キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/26(火) 22:13:09 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1298815248/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
命蓮寺ナムサンズを完勝で撃破し、練習試合3戦全てを無失点勝利で飾った幻想郷Jrユース。
しかし、その明くる日、チームのレギュラーである霧雨魔理沙が意識不明の状態で発見され。
博麗霊夢・東風谷早苗・十六夜咲夜・魂魄妖夢の4人は彼女をこのまま放っておけないと幻想郷へ帰還する。
大会がいよいよ始まろうとする最中、主力選手たちが大量離脱した幻想郷Jrユース。
果たしてこんな状況の中、初戦の相手、ウルグアイJrユースを粉砕する事は出来るのか!?

椛「やっぱりかませ犬じゃないですかー! やだー!」
リグル「エースだからドリブルゴールも決めた! 流石はエースと自分で自分を褒めてやりたいところだ!!」
魅魔「今のお前は牙を抜かれ、檻に入れられた虎じゃ!!」
魔理沙「魅魔様に捨てられた……もう駄目だ……おしまいだぁ……」
早苗「咲夜さんと一緒というのが不安ですが、幻想郷に帰ります!」
咲夜「(異変が発生するのよね……)」うず… うず…
輝夜「予選リーグの相手はウルグアイ、イタリア、アルゼンチン、フランスよ!」
反町「全部強豪国だこれー!?」
若林「フラグバッキバキやで!」

大会の初戦は鬼さん天狗さんパンサーさん。果たして主力を欠いた幻想郷Jrユースは勝つ事が出来るのか!?
そんな幻想のポイズン51スレ目、これからもよろしくお願いします。

821 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:40:11 ID:???
知ってた

822 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:41:22 ID:???
でも後半は二本撃ってノーゴールだからな
エースは前半の一本だけで決めてるのに

823 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 00:41:53 ID:???
そりゃあGKの実力がものすごい違うからね

824 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 00:45:21 ID:???
>>817
はい、勝てないとゲームオーバーです。
なので、引き分けでもゲームオーバーになります。

825 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:29:56 ID:???
戦犯?紫もやしに決まってるだろうJK
前半でケリつけるために投入したのにこの人は何をしたっけ?

826 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:32:32 ID:???
えー戦犯探しはまだ時期尚早なのです。。。


827 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:52:28 ID:???
>★勇儀→  ダイヤQ 大江山嵐 62 +(カードの数値)+(本気モード+1)=75★
>★妖精1の1→  クラブ10 ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=67
> 妖精1の2→  ダイヤA ファストジャンプ 55 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(反骨Lv1+1)=58★
>★にとり→  スペード9 ブロック 52 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)+(ポロロッカ+4)=67★
>★レティ→  ダイヤQ ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)+(距離補正+1)+(コールドスナップ+8)=73★
>★ヤマメ→  ハート8 石窟の蜘蛛の巣 61 +(カードの数値)+(ブロック補正+1)=70★
>≧2→勇儀のシュートがゴールに突き刺さる!
======================================================================================

828 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:53:29 ID:???
ゴォッ! ドゴォオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

バギャッ! バギャオォッ!!

妖精1「うっ、ぎゃああああっ!?」

ただ頭で打ちつけただけだというのに、まるで何かが爆発するかのような轟音を響かせながら放たれる勇儀のヘディングシュート。
鬼の力をボールに乗せたその破壊の一撃は……まず、妖精1を粉微塵に吹き飛ばした。
一度では諦めず、二度も果敢にも挑んだ妖精1を無残にも吹き飛ばしたのである。

にとり「よ、妖精1ッ!? カ、カパーッ!?」

バゴォッ!

続けてシュートコースに入り込んだにとりをも吹き飛ばし、さらにゴールへ向けてボールは突き進む。
しかし、その背後で構えていたレティばかりは……。
如何な勇儀のシュートでもそう易々と吹き飛ばせないだろう、完璧に近いブロックの姿勢を見せていた。
寒気をその身に纏い、勇猛にボール目掛けて飛び込むレティ。
女性としては重量級と評されるその体がボールに触れると、僅かに威力は減衰するのだが……。

バガァンッ!!

レティ「きゃあああああああっ!?」
ヤマメ「なっ!? う、うああああああああああっ!?」

それでも、勇儀のシュートはレティを弾き飛ばし、ヤマメをも吹き飛ばしてゴールネットを突き破った。
本気となった鬼のシュートは、木端妖怪風情では止められないのだった。

ピピィーッ!!

幻想郷Jrユース 1−1 ウルグアイJrユース

829 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:54:29 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……あああああああああああああああああああああああああああ〜っ!?
    きっ、決まったァァァァァ〜ッ!! 決まってしまったァァァアア〜ッ!?
    これはっ、なんという事だぁ〜!? 幻想郷Jrユース、これはあまりにも痛い失点〜ッ!!
    試合終了間際ッ! 僅かな時間の隙を突いた、ウルグアイの最後の猛攻!!
    勇儀選手のヘディングシュート――大江山嵐が、幻想郷ゴールに突き刺さってしまったァ〜ッ!
    これで同点ッ! 残り時間が少ない以上、これはこのまま試合が決まってしまうのでしょうか〜っ!?」

観客「すげぇ! なんだあのヘディング!」「前半にも打ってたけど、今回のはそれ以上の威力だったぞ!?」
  「これで引き分けかー」「パッとしない結果だなー」

このゴールを見て、実況席は完全にパニクったように言葉を捲し立て上げ……。
観客たちはといえば、この試合で大活躍をする萃香とようやく1点を挙げたストライカー――勇儀の凄まじさ。
すなわち、幻想郷最強の種族――鬼の実力の高さに思わず感嘆の息を吐く。

830 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:55:37 ID:???
ピエール「これで決まりか……まあ、引き分けになってくれればリーグを戦う上では楽に試合を回しやすい」
さとり「いえ、まだわかりませんよ」
ナポレオン「あァ? 残りもう5分もないぞ? こっからどっちかが点を入れる訳ねーだろ」
こいし「35cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」
ピエール「……キックオフシュート、か? まさか、この土壇場でするというのか?」
さとり「土壇場だからこそしてくる可能性は高いと思いますよ。 ……彼はその気になればどこからでもシュートが打てます」

諏訪子「あーうー、早苗なら止めてたなー」
ヘルナンデス「僕とエイキでも止めてたよ! ね、エイキ!」
映姫「……今のは星熊勇儀もほぼ完璧にボールをインパクトしていました。
   私とヘルナンデス君でも、ゴールを守れたかは五分五分といったところでしょう」
フラン「んー、幻想郷はつまんないなー。 あんなシュートを止められないんじゃ、私のシュート……ヘディングでも入るんじゃない?」

ディアス「勝負弱いなー、幻想郷は。 一番肝心な場面で守りきれないのは痛すぎるぜ」
永琳「(十六夜咲夜に東風谷早苗……守備の要である2人がいれば、結果はわからなかったけれど……。
    いずれにせよ、妹紅やあの妖精では咲夜の代えにはならないし、大妖精でも土蜘蛛でも早苗の代役は荷が重すぎるわね……)」

そして、偵察に来ていた者たちはといえば……思い思いにこの結果を批評しながら、フィールドを見つめていた。
大多数の者たちはこれで試合は決まりだと考えていたのだが……。
しかし、フランスに派遣された古明地姉妹だけは、まだまだ幻想郷はこの程度で終わりはしないと考えていた。
トラウマになるほどに刻まれた幻想郷の隠し玉の存在を、彼女たちは知っていたからである。

831 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:56:43 ID:???
反町「(なんてこった……! こんな時間帯で同点に追いつかれるなんて……!!)」

一方、フィールドでは両チームの選手たちが対照的な表情をしていた。
幻想郷の者たちはといえば、この土壇場で追いつかれたとあって絶望的な表情。
リグルが前半たたき出した貴重な1点を守りきれず、勝利の目が格段に落ちた事に気落ちをしていたのである。
対して、ウルグアイはといえばほとんどの者たちが晴れ晴れとした表情を浮かべていた。
無論、これはただ同点に追いついただけであり、逆転に成功した訳でもなく……。
また、これから逆転を狙うというのも、時間帯的にかなり厳しい。
だが、元は敗北をしてしまうかどうかという瀬戸際で、辛うじて引き分けに望みを繋げる事が出来たのだ。
この激戦が予想されるDグループのリーグ戦において勝ち点1の差は大きく、だからこそこの同点劇に喜ぶ。

勇儀「カカカ! よしよし、よくやったよ天狗! どうだ、見たかお前ら! これが鬼の力だよッ!!」
文「あやややや! さすがは勇儀様! Y・O・S(やっぱり・鬼は・凄いな)! Y・O・S(やっぱり・鬼は・凄いな)!!」
ビクトリーノ「(……俺が無得点なのは悔しいが、とにかく、貴重な1点だ)ナイスシュート、よくやってくれたな!」
勇儀「応! なァに、鬼が本気をだしゃあこんなもんさ!」

妖精1「(また何も出来なかった……! 折角、マンマーカーっていう仕事を貰ったのに……!!)」
にとり「(ダイレクトなら止めれると思ったが……考えが甘かったかねぇ……)」
ヤマメ「く、くそっ……! (ここまできて決められるなんて……! 何をやってんだい、私は!)」
レティ「……流石に鬼の強さは段違いね。 ふぅ……ふぅ……」
穣子「だっ……大丈夫、レティ!?」
レティ「……大丈夫よ。 ふぅ……どうせ残り時間は5分程度だしね」

大笑をしながら観客の声に応えるように片手を上げる勇儀に……。
相も変わらずおべっかを使う文、憮然とした表情ながらも素直に祝福をするビクトリーノ。

そして、幻想郷ゴール前では勇儀の一撃で壊滅状態にされた守備陣が地面に倒れ伏し……。
自身らの不甲斐なさを自責しつつ、項垂れていた。
なお、レティはこのプレイで体力が限界近くなったのか……やや荒く呼吸をしながら、穣子の手を借りてよろよろと立ちあがる。

832 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 01:58:36 ID:???
反町「みんな……大丈夫か?」
にとり「んん……レティがちょいと体力が危険域だが……それ以外は、まあ、問題ないよ。
    それよりすまん……守りきれんかった」
リグル「ハッハァー! 大丈夫だ、1点くらい私がチョチョイのパッパでとってきてあげるよ! エースだし!」
パルスィ「妬ましい……! 軽々しくそんな事を言うあなたが妬ましい……!!
     後半戦、散々シュートを撃っておきながらまだ1点も取れてないのにそういう事を言うの……?」
静葉「……でも、勝利を目指すならばここから1点をどうにかしてもぎ取らなければならないのが事実だわ。
   だからみんな、落ち込まないでどうすれば1点をとれるかを考えましょう」
ヤマメ「……すまんね」

そして、反町たちがゴール前へと集まると……守備陣は一様に頭を下げて謝罪をする。
だが、冷たい言い方ではあるがどれだけ謝罪をされても失った点は帰ってこない。
静葉はそれをわかっているからこそ、頭を下げる一同に面を上げるように言い……。
さて、ここから逆転するにはどうすればいいのかと一同がそろって考え始める。
リグルだけはエースの自分がドリブルから華麗なシュートと言っていたが、それ以外の者たちの視線はちらちらと反町に集まっていた。

反町「……あの、なんで俺を見るんです?」
穣子「いや……やっぱ残り時間すくない中での得点つーと、あんたのシュートというか……」
ヒューイ「キックオフシュートが一番印象に残ってるんだよねー」
反町「……俺そんなにキックオフシュートの印象が強い?」
静葉「そうね……なんというか……結構、強いわね」
反町「(ちゃんとゴール前からも打ってる筈なんだけどなぁ……)」

正に常識外れとしか言いようがない、反町の得意戦術――キックオフシュート。
周囲とは圧倒的に違うシュートの威力を持つからこそできる反町だけの特権のようなものであり。
一同はここから得点をするにはキックオフシュートをさせるのが一番なのではないかという考えに至るのだが……。

833 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 02:00:03 ID:???
妖精1「でも……地底の覚妖怪や練習試合で対戦してきてた連中ならともかく……相手はあの鬼でしょ?
    しかも、ここまでミドルレンジから撃った人間のシュートも弾いてる鬼なんでしょ? 決まるの?」
にとり「まあ……ぶっちゃけ、分は悪いね。 フリーから撃てても。 だが……かといって前に運ぶのもリスクが伴う。
    途中でボールを奪われたら試合終了だからね」
静葉「確実にシュートが打てる時点で撃ってしまうか、少しでもゴールの確率を上げる為に前線に運ぶか……。
   結局は、その1点になってしまうのよね……どうするの、一樹君?」
反町「そ、そうですね……」

A.「そこまで言うならキックオフシュートで1点取りますよ!」 速攻で1点返すぜ!
B.「いや、静葉さんに運んでもらって渡してもらいましょう!」 静葉に前に運んでもらう
C.「いや、パルスィに運んでもらって渡してもらいましょう!」 パルスィに前に運んでもらう
D.「俺が自分で持って上がって自分で撃ちます!」 突破もシュートも任せろ!
E.「どうやら使うときが来たみたいですね……俺とリグルのワンツーを!」 トクシックチャドクガで前に運ぶぞ!
F.「ここでドライブスコーピオンですよ!」 あえてドライブスコーピオンを狙うぞ!
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

834 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 02:01:23 ID:H3Dje8XQ
E

835 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 02:01:34 ID:???
>>830のこいしのセリフを訂正。

こいし「35cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」

は、正しくは

こいし「25cmは馬鹿だなー、もう忘れたの? あの幻想郷のキャプテンが幻想郷でどんなプレイが得意だったのか」

でした。25でも恐ろしいのに35とかもはや人間じゃないですね。

836 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 02:02:25 ID:R8VTPgl6
E

837 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 02:10:32 ID:KUoq//pk
E

838 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/19(木) 02:14:02 ID:???
チャドクガが選ばれたところで本日はひとまずここまでです。
果たして反町、三度目の正直なるか……?
それでは、お疲れ様でしたー。

839 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 02:47:22 ID:???
お疲れ様でしたー

反町シュート弾かれる→リグルねじ込みあるで

840 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 23:27:07 ID:???
>25でも恐ろしいのに35とかもはや人間じゃないですね。

好きなキャラの名前「え、え25cmで何が恐ろしいの?」

841 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 23:31:03 ID:???
スペインの治療機器メーカーの調査によると
フランス人が一番長いらしいね平均16センチ

842 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 23:49:25 ID:???
まあ、一、二センチの違いなら太さの方が重要だよねー
って何いってんだろ俺…

843 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 00:02:19 ID:???
新技は、半径80mmキャノン

844 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:12:44 ID:???
>E.「どうやら使うときが来たみたいですね……俺とリグルのワンツーを!」 トクシックチャドクガで前に運ぶぞ!
======================================================================================
穣子「え? キックオフシュートじゃないの?」
反町「……あのなあ、俺だっていつでもキックオフからシュートを撃つ訳じゃないぞ。
   ザルキーパーならともかく、敵はあの萃香さんなんだ。 キックオフから撃って入る可能性は低い。
   それなら前に運ぼうっていうのが道理だろ?」
妹紅「それはわかるけど、リグルとのワンツーなの? 出来ればスタミナは消耗を抑えた方がいいんじゃないの?」
反町「どうせ残り時間は5分弱ってところですからね。
   ワンツーを2回ほどしても、オータムドライブを撃つ体力はあります」
リグル「ハッハァー! 私のパスセンスでしっかり反町をリードしてあげるよ!」
静葉「(リグルちゃんのパス精度は私と同等だものね……はぁ……)」

反町がキックオフシュートの選択を選ばなかった事に一同は軽く驚愕しつつ。
反町の提案する案が妥当である事を知ると頷きながら配置へつこうとするのだが……。

輝夜「……お空、いけるわね?」
お空「うにゅ? あれ、私の出番!?」
輝夜「ええ、ここで出すわよ(得点を取らなければならない以上、シューターを入れないとね……)
   パチュリー、プラカードお願い。 替えの番号は……」
パチュリー「23番ね……」
輝夜「ん、それで頼むわ」

ジョン「あっ……とぉ? ここで幻想郷、最後のメンバーチェンジを使ってきます!
    選手兼コーチであるパチュリー選手が提示する番号は……13番と23番!
    その横には幻想郷、地霊アンダーグラウンド所属のストライカー、霊烏路空選手の姿!
    これは妖精1選手に代えて、空選手を投入し、攻撃力を強化するようです!」
南沢「勝利をする為にはもはや守備の事は考えず、攻撃に集中しなければならない時間帯ですからね」
ジョン「……いたんですか、南沢さん?」
南沢「いました!」

ここで輝夜は最後のメンバーチェンジと、妖精1に代えてお空を入れる。
残り時間が少ないからこその、守備よりも攻撃を考えての交代であった。

845 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:13:48 ID:???
妖精1「…………あとよろしく」
お空「うにゅ! まっかせて!」

仕事を果たせなかった事に対する負い目を感じながら、とぼとぼとフィールドの外に出ていく妖精1に。
笑顔を見せながらハイタッチをし、フィールドの中に入ってくるお空。
そのままお空はててて、と輪になって集まっている者たちの中心に走り寄ると……。
先ほど輝夜から言われた伝言を伝えようとするのだが……。

お空「うにゅ……あれ? なんだっけ?」
穣子「ちょっ……!? あんた、ついさっきの事でしょ!?」
お空「うー、でも三歩以上あるいちゃったからなぁ……」
レティ「(心底鳥頭ね……同じ烏でもどうしてあの文とこうも違うのかしら)」
お空「えっとね……あ、そうそう! あのね、あのお姫様は私を中央の一番前。
   人間と蛍妖怪はその後列で並べて、あとは全部前と同じようにしなさいって言ってた!」

あまりオツムがよろしくないお空は、その伝言の内容をコロッと忘れ……。
しかし、それでも何とか懸命に思い出し一同に通達。
お空がちゃんと輝夜の伝言を覚えていた事に安堵をしつつ、一同はそれぞれその伝言通りのフォーメーションを思い浮かべる。

−−F−− Fお空
−J−H− Jリグル H反町
−G−I− Iパルスィ I静葉
−−−−− 
−E−D− Eヒューイ D妹紅
C−A−B C穣子 Aレティ Bにとり
−−−−− 
−−@−− @ヤマメ

846 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:14:49 ID:???
にとり「ねじ込み要因が増えたのはありがたい事だねぇ。
    ぶっちゃけ反町が駄目だったら、リグルしかねじ込みは期待できなかったし。
    (ただ……本音を言えば、魔理沙がいてくれればなぁって思うよ……)」
静葉「他に監督は何か言ってなかった?」
お空「OMFの2人はボールを持ったらとにかくFWに渡すようにってさ。
   ただ、渡せないなら強引にでも撃っていっていいって。 とにかく蜂の巣にするのが目的だってさ。
   DMFも、ボールをフォローできるように前寄りになってた方がいいって」
穣子「DFだけを残すって事? 大概の博打を打つわね、あの姫さんも」
リグル「ハッハァー! 要は攻撃を成功させればいいだけさ! ね、反町!」
反町「そうだな(攻撃失敗すれば、逆にカウンターを食らってしまう可能性もある……何とかして1点をもぎ取らないと)
   さあ、みんな配置につこう! 残り時間は少ないけど……何としてでも勝つぞ!!」

失敗をすれば失点をしてしまう可能性も高くなるが……。
しかし、それだけの博打を打たなければ、ここから勝利を収めるのは難しい。
反町はお空の伝えてくれた伝言を聞くと頷き、改めてそれぞれの配置につくのだった。

さとり「お空……」
ピエール「サトリたちの元いた世界での仲間、だったか……」
こいし「んーん、お空は仲間じゃなくてペットだよピーちゃん」
ピエール「ぴっ!?」
ナポレオン「ペットォ!? おいおい、人間をペット扱いするのかよ!?」
さとり「ナポレオン君、何度も言いますが私たちは人間ではなく妖怪ですよ?
    お空は烏の妖怪――私の大切なペットです」
ナポレオン「……お前らと付き合い始めて1か月だが、やっぱりまだその感覚にはなれねぇな」

ガルバン「エイリンさん、新しく入った彼女はストライカーというふれこみだが実力は?」
永琳「低くはないわよ。 ただ……やはり世界屈指かといえば、首をひねらざるを得ない実力」
ディアス「それなら、あのキーパーから点を奪うのは……」
永琳「難しいわね。 でも、実際問題、彼女にも頼らなければならないのが現在の幻想郷の台所事情ね。
   反町君、リグル、それにパチュリーを除けば……得点力を持つ選手は彼女しかいない」
パスカル「前線でのシューターを増やすには、あいつを使わざるを得ないって事か……」

847 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:15:57 ID:???
果たしてこの輝夜の采配は吉と出るか凶と出るか。
観客たちも、そして両チームのベンチメンバーも見守る中……。

ピピィーッ!! バムッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「さぁ〜、試合再開の笛が鳴りましたァッ!! 残り時間は5分弱!
    果たしてここから1点を詰め、勝利ができるか幻想郷Jrユースッ!?」

お空「うにゅ……! それじゃ、ゴール前いってるよ!!」
リグル「ハッハァー! よーし、いくよ反町!」
反町「ああ!」

審判の笛が吹かれ、この試合、或いは最後になるかもしれないキックオフがなされる。
ボールはまずお空の元からリグルへと渡り……お空はボールを出すと同時にゴール前にダッシュ。
ボールを受け取ったリグルはハッハァー、といつもの高笑いを上げつつ反町に視線を移し……。
反町もそれに答えながら、一気に中央をリグルと共に駆け上がり始める。

ダダダダダダダダーッ!!

ジョン「あっとぉ〜!? これは幻想郷、速攻を仕掛けてきた!! リグル選手と反町選手!
    オータムスカイズ出身のFWコンビが一気に中央を突破します!
    しかし、これを止めようとウルグアイも守備に向かう!」

ビクトリーノ「(ちっ……! 結構速い上に上手いぞこいつら!?)」
勇儀「ああもう、めんどっちぃねぇ! ちょこまかちょこまかと……!」
反町「(まずはこの2人を抜けなきゃ話にならない……!)いくぞ、リグル!」
リグル「ハッハァー!!」

848 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:17:02 ID:???

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→ ! cardトクシックチャドクガ 56 +(カードの数値)=★
★リグル→ ! cardトクシックチャドクガ 58 +(カードの数値)=★
★ビクトリーノ→ ! cardパスカット 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★勇儀→ ! cardパスカット 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(本気モード)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→秋空コンビがまずは中央突破に成功! さらにそのままワンツーで突き進む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(パルスィがフォロー)(静葉がフォロー)(お空と文で競り合い)
≦−2→幻想郷ボールに。

【補正・備考】
ビクトリーノ:ダイヤで「クイックダッシュカット(+2)」

>>839 どうも乙ありがとうございます。 反町「ヒャメロー」
>>840  北詰監督 「え、25cmで何が恐ろしいの?」
>>841-843 幻想のポイズンはKENZENです

849 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:17:16 ID:???
★反町→  ダイヤ10 トクシックチャドクガ 56 +(カードの数値)=★

850 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:18:21 ID:???
★リグル→  クラブ5 トクシックチャドクガ 58 +(カードの数値)=★


851 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:19:26 ID:???
★ビクトリーノ→  スペード7 パスカット 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

852 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:21:28 ID:???
ども、勇儀の判定が間違っていました。間に合えばこちらでお願いします。

★勇儀→ ! cardパスカット 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(本気モード+1)=★


853 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:22:22 ID:???
★勇儀→  スペードK パスカット 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(本気モード)=★

854 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:22:36 ID:???
★勇儀→  ハートK パスカット 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(本気モード+1)=★

855 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 01:23:30 ID:???
ちょと鬼さん本気出しすぎでしょ……というところで本日はここまでです。
最近更新ペース遅くてすみません。
それでは、お疲れ様でしたー。

856 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 01:23:44 ID:???
この試合はとことんついてないね…
乙でしたー

857 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 21:53:57 ID:???
>>856 どうも、乙感謝です。ここぞという場面でカード運が悪いですねぇ。

>★反町→  ダイヤ10 トクシックチャドクガ 56 +(カードの数値)=66★
>★リグル→  クラブ5 トクシックチャドクガ 58 +(カードの数値)=63★
>★ビクトリーノ→  スペード7 パスカット 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=61★
>★勇儀→  ハートK パスカット 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(本気モード+1)=65★
>=1→ボールはこぼれ球に。パルスィがフォロー
>※勇儀がKを出して勝利したので覚醒フラグ取得。更にパスカットフラグ取得!
=======================================================================================
ダダダッ! パンッ! ダダダダダッ! パシッ!!

リグル「ハッハァー! 見ろー! これが私と反町のトクシックチャドクガだァ!!」
ビクトリーノ「なにィ!? トクシックチャドクガだと!?」
反町「(本当になんだってこんな名前になっちゃったんだろう……)」

トクシックという単語だけでも毒を意味するというのに。
更にその後にチャドクガという毒を持つ昆虫の名がついたリグルとの必殺ワンツー。
このワンツーの名を聞いて目を見開いて驚くビクトリーノは、素早いパス回しに対応が出来ず。
内心、どうしてこんなに奇妙な名前の技が多いのかと辟易する反町とてんで気にしていないリグルは一気に突破をしそうになるのだが……。

858 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 21:54:58 ID:???
勇儀「そぉおりゃあッ!!」

バチィッ!!

リグル「へェ!?」
反町「なっ……なにィ!?」

しかし、勇儀はそのリグルと反町のパスコースの間に入り込み、ボールに触れる事に成功する。
純粋なストライカーとしての実力は高いものの、ことシュート以外の能力は今一つである勇儀。
特にパスやパスカットといったプレイは下手だったのだが……。
勇儀はあえて2人が通すパスコースを読む事を放棄し、完全にヤマ勘だけでパスカットに向かったのだった。
それは相手のパスコースなどを読む事が苦手である勇儀が行った一か八かの賭けであるが……。
今回ばかりはその賭けがうまく転がってくれたらしく、ボールは高く浮かび上がってこぼれ球となってしまう。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あっ……ああああああああああああっ!? だっ、駄目だぁぁ〜っ!!
    反町選手とリグル選手の高速ワンツーは、しかし、初手で阻まれてしまったァァァ〜ッ!?
    ボールはこぼれ球に……あ、し、しかし、これはァァ〜ッ!?」

バシィッ! ダンッ!!

パルスィ「妬ましい……! 自信を持って高速ワンツーでいくと言いながらあっさり失敗する貴方達が妬ましい!!」
反町「パ、パルスィ……! (助かった……まだマイボールだ!)」

不幸中の幸いというべきか、反町たちが失ってしまったボールは即座に味方のパルスィがフォロー。
これを見て反町はホッと安堵をするのだが……一方でパルスィは今にも射殺さんばかりに反町たちを睨み付け。
ふんっ、と鼻息を鳴らしてから一気にドリブルで再びボールを前に運び始める。

859 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 21:55:58 ID:???
パルスィ「とっとと走りなさい……!
     ゴール前でボールを待つしか出来ない癖に自分でボールを運ぼうとするからこうなるのよ……!
     妬ましい……! やはりオータムスカイズは妬ましい……!!」
リグル「なっ、なんだとー!? エースは何でもできるんだぞ!?」
反町「やめろリグル、とにかく……ゴール前に急ぐんだ!」

パルスィの皮肉げな言葉にリグルは思い切り反発するも、反町は何とか宥め……急いで姿勢を整えてゴール前へ向け駆け出し。
何とかボールを貰えるようにしなければと懸命に走る。
対して、ボールを持ったパルスィも時計をちらちらと見ながら前進をするのだが……。

パルスィ「(パルパルパル……時間的には……撃てて1発、2発が限度かしらね……)」
文「あやややや。 いい加減諦めてはくれませんかねぇ? ここから萃香様から得点できる筈がないでしょう」
ビルト「(折角追いついたんだ! 負けてたまるか!!)」
パルスィ「……パルパルパル。 妬ましい……私を止められると思っている貴方達が妬ましい……!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パルスィ→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=★
★文→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ビルト→ ! cardタックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィ、突破に成功した! シュートチャンスが来るぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ヒューイがフォロー)(バージェスとお空で競り合い)(お空がフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
パルスィ:ダイヤで「グリーンアイドモンスター(+4)」、ハートで「グリーンアイドモンスター-Easy-(+2)」
文:ダイヤかハートで「猿田彦の先導(+2)」

860 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 21:57:17 ID:???
★パルスィ→  スペードQ ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=★

861 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 21:57:28 ID:???
★文→  クラブ7 タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

862 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 21:58:51 ID:???
★ビルト→  スペード4 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

863 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 22:36:21 ID:???
>★パルスィ→  スペードQ ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=72★
>★文→  クラブ7 タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=61★
>★ビルト→  スペード4 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=57★
>≧2→パルスィ、突破に成功した! シュートチャンスが来るぞ!
==============================================================================
パルスィ「(時間がない……! グリーンアイドモンスターを使っている暇も無い……!!
      ここは一気に……振り切ってやるわ……!)パルパルパルッ!!」

ビュンッ! ババババッ!!

文「あっ……あやや!?」
ビルト「ぐおっ!? (な、なんだよ!? 普通にやってもうまいじゃねーか!?)」


グリーンアイドモンスターを使った、相手の動きを封じての突破に定評のあるパルスィ。
しかし、幻想郷トップドリブラーと呼ばれる彼女は、その術を使わなくても一流の突破力を持っているのである。
文には劣るが高速で繰り出すフェイントに、当の文も思わず翻弄され……。
パルスィはそのまま速度を落とす事なく中盤の突破に成功。
そして、ゴール前にはようやく反町とリグルが侵入し、幻想郷Jrユース――最後の得点チャンスが巡ってくる。

ジョン「あぁぁぁぁ〜っとぉ!? 抜いた、抜いた! パルスィ選手、見事な高速ドリブルで中盤を突破!!
    しかし、すでに試合はロスタイムに入ろうかという時間帯です!
    果たしてここで決め、初戦を勝利で飾る事が出来るのか!? ゴール前には幻想郷、3人のストライカーが並んでいるぞ!」

お空「うにゅう! 私に頂戴、橋姫!」
リグル「ハッハァー! 最後もエースが決めてやる! 私に回せー!!」
パルスィ「………………」
反町「(よし……手間取ったけど、とにかくゴール前に運ぶ事は出来た!
    でも、問題はここから……どうやって萃香さんの守るゴールから点を奪うかだ!
    ……パルスィのパス精度じゃ、俺に直接ボールを渡すのは難しい。 でも、俺に渡してくれれば……今度こそ決めてやる!
    どうする? どんな指示を出すのが一番適切なんだ?)」

864 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 22:37:36 ID:???
A.「パルスィ、お空だ! お空に合わせろ!」 お空にセンタリングを上げさせる
B.「パルスィ、リグルだ! リグルを使え!」 リグルにセンタリングを上げさせる
C.「パルスィ、俺だ! 俺にセンタリングをくれ!」 反町にセンタリングを上げさせる
D.「パルスィ、俺だ! 俺にグラウンダーのパスをくれ!」 反町にグラウンダーのパスをさせる
E.「パルスィ、いったん後ろのヒューイに渡すんだ!」 一旦バックパスさせる
F.「パルスィ、静葉さんに渡せ! 一旦静葉さんにパスだ!」 一旦静葉に渡させる
G.「そのまま突っ込め! お前の嫉妬の力を見せてやるんだ!」 パルスィにドリブルゴールをねらわせる
H.「(いや……ここはパルスィの判断に任せるべきだ)」 パルスィの判断に任せる
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

865 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 22:37:56 ID:cBA9PF9s


866 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 22:39:23 ID:ub46b/bE


867 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 22:40:13 ID:OL4LWm5o
F

868 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 22:40:48 ID:a0sILN1Q


869 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 22:41:03 ID:K9ZVXs+U
F

870 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:03:43 ID:???
>F.「パルスィ、静葉さんに渡せ! 一旦静葉さんにパスだ!」 一旦静葉に渡させる
=================================================================================
パルスィ「………………!」

反町が指示を出した瞬間、パルスィはキッと反町を睨み付けたが……。
しかし、即座に横に向けてボールを叩き、静葉へ向けてボールを送る。
自分にパスを通してもらうなら、静葉のパス精度でなくては安心が出来ない。
そう判断をしての反町の指示であったが……。

静葉「(私を頼りにしてくれるのはありがたいけれど……!)」
ミャウザー「よ、よし! パスを出す前に奪ってやる!」
キオソーネ「(あの尖がり耳(パルスィ)よりはくみしやすい筈だ! これを奪って……試合終了だ!)」
静葉「くっ……!」

しかし、当然ながらウルグアイもこの後半戦で静葉のパスの上手さを身に染みてわかっており。
パスを出される前に、何としても奪ってやろうとプレスをかけにやってくる。

静葉「(ここをキープして一樹君へ届けないと……! いくわよ!)」

871 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:05:07 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardドリブル 53 +(カードの数値)=★
★キオソーネ→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ミャウザー→ ! cardタックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉、キープに成功! 反町へ向けてパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(妹紅がフォロー)(妹紅とビクトリーノで競り合い)(ビクトリーノがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
静葉:ダイヤで「落葉ジャンプ(+5)」、ハートで「落葉ターン(+3)」

872 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:07:06 ID:???
★静葉→  ダイヤQ ドリブル 53 +(カードの数値)=★

873 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:07:25 ID:???
★キオソーネ→  クラブA タックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

874 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:10:58 ID:???
★ミャウザー→  クラブ5 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

875 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:11:27 ID:???
★ミャウザー→  クラブA タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

キャーQサーン

876 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:13:13 ID:???
>>873-874
マモノ2人…
反則してでも止める気だったのか

877 :876:2011/05/20(金) 23:14:14 ID:???
ミスった
>>873-875

878 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:27:23 ID:???
>★静葉→  ダイヤQ ドリブル 53 +(カードの数値)+(落葉ジャンプ+5)=70★
>★キオソーネ→  クラブA タックル 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=53★
>★ミャウザー→  クラブ5 タックル 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=58★
>≧2→静葉、キープに成功! 反町へ向けてパス!
=============================================================================
静葉「(この土壇場でミスなんて許されない……!)ハァッ!!」

バッ!!

キオソーネ「うっ!?」
ミャウザー「たっ、高い……! くそっ!?」
静葉「よし……一樹君ッ!」

出番を渇望していた静葉にとって、この窮地は逆に言えばチャンスでもあった。
霊夢が抜けた今でも、激しい競争がなされるMFのポジション争い。
そのポジション争いで優位に立つ為にも、
静葉は「ここぞ」という場面で活躍をする印象を周囲に植え付けなければならなかった。
その思いが、いい意味でのプレッシャーとなったのか、静葉は両足でボールを挟み込みながら高く飛翔。
そして、そのまま空中から反町へと向けてパスを送る。

バシュウッ! パシッ!!

反町「やった……! ナイスパス、静葉さん!」
ビクトリーノ「くっ……くそっ!!(ドリブルなら止められると思ったが、無理だったか……!)」

ボランチであるミャウザーがプレスをかけていた為、パスコースを遮断する者はおらずパスは素通し。
ボールは誰にも邪魔される事なく反町へと渡り……反町は静葉のプレイを称賛し。
一方でビクトリーノはここで反町にボールが渡った事に焦りながらも、何とか食い止めてくれと守備陣に視線を送る。

879 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:28:24 ID:???
ジョン「あっ……あああああああああああああ〜っとぉ!? こ、ここで反町選手にボールが渡ったァァアア〜ッ!!
    幻想郷キャプテン、反町選手! この試合、未だノーゴールですが……しかし、その実力は折り紙つきです!
    今度こそ、三度目の正直とばかりにゴールを射抜けるか!? はたまた伊吹萃香選手がまたもや跳ね返してしまうかァッ!?
    時間はロスタイムへと入り、もはやいつ審判の笛が鳴ってもおかしくはありませェんッ!!」

萃香「来い、反町! 私の三歩目を弾き飛ばせる自信があるならね!!」
反町「(審判もちらちら時計を見てる……! これがこの試合、最後のシュートチャンスか……!
    どうする……? ここは……!)」

A.普通のシュートで十分だ! (シュート値:59(1/2で+3)) 消費ガッツ80
B.ポイゾナスドライブでいく! (シュート値:66) 消費ガッツ200
C.オータムドライブで今度こそゴールだ! (シュート値:68) 消費ガッツ250
D.いやいや、あえてドリブルゴールでいくぞ! このまま突っ込むぜ!
D.いや、ここはエースに任せる! リグルに高いパスだ!
E.いや、せっかく出てきたんだしお空に任せる! お空に高いパスだ!
F.もう一度パルスィに渡してドリブルゴールさせるぞ!
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町のガッツ 430/880

880 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:29:10 ID:ub46b/bE


881 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:31:27 ID:xKEKRVL6
C

882 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:31:31 ID:q5LnARuY
C

883 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:49:44 ID:???
>C.オータムドライブで今度こそゴールだ! (シュート値:68) 消費ガッツ250
=============================================================================
反町「(迷う事はない! 今度こそ俺が決めるんだ! オータムドライブで……!!)」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

後半戦、既に2回もシュートを撃っておきながら……しかし、未だ反町は無得点。
確かに萃香は幻想郷三大キーパーと呼ばれるだけの実力者であり……。
そして、今大会でも間違いなく屈指の実力を持つゴールキーパー。
だが、それでも幻想郷で数多の試合でゴールを奪ってきた反町からしてみれば、
ここまで無得点というのは屈辱的だった事は違いない。
如何に普段が温厚で気弱な反町とて、ストライカーとしてのプライドは持ち合わせているのだ。
何としても今度こそ決めてやると、その右足を大きく振り上げ……一方で萃香はニヤリと笑みながら、その右手を大きく伸ばす。

ジョン「あああああああああああああああああああああああああああっとォ!?
    反町選手、やはり自らが撃っていきます!! ここで決まれば、幻想郷の勝利はほぼ確定的!
    しかし、弾かれてしまえば引き分けとなってしまうでしょう!
    反町選手、何としてもここは決めたいところ! 果たしてこれは決まるかァァアアアッ!?」

永琳「(……いくら練習でできても、本番で実力を発揮出来なければ怖くはない。
    ここでまた失敗をするようなら……)」

諏訪子「(こういう場面で決めてこそのストライカーだよ。 
     早苗が見初めた相手なんだ、今度こそ決めるとは思うけど……)」

さとり「(決まりますよ……本来の力が発揮されれば……決まります)」

お空「(さとり様を苛めたシュートが出せればこんな鬼なんか木端微塵な筈だよ!)」
リグル「ハッハァー! ねじ込みは任せろー!!」

萃香「来い、反町! 全力で私を愉しませてみなッ!!」
反町「いくぞ萃香さん……! これが俺の……オータムドライブだァァァァアアッ!!」

884 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:50:49 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→ ! cardオータムドライブ 68 +(カードの数値)=★
★バージェス→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★チュレビー→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=★
★萃香→ ! card三歩壊廃 66 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、お空がねじ込み、パルスィがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、お空がねじ込み、パルスィがフォロー)
≦−2→ウルグアイボールに。

【補正・備考】
反町:反町の「オータムドライブ」には吹っ飛び係数5がついています。

885 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:52:13 ID:???
★反町→  クラブ4 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=★


886 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:52:16 ID:???
★バージェス→  ダイヤ2 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★

887 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:52:50 ID:???
★チュレビー→  ハート5 ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=★

888 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:53:01 ID:???
★萃香→  クラブ2 三歩壊廃 66 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=★

889 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:53:16 ID:???
>>888 天才w

890 :885:2011/05/20(金) 23:55:10 ID:???
888ありがとう! マジありがとう!
絶対戦犯になったと思ってた! マジ感謝!

891 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:55:28 ID:???
すげえ!すごくないけどすげえ!w

892 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:55:38 ID:???
>>885見た時は終わったと思ったが、>>888マジナイス!

893 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:55:45 ID:???
よし みんなきけ 888を胴上げだ!

894 :森崎名無しさん:2011/05/20(金) 23:55:55 ID:???
勝てばいいんだ!何を使おうが!

895 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/20(金) 23:56:52 ID:???
           ,-=;,
          {__7!
          〔_ラレ        ,、_,-‐y;
           `y"l       rヲレへシ'"
           iト-ヘ、      (_;フイ             r;_/iレソ
            l  'ヽ      ル ||                し ン′
              ヽ   ヽ     レ' ||!            人_フ
             V  ヽ,    |   |.| r‐-、=‐-、    _/ / ←>>888
              ヽ   ヽ,  ト = }{i y=‐'~Y__ 〉  / /
               `i 、,  ヽ, }- ルハjト'`_ント∠-r'"  シ´
                V   `;|   i∨  ̄~7  ン〈___/
                V丶  |   リ >,    ( <_/ ,_
                 ヾ  {   ソ レ  ン ;_ン'" ,r"<rn ゞミヽ
                  ゝ、ゝ = 〃ソノ__/   / y'"J | \` ヽ
   rn,              rfレ`ー-=-‐''~ ̄   /`7  `、|  ヽ-'ヽ
  rJllル7       rnh;   l´ ´'リ  ,rn     / r'ン==ト、!__  V ヽ
  〉__ソ       ヾヽ``ij'l 〉 /、,ハjjj し'l mhレ'   /f" |リレ7,,m〉  |  |
  |  {   rfjn   ,;'V _ン',/ //〉r>,、__//リリ ト  〈 }'=‐' ソ 〉トii,_/  j
  .|  i _,-;ゝ_ソ  {' ' 'V V /'ハ~ ' ノヽ ヽ,;ヾ レ'⌒jー'-ン Λ'ー'~ヽ,  /
    ! V;;;ゞ''~ ̄ヽ_〉_j,;|  ヽ/レ_>' ラ';;/;-‐-{〉⌒|!    / /     〉"
   }  V       }リ レヽ  ヽ彡';,、-l ・ ・ ゜j、=ヾヽ / / `` _,‐'"
   Y´~j!_    ji!_,-' ヾ,ヽ,=''`ヽ,;;; ;,トー-‐'j リヽ,;'_>' ,/ ‐= |
   .{   `ー=''" 、、 」、|/~`ヽ,;;;:;.〉、__,,ソ 〉‐''‐、. /   彡 |
    ヾ ``_  _  〃レ' jトヽ  ''"7~~ ̄ ~^'く   リ  - =' ‐ {
     V ~^ ̄ //,├'"   V/        、、ン'k  =-‐ ''j
     }      / |     Y         〃,;'{ニ二 jニi ̄]

896 :へたれ引きに定評のある888:2011/05/20(金) 23:58:52 ID:???
みんなありがとうーーーー

自分の過去の引き
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278605849/956

897 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 00:00:36 ID:???
もうビクトリースライド行進していいような空気だwww

898 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 00:02:06 ID:???
本日(厳密には昨日)の祭りの会場はここか!
胴上げ祭りじゃ!

899 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 00:02:38 ID:???
胴上げ!胴上げ!

900 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 00:14:15 ID:???
いやっほう! 888最高!

901 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 00:29:38 ID:???
さぁ始まるぞ 祭りだ祭りだ 人間も妖怪もどっかの誰かも♪

902 :へたれ引きに定評のある888:2011/05/21(土) 00:39:29 ID:???
ところでチャットって明日(正確に言えば今日)ですよね
参加しますのでよろしくです

903 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 00:53:54 ID:???
>>901
スッパスパーのテーンコテンコ!

>>902
はい、今日……21日の夜11時(もうちょっと早くなるかも?)から開催の予定です。
参加ありがとうございます! 楽しいチャットにしましょう。

>★反町→  クラブ4 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=72★
>★バージェス→  ダイヤ2 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=54★
>★チュレビー→  ハート5 ブロック 51 +(カードの数値)(人数差補正+1)=57★
>★萃香→  クラブ2 三歩壊廃 66 +(カードの数値)+(SNGKLv4+4)+(苦手コース-2)=70★
>≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
=====================================================================================

904 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 00:55:28 ID:???
反町「(さっきのシュートは落ちるのが遅すぎたから萃香さんに弾かれた! なら……これでどうだっ!!)」

バシュッ! ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッ!!

バゴッ! バギャッ!!

バージェス「ぐぎゃあああああっ!?」
チュレビー「うわああああああっ!?」

反町の放ったオータムドライブは、まずは何の問題もなくDFたちを吹き飛ばしゴールへと向かう。
間違いなく今大会屈指の威力を秘めた反町のオータムドライブは、
ブロックに特化をしたDFでもなければ止められないのだからこれは当然の事であった。
しかし、問題はやはりウルグアイのゴールを守る萃香。
彼女の弱点である股の下を抜くには、どうすればいいのかと反町は考え……。
反町はあえて、ドライブシュートが早めに降下をするようボールを蹴った。

反町「(本来ならドライブシュートはギリギリまで上空にあって、ゴールラインを割る寸前に落ちた方がキーパーは取りにくい。
    けど……あえて早めに降下するようにすれば……ッ!!)」
萃香「こ、こいつは……! くっ……うりゃああああああっ!」
反町「(よし……!!)」

905 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 00:57:10 ID:???
てっきりゴールラインギリギリで降下をしてくるだろうと読み、そこまで下がっていた萃香は……。
オータムドライブの軌道を見て、早めに降下してくる事を察知し前に出ながら高く飛び上がった。
その軌道を読む眼力と、即座に前に出れる判断と反射神経は、正に幻想郷三大キーパーと呼ぶに相応しいもの。
だが、それでも……やはりかなり深い位置まで下がり構えていた為に、降下をしてくるボールに萃香は後一歩手が届かない。
ならば脚を伸ばしてボールをこぼそうとするのだが……。

萃香「ッ!? (まっ……股下ッ!?)」

ボールが通り過ぎようとしていたのは、萃香の小さな股の下……萃香が一番苦手とするコースである。
思うように足が動かず、辛うじてボールに触れる事に成功をするものの……。

バシュウッ! ピピィーッ!!

しかし、その程度でボールの威力は弱まる事はなく……ボールは今度こそ、ウルグアイゴールへと吸い込まれるのだった。

幻想郷Jrユース 2−1 ウルグアイJrユース

906 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 00:58:26 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「きっ、決まったァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアッ!!
    ゴールッ! ゴールッ!! ゴォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオルッ!!
    幻想郷Jrユースッ!! ロスタイム2分で……ウルグアイを再び突き放したァァアアッ!!
    これで2−1ッ!! 勝利はほぼ手中に入れたと言って過言ではないでしょうッッ!!
    流石は幻想郷Jrユースキャプテン、反町選手! ここぞという場面で見事に決めたァアアッ!!」

観客「おおおおおお、ここで決めるのかよ!」「まあ3発も撃ってるんだから、これで決めなきゃ男じゃねぇよな」
  「いやいや、あのキーパーからゴール奪ったんだぜ? マジすげぇよ」
  「でも一回目・二回目のシュートよりなんか弱くなかったか?」「しっ! 黙ってろ!」

反町「やった……! やったぞ……!!」

ゴールネットにボールが突き刺さり、審判の笛が鳴り響いた瞬間、一斉に湧き上がる観客たち。
元々幻想郷贔屓である実況は興奮した様子でこのゴールを喜びながら実況し……。
それらを聞きながら、反町はゴールに突き刺さったボールを見ながら小さくガッツポーズを取る。
時計を確認すれば……実況の言うように、すでにロスタイム2分。
ウルグアイに残された時間はあまりにも少なく……これでほぼ勝利は手中に収めたと言っても過言では無い場面である。

リグル「ハッハァー! よくやった、反町! それでこそ私の相棒だ!」
パルスィ「パルパルパル……妬ましい……やはりオータムスカイズは妬ましい……!!」
お空「うにゅう……! (勝てるのはいいけど……うにゅう……)」

そして、反町がこうしてひとり感慨に浸っていると……リグルを含む前線メンバーから祝福(?)を受けるのだが……。

907 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 00:59:38 ID:???
A.「まあ3回も撃ったからな……これだけ撃ったんだから、1回くらいは入るさ」 謙虚に答えておく
B.「ふふふ、これが俺の実力だ。 これからも俺にガンガンボールを回せ!」 キャプテンの頼もしさをアピールする
C.「萃香さんの股間……抜けるかもしれんぞ!」 もう試合時間無いけど萃香の対抗策を言っておく
D.「静葉さん、ナイスアシストです!」 静葉を労っておく
E.「ここだ、ここでカズキダンスだ!」 パフォーマンスしておく
F.「まだ安心するな! まだ試合時間は残ってるんだ!」 最後まで安心するなと戒めておく
G.「(特に何も言う必要はないな……)」 反町一樹はクールに去るぜ!
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

908 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:00:16 ID:sPQitiLA
F

909 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:02:09 ID:TtTppSGE
H ここだ!ここで新技・スライドカズキダンスだ!

910 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:02:22 ID:PorzsrHo
D

911 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:04:53 ID:8RrItxGw
F

912 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:06:38 ID:1aczISAM
F

確かカズキダンスってロボットダンスだったよな

913 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 01:09:24 ID:???
>>912
仰る通り、ロボットダンスでございます。
やっていたら……ディアスに幻想郷はコメディアン大国だと思われていたかもしれませんね。

それでは、なんとか2−1にしたところで本日はここまでです。
残り時間はあと僅かですが、まだ試合は終わっちゃいないのでご注意を。

また、明日は前々から言ってました通りチャット会を開かせてもらう事になりましたので更新はお休みです。
お時間ご都合があう方は、ぜひぜひ参加していただけるとうれしいです。
それでは、お疲れ様でしたー。

914 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 01:10:03 ID:???
乙でしたー

915 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 02:37:59 ID:???
お疲れ様でしたー

後は遊戯王のキックオフシュートを防ぐだけかな…距離あっても止まるか不安だ

916 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 22:22:20 ID:???
交代枠がまだあるなら、大ちゃん出してくれないかな。

917 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/21(土) 22:27:44 ID:???
>>914-915
どうも乙ありがとうございますー。

>>916
静葉・にとり・お空を投入したので交代枠はすべて使い切りました。
なので大ちゃん投入はなしなのです……。

本日は以前から言っていたように、チャット会となりますので更新はお休みです。
興味がある方は、参加していただけると感謝感激雨あられです。
http://capmori.net/chat/

918 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/23(月) 00:20:27 ID:???
>F.「まだ安心するな! まだ試合時間は残ってるんだ!」 最後まで安心するなと戒めておく
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残り時間は僅か……ほぼ勝利を手中に収めたと言ってもいい状況においても……。
しかし、反町はまだ油断をするなと一同に言い聞かせた。
反町の逆転弾に気を良くしていた一同は、これを聞いて一瞬面喰い、
そこまで言わなくてもいいんじゃないかといった表情になるのだが……。

静葉「そうね……一樹君の言う通り……まだ決して安心はできないわ」
お空「うにゅ? どうして?」
パルスィ「パルパル……なるほど……そういえば、まだあの鬼のシュートがあったわね」

唯一、反町の真意を把握していた静葉が反町の意見に賛同をすると。
パルスィもようやく合点がいったように頷き、苦笑いをして佇む一本角の鬼――星熊勇儀へ視線を送る。
そう、キックオフシュートの使い手は、反町だけではない。
ウルグアイJrユースにもまた、驚異的なシュート力を持つ地底の鬼が派遣されていたのである。
彼女の渾身の力を込めたシュートは、例え打ち損ないであっても油断出来ぬ威力。
幻想郷の守護神である早苗がいるならいざ知らず、現時点では文字通り驚異以外の何物でもなかったのだ。

919 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/23(月) 00:21:58 ID:???
反町「とにかく早く戻ろう……DFやGKにも警戒を怠らないように言っておかないと」
リグル「ここまでやってすぐ同点に追いつかれたら馬鹿みたいだもんね!」

こうして反町たちは素早く自陣へと戻ると、早速ゴール前へと急ぎDFたちに勇儀のシュートを警戒するようにと注意。
にとりもある程度は把握していたのか、素直にこの指示に頷き……。
他の者たちもまた、最後まで気が抜けないという事を再確認する。

穣子「つってもブロックじゃ役に立てないんだけどね……ま、やるだけやってみるわ」
レティ「距離があれば……最低でも減衰だけはしてみせるわ」
にとり「ここが正念場ってやつだね。 さァみんな、ここを守り切って勝って終わろう!」
ヤマメ「ん……最後の壁の私も、頑張ってみるさ」

静葉「(驕らず、冷静に敵の力を見極める事が出来る……こういう所は早苗よりもキャプテンらしいのかしら?)」

※貴重な決勝ゴールを挙げた事で反町の支持率が上がりました。 反町支持率:51→52
※静葉の評価値が+1されました。

920 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/23(月) 00:23:02 ID:???
こうして幻想郷陣が、最後の配置につこうとしていたころ……。
一方でウルグアイJrユースの面々はといえば……当然ながら悲痛な表情を浮かべていた。
同点――引き分けで終われると思っていた所で、突如再び突き放されてしまったのだからそれも無理はない話である。
リーグを戦っていくうえで、引き分けと敗北は大きな違いがあるのだから……。
ここで敗北をしてしまうというのは、ウルグアイにとって大きな痛手であるのは違いない。
キャプテンであるビクトリーノも懸命に一同を鼓舞しようとするが……。
しかし、残り時間が少ないという現状、有効に一同を元気づける言葉が出てこず、だんまりを決め込み……。

萃香「わははは。 いや〜、やられたやられた!! うん、やっぱ反町は強いね!!」
ビクトリーノ「……!!」

そんなさなか、突如上がったのは甲高い、どこか満足げな笑い声。
自然と視線をそちらに向ければ……そこにいるのは、相変わらず酒を飲みながら陽気に笑っている、小さな鬼の姿である。

勇儀「あの坊主もやっぱり大したもんだね。 ただ、惜しいのはシュートが直線的じゃないって事だ。
   男なら小細工せんと真っ向勝負だろうに」
萃香「仕方ないさ、人間なんだから小細工くらいはしないと。
   その小細工をしてでも、私たちをこんだけ楽しませてくれるだけ上等じゃない?」
勇儀「ま、そりゃそうか」
ビクトリーノ「(愉しませる……だと?)」

一体何を言い出すのかと、ウルグアイメンバーが茫然とする中、そんな萃香に同調をするのは同じく鬼である勇儀。
……そう、彼女たちは、あくまでも、自分たちが"愉しむ"為にサッカーをしている。
強者と戦い、満足のいく勝負が出来れば……ただそれだけでいいという、快楽主義者と言える存在であったのだ。
それはよく言えば、勝ち負けに拘らないスポーツマンシップ溢れる選手とも言えるのかもしれない。
だが、この状況では――「失点をしても敗北しそうになってもそれを気にしない、あまりにも自分勝手な選手」としか周囲には映らない。

ビクトリーノ「……ふざけるなよ、お前ら」
萃香「うん?」

そして、その言葉を聞いて……ここまで鬱憤を募らせていたウルグアイキャプテン。
ラモン=ビクトリーノの堪忍袋の緒は、ぶちぶちと音を立てて千切れとんだのだった。

921 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/23(月) 00:24:29 ID:???
ビクトリーノ「ふッッッざけんじゃねェッ!! 何が楽しいだ! お前ら、この試合をなんだと思ってやがる!?」
文「あ、あやー……(しーらない、私、しーらないっ……と)」
ビクトリーノ「そりゃ派遣選手なんてふざけた役職持った奴にはわからねぇだろうがな、こっちは楽しむなんて言ってる暇はないんだよ!
       この大会の活躍次第では、俺たちの将来が大きく決まったりするんだ!
       無様に敗退すりゃ国に帰って叩かれるし、ウルグアイという国に泥を塗る事になる!
       ママゴトみたいな遊びのサッカーがしたいなら……とっとと荷物纏めて幻想郷に帰りやがれ!!」

負けそうになっても、へらへらと笑っている2人に対し……激昂をするビクトリーノ。
それは生え抜きのウルグアイJrユースメンバーの総意でもあり……周囲の者たちは同意を示すように頷きながら勇儀たちに視線を向け。
一方で、文はといえばよくもまあそんな事を鬼に言えるものだと内心ハラハラしながら様子を見守る。
そして、ビクトリーノの言葉を聞いて先ほどの笑い顔から一転、無表情になりながら見返していた鬼2人はというと……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★ブラックファルコンマジギレ→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→萃香「じゃあ帰るか、勇儀」 勇儀「そうだね」 文「あ、私も帰ります」 こうしてウルグアイのリーグ敗退は決まった
ダイヤ→勇儀「……すまんかった」 ビクトリーノたちに謝ったぞ!?
ハート・スペード→勇儀「何を怒ってるのかは知らんが……まあ、負ける気はないよ」 ビクトリーノの真意はあんまり伝わらなかった
クラブ→勇儀「やかましいねぇ」 萃香「酒が不味くなる、黙ってな」 ビクトリーノの言葉はまるで届かなかった
クラブA→勇儀「萃香、今日は黒隼の焼き鳥で呑もう」 萃香「いいねぇ〜」 ビクトリーノは肴になったのだ……

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0ch BBS 2007-01-24