 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:45:20 ID:IvdB3sdQ


96 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:48:39 ID:unbLdZw2
B

97 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:53:02 ID:PdombOKk


98 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:56:53 ID:0eC/7MCQ
Dに変更お願いします

99 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 22:57:45 ID:???
>>98
変更了解です。

100 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 22:57:54 ID:rnckAALA


101 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 23:07:12 ID:???
>D.「(いや、ここは指示は必要ないな)」 穣子に任せる
===================================================================
反町「(あまり指示を出しすぎると混乱するかもしれないしな。 穣子の判断に任せるか)」

ここは特に指示を出す必要性は無いだろうと判断し、反町はゴール前の攻防を見ながらやや下がり目の位置へと移動。
一方で当の穣子はといえば、険しい顔つきをしながら迫り来る文を見据え……。
しかし、それもすぐに終えると、素早くゴール前へと向かいPA内へと侵入。
ゴール前を固める事を選択する。

穣子「(ただでさえ3バックでDFが少ないからね……文が突っ込んできたらレティとチルノしか残らない。
    無茶するような場面じゃないわ……!)」
文「あやや……意外に冷静ですねぇ(突っ込んできてくれた方が有難かったのですが)」

これを見て、文は渋い表情になりながらも……そのまま当初の予定通りサイドを完全に抉りきり。
さて、ここからどうするべきか……と中央に視線を向ける。

ジョン「さぁ〜、試合開始から5分! 早くも得点チャンスを迎えるウルグアイJrユース!!
    果たして最後は誰に任せるか!?」

文「(うーむ、ここは……)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★文の判断→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→萃香「私だ、私に持って来い!」 なにィ!? CBの萃香がここまでオーバーラップしてるだと!?
ダイヤ→勇儀「天狗、ハイボールを出しな! まずは軽く蹴散らしてやる!!」
ハート→ビクトリーノ「文、こっちに渡せ! 低いボールだ!!」
スペード→文「(指示は特に無し……なら、ここは突っ込ませていただきますか)」
クラブ→勇儀「天狗! グラウンダーで出しな!」

102 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:08:19 ID:???
★文の判断→ クラブQ

103 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 23:19:58 ID:???
>★文の判断→ クラブQ =勇儀「天狗! グラウンダーで出しな!」★
====================================================================
文「あやや……?」
ビクトリーノ「ばっ……何を言って……!」
勇儀「やっぱFWは地に足つけてシュート撃ってナンボだろう! いいから出せ!!」
妖精1「(よし……持ったところを奪ってやるんだから!!)」

ここで迷う文に言葉をかけたのは、彼女の上司的立場にあたる鬼――星熊勇儀であった。
彼女は妖精1がマークについているにも関わらず、グラウンダーのボールを要求――。
つまり、一旦トラップをしなければならないボールを要求する。
この発言を聞き、文は本当に大丈夫だろうかと一瞬首をかしげ……一方でビクトリーノが呆然とする中。
勇儀はいたって平静な顔で、なんとも自分勝手な理由で早くボールを出せと文をせっつく。

文「(あやや……まあ、指示されたのなら従いますけどね……っと)それっ!」

これに対し、文は素直にグラウンダーのパスを出した。
上司の言うことならば逆らうことなど出来ない、悲しい縦社会に生きる者の選択であった。
そして、天狗の放つ風を纏ったボールは、そのまま鬼へと渡ろうとしていたのだが……。

穣子「しめたァ!! レティ、頼むわ!!」
レティ「嬉しそうねぇ……まぁいいわ。 いくわよ!!」

しかし、そのボールが渡る寸前――そのコースに飛び込む者がいる。

ガッシィィィイイイイイイイインッ!! バシュウウッ!!

104 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 23:20:58 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★文→ ! card天狗道の開風 55 +(カードの数値)=★
★穣子→ ! cardオータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→文のパスが何とか勇儀に通った! しかし、すぐに妖精1がタックル!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ビクトリーノがフォロー)(レティとビクトリーノで競り合い)(レティがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

105 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:22:26 ID:???
★文→  ダイヤQ 天狗道の開風 55 +(カードの数値)=★


106 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:22:57 ID:???
★穣子→  スペード3 オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★

107 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:23:13 ID:???
Qさんが裏切ったwww

108 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:23:14 ID:???
★穣子→  クラブQ オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★


109 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:25:47 ID:???
Qさん遅いよ!

110 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:27:24 ID:???
Qサンオンドゥルラギッタンディスカー!

111 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 23:48:25 ID:???
>>107 >>109-110 Qさん「我々Qさんはいつも公平だ」

>★文→  ダイヤQ 天狗道の開風 55 +(カードの数値)=67★
>★穣子→  スペード3 オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=62★
>≧2→文のパスが何とか勇儀に通った! しかし、すぐに妖精1がタックル!
==========================================================================
騒霊楽団のプリズムリバー三姉妹の空中サッカーを模し、姉妹間で開発をしていた秋姉妹のオータムスカイハリケーン。
穣子はそれを更に、同じくオータムスカイズで過ごして来たレティを土台にする事で使えるようにと昇華させていた。
それは既に実戦レベルでも十分使えるだけの精度を持っており。
静葉と行った時のそれと比べても、なんら遜色が無いものだったのだが……。

ヒョロロッ……

穣子「って、ああぁぁぁぁ〜っ!?」
レティ「あ! ご、ごめんなさい! ついチルノを飛ばす時の感覚でやっちゃったわ!!」
穣子「レティーッ!?」

しかし、実戦で使うのは初めて。
ゆえにレティは力加減を間違え、チルノを飛ばすつもりでやってしまい……。
チルノ以上の体重を持つ穣子は、自然とボールに迫る前に減速し地面に着地。
結果、ボールはそのまま勇儀へと綺麗に渡ってしまう。

ドッ!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「なっ、なんだァ!? あのDF!!」「もう1人のDFと足をくっつけて飛んでたぞ!?」
  「あれでボールカットするつもりだったのかよ!? 冗談だろ!?」「幻想郷って面白いところだなー」

穣子「ちょっ、何で観客笑ってんのよ!? い、今の失敗は実戦慣れしてなかっただけなんだからね!!」
反町「(……まぁ、外の世界のサッカー的に考えれば当然だよなぁ。
    って、それより勇儀さんは!?)」

112 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/28(木) 23:49:37 ID:???
この珍妙な光景を見て、観客達は大爆笑。
もしもこの場に全日本が誇る空中サッカーの申し子達がいたら、その観客達を見て穣子と共に怒っていてくれたかもしれない。

ディアス「プフフッ……は、話には聞いてたけど随分面白い事するんだな幻想郷も!」
永琳「(うぅん……彼女のパスカットの腕なら取れてもおかしくなかった筈なんだけどね……)」

ヘルナンデス「………………」
諏訪子「!?(ヘルナンデス君が珍しく真面目な顔してる……! 何か今のを見て思いついた事とかあるのかな!?)」
ヘルナンデス「(彼女がスカートなら……中身が見えていたのに……)」

ジョン「穣子選手! レティ選手との合体パスカットも届かないィッ!!
    そして、ボールは綺麗に星熊勇儀選手に渡り……あっとォ!?
    しかし、これには素早く妖精1選手が当たりに行きます! 果たしてボールを奪えるかァ!?」

勇儀「よおーし、そんじゃいくぞ嬢ちゃん!」
妖精1「(今日の試合……こいつにシュートは撃たせない!!)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★勇儀→ ! cardドリブル 53 +(カードの数値)=★
★妖精1の1→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=
 妖精1の2→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→勇儀、妖精1の執拗なマークをかわしそのままシュート体勢に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ビクトリーノがフォロー)(ビクトリーノと妹紅で競り合い)(妹紅がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
勇儀:ダイヤで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
妖精1:ダイヤで「スピードタックル(+2)」

113 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:51:27 ID:???
★勇儀→  スペード2 ドリブル 53 +(カードの数値)=★


114 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 23:51:33 ID:???
★妖精1の1→  スペードJ タックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=
 妖精1の2→  スペード3 タックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=★

ナマエヲヨコセー

115 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 00:11:55 ID:???
>★勇儀→  スペード2 ドリブル 53 +(カードの数値)=55★
>★妖精1の1→  スペードJ タックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=64
> 妖精1の2→  スペード3 タックル 51 +(カードの数値)+(マンツーマン+2)=56★
>≦−2→幻想郷ボールに。
=========================================================================
妖精1「(足は決して速くない……足元のボール捌きも……橋姫や2人の巫女には全然敵わない。
     こいつにあるのはパワーだけ……なら……そのパワーを使われる前に!)」
勇儀「うおっ!?」

ボールを持ち、体勢を立て直そうとする勇儀。
その一瞬に、妖精1は間髪入れず足を入れ、ボールを零し、素早くそれを確保する事に成功。
一連の素早い動きに勇儀は何をされたのかわかっておらず、しばらく目をしぱしぱと瞬いていたが……。
妖精1がボールをクリアーする音を聞くと、即座に我に返りその口を目一杯に広げてカカカと笑い始める。

勇儀「おおお! いいねぇ、面白いじゃないか妖精!! 中々骨がある! うん! 気に入ったよ!」
ビクトリーノ「気に入ったじゃねぇ! 何を折角のチャンスを不意にしてんだ!!
       ハイボールを貰ってりゃ奪われずに済んだんだぞ!?」
勇儀「うるさいねぇ。 奪われたもんは仕方ないだろう? ほらほら、それより守備に戻るよ」
ビクトリーノ「くっ、こ、この……!」
文「(よし、これで鬼さんの責任になる、と……)」

にとり「(かぱぱ! やったやった! 妖精1が鬼に勝った〜!)」

勇儀の勝手な判断を注意するビクトリーノに、それを受け止めてもどこふく風といった具合な勇儀。
それを尻目に、文は肩を竦めてげんなりとした様子で戻り始め……ベンチのにとりは妖精1の活躍に喜ぶ。
一方、妖精1のクリアーしたボールはパチュリーがフォローしていた。

ジョン「幻想郷、ここは妖精1選手の活躍でシュートを未然に阻止!
    そして、ボールは右OMFのパチュリー選手へと渡ります!
    幻想郷Jrユース、ここからどういった反撃に出るか?」

116 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 00:13:15 ID:???
パチュリー「ナイスプレイよ、妖精1。 その調子で頼むわ」
妖精1「うん!」
パチュリー「(さて、と……。 どうやって反撃も……要は左のパルスィを使うか私が攻めるかの2択なのよね。
       体力に不安が残るリグルも、伊吹萃香を確実に抜ける反町の体力もあまり使いたくない。
       ……よし、まずは私が仕掛けましょう)」

ダダダッ!

センターラインより低い位置でボールを持ったパチュリーは、妖精1に声をかけつつ。
ここは自分が運ぶべしと判断し、そのまま前進する。
しかし、当然ながらウルグアイもこのパチュリーの突破を阻む為。
まずはサイドハーフのキオソーネがパチュリーへとプレスをかけてくる。

キオソーネ「(見るからに病弱そうだけど接触プレイして大丈夫かな……? 吐血とかしないよな?)」
パチュリー「(息に乱れは無い……よし、いくわよ!)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パチュリー→ ! cardドリブル 55 +(カードの数値)=★
★キオソーネ→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、まずはキオソーネを抜き去る! そしてそのまま一気に中央突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(パルスィがフォロー)(反町がフォロー)(ミャウザーがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
パチュリー:ダイヤで「エレメンタルハーベスター(+4&吹っ飛び係数4)」、ハートで「頭脳的なドリブル(+3)」

117 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:15:03 ID:???
★パチュリー→  ダイヤ2 ドリブル 55 +(カードの数値)=★

118 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:15:16 ID:???
★パチュリー→  ダイヤA ドリブル 55 +(カードの数値)=★
やべぇ、まともなぱっちぇさんに違和感があるw

119 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:16:07 ID:???
★キオソーネ→  スペード6 タックル 51 +(カードの数値)=★

120 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 00:32:14 ID:???
>★パチュリー→  ダイヤ2 ドリブル 55 +(カードの数値)+(エレメンタルハーベスター+4)=61★
>★キオソーネ→  スペード6 タックル 51 +(カードの数値)=57★
>≧2→パチュリー、まずはキオソーネを抜き去る! そしてそのまま一気に中央突破!
=================================================================================
パチュリー=ノーレッジは、見た目は完全に病弱そうなもやしっ子である。
出る所は必要以上に出ているが、線は細く身長は低く、スポーツをするような体型ではない。
特に接触プレイなどが多いサッカーでは、とてもではないがやっていけられないような体つきだった。
しかし、彼女にはその虚弱な肉体を補って余りある頭脳と、七曜の魔法を使った数多のプレイがあった。

ポワアッ

キオソーネ「うげっ!? な、なんだっ……!?」
パチュリー「…………どいてね。 どかないなら轢くけど」
キオソーネ「ぐぎゃああーっ!? 吐血をするのは俺でしたーっ!?」

バギィッ!!

自身の周囲に魔法の膜を張り、悠々とドリブル突破をするパチュリー。
一方でボールを奪いに向かったキオソーネはといえば、魔法の膜に弾かれ。
吐血こそしないものの、宙を舞う事になってしまう。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

観客「なっ、なんだ今のは!?」「なんか変なシャボン球みたいなのがあの14番(パチュリー)を包んでたぞ!?」
  「これが幻想郷の恐ろしいところなんですよ」「お前幻想郷の何知っとんねん」

そして、当然ながらこの魔法を使ったプレイに観客達は大いに沸く。
外の世界の常識では考えられない、魔法や秘術――或いは刃物だとか箒だとか日傘だとかを使ったサッカー。
これこそが幻想郷のサッカーであり、外では絶対に見られないサッカーなのだから。

121 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 00:33:23 ID:???
審判「(……これを容認しろって結構無茶だよなぁ。 いや、上からの命令だからせざるを得ないんだけどさ)」

こうして観客達が沸き、審判が改めてお上からの命令を思い出して顰め面をする中。
パチュリーは涼しい顔をしながら、更に中央突破。
そのままハーフウェイラインも超え、相手陣へと入ったところで……今度はダブルボランチに掴まる。

ミャウザー「魔法だか何だか知らないけど、そんなものに負けてたまるか!」
ビルト「ここで止めてやる!」
パチュリー「(ここを抜いて……FWに渡すとしましょうか)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パチュリー→ ! cardドリブル 55 +(カードの数値)=★
★ミャウザー→ ! cardタックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ビルト→ ! cardタックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、ダブルボランチも抜き去った! 今度は幻想郷がシュートチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(パルスィがフォロー)(パルスィと文で競り合い)(ビクトリーノがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
パチュリー:ダイヤで「エレメンタルハーベスター(+4&吹っ飛び係数4)」、ハートで「頭脳的なドリブル(+3)」

>>118
ただしリグルが活躍すると鼻血が出る。

122 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:33:51 ID:???
★パチュリー→  JOKER ドリブル 55 +(カードの数値)=★

123 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:34:49 ID:???
★ミャウザー→  スペード10 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
このまま先制点もらうでー

124 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:34:55 ID:???
★ミャウザー→  ハートQ タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

125 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:38:46 ID:???
★ビルト→  ハート9 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

126 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:38:52 ID:???
パチェさんすごい!
だけど超常サッカーに対抗できる外の世界の選手はもっとすごい!

127 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 00:48:56 ID:???
>>123
本編では虎さんを苦しめたカノーバさんがゴールを守っています。
頑張って得点しましょう!

>>126
ウルグアイを含め、幻想郷が対戦する全てのチームは。
派遣選手とかの関係で超常サッカーに慣れてきているので多分大丈夫なんです。

パチェさんが張り切ってJOKER出した所で本日はここまで。
ハーフしか出場出来ないパチェさんにとっては貴重な覚醒です。
次回はこの続きから書かせていただきます。それでは、お疲れ様でしたー。

128 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 00:57:44 ID:???
乙でしたー

129 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 16:19:17 ID:???
覚醒したからよかったけど、パチュリーそこまで強くないね
名無し相手に得意のドリブルで3差だし

130 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 19:59:39 ID:???
まぁそこは必殺技で何とかしろってことじゃね

131 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 20:06:14 ID:???
パチュリーが弱いんじゃなくて敵のタックルが予想以上に強い……

132 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:01:37 ID:???
ミャウザーとビルトのタックル、世界トップクラスだね。
ウルグアイ侮れんぞ。

133 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 23:38:23 ID:???
>>128 どうも、乙感謝ですー。
>>129-131 基本的にはどの選手も10差ついての圧勝とかは無いです。 
>>132 ごめんなさい、以前に言った世界トップレベルなどの基準ですが
     大会が始まってからは以前言ったものから大体+2〜3した程度が基準だと思って下さい。才レベルの計算を忘れてました。

>★パチュリー→  JOKER ドリブル 55 +(カードの数値)+(エレメンタルハーベスター+4)=74★
>★ミャウザー→  スペード10 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★*吹っ飛び*
>★ビルト→  ハート9 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=62★*吹っ飛び*
>≧2→パチュリー、ダブルボランチも抜き去った! 今度は幻想郷がシュートチャンスだ!
>※パチュリーがJOKERを出して勝利したので全能力+1、更に必殺ドリブルを習得!
=====================================================================================
観客席にいた八意永琳はパチュリー=ノーレッジよりも自身の方が強いと評した。
実際、その永琳の考えも……あながち間違ってはいない。
なぜならば、パチュリー=ノーレッジには知識や技術はあっても、それを酷使出来る身体が無いのだ。
喘息であるが為にハーフタイムしか出場出来ない彼女は、実戦経験というものを積む事が出来ない。
試合中で成長をするという事が、ほぼ望めないのである。

永琳「(練習も限られた時間でしか出来ない以上、それは彼女にとって大きすぎるハンディキャップ。
    いくら技術や知識があったところで、成長が望めないのは痛すぎるわ。
    過去ならともかく、今の彼女が私の脅威になりうる筈が……)」

パチュリー「(…………さて、行くわよ!)」

ポワッ……

ミャウザー「げぇっ!? ま、またあの膜……」
パチュリー「……遅いわね」
ミャウザー「うぎゃああああっ!?」

ドガァッ!!

134 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 23:39:24 ID:???
永琳が見守る中、パチュリーは再びエレメンタルハーベスターを使いミャウザーを蹴散らし。
そのまま一気に中央を突破しようと突き進む。しかし……。

ビルト「(! やった! ミャウザーが当たったお陰で膜に穴が開いてる! あそこから飛び込めば……!)」

その衝撃により、パチュリーを覆っていた大きなシャボン球のようなものの一部には穴が開き。
後に残ったビルトは、そこから飛び込んでパチュリーからボールを奪う事を画策。
スピード任せに、突撃するようにパチュリーへと挑みかかるのだが……。

シュッ……ババッ!!

ビルト「えっ!?」
パチュリー「……愚者は餌を目の前に垂らされると何も考えずに突っ込む。
      いけない癖ね……」
ビルト「わっ……ぎゃあああっ!?」

バゴォッ!!

しかし、パチュリーは瞬間、ボールを高くへ蹴り上げると同時に自身も飛び上がりビルトを越そうとする。
そうなれば当然、パチュリーを囲む膜もまた飛び上がると同時に追従し……。
結果、パチュリーを囲っていた膜の下部はビルトへと衝突。
その衝撃でビルトは地面へと思い切り叩きつけられ……パチュリーは悠々と着地を決めるのだった。

永琳「!!」
ディアス「(力任せに見えるけど……ふぅん? まぁ、結構やる方かな)」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「ま、また吹っ飛ばしたー!!」「ヒャア、いいぞもっとやれ! もっと血の雨を降らせるんだ!!」
  「あんな華奢なのにどこにあんな力が……」「力っていうより、またあの膜なのに当たった瞬間吹っ飛んでたからなぁ……」

135 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 23:40:28 ID:???
どう見ても華奢なパチュリーが、男達を3人吹き飛ばし、突破に成功した事で。
観客達はこの異様な光景にどよめきながらも歓声を上げ……。
一方で、永琳とディアスはパチュリーの見せる高い技術レベルの技に内心舌を巻く。

永琳「(……ふふふ、流石はパチュリー=ノーレッジね。
    限られた時間の中だからこそ、全力のプレイをし、成長をする。
    幻想郷戦は……楽しい試合になりそうだわ)」

ジョン「さぁ〜! パチュリー選手、一気に中央を突破しミドルサードを超えたァ!
    既にシュートレンジに入り、ツートップのFWもゴール前に駆け込んでいるぞ!?
    ピンチから一転、チャンスに移ったが……果たしてここは誰に渡してくるか、パチュリー選手!
    或いは自らが決めに行くかァ!?」

リグル「ハッハァー! 私に渡せ、パチュリー! エースがここにいるぞ!!」
パルスィ「(妬ましい……一流ドリブラーと言えば私なのに巫女も魔女も覚醒して妬ましい!!)」
反町「(なんだかパチュリーさん、ドリブル上手くなったみたいだな……。
    さて、それはともかく先取点のチャンスだ! ここはどう指示を出そう?
    俺とリグルはPA内……パチュリーさんは既にアタッキングエリアで、パルスィもそのやや左後方って所だけど……)」

A.「リグルだ、リグルにハイボールを上げるんだ!」
B.「こっちだ! こっちに高いボールを下さい!」
C.「こっちだ! こっちに低いボールを下さい!」
D.「パチュリーさん、そのまま一気にシュートだ!」
E.「パチュリーさん、そのまま一気にドリブルゴールだ!!」
F.「左後方のパルスィに一旦パスだ!」
G.「(パチュリーさんに指示する必要は無いな。 黙っておこう)」
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※パチュリーが「芸術的なドリブル」を修得しました。

136 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:41:34 ID:LlrvBGUQ


137 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:43:44 ID:drDPW1e+


138 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:44:15 ID:PZvimDrM
C

139 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:44:47 ID:8Fe1ZrS+
C

140 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:44:58 ID:wZwwBYzw
C

141 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:45:04 ID:kNn47j86
A

142 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/29(金) 23:55:35 ID:???
>C.「こっちだ! こっちに低いボールを下さい!」
============================================================
パチュリー「(例の変則気味のオーバーヘッドを撃つつもりね……よし!)」

反町の指示を受けるや否や、パチュリーは即座に右足を振りかぶりパスの構え。
しかし、当然ながらウルグアイもこのパスを通すまいとCBのチュレビーがコースに飛び込み。
何としてでもカットしてやろうと全身を使って阻みに向かう。

チュレビー「(ビクトリーノの話じゃこいつに渡すのだけは絶対に駄目って話だ!!
       ここで防がないと! こんな早く失点してちゃ洒落にならねぇ!!)」
パチュリー「(結構ハイペースだけど……問題ないわね。 どうせ前半で燃え尽きるのだし)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パチュリー→ ! cardセントエルモピラー 59 +(カードの数値)=★
★チュレビー→ ! cardパスカット 53 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町に低いボールが渡った! 行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(パルスィがフォロー)(反町と萃香で競り合い)(ビクトリーノがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

143 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:57:32 ID:???
★パチュリー→  クラブ3 セントエルモピラー 59 +(カードの数値)=★

144 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:57:57 ID:???
★チュレビー→  ダイヤ9 パスカット 53 +(カードの数値)=★


145 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:58:16 ID:???
ゲェー

146 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 23:58:33 ID:???
鬼と競り合いか

147 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/30(土) 00:07:02 ID:???
>★パチュリー→  クラブ3 セントエルモピラー 59 +(カードの数値)=62★
>★チュレビー→  ダイヤ9 パスカット 53 +(カードの数値)=62★
>=0→ボールはこぼれ球に。反町と萃香で競り合い
=========================================================================
ゴォォォオオオオオッ!!

パチュリー「(むきゅっ!?)」
チュレビー「あばばば!? ボ、ボールが燃えてぇぇぇぇ!? って、あ、あれ!?」

パコンッ!!

火をボールに纏わせながら出すパス……パチュリーの必殺パス――セントエルモピラー。
その業火に包まれたボールに触れる事は、常人では難しいのだが……。
しかし、ここでパチュリーは魔法の調整をミスしてしまう。
結果、炎は不完全にボールを纏い、チュレビーが触れる刹那、消え失せ……。
これにより威力を失ったボールは、チュレビーの懸命のカットの甲斐もあり零れ球になる。
ただ、それでもボールは勢いを失わず高く浮き上がって反町の方へと飛び上がったのだが……。

反町「(低いボールじゃなくなったけど……ここでトラップを……!?)」

バッ!!

萃香「よしよし、そんじゃ……最初の勝負と行こうか反町!!」
反町「くっ!? (萃香さんが競り合いに……! く、くそっ!?)」

148 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/30(土) 00:08:03 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→ ! card高いトラップ 55 +(カードの数値)=★
★萃香→ ! card高いクリアー 60 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町「もう下半身だけの男(シュート的な意味で)なんて言わせないよ」 反町がトラップに成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがフォロー)(リグルとバージェスで競り合い)(リラダンがフォロー)
≦−2→萃香「鬼の競り合い強さは世界一ィ!!」 萃香がクリアーに成功!

149 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 00:08:15 ID:???
★反町→  ハート8 高いトラップ 55 +(カードの数値)=★
ドコンジョウー!!

150 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 00:08:54 ID:???
★萃香→  クラブ7 高いクリアー 60 +(カードの数値)=★

151 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 00:09:18 ID:???
無理でしたーwww

152 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/30(土) 00:27:59 ID:???
>★反町→  ハート8 高いトラップ 55 +(カードの数値)=63★
>★萃香→  クラブ7 高いクリアー 60 +(カードの数値)=67★
>≦−2→萃香「鬼の競り合い強さは世界一ィ!!」 萃香がクリアーに成功!
========================================================================
かつてはシュート力しか取り得の無かった反町も、この大会に向けての合宿でその他の能力を大きく伸ばした。
以前はザコにすら負ける程だった競り合い能力もまた、その1つである。
決して強靭とは言い難いが、さりとて貧弱と言える程でもないだけの上半身の筋肉をつけた今。
反町は早々競り合い勝負で負けることは無い。無いのだが……。

グオオオオッ!!

反町「くっ! (ち、小さいのに相変わらず凄い力だ……! 押し負け……っ)」
萃香「おおおおおおりゃああああああああああっ!!」

バコォォォオオンッ!!

しかし、鬼の力を持つ伊吹萃香の前には、鍛え上げた反町の肉体は何ら意味を成さなかった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あぁぁぁぁあああ〜っとぉ!? 駄目です! 反町選手、トラップ出来ないィィイッ!!
    小さいながらも鬼の力を持つ伊吹萃香選手が、零れ球を大きくクリアーしましたァ!!
    流石は小さな鋼鉄の巨人、伊吹萃香ァッ! 後半にならなければ本来の力を発揮出来ないとはいえ。
    前半でもその力は他の一流選手に引けを取りませんッ!!」

萃香「ういぃ〜! 気持ちいいねぇ!! 勝利の後の酒は美味いッ!!」
反町「(く、くそっ……! 何て競り合い強さだ……! これじゃあハイボール争いはやっぱり無理だな……)」
リグル「反町、戻るよ! ドンマイドンマイ!」
反町「う……あ、ああ!」
パチュリー「(私のパスミスのせいね……貴重な体力を無駄にしてしまったわ……)」

153 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/30(土) 00:29:01 ID:???
まずは最初の勝負に勝ったと満足げに笑みを浮かべながら、瓢箪の中身を呷る萃香。
一方で反町は悔しそうに歯噛みをし……リグルに励まされながら戻り始め。
パチュリーは自らのミスを自責しながら、同じく守備へと戻り始める。
そして、萃香がクリアーしたボールはといえば……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★ボールの行方→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→なにィ!? ものすごい勢いで幻想郷ゴールに向かっていただと!? 萃香「これが私のカウンターシュート(クリアー版)だ!」
ダイヤ→ヒューイがフォロー
ハート・スペード→勇儀がフォロー
クラブ→文がフォロー

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