キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【パーフェクト】キャプテン霊夢14【覚醒教室】

1000 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/11/12(土) 00:17:53 ID:???
早苗「霊夢さん……ちょっとだけ、目を瞑って頂けますか?」
霊夢「え?わ、分かったわ。……これで良い?でも、何を……」

ふわっ

そう言いかけた所で、額に柔らかな感触を感じた。暖かくて、少しだけ湿っているもの。
それが何か、なんて考えるまでもない。

霊夢「……え……?」
早苗「ひ……額の上のキスは、友情の証なんだそうです!」

早苗が何かを言っているが、霊夢の耳にはそれが意味のある言葉として入ってこない。
混乱して、頭の中がごちゃごちゃになって、頬が異常に熱を持つのを感じる。

早苗「で、ですから、その、今はまだそういうことで……」
霊夢「……」
早苗「し、失礼しましたー!!!」

ビュウウウウウウウン!!!

早苗は恥ずかしさに耐えられない、と言った感じで猛ダッシュでその場を去っていった。

ペタン

それを見届けた霊夢は、その場にヘナヘナと膝から崩れ落ちてしまう。
そっと額に手をやると、そこはまるで火傷したかのように熱く感じた。

霊夢「……早苗……」

口に出すその名前の響きに、いつもよりも甘い物が込められていることに、霊夢は気付かない。
手に持ったその包みの感触だけが、これが現実であることを霊夢に知らせるのだった。

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0ch BBS 2007-01-24