キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/26(火) 22:13:09 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1298815248/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
命蓮寺ナムサンズを完勝で撃破し、練習試合3戦全てを無失点勝利で飾った幻想郷Jrユース。
しかし、その明くる日、チームのレギュラーである霧雨魔理沙が意識不明の状態で発見され。
博麗霊夢・東風谷早苗・十六夜咲夜・魂魄妖夢の4人は彼女をこのまま放っておけないと幻想郷へ帰還する。
大会がいよいよ始まろうとする最中、主力選手たちが大量離脱した幻想郷Jrユース。
果たしてこんな状況の中、初戦の相手、ウルグアイJrユースを粉砕する事は出来るのか!?

椛「やっぱりかませ犬じゃないですかー! やだー!」
リグル「エースだからドリブルゴールも決めた! 流石はエースと自分で自分を褒めてやりたいところだ!!」
魅魔「今のお前は牙を抜かれ、檻に入れられた虎じゃ!!」
魔理沙「魅魔様に捨てられた……もう駄目だ……おしまいだぁ……」
早苗「咲夜さんと一緒というのが不安ですが、幻想郷に帰ります!」
咲夜「(異変が発生するのよね……)」うず… うず…
輝夜「予選リーグの相手はウルグアイ、イタリア、アルゼンチン、フランスよ!」
反町「全部強豪国だこれー!?」
若林「フラグバッキバキやで!」

大会の初戦は鬼さん天狗さんパンサーさん。果たして主力を欠いた幻想郷Jrユースは勝つ事が出来るのか!?
そんな幻想のポイズン51スレ目、これからもよろしくお願いします。

735 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 00:40:26 ID:???
★静葉→  クラブ6 フォーリンパス 58 +(カードの数値)=★

736 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 00:44:00 ID:???
★ミャウザー→  ダイヤ5 パスカット 52 +(カードの数値)=★


737 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/16(月) 00:46:31 ID:???
反町にボールが渡ったー、というところで本日はひとまずここまでです。
パソコンを買い替えてスムーズなのはいいのですが、まだちょっと慣れないですね。
特に今までノートだったのがデスクトップ型になったので、画面が大きすぎて目が疲れます。
なんとか早く慣れるようにします。
それではお疲れ様でしたー。

738 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 00:47:02 ID:???
オータム乙でした

739 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 01:16:18 ID:???
静葉さん頑張った乙でした〜

740 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 00:30:41 ID:???
>★静葉→  クラブ6 フォーリンパス 58 +(カードの数値)=64★
>★ミャウザー→  ダイヤ5 パスカット 52 +(カードの数値)=57★
>≧2→静葉のパスがグラウンダーで反町に渡った! シュートが撃てるぞ!
=========================================================================
静葉「(先ほどのような失態は見せられない……! 確実に……通すッ!!)」

バシュッ! シュゥゥゥゥッ!!

ミャウザー「うっ……!」

つい先ほどに反町に出したパスは、かろうじて敵のカットに阻まれていた。
パスを何よりも得意とする静葉としては、今度もまたカットされてしまうのはアイデンティティーの崩壊を意味しており。
また、監督である輝夜に自身の力を見せつける意味でもここは必ず通さなくてはならない場面。
気迫のこもった静葉のパスに、ミャウザーは掠る事すら出来ず……。

パスッ……

反町「ナイスパス、静葉さん!」

ジョン「あ〜っとぉ! ここで静葉選手のパスが、綺麗に反町選手へと渡ったァ〜ッ!!
    先ほどはシュートを失敗した反町選手ですが、
    幻想郷ではそのシュートで数多のチームを絶望の淵へと追いやってきた実績を持つのです!
    今度こそは何としてでも決めたいところだが!?」

萃香「うぃ〜♪ いい感じに酔いも回ってきたよぅ〜♪ 矢でも鉄砲でも持ってきな〜!」
バージェス「く、くそっ! またブロックか!!」
チュレビー「とにかくフリーにさせるな! 2点目をやらせるな〜ッ!!」
反町「(実況が本当に酷い……さて、それはともかくやっと2度目のシュートチャンスだ! ここは……)」

741 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 00:31:41 ID:???
A.普通のシュートで十分だ! (シュート値:59(1/2で+3)) 消費ガッツ80
B.ポイゾナスドライブでいく! (シュート値:66) 消費ガッツ200
C.オータムドライブ、テイクオフだ! (シュート値:68) 消費ガッツ250
D.いやいや、あえてドリブルゴールでいくぞ! このまま突っ込むぜ!
D.いや、ここはエースに任せる! リグルに高いパスだ!
E.もう一度パルスィに渡してドリブルゴールさせるぞ!
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町のガッツ 685/880

742 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:31:58 ID:c22GiQts


743 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:33:40 ID:6E48+HHA


744 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:34:19 ID:I+p9wFV+
C

745 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:34:31 ID:hYFlzxyo


746 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 00:43:20 ID:???
>C.オータムドライブ、テイクオフだ! (シュート値:68) 消費ガッツ250
============================================================================
反町「(萃香さんの弱点は見切った! 今度こそ決まる筈……! いくぞォッ!!)」

グワァァァァァァアアアアアッ!!

一発目のシュートこそは萃香の剛腕で跳ね返されたものの……。
しかし、そのシュートを打ったからこそ、見切る事の出来た萃香の弱点。
その小さい股の下への反応が僅かに遅れる事を見抜いた反町は。
そこ目掛けて最高のシュートを放とうと右足を再び振り上げ……。
萃香は赤ら顔ににやりとした笑みを浮かべながら、瓢箪片手に右手を強く握り酒気を含んだ息を吐く。
そして、DFたちはといえば……半ば絶望した表情をしながらも、フリーにはさせまいと懸命にブロックに走るのだった。

ジョン「後半は残り15分といったところ! ここで決まれば、ぐっと有利になる幻想郷!!
    何としても決めたいところですが……しかし、試合終了も近づき萃香選手の調子も上がっているでしょう!
    果たして今度こそ決める事が出来るか、反町選手!?」

萃香「おいで、反町! 今度もこの腕で思いっきり跳ね返してやるさ!!」
バージェス「体のどこかにあたってくれ〜!!」
チュレビー「あたっても吹き飛ばさないでくれ〜!!」
リグル「(なんで私に渡さないのかな〜)」
反町「いくぞ、萃香さん! 今度こそ……これで2点差だァァッ!!」

747 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 00:44:27 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→ ! cardオータムドライブ 68 +(カードの数値)=★
★バージェス→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★チュレビー→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=★
★萃香→ ! card二歩壊廃 65 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、パルスィがフォロー、クローデルがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、パルスィがフォロー、クローデルがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
反町:反町の「オータムドライブ」には吹っ飛び係数5がついています。

748 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:44:46 ID:???
★反町→  スペード8 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=★

749 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:45:15 ID:???
★バージェス→  スペード10 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

750 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:45:20 ID:???
★バージェス→  スペードA ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

751 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:46:04 ID:???
★チュレビー→  ハート5 ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=★

>>717
>絵が描ければちゃんとした動画作れたんですけどごめんなさい。
いつか見てみたいですね
ポイズンさんの描いたリグル絵かわいいので

752 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:46:25 ID:???
★萃香→  ダイヤ10 二歩壊廃 65 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=★

753 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:47:42 ID:???
前半で勝負決められなかったのがこうも痛いとは…

754 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:03:27 ID:???
鬼強すぎるわw
オータムドライブじゃ限界なのかー?

755 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:04:36 ID:???
萃香が強いだけだろw

756 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:10:21 ID:???
さすがに世界最強クラスのGKだな…

757 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 01:31:48 ID:???
>>751 ども。絵を見られたとはお恥ずかしいです。機会があれば、また描いてみたいですね。
>>753-756 萃香さんはスロースターターという弱点を除けば、世界屈指のGKですからね。
        具体的な能力に関しては埋めネタでご確認どうぞ。

>★反町→  スペード8 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=76★
>★バージェス→  スペード10 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=62★ *吹っ飛び*
>★チュレビー→  ハート5 ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=57★*吹っ飛び*
>★萃香→  ダイヤ10 二歩壊廃 65 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=77★
>=−1→ボールはこぼれ球に。クローデルがフォロー
==========================================================================================

758 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 01:33:02 ID:???
ドォッ! ギュルルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥッ!!

反町の放ったオータムドライブは、やはりと言うべきか、圧巻であった。
その根本的なシュートの威力は、鬼の力を持つ勇儀の三歩必殺に匹敵する程であり……。
それをフリーの状況で無くても打てるという反町の実力は、確かなものであったに違いない。
一発目よりもよりドライブ回転と速度が上がっていたオータムドライブは、
ブロックに入ったバージェスとチュレビーをものともせず吹き飛ばし。
威力は減退される事もなく、萃香の苦手とするコース――萃香の股下目掛けて降下を始める。

反町「(よし! いくら萃香さんでもあのコースは止められない! 絶対に止められない筈だ!!)」

それは絶対の確信。
ストライカーとして成長を続けてきた反町の見通しでは、確実にこのシュートはゴールを射抜く筈であった。
しかし、その確信を破るように――萃香は一瞬驚いた顔を浮かべながらも、すぐにそれを笑みに変え。

ドォッ!!

反町「!?」

萃香「股間を抜く!? 面白い事を考えるが……結局落ちてくるのは、上からだろうがァァァッ!!
   うりゃあああああああああああああああっ!!」

ガゴォォォォォォオオオオオオッ!! バチィイィィィィィイインッ!!

高く飛び上がると、ボールが落下する始めの時点で強くボールを捉え、またも弾き返そうと右手を振るうのだった。
ただ、やはり不意を突かれた為か、完全に遠くへとボールを飛ばす事は出来なかったものの……。

クローデル「ナ、ナイスセーブ!(マジかよ……こんなに凄かったのか!?)」

近くで備えていたDFがフォローできる位置に飛ばす事に成功をするのだった。

※反町支持率 52→51

759 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 01:34:25 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「すっ……すさまじいッ!! なんと凄まじい攻防でしょうかァッ!?
    反町選手の、渾身の力を込めたシュートは、しかし、またも届かないィィイイッ!!
    その小さな体に鬼の力を秘めた伊吹萃香選手! ゴールを許しませんッ!!
    これが! これがッ!! 幻想郷三大キーパー、伊吹萃香選手の力ァァアッ!!
    小さな鋼鉄の巨人の異名は、伊達ではなかったァァァアア〜ッ!!」

観客「あのドライブシュートも凄い速さで見えなかったのに……!」「なんで防げるんだよ!?」
  「これが萃香ちゃんの恐ろしいところなんですよ」「萃香ちゃんちゅっちゅ」

反町「そ、そんな……!
  (落下し始めのところをたたくって、言葉でいうのは簡単だけど……!
   ただ飛んだだけじゃ捉えられない位置で落ちるように仕掛けた筈なのに!!)」
リグル「(やっぱりエースのこの私じゃないとダメかー)」

輝夜「後半戦に入るとやっぱ点を取るのが難しいわね……。
   それでも、反町君のシュートなら入る公算が高い筈なのに……」
パチュリー「(前半でせめて2点差をつけられていれば……くっ……)」

この萃香のファインセーブを見て、実況と観客席はさらに興奮し……。
一方で反町はガックリ肩を落とし、ベンチの輝夜とパチュリーは歯噛みをしながらフィールドを見つめる。
そして、萃香はといえば一仕事した後の酒は格別だとばかりに酒を呷り……。
ボールを持ったクローデルは、それを横目で見ながら、急いでボールをクリアーしようとするのだが……。

パルスィ「パルパルパルパル!! 妬ましい……! 安全にボールをクリアーできると思っているあなたが妬ましい!」
クローデル「!? く、くそっ……!」

しかし、これには素早くパルスィが反応し、クリアーボールを奪い返そうとするのだが……。

760 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 01:35:47 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★クローデル→ ! cardパス 52 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールはビクトリーノへ! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リラダンがフォロー)(ウルグアイスローイン)(リグルがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

761 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:36:31 ID:???
★クローデル→  スペードK パス 52 +(カードの数値)=★

762 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:36:47 ID:???
★パルスィ→  ハート2 パスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★

763 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 01:40:32 ID:???
ボールが再びブラックファルコンに渡ったところで本日はひとまずここまでです。
それでは、お疲れ様でしたー。

PS.今週末の土曜日にはチャット会が開かれます。
   一応午後11時頃に開始を予定しておりますが、10時頃に会場が設置されるとの事なので。
   もしかしたら開始時間もちょっと前倒しになるかもです。
   お時間があえばぜひぜひ参加してください。それではー。

764 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:59:24 ID:???
乙でした〜
チャットも楽しみです!

765 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 23:40:31 ID:???
>★クローデル→  スペードK パス 52 +(カードの数値)=65★
>★パルスィ→  ハート2 パスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=55★
>≧2→ボールはビクトリーノへ! そして……?
>※クローデルがKを出して勝利したので覚醒フラグ取得! 更にパスフラグ取得!
=============================================================================
クローデル「何がクリアー出来ると思ってる俺が妬ましいだ!
      そんな体の入れ方で、カットされるかーっ!!」
パルスィ「パ、パルッ!?」

ここでボールを奪われてしまえば、逆転の目はほぼ潰えてしまうウルグアイ。
何としてでもクリアーを成功させなければと追いつめられていたクローデルは、
ドリブルこそは超一流だがその他の能力は決して際立って高くないパルスィのカットを掻い潜り。
ボールをゴール前から離し、ピンチを抜け出す事に成功。
そして、このボールは戻ってきていたビクトリーノが再びフォローをする。

ビクトリーノ「ナイス、クローデル!」

ジョン「おっとぉ!? パルスィ選手、ボールには触れられません!
    ボールは再びウルグアイのキャプテン、ビクトリーノ選手に渡ります!
    ここはまたもやビクトリーノ選手本人の中央突破でしょうか!?」

ボールを持つと同時、守り切った守備陣にサムズアップをしながらビクトリーノは駆け出し。
実況が声を枯らす中、慌ててボランチである妹紅とヒューイがボールカットに向かうのだが……。

766 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/17(火) 23:41:32 ID:???
ヒューイ「また止めてあげる〜!」
妹紅「ここで奪って、今度こそ追加点だよ!」
ビクトリーノ「(残り時間も少ない……! ここは確実に突破する為にも……!)キオソーネッ!!」

バスッ!

妹紅「え!?」
ヒューイ「ワッ、ワンツーッ!?」
ビクトリーノ「(事前情報によりゃタックルはうまいがパスカットは下手な筈! 
        頼むぞ、キオソーネ! ついてきてくれ!)」
キオソーネ「(俺の脚でビクトリーノのスピードについていけるか……! とにかく、いくしかない!!)」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ビクトリーノ→ ! cardワンツー 54 +(カードの数値)=★
★キオソーネ→ ! cardワンツー 52 +(カードの数値)=★
★妹紅→ ! cardパスカット 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ヒューイ→ ! cardパスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ビクトリーノとキオソーネがワンツーで中盤を突破! ビクトリーノ、ゴール前に走りパスを受けようとするが……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(勇儀がフォロー)(ミャウザーがフォロー)(にとりがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
妹紅:ダイヤで「フェニックスの尾(+2)」
ヒューイ:ダイヤで「体のどこかにパスカット(+3、ただし出たカードがAの場合ハンドの反則)」

767 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:42:06 ID:???
★ビクトリーノ→  ハート3 ワンツー 54 +(カードの数値)=★

768 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:42:36 ID:???
★キオソーネ→  ダイヤ6 ワンツー 52 +(カードの数値)=★

769 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:42:45 ID:???
★妹紅→  ダイヤ10 パスカット 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
シュワット!

770 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:44:31 ID:???
★ヒューイ→  ダイヤ9 パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★


771 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:45:22 ID:???
ほんま南米のかます犬さんやな

772 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 00:18:21 ID:???
>★ビクトリーノ→  ハート3 ワンツー 54 +(カードの数値)=57★
>★キオソーネ→  ダイヤ6 ワンツー 52 +(カードの数値)=58★
>★妹紅→  ダイヤ10 パスカット 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(フェニックスの尾+2)=62★
>★ヒューイ→  ダイヤ9 パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体のどこかにパスカット+3)=64★
>≦−2→幻想郷ボールに。
=============================================================================================
ビクトリーノの読み通り、妹紅もヒューイも決してパスカットが得意な選手ではなかった。
だからこそ、前半戦で文の出したパスもヒューイにはカットできなかったのであり。
例え2人がかりであろうとも、ビクトリーノのパスセンスならば十分に突破が出来た可能性は高かったのだが……。

ダダダダダダッ!!

キオソーネ「(だ、駄目だ! ついていけない!!)」
ビクトリーノ「くっ……!」
妹紅「? なんだかちぐはぐだね……とにかく、もらったよッ!!」

ボババッ! バシィッ!!

ビクトリーノにとっての不幸は、彼のスピードについてこれるような選手が逆サイドの文しかいなかった点だろう。
決して脚が遅い訳ではないが、それでも俊足とは言い難いキオソーネではビクトリーノの速さについていけず。
自然、ワンツー突破はぎくしゃくとしたものとなってしまい……。
炎の翼を生やした妹紅の思い切りのいいカットによって、早くもボールを失ってしまう。

勇儀「ええい、何やってんだい! なんでもいいからさっさとボールをくれよ!!」
ビクトリーノ「そこまで言うならゴール前で待ちぼうけしてるだけじゃなくて、自分でボールを貰う努力くらいしやがれ!!
       大体、そんなにマークがぴっちり張り付かれたストライカーに誰が渡すかよ!?」
文「(おお、くわばらくわばら……よくも鬼にああも啖呵を切れますね。 散々失態を見せておいて)」

773 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 00:19:34 ID:???
妹紅「なんだか敵は仲悪いね〜。 さて、それじゃあヒューイ、お願い!」
ヒューイ「は〜い」

再三のビクトリーノの失態を見て、勇儀は地団太を踏みながらボールを寄越せと喚き……。
当のビクトリーノは、その勇儀に対して少しは守備に参加するなりなんなりをしろと怒鳴りながら返す。
これを見て妹紅は眉間に皺を寄せながら、いったんヒューイのボールを渡し、受け取ったヒューイは急いで前線に向けてパスを出そうとする。

ヒューイ「(んー、誰に出そうかなぁ……? やっぱり秋のお姉ちゃんかな?)」
反町「(後半は残り10分程度……ここで2点差に出来れば、ほぼ勝利は堅い時間帯だ。
    ヒューイ、誰に出すべきか迷ってるみたいだけど……どうしよう?
    渡せるのはいち早く戻り始めたリグルと、静葉さんのどちらかだけど……)」

A.「静葉さんに渡せ! 右サイドはキオソーネが上がった分空いているぞ!!」
B.「リグルに渡せ! リグルにボールを回すんだ!」
C.「そのままお前が上がれ! お前のキープ力を見せるんだ!」
D.「(いや、特に指示はいらないか……)」
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

774 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:23:19 ID:uRyGuNC6


775 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:28:12 ID:BMzMnYHk
A

776 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:29:14 ID:DKmtYWOA


777 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:30:11 ID:rXkZ04iA


778 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:31:41 ID:gqHL1igI


779 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:34:07 ID:???
実力者なのは違いないけど不安だw

780 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 00:54:40 ID:???
>B.「リグルに渡せ! リグルにボールを回すんだ!」
================================================================
ヒューイ「え!?(大丈夫かなぁ……? うーん、でも人間のいう事は聞いておかないとなー)」
反町「(いい加減、静葉さんを多用しすぎだ! ここは攻め手を変える意味でもリグルを使おう!)」

今となっては押しも押されぬ実力者となったリグル。
しかし、そのプレイはどことなく周囲を不安させるものであり、指示を受けたヒューイも一瞬躊躇をするのだが……。
反町の指示には逆らう訳にはいかないと、言われる通り戻り始めていたリグルにパス。
このパスは誰にもカットされる事がなく、綺麗にリグルへと渡るのだが……。

ジョン「おっとォ!? ここで幻想郷はリグル選手を使います!
    反町選手のシュートが通用しない以上、前半で得点を挙げたリグル選手を使おうという考えでしょうか!?
    しかし、まだシュートを打つにはゴールが遠い! まずはここからボールを運ばなければなりませんが……!?」

リグル「ハッハァー! ナーイスパス、ヒューイ! よし、あとは任せろー!!」
文「(こちらに来てくれましたか……。 よし、ここで奪って勇儀様にボールを渡さなければ……!)」

リグルがボールを受けた場所のすぐ傍では、右サイドハーフとして出場していた文が虎視眈眈とボールを狙っており。
ボールを奪えば、即座に勇儀にパスを出そうと待ち構えていた。
一方、ボールを受け取ったリグルは高らかに笑いながらゴールを見据えると……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★リグルの判断→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→天パ神「リグル、リグルよ……お前に新たな力を授けよう……」 久しぶりの天パ神だ!
ダイヤ→リグル「本当のワンツーを見せてやる! いくぞ、反町!」 反町「(体力不安だけど……残り時間的に考えれば問題ないか)」
ハート・スペード・クラブ7以上→リグル「ハッハァー! 勿論ドリブル突破さー!」
クラブ6以下→リグル「反町に出来るなら私だってこの位置から打って決まるさ!」 待て、萃香は最強クラスキーパーだ!

781 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:55:05 ID:???
★リグルの判断→ スペード9

782 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 01:03:55 ID:???
>★リグルの判断→ スペード9 =リグル「ハッハァー! 勿論ドリブル突破さー!」★
==================================================================================
良く言えば純粋であるが、悪く言えば単純な性格をしているリグル。
彼女の中でボールを運ぶ手段といえば、とにもかくにもドリブル突破であり。
ゴールが見えた瞬間から、パスやワンツーという選択肢は完全に頭から抜け去っていた。

ダダダダダダダダーッ!!

リグル「ハッハァー! いくぞ、鬼ーッ!! お前からもゴールを奪って私はエース!!」

結果、リグルは思い切り高笑いをしながらもドリブルを開始。
よくも笑いながら走れるなと、思わず反町も変に関心をしてしまうのだが……。
しかし、当然ながらウルグアイもこれを見逃すつもりはないらしく。
待ち構えていた文とボランチのビルトは即座にリグルにプレスをかける。

文「マグレはそう何度も通じませんよ!」
ビルト「(ビクトリーノやアヤさんに比べれば大した事はない筈だ! 止めるぞ!)」
リグル「どけーっ! エース様のお通りだぞ!!」

783 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 01:05:03 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグル→ ! cardドリブル 54 +(カードの数値)=★
★文→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ビルト→ ! cardタックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リグルが突破に成功! 一旦、反町に渡す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(パルスィがフォロー)(ミャウザーと反町で競り合い)(バージェスがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
リグル:ダイヤかハートで「リグルーレット(+3)」
文:ダイヤで「猿田彦の先導(+2)」

784 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:05:20 ID:???
★リグル→  クラブQ ドリブル 54 +(カードの数値)=★

785 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:05:42 ID:???
★文→  ダイヤK タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

786 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:06:00 ID:???
★ビルト→  ハート8 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★


787 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:06:38 ID:???
だにィ!?裏めった!?

788 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:08:09 ID:???
いくらQさんでもKには勝てなかった

789 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:08:32 ID:???
ワンツーなら文の位置に反町だったと思うともったいない

790 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:14:09 ID:???
とうとうボロがでたw

791 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 01:34:01 ID:???
>★リグル→  クラブQ ドリブル 54 +(カードの数値)=66★
>★文→  ダイヤK タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(猿田彦の先導+2)=69★
>★ビルト→  ハート8 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=61★
>≦−2→ウルグアイボールに。
====================================================================================
この試合、まさに絶好調であったリグル。
合宿の中で研ぎ澄まされた突破力は、十二分に世界に通用しうるものだった。
しかし、その突破力は――パルスィのように超一流と呼べるものではなく……。

ビュウウウウウウッ! ズザァァァァッ!!

文「遅い遅い遅すぎます! なんともスローリィ! それがドリブルですか!?」
リグル「なっ、なにィ!?」

本職はウイングでありながら、守備力も決して低くはない文のスピードに乗ったタックルの前には。
あっさりとボールを奪われてしまうのだった。

ジョン「あああああああああああっ!? しかし、これも駄目ですッ!!
    リグル選手のドリブルは、文選手に素早くカットされてしまったァ〜ッ!!
    またもや攻守交代! 目まぐるしくボールが移ろいで行きますっ!!」

ピエール「後半戦はどうも単調な試合になりがちだな……。
     シュート本数自体は決して減った訳ではない……むしろ増えたくらいだが……」
さとり「ウルグアイは烏天狗とビクトリーノ君頼み。 幻想郷は紅葉の神と橋姫頼みですからね。
    傍から見ていれば、やはり単調に見えても仕方ありません」
こいし「ま、単調に見えてもどっちもそれなりに手ごわいからねー」
ナポレオン「特にウチの中盤じゃあな!」
ピエール「……俺とこいしがいれば、支配力に関しては決して幻想郷にもウルグアイにも負けていないぞ」
さとり「(これは本心……。 でも……やはり他のメンバーに不安感を抱いているみたいね)」

792 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 01:35:13 ID:???
リグル「な、なんでだよ〜!? 私はエースだぞ!! かっこよく突破するんだ〜!!」
文「あなたがエースなら誰でもエースになれますよ!
  さて、馬鹿は放っておいてさっさと突破といきましょうか!」

ダダダダダダダダーッ!!

熾烈な争いが繰り広げられる中盤でのボール争い。
片方が奪えば、もう片方が攻撃を堰き止め……しかし、すでに試合時間は終盤に差し掛かっている。
喚くリグルに見向きもせず、文は時計を確認したのち、もはやワンパターンと化したサイドアタックを再び仕掛け……。
これには先ほどリグルにパスを出したばかりのヒューイが、あわててプレスをかける。

ヒューイ「(んも〜、やっぱり蟲はいいのか駄目なのかわかんないや!)止めるよ〜! もう!!」
文「何を怒ってるのかわかりませんが、そう簡単に止められる訳にはいきませんよ〜」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★文→ ! cardドリブル 57 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→文、ヒューイを抜き去り更にサイドを抉る! しかしそんな文の前に今度こそ神様がまたすっ飛んできた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(勇儀がフォロー)(ビルトがフォロー)(パルスィがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
文:ダイヤかハートで「鎌鼬ベーリング(+4)」
ヒューイ:ダイヤかハートで「ぎゅぎゅーんタックル(+3)」、スペードで「ぎゅいーんタックル(+2)」

※文がKを出して勝利したので覚醒フラグ取得! さらにタックルフラグを回収し、猿田彦の先導発動率が1/2に!

793 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:35:51 ID:???
★文→  ハート10 ドリブル 57 +(カードの数値)=★


794 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 01:35:55 ID:???
★ヒューイ→  スペードJ タックル 55 +(カードの数値)=★

795 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 01:40:23 ID:???
穣子「きた! 飛べるチャンスきた! これでかつる!!」

という感じで穣子さんがようやく飛ぶ機会を得たところで本日はひとまずここまでです。
本日も遅くまでありがとうございました。
明日にはウルグアイ戦も終わるかな?それでは、お疲れ様でしたー。

796 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 23:42:58 ID:???
>★文→  ハート10 ドリブル 57 +(カードの数値)+(鎌鼬ベーリング+4)=71★
>★ヒューイ→  スペードJ タックル 55 +(カードの数値)+(ぎゅいーんタックル+2)=68★
>≧2→文、ヒューイを抜き去り更にサイドを抉る! しかしそんな文の前に今度こそ神様がまたすっ飛んできた!
===========================================================================================================
文「能天気な妖精風情に奪われてたまるものですか!」
ヒューイ「う〜っ!?」

シュバーッ! シャシャシャッ!!

後半戦はあまり目立った動きを出来ていなかった文。
ここで突破できず、敗北をしてしまえば鬼の2人に何を言われるかわかったものではない。
そういった思惑から気合の入っていた文は、持ち前のスピードを生かしつつ高速でフェイントをかけつつ駆け抜け……。
ヒューイはその高速ドリブルに対応できず、文がそのままサイドを駆け上がっていく。

輝夜「うーん……ヒューイの調子も悪くはないんだけどねぇ……。
   やっぱり今までの練習試合みたいに、ヒューイ1人だけで中盤で堰き止められる程甘くはないか」
パチュリー「烏天狗も世界レベルで見ればトップレベルの突破力の持ち主よ。
      そんな彼女を、ここまでほぼ五分の確率で止めてきているだけでも称賛に値するわ」

抜き去られたヒューイに視線を向けながら、そう呟き合うベンチの2人。
一方、ボランチを抜き去った文はそのままの勢いで一気にサイドを完全に突破しきろうとするのだが……。

文「(勇儀様は相変わらずマークにつかれていますし、ハイボールを出すしかありませんねぇ。
   さて、それじゃあ一気に……!)」
穣子「よし! ようやく私の出番ね!! 飛ぶわよ、レティ!!」
レティ「ええ……! (……穣子、嬉しそうねぇ)」

797 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 23:43:58 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★文→ ! cardドリブル 57 +(カードの数値)=★
★穣子→ ! cardタックル 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→文、穣子をかわし勇儀に向けてセンタリングを上げた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(勇儀がフォロー)(ウルグアイスローイン)(幻想郷スローイン)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
文:ダイヤかハートで「鎌鼬ベーリング(+4)」

798 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:44:23 ID:???
★文→  ハート8 ドリブル 57 +(カードの数値)=★

799 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/18(水) 23:44:59 ID:???
穣子の判定が間違っていました。間に合えばこちらでお願いします。

★穣子→ ! cardオータムスカイタックル 58 +(カードの数値)=★


800 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:45:39 ID:???
★穣子→  ダイヤ8 オータムスカイタックル 58 +(カードの数値)=★

801 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:45:50 ID:???
★穣子→  スペード10 タックル 58 +(カードの数値)=★
オータムスカイ……ですよね?

802 :801:2011/05/19(木) 00:05:24 ID:???
あらら、>>799に気づかなかった……

803 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:27:19 ID:???
>★文→  ハート8 ドリブル 57 +(カードの数値)+(鎌鼬ベーリング+4)=69★
>★穣子→  ダイヤ8 オータムスカイタックル 58 +(カードの数値)=66★
>≧2→文、穣子をかわし勇儀に向けてセンタリングを上げた!
=========================================================================
レティの脚を土台とする事で、大きく飛び上がり……その推進力を使ってタックルを敢行する穣子。
大空を自由に飛び回る、オータムスカイハリケーンを応用したこのタックルは、先ほど文の突破を見事に止めていたが……。
しかし、同じ手をそう何度も食らってしまう程、文も馬鹿ではない。

穣子「いくわよ烏天狗ッ! 今度もあんたからボールを奪って……」
文「そう何度も同じ手に食らいませんよッ……と!!」
穣子「へぁっ!?」

ズザァァァッ! カスッ!

レティの爆発的な脚力を生かして飛来する穣子は確かにかなりのスピードを出しているが……。
それでも、幻想郷最速の名を欲しいままにする文から見れば、あまりにも遅すぎた。
文は穣子が地面に降り立つ瞬間を見計らって高速で僅かに横移動し穣子の対角線に出ないよう位置を調整。
一方で穣子はといえば、一度スライディングをしてしまえば方向を変える事などできる筈もなく。
文が先ほどまでいた筈の場所めがけて思い切り空振りのタックルをかましてしまい……。
文はそちらに見向きしないまま、ゴール前に走る勇儀へ向けてセンタリングを上げる。

文「後はお願いします、勇儀様ッ!!」
勇儀「応ッ!!」

バシュウッ!!

804 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:28:43 ID:???
ジョン「あああああああああああああああああ〜っ!! だ、駄目です!!
    ヒューイ選手、穣子選手、共に抜かれてしまったァ〜ッ!!
    これは幻想郷Jrユース、ピンチッ!! 試合終了間際に訪れた最大のピンチだァァ〜ッ!!
    そして、文選手は当然のように勇儀選手へとセンタリングを上げますッ!!
    勇儀選手、その最大限の力を発揮出来るのは地上戦ですが空中戦も決して不得手じゃない!!
    果たしてこのセンタリングをゴールへとねじ込み、試合終了直前、同点に追いつくかァ〜ッ!?」

実況がこの試合最後の勝負どころを盛り上げようと声を張り上げ。

映姫「後半41分……ウルグアイとしては、これがおそらくは最後の攻撃でしょう。
   ここで決めなければ、敗北は確定的……」
ヘルナンデス「逆に言えば幻想郷はここは何としても防がなきゃいけないね。
       このリーグには延長戦がないから、同点にされたら引き分けで勝ち点が1しかつかない」
諏訪子「残り時間がロスタイム入れても精々5分ぽっちじゃ、伊吹萃香からゴールは奪えないもんね」

観客たちは結末がどちらに転ぶのかと目を見開いてゴール前を見つめ……。

萃香「決めろよ、勇儀〜! 私は1点だって許さなかったんだ!!
   これでお前が無得点じゃ恰好がつかないったらないよ!?」
ビクトリーノ「(せめてこぼれ球にしろ! 俺がねじ込んでやる!!)」

ウルグアイの選手たちは、せめて引き分けにしなければとシュートを撃つ勇儀を祈るような心境で見やり。

穣子「レ、レティ! にとり! 頼むわよ!!」
パルスィ「ヤマメ……!」

幻想郷の選手たちは、このピンチを何とか切り抜けてくれと守備陣に声をかける。

805 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:29:44 ID:???
バッ!! ババッ!!

勇儀「ええい、本当にちょろちょろといつまでもくっついて回ってたねぇ!
   おかげで全然ボールがもらえなかったよ!!」
妖精1「(高いボールは苦手だけど……空中戦では負けられない!! 今度こそ跳ね返すんだ!!)」

そして、ゴール前ではストライカー――星熊勇儀が上げられたセンタリングに向けて高く飛翔し。
それに追従するように、ピタリとマークについていた妖精1もまた飛び上がる。

にとり「(勇儀様のシュートは確かに凄いけど……三歩必殺でなきゃ止める目はある!)いくよ、レティ!」
レティ「ええ!(穣子がパスカットじゃなくてタックルでいってくれたおかげでブロックに向かえる時間が出来たわね……これなら……!)」
ヤマメ「(ここまで来て失点できるかい! 何としてでも……止めてやる!!)」

にとりとレティは急いで勇儀のシュートコースを防ぎ、ヤマメは両手を大きく広げてセービングの構え。
幻想郷Jrユースの初戦――ウルグアイJrユースとの試合は、いよいよ終わりを迎えようとしていた。
果たしてその結末は、序盤で得た1点を好守で守り続ける事で得た勝利なのか。
それとも、惜しくも試合終了間際に鬼の力によって追いつかれ得た勝ち点1なのか。
すべてはこの勇儀の豪快なヘディングの出来如何によって決まる。

勇儀「本音を言えば地に足つけてやっぱり打ちたいが……四の五の文句は言ってられんね!
   ずぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおりゃああああっ!!」

806 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:30:59 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★勇儀→ ! card大江山嵐 62 +(カードの数値)+(本気モード+1)=★
★妖精1の1→ ! cardファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=
 妖精1の2→ ! cardファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=★
★にとり→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)=★
★レティ→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)=★
★ヤマメ→ ! card石窟の蜘蛛の巣 61 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ビクトリーノがねじ込み、妹紅とビクトリーノで競り合い、妹紅がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→勇儀のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ビクトリーノがねじ込み、妹紅とビクトリーノで競り合い、妹紅がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
勇儀:「大江山嵐」には吹っ飛び係数2がついています。
にとり:スキル「お値段以上」によりダイヤが出た場合+2。
    ダイヤで「河童のびっくりどっきりリュック(+8&250消費)」、ハートで「河童のフラッシュフラッド(+6&200消費)」
    スペードで「河童のポロロッカ(+4&100消費)」
レティ:ダイヤで「コールドスナップ(+8&250消費)」、ハートで「アンデュレイションレイ(+6&150消費)」

807 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:31:13 ID:???
★勇儀→  ダイヤQ 大江山嵐 62 +(カードの数値)+(本気モード+1)=★

808 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:31:18 ID:???
★妖精1の1→  クラブ10 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=
 妖精1の2→  ダイヤA ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=★

809 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:32:12 ID:???
★にとり→  スペード9 ブロック 52 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)=★

810 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:32:23 ID:???
★レティ→  ダイヤQ ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)=★

811 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:32:29 ID:???
★レティ→  ハート5 ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)=★


812 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:34:08 ID:???
★ヤマメ→  ハート8 石窟の蜘蛛の巣 61 +(カードの数値)=★

813 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:34:13 ID:???
★ヤマメ→  ハートQ 石窟の蜘蛛の巣 61 +(カードの数値)=★

814 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:34:33 ID:???
どうしようw

815 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:35:26 ID:???
Qさんがまた裏切りおったw

816 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:36:14 ID:???
鬼さんが本気出したか

817 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:36:52 ID:???
勝たないとゲームオーバーでしたっけ?

818 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:37:37 ID:???
リグルとのワンツーで速攻からオータム射出しかないかな
ぶっちゃけこれで決まらなければ反町が戦犯

819 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:38:08 ID:???
キックオフワンツーからオータム…って全く同じこと言おうとしてたw

820 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:38:38 ID:???
前半の反町のシュート数が0じゃあこうなるわなw

821 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:40:11 ID:???
知ってた

822 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:41:22 ID:???
でも後半は二本撃ってノーゴールだからな
エースは前半の一本だけで決めてるのに

823 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:41:53 ID:???
そりゃあGKの実力がものすごい違うからね

824 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:45:21 ID:???
>>817
はい、勝てないとゲームオーバーです。
なので、引き分けでもゲームオーバーになります。

825 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:29:56 ID:???
戦犯?紫もやしに決まってるだろうJK
前半でケリつけるために投入したのにこの人は何をしたっけ?

826 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:32:32 ID:???
えー戦犯探しはまだ時期尚早なのです。。。


827 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:52:28 ID:???
>★勇儀→  ダイヤQ 大江山嵐 62 +(カードの数値)+(本気モード+1)=75★
>★妖精1の1→  クラブ10 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=67
> 妖精1の2→  ダイヤA ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=58★
>★にとり→  スペード9 ブロック 52 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)+(ポロロッカ+4)=67★
>★レティ→  ダイヤQ ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)+(コールドスナップ+8)=73★
>★ヤマメ→  ハート8 石窟の蜘蛛の巣 61 +(カードの数値)+(ブロック補正+1)=70★
>≧2→勇儀のシュートがゴールに突き刺さる!
======================================================================================

828 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:53:29 ID:???
ゴォッ! ドゴォオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

バギャッ! バギャオォッ!!

妖精1「うっ、ぎゃああああっ!?」

ただ頭で打ちつけただけだというのに、まるで何かが爆発するかのような轟音を響かせながら放たれる勇儀のヘディングシュート。
鬼の力をボールに乗せたその破壊の一撃は……まず、妖精1を粉微塵に吹き飛ばした。
一度では諦めず、二度も果敢にも挑んだ妖精1を無残にも吹き飛ばしたのである。

にとり「よ、妖精1ッ!? カ、カパーッ!?」

バゴォッ!

続けてシュートコースに入り込んだにとりをも吹き飛ばし、さらにゴールへ向けてボールは突き進む。
しかし、その背後で構えていたレティばかりは……。
如何な勇儀のシュートでもそう易々と吹き飛ばせないだろう、完璧に近いブロックの姿勢を見せていた。
寒気をその身に纏い、勇猛にボール目掛けて飛び込むレティ。
女性としては重量級と評されるその体がボールに触れると、僅かに威力は減衰するのだが……。

バガァンッ!!

レティ「きゃあああああああっ!?」
ヤマメ「なっ!? う、うああああああああああっ!?」

それでも、勇儀のシュートはレティを弾き飛ばし、ヤマメをも吹き飛ばしてゴールネットを突き破った。
本気となった鬼のシュートは、木端妖怪風情では止められないのだった。

ピピィーッ!!

幻想郷Jrユース 1−1 ウルグアイJrユース

829 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:54:29 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……あああああああああああああああああああああああああああ〜っ!?
    きっ、決まったァァァァァ〜ッ!! 決まってしまったァァァアア〜ッ!?
    これはっ、なんという事だぁ〜!? 幻想郷Jrユース、これはあまりにも痛い失点〜ッ!!
    試合終了間際ッ! 僅かな時間の隙を突いた、ウルグアイの最後の猛攻!!
    勇儀選手のヘディングシュート――大江山嵐が、幻想郷ゴールに突き刺さってしまったァ〜ッ!
    これで同点ッ! 残り時間が少ない以上、これはこのまま試合が決まってしまうのでしょうか〜っ!?」

観客「すげぇ! なんだあのヘディング!」「前半にも打ってたけど、今回のはそれ以上の威力だったぞ!?」
  「これで引き分けかー」「パッとしない結果だなー」

このゴールを見て、実況席は完全にパニクったように言葉を捲し立て上げ……。
観客たちはといえば、この試合で大活躍をする萃香とようやく1点を挙げたストライカー――勇儀の凄まじさ。
すなわち、幻想郷最強の種族――鬼の実力の高さに思わず感嘆の息を吐く。

830 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:55:37 ID:???
ピエール「これで決まりか……まあ、引き分けになってくれればリーグを戦う上では楽に試合を回しやすい」
さとり「いえ、まだわかりませんよ」
ナポレオン「あァ? 残りもう5分もないぞ? こっからどっちかが点を入れる訳ねーだろ」
こいし「35cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」
ピエール「……キックオフシュート、か? まさか、この土壇場でするというのか?」
さとり「土壇場だからこそしてくる可能性は高いと思いますよ。 ……彼はその気になればどこからでもシュートが打てます」

諏訪子「あーうー、早苗なら止めてたなー」
ヘルナンデス「僕とエイキでも止めてたよ! ね、エイキ!」
映姫「……今のは星熊勇儀もほぼ完璧にボールをインパクトしていました。
   私とヘルナンデス君でも、ゴールを守れたかは五分五分といったところでしょう」
フラン「んー、幻想郷はつまんないなー。 あんなシュートを止められないんじゃ、私のシュート……ヘディングでも入るんじゃない?」

ディアス「勝負弱いなー、幻想郷は。 一番肝心な場面で守りきれないのは痛すぎるぜ」
永琳「(十六夜咲夜に東風谷早苗……守備の要である2人がいれば、結果はわからなかったけれど……。
    いずれにせよ、妹紅やあの妖精では咲夜の代えにはならないし、大妖精でも土蜘蛛でも早苗の代役は荷が重すぎるわね……)」

そして、偵察に来ていた者たちはといえば……思い思いにこの結果を批評しながら、フィールドを見つめていた。
大多数の者たちはこれで試合は決まりだと考えていたのだが……。
しかし、フランスに派遣された古明地姉妹だけは、まだまだ幻想郷はこの程度で終わりはしないと考えていた。
トラウマになるほどに刻まれた幻想郷の隠し玉の存在を、彼女たちは知っていたからである。

831 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:56:43 ID:???
反町「(なんてこった……! こんな時間帯で同点に追いつかれるなんて……!!)」

一方、フィールドでは両チームの選手たちが対照的な表情をしていた。
幻想郷の者たちはといえば、この土壇場で追いつかれたとあって絶望的な表情。
リグルが前半たたき出した貴重な1点を守りきれず、勝利の目が格段に落ちた事に気落ちをしていたのである。
対して、ウルグアイはといえばほとんどの者たちが晴れ晴れとした表情を浮かべていた。
無論、これはただ同点に追いついただけであり、逆転に成功した訳でもなく……。
また、これから逆転を狙うというのも、時間帯的にかなり厳しい。
だが、元は敗北をしてしまうかどうかという瀬戸際で、辛うじて引き分けに望みを繋げる事が出来たのだ。
この激戦が予想されるDグループのリーグ戦において勝ち点1の差は大きく、だからこそこの同点劇に喜ぶ。

勇儀「カカカ! よしよし、よくやったよ天狗! どうだ、見たかお前ら! これが鬼の力だよッ!!」
文「あやややや! さすがは勇儀様! Y・O・S(やっぱり・鬼は・凄いな)! Y・O・S(やっぱり・鬼は・凄いな)!!」
ビクトリーノ「(……俺が無得点なのは悔しいが、とにかく、貴重な1点だ)ナイスシュート、よくやってくれたな!」
勇儀「応! なァに、鬼が本気をだしゃあこんなもんさ!」

妖精1「(また何も出来なかった……! 折角、マンマーカーっていう仕事を貰ったのに……!!)」
にとり「(ダイレクトなら止めれると思ったが……考えが甘かったかねぇ……)」
ヤマメ「く、くそっ……! (ここまできて決められるなんて……! 何をやってんだい、私は!)」
レティ「……流石に鬼の強さは段違いね。 ふぅ……ふぅ……」
穣子「だっ……大丈夫、レティ!?」
レティ「……大丈夫よ。 ふぅ……どうせ残り時間は5分程度だしね」

大笑をしながら観客の声に応えるように片手を上げる勇儀に……。
相も変わらずおべっかを使う文、憮然とした表情ながらも素直に祝福をするビクトリーノ。

そして、幻想郷ゴール前では勇儀の一撃で壊滅状態にされた守備陣が地面に倒れ伏し……。
自身らの不甲斐なさを自責しつつ、項垂れていた。
なお、レティはこのプレイで体力が限界近くなったのか……やや荒く呼吸をしながら、穣子の手を借りてよろよろと立ちあがる。

832 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:58:36 ID:???
反町「みんな……大丈夫か?」
にとり「んん……レティがちょいと体力が危険域だが……それ以外は、まあ、問題ないよ。
    それよりすまん……守りきれんかった」
リグル「ハッハァー! 大丈夫だ、1点くらい私がチョチョイのパッパでとってきてあげるよ! エースだし!」
パルスィ「妬ましい……! 軽々しくそんな事を言うあなたが妬ましい……!!
     後半戦、散々シュートを撃っておきながらまだ1点も取れてないのにそういう事を言うの……?」
静葉「……でも、勝利を目指すならばここから1点をどうにかしてもぎ取らなければならないのが事実だわ。
   だからみんな、落ち込まないでどうすれば1点をとれるかを考えましょう」
ヤマメ「……すまんね」

そして、反町たちがゴール前へと集まると……守備陣は一様に頭を下げて謝罪をする。
だが、冷たい言い方ではあるがどれだけ謝罪をされても失った点は帰ってこない。
静葉はそれをわかっているからこそ、頭を下げる一同に面を上げるように言い……。
さて、ここから逆転するにはどうすればいいのかと一同がそろって考え始める。
リグルだけはエースの自分がドリブルから華麗なシュートと言っていたが、それ以外の者たちの視線はちらちらと反町に集まっていた。

反町「……あの、なんで俺を見るんです?」
穣子「いや……やっぱ残り時間すくない中での得点つーと、あんたのシュートというか……」
ヒューイ「キックオフシュートが一番印象に残ってるんだよねー」
反町「……俺そんなにキックオフシュートの印象が強い?」
静葉「そうね……なんというか……結構、強いわね」
反町「(ちゃんとゴール前からも打ってる筈なんだけどなぁ……)」

正に常識外れとしか言いようがない、反町の得意戦術――キックオフシュート。
周囲とは圧倒的に違うシュートの威力を持つからこそできる反町だけの特権のようなものであり。
一同はここから得点をするにはキックオフシュートをさせるのが一番なのではないかという考えに至るのだが……。

833 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 02:00:03 ID:???
妖精1「でも……地底の覚妖怪や練習試合で対戦してきてた連中ならともかく……相手はあの鬼でしょ?
    しかも、ここまでミドルレンジから撃った人間のシュートも弾いてる鬼なんでしょ? 決まるの?」
にとり「まあ……ぶっちゃけ、分は悪いね。 フリーから撃てても。 だが……かといって前に運ぶのもリスクが伴う。
    途中でボールを奪われたら試合終了だからね」
静葉「確実にシュートが打てる時点で撃ってしまうか、少しでもゴールの確率を上げる為に前線に運ぶか……。
   結局は、その1点になってしまうのよね……どうするの、一樹君?」
反町「そ、そうですね……」

A.「そこまで言うならキックオフシュートで1点取りますよ!」 速攻で1点返すぜ!
B.「いや、静葉さんに運んでもらって渡してもらいましょう!」 静葉に前に運んでもらう
C.「いや、パルスィに運んでもらって渡してもらいましょう!」 パルスィに前に運んでもらう
D.「俺が自分で持って上がって自分で撃ちます!」 突破もシュートも任せろ!
E.「どうやら使うときが来たみたいですね……俺とリグルのワンツーを!」 トクシックチャドクガで前に運ぶぞ!
F.「ここでドライブスコーピオンですよ!」 あえてドライブスコーピオンを狙うぞ!
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

834 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 02:01:23 ID:H3Dje8XQ
E

835 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 02:01:34 ID:???
>>830のこいしのセリフを訂正。

こいし「35cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」

は、正しくは

こいし「25cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」

でした。25でも恐ろしいのに35とかもはや人間じゃないですね。

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